JPH10132135A - 油圧弁装置 - Google Patents

油圧弁装置

Info

Publication number
JPH10132135A
JPH10132135A JP28539296A JP28539296A JPH10132135A JP H10132135 A JPH10132135 A JP H10132135A JP 28539296 A JP28539296 A JP 28539296A JP 28539296 A JP28539296 A JP 28539296A JP H10132135 A JPH10132135 A JP H10132135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
valve
flow path
inflow port
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28539296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyo Kato
英世 加藤
Masami Ochiai
正巳 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP28539296A priority Critical patent/JPH10132135A/ja
Publication of JPH10132135A publication Critical patent/JPH10132135A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧弁装置において、起動時や外力の作用時に
アクチュエータからの圧油の逆流を阻止でき、しかも小
型化が図れるようにする。 【解決手段】圧力補償弁30の主弁60内に、流入ポー
ト10と背圧室54とを絞り62を介して連通させる第
1流路61、貫通孔64、背圧室54と流出ポート11
とを孔64の一部を介して連通させる第2流路63、第
1流路61上の第1逆止弁65、背圧室54と流出ポー
ト11とを連通する第3流路67、第3流路67上の第
2逆止弁66が設け、流入ポート10と第2流路63と
の連通を制御するパイロット弁70内に、流入ポート1
0と受圧室56とを連通させる第4流路72、第4流路
72上の第3逆止弁73を設け、第3逆止弁73はバネ
73aで閉方向に予圧し、流入ポート10から受圧室5
6へと順方向に圧油が流れる場合の差圧発生手段として
機能させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルや油
圧クレーンなどの油圧機械に備えられるアクチュエータ
の駆動を制御する油圧弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のアクチュエータの負荷圧のうちの
最高負荷圧を検出して油圧ポンプの吐出容量を制御する
油圧回路において油圧ポンプから各アクチュエータに供
給される圧油の流量を制御し、アクチュエータの駆動を
制御する油圧弁装置であって、可変絞り部と、この可変
絞り部の下流に位置し、可変絞り部の下流圧を制御する
圧力補償弁とを備えるものが、例えば特開平8−135
604号公報に記載されている。この従来の油圧弁装置
を含み構成される油圧回路の一例を図5に示す。
【0003】図5において、可変容量型ポンプ1の吐出
管路3には、可変絞り部8とその下流側の圧力補償弁3
00とから成る油圧弁装置200が備えられ、この油圧
弁装置200にアクチュエータ5が負荷管路7を介して
接続され、アクチュエータ5がこの油圧弁装置200に
より駆動制御される。
【0004】なお、他のアクチュエータ群についても同
様に油圧ポンプ1の吐出管路3に並列接続されている。
【0005】この油圧回路に備えられたアクチュエータ
5の負荷圧は、負荷管路7に連絡する流出ポート11に
接続された負荷圧信号管路22に導かれ、チェック弁2
3を介して検出路20に接続され、当該油圧回路におけ
る最高負荷圧を検出路20で検出し、当該最高負荷圧と
ポンプ1の吐出圧とをポンプ1の傾転制御部2に導き、
その吐出圧が最高負荷圧よりも一定圧力高くなるように
ポンプ1の吐出容量を制御している。この制御は、一般
にロードセンシング制御と呼ばれる。
【0006】ここで、この種のロードセンシング制御の
ための油圧弁装置200には一般に圧力補償弁が備えら
れており、図5に示す従来技術では上記のような圧力補
償弁300が提案されている。
【0007】この圧力補償弁300は、可変絞り部8の
下流側に設けられた流入ポート10と流出ポート11と
を連通・遮断する主弁60と、この主弁60を作動せし
めるパイロット弁70とから構成されており、油圧ポン
プ1のロードセンシング制御に係わる最高負荷圧が検出
路20に接続された信号流路57を介しパイロット弁7
0の絞り部70aを閉弁するように第2受圧部70cに
導かれ、バネ71とともに閉方向の制御力が付与され、
可変絞り部8の下流圧すなわち流入ポート10圧力がパ
イロット弁70の絞り部70aを開弁するように第1受
圧部70bに導かれ開方向の制御力が付与されており、
したがって、パイロット弁70の作動に応じて背圧室5
4の圧力が制御されることで主弁60が追従動作し、よ
って圧力補償弁300は可変絞り部8の下流圧を概ねそ
の最高負荷圧と等しくなるように制御している。このよ
うな圧力補償弁300を含む油圧弁装置200の構成で
あれば、複数の可変絞り部8を同時に操作したときに、
この油圧回路の複数のアクチュエータの負荷圧のうちの
最高負荷圧によって油圧ポンプ1がロードセンシング制
御されるとともに、この最高負荷圧によって圧力補償弁
300が複数の可変絞り部8の下流圧が最高負荷圧とほ
ぼ同じになるように圧力補償制御するので、例えば油圧
ポンプ1がサチュレーション状態となっても、アクチュ
エータの負荷圧に関わりなく複数の可変絞り部8それぞ
れの絞り開口面積比に応じた流量分配ができ、複数のア
クチュエータ駆動が可能となる。
【0008】なお、図5においては、アクチュエータ5
の一方向のみの作動を制御する油圧弁装置の一構成例を
示しているが、実際には、アクチュエータ5の伸長及び
収縮の2方向作動に対応して方向制御部を備え、実用的
な油圧弁装置が構成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな圧力補償弁300を備えた従来の油圧弁装置200
の構成では、可変絞り部8が操作され始めた起動時や、
アクチュエータに外力が作用するような時など、油圧ポ
ンプ1の吐出圧がアクチュエータ駆動に必要な圧力に達
していない場合、圧力補償弁300の背圧室54の圧力
もアクチュエータ5の負荷圧よりも低くなっており、出
口ポート11にて負荷圧が主弁60作用することにより
主弁60が図示上方へ押圧され、アクチュエータ5側か
らの逆流を阻止することができない。このため、アクチ
ュエータが負荷を保持できず、負荷が一瞬下がったり、
上がらなかったりするアクチュエータの作動劣化が生
じ、作業性が低下する。
【0010】また、上記起動時や外力の作用時に、ロー
ドセンシング制御に係わる最高負荷圧の検出路20から
の絞り21を介した排出を伴い、これによっても同様の
アクチュエータの作動劣化が生じ、作業性が低下する。
【0011】したがって、このような問題を生じないよ
うにするためには、例えば、圧力補償弁300の下流側
に、更に別個のロードチェック弁を設置するとともに、
圧力補償弁とロードチェック弁との間から負荷圧検出管
路を分岐させ、最高負荷圧検出路に接続する手段を講じ
る必要がある。
【0012】しかし、このような手段を講じると油圧弁
装置の構造が大型化し、また複数個の弁体の製作などで
新たな製造・製作費の増加を招く欠点を生じることにな
る。
【0013】本発明の目的は、起動時や外力の作用時に
アクチュエータからの圧油の逆流を阻止でき、しかも小
型化が図れる油圧弁装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、複数のア
クチュエータの負荷圧のうちの最高負荷圧を検出して油
圧ポンプの吐出容量を制御する油圧回路において油圧ポ
ンプから各アクチュエータに供給される圧油の流量を制
御し、アクチュエータの駆動を制御する油圧弁装置であ
って、可変絞り部と、この可変絞り部の下流に位置し、
可変絞り部の下流圧を制御する圧力補償弁とを備え、こ
の圧力補償弁が、流入ポート及び流出ポートを有するケ
ーシング本体と、この流入ポートと流出ポートとを連
通、遮断する主弁と、 ケーシング本体の内壁と主弁の
背部により形成される背圧室と、この背圧室と流入ポー
トを絞りを介して連通するよう主弁内部に形成された第
1流路と、背圧室と流出ポートとを連通するよう主弁内
部に形成された第2流路と、一端が流入ポートに連通し
他端が背圧室に開口するよう主弁内部に形成された孔
と、背圧室と第2流路との連通、遮断を制御し、背圧室
の流体圧力を変化させることで主弁を作動させるパイロ
ット弁と、上記最高負荷圧が導かれる受圧室とを有し、
上記パイロット弁が、上記孔の中に部分的に挿入され、
主弁の背圧室から第2流路への流れを制御する絞り部
と、流入ポートの圧力がこの絞り部の開方向に受圧作用
する第1受圧部と、上記受圧室内に設けられ、最高負荷
圧が絞り部の閉方向に受圧作用する第2受圧部とを備え
た油圧弁装置において、上記圧力補償弁が、上記主弁内
部の第1流路上に設けられ、上記背圧室から上記流入ポ
ートへの流体の流れを阻止する第1逆止弁と、上記背圧
室と上記流出ポートとを連通する第3流路と、この第3
流路上に設けられ、上記背圧室から上記流出ポートへの
流体の流れを阻止する第2逆止弁とを備える構成とする
ものである。
【0015】以上のように構成した本発明の油圧弁装置
においては、起動時に、流入ポートの圧力が流出ポート
の圧力より高くなると、流入ポートの圧油は第1流路と
第1流路上の第1逆止弁及び絞りを介して背圧室に流入
するが、第3流路には第2逆止弁があるため、背圧室に
流入した圧油はパイロット弁の絞り部、第2流路を経て
流出ポート内に流出し、従来と同様の圧油の流れが形成
される。よって、第1流路上の絞りによる圧力降下で背
圧室内の圧力は低下し、主弁は開方向に動かされ、流入
ポートの圧油は流出ポートに流出し、アクチュエータは
駆動される。
【0016】また、他のアクチュエータの負荷変動によ
り流入ポートの圧力が変動したり、受圧室内の最高負荷
圧が変動した時には、従来と同様、パイロット弁の絞り
部が移動し、これに追従するように主弁も移動し、流入
ポートの圧力を概ね最高負荷圧と等しくする圧力補償制
御ができる。
【0017】そして、可変絞り部が開き始めた起動時
や、アクチュエータに外力が作用するような時など、流
入ポートの圧力が流出ポートの圧力より低いときは、主
弁内の第3流路上の第2逆止弁を介し背圧室へ流出ポー
トの圧力(負荷圧)が導かれるとともに、背圧室から流
入ポートへの逆流は第1流路上の第1逆止弁により阻止
されており、このため主弁は押圧されて流入ポートと流
出ポートとは遮断され、流出ポートからの逆流が防止で
きる。
【0018】また、圧力補償機能とロードチェック機能
(逆流防止機能)とを主弁に流路や逆止弁を追加するだ
けの構成で実現しているので、油圧弁装置の小型化や低
コスト化を図ることができる。
【0019】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記圧力補償弁が、上記流入ポートと上記受圧室とを連
通する第4流路と、この第4流路に設けられ、上記受圧
室から上記流入ポートへの流体の流れを阻止する第3逆
止弁と、第4流路に設けられた差圧発生手段と、上記パ
イロット弁にその絞り部の閉方向に力を付与する付勢手
段とを更に備え、上記流入ポート側から第4流路により
差圧発生手段を介して上記受圧室に導かれる圧力が上記
最高負荷圧として検出されるものとする。
【0020】以上のように構成した本発明の油圧弁装置
においては、流入ポートの圧力が受圧室の圧力よりも高
くなると、第4流路上の第3逆止弁が開き、流入ポート
から第4流路、受圧室への圧油の流れが生じ、この流れ
にともない第4流路上の差圧発生手段により圧力差が生
じ、流入ポートの圧力に対しその圧力差の分だけ減圧さ
れた中間圧が受圧室に生じる。この中間圧は最高負荷圧
として検出され、これによって最高負荷圧が上昇し、油
圧ポンプの吐出容量が増大するよう制御される。 ま
た、可変絞り部が開き始めた起動時や、アクチュエータ
に外力が作用するような時など、流入ポートの圧力が流
出ポートの圧力より低いときは、上記(1)のように流
入ポートと流出ポートとは遮断される結果、流出ポート
と最高負荷圧検出回路の一部である受圧室とも遮断さ
れ、最高負荷圧検出回路を介して流出ポートの圧油が排
出されることも防止できる。
【0021】(3)また、上記(1)又は(2)におい
て、好ましくは、上記圧力補償弁の第4流路は、一端が
上記パイロット弁の第1受圧部で開口し他端が第2受圧
部で開口するようパイロット弁内部に貫通形成されてい
る。
【0022】これによりパイロット弁に部品を追加する
だけの簡単な構成で上記(2)の第4流路、第3逆止弁
と、差圧発生手段を構成できる。
【0023】(4)更に、上記(1)〜(3)におい
て、好ましくは、上記可変絞り部の操作中立時に、上記
圧力補償弁の流入ポートをタンクへ連通するドレン手段
を設けるものとする。
【0024】これにより、可変絞り部が閉じられている
操作中立時には、圧力補償弁の流入ポートはドレン手段
を介してタンクに連通されるので、流入ポートの圧力が
油圧ポンプの吐出容量の制御に関わることはない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0026】まず、本発明の第1の実施形態を図1によ
り説明する。図1は、本実施形態の油圧弁装置の圧力補
償弁部分を詳細に示すものである。
【0027】図1において、100は本実施形態の油圧
弁装置であり、この油圧弁装置100はケーシング本体
50を有し、このケーシング本体50内には、圧力補償
弁30の主弁60が嵌合わされるシリンダ室53と、可
変絞り部80に連絡した流入ポート10及び流出ポート
11とが設けられるとともに、流出ポート11に接続す
る分岐流路11a,11bが設けられており、流入ポー
ト10と流出ポート11とは主弁60の端部であるシー
ト部55により遮断されたり連通されたりするようにな
っている。可変絞り部80は可変容量型の油圧ポンプ1
の吐出管路3に接続されており、分岐流路11a,11
bはアクチュエータ5に接続されている。なお、分岐流
路11a,11bとアクチュエータ5の接続は詳細を後
述する。他のアクチュエータ群についても同様に油圧ポ
ンプ1の吐出管路3にそれぞれの油圧弁装置が並列接続
されている。
【0028】ケーシング本体50にはプレート52、カ
バー51が固定され、主弁60の上部面とプレート52
との間には背圧室54が、プレート52とカバー51と
の間には詳細を後述する最高負荷圧の受圧室56がそれ
ぞれ形成されている。また、受圧室56は流路57を介
して検出路20に接続されるとともに、この検出路20
はケーシング本体50内を貫通し、図示しない他の油圧
弁装置の検出路20とケーシング本体50内で連通接続
されている。なお、検出路20は絞り21を介してタン
クへ連絡されている。
【0029】主弁60の弁体内には、流入ポート10と
背圧室54とを絞り62を介して連通させる第1流路6
1と、一端が流入ポート10に開口し他端が背圧室54
に開口する貫通孔64と、背圧室54と流出ポート11
とを孔64の一部を介して連通させる第2流路63とが
形成されている。
【0030】更に、この第1流路61上に背圧室54か
ら流入ポート10への圧油の流れを阻止する第1逆止弁
65が備えられるとともに、主弁60の弁体内に背圧室
54と流出ポート11とを連通する第3流路67が形成
され、この第3流路67上に、背圧室54から流出ポー
ト11への圧油の流れを阻止する第2逆止弁66が備え
られている。
【0031】また、背圧室54側にパイロット弁70を
配置し、このパイロット弁70の弁体は、主弁60の孔
64の背圧室54側の開口部とシート可能な絞り部70
aと、主弁60の孔64内で流入ポート10と第2流路
63とを遮断しかつ絞り部70aの開方向に流入ポート
10の圧力が受圧作用する第1受圧部70bと、この第
1受圧部70bの反対側で受圧室56に突出し、絞り部
70aの閉方向に受圧室56の最高負荷圧が受圧作用す
る第2受圧部70cとを有しており、更に受圧室54内
にはパイロット弁70の弁体を絞り部70aの閉方向に
付勢するバネ71が配置されている。
【0032】また、パイロット弁70には最高負荷圧の
検出のために次のような構造が設けられている。
【0033】パイロット弁70の弁体内には、第1受圧
部70bと第2受圧部70cとに両端がそれぞれ開口
し、流入ポート10と受圧室56とを連通させる第4流
路72が形成されるとともに、この第4流路72上に、
受圧室56から流入ポート10への圧油の流れを阻止す
る第3逆止弁73が設けられている。受圧室56は、上
述の通り、流路57を介して検出路20に接続されてお
り、第4流路72も、受圧室56、流路57を介して検
出路20に接続されることになる。
【0034】また、第3逆止弁73は例えば図示するよ
うなバネ73aで閉方向に予圧された形式の逆止弁であ
り、流入ポート10から受圧室56へと順方向に圧油が
流れる場合の差圧発生手段としても機能する。すなわ
ち、流入ポート10から受圧室56、検出路20、絞り
21、タンクへの圧油の流れにともない第3逆止弁73
のバネ73aにより圧力差が生じ、流入ポート10の圧
力に対しその圧力差の分だけ減圧された中間圧を受圧室
56に生じる。この中間圧は、第3逆止弁73の差圧発
生手段としての機能と絞り21との設定関係で決まり、
一例として、流入ポート10の圧力より3Kg程度低い
中間圧が発生するように第3逆止弁73のバネ73aの
予圧力を設定する。
【0035】同様に、図示しない他の油圧弁装置のパイ
ロット弁弁体内の第3逆止弁を有する第4流路が受圧室
56、流路57を介して検出路20に接続されている。
【0036】そして、第3逆止弁72の差圧発生手段と
しての機能により受圧室56に生じた上記の中間圧が検
出路20で最高負荷圧として検出され、受圧室56内の
パイロット弁70の第2受圧部70Cに作用するととも
に、油圧ポンプ1のロードセンシング制御に係わる最高
負荷圧として傾転制御装置2に導かれる。すなわち、傾
転制御装置2は油圧ポンプ1の吐出圧が最高負荷圧より
も一定圧力高くなるように油圧ポンプ1の吐出容量を制
御する。
【0037】ここで、主弁60の移動ストロークをS
1、パイロット弁70の移動ストロークをS2とする
と、S2>S1であり、かつΔS=S2−S1とする
と、ΔSは主弁60の全開時(主弁60の上端がプレー
ト52に当たるまで開いたとき)にもパイロット弁70
の絞り部70aが絞りとして機能できる距離あるいは、
それ以上に設定されている。
【0038】また、受圧室56内のバネ71の油圧換算
の予圧力をF1、第3逆止弁73のバネ73aの油圧換
算の予圧力をF2とすると、起動時にパイロット弁70
の絞り部70aが開くようにするため、F2>F1に設
定されている。一例として、F1=1Kg,F2=2K
gである。
【0039】このように構成した本実施形態の油圧弁装
置100の動作を圧力補償弁30の動作を中心に説明す
る。
【0040】全アクチュエータの被駆動時 いずれのアクチュエータも駆動されていないときは、検
出路20及び受圧室56の圧力はタンク圧となってお
り、ロードセンシング制御の傾転制御部2により油圧ポ
ンプ1の吐出流量は最小に保たれ、油圧ポンプ1の吐出
圧は図示しないアンロード弁により所定の圧力、例えば
15Kg程度に保たれている。
【0041】また、油圧弁装置100において、流入ポ
ート10の圧力は、可変絞り部80が閉じられているた
めタンク圧となっている。流出ポート11にはアクチュ
エータ5の負荷圧が導かれており、この負荷圧が主弁6
0の第3流路67上の第2逆止弁66を介して背圧室5
4に導かれており、また第1流路61上には第1逆止弁
65があり、背圧室54から流入ポート10への逆流は
阻止されている。したがって、主弁60は図示下方へ押
圧されてシート部55でシートされ、流入ポート10と
流出ポート11とは遮断されている。このとき、パイロ
ット弁70はバネ71により図示下方に押圧され、これ
により絞り部70aは主弁60の孔64の開口部にシー
トし、背圧室54と第2流路63は遮断されている。
【0042】単独駆動時 この状態でアクチュエータ5を単独で駆動すべく可変絞
り部80を開けると、流入ポート10に圧油が供給さ
れ、流入ポート10の圧力が上昇する。このとき、上述
したバネ71の予圧力F1と第3逆止弁73のバネ73
aの予圧力F2との関係(F2>F1)から、まず、パ
イロット弁70の第1受圧部70bでの流入ポート10
圧による開方向の制御力が、第2受圧部70cでの最高
負荷圧(タンク圧)による受圧力とバネ71のバネ力と
による閉方向の制御力より大きくなると、パイロット弁
70は図示上方に移動し、パイロット弁70の絞り部7
0aと主弁60の孔64の開口部とのシートは開放さ
れ、背圧室54と第2流路63は絞り部70aを介し連
通する。このとき、流入ポート10の圧力が流出ポート
11の圧力より低い間は、流入ポート10から第1流路
61、第1逆止弁65、絞り62、背圧室54、第2流
路63を経て流出ポート11に至る流れは発生せず、流
入ポート10と流出ポート11とは遮断されている。流
入ポート10の圧力が流出ポート11の圧力より高くな
ると、流入ポート10の圧油は第1流路61、第1逆止
弁65、絞り62、背圧室54、第2流路63を経て流
出ポート11内に流出し、絞り62による圧力降下で背
圧室54内圧力は低下し、その結果主弁60は図示上方
へ動かされ、シート部55も開放されて流入ポート10
の圧油は流出ポート11に流出する。
【0043】一方、流入ポート10の圧力が、第3逆止
弁73のバネ73aの予圧力F2より高くなると、第3
逆止弁73が開き、流入ポート10から第4流路72、
受圧室56、流路57、検出路20、絞り21、タンク
への圧油の流れが生じ、この流れにともない第3逆止弁
72のバネ73aにより圧力差が生じ、流入ポート10
の圧力に対しその圧力差の分だけ減圧された中間圧が受
圧室56に生じる。この中間圧は最高負荷圧として検出
路20に検出され、これによって最高負荷圧が上昇し、
傾転制御装置2のロードセンシング制御により油圧ポン
プ1の吐出容量は増大し、油圧ポンプ1の吐出圧が最高
負荷圧より所定値、例えば15Kg程度高い圧力に上昇
調圧される。この結果、ポンプ吐出圧が最初の15Kg
以上に上昇し、流入ポート10及び出口ポート11の圧
力も同様に上昇する。
【0044】このようにロードセンシング制御により油
圧ポンプ1の吐出圧が上昇し、流入ポート10及び出口
ポート11の圧力がアクチュエータ5の負荷圧よりも高
くなると、油圧ポンプ1からの圧油がアクチュエータ5
に供給され、アクチュエータ5が駆動される。
【0045】また、可変絞り部80が操作され始めた起
動時、流入ポート10の圧力が流出ポート11の圧力よ
り低い間は、流入ポート10と流出ポート11とは遮断
状態が維持され、流出ポート11から流入ポート10へ
の逆流やが防止できる。また、流出ポート11は受圧室
56とは遮断されているので、検出路20からの絞り2
1を介して排出も防止できる。
【0046】複合駆動時(アクチュエータ5が最高負
荷圧とならない場合) 他の少なくとも1つのアクチュエータが駆動され、アク
チュエータ5が駆動されていないときは、他のアクチュ
エータのうち最も負荷圧の高いものの油圧弁装置の受圧
室56に上記の中間圧が生成され、これが最高負荷圧と
して検出路20に検出され、アクチュエータ5の油圧弁
装置100の受圧室56にも同じ最高負荷圧が導かれて
いる。また、油圧ポンプ1は傾転制御装置2のロードセ
ンシング制御によりその最高負荷圧より所定値だけ高い
圧力に上昇調圧されている。このとき、アクチュエータ
5が駆動されるときの負荷圧が他のアクチュエータの最
も高い負荷圧よりも低い場合は、油圧ポンプ1の吐出圧
はアクチュエータ5の負荷圧よりも高く調圧されてい
る。
【0047】また、アクチュエータ5の油圧弁装置10
0においては、パイロット弁70はバネ71と受圧室5
6に導かれた最高負荷圧により図示下方に押圧され、こ
れにより絞り部70aは主弁60の孔64の開口部にシ
ートし、背圧室54と第2流路63は遮断されている。
また、このとき、上記「全アクチュエータの被駆動時」
で説明したのと同様に、背圧室54に導かれた流入ポー
ト11の圧力(アクチュエータ5の負荷圧)により主弁
60は図示下方へ押圧されてシート部55でシートさ
れ、流入ポート10と流出ポート11とは遮断されてい
る。
【0048】この状態でアクチュエータ5を駆動すべく
可変絞り部80を開けると、流入ポート10の圧力が上
昇し、パイロット弁70の第1受圧部70bでの開方向
の制御力が、第2受圧部70cでの最高負荷圧による受
圧力とバネ71のバネ力とによるパイロット弁70の閉
方向の制御力より大きくなると、パイロット弁70は図
示上方へ移動し、絞り部70aと主弁60の孔64の開
口部とのシートは開放され、背圧室54と第2流路63
は絞り部70aを介し連通する。この場合も、流入ポー
ト10の圧力が流出ポート11の圧力より低い間は、流
入ポート10から第1流路61、第1逆止弁65、絞り
62、背圧室54、第2流路63を経て流出ポート11
に至る流れは発生せず、流入ポート10と流出ポート1
1とは遮断されている。流入ポート10の圧力が流出ポ
ート11の圧力より高くなると、流入ポート10の圧油
は第1流路61、第1逆止弁65、絞り62、背圧室5
4、第2流路63を経て流出ポート11内に流出し、絞
り62による圧力降下で背圧室54内圧力は低下し、そ
の結果主弁60は図示上方へ動かされ、シート部55も
開放されて流入ポート10の圧油は流出ポート11に流
出する。これによりアクチュエータ5には油圧ポンプ1
からの圧油が供給され、アクチュエータ5は駆動され
る。
【0049】そして、他のアクチュエータの負荷変動に
より油圧ポンプ1の吐出圧が上昇し流入ポート10の圧
力が上昇したり、受圧室56の最高負荷圧が低下した時
には、パイロット弁70の絞り部70aが開方向へ移動
し、これに追従するように主弁60も開方向へ移動し、
よって流入ポート10の圧力の上昇を防ぎ、逆に他のア
クチュエータの負荷変動により流入ポート10の圧力が
低下したり、受圧室56の最高負荷圧が上昇した時に
は、パイロット弁70の絞り部70aが閉方向へ移動
し、これに追従するように主弁60も閉方向へ移動し、
よって流入ポート10の圧力の低下を防ぐように動作す
る。
【0050】このように、パイロット弁70の第2受圧
部70cの最高負荷圧に基づく受圧力とバネ71のバネ
力との閉方向の制御力と、パイロット弁70の第1受圧
部70bの流入ポート10の圧力による開方向の制御力
とが平衡するようパイロット弁70及び主弁60が調整
動作し、可変絞り部80の下流側と連絡した流入ポート
10の流体圧力を概ね最高負荷圧と等しくする圧力補償
制御ができる。
【0051】また、上記と同様に、可変絞り部80が
操作され始めた起動時、流入ポート10の圧力が流出ポ
ート11の圧力より低い間は、流入ポート10と流出ポ
ート11とは遮断状態が維持され、流出ポート11から
流入ポート10への逆流やが防止でき、更に検出路20
からの絞り21を介しての排出も防止できる。
【0052】複合駆動(アクチュエータ5が最高負荷
圧となる場合) 同様に他の少なくとも1つのアクチュエータが駆動され
ているときで、アクチュエータ5の負荷圧が他のアクチ
ュエータの最も高い負荷圧よりも高い場合は、他のアク
チュエータの最も高い圧力に応じた上記の中間圧が最高
負荷圧として検出路20に検出され、この最高負荷圧が
油圧弁装置100の受圧室56に導かれている。また、
このとき、油圧ポンプ1の吐出圧はアクチュエータ5の
負荷圧よりも低く調圧されている。
【0053】また、パイロット弁70はバネ71と受圧
室56に導かれた最高負荷圧により図示下方に押圧さ
れ、これにより絞り部70aは主弁60の孔64の開口
部にシートし、背圧室54と第2流路63は遮断されて
いる。また、このとき、背圧室54に導かれた流入ポー
ト11の圧力(アクチュエータ5の負荷圧)により主弁
60は図示下方へ押圧されてシート部55でシートさ
れ、流入ポート10と流出ポート11とは遮断されてい
る。
【0054】この状態でアクチュエータ5を駆動すべく
可変絞り部80を開けると、流入ポート10の圧力が上
昇し、単独駆動の場合と同様、上述したバネ71の予圧
力F1と第3逆止弁73のバネ73aの予圧力F2との
関係(F2>F1)から、まず、パイロット弁70の第
1受圧部70bでの流入ポート10圧による開方向の制
御力が、第2受圧部70cでの最高負荷圧(タンク圧)
による受圧力とバネ71のバネ力とによる閉方向の制御
力より大きくなると、パイロット弁70は図示上方に移
動し、パイロット弁70の絞り部70aと主弁60の孔
64の開口部とのシートは開放され、背圧室54と第2
流路63は絞り部70aを介し連通する。このとき、最
初は流入ポート10の圧力(ポンプ吐出圧)が流出ポー
ト11の圧力(負荷圧)より低いので、流入ポート10
から第1流路61、第1逆止弁65、絞り62、背圧室
54、第2流路63を経て流出ポート11に至る流れは
発生せず、流入ポート10と流出ポート11とは遮断さ
れている。
【0055】次いで、流入ポート10の圧力が、受圧室
56の圧力と第3逆止弁73のバネ73aの予圧力F2
の和より高くなると、第3逆止弁73が開き、流入ポー
ト10から第4流路72、受圧室56、流路57、検出
路20、絞り21、タンクへの圧油の流れが生じ、この
流れにともない第3逆止弁72のバネ73aにより圧力
差が生じ、流入ポート10の圧力に対しその圧力差の分
だけ減圧された中間圧が受圧室56に生じる。この中間
圧は最高負荷圧として検出路20に検出され、これによ
って最高負荷圧が上昇し、傾転制御装置2のロードセン
シング制御により油圧ポンプ1の吐出容量は増大し、油
圧ポンプ1の吐出圧が最高負荷圧より所定値、例えば1
5Kg程度高い圧力に上昇調圧される。この結果、ポン
プ吐出圧が流出ポート11の圧力(負荷圧)以上に上昇
し、流入ポート10の圧油は第1流路61、第1逆止弁
65、絞り62、背圧室54、第2流路63を経て流出
ポート11内に流出する。このとき、絞り62による圧
力降下で背圧室54内圧力は低下し、その結果主弁60
は図示上方へ動かされ、シート部55も開放されて流入
ポート10の圧油は流出ポート11に流出する。
【0056】このようにロードセンシング制御により油
圧ポンプ1の吐出圧が上昇し、流入ポート10及び出口
ポート11の圧力がアクチュエータ5の負荷圧よりも高
くなると、油圧ポンプ1からの圧油がアクチュエータ5
に供給され、アクチュエータ5が駆動される。
【0057】また、上記と同様に、可変絞り部80が
操作され始めた起動時、流入ポート10の圧力が流出ポ
ート11の圧力より低い間は、流入ポート10と流出ポ
ート11とは遮断状態が維持され、流出ポート11から
流入ポート10への逆流やが防止でき、更に検出路20
からの絞り21を介しての排出も防止できる。
【0058】外力作用時 上記の〜のアクチュエータ5の単独又は複合駆動
中、アクチュエータ5に外力が作用し、流出ポート11
の圧力が流入ポート10の圧力より大きくなった場合、
主弁60内の第3流路67上の第2逆止弁66を介し背
圧室54へ流出ポート11の圧力(負荷圧)が導かれ
る。また、第1流路61上には第1逆止弁65があり、
背圧室54から流入ポート10への逆流は阻止されてい
る。したがって、主弁60は図示下方へ押圧されてシー
ト部55でシートされ、流入ポート10と流出ポート1
1とは瞬時に遮断され、流出ポート11からの逆流が防
止できる。
【0059】また、このとき、流入ポート10に導かれ
た圧油はパイロット弁70内の第4流路72、第3逆止
弁73を介し受圧室56、流路57を経て検出路20へ
導かれ、これによって、最高負荷圧が上昇し、油圧ポン
プ1の傾転制御装置2のロードセンシング制御により、
再びポンプ吐出圧が上昇調圧される。よって、流入ポー
ト10の圧力が上昇し始め、通常の状態へ推移させるこ
とができる。
【0060】以上のように、本実施形態によれば、従来
と同様に最高負荷圧検出機能と圧力補償機能を果たせる
とともに、可変絞り部8が操作され始めた起動時や、ア
クチュエータ5に外力が作用するような時など、油圧ポ
ンプ1の吐出圧又は流入ポート10の圧力がアクチュエ
ータ駆動に必要な圧力に達していない場合は、流入ポー
ト10と流出ポート11とは遮断状態が維持され、すな
わちロードチェック機能が果たせ、流出ポート11から
流入ポート10への逆流やが防止でき、更に検出路20
からの絞り21を介しての排出も防止できる。よって、
アクチュエータ5の駆動中に負荷が一瞬下がったり、上
がらなかったりするアクチュエータ5の作動劣化が生じ
ることはなく、作業性の低下が防止できる。
【0061】また、最高負荷圧検出機能と圧力補償機能
とロードチェック機能(逆流防止機能)とを必要最小限
の部品で構成したので、油圧弁装置の小型化や低コスト
化を図ることができる。
【0062】次に、図1に示した圧力補償弁30の構成
を基に、アクチュエータ5の2方向作動の油圧弁装置に
本発明を適用した実施形態を図2により説明する。図
中、図1に示した部材と同等のものには同じ符号を付
し、説明は省略する。
【0063】図2において、油圧弁装置100はスプー
ル79を有するスプールタイプの弁装置であり、ケーシ
ング本体50のスプール79が挿入されるボアにはそれ
ぞれ環状をしたポンプポート4、流入ポート6、流出ポ
ート9a,9b、アクチュエータポート13a,13
b、タンクポート12a,12bが形成され、ポンプポ
ート4はケーシング本体50のポンプポート14及び流
路15を介して油圧ポンプ1の吐出管路3に接続され、
流入ポート6は流路16を介して圧力補償弁30の流入
ポート10に接続され、流出ポート9a,9bは分岐流
路11a,11bを介して圧力補償弁30の流出ポート
11に接続され、アクチュエータポート13a,13b
はケーシング本体50の流路17a,17b及びアクチ
ュエータポート18a,18bを介してアクチュエータ
5に至る負荷管路7a,7bに接続され、タンクポート
12a,12bはタンクに接続されている。
【0064】また、スプール79には、アクチュエータ
5の伸長方向及び収縮方向のそれぞれの方向制御に対応
した流入用可変絞りノッチ80a,80b、方向制御部
81a,81b及び流出用可変絞りノッチ82a,82
bが設けられている。ここで、流入用可変絞りノッチ8
0a,80bは図1に示した可変絞り部80に対応し、
以下これらノッチ80a,80bを流入用可変絞り部と
称する。また、流出用可変絞りノッチ82a,82bを
流出部と称する。
【0065】スプール79には、更にその操作中立時の
流入用可変絞り部80a,80bが閉じられている時に
流入ポート6をタンクポート12bに連通し圧力補償弁
30の流入ポート10をタンクに連絡するドレン流路8
3が形成されている。
【0066】そして、ロードセンシング制御に係わる最
高負荷圧として、油圧アクチュエータ5の負荷圧が最も
高い場合は、流入ポート10の圧力を基に前述したパイ
ロット弁70内の第4流路72上の第3逆止弁73(差
圧発生手段)と絞り21の作用により受圧室56に生じ
る中間圧が検出路20で検出されるとともに、検出路2
0は他の油圧アクチュエータのそれぞれの油圧弁装置の
受圧室56に連絡しており、検出路20で検出された最
高負荷圧(中間圧)がそれぞれの圧力補償弁30のパイ
ロット弁70に係わる閉方向の制御圧としてそれぞれの
受圧室56に共通に導かれ、パイロット弁70の第2受
圧部70cに作用する。更に、当該最高負荷圧と油圧ポ
ンプ1の吐出圧とに基づき傾転制御装置2により油圧ポ
ンプ1はロードセンシング制御される。
【0067】以上のように構成した油圧弁装置100に
おいては、上記、、のアクチュエータ5の単独又
は複合で駆動すべくオペレータが油圧弁装置100のス
プール79を図示右方に切換操作すると、油圧ポンプ1
からの圧油はポンプポート14,4、流入用可変絞り部
80aから流入ポート6,10、圧力補償弁30、分岐
流路11a、流出ポート9aを介して方向制御部81
a、アクチュエータポート13a,18a、負荷管路7
aを経て油圧アクチュエータ5に流入し、油圧アクチュ
エータ5からの圧油が負荷管路7b、アクチュエータポ
ート18b,13b、流出部82aを経てタンクポート
12aからタンクに戻される。これにより油圧アクチュ
エータ5は伸長方向に駆動される。
【0068】これと同時に、ロードセンシングに係わる
最高負荷圧が検出路20で検出され、油圧ポンプ1はロ
ードセンシング制御された吐出容量となり、かつ圧力補
償弁30で圧力補償制御された油圧アクチュエータ5の
駆動が行われる。
【0069】また、スプール79が図示左方に切換操作
されれば、油圧ポンプ1の圧油はポンプポート14,
4、可変絞り部80bから流入ポート6,10、圧力補
償弁30、分岐流路11b、流出ポート9bを介し方向
制御部81b、アクチュエータポート13b,18b、
負荷管路7bを経て油圧アクチュエータ5に流入し、油
圧アクチュエータ5から負荷管路7a、アクチュエータ
ポート18a,13a、流出部82bを経てタンクポー
ト12bからタンクに戻される。これにより油圧アクチ
ュエータ5は収縮方向に駆動される。
【0070】これと同時に、ロードセンシングに係わる
最高負荷圧が検出路20で検出され、油圧ポンプ1はロ
ードセンシング制御された吐出容量となり、かつ圧力補
償弁30で圧力補償制御された油圧アクチュエータ5の
駆動が行われる。
【0071】また、スプール79が操作されない図示の
操作中立時には、圧力補償弁30の流入ポート10はド
レン流路83及びタンクポート12bを介してタンクに
連通されるので、流入ポート10の圧力がロードセンシ
ング制御に関わることはない。
【0072】更に、上記のように油圧アクチュエータ
5に外力がかかった場合、上述の通り圧力補償弁30の
主弁60が流入ポート10と流出ポート11(分岐ポー
ト11a或いは11b)とを遮断するので逆流が防止で
きるとともに、パイロット弁70内に設けた第4流路7
2及び第3逆止弁73からなる最高負荷圧の検出構成に
より、検出路20へは油圧アクチュエータ5からの直接
の圧油の流出はない。また、上記、の駆動では、主
弁60により流入ポート10と流出ポート11が遮断さ
れると、上記のようにパイロット弁70内の第4流路7
2、第3逆止弁73を介し受圧室56、流路57を経て
検出路20で検出される最高負荷圧が上昇し、油圧ポン
プ1の傾転制御装置2のロードセンシング制御により、
再びポンプ吐出圧が上昇調圧され、通常の状態へと推移
してゆく。よって、アクチュエータ5の駆動中に負荷が
一瞬下がったり、上がらなかったりするアクチュエータ
5の作動劣化が生じることはなく、作業性の低下が防止
できる。
【0073】このように本実施形態においては、油圧ア
クチュエータ5の伸長と収縮の両方向を切換制御できる
油圧弁装置において、起動時や外力の作用時に油圧アク
チュエータ5からの圧油の逆流を阻止でき、作業性の低
下を防止できるとともに、最高負荷圧検出機能と圧力補
償機能とロードチェック機能とを必要最小限の部品で構
成したので、油圧弁装置の小型化や低コスト化を図るこ
とができる。
【0074】また、ドレン流路83を設け、可変絞り部
80a,80bの操作中立時には、圧力補償弁30の流
入ポート10はタンクに連通されるようにしたので、流
入ポートの圧力がロードセンシング制御に関わることは
なく、必要以上のエネルギ損失を伴うこともない。
【0075】本発明の第3の実施形態を図3により説明
する。この図3も図1と同様、圧力補償弁部分の詳細を
示すものであり、図中、図1に示す部材と同等のものに
は同じ符号を付し、説明は省略する。
【0076】図3において、本実施形態の油圧弁装置1
00Aと図1に示す油圧弁装置100との相違は、後者
では、圧力補償弁30を構成するパイロット弁70内に
設けられる第4流路72上に備えられる第3逆止弁73
がバネ73aによるバネ力を付加することで差圧発生手
段を兼ねる構成であるのに対して、後者、すなわち本実
施形態では、第4流路72上に受圧室56から流入ポー
ト10への逆流を阻止する普通の第3逆止弁74を備え
るとともに、同流路72上に絞り75を備えさせること
により最高負荷圧検出のための流路を構成した点にあ
る。
【0077】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様の効果を奏する。
【0078】本発明の第4の実施形態を図4により説明
する。この図4も図1及び図3と同様、圧力補償弁部分
の詳細を示すものであり、図中、図1に示す部材と同等
のものには同じ符号を付し、説明は省略する。
【0079】図4において、本実施形態の油圧弁装置1
00Bと図1に示す油圧弁装置100との相違は、圧力
補償弁30を構成する主弁60の流入ポートと流出ポー
ト位置を逆転し、後者では流入ポート10から流出ポー
ト11への流れを「広がり流れ」としていたのに対し
て、前者では「狭まり流れ」とした点にある。すなわ
ち、図1では、主弁60の端部側を流入ポート10と
し、主弁60の外周側を流出ポート11とし、一端が背
圧室54に開口する主弁60に形成された孔64の他端
を流入ポート10に開口させるとともに、パイロット弁
70の第1受圧部70bを密着・摺動可能に挿入する構
成であるのに対して、本実施形態では、主弁60の外周
側を流入ポート10Bとし、主弁60の端部側を流出ポ
ート11Bとし、一端が背圧室54に開口する主弁60
に形成された孔64の他端を開口させず、信号路98を
介して流入ポート10Bに連絡させるとともに、パイロ
ット弁70の第1受圧部70bと主弁70とにより流入
ポート10Bの圧力の受圧室99が形成される。
【0080】また、ポート位置が逆転したことに伴っ
て、主弁60の第1流路91及び第1流路91上の絞り
92及び第1逆止弁95、第2流路93及び第3流路9
7と第3流路97上の第2逆止弁96が形成されてお
り、これらは第1の実施形態の第1流路61及び第1流
路61上の絞り62及び第1逆止弁65、第2流路63
及び第3流路67と第3流路67上の第2逆止弁66と
同等の構成である。
【0081】このように構成した本実施形態でも第1の
実施形態と同様の効果を奏する。また、本実施形態によ
れば、図2に示す油圧弁装置のスプール79に対して圧
力補償弁30Bを平行に配置できるので、油圧弁装置の
高さを低くできる。
【0082】なお、以上の実施形態では、アクチュエー
タの最高負荷圧を検出して油圧ポンプの吐出容量を制御
するものとしてロードセンシング制御について説明した
が、例えば特開平1−312201号公報や特願平7−
173708号(出願日:平成7年7月10日)の明細
書に記載のように、吐出管路にバイパス路を設け、この
バイパス路にブリード弁を設け、このブリード弁の下流
圧を最高負荷圧に応じて制御すると共に、当該下流圧を
制御圧力として油圧ポンプの吐出容量をネガティブ流量
制御するものであってもよく、本発明の油圧弁装置はこ
のような油圧回路に適用しても同様の効果が得られるも
のである。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、起動時や外力の作用時
にアクチュエータからの圧油の逆流を阻止でき、アクチ
ュエータの作動劣化を防止し、作業性を向上できるとと
もに、圧力補償機能とロードチェック機能(逆流防止機
能)を必要最小限の部品で構成できるので、油圧弁装置
の小型化や低コスト化を図ることができる。
【0084】また、本発明によれば、可変絞り部が開き
始めた起動時や、アクチュエータに外力が作用するよう
な時など、流入ポートの圧力が流出ポートの圧力より低
いときは、流出ポートと最高負荷圧検出回路の一部であ
る受圧室とも遮断され、最高負荷圧検出回路を介して流
出ポートの圧油が排出されることも防止できる。
【0085】更に、本発明によれば、可変絞り部の操作
中立時には、圧力補償弁の流入ポートはタンクに連通さ
れるので、流入ポートの圧力がロードセンシング制御に
関わることはなく、必要以上のエネルギ損失を伴うこと
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による油圧弁装置の圧
力補償弁部分の詳細を示す構造図である。
【図2】本発明の第2の実施形態による油圧弁装置の全
体構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による油圧弁装置の圧
力補償弁部分の詳細を示す構造図である。
【図4】本発明の第3の実施形態による油圧弁装置の圧
力補償弁部分の詳細を示す構造図である。
【図5】従来の油圧弁装置の圧力補償弁部分の詳細を示
す構造図である。
【符号の説明】
1 可変容量型の油圧ポンプ 2 傾転制御部 3 吐出管路 4 ポンプポート 5 アクチュエータ 6 流入ポート 7a,7b 負荷管路 10 圧力補償弁の流入ポート 11 圧力補償弁の流出ポート 11a,11b 分岐流路 12a,12b タンクポート 13a,13b アクチュエータポート 20 最高負荷圧検出路 21 絞り 30 圧力補償弁 50 ケーシング本体 51 カバー 52 プレート 53 シリンダ室 54 背圧室 55 シート部 56 受圧室 57 流路 60 主弁 61 第1流路 62 絞り 63 第2流路 64 貫通孔 65 第1逆止弁 66 第2逆止弁 67 第3流路 70 パイロット弁 70a 絞り部 70b 第1受圧部 70c 第2受圧部 71 バネ 72 第4流路 73 第3逆止弁(兼差圧発生手段) 74 第3逆止弁 75 絞り 79 スプール 80 可変絞り部 80a,80b 流入用可変絞りノッチ 81a,81b 方向制御部 82a,82b 流出用可変絞りノッチ 83 ドレン流路 91 第1流路 92 絞り 93 第2流路 94 連絡孔 95 第1逆止弁 96 第2逆止弁 97 第3流路 100 油圧弁装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアクチュエータの負荷圧のうちの最
    高負荷圧を検出して油圧ポンプの吐出容量を制御する油
    圧回路において油圧ポンプから各アクチュエータに供給
    される圧油の流量を制御し、アクチュエータの駆動を制
    御する油圧弁装置であって、可変絞り部と、この可変絞
    り部の下流に位置し、可変絞り部の下流圧を制御する圧
    力補償弁とを備え、この圧力補償弁が、流入ポート及び
    流出ポートを有するケーシング本体と、この流入ポート
    と流出ポートとを連通、遮断する主弁と、 ケーシング
    本体の内壁と主弁の背部により形成される背圧室と、こ
    の背圧室と流入ポートを絞りを介して連通するよう主弁
    内部に形成された第1流路と、背圧室と流出ポートとを
    連通するよう主弁内部に形成された第2流路と、一端が
    流入ポートに連通し他端が背圧室に開口するよう主弁内
    部に形成された孔と、背圧室と第2流路との連通、遮断
    を制御し、背圧室の流体圧力を変化させることで主弁を
    作動させるパイロット弁と、上記最高負荷圧が導かれる
    受圧室とを有し、上記パイロット弁が、上記孔の中に部
    分的に挿入され、主弁の背圧室から第2流路への流れを
    制御する絞り部と、流入ポートの圧力がこの絞り部の開
    方向に受圧作用する第1受圧部と、上記受圧室内に設け
    られ、最高負荷圧が絞り部の閉方向に受圧作用する第2
    受圧部とを備えた油圧弁装置において、 上記圧力補償弁が、 上記主弁内部の第1流路上に設けられ、上記背圧室から
    上記流入ポートへの流体の流れを阻止する第1逆止弁
    と、 上記背圧室と上記流出ポートとを連通する第3流路と、 この第3流路上に設けられ、上記背圧室から上記流出ポ
    ートへの流体の流れを阻止する第2逆止弁とを備えるこ
    とを特徴とする油圧弁装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の油圧弁装置において、上記
    圧力補償弁が、 上記流入ポートと上記受圧室とを連通する第4流路と、 この第4流路に設けられ、上記受圧室から上記流入ポー
    トへの流体の流れを阻止する第3逆止弁と、 第4流路に設けられた差圧発生手段と、 上記パイロット弁にその絞り部の閉方向に力を付与する
    付勢手段とを更に備え、 上記流入ポート側から第4流路により差圧発生手段を介
    して上記受圧室に導かれる圧力が上記最高負荷圧として
    検出されることを特徴とする油圧弁装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の油圧弁装置におい
    て、上記圧力補償弁の第4流路は、一端が上記パイロッ
    ト弁の第1受圧部で開口し他端が第2受圧部で開口する
    ようパイロット弁内部に貫通形成されていることを特徴
    とする油圧弁装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項記載の油圧弁
    装置において、上記可変絞り部の操作中立時に、上記圧
    力補償弁の流入ポートをタンクへ連通するドレン手段を
    設けたことを特徴とする油圧弁装置。
JP28539296A 1996-10-28 1996-10-28 油圧弁装置 Pending JPH10132135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28539296A JPH10132135A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 油圧弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28539296A JPH10132135A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 油圧弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10132135A true JPH10132135A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17690951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28539296A Pending JPH10132135A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 油圧弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10132135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005315350A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Hitachi Constr Mach Co Ltd 制御弁装置及び圧力回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005315350A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Hitachi Constr Mach Co Ltd 制御弁装置及び圧力回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2557000B2 (ja) 操作弁装置
WO1993021447A1 (fr) Soupape de commande a soupapes de compensation de pression
JP4976920B2 (ja) ポンプ吐出量制御装置
JP2002206508A (ja) 油圧駆動装置
WO1996000351A1 (en) Directional control valve device provided with a pressure compensating valve
JPS6234963B2 (ja)
KR100652871B1 (ko) 건설중장비용 유량제어장치
JP4685542B2 (ja) 油圧駆動装置
JP5004665B2 (ja) ピストンポンプの油圧回路
JP4614717B2 (ja) 方向制御弁
JPH07293508A (ja) 油圧制御装置
JP3712688B2 (ja) 油圧制御装置の取付構造
WO1996001951A1 (en) Pressure compensating valve
JP2603495B2 (ja) 油圧方向制御弁装置
JP3240286B2 (ja) 油圧システム
JP3511414B2 (ja) 圧油供給装置
JP4922068B2 (ja) 斜板式2連ピストンポンプの油圧回路
JP4778721B2 (ja) フォークリフト用制御回路
JPH066244Y2 (ja) 流体制御用バルブ
JP2556999B2 (ja) 油圧回路
JP3662623B2 (ja) ロードセンシング回路
JP2002276609A (ja) 油圧制御装置
JP3344745B2 (ja) 油圧制御回路
JP2002031103A (ja) 分流補償付き方向切換弁装置及び油圧回路装置
JP2005519243A (ja) バルブアセンブリ