JPH10132148A - 二重管 - Google Patents
二重管Info
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- JPH10132148A JPH10132148A JP28388896A JP28388896A JPH10132148A JP H10132148 A JPH10132148 A JP H10132148A JP 28388896 A JP28388896 A JP 28388896A JP 28388896 A JP28388896 A JP 28388896A JP H10132148 A JPH10132148 A JP H10132148A
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- tube
- peripheral surface
- vibration
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内管と外管とを同軸に配置した二重管におい
て、熱膨張に起因した内管及び外管に対する応力を緩和
する。 【解決手段】 内管3の外周面に面接触するように配置
されたメッシュばね材よりなる防振部材11と、防振部
材11の内管当接面11a近傍部分を除いた部分を一体
的に被覆し且つ外管5の内周面に当接する受圧部材12
と、受圧部材12の管径方向への変位を許容し且つ管周
方向及び管軸方向への変位を拘束する案内部材13とを
備え、内管3と外管5との間に径方向への相対的な変位
が生じると、防振部材11が撓んで内管3及び外管5に
対する応力を緩和し、撓みに抗する防振部材11の復元
力によって、内管3と外管5との径方向への相対的な変
位を抑制する。
て、熱膨張に起因した内管及び外管に対する応力を緩和
する。 【解決手段】 内管3の外周面に面接触するように配置
されたメッシュばね材よりなる防振部材11と、防振部
材11の内管当接面11a近傍部分を除いた部分を一体
的に被覆し且つ外管5の内周面に当接する受圧部材12
と、受圧部材12の管径方向への変位を許容し且つ管周
方向及び管軸方向への変位を拘束する案内部材13とを
備え、内管3と外管5との間に径方向への相対的な変位
が生じると、防振部材11が撓んで内管3及び外管5に
対する応力を緩和し、撓みに抗する防振部材11の復元
力によって、内管3と外管5との径方向への相対的な変
位を抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温の流体を送給
する手段として提案されている二重管に関するものであ
る。
する手段として提案されている二重管に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6から図8は高温ガス炉の炉心を冷却
することにより昇温された一次ヘリウムにより中間熱交
換器を介して昇温された二次ヘリウムガスを、熱利用系
へ送給し、熱利用系により温度が低下した二次ヘリウム
ガスを中間熱交換器に送給する手段として提案されてい
る二重管の一例を示すものである。
することにより昇温された一次ヘリウムにより中間熱交
換器を介して昇温された二次ヘリウムガスを、熱利用系
へ送給し、熱利用系により温度が低下した二次ヘリウム
ガスを中間熱交換器に送給する手段として提案されてい
る二重管の一例を示すものである。
【0003】この二重管は、薄肉管状のライナ1を断熱
材2を介して同軸に内装する内管3と、該内管3との間
に中間熱交換器へガスを送給するガス流路4が形成され
るように内管3を周方向に取り囲む外管5とを有してい
る。
材2を介して同軸に内装する内管3と、該内管3との間
に中間熱交換器へガスを送給するガス流路4が形成され
るように内管3を周方向に取り囲む外管5とを有してい
る。
【0004】ライナ1の内方には、中間熱交換器から熱
利用系へ送給されるべき熱交換前の二次ヘリウムガスが
流通し、また、内管3と外管5との間のガス流路4に
は、熱利用系から中間熱交換器へ送給されるべき熱交換
後の二次ヘリウムガスが流通するようになっている。
利用系へ送給されるべき熱交換前の二次ヘリウムガスが
流通し、また、内管3と外管5との間のガス流路4に
は、熱利用系から中間熱交換器へ送給されるべき熱交換
後の二次ヘリウムガスが流通するようになっている。
【0005】前記の外管5の中間部分の所定箇所には、
クランプ6が外嵌されており、該クランプ6と外管5の
近傍に位置する固定構造物(図示せず)とを相互に連結
するスナッパー7によって、外管5の径方向の振れが減
衰されるようになっている。
クランプ6が外嵌されており、該クランプ6と外管5の
近傍に位置する固定構造物(図示せず)とを相互に連結
するスナッパー7によって、外管5の径方向の振れが減
衰されるようになっている。
【0006】更に、内管3の中間部分の所定箇所には、
外管5の内周面に対して間隙が形成されるようにスペー
サ8が固着されており、該スペーサ8によって、内管3
の径方向の振れが抑制されるようになっている。
外管5の内周面に対して間隙が形成されるようにスペー
サ8が固着されており、該スペーサ8によって、内管3
の径方向の振れが抑制されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな内管3と外管5とにより構成される二重管では、内
管3と外管5との間のガス流路4を流通する二次ヘリウ
ムガスの温度よりも、内管3の内方を流通する二次ヘリ
ウムガスの温度の方が高いので、外管5に比べて内管3
の方に、より大きな熱膨張が生じる。
うな内管3と外管5とにより構成される二重管では、内
管3と外管5との間のガス流路4を流通する二次ヘリウ
ムガスの温度よりも、内管3の内方を流通する二次ヘリ
ウムガスの温度の方が高いので、外管5に比べて内管3
の方に、より大きな熱膨張が生じる。
【0008】また、図8に示すように、内管3と外管5
とによって構成される2本の二重管の端部を、内部エル
ボ部材3aと外部エルボ部材5aとにより構成される二
重管エルボを介して接続した場合に、スペーサ8に対す
る二重管と二重管エルボとの接続部9の間隔が短いと、
内管3に熱膨張が生じた際にスペーサ8が外管5に干渉
して該内管3の変位が抑制され、内管3、外管5に過大
な応力が作用することになる。
とによって構成される2本の二重管の端部を、内部エル
ボ部材3aと外部エルボ部材5aとにより構成される二
重管エルボを介して接続した場合に、スペーサ8に対す
る二重管と二重管エルボとの接続部9の間隔が短いと、
内管3に熱膨張が生じた際にスペーサ8が外管5に干渉
して該内管3の変位が抑制され、内管3、外管5に過大
な応力が作用することになる。
【0009】このため、中間熱交換器と熱利用系との間
で二次ヘリウムガスの授受を行なう手段に適用される二
重管においては、上述したようなスペーサ8に対して二
重管と二重管エルボとの接続部9が充分な間隔を隔てる
ように、二重管の引き回しを長くする必要がある。
で二次ヘリウムガスの授受を行なう手段に適用される二
重管においては、上述したようなスペーサ8に対して二
重管と二重管エルボとの接続部9が充分な間隔を隔てる
ように、二重管の引き回しを長くする必要がある。
【0010】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、熱変形に起因した内管及び外管に対する応力を緩和
できる二重管を提供することを目的としている。
で、熱変形に起因した内管及び外管に対する応力を緩和
できる二重管を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載した二重管では、内管に外
管を同軸に遊嵌した二重管において、内管の外周面に面
接触するように配置されたメッシュばね材よりなる防振
部材と、該防振部材の内管当接面近傍部分を除いた部分
を一体的に被覆し且つ外管の内周面に当接する受圧部材
と、該受圧部材の管径方向への変位を許容し且つ管周方
向及び管軸方向への変位を拘束する案内部材とを備えて
いる。
め、本発明の請求項1に記載した二重管では、内管に外
管を同軸に遊嵌した二重管において、内管の外周面に面
接触するように配置されたメッシュばね材よりなる防振
部材と、該防振部材の内管当接面近傍部分を除いた部分
を一体的に被覆し且つ外管の内周面に当接する受圧部材
と、該受圧部材の管径方向への変位を許容し且つ管周方
向及び管軸方向への変位を拘束する案内部材とを備えて
いる。
【0012】本発明の請求項2に記載した二重管では、
内管に外管を同軸に遊嵌した二重管において、内管の外
周面と外管の内周面とに面接触し得る環状に形成され且
つ部材軸方向に貫通する流体流通孔を具備したメッシュ
ばね材よりなる防振部材を備え、該防振部材を内縁部が
内管に外接し且つ外縁部が外管に内接するように配置し
ている。
内管に外管を同軸に遊嵌した二重管において、内管の外
周面と外管の内周面とに面接触し得る環状に形成され且
つ部材軸方向に貫通する流体流通孔を具備したメッシュ
ばね材よりなる防振部材を備え、該防振部材を内縁部が
内管に外接し且つ外縁部が外管に内接するように配置し
ている。
【0013】本発明の請求項1に記載した二重管におい
ては、内管と外管との間に径方向への相対的な変位が生
じると、内管の外周面と外管の内周面とが接近しようと
する箇所に配置されている防振具の防振部材が撓んで内
管及び外管に対する応力を緩和し、撓みに抗する防振部
材の復元力によって、内管と外管との径方向への相対的
な変位を抑制する。
ては、内管と外管との間に径方向への相対的な変位が生
じると、内管の外周面と外管の内周面とが接近しようと
する箇所に配置されている防振具の防振部材が撓んで内
管及び外管に対する応力を緩和し、撓みに抗する防振部
材の復元力によって、内管と外管との径方向への相対的
な変位を抑制する。
【0014】また、内管と外管との間に管軸方向への伸
張の相違や管周方向への捩れが生じると、受圧部材が外
管の内周面を摺動して、内管と外管との管軸方向及び管
周方向への相対的な変位を許容する。
張の相違や管周方向への捩れが生じると、受圧部材が外
管の内周面を摺動して、内管と外管との管軸方向及び管
周方向への相対的な変位を許容する。
【0015】本発明の請求項2に記載した二重管におい
ては、内管と外管の間に径方向への相対的な変位が生じ
ると、防振部材において、内管の外周面と外管の内周面
とが接近しようとする箇所に位置する部分が撓んで内管
及び外管に対する応力を緩和し、撓みに抗する防振部材
の復元力によって、内管と外管との径方向への相対的な
変位を抑制する。
ては、内管と外管の間に径方向への相対的な変位が生じ
ると、防振部材において、内管の外周面と外管の内周面
とが接近しようとする箇所に位置する部分が撓んで内管
及び外管に対する応力を緩和し、撓みに抗する防振部材
の復元力によって、内管と外管との径方向への相対的な
変位を抑制する。
【0016】また、内管と外管との間に管軸方向への伸
張の相違や管周方向への捩れが生じると、防振部材の内
縁部、外縁部が内管の外周面、外管の内周面に対して摺
動し、内管と外管との管軸方向及び管周方向への相対的
な変位を許容する。
張の相違や管周方向への捩れが生じると、防振部材の内
縁部、外縁部が内管の外周面、外管の内周面に対して摺
動し、内管と外管との管軸方向及び管周方向への相対的
な変位を許容する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0018】図1から図3は本発明の二重管の実施の形
態の第1の例を示すものであり、図中、図6から図8と
同一の符号を付した部分は同一物を表している。
態の第1の例を示すものであり、図中、図6から図8と
同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0019】図1及び図2に示す二重管は、内管3と、
外管5と、複数個の防振具10とによって構成されてい
る。
外管5と、複数個の防振具10とによって構成されてい
る。
【0020】防振具10は、図3に示すように、内管3
の外周面に面接触し得るように形成された内管当接面1
1aを有する平角型のメッシュばね材よりなる防振部材
11と、該防振部材11の内管当接面11aの近傍部分
を除いた部分を一体的に被覆し且つ閉塞側の端面12a
が外管5の内周面に当接し得るような外形を有する角キ
ャップ型の受圧部材12と、該受圧部材12の側方四周
を摺動可能にとり囲み且つ一端を内管3の外周面に固着
し得るよう角型中空状に形成された案内部材13とによ
り構成されている。
の外周面に面接触し得るように形成された内管当接面1
1aを有する平角型のメッシュばね材よりなる防振部材
11と、該防振部材11の内管当接面11aの近傍部分
を除いた部分を一体的に被覆し且つ閉塞側の端面12a
が外管5の内周面に当接し得るような外形を有する角キ
ャップ型の受圧部材12と、該受圧部材12の側方四周
を摺動可能にとり囲み且つ一端を内管3の外周面に固着
し得るよう角型中空状に形成された案内部材13とによ
り構成されている。
【0021】上記の防振部材11に用いられるメッシュ
ばね材は、引張強さの高いステンレス鋼等の細線材(素
線)をメリヤス状に編み、扁平に波付け加工した後、所
定の形状・密度となるように金型内で圧縮成形した弾性
体である。
ばね材は、引張強さの高いステンレス鋼等の細線材(素
線)をメリヤス状に編み、扁平に波付け加工した後、所
定の形状・密度となるように金型内で圧縮成形した弾性
体である。
【0022】図1から図3に示す二重管では、内管3の
外周面に周方向に所定の等間隔を隔てて複数個の案内部
材13を配置・固着し、該案内部材13の内部に、受圧
部材12により被覆された防振部材11を、内管当接面
11aが内管3の外周面に面接触するように挿入し、受
圧部材12を案内部材13に対して外管5の径方向へ摺
動し得るように挿入している。
外周面に周方向に所定の等間隔を隔てて複数個の案内部
材13を配置・固着し、該案内部材13の内部に、受圧
部材12により被覆された防振部材11を、内管当接面
11aが内管3の外周面に面接触するように挿入し、受
圧部材12を案内部材13に対して外管5の径方向へ摺
動し得るように挿入している。
【0023】更に、上述のようにして複数個の防振具1
0を装着した内管3を外管5へ挿入することにより、各
防振具10の受圧部材12の閉塞側の端面12aを外管
5の内周面に当接させている。
0を装着した内管3を外管5へ挿入することにより、各
防振具10の受圧部材12の閉塞側の端面12aを外管
5の内周面に当接させている。
【0024】以下、図1から図3に示す二重管の作動に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0025】防振部材11は、先に述べたようにステン
レス鋼等の細線材を加工したメッシュばね材により形成
されたものであるので、受圧部材12に対して外力が付
与されると撓み、この撓み量に応じた復元力(反力)が
内管3と外管5との間に生じる。
レス鋼等の細線材を加工したメッシュばね材により形成
されたものであるので、受圧部材12に対して外力が付
与されると撓み、この撓み量に応じた復元力(反力)が
内管3と外管5との間に生じる。
【0026】即ち、図1から図3に示す二重管において
は、熱膨張差などに起因して、内管3と外管5との間に
相対的な径方向変位が生じようとすると、内管3の外周
面と外管5の内周面が接近しようとする箇所に配置され
ている防振具10の受圧部材12を介して防振部材11
に外力が付与され、該防振部材11が撓んで内管3及び
外管5に対する応力を緩和する。
は、熱膨張差などに起因して、内管3と外管5との間に
相対的な径方向変位が生じようとすると、内管3の外周
面と外管5の内周面が接近しようとする箇所に配置され
ている防振具10の受圧部材12を介して防振部材11
に外力が付与され、該防振部材11が撓んで内管3及び
外管5に対する応力を緩和する。
【0027】また、防振部材11の撓み量に応じた反力
が防振部材11の内管当接面11aと受圧部材12との
間に生じ、この反力によって、内管3と外管5との相対
的な径方向の変位が抑制される。
が防振部材11の内管当接面11aと受圧部材12との
間に生じ、この反力によって、内管3と外管5との相対
的な径方向の変位が抑制される。
【0028】更に、熱膨張差などに起因して、内管3と
外管5との間に管軸方向への伸長の相違や管周方向への
捩れが生じると、受圧部材12が外管5の内周面を摺動
し、内管3と外管5との管軸方向及び管周方向への相対
的な変位が許容されることになる。
外管5との間に管軸方向への伸長の相違や管周方向への
捩れが生じると、受圧部材12が外管5の内周面を摺動
し、内管3と外管5との管軸方向及び管周方向への相対
的な変位が許容されることになる。
【0029】一方、地震等によって内管3及び外管5に
振動が生じた場合には、防振具10の防振部材11が、
内管3及び外管5の振動を減衰させる。
振動が生じた場合には、防振具10の防振部材11が、
内管3及び外管5の振動を減衰させる。
【0030】従って、図1から図3に示す二重管が、図
8に示すように熱膨張したとすると、内管が熱変形する
際には、防振具10により内管3及び外管5に対する応
力が緩和される。
8に示すように熱膨張したとすると、内管が熱変形する
際には、防振具10により内管3及び外管5に対する応
力が緩和される。
【0031】つまり、図1から図3に示す二重管を、先
に述べたような中間熱交換器と熱利用系との間で二次ヘ
リウムガスの授受を行なう手段に適用すれば、防振具1
0と接続部9(図8参照)との間隔を狭くすることが可
能となり、二重管の引き回しを短くすることができる。
に述べたような中間熱交換器と熱利用系との間で二次ヘ
リウムガスの授受を行なう手段に適用すれば、防振具1
0と接続部9(図8参照)との間隔を狭くすることが可
能となり、二重管の引き回しを短くすることができる。
【0032】図4及び図5は本発明の二重管の実施の形
態の第2の例を示すものであり、図中、図1及び図2と
同一の符号を付した部分は同一物を表している。
態の第2の例を示すものであり、図中、図1及び図2と
同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0033】図4及び図5に示す二重管は、内管3と、
外管5と、防振部材14とによって構成されている。
外管5と、防振部材14とによって構成されている。
【0034】防振部材14は、内管3の外周面に面接触
し得る内縁部14aと、外管5の内周面に面接触し得る
外縁部14bとを有する環状体で、部材軸方向に貫通す
る複数の流体流通孔15を具備したメッシュばね材によ
って形成されている。
し得る内縁部14aと、外管5の内周面に面接触し得る
外縁部14bとを有する環状体で、部材軸方向に貫通す
る複数の流体流通孔15を具備したメッシュばね材によ
って形成されている。
【0035】上記の防振部材14に用いられるメッシュ
ばね材は、引張強さの高いステンレス鋼等の細線材(素
線)をメリヤス状に編み、扁平に波付け加工した後、流
体流通孔15が形成され且つ所定の密度となるように金
型内で圧縮成形した弾性体である。
ばね材は、引張強さの高いステンレス鋼等の細線材(素
線)をメリヤス状に編み、扁平に波付け加工した後、流
体流通孔15が形成され且つ所定の密度となるように金
型内で圧縮成形した弾性体である。
【0036】図4及び図5に示す二重管では、防振部材
14を内管3に外嵌すると、メッシュばね材が有する弾
性力により、その内縁部14aが内管3の外周面に圧着
し、該防振部材14が内管3に固定されるようになって
いる。
14を内管3に外嵌すると、メッシュばね材が有する弾
性力により、その内縁部14aが内管3の外周面に圧着
し、該防振部材14が内管3に固定されるようになって
いる。
【0037】更に、上述のようにして環状の防振部材1
4を外嵌した内管3を外管5へ挿入することにより、各
防振部材14の外縁部14bを外管5の内周面に当接さ
せている。
4を外嵌した内管3を外管5へ挿入することにより、各
防振部材14の外縁部14bを外管5の内周面に当接さ
せている。
【0038】以下、図4及び図5に示す二重管の作動に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0039】防振部材14は、先に述べたようにステン
レス鋼等の細線材を加工したメッシュばね材により形成
されたものであるので、外力が付与されると撓み、この
撓み量に応じた復元力(反力)が防振部材の14の内縁
部14aと外縁部14bとの間に生じる。
レス鋼等の細線材を加工したメッシュばね材により形成
されたものであるので、外力が付与されると撓み、この
撓み量に応じた復元力(反力)が防振部材の14の内縁
部14aと外縁部14bとの間に生じる。
【0040】即ち、図4及び図5に示す二重管において
は、熱膨張差などに起因して、内管3と外管5の間に相
対的な径方向変位が生じようとすると、防振部材14に
おいて、内管3の外周面と外管5の内周面が接近しよう
とする箇所に位置する部分に外力が付与され、防振部材
14が撓んで内管3及び外管5に対する応力を緩和す
る。
は、熱膨張差などに起因して、内管3と外管5の間に相
対的な径方向変位が生じようとすると、防振部材14に
おいて、内管3の外周面と外管5の内周面が接近しよう
とする箇所に位置する部分に外力が付与され、防振部材
14が撓んで内管3及び外管5に対する応力を緩和す
る。
【0041】また、防振部材14の撓み量に応じた反力
が防振部材14の内縁部14aと外縁部14bとの間に
生じ、この反力によって、内管3と外管5との相対的な
径方向の変位が抑制される。
が防振部材14の内縁部14aと外縁部14bとの間に
生じ、この反力によって、内管3と外管5との相対的な
径方向の変位が抑制される。
【0042】更に、熱膨張差等に起因して、内管3と外
管5との間に管軸方向への伸長の相違や管周方向への捩
れが生じると、防振部材14の内縁部14a、外縁部1
4bが内管3の外周面、外管5の内周面に対して摺動
し、内管3と外管5との管軸方向及び管周方向への相対
的な変位が許容されることになる。
管5との間に管軸方向への伸長の相違や管周方向への捩
れが生じると、防振部材14の内縁部14a、外縁部1
4bが内管3の外周面、外管5の内周面に対して摺動
し、内管3と外管5との管軸方向及び管周方向への相対
的な変位が許容されることになる。
【0043】一方、地震等によって内管3及び外管5に
振動が生じた場合には、防振部材14が、内管3及び外
管5の振動を減衰させる。
振動が生じた場合には、防振部材14が、内管3及び外
管5の振動を減衰させる。
【0044】従って、図4及び図5に示す二重管が、図
8に示すように熱膨張したとすると、内管が熱変形する
際には、防振部材14により内管3及び外管5に対する
応力が緩和される。
8に示すように熱膨張したとすると、内管が熱変形する
際には、防振部材14により内管3及び外管5に対する
応力が緩和される。
【0045】つまり、図4及び図5に示す二重管を、先
に述べたような中間熱交換器と熱利用系との間で二次ヘ
リウムガスの授受を行なう手段に適用すれば、防振部材
14と接続部9(図8参照)との間隔を狭くすることが
可能となり、二重管の引き回しを短くすることができ
る。
に述べたような中間熱交換器と熱利用系との間で二次ヘ
リウムガスの授受を行なう手段に適用すれば、防振部材
14と接続部9(図8参照)との間隔を狭くすることが
可能となり、二重管の引き回しを短くすることができ
る。
【0046】なお、本発明の二重管は上述した形態例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の二重管によ
れば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
れば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0048】(1)請求項1及び請求項2に記載の二重
管のいずれにおいても、内管と外管との間に熱膨張差な
どに起因して相対的な径方向変位が生じようとすると、
防振部材が撓み、内管及び外管に対する応力を緩和しつ
つ、内管と外管との間の相対的な径方向の変位の抑制を
図るので、二重管の屈曲部分における熱変形に起因した
内管及び外管に対する応力を緩和することができる。
管のいずれにおいても、内管と外管との間に熱膨張差な
どに起因して相対的な径方向変位が生じようとすると、
防振部材が撓み、内管及び外管に対する応力を緩和しつ
つ、内管と外管との間の相対的な径方向の変位の抑制を
図るので、二重管の屈曲部分における熱変形に起因した
内管及び外管に対する応力を緩和することができる。
【0049】(2)請求項1及び請求項2に記載の二重
管のいずれにおいても、熱変形に起因した内管及び外管
に対する応力が緩和されるので、二重管を他の部材に接
続する場合に、二重管の引き回しを短縮化することがで
き、よって、プラントの経済性向上を図ることが可能と
なる。
管のいずれにおいても、熱変形に起因した内管及び外管
に対する応力が緩和されるので、二重管を他の部材に接
続する場合に、二重管の引き回しを短縮化することがで
き、よって、プラントの経済性向上を図ることが可能と
なる。
【0050】(3)請求項1及び請求項2に記載の二重
管のいずれにおいても、防振部材が内管及び外管の変位
を減衰させるので、内管及び外管の振動を低減すること
ができる。
管のいずれにおいても、防振部材が内管及び外管の変位
を減衰させるので、内管及び外管の振動を低減すること
ができる。
【0051】(4)本発明の請求項1に記載の二重管に
おいては、内管と外管との間に管軸方向への伸張の相違
や管周方向への捩れが生じると、受圧部材が外管の内周
面を摺動ので、内管と外管との管軸方向及び管周方向へ
の相対的な変位を許容することができる。
おいては、内管と外管との間に管軸方向への伸張の相違
や管周方向への捩れが生じると、受圧部材が外管の内周
面を摺動ので、内管と外管との管軸方向及び管周方向へ
の相対的な変位を許容することができる。
【0052】(5)本発明の請求項2に記載の二重管に
おいては、内管と外管との間に管軸方向への伸張の相違
や管周方向への捩れが生じると、防振部材の内縁部、外
縁部が内管の外周面、外管の内周面に対して摺動するの
で、内管と外管との管軸方向及び管周方向への相対的な
変位を許容することができる。
おいては、内管と外管との間に管軸方向への伸張の相違
や管周方向への捩れが生じると、防振部材の内縁部、外
縁部が内管の外周面、外管の内周面に対して摺動するの
で、内管と外管との管軸方向及び管周方向への相対的な
変位を許容することができる。
【図1】本発明の二重管の実施の形態の第1の例を示す
管軸平行方向断面図である。
管軸平行方向断面図である。
【図2】図1に関連する管軸直角方向断面図である。
【図3】図1に関連する防振具の斜視図である。
【図4】本発明の二重管の実施の形態の第2の例を示す
管軸平行方向断面図である。
管軸平行方向断面図である。
【図5】図4に関連する管軸直角方向断面図である。
【図6】従来の二重管の一例を示す管軸平行方向断面図
である。
である。
【図7】図6に関連する管軸直角方向断面図である。
【図8】図6の二重管を適用した屈曲管の一例を示す概
念図である。
念図である。
3 内管 5 外管 11 防振部材 12 受圧部材 13 案内部材 14 防振部材 15 流体流通孔
Claims (2)
- 【請求項1】 内管に外管を同軸に遊嵌した二重管にお
いて、内管の外周面に面接触するように配置されたメッ
シュばね材よりなる防振部材と、該防振部材の内管当接
面近傍部分を除いた部分を一体的に被覆し且つ外管の内
周面に当接する受圧部材と、該受圧部材の管径方向への
変位を許容し且つ管周方向及び管軸方向への変位を拘束
する案内部材とを備えてなることを特徴とする二重管。 - 【請求項2】 内管に外管を同軸に遊嵌した二重管にお
いて、内管の外周面と外管の内周面とに面接触し得る環
状に形成され且つ部材軸方向に貫通する流体流通孔を具
備したメッシュばね材よりなる防振部材を備え、該防振
部材を内縁部が内管に外接し且つ外縁部が外管に内接す
るように配置したことを特徴とする二重管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28388896A JPH10132148A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 二重管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28388896A JPH10132148A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 二重管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132148A true JPH10132148A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17671485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28388896A Pending JPH10132148A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 二重管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10132148A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20070221208A1 (en) * | 2006-03-07 | 2007-09-27 | Goldman Arnold J | High-temperature pipeline |
| KR20140003515U (ko) * | 2012-12-03 | 2014-06-11 | 대우조선해양 주식회사 | 이중 관의 라운드 타입의 서포트 설치구조 및 그 서포트 설치구조를 갖는 이중 관 |
| US8833401B2 (en) | 2011-08-28 | 2014-09-16 | Heliofocus Ltd. | Fluid transfer assembly |
| CN116100730A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-05-12 | 山东翁派斯环保科技有限公司 | 一种保温管加工装置 |
| CN116792575A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-09-22 | 秦皇岛市牧热防腐保温工程有限公司 | 一种防腐保温直埋管 |
| KR102746857B1 (ko) * | 2023-12-15 | 2024-12-27 | 탈렌트엘엔지(주) | 진공단열 이중배관 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP28388896A patent/JPH10132148A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20070221208A1 (en) * | 2006-03-07 | 2007-09-27 | Goldman Arnold J | High-temperature pipeline |
| US8833401B2 (en) | 2011-08-28 | 2014-09-16 | Heliofocus Ltd. | Fluid transfer assembly |
| KR20140003515U (ko) * | 2012-12-03 | 2014-06-11 | 대우조선해양 주식회사 | 이중 관의 라운드 타입의 서포트 설치구조 및 그 서포트 설치구조를 갖는 이중 관 |
| CN116100730A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-05-12 | 山东翁派斯环保科技有限公司 | 一种保温管加工装置 |
| CN116100730B (zh) * | 2023-04-17 | 2023-06-06 | 山东翁派斯环保科技有限公司 | 一种保温管加工装置 |
| CN116792575A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-09-22 | 秦皇岛市牧热防腐保温工程有限公司 | 一种防腐保温直埋管 |
| CN116792575B (zh) * | 2023-08-22 | 2023-10-20 | 秦皇岛市牧热防腐保温工程有限公司 | 一种防腐保温直埋管 |
| KR102746857B1 (ko) * | 2023-12-15 | 2024-12-27 | 탈렌트엘엔지(주) | 진공단열 이중배관 |
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