JPH10132860A - 容量分圧器 - Google Patents
容量分圧器Info
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- JPH10132860A JPH10132860A JP8291712A JP29171296A JPH10132860A JP H10132860 A JPH10132860 A JP H10132860A JP 8291712 A JP8291712 A JP 8291712A JP 29171296 A JP29171296 A JP 29171296A JP H10132860 A JPH10132860 A JP H10132860A
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- capacitor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サージ電流による高周波異常電圧の発生を低
減させることができる容量分圧器を提供する。 【解決手段】 母線タンク1と高電圧導体2との間に中
間電極3に配置し、中間電極3にブッシング5を取り付
ける。ブッシング5の分圧電圧口出し部と分圧コンデン
サ9とを、円筒タンク形の密封容器10に収納する。密
封容器10の一端を接地された母線タンク1に取り付け
て電気的に接続し、他端を蓋12に取り付けて気密構造
とする。箱型で高電圧側端子14と低電圧側端子16が
突出している8個の分圧コンデンサ9a〜9hを、ブッ
シング5と同心円上に放射状に配置し、高電圧側端子1
4相互間とブッシング5を円形の接続板15によって接
続し、低電圧側端子16相互間と密封容器10を釜形の
接地板17によって接続する。接地板17を密封容器1
0の内面に電気的に接続する。
減させることができる容量分圧器を提供する。 【解決手段】 母線タンク1と高電圧導体2との間に中
間電極3に配置し、中間電極3にブッシング5を取り付
ける。ブッシング5の分圧電圧口出し部と分圧コンデン
サ9とを、円筒タンク形の密封容器10に収納する。密
封容器10の一端を接地された母線タンク1に取り付け
て電気的に接続し、他端を蓋12に取り付けて気密構造
とする。箱型で高電圧側端子14と低電圧側端子16が
突出している8個の分圧コンデンサ9a〜9hを、ブッ
シング5と同心円上に放射状に配置し、高電圧側端子1
4相互間とブッシング5を円形の接続板15によって接
続し、低電圧側端子16相互間と密封容器10を釜形の
接地板17によって接続する。接地板17を密封容器1
0の内面に電気的に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、送電系統
におけるガス絶縁開閉装置の電圧計測装置に係り、特
に、分圧コンデンサに複数のコンデンサを使用した容量
分圧器に関する。
におけるガス絶縁開閉装置の電圧計測装置に係り、特
に、分圧コンデンサに複数のコンデンサを使用した容量
分圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】送電系統におけるガス絶縁開閉装置の母
線回線、線路回線の高電圧測定を行うために、この高電
圧を容量分圧器によって100V程度に変換することが
行われている。この容量分圧器は、容量の異なる2つの
コンデンサを、直列に接続して構成したものであるが、
その一例を、図9を参照して以下に説明する。すなわ
ち、ガス絶縁開閉装置の管路部が、接地された母線タン
ク1によって構成され、その内部に、これと同軸の高電
圧導体2が配設されている。この母線タンク1と高電圧
導体2との間には、これと同軸円筒状の中間電極3が配
置され、高電圧導体2と中間電極3との間の静電容量を
主コンデンサ4として利用可能な構成となっている。
線回線、線路回線の高電圧測定を行うために、この高電
圧を容量分圧器によって100V程度に変換することが
行われている。この容量分圧器は、容量の異なる2つの
コンデンサを、直列に接続して構成したものであるが、
その一例を、図9を参照して以下に説明する。すなわ
ち、ガス絶縁開閉装置の管路部が、接地された母線タン
ク1によって構成され、その内部に、これと同軸の高電
圧導体2が配設されている。この母線タンク1と高電圧
導体2との間には、これと同軸円筒状の中間電極3が配
置され、高電圧導体2と中間電極3との間の静電容量を
主コンデンサ4として利用可能な構成となっている。
【0003】中間電極3にはブッシング5が取り付けら
れている。このブッシング5の分圧電圧口出し部は、母
線タンク1の一部に接続されたコンデンサ室7内に突出
している。コンデンサ室7内には、分圧コンデンサ6が
収納されている。この分圧コンデンサ6の一方の端子は
リード線8aを介してブッシング5に接続され、他方の
端子はリード線8bを介してコンデンサ室7に接続され
ている。コンデンサ室7は母線タンク1に電気的に接続
され、母線タンク1とともに接地されることにより、接
地電極を構成している。
れている。このブッシング5の分圧電圧口出し部は、母
線タンク1の一部に接続されたコンデンサ室7内に突出
している。コンデンサ室7内には、分圧コンデンサ6が
収納されている。この分圧コンデンサ6の一方の端子は
リード線8aを介してブッシング5に接続され、他方の
端子はリード線8bを介してコンデンサ室7に接続され
ている。コンデンサ室7は母線タンク1に電気的に接続
され、母線タンク1とともに接地されることにより、接
地電極を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような構成の容量分圧器においては、次のような問題点
があった。すなわち、遮断器の開閉操作時、断路器の開
閉操作時などには、分圧コンデンサ6に接続されたリー
ド線8a,8bのインダクタンスや、分圧コンデンサ6
内のインダクタンスに、サージ電流が流れる。すると、
ブッシング5の分圧電圧口出し部に高周波異常電圧が発
生して、ブッシング5が瞬時スパークする現象が生じ
る。そして、この過渡現象により直流分を含む電圧が分
圧電圧に重畳され、二次出力波形にひずみが生じたり、
分圧電圧を検出する電圧センサを破壊したりする場合が
ある。特に、系統が高電圧化すると、このような現象が
発生する可能性が高くなる。
ような構成の容量分圧器においては、次のような問題点
があった。すなわち、遮断器の開閉操作時、断路器の開
閉操作時などには、分圧コンデンサ6に接続されたリー
ド線8a,8bのインダクタンスや、分圧コンデンサ6
内のインダクタンスに、サージ電流が流れる。すると、
ブッシング5の分圧電圧口出し部に高周波異常電圧が発
生して、ブッシング5が瞬時スパークする現象が生じ
る。そして、この過渡現象により直流分を含む電圧が分
圧電圧に重畳され、二次出力波形にひずみが生じたり、
分圧電圧を検出する電圧センサを破壊したりする場合が
ある。特に、系統が高電圧化すると、このような現象が
発生する可能性が高くなる。
【0005】また、分圧コンデンサをただ1個のコンデ
ンサで構成する場合には、一般に大容量のコンデンサを
必要とするので、耐電圧、絶縁、小型化の観点から不利
になるが、この問題も系統の高電圧化に伴って大きくな
る。
ンサで構成する場合には、一般に大容量のコンデンサを
必要とするので、耐電圧、絶縁、小型化の観点から不利
になるが、この問題も系統の高電圧化に伴って大きくな
る。
【0006】さらに、分圧コンデンサをただ1個のコン
デンサで構成する場合には、一定の分圧比を得るため
に、主コンデンサ、分圧コンデンサ共に容量の許容差の
管理を厳しくする必要がある。しかし、一般には、高電
圧導体及び中間電極によって構成される主コンデンサは
規模が大きく、高電圧導体及び中間電極の位置や間隔を
所望の容量に合わせて精密に固定することは困難であ
る。このため、主コンデンサの容量を正確に管理しにく
く、結局、分圧比の管理は分圧コンデンサ以降において
調整する必要がある。
デンサで構成する場合には、一定の分圧比を得るため
に、主コンデンサ、分圧コンデンサ共に容量の許容差の
管理を厳しくする必要がある。しかし、一般には、高電
圧導体及び中間電極によって構成される主コンデンサは
規模が大きく、高電圧導体及び中間電極の位置や間隔を
所望の容量に合わせて精密に固定することは困難であ
る。このため、主コンデンサの容量を正確に管理しにく
く、結局、分圧比の管理は分圧コンデンサ以降において
調整する必要がある。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その主たる目
的は、サージ電流による高周波異常電圧の発生を低減可
能な容量分圧器を提供することである。
を解決するために提案されたものであり、その主たる目
的は、サージ電流による高周波異常電圧の発生を低減可
能な容量分圧器を提供することである。
【0008】本発明の第2の目的は、小容量のコンデン
サを使用することによって、耐電圧性、絶縁性に優れた
量分圧器を提供することである。
サを使用することによって、耐電圧性、絶縁性に優れた
量分圧器を提供することである。
【0009】本発明の第3の目的は、分圧比の管理が容
易な容量分圧器を提供することである。
易な容量分圧器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ガス絶縁開閉装置の管路部の高電圧導
体と接地された母線タンクとの間に中間電極が配置さ
れ、前記高電圧導体と前記中間電極との間の静電容量に
よって主コンデンサが構成され、前記中間電極と接地電
位側との間に分圧コンデンサが接続された容量分圧器に
おいて、以下のような構成上の特徴を有している。
めに、本発明は、ガス絶縁開閉装置の管路部の高電圧導
体と接地された母線タンクとの間に中間電極が配置さ
れ、前記高電圧導体と前記中間電極との間の静電容量に
よって主コンデンサが構成され、前記中間電極と接地電
位側との間に分圧コンデンサが接続された容量分圧器に
おいて、以下のような構成上の特徴を有している。
【0011】すなわち、請求項1記載の発明では、いず
れか1つの面から高電圧側端子と低電圧側端子が突出し
た箱形のコンデンサを、複数個並列に接続することによ
り、前記分圧コンデンサが構成され、前記分圧コンデン
サは、接地された容器内に収納され、前記中間電極にブ
ッシングが接続され、前記高電圧側端子と前記中間電極
との間及び前記低電圧側端子と前記容器との間が、それ
ぞれ金属板で接続されていることを特徴とする。
れか1つの面から高電圧側端子と低電圧側端子が突出し
た箱形のコンデンサを、複数個並列に接続することによ
り、前記分圧コンデンサが構成され、前記分圧コンデン
サは、接地された容器内に収納され、前記中間電極にブ
ッシングが接続され、前記高電圧側端子と前記中間電極
との間及び前記低電圧側端子と前記容器との間が、それ
ぞれ金属板で接続されていることを特徴とする。
【0012】以上のような構成を有する請求項1記載の
発明では、小容量のコンデンサを並列接続して必要な容
量の分圧コンデンサを構成することができるので、コン
デンサに必要な耐電圧を確保することが容易になるとと
もに、コンデンサ内のインダクタンスを低減することが
できる。また、個々のコンデンサとしては小形のものが
使用できるため、分圧器全体の小形化が実現できるとと
もに、容器の大きさ及び形状に適したスペース効率のよ
いコンデンサ配置が可能となる。
発明では、小容量のコンデンサを並列接続して必要な容
量の分圧コンデンサを構成することができるので、コン
デンサに必要な耐電圧を確保することが容易になるとと
もに、コンデンサ内のインダクタンスを低減することが
できる。また、個々のコンデンサとしては小形のものが
使用できるため、分圧器全体の小形化が実現できるとと
もに、容器の大きさ及び形状に適したスペース効率のよ
いコンデンサ配置が可能となる。
【0013】さらに、分圧コンデンサの高電圧側端子と
ブッシングとの間及び分圧コンデンサの低電圧側端子と
容器との間が、それぞれ金属板によって接続されている
ので、接続リード線が不要となり、インダクタンスを低
減できるとともに、耐サージ性を向上させることができ
る。
ブッシングとの間及び分圧コンデンサの低電圧側端子と
容器との間が、それぞれ金属板によって接続されている
ので、接続リード線が不要となり、インダクタンスを低
減できるとともに、耐サージ性を向上させることができ
る。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の容
量分圧器において、前記分圧コンデンサを構成する複数
個のコンデンサが、前記ブッシングと同軸円上に放射状
に配置され、前記高電圧側端子相互間と前記ブッシング
とが1枚の第1の金属板によって接続され、前記低電圧
側端子相互間と前記容器とが1枚の第2の金属板によっ
て接続されていることを特徴とする。
量分圧器において、前記分圧コンデンサを構成する複数
個のコンデンサが、前記ブッシングと同軸円上に放射状
に配置され、前記高電圧側端子相互間と前記ブッシング
とが1枚の第1の金属板によって接続され、前記低電圧
側端子相互間と前記容器とが1枚の第2の金属板によっ
て接続されていることを特徴とする。
【0015】以上のような請求項2記載の発明では、特
に、容器の形状を、ブッシングと同軸の円筒タンク形と
した場合に、コンデンサの配置がスペース効率のよい最
適なものとなり、容量分圧器の小形化が実現できる。ま
た、高電圧側端子相互間とブッシングとの接続、低電圧
側端子相互間と容器との接続が、それぞれ1枚ずつの第
1及び第2の金属板によって実現されているので、複数
の端子をそれぞれリード線等により個別に接続する場合
に比べて、接続作業が容易となる。
に、容器の形状を、ブッシングと同軸の円筒タンク形と
した場合に、コンデンサの配置がスペース効率のよい最
適なものとなり、容量分圧器の小形化が実現できる。ま
た、高電圧側端子相互間とブッシングとの接続、低電圧
側端子相互間と容器との接続が、それぞれ1枚ずつの第
1及び第2の金属板によって実現されているので、複数
の端子をそれぞれリード線等により個別に接続する場合
に比べて、接続作業が容易となる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1記載の容
量分圧器において、前記分圧コンデンサを構成する複数
個のコンデンサが、前記ブッシングを挟んで2列に配置
され、前記コンデンサの高電圧側端子相互間と前記ブッ
シングとが1枚の第1の金属板によって接続され、一方
の列の前記低電圧側端子相互間と前記容器とが一枚の第
2の金属板によって接続され、他方の列の前記低電圧側
端子相互間と前記容器とが一枚の第3の金属板によって
接続されていることを特徴とする。
量分圧器において、前記分圧コンデンサを構成する複数
個のコンデンサが、前記ブッシングを挟んで2列に配置
され、前記コンデンサの高電圧側端子相互間と前記ブッ
シングとが1枚の第1の金属板によって接続され、一方
の列の前記低電圧側端子相互間と前記容器とが一枚の第
2の金属板によって接続され、他方の列の前記低電圧側
端子相互間と前記容器とが一枚の第3の金属板によって
接続されていることを特徴とする。
【0017】以上のような請求項3記載の発明では、特
に、容器の形状を、ブッシングを中心とする箱形とした
場合に、コンデンサの配置がスペース効率のよい最適な
ものとなり、容量分圧器の小形化が実現できる。
に、容器の形状を、ブッシングを中心とする箱形とした
場合に、コンデンサの配置がスペース効率のよい最適な
ものとなり、容量分圧器の小形化が実現できる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器内
に、前記容器と電気的に接続された水平方向の接地金属
板が設けられ、前記接地金属板の両面に、前記分圧コン
デンサを構成する複数個のコンデンサが配設されている
ことを特徴とする。
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器内
に、前記容器と電気的に接続された水平方向の接地金属
板が設けられ、前記接地金属板の両面に、前記分圧コン
デンサを構成する複数個のコンデンサが配設されている
ことを特徴とする。
【0019】以上のような請求項4記載の発明では、分
圧コンデンサ用の複数のコンデンサが接地金属板の両面
に配設されているので、請求項1〜3記載の容量分圧器
においてコンデンサを多数使用する場合であっても、ス
ペース効率が向上し、コンパクト化が可能になる。
圧コンデンサ用の複数のコンデンサが接地金属板の両面
に配設されているので、請求項1〜3記載の容量分圧器
においてコンデンサを多数使用する場合であっても、ス
ペース効率が向上し、コンパクト化が可能になる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器を密
閉する蓋を介して、前記低電圧側端子相互間と前記容器
とが接続されていることを特徴とする。
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器を密
閉する蓋を介して、前記低電圧側端子相互間と前記容器
とが接続されていることを特徴とする。
【0021】以上のような請求項5記載の発明では、容
器の蓋を介して低電圧側端子相互間と容器とが接続され
ているので、接続用の金属板の一部を蓋が兼ねることに
なり金属板を小形化できるとともに、蓋と低電圧側端子
との距離が接近するので、容量分圧器のさらなるコンパ
クト化が可能になる。
器の蓋を介して低電圧側端子相互間と容器とが接続され
ているので、接続用の金属板の一部を蓋が兼ねることに
なり金属板を小形化できるとともに、蓋と低電圧側端子
との距離が接近するので、容量分圧器のさらなるコンパ
クト化が可能になる。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器の蓋
の内面には、前記高電圧側端子相互間と前記ブッシング
とを接続する第1の金属板が、弾性部材を介して絶縁支
持されるとともに、前記低電圧側端子相互間と前記容器
とを接続する第2の金属板が、弾性部材を介して電気的
に接続支持されていることを特徴とする。
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器の蓋
の内面には、前記高電圧側端子相互間と前記ブッシング
とを接続する第1の金属板が、弾性部材を介して絶縁支
持されるとともに、前記低電圧側端子相互間と前記容器
とを接続する第2の金属板が、弾性部材を介して電気的
に接続支持されていることを特徴とする。
【0023】以上のような請求項6記載の発明では、容
器の蓋をすることにより、分圧コンデンサを構成する複
数のコンデンサ相互の接続ができるので、コンデンサの
取り付け、交換が容易となる。特に、接続用の第1及び
第2の金属板が弾性部材によって支持されているので、
蓋と高電圧側端子及び低電圧側端子との距離の誤差が吸
収され、金属板との接触不良が生じにくい。
器の蓋をすることにより、分圧コンデンサを構成する複
数のコンデンサ相互の接続ができるので、コンデンサの
取り付け、交換が容易となる。特に、接続用の第1及び
第2の金属板が弾性部材によって支持されているので、
蓋と高電圧側端子及び低電圧側端子との距離の誤差が吸
収され、金属板との接触不良が生じにくい。
【0024】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器内に
補助コンデンサが設けられ、前記補助コンデンサは、2
枚のコンデンサ用金属板の間の静電容量によって構成さ
れ、前記コンデンサ用金属板の一方が前記ブッシングに
電気的に接続され、他方が前記容器に電気的に接続され
ることにより、前記補助コンデンサが前記分圧コンデン
サと並列に接続され、、前記コンデンサ用金属板の板間
距離が調節可能に設けられていることを特徴とする。
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器内に
補助コンデンサが設けられ、前記補助コンデンサは、2
枚のコンデンサ用金属板の間の静電容量によって構成さ
れ、前記コンデンサ用金属板の一方が前記ブッシングに
電気的に接続され、他方が前記容器に電気的に接続され
ることにより、前記補助コンデンサが前記分圧コンデン
サと並列に接続され、、前記コンデンサ用金属板の板間
距離が調節可能に設けられていることを特徴とする。
【0025】以上のような請求項7記載の発明では、分
圧コンデンサと補助コンデンサとを組み合わせることに
より、精密な分圧比の設定が可能になる。また、主コン
デンサ、分圧コンデンサの定格容量の誤差による理想分
圧比からのずれを、コンデンサ用金属板の板間距離を調
整することにより補償でき、一定の分圧比を容易に得る
ことができる。
圧コンデンサと補助コンデンサとを組み合わせることに
より、精密な分圧比の設定が可能になる。また、主コン
デンサ、分圧コンデンサの定格容量の誤差による理想分
圧比からのずれを、コンデンサ用金属板の板間距離を調
整することにより補償でき、一定の分圧比を容易に得る
ことができる。
【0026】請求項8記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器内に
補助コンデンサが設けられ、前記補助コンデンサは、コ
ンデンサ用金属板と前記容器の内壁との間の静電容量に
よって構成され、前記コンデンサ用金属板が前記ブッシ
ングに電気的に接続されることにより、前記補助コンデ
ンサが前記分圧コンデンサと並列に接続され、前記コン
デンサ用金属板と前記容器の内壁との間の距離が調節可
能に設けられていることを特徴とする。
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器内に
補助コンデンサが設けられ、前記補助コンデンサは、コ
ンデンサ用金属板と前記容器の内壁との間の静電容量に
よって構成され、前記コンデンサ用金属板が前記ブッシ
ングに電気的に接続されることにより、前記補助コンデ
ンサが前記分圧コンデンサと並列に接続され、前記コン
デンサ用金属板と前記容器の内壁との間の距離が調節可
能に設けられていることを特徴とする。
【0027】以上のような請求項8記載の発明では、コ
ンデンサ用金属板を2枚備える必要がないので、請求項
7記載の発明に比べてさらに構成が単純化し、製造コス
トが節約できる。
ンデンサ用金属板を2枚備える必要がないので、請求項
7記載の発明に比べてさらに構成が単純化し、製造コス
トが節約できる。
【0028】請求項9記載の発明は、請求項1〜8のい
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器内
に、絶縁ガスが封入されていることを特徴とする。
ずれか1項に記載の容量分圧器において、前記容器内
に、絶縁ガスが封入されていることを特徴とする。
【0029】以上のような請求項9記載の発明では、容
器内に絶縁ガスを封入したことにより絶縁特性が向上
し、コンデンサとブッシング、コンデンサ同士の間の絶
縁距離を短くとれるので、コンパクトな構成が可能とな
る。特に、請求項7又は請求項8記載の発明の場合、コ
ンデンサ用金属板間又はコンデンサ用金属板と容器内壁
との間を狭くしても、十分な絶縁距離を保つことができ
るので、大容量の補助コンデンサを構成できる。
器内に絶縁ガスを封入したことにより絶縁特性が向上
し、コンデンサとブッシング、コンデンサ同士の間の絶
縁距離を短くとれるので、コンパクトな構成が可能とな
る。特に、請求項7又は請求項8記載の発明の場合、コ
ンデンサ用金属板間又はコンデンサ用金属板と容器内壁
との間を狭くしても、十分な絶縁距離を保つことができ
るので、大容量の補助コンデンサを構成できる。
【0030】請求項10記載の発明は、請求項1〜9記
載のいずれか1項に記載の容量分圧器において、光電圧
センサが接続されていることを特徴とする。
載のいずれか1項に記載の容量分圧器において、光電圧
センサが接続されていることを特徴とする。
【0031】以上のような請求項10記載の発明では、
光電圧センサは高絶縁性、無誘導特性、小形軽量等の特
徴を有しているため、耐サージ性に優れ、コンパクトな
容量分圧器を構成できる。
光電圧センサは高絶縁性、無誘導特性、小形軽量等の特
徴を有しているため、耐サージ性に優れ、コンパクトな
容量分圧器を構成できる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に従っ
て以下に説明する。なお、図8に示した従来技術と同様
の部材は同一の符号を付し、説明は省略する。
て以下に説明する。なお、図8に示した従来技術と同様
の部材は同一の符号を付し、説明は省略する。
【0033】(1)第1の実施の形態 請求項1、請求項2及び請求項9記載の発明に対応する
一つの実施の形態を、第1の実施の形態として図1及び
図2に従って以下に説明する。なお、請求項に記載の第
1の金属板は接続板、第2の金属板は接地板とする。ま
た、図1及び図2は本実施の形態の構成図であり、図1
は径方向断面図、図2は図1におけるA−A矢視図であ
る。
一つの実施の形態を、第1の実施の形態として図1及び
図2に従って以下に説明する。なお、請求項に記載の第
1の金属板は接続板、第2の金属板は接地板とする。ま
た、図1及び図2は本実施の形態の構成図であり、図1
は径方向断面図、図2は図1におけるA−A矢視図であ
る。
【0034】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、母線タンク1と高電圧導体2との間に
配置された中間電極3には、ブッシング5が取り付けら
れ、このブッシング5の分圧電圧口出し部と分圧コンデ
ンサ9とが、ブッシング5と同軸円筒タンク形の密封容
器10に収納されている。密封容器10の図中上端部
は、オーリング11aを介して母線タンク1に取り付け
られ、密封容器10の図中下端部には、オーリング11
bを介して蓋12が取り付けられているので、密封容器
10は気密構造となっている。このオーリング11a,
11bは、ゴム等から成るリングで、圧縮締結すること
によって気密を保持するものである。そして、蓋12に
おける密封容器10の内部側には、吸着剤13が封入さ
れている。このような密封容器10は、母線タンク1に
電気的に接続され、母線タンク1とともに接地されるこ
とにより、接地電極を構成している。
する。すなわち、母線タンク1と高電圧導体2との間に
配置された中間電極3には、ブッシング5が取り付けら
れ、このブッシング5の分圧電圧口出し部と分圧コンデ
ンサ9とが、ブッシング5と同軸円筒タンク形の密封容
器10に収納されている。密封容器10の図中上端部
は、オーリング11aを介して母線タンク1に取り付け
られ、密封容器10の図中下端部には、オーリング11
bを介して蓋12が取り付けられているので、密封容器
10は気密構造となっている。このオーリング11a,
11bは、ゴム等から成るリングで、圧縮締結すること
によって気密を保持するものである。そして、蓋12に
おける密封容器10の内部側には、吸着剤13が封入さ
れている。このような密封容器10は、母線タンク1に
電気的に接続され、母線タンク1とともに接地されるこ
とにより、接地電極を構成している。
【0035】そして、図1及び図2に示すように、箱型
で、その図中下面側から高電圧側端子14と低電圧側端
子16が突出している8個の分圧コンデンサ9a〜9h
が、並列に接続されている。これらの分圧コンデンサ9
a〜9hは、ブッシング5と同軸円上に放射状に配置さ
れている。分圧コンデンサ9a〜9hの高電圧側端子1
4相互間およびブッシング5は、1枚の円形の接続板1
5によって接続されている。分圧コンデンサ9a〜9h
の低電圧側端子16相互間は、中心がくり貫かれ、分圧
コンデンサ9a〜9hを覆うようににかぶせられた釜形
の接地板17によって接続されている。この接地板17
は、密封容器10の内面に接触固定され、電気的に接続
されている。さらに、分圧コンデンサ9a〜9hへの印
可電圧が高い場合は、必要に応じてSF6等の絶縁ガス
が密封容器10内に封入され、コンデンサ相互間、密封
容器内面からの必要な絶縁距離が確保されている。
で、その図中下面側から高電圧側端子14と低電圧側端
子16が突出している8個の分圧コンデンサ9a〜9h
が、並列に接続されている。これらの分圧コンデンサ9
a〜9hは、ブッシング5と同軸円上に放射状に配置さ
れている。分圧コンデンサ9a〜9hの高電圧側端子1
4相互間およびブッシング5は、1枚の円形の接続板1
5によって接続されている。分圧コンデンサ9a〜9h
の低電圧側端子16相互間は、中心がくり貫かれ、分圧
コンデンサ9a〜9hを覆うようににかぶせられた釜形
の接地板17によって接続されている。この接地板17
は、密封容器10の内面に接触固定され、電気的に接続
されている。さらに、分圧コンデンサ9a〜9hへの印
可電圧が高い場合は、必要に応じてSF6等の絶縁ガス
が密封容器10内に封入され、コンデンサ相互間、密封
容器内面からの必要な絶縁距離が確保されている。
【0036】(作用・効果)以上のような構成を有する
本実施の形態の構成は以下の通りである。すなわち、小
容量のコンデンサを並列接続して、必要な容量の分圧コ
ンデンサ9a〜9hを構成するので、分圧コンデンサ9
a〜9hの耐電圧を確保することが容易になる。また、
個々の分圧コンデンサ9a〜9hとしては、小形なもの
が使用できるため、分圧器全体として小形化が可能とな
る。特に、分圧コンデンサ9a〜9hは、円筒タンク形
の密封容器10内にこれと同軸円上に放射状に配置され
ているので、スペース効率が良く、よりコンパクトな容
量分圧器となる。
本実施の形態の構成は以下の通りである。すなわち、小
容量のコンデンサを並列接続して、必要な容量の分圧コ
ンデンサ9a〜9hを構成するので、分圧コンデンサ9
a〜9hの耐電圧を確保することが容易になる。また、
個々の分圧コンデンサ9a〜9hとしては、小形なもの
が使用できるため、分圧器全体として小形化が可能とな
る。特に、分圧コンデンサ9a〜9hは、円筒タンク形
の密封容器10内にこれと同軸円上に放射状に配置され
ているので、スペース効率が良く、よりコンパクトな容
量分圧器となる。
【0037】そして、分圧コンデンサ9a〜9hは、密
封構造の密封容器10に収納されているので、粉塵等に
よる沿面汚染による絶縁劣化を防止できる。さらに密封
容器10には、吸着剤が封入されているので容器内の乾
燥を維持でき、吸湿による分圧コンデンサ9a〜9hの
劣化を防止できる。
封構造の密封容器10に収納されているので、粉塵等に
よる沿面汚染による絶縁劣化を防止できる。さらに密封
容器10には、吸着剤が封入されているので容器内の乾
燥を維持でき、吸湿による分圧コンデンサ9a〜9hの
劣化を防止できる。
【0038】また、8個の分圧コンデンサ9a〜9hが
並列接続されているため、個々のコンデンサ内のインダ
クタンスを低減することができる。そして、高電圧側端
子14相互間とブッシング5との接続が接続板15によ
りなされ、低電圧側端子16相互間と密封容器10との
接続が接地板17によりなされているので、リード線を
不要としつつ最短で接続されることになり、インダクタ
ンスを低減できる。このように、分圧コンデンサ9a〜
9h全体としてインダクタンスを低減できるので、サー
ジ電流による高周波異常電圧の発生を押さえることがで
き、二次出力波形に歪み、分圧電圧を検出する電圧セン
サの破壊を防止できる。従って、容量分圧器の耐サージ
性が向上する。さらに、接続板15及び接地板17はそ
れぞれ1枚ずつなので、複数の端子をそれぞれリード線
等により個別に接続する場合に比べて接続作業が容易と
なる。
並列接続されているため、個々のコンデンサ内のインダ
クタンスを低減することができる。そして、高電圧側端
子14相互間とブッシング5との接続が接続板15によ
りなされ、低電圧側端子16相互間と密封容器10との
接続が接地板17によりなされているので、リード線を
不要としつつ最短で接続されることになり、インダクタ
ンスを低減できる。このように、分圧コンデンサ9a〜
9h全体としてインダクタンスを低減できるので、サー
ジ電流による高周波異常電圧の発生を押さえることがで
き、二次出力波形に歪み、分圧電圧を検出する電圧セン
サの破壊を防止できる。従って、容量分圧器の耐サージ
性が向上する。さらに、接続板15及び接地板17はそ
れぞれ1枚ずつなので、複数の端子をそれぞれリード線
等により個別に接続する場合に比べて接続作業が容易と
なる。
【0039】(2)第2の実施の形態 請求項1、請求項2及び請求項9記載の発明に対応する
他の実施の形態を、第2の実施の形態として図3及び図
2に従って以下に説明する。なお、図3は本実施の形態
の容量分圧器における密閉容器内の構成を示す縦断面図
である。
他の実施の形態を、第2の実施の形態として図3及び図
2に従って以下に説明する。なお、図3は本実施の形態
の容量分圧器における密閉容器内の構成を示す縦断面図
である。
【0040】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、密封容器10内において、8個の分圧
コンデンサ9aが、ブッシング5と同軸円上に放射状に
配置されている。分圧コンデンサ9aの高電圧側端子1
4相互間およびブッシング5は、接続板15aによって
接続されている。分圧コンデンサ9aの低電圧側端子1
6相互間および密封容器10は接地板17aによって接
続されている。
する。すなわち、密封容器10内において、8個の分圧
コンデンサ9aが、ブッシング5と同軸円上に放射状に
配置されている。分圧コンデンサ9aの高電圧側端子1
4相互間およびブッシング5は、接続板15aによって
接続されている。分圧コンデンサ9aの低電圧側端子1
6相互間および密封容器10は接地板17aによって接
続されている。
【0041】そして、密封容易10内における8個の分
圧コンデンサ9aの外側には、8個の分圧コンデンサ9
bが、ブッシング5と同軸円上に放射状に配置されてい
る。分圧コンデンサ9bの高電圧側端子14相互間およ
びブッシング5は、接続板15bによって接続されてい
る。分圧コンデンサ9bの低電圧側端子16相互間およ
び密封容器10は接地板17bによって接続されてい
る。
圧コンデンサ9aの外側には、8個の分圧コンデンサ9
bが、ブッシング5と同軸円上に放射状に配置されてい
る。分圧コンデンサ9bの高電圧側端子14相互間およ
びブッシング5は、接続板15bによって接続されてい
る。分圧コンデンサ9bの低電圧側端子16相互間およ
び密封容器10は接地板17bによって接続されてい
る。
【0042】また、密封容器10内における分圧コンデ
ンサ9a,9bの上には、ドーナツ状の接地電極板18
が設置されている。この接地電極板18は、密封容器1
0と電気的に接続されている。そして、接地電極板18
上には、2段目の分圧コンデンサが以下のように配置さ
れている。すなわち、接地電極板18上には、8個の分
圧コンデンサ9cがブッシング5と同軸円上に放射状に
配置されている。分圧コンデンサ9cの高電圧側端子1
4相互間およびブッシング5は、接続板15cによって
接続されている。分圧コンデンサ9cの低電圧側端子1
6相互間および接地電極板18は、接地板17cによっ
て接続されている。
ンサ9a,9bの上には、ドーナツ状の接地電極板18
が設置されている。この接地電極板18は、密封容器1
0と電気的に接続されている。そして、接地電極板18
上には、2段目の分圧コンデンサが以下のように配置さ
れている。すなわち、接地電極板18上には、8個の分
圧コンデンサ9cがブッシング5と同軸円上に放射状に
配置されている。分圧コンデンサ9cの高電圧側端子1
4相互間およびブッシング5は、接続板15cによって
接続されている。分圧コンデンサ9cの低電圧側端子1
6相互間および接地電極板18は、接地板17cによっ
て接続されている。
【0043】さらに、接地電極板18上には、8個の分
圧コンデンサ9cの外側に、8個の分圧コンデンサ9d
がブッシング5と同軸円上に放射状に配置されている。
分圧コンデンサ9dの高電圧側端子14相互間およびブ
ッシング5は、接続板15dによって接続されている。
分圧コンデンサ9dの低電圧側端子16相互間および接
地電極板18は、接地板17dによって接続されてい
る。以上の接続板15a〜15dは、ブッシング5と同
軸の円筒形とドーナツ形とを組み合わせた形状であり、
接地板17a〜17dは、第1の実施の形態と同様の釜
形である。
圧コンデンサ9cの外側に、8個の分圧コンデンサ9d
がブッシング5と同軸円上に放射状に配置されている。
分圧コンデンサ9dの高電圧側端子14相互間およびブ
ッシング5は、接続板15dによって接続されている。
分圧コンデンサ9dの低電圧側端子16相互間および接
地電極板18は、接地板17dによって接続されてい
る。以上の接続板15a〜15dは、ブッシング5と同
軸の円筒形とドーナツ形とを組み合わせた形状であり、
接地板17a〜17dは、第1の実施の形態と同様の釜
形である。
【0044】なお、本実施の形態は、分圧コンデンサ9
の数及びその配置に対応した部分以外の構成は、第1の
実施の形態と同様であり、密封容器10は吸着剤が封入
された気密構造の円筒タンク形状で、母線タンクと電気
的に接続されている。
の数及びその配置に対応した部分以外の構成は、第1の
実施の形態と同様であり、密封容器10は吸着剤が封入
された気密構造の円筒タンク形状で、母線タンクと電気
的に接続されている。
【0045】(作用・効果)以上のような構成を有する
本実施の形態の作用・効果は以下の通りである。すなわ
ち、密封容器10内において、小容量のコンデンサを接
続板15及び接地板17によって並列接続し、必要な容
量の分圧コンデンサ9を構成するので、第1の実施の形
態と同様の効果が得られる。さらに、分圧コンデンサ9
a〜9dの配置が合理的なので、分圧コンデンサ9a〜
9dを多数使用して大容量化しても、容量分圧器の小形
化、省スペース化を実現できる。
本実施の形態の作用・効果は以下の通りである。すなわ
ち、密封容器10内において、小容量のコンデンサを接
続板15及び接地板17によって並列接続し、必要な容
量の分圧コンデンサ9を構成するので、第1の実施の形
態と同様の効果が得られる。さらに、分圧コンデンサ9
a〜9dの配置が合理的なので、分圧コンデンサ9a〜
9dを多数使用して大容量化しても、容量分圧器の小形
化、省スペース化を実現できる。
【0046】(3)第3の実施の形態 請求項1、請求項3及び請求項9記載の発明に対応する
一つの実施の形態を、図4に従って以下に説明する。な
お、請求項に記載の第1の金属板は接続板、第2の金属
板は接地板17a、第3の金属板は接地板17bとす
る。また、図4は本実施の形態の容量分圧器の平面透視
図である。
一つの実施の形態を、図4に従って以下に説明する。な
お、請求項に記載の第1の金属板は接続板、第2の金属
板は接地板17a、第3の金属板は接地板17bとす
る。また、図4は本実施の形態の容量分圧器の平面透視
図である。
【0047】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、ブッシング5を中心とする箱形の密封
容器10の内部において、6個の分圧コンデンサ9a〜
9fが、ブッシング5を挟んで2列に配設されている。
分圧コンデンサ9a〜9fの高電圧側端子14相互間お
よびブッシング5は、四角形の接続板15によって接続
されている。一方の列の分圧コンデンサ9a〜9cの低
電圧側端子16相互間および密封容器10は、端部を直
角に屈折させて断面をL形とした接地板17aによって
接続されている。他方の列の分圧コンデンサ9d〜9f
の低電圧側端子16相互間および密封容器10は、接地
板17aと同形で、これに対向配置された接地板17b
により接続されている。
する。すなわち、ブッシング5を中心とする箱形の密封
容器10の内部において、6個の分圧コンデンサ9a〜
9fが、ブッシング5を挟んで2列に配設されている。
分圧コンデンサ9a〜9fの高電圧側端子14相互間お
よびブッシング5は、四角形の接続板15によって接続
されている。一方の列の分圧コンデンサ9a〜9cの低
電圧側端子16相互間および密封容器10は、端部を直
角に屈折させて断面をL形とした接地板17aによって
接続されている。他方の列の分圧コンデンサ9d〜9f
の低電圧側端子16相互間および密封容器10は、接地
板17aと同形で、これに対向配置された接地板17b
により接続されている。
【0048】なお、本実施の形態は、分圧コンデンサ9
の数及びその配置に対応した部分以外の構成は、第1の
実施の形態と同様であり、密封容器10は吸着剤が封入
された気密構造の円筒タンク形状で、母線タンクと電気
的に接続されている。
の数及びその配置に対応した部分以外の構成は、第1の
実施の形態と同様であり、密封容器10は吸着剤が封入
された気密構造の円筒タンク形状で、母線タンクと電気
的に接続されている。
【0049】(作用・効果)以上のような構成を有する
本実施の形態の作用・効果は以下の通りである。すなわ
ち、密封容器10内において、小容量のコンデンサを接
続板15及び接地板17a,bによって並列接続し、必
要な容量の分圧コンデンサ9を構成するので、第1の実
施の形態と同様の効果が得られる。さらに、分圧コンデ
ンサ9a〜9fは、ブッシング5を中心とする箱型形状
の密閉容器10内に、ブッシング5を挟んで2列に配置
されているので、スペース効率が良く、コンパクトな容
量分圧器を実現できる。
本実施の形態の作用・効果は以下の通りである。すなわ
ち、密封容器10内において、小容量のコンデンサを接
続板15及び接地板17a,bによって並列接続し、必
要な容量の分圧コンデンサ9を構成するので、第1の実
施の形態と同様の効果が得られる。さらに、分圧コンデ
ンサ9a〜9fは、ブッシング5を中心とする箱型形状
の密閉容器10内に、ブッシング5を挟んで2列に配置
されているので、スペース効率が良く、コンパクトな容
量分圧器を実現できる。
【0050】(4)第4の実施の形態 請求項1、請求項4及び請求項9記載の発明に対応する
一つの実施の形態を、第4の実施の形態として図5に従
って以下に説明する。なお、図5は本実施の形態の容量
分圧器における密閉容器内の構成を示す縦断面図であ
る。
一つの実施の形態を、第4の実施の形態として図5に従
って以下に説明する。なお、図5は本実施の形態の容量
分圧器における密閉容器内の構成を示す縦断面図であ
る。
【0051】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、密封容器10内においては、ドーナツ
状の接地電極板18が水平方向に設置されている。この
接地電極板18は、密封容器10と電気的に接続されて
いる。そして、接地電極板18の図中上下には、分圧コ
ンデンサ9a〜9bが以下のように配置されている。す
なわち、接地電極板18の一方の面には、8個の分圧コ
ンデンサ9aが、ブッシング5と同軸円上に放射状に配
置されている。分圧コンデンサ9aの高電圧側端子14
相互間およびブッシング5は、接続板15aによって接
続されている。分圧コンデンサ9aの低電圧側端子16
相互間および接地電極板18は、接地板17aによって
接続されている。
する。すなわち、密封容器10内においては、ドーナツ
状の接地電極板18が水平方向に設置されている。この
接地電極板18は、密封容器10と電気的に接続されて
いる。そして、接地電極板18の図中上下には、分圧コ
ンデンサ9a〜9bが以下のように配置されている。す
なわち、接地電極板18の一方の面には、8個の分圧コ
ンデンサ9aが、ブッシング5と同軸円上に放射状に配
置されている。分圧コンデンサ9aの高電圧側端子14
相互間およびブッシング5は、接続板15aによって接
続されている。分圧コンデンサ9aの低電圧側端子16
相互間および接地電極板18は、接地板17aによって
接続されている。
【0052】さらに、接地電極板18における8個の分
圧コンデンサ9aを配置した面と逆の面には、8個の分
圧コンデンサ9bがブッシング5と同軸円筒状に放射状
に設置されている。分圧コンデンサ9bの高電圧側端子
14相互間およびブッシング5は、接続板15bによっ
て接続されている。分圧コンデンサ9bの低電圧側端子
16相互間および接地電極板18は、接地板17bによ
って接続されている。以上の接続板15a,15bは、
ブッシング5と同軸の円板形、円筒形及びドーナツ形を
組み合わせた形状であり、接地板17a,17bは、第
1の実施の形態と同様の釜形である。
圧コンデンサ9aを配置した面と逆の面には、8個の分
圧コンデンサ9bがブッシング5と同軸円筒状に放射状
に設置されている。分圧コンデンサ9bの高電圧側端子
14相互間およびブッシング5は、接続板15bによっ
て接続されている。分圧コンデンサ9bの低電圧側端子
16相互間および接地電極板18は、接地板17bによ
って接続されている。以上の接続板15a,15bは、
ブッシング5と同軸の円板形、円筒形及びドーナツ形を
組み合わせた形状であり、接地板17a,17bは、第
1の実施の形態と同様の釜形である。
【0053】なお、本実施の形態は、分圧コンデンサ9
の数及びその配置に対応した部分以外の構成は、第1の
実施の形態と同様であり、密封容器10は吸着剤が封入
された気密構造の円筒タンク形状で、母線タンクと電気
的に接続されている。
の数及びその配置に対応した部分以外の構成は、第1の
実施の形態と同様であり、密封容器10は吸着剤が封入
された気密構造の円筒タンク形状で、母線タンクと電気
的に接続されている。
【0054】(作用・効果)以上のような構成を有する
第4の実施の形態の作用・効果は以下の通りである。す
なわち、密封容器10内において、小容量のコンデンサ
を接続板15a,15b、接地板17a,17bによっ
て並列接続し、必要な容量の分圧コンデンサ9を構成す
るので、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。さ
らに、第2の実施の形態のように配置する場合に比べ
て、上下方向の幅を節約できるので、多数の分圧コンデ
ンサ9を必要とする場合であっても、コンパクトな容量
分圧器を実現できる。
第4の実施の形態の作用・効果は以下の通りである。す
なわち、密封容器10内において、小容量のコンデンサ
を接続板15a,15b、接地板17a,17bによっ
て並列接続し、必要な容量の分圧コンデンサ9を構成す
るので、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。さ
らに、第2の実施の形態のように配置する場合に比べ
て、上下方向の幅を節約できるので、多数の分圧コンデ
ンサ9を必要とする場合であっても、コンパクトな容量
分圧器を実現できる。
【0055】(5)第5の実施の形態 まず、請求項1、請求項5及び請求項6記載の発明に対
応する一つの実施の形態を、第5の実施の形態として図
6に従って以下に説明する。なお、請求項6記載の弾性
部材はバネとする。また、図6は本実施の形態の容量分
圧器における密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
応する一つの実施の形態を、第5の実施の形態として図
6に従って以下に説明する。なお、請求項6記載の弾性
部材はバネとする。また、図6は本実施の形態の容量分
圧器における密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
【0056】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。本実施の形態は、密閉容器の蓋が分圧コンデンサ
の接地板の機能を一部兼ねる構成となっている。すなわ
ち、密封容器10内においては、第1の実施の形態と同
様に、ブッシング5と同軸円上に放射状にコンデンサ9
が配置されている。密封容器10の蓋12は、密封容器
10と電気的に接続されているため、接地電位にある。
蓋12の内面側中央部には絶縁板19が取り付けられ、
この絶縁板19には複数のバネ20の一端が取り付けら
れている。バネ20の他端には、円形の接続板15が取
り付けられている。従って、絶縁板19は、バネ20及
び絶縁板19を介して蓋12に絶縁支持されている。
する。本実施の形態は、密閉容器の蓋が分圧コンデンサ
の接地板の機能を一部兼ねる構成となっている。すなわ
ち、密封容器10内においては、第1の実施の形態と同
様に、ブッシング5と同軸円上に放射状にコンデンサ9
が配置されている。密封容器10の蓋12は、密封容器
10と電気的に接続されているため、接地電位にある。
蓋12の内面側中央部には絶縁板19が取り付けられ、
この絶縁板19には複数のバネ20の一端が取り付けら
れている。バネ20の他端には、円形の接続板15が取
り付けられている。従って、絶縁板19は、バネ20及
び絶縁板19を介して蓋12に絶縁支持されている。
【0057】一方、蓋12には、導電性のバネ21の一
端が取り付けられている。バネ21の他端には、ドーナ
ツ形の接地板17が取り付けられている。従って、接地
板17はバネ21を介して蓋12に電気的に接続されて
いる。
端が取り付けられている。バネ21の他端には、ドーナ
ツ形の接地板17が取り付けられている。従って、接地
板17はバネ21を介して蓋12に電気的に接続されて
いる。
【0058】以上のようなバネ20及びバネ21は、蓋
12を密封容器10に取り付けたときに、接続板15及
び接地板17が、それぞれ高電圧側端子14及び低電圧
側端子16に接触する長さに調整されている。従って、
蓋12を取り付けることにより、複数のコンデンサ9が
並列接続されるとともに、ブッシング5と接地電極すな
わち密閉容器10との間が電気的に接続される構成とな
っている。
12を密封容器10に取り付けたときに、接続板15及
び接地板17が、それぞれ高電圧側端子14及び低電圧
側端子16に接触する長さに調整されている。従って、
蓋12を取り付けることにより、複数のコンデンサ9が
並列接続されるとともに、ブッシング5と接地電極すな
わち密閉容器10との間が電気的に接続される構成とな
っている。
【0059】なお、本実施の形態は、接続板15、接地
板17、絶縁板19、バネ20,21及びこれらに対応
して密閉容器10を小形化した以外の構成は、第1の実
施の形態と同様であり、密封容器10は吸着剤が封入さ
れた気密構造の円筒タンク形状で、母線タンクと電気的
に接続されている。
板17、絶縁板19、バネ20,21及びこれらに対応
して密閉容器10を小形化した以外の構成は、第1の実
施の形態と同様であり、密封容器10は吸着剤が封入さ
れた気密構造の円筒タンク形状で、母線タンクと電気的
に接続されている。
【0060】(作用・効果)以上のような構成を有する
第5の実施の形態の作用・効果は、以下の通りである。
すなわち、密封容器10内において、小容量のコンデン
サを接続板15、接地板17等によって並列接続し、必
要な容量の分圧コンデンサ9を構成するので、第1の実
施の形態と同様の効果が得られる。さらに、接地板17
及び絶縁板19の支持を、蓋12側で行うので、密封容
器10を図中上下方向に小さくすることができ、容量分
圧器の小形化が実現できる。
第5の実施の形態の作用・効果は、以下の通りである。
すなわち、密封容器10内において、小容量のコンデン
サを接続板15、接地板17等によって並列接続し、必
要な容量の分圧コンデンサ9を構成するので、第1の実
施の形態と同様の効果が得られる。さらに、接地板17
及び絶縁板19の支持を、蓋12側で行うので、密封容
器10を図中上下方向に小さくすることができ、容量分
圧器の小形化が実現できる。
【0061】そして、接地板17及び絶縁板19がバネ
20,21によって支持されているので、接地板17及
び絶縁板19と高電圧側端子14及び低電圧側端子16
との間の寸法誤差を吸収できる。従って、バネ20,2
1を所定の長さとすれば、蓋12を閉じたときに寸法が
合わずに接触不良となる事態を防止できる。
20,21によって支持されているので、接地板17及
び絶縁板19と高電圧側端子14及び低電圧側端子16
との間の寸法誤差を吸収できる。従って、バネ20,2
1を所定の長さとすれば、蓋12を閉じたときに寸法が
合わずに接触不良となる事態を防止できる。
【0062】また、分圧コンデンサ9間の並列接続、ブ
ッシング5、接地電極に対する接続が密閉容器10の蓋
12を取り付ける作業と同時に実現されるため、容量分
圧器の組み立て、分圧コンデンサ9の交換作業が容易と
なる。
ッシング5、接地電極に対する接続が密閉容器10の蓋
12を取り付ける作業と同時に実現されるため、容量分
圧器の組み立て、分圧コンデンサ9の交換作業が容易と
なる。
【0063】(6)第6の実施の形態 請求項1、請求項7及び請求項9記載の発明に対応する
一つの実施の形態を、図7に従って以下に説明する。な
お、図7は本実施の形態の容量分圧器における密閉容器
内の構成を示す縦断面図である。
一つの実施の形態を、図7に従って以下に説明する。な
お、図7は本実施の形態の容量分圧器における密閉容器
内の構成を示す縦断面図である。
【0064】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。本実施の形態は、補助コンデンサにより分圧比を
調整可能な構成となっている。すなわち、密封容器10
内においては、第1の実施の形態と同様に、ブッシング
5と同軸円上に放射状にコンデンサ9が配置されてい
る。密封容器10の蓋12は、密封容器10と電気的に
接続されているため、接地電位にある。蓋12の内面側
には絶縁板22が取り付けられ、この絶縁板22に金属
柱23aの一端が取り付けられている。金属柱23aの
他端には、コンデンサ用金属板24aが取り付けられて
いる。コンデンサ用金属板24aとブッシング5とは、
接続線26により電気的に接続されている。従って、ブ
ッシング5、コンデンサ9の高電圧側端子14、コンデ
ンサ用金属板24aは同電位となっている。
する。本実施の形態は、補助コンデンサにより分圧比を
調整可能な構成となっている。すなわち、密封容器10
内においては、第1の実施の形態と同様に、ブッシング
5と同軸円上に放射状にコンデンサ9が配置されてい
る。密封容器10の蓋12は、密封容器10と電気的に
接続されているため、接地電位にある。蓋12の内面側
には絶縁板22が取り付けられ、この絶縁板22に金属
柱23aの一端が取り付けられている。金属柱23aの
他端には、コンデンサ用金属板24aが取り付けられて
いる。コンデンサ用金属板24aとブッシング5とは、
接続線26により電気的に接続されている。従って、ブ
ッシング5、コンデンサ9の高電圧側端子14、コンデ
ンサ用金属板24aは同電位となっている。
【0065】一方、密封容器10の内面におけるコンデ
ンサ用電極板14aに対向する位置には、金属柱23b
の一端が取り付けられている。金属柱23bの他端に
は、コンデンサ用電極板24aに対峙する位置に、コン
デンサ用金属板24bが取り付けられている。従って、
コンデンサ用金属板24bは接地されている。このよう
に、コンデンサ用金属板24aと24bとは向かい合っ
た位置に配設されているので、コンデンサ用金属板24
a、24b間の静電容量によって、補助コンデンサ25
が構成されている。また、補助コンデンサ25は、分圧
コンデンサ9と並列に接続されている。さらに、金属柱
23a,23bは伸縮可能に設けられているので、金属
柱23の長さを変えることによって補助コンデンサ25
の静電容量を調整可能な構成となっている。
ンサ用電極板14aに対向する位置には、金属柱23b
の一端が取り付けられている。金属柱23bの他端に
は、コンデンサ用電極板24aに対峙する位置に、コン
デンサ用金属板24bが取り付けられている。従って、
コンデンサ用金属板24bは接地されている。このよう
に、コンデンサ用金属板24aと24bとは向かい合っ
た位置に配設されているので、コンデンサ用金属板24
a、24b間の静電容量によって、補助コンデンサ25
が構成されている。また、補助コンデンサ25は、分圧
コンデンサ9と並列に接続されている。さらに、金属柱
23a,23bは伸縮可能に設けられているので、金属
柱23の長さを変えることによって補助コンデンサ25
の静電容量を調整可能な構成となっている。
【0066】なお、本実施の形態は、補助コンデンサ2
5に対応した部分以外の構成は、第1の実施の形態と同
様であり、密封容器10は吸着剤が封入された気密構造
の円筒タンク形状で、母線タンクと電気的に接続されて
いる。
5に対応した部分以外の構成は、第1の実施の形態と同
様であり、密封容器10は吸着剤が封入された気密構造
の円筒タンク形状で、母線タンクと電気的に接続されて
いる。
【0067】(作用・効果)以上のような構成を有する
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の作用・効果
を保持した上で、分圧コンデンサ9と並列接続された補
助コンデンサ25のコンデンサ用金属板23,24間の
距離を調整することにより、精密な分圧比の設定を容易
に行うことができる。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の作用・効果
を保持した上で、分圧コンデンサ9と並列接続された補
助コンデンサ25のコンデンサ用金属板23,24間の
距離を調整することにより、精密な分圧比の設定を容易
に行うことができる。
【0068】また、一般に主コンデンサ、分圧コンデン
サともにその静電容量は製造誤差を持つため、容量分圧
器は理想の分圧比に対して数パーセントから数十パーセ
ントの誤差を持つ。この誤差を補助コンデンサ25のコ
ンデンサ用金属板23,24間の距離を調整することに
より補償することができるので、理想の分圧比を容易に
得ることができる。
サともにその静電容量は製造誤差を持つため、容量分圧
器は理想の分圧比に対して数パーセントから数十パーセ
ントの誤差を持つ。この誤差を補助コンデンサ25のコ
ンデンサ用金属板23,24間の距離を調整することに
より補償することができるので、理想の分圧比を容易に
得ることができる。
【0069】さらに、密封容器10内には、絶縁ガスが
封入されているので、補助コンデンサ25を構成するコ
ンデンサ用金属板24a,24bの間隔を狭くしても、
十分な絶縁距離をとることができ、補助コンデンサの容
量を大きくできる。
封入されているので、補助コンデンサ25を構成するコ
ンデンサ用金属板24a,24bの間隔を狭くしても、
十分な絶縁距離をとることができ、補助コンデンサの容
量を大きくできる。
【0070】(7)第7の実施の形態 請求項10記載の発明に対応する一つの実施の形態を、
第7の実施の形態として以下に説明する。
第7の実施の形態として以下に説明する。
【0071】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、本実施の形態は、第1〜第6の実施の
形態の容量分圧器において、図8に示すように、分圧コ
ンデンサ6と並列となるように、主コンデンサ4に対し
て光電圧センサ27を接続したものである。この光電圧
センサ27は、電気光学素子に電界を印加すると、透過
光の偏光状態が変化するという性質を利用して分圧電圧
を検出するものであり、一般的には、光ファイバーを光
の伝送経路として用い、光の入射側から偏光子、1/4
λ素子、電気光学素子、検光子等を配列することにより
構成されている。この電気光学素子としては、通常、屈
折率が電界強度に比例して変化するポッケルス素子が使
用されている。
する。すなわち、本実施の形態は、第1〜第6の実施の
形態の容量分圧器において、図8に示すように、分圧コ
ンデンサ6と並列となるように、主コンデンサ4に対し
て光電圧センサ27を接続したものである。この光電圧
センサ27は、電気光学素子に電界を印加すると、透過
光の偏光状態が変化するという性質を利用して分圧電圧
を検出するものであり、一般的には、光ファイバーを光
の伝送経路として用い、光の入射側から偏光子、1/4
λ素子、電気光学素子、検光子等を配列することにより
構成されている。この電気光学素子としては、通常、屈
折率が電界強度に比例して変化するポッケルス素子が使
用されている。
【0072】(作用・効果)以上のような本実施の形態
によれば、光電圧センサは、高絶縁性、無誘導特性、小
形軽量等の特徴を有しているため、第1〜6の実施の形
態の容量分圧器と組み合わせることにより、分圧部、検
出部を含めて耐サージ性に優れ、コンパクトな容量分圧
器とすることができる。
によれば、光電圧センサは、高絶縁性、無誘導特性、小
形軽量等の特徴を有しているため、第1〜6の実施の形
態の容量分圧器と組み合わせることにより、分圧部、検
出部を含めて耐サージ性に優れ、コンパクトな容量分圧
器とすることができる。
【0073】(8)他の実施の形態 本発明は上記のような実施の形態に限定されるものでは
なく、各部材の配置、数量、形状等は適宜変更可能であ
り、各請求項に記載された発明は自由に組み合わせ可能
である。例えば、第2の実施の形態では、ブッシングと
同軸円上の放射状の分圧コンデンサ9の組を径方向に2
重、縦方向に2段としたが、これはガス絶縁開閉装置の
レイアウトまたは、容量分圧器10の設置スペース等を
考慮して適当に選択できる。また、第4〜6の実施の形
態において、分圧コンデンサ9を径方向に2重に配置す
ることも可能である。
なく、各部材の配置、数量、形状等は適宜変更可能であ
り、各請求項に記載された発明は自由に組み合わせ可能
である。例えば、第2の実施の形態では、ブッシングと
同軸円上の放射状の分圧コンデンサ9の組を径方向に2
重、縦方向に2段としたが、これはガス絶縁開閉装置の
レイアウトまたは、容量分圧器10の設置スペース等を
考慮して適当に選択できる。また、第4〜6の実施の形
態において、分圧コンデンサ9を径方向に2重に配置す
ることも可能である。
【0074】そして、請求項5記載の発明に対応する他
の実施の形態として、密封容器10の蓋12にソケット
を取り付け、蓋12をすることにより、分圧コンデンサ
9の電極がソケットに差し込まれ,コンデンサ相互間、
および接地電極との接続が行われる構成とすることもで
きる。
の実施の形態として、密封容器10の蓋12にソケット
を取り付け、蓋12をすることにより、分圧コンデンサ
9の電極がソケットに差し込まれ,コンデンサ相互間、
および接地電極との接続が行われる構成とすることもで
きる。
【0075】さらに、請求項8記載の発明に対応する一
つの実施の形態として、上記第6の実施の形態におい
て、コンデンサ用金属板24bを省略して、密封容器1
0の内壁面とコンデンサ用金属板24aとの間の静電容
量を、補助コンデンサ25として利用するものも構成可
能である。このような実施の形態によれば、コンデンサ
用金属板を2枚備える必要がないので、第6の実施の形
態に比べてさらに構成が単純化し、製造コストが節約で
きる。
つの実施の形態として、上記第6の実施の形態におい
て、コンデンサ用金属板24bを省略して、密封容器1
0の内壁面とコンデンサ用金属板24aとの間の静電容
量を、補助コンデンサ25として利用するものも構成可
能である。このような実施の形態によれば、コンデンサ
用金属板を2枚備える必要がないので、第6の実施の形
態に比べてさらに構成が単純化し、製造コストが節約で
きる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サージ電流による高周波異常電圧の発生を低減可能な容
量分圧器を提供することができる。
サージ電流による高周波異常電圧の発生を低減可能な容
量分圧器を提供することができる。
【0077】また、本発明によれば、小容量のコンデン
サを使用することによって、耐電圧性、絶縁性に優れた
容量分圧器を提供することができる。
サを使用することによって、耐電圧性、絶縁性に優れた
容量分圧器を提供することができる。
【0078】さらに、本発明によれば、分圧比の管理が
容易な容量分圧器を提供することができる。
容易な容量分圧器を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の容量分圧器の構成
を示す径方向断面図である。
を示す径方向断面図である。
【図2】図1の実施の形態におけるA−A矢視図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態の容量分圧器におけ
る密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
る密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の容量分圧器の平面
透視図である。
透視図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の容量分圧器におけ
る密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
る密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態の容量分圧器におけ
る密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
る密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態の容量分圧器におけ
る密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
る密閉容器内の構成を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態の容量分圧器におけ
る光電圧センサとの接続関係を示す結線図である。
る光電圧センサとの接続関係を示す結線図である。
【図9】従来の容量分圧器の一例の構成を示す径方向断
面図である。
面図である。
1…母線タンク 2…高電圧導体 3…中間電極 4…主コンデンサ 5…ブッシング 6…分圧コクデンサ 7…コンデンサ室 8…リード線 9…分圧コンデンサ 10…密封容器 11…オーリング 12…蓋 13…吸着剤 14…高電圧側端子 15…接続板 16…低電圧側端子 17…接地板 18…接地電極板 19…絶縁板 20,21…バネ 22…絶縁板 23…金属柱 24a,24b…コンデンサ用金属板 25…補助コンデンサ 26…接続線 27…光電圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 雄三 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 宮下 暢 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内
Claims (10)
- 【請求項1】 ガス絶縁開閉装置の管路部の高電圧導体
と接地された母線タンクとの間に中間電極が配置され、
前記高電圧導体と前記中間電極との間の静電容量によっ
て主コンデンサが構成され、前記中間電極と接地電位側
との間に分圧コンデンサが接続された容量分圧器におい
て、 いずれか1つの面から高電圧側端子と低電圧側端子が突
出した箱形のコンデンサを、複数個並列に接続すること
により、前記分圧コンデンサが構成され、 前記分圧コンデンサは、接地された容器内に収納され、 前記中間電極にブッシングが接続され、 前記高電圧側端子と前記ブッシングとの間及び前記低電
圧側端子と前記容器との間が、それぞれ金属板で接続さ
れていることを特徴とする容量分圧器。 - 【請求項2】 前記分圧コンデンサを構成する複数個の
コンデンサが、前記ブッシングと同軸円上に放射状に配
置され、 前記高電圧側端子相互間と前記ブッシングとが1枚の第
1の金属板によって接続され、 前記低電圧側端子相互間と前記容器とが1枚の第2の金
属板によって接続されていることを特徴とする請求項1
記載の容量分圧器。 - 【請求項3】 前記分圧コンデンサを構成する複数個の
コンデンサが、前記ブッシングを挟んで2列に配置さ
れ、 前記コンデンサの高電圧側端子相互間と前記ブッシング
とが1枚の第1の金属板によって接続され、 一方の列の前記低電圧側端子相互間と前記容器とが1枚
の第2の金属板によって接続され、 他方の列の前記低電圧側端子相互間と前記容器とが1枚
の第3の金属板によって接続されていることを特徴とす
る請求項1記載の容量分圧器。 - 【請求項4】 前記容器内に、前記容器と電気的に接続
された水平方向の接地金属板が設けられ、 前記接地金属板の両面に、前記分圧コンデンサを構成す
る複数個のコンデンサが配設されていることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項に記載の容量分圧器。 - 【請求項5】 前記容器を密閉する蓋を介して、前記低
電圧側端子相互間と前記容器とが接続されていることを
特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容量分
圧器。 - 【請求項6】 前記容器の蓋の内面には、前記高電圧側
端子相互間と前記ブッシングとを接続する第1の金属板
が、弾性部材を介して絶縁支持されるとともに、前記低
電圧側端子相互間と前記容器とを接続をする第2の金属
板が、弾性部材を介して電気的に接続支持されているこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の容
量分圧器。 - 【請求項7】 前記容器内に補助コンデンサが設けら
れ、 前記補助コンデンサは、2枚のコンデンサ用金属板の間
の静電容量によって構成され、 前記コンデンサ用金属板の一方が前記ブッシングに電気
的に接続され、他方が前記容器に電気的に接続されるこ
とにより、前記補助コンデンサが前記分圧コンデンサと
並列に接続され、、 前記コンデンサ用金属板の板間距離が調節可能に設けら
れていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
に記載の容量分圧器。 - 【請求項8】 前記容器内に補助コンデンサが設けら
れ、 前記補助コンデンサは、コンデンサ用金属板と前記容器
の内壁との間の静電容量によって構成され、 前記コンデンサ用金属板が前記ブッシングに電気的に接
続されることにより、前記補助コンデンサが前記分圧コ
ンデンサと並列に接続され、 前記コンデンサ用金属板と前記容器の内壁との間の距離
が調節可能に設けられていることを特徴とする請求項1
〜6のいずれか1項に記載の容量分圧器。 - 【請求項9】 前記容器内に、絶縁ガスが封入されてい
ることを特徴とする特徴とする請求項1〜8のいずれか
1項に記載の容量分圧器。 - 【請求項10】 光電圧センサが接続されていることを
特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の容量分
圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8291712A JPH10132860A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 容量分圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8291712A JPH10132860A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 容量分圧器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132860A true JPH10132860A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17772430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8291712A Pending JPH10132860A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 容量分圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10132860A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1495107A4 (en) * | 2002-03-20 | 2007-04-18 | Bio Rad Laboratories | ELECTROPORATION CHAMBER |
| CN101793915A (zh) * | 2010-04-06 | 2010-08-04 | 西安交通大学 | 一种由印刷电路板构成的电容分压器 |
| CN101915860A (zh) * | 2010-07-22 | 2010-12-15 | 无锡市锡容电力电器有限公司 | 电容分压器一体式输出端子结构 |
| CN101576579B (zh) | 2009-06-01 | 2011-01-05 | 西安交通大学 | 用于纳秒级高压脉冲测量的同轴-对称分立型电容分压器 |
| CN102128964A (zh) * | 2011-01-14 | 2011-07-20 | 西北核技术研究所 | 一种用于辐射二极管参数测量的电容分压器及安装方法 |
| CN101710137B (zh) | 2009-12-09 | 2011-07-27 | 西安交通大学 | 电感、电阻补偿型电容分压器 |
| CN103235166A (zh) * | 2013-04-17 | 2013-08-07 | 清华大学 | 手孔式电容分压器 |
| CN103529262A (zh) * | 2013-10-18 | 2014-01-22 | 无锡希恩电气有限公司 | 高压电容分压器 |
| JP2018506723A (ja) * | 2015-02-24 | 2018-03-08 | ジェネラル エレクトリック テクノロジー ゲーエムベーハー | 容量式に制御されるフィードスルーの測定接続部と結合するためのセンサ装置 |
| CN109116079A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-01-01 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种用于gis的内接触式电容分压器 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP8291712A patent/JPH10132860A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1495107A4 (en) * | 2002-03-20 | 2007-04-18 | Bio Rad Laboratories | ELECTROPORATION CHAMBER |
| CN101576579B (zh) | 2009-06-01 | 2011-01-05 | 西安交通大学 | 用于纳秒级高压脉冲测量的同轴-对称分立型电容分压器 |
| CN101710137B (zh) | 2009-12-09 | 2011-07-27 | 西安交通大学 | 电感、电阻补偿型电容分压器 |
| CN101793915A (zh) * | 2010-04-06 | 2010-08-04 | 西安交通大学 | 一种由印刷电路板构成的电容分压器 |
| CN101915860A (zh) * | 2010-07-22 | 2010-12-15 | 无锡市锡容电力电器有限公司 | 电容分压器一体式输出端子结构 |
| CN102128964A (zh) * | 2011-01-14 | 2011-07-20 | 西北核技术研究所 | 一种用于辐射二极管参数测量的电容分压器及安装方法 |
| CN102128964B (zh) | 2011-01-14 | 2013-03-20 | 西北核技术研究所 | 一种用于辐射二极管参数测量的电容分压器及安装方法 |
| CN103235166A (zh) * | 2013-04-17 | 2013-08-07 | 清华大学 | 手孔式电容分压器 |
| CN103529262A (zh) * | 2013-10-18 | 2014-01-22 | 无锡希恩电气有限公司 | 高压电容分压器 |
| JP2018506723A (ja) * | 2015-02-24 | 2018-03-08 | ジェネラル エレクトリック テクノロジー ゲーエムベーハー | 容量式に制御されるフィードスルーの測定接続部と結合するためのセンサ装置 |
| CN109116079A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-01-01 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种用于gis的内接触式电容分压器 |
| CN109116079B (zh) * | 2018-10-24 | 2021-06-08 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种用于gis的内接触式电容分压器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |