JPH10133661A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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Publication number
JPH10133661A
JPH10133661A JP8284494A JP28449496A JPH10133661A JP H10133661 A JPH10133661 A JP H10133661A JP 8284494 A JP8284494 A JP 8284494A JP 28449496 A JP28449496 A JP 28449496A JP H10133661 A JPH10133661 A JP H10133661A
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JP
Japan
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chord
data
performance
pitch
tone
Prior art date
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Pending
Application number
JP8284494A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Shimada
義久 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コード変更時に、ベースの音高を、変更後の
コードに対して違和感の無い音高に変更する。 【解決手段】 コードイベントがあったときには(ステ
ップ184)、コードルートレジスタに書き込まれたコ
ードルートデータCRが読み出される(ステップ18
8)。そして、コードルートCRに応じたキーナンバデ
ータKNがベースのキーナンバデータKNとしてアサイ
ンメントメモリに書き込まれる(ステップ194)。こ
れにより、コード変更時に、ベース音が変更後のコード
のコードルートまたはコードルートに応じた音高に変更
され、コードに対して違和感の無いベース音が発音され
る。そして、次のベース音のキーオンイベントからは、
ベースパターンデータBPの順番に復帰してベース音が
発音される(ステップ184、190、192)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コード変更時に
ベースの音高を違和感の無い音高に変更するようにした
自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動演奏装置は、ROM、RA
M、CD(コンパクトディスク)等の記憶媒体に記憶さ
れた自動演奏情報を読み出して自動的に楽音を演奏す
る。また、従来の自動演奏装置には、コード音とベース
音とからなる伴奏パートを自動演奏する自動伴奏機能を
備えたものがある。
【0003】この自動伴奏機能では、上記記憶媒体に記
憶されたコードデータとベースデータが読み出されて自
動的に伴奏パートが演奏される。このとき、ベースの音
高はコードに合わせて変更される。例えば、コードが
「Cメジャー」の場合には、ベース音はコードの構成音
「ド(C)、ミ(E)、ソ(G)」の何れかであり、コ
ードが「Fメジャー」の場合には、ベース音はコードの
構成音「ファ(F)、ラ(A)、ド(C)」の何れかで
ある。また、従来の自動演奏装置では、ベース音の範囲
は1オクターブに限定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、上記従来の自
動演奏装置において、コード「Cメジャー」に応じたベ
ースパターンが4分の4拍子の1つの小節について、図
16(A)に示すように「ド(C)、ソ(G)、ミ
(E)、ソ(G)」のようにコードを構成する音高を1
拍ずつに展開した形であったときに、4拍目にコードが
「Fメジャー」に変更された場合には、図16(B)に
示すように上記のベースパターンがそのままシフト(移
調)されて、「Fメジャー」のベースパターン「ファ
(F)、ド(C)、ラ(A)、ド(C)」の4拍目の
「ド(C)」音が発音される。
【0005】しかしながら、コード自体は「Cメジャ
ー」から「Fメジャー」へ音程が上がったにもかかわら
ず、ベース音は「ミ(E)」から「ド(C)」へ下がっ
てしまい、違和感が生じる。また、この「ド(C)」の
音は「Fメジャー」のコードルートの「ファ(F)」で
はなく、しかもベース音は1オクターブ内の音高に限ら
れているため、ベース音は、3拍目に発音された「ミ
(E)」の次に「ド(C)」へ下がってしまう。
【0006】このように、従来の自動演奏装置において
は、コードが変更されたときには、ベースパターンで決
められた順番の音高が出力されるため、コードルート以
外の音高が発音されることがあり、この場合には、コー
ド変更時のベースの音高の変化が違和感を生じる場合が
あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、コード変更時に、ベースの音高を変更後
のコードのコードルートと同じ音高またはコードルート
に応じた音高に変更するようにしたものである。これに
より、コードが変更される時に、ベース音は変更後のコ
ードに対して違和感の無い音高に変更される。
【0008】
【発明の実施の形態】
1.第1実施例の全体回路 図1は、電子楽器の全体回路を示す。キーボード1の各
キーは、楽音の発音/消音の操作を行うものであり、キ
ースキャン回路2によってスキャンされ、キー操作、す
なわちキーオン、キーオフを示すデータが検出され、C
PU5によってRAM6に書込まれる。そして、それま
でRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの状態
を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、オフ
イベントの判別が、CPU5によって行われる。
【0009】これにより、オン/オフに係るキーのポジ
ションが検出される。また、上記スキャンは周期的に行
われるので、キーのオン/オフのタイミングも検出され
る。なお、上記キーボード(電子鍵盤楽器)1は、電子
弦楽器、電子管(リード)楽器、電子打(パッド)楽
器、コンピュータのキーボード等で代用しても良い。
【0010】パネルスイッチ群3には、演奏に関する種
々の操作スイッチが設けられている。これらの操作スイ
ッチの中には、自動演奏モードを指定するためのオート
プレイキー、自動演奏モードの種類を切り替えるモード
キー、ベースパターンを選択するためのベースパターン
選択キー、コードを指定するためのコード指定スイッ
チ、リズムを選択するためのリズム選択キー等(何れも
図示せず)がある。
【0011】パネルスイッチ群3の各スイッチは、パネ
ルスキャン回路4によってスキャンされる。このスキャ
ンにより、各スイッチのオン/オフを示すデータが検出
され、CPU5によってRAM6に書込まれる。そし
て、それまでRAM6に記憶されていた各スイッチのオ
ン/オフの状態を示すデータと比較され、各スイッチの
オンイベント/オフイベントの判別がCPU5によって
行われる。
【0012】上記キーボード1の一部には、コード指定
エリア(図示せず)が設けられている。このコード指定
エリアは、例えば、最低音鍵から1〜2オクターブの範
囲のロアキーに設定される。後述する半自動コード演奏
モードでは、このコード指定エリア内の鍵が、予め決め
られた約束に従って押鍵されたとき、このキーオンに応
じてコード(コードイベント)が入力される。なお、こ
のコードの入力は上記コード指定操作スイッチによって
も入力できる。
【0013】また、上記キーボード1の低音側の鍵の1
部または全鍵の範囲には、コード演奏エリア(図示せ
ず)が設けられている。このコード演奏エリアは、コー
ドが演奏されることが多い範囲に設定される。後述する
マニュアルコード演奏モードでは、このコード演奏エリ
ア内で複数鍵の押鍵があったときに、押鍵により入力さ
れたコードが検出される。
【0014】RAM6には、上述した各種データのほ
か、CPU5が処理する各種データ及び処理に必要なデ
ータが記憶される。このRAM6には、後述するワーキ
ングメモリ32が設けられている。
【0015】ROM7(内部記憶媒体/手段)には後述
する各フローチャートに応じたコンピュータプログラム
であって、CPU5が実行する各種処理に応じたシステ
ムプログラム、ジョブプログラム、各種固定データ等が
記憶されている。このコンピュータプログラムはCD−
ROM(外部記憶媒体/手段)等に記憶され、上記RA
M6(内部記憶媒体/手段)に書き込まれ記憶される
(インストール/転送/複写される)こともある。
【0016】このROM7にはベースパターンメモリ3
3が設けられている。このベースパターンメモリ33か
らは、ベースパートの楽音に応じたキーナンバデータが
読み出され、ベース音と共に発音されるコード音のコー
ドルートに応じて修正変更されて出力される。
【0017】また、ROM7には、各種のコードについ
てのコードデータCPが記憶されたコードパターンメモ
リ34が設けられている。このコードデータCPは、コ
ードを構成する音のキーナンバデータKNからなる。こ
のキーナンバデータKNは所定のコードルートを基準と
したものであり、入力されるコードルートが変化すれ
ば、これに応じて上記キーナンバデータKNはシフトさ
れる。
【0018】そして、このコードパターンメモリ34か
らは、手動入力によって指定されたコードまたは自動演
奏のコードに対応するキーナンバデータKNが出力され
て、トーンジェネレータ10へ送られ、サウンドシステ
ム11からコード演奏が発音される。
【0019】さらに、ROM7にはリズムパターンメモ
リ35が設けられている。このリズムパターンメモリ3
5には、ディスコ、ワルツ、マーチ等の各リズムごとの
リズムパターン(打楽器音)が記憶されている。そし
て、上記リズム選択キーにより選択されたリズムに対応
するリズムパターンデータが、このリズムパターンメモ
リ35から読み出され、トーンジェネレータ10で発音
されて、自動リズム演奏が行われる。
【0020】なお、ROM7に記憶されているプログラ
ム及びデータ等は、RAM6、RAM/ROMカード、
フロッピーディスク、CD−RAM/ROM等に記憶さ
れても良く、これらの記憶媒体からプログラム及びデー
タがRAM6にロードされて各処理が実行される。
【0021】自動演奏メモリ8には複数曲の自動演奏情
報MPが記憶されている。自動演奏メモリ8はRAMま
たはROMよりなるが、上記RAM6、ROM7と一体
であっても良いし、RAM/ROMカード、フロッピー
ディスク、CD−RAM/ROM等であっても良い。
【0022】MIDI回路9は、外部接続された電子楽
器との間で楽音情報の送受を行うためのインターフェイ
スである。この楽音情報はMIDI(ミュージカルイン
スツルメントデジタルインターフェイス)規格のもの
で、この楽音情報に基づいた発音または自動演奏が行わ
れる。上記自動演奏情報MPは、このMIDI回路9を
介して他の電子楽器からも送られてくる。
【0023】上記自動演奏情報MPに応じた楽音データ
および上記キーボード1の各キーのオン/オフに応じた
楽音データはトーンジェネレータ10へ送られ、サウン
ドシステム11から楽音データに応じた楽音が発音され
る。このトーンジェネレータ10には、複数チャンネル
分、例えば16チャンネル分の楽音生成システムが時分
割処理により形成されており、これによって楽音がポリ
フォニックに発音される。このトーンジェネレータ10
には後述するアサインメントメモリ31が設けられてい
る。LCD(液晶表示装置)12には、上記RAM6に
記憶されている各種データがLCDドライバ13を介し
て送られて表示される。
【0024】タイマ回路14は、タイムカウントを行う
ことにより、一定周期のクロック信号φを発生する。こ
のクロック信号φは、インタラプト信号INTとしてC
PU5へ入力される。
【0025】2.コードパターンメモリ34(第1実施
例) 図2は上記コードパターンメモリ34を示す。このコー
ドパターンメモリ34には、メジャー、マイナー、セブ
ンス等の各コードタイプごとの構成音が記憶されてい
る。この各コードの構成音は、コードルートが「C」の
ときの各コードのキーナンバKNである。
【0026】この各コードの全構成音は、発生されたコ
ードタイプデータCTに応じて読み出され、発生された
コードルートデータCRに応じてシフトされ、トーンジ
ェネレータ10のアサインメントメモリ31へ送られて
発音される。なお、上記コードルートデータCRに応じ
たシフトによってシフトされた構成音の音高が「C」〜
「B」の1オクターブの範囲を越えると、1オクターブ
下または上の音高に修正される。
【0027】3.ベースパターンメモリ33(第1実施
例) 図3は上記ベースパターンメモリ33を示す。このベー
スパターンメモリ33には、メジャー、マイナー、セブ
ンス等の各コードタイプごとのベース音のキーナンバデ
ータKNが記憶されている。1つのコードのベース音は
4音からなり、この4音はタイムカウンタ47のタイム
カウントデータTMの2つの特定ビットの値に応じて読
み出される。この2つの特定ビットは、1小節分のビー
ト(拍)に応じており、1拍目(00)、2拍目(0
1)、3拍目(10)、4拍目(11)を示す。
【0028】読み出されたベース音は、上述の発生され
たコードルートデータCRに応じてシフトされ、トーン
ジェネレータ10のアサインメントメモリ31へ送られ
て発音される。なお、上記コードルートデータCRに応
じたシフトによって、シフトされたベース音の音高が
「C」〜「B」の1オクターブの範囲を越えると、1オ
クターブ下または上の楽音に修正される。
【0029】また、設定されたビート、つまり選択され
た自動リズム演奏のビートが4/4拍子以外、例えば3
/4拍子、2/4拍子、1/2拍子、8/8拍子、6/
8拍子、4/8拍子のときには、ベースパターンメモリ
33の読み出し方法が変更される。
【0030】例えば、図3の第4ビート目が読み出され
なかったり、第1ビート目と第2ビート目が同時に読み
出された後に第3ビート目と第4ビート目が同時に読み
出されたり、1ビートの間に2つのビート分のベース音
が読み出される等である。また、8/8拍子、6/8拍
子、4/8拍子等では、上記タイムカウントデータTM
のビートを示すビットは1つ下のビットまでを含む。
【0031】4.アサインメントメモリ31(第1実施
例) 図4に示すように、アサインメントメモリ31には、1
6チャンネル分のメモリエリアが形成されており、上記
トーンジェネレータ10に形成された16個の時分割楽
音生成チャンネルに割り当てられた楽音データが書き込
まれる。なお、このアサインメントメモリ31は、上記
RAM6内に設けても良い。
【0032】上記各チャンネルメモリエリアに書込まれ
る楽音データは、オン/オフデータON/OFF、キー
ナンバデータKN、トーンナンバデータTN、タッチデ
ータTC、ゲートタイムデータGT等である。オン/オ
フデータON/OFFは、キーボード1の各キーのオン
(“1”)、オフ(“0”)、または発音(“1”)、
消音(“0”)を示すデータである。
【0033】5.ワーキングメモリ32(第1実施例) 図5に示すように、ワーキングメモリ32には、各種レ
ジスタ、各種バッファ、各種カウンタ、各種メモリが設
けられている。モードフラグレジスタ41には、電子楽
器の動作モードを示すモードフラグデータMFが記憶さ
れる。このモードフラグデータMFは、パネルスイッチ
群3に設けられたオートプレイキー(図示せず)の操作
に応じた自動演奏モードの開始/停止、および自動演奏
情報MPのバーマークデータBMが続けて複数読み出さ
れたときのバー待機モードの開始/停止を示す。
【0034】入力バッファレジスタ42には、使用者に
よって入力された演奏情報に応じた楽音データ(オン/
オフデータON/OFF、キーナンバデータKN、トー
ンナンバデータTN、タッチデータTC、ゲートタイム
データGT等)が記憶される。この場合の演奏情報は、
キーボード1の操作によって入力されたり、MIDI回
路9を介して外部から入力される。この入力バッファレ
ジスタ42には複数の楽音データをセットすることが可
能である。
【0035】再生バッファレジスタ43には、上記自動
演奏情報MPに応じた楽音データ(オン/オフデータO
N/OFF、キーナンバデータKN、トーンナンバデー
タTN、タッチデータTC、ゲートタイムデータGT、
ステップタイムデータST等)が記憶される。この再生
バッファレジスタ43にも、複数の楽音データをセット
することが可能である。なお、上記自動演奏情報MPが
コードパートの情報の場合には、上記キーナンバデータ
KNの代わりに、コードデータCPが記憶される。
【0036】入力トーンナンバレジスタ44には、パネ
ルスイッチ群3に設けられたトーンナンバキー(図示せ
ず)によって入力されたトーンナンバデータTNがセッ
トされる。再生トーンナンバレジスタ45には、上記自
動演奏情報MP内のトーンナンバデータTNがセットさ
れる。また、この再生トーンナンバレジスタ45には、
音色の変更が行われた場合に、変更後の音色に対応する
トーンナンバデータTNがセットされる。
【0037】なお、上記入力トーンナンバレジスタ44
および再生トーンナンバレジスタ45にセットされるト
ーンナンバデータTNには、上記タッチデータTC等が
付加されることがあり、また、複数のトーンナンバデー
タTNがセットされることがある。また、上記再生トー
ンナンバレジスタ45には、モード切り換えにより、上
記パネルスイッチ群3のトーンナンバキーによって入力
されたトーンナンバデータTNがセットされることもあ
る。
【0038】テンポビートレジスタ46には、上記自動
演奏情報MP内のテンポデータTPおよびビートデータ
BEに応じたテンポビートデータTBがセットされる。
このテンポビートデータTBは1小節分の時間を表す。
タイムカウンタ47は、クロック信号φがハイレベルに
なるごとにCPU5によって+1され、タイムカウント
データTMのカウントが行われる。
【0039】このタイムカウントデータTMが上記テン
ポビートデータTBに一致すると、タイムカウントデー
タTMはクリアされる。上記クロック信号φの周波数
は、上記タイマ回路14におけるクロック信号φの周波
数と同じでも良いし、異なっていても良い。またこのク
ロック信号φの周波数は、設定されたテンポに応じて変
化する。このタイムカウンタ47の特定ビットが1小節
内の拍数(ビート)を示している。このビートビットに
応じて自動リズム演奏、コード演奏、ベース演奏が実行
される。
【0040】アサインアドレスカウンタ48では、上記
アサインメントメモリ31の各チャンネルメモリエリア
を指定するアサインアドレスデータAAがカウントされ
る。再生アドレスカウンタ49では、上記自動演奏メモ
リ8またはベースパターンメモリ33の読み出しアドレ
スデータRAがカウントされる。
【0041】コードタイプレジスタ50には、検出され
たコードまたは自動演奏されるコードのコードタイプデ
ータCTが記憶される。コードルートレジスタ51に
は、検出されたコードまたは自動演奏されるコードのコ
ードルートデータCRが記憶される。上記検出されたコ
ードは、後述するメインルーチン中のステップ104、
106、112、114等でキーボード1またはパネル
スイッチ群3等から入力されたコードである。
【0042】ベースデータレジスタ52には、自動演奏
される楽音がベース音の場合に、自動演奏情報MPに含
まれるベースデータBAが記憶される。コードイベント
フラグレジスタ53には、コードイベントフラグCFが
記憶される。このコードイベントフラグCFは、コード
イベントがあったときに“1”にセットされ、コードイ
ベントが終了したときに“0”にリセットされる。
【0043】コードイベントとは、自動演奏開始時また
は開始後に最初に発音されるコード音の発音開始、また
は自動演奏中にコードが指定または変更されたリトリガ
ーの場合における変更後のコード音の発音開始である。
また、自動演奏中にコードが指定または変更される場合
とは、自動演奏情報MP内のコードデータCPがシーケ
ンシャルに読み出されたとき、または上記コード指定エ
リア内の鍵若しくはコード指定スイッチが操作されて、
演奏者によってコードが指定または変更されたときであ
る。
【0044】7.メインルーチン(第1実施例) 図6は、CPU5が実行するメインルーチンのフローチ
ャートを示す。この処理は電源投入によりスタートし、
このスタート時には、RAM6、ワーキングメモリ3
2、タイマ回路14、自動演奏メモリ8等がクリアさ
れ、各種イニシャライズ処理が行われる(ステップ10
2)。
【0045】次いで、キーボード1のキーオンイベント
が検出されたときには(ステップ104)、このオンキ
ーに基づくキーオン処理が行われ(ステップ106)、
キーオフイベントが検出されたときには(ステップ10
8)、このオフキーに基づくキーオフ処理が行われる
(ステップ110)。
【0046】キーオン処理(ステップ106)では、オ
ンキーのキーナンバデータKN、タッチデータTC、
“1”のオン/オフデータON/OFFが入力バッファ
レジスタ42にセットされ、この楽音データが入力トー
ンナンバレジスタ44のトーンナンバデータTNととも
に、アサインメントメモリ31の空チャンネルに応じた
メモリエリアに書き込まれる。これにより、オンキーに
応じた楽音が、オンキーに応じたタイミングにおいて発
音される。また、自動演奏モードの場合には、後述する
半自動コード演奏動作およびマニュアルコード演奏動作
が行われる。
【0047】キーオフ処理(ステップ110)では、ア
サインメントメモリ31内の各キーナンバデータKNの
うち、オフキーのキーナンバデータKNと同じ楽音デー
タがサーチされ、この楽音データのオン/オフデータO
N/OFFが“0”にされる。これにより、オフキーに
応じた楽音が消音される。
【0048】次に、パネルスイッチ群3の各キーのオン
/オフが判別され(ステップ112)、オン/オフイベ
ントありと判別されると、このオン/オフイベントがあ
ったキーに応じた処理が行われる(ステップ114)。
このパネルスイッチ処理(ステップ114)では、パネ
ルスイッチ群3のトーンナンバキーが操作された場合
に、トーンナンバキーによって入力されたトーンナンバ
データTNが上記入力トーンナンバレジスタ44または
再生トーンナンバレジスタ45に記憶される。
【0049】上述したコードの入力(コードイベント)
の検出は、上述のステップ104及び106のキーオン
処理、ステップ112及び114のパネルスイッチ処理
で実行され、入力コード(コードイベント)に応じた楽
音(コード音)の出力は、ステップ116及び118で
実行される。
【0050】さらに、自動演奏モードが選択されている
場合には(ステップ116)、自動演奏処理(ステップ
118)が行われ、MIDI回路19による入力/出力
の情報がある場合には(ステップ120)、MIDI入
力/出力処理(ステップ122)が行われる。そして、
その他の処理(ステップ124)が行われた後、ルーチ
ンはステップ104へ戻る。以後、電源がオフになるま
で上記の処理が繰り返し実行される。
【0051】8.自動演奏モードの種類(第1実施例) 本実施例における自動演奏モードの種類には、全自動演
奏モード、自動メロディ演奏モード、自動伴奏モード等
があり、自動伴奏モードには、自動コード演奏モード、
半自動コード演奏モード、マニュアルコード演奏モード
がある。
【0052】全自動演奏モードでは、メロディパート、
コードパート、ベースパート等の全部の楽音(演奏)パ
ートについての自動演奏情報MPが読み出されて、全楽
音(演奏)パートが自動演奏される。自動メロディ演奏
モードでは、1つまたは複数のメロディパートが自動演
奏される。
【0053】自動コード演奏モードでは、コードパート
とベースパートについての自動演奏情報MPが読み出さ
れて、この自動演奏情報MPに決められた順にコードが
切り換えられる。また、コード音は自動演奏情報MP内
のコードデータCPに基づいて決められ、ベース音は自
動演奏情報MP内のベースデータBAに基づいて決めら
れる。
【0054】半自動コード演奏モードでは、上記コード
指定エリア内で予め決められた約束に従ってキーオンが
あったときに、このキーオンによって指定されたコード
に応じてコード音が切り換えられる。また、演奏者によ
って指定されたコードが、コードパターンメモリ34に
記憶されているコードデータCPによってコードの構成
音のキーナンバデータKNに変換される。この場合、コ
ードの各キーナンバデータKNはコードルートに応じて
シフトされる。
【0055】このキーナンバデータKNは、ワーキング
メモリ32に記憶され、さらにトーンジェネレータ10
へ送られることによって、サウンドシステム11からコ
ード音が自動演奏される。
【0056】そして、ベース音のベースパターンは、ベ
ースパターン選択キーの操作によって選択されたり、選
択された自動リズム演奏の種類に応じて選択される。こ
の選択されたベースパターンは、ベースパターンメモリ
33から読み出されて、再生バッファレジスタ43に書
き込まれる。また、ベースパターンデータBPのキーナ
ンバデータKN(音高)も、コードルートに応じてシフ
トされる。
【0057】これにより、演奏者によって選択されたコ
ードのコード音とベース音が自動演奏される。このよう
に、半自動コード演奏モードでは、演奏者がコードを構
成する全ての音名の鍵を押鍵する必要が無く、予め決め
られた約束に従って鍵を押鍵するのみで良い。例えば、
コードを構成する音名の一部(1音または2音)を押す
だけで、コードルートとコードタイプが同時に指定でき
る。
【0058】マニュアルコード演奏モードでは、演奏者
によってキーボード1の上記コード演奏エリアにおいて
通常のコード演奏が行われる。すなわち、演奏者がキー
ボード1のコード演奏エリアにおいてコードを構成する
音名の各鍵の全てを押鍵してマニュアルでコード演奏を
行う。この場合、ベース演奏はベースパターン選択キー
によって選択されたベースパターン、または選択された
自動リズム演奏の種類に応じて選択されたベースパター
ンに従って自動演奏され、押鍵されたコードのコードル
ートに応じてベース音がシフトされる。
【0059】9.キーオン処理(第1実施例) 図7は上記キーオン処理(ステップ106)のフローチ
ャートを示す。メインルーチンで説明したように、キー
ボード1のキーオンイベントが検出されたときには(図
6、ステップ104)、このオンキーに基づくキーオン
処理が行われる(ステップ106)。従って、演奏者に
よってコード音の押鍵があれば、図7のキーオン処理
(ステップ106)が行われる。
【0060】まず、モードフラグレジスタ41のモード
フラグMFが読み出されて、オートプレイキーの操作に
よって自動演奏モードが選択されているか否かが判別さ
れる(ステップ130)。自動演奏モードでなければ、
通常のマニュアル演奏であるからオンキーの発音処理
(ステップ146)が行われる。
【0061】オンキーの発音処理(ステップ146)で
は、オンキーのキーナンバデータKN、タッチデータT
C、“1”のオン/オフデータON/OFFが入力バッ
ファレジスタ42にセットされ、この楽音データが入力
トーンナンバレジスタ44のトーンナンバデータTNと
ともに、アサインメントメモリ31の空チャンネルに応
じたメモリエリアに書き込まれる。これにより、オンキ
ーに応じた楽音が、オンキーに応じたタイミングにおい
て発音される。
【0062】他方、自動演奏モードであれば、さらに、
マニュアルコード演奏モードであるか否かが判別される
(ステップ132)。マニュアルコード演奏モードであ
れば、オンキーが上記コード演奏エリア内の鍵であるか
否かが判別される(ステップ134)。オンキーがコー
ド演奏エリアでなければ、メロディパートの演奏が行わ
れているので、オンキーの発音処理(ステップ146)
が行われる。
【0063】また、コードは異なる複数の音名から構成
されているので、このステップ134では、オンキーが
複数であるか否かが判別される。オンキーが1つであれ
ば、コード演奏は行われず、ステップ146でキーオン
イベントがあったキーの音が発音される。
【0064】他方、キーオンがコード演奏エリア内の鍵
で行われた場合には、コードが検出され(ステップ13
6)、コードイベントフラグCFが“1”とされる(ス
テップ138)。このコード検出処理(ステップ13
6)は、例えば、特願平2−136447号に開示され
ている。まず、キーオンイベントがあった音高に応じた
全ての音名デーが合成され、この合成データが再生バッ
ファレジスタ43に記憶される。この合成データは、1
オクターブの音名の順にビットデータを並べたものであ
る。
【0065】すなわち、上位ビットから「B、A#、
A、G#、G、F#、F、E、D#、D、C#、C」の
順に音名が並べられ、キーオンがあった音名のビットを
“1”、キーオンが無かった音名のビットを“0”とす
る。例えば、「Cメジャー」の場合には「C、E、G」
の3音がキーオンされるので、合成データは「0000
10010001」である。
【0066】一方、ROM7にはコード毎に、上記合成
データの見本データがデータテーブルとして記憶されて
いる(図示せず)。また、このデータテーブルには、コ
ードに対応するコードルートデータCRとコードタイプ
データCTが記憶されている。または、上記コードを構
成する音高の中の最低音を求めて、この音高をコードル
ートとしても良い。
【0067】そして、キーオンイベントがあったときに
は、上記合成データに一致する見本データが探索され
る。合成データに一致する見本データがあれば、この見
本データが示すコードがキーオンされたコードである。
この検出されたコードデータCPは再生バッファレジス
タ43に記憶され、コードタイプデータCTはコードタ
イプレジスタ50に記憶され、コードルートデータCR
はコードルートレジスタ51に記憶される。
【0068】また、半自動コード演奏モードの場合(ス
テップ140)には、キーオンが上記コード指定エリア
内であるか否かが判別される(ステップ142)。コー
ド指定エリア以外の鍵が押鍵された場合には、オンキー
の発音処理(ステップ146)でキーオンイベントがあ
ったキー音が発音される。
【0069】他方、コード指定エリア内でキーオンがあ
った場合には、押鍵されたキーのキーナンバデータKN
に基づいてコードが検出される(ステップ144)。例
えば、ROM7には、コード指定エリア内の鍵のキーナ
ンバに対応するコードタイプデータCTとコードルート
データCRが記憶されている。
【0070】そして、キーオンイベントがあった鍵のキ
ーナンバに対応するコードタイプデータCTとコードル
ートデータCRが読み出されて、コードタイプレジスタ
50、コードルートレジスタ51に記憶される。さら
に、後述するリズム・コード・ベース処理(ステップ1
56)において、コードパターンメモリ34からコード
タイプデータCTに対応するキーナンバデータKNが読
み出され、読み出されたキーナンバデータKNがコード
ルートデータCRに応じてシフトされる。
【0071】なお、半自動コード演奏モードにおけるコ
ードの指定は、予め決められた約束に従ってコード指定
エリア内の鍵の中の1つの鍵を押鍵することによって行
われても良いし、コード指定エリア内の複数の鍵を予め
決められた組み合わせに従って押鍵することによって行
われても良い。
【0072】10.サイクルインタラプト処理(第1実
施例) 図8は、サイクルインタラプト処理のフローチャートを
示す。この処理は、上記クロック信号φがハイレベルに
なるごとにCPU5によって実行される。まず、モード
フラグレジスタ41の内容に基づいて、自動演奏モード
が設定されていることが判別されれば(ステップ15
0)、タイムカウンタ47のタイムカウントデータTM
が+1される(ステップ152)。
【0073】そして、ビートに応じたビットデータが+
1されたか否かが判別される(ステップ154)。前述
したように、タイムカウンタ47のタイムカウントデー
タTMの2つの特定ビットは1小節分のビート(拍)を
示している。従って、この特定ビットがインクリメント
された場合には、次のビートのリズム音、コード音及び
ベース音が発音される(ステップ156)。
【0074】次に、上記ステップ152でインクリメン
トされたタイムカウントデータTMの値がテンポビート
レジスタ46のテンポビートデータTBに一致すれば
(ステップ158)、タイムカウントデータTMがクリ
アされ(ステップ160)、かつ上記モードフラグレジ
スタ41のバー待機モードフラグがクリアされる(ステ
ップ162)。これにより、1小節分の待機が完了す
る。
【0075】11.コード・ベース処理(第1実施例) 図9は上記リズム・コード・ベース処理(ステップ15
6)のフローチャートを示す。以下の説明では、例え
ば、4分の4拍子の曲の自動伴奏で、図10(A)に示
すように、ベースパターンが1拍毎に「ド(C)、ソ
(G)、ミ(E)、ソ(G)」と変化するパターンであ
り、Cメジャーで自動演奏されているときに、4拍目で
コードがFメジャーに変更された場合を例に挙げて説明
する。その他のコード変更が行われた場合にも同様の処
理が行われる。
【0076】このコード・ベース処理(ステップ15
6)では、まず、リズム選択キーによって選択されたリ
ズムに応じたリズムパターンデータがリズムパターンメ
モリ35から読み出される(ステップ170)。このリ
ズムパターンデータは、ディスコ、ワルツ、マーチ等の
リズムに応じた打楽器音のデータである。そして、読み
出されたリズムパターンデータは、トーンジェネレータ
10へ送られて(ステップ172)、サウンドシステム
11からリズム音が発音される。
【0077】次に、マニュアルコード演奏モードである
か否かが判別される(ステップ174)。マニュアルコ
ード演奏モードであれば、マニュアル演奏によってキー
オンイベントがあったキーのキーナンバデータKNが、
オン/オフデータON/OFF、トーンナンバデータT
N、タッチデータTC、ゲートタイムデータGT等と共
にトーンジェネレータ10へ送られて、演奏者によって
押鍵されたコード音が発音される(ステップ182)。
【0078】他方、マニュアルコード演奏モードでなけ
れば、半自動コード演奏モードであるから、上記キーオ
ン処理(ステップ106)のステップ136で検出され
たコードについてのコードタイプデータCTが、コード
タイプレジスタ50から読みだされる。そして、このコ
ードタイプに応じた構成音のキーナンバデータKNがコ
ードパターンメモリ34から読み出され(ステップ17
6)、再生バッファレジスタ43に記憶される。
【0079】そして、再生バッファレジスタ43に記憶
されたコードの構成音のキーナンバデータKNは、演奏
者により指定されたコードのコードルートと基準コード
のコードルートとの音程差だけシフトされる(ステップ
178)。
【0080】上記のように、演奏者により指定されたコ
ードが「Fメジャー」であれば、コードルートは「F」
であり、コードタイプは「メジャー」である。従って、
ステップ176では、コードタイプ「メジャー」に応じ
た構成音「C、E、G」がコードパターンメモリ34か
ら読み出される。
【0081】そして、指定されたコード「Fメジャー」
のコードルート「F」と基準コードルート「C」との音
程差が2音半であるから、コードパターンメモリ34か
ら読み出された「メジャー」の構成音「C、E、G」
は、それぞれ2音半シフトされて「Fメジャー」の構成
音「F、A、C」となる。
【0082】このようにコードルートに応じてシフトさ
れたキーナンバデータKNは、オン/オフデータON/
OFF、トーンナンバデータTN、タッチデータTC、
ゲートタイムデータGT等と共にトーンジェネレータ1
0へ送られる。これにより、演奏者によって指定された
コード音が発音される(ステップ180)。このとき、
ゲートタイムGTは、1拍分(4分音符分)とされる。
【0083】コード音の発音処理(ステップ180、1
82)の次に、コードイベントであるか否かが判別され
る(ステップ184)。コードイベントであれば、コー
ドイベントフラグCFがクリアされ(ステップ18
6)、コードルートレジスタ51からコードルートデー
タCRが読み出される(ステップ188)。
【0084】そして、上記コードルートデータCRに応
じたキーナンバデータKNは、オン/オフデータON/
OFF、トーンナンバデータTN、タッチデータTC、
ゲートタイムデータGT等と共にベースのキーナンバデ
ータKNとしてトーンジェネレータ30へ送られ、アサ
インメントメモリ31に書き込まれる(ステップ19
4)。これにより、コードイベントがあったときには、
演奏または指定されたコードのコードルートに応じたベ
ース音が発音される。このとき、ゲートタイムGTは、
上記ステップ180と同様に、1拍分(4分音符分)と
される。
【0085】コードルートCRに応じたキーナンバデー
タとは、コードルートCRと同じ音高のキーナンバデー
タまたは所定音程ずれた音のキーナンバデータである。
例えば、コード音の音域がベース音の音域よりも高い場
合には、ベースの音高は、コードルートCRと同じ音名
であって1オクターブまたは2オクターブ以上低い音高
にされる。
【0086】上記のように、Cメジャーの伴奏の4拍目
にコードがFメジャーに変更された場合には、図10
(B)に示すように、4拍目のベース音「ソ(G)」が
Fメジャーのコードルート「ファ(F)」の音高に変更
される。これにより、コードが変更されたときに、ベー
ス音としてコードルート以外の音が発音されることが防
止され、コード音に対してベース音が違和感を生じさせ
ることを防止できる。
【0087】他方、コードイベントではない場合には、
演奏または指定されたコードに応じた音高のベース音が
発音される(ステップ190、192)。ステップ19
0では、コードタイプレジスタ50に記憶されているコ
ードタイプに応じたベースパターンデータBPの中の、
ビート(拍)に応じたキーナンバデータKNが、ベース
パターンメモリ33から読み出される。
【0088】ステップ192では、読み出されたベース
音のキーナンバデータKNが、演奏または指定されたコ
ードのコードルートに応じてシフトされる。上記のよう
に、演奏または指定されたコードが「Fメジャー」であ
れば、コードルートは「F」であり、基準コードルート
「C」に対する音程差が2音半である。従って、読み出
されたベース音のキーナンバデータKNが2音半シフト
される。
【0089】以上の処理がサイクルインタラプト処理
(図8)のステップ154で一拍ごとまたは半拍ごと
(所定の音楽的時間ごと)に行われ、コードイベントが
あれば、演奏または指定されたコード音が発音されると
共に、ベース音がコードルートまたはコードルートに応
じた音高に変更されて発音される(ステップ188、1
94)。また、コードイベント以外では、演奏または指
定されたコードのコードルートと基準コードルートとの
音程差に応じてベース音のキーナンバデータKNがシフ
トされる(ステップ192)。
【0090】なお、コードイベントがあったときには、
ベースパターンに拘らずベース音はコードルートまたは
コードルートに応じた音高に変更される(ステップ18
4〜184、194)。例えば、4分の4拍子の曲の自
動伴奏で、図11(A)に示すように、ベースパターン
メモリ33に記憶されている「Cメジャー」のベースパ
ターンデータBPが1拍目が4分音符の「ド(C)」、
2拍目が8分休符と8分音符の「ソ(G)」、3及び4
拍目が2分音符の「ソ(G)」であるとする。
【0091】そして、Cメジャーで自動演奏されている
ときに、4拍目でコードがFメジャーに変更された場合
には、従来の自動演奏装置では、図11(B)に示すよ
うに、4拍目でベース音がリトリガーされて、「Fメジ
ャー」の3及び4拍目の音高である「ド(C)」が発音
される。このため、コード自体は「Cメジャー」から
「Fメジャー」へ音程が上がったにもかかわらず、ベー
ス音は「ソ(G)」から「ド(C)」へ下がってしま
い、しかも、この「ド(C)」の音は「Fメジャー」の
コードルートの「ファ(F)」ではないため、違和感が
生じる。
【0092】これに対して、本実施例によれば、コード
が「Fメジャー」に変更されたときに、ベース音は「F
メジャー」のコードルート「ファ(F)」に変更される
ので、コード音に対して違和感の無いベース音が発音さ
れる。
【0093】12.第2実施例 上記第1実施例では図8に示したサイクルインタラプト
処理において半自動コード演奏モード及びマニュアルコ
ード演奏モードが処理されるのに対して、第2実施例で
は、図6に示したメインルーチン中の自動演奏処理(ス
テップ118)において上記半自動コード演奏モード及
びマニュアルコード演奏モードが処理される。
【0094】すなわち、第2実施例では、図9に示した
リズム・コード・ベース処理(ステップ156)は行わ
れず、図6中の自動演奏処理(ステップ118)におい
て後述するコード・ベース処理(図15)が行われる。
また、この自動演奏処理(ステップ118)では自動コ
ード演奏モード、全自動演奏モード、自動メロディ演奏
モード等の各種自動演奏モードも処理される。
【0095】従って、第2実施例で実行されるサイクル
インタラプト処理では、図8に示した処理の中のビート
ビットのインクリメント処理(ステップ154)及びリ
ズム・コード・ベース処理(ステップ156)は行われ
ない。また、第2実施例で実行されるメインルーチン
は、図6に示したメインルーチンと同じである。
【0096】また、図7に示したキーオン処理(ステッ
プ106)では、半自動コード演奏モードにおけるコー
ド検出処理(ステップ144)の後に、図9中のステッ
プ176と178が挿入される。すなわち、コード検出
処理(ステップ144)で検出されたコードのコードタ
イプCTに応じた基準コードの構成音がコードパターン
メモリ34から読みだされて、コードルートに応じてシ
フトされる。
【0097】さらに、第2実施例の自動演奏装置におけ
る全体回路は、図1とほぼ同様である。ただし、上記ベ
ースパターンメモリ33に記憶されるベースパターンデ
ータBPは、後述する内容(図13)に変更される。
【0098】13.自動演奏情報MP 図12は、上記自動演奏メモリ8に記憶されている自動
演奏情報MPを示す。この自動演奏メモリ8には、ディ
レクトリデータDRおよび再生条件データRCが記憶さ
れ、このデータDR、RCの後には複数曲の自動演奏情
報MPが記憶されている。
【0099】なお、図12には自動演奏情報MPの中の
ベースパートのデータを例示してあるが、自動演奏メモ
リ8には、この他にメロディパート、コードパート、バ
ッキングパート、アルペジオ、リズム等の他のパートの
データも同様の形式で記憶されている。また、全自動演
奏モードの自動演奏情報MPは、メロディパートのデー
タ、コードパートのデータ、ベースパートのデータ、リ
ズムパートのデータ等が混合され、発音順に並べられて
いる。
【0100】上記ベースパートの自動演奏情報MPは、
音符データ群と、この音符データ群の間に挿入されるバ
ーマークデータBM、リターンマークデータRT等から
なっている。音符データは、ベースデータBA、ゲート
タイムデータGT、タッチデータTC、ステップタイム
データST等よりなっている。なお、ゲートタイムデー
タGT、タッチデータTC、ステップタイムデータST
は、含まれていなくても良い。
【0101】ベースデータBAは、ベース音の音高のキ
ーナンバデータである。このベースデータBAは、同時
に演奏されるコード音の構成音の何れかのキーナンバデ
ータである。例えば、合奏されるコードが「Cメジャ
ー」であれば、ベースデータBAは、「Cメジャー」の
構成音「ド(C)、ミ(E)、ソ(G)」の何れかのキ
ーナンバデータであり、また、合奏されるコードが「F
メジャー」であれば、ベースデータBAは、「Fメジャ
ー」の構成音「ファ(F)、ラ(A)、ド(C)」の何
れかのキーナンバデータである。
【0102】ゲートタイムデータGTは、キーオンから
キーオフまでの時間を示すデータである。ステップタイ
ムデータSTは、曲の先頭または小節の先頭すなわちバ
ーマークデータBMからベースデータBAの発音開始ま
たはコマンド実行までの時間を示すデータである。
【0103】タッチデータTCは、キーオン/オフの速
さまたは強さを示すデータである。このタッチデータT
Cは、キーボード1の各キーに設けられ、キー操作時に
タイミングがずれてオン/オフする複数のキースイッチ
のオン/オフの時間差に応じたデータである。このタッ
チデータTCに応じて、楽音の音量、周波数成分等の制
御が行われる。上記バーマークデータBMは、各小節の
区切りを示すデータである。また、リターンマークデー
タRTは、曲の先頭へ戻ることを示すデータである。
【0104】また、自動演奏情報MPの先頭には、演奏
条件データPCが記憶されている。この演奏条件データ
PCは、ソングネームデータSN、テンポデータTP、
ビートデータBE、トーンナンバデータTN等からなっ
ている。ソングネームデータSNは自動演奏情報MPの
曲名等の識別名を示すデータである。テンポデータT
P、ビートデータBEはこの自動演奏情報MPによる自
動演奏のテンポ、拍子を示すデータである。
【0105】上記トーンナンバデータTNは、ピアノ、
バイオリン、フルート、ドラム、シンバル等の楽器の種
類に応じた音色または人工的に作られた音色毎に設定さ
れたデータである。なお、このトーンナンバデータTN
は、1つの曲の自動演奏情報MPの途中に記憶されてい
ても良く、この場合には曲の途中で音色が変化する。ま
た、1つの曲の自動演奏情報MPは、複数トラックに分
けて記憶され、かつ各トラック毎の自動演奏情報MPの
先頭にトーンナンバデータTNが記憶されていても良
く、この場合には、各トラック毎に音色が異なってい
る。
【0106】このトーンナンバデータTNは、波形の形
に応じたデータ(例えばサイン波、三角波、矩形波、オ
ルガン形エンベロープ、パーカス形エンベロープ等)、
特定スペクトルの含有率の大きさに応じたデータ(例え
ば高調波成分の含有率やノイズ音成分の含有率等)、特
性フォルマントに対応した複数の特定周波数帯域のスペ
クトルグループに対応する各周波数成分に応じたデー
タ、発音開始から発音終了までの波形の形に応じたデー
タ等であっても良い。
【0107】なお、メロディパートの自動演奏情報MP
の場合には、図12中のベースデータBAの代わりに、
メロディ音の音高に応じたキーナンバデータKNが記憶
されている。また、コードパートの自動演奏情報MPの
場合には、図12中のベースデータBAの代わりに、コ
ードタイプデータCT、コードルートデータCR及びコ
ードデータCPが記憶されている。
【0108】14.第2実施例のベースパターンメモリ
33 本実施例におけるベースパターンメモリ33には、種々
のベースパターンデータBPが記憶されている。なお、
RAM6にもベースパターンメモリを設けて、ROM7
のベースパターンデータBPを書き写したり、マニュア
ル操作によって作成されたベースパターンデータ、ある
いはMIDI回路9を介して外部装置から入力されたベ
ースパターンデータ等が記憶されるようにしても良い。
【0109】図13に示すように、ベースパターンメモ
リ33に記憶されているベースパターンデータBPは、
図12に示した自動演奏情報MP中のベースパターンデ
ータBPとほぼ同じである。ただし、上記自動演奏情報
MPの中のベースデータBAが合奏されるコードの構成
音であるのに対し、ベースパターンメモリ33に記憶さ
れるベースパターンデータBP中のキーナンバデータK
Nは、基準コードの構成音の何れかの音のキーナンバデ
ータである。本実施例では、上記第1実施例と同じく基
準コードは「C」音をコードルートとするコードであ
り、「Cメジャー」、「Cマイナー」、「Cセブン
ス」、「Cマイナーセブンス」…等である。
【0110】そして、後述するコード・ベース処理(ス
テップ208)において、ベースパターンメモリ33か
ら読み出されたベースパターンデータBP中のキーナン
バデータKNが、合奏されるコードのコードルートに応
じてシフトされる。
【0111】15.第2実施例における自動演奏処理 図14は図6に示したメインルーチンの中の自動演奏処
理(ステップ118)の中の上記自動伴奏モードのフロ
ーチャートを示す。なお、全自動演奏モード及びメロデ
ィパート等の他のパートの自動演奏モードについても図
14の処理とほぼ同様の処理が行われる。
【0112】まず、モードフラグレジスタ41に記憶さ
れているモードフラグMFの内容に基づいて、自動演奏
モードが設定されているか否かが判別される(ステップ
200)。自動演奏モードであれば、タイムカウンタ4
7のタイムカウントデータTMが再生バッファレジスタ
43に記憶されているイベントデータ中のステップタイ
ムデータSTに達しているか否かが判別される(ステッ
プ202)。
【0113】上記タイムカウントデータTMが上記ステ
ップタイムデータSTに達していれば、再生バッファレ
ジスタ43内のイベントデータの内容が判別される(ス
テップ204)。
【0114】自動コード演奏モードの場合には、再生バ
ッファレジスタ43には、後述するステップ218の処
理によって、自動演奏情報MPからビート(拍)に応じ
たコードパートまたはベースパートのイベントデータが
記憶されている。また、コードイベント時には、コード
パート及びベースパートのイベントデータが再生バッフ
ァレジスタ43に記憶されている。
【0115】また、半自動コード演奏モードまたはマニ
ュアルコード演奏モードの場合には、ベースパターンメ
モリ33から読み出されたベースパターンデータBPの
中のビート(拍)に応じたイベントデータが記憶されて
いる。また、コードイベント時には、ベースパートのイ
ベントデータと共に、演奏または指定されたコードのコ
ードデータCPが再生バッファレジスタ43に記憶され
ている。
【0116】このベースパターンデータBPは、ベース
パターンメモリ33内に記憶されているベースパターン
データBASE NO.1〜BASE NO.nの中か
らベースパターン選択キーによって選択されたベースパ
ターン、または選択されたリズム演奏の種類に応じて選
択されたベースパターンのデータである。
【0117】ここで、イベントデータの内容がコードデ
ータCPまたはベースデータBAであれば、次にコード
・ベース処理が行われる(ステップ208)。このコー
ド・ベース処理(ステップ208)では、自動コード演
奏モードの場合には、自動演奏情報MPに応じてコード
音及びベース音の発音/消音が行われることによって、
自動伴奏が実行される。
【0118】また、半自動コード演奏モードまたはマニ
ュアルコード演奏モードの場合には、指定または演奏さ
れたコードの楽音が発音されるとともに、コードルート
に応じたベース音が発音される。さらに、このコード・
ベース処理(ステップ208)では、後述するように、
コードが変更されたときに、ベースの音高をコードルー
トに応じた音高に変更する処理も行われる。
【0119】他方、上記ステップ204において、再生
バッファレジスタ43の楽音データがバーマークデータ
BMであれば、このバーマークデータBMに含まれる拍
子データに応じたテンポビートデータTBがテンポビー
トレジスタ46に書き込まれる(ステップ210)。
【0120】そして、次の楽音データが読み出され、こ
のデータもバーマークデータBMであれば(ステップ2
12)モードフラグレジスタ41のモードフラグMFに
バー待機モードを示す“1”がセットされる(ステップ
214)。これにより、バー待機モード動作が行われ
る。
【0121】さらに、上記ステップ204において、再
生バッファレジスタ43の楽音データがトーンナンバデ
ータTNであれば、このトーンナンバデータTNが再生
トーンナンバレジスタ45に書き込まれる(ステップ2
16)。このステップ216の処理は、当該自動演奏処
理のスタートのときにも実行される。自動演奏情報MP
の先頭にトーンナンバデータTNが記憶されているから
である。
【0122】そして、上記ステップ212でバーマーク
が続いていない場合、ステップ214の実行後、または
ステップ216の実行後には、タイムカウンタ47のタ
イムカウントデータTMがインクリメントされて、次の
イベントデータが読み出される。
【0123】読み出されたイベントデータは、コードに
関するデータであれば、コードタイプレジスタ50、コ
ードルートレジスタ51、再生バッファレジスタ43に
書き込まれ、ベースに関するデータであれば、ベースデ
ータレジスタ52、再生バッファレジスタ43に書き込
まれる(ステップ218)。
【0124】そして、ステップ202へ戻り、ステップ
タイム経過後に再生バッファレジスタ43に書き込まれ
た次のイベントに応じた処理が行われる(ステップ20
4)。以後、上記の処理が繰り返し行われることによっ
て、自動演奏モードが解除(停止)されるまで自動演奏
(自動伴奏)が行われる。
【0125】なお、メロディ自動演奏の場合は、後述す
るリターンマークデータRTの代わりにエンドマークデ
ータが用いられている。この場合には、上記ステップ2
04でこのエンドマークデータが判定されれば、次に、
上記モードフラグレジスタ41のモードフラグMFの内
容に基づいて自動演奏モードであるか否かが判別され
る。自動演奏モードであると判別された場合には、上記
モードフラグMFがクリアされ、これによりメロディ自
動演奏動作が停止される。
【0126】16.コード・ベース処理(半自動コード
演奏モード及びマニュアルコード演奏の場合) 図15は、上記自動演奏処理(ステップ118)内で行
われるコード・ベース処理(ステップ208)のうち、
上記半自動コード演奏モード及びマニュアルコード演奏
モードのフローチャートを示す。この処理は、オートプ
レイキーの操作によって自動演奏モードが選択され、さ
らにモードキーの操作によって半自動コード演奏モード
またはマニュアルコード演奏モードが選択されたときに
実行される。なお、この自動演奏処理(ステップ11
8)は、上記サイクルインタラプト処理の中のステップ
156のところで実行されても良い。
【0127】以下の説明では、上記第1実施例と同様
に、例えば、4分の4拍子の曲の自動伴奏で、図10
(A)に示すように、ベースパターンが1拍毎に「ド
(C)、ソ(G)、ミ(E)、ソ(G)」と変化するパ
ターンであり、Cメジャーで自動演奏されているとき
に、4拍目でコードがFメジャーに変更された場合を例
に挙げて説明する。その他のコード変更が行われた場合
にも同様の処理が行われる。
【0128】上記のように、Cメジャーの伴奏の4拍目
にFメジャーコードの演奏または指定が行われた場合に
は、上記キーオン処理(図7)で演奏または指定された
コードが検出される(ステップ136、144)。そし
て、再生バッファレジスタ43には、演奏または指定さ
れたコードの構成音のキーナンバデータKN(コードデ
ータCP)が記憶される。これにより、図14のステッ
プ204で再生バッファレジスタ43からコードデータ
CPが読み出され、このコード・ベース処理(ステップ
208)が実行される。
【0129】このコード・ベース処理(ステップ20
8)では、まず、上記コードイベントフラグレジスタ5
3に記憶されているコードイベントフラグCFが読み出
され、このコードイベントフラグCFに基づいてコード
イベントがあったか否かが判別される(ステップ23
0)。
【0130】コードの演奏または指定があったときに
は、上記キーオン処理(図7)において、コードイベン
トフラグCFが“1”にセットされる(図7のステップ
138)。これにより、上記ステップ230の判別はY
ESとなり、次にコードイベントフラグCFが“0”に
クリアされ(ステップ232)、さらに、コードルート
レジスタ51に書き込まれたコードルートデータCRが
読み出される(ステップ234)。
【0131】そして、再生バッファレジスタ43に記憶
されている演奏または指定されたコードのコードデータ
CPと、ベース音となるコードルートCRに応じたキー
ナンバデータKNがアサインメントメモリ31に書き込
まれる(ステップ244)。この場合、タッチデータT
C、ステップタイムデータST、ゲートタイムデータG
T、その他のデータ等もアサインメントメモリ31に書
き込まれる。
【0132】この再生バッファレジスタ43内の各デー
タは、アサインメントメモリ31へ送られると共に、M
IDIインターフェイス9を介して出力される(ステッ
プ244)。このとき、再生トーンナンバレジスタ45
のトーンナンバデータTNもアサインメントメモリ31
へ送られる。
【0133】上記のように、Cメジャーの伴奏の4拍目
にFメジャーコードの演奏または指定が行われた場合に
は、3拍目のベース音が発音されたときに、図14中の
ステップ218で、ベースパターンデータBPの4拍目
に対応するアドレスのイベントデータがベースパターン
メモリ33から読み出されて再生バッファレジスタ43
に記憶されている。また、ベースデータレジスタ52に
はベースデータBAが書き込まれている。
【0134】そして、上記4拍目のベースデータBAの
代わりに、上記コードルートCRに応じたキーナンバデ
ータKNがベースのキーナンバデータKNとしてアサイ
ンメントメモリ31に書き込まれる(ステップ24
4)。これにより、ベースパターンデータBPのベース
音がコードルートに応じた音に変更される。
【0135】このコードルートCRに応じたキーナンバ
データKNとは、コードルートCRと同じ音高のキーナ
ンバデータまたは所定音程ずれた音のキーナンバデータ
である。例えば、ベース音が発音可能な音域が最低音域
の1オクターブに限定されているので、コードルートC
Rがベース音の音域よりも高い音域の音高であれば、ベ
ースの音高は、コードルートCRと同じ音名であって1
オクターブまたは2オクターブ以上低い音高にされる。
【0136】そして、トーンジェネレータ10によって
アサインメントメモリ31の記憶内容に応じた楽音デー
タが生成される。これによって、指定されたFメジャー
のコード音が発音されるとともに、ベース音としてコー
ドルートに応じた音高の楽音が発音される。上記のよう
に、Cメジャーの伴奏の4拍目にFメジャーコードが演
奏または指定された場合には、図10(B)に示すよう
に、4拍目のベース音「ソ(G)」がFメジャーのコー
ドルートである「ファ(F)」の音高に変更される。
【0137】このように、コード演奏が変化した場合に
は、コードデータCPがトーンジェネレータ10へ送ら
れてコードイベントに応じたコード演奏が開始され、さ
らに、ベース演奏がコードルートと同じ音高またはコー
ドルートに応じた音高に切り換えられる。これにより、
コードが変更されたときに、ベース音としてコードルー
ト以外の音が発音されることが防止され、コード音に対
してベース音が違和感を生じさせることを防止できる。
【0138】次いで、タイムカウンタ47のタイムカウ
ントデータTMがインクリメントされ、ベースパターン
データBPの中の次のビート(拍)に応じたイベントデ
ータが読み出され、ベースデータレジスタ52、再生バ
ッファレジスタ43に書き込まれる(ステップ24
6)。
【0139】ステップ246の次には、ステップ236
でタイムカウンタ47のタイムカウントデータTMが再
生バッファレジスタ43にセットされているステップタ
イムデータSTに達しているか否かが判別される。
【0140】上記タイムカウントデータTMが上記ステ
ップタイムデータSTに達していれば、再生バッファレ
ジスタ43内のイベントデータの内容が判別される(ス
テップ238)。ここで、イベントデータの内容が、ベ
ースパターンデータBPのキーナンバデータKNであれ
ば、コードルートレジスタ51のコードルートデータC
Rに応じてキーナンバデータKNがシフトされる(ステ
ップ240)。
【0141】すなわち、ベースパターンデータBPは、
上記基準コードの展開パターンデータであるから、基準
コードのコードルート「ド(C)」と、指定されたコー
ドのコードルートとの音程差が求められ、ベースパター
ンを形成する各音の音高がこの音程差だけシフトされる
(ステップ240)。
【0142】例えば上記のように、Fメジャーを指定す
る押鍵が行われた場合には、「Cメジャー」のコードル
ート「C」に対して「Fメジャー」のコードルート
「F」は2音半高い。従って、「ド(C)、ソ(G)、
ミ(E)、ソ(G)」というベースパターンデータBP
の各音を2音半高い音名に変更する。ただし、ベース音
は最低音域の1オクターブに限られているので、ベース
音域を越える音は1オクターブ低い音とされる。よっ
て、ベースパターンデータBPは、「ファ(F)、ド
(C)、ラ(A)、ド(C)」となる。
【0143】前述のように、Cメジャーのコード音の4
拍目にコードがFメジャーに変更された場合には、次の
イベントは1拍目であるから、ステップ240では、基
準コードの1拍目の「ド(C)」が2音半シフトされて
「ファ(F)」のキーナンバデータが得られる。そし
て、この「ファ(F)」のキーナンバデータKNは、タ
ッチデータTC、ステップタイムデータST、ゲートタ
イムデータGT等と共に、アサインメントメモリ31に
書き込まれる(ステップ244)。このとき、アサイン
メントメモリ31へ送られたデータは、MIDIインタ
ーフェイス9を介して出力される(ステップ244)。
【0144】また、再生トーンナンバレジスタ45のト
ーンナンバデータTNもアサインメントメモリ31へ送
られる。そして、トーンジェネレータ10によってアサ
インメントメモリ31の記憶内容に応じた楽音データが
生成される。これによって、ベース音の1拍目の「ファ
(F)」の音が発音される。なお、Fメジャーのコード
音は前小節の4拍目から継続して発音されている。
【0145】次に、タイムカウンタ47のタイムカウン
トデータTMがインクリメントされ、これにより、ベー
スパターンデータBP中の2拍目のイベントデータが読
み出され、ベースデータレジスタ52、再生バッファレ
ジスタ43に書き込まれる(ステップ246)。
【0146】そして、タイムカウントデータTMがステ
ップタイムデータSTに達したときに(ステップ23
6)、上記2拍目のイベントデータが再生バッファレジ
スタ43から読み出され、キーナンバデータKNがコー
ドルートに応じてシフトされ(ステップ240)、発音
される(ステップ244)。
【0147】すなわち、「ド(C)、ソ(G)、ミ
(E)、ソ(G)」というベースパターンデータBPの
2拍目の「ソ(G)」が2音半高くなるようにシフトさ
れ、さらに1オクターブ下げられることにより「ド
(C)」に変更される。そして、この2拍目のベース音
が発音され(ステップ244)、次に、3拍目のベース
音のイベントデータが読み出されて、ベースデータレジ
スタ52、再生バッファレジスタ43に書き込まれる
(ステップ246)。以後、同様にして3拍目以降のベ
ース音が発音される。なお、コード音は次のコードイベ
ントがあるまで変更されず、Fメジャーのコード音が発
音され続ける。
【0148】他方、ステップ236でタイムカウントデ
ータTMがステップタイムデータSTに達していない場
合には、メインルーチンへ戻って、タイムカウントデー
タTMがステップタイムデータSTに達するまで他の処
理が行われる。この間に、新たなコード変更が有れば、
コード音の変更及びコードルートに応じた音高のベース
音の発音(ステップ230〜234)が行われる。
【0149】以後、上記の処理が繰り返され、コードイ
ベントがあれば、コード音の変更が行われると共にベー
ス音がコードルートまたはコードルートに応じた音高に
変更される(ステップ234、244)。また、コード
イベント時以外では、コードルートと指定されたコード
のコードルートとの音程差に応じてベース音のキーナン
バデータKNがシフトされる(ステップ240)。
【0150】このように、コードイベント時にベース演
奏がコードルートまたはコードルートに応じた音高に切
り換えられた後、次のベース音のイベントがあるまで、
このコードルートに応じた音高のベース演奏が継続され
る。そして、その後は、ベースパターンデータBPに従
ってベース演奏を行う動作に復帰される。
【0151】また、ステップ238でベースパターンデ
ータBPのリターンマークデーRTが読み出された場合
には、ベースパターンデータBPの先頭のイベントデー
タが読み出される(ステップ242)。これにより、ベ
ース音が再び1拍目から発音される(ステップ236〜
244)。従って、次にベースパターン選択キーによっ
てベースパターンが変更されるまで、同じパターンのベ
ース音が繰り返して発音される。
【0152】なお、本実施例においても、例えば、図1
1(C)に示すようにリトリガーの場合には、コード変
更時にベース音としてコードルートに応じた音高の楽音
が発音される。また、コードイベントがあった時には、
ベース音の発音タイミングではなくても、ベース音はコ
ードルートまたはコードルートに応じた音高に変更され
る(ステップ230〜234、244)。
【0153】例えば、ベースパターンデータBPが、4
分の4拍子の曲において、1拍目と2拍目が「ド
(C)」、3拍目が「ソ(G)」、4拍目が「休み」で
あった場合に、4拍目にCメジャーからFメジャーに変
更されたときには、ベース音は「休み」ではなく、Fメ
ジャーのコードルート「ファ(F)」の音が発音され
る。
【0154】17.コード・ベース処理(自動コード演
奏モードの場合) 上記自動コード演奏モードの場合には、コードパートの
データとベースパートのデータが含まれた自動演奏情報
MPが自動演奏メモリ8からシリアルに読み出され、こ
の自動演奏情報MPに決められた順にコードが切り換え
られて、コード演奏とベース演奏との自動演奏が行われ
る。
【0155】上述のように、自動演奏情報MP内のベー
スデータBAは、上記ベースパターンメモリ33に記憶
されているベースパターンデータBPとは異なり、合奏
されるコードに応じた音高のキーナンバデータKNであ
る。例えば、コードデータCPが「Cメジャー」のとき
には、ベース演奏が例えば「ド(C)、ソ(G)、ミ
(E)、ソ(G)」となるようなベースデータBAが記
憶され、コードデータCPが「Fメジャー」のときに
は、ベース演奏が例えば「ファ(F)、ド(C)、ラ
(A)、ド(C)」となるようなベースデータBAが記
憶される。
【0156】従って、上記半自動コード演奏モード及び
マニュアルコード演奏モードの場合のようにコード変化
に応じてベースパートのキーナンバデータKNをシフト
する必要が無い。よって、この自動コード演奏モードの
場合のフローチャートは、図15に示したコード・ベー
ス処理(ステップ208)の中のステップ240を省略
したものとなる。
【0157】なお、この自動コード演奏モードでは、コ
ードの切り換えが自動演奏情報MPに従って行われるの
で、コードイベントフラグCFはリセットされている。
従って、自動演奏情報MPに従ってコードが切り換えら
れたときには、図15中のステップ236、238、2
44の処理によって新たなコード音が発音される。
【0158】そして、この場合にも、上記半自動コード
演奏モード及びマニュアルコード演奏モードの場合と同
様に、コード指定エリアの押鍵またはコード指定スイッ
チの操作によってコードが指定されたときには、コード
が変更され、ベース音が変更後のコードのコードルート
またはコードルートに応じた音高に変更される(ステッ
プ230〜234、244)。
【0159】また、コード指定エリアの押鍵またはコー
ド指定キーによってコード変更があったときには、ステ
ップ238の次に、上記ベースデータBAをコードルー
トに応じてシフトする処理(ステップ240)が実行さ
れる。このベースデータBAをシフトする処理は、コー
ド変更があった後、所定の期間、例えば次の1小節が終
了するまで行われる。なお、ベースパターン選択キーの
操作によって、または選択されたリズム演奏の種類に応
じてベースパターンを変更することができるようにして
も良い。
【0160】18.その他の変形例 なお、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば図9の
ステップ186または図15のステップ232では、1
音が発音された後にコードイベントフラグCFを“0”
にクリアするのではなく、2音以上または1小節経過の
後にクリアされても良い。これにより、コードルートに
応じたベース音が2音以上継続される。
【0161】この場合、上記ステップ186、232の
コードイベントフラグCFのクリアの処理は省略され、
代わりに1小節毎の処理のステップ162の後に実行さ
れる。または、上記ステップ138で拍数カウンタがク
リアされ、この拍数カウンタがステップ152で+1さ
れ、この拍数カウンタの値がステップ162の後2音
(2拍)または数音(数拍)になればクリアされるとと
もに、上記コードイベントフラグCFもクリアされる。
また、図15のステップ236の判別がYESの場合に
ステップ232が行われるようにしても良い。
【0162】また、図9のステップ176または図15
のステップ234で読み出されるコードルートデータC
Rは、ベース音域に適合するように、予め所定音程だけ
シフトされたデータであっても良く、要は、コードルー
トに応じたものであれば良い。さらに、図9のステップ
184、186、188は、ステップ190でベース音
が読みだされた後に実行されても良い。同様に、図15
のステップ230、232、234は、ステップ238
でキーナンバデータKNが読み出されたときに実行され
るようにしても良い。これらの場合には、ステップ18
4または230でコードイベントが無いときに、ベース
音のキーナンバデータKNをシフトする処理(ステップ
192、240)が行われる。
【0163】また、図9または図15のコード・ベース
処理(ステップ156、208)では、コードが変更さ
れたときに、ベース音が変更後のコードのコードルート
に応じた音高に変更され(ステップ188、194、2
34、244)、次のベース音のキーオンイベントがあ
ったときに、ベースパターンデータBPの順番に復帰さ
れるが、これは、所定タイミングまで、あるいは2以上
のキーオンイベントがあるまで等、ベース演奏が所定量
継続されてからベースパターンデータBPの順番に復帰
されるようにしても良い。
【0164】また、上記第2実施例では、全てのコード
イベントがあったときに、ベース演奏の音高がコードル
ートに応じた音高に変更される例を示したが、ベース音
がコードルートに応じた音高に変更される条件を制限し
ても良い。例えば、上記半自動コード演奏モードにおい
て、コード指定キーまたはコード指定キー以外に設けら
れたコード指定スイッチの操作によってコードが指定ま
たは変更されたとき、及び上記マニュアルコード演奏モ
ードにおいてコードが指定または変更されたときに、ベ
ース演奏の音高がコードルートに応じた音高に変更され
るようにしても良い。この場合には、自動コード演奏モ
ードでは、図15のコード・ベース処理中において、上
述した省略に加えて、さらにステップ230、232、
234が省略される。
【0165】また、上記第2実施例においても、第1実
施例と同様に、コードパターンメモリ34内のコードデ
ータCPを、基準コードに関するコードデータCPとし
ても良い。この場合には、第2実施例においても、コー
ド音を発音するときに、コードパターンメモリ34から
読みだされたコードデータCPがコードルートに応じて
シフトされる。
【0166】さらに、上記各実施例において、ベースパ
ターンメモリ33内のベースパターンデータBPまたは
コードパターンメモリ34内のデータを、基準コードに
応じたデータのみではなく、全てのコードについてのベ
ースパターンデータBPまたはコードデータCPとして
も良い。大きなメモリ容量を必要とするが、ベースデー
タBAをコードルートに応じてシフトさせる処理(図9
のステップ192、図15のステップ240)またはコ
ードデータCPをコードルートに応じてシフトさせる処
理(図9のステップ176、178、図7のステップ1
44の後に挿入されたステップ176、178)が不要
となる。
【0167】さらに、MIDI回路9を介してコードを
変更するデータが入力された場合には、このMIDI回
路9を介して入力されたコードデータCPに基づいて、
上記各実施例と同様の処理が行われても良い。
【0168】また、上記第2実施例では、ベースパター
ンの演奏データが再生されていたが、コードパターンの
演奏情報が再生され、この各コードデータが図2のコー
ドパターンメモリ34、図3のベースパターンメモリ3
3が変更されて、各キーナンバデータKNがトーンジェ
ネレータ10へ送られても良い。この場合、コードパタ
ーンの演奏情報は、図12または図13に示される形で
あり、図12のベースデータBAの代わりにコードデー
タCPが記憶される。
【0169】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、コード
変更時に、ベースの音高を変更後のコードのコードルー
トと同じ音高またはコードルートに応じた音高に変更す
るようにしたものである。これにより、コードが変更さ
れた時に、ベース音としてコードルート以外の音が発音
されることが防止されて、ベース音が変更後のコード音
に対して違和感の無い音高に変更される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子楽器の全体回路を示す図である。
【図2】 コードパターンメモリ34を示す図である。
【図3】 ベースパターンメモリ33を示す図である。
【図4】 アサインメントメモリ31を示す図である。
【図5】 RAM6のワーキングメモリ32を示す図で
ある。
【図6】 メインルーチンのフローチャートを示す図で
ある。
【図7】 キーオン処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図8】 サイクルインタラプト処理のフローチャート
を示す図である。
【図9】 リズム・コード・ベース処理のフローチャー
トを示す図である。
【図10】コード変更が無い場合のベース演奏とコード
が変更されたときのベース演奏の例を示す音符図であ
る。
【図11】コード変更が内場合のベース演奏、従来シス
テムにおけるリトリガーによるコード変更の場合のベー
ス演奏、及び第1実施例におけるりトリガーによるコー
ド変更の場合のベース演奏を示す音符図である。
【図12】 自動演奏情報MPを示す図である。
【図13】 ベースパターンデータBPを示す図であ
る。
【図14】 自動演奏処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図15】 コード・ベース処理のフローチャートを示
す図である。
【図16】 従来システムにおけるコード変更が無い場
合のベース演奏とコードが変更されたときのベース演奏
の例を示す音符図である。
【符号の説明】
1…キーボード、3…パネルスイッチ群、5…CPU、
6…RAM、7…ROM、8…自動演奏メモリ、10…
トーンジェネレータ、11…サウンドシステム、14…
タイマ回路、31…アサインメントメモリ、32…ワー
キングメモリ、33…ベースパターンメモリ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶されたベースの演奏内容を読み出し
    て出力するようにし、 記憶されたコードの演奏内容を読み出して出力するまた
    は操作されたコードの演奏内容を出力するようにし、 この出力されるコード演奏が変化したか否かを検出し、
    コード演奏が変化すれば上記出力されるベース演奏を、
    当該変化したコード演奏のコードルートに応じたベース
    演奏に切り換え、このベース演奏が所定量継続された
    ら、当該ベース演奏を上記元のベースの演奏内容に復帰
    させるようにしたことを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 上記コードルートに応じたベース演奏
    は、ベース音をコードルート音とする、またはベース音
    をコードルート音から所定音程ずれた音とすることを特
    徴とする請求項1記載の自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 上記ベース演奏が発音のタイミングにな
    いときであっても、上記コードルートに応じたベース演
    奏は実行されることを特徴とする請求項1または2記載
    の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 上記コード演奏は記憶されたコードの演
    奏内容を読み出して出力する自動コード演奏を行う、選
    択操作されたコードの演奏内容を検出して出力する半自
    動コード演奏を行う、または手動操作されたコードの演
    奏内容をそのまま出力する手動コード演奏を行うもので
    あることを特徴とする請求項1、2または3記載の自動
    演奏装置。
  5. 【請求項5】 上記ベース演奏は、ベースの演奏パター
    ンを所定の基準音高において記憶し、さらに上記出力さ
    れるコード演奏のコードルートを検出し、当該ベースの
    演奏パターンの各音高を、当該検出されたコードルート
    の音高と上記基準音高の差に応じてシフトすることを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載の自動演奏装
    置。
  6. 【請求項6】 上記コード演奏は、コードの演奏パター
    ンを所定の基準音高において記憶し、さらに指定された
    コードルートを検出し、当該コードの演奏パターンの各
    音高を、当該検出されたコードルートの音高と上記基準
    音高との差に応じてシフトすることを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載の自動演奏装置。
  7. 【請求項7】 記憶されたコードデータ及びベースデー
    タを含む自動演奏情報をを読み出すようにし、 この読み出された自動演奏情報に応じた自動演奏に係る
    楽音データを発生するようにし、 楽音の発音の操作を行う複数の発音操作手段につき、コ
    ードの構成音に対応する発音操作手段の操作によって入
    力されたコードを検出するようにし、 この検出されたコードを記憶させるようにし、 上記発音操作手段の一部または全部に設けられたコード
    指定エリア内の発音操作手段に対応して決められたコー
    ド情報を記憶するようにし、 上記コード指定エリア内で操作された発音操作手段に対
    応するコード情報を読み出すようにし、 この読み出されたコード情報に応じたコード演奏に係る
    楽音データを発生するようにし、 基準コードの音階の音で形成されたベースパターンデー
    タを記憶するようにし、 上記記憶されているコード、または上記読み出されたコ
    ード情報に応じたベースパターンデータを読み出すよう
    にし、 この読み出されたベースパターンデータの音高を、上記
    記憶されているコードまたは上記読み出されたコード情
    報のコードルートと、上記基準コードのコードルートと
    の音高の差に応じてシフトさせるようにし、 この音高がシフトされたベースパターンデータに応じた
    ベース演奏に係る楽音データを発生させるようにし、 上記発生された各楽音データに応じた楽音を出力させる
    ようにし、 上記コードの構成音に対応する上記発音操作手段の操作
    上記発音操作手段の操作、上記コード指定エリア内にお
    ける発音操作手段の操作、所定のコード指定操作子の操
    作、若しくは外部入力によってコードの指定または変更
    が行われたこと、または上記自動演奏情報の中のコード
    データが読み出されたことを検出するようにし、 この検出によりコードデータが読み出されたこと、また
    はコードの指定若しくは変更が行われたことが検出され
    たときに、この読み出されたコード、または指定若しく
    は変更されたコードのコードルートを検出または読み出
    すようにし、 上記コードデータが読み出されたこと、またはコードの
    指定若しくは変更が指示されたことが検出されたとき
    に、上記発生されるベース演奏に係る楽音データの音高
    を、上記検出されまたは読み出されたコードルート若し
    くはコードルートを所定音程シフトさせた音高に変更す
    るようにし、 この音高が変更されたベース演奏が1音分または所定量
    継続されたか否かを検出するようにし、 この継続検出により音高が変更されたベース音が1音分
    または所定量継続されたことが検出されたときに、上記
    発生されるベース演奏の音高を、上記自動演奏情報また
    は上記ベースパターンデータに応じた音高に復帰させる
    ことを特徴とする自動演奏装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268759A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Casio Comput Co Ltd 自動伴奏装置、及びプログラム
WO2021044563A1 (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 ローランド株式会社 自動演奏装置および自動演奏プログラム

Cited By (3)

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