JPH10134471A - ディスクオートチェンジャの移動位置制御装置 - Google Patents

ディスクオートチェンジャの移動位置制御装置

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Publication number
JPH10134471A
JPH10134471A JP29131596A JP29131596A JPH10134471A JP H10134471 A JPH10134471 A JP H10134471A JP 29131596 A JP29131596 A JP 29131596A JP 29131596 A JP29131596 A JP 29131596A JP H10134471 A JPH10134471 A JP H10134471A
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JP
Japan
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holding unit
speed control
disk
moving
unit
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JP29131596A
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English (en)
Inventor
Tomokazu Matsushita
智一 松下
Isao Tanaka
勲 田中
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体間の負荷のばらつきや経年変化やディス
クカートリッジの有無などの負荷の状態が変化した場合
でも、ディスクカートリッジの交換時間を短縮すること
ができるディスクオートチェンジャの移動位置制御装置
を提供する。 【解決手段】 ディスクカートリッジを保持する保持ユ
ニット20を収納区4aやディスクドライブ装置6の並
設方向に沿って昇降させる場合には、前回の移動時のデ
ータに基づいて、補正前の到着位置と目標位置との差を
無くすように速度制御内容を修正して学習させ、この修
正した速度制御内容にしたがって保持ユニット20を移
動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクな
どのディスクを内包するディスクカートリッジを収納部
に複数内蔵でき、内蔵されたディスクカートリッジのう
ち、任意のディスクカートリッジを交換しながらディス
クドライブ装置に挿入することができるディスクオート
チェンジャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクオートチェンジャとして、図5
〜図13に示すような構造のものが提案されている。
【0003】図5,図6に示すように、ディスクオート
チェンジャ1は、筐体2の内部に、ディスクカートリッ
ジ3を収納する収納区4aが上下に複数並設された収納
部4を有する収納棚5と、収納棚5の最下部、すなわち
収納部4の下方に位置し、ディスクカートリッジ3に内
包したディスク(図示せず)に対する情報の書き込みお
よび読み出しを行うディスクドライブ装置6と、筐体2
の一部をなす前面パネル7の上部面に形成されたディス
クカートリッジ3の搬入出口7aに臨む接近位置(図5
参照)から、収納部4の上方の待機位置(図6参照)ま
で前後方向にスライド自在で、ディスクカートリッジ3
を収容自在なローダ部8と、収納棚5の前方に配置さ
れ、縦ねじ軸9aやガイドロッド9b、エンコーダ9d
付きの昇降用駆動モータ9cなどからなる昇降手段によ
り、ディスクカートリッジ3を保持する保持ユニット2
0を昇降させる搬入出装置9と、ディスクドライブ装置
6に収容されたディスクカートリッジ3の排出を抑制す
るディスク排出抑制装置10と、これらの装置の制御を
行う図示しない制御手段とを備えている。
【0004】なお、ディスクカートリッジ3は、図7に
示すように、前部にシャッター3aを有するとともに、
後部の両側部に切欠部3bが形成され、切欠部3bは搬
入出時における係合溝をなしている。
【0005】図5,図6,図8〜図10に示すように、
搬入出装置9の保持ユニット20には、縦ねじ軸9aの
回転により昇降される昇降フレーム21と、この昇降フ
レーム21に固定された前後駆動モータ22と、ディス
クカートリッジ3を内部に保持できる保持枠23と、こ
の保持枠23を昇降フレーム21に対して回転自在に支
持する回転軸24と、回転軸24と平行な姿勢で保持枠
23に回転自在に支持されている横ねじ軸25と、かさ
歯車や遊星歯車などの複数の歯車を有して前後駆動モー
タ22の回転駆動力を横ねじ軸25に伝達する回転力伝
達機構26と、横ねじ軸25に一部で螺合して横ねじ軸
25の回転により前後に移動される前後移動部27と、
この前後移動部27に突設されてローダ部8の複数箇所
に係合可能なローダ係合部28と、保持枠23内で前後
に移動自在に配設されて前後移動部27と一体的に移動
するブロック状のプッシャ29と、プッシャ29の両側
部に回動可能に取り付けられてディスクカートリッジ3
に対して係合離脱する一対のピッカ爪30と、保持枠2
3の両側部から昇降フレーム21に向かうように突設さ
れた一対の突出軸31と、昇降フレーム21に取り付け
られて突出軸31に対して係合離脱自在の反転ストッパ
32とが設けられている。
【0006】そして、前後駆動モータ22を回転駆動さ
せることにより、横ねじ軸25を介して前後移動部27
やローダ係合部28,プッシャー29,ピッカー爪30
を前後に移動させることができるようになっている。ま
た、前後移動部27が前後端部に移動されてそれ以上前
後に移動できない状態で、反転ストッパ32を突出軸3
1から離脱させて、前後駆動モータ22を回転駆動させ
ることにより、保持枠23の箇所を回転できて、この後
反転ストッパ32により突出軸31を係合させることに
より、保持枠23を反転させることができるようになっ
ている。
【0007】また、前後移動部27を前後に移動させな
がらローダ係合部28をローダ部8に係合させて前後方
向に移動させる動作を複数回行わせることにより、ロー
ダ部8をディスクカートリッジ3の搬入出口7aに臨む
接近位置または搬入出口7aから離れた待機位置に移動
させることができる。また、プッシャー29を前後に移
動させながらピッカー爪30によりディスクカートリッ
ジ3に対して係合動作または離脱動作を行うことによ
り、ディスクカートリッジ3を保持枠23の内部に引き
込んだり、保持枠23から外部に押し出したりするよう
になっている。
【0008】ディスクオートチェンジャ1に対して新た
なディスクカートリッジ3を搭載するときには、図5に
示すように、ローダ部8を搬入出口7aに接近する接近
位置に配置させ、ディスクカートリッジ3が搬入出口7
aを通してローダ部8内に挿入された状態で、搬入出装
置9のローダ用係合部13をローダ部8に係合させ、前
後移動部12とともにローダ部8を後方にスライドさせ
て収納部4の上方の待機位置まで移動させる。次に、搬
入出装置9の保持ユニット20を下降させるとともに前
後移動部12を前後に移動させてローダ係合部13をロ
ーダ部8から離反させた後、保持ユニット20をローダ
部8に対応する位置まで上昇させ、搬入出装置9のプッ
シャー29を後方に移動させてピッカー爪30をディス
クカートリッジ3に係合させ、この後、プッシャー29
を前方に移動させてディスクカートリッジ3をローダ部
8から保持枠23内に引き込む。そして、昇降用駆動モ
ータ9cにより縦ねじ軸9aを回転させて保持ユニット
20を空の収納区4aに臨む位置まで下降させた後、プ
ッシャー29を後方に移動させてディスクカートリッジ
3を保持枠23から押し出して、前記収納区4aに挿入
するようになっている。
【0009】また、搭載作業が終了してこのディスクカ
ートリッジ3をディスクドライブ装置6に挿入する場合
には、このディスクカートリッジ3に対応する収納区4
aまで保持ユニット20を下降させる(図6参照)とと
もに、プッシャー29を後方に移動させてピッカー爪3
0をディスクカートリッジ3に係合させた(図12参
照)後、プッシャー29を前方に移動させて、ディスク
カートリッジ3を収納区4aから保持枠23内に引き込
む。次に、保持ユニット20をディスクドライブ装置6
に対応する位置まで下降させた後、プッシャー29を後
方に移動させてディスクカートリッジ3を保持枠23か
ら押し出して、ディスクドライブ装置6へ挿入するよう
になっている。なお、この際、必要に応じて、ディスク
カートリッジ3の反転動作(図11参照)を行う。
【0010】ところで、ローダ部8と収納部4の各収納
区4aとディスクドライブ装置6との間で保持ユニット
20の昇降動作を必要に応じて行わせるが、この場合
に、保持ユニット20を昇降させる保持ユニット20の
昇降動作を低速で行うと各昇降位置における位置決めを
正確に行えるという利点がある一方、昇降距離が長い場
合には昇降動作に多くの時間がかかってしまい、ディス
クカートリッジ3の交換時間が長くなってしまう。ま
た、昇降動作を高速で行うと各昇降位置における位置決
め動作を行い難くなってしまう。したがって、短時間で
正確な位置決めを行わせる方法として、移動距離が所定
距離以上である場合には、高速で移動させた後に減速さ
せて移動、停止させ、移動距離が所定距離よりも小さい
場合には、低速で移動させることとしていた。
【0011】すなわち、図13に示すように、保持ユニ
ット20を昇降させる場合には、その移動方向(上昇ま
たは下降)を設定する(ステップS1)とともに、目標
位置を算出し(ステップS2)、その目標位置が実際に
移動可能な範囲であるかどうかを判定し(ステップS
3)、目標位置が実際に移動可能な範囲であり、目標位
置までの移動距離が、例えば収納区4aの3スロット分
以上であった場合にはステップS4よりステップS5〜
S8に進んで、加速(スローアップ)動作および高速移
動動作、減速(スローダウン)動作を行った後に停止さ
せる。一方、目標位置が実際に移動可能な範囲であり、
目標位置までの移動距離が、例えば収納区4aの3スロ
ット分より小さかった場合にはステップS4からステッ
プS9に進んで、低速で移動させた後、停止させる(ス
テップS8)。
【0012】この場合に、高速からスローダウンさせる
減速点としては、保持ユニット20を昇降駆動させる昇
降用駆動モータ9cのエンコーダ9dから出力されるパ
ルス信号に基づいて、保持ユニット20の移動距離を検
出し、目標位置より所定距離、例えば数cm手前となっ
た時点で減速させたり、移動始点より目標位置までの比
率から例えば移動距離が90%に達した時点で減速させ
たりすればよい。
【0013】しかし、上記のように減速ポイントを一律
に規定して固定した状態で、実際に昇降動作を行わせる
と、各ディスクオートチェンジャ1の機体間における各
部品や組みつけ状態などにより保持ユニット20を昇降
させる際の昇降用駆動モータ9cに対する負荷が異なっ
ていたり、ディスクオートチェンジャ1の使用に伴って
経時変化による負荷の変動があり、その結果、目標位置
に対して保持ユニット20をオーバーランさせたり、ア
ンダーランさせてしまうことがある。
【0014】したがって、ステップS10で、目標位置
までの移動動作が一旦終了すると、その時点での保持ユ
ニット20の停止位置を昇降用駆動モータ9cのエンコ
ーダ9dから出力されるパルス信号に基づいて確認さ
せ、ステップS11でオーバーランまたはアンダーラン
の量が所定範囲よりも大きかった場合、たとえばエンコ
ーダ9dからのパルス信号が目標値に対して±3パルス
よりも大きかった場合には、微速でオーバーラン分また
はアンダーラン分だけ保持ユニット20を戻したり再度
移動させたりして補正動作(ステップS12)を行わせ
ていた。なお、補正動作を行った後には、補正回数が3
回以内であることを判断(ステップS13)した後に停
止位置を確認し、それでも、オーバーランまたはアンダ
ーランの量が所定範囲よりも大きかった場合には再度補
正動作を行わせる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の移動位置制御を行うディスクオートチェンジャにおい
ても、経時変化などによる負荷の変動があるため、特
に、長期間にわたって使用すると、この補正動作を常時
必要とするようになり、ディスクカートリッジ3の交換
時間の長期化を招いてしまっていた。
【0016】また、保持ユニット20内にディスクカー
トリッジ3が有る場合と無い場合とでも、昇降用駆動モ
ータ9cに対する負荷が変化するため、上記と同様の問
題を招くことがあり、また、移動距離の違いや移動箇所
の違いなどによっても負荷が異なって、上記と同様の問
題を招くこともあった。
【0017】本発明は上記問題を解決するもので、機体
間の負荷のばらつきや経年変化やディスクカートリッジ
の有無などの負荷の状態が変化した場合でも、ディスク
カートリッジの交換時間を短縮することができるディス
クオートチェンジャの移動位置制御装置を提供すること
を目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、ディスクカートリッジを収納する収納区
を所定方向に並列させた状態で複数形成した収納部と、
この収納部の前記所定方向に沿う位置に配設したディス
クドライブ装置と、ディスクカートリッジを保持する保
持ユニット内部へのディスクカートリッジの引き込み動
作または外部への押し出し動作を行いかつ保持ユニット
を収納部およびディスクドライブ装置に臨むように所定
方向に移動させる搬入出装置と、この搬入出装置の保持
ユニットを速度可変の状態で昇降させる駆動手段を制御
する制御手段と、保持ユニットの位置を検出する位置検
出手段と、保持ユニットを移動させる速度制御内容など
を記憶する記憶手段とを備えたディスクオートチェンジ
ャの移動位置制御装置であって、前記制御手段は、速度
制御内容に基づいて保持ユニットを前記所定方向に沿っ
て移動させて、この移動後の保持ユニットの位置データ
を位置検出手段より入力し、保持ユニットの位置が目標
移動位置に対して所定量以上異なっていた場合には、再
度移動させて移動位置を補正させ、保持ユニットを前記
所定方向に沿って移動させた際に、保持ユニットの負荷
状態と移動元と移動先とに対応する速度制御内容を記憶
させるとともに、保持ユニットを前記速度制御内容にし
たがって移動させた前記補正動作前の到着位置、または
補正動作前の到着位置と目標位置との差を記憶させ、保
持ユニットを前記所定方向に沿って移動させるに際し、
保持ユニットの負荷状態と移動元と移動先とに対応する
速度制御内容と補正前のその到着位置または目標位置と
の差とのデータを入力して、補正前の到着位置と目標位
置との差を無くすように速度制御内容を修正し、この修
正した速度制御内容にしたがって保持ユニットを移動さ
せるように制御するものである。
【0019】上記した構成により、保持ユニットを所定
方向に沿って移動させる場合には、前回の移動時のデー
タに基づいて、補正前の到着位置と目標位置との差を無
くすように速度制御内容を修正し、この修正した速度制
御内容にしたがって保持ユニットを移動させるため、機
体間の負荷のばらつきや経年変化やディスクカートリッ
ジの有無などの負荷の状態が変化した場合でも、この負
荷の状態に対応した速度制御内容に自動的に修正され
て、移動位置を補正することを最小限に抑えることがで
き、この結果、ディスクカートリッジの交換時間を短縮
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、このディスクオートチェン
ジャは従来提案したのものと保持ユニットの移動制御内
容のみ異なり、構造自体は同様であるため、これに関す
る点についてのみ説明し、同機能のものには同符号を付
してその説明は省略する。
【0021】図1などに示すように、このディスクオー
トチェンジャ1においては、ディスクカートリッジ3を
収納する収納区(スロット)4aを上下方向に並列させ
た状態で複数形成した収納部4と、この収納部4の下方
に配設したディスクドライブ装置6と、ディスクカート
リッジ3を保持する保持ユニット20の内部へのディス
クカートリッジ3の引き込み動作または外部への押し出
し動作を行いかつ保持ユニット20をローダ部8,収納
部4およびディスクドライブ装置6に臨むように昇降さ
せる搬入出装置9と、この搬入出装置9の保持ユニット
20を速度可変の状態で昇降させる駆動手段としての昇
降用駆動モータ9cを制御する制御手段40と、昇降用
駆動モータ9cの回転量に対応してパルスを出力するこ
とにより保持ユニット20の位置を検出する位置検出手
段としてのエンコーダ9dと、保持ユニット20を昇降
させる速度制御内容などを記憶する記憶手段41とを備
えている。
【0022】ここで、記憶手段41には、図2に示すよ
うに、保持ユニット20の移動元と移動先とに応じた速
度制御内容のデータ(例えば移動開始時から減速ポイン
トの指示を出すタイミングの時刻データ)と、この速度
制御内容にしたがって保持ユニット20を移動させたと
きの到着位置と目標位置との差のデータとが記憶されて
おり、これらのデータが、移動時のディスクカートリッ
ジ3の向き(A面とB面)、および保持ユニット20に
おけるディスクカートリッジ3の有無の各場合毎に記憶
部に記憶されている。
【0023】また、制御内容に基づいて移動させた到着
点と目標位置との差が、実際の動作に支障をきたさない
所定の許容範囲(例えばエンコーダ9dの3パルス分)
以上あった場合には、目標位置まで微速で移動させる補
正動作を行わせるようになっている。
【0024】制御手段40は以下のような制御動作を行
う。保持ユニット20を昇降させる場合には、まず、そ
の移動方向(上昇または下降)を設定する(ステップS
1)とともに、移動元と移動先とに対応する目標位置を
算出する(ステップS2)。
【0025】次に、保持ユニット20におけるディスク
カートリッジ3の有無と、移動元と移動先とに対応する
速度制御内容(減速ポイントに関するデータ)と、補正
前のその到着位置と目標位置との差のデータとを入力し
て、補正前の到着位置と目標位置との差を無くすように
速度制御内容を修正する(ステップS21)。例えば、
例えば図3の(a)に示すように、前回は減速ポイント
が時刻tA (位置はX A )であり、補正前の到着位置X
1 と目標位置とXt との差の距離(パルス)がΔXであ
ることを入力し、減速ポイントPの位置XB が、XA
ΔXとなるような時刻tB を算出し、この時刻tB を減
速ポイントに設定する。なお、この場合に、到着位置と
目標位置との差が、実際の動作に支障をきたさない所定
の許容範囲(例えばエンコーダ9dの3パルス分)以内
であった場合には、修正動作を行わせないようにしても
よい。
【0026】次に、その目標位置が実際に移動可能な範
囲であるかどうかを判定し(ステップS3)、目標位置
が実際に移動可能な範囲であり、目標位置までの移動距
離が、例えば収納区4aの3スロット分以上であった場
合にはステップS4よりステップS5〜S8に進んで、
加速(スローアップ)動作および高速移動動作、減速
(スローダウン)動作を行った後に停止させる。一方、
目標位置が実際に移動可能な範囲であり、目標位置まで
の移動距離が、例えば収納区4aの3スロット分より小
さかった場合にはステップS4からステップS9に進ん
で、低速で移動させた後、停止させる(ステップS
8)。
【0027】前記高速移動動作を行わせる場合に、高速
からスローダウンさせる減速点は、エンコーダ9dから
出力されるパルス信号に基づいて、保持ユニット20の
移動距離を検出し、前記の速度制御内容のデータに基づ
いて制御される。したがって、前回の移動時のデータに
基づいて、補正前の到着位置と目標位置との差を無くす
ように速度制御内容を修正して学習させ、この学習させ
た速度制御内容にしたがって保持ユニット20を移動さ
せるため、機体間の負荷のばらつきや経年変化やディス
クカートリッジの有無などの負荷の状態が変化した場合
でも、この負荷の状態に対応した速度制御内容に自動的
に修正される。そして、修正前においては目標位置に移
動させるために時間ta だけかかっていたものを、例え
ば図3の(b)に示すように、目標位置に補正すること
なく移動させて短い時間tb で移動できる確率が高くな
って、移動位置を補正することを最小限に抑えることが
できる。この結果、ディスクカートリッジの交換時間を
短縮することができるとともに、組みつけて動作確認を
する際に、負荷の状態変化による昇降速度の調整作業を
行わなくて済むため、作業能率が向上する。
【0028】ステップS10で、目標位置までの移動動
作が一旦終了すると、その時点での保持ユニット20の
停止位置を昇降用駆動モータ9cのエンコーダ9dから
出力されるパルス信号に基づいて確認させる。そして、
ステップS22,S23で、速度制御内容の修正をおこ
なった場合には、今回の速度制御内容のデータと、この
速度制御内容にしたがって保持ユニット20を移動させ
たときの到着位置と目標位置との差のデータとを記憶さ
せる。
【0029】ステップS11でオーバーランまたはアン
ダーランの量、たとえばエンコーダ9dからのパルス信
号が目標値に対して±3パルスよりも大きかった場合に
は、微速でオーバーラン分またはアンダーラン分だけ保
持ユニット20を戻したり再度移動させたりして補正動
作(ステップS12)を行わせる。そして、補正動作を
行った後には、補正回数が3回以内であることを判断
(ステップS13)した後に停止位置を確認し、それで
も、オーバーランまたはアンダーランの量が所定範囲よ
りも大きかった場合には再度補正動作を行わせる。な
お、補正回数が4回以上である場合にはエラー処理とし
て警告させる。
【0030】なお、この実施の形態においては、補正前
の到着位置と目標位置との差が例えば±3パルスよりも
大きかった場合に速度制御内容の修正動作を行わせるよ
うにした場合を述べたが、この許容範囲は適した値に設
定できるものであり、少しでも異なれば、修正動作を行
わせないようにしてもよい。また、到着位置と目標位置
との差を記憶させる代わりに、到着位置のデータを記憶
させて、修正動作時に到着位置と目標位置との差を算出
させるようにしてもよく、到着位置と目標位置との差を
導き出すことができる値であればどのような値でもよ
い。
【0031】また、修正動作により減速ポイントを変更
する際にこの変更許容範囲を設定しておき、この変更許
容範囲を越える事態が発生した場合には、警告を発する
ようにしておいてもよく、これによれば、製品の動作チ
ェックなどの際に、警告を発した機体は、昇降動作が不
安定である可能性が高いため、重点的に動作確認を行う
ことができて、作業能率が向上する。
【0032】また、この実施の形態においては、保持ユ
ニット20を上下方向に移動させる場合について説明し
たが、これに限るものではなく、保持ユニット20の移
動方向は所定に決められた方向であればよいことはいう
までもない。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、保持
ユニットを所定方向に沿って移動させる場合には、前回
の移動時のデータに基づいて、補正前の到着位置と目標
位置との差を無くすように速度制御内容を修正して学習
させ、この修正した速度制御内容にしたがって保持ユニ
ットを移動させることにより、機体間の負荷のばらつき
や経年変化やディスクカートリッジの有無などの負荷の
状態が変化した場合でも、この負荷の状態に対応した速
度制御内容に自動的に修正できて、移動位置を補正する
ことを最小限に抑えることができ、この結果、ディスク
カートリッジの交換時間を短縮することができ、かつ組
みつけて動作確認をする際に、負荷の状態変化による昇
降速度の調整作業を行わなくて済むため、作業能率も向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるディスクオート
チェンジャの要部を示すブロック図である。
【図2】同ディスクオートチェンジャの記憶部の記憶テ
ーブル内容を示す図である。
【図3】(a)および(b)は同ディスクオートチェン
ジャの速度制御の修正を行う前および後との時間と距離
の関係を示す図である。
【図4】同ディスクオートチェンジャの速度制御のフロ
ーチャートを示す図である。
【図5】ディスクオートチェンジャの側面断面図であ
る。
【図6】ディスクオートチェンジャの側面断面図であ
る。
【図7】ディスクカートリッジの平面図である。
【図8】ディスクオートチェンジャの平面断面図であ
る。
【図9】ディスクオートチェンジャの保持ユニットの平
面断面図である。
【図10】ディスクオートチェンジャの保持ユニットの
側面図である。
【図11】ディスクオートチェンジャの保持ユニットの
背面側より見た断面図である。
【図12】ディスクオートチェンジャの保持ユニットの
要部平面図である。
【図13】従来のディスクオートチェンジャの速度制御
のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 ディスクオートチェンジャ 3 ディスクカートリッジ 4 収納部 4a 収納区 6 ディスクドライブ装置 8 ローダ部 9 搬入出装置 9c 昇降用駆動モータ 9d エンコーダ 20 保持ユニット 40 制御手段 41 記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジを収納する収納区
    を所定方向に並列させた状態で複数形成した収納部と、
    この収納部の前記所定方向に沿う位置に配設したディス
    クドライブ装置と、ディスクカートリッジを保持する保
    持ユニット内部へのディスクカートリッジの引き込み動
    作または外部への押し出し動作を行いかつ保持ユニット
    を収納部およびディスクドライブ装置に臨むように所定
    方向に移動させる搬入出装置と、この搬入出装置の保持
    ユニットを速度可変の状態で昇降させる駆動手段を制御
    する制御手段と、保持ユニットの位置を検出する位置検
    出手段と、保持ユニットを移動させる速度制御内容など
    を記憶する記憶手段とを備えたディスクオートチェンジ
    ャの移動位置制御装置であって、 前記制御手段は、 速度制御内容に基づいて保持ユニットを前記所定方向に
    沿って移動させて、この移動後の保持ユニットの位置デ
    ータを位置検出手段より入力し、保持ユニットの位置が
    目標移動位置に対して所定量以上異なっていた場合に
    は、再度移動させて移動位置を補正させ、 保持ユニットを前記所定方向に沿って移動させた際に、
    保持ユニットの負荷状態と移動元と移動先とに対応する
    速度制御内容を記憶させるとともに、保持ユニットを前
    記速度制御内容にしたがって移動させた前記補正動作前
    の到着位置、または補正動作前の到着位置と目標位置と
    の差を記憶させ、 保持ユニットを前記所定方向に沿って移動させるに際
    し、保持ユニットの負荷状態と移動元と移動先とに対応
    する速度制御内容と補正前のその到着位置または目標位
    置との差とのデータを入力して、補正前の到着位置と目
    標位置との差を無くすように速度制御内容を修正し、こ
    の修正した速度制御内容にしたがって保持ユニットを移
    動させるように制御するディスクオートチェンジャの移
    動位置制御装置。
JP29131596A 1996-11-01 1996-11-01 ディスクオートチェンジャの移動位置制御装置 Pending JPH10134471A (ja)

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