JPH10136465A - 車両データ伝送システム - Google Patents

車両データ伝送システム

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Publication number
JPH10136465A
JPH10136465A JP8282463A JP28246396A JPH10136465A JP H10136465 A JPH10136465 A JP H10136465A JP 8282463 A JP8282463 A JP 8282463A JP 28246396 A JP28246396 A JP 28246396A JP H10136465 A JPH10136465 A JP H10136465A
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JP
Japan
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node
nodes
transmission
bus
connection information
Prior art date
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Application number
JP8282463A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Miura
邦彦 三浦
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の各ノードのバス占有率の効
率化を図る。 【解決手段】 複数の循環ノード1a〜1c,1eがバ
ス3に接続され、委譲先設定部23が送信権の委譲先ノ
ードを設定し、送受信部21が設定された送信権の委譲
先ノードに送信権の委譲メッセージを送出することで、
各循環ノード間に送信権を予め定められた順番で循環さ
せ、送信権を獲得した循環ノードがバスにデータを送出
する車両データ伝送システムにおいて、バスに接続され
ると共に送信権を持たずデータまたは情報の受信を行な
う非循環ノード1dと、バスに接続されている複数の循
環ノード及び1以上の非循環ノードを示すノード接続情
報を全てのノードに送出する送受信部21aとを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
複数のノードがバスに接続され、各ノード間に送信権を
予め定められた順番で循環させ、送信権を獲得したノー
ドが前記バスにデータを送出する車両データ伝送システ
ムに関し、特に、伝送すべきデータのバスの占有率の効
率化を図る車両データ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両には、複数の電子制御
ノードが共通のバスに接続され、各ノード間でデータの
送受信を行なっている。この場合、各ノード間におい
て、送信権を予め定められた順番で循環させ、送信権を
獲得したノードがバスにデータを送出するトークンパッ
シング方式が知られている。
【0003】このトークンパッシング方式では、送信先
ノードのアドレスを自ノードのアドレスに値1を加算し
た値とし、自ノードの隣りの送信先ノードへ送信権の委
譲メッセージを送出する。
【0004】このような送信権の委譲メッセージの送出
処理を各ノード毎に行なうことで、送信権が予め定めら
れた順番で各ノードに循環される。そして、送信権を獲
得したノードがバスにデータを送出することで、各ノー
ド間でデータの送受信が行なえる。
【0005】また、トークンパッシング方式を用いた従
来の車両データ伝送システムの複数のノード間におい
て、送信権の委譲先メッセージ(以下、送信委譲先メッ
セージと称する。)及びデータを順番に送信する場合に
は、図5に示すフローチャートに従って行なわれる。
【0006】ここでは、例えば、ノード1a〜1eがバ
スに接続され、ノード1dが他のノードへデータを送信
する場合について説明する。
【0007】まず、自ノード(ノード1d)が送信委譲
先メッセージを受信したかどうかが判定され(ステップ
S101)、自ノードが送信委譲先メッセージを受信し
た場合、送信委譲先アドレスを次のアドレス値に設定す
る(ステップS103)。
【0008】次に、処理を継続する場合には(ステップ
S105)、ネットワーク(バス)からデータを受信し
(ステップS107)、受信されたデータに基づき必要
データをノード1aに送信すべきかどうかを判定する
(ステップS109)。必要データをノード1aに送信
すべきである場合には、ノード1aに必要データを送信
する(ステップS111)。
【0009】次に、受信されたデータに基づき必要デー
タをノード1bに送信すべきかどうかを判定する(ステ
ップS113)。必要データをノード1bに送信すべき
である場合には、ノード1bに必要データを送信する
(ステップS115)。
【0010】同様にして、必要データのノード1cへの
送信処理を行ない(ステップS117,119)、必要
データのノード1eへの送信処理を行ない(ステップS
121,123)、ステップS101の処理に戻る。
【0011】このように、従来のトークンパッシング方
式では、各々のノードが送信権を有しており、送信権を
獲得したノードがバスを介して他のノードに必要データ
を送信していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トーク
ンパッシング方式を構成する複数のノードの中には、安
価であってデータを受信する機能を装備するのみで十分
な簡易ノードも存在していた。この簡易ノードをトーク
ンパッシングに参入させ、その簡易ノードが他のノード
と同様に送信権を持ち、データの送信を行なっていた。
【0013】すなわち、簡易ノードはデータを受信する
のみで十分であるにもかかわらず、データの送信のため
にバスを占有してしまう。このため、他のノードのバス
占有率の効率化が図れなかった。
【0014】本発明は、ネットワーク上の各ノードのバ
ス占有率の効率化を図ることのできる車両データ伝送シ
ステムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、送信権の委譲先ノードを設定する委譲先設定手段及
び委譲先設定手段で設定された送信権の委譲先ノードに
送信権の委譲メッセージを送出する送受信手段を有する
と共にバスに接続された複数の循環ノードを備え、各循
環ノード間に送信権を予め定められた順番で循環させ、
送信権を獲得した循環ノードが前記バスにデータを送出
する車両データ伝送システムにおいて、前記バスに接続
されると共に前記送信権を持たずデータまたは情報の受
信を行なう1以上の非循環ノードと、前記バスに接続さ
れている前記複数の循環ノード及び前記1以上の非循環
ノードを示すノード接続情報を全てのノードに送出する
接続情報送出手段とを備えることを要旨とする。
【0016】この発明によれば、接続情報送出手段がバ
スに接続されている複数の循環ノード及び1以上の非循
環ノードを示すノード接続情報を全てのノードに送出す
ると、送信権を持たない1以上の非循環ノードはノード
接続情報を受信する。
【0017】すなわち、非循環ノードはトークンパッシ
ングによるデータ送信を行なわず、データまたはノード
接続情報を受信するのみであるから、バス占有率の効率
化が図れる。
【0018】請求項2の発明は、前記非循環ノードは、
前記接続情報送出手段から受信したノード接続情報を参
照して自ノードのデータを各循環ノードに送信するか否
かを判定するデータ送出判定手段を備えることを要旨と
する。
【0019】この発明によれば、非循環ノードのデータ
送出判定手段は、接続情報送出手段から受信したノード
接続情報を参照して自ノードのデータを各循環ノードに
送信するか否かを判定するので、ノード接続情報を参照
して送信すべきノードを決定でき、バス占有率の効率化
が図れる。
【0020】請求項3の発明は、前記委譲先設定手段
は、前記ノード接続情報を参照して送信権の委譲先ノー
ドを設定することを要旨とする。
【0021】この発明によれば、委譲先設定手段が、ノ
ード接続情報を参照して送信権の委譲先ノードを設定
し、送受信手段が、委譲先設定手段により設定された送
信権の委譲先ノードに送信権の委譲メッセージを送出す
る。すなわち、現在バスに接続されるノードのみに送信
委譲先メッセージを転送するので、バス占有率の効率化
が図れる。
【0022】請求項4の発明において、前記接続情報送
出手段は、前記複数の循環ノードの内の1つの循環ノー
ド内に設けられることを要旨とする。
【0023】請求項5の発明は、前記複数の循環ノード
の内の1つの循環ノードは、前記バスに接続されるノー
ドが追加または減少により変更したとき、そのときの変
更されたノード接続情報を全てのノードに送出すること
を要旨とする。
【0024】この発明によれば、複数のノードの内の1
つのノードは、前記バスに接続されるノードが追加また
は減少により変更したとき、そのときの変更されたノー
ド接続情報を全てのノードに送出するので、変更された
ノード接続情報に応じて送信委譲先ノードを決定でき、
また、非循環ノードも変更されたノード接続情報に応じ
て送信すべきノードを決定でき、さらに、バスの占有率
の効率化が図れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両データ伝送シ
ステムの実施の形態を図面を参照して説明する。図1に
本発明の車両データ伝送システムの実施の形態の構成図
を示す。
【0026】図1に示す車両伝送システムにおいて、ネ
ットワーク内のバス3にはエンジン制御ノード1a、ミ
ッション制御ノード1b、ブレーキ制御ノード1c、出
力トルク制御ノード1eが接続される。
【0027】これらの制御ノードは、トークンパッシン
グ方式によりノード相互間で必要なデータの送受信が行
われる。すなわち、各ノード1a〜1c,1e相互間に
送信権を予め定められた順番で循環させ、送信権を獲得
したノードが前記バス3にデータを送出する。
【0028】エンジン制御ノード1a、ミッション制御
ノード1b、ブレーキ制御ノード1c、出力トルク制御
ノード1eは、循環ノードを構成する。
【0029】また、バス3には簡易ノードであるサスペ
ンション制御ノード1dが接続され、このスクペンショ
ン制御ノード1dは前記トークンパッシング方式に参入
せず、非循環ノードを構成する。なお、第1の制御ノー
ド1fがバス3に接続されない状態で存在する。また、
非循環ノードは2つ以上バス3に接続するようにしても
よい。
【0030】エンジン制御ノード1aは、運転者のアク
セルペダルの操作等に応じてエンジンの作動を制御す
る。ミッション制御ノード1bは、車両の運転状態に応
じて自動変速機の制御を行う。
【0031】ブレーキ制御ノード1cは、車輪のロック
状態を検出することによりブレーキ制御を行う。サスペ
ンション制御ノード1dは、車両の運転状態に応じてサ
スペンションの制御を行なう。出力トルク制御ノード1
eは、車両の駆動輪のスリップ状態を検出し、エンジン
の出力トルクの制御を行なう。
【0032】エンジン制御ノード1aは、CPU(中央
処理装置)11a、送受信部21a、委譲先設定部23
a、メモリ25a、データ送出判定部27aを備える。
【0033】エンジン制御ノード1aには、車両の各部
に設けられ走行状態を検出するセンサ31a、アクチュ
エータ41aが接続される。
【0034】なお、図1において、センサ31aを1個
しか示していないが、実際には、センサ31aは、複数
個設けられているものとする。CPU11aは、センサ
31aからの検知信号に基づきアクチュエータ41aを
駆動する。
【0035】マスターノードであるエンジン制御ノード
1aは、バス3上のノードの状態を示す状態情報をメモ
リ25aに記憶する。バス3上のノードの状態を示す状
態情報としては、例えば、後述する第1のノード接続情
報、第2のノード接続情報、ノードリモート情報等があ
る。
【0036】第1のノード接続情報は、バス3上に接続
(オプション装着)されているノード情報であり、ここ
では、図1に示すように、各ノードが持つノード番号1
a,1b,1c,1d,1eが該当する。
【0037】第2のノード接続情報は、現在実際にバス
3上に存在(オプション装着及び未装着)しているノー
ド情報であり、ここでは、図1に示すように、各ノード
が持つノード番号1a,1b,1c,1d,1e,1f
が該当する。
【0038】リモート情報は、例えば、送信順番を示す
情報などであり、その送信順番情報はノード1a,1
b,1c,1eの順である。
【0039】なお、第1の制御ノード1fが後にバス3
に接続された場合には、ノード接続情報に第1の制御ノ
ード1fを追加する。また、メモリ25aは、送信用デ
ータを記憶する。
【0040】委譲先設定部23aは、送信権の委譲先ノ
ードを委譲先ノードのアドレスにより設定し、委譲先ノ
ードのアドレスをインクリメントすることにより委譲先
ノードを設定する。
【0041】なお、先行ノード、自ノード、次ノードの
アドレスなどを記憶したテーブルを各ノードが持つよう
にしてもよく、このテーブルを参照して巡回順序を決定
してもよい。
【0042】データ送出判定部27aは、メモリ25a
に記憶された状態情報を参照して各々のノードにデータ
を送出すべきかどうかを判定する。
【0043】送受信部21aは、前記委譲先設定部23
aにより設定された前記送信権の委譲先ノードに送信権
の委譲メッセージを送出すると共に、データ送出判定部
27aがデータをそのノードに送出すべきと判定したと
き、データをそのノードに送出する。送受信部21a
は、先行ノードから送信権の委譲メッセージを受信する
と、委譲先設定部23aが、次の委譲先ノードを設定す
るようになっている。
【0044】前記エンジン制御ノード1aの送受信部2
1aは、メモリ25aに記憶された前記状態情報をバス
3に接続された全ての制御ノード1b,1c,1d,1
eに送出する。
【0045】また、前記エンジン制御ノード1aの送受
信部21aは、前記バス3に接続されるノードが追加ま
たは減少により変更したとき、そのときの変更されたノ
ード接続情報をバス3に接続された全ての制御ノードに
送出する。
【0046】なお、ミッション制御ノード1b、ブレー
キ制御ノード1c、出力トルク制御ノード1eも、前記
エンジン制御ノード1aの構成とほぼ同一構成である。
【0047】サスペンション制御ノード1dは、CPU
11d、送受信部21d、メモリ25d、データ送出判
定部27dを備える。サスペンション制御ノード1dに
は、車両の各部に設けられ走行状態を検出するセンサ3
1d、アクチュエータ41dが接続される。
【0048】サスペンション制御ノード1dは、前記送
信権を持たずデータまたは情報を受信する非循環ノード
であるので、委譲先設定部が設けられていない。すなわ
ち、サスペンション制御ノード1dは、安価で通信ネッ
トワークのソフトウェアを保有不可能なノードであり、
送信要求を行なわず、エンジン制御ノード1aから状態
情報を受信するのみとする。
【0049】送受信部21dは、エンジン制御ノード1
aから状態情報を受信する。メモリ25dは送受信部2
1dで受信した状態情報を記憶すると共に、自己のデー
タを記憶する。
【0050】データ送出判定部27dは、メモリ25d
に記憶された状態情報を参照して各々の制御ノードに自
己のデータを送出すべきかどうかを判定する。送受信部
21dは、データ送出判定部27aがデータをその制御
ノードに送出すべきと判定したとき、自己のデータをそ
の制御ノードに送出する。
【0051】図2に実施の形態のデータフレームのフォ
ーマットを示す。図2にデータフレームは、メッセージ
の開始を示すSOM、送信権の委譲先ノードのアドレス
を示す委譲先アドレス、送信元アドレス、データ、誤り
検出用文字列CRC、受信確認応答情報、メッセージの
終了を示すEOMからなる。
【0052】なお、委譲先アドレスは、例えば、前記各
制御ノードに対応して値0〜3を設定しても良い。
【0053】前記データは、データのバイト長、データ
の識別子、伝送すべき情報からなる。前記受信確認応答
情報は、データを正常に受信したノードによる受信確認
応答情報と送信権を正常に受信したノードによる受信確
認応答情報とからなる。なお、委譲先アドレスは委譲先
設定部23aから得られる。
【0054】次に、このように構成された実施の形態の
動作を図3及び図4に示すフローチャートに従って説明
する。ここで、例えば、循環ノードでは、エンジン制御
ノード1a、ミッション制御ノード1b、ブレーキ制御
ノード1c、出力トルク制御ノード1eの順に送信権が
循環するものとして説明する。
【0055】まず、マスター制御ノードであるエンジン
制御ノード1aの送受信部21aは、バス3上のノード
の状態を示す状態情報として、例えば、現在、バス3に
接続されているノードを示すノード接続情報であるノー
ドアドレス”1a,1b,1c,1d,1e”を外部装
置から受信する。すると、エンジン制御ノード1aのメ
モリ25aに、ノードアドレス”1a,1b,1c,1
d,1e”が記憶される。
【0056】次に、エンジン制御ノード1aの送受信部
21aは、前記メモリ25aに記憶されたノードアドレ
スをバス3に接続された全ての制御ノード1b,1c,
1d,1eに送出する。すると、制御ノード1b,1
c,1eにおいても、ノードアドレスを受信して自己の
メモリに記憶する。
【0057】次に、図3に示すフローチャートに従っ
て、簡易ノードであるサスペンション制御ノード1dの
処理を説明する。まず、送受信部21dがネットワーク
上のエンジン制御ノード1aから状態情報を受信した場
合には(ステップS11)、受信した状態情報はメモリ
25dに記憶される(ステップS13)。
【0058】そして、処理を継続する場合には(ステッ
プS15)、データ送出判定部27dは、メモリ25d
に記憶された状態情報を参照し、必要データのエンジン
制御ノード1aへの送信の有無を判定する(ステップS
17)。
【0059】状態情報として、例えばノード接続情報で
あるノードアドレス”1a,1b,1c,1d,1e”
を参照し、エンジン制御ノード1aがバス3に接続され
ているので、送受信部21dは、エンジン制御ノード1
aに必要データを送信する(ステップS19)。
【0060】次に、データ送出判定部27dは、前記状
態情報を参照し、必要データのミッション制御ノード1
bへの送信の有無を判定する(ステップS21)。ミッ
ション制御ノード1bがバス3に接続されているので、
送受信部21dは、ミッション制御ノード1bに必要デ
ータを送信する(ステップS23)。
【0061】さらに、データ送出判定部27dは、前記
状態情報を参照し、必要データのブレーキ制御ノード1
cへの送信の有無を判定する(ステップS25)。ブレ
ーキ制御ノード1cがバス3に接続されているので、送
受信部21dは、ブレーキ制御ノード1cに必要データ
を送信する(ステップS27)。
【0062】最後に、データ送出判定部27dは、前記
状態情報を参照し、必要データの出力トルク制御ノード
1eへの送信の有無を判定する(ステップS29)。出
力トルク制御ノード1eがバス3に接続されているの
で、送受信部21dは、出力トルク制御ノード1eに必
要データを送信する(ステップS31)。なお、これら
の処理が終了した場合には、ステップS11の処理に戻
る。
【0063】このように、非循環ノードであるサスペン
ション制御ノード1dはトークンパッシングによるデー
タ送信を行なわず、データまたはノード接続情報を受信
するのみであるから、サスペンション制御ノード1dが
データ送信を行なわない分だけ、他の循環ノードがバス
3を占有でき、バス占有率の効率化が図れる。
【0064】また、サスペンション制御ノード1dのデ
ータ送出判定部27dは、エンジン制御ノード1aから
受信したノード接続情報を参照して自ノードのデータを
各循環ノードに送信するか否かを判定するので、ノード
接続情報を参照して送信すべきノードを決定できる。す
なわち、不要な制御ノードに必要データを転送する必要
がないから、バス占有率の効率化が図れる。
【0065】次に、図4に示すフローチャートに従っ
て、循環ノードである例えば、ブレーキ制御ノード1c
の処理を説明する。
【0066】まず、ミッション制御ノード1bは、図2
に示すデータフレームに委譲先アドレスに”1c(ブレ
ーキ制御ノードのアドレス)”、発信元アドレス”1b
(ミッション制御ノードのアドレス)”を付加してブレ
ーキ制御ノード1cに転送する。
【0067】すると、ブレーキ制御ノード1cの送受信
部21cは、自ノードがミッション制御ノード1bから
送信委譲先メッセージ(ここでは、委譲先アドレス”1
c”)を受信したかどうかを判定する(ステップ4
1)。
【0068】ブレーキ制御ノード1cは、委譲先アドレ
ス”1c”、発信元アドレス”1b”を受信し、送信権
を得る。そして、ブレーキ制御ノード1c内の委譲先設
定部23cは、委譲先アドレスを次の委譲先アドレス”
1e(出力トルク制御ノードのアドレス)”に設定する
(ステップS43)。
【0069】さらに、処理を継続する場合には(ステッ
プS45)、ネットワーク上のバス3からデータ(状態
情報)を受信し(ステップS47)、メモリ25cに状
態情報を記憶する。
【0070】データ送出判定部27cは、メモリ25c
に記憶された状態情報を参照し、必要データのエンジン
制御ノード1aへの送信の有無を判定する(ステップS
49)。
【0071】状態情報として、例えばノード接続情報で
あるノードアドレス”1a,1b,1c,1d,1e”
を参照し、エンジン制御ノード1aがバス3に接続され
ているので、送受信部21cは、エンジン制御ノード1
aに必要データを送信する(ステップS51)。
【0072】次に、データ送出判定部27cは、前記状
態情報を参照し、必要データのミッション制御ノード1
bへの送信の有無を判定する(ステップS53)。ミッ
ション制御ノード1bがバス3に接続されているので、
送受信部21cは、ミッション制御ノード1bに必要デ
ータを送信する(ステップS55)。
【0073】さらに、データ送出判定部27cは、前記
状態情報を参照し、必要データの出力トルク制御ノード
1eへの送信の有無を判定する(ステップS57)。出
力トルク制御ノード1eがバス3に接続されているの
で、送受信部21cは、出力トルク制御ノード1eに必
要データを送信する(ステップS59)。なお、これら
の処理が終了した場合には、ステップS41の処理に戻
る。
【0074】このように、マスターノードであるエンジ
ン制御ノード1aがバス3に接続されている全てのノー
ドを示すノード接続情報を、バス3に接続されている全
てのノードに送出する。
【0075】そして、他の全てのノードの委譲先設定部
が、ノード接続情報と送信順序より必要な送信相手ノー
ドを決定し、送受信部が送信用データを送出することに
なるので、送信委譲先メッセージが不要にバス3上を転
送しなくなる。従って、ネットワーク上の各ノードのバ
ス占有率の効率化を図ることができる。
【0076】また、例えば、図1に示す第1の制御ノー
ド1fをバス3に追加接続した場合には、第1の制御ノ
ード1fを示すノード接続情報であるノードアドレス”
1f”が外部からエンジン制御ノード1aに送出され
る。そして、ノード接続情報であるノードアドレス”1
a,1b,1c,1d,1e,1f”がメモリ25aに
記憶される。
【0077】そして、エンジン制御ノード1aの送受信
部21aは、メモリ25aに記憶されたノード接続情報
であるノードアドレス”1a,1b,1c,1d,1
e,1f”を、バス3に接続された全ての制御ノード1
b,1c,1d,1e,1fに送出する。すると、制御
ノード1b〜1fにおいても、ノード接続情報が各メモ
リに記憶される。
【0078】バス3に接続された各ノードは、メモリに
記憶されたノード接続情報及び送信順序に基づき送信委
譲先ノードまたはデータを送信すべきノードを決定す
る。すなわち、変更されたノード接続情報に応じて送信
委譲先ノードを決定でき、また、非循環ノードであるサ
スペンション制御ノード1dも、変更されたノード接続
情報に応じて送信すべきノードを決定でき、さらに、バ
スの占有率の効率化が図れる。
【0079】さらに、その他の制御ノードをバス3に追
加接続するようにしても良い。また、これとは逆に、あ
るノードをバス3から切り離しても良い。このように、
ノードを追加または減少により変更する場合には、その
変更に応じてメモリ25aの内容を書き換えればよい。
【0080】例えば、ミッション制御ノード1bがバス
3から切り離された場合には、メモリ25aのノードア
ドレスは、”1a,1c,1d,1e,1f”となる。
この場合、エンジン制御ノード1aの委譲先設定部23
aは、自ノード1aに対して次のミッション制御ノード
1bを設定すると、このミッション制御ノード1bがメ
モリ25aにないので、制御ノードをインクリメントし
て、次のブレーキ制御ノード1cを設定する。
【0081】このブレーキ制御ノード1cはメモリ25
aに存在する。このため、エンジン制御ノード1aの送
受信部21aは、送信委譲先ノードとしてブレーキ制御
ノード1cに送信委譲先メッセージを送出するので、ブ
レーキ制御ノード1cが送信権を獲得することになる。
【0082】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されるものではない。実施の形態では、非循環ノードが
サスペンション制御ノード1dであったが、ノードが安
価で通信ネットワークのソフトウェアを保有不可能なノ
ードであれば、その他の制御ノード1a,1b,1c,
1eのいずれかの制御ノードが非循環ノードとしてトー
クンパッシング方式に参入させなくても良い。
【0083】また、エンジン制御ノード1aがマスター
制御ノードとして、状態情報をバス3に接続される全て
のノードに送出したが、ミッション制御ノード1b,ブ
レーキ制御ノード1c,出力トルク制御ノード1eのい
ずれかの制御ノードがマスター制御ノードとなってもよ
い。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、接続情報送出手段がバ
スに接続されている複数の循環ノード及び1以上の非循
環ノードを示すノード接続情報を全てのノードに送出す
ると、送信権を持たない1以上の非循環ノードはノード
接続情報を受信する。すなわち、非循環ノードはトーク
ンパッシングによるデータ送信を行なわず、データまた
はノード接続情報を受信するのみであるから、バス占有
率の効率化が図れる。
【0085】また、非循環ノードのデータ送出判定手段
は、接続情報送出手段から受信したノード接続情報を参
照して自ノードのデータを各循環ノードに送信するか否
かを判定するので、ノード接続情報を参照して送信すべ
きノードを決定でき、バス占有率の効率化が図れる。
【0086】また、委譲先設定手段が、ノード接続情報
を参照して送信権の委譲先ノードを設定し、送受信手段
が、委譲先設定手段により設定された送信権の委譲先ノ
ードに送信権の委譲メッセージを送出する。すなわち、
現在バスに接続されるノードのみに送信委譲先メッセー
ジを転送するので、バス占有率の効率化が図れる。
【0087】また、複数のノードの内の1つのノード
は、バスに接続されるノードが追加または減少により変
更したとき、そのときの変更されたノード接続情報を全
てのノードに送出するので、変更されたノード接続情報
に応じて送信委譲先ノードを決定でき、また、非循環ノ
ードも変更されたノード接続情報に応じて送信すべきノ
ードを決定でき、さらに、バスの占有率の効率化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両データ伝送システムの実施の形態
を示す構成図である。
【図2】データフレームのフォーマットを示す図であ
る。
【図3】非循環ノードであるサスペンション制御ノード
の動作を示すフローチャートである。
【図4】各循環ノードの動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】従来の車両データ伝送システムの動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1a エンジン制御ノード 1b ミッション制御ノード 1c ブレーキ制御ノード 1d サスペンション制御ノード 1e 出力トルク制御ノード 3 バス 11a,11d CPU 21a,21d 送受信部 23a 委譲先設定部 25a,25d メモリ 27a,27d データ送出判定部 31a,31d センサ 41a,41d アクチュエータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信権の委譲先ノードを設定する委譲先
    設定手段及び委譲先設定手段で設定された送信権の委譲
    先ノードに送信権の委譲メッセージを送出する送受信手
    段を有すると共にバスに接続された複数の循環ノードを
    備え、各循環ノード間に送信権を予め定められた順番で
    循環させ、送信権を獲得した循環ノードが前記バスにデ
    ータを送出する車両データ伝送システムにおいて、 前記バスに接続されると共に前記送信権を持たずデータ
    または情報の受信を行なう1以上の非循環ノードと、 前記バスに接続されている前記複数の循環ノード及び前
    記1以上の非循環ノードを示すノード接続情報を全ての
    ノードに送出する接続情報送出手段と、を備えることを
    特徴とする車両データ伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記非循環ノードは、前記接続情報送出
    手段から受信したノード接続情報を参照して自ノードの
    データを各循環ノードに送信するか否かを判定するデー
    タ送出判定手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    の車両データ伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記委譲先設定手段は、前記ノード接続
    情報を参照して送信権の委譲先ノードを設定することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の車両データ伝
    送システム。
  4. 【請求項4】 前記接続情報送出手段は、前記複数の循
    環ノードの内の1つの循環ノード内に設けられることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載の車両
    データ伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の循環ノードの内の1つの循環
    ノードは、前記バスに接続されるノードが追加または減
    少により変更したとき、そのときの変更されたノード接
    続情報を全てのノードに送出することを特徴とする請求
    項4記載の車両データ伝送システム。
JP8282463A 1996-10-24 1996-10-24 車両データ伝送システム Pending JPH10136465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103770728A (zh) * 2012-10-23 2014-05-07 广州汽车集团股份有限公司 基于can总线的电动汽车用通讯电路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103770728A (zh) * 2012-10-23 2014-05-07 广州汽车集团股份有限公司 基于can总线的电动汽车用通讯电路

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