JPH10136735A - 苗植付機構 - Google Patents
苗植付機構Info
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- JPH10136735A JPH10136735A JP29619196A JP29619196A JPH10136735A JP H10136735 A JPH10136735 A JP H10136735A JP 29619196 A JP29619196 A JP 29619196A JP 29619196 A JP29619196 A JP 29619196A JP H10136735 A JPH10136735 A JP H10136735A
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- JP
- Japan
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- planting
- gear
- seedling
- arm
- cam
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造工夫によってガタ吸収機構を、より精度
良く機能が発揮できるように、或いは廉価に構成できる
ようにする。 【解決手段】 植付爪先端部が略楕円軌跡を描くよう
に、植付アームとロータリケース10とを相対連動させ
るギヤ連動機構Sを、ロータリケース10に内装してあ
る苗植付機構において、ギヤ連動機構Sのバックラッシ
による植付アームのガタつきを規制可能なガタ吸収機構
Gを、支軸14と一体回転するカム41と、このカム4
1に押圧付勢される制動アーム42とから構成する。ギ
ヤ連動機構Gにおける伝動最下手側のギヤであり、か
つ、支軸14と一体回転するファイナルギヤ30にカム
41を鍛造により一体形成する。
良く機能が発揮できるように、或いは廉価に構成できる
ようにする。 【解決手段】 植付爪先端部が略楕円軌跡を描くよう
に、植付アームとロータリケース10とを相対連動させ
るギヤ連動機構Sを、ロータリケース10に内装してあ
る苗植付機構において、ギヤ連動機構Sのバックラッシ
による植付アームのガタつきを規制可能なガタ吸収機構
Gを、支軸14と一体回転するカム41と、このカム4
1に押圧付勢される制動アーム42とから構成する。ギ
ヤ連動機構Gにおける伝動最下手側のギヤであり、か
つ、支軸14と一体回転するファイナルギヤ30にカム
41を鍛造により一体形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックラッシによ
る植付アームのガタつきを規制可能なガタ吸収機構に係
り、詳しくは、ギヤ咬合部のバックラッシによって植付
爪が苗載台の苗に突入する際に所謂「シャクリ」移動す
ることにより、ロータリケース内のギヤ歯どうしが衝撃
接当して疲労破壊を招き易くなることを防止する技術に
関する。
る植付アームのガタつきを規制可能なガタ吸収機構に係
り、詳しくは、ギヤ咬合部のバックラッシによって植付
爪が苗載台の苗に突入する際に所謂「シャクリ」移動す
ることにより、ロータリケース内のギヤ歯どうしが衝撃
接当して疲労破壊を招き易くなることを防止する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】上述したガタ吸収機構は、ロータリケー
ス内における最伝動下手側ギヤの横傍に配置されて植付
アームを駆動する支軸と一体回転するカムと、このカム
にバネ付勢で押圧接当する揺動アームとで構成されてお
り、特開平7‐46934号公報や、特開平7‐108
136号公報に記載されたものが知られている。
ス内における最伝動下手側ギヤの横傍に配置されて植付
アームを駆動する支軸と一体回転するカムと、このカム
にバネ付勢で押圧接当する揺動アームとで構成されてお
り、特開平7‐46934号公報や、特開平7‐108
136号公報に記載されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ガタ吸収機構は、
植付爪が苗載台の苗に突入する直前において植付アーム
を、これがロータリケース内のギヤ連動機構によって回
転駆動される方向に先行移動させることにより、苗掻取
り時の負荷によって植付アームが押し戻され、ギヤ咬合
部のバックラッシによるギヤ歯どうしの衝突ショックを
緩和させる技術である。すなわち、予めガタ移動させて
おくことで苗突入時の強いショックを無くすものであ
る。
植付爪が苗載台の苗に突入する直前において植付アーム
を、これがロータリケース内のギヤ連動機構によって回
転駆動される方向に先行移動させることにより、苗掻取
り時の負荷によって植付アームが押し戻され、ギヤ咬合
部のバックラッシによるギヤ歯どうしの衝突ショックを
緩和させる技術である。すなわち、予めガタ移動させて
おくことで苗突入時の強いショックを無くすものであ
る。
【0004】従来のガタ吸収機構は、支軸に半径の徐変
部分と急変部分とを組合わせた形状のカムを取付けるこ
とにより、バネ付勢される揺動アームが植付アームを苗
突入寸前にその回転方向に助勢させるものであり、その
カムはギヤ連動機構における最伝動下手側ギヤのボス部
に嵌めて溶接する等、ギヤとは別体の専用の部品として
製作されていた。従って、ギヤとカムとを上述した機能
が現出されるべく精度良く一体化させる工程が必要であ
るとともに、ガタ吸収機構としてのコストに割高感もあ
り、改善の余地があった。本発明の目的は、構造工夫に
よってガタ吸収機構を、より精度良く機能が発揮できる
ように、或いは廉価に構成できるようにする点にある。
部分と急変部分とを組合わせた形状のカムを取付けるこ
とにより、バネ付勢される揺動アームが植付アームを苗
突入寸前にその回転方向に助勢させるものであり、その
カムはギヤ連動機構における最伝動下手側ギヤのボス部
に嵌めて溶接する等、ギヤとは別体の専用の部品として
製作されていた。従って、ギヤとカムとを上述した機能
が現出されるべく精度良く一体化させる工程が必要であ
るとともに、ガタ吸収機構としてのコストに割高感もあ
り、改善の余地があった。本発明の目的は、構造工夫に
よってガタ吸収機構を、より精度良く機能が発揮できる
ように、或いは廉価に構成できるようにする点にある。
【0005】
〔構成〕第1発明は、ロータリケースを駆動回転可能に
植付伝動ケースに軸支し、そのロータリケースの両端部
夫々に支軸を介して植付アームを軸支するとともに、ロ
ータリケースの回転に伴って植付アームに装備された植
付爪先端部が略楕円軌跡を描くように、植付アームとロ
ータリケースとを相対連動させるギヤ連動機構を、ロー
タリケースに内装してある苗植付機構において、ギヤ連
動機構のバックラッシによる植付アームのガタつきを規
制可能なガタ吸収機構を、支軸と一体回転するカムと、
このカムに押圧付勢される制動アームとから構成すると
ともに、ギヤ連動機構における伝動最下手側のギヤであ
り、かつ、支軸と一体回転するファイナルギヤにカムを
一体形成してあることを特徴とする。
植付伝動ケースに軸支し、そのロータリケースの両端部
夫々に支軸を介して植付アームを軸支するとともに、ロ
ータリケースの回転に伴って植付アームに装備された植
付爪先端部が略楕円軌跡を描くように、植付アームとロ
ータリケースとを相対連動させるギヤ連動機構を、ロー
タリケースに内装してある苗植付機構において、ギヤ連
動機構のバックラッシによる植付アームのガタつきを規
制可能なガタ吸収機構を、支軸と一体回転するカムと、
このカムに押圧付勢される制動アームとから構成すると
ともに、ギヤ連動機構における伝動最下手側のギヤであ
り、かつ、支軸と一体回転するファイナルギヤにカムを
一体形成してあることを特徴とする。
【0006】第2発明は、第1発明において、ファイナ
ルギヤが真円形状のものに構成されていることを特徴と
する。
ルギヤが真円形状のものに構成されていることを特徴と
する。
【0007】第3発明は、第2発明において、ギヤ連動
機構に、駆動側の第1ギヤとこの第1ギヤで駆動回転さ
れる従動側の第2ギヤとを不等速連動させる偏芯クラン
ク式の回転伝達機構を備えてあることを特徴とする。
機構に、駆動側の第1ギヤとこの第1ギヤで駆動回転さ
れる従動側の第2ギヤとを不等速連動させる偏芯クラン
ク式の回転伝達機構を備えてあることを特徴とする。
【0008】第4発明は、第1〜3発明において、ガタ
吸収機構により、植付爪が苗の掻取り位置にあるときに
は植付アームがロータリケースの回転方向と反対の方向
に助勢され、かつ、植付爪が苗の植付位置にあるときに
は植付アームがロータリケースの回転方向に助勢される
ように、カムの形状を設定してあることを特徴とする。
吸収機構により、植付爪が苗の掻取り位置にあるときに
は植付アームがロータリケースの回転方向と反対の方向
に助勢され、かつ、植付爪が苗の植付位置にあるときに
は植付アームがロータリケースの回転方向に助勢される
ように、カムの形状を設定してあることを特徴とする。
【0009】〔作用〕請求項1の構成によれば、ギヤ連
動機構における伝動最下手側のギヤであり、かつ、支軸
と一体回転するファイナルギヤにカムを一体形成してあ
るから、ファイナルギヤとカムとを別々に作成してから
溶着等で一体化させる場合に比べて、一体化する工程が
省けてその分加工コスト上有利であるとともに、溶接歪
み等の一体化工程に起因した誤差発生がなく、ファイナ
ルギヤとカムとの相対位置関係を設定通りにし易い。
動機構における伝動最下手側のギヤであり、かつ、支軸
と一体回転するファイナルギヤにカムを一体形成してあ
るから、ファイナルギヤとカムとを別々に作成してから
溶着等で一体化させる場合に比べて、一体化する工程が
省けてその分加工コスト上有利であるとともに、溶接歪
み等の一体化工程に起因した誤差発生がなく、ファイナ
ルギヤとカムとの相対位置関係を設定通りにし易い。
【0010】請求項2の構成によれば、ファイナルギヤ
が真円形状であるから、非円形ギヤのもの(特開平7−
108136号公報参照)に比べて、(イ)ギヤ歯の機
械加工がし易く、より量産に適した状態となる。故に、
真円のファイナルギヤとカムの一体化も量産に適した部
品となる。
が真円形状であるから、非円形ギヤのもの(特開平7−
108136号公報参照)に比べて、(イ)ギヤ歯の機
械加工がし易く、より量産に適した状態となる。故に、
真円のファイナルギヤとカムの一体化も量産に適した部
品となる。
【0011】請求項3の構成によれば、植付爪先端部が
略楕円軌跡を描いて苗取り及び苗植え運動が行われるよ
うに、ギヤ連動機構に、駆動側の第1ギヤとこの第1ギ
ヤで駆動回転される従動側の第2ギヤとを不等速連動さ
せる偏芯クランク式の回転伝達機構(特願平7−761
12号参照)を備えてあるから、ギヤ連動機構を非円形
ギヤどうしの咬合によって略楕円軌跡を描かせる手段に
比べて、ギヤは全て真円形状に構成できて加工し易いギ
ヤになる。従って、ギヤ連動機構のコストを安価にでき
るとともに、上記(イ)の作用が得られるようになる。
略楕円軌跡を描いて苗取り及び苗植え運動が行われるよ
うに、ギヤ連動機構に、駆動側の第1ギヤとこの第1ギ
ヤで駆動回転される従動側の第2ギヤとを不等速連動さ
せる偏芯クランク式の回転伝達機構(特願平7−761
12号参照)を備えてあるから、ギヤ連動機構を非円形
ギヤどうしの咬合によって略楕円軌跡を描かせる手段に
比べて、ギヤは全て真円形状に構成できて加工し易いギ
ヤになる。従って、ギヤ連動機構のコストを安価にでき
るとともに、上記(イ)の作用が得られるようになる。
【0012】請求項4の構成によれば、カムの形状工夫
により、(1) 植付爪が苗の掻取り位置にあるときには植
付アームがロータリケースの回転方向と反対の方向に助
勢され、(2) 植付爪が苗の植付位置にあるときには植付
アームがロータリケースの回転方向に助勢されるように
なる。(1) の構成では、前述したように、苗掻取り時の
負荷によって植付アームが押し戻され、ギヤ咬合部のバ
ックラッシによるギヤ歯どうしの衝突ショックを緩和さ
せる従来通りの作用が発揮される。
により、(1) 植付爪が苗の掻取り位置にあるときには植
付アームがロータリケースの回転方向と反対の方向に助
勢され、(2) 植付爪が苗の植付位置にあるときには植付
アームがロータリケースの回転方向に助勢されるように
なる。(1) の構成では、前述したように、苗掻取り時の
負荷によって植付アームが押し戻され、ギヤ咬合部のバ
ックラッシによるギヤ歯どうしの衝突ショックを緩和さ
せる従来通りの作用が発揮される。
【0013】(2) の構成は、支軸に制動力を作用させる
ことになり、それによって次のような作用がある。すな
わち、苗植付時には植付爪に挟持された苗を押出すべ
く、押出しロッドがバネによって勢い良く突出移動され
るので、ロータリケースの回転に伴うトルク変動が大き
く変動(減少)するが、そのトルク変動が支軸への制動
力と相殺されるようになる。従って、ロータリケースの
トルク変動が少なくなってスムーズな運動となり、苗の
植付状態が安定するようになるのである。
ことになり、それによって次のような作用がある。すな
わち、苗植付時には植付爪に挟持された苗を押出すべ
く、押出しロッドがバネによって勢い良く突出移動され
るので、ロータリケースの回転に伴うトルク変動が大き
く変動(減少)するが、そのトルク変動が支軸への制動
力と相殺されるようになる。従って、ロータリケースの
トルク変動が少なくなってスムーズな運動となり、苗の
植付状態が安定するようになるのである。
【0014】〔効果〕請求項1〜4のいずれに記載され
た苗植付機構でも、従来よりもコストダウンを可能とし
ながらもファイナルギヤとカムとの相対位置関係精度が
向上し、ガタ吸収機構がより円滑に機能する合理的なも
のにできた。
た苗植付機構でも、従来よりもコストダウンを可能とし
ながらもファイナルギヤとカムとの相対位置関係精度が
向上し、ガタ吸収機構がより円滑に機能する合理的なも
のにできた。
【0015】請求項2及び3に記載の苗植付機構では、
ガタ吸収機構がより量産に適した好ましいものになる利
点がある。
ガタ吸収機構がより量産に適した好ましいものになる利
点がある。
【0016】請求項3に記載の苗植付機構では、ギヤ連
動機構のギヤ全てを加工の容易な真円形状に構成でき、
よりコストダウンできる利点がある。
動機構のギヤ全てを加工の容易な真円形状に構成でき、
よりコストダウンできる利点がある。
【0017】請求項4に記載の苗植付機構では、カムの
形状工夫により、ガタ吸収機構用のカムをロータリケー
スの回転平滑化に利用できるので、コストアップするこ
となく苗の植付作業の仕上レベルを改善し得るより一層
合理的なものにすることができた。
形状工夫により、ガタ吸収機構用のカムをロータリケー
スの回転平滑化に利用できるので、コストアップするこ
となく苗の植付作業の仕上レベルを改善し得るより一層
合理的なものにすることができた。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示すように、角パイプ状の
機体横向きのメインフレーム1、このメインフレーム1
の機体横幅方向略中央部に連結しているフィードケース
2、メインフレーム1に機体横幅方向に適宜間隔をあけ
て配置して連結した複数個の植付伝動ケース3により、
フレーム体を構成してある。フレーム体の前部に苗載台
4を機体横幅方向に一定ストロークで往復移送されるよ
うに取付け、複数個の植付伝動ケース3夫々の後部の左
右側に苗植付機構5を駆動自在に設け、フレーム体の底
部に機体横方向に並ぶ複数個の接地フロート6を取付け
て、苗植付装置Aを構成してある。
機体横向きのメインフレーム1、このメインフレーム1
の機体横幅方向略中央部に連結しているフィードケース
2、メインフレーム1に機体横幅方向に適宜間隔をあけ
て配置して連結した複数個の植付伝動ケース3により、
フレーム体を構成してある。フレーム体の前部に苗載台
4を機体横幅方向に一定ストロークで往復移送されるよ
うに取付け、複数個の植付伝動ケース3夫々の後部の左
右側に苗植付機構5を駆動自在に設け、フレーム体の底
部に機体横方向に並ぶ複数個の接地フロート6を取付け
て、苗植付装置Aを構成してある。
【0019】この苗植付装置Aは、走行機体(図示せ
ず)の後部にリンク機構(図示せず)を介して昇降操作
されるように、かつ、自走機体からフィードケース2に
動力伝達されるように連結して乗用型田植機を構成する
ものである。そして、機体走行に伴い、接地フロート6
が圃場の泥面に接地して機体重量を支持するとともに泥
面を整地して行き、各苗植付機構5が苗載台4に載置さ
れたマット苗の一部を切り出し、接地フロート6による
整地箇所に植付けて行くのである。
ず)の後部にリンク機構(図示せず)を介して昇降操作
されるように、かつ、自走機体からフィードケース2に
動力伝達されるように連結して乗用型田植機を構成する
ものである。そして、機体走行に伴い、接地フロート6
が圃場の泥面に接地して機体重量を支持するとともに泥
面を整地して行き、各苗植付機構5が苗載台4に載置さ
れたマット苗の一部を切り出し、接地フロート6による
整地箇所に植付けて行くのである。
【0020】図1及び図2に示すように、複数個の苗植
付機構5夫々は、植付伝動ケース3の後部の横側にロー
タリケース10を機体横方向の第1軸心X1回りで回転
方向Fに回転駆動するように取付け、このロータリケー
ス10の第1軸心X1から外れており、ロータリケース
10の回転方向に互いに180度の位相差を有している
二箇所に、苗植付爪12及び苗押出し具15を備えた爪
支持体としての植付アーム13を第1軸心X1に平行な
第2軸心X2回りで回転するように取付ける。そして、
ロータリケース10が回転駆動されるに伴って植付アー
ム13とロータリケース10とを相対回動させる相対回
動手段を各植付アーム13と植付伝動ケース3との間に
設け、ロータリケース10が回転駆動されるに伴って苗
押出し具15を作動させる苗押出し操作機構Eを各植付
アーム13に備えることによって構成してある。
付機構5夫々は、植付伝動ケース3の後部の横側にロー
タリケース10を機体横方向の第1軸心X1回りで回転
方向Fに回転駆動するように取付け、このロータリケー
ス10の第1軸心X1から外れており、ロータリケース
10の回転方向に互いに180度の位相差を有している
二箇所に、苗植付爪12及び苗押出し具15を備えた爪
支持体としての植付アーム13を第1軸心X1に平行な
第2軸心X2回りで回転するように取付ける。そして、
ロータリケース10が回転駆動されるに伴って植付アー
ム13とロータリケース10とを相対回動させる相対回
動手段を各植付アーム13と植付伝動ケース3との間に
設け、ロータリケース10が回転駆動されるに伴って苗
押出し具15を作動させる苗押出し操作機構Eを各植付
アーム13に備えることによって構成してある。
【0021】ロータリケース10は分割線Yを有した半
割りケース部分10A,10Bをボルト連結した2分割
構造であり右半割りケース部分10Aの長手方向での中
央部を、植付伝動ケース3の後部の機体横向きの筒ボス
部3aにベアリング7を介して回転自在に取付け、左半
割りケース部分10Bの長手方向での中央部に位置する
軸承部10aを、植付伝動ケース3がベアリング9を介
して回転自在に支持するとともにボス部3aを貫通する
出力軸8の端部にテーパピン11によって一体回転する
ように連結してある。この出力軸8は、フィードケース
2から伝動チェーン(図示せず)を介して動力伝達され
る。これにより、ロータリケース10は、植付伝動ケー
ス3に対して第1軸心X1回りでF方向に回転駆動され
る。
割りケース部分10A,10Bをボルト連結した2分割
構造であり右半割りケース部分10Aの長手方向での中
央部を、植付伝動ケース3の後部の機体横向きの筒ボス
部3aにベアリング7を介して回転自在に取付け、左半
割りケース部分10Bの長手方向での中央部に位置する
軸承部10aを、植付伝動ケース3がベアリング9を介
して回転自在に支持するとともにボス部3aを貫通する
出力軸8の端部にテーパピン11によって一体回転する
ように連結してある。この出力軸8は、フィードケース
2から伝動チェーン(図示せず)を介して動力伝達され
る。これにより、ロータリケース10は、植付伝動ケー
ス3に対して第1軸心X1回りでF方向に回転駆動され
る。
【0022】植付アーム13は、ロータリケース10先
端部でベアリング24,25支持された支軸14のロー
タリケース10から外部に突出している端部に連結して
ある。植付アーム13に一体形成したフランジ部27
を、このフランジ部27の貫通孔29に支軸14の端部
が入り込むようにして支軸14に組み付け、支軸14に
固着してあるフランジ部26にボルト28によって締付
け連結することにより、植付アーム13と支軸14とが
一体に回転することを可能にしてある。これにより、植
付アーム13は、第1軸心X1と平行な支軸14の第2
軸心X2回りで回転自在にロータリケース10に支持さ
れている。
端部でベアリング24,25支持された支軸14のロー
タリケース10から外部に突出している端部に連結して
ある。植付アーム13に一体形成したフランジ部27
を、このフランジ部27の貫通孔29に支軸14の端部
が入り込むようにして支軸14に組み付け、支軸14に
固着してあるフランジ部26にボルト28によって締付
け連結することにより、植付アーム13と支軸14とが
一体に回転することを可能にしてある。これにより、植
付アーム13は、第1軸心X1と平行な支軸14の第2
軸心X2回りで回転自在にロータリケース10に支持さ
れている。
【0023】一対の相対回動手段の夫々は、図2及び図
3に示すように出力軸8に相対回転自在に外嵌した太陽
ギヤ23、第1軸心X1と第2軸心X2との間において
第3軸心X3を有した第1中間ギヤ(第1ギヤの一例)
31、第4軸心X4を有した第2中間ギヤ(第2ギヤの
一例)32、支軸14と一体回転する受動ギヤ(ファイ
ナルギヤに相当)30、及び第1中間ギヤ31と第2中
間ギヤ32とに亘る偏心クランク式の連動機構(回転伝
達機構に相当)Dから構成されている。
3に示すように出力軸8に相対回転自在に外嵌した太陽
ギヤ23、第1軸心X1と第2軸心X2との間において
第3軸心X3を有した第1中間ギヤ(第1ギヤの一例)
31、第4軸心X4を有した第2中間ギヤ(第2ギヤの
一例)32、支軸14と一体回転する受動ギヤ(ファイ
ナルギヤに相当)30、及び第1中間ギヤ31と第2中
間ギヤ32とに亘る偏心クランク式の連動機構(回転伝
達機構に相当)Dから構成されている。
【0024】太陽ギヤ23のボス部に形成した噛合い爪
部Bと、植付伝動ケース3のボス部3aの端部に形成し
た噛合い爪部とを係合させることにより、植付伝動ケー
ス3は太陽ギヤ23を回動不能に固定している。第1中
間ギヤ31と太陽ギヤ23とが咬合し、かつ、第2中間
ギヤ32と受動ギヤ30とが咬合することで、連動機構
Dを介して太陽ギヤ23と植付アーム13とを互いに同
方向に連動回転させる連動伝達機構Sが構成されてい
る。
部Bと、植付伝動ケース3のボス部3aの端部に形成し
た噛合い爪部とを係合させることにより、植付伝動ケー
ス3は太陽ギヤ23を回動不能に固定している。第1中
間ギヤ31と太陽ギヤ23とが咬合し、かつ、第2中間
ギヤ32と受動ギヤ30とが咬合することで、連動機構
Dを介して太陽ギヤ23と植付アーム13とを互いに同
方向に連動回転させる連動伝達機構Sが構成されてい
る。
【0025】連動機構Dは、第1丸軸部51と第2丸軸
部52と連結軸部53とで成るクランク状のギヤ支軸5
0と、第1及び第2中間ギヤ31,32とで構成されて
いる。すなわち、図7に示すように、連結軸部53の連
結軸部分53a,53aを、第3軸心X3を有した第1
丸軸部51の組付孔51cと、第4軸心X4を有した第
2丸軸部52の組付孔52cとの夫々に嵌め入れてあ
り、スペーサ部53bによって間隔が保たれる第1丸軸
部51と第2丸軸部52とが、ズレた軸心を持ちながら
も両持ち状態で支持されるようにしてある。尚、53c
はロータリケース10に嵌合する位置決め突起部、54
は軽減孔である。
部52と連結軸部53とで成るクランク状のギヤ支軸5
0と、第1及び第2中間ギヤ31,32とで構成されて
いる。すなわち、図7に示すように、連結軸部53の連
結軸部分53a,53aを、第3軸心X3を有した第1
丸軸部51の組付孔51cと、第4軸心X4を有した第
2丸軸部52の組付孔52cとの夫々に嵌め入れてあ
り、スペーサ部53bによって間隔が保たれる第1丸軸
部51と第2丸軸部52とが、ズレた軸心を持ちながら
も両持ち状態で支持されるようにしてある。尚、53c
はロータリケース10に嵌合する位置決め突起部、54
は軽減孔である。
【0026】第1中間ギヤ31の側面には一対の突条3
9,39が形成され、第2中間ギヤ32にはクランクピ
ン36が圧入一体化されている。クランクピン36は、
一対の突条39,39間に形成される溝部38に嵌まる
ように組み付けられるものであり、第3軸心X3側の突
条39が第4軸心X4側のクランクピン36を押すこと
で第1中間ギヤ31が第2中間ギヤ32を不等速連動回
転させるように、連動機構Dが機能するものである。
9,39が形成され、第2中間ギヤ32にはクランクピ
ン36が圧入一体化されている。クランクピン36は、
一対の突条39,39間に形成される溝部38に嵌まる
ように組み付けられるものであり、第3軸心X3側の突
条39が第4軸心X4側のクランクピン36を押すこと
で第1中間ギヤ31が第2中間ギヤ32を不等速連動回
転させるように、連動機構Dが機能するものである。
【0027】つまり、ロータリケース10が回転駆動さ
れ、太陽ギヤ23が固定されることとにより、第1中間
ギヤ31が第3軸心X3周りで自転回転してその回転力
がクランクピン36で伝達され、第2中間ギヤ32が第
4軸心X4回りで回転する。そして、第3軸心X3と第
4軸心X4との偏心により、クランクピン36は一対の
突条39,39による溝部38内を第1中間ギヤ31の
半径方向に往復摺動しながら回転力を伝達する。従っ
て、連動機構Dは、第1中間ギヤ31が等速で回転して
も第2中間ギヤ32は不等速で回転し、第1中間ギヤ3
1と第2中間ギヤ32とが図8に示す位相関係M1で連
動して回転するように機能する。
れ、太陽ギヤ23が固定されることとにより、第1中間
ギヤ31が第3軸心X3周りで自転回転してその回転力
がクランクピン36で伝達され、第2中間ギヤ32が第
4軸心X4回りで回転する。そして、第3軸心X3と第
4軸心X4との偏心により、クランクピン36は一対の
突条39,39による溝部38内を第1中間ギヤ31の
半径方向に往復摺動しながら回転力を伝達する。従っ
て、連動機構Dは、第1中間ギヤ31が等速で回転して
も第2中間ギヤ32は不等速で回転し、第1中間ギヤ3
1と第2中間ギヤ32とが図8に示す位相関係M1で連
動して回転するように機能する。
【0028】太陽ギヤ23、第1、第2中間ギヤ31,
32、受動ギヤ30、及びロータリケース10の組付け
位置の関係を、ロータリケース10と受動ギヤ30とが
図9に示す位相関係N1で連動して相対回動する組付け
関係に設定してある。これにより、相対回動手段は、ロ
ータリケース10が回転駆動されるに伴い、一対の植付
アーム13,13夫々とロータリケース10とを図9の
位相関係N1で相対回動するように駆動し、一対の植付
アーム13,13夫々の苗植付爪12にこれの先端部が
図1に示す略楕円軌跡T1を描く苗植運動を行わせる。
尚、受動ギヤ30の位相が−方向に変化する際には、植
付アーム13が図9に示す対地上昇方向uに回転し、受
動ギヤ30の位相が+方向に変化する際には、植付アー
ム13が図9に示す対地下降方向dに回転する。
32、受動ギヤ30、及びロータリケース10の組付け
位置の関係を、ロータリケース10と受動ギヤ30とが
図9に示す位相関係N1で連動して相対回動する組付け
関係に設定してある。これにより、相対回動手段は、ロ
ータリケース10が回転駆動されるに伴い、一対の植付
アーム13,13夫々とロータリケース10とを図9の
位相関係N1で相対回動するように駆動し、一対の植付
アーム13,13夫々の苗植付爪12にこれの先端部が
図1に示す略楕円軌跡T1を描く苗植運動を行わせる。
尚、受動ギヤ30の位相が−方向に変化する際には、植
付アーム13が図9に示す対地上昇方向uに回転し、受
動ギヤ30の位相が+方向に変化する際には、植付アー
ム13が図9に示す対地下降方向dに回転する。
【0029】図4に示すように、苗押出し具15は、植
付アーム13が植付爪12に沿って摺動するように支持
している支持ロッド15aの一端側に固着することによ
り、植付アーム13に植付爪12に沿って移動するよう
に支持させてある。苗押出し操作機構Eは、図2及び図
4に示すように、植付アーム13の内部に設けたカム軸
16、天秤アーム20、押出しばね22、カム軸16の
植付アーム13から外部に突出している端部に連結して
ある連結具18等によって構成してある。
付アーム13が植付爪12に沿って摺動するように支持
している支持ロッド15aの一端側に固着することによ
り、植付アーム13に植付爪12に沿って移動するよう
に支持させてある。苗押出し操作機構Eは、図2及び図
4に示すように、植付アーム13の内部に設けたカム軸
16、天秤アーム20、押出しばね22、カム軸16の
植付アーム13から外部に突出している端部に連結して
ある連結具18等によって構成してある。
【0030】カム軸16は、第2軸心X2と同一の軸心
回りで回転自在に植付アーム13に支持されているとと
もに、苗押出し具15を操作するカム17を一体に形成
されて備えている。天秤アーム20は、植付アーム13
の支軸20aに回転自在に支持させてある。天秤アーム
20の一端側は、リンク19によって支持ロッド15a
に連結してあり、天秤アーム20の他端には、カム17
に作用するカムフォロア21が備えられている。押出し
ばね22は植付アーム13を反力部材として天秤アーム
20を揺動付勢することにより、支持ロッド15aを植
付アーム13から突出する側に摺動付勢しているととも
に、天秤アーム20のカムフォロア21をカム17の周
面に押し当て付勢している。
回りで回転自在に植付アーム13に支持されているとと
もに、苗押出し具15を操作するカム17を一体に形成
されて備えている。天秤アーム20は、植付アーム13
の支軸20aに回転自在に支持させてある。天秤アーム
20の一端側は、リンク19によって支持ロッド15a
に連結してあり、天秤アーム20の他端には、カム17
に作用するカムフォロア21が備えられている。押出し
ばね22は植付アーム13を反力部材として天秤アーム
20を揺動付勢することにより、支持ロッド15aを植
付アーム13から突出する側に摺動付勢しているととも
に、天秤アーム20のカムフォロア21をカム17の周
面に押し当て付勢している。
【0031】連結具18は、一方の植付アーム13のカ
ム軸16と、他方の植付アーム13のカム軸16とに亘
って取付けてあり、植付アーム13がロータリケース1
0に対して回転しても、カム軸16がロータリケース1
0に対して回転しないようにカム軸16を支持してい
る。従って、苗植付爪12が苗植運動を行うに伴い、植
付アーム13とカム軸16とが相対回動することにな
り、天秤アーム20がカム17のカムフォロア21に対
する押圧操作と、押出しばね22による操作とのために
支軸20aの回りで揺動操作されて支持ロッド15aを
摺動操作する。
ム軸16と、他方の植付アーム13のカム軸16とに亘
って取付けてあり、植付アーム13がロータリケース1
0に対して回転しても、カム軸16がロータリケース1
0に対して回転しないようにカム軸16を支持してい
る。従って、苗植付爪12が苗植運動を行うに伴い、植
付アーム13とカム軸16とが相対回動することにな
り、天秤アーム20がカム17のカムフォロア21に対
する押圧操作と、押出しばね22による操作とのために
支軸20aの回りで揺動操作されて支持ロッド15aを
摺動操作する。
【0032】これにより、苗押出し操作機構Eは、苗植
付爪12が苗植運動を行うに伴い、ロータリケース10
の回転力によって駆動され、苗押出し具15を図4に二
点鎖線で示す如く苗植付爪12の先端側に位置する作用
位置に押出しばね22の弾性復元力による操作力によっ
て押出し操作したり、図4に実線で示す如く作用位置よ
りも苗植付爪12の基端側に位置する非作用位置にカム
17による操作力によって引退操作したりする。
付爪12が苗植運動を行うに伴い、ロータリケース10
の回転力によって駆動され、苗押出し具15を図4に二
点鎖線で示す如く苗植付爪12の先端側に位置する作用
位置に押出しばね22の弾性復元力による操作力によっ
て押出し操作したり、図4に実線で示す如く作用位置よ
りも苗植付爪12の基端側に位置する非作用位置にカム
17による操作力によって引退操作したりする。
【0033】従って、ロータリケース10を回転駆動す
ると、各苗植付アーム13,13がロータリケース10
の回転によって第1軸心X1回りで公転回転するととも
に、相対回動手段の作用によって第2軸心X2回りで自
転回転し、苗植付爪12の先端部が略楕円軌跡T1を描
いて苗載台4の苗取出口と圃場との間を上下に回動する
ように苗植付爪12に苗植運動を行わせ、各苗植付アー
ム13に備えてある苗押出し操作機構Eがロータリケー
ス10の回転力によって駆動され、苗押出し具15を苗
植付爪12の苗植運動に連動させて非作用位置と作用位
置とに移動操作する。
ると、各苗植付アーム13,13がロータリケース10
の回転によって第1軸心X1回りで公転回転するととも
に、相対回動手段の作用によって第2軸心X2回りで自
転回転し、苗植付爪12の先端部が略楕円軌跡T1を描
いて苗載台4の苗取出口と圃場との間を上下に回動する
ように苗植付爪12に苗植運動を行わせ、各苗植付アー
ム13に備えてある苗押出し操作機構Eがロータリケー
ス10の回転力によって駆動され、苗押出し具15を苗
植付爪12の苗植運動に連動させて非作用位置と作用位
置とに移動操作する。
【0034】これにより、一方の苗植付アーム13の苗
植付爪12と、他方の苗植付アーム13の苗植付爪12
とが交互に、苗載台4に載置されいるマット状苗から一
株分のブロック苗を切断するとともに取り出し、圃場に
下降搬送して同一の植付け条に植付けて行くのである。
そして、各苗植付爪12が苗載台4の苗取出口の上方か
ら苗植付け位置に下降作動する間は、苗押出し具15は
非作用位置にあって苗植付爪12の苗取り出しと取出し
苗の保持を可能にし、苗植付爪12が圃場に到達して苗
植付けを行う際には、苗押出し具15が作用位置にな
り、苗植付爪12が保持していた苗を苗植付爪12から
容易に離れるように押出し操作する。
植付爪12と、他方の苗植付アーム13の苗植付爪12
とが交互に、苗載台4に載置されいるマット状苗から一
株分のブロック苗を切断するとともに取り出し、圃場に
下降搬送して同一の植付け条に植付けて行くのである。
そして、各苗植付爪12が苗載台4の苗取出口の上方か
ら苗植付け位置に下降作動する間は、苗押出し具15は
非作用位置にあって苗植付爪12の苗取り出しと取出し
苗の保持を可能にし、苗植付爪12が圃場に到達して苗
植付けを行う際には、苗押出し具15が作用位置にな
り、苗植付爪12が保持していた苗を苗植付爪12から
容易に離れるように押出し操作する。
【0035】クランクピン36は、図5及び図6に示す
如く外周部に切欠き部Cを有する非円形ピンに形成して
ある。切欠き部Cは、クランクピン36の外周部のうち
の第2中間ギヤ32の回転軸心X4に対向する箇所であ
って、一対の溝部38の内壁面38aに接触することが
なくて両中間ギヤ31,32の連動に関与しない箇所に
配置するとともに、第2中間ギヤ32の回転軸心X4を
中心とする半径R1の円弧形状に形成してある。半径R
1を第2中間ギヤ32の支軸孔32aの半径R2よりも
大にすることにより、クランクピン36の切欠き部Cで
の周面36aを円弧面に形成するとともに、この周面3
6aと回転軸心X4との間隔としての半径R1を支軸孔
32aの半径R2よりも大に形成してある。これによ
り、ギヤ支軸50のスペーサ部53bが切欠き部Cに入
り込むとともにスペーサ部53bと周面36aとの間に
隙間が存在し、クランクピン36はギヤ支軸50のスペ
ーサ部53bに当接することなく公転回転しながら両中
間ギヤ31,32を連動させる。
如く外周部に切欠き部Cを有する非円形ピンに形成して
ある。切欠き部Cは、クランクピン36の外周部のうち
の第2中間ギヤ32の回転軸心X4に対向する箇所であ
って、一対の溝部38の内壁面38aに接触することが
なくて両中間ギヤ31,32の連動に関与しない箇所に
配置するとともに、第2中間ギヤ32の回転軸心X4を
中心とする半径R1の円弧形状に形成してある。半径R
1を第2中間ギヤ32の支軸孔32aの半径R2よりも
大にすることにより、クランクピン36の切欠き部Cで
の周面36aを円弧面に形成するとともに、この周面3
6aと回転軸心X4との間隔としての半径R1を支軸孔
32aの半径R2よりも大に形成してある。これによ
り、ギヤ支軸50のスペーサ部53bが切欠き部Cに入
り込むとともにスペーサ部53bと周面36aとの間に
隙間が存在し、クランクピン36はギヤ支軸50のスペ
ーサ部53bに当接することなく公転回転しながら両中
間ギヤ31,32を連動させる。
【0036】次に、連動伝達機構Sにおけるガタ吸収機
構Gについて説明する。図2、図10に示すように、連
動伝達機構Sのバックラッシによる植付アーム13のガ
タつきを規制可能なガタ吸収機構Gを、支軸14と一体
回転するカム41と、このカム41に巻きバネ43で押
圧付勢される制動アーム42とから構成するとともに、
連動伝達機構Sにおける伝動最下手側のギヤであり、か
つ、支軸14と一体回転する受動ギヤ(ファイナルギヤ
に相当)30にカム41を鍛造によって一体形成してあ
る。カム41の最大径部分(後述する大径周面41c)
の径を、受動ギヤ30のギヤ部30gにおける歯底円径
よりも小さくしてあり、ギヤ部30gの歯形を一体形成
するにしても、後で切削加工するにしても加工し易いよ
うにしてある。制動アーム42は左右向きの支点Zで揺
動自在であり、巻きバネ43によってその先端側を常時
カム41の周面に押付けて摺接するようにしてある。
構Gについて説明する。図2、図10に示すように、連
動伝達機構Sのバックラッシによる植付アーム13のガ
タつきを規制可能なガタ吸収機構Gを、支軸14と一体
回転するカム41と、このカム41に巻きバネ43で押
圧付勢される制動アーム42とから構成するとともに、
連動伝達機構Sにおける伝動最下手側のギヤであり、か
つ、支軸14と一体回転する受動ギヤ(ファイナルギヤ
に相当)30にカム41を鍛造によって一体形成してあ
る。カム41の最大径部分(後述する大径周面41c)
の径を、受動ギヤ30のギヤ部30gにおける歯底円径
よりも小さくしてあり、ギヤ部30gの歯形を一体形成
するにしても、後で切削加工するにしても加工し易いよ
うにしてある。制動アーム42は左右向きの支点Zで揺
動自在であり、巻きバネ43によってその先端側を常時
カム41の周面に押付けて摺接するようにしてある。
【0037】カム41の形状は、植付爪12が苗載台4
下端での苗の掻取り位置(図1にaで示す位置)にある
ときには植付アーム13がロータリケース10の回転方
向と反対の方向に助勢され、かつ、植付爪12が苗の植
付位置(図1にbで示す位置)にあるときには植付アー
ム13がロータリケース10の回転方向に助勢されるよ
うに設定してある。すなわち、図10においてロータリ
ケース10が軸心X1周りで矢印イ方向(図1、図2に
おける矢印F方向)に、かつ、植付アーム13が軸心X
2周りでロータリケース10に対して矢印ロ方向に夫々
回転するのであり、カム41には苗の掻取り位置に対応
する加速突起41aと、苗の植付位置に対応した制動突
起41bとを形成してある。
下端での苗の掻取り位置(図1にaで示す位置)にある
ときには植付アーム13がロータリケース10の回転方
向と反対の方向に助勢され、かつ、植付爪12が苗の植
付位置(図1にbで示す位置)にあるときには植付アー
ム13がロータリケース10の回転方向に助勢されるよ
うに設定してある。すなわち、図10においてロータリ
ケース10が軸心X1周りで矢印イ方向(図1、図2に
おける矢印F方向)に、かつ、植付アーム13が軸心X
2周りでロータリケース10に対して矢印ロ方向に夫々
回転するのであり、カム41には苗の掻取り位置に対応
する加速突起41aと、苗の植付位置に対応した制動突
起41bとを形成してある。
【0038】つまり、植付爪12が掻取り位置の手前に
あるときには、制動アーム42はカム41の大径周面4
1c上に存在しており、植付爪12が掻取り位置直前に
来ると、カム径が突然に小さくなることによって制動ア
ーム42が加速突起41aのみに摺接する状態がもたら
され、制動アーム42が小径周面41dに接触するまで
の僅かの間は、図12に示すように、カム41をその回
転方向(矢印ロ方向)に助勢するようにガタ吸収機構G
が機能するのである。つまり、予め植付アーム13を先
行移動するように付勢させることにより、連動伝達機構
Dにおけるギヤのバックラッシのために植付爪12が苗
に突入する際の負荷抵抗で押し戻され、ギヤ歯が衝撃的
に咬合することが繰り返される疲労破壊のおそれを解消
できるのである。
あるときには、制動アーム42はカム41の大径周面4
1c上に存在しており、植付爪12が掻取り位置直前に
来ると、カム径が突然に小さくなることによって制動ア
ーム42が加速突起41aのみに摺接する状態がもたら
され、制動アーム42が小径周面41dに接触するまで
の僅かの間は、図12に示すように、カム41をその回
転方向(矢印ロ方向)に助勢するようにガタ吸収機構G
が機能するのである。つまり、予め植付アーム13を先
行移動するように付勢させることにより、連動伝達機構
Dにおけるギヤのバックラッシのために植付爪12が苗
に突入する際の負荷抵抗で押し戻され、ギヤ歯が衝撃的
に咬合することが繰り返される疲労破壊のおそれを解消
できるのである。
【0039】そして、植付爪12が植付位置の手前にあ
るときには、制動アーム42はカム41の小径周面41
d上に存在しており、植付爪12が植付位置来ると、カ
ム径が突然に大きくなることによって制動アーム42が
制動突起41bのみに摺接する状態がもたらされ、制動
アーム42が大径周面41cに接触するまでの僅かの間
は、図13に示すように、カム41をその回転方向(矢
印ロ方向)に逆らう方向に助勢するように、すなわち、
カム41を制動するようにガタ吸収機構Gが機能するの
である。
るときには、制動アーム42はカム41の小径周面41
d上に存在しており、植付爪12が植付位置来ると、カ
ム径が突然に大きくなることによって制動アーム42が
制動突起41bのみに摺接する状態がもたらされ、制動
アーム42が大径周面41cに接触するまでの僅かの間
は、図13に示すように、カム41をその回転方向(矢
印ロ方向)に逆らう方向に助勢するように、すなわち、
カム41を制動するようにガタ吸収機構Gが機能するの
である。
【0040】制動アーム42の支点Zと、カム41の軸
心X2との位置関係によるレバー比設定により、制動ア
ーム42の加速突起41a押圧点は比較的支点Zに近
く、遠ざかり移動する加速突起41aに有効な加速力を
与えるとともに、制動アーム42の制動突起41b押圧
点は比較的支点Zから遠く、接近移動してくる制動突起
41bを比較的ソフト押圧して適宜な制動作用が生じる
ようにしてある。これにより、苗植付位置では、支持ロ
ッド15aの押出しバネ22の圧縮作用が開放されるこ
とによる回転駆動負荷の急激な減少を、カム41に、す
なわち支軸14に制動力を作用させることで相殺させ
て、トルク変動を極力無くして苗植付機構5を円滑に駆
動でき、苗植付姿勢のより一層の安定化が図れる作用効
果がある。
心X2との位置関係によるレバー比設定により、制動ア
ーム42の加速突起41a押圧点は比較的支点Zに近
く、遠ざかり移動する加速突起41aに有効な加速力を
与えるとともに、制動アーム42の制動突起41b押圧
点は比較的支点Zから遠く、接近移動してくる制動突起
41bを比較的ソフト押圧して適宜な制動作用が生じる
ようにしてある。これにより、苗植付位置では、支持ロ
ッド15aの押出しバネ22の圧縮作用が開放されるこ
とによる回転駆動負荷の急激な減少を、カム41に、す
なわち支軸14に制動力を作用させることで相殺させ
て、トルク変動を極力無くして苗植付機構5を円滑に駆
動でき、苗植付姿勢のより一層の安定化が図れる作用効
果がある。
【0041】ところで、植付アーム13のロータリケー
ス10に対する軸心X2周りの相対位置の微調節機構H
は、図11に示すように、植付アーム13のナット部1
3nに螺着される調節ボルト44と、この調節ボルト4
4に螺装される2個のフランジ付ナット45,45と、
フランジ部26の挟持部26aとから構成されている。
すなわち、2個のフランジ付ナット45,45をそのつ
ば部が互いに離れる背中合わせ状態で調節ボルト44に
ロック装着してあり、挟持部26aはそれら2個のフラ
ンジ付ナット45のつば部を挟む状態で嵌め合わせてあ
る。従って、ボルト28を緩めてから調節ボルト44を
回すことで、フランジ部26と植付アーム13との相対
位置を微調節し、それからボルト28を締めることで微
調節操作が完了するのである。
ス10に対する軸心X2周りの相対位置の微調節機構H
は、図11に示すように、植付アーム13のナット部1
3nに螺着される調節ボルト44と、この調節ボルト4
4に螺装される2個のフランジ付ナット45,45と、
フランジ部26の挟持部26aとから構成されている。
すなわち、2個のフランジ付ナット45,45をそのつ
ば部が互いに離れる背中合わせ状態で調節ボルト44に
ロック装着してあり、挟持部26aはそれら2個のフラ
ンジ付ナット45のつば部を挟む状態で嵌め合わせてあ
る。従って、ボルト28を緩めてから調節ボルト44を
回すことで、フランジ部26と植付アーム13との相対
位置を微調節し、それからボルト28を締めることで微
調節操作が完了するのである。
【0042】〔別実施形態〕回転伝達機構Dにおけるギ
ヤ支軸53は、第1丸軸部51と第2丸軸部52と連結
軸部53とが一体形成されたものでも良い。又、ファイ
ナルギヤ30は、鋳造や焼結によってカム41を一体形
成するものでも良い。
ヤ支軸53は、第1丸軸部51と第2丸軸部52と連結
軸部53とが一体形成されたものでも良い。又、ファイ
ナルギヤ30は、鋳造や焼結によってカム41を一体形
成するものでも良い。
【図1】苗植付装置全体の側面図
【図2】苗植付機構の断面図
【図3】ロータリケースの断面図
【図4】植付アームの断面図
【図5】回動伝達機構の分解状態での斜視図
【図6】第二中間ギヤの正面図
【図7】ギヤ支軸の分解状態での斜視図
【図8】第一中間ギヤと第二中間ギヤの連動関係の説明
図
図
【図9】ロータリケースと受動ギヤの連動関係の説明図
【図10】ガタ吸収機構の構造を示す要部の断面図
【図11】微調節機構の構造を示す側面図
【図12】苗掻き取り時の助勢(加速)作用を示す状態
図
図
【図13】苗植付時の助勢(制動)作用を示す状態図
3 植付伝動ケース 10 ロータリケース 12 植付爪 13 植付アーム 14 支軸 30 ファイナルギヤ 31 第1ギヤ 32 第2ギヤ 41 カム 42 制動アーム D 回転伝達機構 G ガタ吸収機構 S ギヤ連動機構
Claims (4)
- 【請求項1】 ロータリケースを駆動回転可能に植付伝
動ケースに軸支し、そのロータリケースの両端部夫々に
支軸を介して植付アームを軸支するとともに、前記ロー
タリケースの回転に伴って前記植付アームに装備された
植付爪先端部が略楕円軌跡を描くように、前記植付アー
ムと前記ロータリケースとを相対連動させるギヤ連動機
構を、前記ロータリケースに内装してある苗植付機構で
あって、 前記ギヤ連動機構のバックラッシによる前記植付アーム
のガタつきを規制可能なガタ吸収機構を、前記支軸と一
体回転するカムと、このカムに押圧付勢される制動アー
ムとから構成するとともに、前記ギヤ連動機構における
伝動最下手側のギヤであり、かつ、前記支軸と一体回転
するファイナルギヤに前記カムを一体形成してある苗植
付機構。 - 【請求項2】 前記ファイナルギヤが真円形状のものに
構成されている請求項1に記載の苗植付機構。 - 【請求項3】 前記ギヤ連動機構に、駆動側の第1ギヤ
とこの第1ギヤで駆動回転される従動側の第2ギヤとを
不等速連動させる偏芯クランク式の回転伝達機構を備え
てある請求項2に記載の苗植付機構。 - 【請求項4】 前記ガタ吸収機構により、前記植付爪が
苗の掻取り位置にあるときには植付アームが前記ロータ
リケースの回転方向と反対の方向に助勢され、かつ、前
記植付爪が苗の植付位置にあるときには前記植付アーム
が前記ロータリケースの回転方向に助勢されるように、
前記カムの形状を設定してある請求項1〜3のいずれか
一つに記載の苗植付機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29619196A JPH10136735A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 苗植付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29619196A JPH10136735A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 苗植付機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10136735A true JPH10136735A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17830357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29619196A Pending JPH10136735A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 苗植付機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10136735A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006129752A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Yanmar Co Ltd | 田植機における苗植付け機構 |
| JP2014183769A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Kubota Corp | 苗植付装置 |
| KR20150022640A (ko) * | 2013-08-23 | 2015-03-04 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 모종 식부 장치 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP29619196A patent/JPH10136735A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006129752A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Yanmar Co Ltd | 田植機における苗植付け機構 |
| JP2014183769A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Kubota Corp | 苗植付装置 |
| KR20150022640A (ko) * | 2013-08-23 | 2015-03-04 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 모종 식부 장치 |
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