JPH10136850A - 魚釣用リールの逆転防止装置 - Google Patents
魚釣用リールの逆転防止装置Info
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- JPH10136850A JPH10136850A JP30742096A JP30742096A JPH10136850A JP H10136850 A JPH10136850 A JP H10136850A JP 30742096 A JP30742096 A JP 30742096A JP 30742096 A JP30742096 A JP 30742096A JP H10136850 A JPH10136850 A JP H10136850A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 逆転防止が瞬時になされる作動迅速性に優
れた魚釣用リールの逆転防止装置の提供。 【解決手段】 ハンドル軸6には外輪体11が固定支持
される。外輪体の内周面は正8角形である。枠板2には
ハンドル軸6に対して回転可能に内輪体12が支持され
る。内輪体と外輪体との環状の隙間には、ローラ13を
保持孔内に保持する環状保持体14が配置される。ハン
ドル5の回転操作により外輪体及び環状保持体が一方向
に回転すると、ローラは外輪体の角部付近に移動し、ハ
ンドル軸の同方向の回転が可能となる。ハンドル軸が他
方向に回転しようとするときは、ローラは内輪体の辺部
方向に移動し内輪体と外輪体との間に挟持され、楔作用
により同方向の回転が不能となる。保持孔内に切換部材
17の突起部17Aが侵入すると、ローラ13は非楔作
用位置に移動され、退出すると楔作用位置に移動され
る。
れた魚釣用リールの逆転防止装置の提供。 【解決手段】 ハンドル軸6には外輪体11が固定支持
される。外輪体の内周面は正8角形である。枠板2には
ハンドル軸6に対して回転可能に内輪体12が支持され
る。内輪体と外輪体との環状の隙間には、ローラ13を
保持孔内に保持する環状保持体14が配置される。ハン
ドル5の回転操作により外輪体及び環状保持体が一方向
に回転すると、ローラは外輪体の角部付近に移動し、ハ
ンドル軸の同方向の回転が可能となる。ハンドル軸が他
方向に回転しようとするときは、ローラは内輪体の辺部
方向に移動し内輪体と外輪体との間に挟持され、楔作用
により同方向の回転が不能となる。保持孔内に切換部材
17の突起部17Aが侵入すると、ローラ13は非楔作
用位置に移動され、退出すると楔作用位置に移動され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用リールの逆転
防止装置に関し、特に、ころがり部材の楔作用により、
両軸受型リールのスプールやスピニングリールのロータ
等の回転体の一方向への回転を規制し他方向への回転を
許容する一方向クラッチを備えた逆転防止装置に関す
る。
防止装置に関し、特に、ころがり部材の楔作用により、
両軸受型リールのスプールやスピニングリールのロータ
等の回転体の一方向への回転を規制し他方向への回転を
許容する一方向クラッチを備えた逆転防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータ又はハンドル軸等の回転部
とリール筐体等の固定部とにそれぞれ内輪体と外輪体を
取付け、内・外輪体間のガイド溝孔に設けたころがり部
材の楔作用により、回転部の一方向への回転を許容し他
方向への回転を規制して、釣糸繰出し方向への回転を規
制する一方向クラッチを備えた魚釣用リールの逆転防止
装置が種々提案されている。
とリール筐体等の固定部とにそれぞれ内輪体と外輪体を
取付け、内・外輪体間のガイド溝孔に設けたころがり部
材の楔作用により、回転部の一方向への回転を許容し他
方向への回転を規制して、釣糸繰出し方向への回転を規
制する一方向クラッチを備えた魚釣用リールの逆転防止
装置が種々提案されている。
【0003】例えば実開平4−77774号公報の全文
明細書では、回転部たるロータの後部に形成した凹陥部
の内周面にころがり部材の外方への移動を規制する外輪
体を取付け、固定部たるリール筐体に設けた爪と係脱可
能に設けた内輪体にころがり部材を内方に移動させて結
合させることによって回転部の回転を規制する逆転防止
装置が記載されている。
明細書では、回転部たるロータの後部に形成した凹陥部
の内周面にころがり部材の外方への移動を規制する外輪
体を取付け、固定部たるリール筐体に設けた爪と係脱可
能に設けた内輪体にころがり部材を内方に移動させて結
合させることによって回転部の回転を規制する逆転防止
装置が記載されている。
【0004】又実開平7−13159号公報の全文明細
書では、回転部たるロータの後部に形成した凹陥部の底
部自体にころがり部材の収納部を複数形成すると共に、
該収納部にころがり部材の外方への移動を規制する外輪
体を装着し、固定部たるリール筐体に設けた係止爪と係
脱可能に設けられた逆転防止体を嵌着した内輪体にころ
がり部材を内方に移動・結合させることによって回転部
の一方向への回転を規制する逆転防止装置が記載されて
いる。
書では、回転部たるロータの後部に形成した凹陥部の底
部自体にころがり部材の収納部を複数形成すると共に、
該収納部にころがり部材の外方への移動を規制する外輪
体を装着し、固定部たるリール筐体に設けた係止爪と係
脱可能に設けられた逆転防止体を嵌着した内輪体にころ
がり部材を内方に移動・結合させることによって回転部
の一方向への回転を規制する逆転防止装置が記載されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開平4−7
7774号公報の全文明細書及び実開平7−13159
号公報の全文明細書に記載されている逆転防止装置は、
内輪体に一体に設けられた逆転防止歯に対して筐体に支
持された作動桿によって作動される爪を係脱させて釣糸
繰出し方向への回転を阻止又は許容するものであるた
め、この切換を迅速に行えず、切換時のタイムラグによ
る逆転速度の増大に起因しての衝撃によって、係止爪等
の逆転防止装置自体の損壊を招くのみならず、糸切れの
原因となって取り込み中の魚をバラシてしまう問題があ
った。
7774号公報の全文明細書及び実開平7−13159
号公報の全文明細書に記載されている逆転防止装置は、
内輪体に一体に設けられた逆転防止歯に対して筐体に支
持された作動桿によって作動される爪を係脱させて釣糸
繰出し方向への回転を阻止又は許容するものであるた
め、この切換を迅速に行えず、切換時のタイムラグによ
る逆転速度の増大に起因しての衝撃によって、係止爪等
の逆転防止装置自体の損壊を招くのみならず、糸切れの
原因となって取り込み中の魚をバラシてしまう問題があ
った。
【0006】そこで本発明は、逆転防止が瞬時になされ
る作動迅速性に優れた魚釣用リールの逆転防止装置を提
供することを目的とする。
る作動迅速性に優れた魚釣用リールの逆転防止装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、固定部と該固定部に支持されハンドル操
作による回転力を糸巻付け回転体に伝達する回転部との
間に、ころがり部材の楔作用によって該回転部を一方向
にのみ回転させる一方向クラッチを設けた魚釣用リール
の逆転防止装置において、該一方向クラッチは、該回転
部6、53Aに回り止め嵌着され該ころがり部材13、
33の外方移動を規制するカム面を有した外輪体11、
31と、該外輪体と一体的に回転可能に取付けられ該こ
ろがり部材を所定の位置に保持する保持体14、34
と、該保持体の内周側に位置する固定部に回り止め嵌着
され、該回転部が他方向へ回転するときに該ころがり部
材が該カム面との協働により移動係合して該回転部の回
転を阻止する内輪体12、32と、該固定部に支持され
ると共に該回転部の他方向への回転を可能とするために
該ころがり部材を非楔作用位置に切換え可能な作動手段
17、20、37、40とを備え、該作動手段は該ころ
がり部材又は該ころがり部材を保持する保持体に直接作
用する魚釣用リールの逆転防止装置を提供している。
め、本発明は、固定部と該固定部に支持されハンドル操
作による回転力を糸巻付け回転体に伝達する回転部との
間に、ころがり部材の楔作用によって該回転部を一方向
にのみ回転させる一方向クラッチを設けた魚釣用リール
の逆転防止装置において、該一方向クラッチは、該回転
部6、53Aに回り止め嵌着され該ころがり部材13、
33の外方移動を規制するカム面を有した外輪体11、
31と、該外輪体と一体的に回転可能に取付けられ該こ
ろがり部材を所定の位置に保持する保持体14、34
と、該保持体の内周側に位置する固定部に回り止め嵌着
され、該回転部が他方向へ回転するときに該ころがり部
材が該カム面との協働により移動係合して該回転部の回
転を阻止する内輪体12、32と、該固定部に支持され
ると共に該回転部の他方向への回転を可能とするために
該ころがり部材を非楔作用位置に切換え可能な作動手段
17、20、37、40とを備え、該作動手段は該ころ
がり部材又は該ころがり部材を保持する保持体に直接作
用する魚釣用リールの逆転防止装置を提供している。
【0008】ここで、該保持体34を該外輪体31又は
該回転部53Aに所定角度回転可能に取付け、該作動手
段37、40は該ころがり部材33を該保持体34と共
に移動するように構成されているのが好ましい。また該
内輪体12が回転部6の回転軸芯から径方向に移動可能
に該固定部2に支持されているのが好ましい。また、該
外輪体31が、回転部53Aに取付けられ回転部の回転
軸芯と同芯状に形成された金属製環状体38からなるの
が好ましい。また該金属製環状体38が、回転部53A
の回転軸芯から径方向に移動可能に該回転部に支持され
ているのが好ましい。また、該ころがり部材13、33
が、該保持体14、34によりその軸方向の移動を規制
されている14A、34Aのが好ましい。また該保持体
34が、該金属製環状体38に回転可能に嵌合されてい
るのが好ましい。また、該外輪体31又は該回転部53
Aに該保持体34を回動可能に嵌合すると共に、該外輪
体31又は該回転部53Aと該保持体34との間に該こ
ろがり部材33を楔作用方向に付勢する弾性手段36を
設けるのが好ましい。また、該保持体34のころがり部
材当接部に金属製補強部材35を設けるのが好ましい。
また、該ころがり部材13を移動させて非楔作動位置に
切換える作動手段17、20に該ころがり部材が13非
楔作動位置方向に移動する弾性力を付与する付勢手段2
2Cを設けるのが好ましい。
該回転部53Aに所定角度回転可能に取付け、該作動手
段37、40は該ころがり部材33を該保持体34と共
に移動するように構成されているのが好ましい。また該
内輪体12が回転部6の回転軸芯から径方向に移動可能
に該固定部2に支持されているのが好ましい。また、該
外輪体31が、回転部53Aに取付けられ回転部の回転
軸芯と同芯状に形成された金属製環状体38からなるの
が好ましい。また該金属製環状体38が、回転部53A
の回転軸芯から径方向に移動可能に該回転部に支持され
ているのが好ましい。また、該ころがり部材13、33
が、該保持体14、34によりその軸方向の移動を規制
されている14A、34Aのが好ましい。また該保持体
34が、該金属製環状体38に回転可能に嵌合されてい
るのが好ましい。また、該外輪体31又は該回転部53
Aに該保持体34を回動可能に嵌合すると共に、該外輪
体31又は該回転部53Aと該保持体34との間に該こ
ろがり部材33を楔作用方向に付勢する弾性手段36を
設けるのが好ましい。また、該保持体34のころがり部
材当接部に金属製補強部材35を設けるのが好ましい。
また、該ころがり部材13を移動させて非楔作動位置に
切換える作動手段17、20に該ころがり部材が13非
楔作動位置方向に移動する弾性力を付与する付勢手段2
2Cを設けるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
魚釣用リールの逆転防止装置について図1乃至図4に基
づき説明する。第1の実施の形態では、逆転防止装置を
両軸受型リールに適用したものである。
魚釣用リールの逆転防止装置について図1乃至図4に基
づき説明する。第1の実施の形態では、逆転防止装置を
両軸受型リールに適用したものである。
【0010】両軸受型リール1は、リール筐体をなす枠
板2と、枠板2に固定された側板3と、枠板2に回転可
能に支持された糸巻き付け回転体たるスプール4と、ス
プール4を回転させるためのハンドル5を有する。ハン
ドル5には回転部たるハンドル軸6が連結され、ハンド
ル軸6はベアリング7を介して側板3に回転可能に支承
されている。ここで枠板2と一体に、ハンドル軸6の軸
方向に延びる軸部2Aが延設されており、ハンドル軸6
はスリーブ状をなし、軸部2Aを同芯に挿通させ、軸部
2Aに対して回転可能に且つ軸方向に摺動移動不能に軸
部2Aに支承されている。
板2と、枠板2に固定された側板3と、枠板2に回転可
能に支持された糸巻き付け回転体たるスプール4と、ス
プール4を回転させるためのハンドル5を有する。ハン
ドル5には回転部たるハンドル軸6が連結され、ハンド
ル軸6はベアリング7を介して側板3に回転可能に支承
されている。ここで枠板2と一体に、ハンドル軸6の軸
方向に延びる軸部2Aが延設されており、ハンドル軸6
はスリーブ状をなし、軸部2Aを同芯に挿通させ、軸部
2Aに対して回転可能に且つ軸方向に摺動移動不能に軸
部2Aに支承されている。
【0011】また、枠板2と側板3間において、ハンド
ル軸6には図示せぬマスターギヤが設けられている。マ
スターギヤは、公知の図示せぬドラグ機構を介してハン
ドル軸6に接続され、ハンドル軸6と一体回転可能又は
相対回転可能に設けられている。一方スプール4には、
枠板2と側板3に回転可能に支持されたスプール軸9が
延設され、スプール軸9には公知の図示せぬクラッチ機
構によりビニオンギヤ10が係脱可能に設けられてい
る。そしてピニオンギヤ10は、図示せぬマスターギヤ
と噛合している。従って、ハンドル軸6に固定されたハ
ンドル5の回転は、マスターギヤ、ピニオンギヤ10を
介してスプール4に伝達され、スプール4は釣糸巻取方
向又は繰出し方向に回転する。
ル軸6には図示せぬマスターギヤが設けられている。マ
スターギヤは、公知の図示せぬドラグ機構を介してハン
ドル軸6に接続され、ハンドル軸6と一体回転可能又は
相対回転可能に設けられている。一方スプール4には、
枠板2と側板3に回転可能に支持されたスプール軸9が
延設され、スプール軸9には公知の図示せぬクラッチ機
構によりビニオンギヤ10が係脱可能に設けられてい
る。そしてピニオンギヤ10は、図示せぬマスターギヤ
と噛合している。従って、ハンドル軸6に固定されたハ
ンドル5の回転は、マスターギヤ、ピニオンギヤ10を
介してスプール4に伝達され、スプール4は釣糸巻取方
向又は繰出し方向に回転する。
【0012】次に第1の実施の形態における一方向クラ
ッチについて説明する。一方向クラッチは主に外輪体1
1、内輪体12、転がり部材たるローラ13、及び保持
体たる環状保持体14により構成される。外輪体11は
有底円筒形状の底面部と円筒部を有し、底面部がハンド
ル軸6に固定されている。円筒部はハンドル軸6の軸芯
と同芯に設けられ、その内周面はカム面となる正8角形
をなす。よってハンドル軸6の回転により、外輪体11
はハンドル軸6と同芯に一体に回転する。
ッチについて説明する。一方向クラッチは主に外輪体1
1、内輪体12、転がり部材たるローラ13、及び保持
体たる環状保持体14により構成される。外輪体11は
有底円筒形状の底面部と円筒部を有し、底面部がハンド
ル軸6に固定されている。円筒部はハンドル軸6の軸芯
と同芯に設けられ、その内周面はカム面となる正8角形
をなす。よってハンドル軸6の回転により、外輪体11
はハンドル軸6と同芯に一体に回転する。
【0013】内輪体12は円筒部とフランジ部を有し、
円筒部の内周面はハンドル軸6に回転可能に支承され、
外周面は真円の円筒形である。フランジ部は前方に突出
する突起部12Aを有している。ここで固定部たる枠板
2にはハンドル軸6の回転軸芯に対して径方向に延びる
長孔2aが形成されている。そして内輪体12の突起部
12Aが長孔2aに係合され、しかして内輪体12は枠
板2に支持されると共に、枠板2に対する内輪体12の
径方向の取付位置が調整可能である。この構成により、
ハンドル軸6の回転軸芯と内輪体12との間の厳密な同
芯性を成形段階で考慮する必要がなく、成形精度がラフ
にでき、生産性の向上が図れる。
円筒部の内周面はハンドル軸6に回転可能に支承され、
外周面は真円の円筒形である。フランジ部は前方に突出
する突起部12Aを有している。ここで固定部たる枠板
2にはハンドル軸6の回転軸芯に対して径方向に延びる
長孔2aが形成されている。そして内輪体12の突起部
12Aが長孔2aに係合され、しかして内輪体12は枠
板2に支持されると共に、枠板2に対する内輪体12の
径方向の取付位置が調整可能である。この構成により、
ハンドル軸6の回転軸芯と内輪体12との間の厳密な同
芯性を成形段階で考慮する必要がなく、成形精度がラフ
にでき、生産性の向上が図れる。
【0014】内輪体12の外周面は外輪体11の内周面
と対向している。従って、内輪体12と外輪体11との
間は略環状のガイド溝孔Sが提供されるが、ガイド溝孔
Sのハンドル軸6の軸心から半径方向でみた幅は一定で
はなく、図2に示されるように内輪体12外周面と外輪
体の11の内周面の正8角形の辺部の中央とが対向して
いる部分では、ガイド溝孔Sの幅が最も小さく、且つロ
ーラ13の直径よりも小さい。一方、内輪体12の外周
面と外輪体11の内周面の正8角形の角部とが対向して
いる部分ではガイド溝孔Sの幅は最も大きくかつローラ
13の直径より大きい。
と対向している。従って、内輪体12と外輪体11との
間は略環状のガイド溝孔Sが提供されるが、ガイド溝孔
Sのハンドル軸6の軸心から半径方向でみた幅は一定で
はなく、図2に示されるように内輪体12外周面と外輪
体の11の内周面の正8角形の辺部の中央とが対向して
いる部分では、ガイド溝孔Sの幅が最も小さく、且つロ
ーラ13の直径よりも小さい。一方、内輪体12の外周
面と外輪体11の内周面の正8角形の角部とが対向して
いる部分ではガイド溝孔Sの幅は最も大きくかつローラ
13の直径より大きい。
【0015】内輪体12と外輪体11の間のガイド溝孔
S内には、外輪体11と一体に形成した環状保持体14
が配置されている。即ち環状保持体14の内周面は円形
であって、内輪体12の外周面に対して回転可能に支承
され、環状保持体14の外周面は正8角形であって、外
輪体11の内周面形状と合致している。環状保持体14
には、周方向に等間隔に保持孔14aが形成されてい
る。保持孔14aは、環状保持体14の径方向で貫通し
て形成され、それぞれの保持孔14a内にはころがり部
材たるローラ13が配置されている。
S内には、外輪体11と一体に形成した環状保持体14
が配置されている。即ち環状保持体14の内周面は円形
であって、内輪体12の外周面に対して回転可能に支承
され、環状保持体14の外周面は正8角形であって、外
輪体11の内周面形状と合致している。環状保持体14
には、周方向に等間隔に保持孔14aが形成されてい
る。保持孔14aは、環状保持体14の径方向で貫通し
て形成され、それぞれの保持孔14a内にはころがり部
材たるローラ13が配置されている。
【0016】ここでローラ13は、保持孔内14a内に
おいて、環状保持体14の周方向及び径方向へは移動自
在であるが、保持孔14aを画成する壁部14Aにより
前後方向(軸芯方向)へは移動不能に収納される。従っ
て内・外輪体12、11間のガイド溝孔Sにおいて、ロ
ーラ13が外輪体11と共回りするように設けられる。
ローラ13は、環状保持体14の壁部14A,14Aに
より前後動を(軸方向の移動を)規制されるため、内輪
体12と外輪体11との間でのローラ13の後述する楔
作用位置或いは非楔作用位置への切換えの安定化が図
れ、正確な楔作用を行うことができる。またローラ13
が、環状保持体14により保持されるから、これらの部
品のユニット化が図れると共に組立作業の簡易化が図
れ、組み込みミスの防止が図れる。
おいて、環状保持体14の周方向及び径方向へは移動自
在であるが、保持孔14aを画成する壁部14Aにより
前後方向(軸芯方向)へは移動不能に収納される。従っ
て内・外輪体12、11間のガイド溝孔Sにおいて、ロ
ーラ13が外輪体11と共回りするように設けられる。
ローラ13は、環状保持体14の壁部14A,14Aに
より前後動を(軸方向の移動を)規制されるため、内輪
体12と外輪体11との間でのローラ13の後述する楔
作用位置或いは非楔作用位置への切換えの安定化が図
れ、正確な楔作用を行うことができる。またローラ13
が、環状保持体14により保持されるから、これらの部
品のユニット化が図れると共に組立作業の簡易化が図
れ、組み込みミスの防止が図れる。
【0017】それぞれの保持孔14a内には、ローラ1
3に楔方向に弾性力を付与するバネ体16が配設されて
いる。ここで、楔方向とは、外輪体11と環状保持体1
4とが回転したとき、ローラ13が外輪体11の多角形
カム面の辺部の中央方向に移動する方向をいい、ローラ
13が内輪体12と外輪体11間の隙間に食い込んでい
く方向である。また非楔方向とは外輪体11及び環状保
持体14が逆方向に回転したとき、ローラ13が外輪体
11の多角形カム面の角部方向に移動する方向をいう。
3に楔方向に弾性力を付与するバネ体16が配設されて
いる。ここで、楔方向とは、外輪体11と環状保持体1
4とが回転したとき、ローラ13が外輪体11の多角形
カム面の辺部の中央方向に移動する方向をいい、ローラ
13が内輪体12と外輪体11間の隙間に食い込んでい
く方向である。また非楔方向とは外輪体11及び環状保
持体14が逆方向に回転したとき、ローラ13が外輪体
11の多角形カム面の角部方向に移動する方向をいう。
【0018】環状保持体14の周方向でみたとき、保持
孔14aの一方の壁14bは、外輪体11のカム面の辺
部中央付近に位置しておりローラ13と対向し、保持孔
14aの他方の壁部14cにバネ体16が当接してい
る。従って、ガイド溝S内には環状保持体14が配置さ
れ、環状保持体14の保持孔14a内において、ローラ
13が内輪体12及び外輪体11に接触可能に配置され
ると共に、ローラ13は環状保持体14の周方向且つ外
輪体12のカム面の辺部中央方向(楔作用方向)にバネ
体16により付勢される。
孔14aの一方の壁14bは、外輪体11のカム面の辺
部中央付近に位置しておりローラ13と対向し、保持孔
14aの他方の壁部14cにバネ体16が当接してい
る。従って、ガイド溝S内には環状保持体14が配置さ
れ、環状保持体14の保持孔14a内において、ローラ
13が内輪体12及び外輪体11に接触可能に配置され
ると共に、ローラ13は環状保持体14の周方向且つ外
輪体12のカム面の辺部中央方向(楔作用方向)にバネ
体16により付勢される。
【0019】ハンドル軸6と同芯に切換部材17が設け
られている。切換部材17はハンドル軸6に対して回転
可能であると共に、ハンドル軸6の軸方向に摺動可能に
設けられている。切換部材17から前方に突出する突起
部17Aが設けられている。突起部17Aの先端は円弧
状の傾斜面17Bをなし、切換部材17の前方への移動
により、突起部17Aがローラ13と環状保持体14の
保持孔14aのローラ13と対向する壁部14bとの間
に侵入可能となっている。突起部17Aがローラ13と
壁部14bとの間に侵入したときは、ローラ13の非楔
作用位置を提供し、突起部17Aがローラ13と壁部1
4bとの間から退出したときはローラ13の楔作用位置
を提供する。また突起部17Aは、切換部材17が前方
に摺動したとき保持孔14a内に侵入でき、切換部材1
7が後退したときローラ13からは離反するが保持孔1
4aの壁部とは依然として係合する長さに設定される。
よって突起部17Aによって、外輪体11と環状保持体
14と切換部材17の回転方向の相対的位置関係は常に
一定である。
られている。切換部材17はハンドル軸6に対して回転
可能であると共に、ハンドル軸6の軸方向に摺動可能に
設けられている。切換部材17から前方に突出する突起
部17Aが設けられている。突起部17Aの先端は円弧
状の傾斜面17Bをなし、切換部材17の前方への移動
により、突起部17Aがローラ13と環状保持体14の
保持孔14aのローラ13と対向する壁部14bとの間
に侵入可能となっている。突起部17Aがローラ13と
壁部14bとの間に侵入したときは、ローラ13の非楔
作用位置を提供し、突起部17Aがローラ13と壁部1
4bとの間から退出したときはローラ13の楔作用位置
を提供する。また突起部17Aは、切換部材17が前方
に摺動したとき保持孔14a内に侵入でき、切換部材1
7が後退したときローラ13からは離反するが保持孔1
4aの壁部とは依然として係合する長さに設定される。
よって突起部17Aによって、外輪体11と環状保持体
14と切換部材17の回転方向の相対的位置関係は常に
一定である。
【0020】切換部材17の前後動作を行うために、切
換機構20(詳細は図3、図4)が設けられている。切
換機構20は、操作ノブ21と、作動部材22と、クラ
ッチカム23とクラッチレバー24を有する。操作ノブ
21は、側板3の外側に回動操作可能に支持され、作動
部材22は側板2の内側にあって操作ノブ21と接続さ
れている。従って操作ノブ21の回動操作により作動部
材22はその軸芯22aを中心に回転可能である。一方
作動部材22の先端側には円板部22Aが設けられ、円
板部22Aにはボス部22Bが一体に設けられている。
ボス部22Bは作動部材22の回転軸芯22aから偏心
した位置に設けられ、付勢手段たるバネ22Cが固着さ
れている。尚、操作ノブ21は、図示せぬデッドポイン
トスプリングが側板3との間に介装され、操作ノブ21
の操作後の回動位置を保持可能にしている。
換機構20(詳細は図3、図4)が設けられている。切
換機構20は、操作ノブ21と、作動部材22と、クラ
ッチカム23とクラッチレバー24を有する。操作ノブ
21は、側板3の外側に回動操作可能に支持され、作動
部材22は側板2の内側にあって操作ノブ21と接続さ
れている。従って操作ノブ21の回動操作により作動部
材22はその軸芯22aを中心に回転可能である。一方
作動部材22の先端側には円板部22Aが設けられ、円
板部22Aにはボス部22Bが一体に設けられている。
ボス部22Bは作動部材22の回転軸芯22aから偏心
した位置に設けられ、付勢手段たるバネ22Cが固着さ
れている。尚、操作ノブ21は、図示せぬデッドポイン
トスプリングが側板3との間に介装され、操作ノブ21
の操作後の回動位置を保持可能にしている。
【0021】クラッチカム23は、側板3の直前位置に
おいて、ハンドル軸6の廻りを回動可能に設けられてい
る。クラッチカム23は前方に突出した一対の突起23
Aが設けられると共に、作動部材22のバネ22Cと当
接可能な腕部23Bと、コイルバネ接続腕23Cが設け
られている。ここでバネ22Cは、保持孔14a内に収
納されたローラ13に非楔方向に弾性力を付与するもの
である。尚クラッチカム23の回動によってクラッチレ
バー24を突起23A上に乗り上げ易くするために、突
起23Aには傾斜面が形成されている。腕部23Bの側
方には、側板3から前方に突出するストッパ部材3Aが
位置して腕部23Bの図4における反時計方向の回動を
規制している。またコイルバネ接続部23Cの側方に
は、側板3から延びるコイルバネ係止部3Bが延び、コ
イルバネ25がコイルバネ係止部3Bとコイルバネ接続
腕23C間に係止されて、クラッチカム23を図4の反
時計方向に回動付勢している。
おいて、ハンドル軸6の廻りを回動可能に設けられてい
る。クラッチカム23は前方に突出した一対の突起23
Aが設けられると共に、作動部材22のバネ22Cと当
接可能な腕部23Bと、コイルバネ接続腕23Cが設け
られている。ここでバネ22Cは、保持孔14a内に収
納されたローラ13に非楔方向に弾性力を付与するもの
である。尚クラッチカム23の回動によってクラッチレ
バー24を突起23A上に乗り上げ易くするために、突
起23Aには傾斜面が形成されている。腕部23Bの側
方には、側板3から前方に突出するストッパ部材3Aが
位置して腕部23Bの図4における反時計方向の回動を
規制している。またコイルバネ接続部23Cの側方に
は、側板3から延びるコイルバネ係止部3Bが延び、コ
イルバネ25がコイルバネ係止部3Bとコイルバネ接続
腕23C間に係止されて、クラッチカム23を図4の反
時計方向に回動付勢している。
【0022】クラッチレバー24はクラッチカム23の
直前方位置にあり、切換部材17に対して軸方向に移動
不能に同芯に接続され、また切換部材17に対して回転
可能に且つハンドル軸6の軸方向に移動可能に設けられ
ている。側板3から前方にピン26が延設されて、クラ
ッチレバー24はピン26に対して摺接関係にあり、ク
ラッチレバー24の前後移動がピン26によって案内さ
れる。ピン26の先端には、抜け止め部材26Aが固定
され、ピン26の周囲であって抜け止め部材26Aとク
ラッチレバー24の前端面間にはコイルバネ27が介装
されている。従ってクラッチレバー24はコイルバネ2
7により側板3方向に(後方に)付勢されている。
直前方位置にあり、切換部材17に対して軸方向に移動
不能に同芯に接続され、また切換部材17に対して回転
可能に且つハンドル軸6の軸方向に移動可能に設けられ
ている。側板3から前方にピン26が延設されて、クラ
ッチレバー24はピン26に対して摺接関係にあり、ク
ラッチレバー24の前後移動がピン26によって案内さ
れる。ピン26の先端には、抜け止め部材26Aが固定
され、ピン26の周囲であって抜け止め部材26Aとク
ラッチレバー24の前端面間にはコイルバネ27が介装
されている。従ってクラッチレバー24はコイルバネ2
7により側板3方向に(後方に)付勢されている。
【0023】次に上述の魚釣用リールの逆転防止装置の
動作について説明する。図2及び図4はローラ13が非
楔作用位置にある状態を示す。即ち、操作ノブ21を回
動操作して、作動部材22の円板部22Aを図4の反時
計方向に回転させると、バネ22Cが腕部23Bを押圧
してクラッチカム23をコイルバネ25の付勢力に抗し
て図4の時計方向に回動させる。この回動により、クラ
ッチカム23の突起23Aがクラッチレバー24と整合
してクラッチレバー24は突起23A上に乗り上がり、
クラッチレバー24はコイルバネ27の付勢力に抗して
前方に移動する。従ってクラッチレバー24に接続され
ている切換部材17が前進し切換部材17の傾斜面17
Bが保持孔14a内に侵入してローラ13と壁部14b
間に位置することになる。よってローラ13は図2にお
いて反時計方向に(図3において下方に)バネ16の付
勢力に抗して非楔作用位置に、即ち外輪体11のカム面
の角部方向に移動する。このローラ13の移動後の位置
では、内輪体12の円形外周面と外輪体11の内周面と
の間隔が、ローラ33の直径より大きい。
動作について説明する。図2及び図4はローラ13が非
楔作用位置にある状態を示す。即ち、操作ノブ21を回
動操作して、作動部材22の円板部22Aを図4の反時
計方向に回転させると、バネ22Cが腕部23Bを押圧
してクラッチカム23をコイルバネ25の付勢力に抗し
て図4の時計方向に回動させる。この回動により、クラ
ッチカム23の突起23Aがクラッチレバー24と整合
してクラッチレバー24は突起23A上に乗り上がり、
クラッチレバー24はコイルバネ27の付勢力に抗して
前方に移動する。従ってクラッチレバー24に接続され
ている切換部材17が前進し切換部材17の傾斜面17
Bが保持孔14a内に侵入してローラ13と壁部14b
間に位置することになる。よってローラ13は図2にお
いて反時計方向に(図3において下方に)バネ16の付
勢力に抗して非楔作用位置に、即ち外輪体11のカム面
の角部方向に移動する。このローラ13の移動後の位置
では、内輪体12の円形外周面と外輪体11の内周面と
の間隔が、ローラ33の直径より大きい。
【0024】ここで図2の非楔作用位置では、図2に矢
印Xで示す釣糸巻き取り方向(正転)へハンドル軸6が
回転したときは、外輪体11の内周のカム面と内輪体1
2の外周面との間隔が相対的に拡がる方向にローラ13
が移動しようとし、反矢印Xの釣糸繰出し方向(逆転)
へハンドル軸6が回転したときは、外輪体11の内周の
カム面と内輪体12の外周面との間隔が狭まる方向にロ
ーラ13が移動しようとする。しかし、この状態では、
ローラ13は切換板17の突起部17Aにより図2の反
時計方向(楔位置)への移動が規制されるために、外輪
体11と一体のハンドル軸6は正・逆何れの方向に回転
させても回転が規制されることはない。即ち釣糸巻取、
繰出し操作が可能である。
印Xで示す釣糸巻き取り方向(正転)へハンドル軸6が
回転したときは、外輪体11の内周のカム面と内輪体1
2の外周面との間隔が相対的に拡がる方向にローラ13
が移動しようとし、反矢印Xの釣糸繰出し方向(逆転)
へハンドル軸6が回転したときは、外輪体11の内周の
カム面と内輪体12の外周面との間隔が狭まる方向にロ
ーラ13が移動しようとする。しかし、この状態では、
ローラ13は切換板17の突起部17Aにより図2の反
時計方向(楔位置)への移動が規制されるために、外輪
体11と一体のハンドル軸6は正・逆何れの方向に回転
させても回転が規制されることはない。即ち釣糸巻取、
繰出し操作が可能である。
【0025】次に、操作ノブ21を反対方向に回動操作
して、作動部材22の円板部22Aを図4の時計方向に
回転させると、バネ22Cが腕部23Bから離反し、ク
ラッチカム23はコイルバネ25の付勢力により図4の
反時計方向に回動し、ストッパー部材3Aに当接して回
動が停止する。この回動により、クラッチカム23の突
起23Aがクラッチレバー24から離脱し、クラッチレ
バー24はコイルバネ27の付勢力により後方に移動す
る。従ってクラッチレバー24に接続されている切換部
材17が後退し、切換部材17の傾斜面17Bが保持孔
14aから退出してゆき、ローラ13から離反する。従
って、ローラ13はバネ16の付勢力により図2におい
て反時計方向に(図3において上方に)移動してローラ
13は保持孔14aの壁部14bと当接し(図3)、楔
作用位置に到達する。即ち外輪体11のカム面の辺部中
央に移動する。
して、作動部材22の円板部22Aを図4の時計方向に
回転させると、バネ22Cが腕部23Bから離反し、ク
ラッチカム23はコイルバネ25の付勢力により図4の
反時計方向に回動し、ストッパー部材3Aに当接して回
動が停止する。この回動により、クラッチカム23の突
起23Aがクラッチレバー24から離脱し、クラッチレ
バー24はコイルバネ27の付勢力により後方に移動す
る。従ってクラッチレバー24に接続されている切換部
材17が後退し、切換部材17の傾斜面17Bが保持孔
14aから退出してゆき、ローラ13から離反する。従
って、ローラ13はバネ16の付勢力により図2におい
て反時計方向に(図3において上方に)移動してローラ
13は保持孔14aの壁部14bと当接し(図3)、楔
作用位置に到達する。即ち外輪体11のカム面の辺部中
央に移動する。
【0026】このローラ13の移動後の位置では、内輪
体12の円形外周面と外輪体11の内周面との間隔が、
ローラ33の直径より小さい。この状態では、ハンドル
5の操作により矢印Xで示す釣糸巻取り方向(正転)へ
ハンドル軸6を回転したときは、外輪体11の内周のカ
ム面と内輪体12の外周面との間隔が拡がる方向にロー
ラ13が移動しようとするために、ローラ13は楔作用
をせずに外輪体11と一体回転するハンドル軸6を正回
転し続けることができる。しかし、ハンドル軸6を反矢
印Xの釣糸繰出し方向(逆転)へ回転させるためにハン
ドル5を逆転操作したときは、外輪体11の内周のカム
面と内輪体12の内周面との間隔が狭まる方向にローラ
13が移動しようとするために、ローラ13の楔作用に
より外輪体11と一体のハンドル軸6は逆回転できなく
なり、ハンドル5の逆転操作は不可能となる。
体12の円形外周面と外輪体11の内周面との間隔が、
ローラ33の直径より小さい。この状態では、ハンドル
5の操作により矢印Xで示す釣糸巻取り方向(正転)へ
ハンドル軸6を回転したときは、外輪体11の内周のカ
ム面と内輪体12の外周面との間隔が拡がる方向にロー
ラ13が移動しようとするために、ローラ13は楔作用
をせずに外輪体11と一体回転するハンドル軸6を正回
転し続けることができる。しかし、ハンドル軸6を反矢
印Xの釣糸繰出し方向(逆転)へ回転させるためにハン
ドル5を逆転操作したときは、外輪体11の内周のカム
面と内輪体12の内周面との間隔が狭まる方向にローラ
13が移動しようとするために、ローラ13の楔作用に
より外輪体11と一体のハンドル軸6は逆回転できなく
なり、ハンドル5の逆転操作は不可能となる。
【0027】なお、ローラ13が楔作用位置にあるとき
に、操作ノブ21を操作して切換部材17を前進させよ
うとしても、ローラ13が外輪体11と内輪体12間に
強固に食い込んでいる場合は、切換部材17の先端の突
起部17Aがローラ13と壁部14bとの間に侵入でき
ない。従って、操作ノブ21を操作しても切換部材17
は前進動作できない。仮にクラッチカム23の腕部23
Bが、作動部材22に直接接続されているとした場合に
は、操作ノブ21を強引に操作してクラッチカム23を
回動させると、内輪体12の外周面やローラ13や外輪
体11の内周面、又はクラッチカム23やクラッチレバ
ー24を変形、破損するおそれがある。本実施の態様で
は、バネ22Cが作動部材22とクラッチカム23間に
介装されているので、ローラ13が外輪体11と内輪体
12間に食い込んでいる状態では、操作ノブ21を操作
してもバネ22Cが変形するのみであり、ローラ13等
の変形や破損が防止できる。クラッチカム23は、ロー
ラ13の食い込み状態が解消した段階で、非楔作用方向
に変形したバネ22Cの蓄勢力により回動できる。
に、操作ノブ21を操作して切換部材17を前進させよ
うとしても、ローラ13が外輪体11と内輪体12間に
強固に食い込んでいる場合は、切換部材17の先端の突
起部17Aがローラ13と壁部14bとの間に侵入でき
ない。従って、操作ノブ21を操作しても切換部材17
は前進動作できない。仮にクラッチカム23の腕部23
Bが、作動部材22に直接接続されているとした場合に
は、操作ノブ21を強引に操作してクラッチカム23を
回動させると、内輪体12の外周面やローラ13や外輪
体11の内周面、又はクラッチカム23やクラッチレバ
ー24を変形、破損するおそれがある。本実施の態様で
は、バネ22Cが作動部材22とクラッチカム23間に
介装されているので、ローラ13が外輪体11と内輪体
12間に食い込んでいる状態では、操作ノブ21を操作
してもバネ22Cが変形するのみであり、ローラ13等
の変形や破損が防止できる。クラッチカム23は、ロー
ラ13の食い込み状態が解消した段階で、非楔作用方向
に変形したバネ22Cの蓄勢力により回動できる。
【0028】以上のように、第1の実施の形態では、回
転部たるハンドル軸6の他方向への回転を阻止するため
に、環状保持体14内のローラ13を非楔作用位置に切
換えを行う場合には、側板3に支持された操作ノブ21
の単なる回動操作により、環状保持体14内にある係合
突起17Aを環状保持体14から退出移動可能としたた
め、楔作用位置への切換時の遊度を小さく、作動を迅速
にできるから、楔作用位置への切換の遅れによって生じ
る逆転速度の増大後の逆転阻止時の衝撃が生じず、よっ
て逆転防止装置自体の損壊が防止できるのみならず、糸
切れの防止が図れる。よって取り込み中の魚をばらす等
のトラブルの防止が図れる。またローラ13を保持する
環状保持体14とローラ13の外方への移動を規制する
外輪体11とを回転部であるハンドル軸6と一体的に回
転可能に設けると共に、逆転時にローラ13が係合する
内輪体12を固定部である枠体2に一体的に設けるた
め、楔作用時の規制力並びに規制位置を正確に確保する
ことができる。
転部たるハンドル軸6の他方向への回転を阻止するため
に、環状保持体14内のローラ13を非楔作用位置に切
換えを行う場合には、側板3に支持された操作ノブ21
の単なる回動操作により、環状保持体14内にある係合
突起17Aを環状保持体14から退出移動可能としたた
め、楔作用位置への切換時の遊度を小さく、作動を迅速
にできるから、楔作用位置への切換の遅れによって生じ
る逆転速度の増大後の逆転阻止時の衝撃が生じず、よっ
て逆転防止装置自体の損壊が防止できるのみならず、糸
切れの防止が図れる。よって取り込み中の魚をばらす等
のトラブルの防止が図れる。またローラ13を保持する
環状保持体14とローラ13の外方への移動を規制する
外輪体11とを回転部であるハンドル軸6と一体的に回
転可能に設けると共に、逆転時にローラ13が係合する
内輪体12を固定部である枠体2に一体的に設けるた
め、楔作用時の規制力並びに規制位置を正確に確保する
ことができる。
【0029】本発明の第2の実施の形態による魚釣用リ
ールの逆転防止装置について図5乃至図7に基づき説明
する。第2の実施の形態では、逆転防止装置をスピニン
グリールに適用したものである。スピニングリール51
は、リール筐体30と、リール筐体30に回転可能に支
持された糸巻き付け回転体たるロータ53と、釣糸を巻
回保持するためにリール筐体30に支持された図示せぬ
スプールと、ロータ53を回転させるための図示せぬハ
ンドルを有する。リール筐体30はベアリング28を介
して軸筒27を回転可能に支承しており、軸筒27内に
はスプールを支承したスプール軸29が軸方向に往復動
可能に設けられている。またリール筐体30内には図示
せぬマスターギヤや、図示せぬスプール往復動機構や、
軸筒27に固定された図示せぬピニオンギヤが設けられ
ている。ロータ53の後部には底部53Aと筒部53B
により凹陥部が形成され、底部53Aが軸筒27に固定
されている。またロータ53の底部53Aには径方向に
延びる溝部53aが形成されている。一方筒部53Bに
は、スプールの周囲を回転する図示せぬベールを支持す
るための一対の図示せぬ腕部が一体に設けられてい
る。、
ールの逆転防止装置について図5乃至図7に基づき説明
する。第2の実施の形態では、逆転防止装置をスピニン
グリールに適用したものである。スピニングリール51
は、リール筐体30と、リール筐体30に回転可能に支
持された糸巻き付け回転体たるロータ53と、釣糸を巻
回保持するためにリール筐体30に支持された図示せぬ
スプールと、ロータ53を回転させるための図示せぬハ
ンドルを有する。リール筐体30はベアリング28を介
して軸筒27を回転可能に支承しており、軸筒27内に
はスプールを支承したスプール軸29が軸方向に往復動
可能に設けられている。またリール筐体30内には図示
せぬマスターギヤや、図示せぬスプール往復動機構や、
軸筒27に固定された図示せぬピニオンギヤが設けられ
ている。ロータ53の後部には底部53Aと筒部53B
により凹陥部が形成され、底部53Aが軸筒27に固定
されている。またロータ53の底部53Aには径方向に
延びる溝部53aが形成されている。一方筒部53Bに
は、スプールの周囲を回転する図示せぬベールを支持す
るための一対の図示せぬ腕部が一体に設けられてい
る。、
【0030】ハンドルを回転させると、その力が図示せ
ぬマスターギヤを介してピニオンギヤに伝達され、ピニ
オンギヤに一体化されている筒軸27に固定されている
ロータ53が筒軸27と共に回転する。これと共に、ス
プール軸29が図示せぬスプール往復動機構により筒軸
27の内部で前後に往復摺動し、スプールの前後動が得
られて釣糸がスプール上に均一に巻回される。
ぬマスターギヤを介してピニオンギヤに伝達され、ピニ
オンギヤに一体化されている筒軸27に固定されている
ロータ53が筒軸27と共に回転する。これと共に、ス
プール軸29が図示せぬスプール往復動機構により筒軸
27の内部で前後に往復摺動し、スプールの前後動が得
られて釣糸がスプール上に均一に巻回される。
【0031】次に第2の実施の形態における一方向クラ
ッチについて説明する。一方向クラッチは主に外輪体3
1、内輪体32、転がり部材たるローラ33、及び環状
保持体34より構成される。なお図5は、スプール軸2
9から上側半分を示しており、下側半分を省略してい
る。ロータ53の底壁53Aに形成された溝部53aと
摺動係合する凸部38Aを備えた金属製環状体38が、
ロータ53の凹陥部内に配置されている。金属製環状体
38は、ロータ53の回転軸芯と同芯状に形成されてお
り、凸部38Aと溝部53aとの係合により、組立時に
はロータ53の径方向に移動可能である。そして金属製
環状体38の内周面には外輪体31が固定されている。
従って外輪体31はロータ53の回転と共に回転可能で
ある。外輪体31の内周面は正8角形状のカム面をな
す。外輪体31が、ロータ53の回転軸芯と同芯状に形
成された金属製環状体38にて固定部たるリール筐体3
0にロータの径方向に移動可能に形成されるため、ロー
タ53又はリール筐体30の成形精度や、ロータの回転
軸芯とロータ又はリール筐体との成形精度をラフにして
生産性の向上が図れるのみならず、ロータ53を合成樹
脂等にて形成できるから、製品重量の軽量化を図ること
ができる。
ッチについて説明する。一方向クラッチは主に外輪体3
1、内輪体32、転がり部材たるローラ33、及び環状
保持体34より構成される。なお図5は、スプール軸2
9から上側半分を示しており、下側半分を省略してい
る。ロータ53の底壁53Aに形成された溝部53aと
摺動係合する凸部38Aを備えた金属製環状体38が、
ロータ53の凹陥部内に配置されている。金属製環状体
38は、ロータ53の回転軸芯と同芯状に形成されてお
り、凸部38Aと溝部53aとの係合により、組立時に
はロータ53の径方向に移動可能である。そして金属製
環状体38の内周面には外輪体31が固定されている。
従って外輪体31はロータ53の回転と共に回転可能で
ある。外輪体31の内周面は正8角形状のカム面をな
す。外輪体31が、ロータ53の回転軸芯と同芯状に形
成された金属製環状体38にて固定部たるリール筐体3
0にロータの径方向に移動可能に形成されるため、ロー
タ53又はリール筐体30の成形精度や、ロータの回転
軸芯とロータ又はリール筐体との成形精度をラフにして
生産性の向上が図れるのみならず、ロータ53を合成樹
脂等にて形成できるから、製品重量の軽量化を図ること
ができる。
【0032】リール筐体30の前面からはリール筐体3
0と一体に筒部30Aが軸筒27と同軸に延び、筒部3
0Aの先端部には、筒部30Aと一体に断面円形の内輪
体31のカム面と対向して設けられる。よって、内輪体
32と外輪体31との間は略環状のガイド溝孔S1が提
供されるが、ガイド溝孔S1の軸筒27の軸心から半径
方向でみた幅は一定ではなく、外輪体31のカム面の角
部付近と内輪体32とが対向している部分では、ガイド
溝孔S1の幅が最も大きく、且つローラ33の直径より
も大きい。また外輪体31の内周側のカム面の辺部の中
央と内輪体32の内周面とが対向している部分ではガイ
ド溝孔S1の幅は最も小さくかつローラ33の直径より
も小さい。
0と一体に筒部30Aが軸筒27と同軸に延び、筒部3
0Aの先端部には、筒部30Aと一体に断面円形の内輪
体31のカム面と対向して設けられる。よって、内輪体
32と外輪体31との間は略環状のガイド溝孔S1が提
供されるが、ガイド溝孔S1の軸筒27の軸心から半径
方向でみた幅は一定ではなく、外輪体31のカム面の角
部付近と内輪体32とが対向している部分では、ガイド
溝孔S1の幅が最も大きく、且つローラ33の直径より
も大きい。また外輪体31の内周側のカム面の辺部の中
央と内輪体32の内周面とが対向している部分ではガイ
ド溝孔S1の幅は最も小さくかつローラ33の直径より
も小さい。
【0033】ガイド溝S1内にはころがり部材たるロー
ラ33を保持するための環状保持体34が配置されてい
る。環状保持体34の内周面は内輪体32に摺接可能な
円形断面をなし、外周面は外輪体31のカム面のうち辺
部と外輪体の中心である最短径を半径とした円形(正8
角形の内接円)をなす。そして環状保持体34は、外輪
体31及び内輪体32に対して所定角度回転可能に設け
られる。即ち環状保持体34は金属環状体38の内周面
に予め回転可能に嵌合されている。環状保持体34はロ
ーラ33を予め収容しているので、このことにより、ロ
ーラ33と環状保持体34と共に金属製環状体38との
ユニット化が図れ、組立作業の簡易化が図れる。
ラ33を保持するための環状保持体34が配置されてい
る。環状保持体34の内周面は内輪体32に摺接可能な
円形断面をなし、外周面は外輪体31のカム面のうち辺
部と外輪体の中心である最短径を半径とした円形(正8
角形の内接円)をなす。そして環状保持体34は、外輪
体31及び内輪体32に対して所定角度回転可能に設け
られる。即ち環状保持体34は金属環状体38の内周面
に予め回転可能に嵌合されている。環状保持体34はロ
ーラ33を予め収容しているので、このことにより、ロ
ーラ33と環状保持体34と共に金属製環状体38との
ユニット化が図れ、組立作業の簡易化が図れる。
【0034】環状保持体34には周方向に等間隔に保持
孔34aが径方向に貫通するように形成されている。保
持孔34a内にはころがり部材たるローラー33が配置
されている。ローラ33は、保持孔34a内において、
環状保持体34の径方向で移動可能に、かつ環状保持体
34と共に周方向に移動可能に、かつ保持孔34aを画
成する壁部34Aにより、前後方向(軸方向)へは移動
不能に収納される。また環状保持体34の周方向でみた
とき、保持孔34aのローラ33と当接する一方の壁に
は、鉄製薄板等からなる金属製補強部材35が配設され
ている。金属製補強部材35を配置することにより、環
状保持体34自体は合成樹脂等にて成形しても摩耗する
ことなく耐久性が維持でき、製品の加工作業の簡易化が
図れ、製品の軽量化等を図ることができる。更に、環状
保持体34の周方向に一定間隔に環状保持体34の軸方
向に延びる係合穴34bが形成されている。図7に示さ
れるように係合穴34bは傾斜面を有している。
孔34aが径方向に貫通するように形成されている。保
持孔34a内にはころがり部材たるローラー33が配置
されている。ローラ33は、保持孔34a内において、
環状保持体34の径方向で移動可能に、かつ環状保持体
34と共に周方向に移動可能に、かつ保持孔34aを画
成する壁部34Aにより、前後方向(軸方向)へは移動
不能に収納される。また環状保持体34の周方向でみた
とき、保持孔34aのローラ33と当接する一方の壁に
は、鉄製薄板等からなる金属製補強部材35が配設され
ている。金属製補強部材35を配置することにより、環
状保持体34自体は合成樹脂等にて成形しても摩耗する
ことなく耐久性が維持でき、製品の加工作業の簡易化が
図れ、製品の軽量化等を図ることができる。更に、環状
保持体34の周方向に一定間隔に環状保持体34の軸方
向に延びる係合穴34bが形成されている。図7に示さ
れるように係合穴34bは傾斜面を有している。
【0035】環状保持体34と金属製環状体38との間
には、保持孔34a内に収納されたローラ33を楔方
向、即ち外輪体31と内輪体32との間にローラ33を
係止する方向に弾性力を付与するバネ体36が配設され
ている。即ちバネ体36は、外輪体31に対して環状保
持体34を図6のX方向に回動付勢してローラ33を同
方向に付勢するために設けられる。このように環状保持
体34は外輪体31に対し所定角度だけ回動可能に設け
られ、環状保持体34と金属製環状体40との間にロー
ラ33を楔作用方向に付勢する弾性手段たるバネ36を
設けたため、楔作用時においてはローラ33を内輪体3
2に近接した位置に保持し得、その作動精度の向上が図
れる。また第1の実施の形態とは異なり、個々のローラ
へ個々の弾性手段を付設する必要がないので構造の簡略
化が図れる。
には、保持孔34a内に収納されたローラ33を楔方
向、即ち外輪体31と内輪体32との間にローラ33を
係止する方向に弾性力を付与するバネ体36が配設され
ている。即ちバネ体36は、外輪体31に対して環状保
持体34を図6のX方向に回動付勢してローラ33を同
方向に付勢するために設けられる。このように環状保持
体34は外輪体31に対し所定角度だけ回動可能に設け
られ、環状保持体34と金属製環状体40との間にロー
ラ33を楔作用方向に付勢する弾性手段たるバネ36を
設けたため、楔作用時においてはローラ33を内輪体3
2に近接した位置に保持し得、その作動精度の向上が図
れる。また第1の実施の形態とは異なり、個々のローラ
へ個々の弾性手段を付設する必要がないので構造の簡略
化が図れる。
【0036】リール筐体30の筒部30Aの外周面に摺
動可能に切換部材37が設けられている。切換部材37
は前方に延びる傾斜突起37Aが突出形成され、上述し
た環状保持体34の係合穴34bと係合可能に設けられ
ている。即ち、傾斜突起37Aが図7において後方に
(右方に)移動したときは、傾斜突起37Aと係合穴3
4bの傾斜面との位置関係とバネ体36の付勢力によ
り、環状保持体34は図6において反時計方向に回動
し、傾斜突起37Aが図7において前方に移動したとき
は、バネ体36の付勢力に抗して環状保持体34は図6
の時計方向に回動する。
動可能に切換部材37が設けられている。切換部材37
は前方に延びる傾斜突起37Aが突出形成され、上述し
た環状保持体34の係合穴34bと係合可能に設けられ
ている。即ち、傾斜突起37Aが図7において後方に
(右方に)移動したときは、傾斜突起37Aと係合穴3
4bの傾斜面との位置関係とバネ体36の付勢力によ
り、環状保持体34は図6において反時計方向に回動
し、傾斜突起37Aが図7において前方に移動したとき
は、バネ体36の付勢力に抗して環状保持体34は図6
の時計方向に回動する。
【0037】第1の実施の形態と同様に、切換部材37
の後方には切換機構40が設けられている。切換機構4
0は、図示せぬ操作ノブと、作動部材42と、クラッチ
カム43とクラッチレバー44を有する。操作ノブは、
リール筐体30の外側に回動操作可能に支持され、作動
部材42はリール筐体30内にあって操作ノブと接続さ
れ、また図5に示されるようにリール筐体30の前壁を
貫通している。また第1の実施の形態と同様に、作動部
材42の前方には図4に示されるような円板部22A、
ボス部22B、バネ22C、が設けられている。
の後方には切換機構40が設けられている。切換機構4
0は、図示せぬ操作ノブと、作動部材42と、クラッチ
カム43とクラッチレバー44を有する。操作ノブは、
リール筐体30の外側に回動操作可能に支持され、作動
部材42はリール筐体30内にあって操作ノブと接続さ
れ、また図5に示されるようにリール筐体30の前壁を
貫通している。また第1の実施の形態と同様に、作動部
材42の前方には図4に示されるような円板部22A、
ボス部22B、バネ22C、が設けられている。
【0038】クラッチカム43は、リール筐体30の前
壁の直前位置において、リール筐体30と一体の筒部3
0Aの廻りを回動可能に設けられている。その形状は図
4に示されるクラッチカム23と同様である。クラッチ
レバー44は、切換部材37に対して回転可能、且つ切
換部材37に対しては軸方向に移動不能に切換部材37
に支持されている。クラッチレバー44の形状は図4に
示されるクラッチレバー24と同様である。また図7に
示されるように、クラッチレバー44とピン26、コイ
ルバネ27との関係も第1の実施の形態と同様である。
壁の直前位置において、リール筐体30と一体の筒部3
0Aの廻りを回動可能に設けられている。その形状は図
4に示されるクラッチカム23と同様である。クラッチ
レバー44は、切換部材37に対して回転可能、且つ切
換部材37に対しては軸方向に移動不能に切換部材37
に支持されている。クラッチレバー44の形状は図4に
示されるクラッチレバー24と同様である。また図7に
示されるように、クラッチレバー44とピン26、コイ
ルバネ27との関係も第1の実施の形態と同様である。
【0039】図6は、ローラ33を楔作用位置に切換え
た状態を示している。この状態では、図示せぬ操作ノブ
の回動操作により、クラッチカム43の凸部(図4の2
3A相当)がクラッチレバー44と整合せず、従ってク
ラッチレバー44は、コイルバネ27の付勢力により図
7の右方向に移動している。よって切換部材37も環状
保持体34から離反し、切換部材37の傾斜突起37A
も環状保持体34の係合穴14aから抜け出る方向に移
動するので、傾斜突起37Aの厚みの減少分だけ環状保
持体34が図6においてバネ36の付勢力により反時計
方向に回動して、ローラ33は上述した楔作用位置に保
持される。
た状態を示している。この状態では、図示せぬ操作ノブ
の回動操作により、クラッチカム43の凸部(図4の2
3A相当)がクラッチレバー44と整合せず、従ってク
ラッチレバー44は、コイルバネ27の付勢力により図
7の右方向に移動している。よって切換部材37も環状
保持体34から離反し、切換部材37の傾斜突起37A
も環状保持体34の係合穴14aから抜け出る方向に移
動するので、傾斜突起37Aの厚みの減少分だけ環状保
持体34が図6においてバネ36の付勢力により反時計
方向に回動して、ローラ33は上述した楔作用位置に保
持される。
【0040】この状態では、図示せぬハンドルの操作に
より矢印Xで示す釣糸巻取り方向(正転)へロータ53
を回転したときは、外輪体31の内周のカム面と内輪体
12の外周面との間隔が拡がる方向にローラ33が相対
的に移動しようとするために、ローラ33は楔作用をせ
ずに外輪体31と一体回転するロータ53を正回転し続
けることができる。しかし、ロータ53を反矢印Xの釣
糸繰出し方向(逆転)へ回転させるためにハンドルを逆
転操作したときは、外輪体31の内周のカム面と内輪体
32の内周面との間隔が狭まる方向にローラ33が移動
しようとするために、ローラ33の楔作用により外輪体
31と一体のロータ53は逆回転できなくなり、従って
ハンドルの逆転操作は不可能となる。
より矢印Xで示す釣糸巻取り方向(正転)へロータ53
を回転したときは、外輪体31の内周のカム面と内輪体
12の外周面との間隔が拡がる方向にローラ33が相対
的に移動しようとするために、ローラ33は楔作用をせ
ずに外輪体31と一体回転するロータ53を正回転し続
けることができる。しかし、ロータ53を反矢印Xの釣
糸繰出し方向(逆転)へ回転させるためにハンドルを逆
転操作したときは、外輪体31の内周のカム面と内輪体
32の内周面との間隔が狭まる方向にローラ33が移動
しようとするために、ローラ33の楔作用により外輪体
31と一体のロータ53は逆回転できなくなり、従って
ハンドルの逆転操作は不可能となる。
【0041】次に図示せぬ操作ノブを反対方向に回動操
作すると、第1の実施の形態で説明したように、クラッ
チカム43をコイルバネ25の付勢力に抗して図4の時
計方向に回動させて、クラッチカム43の突起をクラッ
チレバー44と整合させることにより、クラッチレバー
44は突起の上に乗り上がり、クラッチレバー44はコ
イルバネ27の付勢力に抗して前方に移動する。従って
クラッチレバー44に接続されている切換部材37が前
進し、図7に示されるように、切換部材37の傾斜突起
37Aが環状保持体34の係合穴34b内に深く侵入す
る。この侵入動作によって、環状保持体34はバネ体3
6の付勢力に抗し、図6において非楔作用位置に至るま
で時計方向に回動する。よってローラ33は図6におい
て外輪体31のカム面の角部付近に移動する。このロー
ラ33の移動後の位置では、内輪体32の円形外周面と
外輪体31の内周面との間隔が、ローラ33の直径より
大きいので、外輪体31と一体のロータ53は正・逆何
れの方向に回転させても回転が規制されることはない。
即ち釣糸巻取、繰出し操作が可能となる。このように、
傾斜突起37Aの侵入退出動作によりローラ33は環状
保持体34と共に楔作用位置、非楔作用位置に切換えら
れるので、確実に切換動作を実行できる。
作すると、第1の実施の形態で説明したように、クラッ
チカム43をコイルバネ25の付勢力に抗して図4の時
計方向に回動させて、クラッチカム43の突起をクラッ
チレバー44と整合させることにより、クラッチレバー
44は突起の上に乗り上がり、クラッチレバー44はコ
イルバネ27の付勢力に抗して前方に移動する。従って
クラッチレバー44に接続されている切換部材37が前
進し、図7に示されるように、切換部材37の傾斜突起
37Aが環状保持体34の係合穴34b内に深く侵入す
る。この侵入動作によって、環状保持体34はバネ体3
6の付勢力に抗し、図6において非楔作用位置に至るま
で時計方向に回動する。よってローラ33は図6におい
て外輪体31のカム面の角部付近に移動する。このロー
ラ33の移動後の位置では、内輪体32の円形外周面と
外輪体31の内周面との間隔が、ローラ33の直径より
大きいので、外輪体31と一体のロータ53は正・逆何
れの方向に回転させても回転が規制されることはない。
即ち釣糸巻取、繰出し操作が可能となる。このように、
傾斜突起37Aの侵入退出動作によりローラ33は環状
保持体34と共に楔作用位置、非楔作用位置に切換えら
れるので、確実に切換動作を実行できる。
【0042】本発明による魚釣用リールの逆転防止装置
は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲
に記載された範囲で種々の変更が可能である。例えば第
1の実施の形態において、一方向クラッチの設定位置
は、両軸受けリールの枠板2とハンドル軸6との間に限
定されるものではなく、リール筐体とハンドル軸、或い
は電動リールにおける駆動軸と従動軸等との間などでも
良い。
は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲
に記載された範囲で種々の変更が可能である。例えば第
1の実施の形態において、一方向クラッチの設定位置
は、両軸受けリールの枠板2とハンドル軸6との間に限
定されるものではなく、リール筐体とハンドル軸、或い
は電動リールにおける駆動軸と従動軸等との間などでも
良い。
【0043】また、第2の実施の形態のように環状保持
体14の外周面を円形とし、環状保持体を回動可能に側
板又はハンドル軸に支承させて、他方向回転時の回転阻
止を解除するようにしてもよい。また、内輪体12は枠
体2に対して突起12Aと長孔2aとの係合によってハ
ンドル軸6の径方向に移動可能に支持されているが、内
輪体を固定部たる枠板2に一体的に設ければ、内輪体を
別部品として形成する必要がなくなる。
体14の外周面を円形とし、環状保持体を回動可能に側
板又はハンドル軸に支承させて、他方向回転時の回転阻
止を解除するようにしてもよい。また、内輪体12は枠
体2に対して突起12Aと長孔2aとの係合によってハ
ンドル軸6の径方向に移動可能に支持されているが、内
輪体を固定部たる枠板2に一体的に設ければ、内輪体を
別部品として形成する必要がなくなる。
【0044】また切換部材17はハンドル軸6に対して
回転可能に設け、突起部17Aによって切換部材17と
環状保持体17とを一体回転させているが、ハンドル軸
6の周囲にハンドル軸と一体かつ同軸的に低摩擦係数の
材料にて形成されたカラーを設け、カラーにハンドル軸
6の軸方向に延びるキーを設け、切換部材の内周面にキ
ー溝を形成してカラーのキーと係合させて、切換部材と
ハンドル軸6とを一体回転可能且つハンドル軸6に対し
て軸方向に移動可能にしてもよい。
回転可能に設け、突起部17Aによって切換部材17と
環状保持体17とを一体回転させているが、ハンドル軸
6の周囲にハンドル軸と一体かつ同軸的に低摩擦係数の
材料にて形成されたカラーを設け、カラーにハンドル軸
6の軸方向に延びるキーを設け、切換部材の内周面にキ
ー溝を形成してカラーのキーと係合させて、切換部材と
ハンドル軸6とを一体回転可能且つハンドル軸6に対し
て軸方向に移動可能にしてもよい。
【0045】また第2の実施の形態において、一方向ク
ラッチの設定位置は、スピニングリールのリール筐体3
0とロータ53との間に限定されるものではなく、リー
ル筐体内のリール筐体とハンドル軸、リール筐体とマス
ターギヤ、或いはリール筐体とピニオン等との間でもよ
い。
ラッチの設定位置は、スピニングリールのリール筐体3
0とロータ53との間に限定されるものではなく、リー
ル筐体内のリール筐体とハンドル軸、リール筐体とマス
ターギヤ、或いはリール筐体とピニオン等との間でもよ
い。
【0046】また、環状保持体34と金属製環状体38
との間にバネ体36を配置して、すべてのローラ33を
楔作用方向に付勢しているが、バネ体36の取付け位置
を環状保持体34と外輪体31との間、又は環状保持体
34とロータの底壁53Aとの間にしてもよい。
との間にバネ体36を配置して、すべてのローラ33を
楔作用方向に付勢しているが、バネ体36の取付け位置
を環状保持体34と外輪体31との間、又は環状保持体
34とロータの底壁53Aとの間にしてもよい。
【0047】またロータ53の凹陥部内に金属製環状体
38を支持し、その内周面に外輪体31を固定している
が、この金属製環状体自体を外輪体として用いても良
い。
38を支持し、その内周面に外輪体31を固定している
が、この金属製環状体自体を外輪体として用いても良
い。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の魚釣用リールの逆転防止
装置によれば、回転体の他方向への回転を阻止するため
には、作動手段の動作によって保持体内に保持されたこ
ろがり部材を楔作用位置に瞬時に切換えができるので、
楔作用位置への切換の遅れによって生じる逆転速度の増
大後の逆転阻止時の衝撃が生じず、よって逆転防止装置
自体の損壊が防止できるのみならず、糸切れの防止が図
れる。よって取り込み中の魚をばらす等のトラブルの防
止が図れる。またころがり部材を保持する保持体ところ
がり部材の外方への移動を規制する外輪体とを回転部と
一体的に回転可能に設けると共に、逆転時にころがり部
材が係合する内輪体を固定部に一体的に設けているた
め、楔作用時の規制力並びに規制位置を正確に確保する
ことができる。
装置によれば、回転体の他方向への回転を阻止するため
には、作動手段の動作によって保持体内に保持されたこ
ろがり部材を楔作用位置に瞬時に切換えができるので、
楔作用位置への切換の遅れによって生じる逆転速度の増
大後の逆転阻止時の衝撃が生じず、よって逆転防止装置
自体の損壊が防止できるのみならず、糸切れの防止が図
れる。よって取り込み中の魚をばらす等のトラブルの防
止が図れる。またころがり部材を保持する保持体ところ
がり部材の外方への移動を規制する外輪体とを回転部と
一体的に回転可能に設けると共に、逆転時にころがり部
材が係合する内輪体を固定部に一体的に設けているた
め、楔作用時の規制力並びに規制位置を正確に確保する
ことができる。
【0049】請求項2記載の魚釣用リールの逆転防止装
置によれば、各ころがり部材の楔作用位置並びに非楔作
用位置への切換えが確実に行える。
置によれば、各ころがり部材の楔作用位置並びに非楔作
用位置への切換えが確実に行える。
【0050】請求項3記載の魚釣用リールの逆転防止装
置によれば、回転体の回転軸芯と回転部又は固定部との
成形精度がラフにでき、生産性の向上が図れる。
置によれば、回転体の回転軸芯と回転部又は固定部との
成形精度がラフにでき、生産性の向上が図れる。
【0051】請求項4記載の魚釣用リールの逆転防止装
置によれば、回転部又は固定部の成形精度をラフにして
生産性の向上が図れるのみならず、回転部を合成樹脂等
にて形成でき製品重量の軽量化を図ることができる。
置によれば、回転部又は固定部の成形精度をラフにして
生産性の向上が図れるのみならず、回転部を合成樹脂等
にて形成でき製品重量の軽量化を図ることができる。
【0052】請求項5記載の魚釣用リールの逆転防止装
置によれば、回転部の回転軸芯と回転部又は固定部との
形成精度をラフにでき、生産性の向上が図れる。
置によれば、回転部の回転軸芯と回転部又は固定部との
形成精度をラフにでき、生産性の向上が図れる。
【0053】請求項6記載の魚釣用リールの逆転防止装
置によれば、内輪体と外輪体との間でのころがり部材の
楔作動位置或いは非楔作動位置への切換えの安定化が図
れ、正確な楔作用を行うことができる。またころがり部
材が、保持体により保持されるからこれらの部品のユニ
ット化が図れると共に組立作業の簡易化が図れ、組み込
みミスの防止が図れる。
置によれば、内輪体と外輪体との間でのころがり部材の
楔作動位置或いは非楔作動位置への切換えの安定化が図
れ、正確な楔作用を行うことができる。またころがり部
材が、保持体により保持されるからこれらの部品のユニ
ット化が図れると共に組立作業の簡易化が図れ、組み込
みミスの防止が図れる。
【0054】請求項7記載の魚釣用リールの逆転防止装
置によれば、ころがり部材や保持体と共に金属製環状体
のユニット化も図れるので、更なる組立作業の簡易化が
図れる。
置によれば、ころがり部材や保持体と共に金属製環状体
のユニット化も図れるので、更なる組立作業の簡易化が
図れる。
【0055】請求項8記載の魚釣用リールの逆転防止装
置によれば、ころがり部材を楔作用時においては内輪体
に近接した位置に弾性手段を介して保持し得、その作動
精度の向上が図れる。また個々のころがり部材への弾性
手段の付設が省略できるので、構造の簡易・簡略化が図
れる。
置によれば、ころがり部材を楔作用時においては内輪体
に近接した位置に弾性手段を介して保持し得、その作動
精度の向上が図れる。また個々のころがり部材への弾性
手段の付設が省略できるので、構造の簡易・簡略化が図
れる。
【0056】請求項9記載の魚釣用リールの逆転防止装
置によれば、保持体を合成樹脂等にて形成できるから、
製品の加工作業の簡易化が図れ、製品の軽量化等を図る
ことができる。
置によれば、保持体を合成樹脂等にて形成できるから、
製品の加工作業の簡易化が図れ、製品の軽量化等を図る
ことができる。
【0057】請求項10記載の魚釣用リールの逆転防止
装置によれば、楔作用状態から非楔作用状態への切換時
に非楔作用状態への切換えができなくとも、切換機構や
ローラや内輪体及び外輪体の損傷を防止できる。楔作用
状態から非楔作用状態への切換時に楔状態への切換えが
できなくとも、条件が整ったときに弾性力により確実に
ころがり部材を楔作用状態に切換えることができる。
装置によれば、楔作用状態から非楔作用状態への切換時
に非楔作用状態への切換えができなくとも、切換機構や
ローラや内輪体及び外輪体の損傷を防止できる。楔作用
状態から非楔作用状態への切換時に楔状態への切換えが
できなくとも、条件が整ったときに弾性力により確実に
ころがり部材を楔作用状態に切換えることができる。
【図1】両軸受型リールに本発明の第1の実施の形態に
よるの逆転防止装置を組み込んだ構造を示す要部断面側
面図。
よるの逆転防止装置を組み込んだ構造を示す要部断面側
面図。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図。
【図3】第1の実施の形態における逆転防止装置の切換
機構の一部を示す要部断面図。
機構の一部を示す要部断面図。
【図4】第1の実施の形態による切換機構の一部を示す
平面図。
平面図。
【図5】スピニングリールに本発明の第2の実施の形態
による逆転防止装置を組み込んだ構造を示す要部断面側
面図。
による逆転防止装置を組み込んだ構造を示す要部断面側
面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図であって、
ローラが楔作用位置にある状態示す。
ローラが楔作用位置にある状態示す。
【図7】第2の実施の形態における逆転防止装置の切換
機構の一部を示す要部断面図であってローラが非楔作用
位置にある状態を示す。
機構の一部を示す要部断面図であってローラが非楔作用
位置にある状態を示す。
2 固定部たる枠板 4 糸巻き回転体たるスプール 6 回転部たるハンドル軸 11、31 外輪体 12 32 内輪体 13、33 ころがり部材たるローラ 14、34 保持体たる環状保持体 17、37 作動手段たる切換部材 20、40 作動手段たる切換機構 22C 付勢手段たるバネ 30 固定部たるリール筐体 35 金属製補強部材 36 弾性手段たるバネ 38 金属製環状体 53 糸巻き回転体たるロータ 53A 回転部たるロータの底部 53B 回転部たるロータの筒部
Claims (10)
- 【請求項1】 固定部と該固定部に支持されハンドル操
作による回転力を糸巻付け回転体に伝達する回転部との
間に、ころがり部材の楔作用によって該回転部を一方向
にのみ回転させる一方向クラッチを設けた魚釣用リール
の逆転防止装置において、 該一方向クラッチは、該回転部に回り止め嵌着され該こ
ろがり部材の外方移動を規制するカム面を有した外輪体
と、 該外輪体と一体的に回転可能に取付けられ該ころがり部
材を所定の位置に保持する保持体と、 該保持体の内周側に位置する固定部に回り止め嵌着さ
れ、該回転部が他方向へ回転するときに該ころがり部材
が該カム面との協働により移動係合して該回転部の回転
を阻止する内輪体と、 該固定部に支持されると共に該回転部の他方向への回転
を可能とするために該ころがり部材を非楔作用位置に切
換え可能な作動手段とを備え、該作動手段は該ころがり
部材又は該ころがり部材を保持する保持体に直接作用す
ることを特徴とする魚釣用リールの逆転防止装置。 - 【請求項2】 該保持体を該外輪体又は該回転部に所定
角度回転可能に取付け、該作動手段は該ころがり部材を
該保持体と共に移動するように構成されていることを特
徴とする請求項1に記載の魚釣用リールの逆転防止装
置。 - 【請求項3】 該内輪体が回転部の回転軸芯から径方向
に移動可能に該固定部に支持されていることを特徴とす
る請求項1又は請求項2の何れかに記載の魚釣用リール
の逆転防止装置。 - 【請求項4】 該外輪体が、回転部に取付けられ回転部
の回転軸芯と同芯状に形成された金属製環状体からなる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載
の魚釣用リールの逆転防止装置。 - 【請求項5】 該金属製環状体が、回転部の回転軸芯か
ら径方向に移動可能に該回転部に支持されていることを
特徴とする請求項4に記載の魚釣用リールの逆転防止装
置。 - 【請求項6】 該ころがり部材が、該保持体によりその
軸方向の移動を規制されていることを特徴とする請求項
1乃至請求項5の何れかに記載の魚釣用リールの逆転防
止装置。 - 【請求項7】 該保持体が、該金属製環状体に回転可能
に嵌合されていることを特徴とする請求項4乃至請求項
6の何れかに記載の魚釣用リールの逆転防止装置。 - 【請求項8】 該外輪体又は該回転部に該保持体を回動
可能に嵌合すると共に、該外輪体又は該回転部と該保持
体との間に該ころがり部材を楔作用方向に付勢する弾性
手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の
何れかに記載の魚釣用リールの逆転防止装置。 - 【請求項9】 該保持体のころがり部材当接部に金属製
補強部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項
8の何れかに記載の魚釣用リールの逆転防止装置。 - 【請求項10】 該ころがり部材を移動させて非楔作動
位置に切換える作動手段に該ころがり部材が非楔作動位
置方向に移動する弾性力を付与する付勢手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載の
魚釣用リールの逆転防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30742096A JPH10136850A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 魚釣用リールの逆転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30742096A JPH10136850A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 魚釣用リールの逆転防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10136850A true JPH10136850A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17968850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30742096A Pending JPH10136850A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 魚釣用リールの逆転防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10136850A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102499198A (zh) * | 2011-10-14 | 2012-06-20 | 佛山市南海中宇渔具有限公司 | 渔轮支架及其装配方法 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP30742096A patent/JPH10136850A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102499198A (zh) * | 2011-10-14 | 2012-06-20 | 佛山市南海中宇渔具有限公司 | 渔轮支架及其装配方法 |
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