JPH1070946A - 魚釣用リールの逆転防止装置 - Google Patents

魚釣用リールの逆転防止装置

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JPH1070946A
JPH1070946A JP24710796A JP24710796A JPH1070946A JP H1070946 A JPH1070946 A JP H1070946A JP 24710796 A JP24710796 A JP 24710796A JP 24710796 A JP24710796 A JP 24710796A JP H1070946 A JPH1070946 A JP H1070946A
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JP
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rotating
annular
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roller
reverse rotation
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Application number
JP24710796A
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English (en)
Inventor
Atsuto Okada
厚人 岡田
Yukihisa Sato
幸久 佐藤
Masahiro Saeki
昌寛 佐伯
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Priority to US08/919,232 priority patent/US5878972A/en
Publication of JPH1070946A publication Critical patent/JPH1070946A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/08Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
    • F16D41/10Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action with self-actuated reversing
    • F16D41/105Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action with self-actuated reversing the intermediate members being of circular cross-section, of only one size and wedging by rolling movement not having an axial component between inner and outer races, one of which is cylindrical

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転規制力と耐久力に優れ、作動が迅速な魚
釣用リールの逆転防止装置の提供。 【解決手段】 リール筐体2にはハンドル軸6と同芯に
内輪体12が固定される。内輪体の外周面は略正四角形
である。ハンドル軸6にはフランジ部15を同芯に固定
し、フランジ15に内輪体に対向する内周が円形の外輪
体11が固定される。ローラ13を移動させるために切
換部材14が回動可能に設けられ、ローラ13は内輪体
と外輪体との間の環状ガイド溝Sに配置される。ローラ
13が外輪体の角部に向かう方向に移動すると、ローラ
は内輪体と外輪体との間に挟持され、楔作用により一方
向の回転が不能となる。ローラ13が他方向に移動する
と、ローラは内輪体の辺部に対向し、ローラの両方向の
回転が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用リールの逆転
防止装置に関し、特に、ころがり部材の楔作用により、
両軸受型リールのスプールやスピニングリールのロータ
等の回転体の一方向への回転を規制し他方向への回転を
許容する一方向クラッチを備えた逆転防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開昭48−90882号公報や実開昭
64−38964号公報の全文明細書には、リール筐体
等の固定部と、リール筐体に回転自在に支承されたハン
ドル或いはモータ等に駆動連結された回転部とに、一方
向クラッチの内・外輪体をそれぞれ取付け、内・外輪体
間のガイド溝孔に設けたころがり部材の楔作用により、
一方向への回転を規制し他方向への回転を許容して、回
転部の一方向への回転を規制する魚釣用リールの逆転防
止装置が記載されている。
【0003】特開昭54−141285号公報には、リ
ール筐体に回転自在に支持されたロータの軸筒部とリー
ル筐体の前部との間に、ころがり部材の楔作用によって
一方向のみに回転するベアリングを設け、ベアリングの
前部に回動可能に設けた規制板の係止片をころがり部材
のガイド溝孔内に突出させ、規制板を筐体に支持された
作動棹によって回動させることにより、ころがり部材を
非楔作用位置に切り換えて他方向への回転を可能とした
魚釣用リールの逆転防止装置が記載されている。
【0004】特開平6−58348号公報には、上述の
特開昭54−141285号公報におけるころがり部材
の前後動を規制する環状保持体を設け、環状保持体の外
側にころがり部材の外方移動を規制する外枠(外輪体)
を回り止め嵌着して、逆転防止装置をユニット化する技
術が記載されている。
【0005】特開平6−225673号公報には、上述
の特開平6−58348号公報における環状保持体の外
側にころがり部材の外方移動を規制する外枠(外輪体)
を回動可能に嵌着すると共に、環状保持体を該筐体に支
持された作動棹によって回動させることにより、ころが
り部材を非楔作用位置に切り換えるようにして逆転防止
装置をユニット化する技術が記載されている。
【0006】実開平4−77774号公報の全文明細書
には、ロータ凹陥部の内周面にころがり部材の楔作用に
よって一方向のみに回転するベアリングを設け、回転規
制力の向上と耐久性の向上を図る技術が記載されてい
る。当該公報記載の逆転防止装置は、内枠(内輪体)の
内周に刻設された凹部に対して筐体に支持された作動棹
によって作動される爪を係合解除して他方向への回転を
可能としており、ころがり部材の外方への移動を規制す
る外枠(外輪体)をロータ凹陥部の内周面に設けて形成
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の特開昭
48−90882号公報、実開昭64−38964号全
文明細書、特開昭54−141285号公報、特開平6
−58348号公報や特開平6−225673号公報に
記載されている逆転防止装置は、何れもころがり部材の
外方への移動を外枠(外輪体)により規制しつつ、ころ
がり部材の内方移動によって、ロータ回転軸筒等の回転
部の回転を規制するものであるため、回転部の回転軸芯
より可及的に近接した位置で回転規制が行われることに
なり、回転規制力に難があるのみならず、大きな回転力
が掛かったときは、ガイド溝孔が拡がって外枠(外輪
体)等の変形・損壊を招いてしまう問題があった。
【0008】また実開平4−77774号公報の全文明
細書に記載のベアリングも、ころがり部材の外方への移
動を外枠(外輪体)により規制しつつ、ころがり部材の
内方移動によって内枠の回転を規制するものであるた
め、前述したのと同様な問題をはらむものである。
【0009】更に、実開平4−77774号公報記載の
逆転防止装置では内枠の内周に刻設された凹部に爪を係
脱させるものであるために、ころがり部材を非楔作用位
置に移動させて他方向への回転を可能とするものに比べ
て、作動迅速性が劣るという問題があった。また、ころ
がり部材の外方への移動を規制する外枠(外輪体)をロ
ータ凹陥部の内周面に設けるものであるため、ロータが
高速で回転されるとその遠心力によってころがり部材が
内枠(内輪体)から離れて迅速確実な逆転止めができ
ず、これを防止すべく内方向(楔作用方向)にころがり
部材へ弾性力を付勢する弾性手段の弾性力を強めると正
転が重くなるという問題もあった。
【0010】そこで本発明は、回転規制力並びに耐久性
に優れ、作動迅速性に優れた魚釣用リールの逆転防止装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、固定部と該固定部に支持されハンドル操作
又は電動による回転力を糸巻き付け回転体に伝達する回
転部との間に、ころがり部材の楔作用によって選択的に
該回転部を一方向にのみ回転させる一方向クラッチを設
けた魚釣用リールの逆転防止装置において、該一方向ク
ラッチは、ころがり部材13、33、33と、該固定部
16、22A、122に固定して設けられ該ころがり部
材13、33の内方移動を規制する内輪体12、32、
132と、該内輪体12、32、132の半径方向外方
位置に該内輪体と同芯的に該回転部6、15、23A、
35、123Bに設けられると共に、該回転体4、2
3、123が一方向に回転するときに該内輪体12、3
2、132との間で該ころがり部材13、33を挟持し
て楔作用をする外輪体11、31、131とから構成さ
れている魚釣用リールの逆転防止装置を提供している。
【0012】ここで該回転体はスピニングリールのロー
タ23であり、該外輪体31が該ロータ後部に形成され
ている凹陥部の底壁23Aに該ロータの回転軸芯と同芯
状に形成された環状凹部にて形成されているのが好まし
い。また該回転体はスピニングリールのロータ123で
あり、該外輪体131が該ロータ23の後部に形成され
ている凹端部の内周面123B側に設けられているのが
好ましい。また該内輪体12は、該回転部7の回転軸芯
に対して径方向に移動可能12a、16Aに、該固定部
16に支持されているのが好ましい。また外輪体131
は回転部7に同芯に支持された該金属製環状体35に設
けられるのが好ましい。ここで該金属製環状体35が該
ロータ23の回転軸芯に対して径方向に移動可能に支持
されているのが好ましい。また該ころがり部材33が、
該内輪体132外周に回り止め嵌着された環状保持体に
より前後動を規制されているのが好ましい。また、該固
定部2に回動可能に、又は該固定部に取付けられた該内
輪体に回動可能に、又は該内輪体に回り止め嵌着された
環状保持体に回動可能に切換部材34を取付け、該切換
部材を該固定部に支持された作動部材17によって回動
させることによって、該切換部材から突出させた係合片
14Bによりころがり部材を非楔作用位置に切換えて他
方向への回転体4の回転を可能とするのが好ましい。ま
た該固定部122に摺動可能に、又は該固定部に取付け
られた該内輪体に摺動可能に又は該内輪体に回り止め嵌
着された該環状保持体に摺動可能に切換部材134を取
付け、該切換部材を該固定部に支持された作動部材13
7,137Aによって摺動させることによって、該切換
部材から突出させた作動棹134Bによりころがり部材
33を非楔作用位置に切換えて他方向への回転体123
の回転を可能とするのが好ましい。また該ころがり部材
33が、該内輪体32外周に回転可能に嵌合された環状
保持体39により、前後動を規制されているのが好まし
い。また該内輪体32に回転可能に嵌合された環状保持
体39に切換部材34を取付け、該切換部材34を該固
定部に支持された作動部材37A、37Bによって回動
させることによって、該切換部材34により該環状保持
体39と共に該ころがり部材33を非楔作用位置に切換
えて他方向への回転体23の回転を可能とするのが好ま
しい。また該内輪体に回転可能に嵌合された該環状保持
体に摺動可能に切換部材を取付け、該切換部材を該固定
部に支持された作動部材によって摺動させることによっ
て該切換部材から突出させた作動棹により、該環状保持
体と共に該ころがり部材を非楔作用位置に切換えて回転
体の他方向への回転を可能とするのが好ましい。また切
換部材14或いは環状保持体に、ころがり部材13を楔
作用方向に付勢する弾性手段18を設けるのが好まし
い。また該環状保持体が該金属製環状体と回転可能に嵌
合されているのが好ましい。また該環状保持体39のこ
ろがり部材33当接部に金属製補強部材39Aを設ける
のが好ましい。また該切換部材34又は該環状保持体3
9を移動させて、該ころがり部材33を非楔位置に切換
える作動部材37Bと前記切換部材34又は該環状保持
体39との間に、該ころがり部材が非楔作動位置方向に
移動する弾性力を付与するための弾性手段38を設ける
のが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
魚釣用リールの逆転防止装置について図1乃至図3に基
づき説明する。第1の実施の形態では、逆転防止装置を
両軸受型リールに適用したものである。
【0014】両軸受型リール1は、リール筐体2と、リ
ール筐体2に固定された側板3と、リール筐体2に回転
可能に支持された糸巻き付け回転体たるスプール4と、
スプール4を回転させるためのハンドル5を有する。ハ
ンドル5には回転部たるハンドル軸6が連結され、ハン
ドル軸6はリール筐体2と側板3間にベアリング7を介
して回転可能に支承されている。また、リール筐体2と
側板3間には、マスターギヤ8が設けられている。マス
ターギヤ8は、公知のドラグ機構を介してハンドル軸6
に接続され、ハンドル軸6と一体回転可能又は相対回転
可能に設けられている。
【0015】一方スプール4には、リール筐体2と側板
3に回転可能に支持されたスプール軸9が延設され、ス
プール軸9には公知のクラッチ機構によりビニオンギヤ
10が係脱可能に設けられている。そしてピニオンギヤ
10は、マスターギヤ8と噛合している。従って、ハン
ドル軸6に固定されたハンドル5の回転は、マスターギ
ヤ8、ピニオンギヤ10を介してスプール4に伝達さ
れ、スプール4は釣糸巻取方向又は繰出し方向に回転す
る。
【0016】次に第1の実施の形態における一方向クラ
ッチについて説明する。一方向クラッチは主に外輪体1
1、内輪体12、転がり部材たるローラ13(ローラと
したが、ボール状であっても使用可能)、及び切換部材
14により構成される。回転部たるハンドル軸6はフラ
ンジ15が同芯に固着されている。フランジ15の外縁
部はハンドル軸6と同軸の筒体15A有し、筒体15A
の内周面には、内周面が真円形の環状の外輪体11が固
着されている。一方固定部たるリール筐体2にはハンド
ル軸6と同軸的に突出筒部16が突設され、突出筒部1
6の外周面には、外輪体11と対向して内輪体12が支
持されている。
【0017】内輪体12の内周面は円形であるが、外周
面は正四角形若しくは、略四角形若しくは、円弧を含む
略四角形状をなす。従って、内輪体12と外輪体11と
の間は略環状のガイド溝孔Sが提供されるが、ガイド溝
孔Sのハンドル軸の半径方向でみた幅は一定ではなく、
図3(A)に示されるように内輪体12の外周側の辺部
の中央と外輪体11の内周面とが対向している部分では
ガイド溝孔Sの幅は最も大きくかつローラ13の直径よ
り大きい。また内輪体12の角部と外輪体11とが対向
している部分では、ガイド溝孔Sの幅が最も小さく、且
つローラ13の直径よりも小さい。
【0018】突出筒部16の外周には、半径方向外方に
突出し軸方向に延びる複数の係止突条16Aが突設さ
れ、一方内輪体12の内周面には係止突条16Aの断面
輪郭よりも一回り大きい断面の係止溝12aが軸方向に
複数形成されている。係止突条16Aと係止溝12aと
の係合によって、内輪体12は所定の姿勢で突出筒部1
6に支持される。後述するように、ガイド溝孔Sの溝幅
とローラ13との関係によってスプール4の正逆回転の
許容、及び逆回転の阻止がなされるので、外周面が略四
角形の内輪体12がリール筐体2に取り付けられた時の
姿勢が、逆回転阻止のタイミングにとって重要となるの
であるが、これら係止突条16Aと係止溝12aとの係
合により、内輪体12は正確な姿勢でリール筐体2に支
持される。
【0019】ころがり部材たるローラ13は、内・外輪
体12、11間のガイド溝孔S内に複数(内輪体の12
の外周面の辺の数と同数である4個)配置される。また
これらローラ13は、切換部材14により外輪体11の
周方向に移動可能に支持されている。切換部材14は、
内輪体12の外周面に回転可能に支承された円盤状の部
材であり、リール筐体2また外輪体11やフランジ15
の端部に回動可能に配置される。切換部材14の外周面
には係合部14Aが半径方向外方に突出され、係合部1
4Aには側板3に回転可能に支持された作動部材17が
係合している。作動部材17には操作ノブ17Aが固定
されており、使用者が操作ノブ17Aを操作することに
より、係合部14Aを介して切換部材14を内輪体12
上で回動させることができる。
【0020】切換部材14の円盤部には、位置決め突起
14Bがそれぞれのローラ13を外輪体11の周方向の
両側から挟むような位置に突設されている。従って切換
部材14が回転するに伴い、個々のローラ13も同回転
方向に移動する。また切換部材14の係合部14Aとリ
ール筐体2との間には弾性手段たるバネ18が張設さ
れ、切換部材14及びころがり部材たるローラ13を楔
方向に常時付勢している。ここで楔方向とは、切換部材
14が内輪体12上を反時計方向に回転し、図3(B)
に示されるように、外輪体11と内輪体12との間の隙
間が狭くなる方向にローラ13が移動する方向をいう。
バネ18を用いて切換部材14を楔方向に付勢している
ため、ハンドル軸6の逆転時における楔作用が確実に実
現される。
【0021】操作ノブ17Aと側板3とは図示せぬ捩り
コイルバネで接続されている。操作ノブ17Aの回動操
作により、捩りコイルバネがデッドポイントを越えて変
形すると、そのどちら側の位置においても操作ノブ17
Aの回動位置が保持される。即ち捩りコイルバネの付勢
力はバネ18より強く設定されており、切換部材14が
非楔方向に移動するように操作ノブ17Aを回動操作し
た時も、捩りコイルバネはバネ18の付勢力に打ち勝
ち、操作ノブ17Aは回動操作後の位置に保持される。
【0022】以上の構成において、作動部材17の操作
ノブ17Aを倒伏させている状態では、図示せぬ捩りコ
イルバネがバネ18の付勢力に打ち勝ち、切換部材14
は楔方向に付勢されず、その結果ローラ13は図2及び
図3(A)に示されるように、位置決め突起14Bによ
り内輪体12の辺の中央部付近に位置している。この場
合、内輪体12の辺部と外輪体11の内周面との間の距
離は、ローラ13の直径より大きいために、ローラ13
自体の回転が可能であり、ローラ13と内輪体12は、
外輪体11の回転を何等阻止しない。従って、ハンドル
5の正転及び逆転操作が可能となる。即ち図2におい
て、矢印Xで示す釣糸巻取り方向(正転)にハンドル軸
16が回転したとき、及び釣糸繰出し方向(反矢印X方
向)にハンドル軸16が逆転したときも、楔作用をせず
にハンドル軸16は正転、又は逆転でき、従って回転体
であるスプール4は、釣糸巻取方向及び釣糸繰出し方向
に回転が可能である。
【0023】この状態から操作ノブ17Aを矢印Y方向
に回動させると、切換部材14ところがり部材たるロー
ラ13とは反矢印X方向に回動され、その突起14Bに
よってローラ13も楔方向に移動される。このとき、ロ
ーラ13の外輪体11の半径方向内方への移動は、内輪
体12により規制され、ローラ13は外輪体11の半径
方向でみたとき外方に移動して外輪体11の内周面と内
輪体12の外周面との間に食い込んで行く。即ちローラ
13は内輪体12の角部方向に向かって移動し、ローラ
13は内輪体12と外輪体11との間に密に挟持可能な
位置に移動される。この状態で、ハンドルを釣糸巻取方
向に操作したときは、外輪体11は図2のX方向に回転
することができる。即ち、外輪体11の回転方向がX方
向である場合には、外輪体11と内輪体12とによるロ
ーラ13に対する挟持力が弱められるので、ローラ13
と内輪体12とが外輪体11のX方向の回転を阻止しな
い。即ち、釣糸巻取方向の回転が可能となる。なおこの
場合、切換部材14はバネ18により反X方向に回転付
勢されているので、ローラ13が内輪体12の角部間の
辺部にまで移動することはない。
【0024】この状態で、ハンドル5を釣糸繰出し方向
に操作したときは、外輪体11は反X方向に回転しよう
とするが、外輪体11と内輪体12とによるローラ13
に対する挟持力を強める方向(楔作用が強化される方
向)であるため、ローラ13と内輪体12が外輪体11
の反X方向の回転を阻止する。即ち釣糸繰出し方向への
回転操作が阻止される。
【0025】以上のように、第1の実施の形態では、こ
ろがり部材であるローラ13の内方への移動を内輪体1
2により規制し、ローラ13の外方移動によって、回転
部たるハンドル軸6の回転を規制するようにしたため、
ハンドル軸6の回転軸芯より可及的に遠い位置で回転を
規制することになるから、大きな回転規制力を得ること
ができる。また回転部たるハンドル軸6の回転を規制す
る規制面、即ち外輪体11の内周面が大径になるので、
可及的に規制円周面の長さが長くなり、迅速な回転規制
が可能になる。更に、ハンドル軸6の回転軸芯より可及
的に遠い位置でハンドル軸6の回転を規制することにな
るから、大きな回転力が掛かっても内・外輪体等の変形
・損壊を招き難く、装置の耐久性の向上が図れる。
【0026】更にローラ13の内方への移動を規制する
内輪体12を固定部たるリール筐体2に設けているた
め、楔作用時の規制力並びに規制位置を正確に確保する
ことができる。そしてローラ13の内方にローラ13の
内方への移動を規制する内輪体12を設け、ローラ13
の外方移動によってハンドル軸6の逆回転を阻止する構
成であるため、ハンドル軸6の高速回転による遠心力に
起因してのローラ13の離脱が防止でき、迅速確実な逆
転止めが可能となる。
【0027】更に、第1の実施の形態においては、突出
筒部16の外周に突設された複数の係止突条16Aの断
面輪郭よりも、内輪体12の内周面に形成された係止突
条16Aの断面輪郭が一回り大きくなっているので、内
輪体12は回転軸芯から径方向に僅かに移動可能であ
る。仮に、内輪体12が突出筒部16に密に嵌合してい
ると、組立時に内輪体12と回転部であるハンドル軸6
の外輪体11の回転軸芯との同芯性を厳密にする必要が
あり、精密な成形性が要求されるが、内輪体12を僅か
に径方向に移動可能に支持することにより、厳密な同芯
性が不要となり、内輪体12の径方向の移動によって外
輪体11との同芯性がたやすく得られることとなる。即
ち回転部の回転軸芯と回転部又は固定部との成形精度を
ラフにすることができ、生産性の向上が図れる。
【0028】また切換部材14にころがり部材たるロー
ラ13を楔作用方向に付勢する弾性手段18を設けてい
るため、個々のローラにそれぞれ弾性手段を設けること
なく楔作用方向に弾性力を付与できるので、それぞれの
ローラ13の楔作用位置或いは非楔作用位置への切換え
を同期させて確実に行うことができ、またこれらの組立
作業の簡易化並びに組み込みミスの防止も図れる。
【0029】本発明の第2の実施の形態による魚釣用リ
ールの逆転防止装置について図4及び図5に基づき説明
する。第2の実施の形態では、逆転防止装置をスピニン
グリールに適用したものである。
【0030】スピニングリール21は、リール筐体22
と、リール筐体22に回転可能に支持された糸巻き付け
回転体たるロータ23と、釣糸を巻回保持するためにリ
ール筐体22に支持されたスプール24と、ロータ23
を回転させるためのハンドル25を有する。リール筐体
22はベアリング28を介して軸筒27を回転可能に支
承しており、軸筒27内にはスプール24と一体のスプ
ール軸29が軸方向に往復動可能に設けられている。ま
たリール筐体22内には図示せぬマスターギヤや、図示
せぬスプール往復動機構や、軸筒27に固定されたピニ
オンギヤ26が設けられている。ロータ23は後部に凹
陥部を形成して底部23Aと筒部23Bを有し、底部2
3Aが軸筒27に固定されており、筒部23Bには、ス
プール24の周囲を回転する図示せぬベールの両端を支
持するための一対腕部30が一体に設けられている。
【0031】ハンドル25を回転させると、その力が図
示せぬマスターギヤを介してピニオンギヤ26に伝達さ
れ、ピニオンギヤ26に一体化されている筒軸27に固
定されているローター23が筒軸27と共に回転する。
これと共に、スプール軸29が筒軸27の内部で前後に
往復摺動し、スプール24の前後動が得られて釣糸がス
プール24上に均等に巻回される。
【0032】次に第2の実施の形態における一方向クラ
ッチについて説明する。一方向クラッチは主に外輪体3
1、内輪体32、転がり部材たるローラ33、及び切換
部材34、環状保持体39により構成される。外輪体3
1は回転部たるロータ23の底部23Aに支持され、内
輪体32は固定部たるリール筐体22に支持される。具
体的には、ロータ23の底部23Aには、有底形状の金
属製環状体35が支持されている。即ち、ロータ23の
底部23Aの後面には、ロータ23の半径方向に延びる
係止溝23aが複数形成されており、金属製環状体35
の底部には係止溝23aと係合可能な係止突起35Aが
突設されている。また係止溝23aと係合突起35Aと
の係合は、金属製環状体35がロータ23の回転軸芯に
対して径方向に移動自在であるように構成されている。
そして金属製環状体35の環状部の内周面に環状で内周
面が真円の外輪体31が固着されている。
【0033】固定部たるリール筐体22には、軸筒27
を同芯的に取囲む筒部22Aが設けられており、筒部2
2Aの外周面には外輪体31に対向して内輪体32が固
定されている。内輪体32の内周面は円形であるが、外
周は正八角形、若しくは略正八角形、若しくは円弧を含
む略八角形をなす。従って、内輪体32と外輪体31と
の間は略環状のガイド溝孔S1が提供されるが、ガイド
溝孔S1の軸筒27の回転軸芯の回転方向でみた幅は一
定ではなく、内輪体32の外周側の辺部の中央と外輪体
31の内周面とが対向している部分ではガイド溝孔S1
の幅は最も大きくかつローラ33の直径より大きい。ま
た内輪体32の角部と外輪体31とが対向している部分
では、ガイド溝孔S1の幅が最も小さく、且つローラ3
3の直径よりも小さい。
【0034】外輪体31と内輪体32間に画成される環
状のガイド溝孔S1内には環状保持体39が回転可能に
配置されており、環状保持体39の軸方向一端部には、
切換部材34が一体に接続されている。環状保持体39
の筒部には複数の保持孔39aが径方向に貫通形成され
ており、保持孔39a内にローラ33がその軸方向の移
動を規制されて収納されることによって所定の位置に位
置決めされている。又環状保持体39の保持孔39aの
ローラ33周面への当接面には、鉄製薄板等からなる金
属製補強部材39Aが配設されている。環状保持体39
自体は合成樹脂により構成して、軽量化と加工性の向上
を図ると共に、ローラ33を保持する部分には金属製補
強部材39Aを配置して、機械的強度を高めている。そ
れぞれのローラ33に対して、1対の金属製補強部材3
9Aが、ローラ33を外輪体31の直径方向の両側から
挟むような位置に突設されている。従って切換部材34
が回動するに伴い、個々のローラ33も同じ回動方向に
移動する。しかして、ローラ33は、内・外輪体32、
31間のガイド溝孔S1内に環状保持体39によって位
置保持されつつ複数(内輪体の32の外周面の辺の数の
半数である4個)配置され、これらローラ33は、切換
部材34の回動による環状保持体39の回転に伴い、外
輪体31の周方向に移動可能に支持されている。
【0035】図5に示されるように切換部材34は、円
盤状の部材であり、その内周面はリール筐体22の筒部
22Aの外周面上を回転可能に設けられている。また、
切換部材34には円弧状のスロット34aが複数形成さ
れ、スロット34a内をピン36が貫通して内輪体31
の端面にピン36が植設されている。従って、切換部材
34はピン36を介して内輪体31に支持されると共
に、スロット34aの長さ分だけ内輪体31に対して回
動可能である。切換部材34はこれに刻設した円弧状ス
ロット34aにて内輪体32にピン36止めされて回動
可能に支承されており、また複数のローラ33は、金属
製環状体35に固定された外輪体31によって切換部材
34の半径方向外方への移動が阻止され、また環状保持
体39によってローラ33の軸方向の位置が位置保持さ
れるので、金属製環状体35に外輪体31を回転可能に
嵌合することによって一方向クラッチ構成部品のユニッ
ト化を図ることができる。
【0036】切換部材34の外周面には突出部34Aが
半径方向外方に突出して設けられている。またリール筐
体22内には、作動部材37がその軸芯37Dを中心に
回転可能に延設され、また作動部材37の後端部はリー
ル筐体22に回動可能に支持された操作ノブ37Aに接
続されている。作動部材37の先端部には、その軸芯か
ら偏心した位置に円板部37Bが設けられ、円板部37
Bにはボス部37Cが設けられて、ボス部37Cには突
出部34Aを付勢するためのバネ38が固定されてい
る。使用者が操作ノブ37Aを操作することにより、作
動部材37が軸芯を中心に回転し、円板部37Bが偏心
回転することにより、バネ38による突出部34Aに対
する付勢力が変化する。ここでバネ38はころがり部材
たるローラ33が非楔方向に移動するように切換部材3
4を付勢している。図5においては、バネ38は突出部
34Aが時計方向に回転する方向に突出部34Aを付勢
している。また切換部材34の回動範囲を規定するため
に、リール筐体22の前面からは、1対のストッパ部材
40A、40Aが切換部材34の突出部34Aと当接可
能に突設されている。
【0037】また、内輪体32と環状保持体39との間
には、図示せぬトーションバネが介装されている。トー
ションバネは、環状保持体39並びにころがり部材たる
ローラ33を楔方向に付勢しているが、バネ38の付勢
力よりは小さく設定されている。
【0038】以上の構成において、作動部材37の操作
ノブ37Aを一方向に回動操作したときは、作動部材3
7の回転軸芯37Dを中心に作動部材37の円板部37
Bが図5の反時計方向に回転し、バネ38を介して切換
部材34の突出部34Aを時計方向に付勢して、突出部
34Aは、図5の右側のストッパ部材40Aと当接す
る。この状態では、バネ38により突出部34Aは図5
の時計方向に回動付勢されており、その結果ローラ33
は環状保持体39の金属製補強部材39Aにより内輪体
32の辺の中央部付近に位置している。このとき、内輪
体32の辺部と外輪体31の内周面との間の距離は、ロ
ーラ33の直径より大きいために、ローラ33自体の回
転が可能であり、ローラ13と内輪体12は、外輪体1
1の回転を何等阻止しない。従って、ハンドル25の正
転及び逆転操作が可能となり、糸巻き回転体たるロータ
23は釣糸巻取方向及び釣糸繰り出し方向に回転可能で
ある。
【0039】この状態から操作ノブ37Aを反対方向に
回動操作すると、作動部材37が軸芯37Dを中心に図
5の時計方向に回転し、先端の円板部37Bが偏心回転
して、バネ38は突出部34Aから離反する。しかし、
図示せぬトーションバネにより、環状保持体39は楔作
用方向に回転付勢されるので、切換部材34も同方向に
回動する。このときは円弧状スロット34a内をピン3
6が摺接しつつ、突出部34Aは左側のストッパ部材4
0Aと当接する。よって環状保持体39に保持されたロ
ーラ33も楔方向(反時計方向)に移動する。即ちロー
ラ33は内輪体32の角部方向に向かって移動し、ロー
ラ33は内輪体32と外輪体31との間に密に挟持され
る方向に移動してゆく。この状態では、ハンドル25を
釣糸巻取方向に操作したときは、外輪体31の回転方向
は、外輪体31と内輪体32とによるローラ33に対す
る挟持力が弱められる方向であるので、ローラ33と内
輪体32とが外輪体31の回転を阻止せず、釣糸巻取方
向の回転が可能となる。
【0040】この状態で、ハンドルを釣糸繰出し方向に
操作したときは、外輪体31も回転しようとするが、外
輪体31の回転方向は外輪体31と内輪体32とによる
ローラに対する挟持力を強める方向(楔作用が強化され
る方向)であるため、ローラ33と内輪体32が外輪体
31の回転を阻止する。即ち釣糸繰出し方向への回転操
作が阻止される。
【0041】ローラ33が楔作用位置にあるとき、操作
レバー37Aを操作して切換部材34を非楔方向に回動
しようとしても、ローラ33は外輪体31と内輪体32
間に食い込んでいるので、切換部材34は非楔方向に回
動できない。仮に、作動部材37が直接切換部材34の
突出部34Aに接続されているとした場合には、操作レ
バー37Aを強引に操作して切換部材34を回動させる
と、切換部材34、ローラ33、内輪体32、外輪体3
1で構成される作動伝達系が変形したり、破損するおそ
れがある。本実施の態様では、バネ38が作動部材37
と切換部材34間に介装されているので、ローラ33が
外輪体31と内輪体32間に食い込んでいる状態では、
操作レバー37Aを操作してもバネ38が変形するのみ
であり、これら作動伝達系の変形や破損が防止できる。
切換部材34は、ローラ33の食い込み状態が解消した
段階で、非楔方向に回動できる。
【0042】以上のように、第2の実施の形態において
も、第1の実施の形態と同様に、ころがり部材たるロー
ラ33の内方への移動を内輪体32により規制しローラ
33の外方移動によって、ロータ23の回転を規制する
ようにしたため、ロータ23の回転軸芯より可及的に遠
い位置でロータの回転を規制することになるから、大き
な回転規制力を得ることができる。そしてロータ23の
回転を規制する規制面である外輪体31の内周面が大径
であるので、可及的に規制円周面の長さが長くなり、迅
速な回転規制が可能になる。そしてロータ23の回転軸
芯より可及的に遠い位置でロータ23の回転を規制する
ことになるから、大きな回転力が掛かっても内・外輪体
等の変形・損壊を招き難く、装置の耐久性の向上が図れ
る。更に第1の実施の形態と同様に、ローラ33の内方
への移動を規制する内輪体32を固定部たるリール筐体
22に設けたため、楔作用時の規制力並びに規制位置を
正確に確保することができる。そしてローラ33の内方
にその内方への移動を規制する内輪体32を設け、ロー
ラ33の外方移動によってロータ23の逆転を阻止する
ものであるため、ロータ23の高速回転による遠心力に
起因してのローラ33の離脱が防止でき、迅速確実な逆
転止めができる。
【0043】また第2の実施の形態では、外輪体31を
固定する金属製環状体35を回転体であるロータ23と
別体で構成しているので、ロータ23に直接外輪体31
を設ける場合と比較して、ロータ23の回転軸芯と外輪
体の軸芯との厳密な同芯性を成形時に配慮する必要がな
く、金属製環状体35のロータ23に対する取付け位置
を調整することで同芯性を得ることができる。また別体
としたことで、ロータを樹脂等の軽量な材料で構成で
き、釣具全体の軽量化、遠心力の低減化を図ることがで
きる。従ってロータの回転バランスが取り易くなるとい
う長所がある。
【0044】更に、外輪体31を固定する金属製環状体
35は、回転体であるロータ23に対して径方向に移動
可能に支持されているので、金属製環状体35のロータ
23の径方向の移動により、ロータ23と外輪体31と
の同芯性をより一層簡単に実現することができる。
【0045】更に内輪体32は略正八角形であるため、
辺の長さが第1の実施の形態の正方形の内輪体12の辺
の長さよりも短く形成でき、逆転阻止動作をより迅速に
行うことができる。
【0046】更にころがり部材であるローラ33が、内
輪体32外周に回転可能に嵌合された環状保持体39の
保持孔内で前後動(軸方向の移動)を規制されているの
で、固定部であるリール筐体22に設けられた内輪体3
2と回転部であるロータに支持された外輪体31との間
でローラの作動を環状保持体と共に行うことができ、ロ
ーラの作動の安定化が図れ、正確な楔作用を行うことが
できる。またローラ33が内輪体32の外周に回転可能
に嵌合された環状保持体39により保持されるから、こ
れらの部品のユニット化が図れると共に、組立作業の簡
易化が図れ、組み込みミスの防止が図れる。
【0047】また内輪体32に回転可能に嵌合された環
状保持体39に切換部材34を取付け、切換部材34を
固定部であるリール筐体22に支持された作動部材37
によって回動させることによって、切換部材34により
環状保持体39と共にローラ33を非楔作用位置に切換
えて、回転の規制解除を可能としているので、作動ノブ
37Aを操作することにより環状保持体39と共にロー
ラ33を楔作用位置又は非楔作用位置に切換えて、一方
向クラッチの一方向への回転規制並びにその解除を行う
ことができる。従って魚取り込み時の魚とのやりとりに
おける逆転止め、逆転の切換が迅速、確実にでき、この
切換ミスに起因しての糸切れ等のトラブルの防止が図れ
る。
【0048】本発明の第3の実施の形態による魚釣用リ
ールの逆転防止装置について図6及び図7に基づき説明
する。第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同様
に逆転防止装置をスピニングリールに適用したものであ
るが、スピニングリールのリール筐体(固定部)とロー
タ(回転部)の後部に形成した凹陥部内周面との間にこ
ろがり式一方向回転クラッチを設けている点で第2の実
施の形態とは異なる。尚、図6において、図4、図5と
同一の符号は同一の部材を示す。
【0049】第3の実施の形態では、回転部たるロータ
123の凹陥部の内周面に円盤状の外輪体131が固着
されている。また固定部たるリール筐体122の先端
は、凹陥部内に位置しており、ベアリング128を保持
して軸筒127を回転可能に支承している。そして内輪
体132がリール筐体122の先端面に固着されてい
る。内輪体132の内周面は円形であり、軸筒127に
同芯に配置されている。一方内輪体132の外周面は第
2の実施の形態と同様に略正八角形である。
【0050】内輪体132の先端面には環状保持体15
0がピン152によって固定されている。また内輪体1
32の後端面側はフランジ部151が一体に設けられて
おり、フランジ部151がネジ止め等によりリール筐体
122の先端面に固定されている。そして、内・外輪体
132,131間の環状のガイド溝孔に、ころがり部材
たるローラ133が配置され、ローラ133の前後方向
(軸方向)の移動は環状保持体150によって阻止され
る。
【0051】環状保持体150には外輪体131の周方
向に延びる8個の保持孔が同一半径上に等間隔に形成さ
れており、それぞれの保持孔内にはローラ133と該ロ
ーラ123を楔方向に付勢する図示せぬバネが配置され
ると共に、後述する切換部材134の作動棹134Bが
侵入、待避可能に設けられている。
【0052】リール筐体122に回動可能に操作ノブ1
37Aが支持され、操作ノブ137Aの内端には、作動
部材137の後端部が軸支されている。また作動部材1
37の先端部には切換部材134が接続されている。切
換部材134は軸筒127に対して摺動可能かつ同芯に
設けられ、軸筒127の軸方向に往復摺動可能である。
従って図6に示されるように、操作ノブ137Aを時計
方向に回動操作すると、作動部材137を介して切換部
材134は後退してころがり部材たるローラ133を楔
位置に位置し、また操作ノブ137Aを反時計方向に回
動操作すると、切換部材134は軸筒127上を前進し
て非楔位置に位置する。
【0053】切換部材134の先端面側には、作動棹1
34Bが軸筒127の軸方向に延設されている。また、
リール筐体122及び内輪体132のフランジ部151
には、作動棹134Bを貫通させる貫通孔が形成されて
おり、切換部材134の摺動動作により、作動棹134
Bの先端が環状保持体150の保持孔内を出没可能に構
成される。作動棹134Bの自由端側は傾斜面134C
をなし、作動部材137が非楔位置に摺動したとき、作
動棹134Bの先端が保持孔内に侵入していき、保持孔
内の図示せぬバネの付勢力に抗して、傾斜面134Cの
上をローラ133が乗り上がるように構成されている。
即ち、図示せぬ保持孔内には、切換部材134が非楔位
置に前進動作したときは、外輪体131の周方向でみた
とき、バネ、ローラ133、作動棹134Bの順で配置
される。
【0054】以上の構成において、操作ノブ137Aを
時計方向に回動操作すると、作動部材137を介して切
換部材134が後退し、従って環状保持体150の保持
孔から作動棹134Bの先端部が退出し、保持孔内には
ローラ133が図示せぬバネによって楔方向に付勢され
ている状態となる。即ちローラ133は内輪体132の
角部方向に付勢され、上述した実施の形態と同様な楔効
果によって、ロータ123は正転可能、逆転不能な状態
となる。
【0055】操作ノブ137Aを反時計方向に回動操作
すると、作動部材137を介して切換部材134が前進
し、従って環状保持体150の保持孔内に作動棹134
Bの先端部が侵入する。よって図示せぬバネの付勢力に
抗して、作動棹134Bの傾斜面134C上をローラ1
33が乗り上がり、ローラ13は非楔方向に付勢され
る。即ちローラ133は内輪体132の辺部中央方向に
位置し、上述した実施の形態と同様に、ロータ123は
正転及び逆転が可能となる。
【0056】以上のように第3の実施の形態も、大きな
回転規制力が得られ、迅速な回転規制が可能となり、装
置の耐久性の向上が図れる。また楔作用時の規制力及び
規制位置の正確な確保や、ローラの離脱防止など第1、
第2の実施の形態と同様な効果を有する。
【0057】更に第3の実施の形態によれば、 回転体
であるロータ123の回転を規制する外輪体131が、
ロータ123の筒部123B内周面に設けられているた
め、ロータの123回転軸芯から極めて離間した位置で
ロータの回転を規制することになる。つまり、より一層
大きな回転規制力を得ることができ、迅速な回転規制が
可能になり、大きな回転力が作用しても内・外輪体等の
変形・損壊を阻止でき、装置の更なる耐久性の向上を図
ることができる。また必要な構成部材を、リール筐体1
22の前面に近接した位置に設置・形成できるため、こ
れら構成部材の負荷の低減が図れ、変形・損壊の防止が
図れる。
【0058】更にこのような構成により、ころがり部材
のみを楔作用位置又は非楔作用位置に切換えて、一方向
クラッチの一方向への回転規制並びにその解除を行うこ
とができるから、魚取り込み時の魚とのやり取りにおけ
る逆転止め、逆転の切り換えが迅速にでき、この切り換
えミスに起因しての糸切れ等のトラブルの防止が図れ
る。
【0059】本発明による魚釣用リールの逆転防止装置
は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲
に記載された範囲で種々の変更が可能である。例えば第
1の実施の形態においては、両軸受型リールのリール筐
体(固定部)とハンドル軸(回転部)との間に本発明の
ころがり式一方向回転クラッチを設けているが、リール
筐体とハンドル軸との間に限定されるものではなく、リ
ール筐体に取付けられた側板とハンドル軸との間、或い
は電動リールにおける駆動軸と従動軸等との間などでも
良い。
【0060】また、第1の実施の形態では、切換部材1
4は、内輪体12の外周面に回転可能に支承され、リー
ル筐体2の表面に摺接支持されているが、切換部材を固
定部に回動可能に取付けること、切換部材を固定部に固
定された内輪体に回動可能に取付けること、内輪体に環
状保持体を回り止め嵌着しこの環状保持体に切換部材を
回動可能に取付けることも可能である。これらの場合、
切換部材を固定部に支持された作動部材によって回動さ
せることによって、切換部材から突出させた位置決め突
起によりころがり部材を非楔作用位置に切換えて、回転
規制の解除を可能とする。このような構成では、作動部
材を操作することによりころがり部材のみを楔作用位置
又は非楔作用位置に切換えて、一方向回転クラッチの一
方向への回転規制並びにその解除を行うことができるか
ら、魚取り込み時の魚とのやり取りにおける逆転止め、
逆転の切り換えが迅速にでき、この切り換えミスに起因
しての糸切れ等のトラブルの防止が図れる。
【0061】更に、第2の実施の形態では、金属製環状
体35がロータ23の回転軸芯に対して径方向に移動自
在に支持され、金属製環状体35の環状部の内周面に環
状の外輪体31が固着されているが、ロータの底壁23
Aにロータと同芯に直接外輪体を一体に設けるか、又は
外輪体の内周面をなす凹部をロータの底壁23Aに同芯
に凹部で形成してもよく、そのことにより外輪体を別部
品として形成することなく実施できる。
【0062】更に第2の実施の形態では、スピニングリ
ールのリール筐体(固定部)とロータ後部に形成された
凹陥部の底壁(回転部)との間にころがり式一方向回転
クラッチを設けているが、一方向クラッチの設置位置
は、リール筐体とロータとの間に限定されるものではな
く、リール筐体とハンドル軸、リール筐体とマスターギ
ヤ、或いはリール筐体とピニオン等との間でも良い。
【0063】更に第2の実施の形態では、金属製環状体
35の環状部の内周面に外輪体31が固着されている
が、金属製環状体35の環状部の内周面自体を外輪体と
してもよい。またリール筐体22の筒部22Aの外周面
に、内輪体32を固定しているが、内輪体をリール筐体
に一体に形成しても良い。
【0064】更に第2の実施の形態において、金属製環
状体35に回転可能に環状保持体を嵌合してもよく、そ
の場合には環状保持体と共に金属製環状体或いはこれに
設けた外輪体のユニット化が図れ、組立性が一層向上す
る。
【0065】更に第2の実施の形態において、作動部材
37に弾性部材たるバネ38を介在させ、バネ38を介
して切換部材34を非楔作動方向に付勢しているが、逆
に切換部材に同様のバネを設けても良い。又、第2の実
施の形態において内輪体32と環状保持体39との間に
弾性手段たるバネを設けてころがり部材を楔方向に付勢
したが、第1の実施の形態と同様に、切換部材34の突
出部34Aとリール筐体22との間に弾性手段たるバネ
を設けるようにしても良いし、環状保持体39の個々の
保持孔39a内にそれぞれバネ部材を配置して、個々の
ローラ33を楔方向にバネ付勢するようにしてもよい。
【0066】更に第2の実施の形態において、切換部材
34の回動範囲を規定するために、リール筐体22から
は、切換部材34の突出部34Aと当接可能に1対のス
トッパ部材40A、40Aが突設されているが、円弧状
スロット34aの長さを調整して切換部材34の回動範
囲を規制することも可能であり、その場合にはストッパ
部材40A、40Aは不要となる。
【0067】更に第2の実施の形態において、環状保持
体39の外周面と外輪体31の内周面とを回動可能に嵌
合すること、又は環状保持体39の内周面と内輪体32
の外周面とを回動可能に嵌合することによってユニット
化を図るようにしてもよい。
【0068】更に第2の実施の形態では、切換部材34
の突出部34Aにバネ38を当接させ、切換部材34を
非楔作動位置方向に付勢する構成であるが、切換部材3
4と環状保持体39との間にバネの付勢力を作用させる
ようにしてもよい。
【0069】更に第3の実施の形態においては、環状保
持体150は不動に保持し、切換部材134は、保持孔
内に出没可能であり先端に傾斜面134Cが形成された
作動棹134Bを備え、傾斜面134Cによって保持孔
内に保持されたローラ33を押圧移動するように構成し
ているが、環状保持体150を内輪体132に回動可動
に支持し、作動棹134Bの傾斜面134Cによって、
環状保持体150自体を押圧して回動移動させ、環状保
持体150の回動により保持孔内に保持されたローラを
移動するように構成してもよい。かかる構成によれば、
作動ノブ137Aを操作することにより環状保持体と共
にローラを楔作用位置又は非楔作用位置に切換えて、一
方向クラッチの一方向への回転規制並びにその解除を行
うことができるので、魚取り込み時の魚とのやりとりに
おける逆転止め、逆転の切換が迅速、確実にでき、この
切換ミスに起因しての糸切れ等のトラブルの防止が図れ
る。
【0070】更に第3の実施の形態において、第2の実
施の形態のような環状保持体を内輪体132上に回動可
能に支持し、環状保持体内の保持穴によってローラの軸
方向の移動を規制するようにしてもよい。そのことによ
り、固定部であるリール筐体122に設けられた内輪体
132と回転体であるロータ123に支持された外輪体
131との間でころがり部材であるローラの作動の安定
化が図れ、正確な楔作用を実行することができる。また
ロータを内輪体に支持された環状保持体に保持すること
により、部品のユニット化を図れると共に、組立作業が
簡易となり、組立ミスの防止が図れる。
【0071】更に、前述の実施の形態においては、ころ
がり部材としてローラに代えてボールを用いても良い。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の逆転防止装置によれば、
ころがり部材の内方への移動を内輪体により規制し、こ
ろがり部材の外方移動によってロータ回転軸筒等の回転
部の回転を規制するようにしたため、回転部の回転軸芯
より可及的に遠い位置で回転部の回転を規制することに
なるから、大きな回転規制力を得ることができる。また
回転部の回転を規制する規制面が大径になるので、可及
的に規制円周面の長さが長くなって、迅速な回転規制が
可能になる。更に回転部の回転軸芯より可及的に遠い位
置で回転部の回転を規制することになるから、大きな回
転力が掛かっても内・外輪体等の変形・損壊を招き難
く、装置の耐久性の向上が図れる。
【0073】加えて、ころがり部材の内方への移動を規
制する内輪体を固定部に設けているため、楔作用時の規
制力並びに規制位置を正確に確保することができる。更
に、ころがり部材部材の内方にころがり部材の内方への
移動を規制する内輪体を設け、ころがり部材の外方移動
によって回転部の他方向への回転を阻止するものである
ため、回転部の高速回転による遠心力に起因してのころ
がり部材の離脱が防止でき、迅速確実な逆転止めができ
る。
【0074】請求項2記載の逆転防止装置によれば、外
輪体を別部品として形成することなく実施できる。
【0075】請求項3記載の逆転防止装置によれば、回
転部の回転軸芯より更に遠い位置で回転部の回転を規制
することになるから、更に大きな回転規制力を得ること
ができ、一層迅速な回転規制が可能になり、更に大きな
回転力が掛かっても内・外輪体等の変形・損壊を阻止で
き、装置の更なる耐久性の向上が図れる。また筐体への
構成部材を筐体前面に近接した位置に設置・形成できる
ため、これら構成部材の負荷の低減が図れ、変形・損壊
の防止が図れる。
【0076】請求項4及び請求項6記載の逆転防止装置
によれば、回転部の回転軸芯と回転部又は固定部との形
成精度をラフにでき、生産性の向上が図れる。
【0077】請求項5記載の逆転防止装置によれば、回
転部の形成精度をラフにして生産性の向上が図れるのみ
ならず、回転部を合成樹脂等にて形成できるから製品重
量の軽量化等を図ることが出来るのみならず、回転体又
は回転部の回転バランスの調整の簡易化が図れる。
【0078】請求項7記載の逆転防止装置によれば、固
定部に設けられた内輪体と回転部との間でのころがり部
材の作動の安定化が図れ、正確な楔作用を行うことがで
きる。またころがり部材が、該内輪体の外周に回り止め
嵌着された環状保持体により保持されれば、これらの部
品のユニット化が図れると共に組立作業の簡易化が図
れ、組み込みミスの防止が図れる。
【0079】請求項8や請求項9記載の逆転防止装置に
よれば、作動部材を操作することによりころがり部材の
みを楔作用位置又は非楔作用位置に切換えて一方向クラ
ッチの一方向への回転規制並びにその解除を行うことが
できる。従って魚取り込み時の魚とのやり取りにおける
逆転止め、逆転の切り換えが迅速にでき、この切り換え
ミスに起因しての糸切れ等のトラブルの防止が図れる。
【0080】請求項10記載の逆転防止装置によれば、
固定部に設けられた内輪体と回転部との間でのころがり
部材の作動を、環状保持体と共に行うことができるの
で、その作動の安定化が図れ、正確な楔作用を行うこと
ができる。またころがり部材が、該内輪体の外周に回転
可能に嵌合された環状保持体により保持されるからこれ
らの部品のユニット化が図れると共に組立作業の簡易化
が図れ、組み込みミスの防止が図れる。
【0081】請求項11や請求項12記載の逆転防止装
置によれば、作動部材を操作することにより該環状保持
体と共にころがり部材を楔作用位置又は非楔作用位置に
切換えて、一方向クラッチの一方向への回転規制並びに
その解除を行うことができるので、魚取り込み時の魚と
のやりとりにおける逆転止め、逆転の切換が迅速、確実
にでき、この切換ミスに起因しての糸切れ等のトラブル
の防止が図れる。
【0082】請求項13記載の逆転防止装置によれば、
切換部材又は環状保持体及びころがり部材による楔作用
位置或いは非楔作用位置への切り換えを、同期させて確
実に行うことができ、これらの組立作業の簡易化並びに
組み込みミスの防止も図れる。
【0083】請求項14記載の逆転防止装置によれば、
環状保持体と共に金属製環状体或いはこれに設けられた
外輪体のユニット化も図れるので、更なる組立作業の簡
易化と組み込みミスの防止が図れる。
【0084】請求項15記載の逆転防止装置によれば、
合成樹脂による製品の加工作業の簡易化が図れ、製品の
軽量化等を図ることができる。
【0085】請求項16記載の逆転防止装置によれば、
ころがり部材が楔作用によって作用位置に喰い込んだ状
態で、非楔作用位置への切換えを行ったとき、該切換部
材又は環状保持体と該作動部材との連結部の損傷を防止
することができる。又、非楔状態への切換えができなく
とも、条件が整ったときに弾性力により確実に非楔状態
への切換えができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両軸受型リールに本発明の第1の実施の形態に
よるの逆転防止装置を組み込んだ構造を示す要部断面側
面図。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図。
【図3】第1の実施の形態における説明図であって、
(A)はローラが非楔位置にある状態、(B)はローラ
が楔位置にある状態を示す。
【図4】スピニングリールに本発明の第2の実施の形態
によるの逆転防止装置を組み込んだ構造を示す要部断面
側面図。置
【図5】図4のV−V線に沿った断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態によるの逆転防止装
置を示す要部断面図。
【図7】第3の実施の形態による逆転防止装置の切換部
材及び作動棹を示す説明図。
【符号の説明】
2、22、122 固定部たるリール筐体 4 糸巻き回転体たるスプール 6 回転部たるハンドル軸 23 糸巻き回転体たるロータ 23A 回転部たるロータの底部 11、31、131 外輪体 12 32、132 内輪体 13、33 ころがり部材たるローラ 14、34、134 切換部材 17、37 作動部材 18、38 弾性手段たるバネ 35 金属環状体 39 環状保持体 123B 回転部たるロータの筒部 134B 作動棹

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部と該固定部に支持されハンドル操
    作又は電動による回転力を糸巻き付け回転体に伝達する
    回転部との間に、ころがり部材の楔作用によって選択的
    に該回転部を一方向にのみ回転させる一方向クラッチを
    設けた魚釣用リールの逆転防止装置において、 該一方向クラッチは、ころがり部材と、 該固定部に固定して設けられ該ころがり部材の内方移動
    を規制する内輪体と、 該内輪体の半径方向外方位置に該内輪体と同芯的に該回
    転部に設けられると共に、該回転体が一方向に回転する
    ときに該内輪体との間で該ころがり部材を挟持して楔作
    用をする外輪体とから構成されていることを特徴とする
    魚釣用リールの逆転防止装置。
  2. 【請求項2】 該回転体はスピニングリールのロータで
    あり、該外輪体が該ロータ後部に形成されている凹陥部
    の底壁に該ロータの回転軸芯と同芯状に形成された環状
    凹部にて形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の魚釣用リールの逆転防止装置。
  3. 【請求項3】 該回転体はスピニングリールのロータで
    あり、該外輪体が該ロータの後部に形成されている凹陥
    部の内周面側に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の魚釣用リールの逆転防止装置。
  4. 【請求項4】 該内輪体は、該回転部の回転軸芯に対し
    て径方向に移動可能に、該固定部に支持されていること
    を特徴とする請求項1記載の魚釣用リールの逆転防止装
    置。
  5. 【請求項5】 該外輪体は回転体に同芯に支持された金
    属製環状体により形成されることを特徴とする請求項1
    記載の魚釣用リールの逆転防止装置。
  6. 【請求項6】 該金属製環状体が回転部の回転軸芯に対
    して径方向に移動可能に支持されていることを特徴とす
    る請求項5記載の魚釣用リールの逆転防止装置。
  7. 【請求項7】 該ころがり部材が、該内輪体外周に回り
    止め嵌着された環状保持体により前後動を規制されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の魚
    釣用リールの逆転防止装置。
  8. 【請求項8】 該固定部に回動可能に、又は該固定部に
    取付けられた該内輪体に回動可能に、又は該内輪体に回
    り止め嵌着された環状保持体に回動可能に切換部材を取
    付け、該切換部材を該固定部に支持された作動部材によ
    って回動させることによって、該切換部材から突出させ
    た係合片によりころがり部材を非楔作用位置に切換えて
    他方向への回転体の回転を可能としたことを特徴とする
    請求項1乃至7の何れかに記載の魚釣用リールの逆転防
    止装置。
  9. 【請求項9】 該固定部に摺動可能に、又は該固定部に
    取付けられた該内輪体に摺動可能に又は該内輪体に回り
    止め嵌着された該環状保持体に摺動可能に切換部材を取
    付け、該切換部材を該固定部に支持された作動部材によ
    って摺動させることによって、該切換部材から突出させ
    た作動棹によりころがり部材を非楔作用位置に切換えて
    他方向への回転体の回転を可能としたことを特徴とする
    請求項1乃至7の何れかに記載の魚釣用リールの逆転防
    止装置。
  10. 【請求項10】 該ころがり部材が、該内輪体外周に回
    転可能に嵌合された環状保持体により、前後動を規制さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リー
    ルの逆転防止装置。
  11. 【請求項11】 該内輪体に回転可能に嵌合された環状
    保持体に切換部材を取付け、該切換部材を該固定部に支
    持された作動部材によって回動させることによって、該
    切換部材により該環状保持体と共に該ころがり部材を非
    楔作用位置に切換えて他方向への回転体の回転を可能と
    したことを特徴とする請求項1乃至6並びに請求項10
    の何れかに記載の魚釣用リールの逆転防止装置。
  12. 【請求項12】 該内輪体に回転可能に嵌合された該環
    状保持体に摺動可能に切換部材を取付け、該切換部材を
    該固定部に支持された作動部材によって摺動させること
    によって該切換部材から突出させた作動棹により、該環
    状保持体と共に該ころがり部材を非楔作用位置に切換え
    て回転体の他方向への回転を可能としたことを特徴とす
    る請求項1乃至6並びに請求項10の何れかに記載の魚
    釣用リールの逆転防止装置。
  13. 【請求項13】 切換部材或いは環状保持体に、ころが
    り部材を楔作用方向に付勢する弾性手段を設けたことを
    特徴とする請求項8乃至12の何れかに記載の魚釣用リ
    ールの逆転防止装置。
  14. 【請求項14】 該環状保持体が該金属製環状体と回転
    可能に嵌合されていることを特徴とする請求項7乃至1
    3の何れかに記載の魚釣用リールの逆転防止装置。
  15. 【請求項15】 該環状保持体のころがり部材当接部に
    金属製補強部材を設けたことを特徴とする請求項7乃至
    14の何れかに記載の魚釣用リールの逆転防止装置。
  16. 【請求項16】 該切換部材又は該環状保持体を移動さ
    せて、該ころがり部材を非楔位置に切換える作動部材と
    前記切換部材又は環状保持体との間に、該ころがり部材
    が非楔作動位置方向に移動する弾性力を付与するための
    弾性手段を設けたことを特徴とする請求項8乃至15の
    何れかに記載の魚釣用リールの逆転防止装置。
JP24710796A 1996-08-29 1996-08-29 魚釣用リールの逆転防止装置 Pending JPH1070946A (ja)

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JP24710796A JPH1070946A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 魚釣用リールの逆転防止装置
US08/919,232 US5878972A (en) 1996-08-29 1997-08-28 Release preventing device for fishing reel

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ID=17158543

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11398358B2 (en) 2010-02-15 2022-07-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electrolytic capacitor and manufacturing method therefor

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