JPH10137008A - メカニカルフックを備えたテープ - Google Patents

メカニカルフックを備えたテープ

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JPH10137008A
JPH10137008A JP8305229A JP30522996A JPH10137008A JP H10137008 A JPH10137008 A JP H10137008A JP 8305229 A JP8305229 A JP 8305229A JP 30522996 A JP30522996 A JP 30522996A JP H10137008 A JPH10137008 A JP H10137008A
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JP
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tape
mechanical hook
mechanical
hook
folded
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JP8305229A
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English (en)
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Shinobu Takei
忍 武井
Toru Hayase
徹 早瀬
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳んだ状態を確実に保持できる、メカニ
カルフックを備えたテープを提供すること。 【解決手段】 テープ基材1aと、該テープ基材1aに
設けられたメカニカルフック1bとを有する、メカニカ
ルフックを備えたテープ1であって、上記テープ基材1
aは、不織布からなっており、且つ上記メカニカルフッ
ク1bの設けられたメカニカルフック面1cと上記メカ
ニカルフック1bが配設されずに上記不織布の表面が直
接露出されている露出面1dとを有しており、上記メカ
ニカルフック面1cが上記露出面1dに対向した状態に
折り畳まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ基材と、該
テープ基材に設けられたメカニカルフックとを有する、
メカニカルホックを備えたテープに関し、更に詳しく
は、折り畳んだ状態を確実に保持できる、メカニカルフ
ックを備えたテープに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、テープ基材と、該テープ基材に設けられたメカニカ
ルフックとを有している、メカニカルホックを備えたテ
ープはよく知られている。この様なメカニカルフックを
備えたテープは、粘着剤の塗布された粘着部を備えたテ
ープのように埃等にテープの止着力が弱くなることがな
く、また繰り返し止着及び離脱可能である等の利点を有
しており、使い捨ておむつの背側部の左右両側部を腹側
部に止着させたり、また使い捨ておむつの廃棄の際に廃
棄形状を保持させるため等に用いられている。
【0003】さて、この様なメカニカルフックを備えた
テープは、使用前には上記メカニカルフックを内側にし
て複数に折り畳まれており、取り扱いの容易性やメカニ
カルフックの保護が図られている。そして、使用時に伸
展されて上記メカニカルフックが露出され、使用され
る。しかし、上述のような、メカニカルフックを備えた
テープでは、テープ基材はプラスチック製のシートやフ
ィルム等で形成されており、折り畳まれた状態を保持す
るためには、テープ基材の一部に粘着剤を塗布する等、
メカニカルフックを備えたテープの一部を剥離可能に仮
留めさせておくための仮留め手段を設ける必要がある問
題点を有している。
【0004】従って、本発明の目的は、特に仮留め手段
を設けずに折り畳んだ状態を確実に保持できる、メカニ
カルフックを備えたテープを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープ基材
と、該テープ基材に設けられたメカニカルフックとを有
する、メカニカルフックを備えたテープにおいて、上記
テープ基材は、不織布からなっており、且つ上記メカニ
カルフックの設けられたメカニカルフック面と上記メカ
ニカルフックが配設されずに上記不織布の表面が直接露
出されている露出面とを有しており、上記メカニカルフ
ック面が上記露出面に対向した状態に折り畳まれている
ことを特徴とするメカニカルフックを備えたテープを提
供することにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のメカニカルフック
を備えたテープの第1の実施形態を図面を参照しながら
具体的に説明する。図1は、本発明のメカニカルフック
を備えたテープの第1の実施形態を、該実施形態をファ
スニングテープとして用いている展開型使い捨ておむつ
の表面シートとともに示す側面図である。
【0007】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ1は、図1に示すように、テープ基材1aと、該テ
ープ基材1aに設けられたメカニカルフック1bとを有
している。これらの各構成については従来の公知技術と
同じである。
【0008】而して、本実施形態のメカニカルフックを
備えたテープ1では、テープ基材1aは、不織布からな
っている。またこのテープ基材1aは、メカニカルフッ
ク1bの設けられたメカニカルフック面1cと、上記メ
カニカルフック1bが配設されずに上記不織布表面が直
接露出されている露出面1dとを有している。そして、
上記メカニカルフック面1cが上記露出面1dに対向し
た状態に折り畳まれている。
【0009】本実施形態について更に詳述すると、上記
テープ基材1aは、2つ折りに折り畳まれている。上記
メカニカルフック面1cは、折り畳まれた上記テープ基
材1aの内側の面の折曲部1eから一端1f側に形成さ
れており、上記露出面1dは、折り畳まれた上記テープ
基材1aの内側の面の上記折曲部1eから他端1g側に
形成されている。
【0010】上記テープ基材1aは長さ方向中央が折曲
部1eとなるように折り畳まれている。そして、上記テ
ープ基材1aの内側の面の折曲部1eから一端1f側略
全面に面状テープの凸部材が貼付されてメカニカルフッ
ク1bが設けられており、上記テープ基材1aの内側の
面の折曲部1eから一端1f側略全面がメカニカルフッ
ク面1cとなっている。また、折り畳まれた上記テープ
基材1aの内側の面の上記折曲部1eから他端1g側は
その略全面が露出面1dとなっている。
【0011】上記メカニカルフックを設けるための面状
テープの凸部材としては、「マジックテープ」(登録商
標、ベルクロ社製)の凸部材、「クイックロン」(登録
商標、YKK社製)の凸部材、「マジクロス」(登録商
標、鐘紡ベルタッチ社製)の凸部材、「CS−200」
(商品名、3M社製)の凸部材等、鉤状やキノコ形状等
の凸状の係合部材が多数付設されてなるシート等の公知
の面状テープの凸部材が特に制限なく用いられ、特に
「CS−200」(商品名、3M社製)の凸部材が好ま
しく用いられる。
【0012】上記テープ基材1aを形成する不織布とし
ては、上記メカニカルフック1bと係合可能なものが特
に制限なく用いられるが、長さ方向における強度が40
00gf/50mm以上であることが望ましい。更に坪
量が30g/m2 以上であることが望ましい。長さ方向
における強度が4000gf/50mm未満だとテープ
基材の幅にもよるが、使用時に伸展した時、不織布のみ
で構成された部分に応力が集中し、破断してしまう場合
がある。坪量が30g/m2 未満ではメカニカルフック
と不織布が係合しにくくなり、必要な保持力が発現しな
い場合がある。尚、上記長さ方向における強度は、幅5
0mmの不織布サンプルをチャック間距離100mmで
300mm/minの速度で引張試験機によって引っ張
った時の破断強度である。
【0013】上記メカニカルフック面1cと露出面1d
とは、20〜300gf/25mmの剥離強度で止着さ
れることが好ましい。20gf/25mm未満では使用
時に不用意に剥離してしまう場合がある。300gf/
25mm超では使用時に非常にはがしにくくなってしま
う。尚、この剥離強度は、メカニカルフック面1cを露
出面1dに止着後、1Kg/30mmの押圧力でメカニ
カルフック面1cを露出面1dに押圧した後、チャック
間距離50mm、引張速度300mm/minでテンシ
ロン万能引張試験装置により180゜剥離テストを行っ
て得る荷重である。
【0014】上述の構成を有する本実施形態のメカニカ
ルフックを備えたテープ1においては、テープ基材1a
が不織布よりなっており、メカニカルフックを備えたテ
ープ1を折り畳んだ状態において、メカニカルフック1
bは露出面1dに係合される。メカニカルフックを備え
たテープ1を伸展させると、メカニカルフック1bと露
出面1dとの係合が離脱され、メカニカルフック1bは
他の面状ファスナーの凹部材のメカニカルループ等に係
合させるために使用することができる。
【0015】この様に、本実施形態のメカニカルフック
を備えたテープ1によると、該メカニカルフック1bを
利用して、特に仮留め手段を設けることなくメカニカル
フックを備えたテープ1を折り畳んだ状態を確実に保持
させることができる。特に、本実施形態のメカニカルフ
ックを備えたテープ1によると、テープ基材1aの内側
の面の折曲部1eから一端1f側略全面がメカニカルフ
ック面1cとなっており、且つテープ基材1aの内側面
の折曲部1eから他端1g側略全面が露出面1dとなっ
ているので、メカニカルフック1bの内側の面どうしが
略全面にわたって係合され、メカニカルフックを備えた
テープ1を折り畳んだ状態が一層確実に保持される。
【0016】次に、本発明のメカニカルフックを備えた
テープの使用例として、上述の実施形態のメカニカルフ
ックを備えたテープ1を展開型使い捨ておむつのファス
ニングテープとして使用した場合について説明する。図
2は図1のメカニカルフックを備えたテープをファスニ
ングテープとして用いている展開形の使い捨ておむつの
斜視図である。
【0017】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ1を使用している展開型使い捨ておむつ10は、図
2に示すように、液透過性の表面シート11、液不透過
性の裏面シート、及びこれら両シート間に介在配置され
た吸収体13を有し、装着時に装着者の腹側に配置され
る腹側部Aと装着時に装着者の背側に配置される背側部
B及び該腹側部A及び該背側部B間に位置する股下部C
が形成されている。上述の実施形態のメカニカルフック
を備えたテープ1は、この展開型使い捨ておむつ10の
背側部Bの左右両側部に固着されている。そしてこの使
い捨ておむつ10の腹側部Aには、上記実施形態のメカ
ニカルフックを備えたテープ1のメカニカルフック1b
と係合可能なランディングテープ14が裏面シート側に
設けられており、上記メカニカルフックを備えたテープ
1のメカニカルフック1bがランディングテープ14に
係合されて背側部Bの左右両側部がそれぞれ腹側部Aと
接合され、ウエスト開口部及びレッグ開口部が形成され
るようになっている。更に、装着時に上記ウエスト開口
部の周縁及びレッグ開口部の周縁を形成するウエスト回
り部及びレッグ回り部には、弾性部材16が配されてお
り、ウエスト開口部の周縁及びレッグ開口部の周縁にギ
ャザーが形成されるようになっている。上記展開型使い
捨ておむつ10は、通常公知の構造を有するものであ
り、上記表面シート11、裏面シート、吸収体13、及
び弾性部材16は、それぞれ、公知の材料により形成さ
れている。また、上記ランディングテープ14は、面状
ファスナの凹部材や不織布、トリコット編布等、メカニ
カルフック1bと係合可能である従来公知のものが用い
られる。
【0018】上記実施形態のメカニカルフックを備えた
テープ1は、この展開型使い捨ておむつ10において
は、折り畳まれた状態における上記テープ基材1aの外
側の面の折曲部1eから他端1g側が、接着剤15を介
して表面シート11に固着されている。
【0019】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ1を展開型使い捨ておむつのファスニングテープと
して用いている場合、このメカニカルフックを備えたテ
ープ1は、二つ折り状態での長さが25〜60mm、幅
が15〜50mmであることが好ましい。上記範囲外で
あると、つかみにくくなったり、止着面積が不足した
り、扱いにくくなったりする場合がある。また、メカニ
カルフックを備えたテープ1のメカニカルフック1bと
ランディングテープ14とは、100〜300f/25
mmの剥離強度で止着されるものであることが好まし
い。100gf/25mm未満では着用時に不用意に剥
がれる場合がある。300gf/25mm超では使用後
の剥離時に大きな力が必要となり、剥がしにくくなる。
尚、この剥離強度は、上記メカニカルフック面と露出面
との剥離強度と同様に180゜剥離テストにより得る荷
重である。
【0020】上述のような展開型使い捨ておむつ10
は、使用前には、テープ基材1aは長さ方向中央におい
て折り畳まれてメカニカルフック1bが上記露出面1d
に係合され仮留めされており、メカニカルフックを備え
たテープ1の折り畳まれた状態が確実に保持されてい
る。そして使い捨ておむつ10の使用に際して、メカニ
カルフックを備えたテープ1が伸展されてメカニカルフ
ック1bが露出面1dから離脱され、ランディングテー
プ14に止着されて使い捨ておむつ10の装着に使用さ
れる。
【0021】この様に、本実施形態のメカニカルフック
を備えたテープ1をファスニングテープとして用いてい
る展開型使い捨ておむつ10によれば、使用前において
メカニカルフックを備えたテープ1の折り畳んだ状態が
確実に保持され、取り扱いが容易であり、メカニカルフ
ック1bが良好に保護されて装着時におけるメカニカル
フックを備えたテープ(ファスニングテープ)とランデ
ィングテープ14との止着力の低下が回避される。
【0022】次に、本発明のメカニカルフックを備えた
テープの第2の実施形態を図面を参照しながら具体的に
説明する。尚、本実施形態において図1に示す第1の実
施形態と同一の部材に関しては同一の符号を付し、説明
は省略する。図3は、本発明のメカニカルフックを備え
たテープの第2の実施形態を該実施形態を廃棄用テープ
として用いているパンツ型使い捨ておむつの裏面シート
とともに示す側面図である。
【0023】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ2では、図3に示すように、テープ基材2aはZ状
に折り畳まれており、2つの折曲部によって一端部2
c、中央部2d及び他端部2eの3つの部分に区分され
ている。またメカニカルフック面2fは、上記一端部1
cの上記中央部2dに対向する面に形成されており、上
記露出面2gは、上記中央部2dの上記メカニカルフッ
ク面2fに対向する面に形成されている。
【0024】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ2について更に詳述すると、上記メカニカルフック
面2fは、面状テープの凸部材が貼付されることにより
メカニカルフック2bが設けられている。このメカニカ
ルフック面2fは、上記一端部2cの上記中央部2dに
対向する面略全面に形成されている。また、中央部2d
の一端部2cに対向する面は略全面にテープ基材2aが
露出されて露出面2gとなっている。更に、本実施形態
のメカニカルフックを備えたテープ2においては、中央
部2dの他端部2eに対向する面は、略全面に面状テー
プの凸部材が貼付されて、メカニカルフック2bの設け
られた折り畳み用フック面2hが形成されており、上記
他端部2eの上記中央部2dに対向する面は略全面にテ
ープ基材2aが露出されて第2の露出面2iとなってい
る。
【0025】本実施形態においてこれら以外の構成は上
述の第1の実施形態と同じであり、上記メカニカルフッ
ク面2f及び折り畳み用フック面2hを形成する面状テ
ープの凸部材、及びテープ基材2aを形成する不織布と
しては、上記第1の実施形態の面状テープの凸部材又は
不織布が同様に用いられる。好ましい(望ましい)面状
テープの凸部材又は不織布についても、上記第1の実施
形態の面状テープの凸部材又は不織布と同様のものが挙
げられる。メカニカルフック面2fと露出面2gとの好
ましい剥離強度、折り畳み用フック面2hと第2の露出
面2iとの好ましい剥離強度については、上記第1の実
施形態におけるメカニカルフック面1cと露出面1dと
の好ましい剥離強度と同様である。
【0026】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ2によっても、上述の第1の実施形態と同様の作用
及び効果を得ることができる。特に、本実施形態のメカ
ニカルフックを備えたテープ2によると、中央部2dの
他端部2eに対向する面略全面と他端部2eの中央部2
dに対向する面略全面とが係合され保持されるようにな
っているので、メカニカルフックを備えたテープ2の全
長に亘って折り畳まれ且つ該折り畳まれた状態が保持さ
れる。
【0027】次に、本発明のメカニカルフックを備えた
テープの使用例として、上述の実施形態のメカニカルフ
ックを備えたテープ2を廃棄用テープとして使用してい
るパンツ型使い捨ておむつについて説明する。図4は図
3のメカニカルフックを備えたテープを廃棄用テープと
して用いているパンツ型使い捨ておむつの斜視図であ
る。
【0028】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ2を使用しているパンツ型使い捨ておむつ20は、
図4に示すように、液透過性の表面シート21、液不透
過性の裏面シート22、及びこれら両シート間に介在配
置された吸収体を有し、装着時に装着者の腹側に配置さ
れる腹側部Aと、背側に配置される背側部Bと、該腹側
部A及び該背側部B間に位置する股下部Cとに区分され
ており、上記腹側部Aの側縁部と上記背側部Bの側縁部
とが接合されてウエスト開口部及び一対のレッグ開口部
が形成されている。そして、ウエスト開口部の周縁及び
各レッグ開口部の周縁には弾性部材24が配されてギャ
ザーが形成されている。また、このパンツ型使い捨てお
むつ20の裏面シート22の外側面には不織布が積層さ
れている。上記パンツ型使い捨ておむつ20は、通常公
知の構造を有するものであり、上記表面シート21、裏
面シート22、吸収体、及び裏面シート22の外側面に
積層される不織布は、それぞれ、公知の材料が用いられ
ている。
【0029】そして上述の実施形態のメカニカルフック
を備えたテープ2は、このパンツ型使い捨ておむつ20
の背側部Bの幅方向略中央に固着されている。このメカ
ニカルフックを備えたテープ2は、折り畳まれた状態に
おける上記他端部2dの外側の面略全面が、接着剤25
を介して裏面シート22の表面に固着されている。
【0030】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ2をパンツ型使い捨ておむつ20の廃棄用テープと
して用いている場合、このメカニカルフックを備えたテ
ープ2は、長さが30〜80mm、幅が10〜30mm
であることが好ましい。上記範囲外であると、廃棄時の
丸められた形状を維持することができなかったり、扱い
にくかったり、装着中じゃまになったりする場合があ
る。また、メカニカルフックを備えたテープ2のメカニ
カルフック2bと裏面シート22の外側面に積層される
不織布とは、800gf/25mm以上の剥離強度で止
着されるものであることが好ましい。800gf/25
mm未満では装着時に不用意に剥がれたり、テープを伸
展する時の剥離によってテープ自体が裏面シート22よ
り剥離してしまう場合がある。尚、この剥離速度は、上
記メカニカルフック面2fと露出面2gとの剥離強度と
同様に180゜剥離テストにより得る荷重である。
【0031】上述のようなパンツ型使い捨ておむつ20
は、使用前には、テープ基材2aは長さ方向中央におい
て折り畳まれて、メカニカルフック面2fが露出面2g
に係合され仮留めされ、折り畳み用フック面2hと第2
の露出面2iとが係合されて、テープ基材2aは長さ方
向中央において折り畳まれた状態となっている。そして
使い捨ておむつ20の廃棄に際して、メカニカルフック
を備えたテープ2が伸展されてメカニカルフック面2f
及び折り畳み用フック面2hがそれぞれ露出面2g又は
第2の露出面2iから離脱され、背側部Bを外側にして
丸められた使い捨ておむつ20の不織布に、メカニカル
フック面2fが係合されて、廃棄形状が保持される。
【0032】この様に、本実施形態のメカニカルフック
を備えたテープ2を廃棄用テープとして用いているパン
ツ型使い捨ておむつ20によれば、使用前においてメカ
ニカルフックを備えたテープ2の折り畳んだ状態が確実
に保持され、取り扱いが容易であり、メカニカルフック
2bが良好に保護されて、廃棄時におけるメカニカルフ
ックを備えたテープ2(廃棄用テープ)と不織布との止
着力の低下が回避される。本実施形態のメカニカルフッ
クを備えたテープ2を廃棄用テープとして用いているパ
ンツ型使い捨ておむつ20によれば、使用前においてメ
カニカルフックを備えたテープ2の折り畳んだ状態が全
長にわたって確実に保持され、一層取り扱いが容易であ
り、メカニカルフック2bが良好に保護される。
【0033】次に、本発明のメカニカルフックを備えた
テープの第3の実施形態を図面を参照しながら具体的に
説明する。尚、本実施形態において図3に示す第2の実
施形態と同一の部材に関しては同一の符号を付し、説明
は省略する。図5は、本発明のメカニカルフックを備え
たテープの第3の実施形態の斜視図である。
【0034】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ3では、図5に示すように、中央部2dが切り欠き
部3jを備えており、メカニカルフック面2fと、他端
部2eの中央部2dに対向する面(第2の露出面)2i
とが切り欠き部3jを通して対面している。
【0035】更に詳述すると、上記切り欠き部3jは、
中央部2dの左右両側縁部を幅方向中央側に切り欠いて
形成されている。また、中央部2dには面状テープの凸
部材は貼付されておらず、折り畳み用フック面は形成さ
れていない。本実施形態において、中央部2dに切り欠
き部3jが備えられており折り畳み用フック面が形成さ
れていない以外の構成は、上述の第2の実施形態と同じ
である。
【0036】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ3では、メカニカルフック面2fは、中央部2dの
露出面2gと、中央部2dの切り欠き部3jを通して対
向する第2の露出面2iとに係合される。
【0037】本実施形態のメカニカルフックを備えたテ
ープ3では、該メカニカルフック2bを利用して、特に
仮留め手段を設けることなくメカニカルフックを備えた
テープ3をZ状に折り畳んだ状態を確実に保持させるこ
とができる。
【0038】本発明は上述した実施形態に限定されるも
のではなく、各部材の具体的な形状、寸法等は、本発明
の趣旨を逸脱しない限り適宜変更可能である。例えば、
上記各実施形態において、メカニカルフック1b,2b
は、面状ファスナーの凸部材を貼付して形成させたもの
とせず、メカニカルフックのみをテープ基材1a,2a
に直接設けたものとすることもできる。上記第2の実施
形態において、中央部2dの他端部2eに対向する面に
は面状テープの凸部材を貼付せず、図6に示すように、
折り畳み用フック面2hに替えて粘着剤4kによる粘着
面4hを形成させ、上記他端部2eの上記中央部2dに
対向する面には該粘着面4hが粘着剤の粘着性を低下さ
せずに剥離可能に粘着される剥離面4iを形成させ、中
央部2dの他端部2eに対向する面と、他端部2eの中
央部2dに対向する面とを剥離可能に粘着させて折り畳
んだ状態を保持させるようにしたメカニカルフックを備
えたテープ4とすることもできる。
【0039】上記第3の実施形態において、切り欠き部
3jは、図7に示すように、中央部2dの略中央を平面
視円形に切り欠いて形成された円形孔5jとしたメカニ
カルフックを備えたテープ5とすることもできる。第1
の実施形態のメカニカルフックを備えたテープ1をパン
ツ型使い捨ておむつの廃棄用テープとして使用したり、
第2の実施形態のメカニカルフックを備えたテープ2を
展開型使い捨ておむつのファスニングテープとして使用
することができることはいうまでもない。尚、テープ基
材1a,2aを、トリコット編布等の不織布以外の、メ
カニカルフックと係合可能な布状部材で形成しても本発
明と同様の効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメカニカ
ルフックを備えたテープによれば、特に仮留め手段を設
けることなく、上記メカニカルフックを利用して折り畳
んだ状態を確実に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメカニカルフックを備えたテープの第
1の実施形態を、該実施形態をファスニングテープとし
て用いている展開型使い捨ておむつの表面シートととも
に示す示す側面図である。
【図2】図1のメカニカルフックを備えたテープを使用
した展開型使い捨ておむつを示す斜視図である。
【図3】本発明のメカニカルフックを備えたテープの第
2の実施形態を、該実施形態を廃棄用テープとして用い
ているパンツ型使い捨ておむつの裏面シートとともに示
す側面図である。
【図4】図3のメカニカルフックを備えたテープを使用
したパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。
【図5】本発明のメカニカルフックを備えたテープの第
3の実施形態を示す斜視図である。
【図6】本発明のメカニカルフックを備えたテープの他
の実施形態を示す側面図である。
【図7】本発明のメカニカルフックを備えたテープの他
の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 メカニカルフックを備えたテープ 1a テープ基材 1b メカニカルフック 1c メカニカルフック面 1d 露出面 1e 折曲部 1f 一端 1g 他端 2 メカニカルフックを備えたテープ 2a テープ基材 2b メカニカルフック 2c 一端部 2d 中央部 2e 他端部 2f メカニカルフック面 2g 露出面 2h 折り畳み用フック面 2i 第2の露出面 3 メカニカルフックを備えたテープ 3j 切り欠き部 4 メカニカルフックを備えたテープ 4h 粘着面 4i 剥離面 4k 粘着剤 5 メカニカルフックを備えたテープ 5j 円形孔(切り欠き) 10 展開型使い捨ておむつ 11 表面シート 13 吸収体 14 ランディングテープ 15 接着剤 16 弾性部材 20 パンツ型使い捨ておむつ 21 表面シート 22 裏面シート 24 弾性部材 25 接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ基材と、該テープ基材に設けられ
    たメカニカルフックとを有する、メカニカルフックを備
    えたテープにおいて、 上記テープ基材は、不織布からなっており、且つ上記メ
    カニカルフックの設けられたメカニカルフック面と上記
    メカニカルフックが配設されずに上記不織布の表面が直
    接露出されている露出面とを有しており、 上記メカニカルフック面が上記露出面に対向した状態に
    折り畳まれていることを特徴とするメカニカルフックを
    備えたテープ。
  2. 【請求項2】 上記テープ基材が2つ折りに折り畳まれ
    ており、 上記メカニカルフック面は、折り畳まれた上記テープ基
    材の内側の面の折曲部から一端側に形成されており、 上記露出面は、折り畳まれた上記テープ基材の内側の面
    の上記折曲部から他端部側に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のメカニカルフックを備えたテー
    プ。
  3. 【請求項3】 上記テープ基材がZ状に折り畳まれて一
    端部、中央部及び他端部の3つの部分に区分されおり、 上記メカニカルフック面は、上記一端部の上記中央部に
    対向する面に形成されており、 上記露出面は、上記中央部の上記メカニカルフック面に
    対向する面に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のメカニカルフックを備えたテープ。
  4. 【請求項4】 上記露出面が、上記他端部の上記中央部
    に対向する面にも形成されており、 上記中央部が切り欠き部を備えており、 上記メカニカルフック面と、上記他端部の上記中央部に
    対向する面とが、上記切り欠きを通して対面しているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のメカニカルフックを備
    えたテープ。
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