JPH10137823A - 圧延機のカリバ合せ装置 - Google Patents

圧延機のカリバ合せ装置

Info

Publication number
JPH10137823A
JPH10137823A JP30177696A JP30177696A JPH10137823A JP H10137823 A JPH10137823 A JP H10137823A JP 30177696 A JP30177696 A JP 30177696A JP 30177696 A JP30177696 A JP 30177696A JP H10137823 A JPH10137823 A JP H10137823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
roll stand
bearing housing
sleeve
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30177696A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Matsumae
克明 松前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP30177696A priority Critical patent/JPH10137823A/ja
Publication of JPH10137823A publication Critical patent/JPH10137823A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ロール組替え時及びカリバ合せ時の作業性の
改良と、軸受ハウジングをロールスタンドに強固に固定
し得ることによる機械調整作業の合理化とを図る。 【解決手段】 カリバ合せ装置は、軸調整装置と軸保持
装置とを含む。軸調整装置は、ウォーム歯車32を一体
に有し、ねじ部31を軸受2と軸受ハウジング4との間
に介挿し、軸受には一体嵌着し、軸受ハウジングには回
転と軸方向移動とが可能に螺嵌合したスリーブ3と、軸
受ハウジングに支持しウォーム歯車に噛合うウォーム6
とから成る。軸保持装置は、軸受ハウジングの耳部42
を挟持する挟持部71及び押圧部72を有し、中間部を
ロールスタンド5に支持したクランプ部材7と、可動部
91の前端部に楔部91Aが設けられロールスタンドに
取り付けた流体圧アクチュエータ9とから成る。流体圧
アクチュエータは、シリンダ保持体11、可動部及びそ
れらの間に介挿したストローク調整用スリーブ10を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延機特に条鋼圧
延機における周面に溝状の孔型(カリバ)を有する一対
のロールの軸受部に関連して設けられたカリバ合せ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧延機のカリバ合せ装置
として公知のものは、ターンバックル方式、クランププ
レート方式及び油圧クランプ方式の3種に大別され、そ
の先行技術の典型的なものが実公平 1− 33212号公報及
び実公平 1− 33211号公報に挙げられる。
【0003】ターンバックル方式のものとしては、実公
平 1− 33212号公報において従来技術で例示されている
が、以下に述べるような構造となっている。即ち、図3
を参照して、このカリバ合せ装置(第1従来例)は2つ
の挟持部32と1つのターンバックル33とを備えてい
て、挟持部32はロールハウジング24の側面上、上ロ
ールチョック25の両側に取付けた軸34の各々に、互
いに回転自在に支持した第1,第2てこ部材35,36
とから形成されている。
【0004】一方、ターンバックル33は、貫通孔の両
側に逆方向の雌ねじを有するナット部材37と、一端が
第1てこ部材35の端部を貫通して、第2てこ部材36
の端部の雌ねじ部に螺合するとともに、他方がナット部
材37に螺合するボルト部材38と、ボルト部材38に
螺合する締付用ナット39と、ロックナット40,41
とからなっている。
【0005】そして、締付用ナット39により、第1,
第2てこ部材35,36の交差角度を調整して、両部材
のロールハウジング24側の端部にて、上ロールチョッ
ク25の両側に設けた張出し部42を挟着して、ロック
ナット40により締付用ナット39の緩みを防止してい
る。その後、適宜ナット部材37を回すことにより挟持
部32全体を軸34を中心として僅かずつ回転させて上
ロールチョック25とともに、上ロール22を軸方向に
移動させて正常なカリバが形成されるように位置調整し
た後、ロックナット41により上ロール22を正常位置
に固定するようになっている。
【0006】次にクランププレート方式は、実公平 1−
33212号公報に開示されるように、図4を参照してこの
第2従来例は、ロールの軸受装置であるロールチョック
26と、ロール23軸方向に一体作動可能に係合したナ
ット部材32と、このナット部材32に螺合してロール
ハウジング24側面に垂直に当接するスラストボルト3
3と、スラストボルト33及びナット部材32間の緩み
を防ぐロック部材34と、ロールハウジング24側部に
着脱自在に取付けて前記スラストボルト33を、その軸
方向にロールハウジング24側面に押付けてボルト3
6、ナット37で締め付けることにより固定するクラン
ププレート35とからカリバ合せ装置が形成される。
【0007】一方、油圧クランプ方式のものとしては実
公平 1− 33211号公報に開示されるが、図5、図6を参
照してこのカリバ合せ装置(第3従来例)は圧延機スタ
ンド41およびロールを回転自在に軸架してなる軸受箱
42に関連させて設けられていて、楔部材43と、当接
金具46と、クランプ金具51と、ロック部材52とに
より形成される。楔部材43は、先端のねじ部45’が
螺着されてなる回動桿45を介して圧延機スタンド41
に固着された支持部材44に支持されて、ロール軸に直
角方向の圧下方向に摺動可能に設けられている。この楔
部材43に当接させる当接金具46は、楔部材43の透
孔47を貫通するように圧延機スタンド41に立設され
たボルト48により楔部材43の移動に追随して圧延機
スタンド41と当接金具46の面46’(軸受箱42の
耳部42’に当接する面)との間隙Lを変更し得るよう
に移動可能に取付けられている。
【0008】クランプ金具51は、当接金具46と対向
するように圧延機スタンド41に固定されたフレーム4
9に軸支された軸50に回動可能に枢支される。ロック
部材52は、油圧シリンダとして構成されていて、クラ
ンプ金具51の後端に対して進退可能にフレーム49に
取付けられ、先端をクランプ金具51の後端に当接し得
る楔状に形成している。
【0009】このような各先行技術に関して、ターンバ
ックル方式の第1従来例は、カリバ合せ時にはナット部
材37と、締付用ナット39と、ロックナット40,4
1とを弛緩・緊締する操作が必要で作業性が悪く、ま
た、ロールの組替え時及び圧下時にも同様の操作を行わ
なければならなくて作業性に問題がある。
【0010】一方、クランププレート方式の第2従来例
は、カリバ合せ時にスラストボルト33の調節、ロック
ナット34及びナット37の弛緩・緊締の操作が必要で
あり、ロールの組替え時及び圧下時においても同様であ
って、作業性が悪い点では第1従来例と同じである。
【0011】また、油圧クランプ方式の第3従来例は、
カリバ合せ時、ロールの組替え時及び圧下時の何れにお
いても、楔部材43及びロック部材52の調節操作を行
う必要があって、これもまた第1従来例、第2従来例と
同様に作業性の点で問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点の解消を図るために成されたものであ
り、本発明は、ロール組替え時及びカリバ合せ時の作業
性を良くすることを主たる目的としたものであって、さ
らにこの目的に加えて、軸受ハウジングをロールスタン
ドに強固に固定し得ること、圧下可能な最小限の隙間を
保持して固定し得ること、軸調整及び軸保持を行う際の
駆動手段の電気制御系統の簡素化を図ることを目的とし
たものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明のうち請求項1記載の発明は、カリバ合せ装
置を、両ロール間の軸方向の相対位置を調整する軸調整
装置と前記軸受部をロールスタンドに固定保持する軸保
持装置とによって形成したものである。ここで軸調整装
置は、筒体の一端部にウォーム歯車を一体に有し、外周
面にねじ部を有し、該ねじ部を前記軸受部の軸受と軸受
ハウジングとの間に介挿して、軸受には一体に嵌着し、
軸受ハウジングには該ハウジング内面に螺刻されたねじ
に前記ねじ部を噛合せて回転及び軸方向移動可能に螺嵌
合してなるスリーブと、軸受ハウジングに回転自在に支
持して前記ウォーム歯車に噛合せたウォームとから成
る。
【0014】一方、軸保持装置は、軸受ハウジングから
ロールスタンドの側方に向けて突設させた耳部と、この
耳部をロールスタンドの側面部とで挟持し得る挟持部を
一端部に有し、回転のための圧力が加えられる押圧部を
他端部に有し、中間部を軸受を介しロールスタンドの側
面部に回転自在に支持してなるクランプ部材と、圧流体
の供給に応じて前進後退する可動部の前端部に前記クラ
ンプ部材の押圧部に当接させる楔部が設けられてロール
スタンドに取り付けられた流体圧アクチュエータとから
成る。
【0015】このようなカリバ合せ装置は、軸調整装置
におけるウォームをモータ等によって回転駆動させるこ
とにより、スリーブが自軸周りに回転すると同時にロー
ル軸方向に移動することから、軸受及びロールはスリー
ブと一体にロール軸方向に移動する。この移動によっ
て、カリバのずれ分に対応して軸方向の相対位置の調整
を行うことができる。
【0016】軸の位置調整によるカリバ合せが終わる
と、軸保持装置における流体圧アクチュエータを圧流体
例えば圧油の供給によって作動させて、可動部を前進さ
せ、前端部の楔部をクランプ部材の押圧部に押し付けさ
せる。この楔部の押し付け作動に伴って、クランプ部材
の一端部に設けられる挟持部が軸受ハウジングの耳部に
当接してこれをロールスタンドの側面部に押し当てて両
側から挟持する。この挟持によって軸受ハウジングをロ
ールスタンドに対して確実に固定保持することができ
る。
【0017】このように請求項1記載の発明では、軸の
位置調整即ちカリバ合せと、軸受部のロールスタンドに
対する固定とを、別の機構及び駆動系統によってそれぞ
れ独立して行わせることができるので、カリバ合せ時及
びロール組替え時の作業性が良好である。さらに、ウォ
ームの回転運動と、流体圧アクチュエータの進退運動と
を行わせるだけでよいため、駆動系統が簡易なものでよ
く、また運転制御が頗る単純化される。
【0018】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明における軸保持装置を構成する
流体圧アクチュエータが、ロールスタンドに取り付けら
れた円筒形状のシリンダ保持体、このシリンダ保持体内
に摺動可能に収納されたシリンダ形状の可動部及びそれ
らの間に介挿したストローク調整用スリーブを備える流
体圧シリンダであって、ストローク調整用スリーブは、
シリンダ保持体にはねじによって回転及び軸方向移動可
能に螺嵌合され、可動部には摺動可能に嵌合されるとと
もに、シリンダ保持体外に存する一端部が可動部のスト
ロークを調節するための回転操作部に形成され、シリン
ダ保持体内に存する他端部が可動部に当接してその移動
を規制するためのストッパ部に形成されることを特徴と
する。
【0019】このようなカリバ合せ装置は、前記軸保持
装置により耳部を挟持して軸受部の軸受ハウジングをロ
ールスタンドに固定保持するに際して、回転操作部を回
してストローク調整用スリーブを回転させると、シリン
ダ保持体に対して螺嵌合され、可動部に対して摺動可能
に嵌合されているために、このスリーブはシリンダ保持
体内で軸方向に進退移動する。ストローク調整用スリー
ブのシリンダ保持体に対する移動位置、即ち出入り位置
を調節することによって、可動部の移動量を規制するこ
とができ、その結果、耳部を換言すれば軸受ハウジング
をロールスタンドに対し、隙間なく強固に固定すること
も、また、できるだけ少ない隙間を持たせながら固定す
ることもできる。
【0020】従って、微小隙間(≒0mm)を予め持たせ
て固定しておくことにより、軸保持装置の軸保持作動を
解除させなくてもロールの圧下を行うことが可能であ
る。また、隙間のない強固な固定と隙間を持つ所謂ソフ
トな固定との切り替えは、ストローク調整用スリーブの
回転による進退位置決めだけの簡単な操作で確実かつ容
易に行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について添付図面を参照しながら詳細に説明する。各図
面において、図1は本発明の実施の形態に係るカリバ合
せ装置が適用される圧延機の断面示平面図、図2は図1
に対応する左側面図である。
【0022】図示の条鋼圧延機の要部構造は次のような
ものである。即ち、周面に溝状の孔型(カリバ)を有す
る一対のロール(上ロール)1と下ロール(図示せず)
とがロールスタンド5にそれぞれ軸受部を介して回転自
在に支持されるとともに、図示しない駆動手段と連結し
て回転駆動されるようになっている。
【0023】この条鋼圧延機における一対のロールのう
ちの上ロールであるロール1についてのカリバ合せ装置
に関し説明すると、ロール1にベアリングで実現される
軸受2がフィレットリング13と軸受スクリュー14と
によって軸方向の移動不能、軸回りの回転自在に固定さ
れていて、さらにその外周にスリーブ3が嵌合されてい
る。
【0024】スリーブ3は、ロール1の中心寄り側であ
る一端部に内側に張出してなる口縁部が一体成形されて
いるとともに、他端部の外周部には端側から順にウォー
ム歯車32とねじ部31とが設けられていて、さらに他
端部の内周部にねじが螺刻されている。このスリーブ3
はベアリング2に嵌合した後に軸受ナット12で締め付
けることによって、ベアリング2の外輪に一体に固着さ
れている。
【0025】スリーブ3の外周には軸受ハウジング4が
嵌装されており、この軸受ハウジング4の内周面に螺刻
されているねじ41とスリーブ3のねじ部31とが螺合
することにより、スリーブ3が軸受ハウジング4に対し
て回転可能、かつ、軸方向の移動可能に螺嵌合してい
る。なお、軸受ハウジング4はロールスタンド5の軸受
取付け部に着脱可能に取付けられるようになっている。
一方、スリーブ3のウォーム歯車32にはウォーム6を
噛合わせていて、このウォーム6は、軸受ハウジング4
に固定した軸受15に回転自在に軸支されている。
【0026】このように、ベアリング2と軸受ハウジン
グ4との間に介挿されてベアリング2には一体に嵌着
し、軸受ハウジング4には回転及び軸方向移動可能に螺
嵌合してなるスリーブ3と、軸受ハウジング4に回転自
在に支持されてスリーブ3のウォーム歯車32に噛合せ
たウォーム6との両部材が軸調整装置の構成要素を成し
ている。
【0027】次に、カリバ合せ装置の今一つの構成要素
である軸保持装置について説明する。この軸保持装置
は、耳部42と、クランプ部材7と、油圧シリンダで実
現される流体圧アクチュエータ9とを構成要素として備
える。
【0028】耳部42は、軸受ハウジング4の端部から
ロールスタンド5の側方に対向するように一体に突設さ
せた凸部により形成される。一方、クランプ部材7は、
金属板を成形加工して得られる所定形状の板片から成
り、一端部に挟持部71が、他端部に押圧部72が、中
間部に軸孔がそれぞれ形成されていて、前記軸孔に嵌挿
した軸8をロールスタンド5の側部に固定された軸受1
7に支承させて取付けられる。このように取付けてなる
クランプ部材7は、ロールスタンド5の側方において中
間部の軸孔を中心とする揺動可能に配設され、一端部の
挟持部71を前記耳部42のロールスタンド5とは反対
側の側面に対して外側から接離させ得るように設けられ
る。
【0029】流体圧アクチュエータとしての油圧シリン
ダ9は、シリンダ保持体11と、可動部91と、ストロ
ーク調整用スリーブ10とを構成要素部材に有してい
る。シリンダ保持体11は金属製の円筒体から成り、内
面にねじ111が螺刻されている。このシリンダ保持体
11はロールスタンド5にブラケット等の取付部材によ
って固定され、前端部を前記軸受17の側方に接近させ
て配設される。このシリンダ保持体11の後端部には、
ピストンロッド16が固定されている。
【0030】可動部91は、有頂円筒形のシリンダ形状
を成していて、前端部となる頂部に楔部91Aが一体に
形成されており、この楔部91Aには前記クランプ部材
7における押圧部72の端面部分に面接触させるための
斜面を備えている。この可動部91の外周にストローク
調整用スリーブ10を摺動可能に嵌合して、それら可動
部91及びストローク調整用スリーブ10を纏めてシリ
ンダ保持体11内に収納させるとともに、可動部91の
後端部に段付円盤形のロッドカバー92を蓋状に覆わせ
て固着させている。
【0031】ストローク調整用スリーブ10は、前端側
の一端部にフランジを有する円筒体に形成されて、外周
部には前記シリンダ保持体11のねじ111と螺合関係
を持つねじ101が螺刻されている。このストローク調
整用スリーブ10はシリンダ保持体11に対して螺嵌合
して収納され、シリンダ保持体11外に存する前記フラ
ンジが、このスリーブ10を回転するための回転操作部
に形成され、また、後端側の他端部が、可動部91と一
体を成すロッドカバー92のフランジ面に当接して該可
動部91の前進側への移動を規制するストッパ部に形成
される。
【0032】次にこのような実施の形態の作動・機能に
ついて以下に説明する。ウォーム6をモータ等適宜の駆
動手段によって回転させると、ウォーム6とウォーム歯
車32とが噛合っているのでスリーブ3が回転する。こ
のスリーブ3の外周のねじ部31と軸受ハウジング4の
ねじ41が噛合っているので、スリーブ3は回転しなが
ら図1の矢印B方向に移動する。
【0033】スリーブ3が矢印B方向に移動すると、該
スリーブ3と一体関係を成す軸受2及びロール1も同じ
矢印B方向に移動する。即ち、カリバのずれ分に相当す
る量だけ移動量の調整ができ、従って、軸調整装置にお
けるスリーブ3の回転操作だけで両ロール間のカリバ合
せが可能である。
【0034】一方、軸保持装置における油圧シリンダ9
の室イに圧油を送り込んで可動部91を図1の矢印A方
向に移動させると、その前端部の楔部91Aがクランプ
部材7の押圧部72の端面を押し、その結果、クランプ
部材7は図1の矢印C方向に回転する。ここで、クラン
プ部材7の挟持部71は軸受ハウジング4の耳部42に
当接して、ロールスタンド5とで耳部42を挟み付け、
これにより軸受ハウジング4をロールスタンド5に固定
する。
【0035】この場合に、ストローク調整用スリーブ1
0を回転操作部であるフランジによって適宜回転させる
と、この外周のねじ101とシリンダ保持体11のねじ
111が噛合っているので、ストローク調整用スリーブ
10は図1の矢印D方向に移動する。このストローク調
整用スリーブ10を所定の位置で停止させると、可動部
91は、ロッドカバー92のフランジ面がストローク調
整用スリーブ10の他端部の端面であるストッパ部に当
たったところで矢印A方向の前進動作が停止する。
【0036】従って、ストローク調整用スリーブ10を
回転させてその矢印D方向の移動量を調整することによ
って、クランプ部材7の矢印C方向の回動量が規制され
る。そこで、クランプ部材7の挟持部71が軸受ハウジ
ング4の耳部42をロールスタンド5に押し付ける量を
規制することになる。この矢印D方向の移動量の調整に
よって軸受ハウジング4をロールスタンド5に対して、
タイトに固定させることはもとより、僅かな隙間を持た
せて固定させることも可能となる。
【0037】ところで、油圧シリンダ9においてストロ
ーク調整用スリーブ10が無く、可動部91がシリンダ
保持体11内に直接的に摺動可能に嵌挿されているもの
では、この油圧シリンダ9の出力で各部の隙間、撓みが
なくなるまで矢印A方向に移動して、バランスがとれた
ところで可動部91は停止し、軸受ハウジング4をロー
ルスタンド5に対してタイトに固定させるように作用す
る。
【0038】これに対して、この実施の形態では、あら
かじめ隙間(≒0mm)を持たせて固定しておくと、油圧
源を遮断しなくてもその状態のままでロール圧下が可能
である。また、圧延運転中に隙間を持たせずに強固に固
定することも可能であり、これらの軸保持調節がストロ
ーク調整用スリーブ10の回転操作だけで簡単に行え
る。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
請求項1の発明は、カリバ合せ装置を、両ロール間の軸
方向の相対位置を調整する軸調整装置と前記軸受部をロ
ールスタンドに固定保持する軸保持装置とによって形成
したから、ロール組替え時には軸保持装置を操作してク
ランプ部材による耳部の挟持固定を解除するだけで軸調
整装置側の操作は一切不要であり、従って、組替え時の
作業性が良好となり、かつ、単純化される。
【0040】また、カリバ調整の際は、軸調整装置のウ
ォームを回転操作するだけで軸保持装置側は軸受を固定
した状態のままで操作は一切不要であり、従って、カリ
バ調整時の作業性も同様に良好かつ、単純化される。
【0041】また、請求項2の発明は、軸保持装置にお
けるストローク調整用スリーブを回転させるだけの操作
で、軸受部をロールスタンドに強固に固定することも、
ロールを圧下できる程度の最小隙間を持たせた軸受部の
固定も行えることから、ロール組替え時及びカリバ調整
時の作業性が良好となる効果に加えて、運転時の機械調
整作業の合理化が図れる。さらに、ウォームの回転、流
体圧アクチュエータの前進・後退、ストローク調整用ス
リーブの回転の各制御を行わせるだけの単純な操作で済
むため、電気制御系統の一段の簡素化が果たされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカリバ合せ装置が適
用される圧延機の断面示平面図である。
【図2】図1に対応する左側面図である。
【図3】第1従来例の部分断面示平面図である。
【図4】第2従来例の部分断面示平面図である。
【図5】第3従来例の部分断面示平面図である。
【図6】図5のA−A線に沿った部分断面示側面図であ
る。
【符号の説明】
1…ロール、 2…軸受、3…
スリーブ、 31…ねじ部、32…
ウォーム歯車、 4…軸受ハウジン
グ、41…ねじ、 42…耳
部、5…ロールスタンド、 6…ウォー
ム、7…クランプ部材、 71…挟持
部、72…押圧部、 8…軸、
9…流体圧アクチュエータ、 91…可動部、9
1A…楔部、 92…ロッドカ
バー、10…ストローク調整用スリーブ、 101…ね
じ、11…シリンダ保持体、 111…ね
じ、12…軸受ナット、 13…フィ
レットリング、14…軸受スクリュー、
15…軸受、16…ピストンロッド、 1
7…軸受、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に溝状の孔型を有する一対のロール
    の軸受部に関連して設けられたカリバ合せ装置を操作し
    両ロール間に所定の正しい形状のカリバを形成して条鋼
    類を圧延する圧延機において、前記カリバ合せ装置が、
    両ロール間の軸方向の相対位置を調整する軸調整装置と
    前記軸受部をロールスタンドに固定保持する軸保持装置
    とを含み、軸調整装置は、筒体の一端部にウォーム歯車
    を一体に有し、外周面にねじ部を有し、該ねじ部を前記
    軸受部の軸受と軸受ハウジングとの間に介挿して、軸受
    には一体に嵌着し、軸受ハウジングには該ハウジング内
    面に螺刻されたねじに前記ねじ部を噛合せて回転及び軸
    方向移動可能に螺嵌合してなるスリーブと、軸受ハウジ
    ングに回転自在に支持して前記ウォーム歯車に噛合せた
    ウォームとから成り、軸保持装置は、軸受ハウジングか
    らロールスタンドの側方に向けて突設させた耳部と、こ
    の耳部をロールスタンドの側面部とで挟持し得る挟持部
    を一端部に有し、回転のための圧力が加えられる押圧部
    を他端部に有し、中間部を軸受を介しロールスタンドの
    側面部に回転自在に支持してなるクランプ部材と、圧流
    体の供給に応じて前進後退する可動部の前端部に前記ク
    ランプ部材の押圧部に当接させる楔部が設けられてロー
    ルスタンドに取り付けられた流体圧アクチュエータとか
    ら成ることを特徴とする圧延機のカリバ合せ装置。
  2. 【請求項2】 流体圧アクチュエータが、ロールスタン
    ドに取り付けられた円筒形状のシリンダ保持体、このシ
    リンダ保持体内に摺動可能に収納されたシリンダ形状の
    可動部及びそれらの間に介挿したストローク調整用スリ
    ーブを備える流体圧シリンダであって、ストローク調整
    用スリーブは、シリンダ保持体にはねじによって回転及
    び軸方向移動可能に螺嵌合され、可動部には摺動可能に
    嵌合されるとともに、シリンダ保持体外に存する一端部
    が可動部のストロークを調節するための回転操作部に形
    成され、シリンダ保持体内に存する他端部が可動部に当
    接してその移動を規制するためのストッパ部に形成され
    る請求項1記載の圧延機のカリバ合せ装置。
JP30177696A 1996-11-13 1996-11-13 圧延機のカリバ合せ装置 Withdrawn JPH10137823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30177696A JPH10137823A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 圧延機のカリバ合せ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30177696A JPH10137823A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 圧延機のカリバ合せ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10137823A true JPH10137823A (ja) 1998-05-26

Family

ID=17901040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30177696A Withdrawn JPH10137823A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 圧延機のカリバ合せ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10137823A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102764768A (zh) * 2012-07-09 2012-11-07 莱芜钢铁集团有限公司 整体式轧机轴向调整装置
CN103008353A (zh) * 2012-12-31 2013-04-03 湖北新冶钢有限公司 高强度轧机
CN105798068A (zh) * 2016-04-19 2016-07-27 大连三高科技发展有限公司 轧辊轴向调整机构
CN114147070A (zh) * 2021-11-24 2022-03-08 北京京诚之星科技开发有限公司 轧机窜辊装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102764768A (zh) * 2012-07-09 2012-11-07 莱芜钢铁集团有限公司 整体式轧机轴向调整装置
CN103008353A (zh) * 2012-12-31 2013-04-03 湖北新冶钢有限公司 高强度轧机
CN103008353B (zh) * 2012-12-31 2015-06-03 湖北新冶钢有限公司 高强度轧机
CN105798068A (zh) * 2016-04-19 2016-07-27 大连三高科技发展有限公司 轧辊轴向调整机构
CN114147070A (zh) * 2021-11-24 2022-03-08 北京京诚之星科技开发有限公司 轧机窜辊装置
CN114147070B (zh) * 2021-11-24 2023-10-24 北京京诚之星科技开发有限公司 轧机窜辊装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0296410B1 (en) Die clamping apparatus
US4240305A (en) Retaining clamp for an adjustable steering column
US6431565B2 (en) Motor vehicle suspension alignment adjuster
JPH03161336A (ja) 版板を正確な位置で迅速に締め付ける及び緊定するための装置
JPH11165270A (ja) 保持、位置決めまたはクランプ装置
US5799380A (en) Device for assembling a servo valve
JP3200091B2 (ja) 力増幅器付きクランプ装置
JPH0246314A (ja) ころ案内のガイドシューの固定機構
JPH10137823A (ja) 圧延機のカリバ合せ装置
EP1533209A1 (en) Steering device and method of producing rack shaft
US5136946A (en) Clamping device for an axially displaceable adjusting member for changing-over a gripper on a gripper cylinder of a sheet-fed rotary printing machine
JP3859842B2 (ja) ガイド装置の位置制御装置
KR100397294B1 (ko) 기계력증폭장치를갖춘클램프장치
JPH10196634A (ja) シャフトとハブの結合部用交換装置
US4674908A (en) Mechanism for clamping a second machine part which is supported movably with respect to a first machine part
JPH03142008A (ja) クラウン調整ロール
JP3288215B2 (ja) 形鋼用ローラ矯正機の幅可変装置
JPH0749220B2 (ja) 版板を平行に締め付ける装置
US6035687A (en) Rolling mill stand for rolling wire
US5415096A (en) Device for correcting trapezoidal register deviations
JP3791197B2 (ja) チルト式ステアリング装置
JPH049046Y2 (ja)
JPS60189447A (ja) 見当合わせ‐調節装置
US5501093A (en) Procedure and apparatus for forming a rectangular collar at the end of a pipe
JPS6245902Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203