JPH10138242A - 長繊維強化ポリプロピレン構造物 - Google Patents
長繊維強化ポリプロピレン構造物Info
- Publication number
- JPH10138242A JPH10138242A JP8313062A JP31306296A JPH10138242A JP H10138242 A JPH10138242 A JP H10138242A JP 8313062 A JP8313062 A JP 8313062A JP 31306296 A JP31306296 A JP 31306296A JP H10138242 A JPH10138242 A JP H10138242A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- fiber reinforced
- long fiber
- antioxidant
- reinforced polypropylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械的強度、耐熱性に加え、紫外線又は水等
に対する耐候性を付与することができる長繊維強化ポリ
プロピレン構造物を提供すること。 【解決手段】 改質剤として有機シラン化合物、不飽和
カルボン酸および不飽和カルボン酸無水物から選ばれる
少なくとも1種のものと、有機過酸化物とで改質された
改質ポリプロピレン20〜90重量%と、長繊維強化材
(平均単繊維径3〜21μm)10〜80重量%と、特
定一次粒子径の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化セ
リウムから選ばれる少なくとも1種の超微粒子フィラー
とを合計で0.3〜5重量%との量で含む長繊維強化ポ
リプロピレン構造物であり、長繊維強化材が該長繊維強
化ポリプロピレン構造物を引き抜き成形によって溶融流
れ方向に略平行に整列していることを特徴とする長繊維
強化ポリプロピレン構造物。
に対する耐候性を付与することができる長繊維強化ポリ
プロピレン構造物を提供すること。 【解決手段】 改質剤として有機シラン化合物、不飽和
カルボン酸および不飽和カルボン酸無水物から選ばれる
少なくとも1種のものと、有機過酸化物とで改質された
改質ポリプロピレン20〜90重量%と、長繊維強化材
(平均単繊維径3〜21μm)10〜80重量%と、特
定一次粒子径の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化セ
リウムから選ばれる少なくとも1種の超微粒子フィラー
とを合計で0.3〜5重量%との量で含む長繊維強化ポ
リプロピレン構造物であり、長繊維強化材が該長繊維強
化ポリプロピレン構造物を引き抜き成形によって溶融流
れ方向に略平行に整列していることを特徴とする長繊維
強化ポリプロピレン構造物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は改質ポリプロピレン
であって、改質剤として有機シラン化合物、不飽和カル
ボン酸及び不飽和カルボン酸無水物から選ばれる1種以
上の改質剤と有機過酸化物とを用いて素材ポリプロピレ
ンを改質した改質ポリプロピレンと、長繊維強化材と、
超微粒子フィラーと、必要に応じて酸化防止剤とを含む
長繊維強化ポリプロピレン構造物(主としてペレット)
に関する。
であって、改質剤として有機シラン化合物、不飽和カル
ボン酸及び不飽和カルボン酸無水物から選ばれる1種以
上の改質剤と有機過酸化物とを用いて素材ポリプロピレ
ンを改質した改質ポリプロピレンと、長繊維強化材と、
超微粒子フィラーと、必要に応じて酸化防止剤とを含む
長繊維強化ポリプロピレン構造物(主としてペレット)
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、長繊維強化ポリプロピレンを
用いた成形体が建材等の構造材料に使用されている。こ
の長繊維強化ポリプロピレンはガラス繊維等の繊維強化
材に、ポリプロピレンを含浸させたものである。
用いた成形体が建材等の構造材料に使用されている。こ
の長繊維強化ポリプロピレンはガラス繊維等の繊維強化
材に、ポリプロピレンを含浸させたものである。
【0003】長繊維強化ポリプロピレン成形体におい
て、一般にポリプロピレンは単独では機械的強度に不足
することから、多くの場合に更に無機フィラー等を併用
配合してポリプロピレンの機械的強度を向上させること
が行われる。しかしながら、ポリプロピレンは非極性物
質であるのに対して多くの無機フィラーは極性物質であ
ることに起因して、ポリプロピレンと無機フィラーとは
相互に親和性に欠ける。
て、一般にポリプロピレンは単独では機械的強度に不足
することから、多くの場合に更に無機フィラー等を併用
配合してポリプロピレンの機械的強度を向上させること
が行われる。しかしながら、ポリプロピレンは非極性物
質であるのに対して多くの無機フィラーは極性物質であ
ることに起因して、ポリプロピレンと無機フィラーとは
相互に親和性に欠ける。
【0004】したがって、ポリプロピレンを改質して無
機フィラーとの親和性を向上させるか又は無機フィラー
を改質してポリプロピレンとの親和性を向上させる必要
がある。実用的には、ポリプロピレンの改質が多用され
る。
機フィラーとの親和性を向上させるか又は無機フィラー
を改質してポリプロピレンとの親和性を向上させる必要
がある。実用的には、ポリプロピレンの改質が多用され
る。
【0005】ポリプロピレンを改質する方法としては、
(メタ)アクリル酸又は無水マレイン酸のような不飽和
カルボン酸を改質剤として有機過酸化物の共存下にポリ
プロピレンに添加し、これを溶融混練して改質剤をポリ
プロピレンにグラフト重合させることによって、無機フ
ィラーと結合し得る極性基を導入する方法が知られてい
る。この方法によって得られた長繊維強化ポリプロピレ
ン成形体は機械的強度、耐衝撃性及び成形外観等に優れ
ていることを利して、例えば屋外で使用する建材等の構
造材料として広く使用されている。
(メタ)アクリル酸又は無水マレイン酸のような不飽和
カルボン酸を改質剤として有機過酸化物の共存下にポリ
プロピレンに添加し、これを溶融混練して改質剤をポリ
プロピレンにグラフト重合させることによって、無機フ
ィラーと結合し得る極性基を導入する方法が知られてい
る。この方法によって得られた長繊維強化ポリプロピレ
ン成形体は機械的強度、耐衝撃性及び成形外観等に優れ
ていることを利して、例えば屋外で使用する建材等の構
造材料として広く使用されている。
【0006】一方、長繊維強化ポリプロピレン等の高分
子材料は大気雰囲気中で熱又は光等による自動酸化反応
を生ずる。その理由で、長繊維強化ポリプロピレン成形
体が屋外で使用されると、太陽光の熱又は紫外線による
自動酸化反応で劣化して、その耐用年数短縮を来たすと
いう問題がある。
子材料は大気雰囲気中で熱又は光等による自動酸化反応
を生ずる。その理由で、長繊維強化ポリプロピレン成形
体が屋外で使用されると、太陽光の熱又は紫外線による
自動酸化反応で劣化して、その耐用年数短縮を来たすと
いう問題がある。
【0007】したがって、長繊維強化ポリプロピレン成
形体には、自動酸化反応によって劣化を防止する為に、
耐熱性及び光に対する耐光性が求められている。長繊維
強化ポリプロピレン成形体に光に対する耐光性(耐候
性)を付与する方法としては、従来から光安定剤を添加
する方法が知られている。光安定剤には紫外線吸収剤
(UVA)、HALS等の種類がある。具体的な紫外線
吸収剤としては有機系の紫外線吸収剤として、ベンゾト
リアゾール系、ベンゾエート系、ベンゾフェノン系及び
シアノアクリレート系等が使用される。また、HALS
としてはヒンダードピペリジン系のものが使用されてい
る。このような光安定剤を使用することによって、長繊
維強化ポリプロピレン成形体に強力な耐候性を付与する
ことが可能になる。
形体には、自動酸化反応によって劣化を防止する為に、
耐熱性及び光に対する耐光性が求められている。長繊維
強化ポリプロピレン成形体に光に対する耐光性(耐候
性)を付与する方法としては、従来から光安定剤を添加
する方法が知られている。光安定剤には紫外線吸収剤
(UVA)、HALS等の種類がある。具体的な紫外線
吸収剤としては有機系の紫外線吸収剤として、ベンゾト
リアゾール系、ベンゾエート系、ベンゾフェノン系及び
シアノアクリレート系等が使用される。また、HALS
としてはヒンダードピペリジン系のものが使用されてい
る。このような光安定剤を使用することによって、長繊
維強化ポリプロピレン成形体に強力な耐候性を付与する
ことが可能になる。
【0008】しかしながら、これらの光安定剤は耐熱性
に不足すると共に、このような光安定剤が配合された成
形体中における光安定作用(光劣化防止作用)が比較的
短期で滅失する傾向がある。それに起因して、ポリプロ
ピレンの加工時に配合された光安定剤が揮発又は分解に
よって減少してしまう問題、長繊維強化ポリプロピレン
成形体を屋外で長期間使用する際に、光安定剤が揮発又
は分解によって失われて紫外線吸収作用低下を来たす問
題がある。
に不足すると共に、このような光安定剤が配合された成
形体中における光安定作用(光劣化防止作用)が比較的
短期で滅失する傾向がある。それに起因して、ポリプロ
ピレンの加工時に配合された光安定剤が揮発又は分解に
よって減少してしまう問題、長繊維強化ポリプロピレン
成形体を屋外で長期間使用する際に、光安定剤が揮発又
は分解によって失われて紫外線吸収作用低下を来たす問
題がある。
【0009】以上のような光安定剤に加えて、長繊維強
化ポリプロピレンには、樹脂に耐熱性を付与する為に多
くの場合にフェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止
剤、チオ(硫黄)系酸化防止剤等の酸化防止剤が使用さ
れる。実際には、長繊維強化ポリプロピレンには、光安
定剤及び酸化防止剤が組み合わされて使用される。
化ポリプロピレンには、樹脂に耐熱性を付与する為に多
くの場合にフェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止
剤、チオ(硫黄)系酸化防止剤等の酸化防止剤が使用さ
れる。実際には、長繊維強化ポリプロピレンには、光安
定剤及び酸化防止剤が組み合わされて使用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、長繊維
強化ポリプロピレンにおいて上記の光安定剤及び酸化防
止剤を組合わせて使用すると、組合わせによって互に拮
抗作用を生ずる場合、失活したりすることがある。例え
ば、ある種の光安定剤と酸化防止剤とを組合せて使用す
ると拮抗作用を生じて耐熱性及び光安定剤が失活する。
また、ある種の光安定剤と改質剤とを組合せて使用する
と光安定剤が失活する。その結果、上記の光安定剤及び
酸化防止剤を組合わせて使用しても、構造材料に要求さ
れる機械的強度、耐熱性及び耐候性の全てを充分に満足
させるような長繊維強化ポリプロピレンは今以て得られ
ていない。
強化ポリプロピレンにおいて上記の光安定剤及び酸化防
止剤を組合わせて使用すると、組合わせによって互に拮
抗作用を生ずる場合、失活したりすることがある。例え
ば、ある種の光安定剤と酸化防止剤とを組合せて使用す
ると拮抗作用を生じて耐熱性及び光安定剤が失活する。
また、ある種の光安定剤と改質剤とを組合せて使用する
と光安定剤が失活する。その結果、上記の光安定剤及び
酸化防止剤を組合わせて使用しても、構造材料に要求さ
れる機械的強度、耐熱性及び耐候性の全てを充分に満足
させるような長繊維強化ポリプロピレンは今以て得られ
ていない。
【0011】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものであって、機械的強度、耐熱性、耐候性に
優れた長繊維強化ポリプロピレン構造物を提供すること
を目的としている。
うとするものであって、機械的強度、耐熱性、耐候性に
優れた長繊維強化ポリプロピレン構造物を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の長繊維強化ポリ
プロピレン構造物は、有機シラン化合物、不飽和カルボ
ン酸及び不飽和カルボン酸無水物から選ばれる1種以上
の改質剤0.01〜5重量%と、有機過酸化物0.01〜
0.5重量%とで改質された改質ポリプロピレン20〜
90重量%と、平均直径3〜21μm の連続した繊維強
化材10〜80重量%と、下記の(a)〜(d)から選
ばれる1種以上の超微粒子フィラーとを合計で0.3〜
5重量%の量で含む長繊維強化ポリプロピレン構造物で
あり、前記繊維強化材が該長繊維強化ポリプロピレン構
造物を引き抜き成形によって溶融流れ方向に略平行に整
列していることを特徴とするものである: (a)一次粒子径0.02〜0.05μm の酸化チタン; (b)一次粒子径が0.005〜0.04μm の酸化亜
鉛; (c)一次粒子径が0.1μm 以下の酸化鉄; (d)一次粒子径が0.002〜0.05μm の酸化セリ
ウム。
プロピレン構造物は、有機シラン化合物、不飽和カルボ
ン酸及び不飽和カルボン酸無水物から選ばれる1種以上
の改質剤0.01〜5重量%と、有機過酸化物0.01〜
0.5重量%とで改質された改質ポリプロピレン20〜
90重量%と、平均直径3〜21μm の連続した繊維強
化材10〜80重量%と、下記の(a)〜(d)から選
ばれる1種以上の超微粒子フィラーとを合計で0.3〜
5重量%の量で含む長繊維強化ポリプロピレン構造物で
あり、前記繊維強化材が該長繊維強化ポリプロピレン構
造物を引き抜き成形によって溶融流れ方向に略平行に整
列していることを特徴とするものである: (a)一次粒子径0.02〜0.05μm の酸化チタン; (b)一次粒子径が0.005〜0.04μm の酸化亜
鉛; (c)一次粒子径が0.1μm 以下の酸化鉄; (d)一次粒子径が0.002〜0.05μm の酸化セリ
ウム。
【0013】それに加えて、本発明の長繊維強化ポリプ
ロピレン樹脂構造物は有機シラン化合物、不飽和カルボ
ン酸及び不飽和カルボン酸無水物出形成される群から選
ばれる少なくとも1種の改質剤0.01〜5重量%と、
有機過酸化物0.01〜0.5重量%とで改質された改質
ポリプロピレン15〜89.99重量%と、酸化防止剤
0.01〜5重量%と、平均直径3〜21μm の連続し
た繊維強化材10〜80重量%と、下記(a)〜(d)
から選ばれる少なくとも1種の超微粒子フィラーを合計
で0.3〜5重量%との量で含む長繊維強化ポリプロピ
レン構造物であり、前記繊維強化材の一部分以上が該長
繊維強化ポリプロピレン構造物を引き抜き成形によって
溶融流れ方向に略平行に整列していることを特徴とす
る: (a)一次粒子径0.02〜0.05μm の酸化チタン; (b)一次粒子径0.005〜0.04μm の酸化亜鉛; (c)一次粒子径0.1μm 以下の酸化鉄; (d)一次粒子径0.002〜0.05μm の酸化セリウ
ム。
ロピレン樹脂構造物は有機シラン化合物、不飽和カルボ
ン酸及び不飽和カルボン酸無水物出形成される群から選
ばれる少なくとも1種の改質剤0.01〜5重量%と、
有機過酸化物0.01〜0.5重量%とで改質された改質
ポリプロピレン15〜89.99重量%と、酸化防止剤
0.01〜5重量%と、平均直径3〜21μm の連続し
た繊維強化材10〜80重量%と、下記(a)〜(d)
から選ばれる少なくとも1種の超微粒子フィラーを合計
で0.3〜5重量%との量で含む長繊維強化ポリプロピ
レン構造物であり、前記繊維強化材の一部分以上が該長
繊維強化ポリプロピレン構造物を引き抜き成形によって
溶融流れ方向に略平行に整列していることを特徴とす
る: (a)一次粒子径0.02〜0.05μm の酸化チタン; (b)一次粒子径0.005〜0.04μm の酸化亜鉛; (c)一次粒子径0.1μm 以下の酸化鉄; (d)一次粒子径0.002〜0.05μm の酸化セリウ
ム。
【0014】本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物
においては、上記不飽和カルボン酸又は不飽和カルボン
酸無水物がそれぞれマレイン酸又は無水マレイン酸であ
ることが好ましく、また、長繊維強化材がガラス繊維で
あることが好ましい。
においては、上記不飽和カルボン酸又は不飽和カルボン
酸無水物がそれぞれマレイン酸又は無水マレイン酸であ
ることが好ましく、また、長繊維強化材がガラス繊維で
あることが好ましい。
【0015】本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物
は上記(a)〜(d)から選ばれる1種以上の超微粒子
フィラーを含有することによって、改質剤による機械的
強度向上効果、酸化防止剤による耐熱性向上効果を損な
うことなく、紫外線等の光に対して優れた耐候性を発揮
することができる。
は上記(a)〜(d)から選ばれる1種以上の超微粒子
フィラーを含有することによって、改質剤による機械的
強度向上効果、酸化防止剤による耐熱性向上効果を損な
うことなく、紫外線等の光に対して優れた耐候性を発揮
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物について具体的に説明する。本発明の長繊
維強化ポリプロピレン構造物は改質ポリプロピレン、長
繊維強化材、超微粒子フィラー及び必要に応じて酸化防
止剤を含んで形成されている。本発明では、この長繊維
強化ポリプロピレン構造物は主として、長繊維強化ポリ
プロピレンからなるペレットを意味する。
ピレン構造物について具体的に説明する。本発明の長繊
維強化ポリプロピレン構造物は改質ポリプロピレン、長
繊維強化材、超微粒子フィラー及び必要に応じて酸化防
止剤を含んで形成されている。本発明では、この長繊維
強化ポリプロピレン構造物は主として、長繊維強化ポリ
プロピレンからなるペレットを意味する。
【0017】本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物
を構成する改質ポリプロピレンは素材ポリプロピレンを
改質剤と有機過酸化物とで改質した改質ポリプロピレン
又はこの改質ポリプロピレンと非改質ポリプロピレンと
の組成物(以下「ポリプロピレン組成物」という。)で
ある。
を構成する改質ポリプロピレンは素材ポリプロピレンを
改質剤と有機過酸化物とで改質した改質ポリプロピレン
又はこの改質ポリプロピレンと非改質ポリプロピレンと
の組成物(以下「ポリプロピレン組成物」という。)で
ある。
【0018】<素材ポリプロピレン>素材ポリプロピレ
ンはプロピレン結晶性単独重合体若しくはプロピレンと
他のα- オレフィンとの結晶性共重合体、又はこれらの
プロピレン結晶性単独重合体若しくは結晶性共重合体の
うちの2種以上からなる組成物である。
ンはプロピレン結晶性単独重合体若しくはプロピレンと
他のα- オレフィンとの結晶性共重合体、又はこれらの
プロピレン結晶性単独重合体若しくは結晶性共重合体の
うちの2種以上からなる組成物である。
【0019】上記のα-オレフィンとしては、プロピレ
ン以外のα-オレフィンであれば特にその種類を限定す
るものではないが、エチレン、1-ブテン、1-ペンテン、
1-ヘキセン、2-メチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテ
ン、1-オクテン及び1-デセン等を挙げることができる。
ン以外のα-オレフィンであれば特にその種類を限定す
るものではないが、エチレン、1-ブテン、1-ペンテン、
1-ヘキセン、2-メチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテ
ン、1-オクテン及び1-デセン等を挙げることができる。
【0020】本発明で素材として用いられるポリプロピ
レンとしては、具体的にはプロピレン単独重合体、プロ
ピレン・エチレン結晶性共重合体、プロピレン・エチレ
ン・4-メチル-1-ペンテンの結晶性共重合体等の結晶性
単独重合体又は結晶性共重合体が好ましく用いられ、特
にプロピレン単独重合体が好ましく用いられる。
レンとしては、具体的にはプロピレン単独重合体、プロ
ピレン・エチレン結晶性共重合体、プロピレン・エチレ
ン・4-メチル-1-ペンテンの結晶性共重合体等の結晶性
単独重合体又は結晶性共重合体が好ましく用いられ、特
にプロピレン単独重合体が好ましく用いられる。
【0021】本発明の改質ポリプロピレンは上記結晶性
の非改質ポリプロピレンを、改質剤として有機シラン化
合物、不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物か
ら選ばれる1種以上の改質剤と有機過酸化物とで改質し
た改質ポリプロピレン、又はこの改質ポリプロピレンと
非改質ポリプロピレンとの組成物である。
の非改質ポリプロピレンを、改質剤として有機シラン化
合物、不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物か
ら選ばれる1種以上の改質剤と有機過酸化物とで改質し
た改質ポリプロピレン、又はこの改質ポリプロピレンと
非改質ポリプロピレンとの組成物である。
【0022】<改質剤>改質剤の中で、有機シラン化合
物の例としてはアミノシラン、エポキシシラン、ビニル
シラン及びメタクリロキシシラン等を挙げることができ
る。不飽和カルボン酸の例としては、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、イタコン酸、テトラヒドロフタ
ル酸及びノルボルネンジカルボン酸等を挙げることがで
きる。また、不飽和カルボン酸誘導体としては例えば、
酸ハライド等を使用してもよい。また、不飽和カルボン
酸無水物の例としては、無水マレイン酸(マレイン酸無
水物)、無水イタコン酸、無水テトラヒドロフタル酸及
び無水ノルボルネンジカルボン酸等を挙げることができ
る。
物の例としてはアミノシラン、エポキシシラン、ビニル
シラン及びメタクリロキシシラン等を挙げることができ
る。不飽和カルボン酸の例としては、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、イタコン酸、テトラヒドロフタ
ル酸及びノルボルネンジカルボン酸等を挙げることがで
きる。また、不飽和カルボン酸誘導体としては例えば、
酸ハライド等を使用してもよい。また、不飽和カルボン
酸無水物の例としては、無水マレイン酸(マレイン酸無
水物)、無水イタコン酸、無水テトラヒドロフタル酸及
び無水ノルボルネンジカルボン酸等を挙げることができ
る。
【0023】改質剤は上記の有機シラン化合物、不飽和
カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物から選ばれる1
種以上のものである。本発明においては、無水マレイン
酸(略称「MAH」)が最も好ましく用いられる。
カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物から選ばれる1
種以上のものである。本発明においては、無水マレイン
酸(略称「MAH」)が最も好ましく用いられる。
【0024】改質剤の使用量は上記の改質ポリプロピレ
ンに対して0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3
重量%である。改質剤が有機シラン化合物、不飽和カル
ボン酸及び不飽和カルボン酸無水物のうちの2種以上を
組合せて用いる場合には、これらの改質剤を組合せた合
計量を上記の範囲内に調整する。
ンに対して0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3
重量%である。改質剤が有機シラン化合物、不飽和カル
ボン酸及び不飽和カルボン酸無水物のうちの2種以上を
組合せて用いる場合には、これらの改質剤を組合せた合
計量を上記の範囲内に調整する。
【0025】改質剤の使用量を0.01重量%以上とす
ることによって長繊維強化剤とポリプロピレンとの間に
親和性が発現し、この親和性は使用量が5重量%よりも
多くても使用量に対応しては向上しなくなる。
ることによって長繊維強化剤とポリプロピレンとの間に
親和性が発現し、この親和性は使用量が5重量%よりも
多くても使用量に対応しては向上しなくなる。
【0026】<有機過酸化物>本発明で用いられる有機
過酸化物は170〜250℃の範囲内において分解する
有機過酸化物である。本発明においては、上記温度範囲
内で分解する性質の有機過酸化物であればどのようなも
のであっても使用することができるが、具体的には、2,
5-ジメチル(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,3-ビス
(t-ブチル−オキシイソプロピル)ベンゼン、ジクミル
パーオキサイド及びベンゾイルパーオキサイド(BPO)
等を挙げることができる。
過酸化物は170〜250℃の範囲内において分解する
有機過酸化物である。本発明においては、上記温度範囲
内で分解する性質の有機過酸化物であればどのようなも
のであっても使用することができるが、具体的には、2,
5-ジメチル(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,3-ビス
(t-ブチル−オキシイソプロピル)ベンゼン、ジクミル
パーオキサイド及びベンゾイルパーオキサイド(BPO)
等を挙げることができる。
【0027】有機過酸化物の使用量は上記の改質ポリプ
ロピレンに対して0.01〜0.5重量%であることが好
ましい。この有機過酸化物の使用量が0.005重量%
以下では、改質ポリプロピレンのMFR(230℃;21.2N)
に変化が殆ど認められず、1重量%以上では時として異
常に大きなMFRの改質重合体が生ずる。
ロピレンに対して0.01〜0.5重量%であることが好
ましい。この有機過酸化物の使用量が0.005重量%
以下では、改質ポリプロピレンのMFR(230℃;21.2N)
に変化が殆ど認められず、1重量%以上では時として異
常に大きなMFRの改質重合体が生ずる。
【0028】上記のような改質ポリプロピレン中にグラ
フト成分として含有される改質剤単位の量は長繊維強化
ポリプロピレン樹脂構造物の重量基準で0.003〜
4.5重量%である。0.001重量%以下であるとガ
ラス繊維との界面接着の低下の問題が生じ、7重量%以
上になるとガラス繊維との界面接着性が使用量に対応し
ては向上しなくなるなどの問題が生ずる。
フト成分として含有される改質剤単位の量は長繊維強化
ポリプロピレン樹脂構造物の重量基準で0.003〜
4.5重量%である。0.001重量%以下であるとガ
ラス繊維との界面接着の低下の問題が生じ、7重量%以
上になるとガラス繊維との界面接着性が使用量に対応し
ては向上しなくなるなどの問題が生ずる。
【0029】<酸化防止剤>本発明の長繊維強化ポリプ
ロピレン構造物における酸化防止剤の種類は通常ポリプ
ロピレン系樹脂に対して使用される酸化防止剤であれば
よい。このような酸化防止剤としては通常、フェノール
系酸化防止剤、チオ系酸化防止剤及びリン系酸化防止剤
の少なくとも何れか等が用いられる。 (1)フェノール系酸化防止剤の例としては、下記のもの
を挙げることができる:2,6-ジ-t-ブチルフェノール、
2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾール、n-オクタデシル-β-
(4'-ヒドロキシ-3',5'-ジ-t-ブチルフェニル)プロピオ
ネート、2,4-ビス(n-オクチルチオ)-6-(4-ヒドロキシ-
3',5'-ジ-t-ブチルアニリノ)-1,3,5-トリアジン、スチ
レン化フェノール、2,2'-メチレンビス(4-メチル-6-t-
ブチルフェノール)、4,4'-ブチリデンビス(3-メチル-6
-t-ブチルフェノール)、N,N'-ビス[3-(3,5-ジ-t-ブチル
-4-ヒドロキシフェニル)プロピオニル]ヒドラジン、1,
1,3-トリス(2-メチル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチルフェニ
ル)ブタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-t-
ブチル-4-ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリス(3,5-
ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)イソシアヌレー
ト、テトラキス[メチレン(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロ
キシヒドロシンナメート)]メタン及び1,1,3-トリス-(2-
メチル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチルフェニル)ブタン等。 (2)チオ系酸化防止剤の例としては、下記のものを挙げ
ることができる:ジラウリル-3,3'-チオジプロピオン酸
エステル、ジミリスチル-3,3'-チオジプロピオン酸エス
テル、ジステアリル-3,3'-チオジプロピオン酸エステ
ル、ペンタエリスリトールテトラキス(β-ラウリルチオ
プロピオネート)エステル及び2-メルカプトベンズイミ
ダゾール等。 (3)リン系酸化防止剤の例としては、下記のものを挙げ
ることができる:ジフェニルイソオクチルホスファイ
ト、トリフェニルホスファイト、ジステアリルペンタエ
リスリトールジホスファイト、4,4'-ブチリデンビス(3-
メチル-6-t-ブチルフェニル-ジ-トリデシルホスファイ
ト)、テトラキス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)-4,4'-ビ
フェニレンジホスフォナイト、トリラウリルトリチオホ
スファイト(TLTTP)及び3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒド
ロキシベンジルホスフォン酸ジエチルエステル等。
ロピレン構造物における酸化防止剤の種類は通常ポリプ
ロピレン系樹脂に対して使用される酸化防止剤であれば
よい。このような酸化防止剤としては通常、フェノール
系酸化防止剤、チオ系酸化防止剤及びリン系酸化防止剤
の少なくとも何れか等が用いられる。 (1)フェノール系酸化防止剤の例としては、下記のもの
を挙げることができる:2,6-ジ-t-ブチルフェノール、
2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾール、n-オクタデシル-β-
(4'-ヒドロキシ-3',5'-ジ-t-ブチルフェニル)プロピオ
ネート、2,4-ビス(n-オクチルチオ)-6-(4-ヒドロキシ-
3',5'-ジ-t-ブチルアニリノ)-1,3,5-トリアジン、スチ
レン化フェノール、2,2'-メチレンビス(4-メチル-6-t-
ブチルフェノール)、4,4'-ブチリデンビス(3-メチル-6
-t-ブチルフェノール)、N,N'-ビス[3-(3,5-ジ-t-ブチル
-4-ヒドロキシフェニル)プロピオニル]ヒドラジン、1,
1,3-トリス(2-メチル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチルフェニ
ル)ブタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-t-
ブチル-4-ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリス(3,5-
ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)イソシアヌレー
ト、テトラキス[メチレン(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロ
キシヒドロシンナメート)]メタン及び1,1,3-トリス-(2-
メチル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチルフェニル)ブタン等。 (2)チオ系酸化防止剤の例としては、下記のものを挙げ
ることができる:ジラウリル-3,3'-チオジプロピオン酸
エステル、ジミリスチル-3,3'-チオジプロピオン酸エス
テル、ジステアリル-3,3'-チオジプロピオン酸エステ
ル、ペンタエリスリトールテトラキス(β-ラウリルチオ
プロピオネート)エステル及び2-メルカプトベンズイミ
ダゾール等。 (3)リン系酸化防止剤の例としては、下記のものを挙げ
ることができる:ジフェニルイソオクチルホスファイ
ト、トリフェニルホスファイト、ジステアリルペンタエ
リスリトールジホスファイト、4,4'-ブチリデンビス(3-
メチル-6-t-ブチルフェニル-ジ-トリデシルホスファイ
ト)、テトラキス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)-4,4'-ビ
フェニレンジホスフォナイト、トリラウリルトリチオホ
スファイト(TLTTP)及び3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒド
ロキシベンジルホスフォン酸ジエチルエステル等。
【0030】本発明においては、酸化防止剤は上記酸化
防止剤の中から1種を選んで使用することもできるし、
これらのフェノール系酸化防止剤、チオ系酸化防止剤及
びリン系酸化防止剤から2種以上組合せて使用してもよ
い。この際には、同系統の酸化防止剤から2種以上組合
せて、例えばフェノール系酸化防止剤から2種以上選ん
で使用してもよい。
防止剤の中から1種を選んで使用することもできるし、
これらのフェノール系酸化防止剤、チオ系酸化防止剤及
びリン系酸化防止剤から2種以上組合せて使用してもよ
い。この際には、同系統の酸化防止剤から2種以上組合
せて、例えばフェノール系酸化防止剤から2種以上選ん
で使用してもよい。
【0031】本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物
においては、特に上記の酸化防止剤の中の1種以上のフ
ェノール系酸化防止剤を含んでいることが好ましく、さ
らにフェノール系酸化防止剤、チオ系酸化防止剤及びリ
ン系酸化防止剤の中からそれぞれ1種以上を含んだ併用
型の酸化防止剤であることがより好ましい。このような
フェノール系酸化防止剤を含んだ併用型の酸化防止剤を
用いると、長繊維強化ポリプロピレン構造物の酸化安定
性に加えて大気中における熱安定性も向上する。
においては、特に上記の酸化防止剤の中の1種以上のフ
ェノール系酸化防止剤を含んでいることが好ましく、さ
らにフェノール系酸化防止剤、チオ系酸化防止剤及びリ
ン系酸化防止剤の中からそれぞれ1種以上を含んだ併用
型の酸化防止剤であることがより好ましい。このような
フェノール系酸化防止剤を含んだ併用型の酸化防止剤を
用いると、長繊維強化ポリプロピレン構造物の酸化安定
性に加えて大気中における熱安定性も向上する。
【0032】長繊維強化ポリプロピレン中の酸化防止剤
の含有量は長繊維強化ポリプロピレン構造物に対して
0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量%であ
る。含有量が0.005重量%以下であると長繊維強化
ポリプロピレン構造物の耐熱性が改善されず、また8重
量%以上の含有量にしても酸化安定性の改善効果は0.
01〜5重量%の場合に比べて向上しないことから、寧
ろ不経済である。
の含有量は長繊維強化ポリプロピレン構造物に対して
0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量%であ
る。含有量が0.005重量%以下であると長繊維強化
ポリプロピレン構造物の耐熱性が改善されず、また8重
量%以上の含有量にしても酸化安定性の改善効果は0.
01〜5重量%の場合に比べて向上しないことから、寧
ろ不経済である。
【0033】<超微粒子フィラー>本発明の長繊維強化
ポリプロピレン構造物に添加されている超微粒子フィラ
ーは紫外線を吸収する為に添加されたものである。この
ような超微粒子の紫外線吸収フィラー(「本発明用のフ
ィラー」と略称することがある)としては、超微粒子酸
化チタン、超微粒子酸化亜鉛、超微粒子酸化鉄及び超微
粒子酸化セリウムを挙げることができる。
ポリプロピレン構造物に添加されている超微粒子フィラ
ーは紫外線を吸収する為に添加されたものである。この
ような超微粒子の紫外線吸収フィラー(「本発明用のフ
ィラー」と略称することがある)としては、超微粒子酸
化チタン、超微粒子酸化亜鉛、超微粒子酸化鉄及び超微
粒子酸化セリウムを挙げることができる。
【0034】これらの本発明用のフィラーの中で、超微
粒子酸化チタンとしてはルチル型の結晶構造を有する酸
化チタンを使用することが好ましく、それに加えて、こ
の超微粒子酸化チタンとしては、その一次粒子径が0.
02〜0.05μm、好ましくは0.03〜0.04μm
の範囲内にあり、しかも球状又は紡錘状の超微粒子を使
用する。
粒子酸化チタンとしてはルチル型の結晶構造を有する酸
化チタンを使用することが好ましく、それに加えて、こ
の超微粒子酸化チタンとしては、その一次粒子径が0.
02〜0.05μm、好ましくは0.03〜0.04μm
の範囲内にあり、しかも球状又は紡錘状の超微粒子を使
用する。
【0035】また、超微粒子酸化亜鉛はその一次粒子径
が0.005〜0.04μm、好ましくは0.01〜0.
03μmの超微粒子であり、超微粒子酸化鉄はその一次
粒子径が0.1μm 以下、好ましくは0.01〜0.0
8μmの超微粒子であり、超微粒子酸化セリウムはその
一次粒子径が0.002〜0.05μm、好ましくは0.
005〜0.03μm の超微粒子である。
が0.005〜0.04μm、好ましくは0.01〜0.
03μmの超微粒子であり、超微粒子酸化鉄はその一次
粒子径が0.1μm 以下、好ましくは0.01〜0.0
8μmの超微粒子であり、超微粒子酸化セリウムはその
一次粒子径が0.002〜0.05μm、好ましくは0.
005〜0.03μm の超微粒子である。
【0036】これらの本発明用のフィラーの一次粒子径
が上記範囲よりも相当に大きな場合には、成形体中での
フィラーの個数が飛躍的に減るために、紫外線に当たる
確率が減少する結果として成形体の紫外線吸収能が向上
しない。これを補う為に添加量を増加させた場合には、
樹脂に比べて硬度が高いフィラーによって繊維強化材が
傷付けられる結果、長繊維強化ポリプロピレン構造物の
強度低下、更には折損が生じ得る。
が上記範囲よりも相当に大きな場合には、成形体中での
フィラーの個数が飛躍的に減るために、紫外線に当たる
確率が減少する結果として成形体の紫外線吸収能が向上
しない。これを補う為に添加量を増加させた場合には、
樹脂に比べて硬度が高いフィラーによって繊維強化材が
傷付けられる結果、長繊維強化ポリプロピレン構造物の
強度低下、更には折損が生じ得る。
【0037】また、超微粒子酸化チタン、超微粒子酸化
亜鉛及び超微粒子酸化セリウム等の超微粒子径フィラー
の一次粒子径が上記範囲よりも相当に小さな場合には、
ポリプロピレン中へ添加される前にフィラーが再凝集す
ることに起因して、ポリプロピレン中に均一に分散させ
ることが困難になる結果、成形体の紫外線吸収能が所期
の水準に到底到達し得なくなる。
亜鉛及び超微粒子酸化セリウム等の超微粒子径フィラー
の一次粒子径が上記範囲よりも相当に小さな場合には、
ポリプロピレン中へ添加される前にフィラーが再凝集す
ることに起因して、ポリプロピレン中に均一に分散させ
ることが困難になる結果、成形体の紫外線吸収能が所期
の水準に到底到達し得なくなる。
【0038】上記の効果に加えて、本発明用のフィラー
の一次粒子径を上記範囲内にまで微小化することによっ
て、長繊維強化ポリプロピレン構造物からなる成形体に
おいてフィラーの色調が目立たなくなる効果も伴う。
の一次粒子径を上記範囲内にまで微小化することによっ
て、長繊維強化ポリプロピレン構造物からなる成形体に
おいてフィラーの色調が目立たなくなる効果も伴う。
【0039】しかも、本発明用のフィラーの一次粒子径
を上記範囲内に収めると、超微粒子化した紫外線吸収フ
ィラーの粒子表面における活性が高まって、触媒作用を
強く生ずる場合又はそのフィラーが添加前に再凝集して
樹脂中に分散しにくくなる場合を生ずる。このような好
ましくない現象を排除する為には、超微粒子フィラーの
表面をSiO2、Al2O3、ステアリン酸又はオルガノシ
ロキサン等の表面処理剤で処理することが好ましい。
を上記範囲内に収めると、超微粒子化した紫外線吸収フ
ィラーの粒子表面における活性が高まって、触媒作用を
強く生ずる場合又はそのフィラーが添加前に再凝集して
樹脂中に分散しにくくなる場合を生ずる。このような好
ましくない現象を排除する為には、超微粒子フィラーの
表面をSiO2、Al2O3、ステアリン酸又はオルガノシ
ロキサン等の表面処理剤で処理することが好ましい。
【0040】本発明用のフィラーは上記のようなフィラ
ーを単独でも、2種以上の組合せで使用してもよい。本
発明用のフィラーの含有量は長繊維強化ポリプロピレン
構造物に対して、0.3〜5重量%、好ましくは0.6〜
3重量%である。そのフィラーの含有量が0.05重量
%以下であるとその紫外線吸収能が不足する結果、長繊
維強化ポリプロピレン構造物の耐候性を殆ど改善できな
い。また、本発明用のフィラーの含有量が8重量%以上
であると、添加された成形体の機械的強度が不足すると
共に経済的に不利である。
ーを単独でも、2種以上の組合せで使用してもよい。本
発明用のフィラーの含有量は長繊維強化ポリプロピレン
構造物に対して、0.3〜5重量%、好ましくは0.6〜
3重量%である。そのフィラーの含有量が0.05重量
%以下であるとその紫外線吸収能が不足する結果、長繊
維強化ポリプロピレン構造物の耐候性を殆ど改善できな
い。また、本発明用のフィラーの含有量が8重量%以上
であると、添加された成形体の機械的強度が不足すると
共に経済的に不利である。
【0041】本発明用のフィラーはそれぞれ例えば次の
ようにして製造することができる:超微粒子酸化チタン
は例えばチタン塩の中和加水分解、TiCl4(四塩化チタ
ン)の気相酸化、チタン酸ナトリウム(チタン酸ソー
ダ)の中和、チタンアルコキシドの加水分解、チタンア
ルコキシドの熱分解等の方法で製造することができる。
ようにして製造することができる:超微粒子酸化チタン
は例えばチタン塩の中和加水分解、TiCl4(四塩化チタ
ン)の気相酸化、チタン酸ナトリウム(チタン酸ソー
ダ)の中和、チタンアルコキシドの加水分解、チタンア
ルコキシドの熱分解等の方法で製造することができる。
【0042】超微粒子酸化亜鉛は高純度亜鉛蒸気の空気
酸化(フランス法)、高純度無水塩化亜鉛の気相酸化等
の方法で製造することができる。超微粒子酸化鉄は硫化
鉄とアルカリとの混合物を空気酸化及び焼成して製造す
ることができる。
酸化(フランス法)、高純度無水塩化亜鉛の気相酸化等
の方法で製造することができる。超微粒子酸化鉄は硫化
鉄とアルカリとの混合物を空気酸化及び焼成して製造す
ることができる。
【0043】また、超微粒子酸化セリウムはセリウム塩
とアルカリとを反応させてゾル状の物質を得た後に、そ
れを熱水処理し、次に塩酸処理して得られた物質を、乾
燥して製造することができる。
とアルカリとを反応させてゾル状の物質を得た後に、そ
れを熱水処理し、次に塩酸処理して得られた物質を、乾
燥して製造することができる。
【0044】<長繊維強化材>長繊維強化材はその平均
直径3〜21μm、好ましくは9〜21μm の単繊維が
500〜4000本程度集束された集束体(ロービン
グ)であって、長繊維ポリプロピレン強化構造物(ペレ
ット)の形態に到達した段階で、含有されている長繊維
の平均繊維長が通常3〜30mm、好ましくは5〜25mm
に到達している。
直径3〜21μm、好ましくは9〜21μm の単繊維が
500〜4000本程度集束された集束体(ロービン
グ)であって、長繊維ポリプロピレン強化構造物(ペレ
ット)の形態に到達した段階で、含有されている長繊維
の平均繊維長が通常3〜30mm、好ましくは5〜25mm
に到達している。
【0045】長繊維強化材の平均直径が1μm 以下であ
る場合には成形時に長繊維強化材が折損し易く、得られ
る成形体の衝撃強度に不足を来たし、長繊維を構成する
単繊維の平均直径が25μm以上に到達した場合には、
得られる成形体の外観が悪くなると共に成形体の機械的
強度が不足する。また、長繊維強化材の平均繊維長が1
mm以下である場合には、長繊維強化材を用いたに拘わら
ず成形体の機械的強度が充分には向上しない場合があ
る。
る場合には成形時に長繊維強化材が折損し易く、得られ
る成形体の衝撃強度に不足を来たし、長繊維を構成する
単繊維の平均直径が25μm以上に到達した場合には、
得られる成形体の外観が悪くなると共に成形体の機械的
強度が不足する。また、長繊維強化材の平均繊維長が1
mm以下である場合には、長繊維強化材を用いたに拘わら
ず成形体の機械的強度が充分には向上しない場合があ
る。
【0046】その原因は繊維長が短過ぎることにあると
考えられる。長繊維強化材の平均繊維長が35mm以上の
場合には、得られる成形体中への長繊維強化材の分散性
低下に起因して、樹脂中に均一に分散されにくい事態を
来たす。なお、長繊維強化材は上記のロービングを2本
以上合糸した形態で用いてもよい。
考えられる。長繊維強化材の平均繊維長が35mm以上の
場合には、得られる成形体中への長繊維強化材の分散性
低下に起因して、樹脂中に均一に分散されにくい事態を
来たす。なお、長繊維強化材は上記のロービングを2本
以上合糸した形態で用いてもよい。
【0047】長繊維強化材の種類としては、無機繊維又
は有機繊維が用いられる。無機繊維としては、例えばガ
ラス繊維、炭素繊維及び金属繊維のような人工繊維を挙
げることができる。これらの中ではガラス繊維が多用さ
れている。その原因はガラス繊維が物性と経済性との均
衡に優れていることに求められる。ここで「ガラス」と
は、ケイ酸塩(シリケート)及び硼珪酸塩(ボロシリケ
ート)等のケイ酸塩を主体とするものである。
は有機繊維が用いられる。無機繊維としては、例えばガ
ラス繊維、炭素繊維及び金属繊維のような人工繊維を挙
げることができる。これらの中ではガラス繊維が多用さ
れている。その原因はガラス繊維が物性と経済性との均
衡に優れていることに求められる。ここで「ガラス」と
は、ケイ酸塩(シリケート)及び硼珪酸塩(ボロシリケ
ート)等のケイ酸塩を主体とするものである。
【0048】上記のガラス繊維として好ましいものは上
記の硬質ガラスであって、更に、無アルカリガラスであ
るEガラスが好ましく用いられ、高温用の成形品向けに
はボロシリケートガラスが好ましい。
記の硬質ガラスであって、更に、無アルカリガラスであ
るEガラスが好ましく用いられ、高温用の成形品向けに
はボロシリケートガラスが好ましい。
【0049】また、無機繊維は例えばシラン系カップリ
ング剤、チタネート系カップリング剤、ボロン系カップ
リング剤、アルミネート系カップリング剤及びジルコア
ルミネート系カップリング剤のような表面処理剤で表面
処理して使用してもよい。無機繊維を表面処理すると、
ポリプロピレンとの親和性が高まり、ロービングの完全
又は部分的開繊物である長繊維強化材の間にポリプロピ
レンが含浸し易くなる。
ング剤、チタネート系カップリング剤、ボロン系カップ
リング剤、アルミネート系カップリング剤及びジルコア
ルミネート系カップリング剤のような表面処理剤で表面
処理して使用してもよい。無機繊維を表面処理すると、
ポリプロピレンとの親和性が高まり、ロービングの完全
又は部分的開繊物である長繊維強化材の間にポリプロピ
レンが含浸し易くなる。
【0050】有機繊維としては、例えば全芳香族ポリア
ミド繊維(アラミド、商品名「ケブラー等)、PET
(ポリエチレンテレフタレート)繊維、PBT(ポリ-
1,4-ブチレンテレフタレート)繊維、全芳香族ポリエス
テル繊維を挙げることができる。これらは、機械的強度
及び耐高温性(耐熱性)に優れている点で賞用される。
ミド繊維(アラミド、商品名「ケブラー等)、PET
(ポリエチレンテレフタレート)繊維、PBT(ポリ-
1,4-ブチレンテレフタレート)繊維、全芳香族ポリエス
テル繊維を挙げることができる。これらは、機械的強度
及び耐高温性(耐熱性)に優れている点で賞用される。
【0051】このような無機繊維及び有機繊維は単独で
用いてもよく、それぞれの中から2種以上を組合せて用
いてもよく又両者を1種以上ずつ組合せて用いてもよ
い。長繊維強化材は長繊維強化ポリプロピレン構造物中
に10〜80重量%、好ましくは20〜60重量%含有
される。長繊維強化材の含有量が5重量%以下である場
合には、長繊維強化ポリプロピレン構造物から得られた
成形体の引張強度、曲げ強度、引張剛性、曲げ剛性及び
耐熱性等の諸物性に不足する。他方、85重量%以上の
場合には長繊維強化ポリプロピレン構造物の成形性低下
を来たすと共に、得られた成形体の外観不良を招く。
用いてもよく、それぞれの中から2種以上を組合せて用
いてもよく又両者を1種以上ずつ組合せて用いてもよ
い。長繊維強化材は長繊維強化ポリプロピレン構造物中
に10〜80重量%、好ましくは20〜60重量%含有
される。長繊維強化材の含有量が5重量%以下である場
合には、長繊維強化ポリプロピレン構造物から得られた
成形体の引張強度、曲げ強度、引張剛性、曲げ剛性及び
耐熱性等の諸物性に不足する。他方、85重量%以上の
場合には長繊維強化ポリプロピレン構造物の成形性低下
を来たすと共に、得られた成形体の外観不良を招く。
【0052】長繊維強化ポリプロピレン構造物は押出機
内で溶融している基本的には改質ポリプロピレンを開繊
含浸槽中でロービングの開繊物の間に含浸させることに
よって得られる。その結果、長繊維強化ポリプロピレン
構造物は例えば、柱状体(棒状体)のように細長い成形
体であって、その中で長繊維強化材が一定の方向(樹脂
の溶融流れ方向)に沿って整列した形態を呈するもので
ある。すなわち、長繊維強化材はこの樹脂の溶融流れ方
向に対して略平行に整列している。
内で溶融している基本的には改質ポリプロピレンを開繊
含浸槽中でロービングの開繊物の間に含浸させることに
よって得られる。その結果、長繊維強化ポリプロピレン
構造物は例えば、柱状体(棒状体)のように細長い成形
体であって、その中で長繊維強化材が一定の方向(樹脂
の溶融流れ方向)に沿って整列した形態を呈するもので
ある。すなわち、長繊維強化材はこの樹脂の溶融流れ方
向に対して略平行に整列している。
【0053】<通常的添加剤>また、本発明の長繊維強
化ポリプロピレン構造物は通常のポリプロピレン組成物
に添加される各種の添加剤例えば、透明化剤、造核剤、
滑剤、帯電防止剤、防曇剤、無滴剤、アンチブロッキン
グ剤、顔料、金属石鹸の様な分散剤若しくは中和剤、無
機充填剤例えば、タルク、マイカ、クレー、ウォラスト
ナイト、ゼオライト、アスベスト、炭酸カルシウム、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタル
サイト、マナセアイト、硫酸バリウム、ケイ酸カルシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、チタン酸カリウム又はカップ
リング剤例えば、シラン系カップリング剤、チタネート
系カップリング剤、ボロン系カップリング剤、アルミネ
ート系カップリング剤、ジルコアルミネート系カップリ
ング剤等の表面処理剤で表面処理された前記無機充填剤
又は有機充填剤例えば、木粉、パルプ、故紙を本発明の
目的を損なわない範囲で併用することができる。
化ポリプロピレン構造物は通常のポリプロピレン組成物
に添加される各種の添加剤例えば、透明化剤、造核剤、
滑剤、帯電防止剤、防曇剤、無滴剤、アンチブロッキン
グ剤、顔料、金属石鹸の様な分散剤若しくは中和剤、無
機充填剤例えば、タルク、マイカ、クレー、ウォラスト
ナイト、ゼオライト、アスベスト、炭酸カルシウム、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタル
サイト、マナセアイト、硫酸バリウム、ケイ酸カルシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、チタン酸カリウム又はカップ
リング剤例えば、シラン系カップリング剤、チタネート
系カップリング剤、ボロン系カップリング剤、アルミネ
ート系カップリング剤、ジルコアルミネート系カップリ
ング剤等の表面処理剤で表面処理された前記無機充填剤
又は有機充填剤例えば、木粉、パルプ、故紙を本発明の
目的を損なわない範囲で併用することができる。
【0054】<長繊維強化ポリプロピレン構造物の製造
法>本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物は例えば
次のようにして製造することができる。
法>本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物は例えば
次のようにして製造することができる。
【0055】まず、改質されるべきポリプロピレン(素
材ポリプロピレン)と、改質剤として有機シラン化合
物、不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物から
選ばれる1種以上と、ラジカル開始剤である有機過酸化
物と、紫外線吸収超微粒子フィラー及び酸化防止剤を添
加して、それらをヘンシェルミキサー(商品名)等の混
合手段によって均一に混合する。
材ポリプロピレン)と、改質剤として有機シラン化合
物、不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物から
選ばれる1種以上と、ラジカル開始剤である有機過酸化
物と、紫外線吸収超微粒子フィラー及び酸化防止剤を添
加して、それらをヘンシェルミキサー(商品名)等の混
合手段によって均一に混合する。
【0056】次いで、この混合物を押出機に導入して溶
融混練等を行い、次いでこの溶融混練物を押出機から押
出して樹脂ストランドを形成し、これを所定長に切断し
て、ペレット状物である改質ポリプロピレン、超微粒子
フィラー及び酸化防止剤とから少なくとも形成されたポ
リプロピレン混合物を形成する。この際に、ポリプロピ
レン混合物には、滑剤等を添加することが押出機内での
流動性・離型性等付与の為に好ましい。
融混練等を行い、次いでこの溶融混練物を押出機から押
出して樹脂ストランドを形成し、これを所定長に切断し
て、ペレット状物である改質ポリプロピレン、超微粒子
フィラー及び酸化防止剤とから少なくとも形成されたポ
リプロピレン混合物を形成する。この際に、ポリプロピ
レン混合物には、滑剤等を添加することが押出機内での
流動性・離型性等付与の為に好ましい。
【0057】次に、上記のポリプロピレン混合物を押出
機内に導入して溶融混練すると共に押出バレル下流側に
設けられたベントから吸引し、次に溶融混練物を押出バ
レルの下流端に装着された開繊含浸槽内へ連続的に供給
する。
機内に導入して溶融混練すると共に押出バレル下流側に
設けられたベントから吸引し、次に溶融混練物を押出バ
レルの下流端に装着された開繊含浸槽内へ連続的に供給
する。
【0058】他方、連続した繊維強化材(長繊維ロービ
ング)をこの開繊含浸槽中に導入して開繊すると共に、
導入される上記のポリプロピレン混合物を、ロービング
から完全に又は部分的に開繊された長繊維強化材の間に
充分に含浸させてポリプロピレン混合物と長繊維強化材
とからなる複合体を形成させる(「引抜き成形法」)。
長繊維強化材の含有量がポリプロピレンとの複合体の重
量に対して所定の含有量になった段階で、この複合体か
らなる強化ストランドを開繊含浸槽の下流端壁に設けら
れた賦形ダイスから引抜いて所定長に切断し、長繊維強
化ポリプロピレン構造物を作製する。
ング)をこの開繊含浸槽中に導入して開繊すると共に、
導入される上記のポリプロピレン混合物を、ロービング
から完全に又は部分的に開繊された長繊維強化材の間に
充分に含浸させてポリプロピレン混合物と長繊維強化材
とからなる複合体を形成させる(「引抜き成形法」)。
長繊維強化材の含有量がポリプロピレンとの複合体の重
量に対して所定の含有量になった段階で、この複合体か
らなる強化ストランドを開繊含浸槽の下流端壁に設けら
れた賦形ダイスから引抜いて所定長に切断し、長繊維強
化ポリプロピレン構造物を作製する。
【0059】このようにして得られた本発明の長繊維強
化ポリプロピレン構造物は各種の成形手段例えば、射出
成形機、押出成形機又は圧縮成形機等を使用して、長繊
維強化材の少なくとも一部分が比較的細幅の成形体の長
手方向に平行に平行に整列した長繊維強化ポリプロピレ
ン成形体を製造することができる。
化ポリプロピレン構造物は各種の成形手段例えば、射出
成形機、押出成形機又は圧縮成形機等を使用して、長繊
維強化材の少なくとも一部分が比較的細幅の成形体の長
手方向に平行に平行に整列した長繊維強化ポリプロピレ
ン成形体を製造することができる。
【0060】
(i)本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物は配合さ
れている長繊維強化材が超微粒フィラーによって殆ど損
傷されず、従って成形段階における長繊維強化材の折損
も殆ど生じないことの寄与によって、配合されている長
繊維強化材がその優位性を存分に発揮することができ
る。 (ii)本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物を使用し
て得られた成形体は耐紫外線性(耐候性)及び機械的強度
に特に優れる上に、耐熱性(熱変形温度)及び耐候性等
にも優れた長繊維強化ポリプロピレン成形体である。
れている長繊維強化材が超微粒フィラーによって殆ど損
傷されず、従って成形段階における長繊維強化材の折損
も殆ど生じないことの寄与によって、配合されている長
繊維強化材がその優位性を存分に発揮することができ
る。 (ii)本発明の長繊維強化ポリプロピレン構造物を使用し
て得られた成形体は耐紫外線性(耐候性)及び機械的強度
に特に優れる上に、耐熱性(熱変形温度)及び耐候性等
にも優れた長繊維強化ポリプロピレン成形体である。
【0061】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定さ
れるものではない。なお、実施例及び比較例における試
験片の測定及びその結果の評価は下記の様に行なった: (1)試験片中の平均ガラス繊維長の測定 平板状の試験片(長さ50mm×幅50mm×厚さ3mm)
を、電気炉中で800℃に強熱して樹脂部(改質ポリプ
ロピレン又はそれと非改質ポリプロピレン)を分解燃焼
させた後に、残留したガラス繊維の長さを試料として5
000本以上測定してその相加平均値を算出した。 (2)80℃引張強度の測定 試験片を80℃の雰囲気下で、JIS K7054に準
拠して測定した。 (3)80℃ノッチ付きアイゾッド衝撃強度の測定 試験片を80℃の雰囲気下で、JIS K7062に準
拠して測定した。 (4)150℃耐熱性試験 まず、常態で曲げ試験片の曲げ強度をJIS K705
5に準拠して測定し、これをブランクとした。次いで、
別に用意された複数の耐熱性試験用曲げ試験片をJIS
K7212に準拠して150℃で処理し、所定時間の
経過と共にこれらの試験片を適時に取出し、これをブラ
ンクと同様にして曲げ強度を測定した。
に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定さ
れるものではない。なお、実施例及び比較例における試
験片の測定及びその結果の評価は下記の様に行なった: (1)試験片中の平均ガラス繊維長の測定 平板状の試験片(長さ50mm×幅50mm×厚さ3mm)
を、電気炉中で800℃に強熱して樹脂部(改質ポリプ
ロピレン又はそれと非改質ポリプロピレン)を分解燃焼
させた後に、残留したガラス繊維の長さを試料として5
000本以上測定してその相加平均値を算出した。 (2)80℃引張強度の測定 試験片を80℃の雰囲気下で、JIS K7054に準
拠して測定した。 (3)80℃ノッチ付きアイゾッド衝撃強度の測定 試験片を80℃の雰囲気下で、JIS K7062に準
拠して測定した。 (4)150℃耐熱性試験 まず、常態で曲げ試験片の曲げ強度をJIS K705
5に準拠して測定し、これをブランクとした。次いで、
別に用意された複数の耐熱性試験用曲げ試験片をJIS
K7212に準拠して150℃で処理し、所定時間の
経過と共にこれらの試験片を適時に取出し、これをブラ
ンクと同様にして曲げ強度を測定した。
【0062】耐熱性試験用曲げ試験片の曲げ強度がブラ
ンクに対して50%低下するまでに要した時間を曲げ強
度50%保持時間として、これを耐熱性評価値とした。 (5)83℃雨有り耐候性試験 平板状の試験片(長さ50mm×幅50mm×厚さ3mm)を下
記の条件でJIS A1415に準拠して下記の通りに
処理し、光及び水に対する耐久性を調べた。評価は目視
判定で試験片の表面をルーペで観察して、ガラス繊維が
試験片の表面に浮き出るまでに要した時間を測定した。
ンクに対して50%低下するまでに要した時間を曲げ強
度50%保持時間として、これを耐熱性評価値とした。 (5)83℃雨有り耐候性試験 平板状の試験片(長さ50mm×幅50mm×厚さ3mm)を下
記の条件でJIS A1415に準拠して下記の通りに
処理し、光及び水に対する耐久性を調べた。評価は目視
判定で試験片の表面をルーペで観察して、ガラス繊維が
試験片の表面に浮き出るまでに要した時間を測定した。
【0063】<処理条件> ◆光源:カーボンアーク灯 ◆ブラックパネル温度:83±3℃ ◆水スプレー時間(雨に代替):120min当り18min
【0064】
【実施例1】 [改質ポリプロピレン混合物の製造]素材ポリプロピレ
ン[結晶性単独重合体;MFR(230℃;21.2N)2.0g/10
min、結晶融点160℃]96.55重量%、改質剤とし
て無水マレイン酸0.5重量%、有機過酸化物として1,3
-ビス(t-ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン0.
1重量%、フェノール系酸化防止剤としてトリス(3,5-
ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート
[商品名:Irganox 3114(日本チバガイギー社製);以
下、「酸化防止剤A」と称することがある]0.25重
量%、リン系酸化防止剤としてトリス(2,4-ジ-t-ブチル
フェニル)ホスファイト[商品名:Irgafos168(日本チバ
ガイギー社製);以下「酸化防止剤B」と称することが
ある]0.20重量%、チオ系酸化防止剤としてジステ
アリル-3,3'-チオジプロピオネート[ 商品名:Irganox
PS-802(日本チバガイギー社製);以下「酸化防止剤
C」と称することがある]0.40重量%及び超微粒子
フィラー[酸化チタン(ルチル形);一次粒子径0.02μ
m;以下「超微粒子フィラーG」と称することがある]
2.0重量%を混合し、これをヘンシェルミキサー(商
品名)中で攪拌しながら均一に混合した。
ン[結晶性単独重合体;MFR(230℃;21.2N)2.0g/10
min、結晶融点160℃]96.55重量%、改質剤とし
て無水マレイン酸0.5重量%、有機過酸化物として1,3
-ビス(t-ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン0.
1重量%、フェノール系酸化防止剤としてトリス(3,5-
ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート
[商品名:Irganox 3114(日本チバガイギー社製);以
下、「酸化防止剤A」と称することがある]0.25重
量%、リン系酸化防止剤としてトリス(2,4-ジ-t-ブチル
フェニル)ホスファイト[商品名:Irgafos168(日本チバ
ガイギー社製);以下「酸化防止剤B」と称することが
ある]0.20重量%、チオ系酸化防止剤としてジステ
アリル-3,3'-チオジプロピオネート[ 商品名:Irganox
PS-802(日本チバガイギー社製);以下「酸化防止剤
C」と称することがある]0.40重量%及び超微粒子
フィラー[酸化チタン(ルチル形);一次粒子径0.02μ
m;以下「超微粒子フィラーG」と称することがある]
2.0重量%を混合し、これをヘンシェルミキサー(商
品名)中で攪拌しながら均一に混合した。
【0065】得られた均一混合物を押出機の供給口から
供給して溶融混練(温度200℃)後に押出して得られ
たストランドを所定長に切断して改質ポリプロピレン混
合物のペレットを造粒した。得られた改質ポリプロピレ
ン混合物を構成する改質ポリプロピレンはMFR(230
℃;21.2N)130g/10min;無水マレイン酸のグラフト率
0.3%のものであった。
供給して溶融混練(温度200℃)後に押出して得られ
たストランドを所定長に切断して改質ポリプロピレン混
合物のペレットを造粒した。得られた改質ポリプロピレ
ン混合物を構成する改質ポリプロピレンはMFR(230
℃;21.2N)130g/10min;無水マレイン酸のグラフト率
0.3%のものであった。
【0066】[長繊維強化ポリプロピレン構造物の製
造]上記で得られた改質ポリプロピレン混合物のペレッ
トを押出機の供給口から定量供給しながら溶融混練する
と共に押出バレルの下流側に設けられたベントから吸引
しながら、溶融混練物を押出バレルの下流端に装着され
た開繊含浸槽内へ連続的に供給した。他方、長繊維強化
材としてガラスロービング(単繊維の平均繊維径約17
μm、フィラメント集束本数約4000本、TEX番手2
310のポリプロピレン用)をこの開繊含浸槽内に連続的
に導入した。
造]上記で得られた改質ポリプロピレン混合物のペレッ
トを押出機の供給口から定量供給しながら溶融混練する
と共に押出バレルの下流側に設けられたベントから吸引
しながら、溶融混練物を押出バレルの下流端に装着され
た開繊含浸槽内へ連続的に供給した。他方、長繊維強化
材としてガラスロービング(単繊維の平均繊維径約17
μm、フィラメント集束本数約4000本、TEX番手2
310のポリプロピレン用)をこの開繊含浸槽内に連続的
に導入した。
【0067】次に、上記改質ポリプロピレン混合物から
なる溶融樹脂をガラスロービングの開繊によって生じた
長繊維強化材間に充分に含浸させて改質ポリプロピレン
混合物とガラスロービングとからなる複合体を作製し
た。この複合体中における改質ポリプロピレン混合物の
量60重量%、ガラス繊維量40重量%に調製した後
に、開繊含浸槽の下流端壁に設けられた賦形ダイスから
強化ストランドとして引抜いた。
なる溶融樹脂をガラスロービングの開繊によって生じた
長繊維強化材間に充分に含浸させて改質ポリプロピレン
混合物とガラスロービングとからなる複合体を作製し
た。この複合体中における改質ポリプロピレン混合物の
量60重量%、ガラス繊維量40重量%に調製した後
に、開繊含浸槽の下流端壁に設けられた賦形ダイスから
強化ストランドとして引抜いた。
【0068】このストランドを冷却槽中で冷却した後
に、ストランドカッターで平均長10mmに切断して長繊
維強化ポリプロピレン構造物(ペレット)を製造した。
長繊維強化ポリプロピレン構造物(ペレット)中のガラ
ス長繊維強化材の長さはこの構造物(ペレット)の長さ
と略同一の10mmであった。
に、ストランドカッターで平均長10mmに切断して長繊
維強化ポリプロピレン構造物(ペレット)を製造した。
長繊維強化ポリプロピレン構造物(ペレット)中のガラ
ス長繊維強化材の長さはこの構造物(ペレット)の長さ
と略同一の10mmであった。
【0069】得られた長繊維強化ポリプロピレン構造物
の組成は改質ポリプロピレン58.29重量%(素材ポ
リプロピレン57.93重量%、改質剤として無水マレ
イン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.06重量%)、
酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤A:0.15重量
%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸化防止剤C:0.
24重量%)、超微粒子フィラーG1.2重量%並びに
長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%であった。長繊維
強化ポリプロピレン構造物における上記の組成(処方)
について表1に示す。
の組成は改質ポリプロピレン58.29重量%(素材ポ
リプロピレン57.93重量%、改質剤として無水マレ
イン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.06重量%)、
酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤A:0.15重量
%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸化防止剤C:0.
24重量%)、超微粒子フィラーG1.2重量%並びに
長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%であった。長繊維
強化ポリプロピレン構造物における上記の組成(処方)
について表1に示す。
【0070】[繊維強化ポリプロピレン成形体の製造]
得られた長繊維強化ポリプロピレン構造物(ペレット)
を用いて、射出成形機で試験片(成形体)を作製した。
得られた長繊維強化ポリプロピレン構造物(ペレット)
を用いて、射出成形機で試験片(成形体)を作製した。
【0071】長繊維強化ポリプロピレン構造物から作製
された試験片(成形体)を23℃下で48時間保存した
後に試験片(成形体)中のガラス繊維の平均長、80℃
引張強度、80℃アイゾッド衝撃強度(ノッチ付き)、
150℃耐熱性試験及び83℃耐候性試験(雨有り)を
行なった。この結果を表3に示す。
された試験片(成形体)を23℃下で48時間保存した
後に試験片(成形体)中のガラス繊維の平均長、80℃
引張強度、80℃アイゾッド衝撃強度(ノッチ付き)、
150℃耐熱性試験及び83℃耐候性試験(雨有り)を
行なった。この結果を表3に示す。
【0072】
【実施例2】配合組成が改質ポリプロピレン56.49
重量%(素材ポリプロピレン56.13重量%、改質剤
として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.
06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤
A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸
化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フィラーG3.
0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%で
ある以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物を得た。
重量%(素材ポリプロピレン56.13重量%、改質剤
として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.
06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤
A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸
化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フィラーG3.
0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%で
ある以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物を得た。
【0073】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を形成し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を形成し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0074】
【実施例3】配合組成が改質ポリプロピレン55.29
重量%(素材ポリプロピレン54.93重量%、改質剤
として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.
06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤
A0.15重量%、酸化防止剤B0.12重量%及び酸化
防止剤C0.24重量%)、超微粒子フィラーG4.2重
量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)が40重量%であ
る以外は実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロピレ
ン構造物を得た。
重量%(素材ポリプロピレン54.93重量%、改質剤
として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.
06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤
A0.15重量%、酸化防止剤B0.12重量%及び酸化
防止剤C0.24重量%)、超微粒子フィラーG4.2重
量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)が40重量%であ
る以外は実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロピレ
ン構造物を得た。
【0075】さらに、上記長繊維強化ポリプロピレン構
造物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1にお
けると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成
形体の試験結果を表3に示す。
造物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1にお
けると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成
形体の試験結果を表3に示す。
【0076】
【比較例1】配合組成が改質ポリプロピレン59.49
重量%(素材ポリプロピレン59.13重量%、改質剤
として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.
06重量%)である以外には実施例1と同様にして、こ
の改質樹脂に酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤A:
0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸化
防止剤C:0.24重量%)並びに長繊維強化材(ガラス
繊維)40重量%を配合して長繊維強化ポリプロピレン
構造物を得た。
重量%(素材ポリプロピレン59.13重量%、改質剤
として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.
06重量%)である以外には実施例1と同様にして、こ
の改質樹脂に酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤A:
0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸化
防止剤C:0.24重量%)並びに長繊維強化材(ガラス
繊維)40重量%を配合して長繊維強化ポリプロピレン
構造物を得た。
【0077】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0078】表1及び表3から明らかなように、本例で
得られた成形体は超微粒子フィラー及び光安定剤を含ま
ないことに起因して、耐候性において所期の水準に達し
ていない。
得られた成形体は超微粒子フィラー及び光安定剤を含ま
ないことに起因して、耐候性において所期の水準に達し
ていない。
【0079】
【比較例2】配合組成が改質プロピレン57.00重量
%(素材ポリプロピレン56.64重量%、改質剤とし
て無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.06
重量%)、超微粒子フィラーG3.0重量%並びに長繊
維強化材(ガラス繊維)40重量%である(酸化防止剤
も有機系光安定剤も不含)以外には実施例1同様にして
長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
%(素材ポリプロピレン56.64重量%、改質剤とし
て無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.06
重量%)、超微粒子フィラーG3.0重量%並びに長繊
維強化材(ガラス繊維)40重量%である(酸化防止剤
も有機系光安定剤も不含)以外には実施例1同様にして
長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0080】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を製作し、これを試験片(実施例1におけ
る同一寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形体の
試験結果を表3に示す。
物から成形体を製作し、これを試験片(実施例1におけ
る同一寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形体の
試験結果を表3に示す。
【0081】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は酸化防止剤を含まないことに起因して、耐熱
性において所期の水準に達していない。
た成形体は酸化防止剤を含まないことに起因して、耐熱
性において所期の水準に達していない。
【0082】
【比較例3】配合組成が改質ポリプロピレン56.49
重量%(素材ポリプロピレン56.43重量%及び有機
過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フ
ィラーG3.0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊
維)40重量%である(改質剤も有機系光安定剤も不
含)以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物を得た。
重量%(素材ポリプロピレン56.43重量%及び有機
過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フ
ィラーG3.0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊
維)40重量%である(改質剤も有機系光安定剤も不
含)以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物を得た。
【0083】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0084】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は改質剤を含まないことに起因して、機械的強
度において所期の水準に達していない。
た成形体は改質剤を含まないことに起因して、機械的強
度において所期の水準に達していない。
【0085】
【比較例4】配合組成が改質ポリプロピレン57.00
重量%(素材ポリプロピレン56.94重量%及び有機
過酸化物0.06重量%)並びに超微粒子フィラーG3.
0重量%である以外には実施例1と同様にして長繊維強
化材(ガラス繊維)40重量%を配合して長繊維強化ポリ
プロピレン構造物を得た。
重量%(素材ポリプロピレン56.94重量%及び有機
過酸化物0.06重量%)並びに超微粒子フィラーG3.
0重量%である以外には実施例1と同様にして長繊維強
化材(ガラス繊維)40重量%を配合して長繊維強化ポリ
プロピレン構造物を得た。
【0086】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。表1及び表3から明らかな
ように、得られた成形体は改質剤及び酸化防止剤を含ま
ないことに起因して、機械的強度及び耐熱性において所
期の水準に達していない。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。表1及び表3から明らかな
ように、得られた成形体は改質剤及び酸化防止剤を含ま
ないことに起因して、機械的強度及び耐熱性において所
期の水準に達していない。
【0087】
【比較例5】配合組成が実施例1と同様に改質ポリプロ
ピレン58.29重量%(素材ポリプロピレン57.93
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)並びに長繊
維強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には、ヒ
ンダードピペリジン系の有機系光安定剤として[ ビス
(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジニル)セバケート;商
品名:Tinuvin 770(日本チバガイギー社製);以下「光
安定剤D」と称することがある]1.2重量%を更に含
有した組成物を実施例1と同様にして長繊維強化ポリプ
ロピレン構造物を得た。
ピレン58.29重量%(素材ポリプロピレン57.93
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)並びに長繊
維強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には、ヒ
ンダードピペリジン系の有機系光安定剤として[ ビス
(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジニル)セバケート;商
品名:Tinuvin 770(日本チバガイギー社製);以下「光
安定剤D」と称することがある]1.2重量%を更に含
有した組成物を実施例1と同様にして長繊維強化ポリプ
ロピレン構造物を得た。
【0088】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0089】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0090】
【比較例6】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロピ
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤0.3重量%及び有機過酸化物0.06重量
%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤A0.15
重量%、酸化防止剤B0.12重量%及び酸化防止剤C
0.24重量%)、光安定剤D3.0重量%並びに長繊維
強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例1
と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤0.3重量%及び有機過酸化物0.06重量
%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤A0.15
重量%、酸化防止剤B0.12重量%及び酸化防止剤C
0.24重量%)、光安定剤D3.0重量%並びに長繊維
強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例1
と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0091】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0092】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0093】
【比較例7】配合組成が改質ポリプロピレン58.29
重量%(素材ポリプロピレン57.93重量%、改質剤
として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.
06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤
A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸
化防止剤C:0.24重量%)、ベンゾトリアゾール系の
有機系光安定剤として 2-(2'-ヒドロキシ-3'-t-ブチル-
5'-メチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾール;商品
名:Tinuvin 326(日本チバガイギー社製);以下「光安
定剤E」と称することがある]1.2重量%並びに長繊
維強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例
1と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得
た。
重量%(素材ポリプロピレン57.93重量%、改質剤
として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物0.
06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤
A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸
化防止剤C:0.24重量%)、ベンゾトリアゾール系の
有機系光安定剤として 2-(2'-ヒドロキシ-3'-t-ブチル-
5'-メチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾール;商品
名:Tinuvin 326(日本チバガイギー社製);以下「光安
定剤E」と称することがある]1.2重量%並びに長繊
維強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例
1と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得
た。
【0094】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0095】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0096】
【比較例8】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロピ
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤E
3.0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量
%である以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリ
プロピレン構造物を得た。
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤E
3.0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量
%である以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリ
プロピレン構造物を得た。
【0097】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を形成し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を形成し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0098】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0099】
【比較例9】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロピ
レン58.29重量%(素材ポリプロピレン57.93重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、ベンゾエー
ト系の有機系光安定剤として 2,4-ジ-t-ブチルフェニル
-3',5'-ジ-t-ブチル-4'-ヒドロキシベンゾエート[商品
名:AM-340R(Ferro社製);以下「光安定剤F」と称する
ことがある]1.2重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊
維)40重量%である以外には実施例1と同様にして長
繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
レン58.29重量%(素材ポリプロピレン57.93重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、ベンゾエー
ト系の有機系光安定剤として 2,4-ジ-t-ブチルフェニル
-3',5'-ジ-t-ブチル-4'-ヒドロキシベンゾエート[商品
名:AM-340R(Ferro社製);以下「光安定剤F」と称する
ことがある]1.2重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊
維)40重量%である以外には実施例1と同様にして長
繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0100】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0101】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0102】
【比較例10】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤
F3.0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重
量%である以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポ
リプロピレン構造物を得た。
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤
F3.0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重
量%である以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポ
リプロピレン構造物を得た。
【0103】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0104】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0105】
【比較例11】配合組成が改質ポリプロピレン58.2
9重量%(素材ポリプロピレン57.93重量%、改質
剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物
0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止
剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び
酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤D0.3重量
%、光安定剤E0.9重量%並びに長繊維強化材(ガラス
繊維)40重量%である以外には実施例1と同様にして
長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
9重量%(素材ポリプロピレン57.93重量%、改質
剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物
0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止
剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び
酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤D0.3重量
%、光安定剤E0.9重量%並びに長繊維強化材(ガラス
繊維)40重量%である以外には実施例1と同様にして
長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0106】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表1に、成形
体の試験結果を表3に示す。
【0107】表1及び表3から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0108】
【比較例12】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン55.89重量%(素材ポリプロピレン55.53
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤
D0.9重量%、光安定剤E2.7重量%並びに長繊維強
化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例1と
同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
ピレン55.89重量%(素材ポリプロピレン55.53
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤
D0.9重量%、光安定剤E2.7重量%並びに長繊維強
化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例1と
同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0109】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0110】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0111】
【比較例13】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン58.14重量%(素材ポリプロピレン57.78
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤
E0.9重量%、光安定剤F0.45重量%並びに長繊維
強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例1
と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
ピレン58.14重量%(素材ポリプロピレン57.78
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤
E0.9重量%、光安定剤F0.45重量%並びに長繊維
強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例1
と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0112】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の配合組成を表2に、
成形体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の配合組成を表2に、
成形体の試験結果を表4に示す。
【0113】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0114】
【比較例14】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン56.34重量%(素材ポリプロピレン55.98
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤
E2.1重量%、光安定剤F1.05重量%並びに長繊維
強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例
1と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得
た。
ピレン56.34重量%(素材ポリプロピレン55.98
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、光安定剤
E2.1重量%、光安定剤F1.05重量%並びに長繊維
強化材(ガラス繊維)40重量%である以外には実施例
1と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を得
た。
【0115】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0116】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの代わりに有機系光安定剤
を使用したことに起因して、耐熱性及び耐候性において
所期の水準に達していない。
【0117】
【比較例15】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン59.40重量%(素材ポリプロピレン59.04
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子
フィラーG0.09重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊
維)40重量%である以外には実施例1と同様にして長
繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
ピレン59.40重量%(素材ポリプロピレン59.04
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子
フィラーG0.09重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊
維)40重量%である以外には実施例1と同様にして長
繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0118】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0119】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの配合量が少なかったこと
に起因して、耐候性において所期の水準に達していな
い。
た成形体は超微粒子フィラーの配合量が少なかったこと
に起因して、耐候性において所期の水準に達していな
い。
【0120】
【比較例16】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン53.49重量%(素材ポリプロピレン53.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子
フィラーG6.0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊
維)40重量%である以外には実施例1と同様にして長
繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
ピレン53.49重量%(素材ポリプロピレン53.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子
フィラーG6.0重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊
維)40重量%である以外には実施例1と同様にして長
繊維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0121】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0122】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの配合量が多過ぎたことに
起因して、ガラス繊維の折損により機械的強度において
所期の水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの配合量が多過ぎたことに
起因して、ガラス繊維の折損により機械的強度において
所期の水準に達していない。
【0123】
【比較例17】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C0.24重量%)、微粒子フ
ィラーとして酸化チタン(一次粒子径0.2μm;ルチル
型;以下「微粒子フィラーH」ということがある)3.0
重量%並びに繊維強化材(ガラス繊維)40重量%で構成
した以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物を得た。
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C0.24重量%)、微粒子フ
ィラーとして酸化チタン(一次粒子径0.2μm;ルチル
型;以下「微粒子フィラーH」ということがある)3.0
重量%並びに繊維強化材(ガラス繊維)40重量%で構成
した以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物を得た。
【0124】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0125】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの一次粒子径が大き過ぎた
ことに起因して、機械的強度及び耐候性において所期の
水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの一次粒子径が大き過ぎた
ことに起因して、機械的強度及び耐候性において所期の
水準に達していない。
【0126】
【比較例18】配合組成が改質ポリプロピレン55.2
9重量%(素材ポリプロピレン54.93重量%、改質
剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物
0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止
剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び
酸化防止剤C:0.24重量%)、微粒子フィラーH4.
2重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%に
なるように調製した以外には実施例1と同様にして長繊
維強化ポリプロピレン構造物を得た。
9重量%(素材ポリプロピレン54.93重量%、改質
剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有機過酸化物
0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止
剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び
酸化防止剤C:0.24重量%)、微粒子フィラーH4.
2重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%に
なるように調製した以外には実施例1と同様にして長繊
維強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0127】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0128】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は超微粒子フィラーの一次粒子径が大き過ぎる
ことに起因して、機械的強度及び耐候性において所期の
水準に達していない。
た成形体は超微粒子フィラーの一次粒子径が大き過ぎる
ことに起因して、機械的強度及び耐候性において所期の
水準に達していない。
【0129】
【実施例4】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロピ
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フ
ィラーとして酸化亜鉛(一次粒子径0.005μm;以下
「超微粒子フィラーI」と称することがある)3.0重量
%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%になるよ
うに調製した以外には実施例1と同様にして長繊維強化
ポリプロピレン構造物を得た。
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フ
ィラーとして酸化亜鉛(一次粒子径0.005μm;以下
「超微粒子フィラーI」と称することがある)3.0重量
%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%になるよ
うに調製した以外には実施例1と同様にして長繊維強化
ポリプロピレン構造物を得た。
【0130】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0131】
【実施例5】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロピ
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フ
ィラーとして 酸化鉄(一次粒子径0.1μm;以下「超微
粒子フィラーK」と称することがある)3.0重量%並び
に長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%になるように調
製した以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプ
ロピレン構造物を得た。
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フ
ィラーとして 酸化鉄(一次粒子径0.1μm;以下「超微
粒子フィラーK」と称することがある)3.0重量%並び
に長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%になるように調
製した以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプ
ロピレン構造物を得た。
【0132】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0133】
【実施例6】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロピ
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フ
ィラーとして酸化セリウム(一次粒子径0.008μm;
以下「超微粒子フィラーM」と称することがある)3.0
重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%にな
るように調製した以外には実施例1と同様にして長繊維
強化ポリプロピレン構造物を得た。
レン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13重
量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び有
機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量%
(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.12
重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、超微粒子フ
ィラーとして酸化セリウム(一次粒子径0.008μm;
以下「超微粒子フィラーM」と称することがある)3.0
重量%並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%にな
るように調製した以外には実施例1と同様にして長繊維
強化ポリプロピレン構造物を得た。
【0134】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0135】
【比較例19】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤0.3重量%及び有機過酸化物0.06重
量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤A:0.
15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸化防止
剤C:0.24重量%)、微粒子フィラーとして酸化亜鉛
(一次粒子径0.17μm;以下「微粒子フィラーJ」と
称することがある)3.0重量%並びに長繊維強化材(ガ
ラス繊維)40重量%になるように調製した以外には実
施例1と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を
得た。
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤0.3重量%及び有機過酸化物0.06重
量%)、酸化防止剤0.51重量%(酸化防止剤A:0.
15重量%、酸化防止剤B:0.12重量%及び酸化防止
剤C:0.24重量%)、微粒子フィラーとして酸化亜鉛
(一次粒子径0.17μm;以下「微粒子フィラーJ」と
称することがある)3.0重量%並びに長繊維強化材(ガ
ラス繊維)40重量%になるように調製した以外には実
施例1と同様にして長繊維強化ポリプロピレン構造物を
得た。
【0136】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0137】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は微粒子フィラーの一次粒子径が大き過ぎたこ
とに起因して、機械的強度及び耐候性において所期の水
準に達していない。
た成形体は微粒子フィラーの一次粒子径が大き過ぎたこ
とに起因して、機械的強度及び耐候性において所期の水
準に達していない。
【0138】
【比較例20】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、微粒子フ
ィラーとして酸化鉄(一次粒子径1.0μm;以下「微粒
子フィラーL」と称することがある)3.0重量%並びに
長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%になるように調製
した以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物を得た。
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、微粒子フ
ィラーとして酸化鉄(一次粒子径1.0μm;以下「微粒
子フィラーL」と称することがある)3.0重量%並びに
長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%になるように調製
した以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポリプロ
ピレン構造物を得た。
【0139】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0140】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は微粒子フィラーの一次粒子径が大き過ぎたこ
とに起因して、機械的強度及び耐候性において所期の水
準に達していない。
た成形体は微粒子フィラーの一次粒子径が大き過ぎたこ
とに起因して、機械的強度及び耐候性において所期の水
準に達していない。
【0141】
【比較例21】配合組成が無水マレイン酸改質ポリプロ
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、微粒子フ
ィラーとして酸化セリウム(一次粒子径0.1μm;以下
「微粒子フィラーN」と称することがある)3.0重量%
並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%になるよう
に調製した以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポ
リプロピレン構造物を得た。
ピレン56.49重量%(素材ポリプロピレン56.13
重量%、改質剤として無水マレイン酸0.3重量%及び
有機過酸化物0.06重量%)、酸化防止剤0.51重量
%(酸化防止剤A:0.15重量%、酸化防止剤B:0.1
2重量%及び酸化防止剤C:0.24重量%)、微粒子フ
ィラーとして酸化セリウム(一次粒子径0.1μm;以下
「微粒子フィラーN」と称することがある)3.0重量%
並びに長繊維強化材(ガラス繊維)40重量%になるよう
に調製した以外には実施例1と同様にして長繊維強化ポ
リプロピレン構造物を得た。
【0142】次に、上記長繊維強化ポリプロピレン構造
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
物から成形体を作製し、これを試験片(実施例1におけ
ると同一の寸法)とした。構造物の組成を表2に、成形
体の試験結果を表4に示す。
【0143】表2及び表4から明らかなように、得られ
た成形体は配合された微粒子フィラーの一次粒子径が大
き過ぎたことに起因して、機械的強度及び耐候性におい
て所期の水準に達していない。
た成形体は配合された微粒子フィラーの一次粒子径が大
き過ぎたことに起因して、機械的強度及び耐候性におい
て所期の水準に達していない。
【0144】
【表1】
【0145】
【表2】
【0146】
【表3】
【0147】
【表4】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/00 C08L 23/00 23/10 23/10
Claims (4)
- 【請求項1】 有機シラン化合物、不飽和カルボン酸及
び不飽和カルボン酸無水物から選ばれる1種以上の改質
剤0.01〜5重量%と、有機過酸化物0.01〜0.5
重量%とを用いて改質された改質ポリプロピレン20〜
90重量%と、 平均直径3〜21μm の連続した繊維強化材10〜80
重量%と、 下記(a)〜(d)から選ばれる1種以上の超微粒子フ
ィラーとを両者の合計で0.3〜5重量%の量で含む長
繊維強化ポリプロピレン構造物であり、 前記繊維強化材が該長繊維強化ポリプロピレン構造物を
引き抜き成形によって溶融流れ方向に略平行に整列して
いることを特徴とする長繊維強化ポリプロピレン構造
物: (a)一次粒子径0.02〜0.05μm の酸化チタン; (b)一次粒子径0.005〜0.04μm の酸化亜鉛; (c)一次粒子径0.1μm 以下の酸化鉄; (d)一次粒子径0.002〜0.05μm の酸化セリウ
ム。 - 【請求項2】 有機シラン化合物、不飽和カルボン酸及
び不飽和カルボン酸無水物から選ばれる1種以上の改質
剤0.01〜5重量%並びに有機過酸化物0.01〜0.
5重量%で改質された改質ポリプロピレン15〜89.
99重量%と、酸化防止剤0.01〜5重量%と、 平均直径3〜21μm の連続した繊維強化材10〜80
重量%と、 下記(a)〜(d)から選ばれる種以上の超微粒子フィ
ラーの合計量0.3〜5重量%との総括量で含む長繊維
強化ポリプロピレン構造物であり、 前記繊維強化材が該長繊維強化ポリプロピレン構造物を
引き抜き成形によって溶融流れ方向に略平行に整列して
いることを特徴とする長繊維強化ポリプロピレン構造
物: (a)一次粒子径0.02〜0.05μm の酸化チタン; (b)一次粒子径0.005〜0.04μm の酸化亜鉛; (c)一次粒子径0.1μm 以下の酸化鉄; (d)一次粒子径0.002〜0.05μm の酸化セリウ
ム。 - 【請求項3】 不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸
無水物がそれぞれマレイン酸又は無水マレイン酸である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の長繊維強化ポ
リプロピレン構造物。 - 【請求項4】 長繊維強化材がガラス長繊維であること
を特徴とする請求項1又は2に記載の長繊維強化ポリプ
ロピレン構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8313062A JPH10138242A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 長繊維強化ポリプロピレン構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8313062A JPH10138242A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 長繊維強化ポリプロピレン構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10138242A true JPH10138242A (ja) | 1998-05-26 |
| JPH10138242A5 JPH10138242A5 (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=18036759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8313062A Pending JPH10138242A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 長繊維強化ポリプロピレン構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10138242A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101817953B (zh) | 2009-10-30 | 2012-05-23 | 苏州旭光聚合物有限公司 | 一种低散发的改性聚丙烯复合材料及其制备方法 |
| JP2021515065A (ja) * | 2018-03-02 | 2021-06-17 | ティコナ・エルエルシー | 耐候性繊維強化プロピレン組成物 |
| JPWO2022097296A1 (ja) * | 2020-11-09 | 2022-05-12 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP8313062A patent/JPH10138242A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101817953B (zh) | 2009-10-30 | 2012-05-23 | 苏州旭光聚合物有限公司 | 一种低散发的改性聚丙烯复合材料及其制备方法 |
| JP2021515065A (ja) * | 2018-03-02 | 2021-06-17 | ティコナ・エルエルシー | 耐候性繊維強化プロピレン組成物 |
| US11931973B2 (en) | 2018-03-02 | 2024-03-19 | Ticona Llc | Weatherable fiber-reinforced propylene composition |
| JPWO2022097296A1 (ja) * | 2020-11-09 | 2022-05-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0178699B1 (ko) | 섬유 보강된 열가소성 수지 복합 물질 | |
| US4603153A (en) | Glass fiber reinforced resin composition | |
| US6395342B1 (en) | Process of preparing pellets of synthetic organic fiber reinforced polyolefin | |
| EP0628596B1 (en) | Heat-resistant, propylene resin-based molding materials and molded products obtained therefrom | |
| US20050143508A1 (en) | Resin compositions with fluoropolymer filler combinations | |
| US6284831B1 (en) | Fiber-reinforced resin molded article | |
| CN109679205B (zh) | 一种高强度抗翘曲的聚烯烃复合材料及其制备方法 | |
| DE602004011157T2 (de) | Formbare Polyesterzusammensetzung | |
| JPS647618B2 (ja) | ||
| US4528304A (en) | Polyamide resin composition | |
| CN1103796C (zh) | 耐低温无卤素阻燃性聚烯烃基树脂组合物及其用途 | |
| JP4606719B2 (ja) | 黒系着色した繊維強化樹脂組成物 | |
| JPH03181528A (ja) | 長繊維強化成形用ポリオレフィン樹脂組成物およびその製造法 | |
| EP2254948B1 (en) | Polycarbonate compositions, methods of manufacture thereof and articles comprising the same | |
| JPH10138242A (ja) | 長繊維強化ポリプロピレン構造物 | |
| CA2001726A1 (en) | Nucleating systems | |
| JP7812871B2 (ja) | ガラス繊維強化プロピレン系樹脂組成物 | |
| JP3900213B2 (ja) | 連続繊維強化樹脂構造物の製造方法及び連続繊維強化樹脂構造物 | |
| JP2897593B2 (ja) | ホイールカバー | |
| JPH0841257A (ja) | ポリプロピレン樹脂組成物とその製造方法 | |
| JPH1017734A (ja) | 成形材料用ウォラストナイト配合ポリプロピレン樹脂組成物 | |
| JPS6198758A (ja) | プロピレン樹脂組成物 | |
| JPH09208756A (ja) | 耐候安定化されたガラス長繊維強化ポリプロピレン樹脂組成物を使用した長尺形状の車輌外装部品 | |
| JP2000084926A (ja) | 繊維強化熱可塑性樹脂成形材料およびそれを用いた成形体 | |
| CN112409672A (zh) | 斜拉索用阻燃耐开裂耐候高密度聚乙烯护套料及其制备方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041209 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041215 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050209 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050330 |