JPH10138302A - 射出成形金型 - Google Patents
射出成形金型Info
- Publication number
- JPH10138302A JPH10138302A JP8300587A JP30058796A JPH10138302A JP H10138302 A JPH10138302 A JP H10138302A JP 8300587 A JP8300587 A JP 8300587A JP 30058796 A JP30058796 A JP 30058796A JP H10138302 A JPH10138302 A JP H10138302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- injection
- resin
- molding
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/2701—Details not specific to hot or cold runner channels
- B29C45/2703—Means for controlling the runner flow, e.g. runner switches, adjustable runners or gates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出成形金型を用いて成形された製品のゲー
ト後仕上げの効率はゲートの厚さによって左右され、樹
脂の充填性を優先してゲートを厚くすると切断に手間取
り、逆に切断を容易化するためにゲート厚を薄くすると
樹脂の充填性が劣化するという課題があった。 【解決手段】 ゲートブロック6の作動により、樹脂注
入時はゲート射出口2aの高さ寸法を大きめ、例えば成
形空間への樹脂の充填性を考慮した大きめの値hに設定
し、樹脂注入完了後はゲート射出口2aの高さ寸法を小
さめの値h′に変更してゲート成形物の製品結合部分の
厚さを局所的に薄くすることによって、製品からゲート
成形物を折り曲げによって容易に切断・分離することが
できる。
ト後仕上げの効率はゲートの厚さによって左右され、樹
脂の充填性を優先してゲートを厚くすると切断に手間取
り、逆に切断を容易化するためにゲート厚を薄くすると
樹脂の充填性が劣化するという課題があった。 【解決手段】 ゲートブロック6の作動により、樹脂注
入時はゲート射出口2aの高さ寸法を大きめ、例えば成
形空間への樹脂の充填性を考慮した大きめの値hに設定
し、樹脂注入完了後はゲート射出口2aの高さ寸法を小
さめの値h′に変更してゲート成形物の製品結合部分の
厚さを局所的に薄くすることによって、製品からゲート
成形物を折り曲げによって容易に切断・分離することが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形金型に係
り、特に金型内の成形空間に溶融樹脂を注入するための
ゲートとしてサイドゲートやファンゲート等のゲート後
仕上げを要するゲートを採用したものにおいて好適な射
出成形金型に関する。
り、特に金型内の成形空間に溶融樹脂を注入するための
ゲートとしてサイドゲートやファンゲート等のゲート後
仕上げを要するゲートを採用したものにおいて好適な射
出成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形技術においては、ランナ、ゲー
トを通して金型への溶融樹脂の充填が行われ、射出完了
後、金型から取り出した成形品にランナ及びゲートによ
る不要成形物(以降、これらを“ゲート成形物”と総称
する。)が残ることから、後工程でこのゲート成形物を
取り除く作業(ゲート後仕上げ)が行われる。
トを通して金型への溶融樹脂の充填が行われ、射出完了
後、金型から取り出した成形品にランナ及びゲートによ
る不要成形物(以降、これらを“ゲート成形物”と総称
する。)が残ることから、後工程でこのゲート成形物を
取り除く作業(ゲート後仕上げ)が行われる。
【0003】このゲート後仕上げは、ゲートとして、金
型を開くと同時にゲート成形物を自動的に切断できるピ
ンゲートやトンネルゲート等を用いることで省くことが
可能である。しかしながら、金型への樹脂の充填性に優
れたゲートとして最も一般的なゲートとして知られるサ
イドゲート、ファンゲートを使用した場合、ゲート後仕
上げを行うことが不可欠とされている。
型を開くと同時にゲート成形物を自動的に切断できるピ
ンゲートやトンネルゲート等を用いることで省くことが
可能である。しかしながら、金型への樹脂の充填性に優
れたゲートとして最も一般的なゲートとして知られるサ
イドゲート、ファンゲートを使用した場合、ゲート後仕
上げを行うことが不可欠とされている。
【0004】そこで、ゲート後仕上げを効率良く行うた
めの手段が要求されている。その手段の一つとして、成
形品を金型から押し出すための装置にニッパー等の切断
具を取り付けて、金型から成形品を取り出す過程でゲー
ト成形物を自動的に切断する方式がある。
めの手段が要求されている。その手段の一つとして、成
形品を金型から押し出すための装置にニッパー等の切断
具を取り付けて、金型から成形品を取り出す過程でゲー
ト成形物を自動的に切断する方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ゲート後仕上げの効率はゲートの厚さによって大きく左
右され、樹脂の充填性を優先してゲートを厚くすると切
断に手間取り、逆に切断を容易化するためにゲート厚を
薄くすると樹脂の充填性が劣化してしまう。
ゲート後仕上げの効率はゲートの厚さによって大きく左
右され、樹脂の充填性を優先してゲートを厚くすると切
断に手間取り、逆に切断を容易化するためにゲート厚を
薄くすると樹脂の充填性が劣化してしまう。
【0006】また、金型内への樹脂充填後、ゲートブロ
ックと呼ばれるゲート開閉部材をゲートを閉じる方向に
作動させて製品からゲート成形物を完全に切断する方法
も一部で実施されている。しかし、この場合、ゲートブ
ロックと金型との間の厳しい位置精度が要求され、この
位置精度に僅かな狂いがあると、例えば、切断時のゲー
トブロックの僅かなオーバストロークによってゲートブ
ロック先端と金型とが切断の度に衝突を起し、双方に裂
傷や摩耗が生じたりする。このため金型及びゲートブロ
ックの頻繁な交換作業が必要となり、非常に繁雑な保守
・管理が要求される。
ックと呼ばれるゲート開閉部材をゲートを閉じる方向に
作動させて製品からゲート成形物を完全に切断する方法
も一部で実施されている。しかし、この場合、ゲートブ
ロックと金型との間の厳しい位置精度が要求され、この
位置精度に僅かな狂いがあると、例えば、切断時のゲー
トブロックの僅かなオーバストロークによってゲートブ
ロック先端と金型とが切断の度に衝突を起し、双方に裂
傷や摩耗が生じたりする。このため金型及びゲートブロ
ックの頻繁な交換作業が必要となり、非常に繁雑な保守
・管理が要求される。
【0007】本発明はこのような課題を解決するための
もので、樹脂の充填性に優れ、しかもゲート成形物の分
離作業をゲート成形物の折り曲げによって容易に行うこ
とのできる射出成形金型の提供を目的としている。
もので、樹脂の充填性に優れ、しかもゲート成形物の分
離作業をゲート成形物の折り曲げによって容易に行うこ
とのできる射出成形金型の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の射出成形金型は、金型内の成形空間に通
じるゲートと、ゲートの成形空間に開口した射出口の高
さ寸法を可変するよう移動自在に設けられたゲートブロ
ックと、成形空間への樹脂注入完了後にゲートの射出口
の高さ寸法が樹脂注入時のそれよりも小さくなるように
ゲートブロックを作動させるゲートブロック作動手段と
を具備してなるものである。
めに、本発明の射出成形金型は、金型内の成形空間に通
じるゲートと、ゲートの成形空間に開口した射出口の高
さ寸法を可変するよう移動自在に設けられたゲートブロ
ックと、成形空間への樹脂注入完了後にゲートの射出口
の高さ寸法が樹脂注入時のそれよりも小さくなるように
ゲートブロックを作動させるゲートブロック作動手段と
を具備してなるものである。
【0009】すなわち、本発明においては、ゲートブロ
ックの作動により、樹脂注入時はゲート射出口の高さ寸
法を大きめ、例えば成形空間への樹脂の充填性を考慮し
た大きめの値に設定し、樹脂注入完了後はゲート射出口
の高さ寸法を小さめの値に変更してゲート成形物の製品
結合部分の厚さを局所的に薄くすることによって、製品
からゲート成形物を折り曲げによって容易に切断・分離
することができる。
ックの作動により、樹脂注入時はゲート射出口の高さ寸
法を大きめ、例えば成形空間への樹脂の充填性を考慮し
た大きめの値に設定し、樹脂注入完了後はゲート射出口
の高さ寸法を小さめの値に変更してゲート成形物の製品
結合部分の厚さを局所的に薄くすることによって、製品
からゲート成形物を折り曲げによって容易に切断・分離
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について説明する。
態について説明する。
【0011】図1は第1の実施形態である射出成形金型
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【0012】同図において、3はコア、5はキャビテ
ィ、1はコア3とキャビティ5により形成される成形空
間である。コア3には成形空間1に通じるゲート2用の
彫り込みが設けられ、キャビティ5にはゲート2に通じ
るランナ4が設けられている。6は成形空間1に開口し
たゲート射出口2aの高さ寸法を可変するためのゲート
ブロックであり、このゲートブロック6はスライド駒7
を通じて油圧シリンダ8によって上下作動される。
ィ、1はコア3とキャビティ5により形成される成形空
間である。コア3には成形空間1に通じるゲート2用の
彫り込みが設けられ、キャビティ5にはゲート2に通じ
るランナ4が設けられている。6は成形空間1に開口し
たゲート射出口2aの高さ寸法を可変するためのゲート
ブロックであり、このゲートブロック6はスライド駒7
を通じて油圧シリンダ8によって上下作動される。
【0013】油圧シリンダ8は、図示しないコントロー
ラによる制御の下でスライド駒7を水平方向に進退させ
る。すなわち、コントローラは射出成形の開始から設定
時間が経過するまでの間はスライド駒7を図1(a)に
示す後退位置に配置し、設定時間が経過すると一定距離
前進させるように油圧シリンダ8を制御する。
ラによる制御の下でスライド駒7を水平方向に進退させ
る。すなわち、コントローラは射出成形の開始から設定
時間が経過するまでの間はスライド駒7を図1(a)に
示す後退位置に配置し、設定時間が経過すると一定距離
前進させるように油圧シリンダ8を制御する。
【0014】図1及び図2に示すように、スライド駒7
とゲートブロック6は互いに傾斜面で接しており、スラ
イド駒7の水平進退移動に伴ってゲートブロック6は上
下に移動する。すなわち、図1(a)に示すように、ス
ライド駒7が後退位置にあるときゲートブロック6は所
定の低位置にあり、また図1(b)に示すように、スラ
イド駒7が前進位置にあるときゲートブロック6は所定
の高位置にある。
とゲートブロック6は互いに傾斜面で接しており、スラ
イド駒7の水平進退移動に伴ってゲートブロック6は上
下に移動する。すなわち、図1(a)に示すように、ス
ライド駒7が後退位置にあるときゲートブロック6は所
定の低位置にあり、また図1(b)に示すように、スラ
イド駒7が前進位置にあるときゲートブロック6は所定
の高位置にある。
【0015】ゲートブロック6の上端面6aはテーパ状
に形成され、このテーパの頂点の高さ位置によって成形
空間1に開口したゲート射出口2aの高さ寸法が決ま
る。
に形成され、このテーパの頂点の高さ位置によって成形
空間1に開口したゲート射出口2aの高さ寸法が決ま
る。
【0016】ここで、図1(a)に示すように、ゲート
ブロック6が所定の低位置にあるときのゲート射出口2
aの高さ寸法hは、コア3に設けられたゲート2の高さ
寸法とほぼ一致するものとなっている。また、図1
(b)に示すように、ゲートブロック6が所定の高位置
にあるときのゲート射出口2aの高さ寸法h′は、製品
からゲート成形物を折り曲げることによって容易に切断
・分離できる程度の値に設定されている。
ブロック6が所定の低位置にあるときのゲート射出口2
aの高さ寸法hは、コア3に設けられたゲート2の高さ
寸法とほぼ一致するものとなっている。また、図1
(b)に示すように、ゲートブロック6が所定の高位置
にあるときのゲート射出口2aの高さ寸法h′は、製品
からゲート成形物を折り曲げることによって容易に切断
・分離できる程度の値に設定されている。
【0017】次に、この射出成形金型を用いて射出成形
を行う場合の動作について説明する。 成形空間1への
樹脂注入時、ゲートブロック6は図1(a)に示す低位
置にあり、ゲート射出口2aは全開状態にある。したが
って、ランナ4を通じて導入された樹脂はゲート2を経
て成形空間1内にスムーズに流れ込む。
を行う場合の動作について説明する。 成形空間1への
樹脂注入時、ゲートブロック6は図1(a)に示す低位
置にあり、ゲート射出口2aは全開状態にある。したが
って、ランナ4を通じて導入された樹脂はゲート2を経
て成形空間1内にスムーズに流れ込む。
【0018】射出成形を開始してから設定時間が経過し
た後(成形空間1への樹脂注入完了後)にコントローラ
によって油圧シリンダ8がスライド駒7を前進させるよ
うに作動され、ゲートブロック6は図1(b)に示す高
位置まで上昇する。これによりゲートブロック6の先端
部がゲート2内に食い込み、ゲート射出口2aの樹脂厚
がh′まで薄くなる。
た後(成形空間1への樹脂注入完了後)にコントローラ
によって油圧シリンダ8がスライド駒7を前進させるよ
うに作動され、ゲートブロック6は図1(b)に示す高
位置まで上昇する。これによりゲートブロック6の先端
部がゲート2内に食い込み、ゲート射出口2aの樹脂厚
がh′まで薄くなる。
【0019】金型内の樹脂が冷却固化した後、金型を開
くと共にゲートブロック6は低位置まで下降する。この
後、金型から自動取り出し機等によって、図3に示すよ
うなゲート成形物9と一体となった製品10が取り出さ
れる。
くと共にゲートブロック6は低位置まで下降する。この
後、金型から自動取り出し機等によって、図3に示すよ
うなゲート成形物9と一体となった製品10が取り出さ
れる。
【0020】このゲート付きの成形品において製品10
とゲート成形物9との結合部分の厚さは薄くなっている
ことから、図4に示すように、自動取り出し機を利用し
て金型から取り出した製品10をチャック等に固定した
ままゲート成形物9を折り曲げることによって、製品1
0からゲート成形物9を容易に切断・分離することがで
きる。
とゲート成形物9との結合部分の厚さは薄くなっている
ことから、図4に示すように、自動取り出し機を利用し
て金型から取り出した製品10をチャック等に固定した
ままゲート成形物9を折り曲げることによって、製品1
0からゲート成形物9を容易に切断・分離することがで
きる。
【0021】次に、第2の実施形態である射出成形金型
について説明する。
について説明する。
【0022】図5はかかる第2の実施形態の射出成形金
型の構成を示す断面図である。
型の構成を示す断面図である。
【0023】同図において、13はコア、15はキャビ
ティ、11はコア13とキャビティ15により形成され
る成形空間である。コア13には成形空間11に通じる
ゲート12用の彫り込みが設けられ、キャビティ15に
はゲート12に通じるランナ14が設けられている。1
6は成形空間11に開口したゲート射出口12aの高さ
寸法を可変するためのゲートブロックである。17はコ
ア13から成形品を押し出すためのエジェクトピンであ
る。
ティ、11はコア13とキャビティ15により形成され
る成形空間である。コア13には成形空間11に通じる
ゲート12用の彫り込みが設けられ、キャビティ15に
はゲート12に通じるランナ14が設けられている。1
6は成形空間11に開口したゲート射出口12aの高さ
寸法を可変するためのゲートブロックである。17はコ
ア13から成形品を押し出すためのエジェクトピンであ
る。
【0024】エジェクトピン17及びゲートブロック1
6は、図示しないコントローラによる制御の下で上下動
するエジェクト押え板18とエジェクト板19に下部が
支持されている。ここでゲートブロック16は、エジェ
クト押え板18及びエジェクト板19と常に一体に上下
動するようこれらに固定されている。
6は、図示しないコントローラによる制御の下で上下動
するエジェクト押え板18とエジェクト板19に下部が
支持されている。ここでゲートブロック16は、エジェ
クト押え板18及びエジェクト板19と常に一体に上下
動するようこれらに固定されている。
【0025】一方、エジェクトピン17にはフランジ部
17aが設けられており、このフランジ部17aはエジ
ェクト板19のフランジ係合孔19a内にて高さHの範
囲で上下動し得るものとなっている。但し、射出成形時
にエジェクトピン17の下端はコア13に取り付けられ
た取付板20の上面と当接してこれに支えられ、以て射
出成形時の圧力でエジェクトピン17のフランジ部17
aがエジェクト板19のフランジ係合孔19a内の下端
に沈むことのないようにしている。
17aが設けられており、このフランジ部17aはエジ
ェクト板19のフランジ係合孔19a内にて高さHの範
囲で上下動し得るものとなっている。但し、射出成形時
にエジェクトピン17の下端はコア13に取り付けられ
た取付板20の上面と当接してこれに支えられ、以て射
出成形時の圧力でエジェクトピン17のフランジ部17
aがエジェクト板19のフランジ係合孔19a内の下端
に沈むことのないようにしている。
【0026】コントローラは射出成形の開始から設定時
間が経過するまでの間は、エジェクト押え板18及びエ
ジェクト板19の高さを図5(a)に示す位置に設定す
る。このときゲートブロック16は所定の低位置にあ
り、ゲート射出口12aの高さ寸法hは、コア13に設
けられたゲート12の高さ寸法とほぼ一致している。
間が経過するまでの間は、エジェクト押え板18及びエ
ジェクト板19の高さを図5(a)に示す位置に設定す
る。このときゲートブロック16は所定の低位置にあ
り、ゲート射出口12aの高さ寸法hは、コア13に設
けられたゲート12の高さ寸法とほぼ一致している。
【0027】一方、この時点でエジェクトピン17のフ
ランジ部17aの下端とエジェクト押え板18の上端と
は距離Hだけ離間した状態にある。
ランジ部17aの下端とエジェクト押え板18の上端と
は距離Hだけ離間した状態にある。
【0028】射出成形の開始から設定時間が経過した
後、コントローラは、図5(b)に示すように、エジェ
クト押え板18及びエジェクト板19を高さHだけ上昇
させる。これによりゲートブロック16も高さHだけ上
昇し、ゲートブロック16の先端部がゲート12内に食
い込み、ゲート射出口12aの樹脂厚がh′まで薄くな
る。 一方、エジェクトピン17は、エジェクト押え板
18及びエジェクト板19が高さHだけ上昇しても、フ
ランジ係合孔19a内でフランジ部17aが下方末端に
移動するだけで、エジェクトピン17がコア13に対し
て上昇するまでには至らない。
後、コントローラは、図5(b)に示すように、エジェ
クト押え板18及びエジェクト板19を高さHだけ上昇
させる。これによりゲートブロック16も高さHだけ上
昇し、ゲートブロック16の先端部がゲート12内に食
い込み、ゲート射出口12aの樹脂厚がh′まで薄くな
る。 一方、エジェクトピン17は、エジェクト押え板
18及びエジェクト板19が高さHだけ上昇しても、フ
ランジ係合孔19a内でフランジ部17aが下方末端に
移動するだけで、エジェクトピン17がコア13に対し
て上昇するまでには至らない。
【0029】金型内の樹脂が冷却固化した後、金型を開
くと共にエジェクト押え板18及びエジェクト板19は
さらに一定距離上昇する。これにより、エジェクトピン
17がコア13に対して上昇し、コア13から成形品が
押し上げられる。
くと共にエジェクト押え板18及びエジェクト板19は
さらに一定距離上昇する。これにより、エジェクトピン
17がコア13に対して上昇し、コア13から成形品が
押し上げられる。
【0030】表1にゲート厚、切断に要した折り曲げ回
数及びゲート残量の試験結果を示す。試験評価用のテス
トピースとしては、図4に示すように縦横サイズが 150
× 150(mm)、厚さが 4mmのものを使用した。ゲー
ト残量は製品側切断面からのゲートあとの最大突出量と
した。
数及びゲート残量の試験結果を示す。試験評価用のテス
トピースとしては、図4に示すように縦横サイズが 150
× 150(mm)、厚さが 4mmのものを使用した。ゲー
ト残量は製品側切断面からのゲートあとの最大突出量と
した。
【0031】
【表1】 この試験結果から、ゲート厚が大きいほど折り曲げ回数
が増え、しかもゲート残量も多くなることが確認でき
た。特に、ゲート厚が 0.5mm以下であれば1回乃至2
回の折り曲げでゲート成形物を切断でき、ゲート残量も
0.5mm以下となって良好な結果が得られることが確認
できた。
が増え、しかもゲート残量も多くなることが確認でき
た。特に、ゲート厚が 0.5mm以下であれば1回乃至2
回の折り曲げでゲート成形物を切断でき、ゲート残量も
0.5mm以下となって良好な結果が得られることが確認
できた。
【0032】図6にニッパーでゲート成形物を切断した
サンプルと本発明によりゲート成形物を切断したサンプ
ルの各々のゲート切断面の歪みを測定した結果を示す。
ここで使用したサンプルは照明装置のアクリル製導光板
である。サンプルのゲート切断面に下側から光を照射
し、ゲート切断面の各面の輝度を測定した。歪みが多い
ほど多くの光が屈折するので高い輝度が測定される。こ
の試験結果から、本実施形態によってゲートあとを折り
曲げて切断した面に現れる歪みは、成形後にニッパーで
切断した面に現れる歪みと同等或いはそれより少ないこ
とが確認できた。
サンプルと本発明によりゲート成形物を切断したサンプ
ルの各々のゲート切断面の歪みを測定した結果を示す。
ここで使用したサンプルは照明装置のアクリル製導光板
である。サンプルのゲート切断面に下側から光を照射
し、ゲート切断面の各面の輝度を測定した。歪みが多い
ほど多くの光が屈折するので高い輝度が測定される。こ
の試験結果から、本実施形態によってゲートあとを折り
曲げて切断した面に現れる歪みは、成形後にニッパーで
切断した面に現れる歪みと同等或いはそれより少ないこ
とが確認できた。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の射出成形金
型によれば、樹脂注入時はゲート射出口の高さ寸法を大
きめの値に設定することによって成形空間への樹脂の充
填性をよくし、樹脂注入完了後はゲート射出口の高さ寸
法を小さめの値に変更してゲート成形物の製品結合部分
の厚さを局所的に薄くすることで、ゲート成形物の分離
作業を折り曲げによって容易に行うことが可能な成形物
が得られる。
型によれば、樹脂注入時はゲート射出口の高さ寸法を大
きめの値に設定することによって成形空間への樹脂の充
填性をよくし、樹脂注入完了後はゲート射出口の高さ寸
法を小さめの値に変更してゲート成形物の製品結合部分
の厚さを局所的に薄くすることで、ゲート成形物の分離
作業を折り曲げによって容易に行うことが可能な成形物
が得られる。
【図1】本発明の第1の実施形態である射出成形金型の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
【図2】図1におけるスライド駒とゲートブロックを示
す斜視図
す斜視図
【図3】図1の射出成形金型を用いて射出成形されたゲ
ート付きの成形品を示す斜視図
ート付きの成形品を示す斜視図
【図4】ゲート成形物の切断・分離の方法を説明するた
めの図
めの図
【図5】本発明の第2の実施形態である射出成形金型の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
【図6】ゲート成形物をニッパーで切断したサンプルと
本発明により切断したサンプルの各々のゲート切断面の
歪みを測定した結果を示す図
本発明により切断したサンプルの各々のゲート切断面の
歪みを測定した結果を示す図
1………成形空間 2………ゲート 2a……ゲート射出口 3………コア 4………ランナ 5………キャビティ 6………ゲートブロック 7………スライド駒 8………油圧シリンダ 9………ゲート成形物 10……製品 11……成形空間 12……ゲート 12a…ゲート射出口 13……コア 14……ランナ 15……キャビティ 16……ゲートブロック 17……エジェクトピン 18……エジェクト押え板 19……エジェクト板
Claims (1)
- 【請求項1】 金型内の成形空間に通じるゲートと、 前記ゲートの前記成形空間に開口した射出口の高さ寸法
を可変するよう移動自在に設けられたゲートブロック
と、 前記成形空間への樹脂注入完了後に前記ゲートの前記射
出口の高さ寸法が樹脂注入時のそれよりも小さくなるよ
うに前記ゲートブロックを作動させるゲートブロック作
動手段とを具備することを特徴とする射出成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8300587A JPH10138302A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 射出成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8300587A JPH10138302A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 射出成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10138302A true JPH10138302A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17886645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8300587A Withdrawn JPH10138302A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 射出成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10138302A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008238686A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Yushin Precision Equipment Co Ltd | 導光板の成形方法 |
| KR101128121B1 (ko) * | 2009-11-13 | 2012-03-22 | 김경호 | 사출금형용 게이트 자동절단장치 |
| JP2020514121A (ja) * | 2018-03-20 | 2020-05-21 | ジャン ヘサンJANG, Hae San | カッティングプッシュピンを有する金型及びこれを用いた製品製造方法 |
| US20210387389A1 (en) * | 2018-10-22 | 2021-12-16 | Besi Netherlands B.V. | Mould Half and Mould Method for Transfer Moulding Encapsulating Electronic Components Mounted on a Carrier Including a Dual Support Surface and a Method for Using Such |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP8300587A patent/JPH10138302A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008238686A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Yushin Precision Equipment Co Ltd | 導光板の成形方法 |
| KR101128121B1 (ko) * | 2009-11-13 | 2012-03-22 | 김경호 | 사출금형용 게이트 자동절단장치 |
| JP2020514121A (ja) * | 2018-03-20 | 2020-05-21 | ジャン ヘサンJANG, Hae San | カッティングプッシュピンを有する金型及びこれを用いた製品製造方法 |
| US20210387389A1 (en) * | 2018-10-22 | 2021-12-16 | Besi Netherlands B.V. | Mould Half and Mould Method for Transfer Moulding Encapsulating Electronic Components Mounted on a Carrier Including a Dual Support Surface and a Method for Using Such |
| US12384081B2 (en) * | 2018-10-22 | 2025-08-12 | Besi Netherlands B.V. | Mould half and mould method for transfer moulding encapsulating electronic components mounted on a carrier including a dual support surface and a method for using such |
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