JPH1013830A - エンコーダ装置 - Google Patents

エンコーダ装置

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JPH1013830A
JPH1013830A JP16755496A JP16755496A JPH1013830A JP H1013830 A JPH1013830 A JP H1013830A JP 16755496 A JP16755496 A JP 16755496A JP 16755496 A JP16755496 A JP 16755496A JP H1013830 A JPH1013830 A JP H1013830A
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JP
Japan
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data
pixel data
video
rectangular area
video storage
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JP16755496A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Saka
宜明 坂
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低価格なエンコーダ装置を提供する。 【解決手段】 データ順序変換手段7は、映像記憶手段
1から出力されたPEL信号としての画素データを再生
映像記憶手段4からのREFPEL信号を参照して差分
を求めた変換符号化手段2から入力される変換符号化デ
ータを一時的に記憶して、入力順序のままではなく、所
定の順序に対応させて並べ替えて記憶し、並べ替えた順
序で出力し、映像記憶手段1の出力データを統一する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号圧縮シ
ステムにおけるエンコーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号の圧縮方法として、近年デジ
タル処理による圧縮方法の開発が行われている。このよ
うなデジタル処理によるビデオ信号の圧縮方法の一例と
して、MPEG(Moving Picture Expert Group)と呼ば
れる圧縮方式の標準がある。
【0003】これらの圧縮技術では、一般に画面をマク
ロブロックと呼ばれる小単位に分割し、このマクロブロ
ック単位で圧縮を行う。MPEG規格では、隣接する縦
16画素、横16画素の領域を1つのマクロブロックと
して、1画面を例えば縦44個、横30個のマクロブロ
ックに分割して圧縮処理を行うことになる。
【0004】マクロブロックに分割した画像データに対
する圧縮処理の概要を説明する。この圧縮処理では、ま
ず動き予測を行う。動き予測とは、映像信号が静止画を
次々と切り替えて表示するという特徴を利用した圧縮手
法であり、直前の画面から、圧縮しようとするマクロブ
ロックと似ている領域を探し出し、マクロブロックの画
像データそのものを送る代わりにマクロブロックと似て
いる領域の位置を相対的に示すベクトルと、その領域と
マクロブロックの画素ごとの差分データとを送るように
することで、一つ一つの画素のデータを小さい値にする
ことができる。これは、後述するハフマン符号化におけ
る圧縮率の向上に効果がある。
【0005】次に動き予測を行った画像差分データに対
して、変換符号化を行う。一般的に画像圧縮では、DC
T(離散コサイン変換)を行う場合が多い。MPEG規
格では、例えば輝度信号の場合、1つのマクロブロック
を4つに分割し、縦横8画素の領域に対してDCTを行
う。DCTの結果は、やはり8×8の行列に係数が並ぶ
が、この係数をある規則に従って並べ替えると、周波数
成分の順になる。画像データの特徴として、低周波成分
の信号が大きく、高周波成分の信号は小さいので、周波
数成分の順に並べた場合には、はじめのいくつかの係数
に大きな値があり、だんだんと小さい値になる。ある程
度より後ろの係数は、0が続くような場合も多くなる。
【0006】DCTによる周波数成分への変換で、各係
数の有効ビット数が大きくなる。これを量子化により、
精度を落とすことで係数値を小さい値にする。量子化
は、具体的には量子化ステップ値で係数を割り、その商
を係数として残す。高周波成分の係数は、小さい値が多
いので、量子化ステップ値が大きいときは、高周波成分
が0になる場合が多くなり、結果的に高周波成分のカッ
トという意味合いを持つ。
【0007】DCTと量子化によりデータに偏りがで
き、値が0となる係数も多くなるので、この係数をラン
レングス符号化によって圧縮する。ランレングス符号化
は係数の列の中に0値の係数(ゼロ係数)を多く持ち、
時々値を持つ係数(非ゼロ係数)がある場合に有効であ
り、ゼロ係数の継続個数ラン(RUN)と、それに続く非
ゼロ係数の値(LEVEL)の組み合わせで表現するもので
ある。前記DCT結果では高周波成分にゼロ係数が多く
なるので、ランレングス符号化した係数の組は、それ自
体でDCTの出力よりも少ない係数になる場合が多い。
【0008】ランレングス符号化で係数の削減をした後
は、それぞれの係数の組のビット数を可変長コードによ
って圧縮する。可変長コードは、出現頻度の多いデータ
に対して短いビット列を割り当て、出現頻度の少ないデ
ータに対して長いビット列を割り当てることで、全体と
してのビット量を削減するものであり、MPEG規格に
おいては、データとビット列との対応はあらかじめ規定
されている。MPEGで規定されている可変長コードで
は、比較的小さい値(LEVEL)の場合に短いビット列が
割り当てられている。そのため、前記量子化の段階で、
量子化ステップ値を大きくして、係数を小さい値ばかり
にすれば、短いビット列が割り当てられる場合が多くな
り、全体のデータ量を削減することができる。また、量
子化ステップ値を小さくすると、係数に大きい値が残る
ことが多くなり、全体のデータ量が増大することにな
る。
【0009】以上のように、MPEGなどの圧縮技術で
は、動き補償とDCTなどの変換符号化によるデータの
偏りとを利用しているが、そのためにはそれぞれ過去の
マクロブロックの画素データを参照する必要がある。図
1に動き補償と変換符号化を利用したエンコーダ装置の
一例を示す。本エンコーダ装置20は、図示省略する映
像ソースからデジタル映像信号を入力して、動き補償、
変換符号化を施し、これに可変長符号化を施した圧縮デ
ータを出力するものであり、MPEG規格に類似した出
力を得ることができる。
【0010】図中1はデジタル映像信号を受けて一時的
に記憶し、マクロブロック単位で映像データを出力する
映像記憶手段、2は映像記憶手段1からの映像データと
再生映像記憶手段4から得る過去の画面とを使って動き
補償及び変換符号化をおこなう変換符号化手段、3は映
像記憶手段1からの映像データと似ている領域を再生映
像記憶手段4に記憶される過去の画面から探しだす他
に、動きベクトルを求めることもできる動き検出手段、
4は過去の画面を一時的に記憶する再生映像記憶手段、
5は変換符号化を行ったデータに対して可変長符号化を
おこなって、出力となる圧縮データを導き出す可変長符
号化手段、6は変換符号化手段2の出力から過去の映像
を再生する映像再生手段である。
【0011】現在は、これら映像記憶手段1〜映像再生
手段6に該当する各機能ブロックごとに専用LSIが各
社より提供されているので、これらを使用して小型で安
価なエンコーダ装置20をつくることができる。特に動
き検出と変換符号化(DCT)については、機能ブロッ
クとしての動作が仕様により固定されており、また各種
の画像圧縮の標準規格に採用されている手段であること
などから、高機能な専用LSIが提供されている。図1
に示すエンコーダ装置20においても、動き検出手段3
と変換符号化手段2については専用LSIを使用して構
成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述のように一般的に
変換符号化手段2と動き検出手段3では、それぞれ専用
のLSIによって構成されるので、これらのデータ入出
力順序などはそれぞれLSIの仕様に準じる必要があ
る。
【0013】一般的に動き検出用のLSIでは、検出ア
ルゴリズムから画素データの入力は図2に示すように縦
方向から順に画素データを取り込むようになっている。
またDCT用のICでは、画素データの入力は図3に示
すように横方向順にする必要がある。そのために映像記
憶手段からそれぞれに出力するデータは別々に供給する
必要がある。
【0014】従来例である図1のエンコーダ装置におい
ては、変換符号化手段2に対してDCTPEL信号を使
い、動き検出手段3に対してはMEPEL信号を使う。
これらは同じ映像記憶手段1の記憶装置から供給される
画素データであるが、情報の読み出し順序が異なるため
に、一つのメモリからそれぞれに画素データを供給する
ことができない。そのためそれぞれ別のメモリを用意す
る必要があり、必要な画素データ量の2倍のメモリを用
意する必要があった。
【0015】あるいは、画素データを読み出す時間を半
分にして、単一のメモリから読み出した画素データをそ
れぞれのブロックに選択的に供給する方法がある。しか
し、この場合は1画素について2回の読み出し処理が必
要になるので高速なメモリで映像記憶手段1を構成する
必要がある。
【0016】つまり、従来の技術ではいずれの方法で
も、システム価格が高くなってしまう要因となってい
た。本発明は、上述した問題点を解決するためになされ
たものであり、低価格なエンコーダ装置を提供すること
を目的とする。
【0017】
【発明の背景】本発明は、前述したように高価格の一つ
の原因である、映像記憶手段のメモリアクセスの回数を
減らすことを図るものである。従来例のエンコーダ装置
(図1参照)においては、映像蓄積手段の画素データ
は、変換符号化手段と動き検出手段の2つに対して出力
される。映像の処理は同一の矩形領域についておこなわ
れるので、映像蓄積手段から読み出す画素データは同一
のものであるが、それぞれアルゴリズムやIC等の制約
により、読み出し順序が異なっている。したがって、変
換符号化手段用と動き検出手段用とを独立して読み出し
をおこなう必要があった。
【0018】ここで、DCT(離散コサイン変換)の性
質を考える。映像の圧縮によく利用される2次元DC
T、ax,yの画素データをbi,jの係数に変換する2次元
DCTを8X8画素に対して行うとすると、一般に下記
の数式(1)に示す式によって演算される。
【0019】
【数1】
【0020】この変換は、数式(1)においてx、y項
を入れ替えて演算した場合、出力のi,jを逆にすれば
x、y項を入れ替えない場合と同じ結果を得ることがで
きる。従って、出力であるDCT係数のi,j項を逆に
判断すれば、動き検出手段と同様に縦方向順(図2参
照)に画素データを入れることができることになる。
【0021】このようにすれば、映像蓄積手段の出力す
る画素データの読み出し順序を変換符号化手段用と動き
検出手段用とで統一でき、各画素データについて一回の
読み出しで、動き検出手段と変換符号化手段の両方に画
素データを供給することができる。そのため、従来技術
に対して半分のメモリアクセス量で済み、比較的低速で
低価格なメモリを使って構成することができることにな
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】このような背景を持つ本
発明のエンコーダ装置は、入力される映像信号を画素単
位のデジタルデータ(以下、画素データという)に変換
して、少なくとも前記画素の集合として形成される矩形
領域1個分の前記画素データを一時的に蓄積し、該蓄積
した前記画素データを前記矩形領域1個分を単位とし且
つ該矩形領域1個分内で予め決められた順序で読み出さ
れる映像記憶手段と、前記画素データを変換符号化処理
した変換符号化データを逆変換して再生画素データとす
る映像再生手段と、該映像再生手段から入力される前記
再生画素データを記憶し、該再生画素データを前記矩形
領域1個分を単位とし且つ該矩形領域1個分内で予め決
められた順序で出力する再生映像記憶手段と、該映像記
憶手段から読み出される画素データと前記再生映像記憶
手段に記憶されている前記再生画素データとを比較し
て、前記再生画素データに対応する前記矩形領域(以
下、過去の矩形領域という)であって前記読み出された
画素データに対応する前記矩形領域と近似している前記
過去の矩形領域を特定し、該特定された前記過去の矩形
領域分の前記再生画素データの出力を前記再生映像記憶
手段に指示する動き検出手段と、該再生映像記憶手段か
ら読み出される再生画素データを参照して、前記映像記
憶手段から入力される前記矩形領域1個分の画素データ
に対して変換符号化を行い、その結果を変換符号化デー
タとして出力する変換符号化手段と、前記変換符号化手
段から入力される変換符号化データの並びを予め設定さ
れた順序に入れ替えて出力するデータ順序変換手段とを
備え、該データ順序変換手段の出力は外部出力側に送ら
れると共に前記変換符号化データとして前記映像再生手
段にも入力される構成である。
【0023】なお、請求項1記載の構成に、データ順序
変換手段から入力されるデジタルデータをランレングス
符号化し可変長コードにより圧縮して外部出力する可変
長符号化手段を追加すれば、データを圧縮して出力でき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明し、発明の実施の形態の説明と
する。
【0025】
【実施例】図4は、本実施例のエンコーダ装置10のブ
ロック図である。本エンコーダ装置10はデジタル映像
信号を入力して、動き補償、変換符号化を施し、これに
可変長符号化を施した圧縮データを出力するものであ
り、MPEG規格に類似した出力を得ることができる。
また、本実施例で使用する映像記憶手段1、変換符号化
手段2、動き検出手段3、再生映像記憶手段4、可変長
符号化手段5および映像再生手段6は、従来例として図
1に示したものと同様であるので、これらについては説
明を省略する。
【0026】データ順序変換手段7は、変換符号化手段
2から入力される変換符号化データを一時的に記憶して
出力する回路である。ただし、入力順序のまま出力する
のではなく、入力されるデータの順序を所定の出力順序
に対応させて並べ替えて記憶し、並べ替えた順序で出力
する回路である。
【0027】以下に、このエンコーダ装置10の動作を
説明する。圧縮処理の対象とされる映像信号は、まず映
像記憶手段1に取り込まれる。映像信号は一般に画面を
横方向にスキャンし、これを縦方向に繰り返すことで一
画面を構成する。本実施例では映像記憶手段1は一画面
分の記憶領域を持ち、画素データの出力順序をマクロブ
ロック単位に変更する。本実施例ではマクロブロック単
位を8×8画素で構成しているが、マクロブロック単位
はこれに限るものではない。また、本実施例では、映像
記憶手段1の出力順序は図2に示す順序に設定されてい
る。映像記憶手段1は、この画素データ出力をPEL信
号として出力し、PEL信号は変換符号化手段2と動き
検出手段3の双方に共通に供給される。
【0028】動き検出手段3が、その仕様によって要求
する画素データの入力順序は図2に示す順序になってお
り、PEL信号の順序と一致している。動き検出手段3
には、PEL信号と再生映像記憶手段4からのOLDP
EL信号が入力される。OLDPEL信号は、映像を再
生映像記憶手段4に記憶されている過去の映像の画素デ
ータである。動き検出手段3は、PEL信号とOLDP
EL信号との比較により、PEL信号に対応するマクロ
ブロックと映像が類似している過去のマクロブロック
(以下、類似マクロブロックともいう)を探し出し、動
きベクトルを求める。そして、再生映像記憶手段4に対
してこの類似マクロブロックのOLDPEL信号の出力
を指示する。
【0029】再生映像記憶手段4は、動き検出手段3か
ら指示された類似マクロブロックの画素データを参照映
像信号(REFPEL信号)として出力し、このREF
PEL信号は変換符号化手段2に入力される。変換符号
化手段2は、映像記憶手段1からのPEL信号と再生映
像記憶手段4からのREFPEL信号を受け、対応する
画素データごとに差分を求めた後にDCTを行い、DC
T係数(変換符号化データ)を出力する。
【0030】ところで、変換符号化手段2への画素デー
タの入力順序は、従来例と同様に図3の順序が想定され
ている。しかし、PEL信号は図2の順序で画素データ
を送ってくるので、このまま処理すればX方向とY方向
が入れ替わった状態でDCTが行われることになる。ま
た変換符号化手段2は、図5に示すようにジグザグ状に
DCT係数を出力する。これは一般的なDCT専用のI
Cに準じており、MPEG規格においても、この順序で
のデータ並びになっている。したがって、変換符号化手
段2から出力されるDCT係数の順番を並び替えてやれ
ば、従来と同様の順番に並ぶDCT係数を得ることがで
きるわけである。
【0031】データ順序変換手段7は、変換符号化手段
2の出力であるDCT係数の順序を並べ替えるためのブ
ロックである。変換符号化手段2では、DCTの入力デ
ータのX項とY項を入れ替えているので、数式(1)よ
り、DCT結果のi項とj項を入れ替えれば、正しいD
CT係数を得ることができる。しかし、出力順序が図5
のように決まっているため、この順序を入れ替える必要
がある。このブロックでは、変換符号化手段2の出力を
取り込み、蓄積したのち、図6に示すようにデータを並
べ替えて読み出すことで、正しいDCT係数を得てい
る。
【0032】可変長符号化手段5では、データ順序変換
手段7の出力であるDCT係数に対して可変長符号化を
行い、圧縮データとして出力する。本実施例では、まず
DCT係数をランレングス符号に変換して、これをハフ
マン符号化して出力する。映像再生手段6は、データ順
序変換手段7の出力であるDCT係数を使って逆DCT
を行い、映像を再生する。これはDCT、逆DCTによ
る演算精度に起因する誤差を過去の映像に反映させるた
めである。
【0033】再生映像記憶手段4は、映像再生手段6の
出力である再生映像データを取り込み、これを過去の映
像として蓄積する。上述したように、この映像は、動き
検出手段3に対して過去の映像の画素データOLDPE
L信号として送られる。さらに動き検出手段3から示さ
れる動きベクトルに従って、該当する矩形領域の画素デ
ータを変換符号化手段2に対してREFPEL信号とし
て送り、変換符号化手段2では画素データごとの差分の
算出に使われる。なお、REFPEL信号の画素データ
の出力順序は図2に示す順序である。
【0034】以上説明したような構成、動作になる本実
施例のエンコーダ装置10では、変換符号化手段2の出
力に対してデータ順序変換手段7を設け、データを並び
替えている。これにより、変換符号化手段2の入力デー
タの順序を動き検出手段3のデータ入力順序に合わせて
も正しいデータを得ることができるようになり、それに
より映像記憶手段1の出力データを統一している。
【0035】従って、従来技術のように変換符号化手段
用の画素データと動き検出手段用の画素データを別々に
記憶させる(必要な画素データ量の2倍のメモリを用意
する)必要はなく、単一のメモリから読み出した画素デ
ータを、変換符号化手段と動き検出手段とに選択的に供
給する(1画素について2回の読み出し処理を行う)構
成とする必要もない。よって、映像記憶手段のメモリと
して、比較的低速で、安価なメモリを使うことができる
ので、安価なエンコーダ装置を作ることができる。
【0036】さらに、MPEG規格で規定されているオ
ルタネート・スキャンを実現するためには、変換符号化
手段2の出力のデータ順序を並べ替える必要があるが、
本実施例の場合はデータ順序変換手段7のデータを図7
に示すように読み出すだけで実現できる。つまりデータ
順序変換手段7の機能はオルタネート・スキャンを実現
するための機能ブロックと本質的に変わるところはな
く、オルタネート・スキャンを実現するための機能ブロ
ックの設定をわずかに変更するだけで、データ順序変換
手段7として使用できる。よって、オルタネート・スキ
ャンを実現するエンコーダ装置であれば、新規な機能ブ
ロックの追加なしに本発明を実現できる。
【0037】以上、実施例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のエンコーダ装置では、変換符号化手段の出力順
序を入れ替えるデータ順序変換手段を設けることによ
り、変換符号化手段と動き検出手段の2つの画素データ
入力順序を同じにすることができ、メモリの読み出しを
減らすことができ、比較的低速で、安価なメモリを使う
ことができるので、安価なエンコーダ装置を作ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるエンコーダ装置のブロック図
である。
【図2】 一般的な動き検出ICの画素データの読み出
し順序図である。
【図3】 一般的な変換符号化ICの画素データの読み
出し順序図である。
【図4】 実施例のエンコーダ装置のブロック図であ
る。
【図5】 一般的な変換符号化ICのDCT係数の出力
順序図である。
【図6】 実施例のデータ順序変換手段によるDCT係
数の順序の入れ替えの説明図である。
【図7】 実施例のデータ順序変換手段によりオルタネ
ートスキャンを実現する際のDCT係数の順序の入れ替
えの説明図である。
【符号の説明】
1・・・映像記憶手段、2・・・変換符号化手段、3・
・・動き検出手段、4・・・再生映像記憶手段、5・・
・可変長符号化手段、6・・・映像再生手段、7・・・
データ順序変換手段、10・・・エンコーダ装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される映像信号を画素単位のデジタ
    ルデータ(以下、画素データという)に変換して、少な
    くとも前記画素の集合として形成される矩形領域1個分
    の前記画素データを一時的に蓄積し、該蓄積した前記画
    素データを前記矩形領域1個分を単位とし且つ該矩形領
    域1個分内で予め決められた順序で読み出される映像記
    憶手段と、 前記画素データを変換符号化処理した変換符号化データ
    を逆変換して再生画素データとする映像再生手段と、 該映像再生手段から入力される前記再生画素データを記
    憶し、該再生画素データを前記矩形領域1個分を単位と
    し且つ該矩形領域1個分内で予め決められた順序で出力
    する再生映像記憶手段と、 該映像記憶手段から読み出される画素データと前記再生
    映像記憶手段に記憶されている前記再生画素データとを
    比較して、前記再生画素データに対応する前記矩形領域
    (以下、過去の矩形領域という)であって前記読み出さ
    れた画素データに対応する前記矩形領域と近似している
    前記過去の矩形領域を特定し、該特定された前記過去の
    矩形領域分の前記再生画素データの出力を前記再生映像
    記憶手段に指示する動き検出手段と、 該再生映像記憶手段から読み出される再生画素データを
    参照して、前記映像記憶手段から入力される前記矩形領
    域1個分の画素データに対して変換符号化を行い、その
    結果を変換符号化データとして出力する変換符号化手段
    と、 前記変換符号化手段から入力される変換符号化データの
    並びを予め設定された順序に入れ替えて出力するデータ
    順序変換手段とを備え、 該データ順序変換手段の出力は外部出力側に送られると
    共に前記変換符号化データとして前記映像再生手段にも
    入力される構成であることを特徴とするエンコーダ装
    置。
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