JPH10138440A - グラビア版彫刻品質管理方法 - Google Patents

グラビア版彫刻品質管理方法

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JPH10138440A
JPH10138440A JP30864596A JP30864596A JPH10138440A JP H10138440 A JPH10138440 A JP H10138440A JP 30864596 A JP30864596 A JP 30864596A JP 30864596 A JP30864596 A JP 30864596A JP H10138440 A JPH10138440 A JP H10138440A
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JP
Japan
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engraving
cell
data
test
volume
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JP30864596A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tsunekawa
豊 恒川
Toshiaki Ichihara
俊明 市原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷品質に対する要求度が高い場合においても
適用することができるグラビア版彫刻品質管理方法の提
供。 【解決手段】基準データに基づいてテスト彫刻を行いグ
ラビア版面上にテスト彫刻セルを形成するテスト彫刻過
程と、前記テスト彫刻セルの体積を測定し測定体積デー
タを得るセル体積測定過程と、前記測定体積データと基
準体積データとを比較し彫刻条件を補正する必要性を判
定する比較判定過程と、前記比較判定過程により補正必
要の判定が行われた場合には彫刻条件を補正する彫刻条
件補正過程を行って前記テスト彫刻過程と前記セル体積
測定過程と前記比較判定過程とを繰返し、前記比較判定
過程により補正不要の判定が行われた場合には前記彫刻
条件に基づいて本彫刻を行いグラビア版面上に彫刻セル
を形成しグラビア版を完成する本彫刻過程と、から成る
ことを特徴とするグラビア版彫刻品質管理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグラビア印刷版面を
製作する技術分野に属する。特に、電気情報信号により
制御される機械的彫刻ヘッドを用いて彫刻を行い、グラ
ビア版面上に彫刻セルを形成し、グラビア版を得る場合
の彫刻品質管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷においては、グラビア版面
上に供給されたインキをドクター装置によって掻き落と
し、グラビア版面上に形成された凹形状のセルに残され
たインキを印刷用紙に転移して印刷が行われる。すなわ
ち、セルに残されたインキの量により印刷濃度が変化
し、それにより印刷パターンが形成される。したがっ
て、適正な体積のセルがグラビア版面上に形成されるこ
とが適正な印刷品質を得るために決定的に重要である。
【0003】そこで、機械的彫刻ヘッドを用いてグラビ
ア版面上に彫刻を行う場合には、所定の入力データに対
して所定の体積のセルが形成されるように、通常は、本
彫刻の前に彫刻条件の設定が行われる。そのため、テス
ト彫刻を行って彫刻条件が適正であるか否かが判定され
る。従来は、彫刻条件が適正であるか否かの判定は、テ
スト彫刻によりグラビア版面上に形成されたセルをスケ
ール入りの顕微鏡で観察し、セルの寸法を測定すること
により行われている。すなわち、セルの天地寸法または
左右寸法が所定の入力データに対して所定の寸法である
か否かによって、彫刻条件が適正であるか否かの判定が
行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】セルの寸法とセルの体
積が1対1の関係にある場合にはこの方法によって適正
な判定を行うことができる理屈である。ところが実際に
は、彫刻針の磨耗、彫刻ヘッドの違い等による差異があ
りこの方法では充分な精度で判定することができない。
特に、印刷品質に対する要求度が高い場合には、従来の
方法を用いることができない。たとえば、グラビア版の
生産時間を短縮するため複数(たとえば4〜8)の機械
的彫刻ヘッドを同時進行で用いてグラビア版面上に彫刻
が行われる。その場合、機械的彫刻ヘッドの僅かな彫刻
特性の違いが、印刷物の隣接する絵柄に色調の差となっ
て現れる。その色調の差は隣接するため極めて目立つこ
ととなり、印刷品質に対する要求度が高くなる。
【0005】そのため、従来は印刷工程において実際に
印刷が行われてから初めて色調不良が判明し、グラビア
版の修正や再版(作り直し)を余儀なくされていた。こ
れによる、材料、時間、労力の浪費および印刷機の稼動
停止による損失は極めて大きなものである。そこで、本
発明の目的は、印刷品質に対する要求度が高い場合にお
いても適用することができるグラビア版彫刻品質管理方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明は「基準デー
タに基づいてテスト彫刻を行いグラビア版面上にテスト
彫刻セルを形成するテスト彫刻過程と、前記テスト彫刻
セルの体積を測定し測定体積データを得るセル体積測定
過程と、前記測定体積データと基準体積データとを比較
し彫刻条件を補正する必要性を判定する比較判定過程
と、前記比較判定過程により補正必要の判定が行われた
場合には彫刻条件を補正する彫刻条件補正過程を行って
前記テスト彫刻過程と前記セル体積測定過程と前記比較
判定過程とを繰返し、前記比較判定過程により補正不要
の判定が行われた場合には前記彫刻条件に基づいて本彫
刻を行いグラビア版面上に彫刻セルを形成しグラビア版
を完成する本彫刻過程と、から成ることを特徴とするグ
ラビア版彫刻品質管理方法。」である。
【0007】本発明によれば、テスト彫刻過程により基
準データに基づいてテスト彫刻が行われグラビア版面上
にテスト彫刻セルが形成され、セル体積測定過程により
前記テスト彫刻セルの体積が測定され測定体積データが
得られ、比較判定過程により測定体積データと基準体積
データとが比較され彫刻条件を補正する必要性の判定が
なされる。補正必要の判定が行われた場合には彫刻条件
補正過程により彫刻条件の補正が行われ、さらにテスト
彫刻過程とセル体積測定過程と比較判定過程とが繰返さ
れる。一方補正不要の判定が行われた場合には本彫刻過
程によりその彫刻条件に基づいて本彫刻を行いグラビア
版面上に彫刻セルを形成しグラビア版を完成する。この
ように、セルの体積を測定してグラビア版の彫刻条件を
高精度に管理するから、本発明のグラビア版彫刻品質管
理方法は印刷品質に対する要求度が高い場合においても
適用することができる。
【0008】また本発明は「前記セル体積測定過程は彫
刻セルの三次元形状の測定値に基づいて体積データを得
るグラビア版彫刻品質管理方法」である。本発明によれ
ば、セル体積測定過程により彫刻セルの三次元形状の測
定値に基づいて体積データが得られる。三次元形状の測
定値に基づいて演算されるため彫刻セルの体積データの
精度が高く、それだけ印刷品質に対する要求度が高い場
合においても適用することができる。
【0009】
【発明の実施の態様】次に、実施の態様により本発明に
ついて説明する。図1は本発明のグラビア版彫刻品質管
理方法を説明するための絵図である。図1において、1
はグラビア版彫刻装置、2はグラビア版、3a,3b,
3c,3d,3e,3fはグラビア版彫刻装置1の彫刻
ヘッド、4は三次元形状測定装置、5は三次元形状測定
装置4の撮像ヘッド、6は三次元形状測定装置4のデー
タ処理部、7は三次元形状測定装置4のディスプレイで
ある。
【0010】また、図2はグラビア版に彫刻を行う際の
彫刻特性をグラフとして示す図である。図2において、
出力値(x軸)はグラビア版彫刻装置1に出力されるデ
ータの値であり、セル体積(y軸)はそれによってグラ
ビア版2の版面上に形成されるセルの体積である。ま
た、図2に示す矢印は、テスト彫刻により得られたテス
トカット値の彫刻特性8を、適正な基準値の彫刻特性9
に修正することを示す。その適正な彫刻特性を得る彫刻
条件が全ての彫刻ヘッド3a,3b,3c,3d,3
e,3fに対して設定された後にグラビア版彫刻装置1
により本彫刻を行なう。
【0011】図3はテスト彫刻と本彫刻が行われたグラ
ビア版2(図3(A))と、そのグラビア版2の周面の
展開図(図3(B))とを示す図である。図3に示すよ
うにテスト彫刻は絵柄の無い余白部分に対して各彫刻ヘ
ッド3a,3b,3c,3d,3e,3fによって行わ
れる。また、各絵柄に対にする本彫刻も各彫刻ヘッド3
a,3b,3c,3d,3e,3fによって行われる。
図3には、各彫刻ヘッド3a,3b,3c,3d,3
e,3fによって行われる各彫刻領域が示されている。
【0012】グラビア版彫刻装置1はグラビア版2を支
持し、その軸回りに回転する構造を有する。グラビア版
彫刻装置1の彫刻ヘッド3は、図1に示す一例では、6
つで構成されており、グラビア版2の軸方向と平行する
方向に彫刻を行いながら移動する構造を有する。すなわ
ち、グラビア版2をその軸回りに回転し彫刻ヘッド3a
〜3fをグラビア版2の軸方向に移動することで、グラ
ビア版2の版面全体に対して彫刻を行う。
【0013】グラビア版彫刻装置1の彫刻ヘッド3a〜
3fが6つで構成されているということは、彫刻ヘッド
が1つの構成の場合と比較して、グラビア版2の版面全
体の彫刻を6倍の速度で完了することができることを意
味している。その一方で、彫刻ヘッドが1つの構成の場
合と比較して、6倍の数の彫刻ヘッド3a〜3fについ
て、彫刻条件を適正に設定する必要がある。すでに説明
したように、異なる彫刻ヘッドにより彫刻する場合は、
彫刻ヘッドの僅かな彫刻特性の違いが印刷物の絵柄に色
調の差となり、絵柄が隣接するため目立つこととなる。
したがって、適正な彫刻条件の設定をすべての彫刻ヘッ
ド3a〜3fに対して行うことが印刷品質を確保するた
めに必要である。
【0014】彫刻ヘッド3a〜3fの彫刻特性の違い
は、彫刻ヘッド3a〜3fの彫刻針を駆動する電気系、
機械系の特性の違いとともに、彫刻針の微妙な切れ味や
形状の違い、彫刻針の磨耗の進行具合、等に起因してい
る。彫刻特性8に示すような彫刻特性が、適正な彫刻特
性9となるように合わせるために、特性の違いに起因し
ている項目の全てを同一化することが理想であるが、そ
れは極めて困難である。したがって、通常は入力データ
と出力データの変換テーブルを作成し、その変換テーブ
ルによって適正な彫刻特性9が得られるようにする。す
なわち、グラビア版彫刻装置1が入力した印刷版作成用
の画像データは、変換テーブルの入力データとされ、変
換テーブルによって変換された出力データを補正済画像
データとし、その補正済画像データに基づいて彫刻が行
われる。
【0015】本発明において彫刻条件を設定するという
ことは、1つは、上述の変換テーブルに適正なデータを
設定することに外ならない。しかし、彫刻特性の違いは
様々な要因によって起きるため、変換テーブルの設定だ
けで適正な彫刻条件を設定することが不可能な場合があ
る。たとえば、彫刻針の磨耗がはなはだしく進行してい
る、彫刻針を駆動する電気系、機械系の特性が大きく変
動してしまった、等である。その場合には、彫刻針を再
研磨または交換する、電気系、機械系の再調整を行う、
彫刻ヘッドそのものの全体を状態の良いものと交換す
る、等を含み彫刻条件の設定が行われる。
【0016】基準データに基づいてテスト彫刻が行われ
るが、基準データは特定印刷濃度のデータだけでなく様
々な印刷濃度のデータを含むようにする。たとえば、基
準データとしては最大印刷濃度から最小印刷濃度までを
含む数段階(5〜10段階程度)の所定濃度のスケール
データとする。スケールデータは各濃度で小面積を有す
るパッチであってもよく、また各濃度で最低1つの彫刻
セルでもよい。後者の場合にはテスト彫刻によってグラ
ビア版2の印刷有効面積が限定される割合が小さくて済
む。
【0017】ここで、グラビア版彫刻装置1によって形
成される彫刻セルについて説明しておく。要求される印
刷物の画像の精細度によって、その精細度を決定するフ
ァクターである線数を決定する。線数は1インチあたり
に形成される彫刻セル(印刷物における網点)の数であ
り、通常、150線、175線、等が用いられる。彫刻
セルの最大寸法は、線数や彫刻セルの形状によって決定
される。もちろん、個々の彫刻セルの寸法は印刷画像の
濃淡表現を行うものであるから、異なった印刷濃度にお
いて異なった寸法を有する。彫刻セルの形状にはエロン
ゲート、コンプレスト、コアース、ファイン等があり、
また彫刻セルの深さは彫刻針の先端形状(先端角度)に
よって異なる。
【0018】彫刻セルの寸法形状は上述のように様々で
あり、そのことについては業界においては周知の事項で
あるから、ここではこれ以上の詳細な内容は説明を控
え、概要だけを説明する。すなわち、彫刻セルの形状は
概ね逆ピラミッド型であり、彫刻セルの最大寸法はグラ
ビア版2の軸方向(左右方向)の寸法がおよそ100〜
250μmの範囲、円周方向(天地方向)がおよそ25
〜70μmの範囲であり、彫刻セルの最大体積(容積)
はおよそ90〜1000×10-6mm3 の範囲となる。
【0019】グラビア版彫刻装置1によってテスト彫刻
が行われ、グラビア版2に形成された彫刻セルの体積
は、図1に示す一例では、三次元形状測定装置4によっ
て測定が行われる。彫刻セルは上述の形状寸法を有する
ため、三次元形状測定装置4としては、その範囲を必要
とする精度で測定可能な装置が用いられる。たとえば、
撮像ヘッド5には共焦点光学系の走査型レーザー顕微鏡
を使用し、データ処理部には三次元画像処理ソフトウェ
アを具備するコンピュータシステムを使用することによ
って、本発明で用いる三次元形状測定装置4を構成する
ことができる。
【0020】テスト彫刻セルの体積を測定すると、測定
体積データと基準体積データとを比較して彫刻条件の補
正を必要とするか否かが判定される。基準体積データは
良好な印刷物について入力データと彫刻セルの測定体積
データを収集して、すなわち彫刻特性5を収集して、あ
らかじめ準備されている。基準体積データには各入力デ
ータごと(基準データの1つの基準値)に所定の許容範
囲(その1)が設定されており、測定体積データがその
許容範囲内であれば彫刻条件の補正は不要であり、測定
体積データがその許容範囲外であれば彫刻条件の補正は
必要であると判定する。
【0021】この判定に、彫刻ヘッド3a〜3f間のば
らつきを加味することができる。すなわち測定体積デー
タには各入力データ毎に所定の許容範囲(その2)を設
定しておき、彫刻ヘッド3a〜3fの各入力データにお
ける測定体積データの最大値と最小値の差がその許容範
囲内であれば彫刻条件の補正は不要であり、測定体積デ
ータの最大値と最小値の差がその許容範囲外であれば彫
刻条件の補正は必要であると判定する。
【0022】また、この判定に、隣接する彫刻ヘッド間
のばらつきを加味することができる。すなわち測定体積
データには各入力データ毎に所定の許容範囲(その3)
を設定しておき、隣接する彫刻ヘッド間の各入力データ
における測定体積データの差がその許容範囲内であれば
彫刻条件の補正は不要であり、測定体積データの差がそ
の許容範囲外であれば彫刻条件の補正は必要であると判
定する。上述の3つの判定において、すべてが補正不要
の判定の場合には彫刻条件の補正は行わず、それ以外に
場合には彫刻条件の補正を行う。
【0023】彫刻条件の補正は、測定体積データが基準
体積データと一致するように、前述の変換テーブルを補
正して適正なデータを設定する。また、状況により、前
述した他の方法により行う。たとえば、測定体積データ
は離散的な各入力データ(基準データの1つの基準値)
に対して与えられる離散的な測定値であるが、この測定
値に基づいて曲線近似を行って連続的な測定体積データ
を得る。すなわち、グラビア版彫刻装置1に出力される
データ(グラビア版彫刻装置1から見ると上述の入力デ
ータ)の値(出力値:x軸)と、それによってグラビア
版2の版面上に形成されるセルの体積(セル体積:y
軸)の関係、すなわち彫刻特性を連続関数として得る
(図1の彫刻特性5を参照)。
【0024】この彫刻特性において、各入力データごと
に、それに対する基準体積データを得るための入力デー
タを求める。たとえば、各入力データとして、入力デー
タ11,入力データ12,入力データ13,入力データ
14,入力データ15が定義されているとする。そし
て、それに対する基準体積データが、基準体積データ1
1,基準体積データ12,基準体積データ13,基準体
積データ14,基準体積データ15であるとする。そし
て、上述の彫刻特性(測定体積データを曲線近似した連
続関数)において、測定体積データが上記基準体積デー
タと一致するところの入力データを求め、それが、入力
データ21,入力データ22,入力データ23,入力デ
ータ24,入力データ25であるとする。
【0025】このとき、入力データ11を入力データ2
1に,入力データ12を入力データ22に,入力データ
13を入力データ23に,入力データ14を入力データ
24に,入力データ15を入力データ25に変換するよ
うに、彫刻条件の変更として、前述の変換テーブルにデ
ータを設定することにより測定体積データは基準体積デ
ータと一致することになる。本彫刻の場合には、入力デ
ータは基準データとして定義された値に限定されないか
ら、上記設定したデータに基づいて、全ての入力データ
に対して変換テーブルに近似値データを設定する。これ
により、彫刻条件を補正することができる。
【0026】上述の彫刻条件の補正、テスト彫刻、セル
体積測定、比較判定を繰返し、補正不要の判定が行われ
た場合には、最終的に得られた彫刻条件で本彫刻を行
う。なお、上述の彫刻条件の補正と比較判定は、そのた
めのソフトウェアを具備するパーソナルコンピュータ等
の情報処理装置によって実現することができ、そのこと
は周知の技術であるから具体的な説明は省略する。
【0027】次に、処理過程について整理して説明す
る。図4は本発明のグラビア版彫刻品質管理方法におけ
る処理過程を示すフロー図である。まず、ステップS1
(テスト彫刻過程)において、基準データに基づいてテ
スト彫刻を行いグラビア版面上にテスト彫刻セルを形成
する。次に、ステップS2(セル体積測定過程)におい
て、テスト彫刻セルの体積を測定し測定体積データを得
る。次に、ステップS3(比較判定過程)において、測
定体積データと基準体積データとを比較し彫刻条件を補
正する必要性を判定する。
【0028】次に、ステップS4(判定結果による分
岐)において、比較判定過程により補正必要の判定が行
われた場合にはステップS5(彫刻条件補正過程)に進
み、比較判定過程により補正不要の判定が行われた場合
にはステップS6(本彫刻過程)に進む。ステップS5
(彫刻条件補正過程)において、彫刻条件の補正を行っ
て、ステップS1(テスト彫刻過程)に戻り、上述の以
降の過程を繰り返す。また、ステップS6(本彫刻過
程)において、彫刻条件に基づいて本彫刻を行いグラビ
ア版面上に彫刻セルを形成しグラビア版を完成する。
【0029】
【発明の効果】以上のとおりであるから本発明によれ
ば、印刷品質に対する要求度が高い場合においても適用
することができるグラビア版彫刻品質管理方法が提供さ
れる。また、彫刻セルの三次元形状の測定値に基づいて
体積データを得る本発明によれば、得られる体積データ
の精度が高く、それだけ印刷品質に対する要求度が高い
場合においても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラビア版彫刻品質管理方法を説明す
るための絵図である。
【図2】グラビア版に彫刻を行う際の彫刻特性をグラフ
として示す図である。
【図3】テスト彫刻と本彫刻が行われたグラビア版
(A)と、そのグラビア版の周面の展開図(B)とを示
す図である。
【図4】本発明のグラビア版彫刻品質管理方法における
処理過程を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 グラビア版彫刻装置 2 グラビア版 3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h 彫
刻ヘッド 4 三次元形状測定装置 5 撮像ヘッド 6 データ処理部 7 ディスプレイ 8 彫刻特性(テストカット値) 9 彫刻特性(基準値)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準データに基づいてテスト彫刻を行いグ
    ラビア版面上にテスト彫刻セルを形成するテスト彫刻過
    程と、 前記テスト彫刻セルの体積を測定し測定体積データを得
    るセル体積測定過程と、 前記測定体積データと基準体積データとを比較し彫刻条
    件を補正する必要性を判定する比較判定過程と、 前記比較判定過程により補正必要の判定が行われた場合
    には彫刻条件を補正する彫刻条件補正過程を行って前記
    テスト彫刻過程と前記セル体積測定過程と前記比較判定
    過程とを繰返し、 前記比較判定過程により補正不要の判定が行われた場合
    には前記彫刻条件に基づいて本彫刻を行いグラビア版面
    上に彫刻セルを形成しグラビア版を完成する本彫刻過程
    と、 から成ることを特徴とするグラビア版彫刻品質管理方
    法。
  2. 【請求項2】前記セル体積測定過程は彫刻セルの三次元
    形状の測定値に基づいて体積データを得ることを特徴と
    する請求項1記載のグラビア版彫刻品質管理方法。
JP30864596A 1996-11-06 1996-11-06 グラビア版彫刻品質管理方法 Pending JPH10138440A (ja)

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JP30864596A JPH10138440A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 グラビア版彫刻品質管理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130869A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Dainippon Printing Co Ltd グラビア版セル形状測定装置および測定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130869A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Dainippon Printing Co Ltd グラビア版セル形状測定装置および測定方法

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