JPH10139486A - ディスプレイ表面材 - Google Patents

ディスプレイ表面材

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JPH10139486A
JPH10139486A JP8298671A JP29867196A JPH10139486A JP H10139486 A JPH10139486 A JP H10139486A JP 8298671 A JP8298671 A JP 8298671A JP 29867196 A JP29867196 A JP 29867196A JP H10139486 A JPH10139486 A JP H10139486A
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formaldehyde condensate
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Kenjiro Kuroda
健二郎 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ、ワープロ等のディスプレイ、タ
ッチパネルに使用する防眩効果があって、黒みを帯び
た、汚れを拭き取り易いディスプレイ表面材に関する。 【解決手段】ガラス等の基板上に、ベンゾグアナミン・
ホルムアルデヒド縮合物等の合成樹脂の黒色の球状微粒
子を分散した塗料層を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】コンピュータ、ワープロ等の
もの代表例とする各種のディスプレイあるいはタッチパ
ネルに好適に使用できる表面材、総称してディスプレイ
表面材に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、ワープロ等のディスプレ
イ、タッチパネルに使用するディスプレイ表面材の中に
は、基板としての透明なガラスやプラスチックの板ある
いはフィルムの表面に、防眩処理を施されているものが
ある。この防眩処理は通常、耐摩性を有する塗料にフィ
ラーとして無機化合物系の微粒子を分散させ、この塗料
を塗布し、乾燥又は硬化させることで層(塗膜)を設
け、この無機化合物系の微粒子によって防眩効果を発現
させている。
【0003】ところが、この無機化合物系の微粒子は通
常、角張った不定形の無色のシリカが使用されている。
そして前記塗膜の表面から、シリカがあたかも頭を出し
たように突出した状態になっている。この為に、防眩効
果はあるが、微粒子が無色の為塗膜の表面が白っぽくな
ってしまい、ディスプレイに使用した場合には、画像の
しまりが無くなる。また、シリカが塗膜の表面から頭を
出しており且つ角張っていることにより、指紋等の汚れ
を拭き取りにくくなっている。また、拭き取りに使う布
の種類によっては、シリカがヤスリの働きをして布を削
ってしまい、ディスプレイの表面を汚してしまうことに
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の様な
状況に鑑みなされたもので、防眩効果があって、黒みを
帯びており、しかも汚れを拭き取り易いディスプレイ表
面材を提供すること目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明が提供する手段とは、まず請求項1に示すよう
に、ディスプレイ表面材であって、基板上に黒色の球状
微粒子を分散した塗料層を設けたことを特徴としたディ
スプレイ表面材である。
【0006】また、好ましくは請求項2に示すように、
請求項1のディスプレイ表面材を基本としており、前記
球状微粒子に合成樹脂を用いていることを特徴とするも
のである。
【0007】また、好ましくは請求項3に示すように、
請求項1又は2のディスプレイ表面材を基本としてお
り、前記合成樹脂からなる球状微粒子の合成樹脂は、ベ
ンゾグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物、ベンゾグア
ナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物、メラミン
・ホルムアルデヒド縮合物、アクリル樹脂、ウレタン樹
脂、アクリル・ウレタン樹脂、あるいはフッ素樹脂のう
ちのいずれかが使われていることを特徴とするものであ
る。
【0008】そしてまた、好ましくは請求項4に示すよ
うに、請求項1乃至3のディスプレイ表面材を基本とし
ており、前記球状微粒子の平均粒径が塗料層の厚みの
0.1〜2倍であり、該球状微粒子の一部が塗料層の表
面から突出していることを特徴とするものである。
【0009】本発明においては、球状微粒子が黒色であ
ることから、防眩効果があって、表面が黒っぽくなり、
しかもコントラストを得られ、また微粒子が球形である
ことから、指紋等の汚れを簡単に拭き取ることが出来、
かつ拭き取りに使う布がひっかかることもなく、ディス
プレイ等の表面を汚してしまうことがない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に関わる黒色の球状微粒子
について、球状とは、真球か、あるいはまたは丸みを帯
びたほぼ球状のものであることことを指す。
【0011】球状微粒子は合成樹脂からなり、合成樹脂
の中でもベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物、
ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合
物、メラミン・ホルムアルデヒド縮合物、アクリル樹
脂、ウレタン樹脂、アクリル・ウレタン樹脂、あるいは
フッ素樹脂のうちのいずれかを用いるのが好適である。
【0012】球状微粒子を分散した塗料層は、球状微粒
子の頭が塗料層の表面から飛び出していることが、防眩
効果から好ましい。この為、球状微粒子の平均粒径は、
塗料層の厚みの0.1〜2倍の範囲のものが好ましい。
これが1倍を越えて2倍以下の範囲では、必然的に塗膜
の表面から球状微粒子の頭が飛び出すことになる。ま
た、これが0.1〜1倍の範囲では、球状微粒子の比重
がハードコート液の比重より軽ければ、球状微粒子が液
の表面に浮くことになり、頭を出さすことができ、この
点を考慮して材料を選ぶと良い。又、球状微粒子が空孔
を有するものであれば、空孔内に空気を内在させて塗布
する事ができ、表面に浮くことになる。尚、もしこれが
2倍を越えると、汚れの拭き取り性が低下する。また塗
料の塗布適性が悪くなり、綺麗に塗布できない。また、
これが0.1倍を下回ると防眩効果がなくなる。
【0013】黒色とは、合成樹脂からなる微粒子には、
樹脂そのものが黒みを帯びているものものもあるが、必
要なら染料や顔料で着色しておくと良い。
【0014】塗料は、通常の耐摩性を有したものでよ
く、シリコーン系、アクリル系、エポキシ系、ウレタン
系熱硬化、あるいは光硬化系のものを使用する。特に制
約されるものではない。通常は、厚みは1〜20μm程
度である。塗工する基材及び要求される表面物性によっ
て、上記材料を中心に材料を選ぶ。
【0015】ディスプレイ表面材は、透明なフィルムに
黒色の球状微粒子を分散した塗料層を設けて、ディスプ
レイの透明なガラスやプラスチックの板に貼り付けて使
うこともできる。
【0016】
【実施例】以下では実施例を挙げて、図面を参照しつつ
本発明をより詳細に説明する。 <実施例1>図1のように、基材2として偏光フィルム
を使用し、この偏光フィルムの表面に、UV硬化アクリ
ル系樹脂液に、黒色の球状微粒子4としてベンゾグアナ
ミン・ホルムアルデヒド縮合物(平均粒径が2μm)を
分散させた、下記の処方の塗料を、塗布してUV硬化さ
せて、膜厚5μの塗料層3を設けて、液晶ディスプレイ
に貼り付けて使用する為のディスプレイ表面材1を作っ
た。 [塗料処方] UV硬化アクリル系樹脂液・・・・・・・・・・100重量部 ベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物・・・・1重量部
【0017】<比較例>比較例として、従来のディスプ
レイ表面材5を作製した。図2のように、基材2として
偏光フィルムを使用し、この偏光フィルムの表面に、U
V硬化アクリル系樹脂液に、角張った不定形微粒子6と
して不定形シリカ(平均粒径が1.8μm、富士シリシ
ア化学(株)製、商品名がサイリシア350)を分散さ
せた、下記の処方の塗料を、塗布してUV硬化させて、
膜厚5μの塗料層3を設けたものである。 [塗料処方] UV硬化アクリル系樹脂液・・・・・・・・・・100重量部 不定形シリカ・・・・・・・・・・・・・・・・・・5重量部
【0018】上記の実施例のディスプレイ表面材1と比
較例の従来のディスプレイ表面材5とを物性評価し、下
記の表1に示す如き結果が得られた。
【0019】
【表1】
【0020】ここで、 ヘイズ: ヘイズメーター(日本電色製、SGシグマ
90)で測定 グロス: 60度反射 鉛筆硬度: JIS鉛筆硬度試験に準じる。 荷重50
0g 耐スチールウール性:スチールウール#0000、荷重
400g/cm2 で、10往復 指紋拭き取り性:指紋を付けて、ポリエステル布で10
往復 ベンコット汚染性:ベンコットで10往復(ベンコット
が削られることによる汚れ) 電源OFF時のディスプレイ表面:電源を切ったときの
ディスプレイ表面の目視評価 である。
【0021】このように、実施例におけるディスプレイ
表面材1は、拭き取り性が良く、拭き取る為の布を痛め
ず、従ってディスプレイ表面を汚すことない。又液晶ワ
ープロに貼り付けてワープロを稼働させ表面を眺める
と、表面が黒みを帯びていて、見やすいものであった。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、防眩効果があって、表面が
黒みを帯びている。又、表面の汚れを簡単に拭き取れ
る。拭き取りに使う布にひっかかることがなく、ディス
プレイ等の表面を汚してしまうことがない。その結果、
本発明はコンピュータ、ワープロ等のディスプレイ、タ
ッチパネルに使用するディスプレイ表面材として優れた
実用上の効果を発揮し、防眩効果があって、黒みを帯び
ており、しかも汚れを拭き取り易いディスプレイ表面材
を提供することが出来たといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すディスプレイ表面材の
断面図である。
【図2】本発明の比較例を示す従来のディスプレイ表面
材の断面図である。
【符号の説明】
1…ディスプレイ表面材 2…基材 3…塗料層 4…球状微粒子 5…従来のディスプレイ表面材 6…不定形微粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 201/00 C09D 201/00 G09F 9/00 318 G09F 9/00 318A 9/30 312 9/30 312A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ表面材であって、基板上に黒
    色の球状微粒子を分散した塗料層を設けたことを特徴と
    するディスプレイ表面材。
  2. 【請求項2】前記球状微粒子は、合成樹脂からなること
    を特徴とする請求項1記載のディスプレイ表面材。
  3. 【請求項3】前記合成樹脂からなる球状微粒子の合成樹
    脂には、ベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物、
    ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合
    物、メラミン・ホルムアルデヒド縮合物、アクリル樹
    脂、ウレタン樹脂、アクリル・ウレタン樹脂、あるいは
    フッ素樹脂のうちのいずれかが使われていることを特徴
    とする請求項1又は2にいずれかに記載のディスプレイ
    表面材。
  4. 【請求項4】前記球状微粒子は平均粒径が塗料層の厚み
    の0.1〜2倍であり、該球状微粒子の一部が塗料層の
    表面から突出していることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載のディスプレイ表面材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000180903A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Xerox Corp 非鏡面表示装置
JP2009042358A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Kyodo Printing Co Ltd 光学フィルタ及びプラズマディスプレイ装置
JP2009128600A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Bridgestone Corp ディスプレイ用光学フィルタ、これを備えたディスプレイ及びプラズマディスプレイパネル
JP2013082615A (ja) * 2011-10-10 2013-05-09 Schott Ag 触覚特性を有するコーティングしたガラスまたは結晶化ガラス基板

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