JPH10139505A - フライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメント - Google Patents
フライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメントInfo
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- JPH10139505A JPH10139505A JP31285796A JP31285796A JPH10139505A JP H10139505 A JPH10139505 A JP H10139505A JP 31285796 A JP31285796 A JP 31285796A JP 31285796 A JP31285796 A JP 31285796A JP H10139505 A JPH10139505 A JP H10139505A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/06—Combustion residues, e.g. purification products of smoke, fumes or exhaust gases
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 混合材としてのフライアッシュの選別や混合
割合をフライアッシュの有する安息角そのもので管理
し、迅速且つ簡便にフライアッシュの効果的使用を可能
にするフライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合
セメントを提供することを目的とする。 【解決手段】 フライアッシュをセメント、モルタル、
コンクリートの混合材として使用するに当たって、フラ
イアッシュを安息角により選別し混合することを特徴と
する。
割合をフライアッシュの有する安息角そのもので管理
し、迅速且つ簡便にフライアッシュの効果的使用を可能
にするフライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合
セメントを提供することを目的とする。 【解決手段】 フライアッシュをセメント、モルタル、
コンクリートの混合材として使用するに当たって、フラ
イアッシュを安息角により選別し混合することを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モルタル、コン
クリート、混合セメント等に混和材として混入するフラ
イアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメントに
関する。
クリート、混合セメント等に混和材として混入するフラ
イアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメントに
関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所の微粉炭燃焼ボイラーから副
産品として大量に産出されるフライアッシュは、ベアリ
ング効果による流動性に優れていることから、一部がフ
ライアッシュセメント、グラウト材等に用いられている
ものの、大部分が埋め立てに廃棄処理されている。有効
利用を妨げている要因として、用いられる炭種やボイラ
ー燃焼条件などによるフライアッシュの品質のバラツキ
問題がある。
産品として大量に産出されるフライアッシュは、ベアリ
ング効果による流動性に優れていることから、一部がフ
ライアッシュセメント、グラウト材等に用いられている
ものの、大部分が埋め立てに廃棄処理されている。有効
利用を妨げている要因として、用いられる炭種やボイラ
ー燃焼条件などによるフライアッシュの品質のバラツキ
問題がある。
【0003】従来のフライアッシュセメントは、発電所
の集塵機を通った燃焼飛灰を所定の割合で混合して製造
されている。A種フライアッシュセメントでは、混合セ
メントの5〜10重量%、B種フライアッシュセメント
では、10〜20重量%、C種フライアッシュセメント
では、20〜30重量%以下と混合材の割合が内割り重
量%で規格化されている。また、混合材としてのフライ
アッシュもJIS A6201-1996 「コンクリート用
フライアッシュ」に規格化されている。フライアッシュ
の品質はSiO2 、湿分、igloss、比重、粉末
度、フロー値比、及び活性度指数の項目が指定され、各
項目の規格値が設定されている。各項目を測定するため
に各種の化学分析、機器分析を行う必要があるが、これ
らの化学分析や機器分析は正確さ、品質保証方法として
は優れているが、測定操作が面倒で試験者の負担が大き
いものが多い。また、品質規格範囲が広いためバラツキ
も大きい。よって、混合されて製品となるフライアッシ
ュセメントの品質のバラツキも大きくなる。
の集塵機を通った燃焼飛灰を所定の割合で混合して製造
されている。A種フライアッシュセメントでは、混合セ
メントの5〜10重量%、B種フライアッシュセメント
では、10〜20重量%、C種フライアッシュセメント
では、20〜30重量%以下と混合材の割合が内割り重
量%で規格化されている。また、混合材としてのフライ
アッシュもJIS A6201-1996 「コンクリート用
フライアッシュ」に規格化されている。フライアッシュ
の品質はSiO2 、湿分、igloss、比重、粉末
度、フロー値比、及び活性度指数の項目が指定され、各
項目の規格値が設定されている。各項目を測定するため
に各種の化学分析、機器分析を行う必要があるが、これ
らの化学分析や機器分析は正確さ、品質保証方法として
は優れているが、測定操作が面倒で試験者の負担が大き
いものが多い。また、品質規格範囲が広いためバラツキ
も大きい。よって、混合されて製品となるフライアッシ
ュセメントの品質のバラツキも大きくなる。
【0004】一方、モルタル、コンクリート等に求めら
れる品質性能に流動性がある。流動性は、前記規格項目
中、特に、igloss、粉末度、及びフロー値比が大
きく影響する因子であり、フライアッシュの粒径が小さ
くかつ球形粒含有率が高くなると、細密充填性が良くな
りフライアッシュを混合したスラリーの流動性が向上す
ると考えられるが、前述したように測定操作が面倒であ
るうえ、混合材としてのフライアッシュの品質がばらつ
くと、所要水量比や減水剤等の化学混和剤添加量に大き
く影響を与え、コンクリート製造上の品質管理を著しく
困難なものにしている。尚、球形粒含有率自体は、測定
者が電子顕微鏡観察の中で目視により球形粒をカウント
して測定するものであり、フライアッシュを迅速に選別
する上で効率的な方法でない。
れる品質性能に流動性がある。流動性は、前記規格項目
中、特に、igloss、粉末度、及びフロー値比が大
きく影響する因子であり、フライアッシュの粒径が小さ
くかつ球形粒含有率が高くなると、細密充填性が良くな
りフライアッシュを混合したスラリーの流動性が向上す
ると考えられるが、前述したように測定操作が面倒であ
るうえ、混合材としてのフライアッシュの品質がばらつ
くと、所要水量比や減水剤等の化学混和剤添加量に大き
く影響を与え、コンクリート製造上の品質管理を著しく
困難なものにしている。尚、球形粒含有率自体は、測定
者が電子顕微鏡観察の中で目視により球形粒をカウント
して測定するものであり、フライアッシュを迅速に選別
する上で効率的な方法でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したようにフライ
アッシュは、品質のバラツキに問題があり、モルタル、
コンクリート等の流動性に関し、前記分析値で把握する
ことは困難である。従って、この発明は、上述の欠点を
解消し、混合材としてのフライアッシュの選別や混合割
合をフライアッシュの有する安息角そのもので管理し、
迅速且つ簡便にフライアッシュの効果的使用を可能にす
るフライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメ
ントを提供することを目的とする。
アッシュは、品質のバラツキに問題があり、モルタル、
コンクリート等の流動性に関し、前記分析値で把握する
ことは困難である。従って、この発明は、上述の欠点を
解消し、混合材としてのフライアッシュの選別や混合割
合をフライアッシュの有する安息角そのもので管理し、
迅速且つ簡便にフライアッシュの効果的使用を可能にす
るフライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメ
ントを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明のフライアッシュの混合方法によれば、
フライアッシュをセメント、モルタル、コンクリートの
混合材として使用するに当たって、フライアッシュを安
息角により選別し混合すること(請求項1)、安息角が
45度以上のフライアッシュを選別し混合すること(請
求項2)、フライアッシュをフライアッシュとセメント
の合量に対して20〜60重量%の割合で混合すること
(請求項3)、安息角が50度以上のフライアッシュを
選別し、フライアッシュとセメントの合量に対して25
〜50重量%の割合で混合すること(請求項4)、を特
徴とする。
めに、この発明のフライアッシュの混合方法によれば、
フライアッシュをセメント、モルタル、コンクリートの
混合材として使用するに当たって、フライアッシュを安
息角により選別し混合すること(請求項1)、安息角が
45度以上のフライアッシュを選別し混合すること(請
求項2)、フライアッシュをフライアッシュとセメント
の合量に対して20〜60重量%の割合で混合すること
(請求項3)、安息角が50度以上のフライアッシュを
選別し、フライアッシュとセメントの合量に対して25
〜50重量%の割合で混合すること(請求項4)、を特
徴とする。
【0007】また、この発明の混合材によれば、セメン
ト、モルタル、コンクリートの混合材として用いるフラ
イアッシュであって、フライアッシュを安息角により選
別してなること(請求項5)、安息角が45度以上、好
ましくは50度以上のフライアッシュを選別してなるこ
と(請求項6)、を特徴とする。
ト、モルタル、コンクリートの混合材として用いるフラ
イアッシュであって、フライアッシュを安息角により選
別してなること(請求項5)、安息角が45度以上、好
ましくは50度以上のフライアッシュを選別してなるこ
と(請求項6)、を特徴とする。
【0008】さらに、この発明の混合セメントによれ
ば、フライアッシュを混合材として用いてなる混合セメ
ントであって、該混合セメントの安息角が30〜45度
であること(請求項7)、安息角が45度以上、好まし
くは50度以上のフライアッシュを選別し、フライアッ
シュとセメントの合量に対して20〜60重量%、好ま
しくは25〜50重量%の割合で混合してなること(請
求項8)、を特徴とする。以下、この発明を詳しく説明
する。
ば、フライアッシュを混合材として用いてなる混合セメ
ントであって、該混合セメントの安息角が30〜45度
であること(請求項7)、安息角が45度以上、好まし
くは50度以上のフライアッシュを選別し、フライアッ
シュとセメントの合量に対して20〜60重量%、好ま
しくは25〜50重量%の割合で混合してなること(請
求項8)、を特徴とする。以下、この発明を詳しく説明
する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明で使用するフライアッシ
ュは、JISで規定されるフライアッシュは無論、通常
原粉と称されるフライアッシュが使用でき、これらフラ
イアッシュを分級等により粒度を調整したものであって
も良い。
ュは、JISで規定されるフライアッシュは無論、通常
原粉と称されるフライアッシュが使用でき、これらフラ
イアッシュを分級等により粒度を調整したものであって
も良い。
【0010】この発明は、前記フライアッシュを混合セ
メントやモルタル・コンクリ−ト、グラウト・目地補修
材、プラスチックス、ペイント等の各種混合材として使
用するに当たり、フライアッシュを安息角により選別し
混合する。安息角は、「水平面に自由に注いだ時に粉末
によって形成される山の底角」であり、水平面上の漏斗
から粉体を落下させて水平面との角度を測定するだけ
で、極めて容易に測定することができる。安息角は、比
較的流動性の良い粉体では小さい値を示し、附着凝集性
の強い微粉では安息角は大きな値を示し、流動性は悪く
なる傾向がある。これは、粉体の粒度分布を考えた場
合、ブロード型の分布を示す粉体ほど流動性に優れてい
ると考えられる。言い換えれば、安息角が小さい粉体ほ
ど流動性に優れていることになる。
メントやモルタル・コンクリ−ト、グラウト・目地補修
材、プラスチックス、ペイント等の各種混合材として使
用するに当たり、フライアッシュを安息角により選別し
混合する。安息角は、「水平面に自由に注いだ時に粉末
によって形成される山の底角」であり、水平面上の漏斗
から粉体を落下させて水平面との角度を測定するだけ
で、極めて容易に測定することができる。安息角は、比
較的流動性の良い粉体では小さい値を示し、附着凝集性
の強い微粉では安息角は大きな値を示し、流動性は悪く
なる傾向がある。これは、粉体の粒度分布を考えた場
合、ブロード型の分布を示す粉体ほど流動性に優れてい
ると考えられる。言い換えれば、安息角が小さい粉体ほ
ど流動性に優れていることになる。
【0011】このように粉体自身の流動性は、安息角が
小さいほど優れるが、前述したように、フライアッシュ
を混合したモルタル、コンクリート等の流動性は、フラ
イアッシュの粒径や球形粒含有率が大きく影響する。フ
ライアッシュの粒径が小さくかつ球形粒含有率が高くな
ることは、逆に安息角を高めることになるものであり、
この発明は、粒径や球形粒含有率がフライアッシュの安
息角と極めて相関があることを見出だしこれを適用せん
とするものである。すなわち、セメント、モルタル、コ
ンクリートの混合材として用いるフライアッシュの安息
角は、45度以上、好ましくは50度以上が好ましい。
これが45度を下回ると、フライアッシュの細密充填性
が悪く、フライアッシュを混合したモルタルやコンクリ
ートの流動性が低下するので好ましくない。
小さいほど優れるが、前述したように、フライアッシュ
を混合したモルタル、コンクリート等の流動性は、フラ
イアッシュの粒径や球形粒含有率が大きく影響する。フ
ライアッシュの粒径が小さくかつ球形粒含有率が高くな
ることは、逆に安息角を高めることになるものであり、
この発明は、粒径や球形粒含有率がフライアッシュの安
息角と極めて相関があることを見出だしこれを適用せん
とするものである。すなわち、セメント、モルタル、コ
ンクリートの混合材として用いるフライアッシュの安息
角は、45度以上、好ましくは50度以上が好ましい。
これが45度を下回ると、フライアッシュの細密充填性
が悪く、フライアッシュを混合したモルタルやコンクリ
ートの流動性が低下するので好ましくない。
【0012】次に、フライアッシュは、フライアッシュ
とセメントの合量に対して20〜60重量%、好ましく
は、25〜50重量%の割合で混合することが好まし
い。これが20重量%を下回ると、フライアッシュの細
密充填性の効果が少なく、また、60重量%を越える
と、逆に流動性が悪く、強度も低下して好ましくない。
フライアッシュの混合は、予めセメントと混合し、混合
セメントとするほか、モルタル、コンクリートの製造時
に、セメント、骨材、その他各種の混和材を添加する時
に混合しても良い。尚、セメントとしては、普通、早
強、中庸熱、白色等の、各種ポルトランドセメントが使
用できるほか、これらの混合セメントであっても良い。
とセメントの合量に対して20〜60重量%、好ましく
は、25〜50重量%の割合で混合することが好まし
い。これが20重量%を下回ると、フライアッシュの細
密充填性の効果が少なく、また、60重量%を越える
と、逆に流動性が悪く、強度も低下して好ましくない。
フライアッシュの混合は、予めセメントと混合し、混合
セメントとするほか、モルタル、コンクリートの製造時
に、セメント、骨材、その他各種の混和材を添加する時
に混合しても良い。尚、セメントとしては、普通、早
強、中庸熱、白色等の、各種ポルトランドセメントが使
用できるほか、これらの混合セメントであっても良い。
【0013】フライアッシュを予め普通ポルトランドセ
メント等と混合し、混合セメントとする場合は、該混合
セメントの安息角が30〜45度であることが好まし
い。普通ポルトランドの安息角は50度前後であるが、
混合後の安息角を前記所定の範囲内にすることにより、
流動性に優れた混合セメントとすることができる。この
ためのフライアッシュは前記安息角が45度以上、好ま
しくは50度以上のフライアッシュを選別し、使用する
ことができる。
メント等と混合し、混合セメントとする場合は、該混合
セメントの安息角が30〜45度であることが好まし
い。普通ポルトランドの安息角は50度前後であるが、
混合後の安息角を前記所定の範囲内にすることにより、
流動性に優れた混合セメントとすることができる。この
ためのフライアッシュは前記安息角が45度以上、好ま
しくは50度以上のフライアッシュを選別し、使用する
ことができる。
【0014】以上説明したように、この発明は、混合材
としてのフライアッシュの選別や混合割合をフライアッ
シュの有する安息角そのもので管理し、迅速かつ簡便に
フライアッシュの有効的利用を可能にするもので、前述
したモルタル・コンクリ−ト等の各種混合材として好適
に使用でき、住宅をはじめ道路・河川・港湾等の建設物
の構築、これらの仕上げにフライアッシュの諸機能を加
えて適用することができる。以下、実施例によりこの発
明をさらに説明する。
としてのフライアッシュの選別や混合割合をフライアッ
シュの有する安息角そのもので管理し、迅速かつ簡便に
フライアッシュの有効的利用を可能にするもので、前述
したモルタル・コンクリ−ト等の各種混合材として好適
に使用でき、住宅をはじめ道路・河川・港湾等の建設物
の構築、これらの仕上げにフライアッシュの諸機能を加
えて適用することができる。以下、実施例によりこの発
明をさらに説明する。
【0015】
(実施例1)表1に異なる種類の石炭種を使用する各地
の発電所で産出されたフライアッシュについて、化学成
分、比重、ブレーン比表面積、粒度分布、及びこれらの
フライアッシュの安息角を測定した結果を示す。次い
で、表1に示すフライアッシュ20重量%と、表2に示
す普通ポルトランドセメント(秩父小野田社製)80重
量%を混合し、混合セメントの安息角を測定すると共
に、JISモルタルフロー試験を行った。結果を表3に
示す。表1及び表3に示すように、フライアッシュの安
息角が大きくなるに従って、ブレーン比表面積が大き
く、又、10%通過粒径及び平均粒径(50%通過粒
径)は小さくなっており、フライアッシュの安息角と極
めて相関があることがわかる。中でもフライアッシュの
安息角が45度以上で、混合セメントの安息角が30〜
45度のものは、極めてモルタルの流動性に優れたもの
であった。
の発電所で産出されたフライアッシュについて、化学成
分、比重、ブレーン比表面積、粒度分布、及びこれらの
フライアッシュの安息角を測定した結果を示す。次い
で、表1に示すフライアッシュ20重量%と、表2に示
す普通ポルトランドセメント(秩父小野田社製)80重
量%を混合し、混合セメントの安息角を測定すると共
に、JISモルタルフロー試験を行った。結果を表3に
示す。表1及び表3に示すように、フライアッシュの安
息角が大きくなるに従って、ブレーン比表面積が大き
く、又、10%通過粒径及び平均粒径(50%通過粒
径)は小さくなっており、フライアッシュの安息角と極
めて相関があることがわかる。中でもフライアッシュの
安息角が45度以上で、混合セメントの安息角が30〜
45度のものは、極めてモルタルの流動性に優れたもの
であった。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】(実施例2)実施例1の表1、NO6に示
すフライアッシュ(安息角53度)を表2の普通ポルト
ランドセメントと各種の割合で混合し、混合後の安息角
を測定すると共に、JISモルタルフロー試験を行っ
た。結果を表4に示す。表4に示すように、フライアッ
シュの混合割合が20〜60重量%のものは、極めて流
動性に優れ、強度的にも満足できるものであった。
すフライアッシュ(安息角53度)を表2の普通ポルト
ランドセメントと各種の割合で混合し、混合後の安息角
を測定すると共に、JISモルタルフロー試験を行っ
た。結果を表4に示す。表4に示すように、フライアッ
シュの混合割合が20〜60重量%のものは、極めて流
動性に優れ、強度的にも満足できるものであった。
【0020】
【表4】
【0021】
【発明の効果】この発明は、簡単・迅速に混合材として
のフライアッシュの性状、特に高いコストで長時間を要
する分析を行わずにフライアッシュの有する安息角その
もので、迅速かつ簡便にフライアッシュの効果的な選別
が可能となり、混合して得られた混合セメントやモルタ
ル、コンクリート等は、安定した流動性を示し、建築構
造物、土木構造物に好適に適用可能なものである。
のフライアッシュの性状、特に高いコストで長時間を要
する分析を行わずにフライアッシュの有する安息角その
もので、迅速かつ簡便にフライアッシュの効果的な選別
が可能となり、混合して得られた混合セメントやモルタ
ル、コンクリート等は、安定した流動性を示し、建築構
造物、土木構造物に好適に適用可能なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 篤雄 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 秩父小 野田株式会社中央研究所内 (72)発明者 加藤 将裕 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 秩父小 野田株式会社中央研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】 フライアッシュをセメント、モルタル、
コンクリートの混合材として使用するに当たって、フラ
イアッシュを安息角により選別し混合することを特徴と
するフライアッシュの混合方法。 - 【請求項2】 安息角が45度以上のフライアッシュを
選別し混合することを特徴とする請求項1記載のフライ
アッシュの混合方法。 - 【請求項3】 フライアッシュをフライアッシュとセメ
ントの合量に対して20〜60重量%の割合で混合する
ことを特徴とする請求項2記載のフライアッシュの混合
方法。 - 【請求項4】 安息角が50度以上のフライアッシュを
選別し、フライアッシュとセメントの合量に対して25
〜50重量%の割合で混合することを特徴とする請求項
1記載のフライアッシュの混合方法。 - 【請求項5】 セメント、モルタル、コンクリートの混
合材として用いるフライアッシュであって、フライアッ
シュを安息角により選別してなることを特徴とする混合
材。 - 【請求項6】 安息角が45度以上、好ましくは50度
以上のフライアッシュを選別してなることを特徴とする
請求項5記載の混合材。 - 【請求項7】 フライアッシュを混合材として用いてな
る混合セメントであって、該混合セメントの安息角が3
0〜45度であることを特徴とする混合セメント。 - 【請求項8】安息角が45度以上、好ましくは50度以
上のフライアッシュを選別し、フライアッシュとセメン
トの合量に対して20〜60重量%、好ましくは25〜
50重量%の割合で混合してなることを特徴とする請求
項5記載の混合セメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31285796A JPH10139505A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | フライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31285796A JPH10139505A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | フライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10139505A true JPH10139505A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=18034281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31285796A Pending JPH10139505A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | フライアッシュの混合方法及び混合材並びに混合セメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10139505A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011116657A (ja) * | 2000-04-13 | 2011-06-16 | Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp | コンクリート |
| JP2019196276A (ja) * | 2018-05-08 | 2019-11-14 | 宇部興産株式会社 | 石炭灰混合セメント組成物および製造方法 |
| JP2022110459A (ja) * | 2021-01-18 | 2022-07-29 | 日本製紙株式会社 | 水硬性組成物 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP31285796A patent/JPH10139505A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011116657A (ja) * | 2000-04-13 | 2011-06-16 | Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp | コンクリート |
| JP2019196276A (ja) * | 2018-05-08 | 2019-11-14 | 宇部興産株式会社 | 石炭灰混合セメント組成物および製造方法 |
| JP2022110459A (ja) * | 2021-01-18 | 2022-07-29 | 日本製紙株式会社 | 水硬性組成物 |
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