JPH10139911A - 発泡性用樹脂組成物 - Google Patents
発泡性用樹脂組成物Info
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- JPH10139911A JPH10139911A JP29407596A JP29407596A JPH10139911A JP H10139911 A JPH10139911 A JP H10139911A JP 29407596 A JP29407596 A JP 29407596A JP 29407596 A JP29407596 A JP 29407596A JP H10139911 A JPH10139911 A JP H10139911A
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- Japan
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- block copolymer
- resin
- resin composition
- weight
- ethylene
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面の濡れ性が50dyne/cm以上、か
つ、真空成形性、スタンピング成形性に優れた発泡体が
容易に得られる発泡性用樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 プロピレン系樹脂30〜60重量%、エ
チレン系樹脂20〜40重量%及びABA型ブロック共
重合体10〜30重量%からなることを特徴とする発泡
性用樹脂組成物。
つ、真空成形性、スタンピング成形性に優れた発泡体が
容易に得られる発泡性用樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 プロピレン系樹脂30〜60重量%、エ
チレン系樹脂20〜40重量%及びABA型ブロック共
重合体10〜30重量%からなることを特徴とする発泡
性用樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空成形及びスタン
ピング成形に使用される発泡体を構成する発泡性用樹脂
組成物に関する。
ピング成形に使用される発泡体を構成する発泡性用樹脂
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡体に塩化ビニル樹脂、不織
布、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の表皮材を積
層する際には、発泡体表面にコロナ処理、火炎処理等を
施して表面の濡れ性を向上させた後にウレタン系やポリ
エステル系の溶剤系接着剤、エマルジョン系接着剤等を
塗布して表皮材を貼り合わせる方法が採用されている。
布、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の表皮材を積
層する際には、発泡体表面にコロナ処理、火炎処理等を
施して表面の濡れ性を向上させた後にウレタン系やポリ
エステル系の溶剤系接着剤、エマルジョン系接着剤等を
塗布して表皮材を貼り合わせる方法が採用されている。
【0003】発泡体表面の濡れ性は、良好な接着性を得
る為には一般には40dyne/cm以上が好ましく、
発泡体表面へのブリードアウト物等により濡れ性が経時
で低下することを考慮すると50dyne/cm以上が
より好ましい。
る為には一般には40dyne/cm以上が好ましく、
発泡体表面へのブリードアウト物等により濡れ性が経時
で低下することを考慮すると50dyne/cm以上が
より好ましい。
【0004】発泡体表面の濡れ性を向上させる方法とし
ては、例えば特開昭54−91567号公報では、オレ
フィン系樹脂発泡シートの少なくとも片面の表層部の酸
素と炭素のモル比を0.15以上にすることにより、表
面の濡れ性の高い発泡シートを得ているが、この方法で
は、特に表面の極性の小さいプロピレン系樹脂発泡体で
は温度、相対湿度等の外環境により濡れ性が向上しなか
ったり、50dyne/cm以上の濡れ性を得る為にコ
ロナ放電を大きくすると破泡が生じ、その後に真空成
形、スタンピング成形等の熱成形を行う場合に発泡シー
トが破れたり切れたりするという問題があった。
ては、例えば特開昭54−91567号公報では、オレ
フィン系樹脂発泡シートの少なくとも片面の表層部の酸
素と炭素のモル比を0.15以上にすることにより、表
面の濡れ性の高い発泡シートを得ているが、この方法で
は、特に表面の極性の小さいプロピレン系樹脂発泡体で
は温度、相対湿度等の外環境により濡れ性が向上しなか
ったり、50dyne/cm以上の濡れ性を得る為にコ
ロナ放電を大きくすると破泡が生じ、その後に真空成
形、スタンピング成形等の熱成形を行う場合に発泡シー
トが破れたり切れたりするという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は表面の
濡れ性が50dyne/cm以上、かつ、真空成形性及
びスタンピング成形性に優れた発泡体が容易に得られる
発泡性用樹脂組成物を提供することにある。
濡れ性が50dyne/cm以上、かつ、真空成形性及
びスタンピング成形性に優れた発泡体が容易に得られる
発泡性用樹脂組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の発泡性用樹脂組
成物はプロピレン系樹脂30〜60重量%、エチレン系
樹脂20〜40重量%及びABA型ブロック共重合体1
0〜30重量%からなることを特徴とする。
成物はプロピレン系樹脂30〜60重量%、エチレン系
樹脂20〜40重量%及びABA型ブロック共重合体1
0〜30重量%からなることを特徴とする。
【0007】本発明で使用されるプロピレン系樹脂とし
ては、例えばポリプロピレン、プロピレンを主成分とす
るプロピレンとα−オレフィンのランダム共重合体又は
ブロック共重合体等が挙げられ、これらは単独で使用さ
れても2種以上併用されてもよい。α−オレフィンとし
ては、例えばエチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1
−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン
等が挙げられる。プロピレン系樹脂のメルトインデック
ス(以下、MIと記す)は、小さくなるとシート成形が
困難となりシート表面が荒れ、大きくなると耐熱性が低
下する傾向があるので0.4〜8g/10分が好まし
い。MIはJIS K 7210に準拠して測定した値
である。
ては、例えばポリプロピレン、プロピレンを主成分とす
るプロピレンとα−オレフィンのランダム共重合体又は
ブロック共重合体等が挙げられ、これらは単独で使用さ
れても2種以上併用されてもよい。α−オレフィンとし
ては、例えばエチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1
−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン
等が挙げられる。プロピレン系樹脂のメルトインデック
ス(以下、MIと記す)は、小さくなるとシート成形が
困難となりシート表面が荒れ、大きくなると耐熱性が低
下する傾向があるので0.4〜8g/10分が好まし
い。MIはJIS K 7210に準拠して測定した値
である。
【0008】本発明で使用されるエチレン系樹脂として
は、例えば低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、エチレンを主成分とするエチ
レンとα−オレフィンのランダム共重合体又はブロック
共重合体、エチレンと酢酸ビニルの共重合体等が挙げら
れ、これらは単独で使用されても2種以上併用されても
よい。α−オレフィンとしては、例えばプロピレン、1
−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン等が挙げられる。エチレン
系樹脂のMIは、小さくなるとシート成形が困難となり
シート表面が荒れ、大きくなると耐熱性が低下する傾向
があるので1〜20g/10分が好ましい。
は、例えば低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、エチレンを主成分とするエチ
レンとα−オレフィンのランダム共重合体又はブロック
共重合体、エチレンと酢酸ビニルの共重合体等が挙げら
れ、これらは単独で使用されても2種以上併用されても
よい。α−オレフィンとしては、例えばプロピレン、1
−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン等が挙げられる。エチレン
系樹脂のMIは、小さくなるとシート成形が困難となり
シート表面が荒れ、大きくなると耐熱性が低下する傾向
があるので1〜20g/10分が好ましい。
【0009】本発明で使用されるABA型ブロック共重
合体としては、例えばAがスチレンでBがイソプレンで
あるスチレン−イソプレンブロック型ゴム(SIS)、
AがスチレンでBがブタジエンであるスチレン−ブタジ
エンブロック型ゴム(SBS)等が挙げられ、これらの
Bは水添されていてもよい。SIS、SBSが水添され
たものはSEBSとよばれるものであり、SIS、SB
Sよりも耐老化性が向上する。ABA型ブロック共重合
体は単独で使用されても2種以上併用されてもよい。A
BA型ブロック共重合体のAの含有量は、少なくなると
樹脂成分の粘着性が高くなりスクリュへの食い込み不良
が発生して押出成形が困難になり、多くなると樹脂成分
の粘着性が低下する傾向があるので10〜30重量%が
好ましく、より好ましくは15〜25重量%である。A
BA型ブロック共重合体の重量平均分子量は、小さくな
ると押出成形性が低下して押出成形が困難となり、大き
くなると真空成形性及びスタンピング成形性が低下する
傾向があるので4万〜30万が好ましく、より好ましく
は8万〜15万である。また、MIは小さくなると粘度
が大きくなり押出成形が困難となり、大きくなると真空
成形性、スタンピング成形性が低下する傾向があるので
0.5〜30g/10分が好ましく、より好ましくは4
〜10g/10分である。
合体としては、例えばAがスチレンでBがイソプレンで
あるスチレン−イソプレンブロック型ゴム(SIS)、
AがスチレンでBがブタジエンであるスチレン−ブタジ
エンブロック型ゴム(SBS)等が挙げられ、これらの
Bは水添されていてもよい。SIS、SBSが水添され
たものはSEBSとよばれるものであり、SIS、SB
Sよりも耐老化性が向上する。ABA型ブロック共重合
体は単独で使用されても2種以上併用されてもよい。A
BA型ブロック共重合体のAの含有量は、少なくなると
樹脂成分の粘着性が高くなりスクリュへの食い込み不良
が発生して押出成形が困難になり、多くなると樹脂成分
の粘着性が低下する傾向があるので10〜30重量%が
好ましく、より好ましくは15〜25重量%である。A
BA型ブロック共重合体の重量平均分子量は、小さくな
ると押出成形性が低下して押出成形が困難となり、大き
くなると真空成形性及びスタンピング成形性が低下する
傾向があるので4万〜30万が好ましく、より好ましく
は8万〜15万である。また、MIは小さくなると粘度
が大きくなり押出成形が困難となり、大きくなると真空
成形性、スタンピング成形性が低下する傾向があるので
0.5〜30g/10分が好ましく、より好ましくは4
〜10g/10分である。
【0010】本発明の発泡性用樹脂組成物は、上記プロ
ピレン系樹脂、エチレン系樹脂及びABA型ブロック共
重合体からなる。
ピレン系樹脂、エチレン系樹脂及びABA型ブロック共
重合体からなる。
【0011】上記プロピレン系樹脂の配合量は、少なく
なると耐熱性、延展性及び剛性が低下して真空成形性及
びスタンピング成形性が低下し、多くなると柔軟性が低
下し、また、押出成形性が低下して押出成形が困難とな
る傾向があるので30〜60重量%である。
なると耐熱性、延展性及び剛性が低下して真空成形性及
びスタンピング成形性が低下し、多くなると柔軟性が低
下し、また、押出成形性が低下して押出成形が困難とな
る傾向があるので30〜60重量%である。
【0012】上記エチレン系樹脂の配合量は、少なくな
ると柔軟性が低下し、また、押出成形性が低下して押出
成形が困難となり、多くなると耐熱性及び剛性が低下し
て真空成形性及びスタンピング成形性が低下する傾向が
あるので20〜40重量%である。
ると柔軟性が低下し、また、押出成形性が低下して押出
成形が困難となり、多くなると耐熱性及び剛性が低下し
て真空成形性及びスタンピング成形性が低下する傾向が
あるので20〜40重量%である。
【0013】上記ABA型ブロック共重合体の配合量
は、少なくなると得られる発泡体の表面の濡れ性が低下
し、多くなると真空成形性及びスタンピング成形性が低
下する傾向があるので10〜30重量%、好ましくは1
5〜25重量%である。
は、少なくなると得られる発泡体の表面の濡れ性が低下
し、多くなると真空成形性及びスタンピング成形性が低
下する傾向があるので10〜30重量%、好ましくは1
5〜25重量%である。
【0014】上記発泡性用樹脂組成物から発泡体を得る
方法としては、例えば発泡性用樹脂組成物に熱分解型発
泡剤、架橋助剤等を添加し、発泡剤の分解温度未満、一
般には160〜180℃で押出機やロール等の従来公知
の任意の混練装置にて溶融混練した後シートに成形し、
電離性放射線を照射して架橋させ、その後熱風又は赤外
線にさらす方法、オイルバス又はメタルバスに浸す方法
等の従来公知の任意の方法にて発泡剤の分解温度以上に
加熱して発泡させる方法が挙げられる。
方法としては、例えば発泡性用樹脂組成物に熱分解型発
泡剤、架橋助剤等を添加し、発泡剤の分解温度未満、一
般には160〜180℃で押出機やロール等の従来公知
の任意の混練装置にて溶融混練した後シートに成形し、
電離性放射線を照射して架橋させ、その後熱風又は赤外
線にさらす方法、オイルバス又はメタルバスに浸す方法
等の従来公知の任意の方法にて発泡剤の分解温度以上に
加熱して発泡させる方法が挙げられる。
【0015】上記熱分解型発泡剤は特には限定されない
が、一般には分解温度が180〜270℃のものが使用
され、例えばアゾジカルボンアミド、N,N’−ジニト
ロソペンタメチレンテトラミン、p−トルエンスルホニ
ルセミカルバジド等が挙げられ、これらは単独で使用さ
れても2種以上併用されてもよい。熱分解型発泡剤の添
加量は、少なくなると断熱性及び緩衝性が低下し、多く
なると高温での伸度が低下して真空成形性等の熱成形性
が低下する傾向があるので上記発泡性用樹脂組成物10
0重量部に対し5〜30重量部が好ましく、所望の発泡
倍率に応じて調整される。
が、一般には分解温度が180〜270℃のものが使用
され、例えばアゾジカルボンアミド、N,N’−ジニト
ロソペンタメチレンテトラミン、p−トルエンスルホニ
ルセミカルバジド等が挙げられ、これらは単独で使用さ
れても2種以上併用されてもよい。熱分解型発泡剤の添
加量は、少なくなると断熱性及び緩衝性が低下し、多く
なると高温での伸度が低下して真空成形性等の熱成形性
が低下する傾向があるので上記発泡性用樹脂組成物10
0重量部に対し5〜30重量部が好ましく、所望の発泡
倍率に応じて調整される。
【0016】上記架橋助剤としては、例えばジビニルベ
ンゼン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
1,2,4−トリアリルトリメリテート、1,9−ノナ
ンジオールジメタクリレート等が挙げられ、これらは単
独で使用されても2種以上併用されてもよい。架橋助剤
の添加量は、少なくなると架橋が十分に行われず、多く
なると押出成形が困難になる傾向があるので、上記発泡
性用樹脂組成物100重量部に対し0.3〜10重量部
が好ましく、所望のゲル分率に応じて調整される。
ンゼン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
1,2,4−トリアリルトリメリテート、1,9−ノナ
ンジオールジメタクリレート等が挙げられ、これらは単
独で使用されても2種以上併用されてもよい。架橋助剤
の添加量は、少なくなると架橋が十分に行われず、多く
なると押出成形が困難になる傾向があるので、上記発泡
性用樹脂組成物100重量部に対し0.3〜10重量部
が好ましく、所望のゲル分率に応じて調整される。
【0017】上記電離性放射線としては、例えば電子
線、α線、β線、γ線等が挙げられる。電離性放射線の
照射量は特には限定されないが、少なくなると上記発泡
性用樹脂組成物の耐熱性及び発泡性が低下し、多くなる
と柔軟性が低下したり、異常気泡が発生する傾向がある
ので一般には1〜20Mradであり、所望のゲル分率
に応じて調整される。
線、α線、β線、γ線等が挙げられる。電離性放射線の
照射量は特には限定されないが、少なくなると上記発泡
性用樹脂組成物の耐熱性及び発泡性が低下し、多くなる
と柔軟性が低下したり、異常気泡が発生する傾向がある
ので一般には1〜20Mradであり、所望のゲル分率
に応じて調整される。
【0018】得られる発泡体のゲル分率は特には限定さ
れないが、通常は20〜70%である。また、発泡倍率
は特には限定されず、所望の発泡倍率としてよい。
れないが、通常は20〜70%である。また、発泡倍率
は特には限定されず、所望の発泡倍率としてよい。
【0019】また、上記電離性放射線を照射して架橋さ
せる方法に代えて、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサ
イド等の有機過酸化物を予め添加しておき、加熱により
発泡の前又は発泡と同時に架橋させてもよい。有機過酸
化物の添加量は特には限定されず、所望のゲル分率に応
じて調整され、一般には上記発泡性用樹脂組成物100
重量部に対し0.3〜5重量部である。
せる方法に代えて、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサ
イド等の有機過酸化物を予め添加しておき、加熱により
発泡の前又は発泡と同時に架橋させてもよい。有機過酸
化物の添加量は特には限定されず、所望のゲル分率に応
じて調整され、一般には上記発泡性用樹脂組成物100
重量部に対し0.3〜5重量部である。
【0020】尚、本発明でいう表面の濡れ性とはJIS
K 6768の濡れ試験方法に準拠して測定した濡れ
指数の値である。
K 6768の濡れ試験方法に準拠して測定した濡れ
指数の値である。
【0021】本発明の発泡性用樹脂組成物には、物性を
損なわない範囲で必要に応じて発泡助剤、気泡核調整
剤、酸化防止剤、熱安定剤、着色剤、難燃剤、帯電防止
剤、無機充填剤等が添加されていてもよい。
損なわない範囲で必要に応じて発泡助剤、気泡核調整
剤、酸化防止剤、熱安定剤、着色剤、難燃剤、帯電防止
剤、無機充填剤等が添加されていてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に実施例を掲げて本発明の態
様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
【0023】
(実施例1〜3、比較例1、2))表1に示した所定量
の、MIが0.1g/10分及び密度が0.900g/
cm 3のプロピレン−エチレン共重合体(エチレン含有量
3.2重量%)、MIが8g/10分及び密度が0.9
20g/cm3の線状低密度ポリエチレン、重量平均分子
量が約10万のSISトリブロック共重合体(クラレ社
製、商品名「ハイブラー樹脂」、スチレン含有量20重
量%)、アゾジカルボンアミド、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート並びに1,9−ノナンジオールジ
メタクリレートを2軸押出機でアゾジカルボンアミドの
分解温度(190℃)未満で溶融混練し、厚さ1.5m
mの発泡性シートに成形した。得られた発泡性シートに
両面からそれぞれ2.0Mradの電子線を照射して架
橋させた後、熱風式縦型発泡炉で280℃に加熱して発
泡させ、発泡シートを得た。得られた発泡シートの厚
さ、発泡倍率は表1に示した通りであった。
の、MIが0.1g/10分及び密度が0.900g/
cm 3のプロピレン−エチレン共重合体(エチレン含有量
3.2重量%)、MIが8g/10分及び密度が0.9
20g/cm3の線状低密度ポリエチレン、重量平均分子
量が約10万のSISトリブロック共重合体(クラレ社
製、商品名「ハイブラー樹脂」、スチレン含有量20重
量%)、アゾジカルボンアミド、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート並びに1,9−ノナンジオールジ
メタクリレートを2軸押出機でアゾジカルボンアミドの
分解温度(190℃)未満で溶融混練し、厚さ1.5m
mの発泡性シートに成形した。得られた発泡性シートに
両面からそれぞれ2.0Mradの電子線を照射して架
橋させた後、熱風式縦型発泡炉で280℃に加熱して発
泡させ、発泡シートを得た。得られた発泡シートの厚
さ、発泡倍率は表1に示した通りであった。
【0024】(表面の濡れ性の評価)上記発泡シートの
表面の濡れ性を測定し、その値を表1に示した。その
後、12KV、20m/分でコロナ放電処理を施し、コ
ロナ放電処理後の表面の濡れ性を測定し、その値を表1
に示した。 (真空成形性の評価)上記発泡シートの両面を遠赤外線
ヒーターで350℃に35秒間加熱し、発泡シートの表
面温度を160〜170℃にした。該発泡シートを直径
Dが100mmの円筒状の凹型金型で真空成形し、良好
な成形品が得られた最大の深さHを測定し、真空成形性
を絞り比(H/D)として表し、その結果を表1に示し
た。
表面の濡れ性を測定し、その値を表1に示した。その
後、12KV、20m/分でコロナ放電処理を施し、コ
ロナ放電処理後の表面の濡れ性を測定し、その値を表1
に示した。 (真空成形性の評価)上記発泡シートの両面を遠赤外線
ヒーターで350℃に35秒間加熱し、発泡シートの表
面温度を160〜170℃にした。該発泡シートを直径
Dが100mmの円筒状の凹型金型で真空成形し、良好
な成形品が得られた最大の深さHを測定し、真空成形性
を絞り比(H/D)として表し、その結果を表1に示し
た。
【0025】(スタンピング成形性の評価)上記発泡シ
ートの両面を160℃になるように加熱し、その一面に
200℃の骨材樹脂(住友化学社製、商品名「BPZ5
077」、MI=40g/10分)を供給し、その反対
の面を直径100mm×深さ40mmの凹型側に配置
し,該凹型に合致する形状の凸型にて成形圧60kgf
/cm2 でスタンピング成形を行った。得られた成形品
の表面の凹凸の有無、発泡体の破れ等の不具合を目視で
観察し、不具合のないものを良品とした。上記の成形テ
ストを5回行い、その際に得られた良品の数を表1及び
2に示した。
ートの両面を160℃になるように加熱し、その一面に
200℃の骨材樹脂(住友化学社製、商品名「BPZ5
077」、MI=40g/10分)を供給し、その反対
の面を直径100mm×深さ40mmの凹型側に配置
し,該凹型に合致する形状の凸型にて成形圧60kgf
/cm2 でスタンピング成形を行った。得られた成形品
の表面の凹凸の有無、発泡体の破れ等の不具合を目視で
観察し、不具合のないものを良品とした。上記の成形テ
ストを5回行い、その際に得られた良品の数を表1及び
2に示した。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明の発泡性用樹脂組成物は、プロピ
レン系樹脂及びエチレン系樹脂にABA型ブロック共重
合体が配合されているので、得られる発泡体は従来のオ
レフィン系樹脂発泡体よりも表面の濡れ性が高く、ま
た、コロナ放電がかかり易く、かつ、真空成形性及びス
タンピング成形性に優れたものとなる。
レン系樹脂及びエチレン系樹脂にABA型ブロック共重
合体が配合されているので、得られる発泡体は従来のオ
レフィン系樹脂発泡体よりも表面の濡れ性が高く、ま
た、コロナ放電がかかり易く、かつ、真空成形性及びス
タンピング成形性に優れたものとなる。
Claims (1)
- 【請求項1】 プロピレン系樹脂30〜60重量%、エ
チレン系樹脂20〜40重量%及びABA型ブロック共
重合体10〜30重量%からなることを特徴とする発泡
性用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29407596A JPH10139911A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 発泡性用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29407596A JPH10139911A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 発泡性用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10139911A true JPH10139911A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17802969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29407596A Pending JPH10139911A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 発泡性用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10139911A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101326686B1 (ko) * | 2012-08-08 | 2013-11-08 | 화인케미칼 주식회사 | 자동차 시트용 폼 조성물 |
| US20240062931A1 (en) * | 2021-01-08 | 2024-02-22 | Borealis Ag | Composition |
| US20240071646A1 (en) * | 2021-01-08 | 2024-02-29 | Borealis Ag | Composition |
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-
1996
- 1996-11-06 JP JP29407596A patent/JPH10139911A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101326686B1 (ko) * | 2012-08-08 | 2013-11-08 | 화인케미칼 주식회사 | 자동차 시트용 폼 조성물 |
| US20240062931A1 (en) * | 2021-01-08 | 2024-02-22 | Borealis Ag | Composition |
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