JPH10139938A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

タイヤ用ゴム組成物

Info

Publication number
JPH10139938A
JPH10139938A JP8301670A JP30167096A JPH10139938A JP H10139938 A JPH10139938 A JP H10139938A JP 8301670 A JP8301670 A JP 8301670A JP 30167096 A JP30167096 A JP 30167096A JP H10139938 A JPH10139938 A JP H10139938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
rubber
rubber composition
trimethyl
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8301670A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kawase
正人 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP8301670A priority Critical patent/JPH10139938A/ja
Publication of JPH10139938A publication Critical patent/JPH10139938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02T10/862

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブルーミングが発生しにくく、かつ加工性お
よび低コスト性にすぐれたタイヤ用ゴム組成物をうるこ
と。 【解決手段】 天然ゴムおよび/またはイソプレンゴム
からなるゴム成分100重量部に対して2,2,4−ト
リメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体を主成分と
する耐熱老化防止剤0.5〜5.0重量部配合されてな
るゴム組成物であって、該耐熱老化防止剤中の4−(パ
ラアミノフェニル)−2,2,4−トリメチル−1,2
−ジヒドロキノリン含有量が3重量%以下であるタイヤ
用ゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ用ゴム組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、タイヤ用のゴム組成物にはゴ
ム組成物の熱老化を防止するために耐熱老化防止剤が配
合されている。
【0003】しかし、この耐熱老化防止剤として2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン(TM
DQ)重合体を主成分とするものを用いたばあい、ゴム
組成物中のジエン系ゴムの配合割合が大きいと該ゴム組
成物のムーニー粘度が下がらず、加工性に劣るという問
題があった。
【0004】また、従来より、ゴム組成物のムーニー粘
度を下げて加工性を高める方法としては、該ゴム組成物
にミネラルオイルなどのプロセスオイル(加工助剤)を
配合する、ゴムの混練り時間を延長する、または再練り
を行なうなどの方法がとられてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ゴム
組成物に熱老化を防止するために配合される耐熱老化防
止剤の成分を調整することにより、ムーニー粘度を下
げ、かつ加工性の高められたタイヤ用ゴム組成物をうる
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、天然ゴムおよ
び/またはイソプレンゴムからなるゴム成分100重量
部に対して2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロ
キノリン(以下、単に「TMDQ」ともいう)重合体を
主成分とする耐熱老化防止剤0.5〜5.0重量部配合
されてなるゴム組成物であって、該耐熱老化防止剤中の
4−(パラアミノフェニル)−2,2,4−トリメチル
−1,2−ジヒドロキノリン含有量が3重量%以下であ
るタイヤ用ゴム組成物に関する。
【0007】また、本発明は、天然ゴムおよび/または
イソプレンゴムからなるゴム成分100重量部に対して
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重
合体を主成分とする耐熱老化防止剤および不溶性イオウ
がそれぞれ0.5〜5.0重量部および0.5〜10.
0重量部配合されてなるゴム組成物であって、該耐熱老
化防止剤中の4−(パラアミノフェニル)−2,2,4
−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン含有量が3重
量%以下であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【0008】前記耐熱老化防止剤中のダイマー成分含有
量に15〜20重量%であるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において用いる天然ゴムお
よびイソプレンゴムは従来からタイヤ用ゴム組成物に用
いられているものでよく、それぞれ単独で、または併用
して用いてもよい。
【0010】TMDQ重合体を主成分とする耐熱老化防
止剤(以下、「TMDQ系耐熱老化防止剤」ともいう)
は、通常、不純物として4−(パラアミノフェニル)−
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンを
6〜12重量%、ダイマー成分を15〜20重量%含有
する。
【0011】前記4−(パラアミノフェニル)−2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンは、理
由はわからないが、えられるゴム組成物のムーニー粘度
の低下を妨げてその加工性を向上させることができな
い。したがって、TMDQ系耐熱老化防止剤中の不純物
である4−(パラアミノフェニル)−2,2,4−トリ
メチル−1,2−ジヒドロキノリン含有量はできるだけ
少ない方がよいが、ムーニー粘度がTMDQ系耐熱老化
防止剤を配合しないばあいより若干高い程度とするとい
う点から3重量%以下、ムーニー粘度をTMDQ系耐熱
老化防止剤を配合しないばあいと同等にするという点か
ら2重量%以下であるのが好ましく、さらに、ムーニー
粘度を、TMDQ系耐熱老化防止剤を配合しないばあい
より若干低めにするという点から1重量%であるのがと
くに好ましい。
【0012】このようなTMDQ耐熱老化防止剤は、一
般的に、アニリンとアセトン類を反応させてうることが
できる。
【0013】本発明における天然ゴムおよび/またはイ
ソプレンゴムからなるゴム成分とTMDQ系耐熱老化防
止剤との配合割合としては、ゴム成分100重量部に対
して、必要な耐熱老化防止性をうるという点からTMD
Q系耐熱老化防止剤0.5〜5.0重量部、より安定な
耐熱老化防止性をうるという点から好ましくは1.5〜
5.0重量部、さらに、熱老化に対して耐熱性および耐
屈曲性の経時変化が少なくなるという点からとくに好ま
しくは3.0〜5.0重量部であるのがよい。
【0014】配合の条件および方法としては従来のゴム
組成物のばあいと同じでよいが、たとえば、加硫剤など
を添加して混練りする仕上げ練りは低温で行なうという
方法を用いるのが好ましい。
【0015】また、タイヤ用ゴム組成物には加硫のため
にイオウが含まれるが、とくにイオウのブルーミングを
防止するために不溶性のイオウを用いるのが好ましい。
しかし、TMDQ系耐熱老化防止剤を用いるばあい、そ
こに含まれる4−(パラアミノフェニル)−2,3,4
−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンにより不溶性
イオウが可溶性イオウに転換されてブルーミングが発生
してしまう。そのため、特開昭57−18745号公報
に開示されるように、TMDQ系耐熱老化防止剤の4−
(パラアミノフェニル)−2,3,4−トリメチル−
1,2−ジヒドロキノリン(1級アミン)含有量は3重
量%以下とするのが好ましい。
【0016】またこのばあい、本発明のタイヤ用ゴム組
成物に含有される不溶性イオウの量としては、前記ゴム
成分100重量部に対して、各成分に対しての最小量も
しくは最大量という点から0.5〜10.0重量部、好
ましくは、ブレーカー配合、プライ配合などのスチール
コードとの接着が必要な配合であるという点から2.0
〜8.0重量部、さらに好ましくは、物性上の問題とコ
ストの問題を両立させるという点から4.0〜6.0重
量部であるのがよい。
【0017】特開昭53−145854号公報には、前
記TMDQ系熱老化防止剤は、えられるゴム組成物に充
分な耐熱老化性を付与するために、ダイマー成分を25
重量%以上含有するのがよい旨記載されている。
【0018】しかし、ダイマー成分が多いTMDQ重合
体の製造はコストが高くなるため、本発明においては、
コストと付与される耐熱老化性とのバランスからTMD
Q系耐熱老化防止剤中のダイマー成分含有量は15〜2
0重量%とするのが好ましく、さらに、安定な耐熱老化
性をうるという点から18〜20重量%であるのがとく
に好ましい。
【0019】なお、本発明のゴム組成物には、タイヤ用
のゴム組成物に通常用いられる配合剤、たとえば粘着付
与剤、亜鉛華、ステアリン酸などの加硫促進剤、カーボ
ンブラック、シリカ、タルク、マイカ、クレー、炭酸カ
ルシウムなどの充填剤などを必要に応じて適宜配合して
もよい。
【0020】
【実施例】以下に実施例を用いて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例に制限されるものではない。
【0021】製造例1〜3 通常のTMDQの製造と同様にアニリンとアセトン類を
反応させるが、このとき、通常よりもアセトン類を大量
に添加して重合度を調整するという条件および方法で、
ダイマー成分19重量%、4−(パラアミノフェニル)
−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン
2.5重量%を含む2,2,4−トリメチル−1,2−
ジヒドロキノリン重合体を主成分とする耐熱老化防止剤
(TMDQ1)をえた。
【0022】ついで条件をアニリンとアセトン類の反応
の重合度を調整した以外は前記と同じ方法でダイマー成
分19重量%、4−(パラアミノフェニル)−2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン10重量%
含有するもの(TMDQ2)ならびにダイマー成分19
重量%、4−(パラアミノフェニル)−2,2,4−ト
リメチル−1,2−ジヒドロキノリン6重量%含有する
もの(TMDQ3)をえた。
【0023】なお、TMDQ1〜3中の4−(パラアミ
ノフェニル)−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒ
ドロキノリンの含有量は、 カラム:東ソー(株)製のTSKger G2000H
8(60cm×2(120cm) 検出器:東ソー(株)製のRI(40℃) 流速:1ml/min THF 圧力:22〜23kg/cm2 移動相:1%THF 装置:東ソー(株)製のTOYOSODA HLC−8
01A の条件で、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)分析
を行なうことにより測定した。
【0024】また、TMDQ1〜3中のダイマー成分の
含有量については、4−(パラアミノフェニル)−2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの含有
量を測定したばあいと同様の条件および方法を用いて測
定した。
【0025】実施例1および2 表1に示す配合で、バンバリーを用いて150℃で3分
間混練りすることにより本発明のゴム組成物AおよびB
をえた。
【0026】なお、カーボンブラックとしては三菱化学
(株)製のN326、不溶性イオウとしては四国化成
(株)製のミュークロンOT、加硫促進剤としてはN,
N′−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフ
ェンアミド(DCBS)を用いた。
【0027】比較例1〜4 表1に示す配合割合に変えた以外は実施例1と同様にし
てゴム組成物C〜Fをえた。
【0028】[評価方法]ムーニー粘度 :えられたゴム組成物の加工性を調べるた
めに、JIS K 6300に準じて130℃で1分間
の予熱を施した後、4分間ローターを回転させた後のム
ーニー粘度(L1+4)を測定した。結果を表1に示す。
値が小さいほど加工性が良好である。
【0029】ブルーミング性:えられたゴム組成物のブ
ルーミング性を調べるために、JISK 6299に準
じてロール間隙を2.0mmとして厚さ2mm、200
mm四方のシートを作製し、冷暗所に1週間放置後、肉
眼で観察し、ブルーミング発生部分がシート表面積の5
%未満のばあいをa、5%以上20%未満のばあいを
b、20%以上40%未満のばあいをc、40%以上の
ばあいをdとして評価した。結果を表1に示す。
【0030】発熱耐久性:JIS D 4230に準じ
て、えられたゴム組成物について耐久性ドラムテストを
行ない、その際の走行距離を求め、比較例1(ゴム組成
物C)のものを100として指数で評価した。値が大き
いほど発熱耐久性(耐熱老化性)にすぐれている。
【0031】不溶性イオウ分:JIS K 6350銅
鋼方法に準じて未加硫ゴム組成物の可溶性イオウ分を測
定し、(株)堀場製作所製のEMIA HF−500F
Aを用いてあらかじめ測定した全イオウ分から不溶性イ
オウ分を重量%で算出した。結果を表1に示す。不溶性
イオウ分が多いほど可溶性イオウの量が少なくブルーミ
ングが発生しにくい。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ジエン系ゴム成分に
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重
合体を主成分とする耐熱老化防止剤を配合してなるタイ
ヤ用ゴム組成物において、加工性を向上させ、ブルーミ
ングを防止し、かつ低コスト性にすぐれたタイヤ用ゴム
組成物をうることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ゴムおよび/またはイソプレンゴム
    からなるゴム成分100重量部に対して2,2,4−ト
    リメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体を主成分と
    する耐熱老化防止剤0.5〜5.0重量部配合されてな
    るゴム組成物であって、該耐熱老化防止剤中の4−(パ
    ラアミノフェニル)−2,2,4−トリメチル−1,2
    −ジヒドロキノリン含有量が3重量%以下であるタイヤ
    用ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 天然ゴムおよび/またはイソプレンゴム
    からなるゴム成分100重量部に対して2,2,4−ト
    リメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体を主成分と
    する耐熱老化防止剤および不溶性イオウがそれぞれ0.
    5〜5.0重量部および0.5〜10.0重量部配合さ
    れてなるゴム組成物であって、該耐熱老化防止剤中の4
    −(パラアミノフェニル)−2,2,4−トリメチル−
    1,2−ジヒドロキノリン含有量が3重量%以下である
    タイヤ用ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 前記耐熱老化防止剤中のダイマー成分含
    有量が15〜20重量%である請求項1または2記載の
    タイヤ用ゴム組成物。
JP8301670A 1996-11-13 1996-11-13 タイヤ用ゴム組成物 Pending JPH10139938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8301670A JPH10139938A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 タイヤ用ゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8301670A JPH10139938A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 タイヤ用ゴム組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10139938A true JPH10139938A (ja) 1998-05-26

Family

ID=17899724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8301670A Pending JPH10139938A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 タイヤ用ゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10139938A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003548A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 住友ゴム工業株式会社 タイヤ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003548A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 住友ゴム工業株式会社 タイヤ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5095681B2 (ja) タイヤ
EP0916699B1 (en) Rubber composition
EP0042278A2 (en) Addition of mineral rubber to halobutyl blends
JPS6335668B2 (ja)
JPS586738B2 (ja) 高硬度ゴム組成物
EP0434353A2 (en) Rubber compositions
JP4587826B2 (ja) ベルト層スチールコード用ゴム組成物およびそれにより被覆されたスチールコード
KR100706588B1 (ko) 고무 조성물, 가교성 고무 조성물 및 가교물
JP5101830B2 (ja) ブレーカートッピング用ゴム組成物
JPH10139938A (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP2005133017A (ja) サイドウォール用ゴム組成物
JPS62143946A (ja) タイヤサイドウオ−ル用ゴム組成物
JPH08134275A (ja) 加工性に優れたゴム組成物
JP3240770B2 (ja) ゴム組成物の製造方法
JP3996696B2 (ja) ゴム組成物
JPS5829813B2 (ja) 改良された防水シ−ト用加硫可能ゴム組成物
JP3375390B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JPH1143557A (ja) ゴム組成物
Dziemidkiewicz et al. CR composites with improved processing safety crosslinked via Heck's reaction
JP2003063205A (ja) 大型車両用ラジアルタイヤ及びゴム組成物
KR100314756B1 (ko) 브래더용 고무화합물
JP2011074118A (ja) クロロスルホン化ポリオレフィンゴム組成物及びその製造方法
JPH061882A (ja) サイドウオール用ゴム組成物
JPH1017715A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP2011184587A (ja) レゾール型アルキルフェノール・ホルムアルデヒド共縮合樹脂およびその樹脂を用いたゴム組成物。