JPH10140188A - プラスチックコンテナの洗浄用浸漬剤組成物及びそれを用いた洗浄方法 - Google Patents

プラスチックコンテナの洗浄用浸漬剤組成物及びそれを用いた洗浄方法

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JPH10140188A
JPH10140188A JP30739096A JP30739096A JPH10140188A JP H10140188 A JPH10140188 A JP H10140188A JP 30739096 A JP30739096 A JP 30739096A JP 30739096 A JP30739096 A JP 30739096A JP H10140188 A JPH10140188 A JP H10140188A
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JP
Japan
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immersion
cleaning
composition
surfactant
weight
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Application number
JP30739096A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Tada
保 多田
Tamotsu Jo
保 城
Shoichi Miyano
正一 宮野
Takao Matsushita
貴男 松下
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Lion Corp
Lion Hygiene Co Ltd
Original Assignee
Lion Corp
Lion Hygiene Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、プラスチックコンテナ表面
に、長期の使用によって強固に付着した黒ずみ汚れを、
除去するために用いられる洗浄用浸漬剤組成物及びそれ
を用いた洗浄方法の提供する。 【解決手段】 通常の洗浄処理の前に用いる浸漬剤であ
って、アルカリ剤と界面活性剤とを含有することを特徴
とするプラスチックコンテナの洗浄用浸漬剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックコン
テナ表面に、長期の使用によって強固に付着した黒ずみ
汚れを、除去するために用いられる洗浄用浸漬剤組成物
及びそれを用いた洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックは、加工しやすく、軽量
で、また見た目にも美しいことから、広く各方面で使用
されている。流通産業でも、各種の運搬方法や運搬手段
が開発され、各種のプラスチック材料としたコンテナ
が、積極的に利用されてきた。この様に利用されるに伴
って、これらの保守管理を進めるためにプラスチックを
洗浄する需要も増加している。配送や貯蔵のために長期
に使用されたプラスチックコンテナの表面に付着した汚
れは、親水性の固体表面(具体的には、ガラスや金属表
面)に付着した汚れと比較して、表面とより強固な付着
力により結び付いており、通常の洗浄剤では除去し難い
にものである。プラスチックコンテナ用に開発された洗
浄剤(特開昭61−296097、61−296098
号公報)は、確かに洗浄剤として効果があるものの、そ
れは土埃や食品などの付着した汚れに対してであって、
プラスチックコンテナの表面に長期の使用によって付着
した黒ずみや汚れは殆ど除去することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、プラ
スチックコンテナ表面に、長期の使用によって強固に付
着した黒ずみ汚れを、除去するために用いられる洗浄用
浸漬剤組成物及びそれを用いた洗浄方法を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
について研究を進め、プラスチックコンテナ表面に、長
期の使用によって強固に付着した黒ずみ汚れを、アルカ
リ剤と界面活性剤とを含有するプラスッチックコンテナ
の洗浄用浸漬剤組成物を含有する洗浄用浸漬処理液に浸
漬したのちに、自動洗浄機と通常の洗浄剤とを用いて洗
浄すると、プラスチックコンテナの表面に付着した黒ず
みや汚れは殆ど除去することができることを見出して、
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明によれ
ば、通常の洗浄処理の前に用いる洗浄用浸漬剤組成物で
あって、アルカリ剤と界面活性剤とを含有することを特
徴とするプラスチックコンテナの洗浄用浸漬剤組成物が
提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の洗浄用浸漬処理剤組成物
には、アルカリ剤が用いられる。アルカリ剤としては、
アルカリ金属の水酸化物及び炭酸塩、及び各種硅酸塩、
アルカノ−ルアミン類などが用いられる。具体的なアル
カリ金属としては、ナトリウムやカリウムを挙げること
ができる。アルカリ金属水酸化物としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどを挙げることができる。ア
ルカリ金属炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムなどを挙げることができる。アルカリ金属硅酸塩と
しては、オルト硅酸ナトリウム、オルト硅酸カリウム、
メタ硅酸ナトリウム、メタ硅酸カリウムなどを挙げるこ
とができる。アルカノールアミン類としては、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノー
ルアミン、トリイソプロパノールアミン等を挙げること
ができる。これらのうちでアルカリ剤としては、水酸化
ナトリウムや水酸化カリウムなどが一般的に用いられ
る。本発明の洗浄用浸漬剤組成物の、アルカリ剤の濃度
は、洗浄用浸漬剤組成物に対して5〜80重量%、好ま
しくは10〜80重量%である。上記処理液濃度に調整
しうる組成物であれば、組成物はいずれの形態でもよ
い。形態としては固体状、フレーク状、粉体状、スティ
ック状、液状、スラリー状などがある。取り扱いやすさ
からは液状あるいはスラリー状の浸漬剤組成物の形態に
するのが良い。洗浄用浸漬処理液としては、洗浄用浸漬
剤組成物を0.001〜5重量%、好ましくは0.1〜
1重量%含有する。この範囲の濃度を越えても、洗浄力
の点では格別向上せず、またこの範囲未満の場合には期
待する洗浄力を得ることができない。
【0006】本発明の洗浄用浸漬処理剤には、界面活性
剤が用いられる。界面活性剤としては、アニオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤及び非
イオン性界面活性剤が用いられる。アニオン性界面活性
剤としては、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、ナフタ
リンスルフォン酸塩、ペトロリウムスルフォン酸塩、ナ
フタリンフォルマリン縮合体スルフォン酸塩、高級アル
コール硫酸塩、高級アルコールエトキシスルフォン酸
塩、アルキルフェニルエトキシレート硫酸塩、アルキル
リン酸エステル塩、石鹸等であり、塩としては特に、ナ
トリウム塩、カリウム塩が使用される。カチオン性界面
活性剤としては、アルキル第4級アンモニウム化合物、
アルキルピリジニウム化合物、アルキルベンジルアンモ
ニウム化合物、アルキルアミン化合物、アルキルポリオ
キシエチレンアミン化合物、アミンオキサイド化合物等
が使用される。両性界面活性剤としては、アルキルベタ
イン化合物、スルフォベタイン化合物、アルキルイミダ
ゾリニウム化合物、アルキルアミノプロピオン酸化合
物、アルキルイミノジプロピオン酸化合物等が使用され
る。非イオン性界面活性剤としては、エトキシ化エーテ
ル類、エトキシ化アルキルフェノール類、エトキシ化オ
クチルフェノール類、エトキシ化ソルビタン脂肪酸エス
テル類及びそれらのプロピレンオキシド付加物などを用
いることができる。中でも、下記の一般式(1)、
(2)で表せる界面活性剤が、良好な結果をもたらす。 R1O(EO)n(PO)mR2 (1) R1O(EO)l(PO)kH (2) (R1は、炭素数6〜24の直鎖或いは分岐のアルキル
基、アルケニル基もしくはアルキルフェニル基、R
2は、炭素数1〜8の直鎖或いは分岐のアルキル基もし
くはアルキルフェニル基、EOは、エチエレンオキサイ
ド、POは、プロピレンオキサイドを表わす。n,m
は、0〜10、lは、5〜12、好ましくは6〜8、k
は、0〜12、好ましくは2〜5の数を表わす。EO、
POを付加する場合は、ランダム付加でもブロック付加
でもよい。)これらの界面活性剤の中では、非イオン性
界面活性剤が、疎水性である黒ずみの汚れに対して浸透
しやすく、また洗浄用浸漬処理剤として用いたときに泡
立ちを調整することができることなどの点で、他の界面
活性剤と比較して優れているので、一般的に使用され
る。界面活性剤のHLBは、広範囲のものを選択して使
用することができるが、6〜16,好ましくは10〜1
4のものが特に洗浄効果が高い。この範囲未満のもの
は、相分離してしまうので効果的でない。また、この範
囲を越えるものは、むしろ、洗浄力が低下し、泡立ちが
増加するなどの好ましくないことが起こる。洗浄用浸漬
剤組成物を液状又はスラリー状にする場合には、組成物
に対し界面活性剤は0.5〜60重量%、好ましくは5
〜40重量%の範囲にするのがよい。界面活性剤は、洗
浄用浸漬処理液の0.01〜5重量%、好ましくは0.
05〜1重量%含有する。この範囲未満の場合には、期
待する効果が得られず、は0.5〜60重量%、好まし
くは5〜40重量%の範囲にするのがよい。
【0007】本発明の洗浄用浸漬剤組成物には、キレー
ト剤が用いられる。キレ−ト剤としては、アミノカルボ
ン酸、オキシカルボン酸、ポリマー、縮合リン酸などの
金属塩、特にナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ
金属塩が用いられる。アミノカルボン酸塩としては、具
体的には、アルカリ金属エチレンジアミン4酢酸塩、ア
ルカリ金属ニトリロ3酢酸塩、アルカリ金属ヒドロオキ
シエチルエチレンジアミン3酢酸塩、アルカリ金属ジエ
チレントリアミン5酢酸塩、アルカリ金属トリエチレン
6酢酸塩、アルカリ金属ヒトロキシイミノ2酢酸塩、ア
ルカリ金属ヒドロキシエチルアミノ酢酸塩、アルカリ金
属グリシン、アルカリ金属ジヒドロキシエチルグリシン
等を挙げることができる。オキシカルボン酸としては、
具体的には、グルコン酸、クエン酸、グリコール酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、乳酸を挙げることができる。ポリマー
としては、具体的には、カルボキシメチルセルローズ、
ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、アクリル酸とビ
ニル化合物との共重合体、無水マレイン酸とビニル化合
物との共重合体、無水マレイン酸とエチレンとの共重合
体、マレイン酸重合体等のアルカリ金属塩などを挙げる
ことができる。縮合リン酸塩としては、アルカリ金属ピ
ロリン酸塩、アルカリ金属トリポリリン酸塩、アルカリ
金属ヘキサメタリン酸塩、アルカリ金属ポリリン酸塩等
を挙げることができる。液状又はスラリー状とする場合
には浸漬処理剤組成物に対して、0〜80重量%、好ま
しくは10〜70重量%の範囲で用いられる。キレート
剤は、洗浄用浸漬処理液として、0〜2重量%、好まし
くは、0.1〜1重量%である。この範囲未満では期待
する効果は得ることができないし、この範囲を越えて用
いても、この範囲のものと比較して格別の効果を得るこ
とはできない。
【0008】本発明の洗浄用浸漬剤組成物には、前記成
分の他に、必要に応じて各種の添加剤が用いられる。こ
れらの成分としては、有機又は無機の固形化剤、溶剤、
安定剤、その他浸漬剤や洗浄剤に一般的に用いられる添
加剤を用いることができる。
【0009】これらの化合物が果たす役割は次の通りで
ある。洗浄用浸漬剤組成物に添加されるアルカリ剤は、
黒ずみ汚れに対して、ケン化・分解などの化学的反応を
起こさせるものである。この反応により、黒ずみ汚れを
プラスチックコンテナから脱離させられる。洗浄用浸漬
剤組成物に添加される界面活性剤は、黒ずみ汚れに対し
て浸透し、汚れに親和性をもたせ、軟化させるものであ
り、黒ずみ汚れが水に対して分散しやすくなる作用を果
たしている。また、洗浄後の汚れが再付着することを、
妨げる作用も果たしている。洗浄用浸漬剤組成物に添加
されるキレート剤は、黒ずみ汚れなどの汚れと洗浄液中
に存在するカルシウムイオンが結合して、難溶性の生成
物が生ずるのを防止している。キレート剤を用いないこ
ととしても、洗浄効果は十分に得られる。その場合に
は、難溶性のカルシウム化合物が生成されるので、洗浄
操作をを妨げる結果、洗浄効率は著しく低下する。
【0010】本発明では、前記化合物からなる洗浄用浸
漬剤組成物を水に添加して、撹拌混合し、洗浄用浸漬処
理液を得る。この洗浄用浸漬処理液を浸漬処理槽に必要
量用意する。浸漬処理槽中の洗浄用浸漬処理液の温度は
常温でもよいが、その場合には、半日の粒浸漬時間がい
る。通常は、40〜100℃にすると大変効果的であ
る。浸漬時間としては、洗浄用浸漬処理液の温度が40
〜50℃の時は、処理するプラスチックコンテナの浸漬
時間としては、少なくとも1時間〜10分程度の時間が
必要である。洗浄用浸漬処理液の温度が50〜70℃の
時は、少なくとも10〜1分程度の時間が必要である。
洗浄用浸漬処理液の温度が70℃の時は、処理時間は、
1分程度必要である。この浸漬処理での浸漬時間と処理
温度との関係を図で示すと、図−1に示される通りであ
る。この図で、Aに示される範囲の処理時間と処理温度
の条件で、プラスチックコンテナの浸漬処理を行うこと
が必要である。プラスチックコンテナは、浸漬処理を終
了した後、洗浄機中に導入され通常の洗浄剤を用いた洗
浄処理が施される。洗浄処理にはスプレー洗浄の他にブ
ラシやワッシャ−で、プラスチックコンテナの表面を擦
る等の方法があり、これを組み合わせてもかまわない。
洗浄時間は汚れなどを見て適宜必要な時間が定められ
る。プラスチックコンテナは洗浄操作後に、十分水で表
面を洗い流し、乾燥処理を行う。
【0011】
【実施例】本発明の洗浄用浸漬剤組成物の効果を確認す
るために、以下の試験を行った。洗浄力試験プラスチッ
クコンテナを、本発明の洗浄用浸漬処理液を使用して、
本発明の浸漬時間と浸漬温度の条件下に浸漬処理した後
に、通常の洗浄処理をし、次いで水で表面を十分洗い流
した後に、以下の基準で目視により判定する。 判断基準 全ての汚れ(損傷部を除く)を除去できる。 5点 黒ずみ汚れがかなり除去できる。 4点 黒ずみ汚れが一部だけ除去できる。 3点 土埃や食物の付着物などの軽い汚れのみを除去できる。 2点 効果がない。 1点
【0012】実施例1 アルカリ剤として水酸化ナトリウム0.2重量%、界面
活性剤としてソフタノ−ルEP7025(非イオン界面
活性剤C1214の分岐アルコール(EO7モル、PO
2.5モル付加)、日本触媒株式会社製)0.3重量%
及び水残余からなる洗浄用浸漬処理液を調合し、浸漬槽
中に送り込んだ。この処理槽中にプラスチックコンテナ
(ポリプロピレン製、コンビニエントストアで、商品配
達に約3年間使用したもの。60×45×15cm)
を、70℃で,15分間浸漬処理を施した。浸漬処理終
了後のプラスチックコンテナを、容器用洗浄機(石川島
播磨重工業株式会社製、IHI−457型、)内で、7
0℃、市販プラスチックコンテナ用洗浄剤(ライオンハ
イジーン株式会社製、ブリーカーCL100)0.2重
量%,1分間の条件下に、洗浄した。水洗後.乾燥させ
て、前記洗浄力試験の基準により評価した。評価は、
「3」であった。結果は表−1にまとめて示す通りであ
る。
【0013】実施例2 アルカリ剤として水酸化ナトリウム0.3重量%、界面
活性剤(ソフタノ−ルEP7025)0.1重量%、キ
レート化剤としてEDTAの4Na塩0.3重量%及び
水残余からなる洗浄用浸漬処理液を調合し、浸漬槽中に
送り込んだ。この処理槽中でプラスチックコンテナ(ポ
リプロピレン製、コンビニエントストアで、商品配達に
約3年間使用したもの。60×45×15cm)を、7
0℃で,15分間浸漬処理を施した。浸漬処理終了後の
プラスチックコンテナを、実施例1に用いたものと同じ
容器用洗浄機内で、70℃、洗浄剤(ブリーカーCL1
00)0.2重量%,l分間の条件下に、洗浄した。水
洗後.乾燥させて、前記洗浄力試験の基準により評価し
た。評価は、「5」であった。結果は表−1にまとめて
示す通りである。
【0014】比較例1 アルカリ剤を使用せずに、界面活性剤(ソフタノールE
P7025)0.1重量%、キレ−ト化剤としてEDT
Aの4Na塩0.3重量%及び水残余からなる洗浄用浸
漬処理液を作り、浸漬槽中に送り込んだ。この処理槽中
でプラスチックコンテナ(ポリプロピレン製、コンビニ
エントストアで、商品配達に約3年間使用したもの。6
0×45×15cm)を、70℃で,15分間浸漬処理
を施した。浸漬処理終了後のプラスチックコンテナを、
実施例1に用いたものと同じ容器用洗浄機内で、70
℃、洗浄剤(ブリーカーCL100)0.2重量%,l
分間の条件下に、洗浄した。水洗後、乾燥させて、前記
洗浄力試験の基準により評価した。評価は、「2」であ
った。結果は表−1にまとめて示す通りである。
【0015】比較例2 界面活性剤は使用せずに、アルカリ剤として水酸化ナト
リウム0.3重量%、キレ−ト化剤としてEDTAの4
Na塩0.3重量%及び水残余からなる洗浄用浸漬処理
液を作り、浸漬槽中に送り込んだ。この処理槽中でプラ
スチックコンテナ(ポリプロピレン製、コンビニエント
ストアで、商品配達に約3年間使用したもの。60×4
5×15cm)を、70℃で,15分間浸漬処理を施し
た。浸漬処理終了後のプラスチックコンテナを、実施例
1に用いたのと同じ容器用洗浄機内で、70℃、洗浄剤
(ブリーカーCL100)0.2重量%,l分間の条件
下に、洗浄した。水洗後、乾燥させて、前記洗浄力試験
の基準により評価した。結果は表−1にまとめて示す通
りである。評価は、「2」であった。
【0016】
【表1】 注1)数字は、洗浄用浸漬処理液における重量%である。
【0017】実施例3 アルカリ剤として水酸化ナトリウム0.2重量%、界面
活性剤(ソフタノ−ルEP7025)0.3重量%、キ
レート化剤としてEDTAの4Na塩0.2重量%及び
水残余からなる洗浄用浸漬処理液を作り、浸漬槽中に送
り込んだ。この処理槽中にプラスチックコンテナ(ポリ
プロピレン製、コンビニエントストアで、商品配達に約
3年間使用したもの。60×45×15cm)を、70
℃で,15分間浸漬処理を施した。実施例1で用いたの
と同じ浸漬処理終了後のプラスチックコンテナを、実施
例1で用いたものと同じ容器用洗浄機内で、70℃、洗
浄剤(ブリーカーCL100)0.2重量%,l分間の
条件下に、洗浄した。水洗後.乾燥させて、前記洗浄力
試験の基準により評価した。評価は、「5」であった。
結果は表−2にまとめて示す通りである。
【0018】比較例3 アルカリ剤として水酸化ナトリウム0.2重量%、界面
活性剤(ソフタノ−ルEP7025)0.3重量%、キ
レ−ト化剤としてEDTAの4Na塩0.2重量%及び
水残余からなる洗浄用浸漬処理液を作り、浸漬槽中に送
り込んだ。この処理槽中でプラスチッックコンテナ(ポ
リプロピレン製、コンビニエントストアで、商品配達に
約3年間使用したもの。60×45×15cm)を、7
0℃で5秒間のみ浸漬処理を施した。浸漬処理終了後の
プラスチックコンテナを、実施例1で用いたのと同じ容
器用洗浄機内で、70℃の条件下に、洗浄剤(ブリーカ
ーCL100)0.2重量%を用いて、洗浄した。水洗
後、乾燥させて、前記洗浄力試験の基準により評価し
た。評価は、「2」であった。結果は表−2にまとめて
示す通りである。
【0019】
【表2】 注1)組成の数字は重量%である。
【0020】実施例4乃至6、比較例4 浸漬処理温度について、温度を変更した以外は、実施例
1と同様の条件によりプラスチックコンテナの浸漬処
理、洗浄処理を行った。洗浄用浸漬処理液の組成及び洗
浄力試験の結果を表−3にまとめて示した。洗浄用浸漬
処理温度に関し本発明の範囲外とし、それ以外は実施例
1と同じ条件で処理し、実験を行った。結果を比較例4
として、表−3にまとめて示した。
【0021】
【表3】 注1)組成の数字は重量%である。
【0022】実施例7乃至15 洗浄用浸漬処理剤組成物に各種の化合物を用いて、実施
例1と同様の条件によりプラスチックコンテナの浸漬処
理、洗浄処理を行った。洗浄用浸漬処理液の組成及び洗
浄力試験の結果を表−4にまとめて示した。
【0023】
【表4】
【0024】実施例16 2液混合型浸漬剤を用いて、A液とB液をそれぞれ1%
づつ含有する浸漬処理液を実施例1と同様の条件により
プラスチックコンテナの浸漬処理及び洗浄処理を行っ
た。洗浄力試験の結果、評価は「5」であった。2液混
合型浸漬剤の組成は次の通りであった。 A液(1液) ソフタノール EP7025 20重量% ソフタノール 50(日本触媒株式会社製) 10重量% プロピレングリコ−ル 60重量% 精製水 バランス B液(2液) 水酸化ナトリウム 20重量% EDTA−4Na 20重量% 精製水 バランス
【0025】実施例17 洗浄用浸漬処理剤として、下記粉体型浸漬剤を1%溶解
した洗浄用浸漬処理液を用いた以外は、実施例1と同様
の条件により、洗浄処理を行った。洗浄力試験の結果、
評価は「5」であった。 粉体型浸漬処理剤 ソフタノール EP5035(日本触媒株式会社製) 10重量% 水酸化ナトリウム 40重量% EDTA−4Na 20重量% 硫酸ナトリウム バランス
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチックコンテナ
表面に、長期の使用によって強固に付着した黒ずみ汚れ
を、除去することができる浸漬処理剤組成物及び、それ
を用いることによりプラスチックコンテナ表面に、長期
の使用によって強固に付着した黒ずみ汚れを除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄方法において、浸漬時間と浸漬温
度の関係を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】プラスチックは、加工しやすく、軽量
で、また見た目にも美しいことから、広く各方面で使用
されている。流通産業でも、各種の運搬方法や運搬手段
が開発され、各種のプラスチック材料としたコンテナ
が、積極的に利用されてきた。この様に利用されるに伴
って、これらの保守管理を進めるためにプラスチックを
洗浄する需要も増加している。配送や貯蔵のために長期
に使用されたプラスチックコンテナの表面に付着した汚
れは、親水性の固体表面(具体的には、ガラスや金属表
面)に付着した汚れと比較して、表面とより強固な付着
力により結び付いており、通常の洗浄剤では除去し難い
ものである。プラスチックコンテナ用に開発された洗浄
剤(特開昭61−296097、61−296098号
公報)は、確かに洗浄剤として効果があるものの、それ
は土埃や食品などの付着した汚れに対してであって、プ
ラスチックコンテナの表面に長期の使用によって付着し
た黒ずみや汚れは殆ど除去することができない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、プラ
スチックコンテナ表面に、長期の使用によって強固に付
着した黒ずみ汚れを、除去するために用いられる洗浄
用浸漬剤組成物及びそれを用いた洗浄方法を提供するこ
とである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の洗浄用浸漬処理剤組成物
には、アルカリ剤が用いられる。アルカリ剤としては、
アルカリ金属の水酸化物及び炭酸塩、及び各種硅酸塩、
アルカノールアミン類などが用いられる。具体的なアル
カリ金属としては、ナトリウムやカリウムを挙げること
ができる。アルカリ金属水酸化物としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどを挙げることができる。ア
ルカリ金属炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムなどを挙げることができる。アルカリ金属硅酸塩と
しては、オルト硅酸ナトリウム、オルト硅酸カリウム、
メタ硅酸ナトリウム、メタ硅酸カリウムなどを挙げるこ
とができる。アルカノールアミン類としては、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノー
ルアミン、トリイソプロパノールアミン等を挙げること
ができる。これらのうちでアルカリ剤としては、水酸化
ナトリウムや水酸化カリウムなどが一般的に用いられ
る。本発明の洗浄用浸漬剤組成物の、アルカリ剤の濃度
は、洗浄用浸漬剤組成物に対して5〜80重量%、好ま
しくは10〜80重量%である。上記濃度に調整しうる
組成物であれば、組成物はいずれの形態でもよい。形態
としては固体状、フレーク状、粉体状、スティック状、
液状、スラリー状などがある。取り扱いやすさからは液
状あるいはスラリー状の浸漬剤組成物の形態にするのが
良い。洗浄用浸漬処理液としては、アルカリ剤を0.0
01〜5重量%、好ましくは0.1〜1重量%含有す
る。この範囲の濃度を越えても、洗浄力の点では格別向
上せず、またこの範囲未満の場合には期待する洗浄力を
得ることができない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明の洗浄用浸漬剤組成物には、キレー
ト剤が用いられる。キレート剤としては、アミノカルボ
ン酸、オキシカルボン酸、ポリマー、縮合リン酸などの
金属塩、特にナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ
金属塩が用いられる。アミノカルボン酸塩としては、具
体的には、アルカリ金属エチレンジアミン4酢酸塩、ア
ルカリ金属ニトリロ3酢酸塩、アルカリ金属ヒドロオキ
シエチルエチレンジアミン3酢酸塩、アルカリ金属ジエ
チレントリアミン5酢酸塩、アルカリ金属トリエチレン
テトラアミン6酢酸塩、アルカリ金属ヒロキシイミノ
2酢酸塩、アルカリ金属ヒドロキシエチルアミノ酢酸
塩、アルカリ金属グリシン、アルカリ金属ジヒドロキシ
エチルグリシン等を挙げることができる。オキシカルボ
ン酸としては、具体的には、グルコン酸、クエン酸、グ
リコール酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸を挙げることがで
きる。ポリマーとしては、具体的には、カルボキシメチ
ルセルローズ、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ア
クリル酸とビニル化合物との共重合体、無水マレイン酸
とビニル化合物との共重合体、無水マレイン酸とエチレ
ンとの共重合体、マレイン酸重合体等のアルカリ金属塩
などを挙げることができる。縮合リン酸塩としては、ア
ルカリ金属ピロリン酸塩、アルカリ金属トリポリリン酸
塩、アルカリ金属ヘキサメタリン酸塩、アルカリ金属ポ
リリン酸塩等を挙げることができる。液状又はスラリー
状とする場合には浸漬処理剤組成物に対して、0〜80
重量%、好ましくは10〜70重量%の範囲で用いられ
る。キレート剤は、洗浄用浸漬処理液として、0〜2重
量%、好ましくは、0.1〜1重量%である。この範囲
未満では期待する効果は得ることができないし、この範
囲を越えて用いても、この範囲のものと比較して格別の
効果を得ることはできない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮野 正一 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 松下 貴男 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルカリ剤と界面活性剤とを含有すること
    を特徴とするプラスッチックコンテナの洗浄用浸漬剤組
    成物。
  2. 【請求項2】アルカリ剤と界面活性剤のほかに、さらに
    キレート剤を含有することを特徴とする請求項1記載の
    プラスチックコンテナの洗浄用浸漬剤組成物。
  3. 【請求項3】アルカリ剤がアルカリ金属水酸化物、界面
    活性剤がHLB10〜14の低起泡性界面活性剤である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の洗浄用浸漬剤
    組成物。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3項記載の洗浄用浸漬剤
    組成物を含有する洗浄用浸漬処理液に、常温又は加熱下
    に、被洗浄物を浸漬した後、自動洗浄機で洗浄すること
    を特徴とする洗浄方法。
JP30739096A 1996-11-01 1996-11-01 プラスチックコンテナの洗浄用浸漬剤組成物及びそれを用いた洗浄方法 Pending JPH10140188A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012087161A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Adeka Corp 硬質表面用液体洗浄剤組成物

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