JPH10143773A - 万引防止装置 - Google Patents

万引防止装置

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JPH10143773A
JPH10143773A JP30297296A JP30297296A JPH10143773A JP H10143773 A JPH10143773 A JP H10143773A JP 30297296 A JP30297296 A JP 30297296A JP 30297296 A JP30297296 A JP 30297296A JP H10143773 A JPH10143773 A JP H10143773A
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JP
Japan
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signal
tag
entrance
shoplifting
antenna
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JP30297296A
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English (en)
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Nobutaka Inoue
信敬 井上
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Maspro Denkoh Corp
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Maspro Denkoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの出入口に設けたアンテナを利用して商
品に付与した共振型タグ及び自鳴式タグの通過を誤動作
なく検出できる万引防止装置を提供する。 【解決手段】 万引防止装置1を、自鳴式タグ8を作動
させるための第1信号と、共振型タグ6検出用の掃引信
号とに異なる周波数を設定し、各信号を同一の出入口に
設けた第1送信アンテナ10及び第2送信アンテナ12
に時分割で出力することにより、各送信アンテナ10,
12から各タグ検出用の電波を放射させる。また、共振
型タグ検出用の掃引信号を受信する受信アンテナ14か
らの受信信号は、受信部40において同期検波し、その
検波信号(差分信号)から共振型タグ6の出入口への進
入(換言すればこのタグを付与した商品の万引)を判定
する。この結果、同一の出入口で各方式のタグを正確に
検出することができ、2つの方式を用いた万引防止シス
テムを容易に構築できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、客が出入りする出
入口に設けたアンテナと商品に付与した万引防止用のタ
グとを利用して商品を盗んだ万引客が出入口を通過する
のを検出する万引防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の万引防止装置として
は、所定周波数の電波を受けて警報音を発生する自鳴式
タグを商品に取り付け、店或は売場の出入口に設けた送
信アンテナから自鳴式タグを作動させるための電波を放
射させることにより、商品を盗んだ万引客が出入口を通
過する際に自鳴式タグを作動させる方式のものと、所定
周波数で共振する共振回路を形成した共振型タグを商品
に取り付け、出入口の両側に設けた一対の送・受信アン
テナを用いて共振型タグの共振周波数に対応した電波を
送・受信することにより、その受信信号の変化から商品
を盗んだ万引客が出入口を通過するのを検出して警報を
発生する方式のものと、の2種類の方式の万引防止装置
が知られている。
【0003】そして、前者の自鳴式タグを利用する万引
防止装置は、万引の検出能力は高いもののタグが高価に
なるため、皮製品,コート,化粧品等の比較的高額な商
品を扱う店や売場で利用され、後者の共振型タグを利用
する万引防止装置は、タグを安価に実現できるため、C
D,ビデオテープ等の比較的安価な商品を大量に扱う店
や売場で利用されている。
【0004】また、スーパーマーケットのように高額商
品から低額商品までの各種商品を大量に扱う大型店で
は、高額商品売場を他の商品売場と区画し、高額商品売
場の出入口には自鳴式タグを作動させるための送信アン
テナ及び万引防止装置を、店の出入口には共振型タグの
通過を検出するための送・受信アンテナ及び万引防止装
置を、夫々、配置するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
各方式のタグを商品に付与して万引防止を図るために商
品の種類に応じて売場を区画していては、店内の見栄え
が悪く、また、各方式の万引防止装置のメンテナンスや
万引監視も煩雑になる。このため、従来より、上記2種
類の方式の万引防止装置を一箇所にまとめ、一つの出入
口に設けたアンテナを用いて各方式のタグを付与した商
品の万引を検出できるようにすることが望まれていた。
【0006】しかし、一つの出入口に上記各方式用のア
ンテナを配置して、各方式の万引防止装置をそのまま動
作させると、送信アンテナから送信した各方式用の電波
が干渉しあって、共振型タグの通過を検出する万引防止
装置が誤動作することがあった。そして、このように誤
動作すると、そのとき出入口を通過している客が万引の
疑いをかけられてしまうことになり、延いては店の信用
をなくすことになるので、各方式の万引防止装置を単に
まとめるだけでは、上記要望に応えることができなかっ
た。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、一つの出入口に設けたアンテナを利用して商
品に付与した共振型タグ及び自鳴式タグの通過を誤動作
なく検出できる万引防止装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、客が出入りする
出入口に設けたアンテナと、商品に付与した万引防止用
のタグとを利用して、前記商品を盗んだ万引客が前記出
入口を通過するのを検出する万引防止装置であって、商
品に付与され所定周波数の電波を受けて警報音を発生す
る自鳴式タグから警報音を発生させるための第1信号を
発生する第1信号発生手段と、該第1信号発生手段が発
生した第1信号を前記出入口付近に設けられた第1送信
アンテナに出力して、該第1送信アンテナから前記出入
口に電波を放射させる第1送信手段と、前記第1信号と
は異なる所定周波数帯で変化し、商品に付与される共振
型タグに形成された共振回路を共振させるための掃引信
号を発生する掃引信号発生手段と、該掃引信号発生手段
が発生した掃引信号を前記出入口の片側に設けられた第
2送信アンテナに出力して、該第2送信アンテナから、
前記出入口の他方の側に設けられた受信アンテナに向け
て電波を放射させる第2送信手段と、前記受信アンテナ
からの受信信号を検波する受信手段と、該受信手段から
の出力信号に基づき、前記出入口内に前記共振型タグが
進入したか否かを判定し、該共振型タグの進入を判定す
ると、所定の警報装置から警報を発生させる判定手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0009】このように構成された本発明の万引防止装
置においては、第1信号発生手段が、自鳴式タグから警
報音を発生させるための第1信号を発生し、第1送信手
段が、この第1信号を第1送信アンテナに出力して、第
1送信アンテナから出入口に電波を放射させる。また、
掃引信号発生手段が、共振型タグに形成された共振回路
を共振させるための掃引信号を発生し、第2送信手段
が、この掃引信号を出入口の片側に設けられた第2送信
アンテナに出力して、第2送信アンテナから出入口の他
方の側に設けられた受信アンテナに向けて電波を放射さ
せる。そして、受信手段が、その受信アンテナからの受
信信号を検波し、判定手段が、受信手段からの出力信号
に基づき、出入口内に共振型タグが進入したか否かを判
定し、共振型タグの進入を判定すると所定の警報装置か
ら警報を発生させる。
【0010】つまり、本発明の万引防止装置において
は、第1信号発生手段と第1送信手段とにより、自鳴式
タグを用いて万引を防止する万引防止装置としての機能
が実現され、掃引信号発生手段と第2送信手段と受信手
段と判定手段とにより、共振型タグを用いて万引を検出
する万引防止装置としての機能が実現される。
【0011】そして、本発明では、自鳴式タグを付与し
た商品の万引を検出するために第1送信アンテナから電
波を放射させる第1信号の周波数と、共振型タグを共振
させて受信アンテナからの受信信号の変化から共振型タ
グを付与した商品の万引を検出するために第2送信アン
テナから電波を放射させる掃引信号の周波数とが、夫
々、異なる周波数に設定されていることから、各送信ア
ンテナからの電波が相互に干渉して、判定手段が出入口
への共振型タグの進入を誤判定するのを防止できる。
【0012】従って、本発明によれば、同一の出入口に
上記各アンテナを配置することによって、一つの出入口
にて、自鳴式タグを付与した商品及び共振型タグを付与
した商品を盗んだ万引客の通過を、夫々検出することが
できるようになる。このため、従来のように、商品に付
与したタグの種類に応じて、アンテナを配置する出入口
を個々に設定する必要はなく、万引の監視及び装置のメ
ンテナンスを簡単に行なうことができるようになる。ま
た、商品の種類に応じて万引監視のための出入口(通
路)を設けるために売場を区画する必要がないので、大
型店等において万引防止システムを構築する際の費用を
低減することができ、また売場の区画によって店内の見
栄えが悪くなるのも防止できる。
【0013】また次に請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の万引防止装置において、前記第1信号発生手
段と前記掃引信号発生手段とを時分割で動作させて、前
記第1送信アンテナ及び第2送信アンテナから交互に電
波を放射させる送信制御手段を設けたことを特徴とす
る。
【0014】つまり、上記のように、自鳴式タグを作動
させるために第1送信アンテナから放射させる電波の周
波数(第1信号の周波数)と、共振型タグを用いて万引
検出を行なうために第2送信アンテナから放射させる電
波の周波数(掃引信号の周波数)とを異なる周波数に設
定した場合、各送信アンテナから放射された電波が干渉
するのを防止できるが、各信号用に設定した周波数によ
っては、一方の信号の高調波成分が他の信号に影響を与
えて、装置が誤動作することも考えられる。
【0015】そこで、請求項2に記載の万引防止装置に
おいては、こうした電波干渉による誤動作をより確実に
防止するために、第1信号発生手段と掃引信号発生手段
とを時分割で動作させて、各送信アンテナから時分割で
交互に電波を放射させるようにしている。この結果、本
発明(請求項2)の万引防止装置によれば、各送信アン
テナからの電波が干渉して装置が誤動作するのを、より
確実に防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図1を用
いて説明する。本実施例の万引防止装置1は、スーパー
マーケット等の大型店の出入口の片側に配置された第1
送信アンテナ10から、自鳴式タグ8を作動(鳴動)さ
せるのに必要な所定周波数(例えば22kHz)の電波
を放射させて、自鳴式タグ8を付与した商品を盗んだ万
引客が店外に出るのを検出すると共に、第1送信アンテ
ナ10が配置された出入口と同一の出入口の左右両側に
配置された一対の送・受信アンテナ(第2送信アンテナ
12及び受信アンテナ14)により、共振型タグ6の共
振周波数に対応した所定周波数帯(例えば7.4〜8.
9MHz)の電波を送・受信させ、そのとき受信アンテ
ナ14から出力される受信信号に基づき、共振型タグ6
を付与した商品を盗んだ万引客が店外に出るのを検出す
るためのものであり、従来より知られている前述の2つ
の方式の万引防止装置の機能を共に有するものである。
【0017】そして、本実施例の万引防止装置1におい
て使用される各アンテナ10,12,14は、夫々、ル
ープアンテナからなり、第1送信アンテナ10及び第2
送信アンテナ12は出入口の片側に立設された平板状の
アンテナパネル2に、受信アンテナ14は出入口のもう
一方の側に立設された平板状のアンテナパネル4に、夫
々、形成されている。また各アンテナパネル2,4は、
各アンテナ10,12,14の電波の放射方向が出入口
の内側を向き、しかも受信アンテナ14が第2送信アン
テナ12からの電波を損失なく受信できるように、各ア
ンテナ10,12,14が形成されたパネル面が出入口
を挟んで互いに対向するように配置されている。
【0018】なお、図に示すように、第1送信アンテナ
10は、アンテナパネル2の周縁部分にコイル状に形成
したループアンテナから構成され、第2送信アンテナ1
2は、ループを2回交差させることにより3つの小ルー
プを形成したループアンテナから構成され、受信アンテ
ナ14は、ループを1回交差させることにより2つの小
ループを形成したループアンテナから構成されるが、こ
うしたループアンテナについては、本願出願人が出願し
た特開平8−162837号公報,特開平8−2229
35号公報等に詳しく説明されているので、その動作や
構成の詳細は説明を省略する。
【0019】次に、本実施例の万引防止装置1は、第1
送信アンテナ10に自鳴式タグ8を動作させるための第
1信号(周波数22kHz)を出力して、第1送信アン
テナ10から第1信号に対応した電波を放射させる第1
送信手段としての出力レベル制御回路32、共振型タグ
6を検出するための掃引信号(周波数が7.4〜8.9
MHzの間で変化する信号)を発生する掃引信号発生手
段としての掃引発振回路34、掃引発振回路34からの
掃引信号を2系統に分配する分配回路36、分配回路3
6で分配された一方の掃引信号を増幅して第2送信アン
テナ12に出力することにより、第2送信アンテナ12
から掃引信号に対応した電波を放射させる第2送信手段
としての増幅回路38、受信アンテナ14からの受信信
号を分配回路36で分配された他方の掃引信号を用いて
同期検波する受信手段としての受信部40、及び、出力
レベル制御回路32に第1信号を加えたり、掃引発振回
路34を動作させると共に、受信部40からの信号に基
づき出入口への共振型タグ6の進入を検出して警報を発
生させるマイクロコンピュータ30、を備える。
【0020】ここで、マイクロコンピュータ30は、出
力レベル制御回路32に第1信号(22kHz信号)を
出力して出力レベル制御回路32から所定レベルの第1
信号を第1送信アンテナ10に出力させる第1信号発生
手段としての機能を実現するために、信号発生部30a
を備える。
【0021】また、掃引発振回路34は、ダイレクト・
デジタル波形合成用のIC(所謂DDS)からなり、マ
イクロコンピュータ30から出力される7.4〜8.9
MHzの周波数データを受けて掃引信号を発生する。一
方、受信部40は、受信アンテナ14からの受信信号を
増幅する増幅回路42と、分配回路36を介して入力さ
れた掃引信号の位相を調整して、掃引信号の位相を、分
配回路36にて分配された他方の掃引信号が増幅回路3
8,第2送信アンテナ12,受信アンテナ14,増幅回
路42を介して入力される受信信号の本来の位相に対応
させる位相調整回路44と、増幅回路42から入力され
る受信信号を位相調整回路44にて位相調整された掃引
信号を用いて同期検波し、各信号の位相差に応じた差分
信号を発生する検波回路46と、検波回路46からの出
力信号の中からノイズ成分を除去するフィルタ回路48
と、フィルタ回路48を通過した信号をデジタル信号に
変換して、マイクロコンピュータ30に入力するA/D
変換回路50とから構成されている。
【0022】そして、マイクロコンピュータ30内に
は、このA/D変換回路50を介して入力された同期検
波後の差分信号から、出入口に共振型タグ6が進入した
か否かを判断する、判定手段としての判別部30cが設
けられ、この判別部30cにより出入口への共振型タグ
6の進入が判定されると、制御部30bが、ブザー制御
回路52を介して警報音発生用のブザー54を鳴動させ
ると共に、ランプ用電源回路56にランプON/OFF
信号を出力して、ランプ用電源回路56からアンテナパ
ネル2に設けられたランプ点滅回路2aに電源を周期的
に供給させ、ランプ点滅回路2aに設けられた警報用ラ
ンプを点滅させる。
【0023】なお、前述したマイクロコンピュータ30
内の信号発生部30a,制御部30b,及び判別部30
cは、実際には、マイクロコンピュータ30を構成する
CPUがメモリに予め設定された制御プログラムを実行
することにより実現されるものであり、図では、この機
能を判りやすくするために、各機能を機能ブロックで表
わしている。そして、制御部30bは、単に警報を発す
るだけでなく、掃引発振回路34への周波数データの出
力も行なう機能ブロックを表わす。
【0024】また、制御部30bは、信号発生部30a
から出力レベル制御回路32への第1信号(22kHz
信号)の出力と、掃引発振回路34への周波数データの
出力とを、予め設定された所定時間毎に交互に実行させ
ることにより、第1送信アンテナ10及び第2送信アン
テナ12からの電波の放射を時分割に実行させる、送信
制御手段としての処理も実行する。具体的には、マイク
ロコンピュータ30の内部クロックをカウントすること
により、所定時間(例えば約8msec.)の経過を計時
し、この時間を計時する度に、出力レベル制御回路32
への第1信号の出力動作と、掃引発振回路34への周波
数データの出力動作とを交互に切り換えることにより、
各送信アンテナ10,12からの電波の放射を時分割で
行なう。
【0025】そして、本実施例の万引防止装置1は、上
記各部が一つの筐体内に組み込まれ、アンテナパネル
2,4が配置された出入口近傍に配置される。以上のよ
うに本実施例の万引防止装置1は、同一の出入口に設け
た第1送信アンテナ10と第2送信アンテナ12とを用
いて、同一の出入口内に自鳴式タグ8及び共振型タグ6
検出用の電波を放射させるが、これら各送信アンテナ1
0,12に出力する第1信号及び掃引信号の周波数を異
なる周波数に設定し、しかも各送信アンテナ10,12
からの電波の放射を時分割で行なうように構成されてい
る。このため、各送信アンテナ10,12から放射され
た電波が干渉するようなことはなく、共振型タグ6を付
与した商品を盗んだ万引客が出入口を通過する際には、
その旨を正確に検出して、ブザー54からの警報音及び
ランプ点滅回路2aによるランプの点滅により警報を発
することができ、また、自鳴式タグ8を付与した商品を
盗んだ万引客が出入口を通過する際には、自鳴式タグ8
を確実に動作させることができる。
【0026】従って、本実施例の万引防止装置1によれ
ば、従来のように、商品に付与したタグの種類に応じ
て、アンテナを配置する万引監視用の出入口を個々に設
定する必要はなく、万引の監視及び装置のメンテナンス
を簡単に行なうことができるようになる。また、商品の
種類に応じて万引監視用の出入口(通路)を設けるため
に、店内の売場を区画する必要がないので、大型店にお
いて万引防止システムを構築する際の費用を低減するこ
とができ、また売場の区画によって店内の見栄えが悪く
なるのも防止できる。
【0027】また特に本実施例では、受信部40とし
て、受信アンテナ14からの受信信号を、その信号の送
信に用いた掃引信号により同期検波するよう構成してお
り、受信信号と掃引信号との位相差に対応した差分信号
から、共振型タグ6の有無を検出するため、出入口を開
閉する自動扉を駆動するモータ等、他の電磁波発生源か
ら放射されたノイズの影響を受けることもなく、共振型
タグ6を誤検出する確率をより低減することができる。
【0028】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例で
は、各送信アンテナ10,12からの万引防止用電波の
放射を時分割で行なうものとして説明したが、各送信ア
ンテナ10,12から電波を放射させる第1信号及び掃
引信号の周波数を互いに異なる周波数に設定しているこ
とから、各電波の干渉によってタグを誤検出するのを抑
制できる。従って、各送信アンテナ10,12からの電
波の放射は、必ずしも時分割で行なう必要はなく、各送
信アンテナ10,12から常時連続的に電波を放射させ
るようにしてもよい。特に、上記実施例のように、受信
部40を同期検波回路にて構成した場合には、共振型タ
グ6の検出精度を向上できるので、、各送信アンテナ1
0,12から常時連続的に電波を放射させても、共振型
タグ6を誤検出する確率を低く抑えることができる。
【0029】また上記実施例では、警報用のランプを点
滅させるランプ点滅回路2aは、アンテナパネル2に設
けられ、警報音を発生するブザー54やこれを駆動する
ブザー制御回路52は、送受信用の回路と共に筐体内に
組み込まれるものとして説明したが、ランプ点滅回路2
aやブザー54及びブザー制御回路52は、例えば、万
引監視用のモニタを設置した警備員室等、必要な場所に
適宜配置するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の万引防止装置全体の構成を表わすブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…万引防止装置 2,4…アンテナパネル 6…
共振型タグ 8…自鳴式タグ 10…第1送信アンテナ 12…
第2送信アンテナ 14…受信アンテナ 30…マイクロコンピュータ 32…出力レベル制御回路 34…掃引発振回路
36…分配回路 38…増幅回路 40…受信部 46…検波回路
(同期検波) 2a…ランプ点滅回路 54…ブザー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客が出入りする出入口に設けたアンテナ
    と、商品に付与した万引防止用のタグとを利用して、前
    記商品を盗んだ万引客が前記出入口を通過するのを検出
    する万引防止装置であって、 商品に付与され所定周波数の電波を受けて警報音を発生
    する自鳴式タグから警報音を発生させるための第1信号
    を発生する第1信号発生手段と、 該第1信号発生手段が発生した第1信号を前記出入口付
    近に設けられた第1送信アンテナに出力して、該第1送
    信アンテナから前記出入口に電波を放射させる第1送信
    手段と、 前記第1信号とは異なる所定周波数帯で変化し、商品に
    付与される共振型タグに形成された共振回路を共振させ
    るための掃引信号を発生する掃引信号発生手段と、 該掃引信号発生手段が発生した掃引信号を前記出入口の
    片側に設けられた第2送信アンテナに出力して、該第2
    送信アンテナから、前記出入口の他方の側に設けられた
    受信アンテナに向けて電波を放射させる第2送信手段
    と、 前記受信アンテナからの受信信号を検波する受信手段
    と、 該受信手段からの出力信号に基づき、前記出入口内に前
    記共振型タグが進入したか否かを判定し、該共振型タグ
    の進入を判定すると、所定の警報装置から警報を発生さ
    せる判定手段と、 を備えたことを特徴とする万引防止装置。
  2. 【請求項2】 前記第1信号発生手段と前記掃引信号発
    生手段とを時分割で動作させて、前記第1送信アンテナ
    及び第2送信アンテナから交互に電波を放射させる送信
    制御手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の万
    引防止装置。
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