JPH10143804A - サーボagc回路及び同回路を持つデータ記録再生装置 - Google Patents

サーボagc回路及び同回路を持つデータ記録再生装置

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JPH10143804A
JPH10143804A JP29526296A JP29526296A JPH10143804A JP H10143804 A JPH10143804 A JP H10143804A JP 29526296 A JP29526296 A JP 29526296A JP 29526296 A JP29526296 A JP 29526296A JP H10143804 A JPH10143804 A JP H10143804A
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servo
gain
charge pump
area
head
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JP29526296A
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Akibumi Okazaki
晃文 岡崎
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーボエリアにサーマルアスペリティが発生し
ても、後続サーボエリアから読み取られた信号の振幅を
速やかに目標レベルに安定化できるようにする。 【解決手段】サーボエリアでサーマルアスペリティ(T
A)が発生した場合に、次のサーボエリアの開始部でフ
ァーストリカバリオン信号FRONを生成し、当該信号
FRONをサーボAGC回路内のチャージポンプ514
の所定の制御端子514aに入力して、その際にチャー
ジポンプ514に設定されているチャージポンプゲイン
を定数倍させることで、AGCコントロール電圧VAGC
を速やかに上昇させて、VGA511のゲインを短時間
で正常値に回復させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクからのデ
ータ再生にMR(Magnet Resistive)ヘッドを用いたデ
ータ記録再生装置に好適なサーボAGC(Automatic Ga
in Control)回路及び同回路を持つデータ記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドによりデータの記録差再生を行う
データ記録再生装置、例えば磁気ディスク装置では、記
録媒体としてのディスクに記録されたサーボデータに基
づいて当該ディスク上の指定位置にヘッドをシーク・位
置決め制御する、いわゆるセクタサーボ方式の位置決め
制御を適用するのが一般的である。
【0003】サーボデータが記録されるディスク上の領
域はサーボエリアと呼ばれる。サーボエリアは、ディス
ク上では中心から各トラックを渡って放射状に一定間隔
で配置されている。サーボエリアには、信号の振幅を安
定化するために用いられる一定の周波数のデータ(サー
ボAGCパターン)、サーボエリアリアであることを検
出(識別)するのに用いられる、当該サーボエリアに固
有のパターンであるサーボエリア識別パターン、シリン
ダ番号(シリンダアドレス)を示すシリンダパターン、
及び位置情報(シリンダデータの示すシリンダ内の位置
誤差)を波形の振幅で示すためのデータであるバースト
データ(バーストパターン)等が記録されている。サー
ボエリア間は、複数のデータセクタが配置されるデータ
エリア(ユーザエリア)をなしている。
【0004】さて、この種の磁気ディスク装置は、ヘッ
ドによりディスクから読み取られた信号、特にサーボエ
リアの信号(サーボデータ)の振幅が、ヘッド出力の大
小にかかわらずに一定となるように、当該信号の振幅を
サーボAGCパターンに基づいて調整するサーボAGC
回路が設けられている。
【0005】このサーボAGC回路の従来の構成を図1
3に示す。図13において、ゲイン可変可能なアンプで
あるVGA(Variable Gain Amplifier )131は、デ
ィスクからヘッドにより読み取られてヘッドアンプにて
増幅されたアナログ信号(アナログデータ入力)の振幅
をAGCコントロール電圧VAGC で決まるゲインで増幅
する。フィルタ132は、VGA131の出力(VGA
出力)の所定の帯域のみを通過させる。これにより、V
GA131の出力からのノイズ成分の除去と波形整形が
なされる。ピーク振幅検出回路133は、フィルタ13
2の出力の例えば全波整流波形の出力電圧のピーク値
(ピーク振幅電圧)を検出し、その検出レベルに応じた
DC的な電圧値を出力する。なお、ピーク振幅の検出で
はなくて、全波整流波形内の領域を積分し、その積分値
に応じたDC的な電圧値を出力するエリアディテクト方
式を適用するAGC回路もある。
【0006】ピーク振幅検出回路133の出力はチャー
ジポンプ134に与えられる。このチャージポンプ13
4には、(AGCの目標レベルに対応する)基準電圧発
生器135の出力(VREF )も与えられる。チャージポ
ンプ134は、ピーク振幅検出回路133の出力と基準
電圧発生器135の出力VREF との差分電圧を電流値
(正または負の値)に変換する。この電流値は、同じ差
分電圧でも、チャージポンプ134に対して設定されて
いるゲインにより異なる。通常、磁気ディスク装置に
は、チャージポンプ134のゲインを設定可能な複数の
レジスタが用意されており、そのうちの1つがCPUか
らのゲイン切替信号(ゲイン切替情報)により選択指定
可能なようになっている。
【0007】チャージポンプ134は、上記差分電圧を
電流値に変換すると、その電流値の電流を、VGA13
1のAGCコントロール電圧VAGC の決定用のコンデン
サ135から引き込む、或いはコンデンサ136に流し
込む。これにより、AGCコントロール電圧VAGC が可
変され、VGA131のゲインが上げ下げされる。この
動作は、ヘッドアンプにより増幅されたアナログ信号
(アナログデータ入力)のうち、サーボデータ中のサー
ボAGCパターンに対応する期間(但し、サーボAGC
パターンの終端側の期間を除く)、具体的にはAGC
HOLD信号がOFFの期間(引き込み領域の期間)行
われる。即ちチャージポンプ134は、AGC HOL
D信号がOFFの期間、ピーク振幅検出回路133の出
力に応じてVGA131のゲインを可変する。ここで可
変されたゲインは、次のAGC HOLD信号がONの
期間(AGC HOLD期間)保持される。
【0008】この磁気ディスク装置のサーボAGC回路
のチャージポンプ134の特性は、一般に用いられてい
るものとは大きく異なる。この大きく異なる点は、サー
ボAGC回路のゲイン(VGA131のゲイン)を上げ
るときと下げるときとで、そのゲインが大きく相違する
ことである。
【0009】このゲインが異なる理由は、磁気ディスク
装置の製造直後でデータエリアに何も書かれていない状
態でも正常に動作させるためである。この図13に示し
たサーボAGC回路の特性を図14に示す。図14から
明らかなように、サーボAGC回路の特性は、VGA1
31のゲインを上げるときには応答が遅く(応答時間T
2 は長く)、その逆にゲインを下げるときには応答が早
く(応答時間T1 は短く)なっている。
【0010】ところで近年の磁気ディスク装置では、高
記録密度化を実現するために、MR(Magnet Resistiv
e)ヘッドと呼ばれる新しいタイプの読み出し専用ヘッ
ドが出現し、このMRヘッドを使いこなすことが必要不
可欠となってきている。
【0011】しかし、MRヘッドは、従来主流であった
MIG(Metal In Gap)ヘッドや薄膜ヘッドとは特性が
かなり異なり、サーマルアスペリティ(TA)と呼ばれ
る特有の問題を抱えている。このサーマルアスペリティ
は、MRヘッド(MR素子)がディスク(メディア)の
突起物に接触した場合に熱が発生し、当該MRヘッドの
抵抗値が変化することにより起きるもので、ディスクか
らMRヘッドにより読み取られた信号(リード信号)の
波形(再生波形)がDC的に変化する現象をいう。
【0012】もし、サーボエリアでサーマルアスペリテ
ィが発生すると、上述したサーボAGC回路の特性が大
きな問題になる。これについて、サーボエリアにサーマ
ルアスペリティが発生した場合を例に、図15に示す動
作タイミングチャートを参照して説明する。
【0013】まず、図15において符号151で示すよ
うに、サーボエリアにサーマルアスペリティ(以下、T
Aと称する)が発生すると、図13のサーボAGC回路
では、上記のAGCの特性により、チャージポンプ13
4が電流を引き込んでAGCコントロール電圧VAGC を
下げることで、VGA131のゲインを下げようと動作
する。このゲインを下げる動作は、上げるのに比べて高
速に行われるため、一度下がったゲインはTAがなくな
った後も正常状態にはなかなか戻らない。したがって、
TAによる波形歪み(アナログデータ入力のTAによる
波形歪み)が大きい場合には、AGCコントロール電圧
VAGC が高速に且つ大幅に下げられることから、図15
のタイミングチャートの例のように、後続のサーボエリ
ア(TAが発生したサーボエリアの次のサーボエリア)
のサーボデータの振幅は、目標とする振幅(AGCの目
標レベル)に到達せず、正常にリードできなくなってし
まう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、MR
ヘッドを用いた、磁気ディスク装置に代表される従来の
データ記録再生装置では、サーボエリアにサーマルアス
ペリティ(TA)が発生すると、サーボAGC回路の特
性により直ちにゲインが下げられるが、ゲインを上げる
方向には高速に対応できないため、TAが発生したサー
ボエリアのデータだけでなく、後続のサーボエリアのデ
ータも正常にリードできなくなるという問題があった。
【0015】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、サーボエリアにサーマルアスペリティ
(TA)が発生しても、後続のサーボエリアから読み取
られた信号の振幅を速やかに目標レベルに安定化するこ
とができ、もって後続のサーボエリアのデータを正常に
リードすることができるサーボAGC回路及び同回路を
持つデータ記録再生装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーボエリア
でTA(サーマルアスペリティ)が発生した場合に、当
該サーボエリアの次のサーボエリアの開始位置のタイミ
ングより予め定められた一定期間(T3 )だけ第1の論
理状態となる特定信号を、サーボAGC回路内のチャー
ジポンプが持つ制御端子、具体的には第1の論理状態に
設定されている期間だけ当該第1の論理状態とは異なる
第2の論理状態のときよりチャージポンプゲインを上げ
ることが指定されるな制御端子に接続するようにしたこ
とを特徴とする。
【0017】このような構成においては、サーボエリア
でTA(サーマルアスペリティ)が発生した場合に、そ
の直後のサーボエリアの開始位置のタイミングより予め
定められた一定期間(T3 )だけ、即ちサーボAGCの
引き込み領域の先頭の一定期間だけ、チャージポンプの
ゲイン(チャージポンプゲイン)が、その際の設定ゲイ
ンを例えば所定数倍することで上げられるため、ゲイン
可変アンプ(VGA)のゲインを短時間で正常値に回復
させることが可能となる。この結果、TAが発生したサ
ーボエリアに後続するサーボエリアから読み取られた信
号の振幅を速やかに目標レベルに安定化することができ
るようになり、後続のサーボエリアのデータを正常にリ
ードすることができる。
【0018】また本発明は、サーボAGC回路のチャー
ジポンプが、上記の制御端子(第1の制御端子と称す
る)の他に、チャージポンプゲインの切替設定が可能な
第2の制御端子を有していることに着目し、MRヘッド
を持つ再生記録分離型ヘッドをディスク上のサーボデー
タが記録されていないゾーンからサーボデータが記録さ
れているゾーンの所定位置にシークさせるファーストシ
ーク時には、CPU等の制御手段が、上記MRヘッドに
よりサーボエリアが正常に検出されたか否かを監視し
て、サーボエリアが正常に検出されるまでの間は、チャ
ージポンプの第2の制御端子を介して当該チャージポン
プに対して高チャージポンプゲイン(G1 )を切替設定
し、サーボエリアが正常に検出された後は上記第2の制
御端子を介してチャージポンプに対して上記高チャージ
ポンプゲイン(G1 )より低い低チャージポンプゲイン
(G2 )を切替設定する構成とすると共に、サーボエリ
アでTAが発生した場合には、当該サーボエリアの次の
サーボエリアの開始位置のタイミングより予め定められ
た一定期間(T3 )だけ第1の論理状態となる特定信号
が、チャージポンプの上記第1の制御端子に与えられる
構成としたことを特徴とする。
【0019】このような構成においては、ファーストシ
ークを行っている状態で、サーボエリアが正常に検出さ
れていない場合、即ちサーボゲートが正常に生成されて
いない場合には、チャージポンプのゲインが通常より上
げられる。これにより、サーボデータが記録されていな
いゾーンからサーボデータが記録されているゾーンにヘ
ッドが入った場合に、ヘッドにより読み取られた最初の
サーボデータ信号の振幅の不安定状態を速やかに目標レ
ベルに安定化することが可能となる。
【0020】そして、このサーボデータ信号をもとにサ
ーボエリアが正常に検出されると、即ちサーボゲートが
正常に生成されると、チャージポンプのゲインがノイズ
の影響、エンベロープの影響を最小限に抑えるのに最適
となる通常のゲイン(G2 )に切り替えられる。したが
ってサーボAGC回路ではサーボエリアのデータのリー
ドに最も安定したゲインでのAGC動作が可能となる。
【0021】この通常のチャージポンプゲイン(G2 )
では、従来のサーボAGC回路であれば、サーボエリア
でTAが発生した場合には、サーボAGC回路(中のV
GA)のゲインが大きく下げられた際に、次のサーボエ
リアで元の状態に速やかに回復することができず、その
サーボエリアのデータを正常にリードできなくなる。
【0022】しかし上記の構成においては、サーボエリ
アでTAが発生した場合に、その直後のサーボエリアの
開始位置のタイミングより予め定められた一定期間(T
3 )だけ、チャージポンプのゲインが、その際の設定ゲ
インを例えば所定数倍することで上げられるため、サー
ボAGC回路内のゲイン可変アンプ(VGA)のゲイン
を短時間で正常値に回復させることが可能となり、上記
次のサーボエリアのデータを正常にリードできる。
【0023】また本発明は、サーボエリアでサーマルア
スペリティが発生した場合に、当該サーボエリアの次の
サーボエリアの開始位置のタイミングより予め定められ
た一定期間(T3 )だけ、ゲイン強制設定手段、例えば
チャージポンプによる電流引き込み/流し込みの対象と
なるコンデンサのチャージまたはディスチャージ用のス
イッチを起動することで、サーボAGC回路内のゲイン
可変アンプ(VGA)のゲインをチャージポンプに独立
に強制的に上げて、上記一定期間経過後のチャージポン
プでの制御が当該ゲイン可変アンプのゲインを下げる方
向に行われるようにすることを特徴とする。
【0024】このような構成においては、サーボエリア
でTAが発生した場合に、その直後のサーボエリアの次
のサーボエリアの開始位置のタイミングより予め定めら
れた一定期間(T3 )だけ、サーボAGC回路内のゲイ
ン可変アンプ(VGA)のゲインが急速に上げられ、サ
ーボAGC回路内のゲイン可変アンプの出力(VGA出
力)を一旦目標レベルよりも高くして、必ず応答が早い
方向から(即ちゲインを下げる方向から)AGCがかけ
られるようになる。したがって、VGA出力を直ちに目
標レベルまで下げることができ、TAが発生したサーボ
エリアの次のサーボエリアのデータを正常にリードする
ことが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【0026】図1において、100は記録媒体(メディ
ア)としてのディスク(磁気ディスク)である。ディス
ク100の例えば両面には同心円状の多数のトラックが
形成され、各トラックには、位置決め制御等に用いられ
るサーボデータが記録された複数のサーボエリアが各ト
ラックに渡って中心から放射状に等間隔で配置されてい
る。サーボエリア間は複数のデータセクタからなるデー
タエリアとなっている。
【0027】各サーボエリアには、図2に示すように、
信号の振幅を安定化するのに用いられる一定の周波数の
データ(サーボAGCパターン)21、当該サーボエリ
アに固有のパターンである(ダイビットと称される)サ
ーボエリア識別パターン22、シリンダ番号(シリンダ
アドレス)を示すシリンダパターン23、及び位置情報
(シリンダデータの示すシリンダ内の位置誤差)を波形
の振幅で示すためのデータであるバーストデータ(バー
ストパターン)24等(からなるサーボデータ)が記録
されている。
【0028】再生記録分離型(複合型)のヘッド200
は、ディスク100の各データ面に対応してそれぞれ設
けられており(図では、ディスク100の下側のデータ
面に対応して設けられるヘッドについては省略されてい
る)、記録ヘッドと、読み出し専用ヘッドとしてのMR
ヘッド(いずれも図示せず)とを備えている。
【0029】ディスク100はスピンドルモータ101
により高速回転する。ヘッド200は、キャリッジ20
1と称するヘッド移動機構に保持されており、当該キャ
リッジ201がボイスコイルモータ202により駆動さ
れることで、ディスク100の半径方向に移動される。
【0030】さて、磁気ディスク装置を制御する制御回
路は、主として、CPU1と、ROM2と、RAM3
と、ディスクコントローラ(HDC)4と、FRON生
成回路(ファーストリカバリオン信号生成回路)53が
付加されたR/W回路(リード/ライト回路)5と、サ
ーボコントロール回路6と、スピンドルモータコントロ
ール回路7と、ヘッドIC8とから構成される。
【0031】CPU1は、ROM2に記憶されている制
御プログラムに従って磁気ディスク装置全体の制御を行
う。ROM2はCPU1の制御プログラム等を予め記憶
しておくのに用いられる。
【0032】RAM3は、ホスト装置(図示せず)並び
にR/W回路5からHDC4に送られてきたデータを一
時記憶するバッファメモリ、及びCPU1のワークメモ
リ等として用いられる。
【0033】HDC4は、ホスト装置側と磁気ディスク
装置間のインタフェースを司る。R/W回路5は、主と
して、HDC4から送られてくるデータを磁気記録に適
した形に変調し、またヘッドIC8内のヘッドアンプ8
1から送られてくるデータを復調するための例えば1チ
ップ化された集積回路(リード/ライトIC)である。
【0034】R/W回路5は、ヘッド200により読み
取られてヘッドIC8内のヘッドアンプ81により増幅
されたサーボエリアの信号(サーボデータ)の振幅が、
ヘッド出力の大小にかかわらずに一定となるように、当
該信号の振幅を調整するサーボAGC回路51と、この
サーボAGC回路51の出力信号からサーボエリアで発
生するTA(サーマルアスペリティ)を検出するTA検
出回路(サーマルアスペリティ検出回路)52を有す
る。
【0035】この他、R/W回路5は、サーボAGC回
路51の出力信号からデータを復調するためのデータチ
ャネル、同じくサーボデータ中のバーストデータ等を抽
出するためのサーボ回路(いずれも図示せず)を有す
る。
【0036】R/W回路5には、FRON生成回路53
が付加されている。このFRON生成回路53は、R/
W回路5中のTA検出回路52のTA検出出力(TA検
出信号)TADに応じて、次のサーボエリアのタイミン
グでファースト(Fast) リカバリオン信号FRONを生
成出力するタイミング回路であり、例えばゲートアレイ
(GA)を用いて構成される。このファーストリカバリ
オン信号FRONは、後述するようにサーボAGC回路
51のゲインを上げるために用いられる。
【0037】サーボコントロール回路6は、CPU1か
らの指示により、ヘッド200を指定されたシリンダへ
シーク・位置決め制御する。スピンドルモータコントロ
ール回路7は、スピンドルモータ101の起動/停止
と、回転速度とをCPU1からの指示によりコントロー
ルする。
【0038】ヘッドIC8は、例えばフレキシブルプリ
ント配線板(FPC)に実装されており、ヘッド200
により読み取られた信号を増幅するヘッドアンプ81を
有する。またヘッドIC8は、R/W回路5から送られ
てくる書き込みデータに従いヘッド200にライト信号
(ライト電流)を出力するライトドライバ(図示せず)
も有する。
【0039】図3はサーボAGC回路51の構成を示
す。このサーボAGC回路51は、(図13中のVGA
131、フィルタ132、ピーク振幅検出回路133、
チャージポンプ134、基準電圧発生器135、コンデ
ンサ136と同様の)VGA511、フィルタ512、
ピーク振幅検出回路513、チャージポンプ514、基
準電圧発生器515、コンデンサ516から構成され
る。
【0040】チャージポンプ514は、当該チャージポ
ンプ514に設定されているゲイン(チャージポンプゲ
イン)を変更すること(ここでは、定数倍すること)が
指定可能な制御端子514aを有している。このチャー
ジポンプ514に設定されているゲインは、ピーク振幅
検出回路133の出力と基準電圧発生器135の出力V
REF との差分電圧に応じてチャージポンプ514からコ
ンデンサ516に流し込む電流と、コンデンサ516か
らチャージポンプ514に引き込む電流を決定するため
のもので、複数のレジスタ(図示せず)に設定されてい
るチャージポンプゲインの中からCPU1による選択指
定に応じてチャージポンプ514に選択的に読み込まれ
るものである。
【0041】図3のサーボAGC回路51が、図13の
従来のサーボAGC回路と異なる点は、図13のサーボ
AGC回路では有していたスイッチ(137)を持たな
いことと、チャージポンプ514の制御端子514a
に、FRON生成回路53から生成出力されるファース
トリカバリオン信号FRONが当該チャージポンプ51
4に設定されているゲインをn倍(nは2以上の整数)
することを指定するための制御信号として入力されるこ
とである。ここでは、ファーストリカバリオン信号FR
ONが真(第1の論理状態)である期間だけ、チャージ
ポンプ514のゲインがn倍に上げられる。
【0042】なお、図13の従来のサーボAGC回路中
のチャージポンプ134も、上記制御端子514aと同
様の制御端子を有しているが、図13では省略されてい
る。図4はTA検出回路52の構成を示す。
【0043】TA検出回路52は、基準電圧発生器52
1と、コンパレータ522とから構成される。基準電圧
発生器521はTA(サーマルアスペリティ)が発生し
たか否かの判定の基準となる電圧(基準電圧)Vref を
発生する。コンパレータ522は、図3の構成のサーボ
AGC回路51(中のVGA511)からの出力(VG
A出力)と、基準電圧Vref とを比較して、サーボAG
C回路51からの出力が基準電圧よりも高くなった場合
に、サーボエリアにTAが発生したことが検出されたも
のとして、その期間だけ有効なTA検出信号TADを出
力する。このTA検出信号TADは図1中のFRON生
成回路53に供給される。
【0044】通常、サーボAGC回路51からの出力
は、TAがなければ、ある電圧レベルを越えることはな
い。ところが、サーボエリア内にTAが発生すると波形
が歪んで、ある電圧レベルを越える。そこで、基準電圧
Vref を最適値に設定しておき、サーボACG回路51
からの出力(VGA出力)が、基準電圧Vref を越えた
ときにコンパレータ572からパルス(TA検出信号T
AD)が出力されるようにすれば、TAの発生の有無を
検出できる。Vref の最適値は、ヘッド200の出力信
号の分解能、S/N比などの条件によって異なることが
あるので、CPU1によって変えることができるのが望
ましい。例えば、分解能が高く、S/N比が悪い場合に
は、Vref は通常より高めに設定することが好ましい。
【0045】図5はFRON生成回路53の構成を示
す。FRON生成回路53は、電圧+VをD入力、TA
検出回路52からのTA検出信号TADをCK(クロッ
ク)入力とするDフリップフロップ531と、このDフ
リップフロップ531のQ出力Q1 をD入力、サーボゲ
ートSGをCK(クロック)入力とするDフリップフロ
ップ532と、Dフリップフロップ532のQ出力Q2
の立ち上がりのタイミングに応じて一定期間T3 (T3
は、例えばサーボAGCパターン21の領域に相当する
期間10μsの約1/2の5μs、即ちサーボAGCの
引き込み領域における最初の5μs)だけ真となるパル
スを出力するワンショット回路533と、このワンショ
ット回路533の出力のレベルを反転するインバータ5
34とから構成される。
【0046】ワンショット回路533の出力パルスはフ
ァーストリカバリオン信号FRONとして図2の構成の
サーボAGC回路51に導かれる。また、インバータ5
34の出力は、Dフリップフロップ531,532のリ
セット(R入力)となる。
【0047】なお、サーボゲートSGは、図2に示すよ
うに、サーボエリアの期間だけ有効(真)となる周知の
タイミング信号であり、R/W回路5にて抽出されるサ
ーボデータ中のサーボエリア識別パターン22に基づい
て図示せぬゲートアレイにより生成される。
【0048】この図5の構成のFRON生成回路53の
動作を図6のタイミングチャートを参照して説明する。
まず、TA検出回路52によりサーボエリアにTAが発
生したことが検出された結果、当該TA検出回路52
(内のコンパレータ522)から有効なTA検出信号T
ADが出力されたものとする。
【0049】この場合、Dフリップフロップ531はT
A検出信号TADの立ち上がりのタイミングでセット
し、そのQ出力Q1 が高レベルとなる。すると、Dフリ
ップフロップ532は、TAが発生したサーボエリアの
次のサーボエリアの開始時に、そのサーボエリアに対応
するサーボゲートSGの立ち上がりのタイミングでセッ
トし、そのQ出力Q2 が高レベルとなる。
【0050】Dフリップフロップ532のQ出力Q2 は
ワンショット回路533に入力される。これによりワン
ショット回路533は、Dフリップフロップ532のQ
出力Q2 の立ち上がりのタイミング、即ちTAが発生し
たサーボエリアの次のサーボエリアの開始のタイミング
に応じて一定期間T3 だけ真(高レベル)となるファー
ストリカバリオン信号FRONを出力する。
【0051】ワンショット回路533からのファースト
リカバリオン信号FRONが高レベルになると、インバ
ータ534の出力INVは低レベルとなる。インバータ
534の出力INVはDフリップフロップ531,53
2のR(リセット)入力に接続されており、当該インバ
ータ534の出力INVが低レベルとなることにより、
Dフリップフロップ531,532はリセットする。す
るとDフリップフロップ531,532のQ出力Q1 ,
Q2 は低レベルとなる。
【0052】次に、図3の構成のサーボAGC回路51
の動作を、図6のタイミングチャートを併用しながら、
図7のタイミングチャートを参照して説明する。まず、
TA検出回路52でTAが検出されず、したがってFR
ON生成回路53からサーボAGC回路51に真の(第
1の論理状態の)ファーストリカバリオン信号FRON
が入力されない通常の状態の動作は、即ちファーストリ
カバリオン信号FRONが偽(第2の論理状態)である
場合の動作は、[従来の技術]の欄で述べた図13の構
成の従来のサーボAGC回路の動作と同様である。
【0053】今、ディスク100からヘッド200によ
り読み取られてヘッドIC8内のヘッドアンプ81にて
増幅されたアナログ信号がサーボAGC回路51内のV
GA511に入力されたものとする。ここで、VGA5
11に入力されたアナログ信号(アナログデータ)にお
けるサーボエリアリアに、図7において符号71で示す
ようにTAが発生しているものとすると、サーボAGC
回路51では、TAによる波形歪みのために大きくなっ
たVGA511の出力(VGA出力)のレベルを目標レ
ベルに近づけるために、図14に示したようなAGCの
特性により、チャージポンプ134がコンデンサ136
から電流を引き込んで、図7に示すようにAGCコント
ロール電圧VAGC を下げることで、VGA131のゲイ
ンを下げようと動作する。このゲインを下げる動作は、
上げるのに比べて高速に行われるため、一度下がったゲ
インはTAがなくなった後も正常状態にはなかなか戻ら
ない。
【0054】さて、サーボエリアでTAが発生した結
果、サーボAGC回路51(内のVGA511)の出力
がTA検出回路52内の基準電圧発生器521により発
生される基準電圧Vref を越えると、コンパレータ52
2から有効なTA検出信号TADが出力される。このT
A検出信号TADはFRON生成回路53に入力され
る。すると、前記したように、(TAが発生したサーボ
エリアの)次のサーボエリアの開始のタイミング、即ち
次のサーボエリアに対応するサーボゲートSGの立ち上
がりのタイミングに応じて一定期間T3 だけ真(第1の
論理状態)となるファーストリカバリオン信号FRON
が、FRON生成回路53(内のワンショット回路53
3)から出力される。
【0055】FRON生成回路53からのファーストリ
カバリオン信号FRONは、サーボAGC回路51内の
チャージポンプ514の制御端子514aに導かれる。
チャージポンプ514は、制御端子514aに導かれる
信号、即ちファーストリカバリオン信号FRONが真
(第1の論理状態)となっている期間だけ、現在設定さ
れているチャージポンプ514のゲインではなくて、そ
のn倍(nは2以上の整数)のゲインで、ピーク振幅検
出回路513の出力と基準電圧発生器515の出力VRE
F (AGCの目標レベル)との差分電圧を符号付きの電
流値(例えば、差分電圧が正のときは負の、負のときは
正の電流値)に変換する。ここでは、ピーク振幅検出回
路513の出力の方がVREF より小さいことから、差分
電圧は負となり、正の電流値に変換される。
【0056】チャージポンプ514は、上記差分電圧を
電流値に変換すると、その電流値の電流を、VGA51
1のAGCコントロール電圧VAGC の決定用のコンデン
サ515から引き込む(電流値が正の場合)、或いはコ
ンデンサ516に流し込む(電流値が負の場合)。
【0057】ここでは、正の電流値に変換されることか
ら、コンデンサ516への電流の流し込みが行われ、し
かも当該電流値は、上記の説明から明らかなように、同
じ差分電圧でも通常の場合に比べて大きい。
【0058】したがって、TAのために著しく低下して
いるAGCコントロール電圧VAGCは、ファーストリカ
バリオン信号FRONが真となっているT3 の期間、即
ちTAが発生したサーボエリアの次のサーボエリアの先
頭部分で、図7に示すように元の正常な状態でのレベル
近くまで素早く上昇し、VGA511のゲインが速やか
に上げられる。この結果、TAが発生したサーボエリア
の次のサーボエリアのVGA511の出力(VGA出
力)は、ほぼ目標レベルまで速やかに上昇し、正常にリ
ードすることが可能となる。
【0059】ところで、ヘッド200は、ディスク10
0が回転していない非動作状態の場合は、CSS(Cont
act Start Stop)ゾーンと称される特定ゾーンに着地し
ている。CSSゾーンは、ディスク100(を回転させ
るスピンドルモータ101)の起動時と停止時にヘッド
200が浮上と着地を行うエリアであり、ディスク10
0の最内周側に設けられるのが一般的である。このCS
Sゾーンにはサーボエリアは配置されておらず、したが
ってサーボデータは記録されていない。
【0060】さて、ディスク100が回転していない非
動作状態から、装置を立ち上げる際には、スピンドルモ
ータ101を起動してディスク100を回転させ、キャ
リッジ201にボイスコイルモータ202により駆動力
を与え、ヘッド200を(複数のサーボエリアが配置さ
れている)ディスク100のデータゾーンの所定位置に
位置決めするファーストシークと呼ばれる一連の動作が
行われる。このファーストシークの開始時には、ヘッド
200はサーボデータが記録されていないCSSゾーン
に位置していることから、サーボAGC回路51の動作
は不安定となる。
【0061】この場合、チャージポンプ514の設定ゲ
インが低いと、応答特性が悪くなることから、ヘッド2
00がCSSゾーンから脱出してサーボデータが記録さ
れているデータゾーンに入っても、ヘッド200により
読み取られたサーボデータ信号(サーボエリアの信号)
の振幅の変動を速やかに目標レベルに安定化することが
困難となる。また、チャージポンプ514のゲインが低
いと、従来のサーボAGC回路であれば、サーボエリア
でTAが発生した場合には、サーボAGC回路(中のV
GA)のゲインが大きく下げられた際に、次のサーボエ
リアで元の状態に速やかに回復することができず、その
サーボエリアのデータを正常にリードできなくなる。
【0062】これに対し、チャージポンプ514の設定
ゲインが高いならば、応答特性が良くなることから、ヘ
ッド200がCSSゾーンから脱出してサーボデータが
記録されているデータゾーンに入った場合に、ヘッド2
00により読み取られたサーボデータ信号の振幅の不安
定状態を速やかに目標レベルに安定化することができ
る。しかし、チャージポンプ514の設定ゲインが高い
と、ノイズの影響を受けやすく、エンベロープの変動が
大きくなるという問題がある。
【0063】そこで、このような不具合を解消するよう
にした、サーボAGC回路51の変形例について説明す
る。図8はサーボAGC回路51の変形例を示すブロッ
ク構成図である。
【0064】図8のサーボAGC回路51が、図2の構
成と異なる点は、CPU1からサーボAGC回路51内
のチャージポンプ514に対してチャージポンプゲイン
切替信号(情報)80が与えられることと、チャージポ
ンプ514に上記制御端子514aの他に当該ゲイン切
替信号80が入力される制御端子514bが設けられて
いることである。チャージポンプ514は、複数のレジ
スタ(図示せず)に設定されているチャージポンプゲイ
ンの中から、制御端子514bに入力されるゲイン切替
信号80の指定するレジスタの内容(チャージポンプゲ
イン)を選択的に読み込み設定する。
【0065】なお、図2と図13では省略されている
が、この図2と図13の構成におけるチャージポンプ
も、上記制御端子514bと同様の制御端子を有してお
り、その制御端子を通してCPUによりチャージポンプ
ゲインを切替設定することが可能なようになっている。
【0066】本実施形態では、CPU1によるチャージ
ポンプゲイン切替信号80の用い方と、当該信号80に
従って切り替え設定(選択指定)されるチャージポンプ
514のゲインとの関係に特徴がある。
【0067】以下、CPU1によるファーストシーク時
のチャージポンプゲイン切替信号80の用い方につき、
図9のフローチャートを参照して説明する。まず、図8
の構成のサーボAGC回路51を備えた図1の磁気ディ
スク装置には、チャージポンプ514のゲインを設定可
能な複数のレジスタ(図示せず)が用意されている。こ
の複数のレジスタ(チャージポンプゲイン設定レジス
タ)の中には、ノイズの影響を受けやすい程度に高い値
のゲインG1が設定されるレジスタと、ノイズの影響、
エンベロープの変動を最小限に抑えるのに最適な、ゲイ
ンG1 より低い値のゲインG2が設定されるレジスタが
含まれている。チャージポンプゲイン切替信号80は、
この複数のレジスタの1つを選択指定するものである。
【0068】図1の磁気ディスク装置のR/W回路5内
では、図示せぬサーボ回路により、サーボAGC回路5
1内のVGA511の出力(VGA出力)からサーボデ
ータ(中のサーボエリア識別パターン22)を抽出する
動作が行われる。R/W回路5内のサーボ回路により、
サーボデータ(中のサーボエリア識別パターン22)が
抽出されると、それをもとに、ゲートアレイにより次の
サーボエリアの期間に相当するサーボゲートSGが生成
される。
【0069】CPU1は、ファーストシークを開始する
と、上記サーボゲートSGが正常に生成されるようにな
ったか否か、即ちヘッド200が、サーボデータが記録
されていないCSSゾーンからサーボデータが記録され
ているデータゾーンに移動して、サーボエリアが正常に
検出されるようになったか否かを監視する(ステップS
1)。
【0070】CPU1は、サーボゲートSGが正常に生
成されていない状態(サーボエリアが正常に検出されて
いない状態)では、サーボAGC回路51内のチャージ
ポンプ514のゲインとして高ゲインG1(が設定され
ているチャージポンプゲイン設定レジスタ)を選択指定
するためのチャージポンプゲイン切替信号80を当該チ
ャージポンプ514の制御端子514bに与える(ステ
ップS2) これによりチャージポンプ514では、複数のチャージ
ポンプゲイン設定レジスタのうち、チャージポンプゲイ
ン切替信号80で指定されるレジスタに設定されている
ゲインを読み込んで、そのゲインに従う差分電圧−電流
値変換を行う。この例のように、ファーストシークを行
っている状態で、サーボゲートSGが正常に生成されて
いない場合には、CPU1からは高ゲインG1が設定さ
れているチャージポンプゲイン設定レジスタを選択指定
するチャージポンプゲイン切替信号80が与えられるた
め、当該信号80の指定するチャージポンプゲイン設定
レジスタに設定されている高ゲインG1 がチャージポン
プ514に読み込まれ、当該チャージポンプ514のゲ
インが通常より上げられる。
【0071】これによりサーボAGC回路51(内のV
GA511)では、ヘッド200がCSSゾーンから脱
出してサーボデータが記録されているデータゾーンに入
った場合に、ヘッド200により読み取られてヘッドア
ンプ81により増幅された最初のサーボデータ信号の振
幅の不安定状態を速やかに目標レベルに安定化すること
が可能となる。
【0072】そして、このサーボデータ信号をもとにサ
ーボゲートSGが正常に生成されると、CPU1は、サ
ーボAGC回路51内のチャージポンプ514のゲイン
としてゲインG1 より低いゲインG2(が設定されてい
るチャージポンプゲイン設定レジスタ)を選択指定する
ためのチャージポンプゲイン切替信号80を当該チャー
ジポンプ514の制御端子514bに与える(ステップ
S3)。
【0073】するとチャージポンプ514は、複数のチ
ャージポンプゲイン設定レジスタのうち、チャージポン
プゲイン切替信号80で指定されるレジスタに設定され
ているゲインG2 を読み込んで、そのゲインG2に従う
差分電圧−電流値変換を行う。このゲインG2 はゲイン
G1 より低く、前記したように、ノイズの影響、エンベ
ロープの影響を最小限に抑えるのに最適となるように選
ばれたチャージポンプゲインであり、したがってサーボ
AGC回路51ではサーボエリアのデータのリードに最
も安定したゲインでのAGC動作が可能となる。
【0074】このチャージポンプゲインG2 では、従来
のサーボAGC回路であれば、サーボエリアでTAが発
生した場合には、サーボAGC回路(中のVGA)のゲ
インが大きく下げられた際に、次のサーボエリアで元の
状態に速やかに回復することができず、当該次のサーボ
エリアのデータを正常にリードできなくなる。しかし本
実施形態では、サーボエリアでTAが発生すると、次の
サーボエリアの開始時にFRON生成回路53によりフ
ァーストリカバリオン信号FRONが生成されてチャー
ジポンプ514の制御端子514aに与えられ、そのゲ
インG2 がn倍(定数倍)されるため、前記したよう
に、当該次のサーボエリアの信号の振幅を高速で目標レ
ベルに安定化することができ、当該次のサーボエリアの
データを正常にリードできる。
【0075】ところで、図13に示した従来のサーボA
GC回路には、コンデンサ136を強制的に電圧+Vに
チャージするためのスイッチ137が設けられている。
従来、このスイッチ137は、図10に示すように、サ
ーボゲートSGの始端のタイミング毎に一定期間だけ真
となるファースト(Fast)アクション信号FAにより、
その期間だけONとなり、コンデンサ136を電圧+V
にチャージしてAGCコントロール電圧VAGC を上げる
ことで、図10において符号100で示すように、VG
A出力を一旦目標レベルよりも高くして、必ず応答が早
い方向から(即ちゲインを下げる方向から)AGCがか
かるようにするために用いられていた。
【0076】しかし、この方式では、コンデンサ136
を電圧+Vにチャージするために、サーボエリアの長さ
を長く設定する必要があり、フォーマット効率が低下す
るという問題がある。
【0077】一方、フォーマット効率を下げないよう
に、チャージポンプ134のゲインを上げて、コンデン
サ136を電圧+Vにチャージした後のチャージポンプ
134による電流引き込みを早くすると、ノイズに敏感
になるという問題もある。
【0078】そこで、このような不具合を解消するよう
にしたサーボAGC回路51の変形例について説明す
る。図11はサーボAGC回路51の変形例を示すブロ
ック構成図である。
【0079】図11のサーボAGC回路51が、図2の
構成と異なる点は、コンデンサ516を強制的に電圧+
Vにチャージするためのスイッチ517が設けられてい
ることと、このスイッチ517がFRON生成回路53
からのファーストリカバリオン信号FRONによりON
/OFFするように構成されていることである。即ち図
11の構成の特徴は、サーボエリアにTAが発生したこ
とをTA検出回路52で検出した結果、次のサーボエリ
アの開始タイミングでFRON生成回路53によりファ
ーストリカバリオン信号FRONが出力された場合に、
その信号FRONが出力されている(真の)期間T3 だ
け、(図13に示す従来のサーボAGC回路におけるス
イッチ137と同様の)スイッチ517をONするよう
にしたことを特徴とする。
【0080】次に、図11の構成のサーボAGC回路5
1の動作を、図12のタイミングチャートを参照して説
明する。まず、上記したように、サーボエリアにTAが
発生した結果、次のサーボエリアの開始タイミングでF
RON生成回路53によりファーストリカバリオン信号
FRONが出力される。すると、この信号FRONの出
力期間(信号FRONが真である期間)T3 だけ、スイ
ッチ517がONし、コンデンサ136が電圧+Vに高
速にチャージされる。これにより、TAが発生したサー
ボエリアの次のサーボエリアの先頭部では、AGCコン
トロール電圧VAGC が急速に上げられ、図12において
符号120で示すように、VGA511の出力(VGA
出力)を一旦目標レベルよりも高くして、必ず応答が早
い方向から(即ちゲインを下げる方向から)AGCがか
けられるようになる。したがって、VGA出力を直ちに
目標レベルまで下げることができ、TAが発生したサー
ボエリアの次のサーボエリアのデータを正常にリードす
ることが可能となる。
【0081】以上は、磁気ディスク装置について説明し
たが、本発明は、ディスクに記録されたサーボデータに
基づいてヘッドをディスク上の指定位置にシーク・位置
決め制御するもので、且つディスクからのデータ読み取
りにMRヘッドを使用するものであれば、光磁気ディス
ク装置など、磁気ディスク装置以外のデータ記録再生装
置にも適用可能である。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
ーボエリアにサーマルアスペリティ(TA)が発生し
て、サーボAGC回路のゲインが著しく低下しても、後
続のサーボエリアの開始位置のタイミングより予め定め
られた一定期間だけチャージポンプのゲインが上げられ
るため、サーボAGC回路(内のゲイン可変アンプ)の
ゲインを短時間で正常値に回復させることができる。こ
の結果、上記後続のサーボエリアから読み取られた信号
の振幅を速やかに目標レベルに安定化することができ、
当該後続のサーボエリアのデータを正常にリードするこ
とができる。
【0083】また本発明によれば、ファーストシークを
行っている状態で、サーボエリアが正常に検出されてい
ない場合には、チャージポンプのゲインが通常より上げ
られるため、サーボデータが記録されていないゾーンか
らサーボデータが記録されてるゾーンにヘッドが入った
場合に、ヘッドにより読み取られた最初のサーボデータ
信号の振幅の不安定状態を速やかに目標レベルに安定化
することができ、また、サーボエリアが正常に検出され
るようになると、チャージポンプのゲインがノイズの影
響、エンベロープの影響を最小限に抑えるのに最適とな
る通常のゲインに下げられるため、サーボエリアのデー
タのリードに最も安定したゲインでのAGC動作が可能
となる。しかも、チャージポンプのゲインが下げられて
も、サーボエリアでTAが発生した場合には、その直後
のサーボエリアの開始位置のタイミングより予め定めら
れた一定期間だけ、チャージポンプのゲインが上げられ
るため、サーボAGC回路(内のゲイン可変アンプ)の
ゲインを短時間で正常値に回復させることができ、TA
が発生したサーボエリアの直後のサーボエリアのデータ
を正常にリードできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】図1中のディスク100上に配置される各サー
ボエリアに記録されるサーボデータのフォーマットの概
要を、サーボゲートSGとAGC HOLD信号と対応
付けて示す図。
【図3】図1中のサーボAGC回路51の構成を示すブ
ロック図。
【図4】図1中のTA検出回路52の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】図1中のFRON生成回路53の構成を示すブ
ロック図。
【図6】図5に示したFRON生成回路53の動作を説
明するためのタイミングチャート。
【図7】図3に示したサーボAGC回路51の動作を説
明するためのタイミングチャート。
【図8】上記サーボAGC回路51の第1の変形例を示
すブロック構成図。
【図9】図8に示した構成のサーボAGC回路51の制
御を中心とするファーストシーク時のCPU1の処理手
順を示すフローチャート。
【図10】従来のサーボAGC回路において、サーボゲ
ートのタイミング毎にAGCコントロール電圧VAGC を
強制的に引き上げて、必ず応答が早い方向からSGCが
かかるようにした動作を説明するためのタイミングチャ
ート。
【図11】図10のタイミングチャートで示した方法の
欠点を解消することが可能な、上記サーボAGC回路5
1の第2の変形例を示すブロック構成図。
【図12】図11に示したサーボAGC回路51の動作
を説明するためのタイミングチャート。
【図13】従来のサーボAGC回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図14】図13の構成のサーボAGC回路の特性を示
す図。
【図15】図13の構成のサーボAGC回路の動作を説
明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1…CPU(制御手段)、 5…R/W回路(リード/ライト回路)、 51…サーボAGC回路、 52…TA検出回路(サーマルアスペリティ検出回
路)、 53…FRON生成回路(ファーストリカバリオン信号
生成回路)、 100…ディスク、 200…ヘッド(再生記録分離型ヘッド)、 511…VGA(ゲイン可変可能なアンプ、ゲイン可変
アンプ)、 514…チャージポンプ、 514a…制御端子(第1の制御端子)、 514b…制御端子(第2の制御端子)、 516…コンデンサ、 517…スイッチ(ゲイン強制設定手段)、 522…コンパレータ、 TAD…TA検出信号、 FRON…ファーストリカバリオン信号(特定信号)、 VAGC …AGCコントロール電圧、 SG…サーボゲート。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み出し専用のMR(Magnet Resistiv
    e)ヘッドを持つ再生記録分離型ヘッドを、ディスク上
    に配置された各サーボエリアに記録されているサーボA
    GC(Automatic Gain Control)パターンを先頭部に持
    つサーボデータに基づいて前記ディスク上の目的シリン
    ダ位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置
    に設けられ、前記MRヘッドにより再生された前記サー
    ボエリアの信号の振幅を前記サーボAGCパターンをも
    とに安定化させるためのサーボAGC回路において、 前記MRヘッドにより再生された信号を増幅するための
    ゲイン可変可能なアンプと、 第1の論理状態に設定されている期間だけ当該第1の論
    理状態とは異なる第2の論理状態のときよりチャージポ
    ンプゲインを上げることが指定される制御端子を持ち、
    前記サーボAGCパターンの領域に対応する引き込み領
    域で前記アンプの出力と目標レベル及び前記チャージポ
    ンプゲインに応じて前記アンプのゲインを可変するチャ
    ージポンプとを具備し、 前記チャージポンプの前記制御端子が、前記サーボエリ
    アでサーマルアスペリティが発生した場合に当該サーボ
    エリアの次のサーボエリアの開始位置のタイミングより
    予め定められた一定期間だけ前記第1の論理状態となる
    特定信号と接続されていることを特徴とするサーボAG
    C回路。
  2. 【請求項2】 読み出し専用のMR(Magnet Resistiv
    e)ヘッドを持つ再生記録分離型ヘッドを、ディスク上
    に配置された各サーボエリアに記録されているサーボA
    GC(Automatic Gain Control)パターンを先頭部に持
    つサーボデータに基づいて前記ディスク上の目的シリン
    ダ位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置
    において、 前記MRヘッドにより再生された前記サーボエリアの信
    号の振幅を前記サーボAGCパターンをもとに安定化さ
    せるためのサーボAGC回路を備え、 前記サーボAGC回路は、 前記MRヘッドにより再生された信号を増幅するための
    ゲイン可変可能なアンプと、 第1の論理状態に設定されている期間だけ当該第1の論
    理状態とは異なる第2の論理状態のときよりチャージポ
    ンプゲインを上げることが指定される制御端子を持ち、
    前記サーボAGCパターンの領域に対応する引き込み領
    域で前記アンプの出力と目標レベル及び前記チャージポ
    ンプゲインに応じて前記アンプのゲインを可変するチャ
    ージポンプとを有しており、 前記チャージポンプの前記制御端子が、前記サーボエリ
    アでサーマルアスペリティが発生した場合に当該サーボ
    エリアの次のサーボエリアの開始位置のタイミングより
    予め定められた一定期間だけ前記第1の論理状態となる
    特定信号と接続されていることを特徴とするデータ記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 読み出し専用のMR(Magnet Resistiv
    e)ヘッドを持つ再生記録分離型ヘッドを、ディスク上
    に配置された各サーボエリアに記録されているサーボA
    GC(Automatic Gain Control)パターンを先頭部に持
    つサーボデータに基づいて前記ディスク上の目的シリン
    ダ位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置
    において、 前記MRヘッドにより再生された信号を増幅するための
    ゲイン可変可能なアンプと、第1の論理状態に設定され
    ている期間だけ当該第1の論理状態とは異なる第2の論
    理状態のときよりチャージポンプゲインを上げることが
    指定される第1の制御端子、及びチャージポンプゲイン
    の切替設定が可能な第2の制御端子を持ち、前記サーボ
    AGCパターンの領域に対応する引き込み領域で前記ア
    ンプの出力と目標レベル及び前記チャージポンプゲイン
    に応じて前記アンプのゲインを可変するチャージポンプ
    とを備え、前記MRヘッドにより再生された前記サーボ
    エリアの信号の振幅を前記サーボAGCパターンをもと
    に安定化させるためのサーボAGC回路と、 前記再生記録分離型ヘッドを前記ディスク上の前記サー
    ボデータが記録されていないゾーンから前記サーボデー
    タが記録されているゾーンの所定位置にシークさせるフ
    ァーストシーク時に、前記MRヘッドにより前記サーボ
    エリアが正常に検出されたか否かを監視し、前記サーボ
    エリアが正常に検出されるまでの間は、前記チャージポ
    ンプの前記第2の制御端子を介して前記チャージポンプ
    に対して高チャージポンプゲインを切替設定し、前記サ
    ーボエリアが正常に検出された後は前記チャージポンプ
    の前記第2の制御端子を介して前記チャージポンプに対
    して前記高チャージポンプゲインより低い低チャージポ
    ンプゲインを切替設定する制御手段とを具備し、 前記チャージポンプの前記第1の制御端子が、前記サー
    ボエリアでサーマルアスペリティが発生した場合に当該
    サーボエリアの次のサーボエリアの開始位置のタイミン
    グより予め定められた一定期間だけ前記第1の論理状態
    となる特定信号と接続されていることを特徴とするデー
    タ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 読み出し専用のMR(Magnet Resistiv
    e)ヘッドを持つ再生記録分離型ヘッドを、ディスク上
    に配置された各サーボエリアに記録されているサーボA
    GC(Automatic Gain Control)パターンを先頭部に持
    つサーボデータに基づいて前記ディスク上の目的シリン
    ダ位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置
    に設けられ、前記MRヘッドにより再生された前記サー
    ボエリアの信号の振幅を前記サーボAGCパターンをも
    とに安定化させるためのサーボAGC回路において、 前記MRヘッドにより再生された信号を増幅するための
    ゲイン可変可能なアンプと、 前記サーボAGCパターンの領域に対応する引き込み領
    域で前記アンプの出力及び目標レベルに応じて前記アン
    プのゲインを可変するチャージポンプと、 前記サーボエリアでサーマルアスペリティが発生した場
    合に、当該サーボエリアの次のサーボエリアの開始位置
    のタイミングより予め定められた一定期間だけ、前記ア
    ンプのゲインを前記チャージポンプに独立に強制的に上
    げて、前記一定期間経過後の前記チャージポンプでの制
    御が前記アンプのゲインを下げる方向に行われるように
    するためのゲイン強制設定手段とを具備することを特徴
    とするサーボAGC回路。
  5. 【請求項5】 読み出し専用のMR(Magnet Resistiv
    e)ヘッドを持つ再生記録分離型ヘッドを、ディスク上
    に配置された各サーボエリアに記録されているサーボA
    GC(Automatic Gain Control)パターンを先頭部に持
    つサーボデータに基づいて前記ディスク上の目的シリン
    ダ位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置
    において、 前記MRヘッドにより再生された前記サーボエリアの信
    号の振幅を前記サーボAGCパターンをもとに安定化さ
    せるためのサーボAGC回路を備え、 前記サーボAGC回路は、 前記MRヘッドにより再生された信号を増幅するための
    ゲイン可変可能なアンプと、 前記サーボAGCパターンの領域に対応する引き込み領
    域で前記アンプの出力及び目標レベルに応じて前記アン
    プのゲインを可変するチャージポンプと、 前記サーボエリアでサーマルアスペリティが発生した場
    合に、当該サーボエリアの次のサーボエリアの開始位置
    のタイミングより予め定められた一定期間だけ、前記ア
    ンプのゲインを前記チャージポンプに独立に強制的に上
    げて、前記一定期間経過後の前記チャージポンプでの制
    御が前記アンプのゲインを下げる方向に行われるように
    するためのゲイン強制設定手段とを有していることを特
    徴とするデータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記サーボAGC回路の出力のレベルと
    予め設定された基準レベルとを比較して前記出力レベル
    が前記基準レベルを越えている場合にサーボエリアにサ
    ーマルアスペリティが発生したことを検出するサーマル
    アスペリティ検出回路と、 前記サーマルアスペリティ検出回路による前記サーマル
    アスペリティの検出に応じて、対応するサーボエリアの
    次のサーボエリアの開始タイミングで前記一定時間だけ
    第1の論理状態となる特定信号を生成出力する特定信号
    生成回路とを更に具備することを特徴とする請求項2、
    請求項3または請求項5に記載のデータ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 読み出し専用のMR(Magnet Resistiv
    e)ヘッドを持つ再生記録分離型ヘッドを、ディスク上
    に配置された各サーボエリアに記録されているサーボA
    GC(Automatic Gain Control)パターンを先頭部に持
    つサーボデータに基づいて前記ディスク上の目的シリン
    ダ位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置
    に設けられ、前記MRヘッドにより再生された信号を増
    幅するためのゲイン可変可能なアンプと、第1の論理状
    態に設定されている期間だけ当該第1の論理状態とは異
    なる第2の論理状態のときよりチャージポンプゲインを
    上げることが指定される制御端子を持ち、前記サーボA
    GCパターンの領域に対応する引き込み領域で前記アン
    プの出力と目標レベル及び前記チャージポンプゲインに
    応じて前記アンプのゲインを可変するチャージポンプと
    を備え、前記MRヘッドにより再生された前記サーボエ
    リアの信号の振幅を前記サーボAGCパターンをもとに
    安定化させるためのサーボAGC回路の制御方法であっ
    て、 前記サーボエリアでサーマルアスペリティが発生した場
    合に、当該サーボエリアの次のサーボエリアの開始位置
    のタイミングより予め定められた一定期間だけ前記第1
    の論理状態となる特定信号を生成して前記チャージポン
    プの前記制御端子に与えることにより、前記チャージポ
    ンプのゲインをそれ以前のゲインより前記一定期間だけ
    上げるようにしたことを特徴とするサーボAGC回路の
    制御方法。
  8. 【請求項8】 読み出し専用のMR(Magnet Resistiv
    e)ヘッドを持つ再生記録分離型ヘッドを、ディスク上
    に配置された各サーボエリアに記録されているサーボA
    GC(Automatic Gain Control)パターンを先頭部に持
    つサーボデータに基づいて前記ディスク上の目的シリン
    ダ位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置
    に設けられ、前記MRヘッドにより再生された信号を増
    幅するためのゲイン可変可能なアンプと、第1の論理状
    態に設定されている期間だけ当該第1の論理状態とは異
    なる第2の論理状態のときよりチャージポンプゲインを
    上げることが指定される第1の制御端子、及びチャージ
    ポンプゲインの切替設定が可能な第2の制御端子を持
    ち、前記サーボAGCパターンの領域に対応する引き込
    み領域で前記アンプの出力と目標レベル及び前記チャー
    ジポンプゲインに応じて前記アンプのゲインを可変する
    チャージポンプとを備え、前記MRヘッドにより再生さ
    れた前記サーボエリアの信号の振幅を前記サーボAGC
    パターンをもとに安定化させるためのサーボAGC回路
    の制御方法であって、 前記再生記録分離型ヘッドを前記ディスク上の前記サー
    ボデータが記録されていないゾーンから前記サーボデー
    タが記録されているゾーンの所定位置にシークさせるフ
    ァーストシーク時に、前記MRヘッドにより前記サーボ
    エリアが正常に検出されたか否かを監視し、前記サーボ
    エリアが正常に検出されるまでの間は、前記チャージポ
    ンプの前記第2の制御端子を介して前記チャージポンプ
    に対して高チャージポンプゲインを切替設定し、前記サ
    ーボエリアが正常に検出された後は前記チャージポンプ
    の前記第2の制御端子を介して前記チャージポンプに対
    して前記高チャージポンプゲインより低い低チャージポ
    ンプゲインを切替設定し、 前記サーボエリアでサーマルアスペリティが発生した場
    合には、当該サーボエリアの次のサーボエリアの開始位
    置のタイミングより予め定められた一定期間だけ前記第
    1の論理状態となる特定信号を生成して前記チャージポ
    ンプの前記制御端子に与えることにより、前記チャージ
    ポンプのゲインをそれ以前のゲインより前記一定期間だ
    け上げるようにしたことを特徴とするサーボAGC回路
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 読み出し専用のMR(Magnet Resistiv
    e)ヘッドを持つ再生記録分離型ヘッドを、ディスク上
    に配置された各サーボエリアに記録されているサーボA
    GC(Automatic Gain Control)パターンを先頭部に持
    つサーボデータに基づいて前記ディスク上の目的シリン
    ダ位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置
    に設けられ、前記MRヘッドにより再生された信号を増
    幅するためのゲイン可変可能なアンプと、前記サーボA
    GCパターンの領域に対応する引き込み領域で前記アン
    プの出力及び目標レベルに応じて前記アンプのゲインを
    可変するチャージポンプとを備え、前記MRヘッドによ
    り再生された前記サーボエリアの信号の振幅を前記サー
    ボAGCパターンをもとに安定化させるためのサーボA
    GC回路の制御方法であって、 前記サーボエリアでサーマルアスペリティが発生した場
    合に、当該サーボエリアの次のサーボエリアの開始位置
    のタイミングより予め定められた一定期間だけ、前記ア
    ンプのゲインを前記チャージポンプに独立に強制的に上
    げて、前記一定期間経過後の前記チャージポンプでの制
    御が前記アンプのゲインを下げる方向に行われるように
    することを特徴とするサーボAGC回路の制御方法。
JP29526296A 1996-11-07 1996-11-07 サーボagc回路及び同回路を持つデータ記録再生装置 Pending JPH10143804A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226136B1 (en) * 1998-10-01 2001-05-01 Lsi Logic Corporation System and method for gain compensation for thermal asperity correction
US6335840B1 (en) * 1998-11-09 2002-01-01 International Business Machine Corporation Thermal asperity pointer for servo sector

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