JPH10143924A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

Info

Publication number
JPH10143924A
JPH10143924A JP8311399A JP31139996A JPH10143924A JP H10143924 A JPH10143924 A JP H10143924A JP 8311399 A JP8311399 A JP 8311399A JP 31139996 A JP31139996 A JP 31139996A JP H10143924 A JPH10143924 A JP H10143924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transparent substrate
light beam
recorded
reflective layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8311399A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kobayashi
正和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP8311399A priority Critical patent/JPH10143924A/ja
Publication of JPH10143924A publication Critical patent/JPH10143924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】DVD等の両面再生タイプの光情報記録媒体
は、CDや片面再生型光情報記録媒体のようにレーベル
を印刷する面が存在せず、また、LDのようにレーベル
紙をディスク中央部に貼付する方式では、記録内容を表
示するために十分な面積が確保できないという問題があ
った。 【解決手段】透明基板と、少なくとも1以上の情報面を
有し光ビームにより情報が光学的に再生可能な光情報記
録媒体において、前記透明基板の光ビームが入射する側
の面上に吸光変色物質を含有するインクによりなされた
前記透明基板に記録されている情報の内容及びそれに関
連した事項の表示を具備することを特徴とする構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、情報を記録した記
録部を有し、レーザ光を照射して情報の記録再生を行う
光情報記録媒体の可視像パターンの表示に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2枚のディスクを貼り合わせた、
貼り合わせ型の光情報記録媒体としては、レーザーディ
スク(以下、LD:Laser Discとする。)が広く普及し
ている。LDの場合、収録されている情報に関する内容
(例えば、ディスクのタイトル、収録されている楽曲又
は映像タイトル及び発売メーカ等)の表示は、両面のデ
ィスクの中央部に、外径約108mm、内径約35mm
の大きさのレーベル紙を貼付することにより行ってい
る。
【0003】LDの場合、レーベル紙の面積が充分大き
いため、上記のようなレーベル紙による内容表示でも、
充分視認性を確保することができる。
【0004】一方、記録密度をCDの約6〜8倍に高め
たDVD(Digital Versatile Disk)がある。図4は、
従来のDVDの断面構造の模式図である。図4に示すよ
うにDVDは、情報面402を形成した直径120m
m、厚さ0.6mmの第1透明基板401と、情報面4
02を有さない直径120mm、厚さ0.6mmの第2
透明基板405とを、情報面402が内側となるように
接着層404により貼り合わせた構成となっている。
【0005】ここで、情報面402の表面は、レーザ光
の殆どを反射するアルミニウム(Al)等の金属から成
る反射層403で覆われており、情報面402に記録さ
れた情報の再生は第1透明基板401を通して行われ
る。また、図示しないが、DVDには、第2透明基板4
05が第2の反射層で覆われた第2の情報面を有する両
面再生タイプや、第1透明基板401及び第2透明基板
405が、それぞれ2層の情報面を有している多層タイ
プも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVD
は、コンパクトディスク(CD:Compact Disk)と同様
に、ディスクの直径が120mm、中心孔径15mmで
あり、さらに、記録領域が始まる直径が約46mmであ
ることから、上記の両面再生タイプでは、CDや片面再
生型光ディスクのようにレーベルを印刷する面が存在せ
ず、また、LDのようにレーベル紙をディスク中央部に
貼付する方式では、記録内容を表示するために充分な面
積が確保できないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の請求項1記載の発明は、透明基板と、少
なくとも1以上の情報面を備え光ビームにより情報が光
学的に再生可能な光情報記録媒体において、前記透明基
板の光ビームが入射する側の面上に吸光変色物質を含有
するインクによりなされた前記透明基板に記録されてい
る情報の内容及びそれに関連した事項の表示を具備する
ことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
光情報記録媒体において、光ビームを透過し情報が光学
的に再生可能に記録されている透明基板と、該透明基板
の情報が光学的に再生可能に記録されている面上に形成
され光ビームを反射する反射層とを備え、前記透明基板
の光ビームが入射する側の面上に吸光変色物質を含有す
るインクによりなされた前記透明基板に記録されている
情報の内容及びそれに関連した事項の表示を具備するこ
とを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、光情報
記録媒体において光ビームを透過し情報が光学的に再生
可能に記録されている透明基板と、該透明基板の情報が
光学的に再生可能に記録されている面上に形成され光ビ
ームの一部を反射し残りを透過する半反射層と、前記半
反射層上に形成され光ビームを透過し前記第1の半反射
層と反対側の面に情報が光学的に再生可能に記録されて
いる透明樹脂層と、該透明樹脂層の情報が光学的に再生
可能に記録されている面上に形成され光ビームを反射す
る反射層とを備え、前記透明基板の光ビームが入射する
側の面上に吸光変色物質を含有するインクによりなされ
た前記透明基板に記録されている情報の内容及びそれに
関連した事項の表示を具備することを特徴とするもので
ある。
【0010】本発明の請求項4記載の発明は、請求項2
または請求項3記載の光情報記録媒体であって、前記反
射層がAu(金)から成ることを特徴とするものであ
る。
【0011】本発明の請求項5記載の発明は、光情報記
録媒体であって、光ビームを透過し情報が光学的に再生
可能に記録されている第1の透明基板と、該第1の透明
基板の情報が光学的に再生可能に記録されている面上に
形成され光ビームを反射する第1の反射層と、光ビーム
を透過し情報が光学的に再生可能に記録されている第2
の透明基板と、該第2の透明基板の情報が光学的に再生
可能に記録されている面上に形成され光ビームを反射す
る第2の反射層と、接着層とを備え、前記第1の反射層
と前記第2の反射層とが前記接着層を介して貼り合わさ
れ、前記第1の透明基板及び/または前記第2の透明基
板の光ビームが入射する側の面上に吸光変色物質を含有
するインクによりなされた前記第1の透明基板及び前記
第2の透明基板に記録されている情報の内容及びそれに
関連した事項の表示を具備することを特徴とするもので
ある。
【0012】本発明の請求項6記載の発明は、光情報記
録媒体であって、光ビームを透過し情報が光学的に再生
可能に記録されている第1の透明基板と、該第1の透明
基板の情報が光学的に再生可能に記録されている面上に
形成され光ビームの一部を反射し残りを透過する第1の
半反射層と、前記第1の半反射層上に形成され光ビーム
を透過し前記第1の半反射層と反対側の面に情報が光学
的に再生可能に記録されている第1の透明樹脂層と、該
第1の透明樹脂層の情報が光学的に再生可能に記録され
ている面上に形成され光ビームを反射する第1の反射層
と、光ビームを透過し情報が光学的に再生可能に記録さ
れている第2の透明基板と、該第2の透明基板の情報が
光学的に再生可能に記録されている面上に形成され光ビ
ームの一部を反射し残りを透過する第2の半反射層と、
前記第2の半反射層上に形成され光ビームを透過し前記
第2の半反射層と反対側の面に情報が光学的に再生可能
に記録されている第2の透明樹脂層と、該第2の透明樹
脂層の情報が光学的に再生可能に記録されている面上に
形成され光ビームを反射する第2の反射層と、接着層と
を備え、前記第1の反射層と前記第2の反射層とが前記
接着層を介して貼り合わされ、前記第1の透明基板及び
/または前記第2の透明基板の光ビームが入射する側の
面上に吸光変色物質を含有するインクによりなされた前
記第1の透明基板、前記第1の透明樹脂層、前記第2の
透明基板及び前記第2の透明樹脂層に記録されている情
報の内容及びそれに関連した事項の表示を具備すること
を特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項7記載の発明は、請求項5
または請求項6記載の光情報記録媒体であって、前記反
射層がAu(金)から成ることを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明の請求項8記載の発明は、光情報記
録媒体であって、光ビームを透過する透明基板と、該透
明基板上に形成され光ビームにより情報の記録、再生及
び/または消去が可能な少なくとも1以上の記録層とを
備え、前記透明基板の光ビームが入射する側の面上に吸
光変色物質を含有するインクによりなされた前記透明基
板に記録されている情報の内容及びそれに関連した事項
の表示を具備することを特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項9記載の発明は、請求項1
乃至請求項8記載の光情報記録媒体であって、前記表示
を有する面上に平滑な透明保護層を具備することを特徴
とするものである。
【0016】本発明の請求項1乃至請求項9記載の発明
によれば、光情報記録媒体に記録されている情報を再生
するため、或いは、光情報記録媒体に情報を記録するた
めの光ビームが入射する側の透明基盤の面上に、吸光変
色物質を含有するインクにより文字等の印刷表示を行う
ようにした。したがって、屋外や室内のように光が存在
する場所では、印刷表示が目視により視認でき、記録再
生装置の内部のような光が遮断されている場所において
は、印刷表示は透明になり、記録再生用の光ビームを透
過するため、情報の記録再生を行うことができるという
ものである。
【0017】本発明の請求項4及び請求項7記載の発明
によれば、反射層材料として再生レーザビーム光の波長
において反射率が高いAu(金)を用いたので、印刷表
示に用いるインクに添加する吸光変色物質の透過率特性
のマージンを拡大することができる。
【0018】本発明の請求項9記載の発明によれば、透
明基板の印刷表示を有する面上に平滑な透明保護層を具
備するようにしたので、印刷表示の厚みによる収差を補
正し、再生信号の劣化を抑えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による光情報記録
媒体の模式図である。図1に示す構成は、本発明の第1
の実施例であり、特に片面に1層づつ情報面を有するデ
ィスク2枚を貼り合わせて作製した貼り合わせ型光情報
記録媒体である。
【0020】第1透明基板101は情報が光学的に再生
可能に記録された第1情報面102を有している。第1
情報面102はピットと呼ばれる窪みが形成され、ディ
スクの中心からスパイラル状または同心円状に記録され
ている。そして、再生レーザビーム109を反射する第
1反射層103によって、第1情報面102は覆われて
いる。また、製造時に、ピット等を塵埃や外部衝撃から
保護するために第1反射層103の表面を保護層で覆っ
てもよい。
【0021】次に、第2透明基板104も、第1情報面
102に記録された内容とは相違する情報が光学的に再
生可能に記録された第2情報面105を有している。第
2情報面105においてもピットと呼ばれる窪みが形成
され、ディスクの中心からスパイラル状または同心円状
に記録されている。そして、再生レーザビーム109を
反射する第2反射層106によって、第2情報面105
は覆われている。また、第2反射層106の表面も保護
層で覆ってもよい。
【0022】以上のように形成された2枚のディスクの
うち一方のディスクの第1反射層103(または保護
層)上に紫外線硬化性樹脂等から成る接着層107を塗
布し、他方のディスクの第2反射層106(または保護
層)と向かい合わせて接着する。ここで、接着層107
として、紫外線硬化性樹脂の他に、ホットメルト接着剤
或いはアクリル樹脂、ウレタン樹脂等他の接着剤を用い
てもよい。
【0023】光ピックアップ108から照射される再生
レーザビーム109は第1透明基板101を透過して第
1情報面102に、または第2透明基板104を透過し
て第2情報面105にそれぞれ照射される。貼り合わせ
型光情報記録媒体を両面再生する場合には、光情報記録
媒体を反転して再生面を変えるか、または、光ピックア
ップを上下両面から照射できる構成とする。
【0024】そして、図1の構成の発明によれば、第1
透明基板101及び/または第2透明基板104の表面
に、第1透明基板101及び第2透明基板104に記録
されている情報の内容及びそれに関連した事項のパター
ン110が、受光量の変化に応じて色が変化する(受光
量が多い場合発色し、受光量が少ない場合消色する)吸
光変色物質を含有するインクによりなされている。
【0025】パターン110を形成するインクは、紫外
線硬化性樹脂等のインキバインダー中に吸光変色物質を
含有させたものであり、インキバインダーと吸光変色物
質の比率と印刷膜厚によって色濃度を設定することがで
きる。
【0026】吸光変色物質としては、スピロピラン系化
合物、ジヒドロインドリジン系化合物、フルギド系化合
物、ピオローゲン化合物、ジヒドリピレン系化合物、チ
オインジゴ系化合物、アントラセノファン誘導体、テト
ロベンゾペロピレン誘導体、ジフェニルチオカルバゾン
金属化合物等のフォトクロミック材料を用いることがで
きる。それぞれの材料によって色彩が異なるため、多色
のパターン110を形成する場合は、異なる材料を複数
用いて、多色刷りを行う。
【0027】これらの任意の色彩の吸光変色物質を、紫
外線硬化性樹脂等のモノマーに添加して印刷用のインク
を作製し、スクリーン印刷、ロール印刷またはグラビア
印刷等の方法によって、第1透明基板101及び/また
は第2透明基板104の表面に、第1情報面102及び
第2情報面105に記録されている情報の内容及びそれ
に関連した事項(例えば、タイトル、販売会社名等)の
パターン110を印刷する。そして、印刷直後、紫外線
を照射して紫外線硬化性樹脂を硬化させ、印刷したパタ
ーン110を乾燥、定着させる。
【0028】上記のように、パターン110は、吸光変
色物質を含有するインクにより形成されるため、屋外や
室内のように光が存在する場所では、吸光変色物質の受
光量が増加し、パターン110を目視により視認するこ
とができる。一方、記録再生装置の内部のような光が遮
断されている場所においては、吸光変色物質の受光量が
減少するため、パターン110は透明になる。
【0029】記録再生装置内部のターンテーブルに本発
明の光情報記録媒体を設置した場合、パターン110を
透過した再生レーザビーム109は、第1透明基板10
1または第2透明基板104を透過し、第1反射層10
3または第2反射層106によって反射される。反射さ
れた再生レーザビーム109は、再度、第1透明基板1
01または第2透明基板104及びパターン110を透
過し、第1情報面102または第2情報面105に記録
された情報を再生することができる。
【0030】本発明の光情報記録媒体を記録再生装置か
ら取り出した場合、パターン110中の吸光変色物質の
受光量が再び増加し、目視によりパターン110を確認
することができる。
【0031】また、図1に示した構造を有する光情報記
録媒体において、第1情報面102及び第2情報面10
5上にピットに代えて案内溝を形成し、第1反射層10
3及び第2反射層106の部分を光磁気記録材料、相変
化材料、色素系材料等の書換型または追記型の記録層を
形成し、書換型または追記型光情報記録媒体としても、
上記第1の実施例を実施することができる。
【0032】図1に示すような、片面に1層の記録層を
有する構造の光情報記録媒体は、CDと同様に、再生レ
ーザビーム109の波長における反射率が70%以上と
なるように設定されることが望まれる。一般的に、第1
反射層103及び第2反射層106には、CDと同様
に、再生レーザビーム109の波長において約90%の
反射率を示すアルミニウム(Al)が主に採用されてい
る。
【0033】しかしながら、第1反射層103及び第2
反射層106にAlを用いた場合、記録再生装置内にい
て、パターン110の再生レーザビーム109の波長域
における透過率が88%以上とならないと、パターン1
10上での反射率が70%以上を満たすことができな
い。
【0034】そこで、本発明による貼り合わせ型光情報
記録媒体の第2の実施例では、第1反射層103及び第
2反射層106の材料として、DVDの再生レーザビー
ム109の波長域における反射率が約95%である金
(Au)を用いることにより、パターン110の印刷に
用いるインクに添加する吸光変色物質の透過率特性のマ
ージンを拡大することができる。
【0035】したがって、片面に1層の情報層を有する
貼り合わせ型光情報記録媒体において、第1反射層10
3及び第2反射層106にAuを用いることにより、イ
ンクの原料として用いることができる吸光変色物質の種
類、膜厚、濃度等の選択のマージンが広がり、パターン
110の再生レーザビーム109の波長域における透過
率を85%以上と、そのマージンを拡大することができ
る。また、記録再生装置内に本発明の光情報記録媒体を
設置した後に、パターン110が再生可能な透過率に達
するまでの消色時間を短縮することができる。
【0036】図2は、本発明による光情報記録媒体の模
式図である。図2に示す構成は、本発明の第3の実施例
であり、特に片面に2層づつ情報面を有するディスク2
枚を貼り合わせて作製した貼り合わせ型光情報記録媒体
である。
【0037】第1透明基板201は情報が光学的に再生
可能に記録された第1情報面202を有している。第1
情報面202はピットと呼ばれる窪みが形成され、ディ
スクの中心からスパイラル状に記録されている。そし
て、再生レーザビーム215の一部を反射し、残りを透
過する第1半反射層203によって、第1情報面202
は覆われている。
【0038】第1半反射層203上には、情報が光学的
に再生可能に記録された第2情報面205を有する第1
透明樹脂層204が形成されている。第2情報面205
も第1情報面202と同様に、ピットと呼ばれる窪みが
形成され、スパイラル状または同心円状に記録されてい
る。そして、再生レーザビーム215を反射する第1反
射層206によって、第2情報面は覆われている。ま
た、製造時に、ピット等を塵埃や外部衝撃から保護する
ために第1反射層206の表面を保護層で覆ってもよ
い。
【0039】次に、第2透明基板207も、情報が光学
的に再生可能に記録された第3情報面208を有してい
る。第3情報面208においてもピットと呼ばれる窪み
が形成され、ディスクの中心からスパイラル状に記録さ
れている。そして、再生レーザビーム215の一部を反
射し、残りを透過する第2半反射層209によって、第
3情報面208は覆われている。
【0040】第2半反射層209上にも、やはり、情報
が光学的に再生可能に記録された第4情報面211を有
する第2透明樹脂層210が形成されている。第4情報
面211も第3情報面208と同様に、ピットと呼ばれ
る窪みが形成され、ディスクの中心からスパイラル状に
記録されている。そして、再生レーザビーム215を反
射する第2反射層212によって、第4情報面は覆われ
ている。また、製造時に、ピット等を塵埃や外部衝撃か
ら保護するために第2反射層212の表面を保護層で覆
ってもよい。
【0041】以上のように形成された2枚のディスクの
うち一方のディスクの第1反射層206(または保護
層)上に紫外線硬化性樹脂等から成る接着層213を塗
布し、他方のディスクの第2反射層212(または保護
層)と向かい合わせて接着する。ここで、接着層213
として、紫外線硬化性樹脂の他に、ホットメルト接着剤
或いはアクリル樹脂、ウレタン樹脂等他の接着剤を用い
てもよい。
【0042】光ピックアップ214から照射される再生
レーザビーム215は第1透明基板201を透過して第
1情報面202もしくは第2情報面205に、または第
2透明基板207を透過して第3情報面208もしくは
第4情報面211にそれぞれ照射される。
【0043】そして、図2の構成の発明によれば、第1
透明基板201及び/または第2透明基板207の表面
に、第1情報面202、第2情報面205、第3情報面
208及び第4情報面211に記録されている情報の内
容及びそれに関連した事項のパターン216が、吸光変
色物質を含有するインクによりなされている。
【0044】パターン216を形成するインクに用いる
材料は上記第1の実施例で用いたものと同一の、紫外線
硬化性樹脂等のインキバインダー中に吸光変色物質を含
有させたものを用いる。そして、パターン216を形成
する方法は第1の実施例で用いた方法と同一でよい。
【0045】第1の実施例で説明したように、パターン
216は、吸光変色物質を含有するインクにより形成さ
れるため、屋外や室内のように光が存在する場所では、
吸光変色物質の受光量が増加するため、パターン216
を目視により視認することができる。一方、記録再生装
置の内部のような光が遮断されている場所においては、
吸光変色物質の受光量が減少するため、パターン216
は透明になる。
【0046】したがって、記録再生装置内部のターンテ
ーブルに本発明の光情報記録媒体を設置した場合、パタ
ーン216を透過した再生レーザビーム215は、第1
透明基板201または第2透明基板207を透過し、第
1半反射層203、第1反射層206または第2半反射
層209、第2反射層212によって反射される。反射
された再生レーザビーム215は、再度、第1透明基板
201または第2透明基板207及びパターン216を
透過し、第1情報面202、第2情報面205、第3情
報面208及び第4情報面211に記録された情報を再
生することができる。
【0047】本発明の光情報記録媒体を記録再生装置か
ら取り出した場合、パターン216中の吸光変色物質の
受光量が再び増加し、目視によりパターン216を確認
することができる。
【0048】また、図2に示した構造を有する光情報記
録媒体において、片面の情報面の数を3層以上に増加し
ても、上記第3の実施例を実施することができる。
【0049】さらに、第1情報面202、第2情報面2
05、第3情報面208及び第4情報面211上にピッ
トに代えて案内溝を形成し、第1半反射層203、第2
半反射層209、第1反射層206及び第2反射層21
2の部分を光磁気記録材料、相変化材料、色素系材料等
の書換型または追記型の記録層を形成し、書換型または
追記型光情報記録媒体としても、上記第2の実施例を実
施することができる。この場合においても、片面の情報
面の数を3層以上に増加することができる。
【0050】図2に示すような、片面に2層の記録層を
有する構造の光情報記録媒体では、再生レーザビームの
波長における反射率が、各層とも再生時の反射率が25
〜40%の範囲となることが望ましい。
【0051】そのために、第1半反射層203及び第2
半反射層209の材料には、反射率が約30%、透過率
が約70%となるように成膜された窒化アルミニウム等
の誘電体等が用いられている。
【0052】そして、第1反射層206及び第2反射層
212には、再生レーザビーム215の波長において約
90%の反射率を示すアルミニウム(Al)が主に採用
されており、第1半反射層203または第2半反射層2
12を透過して再生する場合、25〜40%の範囲の反
射強度で再生できるように設計されている。
【0053】しかしながら、第1反射層206及び第2
反射層212にAlを用いた場合、パターン216の再
生レーザビーム215の波長域における透過率が有る程
度高くならないと、パターン216上での再生反射強度
を、上記値の反射率範囲に収めることができない。
【0054】そこで、本発明による光情報記録媒体の第
4の実施例では、第1反射層206及び第2反射層21
2の材料として、DVDの再生レーザビーム215の波
長域における反射率が約95%である金(Au)を用い
ることにより、パターン216の印刷に用いるインクに
添加する吸光変色物質の透過率特性のマージンを拡大す
ることができる。
【0055】したがって、片面に2層の情報層を有する
貼り合わせ型光情報記録媒体において、第1反射層20
6及び第2反射層212にAuを用いることにより、イ
ンクの原料として用いることのできる吸光変色物質の種
類、膜厚、濃度等の選択のマージンが広がり、パターン
216の再生レーザビーム215の波長域における透過
率のマージンを拡大することができる。
【0056】図3は、本発明の光情報記録媒体の模式図
である。図3に示す構成は、本発明の第5の実施例であ
り、本実施例では、第1の実施例〜第4の実施例と同様
に、パターン302を印刷した透明基板301を覆うよ
うに紫外線硬化性樹脂等からなる透明保護層303を表
面が平滑になるように設けた。
【0057】透明保護層303を設けることにより、パ
ターン302及び透明基板301を取扱い時に発生する
傷等から保護することができる。また、パターン302
の厚みからくる情報面上の収差を減少させることがで
き、高品質の再生信号を得ることができる。
【0058】これは、光ディスク用の対物レンズの焦点
距離は、使用する光ディスクの透明基板の厚さ及び屈折
率によって発生する収差を補正するように設計されてい
る。例えばDVDの場合には、透明基板の厚さ0.6m
m、屈折率1.55と規定されているので、DVD用の
対物レンズは、この基板を通し、情報面上で、ほぼ回折
限界の微小スポットが得られるように設計されている。
【0059】したがって、透明基板301上に、ある厚
み(数十〜数百μm)を有するパターン302を形成す
れば、パターン302上に再生レーザビームが位置した
場合、パターン302の厚み及び屈折率分だけ収差が発
生し、この部分の情報面上でのビームスポット径が大き
くなり、再生信号の劣化するという危惧がある。
【0060】しかし、上記のように、パターン302を
印刷した透明基板301を覆うように透明保護層303
を表面が平滑になるように設ければ、パターン302の
厚みによる収差を補正することができ、再生信号の信号
の劣化を抑えることができる。
【0061】また、本発明のパターンの印刷は、上記第
1〜第5の実施例に示した貼り合わせ型光情報記録媒体
だけではなく、CD等の単板型光情報記録媒体にも施す
ことができる。
【0062】従来の単板型光情報記録媒体は、光ビーム
入射面の反対側にのみ印刷表示を行っていたが、本発明
によって、両面に印刷表示を施すことができる。例え
ば、CDの光入射面にタイトル等を印刷しておけば、光
ビーム入射面を上にして卓上または再生装置のターンテ
ーブル等に置かれた場合においても、そのCDの内容を
即座に把握することができ、さらに、光ビーム入射面を
保護する保護層の役割を果たすことができる。
【0063】また、今後、光情報記録媒体の高密度化が
進み単板型光情報記録媒体においても、透明基板の厚さ
が薄くなっていくことが予想され、この場合、片面だけ
に印刷を施すと反りが発生する危険がある。しかし、本
発明によれば、両面に印刷表示を施すことができるた
め、透明基板に均等に張力がかかり、反りの発生を防止
することもできる。
【0064】
【発明の効果】本発明の光情報記録媒体によれば、光ビ
ーム入射面上に、再生特性を劣化させることなく、充分
に大きな面積に亘り、記録内容を表示するためのレーベ
ル印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光情報記録媒体の模式図。
【図2】本発明による光情報記録媒体の模式図。
【図3】本発明による光情報記録媒体の模式図。
【図4】従来のDVDの断面構造の模式図
【符号の説明】
101 第1透明基板 102 第1情報面 103 第1反射層 104 第2透明基板 105 第2情報面 106 第2反射層 107 接着層 108 光ピックアップ 109 再生レーザビーム 110 パターン 201 第1透明基板 202 第1情報面 203 第1半反射膜 204 第1透明樹脂層 205 第2情報面 206 第1反射層 207 第2透明基板 208 第3情報面 209 第2半反射層 210 第2透明樹脂層 211 第4情報面 212 第2反射層 213 接着層 214 光ピックアップ 215 再生レーザビーム 216 パターン 301 透明基板 302 パターン 303 透明保護層 401 第1透明基板 402 情報面 403 反射層 404 接着層 405 第2透明基板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板と、 少なくとも1以上の情報面とを備え光ビームにより情報
    が光学的に再生可能な光情報記録媒体であって、 前記透明基板の光ビームが入射する側の面上に吸光変色
    物質を含有するインクによりなされた前記透明基板に記
    録されている情報の内容及びそれに関連した事項の表示
    を具備することを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 【請求項2】光ビームを透過し情報が光学的に再生可能
    に記録されている透明基板と、 該透明基板の情報が光学的に再生可能に記録されている
    面上に形成され光ビームを反射する反射層とを備え、 前記透明基板の光ビームが入射する側の面上に吸光変色
    物質を含有するインクによりなされた前記透明基板に記
    録されている情報の内容及びそれに関連した事項の表示
    を具備することを特徴とする光情報記録媒体。
  3. 【請求項3】光ビームを透過し情報が光学的に再生可能
    に記録されている透明基板と、 該透明基板の情報が光学的に再生可能に記録されている
    面上に形成され光ビームの一部を反射し残りを透過する
    半反射層と、 前記半反射層上に形成され光ビームを透過し前記第1の
    半反射層と反対側の面に情報が光学的に再生可能に記録
    されている透明樹脂層と、 該透明樹脂層の情報が光学的に再生可能に記録されてい
    る面上に形成され光ビームを反射する反射層とを備え、 前記透明基板の光ビームが入射する側の面上に吸光変色
    物質を含有するインクによりなされた前記透明基板に記
    録されている情報の内容及びそれに関連した事項の表示
    を具備することを特徴とする光情報記録媒体。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3記載の光情報記録
    媒体であって、前記反射層がAu(金)から成ることを
    特徴とする光情報記録媒体。
  5. 【請求項5】光ビームを透過し情報が光学的に再生可能
    に記録されている第1の透明基板と、 該第1の透明基板の情報が光学的に再生可能に記録され
    ている面上に形成され光ビームを反射する第1の反射層
    と、 光ビームを透過し情報が光学的に再生可能に記録されて
    いる第2の透明基板と、 該第2の透明基板の情報が光学的に再生可能に記録され
    ている面上に形成され光ビームを反射する第2の反射層
    と、 接着層とを備え、 前記第1の反射層と前記第2の反射層とが前記接着層を
    介して貼り合わされ、 前記第1の透明基板及び/または前記第2の透明基板の
    光ビームが入射する側の面上に吸光変色物質を含有する
    インクによりなされた前記第1の透明基板及び前記第2
    の透明基板に記録されている情報の内容及びそれに関連
    した事項の表示を具備することを特徴とする光情報記録
    媒体。
  6. 【請求項6】光ビームを透過し情報が光学的に再生可能
    に記録されている第1の透明基板と、 該第1の透明基板の情報が光学的に再生可能に記録され
    ている面上に形成され光ビームの一部を反射し残りを透
    過する第1の半反射層と、 前記第1の半反射層上に形成され光ビームを透過し前記
    第1の半反射層と反対側の面に情報が光学的に再生可能
    に記録されている第1の透明樹脂層と、 該第1の透明樹脂層の情報が光学的に再生可能に記録さ
    れている面上に形成され光ビームを反射する第1の反射
    層と、 光ビームを透過し情報が光学的に再生可能に記録されて
    いる第2の透明基板と、 該第2の透明基板の情報が光学的に再生可能に記録され
    ている面上に形成され光ビームの一部を反射し残りを透
    過する第2の半反射層と、 前記第2の半反射層上に形成され光ビームを透過し前記
    第2の半反射層と反対側の面に情報が光学的に再生可能
    に記録されている第2の透明樹脂層と、 該第2の透明樹脂層の情報が光学的に再生可能に記録さ
    れている面上に形成され光ビームを反射する第2の反射
    層と、 接着層とを備え、 前記第1の反射層と前記第2の反射層とが前記接着層を
    介して貼り合わされ、 前記第1の透明基板及び/または前記第2の透明基板の
    光ビームが入射する側の面上に吸光変色物質を含有する
    インクによりなされた前記第1の透明基板、前記第1の
    透明樹脂層、前記第2の透明基板及び前記第2の透明樹
    脂層に記録されている情報の内容及びそれに関連した事
    項の表示を具備することを特徴とする光情報記録媒体。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6記載の光情報記録
    媒体であって、前記反射層がAu(金)から成ることを
    特徴とする光情報記録媒体。
  8. 【請求項8】光ビームを透過する透明基板と、 該透明基板上に形成され光ビームにより情報の記録、再
    生または消去が可能な少なくとも1以上の記録層とを備
    え、 前記透明基板の光ビームが入射する側の面上に吸光変色
    物質を含有するインクによりなされた、前記透明基板に
    記録されている情報の内容及びそれに関連した事項の表
    示を具備することを特徴とする光情報記録媒体。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項8記載の光情報記録媒
    体であって、前記表示を有する面上に平滑な透明保護層
    を具備することを特徴とする光情報記録媒体。
JP8311399A 1996-11-07 1996-11-07 光情報記録媒体 Pending JPH10143924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8311399A JPH10143924A (ja) 1996-11-07 1996-11-07 光情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8311399A JPH10143924A (ja) 1996-11-07 1996-11-07 光情報記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10143924A true JPH10143924A (ja) 1998-05-29

Family

ID=18016736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8311399A Pending JPH10143924A (ja) 1996-11-07 1996-11-07 光情報記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10143924A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1006513A3 (de) * 1998-12-01 2001-01-17 Dieter Dierks Digitaler optischer Datenträger in Scheibenformat
US7050387B2 (en) 2002-06-28 2006-05-23 Victor Company Of Japan, Ltd. Optical storage medium

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1006513A3 (de) * 1998-12-01 2001-01-17 Dieter Dierks Digitaler optischer Datenträger in Scheibenformat
US7050387B2 (en) 2002-06-28 2006-05-23 Victor Company Of Japan, Ltd. Optical storage medium
USRE42343E1 (en) 2002-06-28 2011-05-10 Victor Company Of Japan Optical storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100291379B1 (ko) 광학 기록 매체
US5703868A (en) Optical information recording medium having discernible obverse and reverse sides
JPH08329523A (ja) 光ディスク
JP2702905B2 (ja) 光ディスク
JP3431612B2 (ja) 光ディスクならびにその光ディスクに適した光ディスク装置および情報記録再生方法
JP3431464B2 (ja) 光情報媒体
JPH113543A (ja) 情報記録媒体
JPH10143924A (ja) 光情報記録媒体
JP2000113516A (ja) 光情報記録媒体
US20060087955A1 (en) Dual stack optical data storage medium and use of such medium
JPH0927143A (ja) 多層ディスク
JPH09212919A (ja) 光情報記録媒体
US7457229B2 (en) Optical recording medium
JP3228148B2 (ja) 光ディスク及び光ディスクの製造方法
JPH09147415A (ja) 多層ディスク
JPH0655887A (ja) 光学的情報記録媒体
JPH09274738A (ja) 光ディスク
JPH10289482A (ja) 光情報記録媒体
JP3676548B2 (ja) 光情報媒体の記録再生方法
JPWO2003025918A1 (ja) 記録媒体の記録方法及び記録媒体
JPH1116208A (ja) 多層情報記録媒体
JPH09128812A (ja) 光記録媒体
JP2001084644A (ja) 光記録媒体
JPH10208301A (ja) 情報記録媒体
JP2002269831A (ja) 光記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050606

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070703