JPH10144193A - 温度センサ及び温度センサの製造方法 - Google Patents
温度センサ及び温度センサの製造方法Info
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- JPH10144193A JPH10144193A JP29382696A JP29382696A JPH10144193A JP H10144193 A JPH10144193 A JP H10144193A JP 29382696 A JP29382696 A JP 29382696A JP 29382696 A JP29382696 A JP 29382696A JP H10144193 A JPH10144193 A JP H10144193A
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- temperature
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、温度センサ及び温度センサの製造方
法において、実装基板をその厚み方向に小さくすると共
に、温度センサを容易に量産し得るようにする。 【解決手段】本発明は、基材の一面に第1及び第2の電
極と、第1及び第2のリード線とを形成し、当該基材の
一面に第1及び第2の電極を露出させるように絶縁性樹
脂層を積層形成し、温度ヒユーズを第1及び第2の電極
に導通接続し、絶縁性樹脂層の開口にフラツクスを充填
し、絶縁性樹脂層の開口を閉塞手段によつて閉塞するこ
とにより、温度センサをその厚み方向の小さくすること
ができると共に、温度センサを一般的なプリント配線板
を構成する部材とほぼ同じ部材を用いて、当該プリント
配線板の製造方法とほぼ同じ方法で製造することがで
き、かくして実装基板をその厚み方向に小さくし得ると
共に、温度センサを容易に量産し得る温度センサ及び温
度センサの製造方法を実現することができる。
法において、実装基板をその厚み方向に小さくすると共
に、温度センサを容易に量産し得るようにする。 【解決手段】本発明は、基材の一面に第1及び第2の電
極と、第1及び第2のリード線とを形成し、当該基材の
一面に第1及び第2の電極を露出させるように絶縁性樹
脂層を積層形成し、温度ヒユーズを第1及び第2の電極
に導通接続し、絶縁性樹脂層の開口にフラツクスを充填
し、絶縁性樹脂層の開口を閉塞手段によつて閉塞するこ
とにより、温度センサをその厚み方向の小さくすること
ができると共に、温度センサを一般的なプリント配線板
を構成する部材とほぼ同じ部材を用いて、当該プリント
配線板の製造方法とほぼ同じ方法で製造することがで
き、かくして実装基板をその厚み方向に小さくし得ると
共に、温度センサを容易に量産し得る温度センサ及び温
度センサの製造方法を実現することができる。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術(図7及び図8) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)実施例 (1−1)実施例による温度センサの構成(図1及び図
2) (1−2)温度センサの製造の手順(図3〜図5) (1−3)実施例の動作 (1−4)実施例の効果 (2)他の実施例(図6) 発明の効果
2) (1−2)温度センサの製造の手順(図3〜図5) (1−3)実施例の動作 (1−4)実施例の効果 (2)他の実施例(図6) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は温度センサ及び温度
センサの製造方法に関し、例えばコンピユータやビデオ
カメラのような電子機器の内部に設けられた温度センサ
及び当該温度センサの製造方法に適用して好適なもので
ある。
センサの製造方法に関し、例えばコンピユータやビデオ
カメラのような電子機器の内部に設けられた温度センサ
及び当該温度センサの製造方法に適用して好適なもので
ある。
【0004】
【従来の技術】近年、この種の電子機器においては、複
数の電子部品が高密度実装された比較的小型の実装基板
が内部に設けられ、当該電子機器自体が小型化する傾向
にある。
数の電子部品が高密度実装された比較的小型の実装基板
が内部に設けられ、当該電子機器自体が小型化する傾向
にある。
【0005】ところがこのような電子機器においては、
各電子部品が実装基板に高密度実装されることにより、
動作時に各電子部品の発熱量が増加して当該電子部品が
加熱して故障する場合がある。
各電子部品が実装基板に高密度実装されることにより、
動作時に各電子部品の発熱量が増加して当該電子部品が
加熱して故障する場合がある。
【0006】このため、従来、このような電子機器にお
いては、各電子部品と共に、予め設定された所定温度で
電流の導電を遮断する温度センサが実装された実装基板
が設けられており、当該温度センサを介して電源から各
電子部品に電流が通電される。これにより電子機器で
は、その内部温度が動作途中に所定温度に達すると温度
センサが各電子部品に通電させた電流を遮断して各電子
部品への電流の供給を停止させ、かくして各電子部品の
動作を停止させるようにして各電子部品を加熱による故
障から保護し得るようになされている。
いては、各電子部品と共に、予め設定された所定温度で
電流の導電を遮断する温度センサが実装された実装基板
が設けられており、当該温度センサを介して電源から各
電子部品に電流が通電される。これにより電子機器で
は、その内部温度が動作途中に所定温度に達すると温度
センサが各電子部品に通電させた電流を遮断して各電子
部品への電流の供給を停止させ、かくして各電子部品の
動作を停止させるようにして各電子部品を加熱による故
障から保護し得るようになされている。
【0007】ここで図7に示すように、従来、温度セン
サ1は、円筒形状でなる絶縁容器2の内部に、所定温度
で溶断するように形成されたワイヤ状の温度ヒユーズ3
がその一端に第1のリード線4の一端が電気的及び物理
的に接続され、かつ他端に第2のリード線5の一端が電
気的及び物理的に接続されて挿入されると共に、フラツ
クス6が充填され、当該絶縁容器2の一端及び他端がそ
れそれ封止材7及び8を介して封止されて構成されてい
る。
サ1は、円筒形状でなる絶縁容器2の内部に、所定温度
で溶断するように形成されたワイヤ状の温度ヒユーズ3
がその一端に第1のリード線4の一端が電気的及び物理
的に接続され、かつ他端に第2のリード線5の一端が電
気的及び物理的に接続されて挿入されると共に、フラツ
クス6が充填され、当該絶縁容器2の一端及び他端がそ
れそれ封止材7及び8を介して封止されて構成されてい
る。
【0008】この場合図8に示すように、温度センサ1
は、周囲温度が絶縁容器2内に伝わり、当該絶縁容器2
の内部温度の上昇に伴つてフラツクス6が活性化すると
共に、当該内部温度が温度ヒユーズ3の融点に達すると
当該温度ヒユーズ3が溶断する。このとき温度ヒユーズ
3の溶断部分3A及び3Bは、その表面張力と、活性化
したフラツクス6の作用とにより球状にまとまつて所定
距離だけ離れ、かくして電流の通電をほぼ確実に遮断す
ることができるようになされている。
は、周囲温度が絶縁容器2内に伝わり、当該絶縁容器2
の内部温度の上昇に伴つてフラツクス6が活性化すると
共に、当該内部温度が温度ヒユーズ3の融点に達すると
当該温度ヒユーズ3が溶断する。このとき温度ヒユーズ
3の溶断部分3A及び3Bは、その表面張力と、活性化
したフラツクス6の作用とにより球状にまとまつて所定
距離だけ離れ、かくして電流の通電をほぼ確実に遮断す
ることができるようになされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような温
度センサ1では、絶縁容器2が少なくとも2〔mm〕程
度の外形を有し、当該温度センサ1が電子機器内に設け
られた実装基板に第1及び第2のリード線4及び5を介
して実装された場合、絶縁容器2が実装基板に実装され
た電子部品よりも当該実装基板の厚み方向に突出する。
このため各電子部品のみが実装された実装基板のその厚
み方向の大きさに比べて、各電子部品と共に温度センサ
1が実装された実装基板のその厚み方向の大きさの方が
大きく、電子機器を小型化し難い問題があつた。
度センサ1では、絶縁容器2が少なくとも2〔mm〕程
度の外形を有し、当該温度センサ1が電子機器内に設け
られた実装基板に第1及び第2のリード線4及び5を介
して実装された場合、絶縁容器2が実装基板に実装され
た電子部品よりも当該実装基板の厚み方向に突出する。
このため各電子部品のみが実装された実装基板のその厚
み方向の大きさに比べて、各電子部品と共に温度センサ
1が実装された実装基板のその厚み方向の大きさの方が
大きく、電子機器を小型化し難い問題があつた。
【0010】またこのような温度センサ1を製造する場
合には、通常、所定の温度センサ製造装置によつて温度
センサ1を1個づつ順次製造することにより、当該温度
センサ1を量産するには製造工程が煩雑になる問題があ
つた。
合には、通常、所定の温度センサ製造装置によつて温度
センサ1を1個づつ順次製造することにより、当該温度
センサ1を量産するには製造工程が煩雑になる問題があ
つた。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、実装基板をその厚み方向に小さくし得る温度セン
サ、及び温度センサを容易に量産し得る温度センサの製
造方法を提案しようとするものである。
で、実装基板をその厚み方向に小さくし得る温度セン
サ、及び温度センサを容易に量産し得る温度センサの製
造方法を提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、一面に、所定距離だけ離れて
対向するように第1及び第2の電極が形成され、かつそ
れぞれ対応する当該第1及び第2の電極に電気的に接続
された第1及び第2のリード線が形成された基材と、第
1及び第2の電極を露出させる開口を有し、第1及び第
2のリード線を覆うように基材の一面に積層形成された
絶縁性樹脂材からなる絶縁性樹脂層と、第1及び第2の
電極を導通接続し、所定温度で溶融する温度ヒユーズ
と、絶縁性樹脂層の開口内に充填されたフラツクスと、
絶縁性樹脂層の開口を閉塞する閉塞手段とを設けるよう
にした。
め第1の発明においては、一面に、所定距離だけ離れて
対向するように第1及び第2の電極が形成され、かつそ
れぞれ対応する当該第1及び第2の電極に電気的に接続
された第1及び第2のリード線が形成された基材と、第
1及び第2の電極を露出させる開口を有し、第1及び第
2のリード線を覆うように基材の一面に積層形成された
絶縁性樹脂材からなる絶縁性樹脂層と、第1及び第2の
電極を導通接続し、所定温度で溶融する温度ヒユーズ
と、絶縁性樹脂層の開口内に充填されたフラツクスと、
絶縁性樹脂層の開口を閉塞する閉塞手段とを設けるよう
にした。
【0013】また第2の発明においては、基材の一面
に、所定距離だけ離れて対向するように第1及び第2の
電極を形成すると共に、それぞれ対応する当該第1及び
第2の電極に電気的に接続して第1及び第2のリード線
を形成する第1の工程と、基材の一面に、第1及び第2
の電極を露出させる開口を有する絶縁性樹脂材からなる
絶縁性樹脂層を、第1及び第2のリード線を覆うように
積層形成する第2の工程と、第1及び第2の電極を所定
温度で溶融する温度ヒユーズによつて導通接続する第3
の工程と、絶縁性樹脂層の開口内にフラツクスを充填す
る第4の工程と、絶縁性樹脂層の開口を閉塞する第5の
工程とを設けるようにした。
に、所定距離だけ離れて対向するように第1及び第2の
電極を形成すると共に、それぞれ対応する当該第1及び
第2の電極に電気的に接続して第1及び第2のリード線
を形成する第1の工程と、基材の一面に、第1及び第2
の電極を露出させる開口を有する絶縁性樹脂材からなる
絶縁性樹脂層を、第1及び第2のリード線を覆うように
積層形成する第2の工程と、第1及び第2の電極を所定
温度で溶融する温度ヒユーズによつて導通接続する第3
の工程と、絶縁性樹脂層の開口内にフラツクスを充填す
る第4の工程と、絶縁性樹脂層の開口を閉塞する第5の
工程とを設けるようにした。
【0014】従つて第1の発明では、一面に、第1及び
第2の電極と、それぞれ対応する当該第1及び第2の電
極に電気的に接続された第1及び第2のリード線とが形
成された基材と、第1及び第2の電極を開口を介して露
出させ、かつ第1及び第2のリード線を覆うように基材
の一面に積層形成された絶縁性樹脂層と、第1及び第2
の電極を導通接続し、所定温度で溶融する温度ヒユーズ
と、絶縁性樹脂層の開口内に充填されたフラツクスと、
絶縁性樹脂層の開口を閉塞する閉塞手段とを設けるよう
にしたことにより、温度センサのその厚み方向の大きさ
を従来の温度センサに比べて小さくすることができる。
第2の電極と、それぞれ対応する当該第1及び第2の電
極に電気的に接続された第1及び第2のリード線とが形
成された基材と、第1及び第2の電極を開口を介して露
出させ、かつ第1及び第2のリード線を覆うように基材
の一面に積層形成された絶縁性樹脂層と、第1及び第2
の電極を導通接続し、所定温度で溶融する温度ヒユーズ
と、絶縁性樹脂層の開口内に充填されたフラツクスと、
絶縁性樹脂層の開口を閉塞する閉塞手段とを設けるよう
にしたことにより、温度センサのその厚み方向の大きさ
を従来の温度センサに比べて小さくすることができる。
【0015】また第2の発明では、基材の一面に、所定
距離だけ離れて対向するように第1及び第2の電極を形
成すると共に、それぞれ対応する当該第1及び第2の電
極に電気的に接続して第1及び第2のリード線を形成
し、次いで基材の一面に、第1及び第2の電極を開口を
介して露出させ、かつ第1及び第2のリード線を覆うよ
うに絶縁性樹脂層を積層形成し、続いて第1及び第2の
電極を所定温度で溶融する温度ヒユーズによつて導通接
続し、次いで絶縁性樹脂層の開口内にフラツクスを充填
し、続いて絶縁性樹脂層の開口を閉塞するようにしたこ
とにより、温度センサを一般的なプリント配線板を構成
する部材とほぼ同じ部材を用いて、当該プリント配線板
の製造方法とほぼ同じ方法で製造することができ、かく
して複数の温度センサを一括して製造することができ
る。
距離だけ離れて対向するように第1及び第2の電極を形
成すると共に、それぞれ対応する当該第1及び第2の電
極に電気的に接続して第1及び第2のリード線を形成
し、次いで基材の一面に、第1及び第2の電極を開口を
介して露出させ、かつ第1及び第2のリード線を覆うよ
うに絶縁性樹脂層を積層形成し、続いて第1及び第2の
電極を所定温度で溶融する温度ヒユーズによつて導通接
続し、次いで絶縁性樹脂層の開口内にフラツクスを充填
し、続いて絶縁性樹脂層の開口を閉塞するようにしたこ
とにより、温度センサを一般的なプリント配線板を構成
する部材とほぼ同じ部材を用いて、当該プリント配線板
の製造方法とほぼ同じ方法で製造することができ、かく
して複数の温度センサを一括して製造することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
施例を詳述する。
【0017】(1)実施例 (1−1)実施例による温度センサの構成 図1において、10は全体として本発明による温度セン
サを示し、鉄又はアルミニウム等の比較的薄いリジツド
な金属板でなる基材11と、中央部に開口を有する絶縁
性樹脂材でなるカバーフイルム12と、樹脂材でなるフ
イルム状部材13とが順次積層形成されてなる本体部1
5の対向する側面15A及び15Bにそれぞれ第1又は
第2の外部端子16又は17が形成され、基材11とフ
イルム状部材13とにより閉塞されたカバーフイルム1
2の開口内に、所定温度で溶断する温度ヒユーズ(図示
せず)が第1及び第2の外部端子16及び17に導通接
続されて設けられていると共に、フラツクス(図示せ
ず)が充填されて構成されている。
サを示し、鉄又はアルミニウム等の比較的薄いリジツド
な金属板でなる基材11と、中央部に開口を有する絶縁
性樹脂材でなるカバーフイルム12と、樹脂材でなるフ
イルム状部材13とが順次積層形成されてなる本体部1
5の対向する側面15A及び15Bにそれぞれ第1又は
第2の外部端子16又は17が形成され、基材11とフ
イルム状部材13とにより閉塞されたカバーフイルム1
2の開口内に、所定温度で溶断する温度ヒユーズ(図示
せず)が第1及び第2の外部端子16及び17に導通接
続されて設けられていると共に、フラツクス(図示せ
ず)が充填されて構成されている。
【0018】この場合温度センサ10では、外部の電源
(図示せず)から第1の外部端子16(又は第2の外部
端子17)に電流が通電され、当該電流を温度ヒユーズ
と、第2の外部端子17(又は第1の外部端子16)と
を順次通電させて当該第2の外部端子17(又は第1の
外部端子16)から例えば所定の電子部品(図示せず)
に通電させ、かくして電子部品を動作させる。
(図示せず)から第1の外部端子16(又は第2の外部
端子17)に電流が通電され、当該電流を温度ヒユーズ
と、第2の外部端子17(又は第1の外部端子16)と
を順次通電させて当該第2の外部端子17(又は第1の
外部端子16)から例えば所定の電子部品(図示せず)
に通電させ、かくして電子部品を動作させる。
【0019】因みに温度ヒユーズ10は、電子部品を加
熱による故障から保護し得るような所定温度で溶断する
ように、予め材料が選定されて形成されている。また基
材11は、比較的熱伝導率が高く、温度センサ10の周
囲温度を閉塞された開口内に伝えるようになされてい
る。
熱による故障から保護し得るような所定温度で溶断する
ように、予め材料が選定されて形成されている。また基
材11は、比較的熱伝導率が高く、温度センサ10の周
囲温度を閉塞された開口内に伝えるようになされてい
る。
【0020】従つて温度センサ10は、周囲温度が基材
11を介して開口内に伝わり、当該開口内の内部温度が
所定温度(すなわち、温度ヒユーズの溶融温度)に達す
ると温度ヒユーズが溶断する。これにより温度センサ1
0は、電子部品へ通電させる電流を遮断して当該電子部
品の動作を停止させ、かくして電子部品を加熱による故
障から保護し得るようになされている。
11を介して開口内に伝わり、当該開口内の内部温度が
所定温度(すなわち、温度ヒユーズの溶融温度)に達す
ると温度ヒユーズが溶断する。これにより温度センサ1
0は、電子部品へ通電させる電流を遮断して当該電子部
品の動作を停止させ、かくして電子部品を加熱による故
障から保護し得るようになされている。
【0021】ここで温度センサ10の内部構成を図2
(A)及び(B)に示す。
(A)及び(B)に示す。
【0022】すなわち温度センサ10は、基材11の一
面11Aの中央部にシート状の第1の熱硬化性接着剤2
0をそれぞれ介して銅箔でなる第1の電極21と、第2
の電極22とが所定距離だけ離れて対向するように形成
されている。
面11Aの中央部にシート状の第1の熱硬化性接着剤2
0をそれぞれ介して銅箔でなる第1の電極21と、第2
の電極22とが所定距離だけ離れて対向するように形成
されている。
【0023】第1の電極21上の第2の電極22と対向
する一端部側には、温度ヒユーズ23の一端側が銀ペー
ストでなる第1の接着剤25を介して電気的及び物理的
に接続されていると共に、第2の電極22上の第1の電
極21と対向する一端部側には、当該温度ヒユーズ23
の他端側が当該第1の接着剤25と同様の第2の接着剤
26を介して電気的及び物理的に接続されている。
する一端部側には、温度ヒユーズ23の一端側が銀ペー
ストでなる第1の接着剤25を介して電気的及び物理的
に接続されていると共に、第2の電極22上の第1の電
極21と対向する一端部側には、当該温度ヒユーズ23
の他端側が当該第1の接着剤25と同様の第2の接着剤
26を介して電気的及び物理的に接続されている。
【0024】また基材11の一面11Aには、第1及び
第2の電極21及び22を露出させる開口を有するシー
ト状の第2の熱硬化性接着剤27を介して、当該第1の
電極21に一端が電気的に接続された銅箔でなる第1の
リード線29と、第2の電極22に一端が電気的に接続
された銅箔でなる第2のリード線30とが形成されてい
る。
第2の電極21及び22を露出させる開口を有するシー
ト状の第2の熱硬化性接着剤27を介して、当該第1の
電極21に一端が電気的に接続された銅箔でなる第1の
リード線29と、第2の電極22に一端が電気的に接続
された銅箔でなる第2のリード線30とが形成されてい
る。
【0025】この場合第1のリード線29の他端は、第
1の外部端子16に電気的に接続されていると共に、第
2のリード線30の他端は、第2の外部端子17に電気
的に接続されている。これにより温度センサ10は、外
部の電源(図示せず)から通電される電流を第1の外部
端子16と、第1のリード線29と、温度ヒユーズ23
と、第2のリード線30と、第2の外部端子17(第2
の外部端子17と、第2のリード線30と、温度ヒユー
ズ23と、第1のリード線29と、第1の外部端子1
6)とを順次介して通電させる。
1の外部端子16に電気的に接続されていると共に、第
2のリード線30の他端は、第2の外部端子17に電気
的に接続されている。これにより温度センサ10は、外
部の電源(図示せず)から通電される電流を第1の外部
端子16と、第1のリード線29と、温度ヒユーズ23
と、第2のリード線30と、第2の外部端子17(第2
の外部端子17と、第2のリード線30と、温度ヒユー
ズ23と、第1のリード線29と、第1の外部端子1
6)とを順次介して通電させる。
【0026】さらに基材11の一面11Aには、第2の
熱硬化性接着剤27を介して、第1及び第2の電極21
及び22を露出させる開口12Aを有するカバーフイル
ム12が、第1及び第2のリード線29及び30を覆
い、かつ第1及び第2の電極21及び22の最外周に沿
つた所定部分を覆うように積層形成されている。
熱硬化性接着剤27を介して、第1及び第2の電極21
及び22を露出させる開口12Aを有するカバーフイル
ム12が、第1及び第2のリード線29及び30を覆
い、かつ第1及び第2の電極21及び22の最外周に沿
つた所定部分を覆うように積層形成されている。
【0027】この場合カバーフイルム12は、開口12
A内にフラツクス32が充填される。またカバーフイル
ム12上には、カバーフイルム12の開口12Aよりも
僅かに大きい開口を有するシート状の第3の熱硬化性接
着剤33を介してフイルム状部材13が積層形成され、
これにより開口12Aを閉塞する。因みにカバーフイル
ム12は、その上面12Bが温度ヒユーズ23よりも上
方に位置するように厚みが選定されており、これにより
開口12A内の温度ヒユーズ23をフラツクス32中に
完全に沈み込ませるようになされている。
A内にフラツクス32が充填される。またカバーフイル
ム12上には、カバーフイルム12の開口12Aよりも
僅かに大きい開口を有するシート状の第3の熱硬化性接
着剤33を介してフイルム状部材13が積層形成され、
これにより開口12Aを閉塞する。因みにカバーフイル
ム12は、その上面12Bが温度ヒユーズ23よりも上
方に位置するように厚みが選定されており、これにより
開口12A内の温度ヒユーズ23をフラツクス32中に
完全に沈み込ませるようになされている。
【0028】また第1の電極21の上面21Aには、図
中aに示す幅を有する領域(以下、これを第1の領域と
呼ぶ)に第1の接着剤25を付着させずに当該第1の接
着剤25を介して温度ヒユーズ23の一端側が接続さ
れ、第2の電極22の上面22Aにも第1の電極21の
場合と同様に図中aに示す幅を有する領域(以下、これ
を第2の領域と呼ぶ)に第2の接着剤26を付着させず
に当該第2の接着剤26を介して温度ヒユーズ23の他
端側が接続されている。
中aに示す幅を有する領域(以下、これを第1の領域と
呼ぶ)に第1の接着剤25を付着させずに当該第1の接
着剤25を介して温度ヒユーズ23の一端側が接続さ
れ、第2の電極22の上面22Aにも第1の電極21の
場合と同様に図中aに示す幅を有する領域(以下、これ
を第2の領域と呼ぶ)に第2の接着剤26を付着させず
に当該第2の接着剤26を介して温度ヒユーズ23の他
端側が接続されている。
【0029】従つて温度センサ10では、周囲温度の上
昇に伴い、当該周囲温度が基材11を介して開口12A
内に伝わつてその内部温度が上昇すると、当該内部温度
の上昇に応じてフラツクス32が徐々に活性化する。ま
た温度センサ10では、開口12A内の内部温度が温度
ヒユーズ23の溶融温度に達してこの温度ヒユーズ23
が溶融すると、フラツクス32はそのぬれ性の性質に基
づいて温度ヒユーズ23の一端側を第1の電極21の第
1の領域に引つ張るように作用し、かつ当該温度ヒユー
ズ23の他端側を第2の電極22の第2の領域に引つ張
るように作用して、かくして温度ヒユーズ23が溶断す
る。
昇に伴い、当該周囲温度が基材11を介して開口12A
内に伝わつてその内部温度が上昇すると、当該内部温度
の上昇に応じてフラツクス32が徐々に活性化する。ま
た温度センサ10では、開口12A内の内部温度が温度
ヒユーズ23の溶融温度に達してこの温度ヒユーズ23
が溶融すると、フラツクス32はそのぬれ性の性質に基
づいて温度ヒユーズ23の一端側を第1の電極21の第
1の領域に引つ張るように作用し、かつ当該温度ヒユー
ズ23の他端側を第2の電極22の第2の領域に引つ張
るように作用して、かくして温度ヒユーズ23が溶断す
る。
【0030】これに加えて温度ヒユーズ23が溶断した
場合には、当該温度ヒユーズ23の溶断部分が、その溶
融による表面張力と、フラツクス32の作用とにより球
状にまとまる。かくしてこの温度センサ10では、開口
12A内の内部温度が温度ヒユーズ23の溶融温度に達
すると、当該温度ヒユーズ23をほぼ確実に溶断させる
と共に、一度溶断した温度ヒユーズ23が再び接触する
ことを防止し得るようになされている。
場合には、当該温度ヒユーズ23の溶断部分が、その溶
融による表面張力と、フラツクス32の作用とにより球
状にまとまる。かくしてこの温度センサ10では、開口
12A内の内部温度が温度ヒユーズ23の溶融温度に達
すると、当該温度ヒユーズ23をほぼ確実に溶断させる
と共に、一度溶断した温度ヒユーズ23が再び接触する
ことを防止し得るようになされている。
【0031】(1−2)温度センサの製造の手順 ここで実際上温度センサ10は、図3(A)〜図5
(B)に示す以下の手順によつて製造することができ
る。
(B)に示す以下の手順によつて製造することができ
る。
【0032】すなわちまず図3(A)に示すように、比
較的熱伝導率が高く、かつフラツクス32に対して耐腐
食性の性質を有する基材11を選定し、当該選定した例
えば鉄又はアルミニウム等の比較的薄い金属板でなる基
材11の一面11Aにシート状の第1の熱硬化性接着剤
20と、銅箔とを順次積層する。
較的熱伝導率が高く、かつフラツクス32に対して耐腐
食性の性質を有する基材11を選定し、当該選定した例
えば鉄又はアルミニウム等の比較的薄い金属板でなる基
材11の一面11Aにシート状の第1の熱硬化性接着剤
20と、銅箔とを順次積層する。
【0033】この後第1の熱硬化性接着剤20を所定温
度で加熱することにより、基材11の一面11Aに第1
の熱硬化性接着剤20を介して銅箔を貼り合わせる。次
いでエツチングの手法によつて基材11の一面11Aの
余分な銅箔と共に、余分な第1の熱硬化性接着剤20を
除去することにより、当該基材11の一面11Aの中央
部に銅箔でなる第1及び第2の電極21及び22を対向
させて形成する。因みにこのようにして形成された第1
及び第2の電極21及び22は、この後無電解メツキ等
の所定のメツキ法の手法によつてニツケルと、金とが順
次メツキされ、これによりフラツクス32による腐食を
防止するようになされている。
度で加熱することにより、基材11の一面11Aに第1
の熱硬化性接着剤20を介して銅箔を貼り合わせる。次
いでエツチングの手法によつて基材11の一面11Aの
余分な銅箔と共に、余分な第1の熱硬化性接着剤20を
除去することにより、当該基材11の一面11Aの中央
部に銅箔でなる第1及び第2の電極21及び22を対向
させて形成する。因みにこのようにして形成された第1
及び第2の電極21及び22は、この後無電解メツキ等
の所定のメツキ法の手法によつてニツケルと、金とが順
次メツキされ、これによりフラツクス32による腐食を
防止するようになされている。
【0034】続いて第1及び第2の電極21及び22を
マスキングし、この状態において基材11の一面11A
に第1の熱硬化性接着剤20と同様の材質でなるシート
状の第2の熱硬化性接着剤27と、銅箔とを順次積層す
る。この後第2の熱硬化性接着剤27を所定温度で加熱
することにより、基材11の一面11A(第1及び第2
の電極21及び22が対向して形成された領域以外)に
当該第2の熱硬化性接着剤27を介して銅箔を貼り合わ
せる。
マスキングし、この状態において基材11の一面11A
に第1の熱硬化性接着剤20と同様の材質でなるシート
状の第2の熱硬化性接着剤27と、銅箔とを順次積層す
る。この後第2の熱硬化性接着剤27を所定温度で加熱
することにより、基材11の一面11A(第1及び第2
の電極21及び22が対向して形成された領域以外)に
当該第2の熱硬化性接着剤27を介して銅箔を貼り合わ
せる。
【0035】次いでエツチングの手法によつて基材11
の一面11Aに位置する余分な銅箔と共に、余分な第2
の熱硬化性接着剤27を除去し、この後第1及び第2の
電極21及び22のマスクを除去することにより、当該
基材11の一面11Aに第1の電極21に一端が電気的
に接続された第1のリード線29と、第2の電極22に
一端が電気的に接続された第2のリード線30とを形成
する。
の一面11Aに位置する余分な銅箔と共に、余分な第2
の熱硬化性接着剤27を除去し、この後第1及び第2の
電極21及び22のマスクを除去することにより、当該
基材11の一面11Aに第1の電極21に一端が電気的
に接続された第1のリード線29と、第2の電極22に
一端が電気的に接続された第2のリード線30とを形成
する。
【0036】続いて図3(B)に示すように、基材11
の一面11Aに、第1及び第2の電極21及び22を露
出させる開口を有するシート状の第2の熱硬化性接着剤
27を再び積層すると共に、当該基材11の一面11A
の外形とほぼ同じ形状及び大きさを有し、かつ第1及び
第2の電極21及び22を露出させる開口12Aを有す
るカバーフイルム12を第1及び第2のリード線29及
び30を覆い、開口12A付近が第1及び第2の電極2
1及び22上のそれぞれ最外周に沿つた所定部分を覆う
ように積層形成する。
の一面11Aに、第1及び第2の電極21及び22を露
出させる開口を有するシート状の第2の熱硬化性接着剤
27を再び積層すると共に、当該基材11の一面11A
の外形とほぼ同じ形状及び大きさを有し、かつ第1及び
第2の電極21及び22を露出させる開口12Aを有す
るカバーフイルム12を第1及び第2のリード線29及
び30を覆い、開口12A付近が第1及び第2の電極2
1及び22上のそれぞれ最外周に沿つた所定部分を覆う
ように積層形成する。
【0037】この後第2の熱硬化性接着剤27を所定温
度で加熱することにより、当該第2の熱硬化性接着剤2
7を介して基材11の一面11Aにカバーフイルム12
を積層形成する。これにより開口12A内に第1及び第
2の電極21及び22が対向した状態で位置する。なお
カバーフイルム12は、フラツクス32に対して耐腐食
性の性質を有するように選定された所定の絶縁性樹脂材
からなる。
度で加熱することにより、当該第2の熱硬化性接着剤2
7を介して基材11の一面11Aにカバーフイルム12
を積層形成する。これにより開口12A内に第1及び第
2の電極21及び22が対向した状態で位置する。なお
カバーフイルム12は、フラツクス32に対して耐腐食
性の性質を有するように選定された所定の絶縁性樹脂材
からなる。
【0038】次いで図4(A)に示すように、第1の電
極21上の第1の領域をマスキングすると共に、第2の
電極22上の第2の領域をマスキングする。この後第1
の電極21上のマスキングされた以外の所定位置に第1
の接着剤25を塗布すると共に、第2の電極22上のマ
スキングされた以外の所定位置に第2の接着剤26を塗
布する。続いて温度ヒユーズ23の一端側を第1の電極
21上の第1の接着剤25と接触させ、かつ当該温度ヒ
ユーズ23の他端側を第2の電極22上の第2の接着剤
26と接触させて位置決めマウントする。
極21上の第1の領域をマスキングすると共に、第2の
電極22上の第2の領域をマスキングする。この後第1
の電極21上のマスキングされた以外の所定位置に第1
の接着剤25を塗布すると共に、第2の電極22上のマ
スキングされた以外の所定位置に第2の接着剤26を塗
布する。続いて温度ヒユーズ23の一端側を第1の電極
21上の第1の接着剤25と接触させ、かつ当該温度ヒ
ユーズ23の他端側を第2の電極22上の第2の接着剤
26と接触させて位置決めマウントする。
【0039】次いで第1及び第2の接着剤25及び26
をリフローすることにより、所定温度ヒユーズ23の一
端側を第1の電極21に第1の接着剤25を介して電気
的及び物理的に接続すると共に、当該温度ヒユーズ23
の他端側を第2の電極22に第2の接着剤26を介して
電気的及び物理的に接続する。このようにして第1及び
第2の電極21及び22を温度ヒユーズ23によつて導
通接続する。この後第1及び第2の電極21及び22上
からマスクを除去する。
をリフローすることにより、所定温度ヒユーズ23の一
端側を第1の電極21に第1の接着剤25を介して電気
的及び物理的に接続すると共に、当該温度ヒユーズ23
の他端側を第2の電極22に第2の接着剤26を介して
電気的及び物理的に接続する。このようにして第1及び
第2の電極21及び22を温度ヒユーズ23によつて導
通接続する。この後第1及び第2の電極21及び22上
からマスクを除去する。
【0040】なお第1及び第2の接着剤25及び26は
それぞれ銀ペーストでなり、比較的小さい接続抵抗を有
する。また温度ヒユーズ23は、所望の溶融温度に応じ
て錫と鉛とからなるいわゆるはんだや、銀、ビスマス等
の複数種類の金属から形成される。因みに温度ヒユーズ
23は、所望の溶融温度が例えば 180〔℃〕程度の場
合、当該温度ヒユーズ23の重量全体を 100〔%〕とし
て、62〔%〕程度の錫と、36〔%〕程度の鉛と、2
〔%〕程度の銀とから形成される。
それぞれ銀ペーストでなり、比較的小さい接続抵抗を有
する。また温度ヒユーズ23は、所望の溶融温度に応じ
て錫と鉛とからなるいわゆるはんだや、銀、ビスマス等
の複数種類の金属から形成される。因みに温度ヒユーズ
23は、所望の溶融温度が例えば 180〔℃〕程度の場
合、当該温度ヒユーズ23の重量全体を 100〔%〕とし
て、62〔%〕程度の錫と、36〔%〕程度の鉛と、2
〔%〕程度の銀とから形成される。
【0041】続いて図4(B)に示すように、カバーフ
イルム12上の開口12Aの周囲に一周に亘つて第1の
熱硬化性接着剤20と同様の材質でなるシート状の第3
の熱硬化性接着剤33を積層する。この後第3の熱硬化
性接着剤33上に、温度ヒユーズ23の溶融温度よりも
高い所定温度まで耐熱性を有するフイルム状部材13を
積層する。
イルム12上の開口12Aの周囲に一周に亘つて第1の
熱硬化性接着剤20と同様の材質でなるシート状の第3
の熱硬化性接着剤33を積層する。この後第3の熱硬化
性接着剤33上に、温度ヒユーズ23の溶融温度よりも
高い所定温度まで耐熱性を有するフイルム状部材13を
積層する。
【0042】次いで加熱装置(図示ぜす)の所定温度に
加熱されたヘツド部35を、フイルム状部材13上の第
3の熱硬化性接着剤33に対応する位置に当接させ、こ
の状態においてヘツド部35によりフイルム状部材13
を所定圧力で所定時間加圧する。これにより第3の熱硬
化性接着剤33が加熱され、当該第3の熱硬化性接着剤
33を介してカバーフイルム12上にフイルム状部材1
3を積層形成する。
加熱されたヘツド部35を、フイルム状部材13上の第
3の熱硬化性接着剤33に対応する位置に当接させ、こ
の状態においてヘツド部35によりフイルム状部材13
を所定圧力で所定時間加圧する。これにより第3の熱硬
化性接着剤33が加熱され、当該第3の熱硬化性接着剤
33を介してカバーフイルム12上にフイルム状部材1
3を積層形成する。
【0043】因みにフイルム状部材13は、開口12A
に対応する所定位置に予め穴部13Aが穿設されてい
る。ここでフイルム状部材13は、フラツクス32に対
して耐腐食性の性質を有するように選定された例えばポ
リイミド樹脂でなる。この選定されたポリイミド樹脂
は、透明又は半透明でなり、開口12A内の温度ヒユー
ズ23が溶断した場合に、これをユーザにフイルム状部
材13の外側から確認させることができるようになされ
ている。
に対応する所定位置に予め穴部13Aが穿設されてい
る。ここでフイルム状部材13は、フラツクス32に対
して耐腐食性の性質を有するように選定された例えばポ
リイミド樹脂でなる。この選定されたポリイミド樹脂
は、透明又は半透明でなり、開口12A内の温度ヒユー
ズ23が溶断した場合に、これをユーザにフイルム状部
材13の外側から確認させることができるようになされ
ている。
【0044】続いて図5(A)に示すように、フイルム
状部材13に穿設された穴部13Aから開口12A内に
フラツクス32を充填し、この後穴部13Aを樹脂材等
で塞ぐようにして当該開口12Aを閉塞する。かくして
本体部15を形成する。
状部材13に穿設された穴部13Aから開口12A内に
フラツクス32を充填し、この後穴部13Aを樹脂材等
で塞ぐようにして当該開口12Aを閉塞する。かくして
本体部15を形成する。
【0045】ここでフラツクス32は、基材11等を腐
食させず、かつ温度ヒユーズ23の溶融温度において、
第1及び第2の電極21及び22上のぬれ性を確保する
と共に、温度ヒユーズ23の溶断部分を球状にまとめる
ように作用する等のような性質に応じて選定された樹脂
系、有機系又は無機系等の種々の種類のフラツクスでな
る。
食させず、かつ温度ヒユーズ23の溶融温度において、
第1及び第2の電極21及び22上のぬれ性を確保する
と共に、温度ヒユーズ23の溶断部分を球状にまとめる
ように作用する等のような性質に応じて選定された樹脂
系、有機系又は無機系等の種々の種類のフラツクスでな
る。
【0046】次いで図5(B)に示すように、本体部1
5の第1のリード線29の他端が位置する側面15A
を、スルーホールを形成する所定の手法によつて基材1
1の厚み方向に半円柱状に切り欠き、これにより当該第
1のリード線29の他端を露出させる。また本体部15
の第2のリード線30の他端が位置する側面15Bを側
面15Aと同様にして基材11の厚み方向に半円柱状に
切り欠き、これにより当該第2のリード線30の他端を
露出させる。この後本体部15の側面15A及び15B
に形成された切り欠きの内周面にそれぞれ第1及び第2
のリード線29及び30と導通接続された導電性金属膜
16A及び17Aを被膜形成することにより、第1及び
第2の外部端子16及び17を形成し、かくして温度セ
ンサ10を製造することができる。
5の第1のリード線29の他端が位置する側面15A
を、スルーホールを形成する所定の手法によつて基材1
1の厚み方向に半円柱状に切り欠き、これにより当該第
1のリード線29の他端を露出させる。また本体部15
の第2のリード線30の他端が位置する側面15Bを側
面15Aと同様にして基材11の厚み方向に半円柱状に
切り欠き、これにより当該第2のリード線30の他端を
露出させる。この後本体部15の側面15A及び15B
に形成された切り欠きの内周面にそれぞれ第1及び第2
のリード線29及び30と導通接続された導電性金属膜
16A及び17Aを被膜形成することにより、第1及び
第2の外部端子16及び17を形成し、かくして温度セ
ンサ10を製造することができる。
【0047】(1−3)実施例の動作 以上の構成において、温度センサ10では、まず基材1
1の一面11Aの中央部に第1の熱硬化性接着剤20を
介して第1及び第2の電極21及び22を対向させて形
成すると共に、当該一面11Aに第2の熱硬化性接着剤
27を介して第1の電極21に一端が電気的に接続され
た第1のリード線29と、第2の電極22に一端が電気
的に接続された第2のリード線30とを形成する(図3
(A))。次いで基材11の一面11に第1及び第2の
電極21及び22を露出させるように第2の熱硬化性接
着剤27を介してカバーフイルム12を積層形成する
(図3(B))。
1の一面11Aの中央部に第1の熱硬化性接着剤20を
介して第1及び第2の電極21及び22を対向させて形
成すると共に、当該一面11Aに第2の熱硬化性接着剤
27を介して第1の電極21に一端が電気的に接続され
た第1のリード線29と、第2の電極22に一端が電気
的に接続された第2のリード線30とを形成する(図3
(A))。次いで基材11の一面11に第1及び第2の
電極21及び22を露出させるように第2の熱硬化性接
着剤27を介してカバーフイルム12を積層形成する
(図3(B))。
【0048】続いて第1及び第2の電極21及び22を
温度ヒユーズ23によつて導通接続し(図4(A))、
この後カバーフイルム12上にフイルム状部材13を積
層形成する(図4(B))。次いでフイルム状部材13
の穴部13Aから開口12A内にフラツクス32を充填
し、この後穴部13Aを塞いで開口12を閉塞する。こ
のようにして温度センサ10の本体部15を形成する
(図5(A))。
温度ヒユーズ23によつて導通接続し(図4(A))、
この後カバーフイルム12上にフイルム状部材13を積
層形成する(図4(B))。次いでフイルム状部材13
の穴部13Aから開口12A内にフラツクス32を充填
し、この後穴部13Aを塞いで開口12を閉塞する。こ
のようにして温度センサ10の本体部15を形成する
(図5(A))。
【0049】続いて本体部15の側面15A及び15B
に第1のリード線29の他端と導通接続された第1の外
部端子16と、第2のリード線30と導通接続された第
2の外部端子17とを形成し、かくして温度センサ10
を製造することができる。
に第1のリード線29の他端と導通接続された第1の外
部端子16と、第2のリード線30と導通接続された第
2の外部端子17とを形成し、かくして温度センサ10
を製造することができる。
【0050】従つてこのような温度センサ10の製造方
法では、エツチングの手法によつて基材11の一面11
Aに、第1及び第2の電極21及び22と、第1及び第
2のリード線29及び30とを形成するようにしたこと
により、温度センサ10を一般的なプリント配線板を構
成する部材とほぼ同じ部材を用いて、当該プリント配線
板とほぼ同じ製造の手順で製造することができ、かくし
て複数の温度センサ10を一括して製造することができ
る。
法では、エツチングの手法によつて基材11の一面11
Aに、第1及び第2の電極21及び22と、第1及び第
2のリード線29及び30とを形成するようにしたこと
により、温度センサ10を一般的なプリント配線板を構
成する部材とほぼ同じ部材を用いて、当該プリント配線
板とほぼ同じ製造の手順で製造することができ、かくし
て複数の温度センサ10を一括して製造することができ
る。
【0051】すなわち複数の本体部15に応じた大きさ
及び形状でなる基材を用い、当該基材の一面のそれぞれ
本体部15に対応する部分に第1及び第2の電極21及
び22と、第1及び第2のリード線29及び30とを一
括して形成し、この後対向する第1及び第2の電極21
及び22をそれぞれ露出させる開口を有するカバーフイ
ルムを基材の一面に積層形成する。次いで複数の温度ヒ
ユーズ23によつてそれぞれ対応する第1及び第2の電
極21及び22を導通接続し、この後カバーフイルム上
にフイルム状部材を積層形成する。続いて各開口にそれ
ぞれフラツクス32を充填して当該開口を閉塞すること
により、複数の本体部15を一括して形成することがで
きる。またこのようにして形成した各本体部15を分離
して、当該分離した各本体部15毎に第1及び第2の外
部端子16及び17を形成することにより、複数の温度
センサ10を一括して容易に製造することができる。
及び形状でなる基材を用い、当該基材の一面のそれぞれ
本体部15に対応する部分に第1及び第2の電極21及
び22と、第1及び第2のリード線29及び30とを一
括して形成し、この後対向する第1及び第2の電極21
及び22をそれぞれ露出させる開口を有するカバーフイ
ルムを基材の一面に積層形成する。次いで複数の温度ヒ
ユーズ23によつてそれぞれ対応する第1及び第2の電
極21及び22を導通接続し、この後カバーフイルム上
にフイルム状部材を積層形成する。続いて各開口にそれ
ぞれフラツクス32を充填して当該開口を閉塞すること
により、複数の本体部15を一括して形成することがで
きる。またこのようにして形成した各本体部15を分離
して、当該分離した各本体部15毎に第1及び第2の外
部端子16及び17を形成することにより、複数の温度
センサ10を一括して容易に製造することができる。
【0052】またこのような製造方法において製造され
た温度センサ10は、比較的薄い金属板でなる基材11
が用いられて構成されることにより、当該温度センサ1
0の厚みを 1.6〔mm〕程度以下にすることができる。
すなわち温度センサ10の厚み方向の大きさを、従来の
温度センサ1(図7)の絶縁容器2(図7)の外形より
も小さくすることができる。
た温度センサ10は、比較的薄い金属板でなる基材11
が用いられて構成されることにより、当該温度センサ1
0の厚みを 1.6〔mm〕程度以下にすることができる。
すなわち温度センサ10の厚み方向の大きさを、従来の
温度センサ1(図7)の絶縁容器2(図7)の外形より
も小さくすることができる。
【0053】さらにこの温度センサ10では、第1の電
極21の上面21Aに第1の接着剤25が付着せずにフ
ラツクス32に覆われる第1の領域と、第2の電極22
の上面22Aに第2の接着剤26が付着せずにフラツク
ス32に覆われる第2の領域とを設け、温度ヒユーズ2
3がその溶融温度で溶融したときに、当該フラツクス3
2のぬれ性の性質に基づいて温度ヒユーズ23の一端を
第1の領域に引つ張るように作用させ、かつ当該温度ヒ
ユーズ23の他端を第2の領域に引つ張るように作用さ
せるようにしたことにより、温度ヒユーズ23をほぼ確
実に溶断させることができる。これに加えて温度ヒユー
ズ23の溶断部分が、その表面張力とフラツクス32の
作用とにより球状にまとまることにより、温度ヒユーズ
23の溶断部分が再び接触することを防止することがで
きる。
極21の上面21Aに第1の接着剤25が付着せずにフ
ラツクス32に覆われる第1の領域と、第2の電極22
の上面22Aに第2の接着剤26が付着せずにフラツク
ス32に覆われる第2の領域とを設け、温度ヒユーズ2
3がその溶融温度で溶融したときに、当該フラツクス3
2のぬれ性の性質に基づいて温度ヒユーズ23の一端を
第1の領域に引つ張るように作用させ、かつ当該温度ヒ
ユーズ23の他端を第2の領域に引つ張るように作用さ
せるようにしたことにより、温度ヒユーズ23をほぼ確
実に溶断させることができる。これに加えて温度ヒユー
ズ23の溶断部分が、その表面張力とフラツクス32の
作用とにより球状にまとまることにより、温度ヒユーズ
23の溶断部分が再び接触することを防止することがで
きる。
【0054】(1−4)実施例の効果 以上の構成によれば、一面11Aに、所定距離だけ離れ
て対向するように第1及び第2の電極21及び22が形
成され、かつそれぞれ対応する第1及び第2の電極21
及び22に電気的に接続された第1及び第2のリード線
29及び30が形成された比較的薄い基材11と、第1
及び第2の電極21及び22を露出させる開口12Aを
有し、第1及び第2のリード線29及び30を覆うよう
に基材11の一面11Aに積層形成されたカバーフイル
ム12と、第1及び第2の電極21及び22を導通接続
し、所定温度で溶融する温度ヒユーズ23と、カバーフ
イルム12の開口12A内に充填されたフラツクス32
と、カバーフイルム12の開口12Aを閉塞するフイル
ム状部材13とを設けるようにしたことにより、温度セ
ンサ10の厚み方向の大きさを、従来の温度センサ1
(図7)の絶縁容器2(図7)の外形よりも小さくする
ことができ、かくして温度センサ10が実装される実装
基板のその厚み方向の大きさを小さくし得る温度センサ
を実現することができる。
て対向するように第1及び第2の電極21及び22が形
成され、かつそれぞれ対応する第1及び第2の電極21
及び22に電気的に接続された第1及び第2のリード線
29及び30が形成された比較的薄い基材11と、第1
及び第2の電極21及び22を露出させる開口12Aを
有し、第1及び第2のリード線29及び30を覆うよう
に基材11の一面11Aに積層形成されたカバーフイル
ム12と、第1及び第2の電極21及び22を導通接続
し、所定温度で溶融する温度ヒユーズ23と、カバーフ
イルム12の開口12A内に充填されたフラツクス32
と、カバーフイルム12の開口12Aを閉塞するフイル
ム状部材13とを設けるようにしたことにより、温度セ
ンサ10の厚み方向の大きさを、従来の温度センサ1
(図7)の絶縁容器2(図7)の外形よりも小さくする
ことができ、かくして温度センサ10が実装される実装
基板のその厚み方向の大きさを小さくし得る温度センサ
を実現することができる。
【0055】また基材11の一面11Aに、第1及び第
2の電極21及び22を所定距離だけ離して対向させて
形成すると共に、第1の電極21に電気的に接続された
第1のリード線29と、第2の電極22に電気的に接続
された第2のリード線30とを形成し、次いで基材11
の一面11Aに、第1及び第2のリード線29及び30
を覆うようにカバーフイルム12を積層形成して当該カ
バーフイルム12の開口12Aを介して第1及び第2の
電極21及び22を露出させ、続いて温度ヒユーズ23
によつて第1及び第2の電極21及び22を導通接続
し、次いでカバーフイルム12上にフイルム状部材13
を積層形成し、さらにフイルム状部材13の穴部13A
を介してカバーフイルム12の開口12A内にフラツク
ス32を充填した後、当該穴部13Aを塞ぐようにして
開口12Aを閉塞するようにしたことにより、温度セン
サ10を一般的なプリント配線板を構成する部材とほぼ
同じ部材を用いて、当該プリント配線板とほぼ同じ製造
の手順で製造することができ、これにより複数の温度セ
ンサ10を一括して製造することができる。かくして温
度センサを容易に量産し得る温度センサの製造方法を実
現することができる。
2の電極21及び22を所定距離だけ離して対向させて
形成すると共に、第1の電極21に電気的に接続された
第1のリード線29と、第2の電極22に電気的に接続
された第2のリード線30とを形成し、次いで基材11
の一面11Aに、第1及び第2のリード線29及び30
を覆うようにカバーフイルム12を積層形成して当該カ
バーフイルム12の開口12Aを介して第1及び第2の
電極21及び22を露出させ、続いて温度ヒユーズ23
によつて第1及び第2の電極21及び22を導通接続
し、次いでカバーフイルム12上にフイルム状部材13
を積層形成し、さらにフイルム状部材13の穴部13A
を介してカバーフイルム12の開口12A内にフラツク
ス32を充填した後、当該穴部13Aを塞ぐようにして
開口12Aを閉塞するようにしたことにより、温度セン
サ10を一般的なプリント配線板を構成する部材とほぼ
同じ部材を用いて、当該プリント配線板とほぼ同じ製造
の手順で製造することができ、これにより複数の温度セ
ンサ10を一括して製造することができる。かくして温
度センサを容易に量産し得る温度センサの製造方法を実
現することができる。
【0056】(2)他の実施例 なお上述の実施例においては、基材11の一面11Aに
第1及び第2の電極21及び22と、第1及び第2のリ
ード線29及び30とを別々に形成するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、第1及び第
2の電極21及び22と、第1及び第2のリード線29
及び30とをエツチング等の手法によつて基材11の一
面11Aに一括して形成するようにしても良い。これに
より温度センサ10の製造の手順を実施例に比べて簡易
にすることができる。
第1及び第2の電極21及び22と、第1及び第2のリ
ード線29及び30とを別々に形成するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、第1及び第
2の電極21及び22と、第1及び第2のリード線29
及び30とをエツチング等の手法によつて基材11の一
面11Aに一括して形成するようにしても良い。これに
より温度センサ10の製造の手順を実施例に比べて簡易
にすることができる。
【0057】また上述の実施例においては、温度センサ
10を単体で製造するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、上述した温度センサ10の
製造の手順が一般的なプリント配線板の製造の手順とほ
ぼ同じ手順でなり、かつ温度センサ10を構成する部材
が全て一般的なプリント配線板を構成する部材とほぼ同
じ部材でなることにより、温度センサ10とプリント配
線板との基材11を共用し、当該温度センサ10をプリ
ント配線板の一部分として製造するようにしても良い。
これにより実装基板をその厚み方向にさらに小さくする
ことができる。
10を単体で製造するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、上述した温度センサ10の
製造の手順が一般的なプリント配線板の製造の手順とほ
ぼ同じ手順でなり、かつ温度センサ10を構成する部材
が全て一般的なプリント配線板を構成する部材とほぼ同
じ部材でなることにより、温度センサ10とプリント配
線板との基材11を共用し、当該温度センサ10をプリ
ント配線板の一部分として製造するようにしても良い。
これにより実装基板をその厚み方向にさらに小さくする
ことができる。
【0058】さらに上述の実施例においては、温度セン
サ10の第1及び第2の外部端子16及び17を切り欠
き状に形成するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えば図6に示す他の実施例による
温度センサ40のように、第1及び第2のリード線42
及び43を、それぞれ対応する第1及び第2の電極に電
気的に接続すると共に、本体部45の外側に伸ばすよう
にして形成するようにしても良い。これにより電子機器
内に設けられる実装基板に容易に実装し得ると共に、温
度センサ40の汎用性を広げることができる。
サ10の第1及び第2の外部端子16及び17を切り欠
き状に形成するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えば図6に示す他の実施例による
温度センサ40のように、第1及び第2のリード線42
及び43を、それぞれ対応する第1及び第2の電極に電
気的に接続すると共に、本体部45の外側に伸ばすよう
にして形成するようにしても良い。これにより電子機器
内に設けられる実装基板に容易に実装し得ると共に、温
度センサ40の汎用性を広げることができる。
【0059】さらに上述の実施例においては、一面11
Aに、所定距離だけ離れて対向するように第1及び第2
の電極21及び22が形成され、かつそれぞれ対応する
当該第1及び第2の電極21及び22に電気的に接続さ
れた第1及び第2のリード線29及び30が形成された
基材として、鉄又はアルミニウム等の比較的薄い金属板
でなる基材11を適用するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、熱伝導率、及び温度セン
サ10と熱の発生源との距離等に応じて有機ガラス、無
機ガラス、セラミツク(Al2 O3 )、ポリエステル樹
脂又はポリイミド樹脂等でなるリジツドな基材や、比較
的薄い鉄又はアルミニウム等の金属板、ポリエステル樹
脂又はポリイミド樹脂等でなるフレキシブルな基材等の
ようにこの他種々の材質からなる基材を適用するように
しても良い。
Aに、所定距離だけ離れて対向するように第1及び第2
の電極21及び22が形成され、かつそれぞれ対応する
当該第1及び第2の電極21及び22に電気的に接続さ
れた第1及び第2のリード線29及び30が形成された
基材として、鉄又はアルミニウム等の比較的薄い金属板
でなる基材11を適用するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、熱伝導率、及び温度セン
サ10と熱の発生源との距離等に応じて有機ガラス、無
機ガラス、セラミツク(Al2 O3 )、ポリエステル樹
脂又はポリイミド樹脂等でなるリジツドな基材や、比較
的薄い鉄又はアルミニウム等の金属板、ポリエステル樹
脂又はポリイミド樹脂等でなるフレキシブルな基材等の
ようにこの他種々の材質からなる基材を適用するように
しても良い。
【0060】さらに上述の実施例においては、第1及び
第2の電極21及び22を露出させる開口12Aを有
し、第1及び第2のリード線29及び30を覆うように
基材11の一面11Aに積層形成された絶縁性樹脂材か
らなる絶縁性樹脂層として、カバーフイルム12を適用
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、基材11の一面11Aに、第1及び第2の電極
21及び22を露出させ、かつ第1及び第2のリード線
29及び30を覆うようにレジストを塗布し、この後こ
のレジストを固化させたレジスト膜等のように、この他
種々の絶縁性樹脂層を適用するようにしても良い。
第2の電極21及び22を露出させる開口12Aを有
し、第1及び第2のリード線29及び30を覆うように
基材11の一面11Aに積層形成された絶縁性樹脂材か
らなる絶縁性樹脂層として、カバーフイルム12を適用
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、基材11の一面11Aに、第1及び第2の電極
21及び22を露出させ、かつ第1及び第2のリード線
29及び30を覆うようにレジストを塗布し、この後こ
のレジストを固化させたレジスト膜等のように、この他
種々の絶縁性樹脂層を適用するようにしても良い。
【0061】さらに上述の実施例においては、絶縁性樹
脂層12の開口12Aを閉塞する閉塞手段として、フイ
ルム状部材13を適用するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、絶縁性樹脂層12の開口
12Aを閉塞し得れば、この他種々の閉塞手段を適用す
るようにしても良い。
脂層12の開口12Aを閉塞する閉塞手段として、フイ
ルム状部材13を適用するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、絶縁性樹脂層12の開口
12Aを閉塞し得れば、この他種々の閉塞手段を適用す
るようにしても良い。
【0062】さらに上述の実施例においては、第1及び
第2の接着剤25及び26に銀ペーストを適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
温度ヒユーズ23と第1及び第2の電極21及び22と
の接続抵抗が比較的低ければ、錫と鉛とからなるいわゆ
るはんだ(低融点はんだや高融点はんだ等)を適用した
り、又は温度ヒユーズ23の一端側及び他端側をそれぞ
れ溶融させて対応する第1及び第1の電極21及び22
に直接電気的及び物理的に接続する等のように、この他
種々の接着剤及び接着方法を適用するようにしても良
い。
第2の接着剤25及び26に銀ペーストを適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
温度ヒユーズ23と第1及び第2の電極21及び22と
の接続抵抗が比較的低ければ、錫と鉛とからなるいわゆ
るはんだ(低融点はんだや高融点はんだ等)を適用した
り、又は温度ヒユーズ23の一端側及び他端側をそれぞ
れ溶融させて対応する第1及び第1の電極21及び22
に直接電気的及び物理的に接続する等のように、この他
種々の接着剤及び接着方法を適用するようにしても良
い。
【0063】さらに上述の実施例においては、本発明を
コンピユータやビデオカメラ等の電子機器内に設けられ
た温度センサ10に適用するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、照明機器、トランス、
充電器又は冷蔵庫等の電気機器、及びフアンヒータ、ド
ライヤ又は電気毛布等の熱電機器等のように、この他種
々の機器に用いるようにしても良い。
コンピユータやビデオカメラ等の電子機器内に設けられ
た温度センサ10に適用するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、照明機器、トランス、
充電器又は冷蔵庫等の電気機器、及びフアンヒータ、ド
ライヤ又は電気毛布等の熱電機器等のように、この他種
々の機器に用いるようにしても良い。
【0064】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、一面に、
所定距離だけ離れて対向するように第1及び第2の電極
が形成され、かつそれぞれ対応する当該第1及び第2の
電極に電気的に接続された第1及び第2のリード線が形
成された基材と、第1及び第2の電極を露出させる開口
を有し、第1及び第2のリード線を覆うように基材の一
面に積層形成された絶縁性樹脂材からなる絶縁性樹脂層
と、第1及び第2の電極を導通接続し、所定温度で溶融
する温度ヒユーズと、絶縁性樹脂層の開口内に充填され
たフラツクスと、絶縁性樹脂層の開口を閉塞する閉塞手
段とを設けるようにしたことにより、温度センサのその
厚み方向の大きさを従来の温度センサに比べて小さくす
ることができ、かくして温度センサが実装される実装基
板をその厚み方向に小さくし得る温度センサを実現する
ことができる。
所定距離だけ離れて対向するように第1及び第2の電極
が形成され、かつそれぞれ対応する当該第1及び第2の
電極に電気的に接続された第1及び第2のリード線が形
成された基材と、第1及び第2の電極を露出させる開口
を有し、第1及び第2のリード線を覆うように基材の一
面に積層形成された絶縁性樹脂材からなる絶縁性樹脂層
と、第1及び第2の電極を導通接続し、所定温度で溶融
する温度ヒユーズと、絶縁性樹脂層の開口内に充填され
たフラツクスと、絶縁性樹脂層の開口を閉塞する閉塞手
段とを設けるようにしたことにより、温度センサのその
厚み方向の大きさを従来の温度センサに比べて小さくす
ることができ、かくして温度センサが実装される実装基
板をその厚み方向に小さくし得る温度センサを実現する
ことができる。
【0065】また基材の一面に、所定距離だけ離れて対
向するように第1及び第2の電極を形成すると共に、そ
れぞれ対応する当該第1及び第2の電極に電気的に接続
して第1及び第2のリード線を形成し、次いで基材の一
面に、第1及び第2の電極を露出させる開口を有する絶
縁性樹脂材からなる絶縁性樹脂層を、第1及び第2のリ
ード線を覆うように積層形成し、続いて第1及び第2の
電極を所定温度で溶融する温度ヒユーズによつて導通接
続し、次いで絶縁性樹脂層の開口内にフラツクスを充填
し、さらに絶縁性樹脂層の開口を閉塞するようにしたこ
とにより、温度センサを一般的なプリント配線板を構成
する部材とほぼ同じ部材を用いて、当該プリント配線板
の製造方法とほぼ同じ方法で製造することができ、これ
により複数の温度センサを一括して製造することがで
き、かくして温度センサを容易に量産し得る温度センサ
の製造方法を実現することができる。
向するように第1及び第2の電極を形成すると共に、そ
れぞれ対応する当該第1及び第2の電極に電気的に接続
して第1及び第2のリード線を形成し、次いで基材の一
面に、第1及び第2の電極を露出させる開口を有する絶
縁性樹脂材からなる絶縁性樹脂層を、第1及び第2のリ
ード線を覆うように積層形成し、続いて第1及び第2の
電極を所定温度で溶融する温度ヒユーズによつて導通接
続し、次いで絶縁性樹脂層の開口内にフラツクスを充填
し、さらに絶縁性樹脂層の開口を閉塞するようにしたこ
とにより、温度センサを一般的なプリント配線板を構成
する部材とほぼ同じ部材を用いて、当該プリント配線板
の製造方法とほぼ同じ方法で製造することができ、これ
により複数の温度センサを一括して製造することがで
き、かくして温度センサを容易に量産し得る温度センサ
の製造方法を実現することができる。
【図1】本発明の温度センサの構成の一実施例を示す略
線的斜視図である。
線的斜視図である。
【図2】温度センサの内部構成の説明に供する、図1の
A−A’線をとつて示す横断面図、及び図1のB−B’
線をとつて示す上断面図である。
A−A’線をとつて示す横断面図、及び図1のB−B’
線をとつて示す上断面図である。
【図3】実施例による温度センサの製造手順を示す略線
的断面図である。
的断面図である。
【図4】実施例による温度センサの製造手順を示す略線
的断面図である。
的断面図である。
【図5】実施例による温度センサの製造手順を示す略線
的断面図及び上面図である。
的断面図及び上面図である。
【図6】他の実施例による温度センサの構成を示す略線
的斜視図である。
的斜視図である。
【図7】従来の温度センサの構成を示す略線的断面図で
ある。
ある。
【図8】従来の温度ヒユーズの溶断の説明に供する略線
的断面図てある。
的断面図てある。
1、10……温度センサ、3、23……温度ヒユーズ、
4、29……第1のリード線、5、30……第2のリー
ド線、11……基材、12……カバーフイルム、12A
……開口、13……フイルム状部材、21……第1の電
極、22……第2の電極、32……フラツクス。
4、29……第1のリード線、5、30……第2のリー
ド線、11……基材、12……カバーフイルム、12A
……開口、13……フイルム状部材、21……第1の電
極、22……第2の電極、32……フラツクス。
Claims (4)
- 【請求項1】一面に、所定距離だけ離れて対向するよう
に第1及び第2の電極が形成され、かつそれぞれ対応す
る当該第1及び第2の電極に電気的に接続された第1及
び第2のリード線が形成された基材と、 上記第1及び第2の電極を露出させる開口を有し、上記
第1及び第2のリード線を覆うように上記基材の上記一
面に積層形成された絶縁性樹脂材からなる絶縁性樹脂層
と、 上記第1及び第2の電極を導通接続し、所定温度で溶融
する温度ヒユーズと、 上記絶縁性樹脂層の上記開口内に充填されたフラツクス
と、 上記絶縁性樹脂層の上記開口を閉塞する閉塞手段と、 を具えることを特徴とする温度センサ。 - 【請求項2】上記温度ヒユーズは、 一端側が上記第1の電極上の上記第2の電極と対向する
一端側の所定位置に電気的及び物理的に接続され、かつ
他端側が上記第2の電極上の上記第1の電極と対向する
一端側の所定位置に電気的及び物理的に接続されること
を特徴とする請求項1に記載の温度センサ。 - 【請求項3】基材の一面に、所定距離だけ離れて対向す
るように第1及び第2の電極を形成すると共に、それぞ
れ対応する当該第1及び第2の電極に電気的に接続して
第1及び第2のリード線を形成する第1の工程と、 上記基材の上記一面に、上記第1及び第2の電極を露出
させる開口を有する絶縁性樹脂材からなる絶縁性樹脂層
を、上記第1及び第2のリード線を覆うように積層形成
する第2の工程と、 上記第1及び第2の電極を、所定温度で溶融する温度ヒ
ユーズによつて導通接続する第3の工程と、 上記絶縁性樹脂層の上記開口内にフラツクスを充填する
第4の工程と、 上記絶縁性樹脂層の上記開口を閉塞する第5の工程とを
具えることを特徴とする温度センサの製造方法。 - 【請求項4】上記第3の工程では、 上記温度ヒユーズの一端側を上記第1の電極上の上記第
2の電極と対向する一端側の所定位置に電気的及び物理
的に接続し、かつ上記温度ヒユーズの他端側を上記第2
の電極上の上記第1の電極と対向する一端側の所定位置
に電気的及び物理的に接続することを特徴とする請求項
3に記載の温度センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29382696A JPH10144193A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 温度センサ及び温度センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29382696A JPH10144193A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 温度センサ及び温度センサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10144193A true JPH10144193A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17799664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29382696A Pending JPH10144193A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 温度センサ及び温度センサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10144193A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2002095783A1 (ja) * | 2001-05-21 | 2005-04-07 | 松下電器産業株式会社 | 温度ヒューズ |
| CN1325781C (zh) * | 2002-05-31 | 2007-07-11 | 通用电气公司 | 控制系统电子部件遭受过热情况下的发动机自动保护系统 |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP29382696A patent/JPH10144193A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2002095783A1 (ja) * | 2001-05-21 | 2005-04-07 | 松下電器産業株式会社 | 温度ヒューズ |
| CN1325781C (zh) * | 2002-05-31 | 2007-07-11 | 通用电气公司 | 控制系统电子部件遭受过热情况下的发动机自动保护系统 |
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