JPH10144456A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JPH10144456A
JPH10144456A JP29679896A JP29679896A JPH10144456A JP H10144456 A JPH10144456 A JP H10144456A JP 29679896 A JP29679896 A JP 29679896A JP 29679896 A JP29679896 A JP 29679896A JP H10144456 A JPH10144456 A JP H10144456A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源スイッチが投入された際に、複数のヒー
タに対応して設けられた運転スイッチのうち一つでもオ
ン状態のものがあれば、全てのヒータへの通電を禁止す
ることができる電気コンロような加熱装置を提供する。 【解決手段】 電源スイッチMSwが投入された際に、
加熱量調整スイッチSw1,2,3のいずれかが加熱量
調整位置にある場合には、その状態がスイッチ状態検出
部7によって検出されて制御ユニット3から信号が出力
され、阻止及び解除部9の右ヒータ用リレーの作動接点
R1,左ヒータ用リレーの作動接点R2,及びグリル用
リレーの作動接点R3のすべてがOFFとなり、右ヒー
タH1,左ヒータH2,グリルヒータH3の通電が禁止
されて、全てのヒータの使用が不可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加熱装置に関
し、特に、複数のヒータを備えた電気コンロのような加
熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のヒータを備えた電気コンロの如き
加熱装置が市販されている。この電気コンロにおいて
は、ヒータへの通電量を調整するためにそれぞれのヒー
タに対応して加熱量調整つまみが設けられている。加熱
量調整つまみは、ヒータをOFFする「切」位置と、ヒ
ータをONしヒータの通電量を強から弱の範囲で調整す
ることが可能な加熱量調整位置とに移動できる。
【0003】即ち、加熱量調整つまみが、「切」位置か
ら加熱量調整位置に操作されることにより、加熱量調整
つまみと連動する運転スイッチが投入される。その結
果、ヒータへの通電が開始されると共に、加熱量調整位
置に応じた加熱量になるように、ヒータが通電制御され
る。そして、加熱量調整つまみを「切」位置に戻すこと
により、運転スイッチがOFFされ、ヒータへの通電が
停止される。
【0004】一方、全てのヒータへの通電を含め、制御
ユニットへの通電を停止するために、電源供給路に電源
スイッチが配置されている。通常の使用では、電源スイ
ッチが投入された後、使用したいヒータに対応した加熱
量調整つまみが操作されると運転スイッチが投入され、
ヒータがONになると共に、ヒータへの通電量(加熱
量)が調整される。
【0005】使用後は、加熱量調整位置にある加熱量調
整つまみが「切」位置(運転スイッチがOFF)に戻さ
れて、最終的にどのヒータも使わない場合(全ての加熱
量調整つまみが「切」位置の場合)は、電源スイッチが
OFFされる。ところで、電源スイッチがOFFされる
と、通電が全て停止される。従って、加熱量調整つまみ
が「切」位置に戻されない状態、即ち運転スイッチがO
FFされない状態であっても、電源スイッチがOFF操
作されることで使用終了状態にはなる。
【0006】この場合、電源スイッチがOFFされるこ
とで、ヒータへの通電を含めて全ての通電が停止するの
で、安全上問題はない。しかし、再び使用するために電
源スイッチが投入された場合には、運転スイッチがすで
にONとなっているため、使用者の意思に反して、ヒー
タが通電状態になってしまうという問題がある。又、通
常の使用終了状態、即ち、加熱量調整つまみが全て
「切」位置に切り換えられ、電源スイッチがOFFされ
た場合であっても、次に使用するまでの間に、何らかの
原因で加熱量調整つまみが加熱量調整位置に切り換えら
れている場合もある。この場合も、上述のような問題が
生じる。
【0007】このような問題を解決するには、電源スイ
ッチが投入された際に、運転スイッチがON状態であれ
ば、そのヒータへの通電は行わず、加熱量調整つまみが
一端「切」位置に戻されて、再び加熱量調整位置まで操
作されることにより、初めて通電を開始すればよいとも
考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、電源スイッチがOFFされる前に使用し
ていたヒータが使用頻度の低いヒータである場合に以下
のような問題が生じる。即ち、次回電源スイッチが投入
されれば、この使用頻度の低いヒータの通電は禁止され
るが、日常よく使う他のヒータは通常と同じように使用
可能な状態である。その結果、使用頻度の低いヒータで
の異常、即ち、加熱量調整つまみが加熱量調整位置にあ
るという状態に気づかないまま、使用頻度の高いヒータ
の使用が継続される恐れがある。
【0009】その結果、ノイズ等何らかの誤動作で、通
電が禁止されているヒータの禁止状態が解除された場合
には、使用者の意思に反してそのヒータから熱が発生す
ることになる。ゆえに、請求項1記載の発明は、以上の
ような異常状態の場合には、複数の加熱手段のすべてを
制御できるような加熱装置を提供することを課題とする
ものである。
【0010】さらに、請求項2記載の発明は、請求項1
に記載の発明の課題に加えて、異常状態の場合には、複
数の加熱手段のいずれからも熱が発生しないような加熱
装置を提供することを課題とするものである。請求項3
記載の発明は、請求項2に記載の発明の課題に加えて、
通常の状態に完全に戻されなければ複数の加熱手段のい
ずれも使用不可能な加熱装置を提供することを課題とす
るものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の発明の課題に加えて、異常状態であることを使
用者に報知することができ、請求項5記載の発明は、異
常箇所を報知できるような加熱装置を提供することを課
題とするものである。請求項6記載の発明は、前述の異
常状態の場合には、複数のヒータのいずれからも熱が発
生せず、請求項7記載の発明は、通常の状態に完全に戻
らなければ複数のヒータのいずれも使用不可能にでき、
請求項8記載の発明は、異常状態であることを報知する
ことができる電気コンロような加熱装置を提供すること
を課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ため、請求項1記載の発明は、複数の加熱手段と、第1
の切換手段と、複数の第2の切換手段と、検出手段と、
制御手段とを備えている。全加熱手段に共通の第1の切
換手段は、各加熱手段に熱発生媒体を供給するか否かを
切り換える。複数の第2の切換手段は、それぞれが各加
熱手段に対応して設けられ、各加熱手段が、供給される
熱発生媒体に基づいて熱を発生するか否かを切り換え
る。検出手段は、第1の切換手段が各加熱手段に熱発生
媒体を供給する状態に切り換えられたことに応答して、
第2の切換手段の全ての状態を検出する。制御手段は、
検出手段の検出結果に基づいて、加熱手段の全てを制御
する。加熱手段としては、たとえばヒータが挙げられ
る。第1の切換手段としては、例えば電源スイッチが挙
げられる。第2の切換手段としては、例えば運転スイッ
チが挙げられる。検出手段としては、例えば制御ユニッ
トの一部を含む検出部が挙げられる。制御手段として
は、例えば制御ユニットが挙げられる。
【0013】このような装置によって、すべての第2の
切換手段の状態が検出され、加熱手段全体を考慮した制
御が可能となる。請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の発明特定事項に加えて、さらに、加熱手段の全
ての熱発生を阻止する阻止手段を備え、制御手段が、第
2の切換手段の少なくとも一つが熱発生状態にあること
を示すことに応答して、阻止手段を能動化させる。阻止
手段としては、例えば制御ユニットからの信号によって
通電を禁止する阻止部が挙げられる。
【0014】このような装置によって、すべての加熱手
段からの熱発生が阻止されるので、加熱装置の使用者
は、加熱装置に異常が発生していることを確実に認識す
ることができる。請求項3記載の発明は、請求項2記載
の発明の発明特定事項に加えて、阻止手段の阻止状態を
解除する解除手段を備え、含むことを特徴としている。
制御手段が、熱発生状態にあることを示す第2の切換手
段の全てが熱発生停止状態に切り換えられたことに応答
して、阻止手段を能動化させることを特徴としている。
解除手段としては、例えば制御ユニットからの信号によ
って解除を行う解除部が挙げられる。
【0015】このような装置によって、装置を使用しよ
うとすれば、異常状態から通常の状態に戻す必要性が生
じる。請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載
の発明の発明特定事項に加えて、報知手段を含むことを
特徴としている。報知手段は、検出手段の検出結果が第
2の切換手段の少なくとも一つが熱発生状態にあること
を示すことに応答して、異常状態であることを報知す
る。報知手段としては、例えばブザーやランプが挙げら
れる。
【0016】このような装置によって、装置使用者に異
常状態であることの認識を促すことができる。請求項5
記載の発明は、請求項4記載の報知手段が第2の切換手
段にそれぞれ対応して設けられている複数の光発生手段
を含み、異常状態に対応する光発生手段が光を発するこ
とを特徴としている。このような装置によって、いずれ
の第2の切換手段が異常であるか装置使用者の視覚に訴
えることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、複数のヒータと、
電源スイッチと、複数の運転スイッチと、検出手段と、
通電阻止手段とを備えている。電源スイッチは、各ヒー
タに電力を供給するか否かを切り換える。運転スイッチ
は、それぞれが各ヒータに対応して設けられ、各ヒータ
を通電状態にするか否かを切り換える。検出手段は、電
源スイッチが各ヒータに電力を供給する状態に切り換え
られたことに応答して、運転スイッチの全ての状態を検
出する。検出手段としては、制御ユニットに接続された
検出部が挙げられる。通電阻止手段は、検出手段の検出
結果が運転スイッチの少なくとも一つが通電状態を示す
ことに応答して、ヒータの全ての通電を阻止する。通電
阻止手段としては、制御ユニットに接続された阻止部が
挙げられる。
【0018】このような装置によって、電気コンロのよ
うな加熱装置に対しても、請求項2記載の発明の作用と
同様の作用が得られる。請求項7記載の発明は、請求項
6記載の発明の発明特定事項に加えて、解除手段を含む
ことを特徴としている。解除手段は、通電状態を示す運
転スイッチの全てが通電禁止状態に切り換えられたこと
に応答して、通電阻止手段の阻止状態を解除する。解除
手段としては、制御ユニットに接続された解除部が挙げ
られる。このような装置によって、電気コンロのような
加熱装置に対しても、請求項3記載の発明の作用と同様
な作用が得られる。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項6又は7記
載の発明の発明特定事項に加えて、報知手段を含むこと
を特徴としている。報知手段は、検出手段の検出結果が
運転スイッチの少なくとも一つが通電状態にあることを
示すことに応答して異常状態であることを報知する。報
知手段としては、ブザーやランプが挙げられる。このよ
うな装置によって、電気コンロのような加熱装置に対し
ても、請求項4記載の発明の作用と同様の作用が得られ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、第2の切換手段のすべての状態が検出され、その
検出結果に基づいて、すべての加熱手段が制御されるの
で、装置全体の安全性を考慮した制御が行える。請求項
2記載の発明は、請求項1に記載の発明の効果に加え
て、第1の切換手段が各加熱手段に熱発生媒体を供給す
る状態に切り換えられた際に、第2の切換手段の少なく
とも一つが熱発生状態を示す場合には、加熱手段の全て
の熱発生が阻止されるので、異常状態での継続的使用が
防止されると共に、装置の使用者は、装置を使用するこ
とができず、何らかの異常状態が生じていることを確実
に認識することができる。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項2に記載の
発明の効果に加えて、第2の切換手段の全てが熱発生停
止状態に切り換えられたことに応答して、熱発生の阻止
状態が解除されるので、装置の通常の状態に戻す必要が
生じて、安全性が向上する。請求項4記載の発明は、請
求項1、2又は3記載の発明の効果に加えて、装置の使
用者に異常状態であることが報知されるので、装置の異
常状態を使用者に明確に認識させることができる。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明の効果において、第2の切換手段に対応して設けられ
た複数の光発生手段が異常状態に対応して光を発するの
で、いずれの第2の切換手段が異常であるかの認識をよ
り確実に使用者に報知することができる。請求項6記載
の発明は、電力を用いて熱を発生させる電気コンロのよ
うな加熱装置であり、請求項2の効果と同様の効果が得
られることになる。
【0023】請求項7記載の発明は、電力を用いて熱を
発生させる電気コンロのような加熱装置であり、請求項
3記載の発明と同様な効果が得られることになる。請求
項8記載の発明は、電力を用いて熱を発生させる電気コ
ンロのような加熱装置であり、請求項4記載の発明と同
様の効果が得られることになる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る加熱装置の回路図である。図1を参照して、加熱装置
1として、電気コンロが図示されている。加熱装置1
は、右ヒータH1と左ヒータH2と、グリルヒータH3
とを含む。右ヒータH1、左ヒータH2及びグリルヒー
タH3は、熱を発生する複数の加熱手段である。加熱装
置1は、加熱量調整スイッチSw1と、加熱量調整スイ
ッチSw2と、加熱量調整スイッチSw3とを含む。加
熱量調整スイッチSw1は、右ヒータH1に対応して設
けられたものである。加熱量調整スイッチSw2は、左
ヒータH2に対応して設けられたものである。加熱量調
整スイッチSw3は、グリルヒータH3に対応して設け
られたものである。
【0025】加熱装置1は、電源スイッチMSwを含
み、電源スイッチMSwは、加熱量調整スイッチSw
1、加熱量調整スイッチSw2、加熱量調整スイッチS
w3のそれぞれを介して、右ヒータH1、左ヒータH
2、グリルヒータH3のそれぞれに電力を供給する。電
源スイッチMSwは、端子台Tを介してプラグPに接続
される。プラグPがコンセントに差し込まれることで、
加熱装置1には交流電圧200Vが供給される。
【0026】加熱装置1は、電源スイッチMSw、加熱
量調整スイッチSw1(加熱量調整スイッチSw2,加
熱量調整スイッチSw3)、右ヒータH1(左ヒータH
2,グリルヒータH3)及びプラグPとの間で形成され
る閉回路を通電状態にするか否かを切り換える阻止及び
解除部9を含む。右ヒータH1には、発熱体17aと発
熱体17bとが含まれている。発熱体17aは、1KW
の電力により熱を発するためのものであり、発熱体17
bは、1.2KWの電力により熱を発生するものであ
り、この2つの発熱体17a,17bにより内外二重の
ヒータが形成される。発熱体17aと発熱体17bとの
あいだには、後記する制御ユニット3の指示によりON
/OFFし、発熱体17bの作動状態を切り換える温調
用切換手段R4と手動で発熱体17bの作動状態を切り
換える切り換えスイッチWSwが接続される。同様に、
左ヒータH2には発熱体17cが含まれ、グリルヒータ
H3には発熱体17dが含まれている。発熱体17c
は、1.8KWの電力により熱を発するものである。発
熱体17dは、1.3KWの電力により熱を発するもの
である。なお、それぞれの発熱体17a,17b,17
c,17dには過熱防止スイッチOHSが接続されてい
る。
【0027】加熱量調整スイッチSw1には、第1接続
端子部P1と、第2接続端子部P2と、第3接続端子部
Sと、バイメタルヒータBMとが含まれる。第1接続端
子部P1と第2接続端子部P2とによって運転スイッチ
が構成される。バイメタルヒータBMは、ヒータとバイ
メタルがセットになったものであり、ヒータの通電発熱
によりバイメタルが変形すると、第1接続端子部P1を
OFFし、ヒータの通電停止後、バイメタルが徐々に冷
えて元の形に戻っていくと、第1接続端子部P1をON
する。これは、加熱量調整つまみの回転設定度合いに応
じてバイメタルの作動位置を変え、第1接続端子部P1
のON/OFF時間によって発熱体17a,発熱体17
bへの通電率を決定するためである。即ち、加熱量調整
位置における弱の場合には、発熱体17a,発熱体17
bへの通電率が小さくなるように切り換えられ、強にな
るにつれて発熱体17a,発熱体17bへの通電率が大
きくなるように第1接続端子部P1がON/OFF制御
される。接続端子部Sは、制御ユニット3に接続されて
いる。
【0028】同様に加熱量調整スイッチSw2及び加熱
量調整スイッチSw3は、第1接続端子部P1と、第2
接続端子部P2と、第3接続端子部Sと、バイメタルヒ
ータBMとを含んでいる。そして、加熱量調整スイッチ
Sw2及び加熱量調整スイッチSw3のそれぞれの接続
端子部Sは制御ユニット3に接続されている。加熱量調
整スイッチSw1、加熱量調整スイッチSw2及び加熱
量調整スイッチSw3の接続端子部Sの状態を検出する
制御ユニットの一部を含むスイッチ状態検出部7が設け
られている。
【0029】阻止及び解除部9には、右ヒータ用リレー
の作動接点R1と、左ヒータ用リレーの作動接点R2
と、グリル用リレーの作動接点R3とが含まれる。作動
接点R1は、プラグPと加熱量調整スイッチSw1とを
含む閉回路を接続するか否かを切り換えるものである。
作動接点R2は、プラグPと加熱量調整スイッチSw2
とを含む閉回路を接続するか否かを切り換えるものであ
る。作動接点R3は、プラグPと加熱量調整スイッチS
w3とを含む閉回路を接続するか否かを切り換えるもの
である。
【0030】制御ユニット3には、ブザー11と、トラ
ンス13とが設けられ、温度センサージャックJを介し
て温度センサTHが接続され、さらに、温調用の操作基
板15が接続される。また、制御ユニット3には、電源
ランプL1、右ヒータランプL2、左ヒータランプL
3、グリルヒータランプL4が接続されている。ブザー
11は、加熱装置1の状態が異常である場合に音を発す
るものである。電源ランプL1は、電源スイッチMSw
がON状態になった場合に点灯するものである。右ヒー
タランプL2は、加熱量調整スイッチSw1がON状態
になった場合に点灯するものである。左ヒータランプL
3は、加熱量調整スイッチSw2に対応して設けられ、
グリルヒータランプL4は、加熱量調整スイッチSw3
に対応して設けられる。
【0031】又、加熱装置1内には、右ヒータH1又は
左ヒータH2の発熱によって加熱面が高温になっている
ことの注意を促す高温注意ランプ部5が設けられてい
る。高温注意ランプ部5には、右ヒータH1に対応した
高温注意ランプHL1が含まれ、左ヒータH2に対応し
た高温注意ランプHL2が含まれる。そして、加熱装置
1内には、高温状態を冷却するための冷却ファンCFが
設けられ、その冷却ファンCFの動作状態を切り換える
ファンスイッチFSも設けられている。
【0032】次に動作について説明する。先ず、通常の
使用動作について説明する。通常の停止状態(待機状
態)では、プラグPがコンセントに差し込まれており、
電源スイッチMSw、加熱量調整スイッチSw1、加熱
量調整スイッチSw2及び加熱量調整スイッチSw3の
全てがオフ状態となっている。その後使用するために電
源スイッチMSwをON状態にする。使用者は、使用し
ようとする右ヒータH1、左ヒータH2、または、グリ
ルヒータH3に対応した加熱量調整スイッチSw1、加
熱量調整スイッチSw2、または、加熱量調整スイッチ
Sw3の加熱量調整つまみを「切」位置から加熱量調整
位置に回転させる。その結果、例えば右ヒータH1が使
用される場合には、運転スイッチである第1接続端子部
P1及び第2接続端子部P2が接続されて閉回路が形成
され、右ヒータH1が通電状態となる。これにより、例
えば、手動切り換えスイッチWSwがオフの場合には、
発熱体17aから熱が発せられることになる。その発生
量は、運転スイッチに連動するバイメタルヒータBMに
よって、調整されることになる。
【0033】その後使用を終える場合には、加熱量調整
つまみを「切」の位置に戻すことで、右ヒータH1から
の発熱は阻止される。使用を完全に終了する場合には、
加熱量調整スイッチSw1、加熱量調整スイッチSw2
及び加熱量調整スイッチSw3の全てが「切」位置にあ
ることが確認された上で、電源スイッチMSwがオフさ
れることになる。
【0034】次に、異常な動作について説明する。右ヒ
ータH1の使用を終了する場合に、本来であれば加熱量
調整スイッチSw1が「切」の位置に切り換えられた
後、電源スイッチMSwがオフされるべきである。にも
かかわらず、加熱量調整スイッチSw1が加熱量調整位
置にある状態であっても電源スイッチMSwがオフされ
ることがある。これは、電源スイッチMSwがオフされ
れば、右ヒータH1への電力の供給が遮断されるからで
ある。
【0035】従って、次に使用するときに、電源スイッ
チMSwがオンされると、加熱量調整スイッチSw1は
加熱量調整位置にあるので右ヒータH1が使用者の意思
に反して熱を発することになる。そこで、制御ユニット
3のスイッチ状態検出部7は加熱量調整スイッチSw
1、加熱量調整スイッチSw2及び加熱量調整スイッチ
Sw3の接続状態をそれぞれの第3接続端子部Sの接続
状態により検出している。
【0036】又、制御ユニット3は、電源スイッチMS
wを介してプラグP側の電源と閉回路を形成している。
したがって、電源スイッチMSwがONになることで、
制御ユニット3は作動する。そして、スイッチ状態検出
部7の検出結果が異常である場合、即ち電源スイッチM
Swがオンした際に加熱量調整スイッチSw1、加熱量
調整スイッチSw2及び加熱量調整スイッチSw3のい
ずれかが加熱量調整位置にある場合には、制御ユニット
3は、阻止及び解除部9により、右ヒータ用リレーの作
動接点R1、左ヒータ用リレーの作動接点R2及びグリ
ル用リレーの作動接点R3の接続を阻止する。これによ
り、全ての右ヒータH1、左ヒータH2及びグリルヒー
タH3の閉回路が形成されず、いずれの使用も不可能な
状態となる。
【0037】このようにして、電源スイッチMswがオ
ンした際に、いずれかの加熱量調整スイッチがヒータの
発熱可能な状態即ち加熱量調整位置に切り換えられてい
る状態である場合には、ヒータへの電力供給を阻止する
ことでヒータからの発熱を阻止することができる。これ
によって、加熱装置1の使用者は、その使用を行うこと
ができず、異常を確実に認識することが可能となる。
【0038】さらに、このような異常状態である場合に
は、制御ユニット3のブザー11から音が発生される。
それと共に、異常状態に対応した右ヒータランプL2、
左ヒータランプL3、グリルヒータランプL4の点滅が
起こる。これにより、いずれの加熱量調整スイッチSw
1、加熱量調整スイッチSw2及び加熱量調整スイッチ
Sw3が異常であるかが使用者には即座に認識される。
特に、ブザー11によって使用者は聴覚を用いて異常を
認識でき、右ヒータランプL2、左ヒータランプL3及
びグリルヒータランプL4によって使用者は視覚を用い
て対応する加熱量調整スイッチの異常を認識できる。特
に、ブザー11は、加熱量調整スイッチSw1,Sw
2,Sw3が視野に入っていない場合に有効であり、ラ
ンプL1,L2,L3は、暗い場合に有効である。
【0039】電源ランプL1、右ヒータランプL2、左
ヒータランプL3及びグリルヒータランプL4について
さらに説明する。電源ランプL1は、電源スイッチMS
wのON又はOFFに応じて、点灯又は消灯する。同様
に、右ヒータランプL2、左ヒータランプL3及びグリ
ルヒータランプL4のそれぞれは、加熱量調整スイッチ
Sw1、加熱量調整スイッチSw2及び加熱量調整スイ
ッチSw3のON又はOFFに応じて、点灯又は消灯す
る。ただし、前述したような異常の場合には、例えば加
熱量調整スイッチSw1が異常の場合には、右ヒータラ
ンプL2が点滅する。このような点滅によって異常状態
が使用者に速やかに報知することができる。
【0040】次に、このような異常状態を解除する方法
について説明する。使用者は異常状態に対応した加熱量
調整スイッチSw1、加熱量調整スイッチSw2、加熱
量調整スイッチSw3の加熱量調整つまみを「切」の位
置に戻す必要がある。この作業によって、スイッチ状態
検出部7は、全ての運転スイッチが「切」の位置に切り
換えられたことを検出することができる。これによっ
て、制御ユニット3はその信号を出力し、阻止及び解除
部9によってリレーの作動接点R1,R2,R3のすべ
てが接続され、通常の使用状態に戻る。即ち、制御ユニ
ット3から解除信号が出力されて、阻止及び解除部9の
右ヒータ用リレーの作動接点R1、左ヒータ用リレーの
作動接点R2及びグリル用リレーの作動接点R3は接続
されて、閉回路が形成可能な状態となる。
【0041】このように異常な操作状態を解除するため
には、運転スイッチが確実に全て「切」の位置に戻され
る必要があるため、異常状態の回避の確実性及び安全性
が向上する。尚、本発明の実施の形態では、電気コンロ
についての加熱装置について示したが、ガスコンロや他
の加熱装置であっても、二つの切換手段によって複数の
加熱手段から熱を発生する場合にも適応可能である。例
えば、ガスコンロの場合には弁などを設けてガスの供給
を遮断すればよく、本実施例のヒータに代えて電磁弁を
設ければよい。
【0042】又、本発明の実施の形態では、電源スイッ
チとは別にリレーを設けて、異常状態の熱発生阻止及び
その解除を行っているが、電源スイッチ自体に制御ユニ
ットから信号を送って一旦電源が入ったとしてもオフ状
態に強制的に切り換えるような装置であってもよい。さ
らに、切換手段としては、リレーやオンオフトランジス
タが用いられてもよい。特に、トランジスタについて
は、PチャネルMOSトランジスタでもNチャネルMO
Sトランジスタでもよい。
【0043】さらに、本発明の実施の形態では、運転ス
イッチをOFFすることなく電源スイッチを強制的に切
ることでヒータの使用を中止した場合について説明した
が、課題においても指摘したように、通常の使用停止を
行った後に、何らかの原因で加熱量調整スイッチが加熱
量調整位置に切り換えられてしまった場合についても適
応される。
【0044】さらに、加熱量調整スイッチに対応して設
けられたヒータランプの点灯消灯についても、本発明の
実施の形態で説明した場合に限る必要はない。即ち、加
熱量調整スイッチが「切」位置の場合に点灯させて、加
熱量調整位置の場合に消灯させてもよい。さらに、単
に、点滅は行わず、加熱量調整位置の場合に点灯させ
て、「切」の位置の場合に消灯させるだけでもよい。即
ち、電源スイッチ投入の際には全て消灯していなければ
ならないが、異常状態に対応したヒータランプが点灯す
ることで、使用者はその異常を認識することができるか
らである。
【0045】さらに、実施の形態では、ブザーと運転ス
イッチに対応させたランプを設けたが、これらの報知手
段の有無にかかわらず、異常状態に点灯、点滅又は消灯
する単独のランプが設けられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係る熱発生装置
としての電気コンロの回路図である。
【符号の説明】
1・・・加熱装置 3・・・制御ユニット 7・・・スイッチ状態検出部 9・・・阻止及び解除部 11・・ブザー H1・・・右ヒータ H2・・・左ヒータ H3・・・グリルヒータ Sw1,Sw2,Sw3・・・加熱量調整スイッチ(運
転スイッチ) MSw・・・電源スイッチ L2・・・右ヒータランプ L3・・・左ヒータランプ L4・・・グリルヒータランプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加熱手段と、 前記各加熱手段に熱発生媒体を供給するか否かを切り換
    える全加熱手段に共通の第1の切換手段と、 それぞれが前記各加熱手段に対応して設けられ、前記各
    加熱手段が前記供給される熱発生媒体に基づいて熱を発
    生するか否かを切り換える複数の第2の切換手段と、 前記第1の切換手段が前記各加熱手段に熱発生媒体を供
    給する状態に切り換えられたことに応答して、前記第2
    の切換手段の全ての状態を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記加熱手段の全
    てを制御する制御手段とを備えた、加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱手段の全ての熱発生を阻止する
    阻止手段を備え、 前記制御手段は、前記検出手段の検出結果が前記第2の
    切換手段の少なくとも一つが熱発生状態にあることを示
    すことに応答して、前記阻止手段を能動化させることを
    特徴とする、請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記阻止手段の阻止状態を解除する解除
    手段を備え、 前記制御手段は、前記熱発生状態にある第2の切換手段
    の全てが熱発生停止状態に切り換えられたことに応答し
    て、前記解除手段を能動化させることを特徴とする、請
    求項2記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段の検出結果が第2の切換手
    段の少なくとも一つが熱発生状態にあることを示すこと
    に応答して、異常状態であることを報知する報知手段を
    備えた、請求項1、2又は3記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記報知手段は、それぞれが前記第2の
    切換手段に対応して設けられた複数の光発生手段を含
    み、異常状態に対応する各光発生手段が光を発すること
    を特徴とする、請求項4記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 複数のヒータと、 前記各ヒータに電力を供給するか否かを切り換える電源
    スイッチと、 それぞれが前記各ヒータに対応して設けられ、前記各ヒ
    ータを通電状態にするか否かを切り換える複数の運転ス
    イッチと、 前記電源スイッチが前記各ヒータに電力を供給する状態
    に切り換えられたことに応答して、前記運転スイッチの
    全ての状態を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果が前記運転スイッチの少なくと
    も一つが通電状態を示すことに応答して、前記全てのヒ
    ータの通電を阻止する通電阻止手段とを備えた、加熱装
    置。
  7. 【請求項7】 前記通電状態を示す運転スイッチの全て
    が通電禁止状態に切り換えられたことに応答して、前記
    通電阻止手段の阻止状態を解除する解除手段を備えた、
    請求項6記載の加熱装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段の検出結果が運転スイッチ
    の少なくとも一つが通電状態にあることを示すことに応
    答して、異常状態であることを報知する報知手段を備え
    た、請求項6又は7記載の加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299943A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2020009580A (ja) * 2018-07-05 2020-01-16 三菱電機株式会社 加熱調理器

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