JPH10144555A - トロイダルコアの巻線方法および巻線装置 - Google Patents

トロイダルコアの巻線方法および巻線装置

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JPH10144555A
JPH10144555A JP29292296A JP29292296A JPH10144555A JP H10144555 A JPH10144555 A JP H10144555A JP 29292296 A JP29292296 A JP 29292296A JP 29292296 A JP29292296 A JP 29292296A JP H10144555 A JPH10144555 A JP H10144555A
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JP
Japan
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wire
core
toroidal core
crochet
toroidal
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Application number
JP29292296A
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English (en)
Inventor
Buichi Oda
田 武 一 小
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Japan Automatic Machine Co Ltd
Nagata Seiki Co Ltd
Original Assignee
Japan Automatic Machine Co Ltd
Nagata Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単線、複撚り線等線種に関係なくユーザーの
要望にあったトロイダルコイルを得る。 【解決手段】 クローサロッド46をワイヤ通路に突出
し、巻き付けローラ64をトロイダルコア27の上方位
置から前方に回動してワイヤ10をトロイダルコア26
のコア孔を横切るように位置し、トロイダルコアの上面
および下面に当接.ローラ29,31でトロイダルコア
27を軸線にほぼ平行な平面内で旋回させ、ワイヤ10
をトロイダルコア27のコア孔を通して進出するかぎ針
103で引っ掛けたら、巻き付けローラ64をトロイダ
ルコア27の上方位置に戻し、ワイヤ10をらせん状に
巻き付けてトロイダルコイル150を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロイダルコイル
のコアにワイヤを一定の張力を与えながら任意の角度に
巻きつけるトロイダルコアの巻線方法および巻線装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のトロイダルコアの巻線機とし
て、円周方向に回転可能に保持されたトロイダルコアの
一面側にワイヤを供給し、トロイダルコアのコア孔の軸
線に沿って進退動するかぎ針により、かぎ針の進退時に
トロイダルコアの一面側に位置するワイヤを引っかけ、
かぎ針の退出時にワイヤをトロイダルコアのコア孔に挿
通し、挿通したワイヤをクランパで把持してトロイダル
コアルの軸線に略平行な平面内で旋回させてトロイダル
コアにらせん状に巻き付けてトロイダルコイルを形成す
るトロイダルコアの巻線機は、たとえば、特開昭63−
161606号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記形式のトロイダル
コアの巻線機では、トロイダルコアに巻回されるワイヤ
が、0.07mm程度と極めて小径のものであると、ワ
イヤ自体に腰がないため、ワイヤをトロイダルコアのコ
ア孔に挿通する時、ワイヤが撓んだり、ワイヤにふらつ
きがでて、ワイヤのトロイダルコアへの巻回を適切に行
なうことが困難である。
【0004】上記形式のトロイダルコアの巻線機では、
ワイヤ端の保持が難しく、ワイヤをトロイダルコアへ巻
回する際に、ワイヤの端部が踊ったり、絡んだりして、
トロイダルコアへ巻回の半ばにして、ワイヤの折れや切
断等が生じ、コイル不良品を発生する原因となる。ま
た、上記形式のトロイダルコアの巻線機では、ワイヤの
径、ワイヤ長さに関連し、ワイヤをトロイダルコアに巻
回中、クランパからワイヤを開放した瞬間、ワイヤが弛
み、縮み、歪等の現象が生じ、ワイヤをトロイダルコア
に巻回する際の、ワイヤ巻回作用が不安定になる。さら
に、上記形式のトロイダルコアの巻線機では、トロイダ
ルコアは外周を一対のローラーで支持し、支持機構は左
右上下方向に多大な領域を占めている構造であるから、
装置全体のコンパクト化のネックになり、コスト的にも
高価になってしまう。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するトロイダ
ルコアの巻線機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のトロイダルコア
の巻線方法は、トロイダルコアの一面側にワイヤを供給
し、供給したワイヤをトロイダルコアのコア孔を通して
進出するかぎ針で引っ掛け、かぎ針で引っ掛けたワイヤ
をかぎ針の退出によりコア孔に挿通し、トロイダルコア
の上方に位置する巻き付けローラをトロイダルコアの外
側を1回転することでコア孔に挿通したワイヤをトロイ
ダルコアに1巻きし、トロイダルコアの側方に位置する
クローサロッドをワイヤ通路に突出し、巻き付けローラ
をトロイダルコアの上方位置から前方に回動してワイヤ
をトロイダルコアのコア孔を横切るように位置し、トロ
イダルコアの上面および下面に当接してトロイダルコア
を任意の角度で回転させる回動機構によりトロイダルコ
アを軸線にほぼ平行な平面内で旋回させ、ワイヤをトロ
イダルコアのコア孔を通して進出するかぎ針で引っ掛け
たら、巻き付けローラをトロイダルコアの上方位置に戻
し、かぎ針で引っ掛けたワイヤをかぎ針の退出によりコ
ア孔に挿通し、トロイダルコアの上方に位置する巻き付
けローラをトロイダルコアの外側を1回転することでコ
ア孔に挿通したワイヤをトロイダルコアに1巻きし、ワ
イヤをらせん状に巻き付けてトロイダルコイルを形成す
ることを特徴とする。本発明のトロイダルコアの巻線装
置は、トロイダルコアの上面および下面に当接してトロ
イダルコアを任意の角度で回転させる回動機構と、巻き
付けローラをトロイダルコアの外側を1回転させる装置
と、トロイダルコアの上方に位置する巻き付けローラを
所定量前方に動かす装置と、トロイダルコアの側方に位
置するクローサロッドと、このクローサロッドをワイヤ
通路に突出させる装置とから構成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
より説明する。図1は本発明によるトロイダルコア巻線
機の上面図を示し、図2は本発明によるトロイダルコア
巻線機の正面図を示し、図3は本発明によるトロイダル
コア巻線機の側面図を示す。
【0008】本発明によるトロイダルコア巻線機は、図
1ないし図3に示すように、ワイヤ供給手段1と、ワイ
ヤ長さ設定手段2と、コア回動手段3と、ワイヤ卷回手
段4と、ワイヤ吸引手段5と、巻付ローラ位置決め手段
6と、かぎ針手段7と、かぎ針駆動手段8とを有する。
【0009】上記ワイヤ供給手段1は、巻線機本体の一
側に配置されたワイヤコーン9と、このワイヤコーン9
から引き出される極細ワイヤ10を案内するワイヤガイ
ド11と、引き出されるワイヤ10に張力を付与するテ
ンションリング12と、切断した後のワイヤ10を保持
するためのワイヤ押え13と、ワイヤ長さ設定手段2に
より設定される長さにワイヤ10を切断するための切断
具14を有し、ワイヤコーン9から引き出される極細ワ
イヤ10を所定の張力を加えた状態でワイヤ長さ設定手
段2に供給する。
【0010】上記ワイヤ長さ設定手段2は、機枠15に
軸支された溝付き円板16と、この溝付き円板16の側
面に配置された固定プレート17および押えプレート1
8と、固定プレート17および押えプレート18の内面
に配置された弾性押え片17a,18aと、押えプレー
ト18を固定プレート17に圧接するばね手段19と、
固定プレート17および押えプレート18のワイヤ流れ
方向上流側に配置された逆ハ型開口部を形成するガイド
部材20と、機枠15に設けた支持部21に取付けら
れ、押えプレート17を固定プレート16から離れる方
向に動かすワイヤ解放手段22とを有する。ワイヤ解放
手段22は、ストッパロッド23とこのストッパロッド
23の先端に設けられた金具24を有する。溝付き円板
16は側面に設けたつまみ25を手で持って回すことで
回動する。
【0011】上記コア回動手段3は、図7および図8に
示すように、コアサポート26の上側に配置された上側
シャフト28と、上側シャフト28の先端部に設けられ
かつコアサポート26に配置されたコア27の上面に当
接する弾性ゴムローラ29と、コアサポート26の下側
に配置された下側シャフト30と、この下側シャフト3
0の先端部に設けられコアサポート26に配置されたコ
ア27の下面に当接する弾性ゴムローラ31と、下側シ
ャフト30を回動自在に支持して固定配置された下ブラ
ケット32と、上側シャフト28を回動自在に支持しか
つ下ブラケット32に対して可動に配置された上ブラケ
ット33を有する。
【0012】上ブラケット33は、図7に示すように、
一対の連結部材34,34およびばね手段35により下
ブラケット32に回動自在に連結されている。この上ブ
ラケット33は、シリンダ装置140によって動かされ
る。上ブラケット33の上面に支持部材36が設けら
れ、この支持部材36にL形ガイド37が突設されてい
る。このL型ガイド37は、コア27の上面から見る
と、垂直方向に延びる部分がかぎ針に対してフックに対
応する位置かフックにワイヤがかからない外側位置であ
り、端部はコアサポート26の近くまで垂直方向に延び
ている。
【0013】上ブラケット33に支持された上側シャフ
ト28の端部は、上ブラケット33から突出し、この突
出部分に歯車28aが装着されている。また、下側シャ
フト30の下ブラケット32から突き出る部分に、上側
シャフト28に設けた歯車28aと同一形で上側シャフ
ト28に設けた歯車28aと噛み合うように歯車30a
が装着されている。上側シャフト28と下側シャフト3
0は同期して回動するので、上側シャフト28に設けた
弾性ゴムローラ29と下側シャフト30に設けた弾性ゴ
ムローラ31は同期して回動する。
【0014】また、下側シャフト30の歯車30aより
端側の部分にワンウェイクラッチを内蔵したブッシュ3
8が装着されている。このブッシュ38にL形ロッド3
9が連結されている。このL形ロッド39はコイルばね
40により常時下方にばね付勢されている。L形ロッド
39はかぎ針駆動手段8の押し棒41により上方に動か
される。すなわち、L形ロッド39が、かぎ針駆動手段
8の押し棒41により上方に動かされると、ブッシュ3
8に内蔵されたワンウェイクラッチはL形ロッド39の
上方の動きで下側シャフト30を回動するように設定さ
れているので、L形ロッド39の上方の動きで下側シャ
フト30が回動し、この下側シャフト30の回動に同期
して上側シャフト28も回動する。上側シャフト28の
先端には弾性ゴムローラ29が設けられ、下側シャフト
30の先端には弾性ゴムローラ31が設けられているの
で、弾性ゴムローラ29と弾性ゴムローラ31も同期し
て回動し、弾性ゴムローラ29と弾性ゴムローラ31の
回動により、コアサポート26に配置されたコア27が
所定角度だけ回動する。コア27の回動角度はL形ロッ
ド39の上方ストロークの長さにより決められる。
【0015】また、下側シャフト30のブッシュ38よ
り端側の部位に逆止めクラッチ42が設けられている。
この逆止めクラッチ42は、ロッド43により下ブラケ
ット32に固定されている。L形ロッド39の端部にレ
バー44が設けられている。このレバー44に磁石45
が設けられている。レバー44は磁石45を介してテン
ションリング12をばね手段12aの力に抗して引き寄
せる。
【0016】さらに、下ブラケット32にはクローサー
ロッド46(図6)およびワイヤガイド47が固定され
ている。上ブラケット33には端末ガイド48が固定さ
れている。下ブラケット32に設けたクローサーロッド
46は、シリンダ49に連結され、このシリンダ49に
より進退自在に動く。
【0017】また、図7に示すように、コアサポート2
6に隣接した位置にガイド棒50が配置されている。こ
のガイド棒50はU字状部分50aとこのU字状部分5
0aの一端から円弧部50bを介して上下方向に延びる
直線部分50cとから形成され、直線部分50cの下端
は、コアサポート26に配置されたコア27の上方約1
mmの位置まで伸びている。ガイド棒50はコアサポー
ト26に隣接した位置で左右方向に移動可能である。ガ
イド棒50の軸51の端部には連結板52が固定されて
いる。また、図6に示すように、下ブラケット32に固
定された側面板53にサポート54が固定されている。
このサポート54はシリンダ55に連結されている。シ
リンダ55は、図7に示すようにレバー57を押すこと
でレバー57に設けたスイッチ56をオンオフ動作す
る。
【0018】上記ワイヤ卷回手段4は、図9に示すよう
に、機枠の一部を構成する側面板60と支え板66に軸
支されたシャフト62aと、このシャフト62aの側面
板60と支え板66の間に装着された小歯車67と、支
え板66より突出された部分に固定されたフック69
と、支え板61に軸支されたシャフト62bと、このシ
ャフト62bのアーム63と、このアーム63の突出す
る部分に固定されたアーム63と、このアーム63の自
由端側に取付けられた巻き付けローラ64およびワイヤ
カイド65と、シャフト62bの内側に突出された部分
に固定されたフック70と、フック69とフック70を
互いに近付く方向にばね付勢するばね手段71と、シャ
フト62bを所定角度回動させる押圧手段72とを有す
る。シャフト62aに設けた小歯車67は、図示しない
駆動装置に連結された駆動軸に設けた大歯車73と噛み
合っている。そのため、大歯車73の回転によりシャフ
ト62aが回転し、シャフト62aのフック69とばね
手段71で連結されたフック70を通してアーム63に
設けた巻き付けローラ64が回転する。
【0019】上記押圧手段72は、機枠の一部を構成す
るキャップ74に固定されたプレート75と、このプレ
ート75に固定されたサポート76と、このサポート7
6に設けられたスイッチ77と、サポート76を貫通し
て延びるロッド78と、このロッド78に設けられてス
イッチ77をオンオフ動作する押し板79と、ロッド7
8の先端に設けられた連結板80と、この連結板80に
ロッド部81を連結したシリンダ82と、シリンダ82
のロッド部81の先端に設けられた先端金具83を有す
る。
【0020】上記ワイヤ吸引手段5は、図5および図6
に示すように、断面略U形をなし全面に多数の小径の孔
85を穿設しコア回動手段3のコアサポート26の直下
に開口端が位置するように配置された吸着板86と、こ
の吸着板86を囲むように配置された円筒体87と、こ
の円筒体87に設けた吸込み口88とを有する。円筒体
87は、吸込み口88に図示しないホースを接続するこ
とで空気吸引装置に連結されている。この空気吸引装置
には図示しない空気量制御装置が付設されていて、ワイ
ヤ10の端末に与えられる張力を調整するようになって
いる。
【0021】しかして、図示しない空気吸引装置が作動
すると、円筒体87の内部の空気が吸込み口88を介し
て吸引され、円筒体87に連なる吸着板86の内部の空
気も、吸着板86に設けた孔85を通って吸引される。
そのため、吸着板86の内部は減圧され、吸着板86の
壁面に吸引力が発生する。吸着板86の壁面に形成され
る吸引力は。コア27に巻き付けられるワイヤ10の自
由端を壁面に吸着し、これにより、ワイヤ10の自由端
がカール状になることがない。
【0022】上記巻付ローラ位置決め手段6は、図5お
よび図9に示すように、機枠の一部を構成する側面板6
0に固定されたサポート89と、このサポート89に摺
動自在に配置されたスライダ90と、このスライダ90
に一体のロックプレート91と、このロックプレート9
1とサポート89を連結するばね手段92と、ロックプ
レート91を動かすシリンダ93と、ワイヤ卷回手段4
のシャフト62の端部に固定されたロックプレート94
とを有する。ロックプレート94には切欠き95が設け
られ、ロックプレート91にはロックプレート94に設
けた切欠き95に係合するノッチ96が設けられてい
る。そのため、シリンダ93が作動して、ロックプレー
ト91が前進する方向に動くと、ロックプレート91に
設けたノッチ96がロックプレート94に設けた切欠き
95に係合し、ロックプレート91に設けたノッチ96
がロックプレート94をノッチ96が切欠き95に整合
する位置まで動かし、これにより、シャフト62に設け
た連結板63に取付けられた巻き付けローラ64の位置
決めが正確に行なわれる。
【0023】上記かぎ針手段7は、図5および図10に
示すように、略L形をなすかぎ針サポート100と、こ
のかぎ針サポート100の先端部分に設けた長手方向に
延びる溝にばね手段101を介して配置されたスライド
ロック102と、このスライドロック102の上に配置
されたかぎ針103と、スライドロック101の動きを
規制する手段104と、かぎ針サポート100にピン1
05を介して取付けられたロッド106と、このロッド
106にばね手段107を介して上下動自在に装着され
たフックカバー108と、かぎ針駆動手段8の案内装置
115に係合する支持ローラ109とを有する。かぎ針
サポート100の下端部にはかぎ針駆動手段8に回動自
在に連結するための孔110が設けられている。
【0024】上記かぎ針駆動手段8は、図4、図5およ
び図11に示すように、側面板60に設けた上支えプレ
ート111および下支えプレート112に上下端を支持
されたロッドレスシリンダ113と、このロッドレスシ
リンダ113に設けられ上下動するスライダ114と、
上記かぎ針手段7を案内する案内装置115とを有す
る。上支えプレート111および下支えプレート112
にはスイッチ取付けシャフト116がロッドレスシリン
ダ113に並列するように配置されている。このスイッ
チ取付けシャフト116には上下方向に間隔を置いて複
数のスイッチ117が配置されている。また、上支えプ
レート111にはダンパー118が取付けられている。
ロッドレスシリンダ113に設けたスライダ114に
は、プレート119が取付けられている。このプレート
119にはコ字状サポート120が固定され、このコ字
状サポート120にサポート121を介して上記押し棒
41が固定されている。上記コ字状サポート120に設
けた取付け部120aに上記かぎ針手段7のかぎ針サポ
ート100が孔110を介して回動自在に取付けられて
いる。コ字状サポート120に隣接した位置には上下方
向に延びるようにレール122が設けられており、この
レール122にスライダ123が固定されている。この
スライダ123はロッドレスシリンダ113に設けたス
ライダ114の水平方向の動きを規制する。
【0025】さらに、上記コ字状サポート120にカム
124が取付けられている。このカム124は、側面板
60に取付けたプレート125に設けたスイッチ12
6,127,128を作動する。
【0026】上記かぎ針手段案内装置115は、図12
に示すように、直進路130とバイパス路131を形成
する案内板132と、案内板132の直進路130とバ
イパス路131の間に配置されて直進路130とバイパ
ス路131を仕切る複数のカム板133,134,13
5と、直進路130とバイパス路131の分岐点に配置
されたクイックレバー136,137,138,139
を有し、かぎ針手段7の支持ローラ109を案内するこ
とで、かぎ針手段7を直進路130で下降しバイパス路
131で上昇する。
【0027】図13ないし図15にコア27の着脱手段
を示す。シリンダ装置140が作動すると、下ブラケッ
ト32に平行リンクを構成する一対の連結部材34,3
4に回動自在に支持された上ブラケット33は、図15
に示す位置に回動し、コアサポート26に配置されたコ
ア27の上方に取り出し空間が形成され、この取り出し
空間からコア27を簡単に取り出すことができる。
【0028】つぎに、トロイダルコア巻線機の作用を各
手段の関連において説明する。ワイヤーコーン9より送
り出されるワイヤ10は、ガイド11を経てテンション
リング12よりワイヤ押さえ13に保持されている。
【0029】この状態において、ロッドレスシリンダ1
13のスライダ114は上昇位置にあり、かぎ針手段7
に設けたかぎ針103は、コアステージ26に設けたコ
ア27の孔を通って上方に突き出た状態にある。かぎ針
103のこの位置がスタート位置であり、この段階では
空気吸引装置も作動し、ワイヤ吸引手段5の円筒体87
の内部の空気は吸込み口88を介して吸引され、円筒体
87に連なる吸着板86の内部の空気も吸着板86に設
けた孔85を通って吸引され、吸着板86の内部は減圧
されて吸着板86の壁面に吸引力が発生している。
【0030】この段階では、図8に示すように、レバー
44に設けた磁石45とテンションリング12の先端は
接触した状態にある。そのため、ワイヤ押さえ13を支
持する受け台141に設けられた切断具14、ワイヤ押
さえ13、ワイヤガイド11はコアステージ26に接近
した前進位置にある。
【0031】つぎに、ワイヤ押さえ13に保持されたワ
イヤ10をガイド部材20を通して溝付き円板16に設
けた押えプレート18および固定プレート17に保持さ
せる。そして、つまみ25を手で持って溝付き円板16
を図6の矢印A方向に回すと、押えプレート18と固定
プレート17で保持されたワイヤ10は、溝付き円板1
6の回動とともに、溝付き円板16の溝に沿って巻き付
けられる。ワイヤ10の溝付き円板16への巻き付け長
さは、押えプレート18がストッパロッド23の先端金
具24に当たる位置までである。押えプレート18が先
端金具24に当たると、押えプレート18が固定プレー
ト17から離れる方向に動き、押えプレート18と固定
プレート17によりワイヤ保持が解放され、これ以上、
溝付き円板16が回動しても、ワイヤ10が溝付き円板
16の溝に巻き付けられない。これにより、溝付き円板
16の溝に巻き付けられるワイヤ10の長さが設定され
る。
【0032】つぎに、図示しない制御装置のスタートボ
タンを押すと、かぎ針駆動手段8のロッドレスシリンダ
113が作動し、ロッドレスシリンダ113に設けたス
ライダ114が下降し、このスライダ114に作動連結
されたかぎ針手段7に設けたかぎ針103が下降する。
かぎ針手段7は案内装置115の直進路130に沿って
下降する。
【0033】この時、かぎ針駆動手段8の押し棒41も
同様に下降する。このかぎ針103の下降により、ワイ
ヤ押さえ13に保持されたワイヤ10は図16(a)で
示す位置から図16(b)で示す位置になる。
【0034】かぎ針駆動手段8の押し棒41が下降する
と、L形ロッド39がワイヤ巻回手段4のばね手段40
に付勢されて下方に動き、このL形ロッド39に連結さ
れたレバー44がテンションリング12から外れる方向
に動き、テンションリング12がばね手段により後方に
動き、これに応じて、受け台に設けた切断具14、ワイ
ヤ押さえ13、ワイヤガイド11もコアステージ26か
ら遠のく位置に後退する。これらテンションリング12
等の後退により、ワイヤ10の流れが変化し、巻き付け
ローラー64が回動する際に、巻き付けローラー64が
ワイヤ押さえ13に保持されたワイヤ10に接触するこ
とがない。
【0035】さらに、かぎ針手段7が下降して最下端位
置に至ると、スイッチ142が作動し、かぎ針駆動手段
8のロッドレスシリンダ113が逆方向に作動し、ロッ
ドレスシリンダ113に設けたスライダ114が上昇す
る。このスライダ114の上昇に伴なうかぎ針手段7の
上昇はかぎ針手段案内装置115のバイパス路131に
沿って行なわれる。
【0036】スライダ114の上昇により、コ字状サポ
ート120に設けたカム124が取付けたプレート12
5に設けたスイッチ127を作動すると、図示しないシ
リンダが作動し大歯車73が回動する。この大歯車73
の回動量はストッパー143により規制されている。大
歯車73が回動すると、この大歯車73に噛み合う小歯
車67が1回転する。小歯車67が回転すると、巻き付
けローラー64が図16(a)で示す位置から図16
(b)を通り図16(c)で示す位置になる。この巻き
付けローラー64の回動によりコア27にワイヤ10が
巻き付けられる。
【0037】巻き付けローラー64の回動が終了する
と、シリンダ93が作動し、ロックプレート91のノッ
チ96が前進し、ノッチ96がロックプレート94のノ
ッチ溝95に挿入し、これにより、巻き付けローラー6
4の位置が固定される。
【0038】その後、スライダ114がさらに上昇する
と、スイッチ126が作用し、かぎ針103のフックカ
バー108は図10に示すように先端がコアサポート2
6の下面に当たる。そのため、それ以上スライダ114
が上昇すると、フックカバー108はそれ以上上昇せ
ず、かぎ針103のみがコア27の孔を貫通すめ位置ま
で上昇する。
【0039】つぎに、スイッチ126からの指令により
シリンダ82が作動し、先端金具83、連結板80、押
し板79が同時に前進する。先端金具83が前進するこ
とにより、フック70を回動させ、巻き付けローラー6
4をさらに図16(c)で示す位置から図16(d)で
示す位置に回動する。巻き付けローラー64が図16
(d)で示す位置に回動すると同時に、シリンダ49が
作動し、クローサーロッド46が前に移動する。これに
より、クローサーロッド46は、図16(c)から図1
6(d)の位置に移動し、ワイヤ10の端末がコア27
に近付かないようにし、ワイヤ10がかぎ針103によ
りコア27の中に引かれる際に、ワイヤ10の端末がコ
ア27に巻かれたワイヤ10に接触してワイヤ10を傷
付けてしまうことを防ぐ。
【0040】押し板79がスイッチ77に当たり、スイ
ッチ77が作用すると、シリンダ55のピストンが後退
し、これと同時に、連結板52も後退し、ガイド棒50
も後退する。この時、ガイド棒50は、図16(d)の
位置にあり、ガイド棒50のU字状部分50a内にある
ワイヤ10が後退する。このことにより、かぎ針103
のフックにワイヤ10が、さらに入り、かぎ針103の
フックがワイヤ10をより確実にキャッチする。
【0041】シリンダ55のピストンが後退すると同時
に、レバー57も後退しスイッチ56が作動し、かぎ針
駆動手段8のロッドレスシリンダ113が正方向に作動
し、スライダ114が下降を開始する。このスライダ1
14の下降に伴い、かぎ針103もワイヤ10を引っか
けて真下に下降し、カム124によりスイッチ126、
スイッチ127、スイッチ128も次々に非作用となり
動作をしていたシリンダ類は最初の動作位置に戻され
る。
【0042】巻き付けローラー64は、ばね手段71に
より戻され、図16(e)位置に置かれ、つぎの送り段
階の体制をとる。この際、シリンダ82の先端金具83
も最初の位置に戻され、クローサーロッド46も後退し
た位置に置かれる。
【0043】かぎ針103がさらに下がると、図16
(f)で示すように、ワイヤ10の端末はコア27の孔
を通って下方に延びる位置にある。この段階で巻き付け
ローラー64が作動すると、巻き付けローラー64は、
図16(g)を通り、図16(c)の位置にくる。
【0044】上記巻線工程において、アクシデント、た
とえば、ワイヤ10にテンションがかからなかったり、
ワイヤ10のカールが強かったした場合、ワイヤ10の
巻回中に、ワイヤ10が暴れたりして、かぎ針103で
ワイヤ10を引っ掛ける際に不安定になる。ワイヤ10
がたるんで、ワイヤ10がかぎ針103のフックに引っ
掛かかりにくくなった場合、ガイド棒50は図17
(a)の位置から図17(b)の位置に移動し、ワイヤ
10がガイド棒50のU字状部分50aに掛り、ワイヤ
10は、U字状部分50aとかぎ針103と直線部分5
0cとL形ガイド37に接触して位置決めされるので、
ワイヤ10はかぎ針103のフックに強制的に入れられ
る。また、L形ガイド37を設けたことで、ワイヤ10
がたるみすぎても、ワイヤ10がかぎ針103のフック
の背中側に回ってしまうことがない。
【0045】このようにして作られたトロイダルコイル
150は、図18に示すように、コイルケース151に
収納される。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、クロ
ーサロッドによりワイヤ端末がコアに接触しないので、
コアにすでに巻かれているワイヤが傷付けられることは
なく、トロイダルコアの内径が小さくワイヤ径が極細い
ワイヤのトロイダルコイルの製品を得ることができ、ま
た、ワイヤの種類は単線、複撚り線等線種に関係なくユ
ーザーの要望にあったトロイダルコイルの製品を得るこ
とができ、しかも、ワイヤ巻付け装置の自動化による生
産性の向上と製品の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトロイダルコア巻線機の上面図。
【図2】本発明によるトロイダルコア巻線機の正面図。
【図3】本発明によるトロイダルコア巻線機の側面図。
【図4】本発明によるトロイダルコア巻線機の下部分の
斜視図。
【図5】本発明によるトロイダルコア巻線機の中間部分
の斜視図。
【図6】本発明によるトロイダルコア巻線機の上部分の
斜視図。
【図7】コア回動手段の斜視図。
【図8】ワイヤ供給手段の斜視図。
【図9】ワイヤ巻回手段の斜視図。
【図10】かぎ針手段の側面図。
【図11】かぎ針駆動手段の作動を示す図。
【図12】かぎ針案内装置を示す図。
【図13】コア回動手段の使用状態を示す側面図。
【図14】コア回動手段の使用状態を示す上面図。
【図15】コア回動手段のコア取り出し状態を示す側面
図。
【図16】ワイヤ巻回ローラとかぎ針との位置関係を示
す図。
【図17】ガイド棒の作用を示す図。
【図18】トロイダルコイルをコイルケースに収納した
状態を示す図。
【符号の説明】
1 ワイヤ供給手段 2 ワイヤ長さ設定手段 3 コア回動手段 4 ワイヤ巻回手段 5 ワイヤ吸引手段 6 巻付ローラ位置決め手段 7 かぎ針手段 8 かぎ針駆動手段 10 ワイヤ 26 コアサポート 27 コア 29 弾性ゴムローラ 31 弾性ゴムローラ 36 支持部材 37 L形ガイド 39 L形ロッド 46 クローサーロッド 50 ガイド棒 50a U字状部分 50b 円弧部分 50c 直線部分 64 巻き付けローラ 103 かぎ針

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロイダルコアの一面側にワイヤを供給
    し、供給したワイヤをトロイダルコアのコア孔を通して
    進出するかぎ針で引っ掛け、かぎ針で引っ掛けたワイヤ
    をかぎ針の退出によりコア孔に挿通し、トロイダルコア
    の上方に位置する巻き付けローラをトロイダルコアの外
    側を1回転することでコア孔に挿通したワイヤをトロイ
    ダルコアに1巻きし、トロイダルコアの側方に位置する
    クローサロッドをワイヤ通路に突出し、巻き付けローラ
    をトロイダルコアの上方位置から前方に回動してワイヤ
    をトロイダルコアのコア孔を横切るように位置し、トロ
    イダルコアの上面および下面に当接してトロイダルコア
    を任意の角度で回転させる回動機構によりトロイダルコ
    アを軸線にほぼ平行な平面内で旋回させ、ワイヤをトロ
    イダルコアのコア孔を通して進出するかぎ針で引っ掛け
    たら、巻き付けローラをトロイダルコアの上方位置に戻
    し、かぎ針で引っ掛けたワイヤをかぎ針の退出によりコ
    ア孔に挿通し、トロイダルコアの上方に位置する巻き付
    けローラをトロイダルコアの外側を1回転することでコ
    ア孔に挿通したワイヤをトロイダルコアに1巻きし、ワ
    イヤをらせん状に巻き付けてトロイダルコイルを形成す
    ることを特徴とするトロイダルコアの巻線方法。
  2. 【請求項2】トロイダルコアの上面および下面に当接し
    てトロイダルコアを任意の角度で回転させる回動機構
    と、巻き付けローラをトロイダルコアの外側を1回転さ
    せる装置と、トロイダルコアの上方に位置する巻き付け
    ローラを所定量前方に動かす装置と、トロイダルコアの
    側方に位置するクローサロッドと、このクローサロッド
    をワイヤ通路に突出させる装置とを有するトロイダルコ
    アの巻線装置。
  3. 【請求項3】トロイダルコアを支持するコアサポートに
    隣接した位置にワイヤ寄せ手段を設けたことを特徴とす
    る請求項2に記載のトロイダルコアの巻線装置。
JP29292296A 1996-11-05 1996-11-05 トロイダルコアの巻線方法および巻線装置 Pending JPH10144555A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106992072A (zh) * 2017-05-11 2017-07-28 中山展晖电子设备有限公司 一种t2绕线的铜线送线结构
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