JPH10144624A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH10144624A JPH10144624A JP31276396A JP31276396A JPH10144624A JP H10144624 A JPH10144624 A JP H10144624A JP 31276396 A JP31276396 A JP 31276396A JP 31276396 A JP31276396 A JP 31276396A JP H10144624 A JPH10144624 A JP H10144624A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐熱性の優れた低抵抗なシリサイド層を備え
た半導体装置の製造方法を提供できるようにする。 【解決手段】 ゲート電極4が形成された半導体基板1
上に、チタン膜6を形成する第一の工程と、前記チタン
膜6上に窒化チタン膜7を、300〜500℃の温度に
て形成する第二の工程と、前記チタン膜6と多結晶シリ
コン4及び半導体基板1とを反応させて、前記ゲート電
極4上、及び前記半導体基板1上の拡散層形成領域DF
にチタンシリサイド層8を形成する第三の工程とを備
え、シリサイド化のための高温熱処理時に均一なTiN
/Ti界面を維持することができるようにして、高温で
も凝集がなく、抵抗の低いシリサイド層を形成できるよ
うにする。
た半導体装置の製造方法を提供できるようにする。 【解決手段】 ゲート電極4が形成された半導体基板1
上に、チタン膜6を形成する第一の工程と、前記チタン
膜6上に窒化チタン膜7を、300〜500℃の温度に
て形成する第二の工程と、前記チタン膜6と多結晶シリ
コン4及び半導体基板1とを反応させて、前記ゲート電
極4上、及び前記半導体基板1上の拡散層形成領域DF
にチタンシリサイド層8を形成する第三の工程とを備
え、シリサイド化のための高温熱処理時に均一なTiN
/Ti界面を維持することができるようにして、高温で
も凝集がなく、抵抗の低いシリサイド層を形成できるよ
うにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に係わり、特に、シリサイド層を備えた半導体装置の
製造方法に関する。
法に係わり、特に、シリサイド層を備えた半導体装置の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの集積度を上げるためには、素子
の微細化を行わなければならない。この微細化は、平面
的な方向の寸法を縮小するだけでなく、深さ方向の寸法
を縮小することも必要となる。このようにするために
は、ソース/ドレイン領域の不純物拡散層の接合深さを
浅くする必要があるが、半導体基板内の拡散層の厚さを
薄くすると、不純物拡散層の抵抗が高くなり、半導体装
置の動作速度が低下するという問題が生じる。
の微細化を行わなければならない。この微細化は、平面
的な方向の寸法を縮小するだけでなく、深さ方向の寸法
を縮小することも必要となる。このようにするために
は、ソース/ドレイン領域の不純物拡散層の接合深さを
浅くする必要があるが、半導体基板内の拡散層の厚さを
薄くすると、不純物拡散層の抵抗が高くなり、半導体装
置の動作速度が低下するという問題が生じる。
【0003】これに対しては、不純物拡散層の表層に低
抵抗のシリサイド層を形成し、ソース/ドレイン抵抗を
下げる構造が有効である。このシリサイド層を形成する
方法としては、従来より、シリコン基板表面に金属膜を
堆積し、これに熱処理を加えることにより、シリコンと
金属とを反応させ、ソース/ドレイン領域をシリサイド
化させる方法が用いられてきた。
抵抗のシリサイド層を形成し、ソース/ドレイン抵抗を
下げる構造が有効である。このシリサイド層を形成する
方法としては、従来より、シリコン基板表面に金属膜を
堆積し、これに熱処理を加えることにより、シリコンと
金属とを反応させ、ソース/ドレイン領域をシリサイド
化させる方法が用いられてきた。
【0004】特に、近年はゲート電極に使用している多
結晶シリコン膜も合わせてシリサイド化し、配線抵抗を
下げるようにする、所謂サリサイドプロセスが行われて
おり、1994年の応用物理学会春季講演会30a−Z
H−4にこのような方法が記載されている。このサリサ
イドプロセスを、図1を用いて説明する。
結晶シリコン膜も合わせてシリサイド化し、配線抵抗を
下げるようにする、所謂サリサイドプロセスが行われて
おり、1994年の応用物理学会春季講演会30a−Z
H−4にこのような方法が記載されている。このサリサ
イドプロセスを、図1を用いて説明する。
【0005】先ず、半導体基板1に素子分離用絶縁膜2
及び熱酸化膜3を形成後、多結晶シリコン膜4を堆積
し、この多結晶シリコン膜4をゲート電極形状に加工す
る(図1a)。その後、酸化膜によりゲート側壁5を形
成する(図1b)。
及び熱酸化膜3を形成後、多結晶シリコン膜4を堆積
し、この多結晶シリコン膜4をゲート電極形状に加工す
る(図1a)。その後、酸化膜によりゲート側壁5を形
成する(図1b)。
【0006】その後、半導体基板1の全面にスパッタ法
により、真空度1〜10mTorr程度、Ar雰囲気、
半導体基板1の温度200℃以下の条件にて、チタン膜
6を堆積する。次に、半導体基板1の温度は特に変更せ
ず、真空度は1〜10mTorr程度で、N2 をスパッ
タ室(図示せず)に導入して反応性スパッタ法によりT
iN膜7を堆積させる(図1c)。
により、真空度1〜10mTorr程度、Ar雰囲気、
半導体基板1の温度200℃以下の条件にて、チタン膜
6を堆積する。次に、半導体基板1の温度は特に変更せ
ず、真空度は1〜10mTorr程度で、N2 をスパッ
タ室(図示せず)に導入して反応性スパッタ法によりT
iN膜7を堆積させる(図1c)。
【0007】その後、大気圧、N2 雰囲気内で700〜
900℃、10〜60secの熱処理を行い、半導体基
板1と多結晶シリコン4の表面にTiSi2 シリサイド
層8を形成する(図d)。
900℃、10〜60secの熱処理を行い、半導体基
板1と多結晶シリコン4の表面にTiSi2 シリサイド
層8を形成する(図d)。
【0008】次いで、未反応のTiN,Ti膜を硫酸と
過酸化水素、又は塩酸と過酸化水素の混合溶液を用いて
除去する。上記の従来の方法において、微細化に伴うシ
リサイド層の薄膜化により、高温処理時にシリサイドが
凝集して抵抗が上昇するという問題を回避するために、
TiN膜7をキャップ膜として堆積して、TiSi2 シ
リサイド層8を形成するための熱処理をすることで、形
成されるシリサイド層8に応力をかけ、シリサイドの凝
集を抑制していた。
過酸化水素、又は塩酸と過酸化水素の混合溶液を用いて
除去する。上記の従来の方法において、微細化に伴うシ
リサイド層の薄膜化により、高温処理時にシリサイドが
凝集して抵抗が上昇するという問題を回避するために、
TiN膜7をキャップ膜として堆積して、TiSi2 シ
リサイド層8を形成するための熱処理をすることで、形
成されるシリサイド層8に応力をかけ、シリサイドの凝
集を抑制していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記方法にお
いて、図1(c)の工程でTiN膜7を形成する際に、
いわゆる反応性スパッタ法を用いた場合、サリサイド構
造を構成するシリサイド層8を形成するために、半導体
基板1の温度を700〜900℃の高温にすると、やは
りシリサイドが凝集して抵抗が上昇してしまうという問
題が生じる。
いて、図1(c)の工程でTiN膜7を形成する際に、
いわゆる反応性スパッタ法を用いた場合、サリサイド構
造を構成するシリサイド層8を形成するために、半導体
基板1の温度を700〜900℃の高温にすると、やは
りシリサイドが凝集して抵抗が上昇してしまうという問
題が生じる。
【0010】これは、前記シリサイド層8を形成するた
めの熱処理時に、TiN膜7/Ti膜6の界面に残留す
る未反応の窒素が下地Ti膜6と反応して新たにTiN
膜が生じ、このTiN膜とシリサイド層8のTiSi2
の結晶とが混合して、TiN膜7/シリサイド層8の界
面の平坦性が劣化して、TiN膜7が凝集防止のための
均一なキャップ層とならなくなるためである。
めの熱処理時に、TiN膜7/Ti膜6の界面に残留す
る未反応の窒素が下地Ti膜6と反応して新たにTiN
膜が生じ、このTiN膜とシリサイド層8のTiSi2
の結晶とが混合して、TiN膜7/シリサイド層8の界
面の平坦性が劣化して、TiN膜7が凝集防止のための
均一なキャップ層とならなくなるためである。
【0011】この対策として、TiN化合物ターゲット
を利用することにより、N2 ガスの導入を不要として、
未反応窒素の残留を生じさせない化合物スパッタ法が提
案されている。しかし、この方法では新たにTiNター
ゲットを用意し、専用のスパッタチャンバーを設けなけ
ればならない問題があった。
を利用することにより、N2 ガスの導入を不要として、
未反応窒素の残留を生じさせない化合物スパッタ法が提
案されている。しかし、この方法では新たにTiNター
ゲットを用意し、専用のスパッタチャンバーを設けなけ
ればならない問題があった。
【0012】本発明は前述の問題点にかんがみ、反応性
スパッタ法を用いながらも、耐熱性が優れ、かつ低抵抗
なシリサイド層を簡単に形成できるようにすることを目
的とする。
スパッタ法を用いながらも、耐熱性が優れ、かつ低抵抗
なシリサイド層を簡単に形成できるようにすることを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、ゲート電極が形成された半導体基板上に、チ
タン膜を形成する第一の工程と、前記チタン膜上に窒化
チタン膜を形成する第二の工程であって、前記第一の工
程における前記チタン膜を形成する際の温度よりも高
く、かつ、前記チタン膜と前記窒化チタン膜とが反応し
ない所定の温度にて、前記窒化チタン膜を形成する第二
の工程と、前記第二の工程後、前記ゲート電極上、及び
前記半導体基板上の拡散層形成領域にチタンシリサイド
層を形成する第三の工程とを備えることを特徴としてい
る。
造方法は、ゲート電極が形成された半導体基板上に、チ
タン膜を形成する第一の工程と、前記チタン膜上に窒化
チタン膜を形成する第二の工程であって、前記第一の工
程における前記チタン膜を形成する際の温度よりも高
く、かつ、前記チタン膜と前記窒化チタン膜とが反応し
ない所定の温度にて、前記窒化チタン膜を形成する第二
の工程と、前記第二の工程後、前記ゲート電極上、及び
前記半導体基板上の拡散層形成領域にチタンシリサイド
層を形成する第三の工程とを備えることを特徴としてい
る。
【0014】また、本発明の他の特徴とするところは、
ゲート電極が形成された半導体基板上に、チタン膜を形
成する第一の工程と、前記チタン膜上に窒化チタン膜を
形成する第二の工程と、前記第二の工程後、前記第二の
工程における前記窒化チタン膜を形成する際の気圧より
も陰圧の所定の気圧で、かつ、前記第二の工程における
前記窒化チタン膜を形成する際の温度よりも高く、か
つ、前記チタン膜と前記窒化チタン膜とが反応しない所
定の温度にて、前記半導体基板を熱処理する第三の工程
と、前記第三の工程後、前記ゲート電極上、及び前記半
導体基板上の拡散層形成領域にチタンシリサイド層を形
成する第四の工程とを備えることを特徴としている。
ゲート電極が形成された半導体基板上に、チタン膜を形
成する第一の工程と、前記チタン膜上に窒化チタン膜を
形成する第二の工程と、前記第二の工程後、前記第二の
工程における前記窒化チタン膜を形成する際の気圧より
も陰圧の所定の気圧で、かつ、前記第二の工程における
前記窒化チタン膜を形成する際の温度よりも高く、か
つ、前記チタン膜と前記窒化チタン膜とが反応しない所
定の温度にて、前記半導体基板を熱処理する第三の工程
と、前記第三の工程後、前記ゲート電極上、及び前記半
導体基板上の拡散層形成領域にチタンシリサイド層を形
成する第四の工程とを備えることを特徴としている。
【0015】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、請求項1または2の何れか1項に記載の半導体装置
の製造方法において、前記所定の温度は、300〜50
0℃の範囲のいずれかの温度であることを特徴としてい
る。
は、請求項1または2の何れか1項に記載の半導体装置
の製造方法において、前記所定の温度は、300〜50
0℃の範囲のいずれかの温度であることを特徴としてい
る。
【0016】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記所定の気圧は、1E〜5Torr以下であることを
特徴としている。
は、請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記所定の気圧は、1E〜5Torr以下であることを
特徴としている。
【0017】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第一の工程前、あるいは前記第三の工程後に、前記
拡散層形成領域に拡散層を形成することを特徴としてい
る。
は、請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第一の工程前、あるいは前記第三の工程後に、前記
拡散層形成領域に拡散層を形成することを特徴としてい
る。
【0018】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第一の工程前、あるいは前記第三の工程後に、前記
拡散層形成領域に拡散層を形成することを特徴としてい
る。
は、請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第一の工程前、あるいは前記第三の工程後に、前記
拡散層形成領域に拡散層を形成することを特徴としてい
る。
【0019】
【作用】本発明によれば、反応性スパッタにてTiN膜
を形成する際に、基板温度を上昇させることにより、T
i膜表面の未反応窒素の脱離を行い、シリサイド化のた
めの高温熱処理時に均一なTiN/Ti界面を維持する
ことが可能となり、高温でも凝集がなく、抵抗の低いシ
リサイド層を得ることができる。
を形成する際に、基板温度を上昇させることにより、T
i膜表面の未反応窒素の脱離を行い、シリサイド化のた
めの高温熱処理時に均一なTiN/Ti界面を維持する
ことが可能となり、高温でも凝集がなく、抵抗の低いシ
リサイド層を得ることができる。
【0020】また、本発明の他の特徴によれば、TiN
膜を堆積後、真空中で低温熱処理を実施することによ
り、TiN/Ti界面に残存する未反応Nを外方に拡散
させて除去し、高温熱処理時の界面の均一性の劣化を防
止することが可能となり、高温でも凝集がなく、抵抗の
低いシリサイド層を得ることができるようになる。
膜を堆積後、真空中で低温熱処理を実施することによ
り、TiN/Ti界面に残存する未反応Nを外方に拡散
させて除去し、高温熱処理時の界面の均一性の劣化を防
止することが可能となり、高温でも凝集がなく、抵抗の
低いシリサイド層を得ることができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置の製造
方法の第1の実施形態を図1を参照しながら説明する。
先ず、図1(a)に示すように、半導体基板1上に素子
分離用酸化膜2を形成する。次いで、厚さ5〜20nm
程度の酸化膜3を熱酸化法により形成し、前記酸化膜3
上に公知の化学気相成長法(CVD法)により、厚さ1
00〜300nmの多結晶シリコン膜4を堆積させる。
方法の第1の実施形態を図1を参照しながら説明する。
先ず、図1(a)に示すように、半導体基板1上に素子
分離用酸化膜2を形成する。次いで、厚さ5〜20nm
程度の酸化膜3を熱酸化法により形成し、前記酸化膜3
上に公知の化学気相成長法(CVD法)により、厚さ1
00〜300nmの多結晶シリコン膜4を堆積させる。
【0022】次いで、図1(b)に示すように、公知の
パターニング技術により多結晶シリコン膜4をゲート電
極形状に加工する。
パターニング技術により多結晶シリコン膜4をゲート電
極形状に加工する。
【0023】次に、公知のCVD法により厚さ100〜
300nmの酸化膜5を堆積して、公知のエッチング技
術により半導体基板1の全面をエッチバックすることに
より、酸化膜5をゲート電極の側壁形状に加工する。
300nmの酸化膜5を堆積して、公知のエッチング技
術により半導体基板1の全面をエッチバックすることに
より、酸化膜5をゲート電極の側壁形状に加工する。
【0024】次に、図1(c)に示すように、希フッ酸
系溶液により半導体基板1および多結晶シリコン膜4の
表面の自然酸化膜(不図示)を除去した後、スパッタ法
により半導体基板1の表面に高融点金属であるTi膜6
を堆積する。スパッタ条件は、真空度は1〜10mTo
rr程度、Ar雰囲気、基板温度は200℃以下、膜厚
は20〜100nm程度である。
系溶液により半導体基板1および多結晶シリコン膜4の
表面の自然酸化膜(不図示)を除去した後、スパッタ法
により半導体基板1の表面に高融点金属であるTi膜6
を堆積する。スパッタ条件は、真空度は1〜10mTo
rr程度、Ar雰囲気、基板温度は200℃以下、膜厚
は20〜100nm程度である。
【0025】次いで、半導体基板1を300〜500℃
程度に加熱し、真空度は1〜10mTorr程度で、N
2 をスパッタ室(図示せず)に導入して反応性スパッタ
法により高融点金属窒化膜であるTiN膜7を20〜1
00nm程度堆積させる。
程度に加熱し、真空度は1〜10mTorr程度で、N
2 をスパッタ室(図示せず)に導入して反応性スパッタ
法により高融点金属窒化膜であるTiN膜7を20〜1
00nm程度堆積させる。
【0026】その後、図1(d)に示すように、大気圧
及びN2 雰囲気内で700〜900℃、10〜60se
cの熱処理を行い、半導体基板1の拡散層形成領域DF
と多結晶シリコン4の表面にTiSiシリサイド層8を
形成する。次いで、未反応のTiN,Ti膜を硫酸と過
酸化水素、又は塩酸と過酸化水素の混合溶液を用いて除
去する。
及びN2 雰囲気内で700〜900℃、10〜60se
cの熱処理を行い、半導体基板1の拡散層形成領域DF
と多結晶シリコン4の表面にTiSiシリサイド層8を
形成する。次いで、未反応のTiN,Ti膜を硫酸と過
酸化水素、又は塩酸と過酸化水素の混合溶液を用いて除
去する。
【0027】この第一の実施形態においては、TiN膜
7を形成する際に、半導体基板1を300〜500℃程
度に加熱することにより、Ti膜6表面の未反応窒素が
脱離する。これにより、高温でも凝集がなく、抵抗の低
いシリサイド層を得ることができ、半導体装置の動作速
度を低下させることなく集積度を向上させることができ
る。
7を形成する際に、半導体基板1を300〜500℃程
度に加熱することにより、Ti膜6表面の未反応窒素が
脱離する。これにより、高温でも凝集がなく、抵抗の低
いシリサイド層を得ることができ、半導体装置の動作速
度を低下させることなく集積度を向上させることができ
る。
【0028】次に、本発明の半導体装置の製造方法の第
二の実施形態を以下に説明する。Ti膜6を堆積する工
程までは、第一の実施形態と同様に行う。次いで、真空
度を1〜10mTorr程度に維持したまま、N2 をス
パッタ室に導入して反応性スパッタ法により高融点金属
窒化膜であるTiN膜7を20〜100nm程度堆積さ
せ、図1(c)に示す構造となる。
二の実施形態を以下に説明する。Ti膜6を堆積する工
程までは、第一の実施形態と同様に行う。次いで、真空
度を1〜10mTorr程度に維持したまま、N2 をス
パッタ室に導入して反応性スパッタ法により高融点金属
窒化膜であるTiN膜7を20〜100nm程度堆積さ
せ、図1(c)に示す構造となる。
【0029】その後、図1(d)に示すように、真空を
破らずにガスの供給を止め、1E−5Torr以下の真
空中にて300〜500℃程度、30〜300SECの
熱処理を行う。この真空中の熱処理により、TiN膜7
/Ti膜6の界面に残存する未反応Nを外方に拡散させ
て除去する。
破らずにガスの供給を止め、1E−5Torr以下の真
空中にて300〜500℃程度、30〜300SECの
熱処理を行う。この真空中の熱処理により、TiN膜7
/Ti膜6の界面に残存する未反応Nを外方に拡散させ
て除去する。
【0030】次いで、大気圧及びN2 雰囲気内で700
〜900℃、10〜60secの熱処理を行い、半導体
基板1の拡散層形成領域DFと多結晶シリコン4の表面
にTiSiシリサイド層8を形成する。
〜900℃、10〜60secの熱処理を行い、半導体
基板1の拡散層形成領域DFと多結晶シリコン4の表面
にTiSiシリサイド層8を形成する。
【0031】なお、第一および第二の実施形態におい
て、ゲート電極4を形成後で、かつTi膜6形成前に、
拡散層形成領域DFに、公知のイオン注入法弐よりソー
ス/ドレイン領域を形成するか、あるいはシリサイド層
8を形成後、拡散層形成領域DFにソース/ドレイン領
域を形成する。
て、ゲート電極4を形成後で、かつTi膜6形成前に、
拡散層形成領域DFに、公知のイオン注入法弐よりソー
ス/ドレイン領域を形成するか、あるいはシリサイド層
8を形成後、拡散層形成領域DFにソース/ドレイン領
域を形成する。
【0032】
【発明の効果】本発明は前述したように、本発明によれ
ば、反応性スパッタにてTiN膜を形成する際に、基板
温度を上昇させることにより、Ti膜表面の未反応窒素
の脱離を行い、シリサイド化のための高温熱処理時に均
一なTiN/Ti界面を維持することが可能となり、高
温でも凝集がなく、抵抗の低いシリサイド層を得ること
ができる。これにより、半導体装置の動作速度を低下さ
せることなく集積度を向上させることができる。
ば、反応性スパッタにてTiN膜を形成する際に、基板
温度を上昇させることにより、Ti膜表面の未反応窒素
の脱離を行い、シリサイド化のための高温熱処理時に均
一なTiN/Ti界面を維持することが可能となり、高
温でも凝集がなく、抵抗の低いシリサイド層を得ること
ができる。これにより、半導体装置の動作速度を低下さ
せることなく集積度を向上させることができる。
【0033】また、本発明の他の特徴によれば、TiN
膜を堆積後、真空中で低温熱処理を実施することによ
り、TiN/Ti界面に残存する未反応Nを外方に拡散
させて除去し、高温熱処理時の界面の均一性の劣化を防
止することが可能となり、高温でも凝集がなく、抵抗の
低いシリサイド層を得ることができる。
膜を堆積後、真空中で低温熱処理を実施することによ
り、TiN/Ti界面に残存する未反応Nを外方に拡散
させて除去し、高温熱処理時の界面の均一性の劣化を防
止することが可能となり、高温でも凝集がなく、抵抗の
低いシリサイド層を得ることができる。
【図1】本発明の半導体装置の製造方法を説明するため
の工程別断面図である。
の工程別断面図である。
1 半導体基板 2 素子分離用熱酸化膜 3 熱酸化膜 4 多結晶シリコン膜(ゲート電極) 5 酸化膜 6 高融点金属膜 7 高融点金属窒化膜 8 シリサイド層 DF 拡散層形成領域
Claims (6)
- 【請求項1】 ゲート電極が形成された半導体基板上に
チタン膜を形成する第一の工程と、 前記チタン膜上に窒化チタン膜を形成する工程であっ
て、前記第一の工程における前記チタン膜を形成する際
の温度よりも高く、かつ、前記チタン膜と前記窒化チタ
ン膜とが反応しない所定の温度にて前記窒化チタン膜を
形成する第二の工程と、 前記第二の工程後、前記ゲート電極上、及び前記半導体
基板上の拡散層形成領域にチタンシリサイド層を形成す
る第三の工程とを備えることを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項2】 ゲート電極が形成された半導体基板上に
チタン膜を形成する第一の工程と、 前記チタン膜上に窒化チタン膜を形成する第二の工程
と、 前記第二の工程後、前記第二の工程における前記窒化チ
タン膜を形成する際の気圧よりも陰圧の所定の気圧で、
かつ、前記第二の工程における前記窒化チタン膜を形成
する際の温度よりも高く、かつ、前記チタン膜と前記窒
化チタン膜とが反応しない所定の温度にて前記半導体基
板を熱処理する第三の工程と、 前記第三の工程後、前記ゲート電極上、及び前記半導体
基板上の拡散層形成領域にチタンシリサイド層を形成す
る第四の工程とを備えることを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2の何れか1項に記載の
半導体装置の製造方法において、 前記所定の温度は、300〜500℃の範囲のいずれか
の温度であることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項2に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記所定の気圧は、1E〜5Torr以下であることを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記第一の工程前、あるいは前記第三の工程後に、前記
拡散層形成領域に拡散層を形成することを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項2に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記第一の工程前、あるいは前記第三の工程後に、前記
拡散層形成領域に拡散層を形成することを特徴とする半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31276396A JPH10144624A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31276396A JPH10144624A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10144624A true JPH10144624A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=18033135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31276396A Withdrawn JPH10144624A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10144624A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100618895B1 (ko) | 2005-04-27 | 2006-09-01 | 삼성전자주식회사 | 폴리메탈 게이트 전극을 가지는 반도체 소자 및 그 제조방법 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP31276396A patent/JPH10144624A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100618895B1 (ko) | 2005-04-27 | 2006-09-01 | 삼성전자주식회사 | 폴리메탈 게이트 전극을 가지는 반도체 소자 및 그 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |