JPH101448A - ビニリデンオレフィンの製造 - Google Patents

ビニリデンオレフィンの製造

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JPH101448A
JPH101448A JP9022847A JP2284797A JPH101448A JP H101448 A JPH101448 A JP H101448A JP 9022847 A JP9022847 A JP 9022847A JP 2284797 A JP2284797 A JP 2284797A JP H101448 A JPH101448 A JP H101448A
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olefin
reaction
trialkylaluminum
vinyl
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Kaung-Far Lin
コーン−ファー・リン
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BP Corp North America Inc
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms
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    • C07C2/26Catalytic processes with hydrides or organic compounds
    • C07C2/30Catalytic processes with hydrides or organic compounds containing metal-to-carbon bond; Metal hydrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C2531/12Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing organo-metallic compounds or metal hydrides
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ビニリデンオレフィンを短い反応時間、十分
な収量及び高い選択率で製造する。 【解決手段】 反応器に装入される唯一の触媒として1
種類以上のトリアルキルアルミニウム化合物を用いてビ
ニルオレフィンを二量体化する方法であって、初期ビニ
ルオレフィン1モル当たりトリアルキルアルミニウムを
0.001〜0.5モル含む材料を反応器に装入し、初
期ビニルオレフィン10〜99重量%を異なる生成物に
転化させ、かつ80重量%以上のビニリデン二量体選択
率を有する生成物混合物を生じさせるのに十分な時間、
100〜200℃で反応させる。反応器中にある液体混
合物は、反応器内容物温度が約50℃を超える全時間の
90%以上の間、低ニッケル第一鉄金属のような不動態
化第一鉄金属との、又は鋼合金内面との直接接触状態に
保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ビニリデンオレフィン
を、高い選択性で良好な収率で製造することができる改
良方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】(R1)(R2)C=CH2(式中、R1及びR
2は同じであるか、又はより普通には、異なるアルキル
基である)の構造を有する分枝モノオレフィンであるビ
ニリデンオレフィンは、洗浄剤、界面活性剤、特殊農
薬、及び燃料又は滑剤の製造において用いられる、二重
末端オキソアルコール(double tailed oxo alcohols)
及び他の官能化誘導体を製造するときに用いるための原
料として重要な市販されているものである。ビニリデン
オレフィンは、ビニルオレフィンを二量体化することに
よって製造することができる。
【0003】Sato, Noguchi 及び Yasui によって設定
された米国特許第4,155,946号では、触媒シス
テムが、(1)トリアルキルアルミニウム化合物、
(2)ニッケルの塩又は錯体、(3)特定の群から選択
された三価の燐化合物、及び(4)ハロゲン化フェノー
ルから作られる、より低級なα−オレフィンを二量体化
する方法が開示されている。
【0004】Sato, Ikimi, Tojima 及び Takahashi に
よって設定された米国特許第4,709,112号で
は、触媒システムが、(1)トリアルキルアルミニウム
化合物、(2)ニッケルの有機塩又は錯体、(3)特定
の群から選択された三価の燐化合物、及び(4)弗化イ
ソプロパノール、及び(5)ハロゲン化化合物の特定の
群から選択された触媒共活性化剤(catalyst co-activa
tor)から作られる触媒システムを用いる、より低級な
α−オレフィンを二量体化する方法が開示されている。
【0005】Lin, Nelson 及び Lanier によって設定さ
れた米国特許第4,973,788号では、少なくとも
85モル%の選択率で、ビニルオレフィンモノマーを二
量体化する方法が開示されている。前記方法は、ビニル
オレフィン1モル当たり0.001〜0.04モルのト
リアルキルアルミニウムから実質的に成っている触媒を
用い、初めのビニルオレフィンの少なくとも80モル%
を異なる生成物へと転化させるのに十分な時間、約10
0〜140℃の温度で反応を行うことによって達成され
る。これらの条件下での反応速度は極めて遅いので、長
い反応時間が必要である。例えば、初めのビニルオレフ
ィン1モル当たりアルミニウムアルキル触媒0.043
モルによる120℃での転化率90%に必要な時間は約
94時間であること、及び初めのビニルオレフィン1モ
ル当たり前記触媒0.017モルによる120℃での転
化率90%に必要な時間は約192時間である、ことが
指摘されている。また、前記特許では、反応は120℃
に比べて172℃では一層速いが、ビニリデン二量体へ
の選択率は、同じ触媒濃度ではあるが120℃での選択
率が90重量%であることに比べて、ほんの71重量%
にすぎない、ことも示されている。
【0006】トリアルキルアルミニウム触媒によるビニ
リデン二量体化反応は、ビニルオレフィンとアルミニウ
ムアルキルとの間の接触相互作用(おそらく一時的なカ
ップリング)を含む。上記の米国特許第4,973,7
88号で開示されているように、二量体化は、温度10
0〜140℃で起こった。これらの温度及びずっと高い
温度でも、ビニルオレフィンの内部オレフィンへの異性
化は起こることがある。この競争反応は、二量体化生成
物の収量を低下させる。なぜならば、これらの異性体
は、更に反応して所望のビニリデンオレフィン生成物を
生成することがないからである。
【0007】オレフィン置換反応中に、アルミニウムア
ルキル触媒と、極微量の金属、特にニッケルが反応する
と、線状1−オレフィンの異性化が起こることが知られ
ている。例えば、Ziegler ら は、Justus Liebigs Ann,
Chem. Volume 629 p.25及びp.62(1960)において、フ
ェニルアセチルを用いることによって、ニッケルで触媒
されたオレフィン置換反応における異性化を減少させる
ことについて説明している。同様に、一般的な効果は、
Allen,Anderson, Diefenbach, Lin, Nemec,Overstreet
及び Robinson による米国特許第5,124,465
号に開示されている。The Use of Aluminum Alkls in O
rganic Synthesis, Ethyl Corporation, p.53(1977)
では、「ニッケル触媒によるα−オレフィンの異性化
は、少量のアセチレン炭化水素を添加することよって抑
制することができるが、全般的には、前記置換の改良は
完全に開発されなかった」ことが記載されている。
【0008】更に、たとえニッケルを含んでいなくて
も、第一鉄金属表面によって、アルミニウムアルキル触
媒されたビニルオレフィン二量体化法において二量体の
選択率の損失が引き起こされることがある。
【0009】米国特許第4,973,788号の方法に
したがって必要と考えられる極端に長い反応時間を必要
とせずに、また例えば米国特許第4,155,946号
及び第4,709,112号のような多成分触媒システ
ムを必要とせずに、ビニリデン二量体への高い選択率を
達成することができることが極めて望ましいと考えられ
る。反応を、第一鉄金属含有反応器及び例えば移動管路
(transfer lines)などのような関連補助装置におい
て、高い二量体選択率で行うことができ、且つ同時に上
記の目的を達成することができるならば、特に望ましい
と考えられる。
【0010】本発明は、上記の目的を達成した。
【0011】
【発明の概要】本発明にしたがって、反応器に装入され
た唯一の触媒成分としてトリアルキルアルミニウム化合
物を用いる米国特許第4,973,788号の方法にお
いて重要であると考えられた長い反応時間を必要とせず
に、高い選択率でビニリデン二量体を製造することがで
きる、ことを発見した。更に、たとえ反応混合物が、反
応システムにおいて第一鉄金属含有表面と接触しても、
この高い二量体選択率を達成することができる。このす
べては、初めのビニルオレフィンを、異なる生成物へと
10重量%〜約99重量%転化させるのに十分な時間、
約100℃〜約200℃の1つ又はそれ以上の温度で、
初めのビニルオレフィン1モル当たりトリアルキルアル
ミニウム0.001〜0.5モルの割合で触媒として、
少なくとも1種類のトリアルキルアルミニウム化合物を
用いて、ビニルオレフィンを二量体化することによって
達成することができる。その場合、ビニリデン二量体選
択率は少なくとも80%であり、前記方法を行うときに
は、反応器中の液体混合物は、反応器内容物が約50℃
を超える温度である全時間の実質的な部分、例えば全時
間の少なくとも50%の時間(及び最も好ましくは、実
施的な全時間中、例えば少なくとも90%の時間)、不
動態化された第一鉄金属含有(好ましくは不動態化され
た鋼合金)反応装置内表面と直接接触して保持される、
ことを条件とする。更に、その熱いままの反応混合物
を、例えば不動態化されていない鋼反応器及び関連装置
のような不動態化されていない第一鉄金属含有表面との
接触から実施上可能な限り離隔させる。分かっている限
りでは、本発明においては、まず最初に考慮すべきこと
は、反応条件の間の相互関係、構築材料、及びオレフィ
ン二量体化を行う際の構築材料の条件である、ことが示
される。
【0012】上記したように、ビニルオレフィンを、ト
リアルキルアルミニウム二量体化触媒の存在下で、二量
体化が起こる温度まで加熱すると、競争反応が起こるこ
とがあり、また一般的には起こる、ことを発見した。例
えば、マルコフニコフ経路を経る望ましい二量体形成に
加えて、ビニルオレフィンは、競争的な反マルコフニコ
フ経路を経て、深内部(deep internal)オレフィン二量
体へと二量体化することもある。また、ビニルオレフィ
ンは、水素化アルミニウム経路を経て、又は他の公知の
機構によって、内部異性体オレフィンへと異性化するこ
とがある。更に、熱反応混合物によって接触される、反
応器の接触表面、及び例えば配管、弁、撹拌機などのよ
うな反応器補助装置の接触表面の組成及び状態が、二量
体化反応の結果に関して重大な効果を有することがあ
る、ことを発見した。二量体化法では、競争的な内部オ
レフィン形成は二量体選択率に悪影響を及ぼし、また深
内部オレフィン二量体形成は最終ビニリデンオレフィン
純度に悪影響を及ぼす。しかしながら、前記の不都合な
競争反応が存在するにもかかわらず、本発明の実施によ
って、ビニリデン二量体選択率の実質的な向上及び内部
オレフィンへの異性化の抑制が可能となる。
【0013】本発明の別の特徴は、アルミニウム−水素
結合が、1−オレフィンの内部オレフィンへの異性化の
ための触媒として働き、且つトリアルキルアルミニウム
化合物がオレフィン及びジアルキルアルミニウ水素化物
へと解離する速度が温度上昇と共に急速に増加するが、
本発明の方法により、ずっと短い反応時間で、米国特許
第4,973,788号の方法とほとんど同じ高い純度
のビニリデンオレフィン生成物の形成が可能となる、こ
とである。
【0014】本発明方法のもう1つ別の特徴は、オレフ
ィン二量体化反応の発熱特性を利用することである。例
えば、反応熱は、形成される二量体1グラムモル当たり
約20Kcalである。したがって、上記温度範囲で運転す
ることによって、外部エネルギー要求条件及びコストが
低下し、特に好ましい温度範囲(145℃〜170℃)
で運転するとき、前記のエネルギー要求条件及びコスト
を最小に保つことができる。
【0015】本発明方法を実行することができる3つの
好ましい一般的な方式がある。1つの方式は、反応が、
バッチ法で撹拌しながら行われる「撹拌ポット反応器」
と通常呼ばれている単一反応器の利用を含む。別の前記
方式では、反応器が、反応が撹拌下及び連続供給下で行
われる少なくとも2つの密閉容器を含み、且つ前記容器
が、第一容器に対する供給速度、及び次の容器が存在し
ている場合には各容器から次の容器への放出速度が互い
に実質的に等しいように、連続して接続されている。第
三の方式では、反応が連続法で撹拌しながら行われる単
一の連続伸長反応器を用いる。第一又は第三のこれらの
方式を行うとき、反応混合物が約110℃を超える温度
である時間の少なくとも50%の間; a)反応器の蒸気空間は、反応器の全内部自由空間の0
〜40%(好ましくは0〜30%、更に好ましくは20
%以下、及び最も好ましくはせいぜい10%以下)であ
り、 b)反応器の自由空間の残りの空間は、不活性雰囲気を
含む、ように反応を行うことが特に好ましい。
【0016】運転の第二の上記方式の場合では、容器の
1つ又はそれ以上において反応混合物が約110℃を超
える温度である時間の少なくとも50%の間に; a)前記容器における全蒸気空間は、上記の範囲、例え
ば、容器の全内部自由空間の0〜40%の範囲であり、
最も好ましくは、せいぜい10%以下であり、 b)容器における自由空間の残りの部分は、不活性雰囲
気を含む、ように反応を行うことが最も好ましい。
【0017】別の好ましい態様では、ビニルオレフィン
転化率、反応時間及び触媒濃度の間の関係は、以下の
式: X = 1− exp{−k[alR]t} (式中、kは温度の関数である速度定数であり、単位は
リットル/グラムモル/時間であり;[alR]はアルミ
ニウムアルキルのモル濃度であり;tは反応時間で、単
位は時であり;及びXは、以下の式: 1−[Vi]/[Vi]0 式中、[Vi]は時間tにおけるビニルオレフィンのモ
ル濃度であり、[Vi]0は初めのビニルオレフィンモル
濃度である)にしたがい、本発明方法はその条件下で行
われる。
【0018】本発明のこれらの及び更に他の態様及び特
徴は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲からなお更
に明らかになる。
【0019】
【発明の更に詳細な説明】本発明方法で用いられるビニ
ルオレフィンは、1種又はそれ以上の線状ビニルオレフ
ィン又は1種又はそれ以上の分枝鎖ビニルオレフィン又
はそれらの任意の混合物であることができる。少量(例
えば、オレフィン混合物40モル%以下)の内部オレフ
ィン及び/又はビニリデンモノオレフィンが、反応器に
装入される初めのビニルオレフィン中に存在することが
できる。本方法において用いられる触媒対初めのビニル
オレフィンのモル比を計算するときには、前記の内部オ
レフィン及び/又はビニリデンオレフィンの量は、たと
え存在しているとしても、考慮から当然排除する。典型
的には、本方法で用いられるビニルオレフィンは、1分
子当たり約3個〜約30個以上の炭素原子を含む。好ま
しくは、初めのビニルオレフィンは、1分子当たり6個
〜20個の炭素原子、なお更に好ましくは8個〜16個
の炭素原子を含む。いくつかの最終使用用途にとって
は、実質的に純粋な単一ビニルオレフィン、例えば1−
ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、
1−デセン、又は1−テトラデセンを用いることが望ま
しい。他の最終用途のためには、ビニルオレフィンの混
合物は完全に適する。前記の場合では、共二量体化(co
-dimerization)が起こる。
【0020】本発明の実施において、任意のトリアルキ
ルアルミニウム化合物は、二量体化反応域に装入された
唯一の触媒成分として用いることができる。典型的に
は、アルキル基は、それぞれ、1個〜30個の炭素原
子、及び好ましくは2個〜約18個の炭素原子を含む。
アルキル基の実質的にすべてが、例えばトリエチルアル
ミニウム、トリプロピルアルミニウム、トリブチルアル
ミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリオクチルア
ルミニウム、トリス(デシル)アルミニウム、トリス
(テトラデシル)アルミニウムなどのような2個〜約1
4個の炭素原子を有する直鎖第一級アルキル基であるト
リアルキルアルミニウム化合物が最も好ましい。所望な
らば、アルミニウムトリアルキルの混合物を用いること
もできる。反応器に装入される触媒の組成及び性質に比
べて、トリアルキルアルミニウム触媒の組成又は正確な
性質の変化は、当然の事として反応を行っている間に起
こる可能性があり、それらが起こる場合、前記の変化は
本発明の実施の自然な結果であるので、前記の変化は本
発明の範囲内にある、ことは理解され評価される。
【0021】アルミニウムトリアルキルの水素化物含量
は、たとえあるとしても極めて低い含量であるべきであ
り、例えばアルミニウムトリアルキルは、約0.8%以
下の最大アルミニウム水素化物当量を有しているべきで
ある。好ましい態様では、本方法に供給されるアルミニ
ウムトリアルキルは、実質的には水素化物無含有であ
り、すなわちトリアルキルアルミニウム生成物は、たと
えあるとしても、最大でアルミニウム水素化物当量0.
10重量%、更に好ましくは最大で0.05重量%を有
する。なぜならば、アルミニウム水素化物結合によっ
て、1−オレフィンの内部オレフィンへの異性化が引き
起こされることがあるからである。
【0022】初めのビニルオレフィン1モル当たりトリ
アルキルアルミニウム約0.001〜約0.2モル、よ
り好ましくは約0.01〜約0.05モルで用いて、本
方法を行うことが好ましい好ましくは、二量体化は、約
120〜 約180℃の範囲の1つ又はそれ以上の温度
で、更に好ましくは140℃を超えて約180℃までの
範囲の1つ又はそれ以上の温度で、及び特に145℃〜
170℃の範囲の1つ又はそれ以上の温度で、ずっと更
に好ましくは160℃〜170℃の範囲の1つ又はそれ
以上の範囲の温度で、主として(反応時間の半分以上)
行われる。前記のすべての場合において、反応時間は、
初めのビニルオレフィンの10〜99重量%(好ましく
は少なくとも60重量%及び最も好ましくは少なくとも
80重量%)が異なる生成物へと転化するのに十分な1
〜24時間の時間である。24時間を超える反応時間を
用いることができるが、商業的な運転では、明らかにあ
まり望ましくない。特に好ましい態様は、初めのビニル
オレフィンが異なる生成物へと少なくとも約85重量%
転化するのに十分な約6〜約12時間の反応時間、約1
65℃±3℃の温度で、二量体化が主として行われるこ
とを含む。
【0023】反応は、実質的に無水で且つ実質的に酸素
及び空気を含んでいない環境で行うべきである。アルミ
ニウムトリアルキルは、水、又は例えばアルコールのよ
うなヒドロキシル基を含む化合物と激しく反応すること
ができる。したがって、系中に少量の水、アルコールな
どが存在しても、アルミニウムトリアルキルのいくらか
を不活性化する。例えばカール・フィッシャー水分析の
ような分析を用いることによって、いくらかの水がビニ
ルオレフィン中に存在していることが分かっている場
合、アルミニウムアルキル触媒の量を増加させて、水、
又は例えばアルコールのような他の活性水素成分を補填
することができ、それによって、初めのアルミニウムア
ルキルの一部が水又は他の活性水素化合物によって破壊
された後でも、活性アルミニウムトリアルキル触媒の適
当量がシステム中に残る。別法として、オレフィン供給
流を前処理して、水又はアルコールの汚染物質を除去す
ることができる。同様に、本方法は、例えば窒素、アル
ゴン、ネオンなどのような乾燥不活性雰囲気下で行っ
て、触媒の分解を防止すべきである。
【0024】反応器中で十分に混合して、均一な温度を
確保することが望ましい。高い反応器表面温度を防止す
るために、所望の反応温度に(又はそれに近い温度に)
反応器加熱媒体の温度を設定することが望ましい。加熱
媒体からの熱と、反応熱との双方を用いて、反応混合物
を室温から反応温度まで昇温させる。反応器温度が、加
熱媒体の温度に比べてより高いとき、熱移動方向は、反
応混合物から加熱媒体へと逆に移動する。したがって、
ほとんど同じ温度の同じ加熱媒体を、反応温度まで加熱
する間の加熱媒体としても、また反応温度を超えた場合
には冷却媒体としても用いることができる。蒸気又は例
えばダウサム(Dowtherm)のような他の加熱媒体を用い
ることができる。
【0025】上記したように、本発明方法を行うときに
は、液体反応混合物を、反応温度が約50℃を超える温
度である全時間のうちの実質的な時間(最も好ましくは
該時間の実質的に全ての時間)、反応装置の不動態化さ
れた第一鉄金属含有表面との直接接触状態で保持する。
したがって、全時間の少なくとも50%の間、好ましく
は少なくとも75%の間、及び更に好ましくは少なくと
も90%の間、反応混合物は50℃以上であり、不動態
化された第一鉄金属含有表面との接触が保たれる。更
に、存在する場合には加熱(50℃以上)反応混合物が
不動態化された第一鉄金属含有表面と接触していない時
間中に、例えば、ガラスライニン表面又は銅のような軟
金属の表面を用いて、不動態化されていない第一鉄金属
含有表面と前記熱反応混合物とが接触するのを避けるべ
きである。また、アセチレン系炭化水素不動態化剤を、
後で説明しているように用いない場合には、二量体化反
応に供給される材料は、例えばニッケルのようなある種
の不純物を出来る限り含んでいるべきではない。一般的
に、適当な不動態化可能な第一鉄金属は、鉄を少なくと
も30重量%、好ましくは少なくとも50重量%含む。
【0026】適当に不動態化された第一鉄金属含有表面
は、反応器及び/又は例えば配管、撹拌機、凝縮器など
のような補助装置の製造において用いるのに適する任意
の組成であってよい。したがって、第一鉄金属は、例え
ば練鉄のような様々なタイプ、及び鋼及びステンレス鋼
合金の様々な適当なタイプ及びグレード、及び同様な材
料であることができ、問題の第一鉄金属が以下に記載す
るように不動態化できればよい。例えばいくつかのステ
ンレス鋼のような比較的高いニッケル含量を有するいく
つかの第一鉄金属の不動態化は困難なことがあるので、
そのような材料は、たとえ不動態化することができたと
しても、本発明の実施において用いるのにはやはり好ま
しくない。好ましい第一鉄金属は不動態化可能な低ニッ
ケル第一鉄金属である。不動態化可能な低ニッケル第一
鉄金属とは、存在する場合にはかかる表面中におけるニ
ッケルの全量が、不動態化した際に、所望のビニリデン
オレフィン生成物の形成への選択率を、等しい容量の徹
底的に浄化されたガラスライニング反応器において同じ
反応条件下で、同じ材料と、任意の段階で反応体及び反
応混合物をニッケル含有表面又は材料に対して暴露しな
い同じ内部配置とを用いて行われた反応における所望の
ビニリデンオレフィン生成物形成の選択率と比較して、
3%超(好ましくは2%以下)だけ低下させるのに不十
分である、ことを意味している。一般的に言って、12
0℃以上の二量体化反応温度において、望ましくない異
性化と、二量体選択率の損失とを引き起こすのに十分な
不純物として、液体混合物中に浸出した又は液体混合物
中に存在しているニッケルの濃度は、約2ppm又は3ppm
(重量)以下である。
【0027】好ましい鋼の中では、いわゆる軟鋼、低合
金鋼及び炭素鋼が、低ニッケル第一鉄金属であり、以下
に説明するように、不動態化しやすい限りにおいて、好
ましい。最も好ましいものは、検出可能な量のニッケル
を含まない鋼である。
【0028】好ましくは、反応器それ自体が、不動態化
可能な低ニッケル鋼又は他の適当な第一鉄金属、最も好
ましくは炭素鋼から形成されるが、内容物が約50℃を
超える温度であるときに、適度に実施可能な程度まで、
反応器中にある液体内容物が、不動態化されていない第
一鉄金属含有表面、特に不動態化されていないニッケル
含有表面と接触しない場合には、前記材料から作られた
内部ライナーも用いることができる。最上の結果を得る
ためには、供給材料及び液体反応容器内容物は、実質的
に、ニッケル不純物を含まず(すなわち、適度に実施可
能な程度まで、前記内容物はニッケルを含んでいな
い)、内容物の温度に拘わらず、いかなるニッケル含有
表面とも常に接触しない。したがって、不動態化可能な
低ニッケル第一鉄金属又は鋼ではなく、且つ実際的な量
のニッケルを含む材料、例えば50%を超えるニッケル
を含む合金は、避けることが好ましい。また、不動態化
可能な低ニッケル第一鉄金属又は鋼ではない、供給材料
又は反応混合物と接触する供給管路及び移送管路及び他
の反応器補助装置は、出来る限り避けるべきである。
【0029】一般的に、軟鋼又は炭素鋼として知られる
鋼は、2%未満の炭素含量を有し典型的には1%の数十
分の一の範囲で他の合金元素を有する鉄から構成されて
いる。炭素鋼が、単独で、又は数%以下の範囲のクロ
ム、ニッケル、銅、モリブデン、燐及び/又はバナジウ
ムと組み合わせて合金となっているときには、その生成
物は、一般的には、低合金鋼として知られている。
【0030】本発明の実施で用いるのに最も好ましい鋼
は、炭素鋼である。これらの材料は、典型的には、マン
ガン0.45%、珪素0.25%、及び炭素0.20%
であり、残りは鉄の呼称組成(McGraw Hill から 19
73年に出版された P.H.Perry/C.H.Chilton による Ch
emical Engineers' Handbook, 5th Edition において報
告されているようなA.I.S.I.-S.A.E, 1020による必須元
素)を有する。何年間にもわたって様々なタイプの炭素
鋼が例えば構造用鋼及び圧力容器用鋼として開発されて
おり、前記ハンドブックによると、これらのタイプの間
にはほんのわずかな冶金学的違いがあり、その重要な違
いは、品質又は細かな性質の違いである。したがって、
手近の目的に適する任意の炭素鋼は、本発明にしたがっ
て用いるための好ましい材料を構成する。詳細な明細及
び化学的分析のために、the American Society for Tes
ting Materials によって出版されたASTM標準規格
を参照すべきであり、また the American Society of M
echanical Engineers, theAmerican National Standard
s Institute, 及び the American Petroleum Institute
による適当な出版物も必要であれば調べることができ
る。
【0031】本発明方法を行うときには、供給材料及び
/又は反応混合物が、50℃以上の温度である場合に接
触する全反応系又は全反応部品の一部は、不動態化され
やすい第一鉄金属以外の他の適当な材料から成ることが
できる。前記の適当な材料としては、ガラス(例えば、
ガラスライニング)及び例えば銅のような軟金属が挙げ
られる。しかしながら、コスト効果の観点からすると、
プラント設備は、完全に又はほとんど完全に、例えば炭
素鋼のような不動態化されやすい第一鉄金属から成って
いる。
【0032】既に指摘したように、供給材料及び反応混
合物によって接触される表面は不動態化される。表面の
不動態化を起こす又は引き起こすことができる方法には
色々ある。例えば、ある種のステンレス鋼のような材料
で作られた反応器は、数サイクルの運転の後、不動態化
され、その後、それによって二量体収量が増加する。し
たがって、そのような不動態化の発生が起こるまでに得
られる悪い結果を許容することができる場合には、前記
ステンレス鋼反応器を本発明の実施で使用することが考
えられる。不動態化を起こさせる他の更に望ましい手順
を以下に説明する。
【0033】特に約50℃を超える温度のときに、反応
供給材料及び混合物と接触する反応器及び補助装置(供
給管路、弁、撹拌機部品、バッフルなど)の新鮮で(す
なわち、完全に清浄な)適当な第一鉄金属表面は、暴露
されている表面上に少なくとも酸化物の不動態化分子膜
を形成させるのに十分な時間、空気又は酸素と接触させ
るために、約25℃〜約100℃の温度で、前記表面を
暴露することによって、適当に鎮静化することができ
る。アルミニウムアルキルを大気に暴露する場合には危
険が伴うので、空気に対するこのような暴露は、通常
は、アルミニウムアルキルを用いる反応を行う反応器の
場合には回避することが望ましい。
【0034】不動態化の別の方法は、高温で、1種類以
上のアセチレン系炭化水素が添加された、アルミニウム
アルキル触媒を含む反応混合物に対して第一鉄金属表面
又は鋼表面を暴露することを含む。アセチレン系炭化水
素の有効な不動態化量は、かなり少量であることがで
き、また熱反応混合物が遭遇するニッケル暴露及び/又
は汚染の量に大いに依存する。
【0035】アルミニウムアルキル含有反応混合物を、
約50℃を超える温度で、第一鉄金属表面に対して暴露
する前に反応混合物中に導入する1種類以上のアセチレ
ン系炭化水素は、少なくとも1種類のアセチレン系三重
結合を有する脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、及び/
又は芳香族炭化水素であることができる。好ましいアセ
チレン系炭化水素は、例えば1−ヘキシン又は2−ヘキ
シンのようなアルキン、又は例えば4−メチル−1−ペ
ンチン又は5−メチル−1−ヘキシンのような分枝鎖化
合物、又はそれらの混合物又は組み合わせである。アセ
チレン性基を有する脂肪族炭化水素、特にアセチレン系
三重結合構造の炭素原子のすぐ隣りに隣接している、2
つ又は3つ以上の水素原子によって置換されている炭素
原子を有する脂肪族炭化水素が好ましい。好ましくは、
脂肪族アセチレン系炭化水素は、分子中に4個〜約10
個の炭素原子を有する直鎖アルキンであり、例えば1−
ブチン、2−ブチン、1−ペンチン、2−ペンチン、1
−ヘキシン、2−ヘキシン、3−ヘキシン、1−ヘプチ
ン、2−ヘプチン、3−ヘプチン、1−オクチン、2−
オクチン、3−オクチン、4−オクチン、及び類似のノ
ニン及びデシン、及び分子中に同じか又は異なる数の炭
素原子を有する前記アルキンの混合物である。最も好ま
しいのは、各ヘキシン異性体、及び前記異性体の2種以
上の混合物である。二量体化を抑制せずに、二重結合異
性化を抑える場合に低用量で添加されるとき、ヘキシン
は、高度に有効であることを発見した。更に、ヘキシン
は、扱いやすく、且つ反応混合物に分配しやすい。更
に、その低分子量によって、与えられた重量分率に関し
て、例えばフェニルアセチレンのようなより大きな分子
に比べて、系中により多くのモル数のヘキシンが存在し
ていることを意味する。また、フェニルアセチレンとは
違って、ヘキシンは非発癌性である。
【0036】アルキンは、トリアルキルアルミニウム化
合物と共に用いなければならない。すなわち、実験によ
って、アルキンは、トリアルキルアルミニウム化合物が
存在していない条件下では、ニッケルを錯体化又は不動
態化することができないことが示されている。アルキン
がニッケルの不動態化を引き起こす機構、又はニッケル
が本方法における二量体選択率に関して有することがで
きる破壊的な効果を克服する機構は知られていない。
【0037】アルキン炭化水素の有効ニッケル不動態化
量は、極めて少量であることができ、また、熱反応混合
物が遭遇するニッケル暴露の又は汚染の量に大いに依存
する。任意の与えられた条件では、いくつかの予備的実
験を行って、特に用いられている高温における、反応混
合物が暴露されるニッケル含有表面、及び/又は、反応
混合物中に存在しているかもしれないニッケル汚染の量
による逆効果を克服するアセチレン系炭化水素の量を決
定することが望ましい。一般的に言って、用いられる量
は、ガラスライニング反応器中で行われる反応でアセチ
レン系炭化水素が添加されることを唯一除いて、清浄な
ガラスライニング反応容器中で完全に同じ条件下で達成
される二量体選択率に比べてより小さい、3重量%以下
(好ましくは、2重量%以下)である二量体選択率が得
られるのに十分なものである。最も好ましくは、用いら
れるアルキンの量は、ガラスライニング反応器におい
て、同じ仕方で(アセチレン系炭化水素の添加)で行わ
れる反応における二量体選択率に比べて、より大きくな
い場合であっても、少なくとも等しい二量体選択率を与
える。典型的には、運転の適当な段階で導入される量
は、約5000ppm(重量)を超えず、典型的には、約
2500ppm以下の範囲の量を用いる。普通には、二量
体化中に、二重結合異性化を有効に抑制するのに十分な
量が少なくなればなる程、コストが最小となり、また生
成物の純度が最大となる。しかしながら、任意の材料状
態において、二量体選択率及びビニリデン純度に悪影響
を及ぼさずに、手近な条件下で不動態化を提供する任意
の量を用いることができる。
【0038】ニッケル含有鋼及び反応混合物に関する上
記の不動態化手順の利用は、本願と共に係属している1
996年2月5日に出願され、同様に所有された同時継
続出願第08/596,812号、(ケース OL−69
63)において詳細に説明されている。本願と共に係属
している1996年2月5日に出願され、同様に所有さ
れた同時継続出願第08/596,848号、(ケース
OL−6941)では、短い反応時間と低触媒濃度との
組み合わせが特定の温度条件下で用いられる二量体化法
が説明されている。前記出願の双方の開示全体は、完全
に本明細書で説明されているかのように、引例として本
明細書に取り入れられている。
【0039】所望ならば、本発明方法にしたがって二量
体化反応を実行するとき、不動態化の空気法又は酸素法
と、不動態化のアセチレン炭化水素法の双方を用いるこ
とができる。
【0040】本発明の完全な有利性を確実に達成するた
めには、例えば第一鉄金属表面、及び供給材料及び/又
は反応混合物と接触する反応システムの他の部分から先
に生じた反応残留物のような表面汚染を除去することが
望ましい。明らかに、ニッケルの有意量を含む表面残留
物は、汚染表面から完全に除去すべきである。同様に、
例えばNa,Liなどのような反応器供給材料又は反応器
内容物を接触させる表面中又は上にある金属不純物は、
ビニルオレフィンの異性化を高める可能性があり、除去
されるべきであり、又は好ましくは、可能な限り完全に
避けるべきである。
【0041】本発明の実施によって達成することができ
る最適な結果を得るために、特に他の種類の化学反応を
行うために以前に用いた反応装置を用いるときには、し
なければならない多くの事がある、ことは容易に理解さ
れる。
【0042】二量体化反応器に供給材料を移送する前
に、反応器を、水性溶剤及び/又は有機溶剤で清浄化す
べきである。反応前清浄化手順は、次の工程のいくつ
か:すなわち、A)苛性アルカリ洗浄又は酸性洗浄;
B)水洗浄;C)乾燥(水の除去);D)ヘプタン(又
は、他の重質のパラフィン/オレフィン)洗浄;及び
E)乾燥(ヘプタン又は他の重質のパラフィン/オレフ
ィンの除去)を含むことができ、苛性アルカリ洗浄又は
酸性洗浄によって、溶液から又は反応器内面からの材料
の浸出から、極微量の不純物が添加されることがある。
したがって、反応器表面の苛性アルカリ洗浄又は酸性洗
浄の利用は避けることが望ましい。熱有機溶剤洗浄のみ
でも反応器を清浄化するのに十分である場合には水性洗
浄は必要ではないが、反応器清浄化を達成するために水
性洗浄が必要とされる場合には、塩基又は酸を用いず
に、蒸気による清浄化又は熱水洗浄を利用することが好
ましい。苛性アルカリ洗浄又は酸性洗浄は、他の別法
が、いかなる与えられた状態においても不十分である場
合にのみ用いるべきである。
【0043】反応器の履歴が苛性アルカリ洗浄又は酸性
洗浄を必要としている場合、前記の洗浄後に、最終の洗
浄水の質が、用いた新鮮な水と同じ(又はそれに近い)
質になるまで、新鮮な水で数回洗浄すべきである。これ
は、pH又は(例えばNi,Na,Clなどの)イオン強
度を測定することによって達成することができる。極微
量の異性化促進剤は、はなはなだしく二量体の収量を減
少させることがあるので、好ましくは、プラントの現場
で用いることができる最も純粋な水(例えば、脱イオン
水又は蒸留水)を用いる。水洗浄が完了し、最終の洗浄
水を放出した後、反応器中にある残留水が対応量のアル
ミニウムアルキル触媒を破壊するので、窒素を送風して
反応器を乾燥させるべきである。反応器の水性洗浄の
後、有機溶剤(ヘプタン又は他のもの)による洗浄を行
うべきである。撹拌条件下での数時間の熱ヘプタン洗浄
は、有機洗浄法を促進することができる。ヘプタン洗浄
及び廃棄ヘプタンの放出の後、好ましくは、反応器を窒
素でパージして、乾燥させる。反応器における、いくら
かの熱を有する窒素パージは、ヘプタン乾燥法を促進す
る。不動態化が、例えばアセチレン系炭化水素を用いる
ような別の方法によってよりも、むしろ空気(酸素)を
用いることによって引き起こされる場合、供給材料及び
反応混合物が接触する清浄化された反応器と関連の金属
装置とを、少なくとも約20℃、例えば周囲室温から、
約100℃以下の温度で、少なくとも0.5時間、好ま
しくは0.5〜3時間、空気に暴露する。表面不動態化
のために純粋な酸素を用いるとき、一層短い暴露時間を
用いることができる。
【0044】すべてのヘプタン(又は、他の重質のパラ
フィン/オレフィン)を除去し、鋼表面を空気又は酸素
と接触させることによって不動態化したら(この特有な
不動態化法を選択した場合)、二量体化反応器を、室
温、窒素10psigに保つべきである。すべての更なる処
理は、乾燥不活性ガスのシール下で、好ましくは窒素シ
ール下で行われる。
【0045】可能であるときにはいつでも、供給移送管
路を、反応器予備処理手順と同じ精密さで処理して、供
給材料の汚染が移送管路から生じないようにすべきであ
る。
【0046】二量体化反応器及び関連の供給移送管路を
清浄化し、また空気又は酸素によって不動態化した後
(この特有な不動態化法を選択した場合)、ブランク
(blank)異性化運転を行うことが望ましい。前記の運
転は、N2シール下又はN2パージ下で、二量体化のため
に用いられるタイプのビニルオレフィン供給材料を充填
する工程を含む。トリアルキルアルミニウム触媒の無存
在下で、オレフィン供給材料を165℃まで加熱し、約
12時間前記温度に保つ。このブランク異性化試験によ
って、トリアルキルアルミニウム触媒の無存在下で、シ
ステム中に異性化活性が存在するかどうかを測定するこ
とができる。実験プラントによる実験によって、たとえ
炭素鋼及び/又はステンレス鋼の塊が反応器中に存在し
ているとしても、前記ブランク異性化試験中に上記ガラ
スライニング反応器において異性化は起こらないことが
示された。
【0047】例えばテトラデセンのような重質オレフィ
ンを反応器予備処理で用いる場合には、ブランク異性化
試験は、反応器清浄化中に熱重質オレフィンを用いて行
うこともできる。
【0048】反応器は、二量体化へと移る前に、ブラン
ク異性化試験にパスしなければならない。パスしない場
合には、同じオレフィンを用いて反応器を更に24〜4
8時間加熱して、反応器予備処理中に完全に除去されな
い可能性がある残留材料を除去することができる。次
に、更なるブランク異性化試験を、別の新鮮なオレフィ
ン供給材料を装入することによって行うべきである。こ
の関係において、ブランク異性化試験における不合格と
は、NMRによって測定した場合に、オレフィンにおい
て内部オレフィンが0.5重量%以上形成されるときで
あると考えられる。
【0049】満足の行くブランク異性化試験を行った
後、反応器で用いられる特定の総量のオレフィン供給材
料の90重量%を含む反応器中に、特定量のトリアルキ
ルアルミニウムを装入し、ビニルオレフィンと混合す
る。次に、ビニルオレフィンの残り(特定の全オレフィ
ン供給材料の10重量%)を装入して、供給移送管路中
に捕捉されている可能性のあるトリアルキルアルミニウ
ムを流出させる。
【0050】プロセス工程の好ましい系列は:A)バッ
チ二量体化;B)苛性アルカリ洗浄;C)相分離;及び
D)蒸留を含む。これらの工程に関して、以下で簡潔に
説明する。
【0051】最も好ましくは、バッチ二量体化は、ビニ
ルオレフィン供給材料として実質的に純粋な線状α−オ
レフィン(LAO)及び触媒としてトリエチルアルミニ
ウム(TEA)(好ましくは、低水素化物グレード)を
装入して、165℃で行われる。TEA/LAO供給モ
ル比0.0167において、これらの条件下での反応
は、典型的には、反応時間12時間で、LAO転化率9
0%である。α−オレフィン(例えば1−オクテン)の
二量体化中、TEAは、少なくとも一部が、アルキル基
がα−オレフィンに対応するトリアルキルアルミニウム
(この例では、トリ−n−オクチルアルミニウム)へと
転化される。
【0052】本発明の二量体化反応を行うときには、二
量体形成への選択率を低下させる可能性のある蒸気相に
おける異性化を最小にするために、低容積の蒸気空間を
有することが望ましい。一般的に、反応器における蒸気
空間又は自由空間は、0〜40%の範囲内である。好ま
しくは、供給は、反応温度において、液相が反応器内部
容積の少なくとも70%を占め、更に好ましくは80%
を超え、なお更に好ましくは90%以上、及び最も好ま
しくは少なくとも約95%を占めるように行う。
【0053】触媒は、反応生成物から回収することがで
き、好ましくは回収されて、二量体化反応器へ再循環さ
れる。
【0054】以下、実施例を掲げて、本発明の実施によ
って達成される結果及び有利性、ならびに本発明にした
がって用いられる運転条件及び材料の重要性を説明す
る。示すように、これらの実施例は、説明するためのも
のであり、本発明を限定するものではないことを理解す
べきである。これらの実施例反応におけるすべての反応
は、本発明方法の特徴を評価しながら明確に示すため
に、30ガロンガラスライニング Pfaudler 反応器中で
行った。すべての反応及びブランク試験は、乾燥窒素雰
囲気下で、連続撹拌しながら行った。すべての部及びパ
ーセントは、特に断りがなければ、重量基準である。
【0055】実施例1 パートA:従来の反応で用いられてきた反応器を、ヘプ
タン198ポンドで洗浄した。反応器内壁が、それらの
上に、白色、黄色及び黒色の付着層を有することが観察
された。適当な位置に前記付着層を有する反応器に対し
て1−オクテンを150ポンド装入して、ブランク実験
を行った。密封した反応器の温度を昇温し、165〜1
70℃で全69時間保持した。温度が165℃に達した
ら、3.5、34、56及び69時間後に、前記オクテ
ンのサンプルを取り出し、また前記サンプルと、反応器
への供給後ではあるが熱を適用する前の1−オクテンの
サンプルとを不純物に関して分析した。Al,Fe及びN
aの含量は、それぞれ、加熱時間中に、0.6から1.
8ppmまで、<0.3から0.44ppmまで、及び3.7
から12.6ppmまで増加した。ニッケルは、全時間を
通じて<1ppmのままであった。異性化は観察されなか
った。
【0056】パートB.次に、取入れ管路をフラッシュ
するための1−オクテン10ポンドと共に、高純度のト
リエチルアルミニウム(アルミニウム水素化物当量に関
する製品規格は最大0.10重量%の低水素化物グレー
ド)2.87ポンドを反応器内容物に対して加えた。反
応混合物を加熱し、42時間、165℃〜170℃で保
持した。分析するために、定期的にサンプルを取り出し
た。分析結果を表1に掲げる。用語「Vi 転化率」とは
ビニルオレフィンの転化率を意味しており、「Dimer 選
択率」とは二量体形成の選択率を意味しており、及び
「Vd 純度」とは形成されたビニリデンオレフィンの純
度を意味している。
【0057】 表1時間 8時間 15時間 24時間 33時間 42時間 Vi 転化率% 73.59 95.06 97.91 98.14 99.32 Dimer 選択率% 90.98 89.63 91.76 88.91 87.85Vd 純度% 91.62 91.62 91.62 91.62 91.62
【0058】実施例2 パートA.実施例1の実験と同様な別の実験を、次の連
続実験としてオートクレーブで行った。しかしながら、
この場合では、初めのヘプタン洗浄を行わなかった。内
壁表面上にある固体残留物は、実施例1における残留物
に比べて、Al,Fe及びNaを一層多量に含んでいた。
しかしながら、Ni含量は、1ppm未満のままであった。
窒素によって送風乾燥され、且つ窒素雰囲気を含んでい
る密封した反応器に対して、1−オクテンを150ポン
ド装入した。165〜170℃に達した後、17時間、
密封した反応器を加熱した。反応は観察されなかった。
【0059】パートB.密封した反応器内容物に対し
て、高純度のトリエチルアルミニウム2.8ポンドを加
え、また追加の1−オクテン10ポンドで管路をフラッ
シュした。この場合では、反応混合物が165〜170
℃に達したとき(0時間とする)、加熱を止めてから1
7時間後、及び反応混合物がほぼ室温まで冷却されたと
きに、分析用サンプルを取り出した。表2に、それらの
分析結果を掲げる。
【0060】表2時間 0時間 17時間 冷却後 Vi 転化率% 17.14 97.22 97.01 Dimer 選択率% 85.34 75.81 74.90Vd 純度% 92.53 92.53 92.53
【0061】実施例3 パートA.別の実験を同じ反応器で行ったが、この場合
では、内容物を排出した後、まず最初に、窒素で反応器
を送風乾燥し、次に反応器内部をヘプタン190ポンド
で洗浄した。この後、反応器内部を、25%苛性アルカ
リ水溶液で洗浄し、加圧下で水ですすぎ、更にアセトン
ですすいで、乾燥させた。反応器内部は、視覚的には、
清浄で且つ光沢があった。清浄化後に空気に暴露されな
かった、長さ200フィートの清浄な炭素鋼ワイヤーか
ら作られたコイルを、窒素下の反応器中に差し入れた。
このコイルは、約8平方フィートの表面積を提供した。
その反応器を密封し、窒素雰囲気でフラッシュし、ビニ
ルオレフィンを79.4%含むC14オレフィンの混合物
165ポンドを添加した。次に、密封した反応器の内容
物を165〜170℃まで加熱し、16時間その温度に
保った。反応(異性化か又は他の反応)は観察されなか
った。反応器から取り出されたサンプルの分析による
と、Al値:<0.5〜1.1ppm、Na値:<4.0pp
m、及びNi値:<0.5〜<0.9ppmであった。
【0062】パートB.冷却し密封反応器から内容物を
排出させ、その中に不活性窒素雰囲気を保ちながら1−
オクテン150ポンドを再装入した。その内容物を16
5〜170℃まで加熱し、その温度で12時間保った。
分析により、反応(異性化又は他の反応)は実質的に起
こらなかったことが分かった。
【0063】パートC.密封したままの冷却反応器の内
容物に対して、触媒として高純度のトリエチルアルミニ
ウム2.8ポンドを装入した。反応器に対して1−オク
テン10ポンドを供給管路を介して添加することによっ
て、供給管路をフラッシュした。密封した反応器を16
5〜170℃まで再び加熱し、165〜170℃に達し
た後、12時間保った。表3に、反応器から定期的に取
り出したサンプルについての分析結果を掲げる。
【0064】 表3時間 0時間 1時間 3時間 6時間 9時間 Vi 転化率% 25.89 54.89 80.91 93.70 96.50 Dimer 選択率% 59.56 52.46 51.39 49.39 49.51Vd 純度% 93.35 93.35 93.35 93.35 93.35
【0065】表3における実施例3の結果は、不動態化
されていない炭素鋼によって二量体形成に対する選択率
が一般的に低下した、ことを示している。
【0066】実施例4 別の実験を、実施例3のパートCの繰り返しを実質的に
構成している同じ反応器で行った。上記のものと同じコ
イルが不活性窒素雰囲気下の反応器中にあり、また装入
材料及び反応温度が実施例3のパートCと同じであっ
た。表4には、反応生成物を室温(「RT」)まで冷却
した後も含む、定期的に取り出した反応器内容物のサン
プルについての分析を掲げてある。
【0067】 表4時間 0時間 1時間 3時間 6時間 12時間 RT Vi 転化率% 29.28 52.14 82.28 94.19 97.97 98.11 Dimer 選択率% 72.34 64.86 60.54 58.24 56.34 56.03Vd 純度% 92.87 92.87 92.87 92.87 92.87 92.87
【0068】実施例4の結果は、実施例3の結果を追認
している。
【0069】実施例5 パートA.実施例4の試験完了後、反応器から内容物を
排出し、反応器中にある炭素鋼コイルを保持しながら、
窒素で送風乾燥させた。次に、ヘプタン190ポンドを
用いて、反応器内部を洗浄し、反応器から排出した。次
に、本発明にしたがって、炭素鋼コイルとステンレス鋼
コイルの双方を室温で30分間空気に対して暴露して炭
素鋼を不動態化し且つステンレス鋼の不動態化を行いな
がら、0.2平方フィートの表面積を有し且つ空気に対
して予め暴露された清浄なステンレス鋼(タイプ31
6)コイルを反応器中に取り付けた。タイプ316ステ
ンレス鋼の呼称組成は、Cr:18%,Ni:11%,
Mo:25%、及び炭素を最大で0.10%、残り(約
46%)はFeである。次に、実施例3のパートAで用
いたC14オレフィンの混合物165ポンドを、密封した
反応器中に装入し、系の温度を165℃まで昇温し、1
5時間保った。実質的に反応は起こらなかった。
【0070】パートB.パートAの反応器内容物を排出
し、窒素雰囲気下で、1−オクテン150ポンドと入れ
替えた。再び、温度を165℃まで昇温して、16時間
保った。実質的に反応は起こらなかった。
【0071】パートC.パートBからの密封した反応器
の内容物に対して、上記の高純度トリエチルアルミニウ
ムを2.8ポンド装入し、反応器への入口管路を、追加
の1−オクテン10ポンドでフラッシュした。それによ
って、反応器中におけるアルミニウムの1−オクテンに
対する割合は0.017となり、反応器中における蒸気
空間は、反応器の全容積の5%未満となった。次に、反
応混合物を165℃まで加熱し、165℃に達した(0
時間とする)後、10時間、165〜173℃の還流温
度に保った。次に、反応混合物を室温(「RT」)まで
冷却した。本発明にしたがう前記運転の結果を表5に掲
げる。
【0072】 表5 時間 0時間 3.5時間 10時間 RT Vi 転化率% 10.96 56.60 88.69 88.95 Dimer 選択率% 94.42 96.06 95.37 95.48 Vd 純度% 93.48 93.48 93.48 93.48
【0073】表5の結果は、短い反応時間で、卓越した
二量体選択率とビニリデンオレフィン純度とを得るの
に、ニッケルを11重量%有する第一鉄金属又は鋼を、
適当に不動態化した場合には本発明の実施で用いること
ができることを証明している。したがって、本発明の目
的のために、タイプ316ステンレス鋼は、不動態化可
能な低ニッケル第一鉄金属として適している。
【0074】実施例6 反応器の中に残っている不動態化された炭素鋼及びステ
ンレス鋼のコイルを用いて、本発明にしたがう別の試験
を行った。排出された反応器に対して、1−オクテン1
50ポンド、高純度トリエチルアルミニウム2.8ポン
ド、及び入口管路をフラッシュするための更なる1−オ
クテン10ポンドを装入した。反応器におけるアルミニ
ウム/1−オクテンの比は0.050であり、反応器中
の蒸気空間は反応器の全内部容積の5%未満であった。
反応混合物の温度を165℃まで昇温させた(0時間と
する)後、前記混合物を12時間165〜167℃で保
持し、次に室温(「RT」)まで冷却した。表6に、こ
の運転で得られた分析結果を掲げる。
【0075】 表6時間 0時間 3時間 7時間 12時間 RT Vi 転化率% 12.14 44.28 73.00 88.57 89.28 Dimer 選択率% 91.18 94.17 95.28 94.76 94.89Vd 純度% 93.77 93.77 93.77 93.77 93.77
【0076】表6の結果から、本発明の実施によって達
成することができる卓越した結果についての更なる確認
が得られる。
【0077】実施例7 パートA.反応器中に残っている上記の不動態化された
炭素鋼及びステンレス鋼のコイルを用い、反応器の内部
を、室温でヘプタン190ポンドを装入して洗浄し、次
に反応器から排出した。1−オクテンを70ポンド装入
し、反応器温度を165℃まで昇温し、165〜173
℃で更に10時間保った。実質的に反応(異性化又は他
の反応)は起こらなかった。
【0078】パートB.パートAの試験を完了した後、
本発明にしたがう更に別の試験を行った。1−オクテン
及び2つの活性化されたコイルを含む反応器に対して、
高純度トリエチルアルミニウム1.4ポンドを装入し、
次に1−オクテン10ポンドで管路をフラッシュした。
したがって、反応器は1−オクテンを総量で80ポンド
含んでおり、アルミニウム/1−オクテンの比は0.0
16であった。反応器中の蒸気空間は反応器の全内部容
積のほぼ50%であった。熱を適用する前(「BH」)
に、反応混合物からサンプルを取り出し、その混合物を
165℃まで加熱し、別のサンプルを、この時点(「0
時間」)で取り出した。次に、その反応混合物を、16
5℃に達した後、12時間、165〜167℃に保ち、
次に室温(「RT」)まで冷却した。定期的に取り出し
たサンプルの分析結果を表7に掲げる。
【0079】 表7時間 BH 0時間 3時間 7時間 12時間 RT Vi 転化率.% 5.13 11.70 49.27 76.82 89.37 88.70 Dimer 選択率% 93.54 93.34 92.01 92.71 92.36 91.38Vd 純度% 93.49 93.49 93.49 93.49 93.49 93.49
【0080】表5〜7の結果から、鋼を不動態化するこ
とによって、鋼が不動態化されていなかった表3及び表
4の結果と比べて、二量体選択率が極めて実質的に向上
したことが分かる。表5及び表6の結果と表7の結果を
比較すると、反応器中の蒸気空間をより小さくして運転
することは、それによって、蒸気相反応が二量体選択率
を低下させる程度を小さくできるので望ましいことであ
ることが分かる。
【0081】本明細の任意の部分で言及されているそれ
ぞれの及びすべての特許又は他の出版物は、参照として
この開示の中に完全に取り入れられている。
【0082】本発明は、その実施において、かなりの変
法が可能である。したがって、これまでの説明は、本発
明を限定することを意図していないので、上記した特有
の例示を本発明を限定するものであると解釈すべきでは
ない。むしろ、保護されることを意図している事項は、
特許請求の範囲に記載されている事項、及び法律事項と
して許されるそれらの等価事項である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも80%のビニリデン二量体選
    択率で、異なる生成物へと初めのビニルオレフィンの約
    10重量%〜約99重量%を転化させるのに十分な時
    間、約100℃〜約200℃の温度において、初めのビ
    ニルオレフィン1モル当たりトリアルキルアルミニウム
    0.001〜0.5モルの割合で、触媒として少なくと
    も1種類のトリアルキルアルミニウム化合物とビニルオ
    レフィンとの混合物を形成し加熱する工程を含み、該混
    合物が、約50℃を超える温度である少なくとも1時間
    の間、該反応器の及び/又は該反応器中の不動態化され
    た第一鉄金属内表面と直接接触した状態で保持されるこ
    とを特徴とする、反応器に装入された唯一の触媒成分と
    してトリアルキルアルミニウム化合物を用いて、ビニリ
    デンオレフィンを製造する方法。
  2. 【請求項2】 該反応器が、反応がバッチ法で撹拌しな
    がら行われる単一反応器である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 反応混合物が約110℃を超える温度で
    ある時間の少なくとも50%の間; a)該反応器中の蒸気空間が、反応器の全内部自由空間
    の0〜40%であり、 b)該反応器中の自由空間の残りの空間が不活性雰囲気
    を含む、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 該反応器が、反応が撹拌下及び連続供給
    下で行われる少なくとも2つの容器を含み、且つ該容器
    が、第一容器に対する供給速度及び次の容器が存在して
    いる場合には各容器から次の容器への放出速度が互いに
    実質的に等しいように、連続して接続されている請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】 反応混合物が、該容器において約110
    ℃を超える温度である時間の少なくとも50%の間; a)該容器中の蒸気空間が、該容器の全内部自由空間の
    0〜40%であり、 b)該容器中の自由空間の残りの空間が不活性雰囲気を
    含む、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 該反応器が、反応が連続法で撹拌しなが
    ら行われる単一連続伸長反応器である請求項1記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 反応混合物が約110℃を超える温度で
    ある時間の少なくとも50%の間; a)該反応器中の蒸気空間が、該反応器の全内部自由空
    間の0〜40%であり、 b)該反応器中の自由空間の残りの空間が不活性雰囲気
    を含む、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 該反応器に装入されるトリアルキルアル
    ミニウムが、アルキル基の実質的にすべてが、2個〜約
    14個の炭素原子を有する直鎖第一級アルキル基である
    1種類以上のトリアルキルアルミニウム化合物である請
    求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 該反応器に装入されるトリアルキルアル
    ミニウムが、存在する場合には、最大で0.10重量%
    のアルミニウム水素化物当量を有する請求項1記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 該反応器に装入されるトリアルキルア
    ルミニウムがトリエチルアルミニウムである請求項1記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 該反応器に装入されるトリエチルアル
    ミニウムが、存在する場合には、最大で0.10重量%
    のアルミニウム水素化物当量を有する請求項10記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 該反応器に装入されるビニルオレフィ
    ンが、1分子当たり3個〜20個の炭素原子を含む請求
    項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 該ビニルオレフィンが、単一のビニル
    オレフィンである請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 該単一のビニルオレフィンが、内部オ
    レフィン及び/又はビニリデンオレフィン約40モル%
    以下と混合されている請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 該単一のビニルオレフィンが、1種類
    以上のパラフィン系炭化水素約40モル%以下と混合さ
    れている請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】 該単一のビニルオレフィンが、(a)
    内部オレフィン及び/又はビニリデンオレフィンと、
    (b)1種類以上のパラフィン系炭化水素との混合物約
    40モル%以下と混合されている請求項13記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 該ビニルオレフィンが、2種以上のビ
    ニルオレフィンの混合物である請求項1記載の方法。
  18. 【請求項18】 ビニルオレフィンの該混合物が、内部
    オレフィン及び/又はビニリデンオレフィン約40モル
    %以下と混合されている請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 ビニルオレフィンの該混合物が、1種
    類以上のパラフィン系炭化水素約40モル%以下と混合
    されている請求項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 ビニルオレフィンの該混合物が、
    (a)内部オレフィン及び/又はビニリデンオレフィン
    と、(b)1種類以上のパラフィン系炭化水素との混合
    物約40モル%以下と混合されている請求項17記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 初めのビニルオレフィン1モル当たり
    のトリアルキルアルミニウムの割合が、初めのビニルオ
    レフィン1モル当たりトリアルキルアルミニウム約0.
    005〜約0.05モルである請求項1記載の方法。
  22. 【請求項22】 初めのビニルオレフィン1モル当たり
    のトリアルキルアルミニウムの割合が、初めのビニルオ
    レフィン1モル当たりトリアルキルアルミニウム約0.
    010〜約0.05モルである請求項1記載の方法。
  23. 【請求項23】 二量体化が、反応時間1〜24時間、
    温度約120℃〜約180℃において主として行われる
    請求項1記載の方法。
  24. 【請求項24】 二量体化が、反応時間1〜15時間、
    温度約145℃〜約170℃において主として行われる
    請求項1記載の方法。
  25. 【請求項25】 二量体化が、反応時間約6〜約12時
    間、温度約160℃〜約170℃において主として行わ
    れる請求項1記載の方法。
  26. 【請求項26】 該反応混合物と直接接触する反応器の
    内表面の少なくとも90%が、不動態化された炭素鋼合
    金から成る請求項1記載の方法。
  27. 【請求項27】 該反応器に装入されるビニルオレフィ
    ンは、1分子当たり4個〜20個の炭素原子を含み、該
    反応器に装入されるトリアルキルアルミニウムはアルキ
    ル基の実質的にすべてが2個〜約20個の炭素原子を有
    する直鎖第一級アルキル基である1種類以上のトリアル
    キルアルミニウム化合物であり、且つ該反応器に装入さ
    れる該トリアルキルアルミニウムが、存在する場合に
    は、最大で0.10重量%のアルミニウム水素化物当量
    を有する請求項1記載の方法。
  28. 【請求項28】 該割合が、初めのビニルオレフィン1
    モル当たりトリアルキルアルミニウム約0.005〜約
    0.05モルであり、その場合、二量体化が、反応時間
    6〜15時間、温度160〜170℃で主として行われ
    る請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 該反応器に装入されるトリアルキルア
    ルミニウムが、トリエチルアルミニウムである請求項2
    8記載の方法。
  30. 【請求項30】 該反応器に装入される該トリエチルア
    ルミニウムが、存在する場合には、最大で0.10重量
    %のアルミニウム水素化物当量を有する請求項29記載
    の方法。
  31. 【請求項31】 該反応器が、反応がバッチ法に基づい
    て撹拌しながら行われる単一反応器であり;該反応混合
    物が、約110℃を超える温度である時間の少なくとも
    50%の間; a)該反応器中の蒸気空間が、該反応器の全内部自由空
    間の0〜40%であり、 b)該反応器中の自由空間の残りの空間が不活性雰囲気
    を含む、請求項27記載の方法。
  32. 【請求項32】 該反応器が、反応が撹拌下及び連続供
    給下で行われる少なくとも2つの容器を含み、且つ該容
    器が、第一容器に対する供給速度及び次の容器が存在し
    ている場合には各容器から次の容器への放出速度が互い
    に実質的に等しいように、連続して接続されていて;且
    つ、該反応混合物が、該容器の1つ以上において約11
    0℃を超える温度である時間の少なくとも50%の間; a)該容器中の蒸気空間が、該容器の全内部自由空間の
    0〜40%であり、 b)該容器中の自由空間の残りの空間が不活性雰囲気を
    含む、請求項27記載の方法。
  33. 【請求項33】 該反応器が、該反応が連続法で撹拌し
    ながら行われる単一の連続伸長反応器であり;該反応混
    合物が、約110℃を超える温度である時間の少なくと
    も50%の間; a)該反応器中の蒸気空間が、該反応器の全内部自由空
    間の0〜40%であり、 b)該反応器中の自由空間の残りの空間が不活性雰囲気
    を含む、請求項27記載の方法。
  34. 【請求項34】 以下の工程:すなわち、 a)不動態化された低ニッケル第一鉄金属合金内表面を
    有する反応器中に、(i)二量体化されるビニルオレフ
    ィン及び(ii)該反応器に装入される唯一の触媒成分
    としてのトリアルキルアルミニウム化合物を導入し、
    (i)及び(ii)は、初めのビニルオレフィン1モル
    当たりトリアルキルアルミニウム0.001〜0.05
    モルの割合となるような割合であり、それによって反応
    混合物を形成する工程;及び b)該反応混合物を、(i)該反応混合物が約50℃を
    超える温度である少なくとも1時間の間、該反応器にお
    いて、不動態化された第一鉄金属合金内表面と直接接触
    した状態で、且つ金属性で不動態化されていないニッケ
    ル含有表面と実質的に無接触の状態に、且つ(ii)実
    質的に無水無酸素条件下で、100〜200℃の範囲の
    1つ以上の温度に1〜24時間、保持する工程;を含む
    ビニルオレフィンを二量体化してビニリデンオレフィン
    を製造する方法。
  35. 【請求項35】 該反応器の不動態化された金属合金内
    表面が、炭素鋼から成る請求項34記載の方法。
  36. 【請求項36】 該反応混合物が、1〜24時間、約1
    20〜約180℃の範囲の1つ以上の温度において、実
    質的に無水無酸素条件下に保たれる請求項35記載の方
    法。
  37. 【請求項37】 二量体化されるビニルオレフィンが4
    個〜20個の炭素原子を有し、該反応器に装入されるト
    リアルキルアルミニウム化合物がトリエチルアルミニウ
    ムであり、該反応混合物が、1〜24時間、145〜1
    70℃の範囲の1つ以上の温度において、実質的に無水
    無酸素条件下に保たれる請求項35記載の方法。
  38. 【請求項38】 該反応器が、反応がバッチ法で撹拌し
    ながら行われる単一反応器であり、該反応混合物が約1
    10℃を超える温度である時間の少なくとも50%の
    間; a)該反応器中の蒸気空間が、該反応器の全内部自由空
    間の0〜10%であり、 b)該反応器中の自由空間の残りの空間が不活性雰囲気
    を含む、請求項35記載の方法。
  39. 【請求項39】 二量体化されるビニルオレフィンが3
    個〜20個の炭素原子を有し、該反応器に装入されるト
    リアルキルアルミニウム化合物がトリエチルアルミニウ
    ムであり、該反応混合物が、1〜24時間、約160〜
    約180℃の範囲の1つ以上の温度において、実質的に
    無水無酸素条件下に保たれる請求項38記載の方法。
  40. 【請求項40】 該反応器の不動態化された金属合金内
    表面が、低ニッケルステンレス鋼から成る請求項34記
    載の方法。
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