JPH10144942A - 非晶質半導体太陽電池 - Google Patents

非晶質半導体太陽電池

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JPH10144942A
JPH10144942A JP8298685A JP29868596A JPH10144942A JP H10144942 A JPH10144942 A JP H10144942A JP 8298685 A JP8298685 A JP 8298685A JP 29868596 A JP29868596 A JP 29868596A JP H10144942 A JPH10144942 A JP H10144942A
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JP
Japan
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amorphous semiconductor
layer
transparent conductive
conductive film
semiconductor layer
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JP8298685A
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English (en)
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Yoshiaki Takeuchi
良昭 竹内
Shinichi Tsuburaya
信一 円谷
Akemi Takano
暁己 高野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】p型非晶質半導体層と酸化亜鉛からなる透明導
電膜との界面の接合状態の改善を図り、且つ諸特性の向
上を図ること。 【解決手段】ガラス基板10上に酸化スズからなる第1
の透明導電膜11が形成されている。第1の透明導電膜
11上に酸化亜鉛からなる第2の透明導電膜12が10
nm形成されている。そして、第2の透明導電膜12上
に3族元素からなる極薄膜層13が形成されている。極
薄膜層13上にp型a−SiC層14が形成されてい
る。p型a−SiC層14上にi型a−Si層15が形
成されている。そして、i型a−Si層15上にn型a
−Si層16が形成されている。n型a−Si層16上
に、背面電極17が形成されている。背面電極17上に
樹脂からなる保護膜18が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池に関し、
特に非晶質半導体を用いた非晶質半導体太陽電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】非晶質半導体太陽電池は製法、材料特性
など優れた特徴を持っており、低コスト太陽電池として
期待されている。図13は従来の非晶質半導体太陽電池
の構成を示す断面図である。この非晶質太陽電池を製造
工程に従って説明する。先ず、ガラス基板10の表面に
熱CVD法或いはスパッタリング法によって酸化スズ或
いは酸化インジウムなどからなる透明導電膜11を形成
する。純粋な酸化スズ或いは酸化インジウムは、絶縁物
なので、不純物をドーピングして導電性を持たせる。上
記形成方法で透明導電膜11を形成する際、導電性が最
も高くなるドーピング率になるように不純物元となる原
料を一定割合で供給する。
【0003】さらに透明導電膜11上に、非晶質シリコ
ン層としてp型非晶質半導体層14,i型非晶質半導体
層15,n型非晶質半導体層16を順次積層する。さら
にn型非晶質シリコン半導体層16上にアルミ等の金属
を真空蒸着法或いはスパッタリング法によって蒸着して
背面電極17を形成し、その上に保護膜18を形成す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の非晶質半導体太
陽電池では、CVD法によって透明導電膜上にp型非晶
質半導体層を形成する際、プラズマの還元雰囲気によっ
て透明導電膜を構成する酸化スズが還元され金属スズが
析出する結果、透明導電膜の光透過率が低下し、光電変
換層であるi型非晶質半導体層への光透過量が低下して
変換効率が上がらないという問題があった。
【0005】従来、この問題を解決するために、図14
のように透明導電膜を還元されにくい酸化亜鉛からなる
第2の透明導電膜12を酸化スズからなる第1の透明導
電膜11上に形成したり、或いは透明導電膜自体を酸化
亜鉛で形成して、上記問題の解決を図ろうとした。しか
し、酸化亜鉛層とp型非晶質半導体層との界面の接合状
態が悪いため、接触抵抗が大きくなって太陽電池の出力
電圧が低下し、変換効率が低下するという新たな問題が
生じた。
【0006】そこで、出力電圧低下を抑制する構造とし
て、図15に示すような酸化亜鉛からなる第2の透明導
電膜12とp型非晶質半導体層14との間にn型半導体
からなる界面層50を挿入する方法が提案されている。
しかし、この界面層50を挿入すると、界面層50で光
吸収が生じるため、光電変換層であるi型非晶質半導体
層15への光入射量が減少する結果、出力電圧は増加す
るが変換効率の向上は限られていた。
【0007】本発明の目的は、酸化亜鉛からなる透明導
電膜とp型非晶質半導体層との界面の接合状態の改善及
び変換効率の向上をはかり得る非晶質半導体太陽電池を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の非晶質半導体太
陽電池は、上記課題を解決するために以下のように構成
されている。 (1) 本発明の非晶質半導体太陽電池(請求項1)
は、光の入射側から順に、酸化亜鉛からなる透明導電
膜,p型非晶質半導体層,i型非晶質半導体層,n型非
晶質半導体層が順次形成された非晶質半導体太陽電池に
おいて、前記透明導電膜と前記p型非晶質半導体層との
間に3族元素からなる極薄膜層が形成されていることを
特徴とする。 (2) 本発明の非晶質半導体太陽電池(請求項2)
は、透明基板上に第1の透明導電膜,酸化亜鉛からなる
第2の透明導電膜,p型非晶質半導体層,i型非晶質半
導体層,n型非晶質半導体層が順次形成された非晶質半
導体太陽電池において、前記第2の透明導電膜と前記p
型非晶質半導体層との間に3族元素からなる極薄膜層が
形成されていることを特徴とする。
【0009】なお、(1),(2)において、極薄膜層
の厚さは、太陽電池の発電に寄与する波長350〜10
00nmでの光透過率が95%以下になる厚さより薄く
することが望ましい。 (3) 本発明の非晶質半導体太陽電池(請求項3)
は、光の入射側から順に、酸化亜鉛からなり不純物がド
ーピングされた透明導電膜,p型非晶質半導体層,i型
非晶質半導体層,n型非晶質半導体層が順次形成された
非晶質半導体太陽電池において、前記p型非晶質半導体
層側の前記透明導電膜の表面層のドーピング率を光の入
射側の層のドーピング率より高濃度にしたことを特徴と
する。 (4) 本発明の非晶質半導体太陽電池(請求項4)
は、透明基板上に第1の透明導電膜,酸化亜鉛からなり
不純物がドーピングされた第2の透明導電膜,p型非晶
質半導体層,i型非晶質半導体層,n型非晶質半導体層
が順次形成された非晶質半導体太陽電池において、前記
第2の透明導電膜の前記p型非晶質半導体層側の表面層
のドーピング率を前記第1の透明導電膜側のドーピング
率より高濃度にしたことを特徴とする。 (5) 本発明の非晶質半導体太陽電池(請求項5)
は、透明基板上に酸化亜鉛からなり不純物がドーピング
された透明導電膜,p型非晶質半導体層,i型非晶質半
導体層,n型非晶質半導体層が順次形成された非晶質半
導体太陽電池において、前記透明導電膜の前記p型非晶
質半導体層側の表面層のドーピング率を前記透明導電膜
側の層のドーピング率より高濃度にしたことを特徴とす
る。 (6) 本発明の非晶質半導体太陽電池(請求項6)
は、基板上に金属電極,n型非晶質半導体層,i型非晶
質半導体層,p型非晶質半導体層,酸化亜鉛からなり不
純物がドーピングされた透明導電膜を順次形成してなる
非晶質半導体太陽電池において、前記透明導電膜の前記
p型非晶質半導体層側の表面層のドーピング率を前記n
型非晶質半導体層側のドーピング率より高濃度にしたこ
とを特徴とする。
【0010】なお、(3)〜(6)において、ドーピン
グ率を変化させる厚さは1〜5nm程度が望ましい。こ
れ以上の厚さになると、ドーピング率を変化させた部分
の膜質が透明導電膜全体に与える影響を無視することが
できなくなるからである。また、3族元素をドープする
ことが望ましい。
【0011】本発明の非晶質半導体太陽電池は、上記構
成によって以下の作用・効果を有する。(1),(2)
に記載の発明によれば、極薄膜層により透明導電膜とp
型非晶質半導体層半導体層との接合状態が改善され、出
力電圧が増加する。また、極薄膜層での可視光域での光
吸収は無視できるほど小さく、光電変換層への光入射率
低下はほとんどないことから変換効率を向上させること
ができる。
【0012】(3)〜(6)に記載の発明によれば、透
明導電膜あるいは第2透明導電膜の大部分は最適のドー
ピング率にて形成できるため高導電性・高光透過性の物
性を維持することができる。そして、p型非晶質半導体
層と接する表面層のみのドーピング率を増加させること
で透明導電膜の表面準位を制御し、p型非晶質半導体層
と酸化亜鉛を主体とする透明導電膜との接合状態を改善
することができる。一般に透明導電膜は最適ドーピング
量以上にドーピングを行うと、光透過量が減少するが、
最適ドーピング量からずれた部分の厚さはきわめてわず
かであるため、この部分での光吸収は無視できるほど小
さい。従って、p型非晶質半導体層との接合状態が改善
され、且つ光電変換層に入射する光入射量はほとんど変
化しないので出力電圧の増加及び変換効率を向上をはか
ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図面
を参照して説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係わる
非晶質半導体太陽電池の構成を示す断面図である。表面
から光が入射するガラス基板10上に酸化スズからなる
第1の透明導電膜11が形成されている。第1の透明導
電膜11上に酸化亜鉛からなる第2の透明導電膜12が
10nm形成されている。そして、第2の透明導電膜1
2上に3族元素からなる極薄膜層13が形成されてい
る。極薄膜層13上にp型a−SiC層(p型非晶質半
導体層)14が形成されている。p型a−SiC層14
上にi型a−Si層(i型非晶質半導体層)15が形成
されている。そして、i型a−Si層15上にn型a−
Si層(n型非晶質半導体層)16が形成されている。
n型a−Si層16上に、背面電極17が形成されてい
る。背面電極17上に樹脂からなる保護膜18が形成さ
れている。
【0014】i型a−Si層15で光電変換によって生
成された電子、正孔は、接合部に生じた拡散電位を利用
して、電子はn型a−Si層16へ、正孔はp型a−S
iC層14へ分離することで起電力を発生する。
【0015】この太陽電池の製造について以下に説明す
る。先ず、酸化スズからなる第1の透明導電膜11が予
め形成されているガラス基板10上に、イオンプレーテ
ィング法によって酸化亜鉛からなる第2の透明導電膜1
2上を形成する。第2の透明導電膜12上に、極薄膜層
13を例えば金属アルミをターゲットとしたアルゴンプ
ラズマによるスパッタ法によって形成する。極薄膜層
は、光電変換に寄与する波長350〜1000nmでの
光透過率が95%以下になる膜厚にすることが望まし
い。極薄膜層13上に、例えばホストガスとしてモノシ
ランガス(SiH4)とメタンガス(CH4 )を、ドー
ピングガスとしてジボランガス(B26 )を、希釈ガ
スとして水素ガス(H2 )を各々使用し、p型a−Si
C層14を約10nmの膜厚で形成する。p型a−Si
C層14上に、例えばモノシランガス(SiH4 )と希
釈ガスとして水素ガスを使用し、i型a−Si層15を
約450nmの膜厚で形成する。i型a−Si層15上
に、例えばホストガスとしてモノシランガスを、ドーピ
ングガスとしてホスフィンガス(PH3 )を、希釈ガス
として水素ガスを各々使用してn型a−Si層16を形
成する。n型a−Si層16上に、スパッタリング法で
アルミからなる背面電極17を400nmの膜厚で蒸着
する。背面電極17上に保護膜18をスクリーン印刷に
よって形成する。
【0016】この非晶質半導体太陽電池の極薄膜層の膜
厚と太陽電池直列抵抗、負荷無限大時の出力電圧(開放
電圧)、及び変換効率との関係をそれぞれ図2,3,4
に示す。極薄膜層がない従来構造(極薄膜層の膜厚が
0)の非晶質半導体太陽電池の直列抵抗は30Ω、開放
電圧は0.7V程度であり、変換効率も6.5%程度で
ある。極薄膜層を挿入すると、極薄膜層の膜厚の増加と
ともに直列抵抗が低下する。また、同時に開放電圧は増
加し、極薄膜層の膜厚が2.5nm以上の場合には、約
0.9Vという高い開放電圧が得られている。変換効率
は極薄膜層の膜厚の増加とともに増加し、極薄膜層の膜
厚が3nmの場合に最大変換効率11.3%が得られ
た。極薄膜層の膜厚が3nm以上になると変換効率が低
下するのは、極薄膜層での光吸収が無視できなくなるた
めである。
【0017】本実施形態の非晶質太陽電池は、酸化亜鉛
からなる第2の透明導電膜とp型a−SiC層との間
に、3族元素からなる極薄膜層を形成することによっ
て、直列抵抗の低下、出力電圧の向上、及び変換効率の
向上を図ることができる。 (第2実施形態)図5は本発明の第2実施形態に係わる
非晶質半導体太陽電池の構成を示す断面図である。表面
から光が入射するガラス基板10上に酸化スズからなる
第1の透明導電膜11が形成されている。第1の透明導
電膜11上に3族元素のアルミニウムがドーピングされ
た酸化亜鉛からなる第2の透明導電膜20が形成されて
いる。第2の透明導電膜20は、導電性と光透過性の両
方を満足するようにアルミニウムが最適にドーピングさ
れた最適ドーピング部21と、最適ドーピング部21の
ドーピング量の4倍の量でドーピングされた高ドーピン
グ部22からなる。第2の透明導電膜20上に、p型a
−SiC層14,i型a−Si層15,n型a−Si層
16が順次形成されている。n型a−Si層16上にア
ルミからなる裏面電極17が形成されている。裏面電極
17上に保護膜18が形成されている。
【0018】第2の透明導電膜20の形成について説明
する。第2の透明導電膜20は、酸化亜鉛及び酸化アル
ミニウムターゲットをそれぞれ電子ビームによって加熱
・蒸発させ、酸素プラズマ雰囲気中で成膜を行うイオン
プレーティング法によって形成される。成膜を行う際、
酸化アルミニウムに照射する電子ビームのエネルギー量
を変えることで第2の透明導電膜20中のドーピング量
を変化させて、最適ドーピング部21と高ドーピング部
22を形成する。なお、高ドーピング部22は、1〜5
nm程度の膜厚にすることが望ましい。
【0019】また、p型a−SiC層14,i型a−S
i層15,n型a−Si層16は、それぞれ10nm,
450nm,30nmの厚さで形成される。背面電極1
7は、アルミがスパッタリング法によって400nmの
厚さで形成される。保護膜18は、スクリーン印刷によ
って形成される。
【0020】この非晶質半導体太陽電池の高ドーピング
部の膜厚と太陽電池直列抵抗、負荷無限大時の出力電圧
(開放電圧)、及び変換効率との関係を図6,7,8に
それぞれ示す。ドーピング率を増加させた高ドーピング
部が形成されていない従来の透明導電膜(膜厚0の場
合)を用いた非晶質半導体太陽電池の直列抵抗は75
Ω、開放電圧は0.67V程度、変換効率も6.2%程
度である。ドーピング量を増加した高ドーピング部が形
成されていると、高ドーピング部の膜厚が増加するとと
もに直列抵抗は低下している。また、開放電圧も同様
に、高ドーピング部の膜厚が増加するとともに増加し、
高ドーピング部の膜厚が1.5nm以上では約0.88
Vという高い開放電圧が得られている。また、変換効率
は、高ドーピング部の膜厚の増加とともに増加し、2n
mで最大変換効率10.6%が得られた。高ドーピング
部の膜厚が2nm以上になると変換効率が低下するの
は、極薄膜層での光吸収が無視できなくなるためであ
る。
【0021】本実施形態の非晶質半導体太陽電池によれ
ば、p型a−SiC層に接触する酸化亜鉛からなる第2
の透明導電膜の表面層のドーピング率を増加させること
により、直列抵抗の低下、出力電圧の増加、及び変換効
率の向上を図ることができる。 (第3実施形態)図9は本発明の第3実施形態に係わる
非晶質半導体太陽電池の構成を示す断面図である。ここ
で、図5と同じ部分には同符号を付し、その説明を省略
する。本実施形態の太陽電池は、透明導電膜が2種類の
材料からなる2層で構成されているのではなく、アルミ
がドーピングされた酸化亜鉛からなる1層の透明導電膜
30で構成されていることである。この透明導電膜30
は、ガラス基板10側の層で導電性と光透過性との両方
を満足するように最適にドーピングされた最適ドーピン
グ部31と、p型a−SiC層側の層で最適ドーピング
部31のドーピング量より高濃度にドーピングされた高
ドーピング部32とからなる。
【0022】なお、透明導電膜30は、第2実施形態と
同様にイオンプレーティング法によって500nmの厚
さで形成され、p型非晶質半導体層に接する厚さ2〜1
0nmの高ドーピング部32を最適ドーピング部31の
ドーピング率の4倍とした。
【0023】この太陽電池のドーピング量を増加した部
分の膜厚と変換効率との関係を図10に示す。第2実施
形態と同様に、高ドーピング率部分を形成することによ
り、太陽電池の変換効率が高くなる。
【0024】本実施形態の非晶質半導体太陽電池によれ
ば、p型a−SiC層に接触する酸化亜鉛からなる透明
導電膜の表面層のドーピング率を増加させることによ
り、p型a−SiC層と透明導電膜との界面の接合状態
を改善し、変換効率の向上を図ることができる。 (第4実施形態)図11は本発明の第4実施形態に係わ
る非晶質太陽電池の構成を示す模式図である。金属基板
43上に電極17が形成されている。電極17上にn型
a−Si層16が形成されている。n型a−Si層16
上にi型a−Si層15,p型a−SiC層14が形成
されている。p型a−SiC層14上に酸化亜鉛からな
る透明導電膜40が形成されている。この透明導電膜4
0は、光が入射する側の層で導電性と光透過性との両方
を満足するようにアルミが最適にドーピングされた最適
ドーピング部41と、p型a−SiC層側の層で最適ド
ーピング部41のドーピング量より高濃度にドーピング
された高ドーピング部42とからなる。
【0025】n型a−Si層16,i型a−Si層15
及びp型a−SiC層14の膜厚は、それぞれ40n
m,450nm,13nmである。また、透明導電膜4
0の膜厚は600nmで、p型a−SiC層に接する部
分の表面から1〜10nmの厚さの高ドーピング部42
のドーピング率を最適ドーピング部41の4倍とした。
【0026】この非晶質半導体太陽電池の透明導電膜の
ドーピング量を増加した部分の膜厚と変換効率との関係
を図12に示す。先の実施形態と同様に太陽電池の変換
効率を向上させることが可能になることがわかる。
【0027】本実施形態の非晶質半導体太陽電池によれ
ば、p型a−SiC層に接触する酸化亜鉛からなる透明
導電膜の表面層のドーピング率を増加させることによ
り、p型a−SiC層と透明導電膜との界面の接合状態
を改善し、変換効率の向上を図ることができる。
【0028】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、各実施形態における材料は記載したも
のに限定されず、他の材料を用いても良い。特に、非晶
質半導体として、a−SiN,a−SiGe,SiSn
等を用いることができる。
【0029】第1実施形態において、第4実施形態のよ
うに基板上に電極,n型非晶質半導体層,i型非晶質半
導体層,p型非晶質半導体層,酸化亜鉛からなる透明導
電膜が積層していても良い。
【0030】第1実施形態において、透明導電膜が酸化
亜鉛からなる1層の透明導電膜で構成されていても良
い。第2〜4実施形態において、ドープする元素はアル
ミに限らず他の3族元素を元素を用いることができる。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形し
て実施することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の非晶質太陽
電池によれば、p型非晶質半導体層と、酸化亜鉛からな
る透明導電膜との界面の状態を改善し、変換効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わる非晶質半導体太陽電池の
構成を示す断面図。
【図2】図1の太陽電池の直列抵抗の極薄膜層膜厚依存
性を示す特性図。
【図3】図1の太陽電池の解放電圧の極薄膜層膜厚依存
性を示す特性図。
【図4】図1の太陽電池の変換効率の極薄膜層膜厚依存
性を示す特性図。
【図5】第2実施形態に係わる非晶質半導体太陽電池の
構成を示す断面図。
【図6】図5の太陽電池の直列抵抗の極薄膜層膜厚依存
性を示す特性図。
【図7】図5の太陽電池の解放電圧の極薄膜層膜厚依存
性を示す特性図。
【図8】図5の太陽電池の変換効率の極薄膜層膜厚依存
性を示す特性図。
【図9】第3実施形態に係わる非晶質半導体太陽電池の
構成を示す断面図。
【図10】図9の太陽電池の変換効率の極薄膜層膜厚依
存性を示す特性図。
【図11】第4実施形態に係わる非晶質半導体太陽電池
の構成を示す断面図。
【図12】図10の太陽電池の変換効率の極薄膜層膜厚
依存性を示す特性図。
【図13】従来の非晶質半導体太陽電池の構成を示す断
面図(1)。
【図14】従来の非晶質半導体太陽電池の構成を示す断
面図(2)。
【図15】従来の非晶質半導体太陽電池の構成を示す断
面図(3)。
【符号の説明】
10 ガラス基板 11 第1の透明導電膜 12 第2の透明導電膜 13 極薄膜層 14 p型a−SiC層(p型非晶質半導体層) 15 i型a−Si層(i型非晶質半導体層) 16 n型a−Si層(n型非晶質半導体層) 17 背面電極 18 保護膜 20 第2の透明導電膜 21 最適ドーピング部 22 高ドーピング部 30 透明導電膜 31 最適ドーピング部 32 高ドーピング部 40 透明導電膜 41 最適ドーピング部 42 高ドーピング部 43 金属基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光の入射側から順に、酸化亜鉛からなる透
    明導電膜,p型非晶質半導体層,i型非晶質半導体層,
    n型非晶質半導体層が順次形成された非晶質半導体太陽
    電池において、 前記透明導電膜と前記p型非晶質半導体層との間に3族
    元素からなる極薄膜層が形成されていることを特徴とす
    る非晶質半導体太陽電池。
  2. 【請求項2】透明基板上に第1の透明導電膜,酸化亜鉛
    からなる第2の透明導電膜,p型非晶質半導体層,i型
    非晶質半導体層,n型非晶質半導体層が順次形成された
    非晶質半導体太陽電池において、 前記第2の透明導電膜と前記p型非晶質半導体層との間
    に3族元素からなる極薄膜層が形成されていることを特
    徴とする非晶質半導体太陽電池。
  3. 【請求項3】光の入射側から順に、酸化亜鉛からなり、
    不純物がドーピングされた透明導電膜,p型非晶質半導
    体層,i型非晶質半導体層,n型非晶質半導体層が順次
    形成された非晶質半導体太陽電池において、 前記p型非晶質半導体層側の前記透明導電膜の表面層の
    ドーピング率を光の入射側の層のドーピング率より高濃
    度にしたことを特徴とする非晶質半導体太陽電池。
  4. 【請求項4】透明基板上に第1の透明導電膜,酸化亜鉛
    からなり不純物がドーピングされた第2の透明導電膜,
    p型非晶質半導体層,i型非晶質半導体層,n型非晶質
    半導体層が順次形成された非晶質半導体太陽電池におい
    て、 前記第2の透明導電膜の前記p型非晶質半導体層側の表
    面層のドーピング率を前記第1の透明導電膜側のドーピ
    ング率より高濃度にしたことを特徴とする非晶質太陽電
    池。
  5. 【請求項5】透明基板上に酸化亜鉛からなり不純物がド
    ーピングされた透明導電膜,p型非晶質半導体層,i型
    非晶質半導体層,n型非晶質半導体層が順次形成された
    非晶質半導体太陽電池において、 前記透明導電膜の前記p型非晶質半導体層側の表面層の
    ドーピング率を前記透明導電膜側の層のドーピング率よ
    り高濃度にしたことを特徴とする非晶質太陽電池。
  6. 【請求項6】基板上に金属電極,n型非晶質半導体層,
    i型非晶質半導体層,p型非晶質半導体層,酸化亜鉛か
    らなり不純物がドーピングされた透明導電膜を順次形成
    してなる非晶質半導体太陽電池において、 前記透明導電膜の前記p型非晶質半導体層側の表面層の
    ドーピング率を前記n型非晶質半導体層側のドーピング
    率より高濃度にしたことを特徴とする非晶質太陽電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010041846A3 (en) * 2008-10-06 2010-07-22 Lg Electronics Inc. Solar cell
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