JPH10144963A - Led光源及びその製造方法 - Google Patents
Led光源及びその製造方法Info
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- JPH10144963A JPH10144963A JP8292791A JP29279196A JPH10144963A JP H10144963 A JPH10144963 A JP H10144963A JP 8292791 A JP8292791 A JP 8292791A JP 29279196 A JP29279196 A JP 29279196A JP H10144963 A JPH10144963 A JP H10144963A
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- led
- pad
- oil
- resin
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10H—INORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
- H10H20/00—Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
- H10H20/80—Constructional details
- H10H20/85—Packages
- H10H20/852—Encapsulations
- H10H20/853—Encapsulations characterised by their shape
Landscapes
- Led Device Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学特性の均一化、ワイヤボンド線の露出防
止を図ったLED光源を提供することを課題とする。 【解決手段】 チップ配置用22a及びワイヤボンド用
パッド22bからなるLED用パッド22を基材21上
面に形成した基板2と、前記チップ配置用パッド22a
に配置されて前記ワイヤボンド用パッド22bにワイヤ
ボンド線32を介して接続されるLEDチップ31と、
前記LEDチップ31をモ−ルドする透光性樹脂33を
備えるLED光源において、前記LED用パッド22を
囲むように前記基板2上面に撥油性被膜26を設けたこ
とを特徴とする。
止を図ったLED光源を提供することを課題とする。 【解決手段】 チップ配置用22a及びワイヤボンド用
パッド22bからなるLED用パッド22を基材21上
面に形成した基板2と、前記チップ配置用パッド22a
に配置されて前記ワイヤボンド用パッド22bにワイヤ
ボンド線32を介して接続されるLEDチップ31と、
前記LEDチップ31をモ−ルドする透光性樹脂33を
備えるLED光源において、前記LED用パッド22を
囲むように前記基板2上面に撥油性被膜26を設けたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上面に配置し
たLEDチップを透光性樹脂によってモ−ルドしたLE
D光源、及びその製造方法に関する。
たLEDチップを透光性樹脂によってモ−ルドしたLE
D光源、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光源の小型化要求に伴って、既製の樹脂
モールドLEDランプに代わり、基板に直接LEDチッ
プを配置してそれを透光性樹脂によってモ−ルドしたL
ED光源が提案され、実用化されている。
モールドLEDランプに代わり、基板に直接LEDチッ
プを配置してそれを透光性樹脂によってモ−ルドしたL
ED光源が提案され、実用化されている。
【0003】この種のLED光源においては、LEDチ
ップを樹脂モ−ルドするため、流動状態の樹脂を基板に
直接所定量滴下させ、この流動状態の樹脂を硬化させる
手法が用いられている。ところが、基板上面は前記樹脂
となじみが良いので、滴下された流動状態の樹脂が基板
表面に沿って広がりやすく、樹脂形状を一様にできな
い、樹脂の厚みを厚くできないなどの問題があった。こ
のような点を考慮し、本願出願人は、LED用パッドの
全周を囲む溝を形成し、この溝との境界部分における表
面張力によって樹脂の流れを規制する手法(特願平7−
151823号参照)を開発し、ある程度の改善を行う
ことができた。しかしながら、光学特性の向上とワイヤ
ボンド線の安定的な埋没を図るために、樹脂の高さを更
に高めるべく滴下する樹脂量を多くしたところ、パッド
と溝の境界部分の表面張力を越える力が作用し、樹脂の
流れ出しが発生する個所が現れた。そして、樹脂の流れ
出しが生じた個所においては、逆に樹脂の高さが低くな
り、光学特性の不均一化、ワイヤボンド線の露出の要因
になることが分かった。
ップを樹脂モ−ルドするため、流動状態の樹脂を基板に
直接所定量滴下させ、この流動状態の樹脂を硬化させる
手法が用いられている。ところが、基板上面は前記樹脂
となじみが良いので、滴下された流動状態の樹脂が基板
表面に沿って広がりやすく、樹脂形状を一様にできな
い、樹脂の厚みを厚くできないなどの問題があった。こ
のような点を考慮し、本願出願人は、LED用パッドの
全周を囲む溝を形成し、この溝との境界部分における表
面張力によって樹脂の流れを規制する手法(特願平7−
151823号参照)を開発し、ある程度の改善を行う
ことができた。しかしながら、光学特性の向上とワイヤ
ボンド線の安定的な埋没を図るために、樹脂の高さを更
に高めるべく滴下する樹脂量を多くしたところ、パッド
と溝の境界部分の表面張力を越える力が作用し、樹脂の
流れ出しが発生する個所が現れた。そして、樹脂の流れ
出しが生じた個所においては、逆に樹脂の高さが低くな
り、光学特性の不均一化、ワイヤボンド線の露出の要因
になることが分かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の点を考慮し、光学特性の均一化、ワイヤボンド線の露
出防止を図ったLED光源を提供することを主な課題と
する。
の点を考慮し、光学特性の均一化、ワイヤボンド線の露
出防止を図ったLED光源を提供することを主な課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のLED光源は、
基板上面にLEDチップを配置し、このLEDチップを
透光性樹脂によってモ−ルドしたLED光源において、
前記基板上面に前記透光性樹脂の外周縁に沿って撥油性
被膜を設けたことを特徴とする。
基板上面にLEDチップを配置し、このLEDチップを
透光性樹脂によってモ−ルドしたLED光源において、
前記基板上面に前記透光性樹脂の外周縁に沿って撥油性
被膜を設けたことを特徴とする。
【0006】本発明のLED光源は、チップ配置用及び
ワイヤボンド用パッドからなるLED用パッドを基材上
面に形成した基板と、前記チップ配置用パッドに配置さ
れて前記ワイヤボンド用パッドにワイヤボンド線を介し
て接続されるLEDチップと、前記LEDチップをモ−
ルドする透光性樹脂を備えるLED光源において、前記
LED用パッドを囲むように前記基板上面に撥油性被膜
を設けたことを特徴とする。前記撥油性被膜はシリコン
若しくはフッ素系ポリマーを主成分とする撥油剤によっ
て形成することができる。
ワイヤボンド用パッドからなるLED用パッドを基材上
面に形成した基板と、前記チップ配置用パッドに配置さ
れて前記ワイヤボンド用パッドにワイヤボンド線を介し
て接続されるLEDチップと、前記LEDチップをモ−
ルドする透光性樹脂を備えるLED光源において、前記
LED用パッドを囲むように前記基板上面に撥油性被膜
を設けたことを特徴とする。前記撥油性被膜はシリコン
若しくはフッ素系ポリマーを主成分とする撥油剤によっ
て形成することができる。
【0007】本発明のLED光源の製造方法は、チップ
配置用及びワイヤボンド用パッドからなるLED用パッ
ドを基材上面に形成した基板を準備する工程と、該基板
に前記LED用パッドを囲むように撥油性被膜を設ける
工程と、前記チップ配置用パッドにLEDチップを固定
して前記ワイヤボンド用パッドにワイヤボンド線を接続
する工程と、前記撥油性被膜によって規定される領域内
に前記LEDチップを埋めるように流動状態の樹脂を配
置し、該樹脂を硬化させる工程を備えることを特徴とす
る。
配置用及びワイヤボンド用パッドからなるLED用パッ
ドを基材上面に形成した基板を準備する工程と、該基板
に前記LED用パッドを囲むように撥油性被膜を設ける
工程と、前記チップ配置用パッドにLEDチップを固定
して前記ワイヤボンド用パッドにワイヤボンド線を接続
する工程と、前記撥油性被膜によって規定される領域内
に前記LEDチップを埋めるように流動状態の樹脂を配
置し、該樹脂を硬化させる工程を備えることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図1に示す
線状のLED光源1に適用した場合を例にとって説明す
る。このLED光源1は、基板2の上面に複数のLED
発光部3を直線的に配置して構成している。
線状のLED光源1に適用した場合を例にとって説明す
る。このLED光源1は、基板2の上面に複数のLED
発光部3を直線的に配置して構成している。
【0009】まず基板2の構造、並びにその製造手順に
ついて図2〜図4を参照して説明する。基板2は、ガラ
スエポキシ等の長尺基材21の表面に銅箔が形成された
ものが用意され、それをエッチング処理することによ
り、複数のLED用パッド22とこれらを接続する配線
パターン23を導電パターンとして備えて構成される。
各LED用パッド22は、それぞれが半円形状を成すチ
ップ配置用のパッド22aとワイヤボンド用のパッド2
2bを備え、全体が円ないし楕円形状を成している。こ
のLED用パッド22の周囲を凹部24が環状に囲むよ
うに、LED用パッド22とその周囲に位置する配線パ
ターン23の間には、基材21が露出する所定幅の間隔
が設けられている。
ついて図2〜図4を参照して説明する。基板2は、ガラ
スエポキシ等の長尺基材21の表面に銅箔が形成された
ものが用意され、それをエッチング処理することによ
り、複数のLED用パッド22とこれらを接続する配線
パターン23を導電パターンとして備えて構成される。
各LED用パッド22は、それぞれが半円形状を成すチ
ップ配置用のパッド22aとワイヤボンド用のパッド2
2bを備え、全体が円ないし楕円形状を成している。こ
のLED用パッド22の周囲を凹部24が環状に囲むよ
うに、LED用パッド22とその周囲に位置する配線パ
ターン23の間には、基材21が露出する所定幅の間隔
が設けられている。
【0010】次に、上記の基板2は、その表面の光反射
性を高めるために、図3に示すように、チップ配置用の
パッド22aとワイヤボンド用のパッド22bの必要部
分、その他の回路素子配置に必要な部分のみを露出さ
せ、残りの大部分を絶縁性を有する白色系のレジスト膜
25によって被覆する処理が施される。このレジスト膜
25によって被覆されない導電パターン部分は、必要に
応じてメッキ処理を施すことが望ましい。
性を高めるために、図3に示すように、チップ配置用の
パッド22aとワイヤボンド用のパッド22bの必要部
分、その他の回路素子配置に必要な部分のみを露出さ
せ、残りの大部分を絶縁性を有する白色系のレジスト膜
25によって被覆する処理が施される。このレジスト膜
25によって被覆されない導電パターン部分は、必要に
応じてメッキ処理を施すことが望ましい。
【0011】このように基板2を準備し、次にこの基板
2の表面にLED用パッド22を囲むように撥油性被膜
26を形成する。撥油性被膜26は、撥油剤の撥油性を
粒状に滴下されたn−ヘキサデカンの接触角度で表す
(撥水剤の撥水性を水滴の接触角度で表すのと同様)場
合に、その接触角度がより大きい、すなわち撥油性の高
い材料が選択して用いられる。尚、前記白色系のレジス
ト膜25や、導電パターンの撥油性を前記接触角度で表
すと、材料にもよるが概ね10度以下であり撥油性は低
い。この例では、撥油性被膜26として前記接触角度が
30度以上であるシリコンを主成分とする白色シリコン
樹脂を用いている。このシリコン樹脂を例えばメッシュ
版を用いたスクリーン印刷によって前記導電パターン部
分の厚みと略同じ30μm前後の厚みとなるように形成
し、前記凹部24内に収まるように配置している。この
ように撥油性被膜26をメッシュ版を用いたスクリーン
印刷によって形成する場合は、撥油性被膜26の幅を狭
くしすぎると目詰まりの要因になりやすいので、撥油性
被膜26の幅は、0.3mm以上に設定するのが好まし
く、より好ましくは、0.5mm前後に設定するのがよ
い。
2の表面にLED用パッド22を囲むように撥油性被膜
26を形成する。撥油性被膜26は、撥油剤の撥油性を
粒状に滴下されたn−ヘキサデカンの接触角度で表す
(撥水剤の撥水性を水滴の接触角度で表すのと同様)場
合に、その接触角度がより大きい、すなわち撥油性の高
い材料が選択して用いられる。尚、前記白色系のレジス
ト膜25や、導電パターンの撥油性を前記接触角度で表
すと、材料にもよるが概ね10度以下であり撥油性は低
い。この例では、撥油性被膜26として前記接触角度が
30度以上であるシリコンを主成分とする白色シリコン
樹脂を用いている。このシリコン樹脂を例えばメッシュ
版を用いたスクリーン印刷によって前記導電パターン部
分の厚みと略同じ30μm前後の厚みとなるように形成
し、前記凹部24内に収まるように配置している。この
ように撥油性被膜26をメッシュ版を用いたスクリーン
印刷によって形成する場合は、撥油性被膜26の幅を狭
くしすぎると目詰まりの要因になりやすいので、撥油性
被膜26の幅は、0.3mm以上に設定するのが好まし
く、より好ましくは、0.5mm前後に設定するのがよ
い。
【0012】次に、LED発光部3の構造、並びにその
製造手順について図4、図5を参照して説明する。図3
に示す状態の基板2を用意し、この基板2に一辺が0.
3mm前後の立方体形状をしたLEDチップ31の固定
とワイヤボンド配線を行う。すなわち、各LED用パッ
ド22のチップ配置用パッド22aにLEDチップ31
を導電性接着剤を介して接着固定する。次いで各LED
チップ31とワイヤボンド用パッド22bの間にワイヤ
ボンド線32をワイヤボンド接続する。図4はこの状態
を示している。LEDチップ31に接続されたワイヤボ
ンド線32の頂上部分の高さは基板2表面から0.7m
m前後となる。
製造手順について図4、図5を参照して説明する。図3
に示す状態の基板2を用意し、この基板2に一辺が0.
3mm前後の立方体形状をしたLEDチップ31の固定
とワイヤボンド配線を行う。すなわち、各LED用パッ
ド22のチップ配置用パッド22aにLEDチップ31
を導電性接着剤を介して接着固定する。次いで各LED
チップ31とワイヤボンド用パッド22bの間にワイヤ
ボンド線32をワイヤボンド接続する。図4はこの状態
を示している。LEDチップ31に接続されたワイヤボ
ンド線32の頂上部分の高さは基板2表面から0.7m
m前後となる。
【0013】引き続き図4、図5を参照して硬化時に透
光性を有する樹脂33によるLEDチップ31の樹脂モ
ールドについて説明する。流動状態にある透光性樹脂3
3をLEDチップ31の上から所定量滴下させると、樹
脂33はその流動性によって四方に拡がっていくが、そ
の裾野部分が環状の撥油性被膜26に達すると、撥油性
被膜26によってその拡がりが阻止される。透光性樹脂
33は、例えばエポキシ系の樹脂等を油性の溶媒に溶か
され形成されるので、撥油性被膜26と接触すると、撥
油性被膜26にはじかれて撥油性被膜26と接触する面
積を小さくするような力、すなわち樹脂33の表面張力
を大きくする力が作用し、樹脂33の拡がりが阻止され
る。その結果、撥油性被膜26によって裾野部分の拡が
りが規制された樹脂33は、その拡がりが高さ方向に向
けられ、厚みを厚くすることができる。
光性を有する樹脂33によるLEDチップ31の樹脂モ
ールドについて説明する。流動状態にある透光性樹脂3
3をLEDチップ31の上から所定量滴下させると、樹
脂33はその流動性によって四方に拡がっていくが、そ
の裾野部分が環状の撥油性被膜26に達すると、撥油性
被膜26によってその拡がりが阻止される。透光性樹脂
33は、例えばエポキシ系の樹脂等を油性の溶媒に溶か
され形成されるので、撥油性被膜26と接触すると、撥
油性被膜26にはじかれて撥油性被膜26と接触する面
積を小さくするような力、すなわち樹脂33の表面張力
を大きくする力が作用し、樹脂33の拡がりが阻止され
る。その結果、撥油性被膜26によって裾野部分の拡が
りが規制された樹脂33は、その拡がりが高さ方向に向
けられ、厚みを厚くすることができる。
【0014】従来構造における樹脂の厚みは1mm程度
が限度であったのに対して、従来と同一条件下で厚さが
30μ前後と極めて薄い撥油性被膜26を追加するのみ
で、樹脂33の厚みを最高でその4倍の4mm以上にす
ることができることを確認した。しかしながら、樹脂3
3の厚みを必要以上に厚くすると、逆にLED光源1の
厚み増加になるので、この例では、ワイヤボンド線32
の頂上部分(基板2表面から0.7mm前後)を完全に
埋没でき、しかもLED光源1の厚みを薄く設定できる
最適範囲として、硬化後の樹脂33の厚みが1.5mm
前後になるように設定している。その後、この樹脂33
は硬化のために加熱処理される。
が限度であったのに対して、従来と同一条件下で厚さが
30μ前後と極めて薄い撥油性被膜26を追加するのみ
で、樹脂33の厚みを最高でその4倍の4mm以上にす
ることができることを確認した。しかしながら、樹脂3
3の厚みを必要以上に厚くすると、逆にLED光源1の
厚み増加になるので、この例では、ワイヤボンド線32
の頂上部分(基板2表面から0.7mm前後)を完全に
埋没でき、しかもLED光源1の厚みを薄く設定できる
最適範囲として、硬化後の樹脂33の厚みが1.5mm
前後になるように設定している。その後、この樹脂33
は硬化のために加熱処理される。
【0015】このように樹脂33の厚みを厚くすること
によって、ワイヤボンド線32を樹脂33に完全に埋没
することができるようになり、露出ワイヤボンド線の断
線等の問題を解消することができた。また、撥油性被膜
26によって、流動状態の樹脂33の形状を互いに独立
した一定の形状に保つことができ、各LED発光部3の
光学特性を均一に揃えることができる。さらにまた、樹
脂33と基板2の接触部分付近における気泡の発生を抑
制することもできる。
によって、ワイヤボンド線32を樹脂33に完全に埋没
することができるようになり、露出ワイヤボンド線の断
線等の問題を解消することができた。また、撥油性被膜
26によって、流動状態の樹脂33の形状を互いに独立
した一定の形状に保つことができ、各LED発光部3の
光学特性を均一に揃えることができる。さらにまた、樹
脂33と基板2の接触部分付近における気泡の発生を抑
制することもできる。
【0016】上記実施例は、撥油性被膜26をLED用
パッド22を囲むように環状に形成した凹部24内に配
置して基板2の表面と撥油性被膜26の表面をほぼ同じ
高さ(配線パターン23の存在によって基板2の表面よ
りも突出する部分も存在)にする場合を示したが、図6
に示すように、LED用パッド22を囲む撥油性被膜2
6を環状の凹部24の外に配置したり、図7に示すよう
に、撥油性被膜26を環状の凹部の内、すなわちLED
用パッド22の外周縁部分上に配置してもよい。このよ
うにすれば、図5に示す場合に比べて撥油性被膜26に
よるLEDチップの光の遮光が多少増大する恐れがある
が、撥油性被膜26自体の厚みによる堰止め効果が加わ
って樹脂の流れ出しをより確実に阻止することができ
る。
パッド22を囲むように環状に形成した凹部24内に配
置して基板2の表面と撥油性被膜26の表面をほぼ同じ
高さ(配線パターン23の存在によって基板2の表面よ
りも突出する部分も存在)にする場合を示したが、図6
に示すように、LED用パッド22を囲む撥油性被膜2
6を環状の凹部24の外に配置したり、図7に示すよう
に、撥油性被膜26を環状の凹部の内、すなわちLED
用パッド22の外周縁部分上に配置してもよい。このよ
うにすれば、図5に示す場合に比べて撥油性被膜26に
よるLEDチップの光の遮光が多少増大する恐れがある
が、撥油性被膜26自体の厚みによる堰止め効果が加わ
って樹脂の流れ出しをより確実に阻止することができ
る。
【0017】また、上記実施例はメッシュ版により撥油
性被膜26を形成する例を示したが、図4〜図7に示す
撥油性被膜26を、メタル版等を用いて例えば図8
(a),(b)に示すように複数の撥油性被膜要素26
a,26bを用いて形成することもできる。この場合、
撥油性被膜26は図4に示すような切れ目のないもので
はなく、切れ目部分26cが存在した環状になる。この
切れ目部分26cは、撥油性被膜26をメタル版を用い
て形成する場合に、LED用パッド22に相応する部分
を覆う部材を保持するための連結片が必要となり、その
連結片の存在する部分によって形成される。
性被膜26を形成する例を示したが、図4〜図7に示す
撥油性被膜26を、メタル版等を用いて例えば図8
(a),(b)に示すように複数の撥油性被膜要素26
a,26bを用いて形成することもできる。この場合、
撥油性被膜26は図4に示すような切れ目のないもので
はなく、切れ目部分26cが存在した環状になる。この
切れ目部分26cは、撥油性被膜26をメタル版を用い
て形成する場合に、LED用パッド22に相応する部分
を覆う部材を保持するための連結片が必要となり、その
連結片の存在する部分によって形成される。
【0018】この切れ目部分26cは、存在しない方が
好ましいが、設ける必要がある場合はその幅を樹脂33
の流れ出しを阻止するに必要とされる幅以内に設定して
形成する。この図8に示す例では、直径(長軸)が3.
2mm程度の環状を成す撥油性被膜26に対して、その
切れ目部分26cの幅を0.3mmに設定しているが、
被膜26で囲まれる領域内に流動状態の樹脂33を高さ
が3mm程度になるまで流しても、切れ目部分26cか
らの樹脂33の流れ出しは全く生じなかった。また、同
様に、直径(長軸)が4.4mm程度の環状を成す撥油
性被膜26に対して、その切れ目部分26cの幅を0.
5mmに設定した場合においても、切れ目部分26cか
らの樹脂33の流れ出しは全く生じなかった。また、撥
油性被膜26に形成する切れ目26cは、その幅が1m
m程度以下であれば樹脂33の流れ出しを防止すること
ができ、樹脂の流れ出しを防止する幅以内に設定された
ものであれば、撥油性被膜26に複数個設けることがで
きる。すなわち、撥油性被膜26は、樹脂33の裾野部
分の外郭形状を規定するように樹脂33の外周縁に沿っ
て配置されていれば、分割された複数の要素を集合して
環状に形成してもよいし、連続する1つの要素によって
形成してもよい。
好ましいが、設ける必要がある場合はその幅を樹脂33
の流れ出しを阻止するに必要とされる幅以内に設定して
形成する。この図8に示す例では、直径(長軸)が3.
2mm程度の環状を成す撥油性被膜26に対して、その
切れ目部分26cの幅を0.3mmに設定しているが、
被膜26で囲まれる領域内に流動状態の樹脂33を高さ
が3mm程度になるまで流しても、切れ目部分26cか
らの樹脂33の流れ出しは全く生じなかった。また、同
様に、直径(長軸)が4.4mm程度の環状を成す撥油
性被膜26に対して、その切れ目部分26cの幅を0.
5mmに設定した場合においても、切れ目部分26cか
らの樹脂33の流れ出しは全く生じなかった。また、撥
油性被膜26に形成する切れ目26cは、その幅が1m
m程度以下であれば樹脂33の流れ出しを防止すること
ができ、樹脂の流れ出しを防止する幅以内に設定された
ものであれば、撥油性被膜26に複数個設けることがで
きる。すなわち、撥油性被膜26は、樹脂33の裾野部
分の外郭形状を規定するように樹脂33の外周縁に沿っ
て配置されていれば、分割された複数の要素を集合して
環状に形成してもよいし、連続する1つの要素によって
形成してもよい。
【0019】また,上記実施例は撥油性被膜26として
シリコンを主成分とする撥油剤を用いる場合を例示した
が、撥油性の高い部材、すなわち上記接触角度が30度
以上、好ましくは50度以上、より好ましくは70度以
上の撥油剤をこれに代えて用いることもでき、例えばフ
ッ素系ポリマ−を主成分とする撥油剤やそれに類する撥
油剤を用いても同様の効果が得られる。
シリコンを主成分とする撥油剤を用いる場合を例示した
が、撥油性の高い部材、すなわち上記接触角度が30度
以上、好ましくは50度以上、より好ましくは70度以
上の撥油剤をこれに代えて用いることもでき、例えばフ
ッ素系ポリマ−を主成分とする撥油剤やそれに類する撥
油剤を用いても同様の効果が得られる。
【0020】また,上記実施例は線状のLED光源1を
例に取ったが、これ以外の面状のLED光源等も対象と
することもでき、例えばLED発光部3を1個備えるも
のや、LED発光部3を複数個を備える他のLED光源
にも適用することができる。
例に取ったが、これ以外の面状のLED光源等も対象と
することもでき、例えばLED発光部3を1個備えるも
のや、LED発光部3を複数個を備える他のLED光源
にも適用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、薄い撥油
性被膜によってモ−ルド用樹脂の形状の安定化を図るこ
とができ、光学特性の均一なLED光源を提供すること
ができる。撥油性被膜によってモ−ルド用樹脂の厚みを
厚くすることができ、ワイヤボンド線を樹脂に埋没して
ワイヤボンド線を確実に保護することができる。
性被膜によってモ−ルド用樹脂の形状の安定化を図るこ
とができ、光学特性の均一なLED光源を提供すること
ができる。撥油性被膜によってモ−ルド用樹脂の厚みを
厚くすることができ、ワイヤボンド線を樹脂に埋没して
ワイヤボンド線を確実に保護することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す線状LED光源の平面
図である。
図である。
【図2】同実施例の基板(導電パターン形成済)の要部
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図3】同実施例の基板(レジスト形成済)の要部を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】同実施例の基板(LEDチップ配置済)の要部
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図5】図1の要部断面図である。
【図6】他の実施例の要部断面図である。
【図7】さらに他の実施例の要部断面図である。
【図8】(a),(b)は撥油性被膜の他の構成例を示
す平面図である。
す平面図である。
1 線状LED光源 2 基板 21 基材 22 LED用パッド 22a チップ配置用パッド 22b ワイヤボンド用パッド 25 レジスト膜 26 撥油性被膜 3 LED発光部 31 LEDチップ 32 ワイヤボンド線 33 透光性樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上面にLEDチップを配置し、この
LEDチップを透光性樹脂によってモ−ルドしたLED
光源において、前記基板上面に前記透光性樹脂の外周縁
に沿って撥油性被膜を設けたことを特徴とするLED光
源。 - 【請求項2】 チップ配置用及びワイヤボンド用パッド
からなるLED用パッドを基材上面に形成した基板と、
前記チップ配置用パッドに配置されて前記ワイヤボンド
用パッドにワイヤボンド線を介して接続されるLEDチ
ップと、前記LEDチップをモ−ルドする透光性樹脂を
備えるLED光源において、前記LED用パッドを囲む
ように前記基板上面に撥油性被膜を設けたことを特徴と
するLED光源。 - 【請求項3】 前記撥油性被膜はシリコン若しくはフッ
素系ポリマーを主成分とする撥油剤によって形成したこ
とを特徴とする請求項1ないし2記載のLED光源。 - 【請求項4】 チップ配置用及びワイヤボンド用パッド
からなるLED用パッドを基材上面に形成した基板を準
備する工程と、該基板に前記LED用パッドを囲むよう
に撥油性被膜を設ける工程と、前記チップ配置用パッド
にLEDチップを固定して前記ワイヤボンド用パッドに
ワイヤボンド線を接続する工程と、前記撥油性被膜によ
って規定される領域内に前記LEDチップを埋めるよう
に流動状態の樹脂を配置し、該樹脂を硬化させる工程を
備えることを特徴とするLED光源の製造方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP8292791A JPH10144963A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | Led光源及びその製造方法 |
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| JP8292791A JPH10144963A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | Led光源及びその製造方法 |
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| JPH10144963A true JPH10144963A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17786389
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| JP8292791A Pending JPH10144963A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | Led光源及びその製造方法 |
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