JPH10146684A - レーザ照射装置 - Google Patents
レーザ照射装置Info
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Abstract
先端から被加工材21に向けてレーザを照射するレーザ
照射装置において、上記ホルダ4を筒体状に形成し、該
ホルダ4内に、その内面から所定間隔を隔てて同軸状に
光ファイバ2を収容し、該光ファイバ2の側面と上記ホ
ルダ4の内面との間に、被加工材21に向けて不活性ガ
スを噴出するためのガス通路7を形成した。 【効果】 光ファイバの冷却用ガスとレーザ溶接のシー
ルドガスとを兼用したので、装置の小型化および簡素化
を推進できる。
Description
バで伝送して被加工材に照射して溶接・切断等を行うレ
ーザ照射装置に係り、特に、光ファイバの冷却用のガス
と切断のアシストガスあるいは溶接のシールドガスとを
兼用させたレーザ照射装置に関する。
に照射して溶接・切断を行うレーザ照射装置として図4
に示すものが知られている。図示するようにこのレーザ
照射装置は、ケーシングa内に円柱状のホルダbを収容
し、そのホルダbにファイバ被覆cで覆われた光ファイ
バdを挿通して構成されており、光ファイバdの端部か
ら発射されたレーザをケーシングa内に取り付けたレン
ズeで集光して被加工材fに照射するものである。
Gレーザ等)を伝送すると、光ファイバdの端部では被
加工材fからの反射や回折などによって伝送光の一部が
失われ、その光が光ファイバdおよびそのファイバ被覆
cに吸収されて加熱し、焼損を惹き起こす可能性があ
る。そこで、従来、ケーシングaとホルダdとの間にウ
ォータージャケットgを形成し、そのジャケットgに水
入口ジョイントhと水出口ジョイントiとを接続して冷
却水を流し、冷却するようにしていた。
ジョイントjからケーシングa内にArやHeなどの不
活性ガスを導入し、その不活性ガスをレンズ保持部kの
近傍に形成されたガスの通路等を通して照射口mから被
加工材fに噴射し、溶接や切断際のシールドガスやアシ
ストガスとしていた。なお、上記ファイバ被覆cは、可
撓性を有するファイバ導管oで囲繞され、保護されてい
る。図中pは保持用のスペーサである。
な水冷構造とすると、ウォータージャケットgや水入口
ジョイントhや水出口ジョイントiなどが必要となるた
め、装置の径方向の寸法が大きくならざるを得ない。よ
って、例えば細径管内に挿入してその内部を溶接する等
の用途に用いることができない。
に用いるとすると、ウォータージャケットgを通過する
冷却水が放射能に汚染され、その後処理が問題となるた
め、現実には使用できない。また、冷却のための冷却水
とレーザ溶接のためのシールドガスとを別々に用いてい
るので、それらのジョイントh,i,jや流路が錯綜
し、径寸法が大きくなるばかりでなく、装置が複雑化し
てしまう。
目的は、装置の細径化および簡素化を図ったレーザ照射
装置を提供することにある。
に本発明は、ホルダ内に収容された光ファイバの先端か
ら被加工材に向けてレーザを照射するレーザ照射装置に
おいて、上記ホルダを筒体状に形成し、該ホルダ内に、
ホルダ内面から所定間隔を隔てて同軸状に光ファイバを
収容し、該光ファイバの側面と上記ホルダの内面との間
に、被加工材に向けてガスを噴出するためのガス通路を
形成したものである。
の内部に収容された光ファイバ側面との間のガス通路を
被加工材に向かって流れるガスは、反射や回折などによ
って発熱する光ファイバを冷却すると共に、溶接や切断
のシールドガスやアシストガスとしても機能する。この
ように、ホルダの軸心に沿って流れるガスを光ファイバ
の冷却用とレーザ溶接・切断のシールド用・アシスト用
とに兼用したので、装置の細径化および簡素化を図るこ
とができる。
間隔を隔てて可撓性を有する筒体状の導管で囲繞し、該
導管と光ファイバとの間に軸方向に沿ってガスを流す副
ガス通路を形成し、該副ガス通路を上記ホルダ内のガス
通路に同軸的に接続してもよい。こうすれば、ホルダ内
のガス通路と導管内の副ガス通路との取り合いが簡素化
でき、且つシステム全体が軸方向に沿ってスリムになっ
て径方向に肥大する部分がなくなる。
図面に基づいて説明する。
ーシング1内に、光ファイバ2およびそのファイバ被覆
3を収容するホルダ4が収容されている。ホルダ4は、
筒体状に形成されており、その内部にファイバ被覆3を
収容する大径穴5と光ファイバ2を収容する小径穴6と
を有している。大径穴5とファイバ被覆3との間の空
間、および小径穴6と光ファイバ2との間の空間は、後
述する不活性ガスが流れるガス通路7となる。
生装置8に接続されており、高出力のレーザ(YAGレ
ーザやヨウ素レーザ等)を伝送する。この光ファイバ2
は、ナイロン等からなるファイバ被覆3によって覆わ
れ、そのファイバ被覆3がステンレス等から蛇腹状に形
成された可撓性を有するファイバ導管9によって囲繞さ
れ、屈曲自在に保護されている。
やAr等の不活性ガスのボンベ10がバルブ11を介し
て接続されており、ファイバ導管9とファイバ被覆3と
の間の空間は、不活性ガスが流れる副ガス通路12とな
っている。すなわち、従来光ファイバ2の保護のみに利
用されていたファイバ導管9とファイバ被覆3との間の
空間を、本実施形態では不活性ガスを流すための副ガス
通路12としても用いている。
除されて露出したファイバ被覆3が上記大径穴5に挿入
され、ファイバ被覆3の先端側が所定長さ切除されて露
出した光ファイバ2が上記小径穴に挿入されている。フ
ァイバ導管9とファイバ被覆3との間には、ファイバ被
覆3を浮かせて保持するためのスペーサ13が、副ガス
通路12を流れる不活性ガスの流れを妨げないように、
周方向に所定間隔を隔てて且つ軸方向にも所定間隔を隔
てて複数設けられている。
端に気密に取り付けられた蓋部材14に、気密に接続さ
れている。これにより、上記ファイバ導管9内の副ガス
通路12とホルダ4内のガス通路7とが同軸的に連通さ
れる。ケーシング1内面とファイバ被覆3との間には、
ファイバ被覆3を保持するスペーサ15が、不活性ガス
の流れを妨げないように、周方向に所定間隔を隔てて設
けられている。また、ファイバ被覆3と大径穴5の間に
は、ファイバ被覆3を浮かせて保持するためのスペーサ
16が、不活性ガスの流れを妨げないように、周方向に
所定間隔を隔てて設けられている。
用ケーシング17が気密に接続されている。レンズ保持
用ケーシング17の内部には、光ファイバ2の端部から
発射されたレーザを集光するためのレンズ18が取り付
けられている。レンズ18とその保持部19との間に
は、上記副ガス通路12およびガス通路7を通ってレン
ズ保持用ケーシング17内の空間19に導入された不活
性ガスを、レンズ保持用ケーシング17の先端部に形成
された発射口20側へ流すための図示しないガスの通路
が形成されている。発射口20からは、レンズ18で集
光されたレーザが被加工材21に向けて発射されると共
に、上記不活性ガスが吹き出される。
いて述べる。
被覆3との間の副ガス通路12に導入された不活性ガス
(Heガスなど)は、副ガス通路12の長手方向に沿っ
てホルダ4側へ流れ、ホルダ4内のガス通路7を通って
レンズ保持用ケーシング17内の空間19に導入され、
レンズ保持部19のガスの通路を通って発射口20から
被加工材21へ吹き出される。
ガス通路7を通る際に、非加工材料21からの反射や回
折などによって発熱する光ファイバ2およびファイバ被
覆3を冷却し、その温度上昇を抑える。特に、不活性ガ
スに熱伝送率の高いHeガスを用いれば、発熱する光フ
ァイバ2およびファイバ被覆3からHeガスへの熱伝導
による冷却作用によって、光ファイバ2およびファイバ
被覆3の温度上昇を効果的に抑えることができる。
吹き出された後には、被加工材21のレーザ溶接の際に
溶接部を空気から遮断するためのシールドガスとして機
能する。すなわち、上記不活性ガスは、光ファイバ2の
冷却ガスとレーザ溶接のシールドガスとの兼用ガスとな
る。なお、不活性ガスは、光ファイバ2およびファイバ
被覆3と熱交換して暖まった状態で溶接・切断部に吹き
付けられるので、溶接部を過剰に冷却することはない。
ガスとしてだけではなく、光ファイバ2の冷却ガスとし
て用い、そのガスをホルダ4の軸心およびファイバ導管
9の軸心に沿って供給するようにしたので、図4に示す
従来のもののような光ファイバ2の冷却水が不要となっ
てそのウォータジャケットgや水入口ジョイントhや水
出口ジョイントiなどが不要となり、装置の径方向の寸
法Lを小さくできる。よって、本装置は細径管内に挿入
してその内部を溶接する等の用途に好適なものとなる。
子炉内の部品(細径管等)の補修に用いると、冷却水が
放射能に汚染され、その後処理が必要となるが、本実施
形態のように不活性ガスによる気体冷却とすれば、その
冷却後の不活性ガスを回収する必要がなくなるため、原
子炉内の部品(細径管等)の補修に好適なものとなる。
溶接のためのシールドガスとを別々に用いると、それら
のジョイントや流路が錯綜して装置が複雑化してしまう
が、本実施形態のように冷却ガスとシールドガスとを兼
用してホルダ4の軸心に沿って流すようにすれば、装置
の構成を簡素化できる。
の間の空間を利用した副ガス通路12と、装置のホルダ
4内のガス通路7とを同軸的に接続する構成としている
ので、径方向に張り出すジョイント等が不要となるばか
りでなく、これらの取り合いが簡素化できる。
切断に用いるときには、ガス通路7および副ガス通路1
2を流れるガスの種類は不活性ガスに限られず、切断時
のアシストガスとして機能する乾燥空気や酸素ガス等で
あってもよい。また、溶接・切断のいずれにあっても、
ガスに乾燥させたものを用いれば、光ファイバ2,ファ
イバ被覆3の温度変化によって惹き起こされる結露を防
止できる。
は、筒体状に形成されたホルダ4内にその内面から所定
間隔を隔てて同軸状に光ファイバ2およびそのファイバ
被覆3を収容し、光ファイバ2およびファイバ被覆3の
側面とホルダ4の内面との間に、被加工材に向けて不活
性ガスを噴出するためのガス通路7を形成して構成され
ている。
径穴6を有し、その大径穴5にファイバ被覆3が挿通さ
れてスペーサ16(固定金具)によって固定され、小径
穴2にファイバ被覆3が取り除かれた光ファイバ2が挿
通されている。スペーサ16は、周方向に所定間隔を隔
てて配置されており、ファイバ被覆3を浮かせて固定す
ると共に、光ファイバ2を小径穴6から浮かせて保持す
る。
て囲繞されている。ファイバ導管9は、ステンレス等か
らなり蛇腹状に形成されて屈曲自在となっている。ファ
イバ導管9とファイバ被覆3との間には、ファイバ被覆
3を浮かせて保持するためのスペーサ13が、周方向に
所定間隔を隔てて且つ軸方向にも所定間隔を隔てて複数
設けられている。ファイバ導管9とファイバ被覆3との
間は、不活性ガスが流れる副ガス通路12となる。
管9とファイバ被覆3との間の副ガス通路12にHeや
Arなどの不活性ガスを導入するための図示しないボン
ベがバルブを介して接続されている(図1参照)。この
構成によれば、バルブを開くことにより、ボンベ内の不
活性ガスがファイバ導管9とファイバ被覆3との間の副
ガス通路12に導入されることになる。
取り付けられている。蓋部材14はホルダ4の一端にシ
ール22を介して気密に取り付けられており、これによ
り、上記副ガス通路12がガス通路7に同軸的に接続さ
れる。ファイバ導管9の内径は大径穴5の内径と略一致
されている。
に回転式レーザトーチの保持フレーム23に取り付けら
れている。保持フレーム23には、駆動モータ24を介
して旋回フレーム25が取り付けられている。旋回フレ
ーム25は有底筒体状に形成されており、その底部に反
射鏡26を有している。この構成によれば、駆動モータ
24によって旋回フレーム25を旋回させれば、旋回フ
レーム25の側面の発射口27が軸廻りに周回する。旋
回フレーム25は被加工材としての細径管28等に挿入
される。
レーム25の内面が摺動する外径を有する筒体状のレン
ズ保持部29が取り付けられており、そのレンズ保持部
29内に光ファイバ2の端部から発射されたレーザを集
光するレンズ30が取り付けられている。レンズ30と
その保持部31との間には、図2に示すガス通路7から
レンズ30の上方の空間32に吹出された不活性ガス
を、発射口27側の空間33へ流すための図示しないガ
スの通路が形成されている。
いて述べる。
(YAGレーザ)は、レンズ30および反射鏡26を介
して発射口27から被加工材(細径管28)の溶接部に
向けて照射され、ホルダ4内のガス通路7からレンズ3
0上方の空間32に吹出された不活性ガス(Heガス)
は、発射口27から溶接部に向けて吹き出される。
に、ホルダ4内のガス通路7を流れる際に反射や回折な
どによって発熱する光ファイバ2およびファイバ被覆3
を冷却する冷却ガスとして機能する共に、発射口27か
ら吹き出された後にはレーザ溶接や切断のシールドガス
やアシストガスとしても機能する。このため、冷却のた
めのウォータジャケットgや水ジョイントh,iが不要
となって装置の簡素化および細径化を図ることができ
る。なお、上記ファイバ被覆3がナイロン製の場合、80
℃以下にする必要がある。
放射能汚染を一切心配することなく、原子炉内の細径管
28の溶接・切断等に用いることができる。また、ファ
イバ導管9とファイバ被覆3との間の空間を利用した副
ガス通路12と、装置のホルダ4内のガス通路7とを同
軸的に接続する構成としているので、径方向に張り出す
ジョイント等が不要となるばかりでなく、これらの取り
合いが簡素化できる。
照射装置によれば、光ファイバの冷却用ガスとレーザ溶
接・切断用のシールドガス・アシストガスとを兼用し、
かかるガスをホルダの軸心に沿って供給するようにした
ので、装置の小径化および簡素化を推進できる。
断面図である。
面図である。
レーザトーチを示す側断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 ホルダ内に収容された光ファイバの先端
から被加工材に向けてレーザを照射するレーザ照射装置
において、上記ホルダを筒体状に形成し、該ホルダ内
に、その内面から所定間隔を隔てて同軸状に光ファイバ
を収容し、該光ファイバの側面と上記ホルダの内面との
間に、被加工材に向けてガスを噴出するためのガス通路
を形成したことを特徴とするレーザ照射装置。 - 【請求項2】 上記光ファイバをその側面から所定間隔
を隔てて可撓性を有する筒体状の導管で囲繞し、該導管
と光ファイバとの間に軸方向に沿ってガスを流す副ガス
通路を形成し、該副ガス通路を上記ホルダ内のガス通路
に同軸的に接続した請求項1記載のレーザ照射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8309269A JPH10146684A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | レーザ照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8309269A JPH10146684A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | レーザ照射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10146684A true JPH10146684A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17990966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8309269A Pending JPH10146684A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | レーザ照射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10146684A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102240849A (zh) * | 2010-05-13 | 2011-11-16 | 松下电器产业株式会社 | 接合装置、接合方法、以及电池 |
| JP2011255420A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-12-22 | Panasonic Corp | 接合装置および接合方法ならびに電池 |
| JP2016068138A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 三菱重工業株式会社 | レーザ切断装置 |
| WO2018008622A1 (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 学校法人慶應義塾 | 光照射プローブ及びその製造方法 |
| JP2021016893A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 三菱重工業株式会社 | レーザ加工装置の接続構造 |
| CN119319311A (zh) * | 2024-10-21 | 2025-01-17 | 无锡朗贤轻量化科技股份有限公司 | 一种金属粉末激光拼焊生产的加工装置 |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP8309269A patent/JPH10146684A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102240849A (zh) * | 2010-05-13 | 2011-11-16 | 松下电器产业株式会社 | 接合装置、接合方法、以及电池 |
| JP2011255420A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-12-22 | Panasonic Corp | 接合装置および接合方法ならびに電池 |
| JP2016068138A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 三菱重工業株式会社 | レーザ切断装置 |
| WO2018008622A1 (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 学校法人慶應義塾 | 光照射プローブ及びその製造方法 |
| JP2021016893A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 三菱重工業株式会社 | レーザ加工装置の接続構造 |
| CN119319311A (zh) * | 2024-10-21 | 2025-01-17 | 无锡朗贤轻量化科技股份有限公司 | 一种金属粉末激光拼焊生产的加工装置 |
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