JPH10146806A - 木材処理用組成物 - Google Patents

木材処理用組成物

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JPH10146806A
JPH10146806A JP30819096A JP30819096A JPH10146806A JP H10146806 A JPH10146806 A JP H10146806A JP 30819096 A JP30819096 A JP 30819096A JP 30819096 A JP30819096 A JP 30819096A JP H10146806 A JPH10146806 A JP H10146806A
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JP
Japan
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wood
water
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acrylate
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Application number
JP30819096A
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English (en)
Inventor
Akio Harada
昭夫 原田
Kouji Oogato
孝司 大加戸
Hideo Takeuchi
英夫 武内
Shinichi Sasaki
伸一 佐々木
Shinichi Fujii
新一 藤井
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Nittetsu Fine Products Co Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Highpolymer Co Ltd
Nittetsu Fine Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多量の処理剤の注入が可能であり、これによ
って水分に対する寸法安定性を付与でき、さらに抗膨張
能および耐流脱性に優れる木材処理用組成物の提供。 【解決手段】 [A](1)イソボルニルアクリレート
またはイソボルニルメタクリレートを0.1〜20重量
%、(2)アクリル酸アルキルエステルを10〜80重
量%および(3)前記アクリル酸アルキルエステルと共
重合可能なモノマーを19〜60重量%含むモノマー成
分の重合体からなる油面接着型エマルジョンの固形分1
00重量部に対し、[B]水への溶解度が20g/10
0g以下のプロピレン系グリコールエーテル0.4〜4
0重量部を配合してなる木材処理用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材処理用組成物
に関するものであり、さらに詳しくは本発明は、木材の
割れを防止し、寸法を安定させ、しかも木材の防腐処理
にも使用可能な木材処理用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木材の防腐処理剤の薬液として
は、銅・クロム・砒素を含有するいわゆるCCA系防腐
剤やクレオソート油が代表的である。これらの薬液は優
れた防腐剤であるが、木材の干割れ防止性がなく、処理
された木材は、極めて割れやすく、割裂も大きい。ま
た、木材からの薬液の流脱が大きい。
【0003】またCCA薬液は、保存処理工場で作業に
従事する人達の健康障害や処理木材を焼却する際に発生
する有毒ガスの問題がある。
【0004】さらにクレオソート油は、油性で疎水性で
あるため、高含水率の木材への浸透が悪く、揮発性が高
いため悪臭を放つ上に、皮膚に対する刺激性が高いため
に長くその蒸気にさらされると皮膚への悪影響が無視で
きなくなる。さらに、黒褐色の注入物であるため、作業
服を汚損する欠点がある。
【0005】木材の干割れ防止処理剤として、SBRラ
テックスを木材表面に塗布する方法が特開昭54−11
0234号公報に記載されているが、経時安定性が悪
く、ラテックス皮膜が長時間の屋外暴露の際、劣化を起
こし、十分な干割れ防止効果が得られない。
【0006】また、木材ひび割れ防止塗料として、SB
RラテックスもしくはNBRラテックスとポリアルキレ
ンオキサイド基を有する化合物とを含む塗料を、木材表
面に塗布する方法が特開昭60−255866号公報に
記載されているが、ポリアルキレンオキサイド基を有す
る化合物は親水性化合物であり、長年風雨にさらされる
と流脱し、十分な干割れ防止効果が得られない。
【0007】さらには、低揮発性オリゴマーと水とのエ
マルジョンによる木材処理剤が特開昭55−11804
4号公報に、また、水溶性改質剤およびエマルジョンに
よる木材処理剤が特開平5−69412号公報に記載さ
れているが、低揮発性オリゴマー、水溶性改質剤、いず
れも親水性化合物であり、経時で流脱し十分な干割れ防
止効果が得られない。また、上記のようなエマルジョン
は親水性リッチであるので、木材中の油性樹脂分が多い
と注入量が限定される。
【0008】さらには、木材内部に含浸してから硬化
し、処理剤の流脱を防止し、木の収縮を抑制する水溶性
充填硬化剤からなる木材加工剤が特開平4−30720
4号公報に記載されているが、水溶性充填硬化剤がユリ
ヤ/ホルマリン等の揮発性原料であるため作業環境に考
慮を払う必要があり、また水溶性のために流脱防止効果
も不十分である。
【0009】上記とは別に、細胞膜中の結合水をポリエ
チレングリコールのような水溶性溶剤で置換することも
行われている。しかし、この置換された溶剤は長時間た
つと、水溶性溶剤のため流脱が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】木材は一般に木材自体
の30〜200%の範囲の水分が含まれており(含水率
即ち全重量に対するパーセント)、そのうち30〜40
%は結合水(細胞膜中に浸潤している水分)であり、他
は自由水(細胞内腔および細胞間隙等の水分)である。
未乾燥の木材を大気中に放置した場合、先ず木材表面か
ら自由水の蒸発が起こる。この水分を補うため、木材内
部の水分が表面に拡散する。しかし、木材表面からの自
由水の蒸発が極めて急激な場合、木材内部からの水分の
補給が蒸発水分に応じきれず、やがて木材表面層から結
合水が蒸発するようになり、表面層の収縮が起こる。木
材中心部が自由水を保持した状態であるにもかかわら
ず、木材表面層のみが結合水を失って収縮を開始した場
合、収縮応力の分布が不均一となり、木材表面層に亀裂
いわゆる干割れが発生することになる。
【0011】本発明の目的は、これらの従来の課題を解
決し、多量の処理剤の注入が可能であり、これによって
水分に対する寸法安定性を付与でき、さらに抗膨張能お
よび耐流脱性に優れる木材処理用組成物を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、細胞内結合水を疎水性リッチ溶剤、即ち、水に対
する溶解度が20g/100g以下のプロピレン系グリ
コールエーテルで置換することにより、寸法安定性およ
び耐流脱性を大幅に向上させることができ、また細胞腔
への油面接着型イソボルニルアクリレート/アクリル酸
アルキルエステル系エマルジョンの充填により、木材中
の蒸発水分の低減と同時に、流脱防止効果を向上させる
ことが可能となり本発明を完成することができた。
【0013】すなわち本発明は、 [A] (1)イソボルニルアクリレートまたはイソボ
ルニルメタクリレートを0.1〜20重量%、(2)ア
クリル酸アルキルエステルを10〜80重量%および
(3)前記アクリル酸アルキルエステルと共重合可能な
モノマーを19〜60重量%含むモノマー成分の重合体
からなる油面接着型エマルジョンの固形分100重量部
に対し、 [B] 水への溶解度が20g/100g以下のプロピ
レン系グリコールエーテル0.4〜40重量部を配合し
てなる木材処理用組成物を提供するものである。
【0014】また本発明は、(1)イソボルニルアクリ
レートまたはイソボルニルメタクリレートを0.5〜1
0重量%、(2)アクリル酸アルキルエステルを20〜
70重量%および(3)前記アクリル酸アルキルエステ
ルと共重合可能なモノマーを30〜50重量%含むモノ
マー成分を使用する前記の木材処理用組成物を提供する
ものである。
【0015】本発明で使用される(1)成分として使用
されるイソボルニルアクリレートまたはイソボルニルメ
タクリレートは、下記の構造を有するものである。
【0016】
【化1】
【0017】(式中、RはHまたはCH3を示す)
【0018】上記、イソボルニルアクリレートまたはイ
ソボルニルメタクリレートは、その構造からみられるよ
うに高度な親油性に富み、各モリマー成分との相互作用
により、木材中の油性樹脂分を吸収取り込み、組成物の
木材への注入を容易にさせ、結果として注入量を多くで
きるものと考えられる。
【0019】親油性を付与するためには、イソボルニル
アクリレートまたはイソボルニルメタクリレートの使用
量は、全モノマー成分中0.1〜20重量%、より好ま
しくは0.5〜10重量%である。0.1重量%より少
ない場合には、親油性に乏しく、油性樹脂分をよく吸収
し得ない。20樹脂%を超えて使用する場合には、乾燥
皮膜が硬すぎて成膜しにくい等好ましくない。
【0020】本発明で使用される(2)成分のアクリル
酸アルキルエステルとしては、アクリル酸のC1〜C12
アルキルエステル、例えばアクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸プロピル、ア
クリル酸イソプロピル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸デシル、アクリル
酸ドデシル等が挙げられ、これらの一種またはそれ以上
を併用することができる。アクリル酸アルキルエステル
の使用量は、全モノマー成分中10〜80重量%、好ま
しくは20〜70重量%である。10重量%より少ない
場合には、皮膜形成能が悪く、皮膜にクラック等を生ず
る場合があり、好ましくない。80重量%を超えて使用
する場合には、形成される皮膜が軟らかくなり過ぎ、ブ
ロッキング等の問題を起こしやすく、好ましくない。
【0021】本発明において(3)成分として使用され
るアクリル酸アルキルエステルと共重合可能なモノマー
としては、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メ
タクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒド
ロキシイソプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、ポリエチレングリコールモノメタクリレート等のメ
タクリル酸のC1〜C12アルキルエステル、スチレン、
アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、α−
メチルスチレン、アクリロニトリル、塩化ビニリデン、
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマール酸、
マレイン酸、クロトン酸およびジカルボン酸の無水物、
グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、
グリシジルクロトネート、グリシジルアリルエーテル等
が挙げられる。これらの中でスチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリル酸メチルが最も重要で実用的である。
【0022】アクリル酸アルキルエステルと共重合可能
なモノマーの使用量は、全モノマー成分中19〜60重
量%であり、より好ましくは30〜50重量%である。
19重量%より少ない場合には、形成される皮膜が軟ら
かくなり過ぎ、ブロッキング等の問題を起こしやすく、
好ましくない。また60重量%より超えて使用する場合
には、皮膜形成能が悪く、皮膜にクラック等を生ずる場
合があり、好ましくない。
【0023】なお、上記(1)〜(3)成分のモノマー
成分の重量%は、これら3成分の合計が100重量%と
なるように選択される。
【0024】本発明で使用される[A]油面接着型エマ
ルジョンを製造するにあたっては、前記各モノマー成分
を公知の乳化剤と重合開始剤との存在下で従来公知の乳
化重合法による合成法がそのまま使える。例えば前記各
モノマー成分の総重量に対して、0.1〜1.0重量%
に相当する重合開始剤および0.1〜3重量%に相当す
る乳化剤の存在下で重合すると、固形分濃度が通常30
〜60重量%のエマルジョンを得ることができる。
【0025】本発明で使用される[A]油面接着型エマ
ルジョンを製造するための乳化剤としては、公知のアニ
オン性、ノニオン性、カチオン性の乳化剤、あるいは反
応性乳化剤等いずれも使用可能である。また重合開始剤
としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過
硫酸塩、過酸化水素、ベンゾイルパーオキサイド、クメ
ンハイドロパーオキサイド、tert−ブチルハイドロパー
オキサイド等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル
等が一般に用いられるが、とくに水溶性重合開始剤およ
び水溶性のレドックス型重合開始剤が好適である。
【0026】本発明においては、[B]成分として、細
胞内結合水を疎水性リッチ溶剤、即ち、水に対する溶解
度が20g/100g以下のプロピレン系グリコールエ
ーテルで置換することにより、寸法安定性や耐流脱性を
大幅に向上させることができた。
【0027】プロピレン系グリコールエーテルは疎水性
リッチのため、エマルジョンと混和されると、エマルジ
ョン粒子内部に多く存在することになる。また例えば水
溶性の乳化剤を使用した場合、これに取り囲まれている
エマルジョンは水になじみがよく、高含水木材において
も含浸し易い。これ故、プロピレングリコールエーテル
系の溶剤は疎水性リッチではあるが、水となじみのよい
エマルジョン粒子内にあるため、高含木材においても含
浸し易い。
【0028】水に対する溶解度が20g/100g以下
のプロピレン系グリコールエーテルとしては、プロピレ
ングリコールn−ブチルエーテル(PnB)、プロピレ
ングリコールメチルエーテルアセテート(PMA)、ジ
プロピレングリコールn−ブチルエーテル、トリプロピ
レングリコールn−ブチルエーテル、プロピレングリコ
ールジアセテート、プロピレングリコールフェニルエー
テル等が例示され、中でも好ましくはプロピレングリコ
ールn−ブチルエーテル(PnB)、プロピレングリコ
ールメチルエーテルアセテート(PMA)がよい。
【0029】これらのプロピレン系グリコールエーテル
は、前記[A]油面接着型エマルジョンの固形分100
重量部に対し、0.4〜40重量部、好ましくは1〜3
5重量部で使用される。0.4重量部未満では干割れ防
止効果が劣る。逆に40重量部を超えると経時安定性が
劣る。
【0030】本発明の組成物には、必要に応じて防腐
剤、殺菌剤、防黴剤、着色剤等を添加しても差し支えな
い。
【0031】木材の加工処理法は、組成物を木材に有効
に含浸させ得れば、従来の方法のいずれでも適用できと
くに制限されない。例えば耐圧缶を用い、減圧、加圧方
式によって薬液を木材へ含浸させることができる。ま
た、単純な浸漬法も採用することができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、これらは例示にすぎず、本発明の範囲を限定
するものではない。なお、実施例および比較例中、部お
よび%は特記しない限り重量基準である。
【0033】実施例1.温度計、撹拌ペラ、還流冷却器
および滴下ロートを備えた反応容器に、下式
【0034】
【化2】
【0035】で示される反応型乳化剤(アデカリアソー
プSE−10N、旭電化工業(株)製)2.0部と水3
42.1部を加え、温度を75℃に昇温した。一方、水
244.5部に、上記式で示される反応型乳化剤(アデ
カリアソープSE−10N)2.0部を加えて溶解し、
これに(1)成分としてイソボルニルメタクリレート2
5部、(2)成分としてアクリル酸2−エチルヘキシル
230部、(3)成分としてスチレン230部、グリシ
ジルメタクリレート19部およびメタクリル酸12.5
部の不飽和モノマー混合物を添加撹拌し、よく乳化して
からこれを滴下ロートに入れた。次に、このモノマー混
合物の5%を反応容器に移し、重合開始剤として0.5
部の過硫酸カリウムを加えて80℃に昇温してから10
分保持した後、残りのモノマー混合物の乳化物と3%の
過硫酸カリウム水溶液50.0部とを3時間かけて反応
容器に均一滴下した。滴下終了後、80℃で1時間熟成
反応を行なった後、室温に冷却し、アンモニア水3.5
部を加えて中和し、固形分濃度が45重量%のエマルジ
ョンを得た。このエマルジョン100部に対し水の溶解
度が5g/100gのプロピレングリコールn−ブチル
エーテル(PnB)を5部加え、本発明の組成物を得
た。
【0036】次いで、耐圧缶を用い、720mmHgで12
0分減圧し、さらに20kg/cm2で240分加圧すること
によって、上記で得た組成物を含水率30%以下のケン
パス芯材(注入性、抗膨張能測定用は20×20×10
0mm、耐流脱性測定用は20×20×10mm)へ含浸さ
せ、注入性、抗膨張能、耐流脱性(木口析出性)の試験
を行った。得られた結果を表1に示す。
【0037】ここで、評価および算出方法は下記により
行なった。
【0038】
【数1】
【0039】抗膨張能の評価は、処理試験片20×20
×100mmを密閉内のKNO3飽和水溶液上に20℃で
静置し(93%RH)30日間吸湿させ、次いで20℃
の蒸留水中、水面下3cmに30日間静置し吸水させ重
量、寸法変化を測定し、未処理材との比較から次式によ
り求めた。
【0040】
【数2】
【0041】耐流脱性の評価は、処理試験片20×20
×10mmおよび未処理試験片20×20×10mmを、そ
れぞれのビーカーに入れ、試験片容積の10倍量の脱イ
オン水を加え、試験片を水面下に沈め、マグネチックス
ターラを用い、25℃で回転子を毎分400〜450回
転させ、8時間撹拌し流脱させる。流脱操作を終わった
試験片を、直ちに温度60℃の循環式乾燥器中に16時
間静置し、揮散分を揮散させ、次式により求めた。
【0042】
【数3】耐流脱性 = 組成物成分残留率(%)
【0043】実施例2.プロピレングリコールn−ブチ
ルエーテル(PnB)を1部としたこと以外は、実施例
1を繰り返した。
【0044】実施例3.プロピレングリコールn−ブチ
ルエーテル(PnB)を10部としたこと以外は、実施
例1を繰り返した。
【0045】実施例4.プロピレングリコールn−ブチ
ルエーテル(PnB)を15部としたこと以外は、実施
例1を繰り返した。
【0046】実施例5.プロピレングリコールn−ブチ
ルエーテル(PnB)5部の代わりに、水の溶解度が1
9g/100gのプロピレングリコールメチルエーテル
アセテート(PMA)5部を使用したこと以外は、実施
例1を繰り返した。
【0047】実施例6.スチレンの使用量を252.5
部およびイソボルニルメタクリレートの使用量を2.5
部としたこと以外は、実施例1を繰り返した。
【0048】比較例1.イソボルニルメタクリレートの
使用量を0部としたエマルジョン(アクリル酸アルキル
エステル系エマルジョン)を用いたこと以外は、実施例
1を繰り返した。
【0049】比較例2.イソボルニルメタクリレートの
使用量を0部としたエマルジョン(アクリル酸アルキル
エステル系エマルジョン)を、木材処理剤とし、実施例
1と同様の試験に供した。
【0050】比較例3.実施例1において、プロピレン
グリコールn−ブチルエーテル(PnB)5部の代わり
に水溶性であるポリエチレングリコール(PEG)5部
を用いたこと以外は、実施例1を繰り返した。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】本発明のよれば、多量の処理剤の注入が
可能であり、これによって水分に対する寸法安定性を付
与でき、さらに抗膨張能および耐流脱性に優れる木材処
理用組成物が提供される。本発明の組成物で処理された
木材は、公園、広場の環境施設、建築部材、住宅環境施
設、および交通関連施設等に幅広く利用することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 伸一 岩手県釜石市野田町2−20−27 (72)発明者 藤井 新一 岩手県上閉伊郡大槌町桜木町11−12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】[A] (1)イソボルニルアクリレート
    またはイソボルニルメタクリレートを0.1〜20重量
    %、(2)アクリル酸アルキルエステルを10〜80重
    量%および(3)前記アクリル酸アルキルエステルと共
    重合可能なモノマーを19〜60重量%含むモノマー成
    分の重合体からなる油面接着型エマルジョンの固形分1
    00重量部に対し、 [B] 水への溶解度が20g/100g以下のプロピ
    レン系グリコールエーテル0.4〜40重量部を配合し
    てなる木材処理用組成物。
  2. 【請求項2】 (1)イソボルニルアクリレートまたは
    イソボルニルメタクリレートを0.5〜10重量%、
    (2)アクリル酸アルキルエステルを20〜70重量%
    および(3)前記アクリル酸アルキルエステルと共重合
    可能なモノマーを30〜50重量%含むモノマー成分を
    使用する請求項1に記載の木材処理用組成物。
JP30819096A 1996-11-19 1996-11-19 木材処理用組成物 Pending JPH10146806A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129965A1 (ja) * 2007-04-16 2008-10-30 Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. 着色組成物およびそれを用いたカラーフィルタ
CN111660392A (zh) * 2020-06-17 2020-09-15 深圳市绿泰环保科技有限公司 一种新型木材防裂剂

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WO2008129965A1 (ja) * 2007-04-16 2008-10-30 Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. 着色組成物およびそれを用いたカラーフィルタ
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