JPH10147912A - 橋梁の撤去および架設方法 - Google Patents
橋梁の撤去および架設方法Info
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- JPH10147912A JPH10147912A JP31028196A JP31028196A JPH10147912A JP H10147912 A JPH10147912 A JP H10147912A JP 31028196 A JP31028196 A JP 31028196A JP 31028196 A JP31028196 A JP 31028196A JP H10147912 A JPH10147912 A JP H10147912A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 橋桁を、安価なコストで迅速に撤去し、およ
び、橋桁の架設を迅速に行う。 【解決手段】 側径間桁(2、4)の両端を中央径間桁
3および隣接する側径間桁(1、5)上の吊り下げ機構
7で両端支持しながら切断し、該切断された側径間桁
(2、4)の下方にジャッキ付の台船9を配置し、前記
切断された側径間桁(2、4)を前記吊り下げ機構7で
降下させながら台船9のジャッキで支持して前記切断さ
れた側径間桁(2、4)を橋体から離脱させた後に、中
央径間桁3の下方に吊り上げ機構付の台船11を配置
し、該台船の吊り上げ機構12により前記中央径間桁3
を持ち上げて橋体から離脱させることを特徴とする橋梁
の撤去方法である。また、架設は前述の撤去工程を逆に
行う橋梁の架設方法である。
び、橋桁の架設を迅速に行う。 【解決手段】 側径間桁(2、4)の両端を中央径間桁
3および隣接する側径間桁(1、5)上の吊り下げ機構
7で両端支持しながら切断し、該切断された側径間桁
(2、4)の下方にジャッキ付の台船9を配置し、前記
切断された側径間桁(2、4)を前記吊り下げ機構7で
降下させながら台船9のジャッキで支持して前記切断さ
れた側径間桁(2、4)を橋体から離脱させた後に、中
央径間桁3の下方に吊り上げ機構付の台船11を配置
し、該台船の吊り上げ機構12により前記中央径間桁3
を持ち上げて橋体から離脱させることを特徴とする橋梁
の撤去方法である。また、架設は前述の撤去工程を逆に
行う橋梁の架設方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川等の橋梁の撤
去および架設方法に関する。
去および架設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】河川等の水路に架設されている橋梁は、
道路事情または老朽化のため、撤去して新規橋梁に架設
替えする需要が増大している。
道路事情または老朽化のため、撤去して新規橋梁に架設
替えする需要が増大している。
【0003】既設橋梁の撤去方法の従来技術として、
「道路構造物の解体技術に関する調査研究報告書」
((財)道路保全技術センター道路構造物保全協会解体
部会)によれば、図10、図11に示す方法が知られて
いる。
「道路構造物の解体技術に関する調査研究報告書」
((財)道路保全技術センター道路構造物保全協会解体
部会)によれば、図10、図11に示す方法が知られて
いる。
【0004】図10は、従来技術における橋梁の撤去方
法を示した側面図で、橋桁20上の床版コンクリート2
1を除去し橋軸方向で分割した主桁22を、橋体上のク
ローラクレーン23で吊り上げ、トラック24に積込み
解体場所へ撤去する方法(以下、従来技術1という。)
である。尚、P1 、P2 、P3 、P4 は橋脚であり、6
は水路面、A2 は橋台である。
法を示した側面図で、橋桁20上の床版コンクリート2
1を除去し橋軸方向で分割した主桁22を、橋体上のク
ローラクレーン23で吊り上げ、トラック24に積込み
解体場所へ撤去する方法(以下、従来技術1という。)
である。尚、P1 、P2 、P3 、P4 は橋脚であり、6
は水路面、A2 は橋台である。
【0005】また、図11は、他の従来技術における橋
梁の撤去方法を示した側面図で、ゲルバー桁30上の床
版コンクリートを除去し橋軸方向で分割した主桁31
を、橋台A1 ,A2 側はトラッククレーン32で撤去
し、水路面6側の主桁31は、桁受け33が設けられた
台船34を主桁31の下部に位置させ、満潮を利用して
主桁31を持ち上げ、撤去する方法(以下、従来技術2
という。)である。
梁の撤去方法を示した側面図で、ゲルバー桁30上の床
版コンクリートを除去し橋軸方向で分割した主桁31
を、橋台A1 ,A2 側はトラッククレーン32で撤去
し、水路面6側の主桁31は、桁受け33が設けられた
台船34を主桁31の下部に位置させ、満潮を利用して
主桁31を持ち上げ、撤去する方法(以下、従来技術2
という。)である。
【0006】また、橋梁の架設方法として、前述の図1
0および図11の撤去工程とは逆の工程で橋桁を架設す
る方法、あるいは、ケーブルクレーン片持式工法等が知
られている。
0および図11の撤去工程とは逆の工程で橋桁を架設す
る方法、あるいは、ケーブルクレーン片持式工法等が知
られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、橋桁の
撤去方法における前記従来技術1は、クローラクレーン
を用いる方法であるから、吊られる主桁は35トン程度
が限度となり、橋脚スパンが短い比較的小型の橋梁であ
るか、または、軽量化のため床版コンクリートを除去し
た橋桁を橋軸方向に分割した主桁とする必要があり、作
業効率が悪いという問題点がある。
撤去方法における前記従来技術1は、クローラクレーン
を用いる方法であるから、吊られる主桁は35トン程度
が限度となり、橋脚スパンが短い比較的小型の橋梁であ
るか、または、軽量化のため床版コンクリートを除去し
た橋桁を橋軸方向に分割した主桁とする必要があり、作
業効率が悪いという問題点がある。
【0008】また、前記従来技術2は、台船を用いるも
のの満潮時を利用して主桁を持ち上げ、撤去する方法で
あるので、撤去作業に長時間を要するという問題点があ
り、また、長時間の作業は、他の通航船の航行を阻害す
るという問題点がある。
のの満潮時を利用して主桁を持ち上げ、撤去する方法で
あるので、撤去作業に長時間を要するという問題点があ
り、また、長時間の作業は、他の通航船の航行を阻害す
るという問題点がある。
【0009】また、前記従来技術以外の想定技術とし
て、橋梁の撤去に大型のフローティングクレーンを使用
すれば一挙に解決できるが、通常、河川等の水路には複
数の橋が架設されており、前記大型のフローティングク
レーンは、他の既設橋梁の下部の通航が不可能であり、
使用できない制約がある。
て、橋梁の撤去に大型のフローティングクレーンを使用
すれば一挙に解決できるが、通常、河川等の水路には複
数の橋が架設されており、前記大型のフローティングク
レーンは、他の既設橋梁の下部の通航が不可能であり、
使用できない制約がある。
【0010】さらに、橋桁の架設方法としての前述の従
来技術においては、撤去と同様に小ブロックでの架設と
なり、あるいは、干満を利用する方法であり架設効率が
悪い問題点がある。また、橋桁の架設方法として大型フ
ローティングクレーンにより一括搭載方式があるが、既
設の他の橋梁が架設されている河川等では、該大型フロ
ーティングクレーンの通航が不可能であったり、設備コ
ストが高くつく問題がある。
来技術においては、撤去と同様に小ブロックでの架設と
なり、あるいは、干満を利用する方法であり架設効率が
悪い問題点がある。また、橋桁の架設方法として大型フ
ローティングクレーンにより一括搭載方式があるが、既
設の他の橋梁が架設されている河川等では、該大型フロ
ーティングクレーンの通航が不可能であったり、設備コ
ストが高くつく問題がある。
【0011】本発明は、河川等の水路に架設された橋桁
の撤去および架設作業を、安全かつ迅速に行うことを目
的とするものである。
の撤去および架設作業を、安全かつ迅速に行うことを目
的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する第
一の手段は、側径間桁の両端を、中央径間桁および隣接
する側径間桁上の吊り下げ機構で両端支持しながら切断
し、該切断された側径間桁の下方に台船を配置し、前記
切断された側径間桁を前記吊り下げ機構で降下させなが
ら台船で支持して前記切断された側径間桁を橋体から離
脱させた後に、中央径間桁の下方に吊り上げ機構付の台
船を配置し、該台船の吊り上げ機構により前記中央径間
桁を持ち上げて橋体から離脱させることを特徴とする橋
梁の撤去方法により解決される。
一の手段は、側径間桁の両端を、中央径間桁および隣接
する側径間桁上の吊り下げ機構で両端支持しながら切断
し、該切断された側径間桁の下方に台船を配置し、前記
切断された側径間桁を前記吊り下げ機構で降下させなが
ら台船で支持して前記切断された側径間桁を橋体から離
脱させた後に、中央径間桁の下方に吊り上げ機構付の台
船を配置し、該台船の吊り上げ機構により前記中央径間
桁を持ち上げて橋体から離脱させることを特徴とする橋
梁の撤去方法により解決される。
【0013】前述の第一の手段によれば、橋桁の撤去
は、側径間桁または中央径間桁単位に撤去されるので、
短時間に作業を終えることができ、また、側径間桁は支
承沓および橋脚が干渉しない切断位置で切断し、下降さ
せることにより撤去し、残された中央径間桁は、支承沓
で支持させ、台船の吊り上げ機構により支承沓より上方
へ持ち上げで撤去される。
は、側径間桁または中央径間桁単位に撤去されるので、
短時間に作業を終えることができ、また、側径間桁は支
承沓および橋脚が干渉しない切断位置で切断し、下降さ
せることにより撤去し、残された中央径間桁は、支承沓
で支持させ、台船の吊り上げ機構により支承沓より上方
へ持ち上げで撤去される。
【0014】側径間桁は、中央径間桁および隣接する側
径間桁上に設けた吊り下げ機構で支持されながら切断さ
れ、下方へ移動して撤去される。
径間桁上に設けた吊り下げ機構で支持されながら切断さ
れ、下方へ移動して撤去される。
【0015】前述の課題を解決する第二の手段は、切断
された側径間桁は、台船のジャッキで支持されることを
特徴とする前記第一の手段に記載の橋梁の撤去方法によ
り解決される。
された側径間桁は、台船のジャッキで支持されることを
特徴とする前記第一の手段に記載の橋梁の撤去方法によ
り解決される。
【0016】前述の第二の手段によれば、台船にジャッ
キを設け、該ジャッキに側径間桁を支持させて解体地へ
運び、陸揚げに際し、該ジャッキを昇降手段として使用
することにより、干満差等の台船のドラフト調整が行
え、撤去した側径間桁の陸揚げが迅速に行える。
キを設け、該ジャッキに側径間桁を支持させて解体地へ
運び、陸揚げに際し、該ジャッキを昇降手段として使用
することにより、干満差等の台船のドラフト調整が行
え、撤去した側径間桁の陸揚げが迅速に行える。
【0017】前述の課題を解決する第三の手段は、台船
上で運搬されてきた中央径間桁を該台船の吊り上げ機構
により持ち上げて橋脚に支持させた後、架設位置に台船
で運搬されてきた側径間桁を中央径間桁および隣接する
側径間桁上の吊り上げ機構で両端支持しながら吊り上
げ、該側径間桁を前記中央径間桁および隣接する側径間
桁に接合することを特徴とする橋梁の架設方法により解
決される。
上で運搬されてきた中央径間桁を該台船の吊り上げ機構
により持ち上げて橋脚に支持させた後、架設位置に台船
で運搬されてきた側径間桁を中央径間桁および隣接する
側径間桁上の吊り上げ機構で両端支持しながら吊り上
げ、該側径間桁を前記中央径間桁および隣接する側径間
桁に接合することを特徴とする橋梁の架設方法により解
決される。
【0018】前述の第三の手段によれば、中央径間桁
は、吊り上げ機構付の台船で一挙に支承沓で支持、架設
できるので作業が迅速であり、また、側径間桁は中央径
間桁および隣接する側径間桁上に固定された吊り上げ機
構で両端支持しながら吊り上げ架設されるので、吊り上
げ精度が確保され、中央径間桁および隣接する側径間桁
との接合が容易である。
は、吊り上げ機構付の台船で一挙に支承沓で支持、架設
できるので作業が迅速であり、また、側径間桁は中央径
間桁および隣接する側径間桁上に固定された吊り上げ機
構で両端支持しながら吊り上げ架設されるので、吊り上
げ精度が確保され、中央径間桁および隣接する側径間桁
との接合が容易である。
【0019】前述の課題を解決する第四の手段は、架設
される側径間桁が台船上に設けたジャッキ上で運ばれ、
架設位置に配置されることを特徴とする前記第三の手段
に記載の橋梁の架設方法により解決される。
される側径間桁が台船上に設けたジャッキ上で運ばれ、
架設位置に配置されることを特徴とする前記第三の手段
に記載の橋梁の架設方法により解決される。
【0020】前述の第四の手段によれば、側径間桁がジ
ャッキ上に載置されているので、架設の据付け調整が容
易であり、また、製作ヤードからの積出しが、干満差等
のドラフト調整に対し、該ジャッキにより容易に行え
る。
ャッキ上に載置されているので、架設の据付け調整が容
易であり、また、製作ヤードからの積出しが、干満差等
のドラフト調整に対し、該ジャッキにより容易に行え
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる橋梁の撤去
方法について、図面を参照しながら説明する。
方法について、図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は、連続箱桁橋で例示した本発明にか
かる橋梁の撤去方法の工程を示す橋梁の側面図である。
かる橋梁の撤去方法の工程を示す橋梁の側面図である。
【0023】図1において、1、2、3、4、5は連続
箱桁からなる橋梁の橋桁で、その中で1、2、4、5は
側径間桁、3は中央径間桁である。
箱桁からなる橋梁の橋桁で、その中で1、2、4、5は
側径間桁、3は中央径間桁である。
【0024】前記橋桁1、2、3、4、5は、橋脚
P1 、P2 、P3 、P4 上に架けられており、6は河川
等の水路を示す。尚、橋桁1、5の陸側端部は図示しな
い橋台で支持されている。
P1 、P2 、P3 、P4 上に架けられており、6は河川
等の水路を示す。尚、橋桁1、5の陸側端部は図示しな
い橋台で支持されている。
【0025】7は、底部を橋桁1、3、5上に固定した
吊り下げ機構で、該吊り下げ機構7は、ジャッキ7aと
架構7bとから構成され、ジャッキ7aは橋桁下部に係
止されたストランド等の吊り索7cを2ケのクランプ
(図示せず)で交互に把持しシリンダー機構(図示せ
ず)で該把持状態のクランプを上下動されることにより
橋桁の上昇、下降を行わせるもので、VSLジャッキ
(商標)として公知のものである。該吊り下げ機構7
は、同様の機能のものであれば、特に、前記VSLジャ
ッキに限定されない。
吊り下げ機構で、該吊り下げ機構7は、ジャッキ7aと
架構7bとから構成され、ジャッキ7aは橋桁下部に係
止されたストランド等の吊り索7cを2ケのクランプ
(図示せず)で交互に把持しシリンダー機構(図示せ
ず)で該把持状態のクランプを上下動されることにより
橋桁の上昇、下降を行わせるもので、VSLジャッキ
(商標)として公知のものである。該吊り下げ機構7
は、同様の機能のものであれば、特に、前記VSLジャ
ッキに限定されない。
【0026】本発明においては、まず、側径間桁4の撤
去から開始する。前記吊り下げ機構7、7で側径間桁4
の両端を吊持した状態で切断線8を切断する。切断位置
は、連続桁の場合、側径間桁4のモーメントの反曲点ま
たはその近傍が望ましい。
去から開始する。前記吊り下げ機構7、7で側径間桁4
の両端を吊持した状態で切断線8を切断する。切断位置
は、連続桁の場合、側径間桁4のモーメントの反曲点ま
たはその近傍が望ましい。
【0027】切断と並行して、側径間桁4の下方に台船
9(9A,9B)を配置しておく。尚、9′は前記台船
9A,9Bの連結体である。
9(9A,9B)を配置しておく。尚、9′は前記台船
9A,9Bの連結体である。
【0028】図2は、本発明の次工程を示した側面図
で、切断が完了したら吊り下げ機構7で側径間桁4を徐
々に降下させ、下方の前記台船9A,9Bの甲板に荷重
を支持させて、前記吊り下げ機構7の吊り索7cの係止
を解除する。
で、切断が完了したら吊り下げ機構7で側径間桁4を徐
々に降下させ、下方の前記台船9A,9Bの甲板に荷重
を支持させて、前記吊り下げ機構7の吊り索7cの係止
を解除する。
【0029】前記台船9A,9Bに載置された側径間桁
4は、橋梁の幅方向に移動して橋体からの撤去が行わ
れ、解体場所へと回航される。
4は、橋梁の幅方向に移動して橋体からの撤去が行わ
れ、解体場所へと回航される。
【0030】図3は、本発明の次工程を示した側面図
で、前述と同様、吊り下げ機構7、7で側径間桁2の両
端を吊持しながら切断を行い、台船9A,9Bに載置さ
せて、側径間桁2の橋体からの撤去を行う。尚、側径間
桁2、4の撤去の順番は、逆でもよい。
で、前述と同様、吊り下げ機構7、7で側径間桁2の両
端を吊持しながら切断を行い、台船9A,9Bに載置さ
せて、側径間桁2の橋体からの撤去を行う。尚、側径間
桁2、4の撤去の順番は、逆でもよい。
【0031】また、台船9に、通常の油圧シリンダー型
のジャッキを甲板上に設け、前記側径間桁2、4の荷重
を該ジャッキで支持させてもよい。
のジャッキを甲板上に設け、前記側径間桁2、4の荷重
を該ジャッキで支持させてもよい。
【0032】台船9上にジャッキを設置しておけば、撤
去された側径間桁2、4を解体地で陸揚げする場合に昇
降手段として使用することができる。
去された側径間桁2、4を解体地で陸揚げする場合に昇
降手段として使用することができる。
【0033】図4は、本発明の次工程を示した側面図
で、残された中央径間桁3の撤去が行われる。中央径間
桁3の撤去は、橋脚P2 およびP3 の支承沓10、10
に支持されているので、該支承沓10より高く中央径間
桁3を持ち上げて、橋桁の幅方向に移動する必要があ
る。
で、残された中央径間桁3の撤去が行われる。中央径間
桁3の撤去は、橋脚P2 およびP3 の支承沓10、10
に支持されているので、該支承沓10より高く中央径間
桁3を持ち上げて、橋桁の幅方向に移動する必要があ
る。
【0034】よって、以下に示す吊り上げ機構付台船1
1により、中央径間桁3を支承沓10より高く持ち上げ
て撤去する。
1により、中央径間桁3を支承沓10より高く持ち上げ
て撤去する。
【0035】11は台船で、吊り上げ機構12を有する
対の台船11A,11Bから構成されている。吊り上げ
機構12は、前述のVSLジャッキに代表される吊り下
げ機構7と実質同一で、吊り上げのストロークを行う機
構である。尚、11′は前記台船11Aおよび11Bを
結合する連結体である。
対の台船11A,11Bから構成されている。吊り上げ
機構12は、前述のVSLジャッキに代表される吊り下
げ機構7と実質同一で、吊り上げのストロークを行う機
構である。尚、11′は前記台船11Aおよび11Bを
結合する連結体である。
【0036】図5は、図4の左側の台船11Aの平面図
であり、図6は図5のA矢視図である。
であり、図6は図5のA矢視図である。
【0037】図5において、11Aは台船、11aはウ
ィンチ、11bは係留索であり、台船11Aの移動は、
一方のウィンチ11aで係留索11bを手繰り寄せ、他
方のウィンチ11aで他方の係留索11bを繰り出すこ
とにより行う。
ィンチ、11bは係留索であり、台船11Aの移動は、
一方のウィンチ11aで係留索11bを手繰り寄せ、他
方のウィンチ11aで他方の係留索11bを繰り出すこ
とにより行う。
【0038】3は中央径間桁、3aは該中央径間桁3の
主桁、3bは該中央径間桁3の床板である。該床板3b
にはハッチングで示す貫通長孔3dが穿たれ、吊り上げ
機構12の上部架構12bの支柱12dおよび該支柱1
2dのブレース材(図示せず)が貫通する。同じよう
に、中央径間桁3が下降したとき、台船11Aの下部架
構13の支柱14も前記中央径間桁3の床板3bの貫通
長孔3dを貫通する。さらに、3eは同じように中央径
間桁3の主桁3aに穿たれた貫通孔で、吊り上げ機構1
2のジャッキ12aの吊り索12cが貫通する。吊り索
12cは主桁3aの底面に係止される。
主桁、3bは該中央径間桁3の床板である。該床板3b
にはハッチングで示す貫通長孔3dが穿たれ、吊り上げ
機構12の上部架構12bの支柱12dおよび該支柱1
2dのブレース材(図示せず)が貫通する。同じよう
に、中央径間桁3が下降したとき、台船11Aの下部架
構13の支柱14も前記中央径間桁3の床板3bの貫通
長孔3dを貫通する。さらに、3eは同じように中央径
間桁3の主桁3aに穿たれた貫通孔で、吊り上げ機構1
2のジャッキ12aの吊り索12cが貫通する。吊り索
12cは主桁3aの底面に係止される。
【0039】図6においては、台船11上の下部架構1
3の支柱14に吊り上げ機構12の上部架構12bの支
柱12dがフランジ結合されている。また、中央径間桁
3は、運搬時は、破線図の如く下降する状態を示してい
る。尚、図6に図示したブレース材12eおよび水平材
12fは取外し可能となっている。
3の支柱14に吊り上げ機構12の上部架構12bの支
柱12dがフランジ結合されている。また、中央径間桁
3は、運搬時は、破線図の如く下降する状態を示してい
る。尚、図6に図示したブレース材12eおよび水平材
12fは取外し可能となっている。
【0040】中央径間桁3は、以上の構造の台船11A
により撤去されるが、撤去に際し、まず、中央径間桁3
の下方に下部架構13付の台船11を配置するととも
に、該中央径間桁3の上方から、ジャッキ12a付の上
部架構12bを配置し、上部架構12bの支柱12dと
下部架構13の支柱14を連結し、吊り索12cを主桁
3aに係止する。次に、ジャッキ12aの作動により、
中央径間桁3を持ち上げ、橋軸に対して幅方向に移動、
降下させて台船11で解体場所へ回航され、解体され
る。尚、陸側の側径間桁1、5は、鋼製連続桁の場合は
前記側径間桁2、4と同様の方法により撤去されるが、
コンクリート製で構築されている場合は、小ブロックに
砕き撤去される。
により撤去されるが、撤去に際し、まず、中央径間桁3
の下方に下部架構13付の台船11を配置するととも
に、該中央径間桁3の上方から、ジャッキ12a付の上
部架構12bを配置し、上部架構12bの支柱12dと
下部架構13の支柱14を連結し、吊り索12cを主桁
3aに係止する。次に、ジャッキ12aの作動により、
中央径間桁3を持ち上げ、橋軸に対して幅方向に移動、
降下させて台船11で解体場所へ回航され、解体され
る。尚、陸側の側径間桁1、5は、鋼製連続桁の場合は
前記側径間桁2、4と同様の方法により撤去されるが、
コンクリート製で構築されている場合は、小ブロックに
砕き撤去される。
【0041】次に、本発明にかかる橋梁の架設方法につ
いて、図7、図8および図9により説明する。橋梁の架
設については、前述の撤去の工程と逆の工程を行う。
いて、図7、図8および図9により説明する。橋梁の架
設については、前述の撤去の工程と逆の工程を行う。
【0042】図7(側面図)は、本発明の架設工程を示
し、まず、中央径間桁3が台船11上で運搬されてき
て、該台船11の吊り上げ機構12により前記中央径間
桁3を持ち上げて橋脚P2 、P3 上の支承沓10、10
に支持させて、架設する。
し、まず、中央径間桁3が台船11上で運搬されてき
て、該台船11の吊り上げ機構12により前記中央径間
桁3を持ち上げて橋脚P2 、P3 上の支承沓10、10
に支持させて、架設する。
【0043】図8(側面図)は、本発明の架設工程を示
し、中央径間桁3が架設されたら、側径間桁2の架設位
置に台船9で運搬されてきた側径間桁2を中央径間桁3
および隣接する側径間桁1端部上の吊り上げ機構7で両
端支持しながら吊り上げ、前記側径間桁2の両端を前記
中央径間桁3および隣接する側径間桁1の端部に接合す
る。
し、中央径間桁3が架設されたら、側径間桁2の架設位
置に台船9で運搬されてきた側径間桁2を中央径間桁3
および隣接する側径間桁1端部上の吊り上げ機構7で両
端支持しながら吊り上げ、前記側径間桁2の両端を前記
中央径間桁3および隣接する側径間桁1の端部に接合す
る。
【0044】図9(側面図)は、本発明の架設工程を示
し、側径間桁4も該側径間桁4の架設位置に台船9で運
搬されてきた側径間桁4を中央径間桁3および隣接する
側径間桁5端部上の吊り上げ機構7で両端支持しながら
吊り上げ、該側径間桁4を前記中央径間桁3および隣接
する側径間桁5の端部に接合する。
し、側径間桁4も該側径間桁4の架設位置に台船9で運
搬されてきた側径間桁4を中央径間桁3および隣接する
側径間桁5端部上の吊り上げ機構7で両端支持しながら
吊り上げ、該側径間桁4を前記中央径間桁3および隣接
する側径間桁5の端部に接合する。
【0045】側径間桁2または4の前記中央径間桁3お
よび隣接する側径間桁1もしくは5との接合は、例え
ば、中央径間桁3とのモーメント連結接合を先に行い、
その後、他端部を隣接する側径間桁1もしくは5の橋脚
P1 またはP4 の支承沓に設置、固定する。前記モーメ
ント連結について説明すると、中央径間桁3は中央部が
弛んだ弓なり状となり、端部は上向きの傾斜状となって
いるので、該端部の形状に一致させて側径間桁2または
4も傾斜状態で接合すれば、中央径間桁3はほぼ直線状
に形成される。前記の接合手段は、高張力ボルト等が用
いられる。
よび隣接する側径間桁1もしくは5との接合は、例え
ば、中央径間桁3とのモーメント連結接合を先に行い、
その後、他端部を隣接する側径間桁1もしくは5の橋脚
P1 またはP4 の支承沓に設置、固定する。前記モーメ
ント連結について説明すると、中央径間桁3は中央部が
弛んだ弓なり状となり、端部は上向きの傾斜状となって
いるので、該端部の形状に一致させて側径間桁2または
4も傾斜状態で接合すれば、中央径間桁3はほぼ直線状
に形成される。前記の接合手段は、高張力ボルト等が用
いられる。
【0046】また、前記側径間桁2、4は、台船9にジ
ャッキを設け、該ジャッキで支持しながら架設されても
よい。台船9にジャッキを設ければ、側径間桁2、4の
積出しにおける、干満差等の台船9のドラフト調整の昇
降手段として使用でき、積出しが容易である。また、架
設の据付け調整が容易となる。
ャッキを設け、該ジャッキで支持しながら架設されても
よい。台船9にジャッキを設ければ、側径間桁2、4の
積出しにおける、干満差等の台船9のドラフト調整の昇
降手段として使用でき、積出しが容易である。また、架
設の据付け調整が容易となる。
【0047】尚、側径間桁1、5の架設は、水深が充分
確保される場合は、前記側径間桁2、4と同様の方法に
より架設してもよい。
確保される場合は、前記側径間桁2、4と同様の方法に
より架設してもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上のとおりであるから、橋
桁を巨大な桁単位で撤去および架設できるので、作業効
率が向上し、他船の通航を長時間にわたり通航止めとす
ることがない。
桁を巨大な桁単位で撤去および架設できるので、作業効
率が向上し、他船の通航を長時間にわたり通航止めとす
ることがない。
【0049】また、中央径間桁は吊り上げ機構付の台船
で一挙に撤去および架設するので設備コストが安価であ
る。
で一挙に撤去および架設するので設備コストが安価であ
る。
【図1】本発明の撤去工程を示す側面図。
【図2】本発明の撤去工程を示す側面図。
【図3】本発明の撤去工程を示す側面図。
【図4】本発明の撤去工程を示す側面図。
【図5】本発明の撤去、架設に使用する吊り上げ機構付
台船の平面図。
台船の平面図。
【図6】図5のA矢視図。
【図7】本発明の架設工程を示す側面図。
【図8】本発明の架設工程を示す側面図。
【図9】本発明の架設工程を示す側面図。
【図10】従来技術における橋梁の撤去、架設方法。
【図11】従来技術における他の橋梁の撤去、架設方
法。
法。
1 側径間桁 2 側径間桁 3 中央径間桁 4 側径間桁 5 側径間桁 6 水路 7 吊り下げ・上げ機構 8 切断部 9 ジャッキ付台船(9A,9B) 10 支承沓 11 吊り上げ機構付台船(11A,11B) 12 吊り上げ機構 12b 上部架構 13 下部架構
Claims (4)
- 【請求項1】 側径間桁の両端を、中央径間桁および隣
接する側径間桁上の吊り下げ機構で両端支持しながら切
断し、該切断された側径間桁の下方に台船を配置し、前
記切断された側径間桁を前記吊り下げ機構で降下させな
がら台船で支持して前記切断された側径間桁を橋体から
離脱させた後に、中央径間桁の下方に吊り上げ機構付の
台船を配置し、該台船の吊り上げ機構により前記中央径
間桁を持ち上げて橋体から離脱させることを特徴とする
橋梁の撤去方法。 - 【請求項2】 切断された側径間桁は、台船のジャッキ
で支持されることを特徴とする請求項1に記載の橋梁の
撤去方法。 - 【請求項3】 台船で運搬されてきた中央径間桁を該台
船の吊り上げ機構により持ち上げて橋脚に支持させた
後、架設位置に台船で運搬されてきた側径間桁を中央径
間桁および隣接する側径間桁上の吊り上げ機構で両端支
持しながら吊り上げ、該側径間桁を前記中央径間桁およ
び隣接する側径間桁に接合することを特徴とする橋梁の
架設方法。 - 【請求項4】 架設される側径間桁が台船上に設けたジ
ャッキ上で運ばれ、架設位置に配置されることを特徴と
する請求項3に記載の橋梁の架設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31028196A JPH10147912A (ja) | 1996-09-20 | 1996-11-21 | 橋梁の撤去および架設方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-250527 | 1996-09-20 | ||
| JP25052796 | 1996-09-20 | ||
| JP31028196A JPH10147912A (ja) | 1996-09-20 | 1996-11-21 | 橋梁の撤去および架設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10147912A true JPH10147912A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=26539806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31028196A Pending JPH10147912A (ja) | 1996-09-20 | 1996-11-21 | 橋梁の撤去および架設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10147912A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040040695A (ko) * | 2002-11-07 | 2004-05-13 | 주식회사 하이테크한상 | 교량 상판 해체용 가시설 장비 |
| JP2009052306A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Kajima Corp | 橋桁の架替工法 |
| JP2009287356A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | Kajima Corp | 脚付構造物の撤去方法 |
| CN107119578A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-09-01 | 中铁二局集团有限公司 | 一种可实现大吨位非对称分幅预制箱梁梁上整孔双向架设的架桥机 |
| CN110029598A (zh) * | 2019-05-20 | 2019-07-19 | 南京林业大学 | 一种拆除连续箱梁桥中跨合拢段的变形控制方法 |
| CN117802918A (zh) * | 2024-01-10 | 2024-04-02 | 中交路桥建设有限公司 | 一种跨河混凝土连续梁桥半跨悬臂梁整体拆除施工方法 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP31028196A patent/JPH10147912A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040040695A (ko) * | 2002-11-07 | 2004-05-13 | 주식회사 하이테크한상 | 교량 상판 해체용 가시설 장비 |
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| CN110029598A (zh) * | 2019-05-20 | 2019-07-19 | 南京林业大学 | 一种拆除连续箱梁桥中跨合拢段的变形控制方法 |
| CN110029598B (zh) * | 2019-05-20 | 2023-12-26 | 南京林业大学 | 一种拆除连续箱梁桥中跨合拢段的变形控制方法 |
| CN117802918A (zh) * | 2024-01-10 | 2024-04-02 | 中交路桥建设有限公司 | 一种跨河混凝土连续梁桥半跨悬臂梁整体拆除施工方法 |
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