JPH10148095A - トンネル内装用パネル及びその成形方法及びトンネル内装用パネルのトンネル下地壁面への取り付け方法並びにトンネル壁面構造 - Google Patents
トンネル内装用パネル及びその成形方法及びトンネル内装用パネルのトンネル下地壁面への取り付け方法並びにトンネル壁面構造Info
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- JPH10148095A JPH10148095A JP8320808A JP32080896A JPH10148095A JP H10148095 A JPH10148095 A JP H10148095A JP 8320808 A JP8320808 A JP 8320808A JP 32080896 A JP32080896 A JP 32080896A JP H10148095 A JPH10148095 A JP H10148095A
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- tunnel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 平板パネルとほとんど変わらない製造コスト
でトンネル壁面の曲率に限りなく整合させたコンクリー
ト系内装用パネル及びその製造方法、そしてそのパネル
の下地壁面への取り付け方法ないし当該手段によるトン
ネル壁面構造を提供する。 【解決手段】 表面にタイル12を貼設して内部に可撓
性補強筋13を埋設したタイル貼りコンクリート系パネ
ル10aを、タイルの所要の目地部14において適宜ピ
ッチで裏面側が凸になるように折り曲げ、パネル全体と
して多角形の曲面を形成する。
でトンネル壁面の曲率に限りなく整合させたコンクリー
ト系内装用パネル及びその製造方法、そしてそのパネル
の下地壁面への取り付け方法ないし当該手段によるトン
ネル壁面構造を提供する。 【解決手段】 表面にタイル12を貼設して内部に可撓
性補強筋13を埋設したタイル貼りコンクリート系パネ
ル10aを、タイルの所要の目地部14において適宜ピ
ッチで裏面側が凸になるように折り曲げ、パネル全体と
して多角形の曲面を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トンネル内装用
パネル、その成形方法、トンネル内装用パネルのトンネ
ル下地壁面への取り付け方法並びにトンネル壁面構造に
関するものである。
パネル、その成形方法、トンネル内装用パネルのトンネ
ル下地壁面への取り付け方法並びにトンネル壁面構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に道路トンネルの壁面は、トンネル
内部の照明効果やドライバーの視線誘導効果を向上させ
るためタイルを貼って仕上げることがある。従来提供さ
れているタイル貼り仕上げの手段としては、直貼り方式
とパネル方式がある。
内部の照明効果やドライバーの視線誘導効果を向上させ
るためタイルを貼って仕上げることがある。従来提供さ
れているタイル貼り仕上げの手段としては、直貼り方式
とパネル方式がある。
【0003】直貼り方式は、施工現場でタイルを一枚づ
つトンネル下地壁面に貼る方法である。一方、パネル方
式は、あらかじめ工場などで、所要寸法のパネル基材に
タイルを貼り付けた内装用パネルを形成しておき、これ
をトンネル施工現場で下地壁面に貼り付ける方法であ
る。
つトンネル下地壁面に貼る方法である。一方、パネル方
式は、あらかじめ工場などで、所要寸法のパネル基材に
タイルを貼り付けた内装用パネルを形成しておき、これ
をトンネル施工現場で下地壁面に貼り付ける方法であ
る。
【0004】しかしながら、前者の直貼り方式では、人
手によりタイルを一枚づつトンネル壁面に沿わせて貼り
付けるものであるから、施工に相当な労力及び時間を必
要としていた。また、作業者の熟練度によって、タイル
の貼り付け間隔など仕上がり品質にバラツキを生じやす
い問題があった。
手によりタイルを一枚づつトンネル壁面に沿わせて貼り
付けるものであるから、施工に相当な労力及び時間を必
要としていた。また、作業者の熟練度によって、タイル
の貼り付け間隔など仕上がり品質にバラツキを生じやす
い問題があった。
【0005】一方、後者のパネル方式は、直貼り方式に
比べて迅速に施工できる利点があるものの、パネル基板
がコンクリート系材の場合はパネルが平板状で形成され
るため、トンネル下地壁面が円弧状である場合には、前
記内装用パネルの背面をトンネル下地壁面に密着させる
ことができない。従って、内装用パネルとトンネル下地
壁面との間にデッドスペースが生じ、その分だけトンネ
ル空間としての有効部分が狭くなる問題があり、また外
観的にもさほどの曲面が得られない不具合がある。な
お、パネルの成形型をトンネル下地壁面の曲率に合わせ
た曲面で構成し、円弧状曲面を有する内装用パネルを成
形する方法も考えられるが、型枠が特殊な構造となるの
でコスト的に高価になり実施しにくい問題がある。
比べて迅速に施工できる利点があるものの、パネル基板
がコンクリート系材の場合はパネルが平板状で形成され
るため、トンネル下地壁面が円弧状である場合には、前
記内装用パネルの背面をトンネル下地壁面に密着させる
ことができない。従って、内装用パネルとトンネル下地
壁面との間にデッドスペースが生じ、その分だけトンネ
ル空間としての有効部分が狭くなる問題があり、また外
観的にもさほどの曲面が得られない不具合がある。な
お、パネルの成形型をトンネル下地壁面の曲率に合わせ
た曲面で構成し、円弧状曲面を有する内装用パネルを成
形する方法も考えられるが、型枠が特殊な構造となるの
でコスト的に高価になり実施しにくい問題がある。
【0006】また、このパネル方式としては、特開平5
−10094号公報に見られるような構造が提案されて
いる。その構造にあっては、金属板を基材としてその片
面に大型セラミック板を接着したパネルを用い、その金
属板部分で折り曲げてトンネル下地壁に沿わせるもので
ある。しかし、金属板を折り曲げるため、表面のセラミ
ック板の隣接部は壁面の曲率に応じた隙間を設けておか
ないと、相応の折り曲げが困難になるので、施工面毎に
パネル仕様が異なり、パネル製造が煩雑となるおそれが
ある。
−10094号公報に見られるような構造が提案されて
いる。その構造にあっては、金属板を基材としてその片
面に大型セラミック板を接着したパネルを用い、その金
属板部分で折り曲げてトンネル下地壁に沿わせるもので
ある。しかし、金属板を折り曲げるため、表面のセラミ
ック板の隣接部は壁面の曲率に応じた隙間を設けておか
ないと、相応の折り曲げが困難になるので、施工面毎に
パネル仕様が異なり、パネル製造が煩雑となるおそれが
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のごと
き問題に鑑みて提案されたもので、コンクリート系パネ
ル方式における上記問題点を一挙に解消したもので、平
板パネルとほとんど変わらない製造コストでトンネル壁
面の曲率に限りなく整合させたトンネル内装用パネル及
びその成形方法、そしてそのパネルのトンネル下地壁面
への取り付け方法及びトンネル壁面構造を提供しようと
するものである。
き問題に鑑みて提案されたもので、コンクリート系パネ
ル方式における上記問題点を一挙に解消したもので、平
板パネルとほとんど変わらない製造コストでトンネル壁
面の曲率に限りなく整合させたトンネル内装用パネル及
びその成形方法、そしてそのパネルのトンネル下地壁面
への取り付け方法及びトンネル壁面構造を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】まず第一の発明であるト
ンネル内装用パネルは、表面にタイルを貼設して内部に
可撓性補強筋を埋設したタイル貼りコンクリート系パネ
ルを、裏面側が凸になるようにタイルの所要の目地部で
折り曲げ、パネル全体として多角形の曲面を形成したこ
とを特徴とする。
ンネル内装用パネルは、表面にタイルを貼設して内部に
可撓性補強筋を埋設したタイル貼りコンクリート系パネ
ルを、裏面側が凸になるようにタイルの所要の目地部で
折り曲げ、パネル全体として多角形の曲面を形成したこ
とを特徴とする。
【0009】また、第二の発明であるトンネル内装用パ
ネルの成形方法は、表面にタイルを貼設して内部に可撓
性補強筋を埋設したタイル貼りコンクリート系パネル
を、裏面側が凸になるようにタイルの所要の目地部で折
り曲げて、多角形の曲面形状からなるトンネル内装用パ
ネルを得ることを特徴とする。
ネルの成形方法は、表面にタイルを貼設して内部に可撓
性補強筋を埋設したタイル貼りコンクリート系パネル
を、裏面側が凸になるようにタイルの所要の目地部で折
り曲げて、多角形の曲面形状からなるトンネル内装用パ
ネルを得ることを特徴とする。
【0010】そして第三の発明であるトンネル内装用パ
ネルのトンネル下地壁面への取り付け方法は、トンネル
下地壁に接着剤により略密接して貼り付けるタイル貼り
コンクリート系パネルの取り付け方法であって、前記パ
ネルをトンネル下地壁の曲率に略整合させて裏面側が凸
になるようにタイルの所要の目地部で折り曲げ、パネル
全体として多角形の曲面を形成した後、前記折り曲げた
パネルを接着剤によってトンネル下地壁の内装用パネル
貼設面に順次貼り付けることを特徴とする。
ネルのトンネル下地壁面への取り付け方法は、トンネル
下地壁に接着剤により略密接して貼り付けるタイル貼り
コンクリート系パネルの取り付け方法であって、前記パ
ネルをトンネル下地壁の曲率に略整合させて裏面側が凸
になるようにタイルの所要の目地部で折り曲げ、パネル
全体として多角形の曲面を形成した後、前記折り曲げた
パネルを接着剤によってトンネル下地壁の内装用パネル
貼設面に順次貼り付けることを特徴とする。
【0011】さらに、第四の発明であるトンネル壁面構
造は、表面にタイルを貼設して内部に可撓性補強筋を埋
設したタイル貼りコンクリート系パネルを、トンネル下
地壁の曲率に略整合させて裏面側が凸になるようにタイ
ルの所要の目地部で折り曲げてなるトンネル内装用パネ
ルを、トンネル下地壁に接着剤で貼り付けて構成したこ
とを特徴とする。
造は、表面にタイルを貼設して内部に可撓性補強筋を埋
設したタイル貼りコンクリート系パネルを、トンネル下
地壁の曲率に略整合させて裏面側が凸になるようにタイ
ルの所要の目地部で折り曲げてなるトンネル内装用パネ
ルを、トンネル下地壁に接着剤で貼り付けて構成したこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明のトンネル内装用パ
ネルが取り付けられたトンネルの部分斜視図、図2はそ
の部分断面図、図3は本発明のトンネル内装用パネルに
形成される前のタイル貼りコンクリート系パネルの一例
を示す斜視図、図4はその断面図、図5は前記タイル貼
りコンクリート系パネルから形成されたトンネル内装用
パネルを示す断面図である。
を詳細に説明する。図1はこの発明のトンネル内装用パ
ネルが取り付けられたトンネルの部分斜視図、図2はそ
の部分断面図、図3は本発明のトンネル内装用パネルに
形成される前のタイル貼りコンクリート系パネルの一例
を示す斜視図、図4はその断面図、図5は前記タイル貼
りコンクリート系パネルから形成されたトンネル内装用
パネルを示す断面図である。
【0013】また、図6ないし図11はトンネル内装用
パネルのためのタイル貼りコンクリート系パネルの成形
方法の一例を示すもので、図6は型枠の断面図、図7は
前記型枠にタイルを配した断面図、図8はさらに可撓性
補強筋を配した断面図、図9は前記型枠内にポリマーセ
メントモルタルを流し込んだ断面図、図10はパネルの
裏面に折曲溝を形成する際の断面図、図11は脱型した
状態のパネルを示す断面図である。そして、図12はト
ンネル内装パネルの成形方法を示す断面図、図13は定
規部材の一例を示す斜視図である。
パネルのためのタイル貼りコンクリート系パネルの成形
方法の一例を示すもので、図6は型枠の断面図、図7は
前記型枠にタイルを配した断面図、図8はさらに可撓性
補強筋を配した断面図、図9は前記型枠内にポリマーセ
メントモルタルを流し込んだ断面図、図10はパネルの
裏面に折曲溝を形成する際の断面図、図11は脱型した
状態のパネルを示す断面図である。そして、図12はト
ンネル内装パネルの成形方法を示す断面図、図13は定
規部材の一例を示す斜視図である。
【0014】トンネル内装用パネルの取り付け後を示す
図1及び図2ならびにトンネル内装用パネルとなる前の
タイル貼りコンクリート系パネルの一例を示す図3及び
図4、さらにはトンネル内装用パネルの一例を示す図5
のように、この発明のトンネル内装用パネル10は、ト
ンネルTの下地壁面に取り付けられるもので、可撓性補
強筋13が埋設されたコンクリート系パネル基材11
(以下「パネル基材11」という)の表面に適当枚数の
タイル12が貼設されたタイル貼りコンクリート系パネ
ル10a(以下「パネル10a」という)を用いてい
る。
図1及び図2ならびにトンネル内装用パネルとなる前の
タイル貼りコンクリート系パネルの一例を示す図3及び
図4、さらにはトンネル内装用パネルの一例を示す図5
のように、この発明のトンネル内装用パネル10は、ト
ンネルTの下地壁面に取り付けられるもので、可撓性補
強筋13が埋設されたコンクリート系パネル基材11
(以下「パネル基材11」という)の表面に適当枚数の
タイル12が貼設されたタイル貼りコンクリート系パネ
ル10a(以下「パネル10a」という)を用いてい
る。
【0015】そして、前記パネル10aを、トンネルT
下地壁面における内装用パネル貼設面の曲率に合わせ
て、裏面側が凸となるようにタイル12間の所要の目地
部14で裏面のパネル基材11を折り曲げることによっ
て、図5に示すように、全体が多角形の曲面からなるト
ンネル内装用パネル10(以下「内装用パネル10」と
いう)とされている。そのため、内装用パネル10は、
トンネルT下地壁の面曲面に沿わせて取り付けることが
でき、前記トンネルT下地壁面と内装用パネル10の背
面との間に生じるデッドスペースを極めて少なくするこ
とができ、トンネル内空間を有効に利用することができ
る。
下地壁面における内装用パネル貼設面の曲率に合わせ
て、裏面側が凸となるようにタイル12間の所要の目地
部14で裏面のパネル基材11を折り曲げることによっ
て、図5に示すように、全体が多角形の曲面からなるト
ンネル内装用パネル10(以下「内装用パネル10」と
いう)とされている。そのため、内装用パネル10は、
トンネルT下地壁の面曲面に沿わせて取り付けることが
でき、前記トンネルT下地壁面と内装用パネル10の背
面との間に生じるデッドスペースを極めて少なくするこ
とができ、トンネル内空間を有効に利用することができ
る。
【0016】なお、前記折り曲げのピッチ(折り曲げた
目地部間の間隔)は、内装用パネル10の曲面形状が、
トンネルT下地壁面における内装用パネル貼設面の曲面
形状と整合する適宜のピッチとされ、必ずしも全ての目
地部で折り曲げられるものではない。例えば、一つ置き
の目地部で折り曲げたり、内装用パネル10の下部と上
部とで折り曲げピッチを異ならせることもある。
目地部間の間隔)は、内装用パネル10の曲面形状が、
トンネルT下地壁面における内装用パネル貼設面の曲面
形状と整合する適宜のピッチとされ、必ずしも全ての目
地部で折り曲げられるものではない。例えば、一つ置き
の目地部で折り曲げたり、内装用パネル10の下部と上
部とで折り曲げピッチを異ならせることもある。
【0017】前記内装用パネル10裏面側に設けられる
パネル基材11としては特に定めはなく、公知のPCM
(ポリマーセメントモルタル)製の他、普通コンクリー
ト製、あるいはガラス繊維強化コンクリート製のもの等
も使用できるが、所要の強度を有しながらパネル基材1
1の厚みを薄くでき、さらには前記折り曲げを容易にで
きるようにするには、PCM製が特に好ましい。また、
このパネル基材11の大きさ、すなわちパネル10aの
大きさにも特に限定はないが、取り付け面の広さや運
搬、保管などの作業性ならびに内装用パネルに要求され
る強度を考慮して適当とすることができる。本実施例で
はパネル基材11をPCM製とし、また、パネル10a
の寸法を、縦750mm×横456mm×厚さ14mm
とした。
パネル基材11としては特に定めはなく、公知のPCM
(ポリマーセメントモルタル)製の他、普通コンクリー
ト製、あるいはガラス繊維強化コンクリート製のもの等
も使用できるが、所要の強度を有しながらパネル基材1
1の厚みを薄くでき、さらには前記折り曲げを容易にで
きるようにするには、PCM製が特に好ましい。また、
このパネル基材11の大きさ、すなわちパネル10aの
大きさにも特に限定はないが、取り付け面の広さや運
搬、保管などの作業性ならびに内装用パネルに要求され
る強度を考慮して適当とすることができる。本実施例で
はパネル基材11をPCM製とし、また、パネル10a
の寸法を、縦750mm×横456mm×厚さ14mm
とした。
【0018】また、本実施例では、図4に示すように、
パネル基材11の裏面側に、次に述べるタイル12の所
要の目地部14の折り曲げ位置に合わせて折曲溝15が
設けられている。この折曲溝15は、図5から理解され
るように、前記パネル10aを取り付け面の屈曲形状に
合わせて折り曲げる際、その折り曲げ作業を効率よく丁
寧に行えるようにするためのものである。
パネル基材11の裏面側に、次に述べるタイル12の所
要の目地部14の折り曲げ位置に合わせて折曲溝15が
設けられている。この折曲溝15は、図5から理解され
るように、前記パネル10aを取り付け面の屈曲形状に
合わせて折り曲げる際、その折り曲げ作業を効率よく丁
寧に行えるようにするためのものである。
【0019】タイル12は前記パネル基材11の表面に
適当な間隔(目地幅)で配設されている。図例では、上
下のタイル2枚を当接させて1セットとし、この1セッ
ト毎に5mm程度の目地幅を形成している。このタイル
12も前記パネル基材11と同様、特に限定はなく、適
当な大きさのタイルを選択することができるが、このパ
ネル10aを所望の多角形に折り曲げ可能とするために
は、タイル12の配置位置に若干の配慮が必要である。
すなわち、パネル10aは、隣合うタイル12の間の所
要位置の目地部14で折り曲げられるため、各タイル1
2が、図1のように、少なくとも一辺がトンネルの進行
方向に向かって略平行であって、しかも隣合うタイル1
2との目地部14の位置を揃えて配置されることが重要
である。また、前記目地幅は、トンネルの内装仕上げ意
匠を考慮して適当に設定する。タイル同士が隣接して、
いわゆる目地幅ゼロの場合であっても、後述するように
当該部位で折り曲げ可能である。
適当な間隔(目地幅)で配設されている。図例では、上
下のタイル2枚を当接させて1セットとし、この1セッ
ト毎に5mm程度の目地幅を形成している。このタイル
12も前記パネル基材11と同様、特に限定はなく、適
当な大きさのタイルを選択することができるが、このパ
ネル10aを所望の多角形に折り曲げ可能とするために
は、タイル12の配置位置に若干の配慮が必要である。
すなわち、パネル10aは、隣合うタイル12の間の所
要位置の目地部14で折り曲げられるため、各タイル1
2が、図1のように、少なくとも一辺がトンネルの進行
方向に向かって略平行であって、しかも隣合うタイル1
2との目地部14の位置を揃えて配置されることが重要
である。また、前記目地幅は、トンネルの内装仕上げ意
匠を考慮して適当に設定する。タイル同士が隣接して、
いわゆる目地幅ゼロの場合であっても、後述するように
当該部位で折り曲げ可能である。
【0020】可撓性補強筋13は、この内装用パネル1
0の強度を高めるとともに、前記パネル10aをトンネ
ル下地壁の取り付け面の曲率に合わせて折り曲げ可能と
するためのもので、図3の点線で示すように、前記パネ
ル基材11内に一体に埋設されている。前記可撓性補強
筋13は、容易に屈曲可能でしかも引張強度に優れた合
成繊維などからなる帯状体が好ましく用いられ、少なく
ともパネル10aの折り曲げラインに対して略直交する
向きに複数本が配される。本実施例では、隣合う可撓性
補強筋13,13を当該可撓性補強筋13と同じ材質よ
りなる繋ぎ用部材13aによって繋ぎ、図のような略格
子状として用いている。この実施例の可撓性補強筋13
は、適宜幅のいわゆる荷作り用PPバンドである。
0の強度を高めるとともに、前記パネル10aをトンネ
ル下地壁の取り付け面の曲率に合わせて折り曲げ可能と
するためのもので、図3の点線で示すように、前記パネ
ル基材11内に一体に埋設されている。前記可撓性補強
筋13は、容易に屈曲可能でしかも引張強度に優れた合
成繊維などからなる帯状体が好ましく用いられ、少なく
ともパネル10aの折り曲げラインに対して略直交する
向きに複数本が配される。本実施例では、隣合う可撓性
補強筋13,13を当該可撓性補強筋13と同じ材質よ
りなる繋ぎ用部材13aによって繋ぎ、図のような略格
子状として用いている。この実施例の可撓性補強筋13
は、適宜幅のいわゆる荷作り用PPバンドである。
【0021】前記可撓性補強筋13として好ましい他の
態様として、前記PPなどの合成繊維の他スチール製で
もよく、これらをネット状、細線状にしたものなどがあ
り、埋設されるパネル基材11の厚みや要求されるパネ
ル強度等に応じて適当に選択される。
態様として、前記PPなどの合成繊維の他スチール製で
もよく、これらをネット状、細線状にしたものなどがあ
り、埋設されるパネル基材11の厚みや要求されるパネ
ル強度等に応じて適当に選択される。
【0022】この内装用パネル10は、図5に示される
ように、パネル10aを複数位置の目地部14の位置で
折り曲げることにより、タイル12側が凹、裏面側が凸
となった多角形の曲面が形成される。また、その折り曲
げ角度や位置などもタイル目地部14のピッチに合わせ
て適当とすることができるので、トンネル下地壁面など
の種々の曲率の施工面に適合させることができる。そし
て、前記パネル基材11内には可撓性補強筋13が一体
に埋設されているので、折り曲げられた際にトンネル内
装用パネルが割れて分離されることがなく、しかも取り
付け面の曲率に合わせてパネルの折り曲げ角度を容易か
つ微妙に調整することができる。特に、パネル基材11
裏面に折曲溝15が形成されているものにあっては、そ
の折り曲げ作業を簡単かつ確実に行なうことができる。
また、この内装用パネル10は、パネル10aの折り曲
げをトンネル施工現場で行ない、搬送保管時には、平板
状態で所要数積み上げることができるため、広いスペー
スを必要としないだけでなく、不用意に折り曲げ度合い
が変わることがない。
ように、パネル10aを複数位置の目地部14の位置で
折り曲げることにより、タイル12側が凹、裏面側が凸
となった多角形の曲面が形成される。また、その折り曲
げ角度や位置などもタイル目地部14のピッチに合わせ
て適当とすることができるので、トンネル下地壁面など
の種々の曲率の施工面に適合させることができる。そし
て、前記パネル基材11内には可撓性補強筋13が一体
に埋設されているので、折り曲げられた際にトンネル内
装用パネルが割れて分離されることがなく、しかも取り
付け面の曲率に合わせてパネルの折り曲げ角度を容易か
つ微妙に調整することができる。特に、パネル基材11
裏面に折曲溝15が形成されているものにあっては、そ
の折り曲げ作業を簡単かつ確実に行なうことができる。
また、この内装用パネル10は、パネル10aの折り曲
げをトンネル施工現場で行ない、搬送保管時には、平板
状態で所要数積み上げることができるため、広いスペー
スを必要としないだけでなく、不用意に折り曲げ度合い
が変わることがない。
【0023】次に、第二発明である前記内装用パネル1
0の成形方法について説明する。その内装用パネル10
の成形に先立って、前記パネル10aが成形される。そ
のパネル10aの成形は、図6及び図7に示すように、
まず、型枠20内にタイル12が配置される。前記型枠
20内面にはタイル12をパネル基材11の表面に正し
い目地幅で配設するための凸部21が設けられていて、
タイル12がその表面を型枠側(下側)にして所定間隔
で並べられる。図例は、タイル2枚1セットで6列の状
態を示している。
0の成形方法について説明する。その内装用パネル10
の成形に先立って、前記パネル10aが成形される。そ
のパネル10aの成形は、図6及び図7に示すように、
まず、型枠20内にタイル12が配置される。前記型枠
20内面にはタイル12をパネル基材11の表面に正し
い目地幅で配設するための凸部21が設けられていて、
タイル12がその表面を型枠側(下側)にして所定間隔
で並べられる。図例は、タイル2枚1セットで6列の状
態を示している。
【0024】続いて、前記型枠20内のタイル12裏面
に可撓性補強筋13が配される。その際、この例では、
図8に示すように、可撓性補強筋13は、各タイル12
裏面に渡って埋設されるように格子状に配置され、必要
であれば両面テープなどでタイル裏面に固定される。ま
た、前記したように隣合う補強筋13は繋ぎ用部材13
aで繋いでおくことにより、スラリーを型枠内に流し込
んだ時の可撓性補強筋13の位置のずれを防ぐことがで
きる。
に可撓性補強筋13が配される。その際、この例では、
図8に示すように、可撓性補強筋13は、各タイル12
裏面に渡って埋設されるように格子状に配置され、必要
であれば両面テープなどでタイル裏面に固定される。ま
た、前記したように隣合う補強筋13は繋ぎ用部材13
aで繋いでおくことにより、スラリーを型枠内に流し込
んだ時の可撓性補強筋13の位置のずれを防ぐことがで
きる。
【0025】次に、図9に示すように、前記型枠20内
に所定量のPCMスラリーSを流し込み養生硬化させ
て、パネル基材11をタイル12及び可撓性補強筋13
と一体にして形成し、前記パネル10aを得る。その
際、図10に示すように、スラリーSの適当な硬化状態
を見計らって、その表面(パネル裏側表面)に折曲溝1
5を設ける。この溝の形成方法に特に限定はなく、たと
えば、前記型枠に合致する蓋型に突条を設けておき(図
示せず)、前記蓋型を型枠に被せることによりスラリー
S表面に溝を形成する方法などが考えられる。
に所定量のPCMスラリーSを流し込み養生硬化させ
て、パネル基材11をタイル12及び可撓性補強筋13
と一体にして形成し、前記パネル10aを得る。その
際、図10に示すように、スラリーSの適当な硬化状態
を見計らって、その表面(パネル裏側表面)に折曲溝1
5を設ける。この溝の形成方法に特に限定はなく、たと
えば、前記型枠に合致する蓋型に突条を設けておき(図
示せず)、前記蓋型を型枠に被せることによりスラリー
S表面に溝を形成する方法などが考えられる。
【0026】しかる後、図11に示すように、前記型枠
20からパネル10aを脱型する。得られたパネル10
aは、片面にタイル12が貼設されているとともに、パ
ネル基材11内に可撓性補強筋13が一体に埋設されて
いる。このようにして用意したパネル10aは、平板状
のまま保管され又はトンネル施工現場へ搬送され、次の
ようにして所望のトンネル内装用パネルが成形される。
20からパネル10aを脱型する。得られたパネル10
aは、片面にタイル12が貼設されているとともに、パ
ネル基材11内に可撓性補強筋13が一体に埋設されて
いる。このようにして用意したパネル10aは、平板状
のまま保管され又はトンネル施工現場へ搬送され、次の
ようにして所望のトンネル内装用パネルが成形される。
【0027】すなわち、図12の矢印に示すように、所
要の傾斜面を備えた適宜の治具台G上でパネル10aを
裏側から押圧することにより、パネル基材11をタイル
12の目地部14位置で折る。本実施例では、前記パネ
ル基材11の裏側表面に、目地位置に合わせた折曲溝1
5が設けられているので、図の鎖線で示すように、前記
内装用パネル10を目的の位置で正確にかつ容易に折り
曲げることができる。そして、前記パネル10aを複数
の目地部14(折曲溝15位置)部分で順次折り曲げる
ことによって、図5に示すようなタイル12側が凹面と
なって多角形に折り曲げられた内装用パネル10が得ら
れる。
要の傾斜面を備えた適宜の治具台G上でパネル10aを
裏側から押圧することにより、パネル基材11をタイル
12の目地部14位置で折る。本実施例では、前記パネ
ル基材11の裏側表面に、目地位置に合わせた折曲溝1
5が設けられているので、図の鎖線で示すように、前記
内装用パネル10を目的の位置で正確にかつ容易に折り
曲げることができる。そして、前記パネル10aを複数
の目地部14(折曲溝15位置)部分で順次折り曲げる
ことによって、図5に示すようなタイル12側が凹面と
なって多角形に折り曲げられた内装用パネル10が得ら
れる。
【0028】この折り曲げに際して、図例のように、折
り曲げ位置に適宜の目地幅が確保されている場合、パネ
ル10aを折り曲げた時は当該目地幅が折り曲げ度合い
に応じてわずかに狭くなるため、目地幅がいわゆるゼロ
の場合は折り曲げが困難であるかのように感じられる。
しかしながら、トンネル壁の曲率からも理解されるよう
に、パネル10aの折り曲げ角度が実際にはわずか数度
であり、可撓性補強筋13のわずかな伸展などの変位に
よりタイル同士の接触小口を中心部として裏面側が拡開
するような形態で折り曲げることができる。
り曲げ位置に適宜の目地幅が確保されている場合、パネ
ル10aを折り曲げた時は当該目地幅が折り曲げ度合い
に応じてわずかに狭くなるため、目地幅がいわゆるゼロ
の場合は折り曲げが困難であるかのように感じられる。
しかしながら、トンネル壁の曲率からも理解されるよう
に、パネル10aの折り曲げ角度が実際にはわずか数度
であり、可撓性補強筋13のわずかな伸展などの変位に
よりタイル同士の接触小口を中心部として裏面側が拡開
するような形態で折り曲げることができる。
【0029】このパネル10aの成形方法によれば、通
常のコンクリート系内装用パネルの製造方法と同様の方
法及び装置を用いることができ、新たな設備などを必要
とせず簡単に製造することができる。
常のコンクリート系内装用パネルの製造方法と同様の方
法及び装置を用いることができ、新たな設備などを必要
とせず簡単に製造することができる。
【0030】次に、第三の発明であるこの内装用パネル
10のトンネル下地壁面への取り付け方法について説明
する。図6ないし図11に示した製造方法によって得ら
れたパネル10aは、図12に示して説明したように、
施工に際して、トンネル壁面など貼着面の曲率に合わせ
て、前記目地部14の位置で裏面側が凸になるように折
り曲げて、図5に示すようなタイル12側が凹面状の多
角形とした内装用パネル10を形成する。なお、このパ
ネル10aは、前記目地部14の全てを折り曲げる必要
はなく、壁面形状に合わせて適当なピッチで行なえばよ
く、その折り曲げ角度も適宜とすることができる。
10のトンネル下地壁面への取り付け方法について説明
する。図6ないし図11に示した製造方法によって得ら
れたパネル10aは、図12に示して説明したように、
施工に際して、トンネル壁面など貼着面の曲率に合わせ
て、前記目地部14の位置で裏面側が凸になるように折
り曲げて、図5に示すようなタイル12側が凹面状の多
角形とした内装用パネル10を形成する。なお、このパ
ネル10aは、前記目地部14の全てを折り曲げる必要
はなく、壁面形状に合わせて適当なピッチで行なえばよ
く、その折り曲げ角度も適宜とすることができる。
【0031】次に、図2に示すように、トンネルTの下
地壁面に、エポキシ系接着剤16を約3mm厚さに塗着
する。そして、塗着された接着剤16の表面を必要に応
じてヘラなどで均して厚さを均一にした後、前記内装用
パネル10を前記接着剤16を介して下地壁面に貼着す
る。なお、図示は省略するが、前記接着剤を均すヘラ
は、先端が波型になっていることが好ましい。それによ
り、前記接着剤16の厚さが均一になりやすく、また表
面が凹凸状となり、内装用パネル10を押し付けて貼着
する場合に比較的軽い力で作業することができる。さら
にまた、前記パネル10aを折り曲げることによってパ
ネル裏面に生じた割れ目には、折曲によって形成された
内装用パネル10をトンネル下地壁面へ貼着する際、前
記接着剤16が浸透し充填されるので、接着剤硬化後の
パネルはその折り曲げ形状のまま安定的に固定化され、
前記割れ目から地下水などが浸透するおそれはない。
地壁面に、エポキシ系接着剤16を約3mm厚さに塗着
する。そして、塗着された接着剤16の表面を必要に応
じてヘラなどで均して厚さを均一にした後、前記内装用
パネル10を前記接着剤16を介して下地壁面に貼着す
る。なお、図示は省略するが、前記接着剤を均すヘラ
は、先端が波型になっていることが好ましい。それによ
り、前記接着剤16の厚さが均一になりやすく、また表
面が凹凸状となり、内装用パネル10を押し付けて貼着
する場合に比較的軽い力で作業することができる。さら
にまた、前記パネル10aを折り曲げることによってパ
ネル裏面に生じた割れ目には、折曲によって形成された
内装用パネル10をトンネル下地壁面へ貼着する際、前
記接着剤16が浸透し充填されるので、接着剤硬化後の
パネルはその折り曲げ形状のまま安定的に固定化され、
前記割れ目から地下水などが浸透するおそれはない。
【0032】そして、前記トンネル下地壁面に、内装用
パネル10を順次貼着していく。その際、トンネルTの
床面レベルから貼着する場合、床面レベルが正確で平坦
であれば、当該レベルを定規ラインとする。また、床面
レベルが平坦でなかったり床面よりも上の壁面から貼着
する場合には、隣接するパネルの位置が合わせやすいよ
うに、図2に示すように、あらかじめトンネル下地壁面
に定規部材17を取り付け、前記内装用パネル10の下
面の高さ位置を規定することが好ましい。この定規部材
は、下地壁面に取り付けられて、少なくともその最下段
に位置する内装用パネルの下端の位置決め及び支持を行
なう。その定規部材の一例を図13に示す。図示される
ように、この定規部材17は断面L字形に形成され、そ
の一辺17aがトンネル下地壁面にアンカーボルトBな
どで固定される。前記定規部材17のもう一方の辺17
bには、内装用パネル10の下端を保持する切欠突部1
8が形成されており、前記パネルの下端に係止孔(図示
せず)を形成してこの切欠突部18を差し込んでパネル
を保持するようになっている。この定規部材17は、短
尺としてパネルの下端両サイド部分のみを保持するか、
あるいはパネルの全長を保持する長尺に形成してもよ
い。また、定規部材17は単なるL字形として、パネル
下端面を受けるだけの構成であってもよい。さらには、
パネル10aの貼着が完了し安定した後には取り外すよ
うにしてもよい。
パネル10を順次貼着していく。その際、トンネルTの
床面レベルから貼着する場合、床面レベルが正確で平坦
であれば、当該レベルを定規ラインとする。また、床面
レベルが平坦でなかったり床面よりも上の壁面から貼着
する場合には、隣接するパネルの位置が合わせやすいよ
うに、図2に示すように、あらかじめトンネル下地壁面
に定規部材17を取り付け、前記内装用パネル10の下
面の高さ位置を規定することが好ましい。この定規部材
は、下地壁面に取り付けられて、少なくともその最下段
に位置する内装用パネルの下端の位置決め及び支持を行
なう。その定規部材の一例を図13に示す。図示される
ように、この定規部材17は断面L字形に形成され、そ
の一辺17aがトンネル下地壁面にアンカーボルトBな
どで固定される。前記定規部材17のもう一方の辺17
bには、内装用パネル10の下端を保持する切欠突部1
8が形成されており、前記パネルの下端に係止孔(図示
せず)を形成してこの切欠突部18を差し込んでパネル
を保持するようになっている。この定規部材17は、短
尺としてパネルの下端両サイド部分のみを保持するか、
あるいはパネルの全長を保持する長尺に形成してもよ
い。また、定規部材17は単なるL字形として、パネル
下端面を受けるだけの構成であってもよい。さらには、
パネル10aの貼着が完了し安定した後には取り外すよ
うにしてもよい。
【0033】パネル10aの2段目以降の貼着は、下位
パネルの上辺を定規として順次貼着すればよいが、壁面
の意匠上から上下のパネル間に所要の目地幅の隙間を設
けることがある。この場合は、前記最下段のパネル10
aと同様に、定規部材を利用したり、あるいは上下のパ
ネル間に適宜のスペーサ19を介設して、このスペーサ
を定規として貼着することも可能である。図2は最下段
に定規部材17を、2段目以降にスペーサ19を介設し
た状態を示している。
パネルの上辺を定規として順次貼着すればよいが、壁面
の意匠上から上下のパネル間に所要の目地幅の隙間を設
けることがある。この場合は、前記最下段のパネル10
aと同様に、定規部材を利用したり、あるいは上下のパ
ネル間に適宜のスペーサ19を介設して、このスペーサ
を定規として貼着することも可能である。図2は最下段
に定規部材17を、2段目以降にスペーサ19を介設し
た状態を示している。
【0034】この取り付け方法によれば、パネル10a
の折り曲げ作業は、トンネル施工現場で行なえばよく、
しかも、従来のパネル方式と同様の簡便さで直貼りと同
等の曲面形状のタイル貼り壁面を形成することができ
る。加えて、折り曲げられた内装用パネルがトンネル下
地壁面に直接密着するので、パネルの厚みを薄くして軽
量化しても充分な強度が得られ、かかるパネルの取り付
け作業を迅速かつ精度よく効率的に行なうことができ
る。
の折り曲げ作業は、トンネル施工現場で行なえばよく、
しかも、従来のパネル方式と同様の簡便さで直貼りと同
等の曲面形状のタイル貼り壁面を形成することができ
る。加えて、折り曲げられた内装用パネルがトンネル下
地壁面に直接密着するので、パネルの厚みを薄くして軽
量化しても充分な強度が得られ、かかるパネルの取り付
け作業を迅速かつ精度よく効率的に行なうことができ
る。
【0035】さらに、このような構造のトンネル壁面構
造によれば、下地壁面にタイルの目地部分で当該タイル
側が凹となるように折り曲げられた内装用パネルが貼り
付けられているので、従来のコンクリート系パネルと同
様の構造を有しながら、外観は直貼り方式と同様にパネ
ルがトンネル壁面に沿っておりトンネル内空間を狭める
ことがない。
造によれば、下地壁面にタイルの目地部分で当該タイル
側が凹となるように折り曲げられた内装用パネルが貼り
付けられているので、従来のコンクリート系パネルと同
様の構造を有しながら、外観は直貼り方式と同様にパネ
ルがトンネル壁面に沿っておりトンネル内空間を狭める
ことがない。
【0036】
【発明の効果】以上図示し説明したように、本発明によ
れば、コンクリート系パネルでありながら、トンネル下
地壁面の曲率に合わせてパネルを迅速かつ簡単にしかも
精度良く貼着することができる。しかもパネルの貼着さ
れた壁面は、直貼り方式と同様の外観が形成され、充分
な強度等を得ることができるとともに、トンネル内空間
を有効に利用することができる。
れば、コンクリート系パネルでありながら、トンネル下
地壁面の曲率に合わせてパネルを迅速かつ簡単にしかも
精度良く貼着することができる。しかもパネルの貼着さ
れた壁面は、直貼り方式と同様の外観が形成され、充分
な強度等を得ることができるとともに、トンネル内空間
を有効に利用することができる。
【図1】この発明のトンネル内装用パネルが取り付けら
れたトンネルの部分斜視図である。
れたトンネルの部分斜視図である。
【図2】その部分断面図である。
【図3】本発明のトンネル内装用パネルに形成される前
のタイル貼りコンクリート系パネルの一例を示す斜視図
である。
のタイル貼りコンクリート系パネルの一例を示す斜視図
である。
【図4】その断面図である。
【図5】前記タイル貼りコンクリート系パネルから形成
されたトンネル内装用パネルを示す断面図である。
されたトンネル内装用パネルを示す断面図である。
【図6】トンネル内装用パネルのためのタイル貼りコン
クリート系パネルの成形方法の一例を示すもので、型枠
の断面図である。
クリート系パネルの成形方法の一例を示すもので、型枠
の断面図である。
【図7】前記型枠にタイルを配した断面図である。
【図8】さらに可撓性補強筋を配した断面図である。
【図9】前記型枠内にポリマーセメントモルタルを流し
込んだ断面図である。
込んだ断面図である。
【図10】タイル貼りコンクリート系パネルの裏面に折
曲溝を形成する際の断面図である。
曲溝を形成する際の断面図である。
【図11】脱型した状態のパネルを示す断面図である。
【図12】トンネル内装パネルの成形方法を示す断面図
である。
である。
【図13】定規部材の一例を示す斜視図である。
10 内装用パネル 10a タイル貼りコンクリート系パネル 11 コンクリート系パネル基材 12 タイル 13 可撓性補強筋 14 目地部 15 折曲溝 16 接着剤 17 定規部材 T トンネル
Claims (7)
- 【請求項1】 表面にタイルを貼設して内部に可撓性補
強筋を埋設したタイル貼りコンクリート系パネルを、裏
面側が凸になるようにタイルの所要の目地部で折り曲
げ、パネル全体として多角形の曲面を形成したことを特
徴とするトンネル内装用パネル。 - 【請求項2】 請求項1において、可撓性補強筋が細線
材、帯状材若しくは網材であることを特徴とするトンネ
ル内装用パネル。 - 【請求項3】 請求項1または2において、タイル貼り
コンクリート系パネル裏面の折り曲げ位置に折曲溝が設
けられていることを特徴とするトンネル内装用パネル。 - 【請求項4】 表面にタイルを貼設して内部に可撓性補
強筋を埋設したタイル貼りコンクリート系パネルを、裏
面側が凸になるようにタイルの所要の目地部で折り曲げ
て、多角形の曲面形状からなるトンネル内装用パネルを
得ることを特徴とするトンネル内装用パネルの成形方
法。 - 【請求項5】 トンネル下地壁に接着剤により略密接し
て貼り付けるタイル貼りコンクリート系パネルの取り付
け方法であって、前記パネルをトンネル下地壁の曲率に
略整合させて裏面側が凸になるようにタイルの所要の目
地部で折り曲げ、パネル全体として多角形の曲面を形成
した後、前記折り曲げたパネルを接着剤によってトンネ
ル下地壁の内装用パネル貼設面に順次貼り付けることを
特徴とするトンネル内装用パネルの取り付け方法。 - 【請求項6】 請求項5において、少なくとも最下段に
位置するトンネル内装用パネルの下端はトンネル下地壁
に取り付けた定規部材に当接させることを特徴とするト
ンネル内装用パネルの取り付け方法。 - 【請求項7】 表面にタイルを貼設して内部に可撓性補
強筋を埋設したタイル貼りコンクリート系パネルを、ト
ンネル下地壁の曲率に略整合させて裏面側が凸になるよ
うにタイルの所要の目地部で折り曲げてなるトンネル内
装用パネルを、トンネル下地壁に接着剤で貼り付けて構
成したことを特徴とするトンネル壁面構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8320808A JPH10148095A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | トンネル内装用パネル及びその成形方法及びトンネル内装用パネルのトンネル下地壁面への取り付け方法並びにトンネル壁面構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8320808A JPH10148095A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | トンネル内装用パネル及びその成形方法及びトンネル内装用パネルのトンネル下地壁面への取り付け方法並びにトンネル壁面構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10148095A true JPH10148095A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18125473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8320808A Pending JPH10148095A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | トンネル内装用パネル及びその成形方法及びトンネル内装用パネルのトンネル下地壁面への取り付け方法並びにトンネル壁面構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10148095A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7775743B1 (en) * | 2006-06-14 | 2010-08-17 | Kelley Dennis G | Erosion control device and method of use |
| USD861194S1 (en) | 2018-05-23 | 2019-09-24 | Blue Tomato Llc | Panel |
| US10450736B2 (en) | 2018-02-02 | 2019-10-22 | Blue Tomato Llc | Modular light weight construction system based on pre-slotted panels and standard dimensional splines |
| US10865560B1 (en) | 2018-12-10 | 2020-12-15 | Blue Tomato, Llc | Light weight post and beam construction system based on horizontally pre-slotted panels |
| US11015340B2 (en) | 2018-08-24 | 2021-05-25 | Blue Tomato Llc | Sealed envelope agricultural building constructions |
| US11286658B2 (en) | 2018-12-10 | 2022-03-29 | Blue Tomato, Llc | Method for light weight construction using pre-slotted standard and transition panels |
| US11352775B2 (en) | 2018-12-10 | 2022-06-07 | Blue Tomato, Llc | Light weight construction system based on horizontally pre-slotted panels |
| US11401724B2 (en) | 2018-10-16 | 2022-08-02 | Blue Tomato Llc | Below grade fluid containment |
| US11697946B2 (en) | 2018-10-16 | 2023-07-11 | Blue Tomato, Llc | Pool or other below grade fluid containment |
| USD994148S1 (en) | 2019-12-10 | 2023-08-01 | Blue Tomato, Llc | Construction panel |
| US12188222B2 (en) | 2018-12-10 | 2025-01-07 | Blue Tomato, Llc | Frames and derivative modules based on light weight construction system with standard and transition panels |
| US12480306B2 (en) | 2018-12-10 | 2025-11-25 | Blue Tomato, Llc | Method for constructing building using C-channel and standard and transition panels |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP8320808A patent/JPH10148095A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7775743B1 (en) * | 2006-06-14 | 2010-08-17 | Kelley Dennis G | Erosion control device and method of use |
| US10450736B2 (en) | 2018-02-02 | 2019-10-22 | Blue Tomato Llc | Modular light weight construction system based on pre-slotted panels and standard dimensional splines |
| USD861194S1 (en) | 2018-05-23 | 2019-09-24 | Blue Tomato Llc | Panel |
| US11015340B2 (en) | 2018-08-24 | 2021-05-25 | Blue Tomato Llc | Sealed envelope agricultural building constructions |
| US11401724B2 (en) | 2018-10-16 | 2022-08-02 | Blue Tomato Llc | Below grade fluid containment |
| US11697946B2 (en) | 2018-10-16 | 2023-07-11 | Blue Tomato, Llc | Pool or other below grade fluid containment |
| US10865560B1 (en) | 2018-12-10 | 2020-12-15 | Blue Tomato, Llc | Light weight post and beam construction system based on horizontally pre-slotted panels |
| US11286658B2 (en) | 2018-12-10 | 2022-03-29 | Blue Tomato, Llc | Method for light weight construction using pre-slotted standard and transition panels |
| US11352775B2 (en) | 2018-12-10 | 2022-06-07 | Blue Tomato, Llc | Light weight construction system based on horizontally pre-slotted panels |
| US12188222B2 (en) | 2018-12-10 | 2025-01-07 | Blue Tomato, Llc | Frames and derivative modules based on light weight construction system with standard and transition panels |
| US12480306B2 (en) | 2018-12-10 | 2025-11-25 | Blue Tomato, Llc | Method for constructing building using C-channel and standard and transition panels |
| USD994148S1 (en) | 2019-12-10 | 2023-08-01 | Blue Tomato, Llc | Construction panel |
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