JPH10148097A - セグメント受渡装置 - Google Patents

セグメント受渡装置

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JPH10148097A
JPH10148097A JP8308016A JP30801696A JPH10148097A JP H10148097 A JPH10148097 A JP H10148097A JP 8308016 A JP8308016 A JP 8308016A JP 30801696 A JP30801696 A JP 30801696A JP H10148097 A JPH10148097 A JP H10148097A
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Katsuo Watanabe
勝男 渡邊
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Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セグメント組立機との干渉及びセグメントの
損傷を防止する。 【解決手段】 セグメント組立機3の後方側の台盤50
に枢支され且つセグメントSを支持するローラ51と、
ローラ51で支持されるセグメントSを台盤50の後端
部から前端部へ押圧するセグメント移動機構52と、台
盤50の前端部に前後動し得るように設けられ且つセグ
メントSを支持し得るサポート部材54と、サポート部
材54の後方側に配置され且つサポート部材54を前後
動させるサポートジャッキ55と、サポート部材54の
上面を通してセグメント組立機3へセグメントSを送出
するフィーダジャッキ56とを備え、フィーダジャッキ
56をローラ51の上方の作動位置とローラ51の下方
の格納位置との間を昇降し得るように台盤50に支持
し、フィーダジャッキ56を昇降させるランチャージャ
ッキを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシールド掘進機に付
属するセグメント組立機へセグメントを供給するセグメ
ント受渡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水路用トンネル、あるいは、鉄道用トン
ネルを建設する一手段として、シールド掘進機により地
中に掘削坑を逐次掘り進め、掘削坑が所定距離だけ掘り
進められるごとに、シールド掘進機の後部に設けたセグ
メント組立機によって、図12に示すような形状のセグ
メントSを掘削坑の内周面に沿うように環状に配置し、
セグメント組立機に付属するセグメント締結装置で、掘
削坑の周方向、並びにトンネル掘削方向に隣接するセグ
メントSを相互にボルト締結してトンネル周壁を構築す
るシールド工法が実施されている。
【0003】従来のシールド工法では、トンネル周壁の
延長に応じて、トンネル内にトンネル基端からセグメン
ト組立機の近傍へ延びる軌道を敷設し、該軌道を走行す
る搬送台車により、トンネル基端からセグメント組立機
の近傍へセグメントSを搬送し、セグメント組立機の後
方側に設けたホイストクレーン等の揚重手段を用いて、
搬送台車からセグメント組立機へセグメントを供給して
いる。
【0004】上記の軌道は、トンネル周壁の内底部近傍
においてトンネル横方向に略水平に延び且つトンネル掘
削方向へ所定の間隔で配置された複数の支持梁と、該支
持梁の上面に固定されたトンネル掘削方向へ延びるレー
ルとで構成されるもので、トンネル周壁の延長に伴って
軌道を敷設する際には、前記の搬送台車により、支持
梁、レールをトンネル基端からセグメント組立機の近傍
まで搬送したうえ、前記の揚重手段を用いて、支持梁、
レールを所定位置に設置している。
【0005】ところが、従来のシールド工法において
は、セグメントS、支持梁、レールの搬送を同一の搬送
台車により行い、また、セグメント組立機へのセグメン
トSの供給作業、及び軌道の敷設作業に同一の揚重手段
を用いるので、セグメントSをセグメント組立機へ供給
する際には、支持梁の設置やレールの敷設を行うことが
できず、また、支持梁の設置やレールの敷設を行う際に
は、セグメントSをセグメント組立機へ供給することが
できない。
【0006】そこで近年、セグメント組立機に供給され
るべきセグメントSの搬送経路を、トンネル内の所要箇
所からセグメント組立機の近傍までの間において、トン
ネル周壁の内方上部に位置させることが提案されてい
る。
【0007】図5から図11は特開昭61−23780
0号公報に開示されたセグメント自動供給装置を適用し
たセグメント搬送供給手段を示すものであり、このセグ
メント搬送供給手段は、トンネル内の所定箇所からシー
ルド掘進機1のシールドフレーム2の内方後部に配置さ
れたセグメント組立機3の近傍へセグメントSを搬送す
るセグメント搬送装置4と、該セグメント搬送装置4か
らセグメント組立機3へセグメントSを供給するセグメ
ント受渡装置5と、セグメント搬送装置4及びセグメン
ト受渡装置5をシールド掘進機1の前進に伴ってトンネ
ル掘削方向に移動させるための移動台車6とを備えてい
る。
【0008】セグメント組立機3は、シールド掘進機1
のシールドフレーム2の内方においてトンネル掘削方向
に延びる筒状のセンターシャフト7の外周面に沿って回
動し得る旋回フレーム8と、該旋回フレーム8にガイド
ロッド9を介してシールドフレーム2の径方向に移動し
得るように支持された吊りビーム10と、該吊りビーム
10に取り付けられ且つセグメントSが凹湾曲面がトン
ネル中心を向いた状態で載置され得るセグメント載置台
11と、前記の旋回フレーム8に取り付けられ且つ所定
位置に配設された隣接するセグメントSを相互にボルト
締結するためのボルト締結機12とを有しており、セグ
メント載置台11に対するセグメントSの供給は、該セ
グメント載置台11がトンネル最上部に位置した状態で
行われるようになっている。
【0009】また、セグメント載置台11には、セグメ
ントSの凹湾曲面の中央部に設けられた係合穴13(図
12参照)に係合可能な把持部材を有する保持機構14
が設けられている。
【0010】移動台車6は、前後方向に貫通する空間1
5を有する枠体16の下部に車輪17を枢支したもので
ある。
【0011】この移動台車6は、トンネル周壁の内底部
近傍においてトンネル横方向に略水平に延び且つトンネ
ル掘削方向へ所定の間隔で配置された複数の支持梁1
8、並びに該支持梁18の上面に固定されたトンネル掘
削方向へ延びるレール19で構成される軌道20を走行
するようになっている。
【0012】セグメント搬送装置4は、移動台車6の上
面に枠体16の後端部から先端近傍部分にわたって略平
坦に設けた台枠21と、該台枠21の両側部上面にトン
ネル掘削方向に向って所定間隔で枢支された複数のロー
ラ22とを有し、該ローラ22によって複数のセグメン
トSのそれぞれを、凹湾曲面が下方を向いた状態で支持
するようになっている。
【0013】台枠21の上部中央には、トンネル掘削方
向に延びる左右一対のガイド板23が設けられ、台枠2
1の前端中央部には、セグメント組立機3に向って突出
し且つセグメント受渡装置5を構成する平面U字形状の
受渡フレーム35が係脱し得る延出部24が形成されて
いる。
【0014】前記のローラ22を介して台枠21に支持
されるセグメントSを搬送する手段として、延出部24
の先端部、台枠21の後端部には、ガイド板23の間に
位置するように従動スプロケット25、駆動スプロケッ
ト26が設けられ、これら従動スプロケット25、駆動
スプロケット26には、無端状チェーン27が巻き掛け
られている。
【0015】無端状チェーン27において、上側に位置
する部分には、セグメントSの後端部に当接してセグメ
ントSをセグメント組立機3へ向って押し動かすための
送り部材28が、所定間隔で枢支されている。
【0016】この送り部材28は、無端状チェーン27
のピン29に揺動自在に取り付けられ、送り部材28の
基端部には、送り部材28を起立状態に付勢するための
ウエイト30が取り付けられている。
【0017】そして、モータM1で駆動スプロケット2
6を回動させて無端状チェーン27を往復動させると、
送り部材28がセグメントSの後端部をセグメント組立
機3へ向って押圧する際には、無端状チェーン27の下
面にウエイト30が当接して送り部材28の後方への傾
きが抑止され、後続のセグメントSにより送り部材28
が後方側から押された際には、送り部材28が前方へ傾
いてセグメントSの通過を許容するようになっている。
【0018】また、往復動に伴う無端状チェーン27の
揺れを防止するために、無端状チェーン27に所定間隔
でローラ31を枢支し、該ローラ31を無端状チェーン
27に沿って延びるガイド部材32で導くようにしてい
る。
【0019】セグメント受渡装置5は、前記の移動台車
6の枠体16の前端部上面に敷設されたレール33を走
行する車輪34を具備した受渡フレーム35と、該受渡
フレーム35を台枠21に対して近接離反させるための
ジャッキ36とを有しており、受渡フレーム35は、前
記の台枠21と略等しい幅及び高さに形成されている。
【0020】受渡フレーム35の上面両側部には、セグ
メントSを支持するために、先に述べたセグメント搬送
装置4のローラ22と同様なローラ37が所定間隔で枢
支され、受渡フレーム35の上部中央には、セグメント
搬送装置4のガイド板23に連なり得るガイド板38が
設けられている
【0021】また、受渡フレーム35には、セグメント
Sを受渡フレーム35からセグメント組立機3のセグメ
ント載置台11へ押出すためのプッシャ39と、シリン
ダ40によって昇降し得られ且つセグメントSの受渡フ
レーム35からの落下を防止するストッパ41が設けら
れている。
【0022】プッシャ39は、トンネル掘進方向に延び
且つ左右のローラ37の間に位置するように受渡フレー
ム35に支持されたガイド部材42と、該ガイド部材4
2に案内されるローラ43を枢支した走行部44と、ガ
イド部材42に対し平行を保つように平行四辺形リンク
機構45を介して走行部44に枢支された押し棒46
と、該押し棒46がセグメントSの通過位置に突出し得
るように平行四辺形リンク機構45を付勢するスプリン
グ47と、ガイド部材42の下方に該ガイド部材42に
対し平行に且つ回転し得るように配置されたスクリュー
ロッド48と、該スクリューロッド48に螺合され且つ
前記の走行部44に固着されたナット49とを有してい
る。
【0023】そして、受渡フレーム35がセグメント搬
送装置4の台枠21に近接した状態において、モータM
1を作動させることにより無端状チェーン27とともに
移動する送り部材28で台枠21から受渡フレーム35
へ送り出されるセグメントSは、平行四辺形リンク機構
45及び押し棒46をスプリング47の付勢力に抗して
下方へ押し込みながら受渡フレーム35の前方側へ移動
し、また、セグメントSが通過すると、平行四辺形リン
ク機構45及び押し棒46がスプリング47の付勢力に
よってセグメントSの通過位置へ復帰するようになって
いる。
【0024】更に、先に述べたジャッキ36のロッドを
前進させ、受渡フレーム35をセグメント組立機3のセ
グメント載置台11に近接させた状態において、シリン
ダ40によってストッパ41を下降させたうえ、モータ
M2を作動させることによりにスクリューロッド48を
回動させると、該スクリューロッド48に螺合されてい
るナット49とともに走行部44がセグメント組立機3
へ向って移動し、押し棒46によってセグメントSがセ
グメント載置台11へ押し出されることになる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5から図
11に示すセグメント搬送供給手段では、押し棒46の
移動手段を構成する作動させるスクリューロッド48、
ナット49、モータM2が受渡フレーム35の内部に配
置されているため、該受渡フレーム35の厚さ寸法が大
きくなる傾向を呈し、また、大口径トンネル用シールド
掘進機で全自動式セグメント組立機(ロボット)を備え
るような場合、セグメント組立機3の後部には、種々の
機器が取り付けられているので、受渡フレーム35をセ
グメント組立機3へ向って移動させることは不可能であ
る。
【0026】更に、先に述べたように、セグメント搬送
装置4の台枠21からセグメント受渡装置5の受渡フレ
ーム35へセグメントSが送出される際には、該セグメ
ントSが平行四辺形リンク機構45及び押し棒46を下
方に押し下げるため、これらの部材によってセグメント
Sの端面及び凹湾曲面に損傷が生じることがある。
【0027】本発明の上述した実情に鑑みてなしたもの
で、セグメント組立機との干渉及びセグメントの損傷を
防止することが可能なセグメント受渡装置を提供するこ
とを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載したセグメント受渡装置で
は、セグメント組立機3の後方側に所定の間隔を隔てて
設置された台盤50と、該台盤50の両側部に上向きに
枢支され且つセグメントSをセグメント組立機3へ向っ
て移動させ得る複数のローラ51と、該ローラ51で支
持されるセグメントSを台盤50の後端部から前端部へ
移動させるセグメント移動機構52と、前記の台盤50
の前端部にセグメント搬送方向に前後動し得るように設
けられ且つセグメントSを支持し得るサポート部材54
と、該サポート部材54の後方側に配置され且つ台盤5
0に対してサポート部材54を前後動させるサポートジ
ャッキ55と、セグメント搬送方向に延び且つ前記のサ
ポート部材54からセグメント組立機3へセグメントS
を送出するフィーダジャッキ56とを備え、該フィーダ
ジャッキ56を前記のローラ51の上方の作動位置とロ
ーラ51の下方の格納位置との間を昇降し得るように台
盤50に支持し、台盤50にフィーダジャッキ56を昇
降させるランチャージャッキ57を設けている。
【0029】本発明の請求項2に記載したセグメント受
渡装置では、本発明の請求項1に記載のセグメント受渡
装置の構成に加えて、セグメントSを台盤50に対して
拘束し得るセグメント拘束機構53を備えている。
【0030】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
のセグメント受渡装置のいずれにおいても、台盤50の
後端側からサポート部材54へセグメントSを移動させ
る際に、ランチャージャッキ57によってフィーダジャ
ッキ56をローラ51の下方の格納位置へ下降させ、フ
ィーダジャッキ56とセグメントSとの接触に起因する
セグメントSの損傷を防止する。
【0031】また、セグメントSを搭載したサポート部
材54を台盤50からセグメント組立機3へ向って突出
させるためのサポートジャッキ55をサポート部材54
の後方側に配置することによって、セグメント組立機3
へ突出する部材の厚さ寸法を縮小し、該部材とセグメン
ト組立機3の後端部に配置された機器との干渉を防止す
る。
【0032】本発明の請求項2に記載したセグメント受
渡装置においては、セグメント拘束機構53で台盤50
にセグメントSを拘束して、台盤50の振動によるセグ
メントSの落下とセグメントSの位置のずれを防止す
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0034】図1から図4は本発明のセグメント受渡装
置の実施の形態の一例を示すもので、図中、図5から図
11と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0035】このセグメント受渡装置は、台盤50、ロ
ーラ51、セグメント移動機構52、セグメント拘束機
構53、サポート部材54、サポートジャッキ55、フ
ィーダジャッキ56、ランチャージャッキ57を備えて
いる。
【0036】台盤50は、シールド掘進機1のセンター
シャフト7の後端部に支持された作業台58に上面に略
水平に搭載固着されている。
【0037】ローラ51は、台盤50の両側部近傍上面
にブラケット59を介してトンネル掘削方向に向って所
定間隔で枢支されており、このローラ51によってセグ
メントSが、凹湾曲面が下方を向いた状態でトンネル掘
進方向へ移動可能に支持されるようになっている。
【0038】また、台盤50の両側部上面には、ローラ
51によって支持されるセグメントSの転落を防止する
ための滑落防止部材60が設けられている。
【0039】セグメント移動機構52は、前後方向に見
て左右のローラ51の間に位置するように台盤50の先
端近傍部、台盤50の後端部に枢支された従動スプロケ
ット61、駆動スプロケット62と、従動スプロケット
61、駆動スプロケット62に巻き掛けられた無端状チ
ェーン63と、該無端状チェーン63の上側に位置する
部分に取り付けられた送り部材64とを有している。
【0040】そして、モータM3で駆動スプロケット6
2を回動させて無端状チェーン63の上側に位置する部
分を前方側へ移動させると、送り部材64がローラ51
に支持されたセグメントSの後端面を押圧し、該セグメ
ントSがセグメント組立機3へ向って移動するようにな
っている。
【0041】また、左右の駆動スプロケット62は、ギ
ヤ、シャフト等により構成される連動装置(図示せず)
で同調回転するようになっている。
【0042】上記のセグメント移動機構52に対するセ
グメントSの供給は、セグメント搬送コンベヤ74によ
って行われる。
【0043】セグメント搬送コンベヤ74は、一例とし
て、前端部が作業台58に固定され且つ後端部がトンネ
ル周壁の内底部近傍に敷設された軌道75を走行する支
持台車76に固定されたコンベヤフレーム77と、該コ
ンベヤフレーム77の両側部上面にトンネル掘削方向に
向って所定間隔で枢支された複数のローラ78とを有
し、該ローラ78によって複数のセグメントSのそれぞ
れを、凹湾曲面が下方を向いた状態で支持するようにな
っている。
【0044】前記のローラ78を介してコンベヤフレー
ム77に支持されるセグメントSを搬送する手段とし
て、台盤50の後端近傍部、コンベヤフレーム77の後
端部には、従動スプロケット79、駆動スプロケット8
0が設けられ、これら従動スプロケット79、駆動スプ
ロケット80には、無端状チェーン(図示せず)が巻き
掛けられている。
【0045】上記の無端状チェーンにおいて、上側に位
置する部分には、セグメントSの後端部に当接してセグ
メントSを台盤50へ向って押し動かすための送り部材
81が、所定間隔で枢支されている。
【0046】なお、セグメント搬送コンベヤ74には、
例えばローラレス方式のものを適用することもできる。
【0047】また、前記の支持台車76は、前後方向か
ら見ると門型形状に形成され、トンネル周壁の内底部近
傍に、前記の軌道75を構成する左右のレール19の内
方に位置する軌道82が別途に敷設されるようになって
いる。
【0048】この軌道82には、搬送台車83が走行す
るようになっており、該搬送台車83で軌道75,82
を延長するための支持梁18、レール19を支持台車7
6の前方まで搬送し、更に、コンベヤフレーム77の下
面に設けたホイストクレーン84によって支持梁、レー
ル19の荷下ろし作業を行うようにしている。
【0049】セグメント拘束機構53は、上端部がセグ
メントSの凹湾曲面に形成された凹陥部65に嵌入し得
る形状に形成され且つ台盤50の前端部に昇降可能に支
持されたテーパピン66と、該テーパピン66を垂直に
案内するガイド67、及びテーパピン66を台盤50に
対して昇降させるロックジャッキ68とを有している。
【0050】そして、前述したローラ51によって支持
されたセグメントSが、セグメント移動機構52で台盤
50の前端部近傍まで搬送された状態において、ロック
ジャッキ68でテーパピン66を上昇させると、該テー
パピン66の上端部がセグメントSの凹陥部65に嵌入
して、セグメントSが台盤50に拘束され、シールド掘
進機1の振動によるセグメントSの変位が抑止されるよ
うになっている。
【0051】すなわち、セグメント拘束機構53で台盤
50にセグメントSを拘束することにより、シールド掘
進機1の振動によるセグメントSの落下とセグメントS
の位置のずれが防止されることになる。
【0052】サポート部材54は、台盤50の前端部に
セグメント搬送方向に前後動し得るように支持され且つ
台盤前部に対し後退した状態においてセグメント移動機
構52により送出されるグメントSが部材上面に載置さ
れ得るようになっている。
【0053】サポート部材54の上層部は、摩擦係数を
考慮した部材によって形成されている。
【0054】また、サポート部材54の所要箇所には、
該サポート部材54が台盤前端に対し後退した状態にお
いて、前記のテーパピン66の昇降を許容するための切
り欠き69が設けられている。
【0055】サポートジャッキ55は、ローラ51に支
持されているセグメントSの移動を阻害しないように、
サポートジャッキ55の後方側において位置を低くして
台盤50に支持されている。
【0056】このサポートジャッキ55のピストンロッ
ドは、サポート部材54の後端部に連結され、また、シ
リンダ本体は、台盤50に締結されている。
【0057】そして、セグメント移動機構52により搬
送されるセグメントSがセグメント拘束機構53により
拘束された状態で、サポートジャッキ55のピストンロ
ッドを前進させると、サポート部材54がセグメント組
立機3へ向って送出されるようになっている。
【0058】フィーダジャッキ56は、セグメント搬送
方向に延び且つピストンロッドがセグメント組立機側を
向くように、台盤50の中央部に並列に配置されてい
る。
【0059】このフィーダジャッキ56は、各フィーダ
ジャッキ56の長手方向中間を取り囲むハウジング70
と、各ハウジング70に台盤50の中心線上に回動して
突出するように軸支されたブラケット71と、台盤50
の上面中心線上に立設されたブラケット72と、セグメ
ント搬送方向に延び且つ両ブラケット71,72を枢支
するピン73とによって、台盤50に回動昇降可能に支
持されている。
【0060】更に、各フィーダジャッキ56のピストン
ロッドは、セグメントSの後端面に当接し得る同一のプ
ッシャー部材85に形成された長穴に嵌合しており、該
プッシャー部材85は、フィーダジャッキ56とともに
昇降し且つフィーダジャッキ56の台盤幅方向への近接
離反を許容し、また、2本のフィーダジャッキ56の伸
縮速度を同調させるようになっている。
【0061】但し、このプッシャー部材85は必ずしも
取付ける必要はなく、2本のフィーダジャッキ56の速
度同調は油圧制御にゆだねてもよい。
【0062】ランチャージャッキ57は、上下方向に延
びるように台盤50の中央部に並列に配置されている。
【0063】このランチャージャッキ57は、ピストン
ロッドが前記のブラケット71に枢支され、また、シリ
ンダ本体がブラケット72に枢支されている。
【0064】そして、ランチャージャッキ57のピスト
ンロッドを前進させると、フィーダジャッキ56がロー
ラ51の上方の作動位置へとピン73を中心にして回動
上昇し、また、ランチャージャッキ57のピストンロッ
ドを後退させると、フィーダジャッキ56がローラ51
の下方の格納位置へと下降するようになっている。
【0065】従って、先に述べたように、サポート部材
54がセグメント組立機3へ向って送出された状態にお
いて、ランチャージャッキ57によりフィーダジャッキ
56を作動位置へ上昇させた後、フィーダジャッキ56
のピストンロッドを前進させると、該ピストンロッドが
台盤50の前部に載置されているセグメントSを押圧
し、該セグメントSがセグメント組立機3のセグメント
載置台11へ送り出されることになる。
【0066】このように、図1から図4に示すセグメン
ト受渡装置では、台盤50の後端側から前部へセグメン
トSを移動させる際に、ランチャージャッキ57によっ
てフィーダジャッキ56を、ローラ51の下方の格納位
置へ下降させるので、セグメントSの端面及び凹湾曲面
にフィーダジャッキ56が接触することがなく、よっ
て、セグメントSの損傷を防止することが可能になる。
【0067】また、サポート部材54を台盤50からセ
グメント組立機3へ向って突出させるためのサポートジ
ャッキ55をサポート部材54の後方側に配置している
ので、セグメント組立機3へ突出する部材の厚さ寸法を
縮小して、該部材とセグメント組立機3の後端部に配置
された機器との干渉を防止することが可能になる。
【0068】なお、本発明のセグメント受渡装置は、上
述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え得
ることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のセグメント
受渡装置によれば下記のような種々の優れた効果を奏し
得る。
【0070】(1)本発明の請求項1あるいは請求項2
に記載のセグメント受渡装置のいずれにおいても、台盤
50の後端側から前部へセグメントSを移動させる際
に、ランチャージャッキ57によってフィーダジャッキ
56をローラ51の下方の格納位置へ下降させることが
できるので、フィーダジャッキ56とセグメントSとが
接触することがなく、よって、セグメントSの損傷を防
止することが可能になる。
【0071】(2)本発明の請求項1あるいは請求項2
に記載のセグメント受渡部材のいずれにおいても、サポ
ート部材54を台盤50からセグメント組立機3へ向っ
て突出させるためのサポートジャッキ55をサポート部
材54の後方側に配置しているので、セグメント組立機
3へ突出する部材の厚さ寸法を縮小することができ、該
部材とセグメント組立機3の後端部に配置された機器と
の干渉を防止することが可能になる。
【0072】(3)本発明の請求項2に記載のセグメン
ト受渡部材では、セグメント拘束機構53で台盤50に
セグメントSを拘束するので、台盤50の振動によるセ
グメントSの落下とセグメントSの位置のずれを防止す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセグメント受渡装置の実施の形態の一
例の横断面概略図である。
【図2】本発明のセグメント受渡装置の実施の形態の一
例の平面概略図である。
【図3】本発明のセグメント受渡装置の実施の形態の一
例の縦断面概略図である。
【図4】本発明のセグメント受渡装置の実施の形態の一
例を適用したセグメント搬送供給手段の概念図である。
【図5】従来のセグメント自動供給装置を適用したセグ
メント搬送供給手段を示す概念図である。
【図6】図5に示すセグメント搬送供給手段の正面図で
ある。
【図7】図5に示すセグメント搬送供給手段の部分平面
図である。
【図8】図5におけるセグメント受渡装置の拡大正面図
である。
【図9】図5におけるセグメント搬送装置の拡大横断面
図である。
【図10】図5におけるセグメント搬送装置の部分側面
図である。
【図11】図5におけるプッシャーの部分側面図であ
る。
【図12】セグメントの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 セグメント組立機 50 台盤 51 ローラ 52 セグメント移動機構 53 セグメント拘束機構 54 サポート部材 55 サポートジャッキ 56 フィーダジャッキ 57 ランチャージャッキ S セグメント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメント組立機(3)の後方側に所定
    の間隔を隔てて設置された台盤(50)と、該台盤(5
    0)の両側部に上向きに枢支され且つセグメント(S)
    をセグメント組立機(3)へ向って移動させ得る複数の
    ローラ(51)と、該ローラ(51)で支持されるセグ
    メント(S)を台盤(50)の後端部から前端部へ移動
    させるセグメント移動機構(52)と、前記の台盤(5
    0)の前端部にセグメント搬送方向に前後動し得るよう
    に設けられ且つセグメント(S)を支持し得るサポート
    部材(54)と、該サポート部材(54)の後方側に配
    置され且つ台盤(50)に対してサポート部材(54)
    を前後動させるサポートジャッキ(55)と、セグメン
    ト搬送方向に延び且つ前記のサポート部材(54)から
    セグメント組立機(3)へセグメント(S)を送出する
    フィーダジャッキ(56)とを備え、該フィーダジャッ
    キ(56)を前記のローラ(51)の上方の作動位置と
    ローラ(51)の下方の格納位置との間を昇降し得るよ
    うに台盤(50)に支持し、台盤(50)にフィーダジ
    ャッキ(56)を昇降させるランチャージャッキ(5
    7)を設けたことを特徴とするセグメント受渡装置。
  2. 【請求項2】 セグメント(S)を台盤(50)に対し
    て拘束し得るセグメント拘束機構(53)を備えた請求
    項1に記載のセグメント受渡装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019210755A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 鹿島建設株式会社 床版架設方法
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