JPH10148407A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- JPH10148407A JPH10148407A JP30978496A JP30978496A JPH10148407A JP H10148407 A JPH10148407 A JP H10148407A JP 30978496 A JP30978496 A JP 30978496A JP 30978496 A JP30978496 A JP 30978496A JP H10148407 A JPH10148407 A JP H10148407A
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- Japan
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- accumulator
- heat exchanger
- compressor
- heating
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/52—Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒートポンプ式の空調装置の暖房時および冷
房時の性能を満足するとともに、アキュムレータ内の余
剰冷媒を加熱することによって暖房能力の強化等を図る
ようにし、かつ、液バック現象を防止するようにしつ
つ、冷媒容器数の減少を可能にし、スペースおよびコス
トを節減する。 【解決手段】 圧縮機20、四方弁41、室内熱交換器
42、膨張弁43および室外熱交換器44を備えた冷暖
房可能な空調装置において、四方弁と圧縮機との間の吸
入側ライン32にアキュムレータ45を配置し、このア
キュムレータ45内に、余剰冷媒を加熱する温水熱交換
器46を設けるとともに、室外熱交換器44と膨張弁4
3との間のラインにレシーバタンク48を介設する。そ
して、液面レベル調整手段50によりレシーバタンク4
8内の液面レベルを調整し、暖房時にアキュムレータ4
5の上流で低圧側回路の余剰冷媒の一部をレシーバタン
ク48内に貯留させるようにする。
房時の性能を満足するとともに、アキュムレータ内の余
剰冷媒を加熱することによって暖房能力の強化等を図る
ようにし、かつ、液バック現象を防止するようにしつ
つ、冷媒容器数の減少を可能にし、スペースおよびコス
トを節減する。 【解決手段】 圧縮機20、四方弁41、室内熱交換器
42、膨張弁43および室外熱交換器44を備えた冷暖
房可能な空調装置において、四方弁と圧縮機との間の吸
入側ライン32にアキュムレータ45を配置し、このア
キュムレータ45内に、余剰冷媒を加熱する温水熱交換
器46を設けるとともに、室外熱交換器44と膨張弁4
3との間のラインにレシーバタンク48を介設する。そ
して、液面レベル調整手段50によりレシーバタンク4
8内の液面レベルを調整し、暖房時にアキュムレータ4
5の上流で低圧側回路の余剰冷媒の一部をレシーバタン
ク48内に貯留させるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷暖房可能なヒー
トポンプ式の空調装置に関するものである。
トポンプ式の空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷媒を循環させる回路に圧縮機、凝縮
器、膨張弁及び蒸発器を備え、圧縮機で圧縮された冷媒
が凝縮器で放熱しつつ凝縮、液化し、次いで膨張弁で膨
張されてから、蒸発器で吸熱しつつ蒸発した後、圧縮機
に戻されるようにしたヒートポンプは一般に知られてい
る。このヒートポンプの機能を利用した空調装置は、冷
媒回路に圧縮機、室内熱交換器、膨張弁及び室外熱交換
器を配設するとともに、冷媒循環経路を切替える四方弁
を設けている。そして、暖房時は、冷媒が圧縮機、四方
弁、室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器、四方弁、圧
縮機の順に循環することにより、室内熱交換器が凝縮
器、室外熱交換器が蒸発器となって、室内熱交換器での
放熱による暖房が行われ、一方、冷房時は、冷媒が圧縮
機、四方弁、室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器、四
方弁、圧縮機の順に循環することにより、室外熱交換器
が凝縮器、室内熱交換器が蒸発器となって、室内熱交換
器での吸熱による冷房が行われるように冷媒回路を構成
している。
器、膨張弁及び蒸発器を備え、圧縮機で圧縮された冷媒
が凝縮器で放熱しつつ凝縮、液化し、次いで膨張弁で膨
張されてから、蒸発器で吸熱しつつ蒸発した後、圧縮機
に戻されるようにしたヒートポンプは一般に知られてい
る。このヒートポンプの機能を利用した空調装置は、冷
媒回路に圧縮機、室内熱交換器、膨張弁及び室外熱交換
器を配設するとともに、冷媒循環経路を切替える四方弁
を設けている。そして、暖房時は、冷媒が圧縮機、四方
弁、室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器、四方弁、圧
縮機の順に循環することにより、室内熱交換器が凝縮
器、室外熱交換器が蒸発器となって、室内熱交換器での
放熱による暖房が行われ、一方、冷房時は、冷媒が圧縮
機、四方弁、室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器、四
方弁、圧縮機の順に循環することにより、室外熱交換器
が凝縮器、室内熱交換器が蒸発器となって、室内熱交換
器での吸熱による冷房が行われるように冷媒回路を構成
している。
【0003】従来、この種の空調装置において、高圧側
の膨張弁近傍の冷媒温度を飽和液温度よりも低い温度と
するように膨張弁開度等を制御する、所謂サブクール制
御を行うことにより、後に詳述するようなCOP(成績
係数)の向上、性能の向上を図るようにしたものがあ
る。このような装置では、蒸発機と圧縮機の吸込み口と
の間に比較的大容量のアキュムレータを配置し、余剰冷
媒をアキュムレータ内に滞留させるようにしている。
の膨張弁近傍の冷媒温度を飽和液温度よりも低い温度と
するように膨張弁開度等を制御する、所謂サブクール制
御を行うことにより、後に詳述するようなCOP(成績
係数)の向上、性能の向上を図るようにしたものがあ
る。このような装置では、蒸発機と圧縮機の吸込み口と
の間に比較的大容量のアキュムレータを配置し、余剰冷
媒をアキュムレータ内に滞留させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように蒸発機と
圧縮機の吸込み口との間に比較的大容量のアキュムレー
タを配置して、余剰冷媒をアキュムレータ内に滞留させ
るようにしたものにおいて、さらに上記アキュムレータ
内に熱交換器からなる加熱手段を設け、この熱交換器に
例えばエンジン冷却後の冷却水(温水)を導いてアキュ
ムレータの内の冷媒を加熱するようにしたものが考えら
れている。このようにすると、エンジンの廃熱等を利用
して暖房能力の強化等を図ることができる。
圧縮機の吸込み口との間に比較的大容量のアキュムレー
タを配置して、余剰冷媒をアキュムレータ内に滞留させ
るようにしたものにおいて、さらに上記アキュムレータ
内に熱交換器からなる加熱手段を設け、この熱交換器に
例えばエンジン冷却後の冷却水(温水)を導いてアキュ
ムレータの内の冷媒を加熱するようにしたものが考えら
れている。このようにすると、エンジンの廃熱等を利用
して暖房能力の強化等を図ることができる。
【0005】ただし、余剰冷媒の全量をアキュムレータ
内に貯留させた状態で加熱を行うと、冷媒の沸騰に伴っ
て液滴がアキュムレータから下流側の回路に放出され、
これが圧縮機に吸込まれて所謂液バック現象が生じるお
それがあり、この液バック現象は圧縮機の性能や信頼性
に悪影響を及ぼす。このような事態を避けるためには、
アキュムレータをメインアキュムレータとサブアキュム
レータ等に分割し、かつ大型化する必要があり、設置ス
ペースの増大やコストアップを招く。
内に貯留させた状態で加熱を行うと、冷媒の沸騰に伴っ
て液滴がアキュムレータから下流側の回路に放出され、
これが圧縮機に吸込まれて所謂液バック現象が生じるお
それがあり、この液バック現象は圧縮機の性能や信頼性
に悪影響を及ぼす。このような事態を避けるためには、
アキュムレータをメインアキュムレータとサブアキュム
レータ等に分割し、かつ大型化する必要があり、設置ス
ペースの増大やコストアップを招く。
【0006】また、ヒートポンプのCOPの向上、性能
の向上を図る手法としては、上記のようなサブクール制
御のほかに、圧縮機吸入側の冷媒温度を飽和蒸気温度よ
りも高い温度とするように膨張弁等を制御する、所謂ス
ーパーヒート制御が知られている。このスーパーヒート
制御を行う場合、凝縮器と膨張弁との間にレシーバタン
クを配置する。そして、負荷が小となるにつれて圧縮機
の回転数を低下させるとともに、膨張弁開度を絞ること
により、蒸発器において冷媒を完全に気化させるだけで
なく飽和蒸気温度以上に加熱するスーパーヒート制御を
行うようにし、圧縮機の回転数低下に伴い循環流量が減
少することにより発生する余剰冷媒を室外熱交換器及び
上記レシーバタンク内にゆっくり循環する液冷媒として
溜めるようにしている。
の向上を図る手法としては、上記のようなサブクール制
御のほかに、圧縮機吸入側の冷媒温度を飽和蒸気温度よ
りも高い温度とするように膨張弁等を制御する、所謂ス
ーパーヒート制御が知られている。このスーパーヒート
制御を行う場合、凝縮器と膨張弁との間にレシーバタン
クを配置する。そして、負荷が小となるにつれて圧縮機
の回転数を低下させるとともに、膨張弁開度を絞ること
により、蒸発器において冷媒を完全に気化させるだけで
なく飽和蒸気温度以上に加熱するスーパーヒート制御を
行うようにし、圧縮機の回転数低下に伴い循環流量が減
少することにより発生する余剰冷媒を室外熱交換器及び
上記レシーバタンク内にゆっくり循環する液冷媒として
溜めるようにしている。
【0007】このスーパーヒート制御と上記サブクール
制御とを組合わせて、例えば後に詳述するように暖房時
にサブクール制御、冷房時にスーパーヒート制御を行う
ようにすれば、性能向上等に効果的である。
制御とを組合わせて、例えば後に詳述するように暖房時
にサブクール制御、冷房時にスーパーヒート制御を行う
ようにすれば、性能向上等に効果的である。
【0008】ところが、このようにする場合に、アキュ
ムレータとレシーバタンクとが必要であり、とくに、上
記のようにアキュムレータ内の余剰冷媒を加熱する場合
において液バック現象を防止するためにアキュムレータ
を複数に分割すると、大型の冷媒容器が3個以上必要と
なり、スペース、コスト等の面で非常に不利である。
ムレータとレシーバタンクとが必要であり、とくに、上
記のようにアキュムレータ内の余剰冷媒を加熱する場合
において液バック現象を防止するためにアキュムレータ
を複数に分割すると、大型の冷媒容器が3個以上必要と
なり、スペース、コスト等の面で非常に不利である。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑み、暖房時およ
び冷房時の性能を満足するとともに、アキュムレータ内
の余剰冷媒を加熱することによって暖房能力の強化等を
図るようにし、かつ、液バック現象を防止するようにし
つつ、冷媒容器数の減少を可能にし、スペースおよびコ
ストを節減することができる空調装置を提供することを
目的とする。
び冷房時の性能を満足するとともに、アキュムレータ内
の余剰冷媒を加熱することによって暖房能力の強化等を
図るようにし、かつ、液バック現象を防止するようにし
つつ、冷媒容器数の減少を可能にし、スペースおよびコ
ストを節減することができる空調装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧縮機と、暖房時に凝縮器、冷房時に蒸
発器となる室内熱交換器と、膨張弁と、暖房時に蒸発
器、冷房時に凝縮器となる室外熱交換器と、冷媒循環経
路を切替える手段とが冷媒回路に設けられ、暖房時には
冷媒が圧縮機から室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器
をこの順に通って圧縮機に戻され、冷房時には冷媒が圧
縮機から室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器をこの順
に通って圧縮機に戻されるように冷媒回路が構成されて
いる空調装置において、冷媒が蒸発器から圧縮機に戻る
経路中にアキュムレータを配置し、このアキュムレータ
内に、アキュムレータに貯留する液相の余剰冷媒を加熱
する加熱手段を設けるとともに、冷房時には凝縮器から
膨張弁までの間の高圧側回路となる位置で、かつ暖房時
に膨張弁から上記アキュムレータまでの間の低圧側回路
となる位置にレシーバタンクを設け、このレシーバタン
クに、レシーバタンク内の液面レベルを暖房時と冷房時
とに応じて調整する液面レベル調整手段を設けたもので
ある。
に、本発明は、圧縮機と、暖房時に凝縮器、冷房時に蒸
発器となる室内熱交換器と、膨張弁と、暖房時に蒸発
器、冷房時に凝縮器となる室外熱交換器と、冷媒循環経
路を切替える手段とが冷媒回路に設けられ、暖房時には
冷媒が圧縮機から室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器
をこの順に通って圧縮機に戻され、冷房時には冷媒が圧
縮機から室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器をこの順
に通って圧縮機に戻されるように冷媒回路が構成されて
いる空調装置において、冷媒が蒸発器から圧縮機に戻る
経路中にアキュムレータを配置し、このアキュムレータ
内に、アキュムレータに貯留する液相の余剰冷媒を加熱
する加熱手段を設けるとともに、冷房時には凝縮器から
膨張弁までの間の高圧側回路となる位置で、かつ暖房時
に膨張弁から上記アキュムレータまでの間の低圧側回路
となる位置にレシーバタンクを設け、このレシーバタン
クに、レシーバタンク内の液面レベルを暖房時と冷房時
とに応じて調整する液面レベル調整手段を設けたもので
ある。
【0011】この構造によると、上記レシーバタンク
が、冷房時には膨張弁上流の高圧側回路中の余剰冷媒を
滞留させるレシーバタンク本来の機能を果す一方、暖房
時には、低圧側回路におけるアキュムレータの上流で低
圧側回路の余剰冷媒の一部を予備的に貯えることによ
り、アキュムレータ内の冷媒貯留量を低減する機能を果
す。そして、このように暖房時にアキュムレータ内の冷
媒貯留量が低減されることにより、アキュムレータ内の
冷媒が加熱手段で加熱されて沸騰しても、液滴がアキュ
ムレータ下流に放出されることが避けられ、圧縮機への
液バック現象が防止される。
が、冷房時には膨張弁上流の高圧側回路中の余剰冷媒を
滞留させるレシーバタンク本来の機能を果す一方、暖房
時には、低圧側回路におけるアキュムレータの上流で低
圧側回路の余剰冷媒の一部を予備的に貯えることによ
り、アキュムレータ内の冷媒貯留量を低減する機能を果
す。そして、このように暖房時にアキュムレータ内の冷
媒貯留量が低減されることにより、アキュムレータ内の
冷媒が加熱手段で加熱されて沸騰しても、液滴がアキュ
ムレータ下流に放出されることが避けられ、圧縮機への
液バック現象が防止される。
【0012】この発明の装置において、上記レシーバタ
ンクは、例えば室外熱交換器と膨張弁との間の回路に介
設しておけばよい。
ンクは、例えば室外熱交換器と膨張弁との間の回路に介
設しておけばよい。
【0013】また、暖房時に膨張弁の開度調節により高
圧側の膨張弁近傍の冷媒温度を飽和液温度よりも低い温
度とするサブクール制御を行う一方、冷房時に膨張弁の
開度調節により圧縮機吸入側の冷媒温度を飽和蒸気温度
よりも高い温度とするスーパーヒート制御を行なう制御
手段を備えていれば、暖房時および冷房時に有効にCO
Pが向上され、さらに、アキュムレータ内の冷媒が加熱
手段で加熱されることにより暖房性能等が高められる。
そして、このようにした場合に、サブクール制御が行わ
れる暖房時に低圧側回路中の余剰冷媒が増加し易くなる
が、上記のように低圧側回路中の余剰冷媒の一部がレシ
ーバタンクに貯えられることにより、アキュムレータ内
の冷媒貯留量の増加が避けられる。
圧側の膨張弁近傍の冷媒温度を飽和液温度よりも低い温
度とするサブクール制御を行う一方、冷房時に膨張弁の
開度調節により圧縮機吸入側の冷媒温度を飽和蒸気温度
よりも高い温度とするスーパーヒート制御を行なう制御
手段を備えていれば、暖房時および冷房時に有効にCO
Pが向上され、さらに、アキュムレータ内の冷媒が加熱
手段で加熱されることにより暖房性能等が高められる。
そして、このようにした場合に、サブクール制御が行わ
れる暖房時に低圧側回路中の余剰冷媒が増加し易くなる
が、上記のように低圧側回路中の余剰冷媒の一部がレシ
ーバタンクに貯えられることにより、アキュムレータ内
の冷媒貯留量の増加が避けられる。
【0014】この装置において、冷媒として非共沸冷媒
を用いた場合は、サブクール制御が行われる暖房時にア
キュムレータに貯えられる液層の余剰冷媒の量が多くな
ると圧縮機に吸込まれる冷媒の組成比に変動を来し易く
なるが、アキュムレータ内の冷媒が加熱手段で加熱され
ることで組成比の変動を是正する等の作用が得られる。
そして、このような作用が有効に発揮されつつ、上記の
ようなレシーバタンクによる作用でアキュムレータ内の
冷媒貯留量の増加が避けられて、液バック現象が防止さ
れる。
を用いた場合は、サブクール制御が行われる暖房時にア
キュムレータに貯えられる液層の余剰冷媒の量が多くな
ると圧縮機に吸込まれる冷媒の組成比に変動を来し易く
なるが、アキュムレータ内の冷媒が加熱手段で加熱され
ることで組成比の変動を是正する等の作用が得られる。
そして、このような作用が有効に発揮されつつ、上記の
ようなレシーバタンクによる作用でアキュムレータ内の
冷媒貯留量の増加が避けられて、液バック現象が防止さ
れる。
【0015】また、本発明の装置において、レシーバタ
ンク内の液面レベルを暖房時には冷房時よりも高くする
ように液面レベル調整手段を構成しておけば、暖房時に
アキュムレータ内の冷媒貯留量を低減させる作用が良好
に得られる。
ンク内の液面レベルを暖房時には冷房時よりも高くする
ように液面レベル調整手段を構成しておけば、暖房時に
アキュムレータ内の冷媒貯留量を低減させる作用が良好
に得られる。
【0016】また、液面レベル調整手段が、レシーバタ
ンク内の液面レベルを複数段階に切換可能とする切換手
段を有し、アキュムレータ内の液面レベルに応じて上記
切換手段が作動されるようになっていれば、アキュムレ
ータ内の冷媒貯留量が適正に制御される。
ンク内の液面レベルを複数段階に切換可能とする切換手
段を有し、アキュムレータ内の液面レベルに応じて上記
切換手段が作動されるようになっていれば、アキュムレ
ータ内の冷媒貯留量が適正に制御される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0018】図1は、本発明の空調装置を概略的に示す
回路図である。この図に示すように、空調装置1には、
水冷式のエンジン2と、このエンジン2で駆動される圧
縮機20によって冷媒を循環させる冷媒回路30と、上
記エンジン2を冷却するための冷却水回路80とが設け
られている。冷媒としては、沸点温度が異なる複数種の
冷媒を混合した非共沸冷媒が用いられており、例えば比
較的低沸点の冷媒であるR32及びR125と比較的高
沸点の冷媒であるR134aを混合した冷媒が用いられ
ている。
回路図である。この図に示すように、空調装置1には、
水冷式のエンジン2と、このエンジン2で駆動される圧
縮機20によって冷媒を循環させる冷媒回路30と、上
記エンジン2を冷却するための冷却水回路80とが設け
られている。冷媒としては、沸点温度が異なる複数種の
冷媒を混合した非共沸冷媒が用いられており、例えば比
較的低沸点の冷媒であるR32及びR125と比較的高
沸点の冷媒であるR134aを混合した冷媒が用いられ
ている。
【0019】上記冷媒回路30は、上記圧縮機20と、
暖房時に凝縮器、冷房時に蒸発器となる室内熱交換器4
2と、膨張弁43と、暖房時に蒸発器、冷房時に凝縮器
となる室外熱交換器44と、冷媒循環経路を切替える手
段としての四方弁41とを備えている。
暖房時に凝縮器、冷房時に蒸発器となる室内熱交換器4
2と、膨張弁43と、暖房時に蒸発器、冷房時に凝縮器
となる室外熱交換器44と、冷媒循環経路を切替える手
段としての四方弁41とを備えている。
【0020】上記圧縮機20の吐出口と四方弁41の第
1ポート41aとの間には吐出側ライン31が、また四
方弁41の第4ポート41dと圧縮機20の吸込み口と
の間には吸入側ライン32が設けられている。一方、四
方弁41の第2ポート41bにはライン33を介して室
内熱交換器42が接続され、この室内熱交換器42に膨
張弁43が接続されるとともに、膨張弁43と室外熱交
換器44とがライン34,35を介して接続され、さら
に室外熱交換器44と四方弁41の第3ポート41cと
がライン36を介して接続されている。
1ポート41aとの間には吐出側ライン31が、また四
方弁41の第4ポート41dと圧縮機20の吸込み口と
の間には吸入側ライン32が設けられている。一方、四
方弁41の第2ポート41bにはライン33を介して室
内熱交換器42が接続され、この室内熱交換器42に膨
張弁43が接続されるとともに、膨張弁43と室外熱交
換器44とがライン34,35を介して接続され、さら
に室外熱交換器44と四方弁41の第3ポート41cと
がライン36を介して接続されている。
【0021】また、冷媒が蒸発器(暖房時には室外熱交
換器44、冷房時には室内熱交換器42)から圧縮機2
0に戻る経路中にアキュムレータ45が配置され、図示
の例では四方弁41と圧縮機20の吸込み口との間の吸
入側ライン32の途中にアキュムレータ45が配置され
ている。このアキュムレータ45内には、アキュムレー
タ45に貯留する液相の余剰冷媒を加熱する加熱手段と
して温水熱交換器46が設けられており、後に詳述する
ように温水熱交換器46には冷却水回路80からエンジ
ン冷却後の温水がリニア三方弁86を介して導かれるよ
うになっている。
換器44、冷房時には室内熱交換器42)から圧縮機2
0に戻る経路中にアキュムレータ45が配置され、図示
の例では四方弁41と圧縮機20の吸込み口との間の吸
入側ライン32の途中にアキュムレータ45が配置され
ている。このアキュムレータ45内には、アキュムレー
タ45に貯留する液相の余剰冷媒を加熱する加熱手段と
して温水熱交換器46が設けられており、後に詳述する
ように温水熱交換器46には冷却水回路80からエンジ
ン冷却後の温水がリニア三方弁86を介して導かれるよ
うになっている。
【0022】四方弁41とアキュムレータ45との間の
吸入側ライン32には液ガス熱交換器47が介設されて
いる。
吸入側ライン32には液ガス熱交換器47が介設されて
いる。
【0023】また、冷房時に凝縮器から膨張弁43まで
の間の高圧側回路となる位置で、かつ暖房時に膨張弁4
3からアキュムレータ45までの間の低圧側回路となる
位置にレシーバタンク48が設けられ、図示の冷媒回路
30においては膨張弁43と室外熱交換器44との間の
回路中にレシーバタンク48が介設され、膨張弁43か
ら液ガス熱交換器47を経たライン34がレシーバタン
ク48に達するとともに、室外熱交換器44からのライ
ン35がレシーバタンク48に達している。
の間の高圧側回路となる位置で、かつ暖房時に膨張弁4
3からアキュムレータ45までの間の低圧側回路となる
位置にレシーバタンク48が設けられ、図示の冷媒回路
30においては膨張弁43と室外熱交換器44との間の
回路中にレシーバタンク48が介設され、膨張弁43か
ら液ガス熱交換器47を経たライン34がレシーバタン
ク48に達するとともに、室外熱交換器44からのライ
ン35がレシーバタンク48に達している。
【0024】上記レシーバタンク48には液面レベル調
整手段50が設けられている。この液面レベル調整手段
50は、図3にも示すように、室外熱交換器側のライン
35に接続された第1,第2のパイプ50a,50b
と、膨張弁側のライン34に接続された第3のパイプ5
0cと、第2のパイプ50bを開閉する液面制御弁50
dとからなり、上記各パイプ50a,50b,50cは
下方からレシーバタンク48内に突入し、第1のパイプ
50aの上端は所定高レベル位置L1に開口し、第2の
パイプ50bの上端および第3のパイプ50cの上端は
所定低レベル位置L2に開口している。
整手段50が設けられている。この液面レベル調整手段
50は、図3にも示すように、室外熱交換器側のライン
35に接続された第1,第2のパイプ50a,50b
と、膨張弁側のライン34に接続された第3のパイプ5
0cと、第2のパイプ50bを開閉する液面制御弁50
dとからなり、上記各パイプ50a,50b,50cは
下方からレシーバタンク48内に突入し、第1のパイプ
50aの上端は所定高レベル位置L1に開口し、第2の
パイプ50bの上端および第3のパイプ50cの上端は
所定低レベル位置L2に開口している。
【0025】そして、後述のフローチャートに示すよう
に、暖房時と冷房時とに応じ、上記液面制御弁50dが
開閉されることにより、レシーバタンク48内の液面レ
ベルが調整されるようになっている。
に、暖房時と冷房時とに応じ、上記液面制御弁50dが
開閉されることにより、レシーバタンク48内の液面レ
ベルが調整されるようになっている。
【0026】空調装置1の詳細な構造を、図2を参照し
つつ具体的に説明する。
つつ具体的に説明する。
【0027】図2に示すエンジン2は水冷式ガスエンジ
ンであり、このエンジン2の吸気管3にエアクリーナ4
及びミキサー5が接続されている。このミキサー5に
は、図外の燃料ガス供給源に接続された燃料供給管6が
接続されており、この燃料供給管6に流量制御弁7、ガ
バナ8及び電磁弁9が介設されている。そして、上記ミ
キサー5では、パルスモータ5aによるスロットルの作
動によりエンジンへの燃料ガス及び空気の供給量を調節
するようになっている。エンジン2のオイルパンには、
オイル供給管10を介してオイルタンク11が接続され
ており、上記オイル管10にはオイル供給量を調節する
ための電磁弁12が介設されている。
ンであり、このエンジン2の吸気管3にエアクリーナ4
及びミキサー5が接続されている。このミキサー5に
は、図外の燃料ガス供給源に接続された燃料供給管6が
接続されており、この燃料供給管6に流量制御弁7、ガ
バナ8及び電磁弁9が介設されている。そして、上記ミ
キサー5では、パルスモータ5aによるスロットルの作
動によりエンジンへの燃料ガス及び空気の供給量を調節
するようになっている。エンジン2のオイルパンには、
オイル供給管10を介してオイルタンク11が接続され
ており、上記オイル管10にはオイル供給量を調節する
ための電磁弁12が介設されている。
【0028】また、上記エンジン2から排気管13が導
出され、この排気管13に排ガス熱交換器14、排気サ
イレンサ15及びミストセパレータ16が介設されてい
る。なお、17はエンジン2のオイルパン内のオイル温
度を調節するためのヒータ、18は排ガス熱交換器14
や排気サイレンサ15やミストセパレータ16からのド
レン水を処理するドレン処理装置である。
出され、この排気管13に排ガス熱交換器14、排気サ
イレンサ15及びミストセパレータ16が介設されてい
る。なお、17はエンジン2のオイルパン内のオイル温
度を調節するためのヒータ、18は排ガス熱交換器14
や排気サイレンサ15やミストセパレータ16からのド
レン水を処理するドレン処理装置である。
【0029】上記圧縮機20は、図示の例では2個の単
位圧縮機20a,20bを有するマルチ型圧縮機からな
り、上記各単位圧縮機20a,20bは電磁クラッチ2
1を介してエンジンの出力軸22に接続されている。2
3は圧縮機20内のオイル温度を調節するためのヒータ
である。
位圧縮機20a,20bを有するマルチ型圧縮機からな
り、上記各単位圧縮機20a,20bは電磁クラッチ2
1を介してエンジンの出力軸22に接続されている。2
3は圧縮機20内のオイル温度を調節するためのヒータ
である。
【0030】冷媒回路30は複数の部屋の冷暖房を行い
得るように構成されており、冷媒回路30のライン3
3,34間に、複数台の室内熱交換器42a〜42n
と、これらにそれぞれ具備された膨張弁43a〜43n
とが並列に接続され、またライン35,36間には2台
の室外熱交換器44a,44bが並列に接続されてい
る。
得るように構成されており、冷媒回路30のライン3
3,34間に、複数台の室内熱交換器42a〜42n
と、これらにそれぞれ具備された膨張弁43a〜43n
とが並列に接続され、またライン35,36間には2台
の室外熱交換器44a,44bが並列に接続されてい
る。
【0031】冷媒回路30の吐出側ライン31は、圧縮
機20の吐出部から導出されてオイルセパレータ52を
介して四方弁41の第1ポート41aに接続されてお
り、上記オイルセパレータ52から導出されたオイル戻
りライン53は、毛細管53aを介して吸入側ライン3
2おける下流側のライン32dに接続されている。
機20の吐出部から導出されてオイルセパレータ52を
介して四方弁41の第1ポート41aに接続されてお
り、上記オイルセパレータ52から導出されたオイル戻
りライン53は、毛細管53aを介して吸入側ライン3
2おける下流側のライン32dに接続されている。
【0032】一方、吸入側ライン32は、上記四方弁4
1の第3ポート41cから導出されて液ガス熱交換器4
7を経てアキュムレータ45に至るライン32aと、ア
キュムレータ45から導出されたライン32bと、この
ライン32bにU字形ライン32cおよび毛細管54を
介して連なるライン32dとで構成され、ライン32d
の下流端側が逆止弁55を介して圧縮機20の吸込み口
に接続されている。なお、上記吐出側ライン31の下流
寄りの部分は上記吸入側ライン32におけるライン32
aに、ストレーナ57及び開閉弁58を有するライン5
6を介して接続され、圧力が異常に高いとき等に上記開
閉弁58が開かれるようになっている。
1の第3ポート41cから導出されて液ガス熱交換器4
7を経てアキュムレータ45に至るライン32aと、ア
キュムレータ45から導出されたライン32bと、この
ライン32bにU字形ライン32cおよび毛細管54を
介して連なるライン32dとで構成され、ライン32d
の下流端側が逆止弁55を介して圧縮機20の吸込み口
に接続されている。なお、上記吐出側ライン31の下流
寄りの部分は上記吸入側ライン32におけるライン32
aに、ストレーナ57及び開閉弁58を有するライン5
6を介して接続され、圧力が異常に高いとき等に上記開
閉弁58が開かれるようになっている。
【0033】アキュムレータ45には、上記温水熱交換
器46が設けられるとともに、このアキュムレータ45
内に蓄えられる液相冷媒の組成比を検出する組成比検出
器101が設けられている。また、アキュムレータ45
の所定レベル位置が、ストレーナ61及び毛細管62を
有する通路60によってライン32cに接続されるとと
もに、この通路60に対して温度センサ102が設けら
れ、アキュムレータ45内の液面レベルの上昇に応じて
液相冷媒が上記通路60に導出されたときに、それに伴
う温度変化が上記温度センサ102で検出されることに
より、温度センサ102がアキュムレータ45の液面レ
ベルセンサとして機能するようになっている。
器46が設けられるとともに、このアキュムレータ45
内に蓄えられる液相冷媒の組成比を検出する組成比検出
器101が設けられている。また、アキュムレータ45
の所定レベル位置が、ストレーナ61及び毛細管62を
有する通路60によってライン32cに接続されるとと
もに、この通路60に対して温度センサ102が設けら
れ、アキュムレータ45内の液面レベルの上昇に応じて
液相冷媒が上記通路60に導出されたときに、それに伴
う温度変化が上記温度センサ102で検出されることに
より、温度センサ102がアキュムレータ45の液面レ
ベルセンサとして機能するようになっている。
【0034】さらに、運転停止時等にアキュムレータ4
5内の液相冷媒を導出し得るように、アキュムレータ4
5の下端部がストレーナ64及び開閉弁65を有する通
路63を介してU字形のライン32cの下端部に接続さ
れている。
5内の液相冷媒を導出し得るように、アキュムレータ4
5の下端部がストレーナ64及び開閉弁65を有する通
路63を介してU字形のライン32cの下端部に接続さ
れている。
【0035】なお、圧縮機20には圧縮機温度センサ1
03が設けられ、上記吐出側ライン31には、圧縮機2
0から吐出された冷媒の圧力を検出する高圧側圧力セン
サ104が設けられ、一方、吸入側ライン32における
下流側のライン32dには、圧縮機20に吸入される冷
媒の圧力を検出する低圧側圧力センサ105及びこの冷
媒の温度を検出する吸込み冷媒温度センサ106が設け
られている。
03が設けられ、上記吐出側ライン31には、圧縮機2
0から吐出された冷媒の圧力を検出する高圧側圧力セン
サ104が設けられ、一方、吸入側ライン32における
下流側のライン32dには、圧縮機20に吸入される冷
媒の圧力を検出する低圧側圧力センサ105及びこの冷
媒の温度を検出する吸込み冷媒温度センサ106が設け
られている。
【0036】また、上記四方弁41と室内熱交換器42
a〜42nとの間のライン33には、開閉弁66と、室
外側と室内側とを接続するジョイント67と、循環冷媒
の組成比を検出する組成比検出器107とが配設されて
いる。
a〜42nとの間のライン33には、開閉弁66と、室
外側と室内側とを接続するジョイント67と、循環冷媒
の組成比を検出する組成比検出器107とが配設されて
いる。
【0037】室内熱交換器42a〜42nおよび膨張弁
43a〜43nが設けられている各室内機には、暖房時
に膨張弁上流側部分の冷媒温度を検出する膨張弁上流側
温度センサ110a〜110nおよび室内温度センサ1
11a〜111nが配設されている。
43a〜43nが設けられている各室内機には、暖房時
に膨張弁上流側部分の冷媒温度を検出する膨張弁上流側
温度センサ110a〜110nおよび室内温度センサ1
11a〜111nが配設されている。
【0038】膨張弁43a〜43nとレシーバタンク4
8との間のライン34には、室外側と室内側とを接続す
るジョイント68、開閉弁69、ドライヤ70、フィル
ター71等が配設されるとともに、上記液ガス熱交換器
47が介設されている。なお、レシーバタンク48と室
外熱交換器44a,44bとの間のライン35は、制御
弁73及びストレーナ74を有するライン72を介して
上記吸入側ライン32における上流側のライン32aに
接続されている。また、室外熱交換器44bの両側には
開閉弁76,77が設けられている。
8との間のライン34には、室外側と室内側とを接続す
るジョイント68、開閉弁69、ドライヤ70、フィル
ター71等が配設されるとともに、上記液ガス熱交換器
47が介設されている。なお、レシーバタンク48と室
外熱交換器44a,44bとの間のライン35は、制御
弁73及びストレーナ74を有するライン72を介して
上記吸入側ライン32における上流側のライン32aに
接続されている。また、室外熱交換器44bの両側には
開閉弁76,77が設けられている。
【0039】また、上記冷却水回路80は、ポンプ82
の吐出側から冷却水ライン81aが導出され、この冷却
水ライン81aが上記排ガス熱交換器14からポンプ8
3を経てエンジン2のウォータジャケット84の冷却水
導入口に接続されるとともに、ウォータジャケット84
の冷却水導出口からサーモスタット85を介して冷却水
ライン81bが導出され、これがリニア三方弁86に接
続されている。
の吐出側から冷却水ライン81aが導出され、この冷却
水ライン81aが上記排ガス熱交換器14からポンプ8
3を経てエンジン2のウォータジャケット84の冷却水
導入口に接続されるとともに、ウォータジャケット84
の冷却水導出口からサーモスタット85を介して冷却水
ライン81bが導出され、これがリニア三方弁86に接
続されている。
【0040】上記リニア三方弁86からは冷却水ライン
81c,81eがそれぞれ導出されている。上記冷却水
ライン81cはラジエータ87に接続されており、ラジ
エータ87から導出された冷却水ライン81dは上記ポ
ンプ82の吸入側に接続されている。一方、上記冷却水
ライン81eは、アキュムレータ45に設けられた温水
熱交換器46に至り、この熱交換器46を経て上記冷却
水ライン81dに接続されている。
81c,81eがそれぞれ導出されている。上記冷却水
ライン81cはラジエータ87に接続されており、ラジ
エータ87から導出された冷却水ライン81dは上記ポ
ンプ82の吸入側に接続されている。一方、上記冷却水
ライン81eは、アキュムレータ45に設けられた温水
熱交換器46に至り、この熱交換器46を経て上記冷却
水ライン81dに接続されている。
【0041】上記リニア三方弁86は、上記冷却水ライ
ン81c及び81eへの冷却水の流量を調節するように
なっている。具体的には、図4に示すようにこの三方弁
86の作動位置に応じ、この三方弁86に導かれる冷却
水を冷却水ライン81cに100%流す状態から冷却水
ライン81eへ100%流す状態にまでわたり、両冷却
水ライン81c,81eの冷却水量の割合をリニアに変
えることができるようになっている。そして、冷却水回
路80において、排ガス熱交換器14およびウォータジ
ャケット84から熱を受け取った冷却水が上記リニア三
方弁86に導かれ、さらにこのリニア三方弁86の作動
位置に応じた量だけ冷却水ライン81eを介して温水熱
交換器46に導かれることにより、この熱交換器46で
アキュムレータ45内の冷媒に熱が供給され、その供給
熱量が上記リニア三方弁86によって調節されるように
なっている。
ン81c及び81eへの冷却水の流量を調節するように
なっている。具体的には、図4に示すようにこの三方弁
86の作動位置に応じ、この三方弁86に導かれる冷却
水を冷却水ライン81cに100%流す状態から冷却水
ライン81eへ100%流す状態にまでわたり、両冷却
水ライン81c,81eの冷却水量の割合をリニアに変
えることができるようになっている。そして、冷却水回
路80において、排ガス熱交換器14およびウォータジ
ャケット84から熱を受け取った冷却水が上記リニア三
方弁86に導かれ、さらにこのリニア三方弁86の作動
位置に応じた量だけ冷却水ライン81eを介して温水熱
交換器46に導かれることにより、この熱交換器46で
アキュムレータ45内の冷媒に熱が供給され、その供給
熱量が上記リニア三方弁86によって調節されるように
なっている。
【0042】なお、112はエンジン冷却後の温水の温
度を検出する水温センサ、113は外気温センサであ
る。また、81gは冷却水ライン81dに接続された冷
却水補給ライン、88は冷却水補給ライン81gに接続
された水タンク、89はラジエータ87を冷却するファ
ンである。
度を検出する水温センサ、113は外気温センサであ
る。また、81gは冷却水ライン81dに接続された冷
却水補給ライン、88は冷却水補給ライン81gに接続
された水タンク、89はラジエータ87を冷却するファ
ンである。
【0043】次に、上記空調装置1の制御系について図
5のブロック図を用いて説明する。
5のブロック図を用いて説明する。
【0044】同図に示すように、空調装置の制御系は、
前記室内熱交換器42a〜42n及び膨張弁43a〜4
3n等が設けられている室内機90a〜90nを個々に
制御する室内機制御装置91a〜91nと、前記圧縮機
20、室外熱交換器44a,44b、四方弁41、アキ
ュムレータ45等が設けられている室外機ユニットを制
御する室外機制御装置92とを備え、各室内機制御装置
91a〜91nと室外機制御装置92とが互いに関連し
て制御を行なうことができるように電気的に接続されて
いる。
前記室内熱交換器42a〜42n及び膨張弁43a〜4
3n等が設けられている室内機90a〜90nを個々に
制御する室内機制御装置91a〜91nと、前記圧縮機
20、室外熱交換器44a,44b、四方弁41、アキ
ュムレータ45等が設けられている室外機ユニットを制
御する室外機制御装置92とを備え、各室内機制御装置
91a〜91nと室外機制御装置92とが互いに関連し
て制御を行なうことができるように電気的に接続されて
いる。
【0045】上記室内機90a〜90nには、それぞれ
送風用のファン93a〜93nと、膨張弁43a〜43
nと、膨張弁上流側冷媒温度センサ110a〜110n
と、オンオフスイッチや温度設定キーを備えた操作部9
4a〜94nと、各室内温度を検出する室内温度センサ
ー111a〜111n等が設けられている。そして、例
えば室内機90aにおいて操作部94aを介して希望温
度が入力されると、室内機制御装置91aにより、室内
温度センサー111aで室内温度が求められるととも
に、この温度と上記希望温度との差が求められ、この温
度差を減少させるべく上記ファン93aの出力が制御さ
れるようになっている。
送風用のファン93a〜93nと、膨張弁43a〜43
nと、膨張弁上流側冷媒温度センサ110a〜110n
と、オンオフスイッチや温度設定キーを備えた操作部9
4a〜94nと、各室内温度を検出する室内温度センサ
ー111a〜111n等が設けられている。そして、例
えば室内機90aにおいて操作部94aを介して希望温
度が入力されると、室内機制御装置91aにより、室内
温度センサー111aで室内温度が求められるととも
に、この温度と上記希望温度との差が求められ、この温
度差を減少させるべく上記ファン93aの出力が制御さ
れるようになっている。
【0046】一方、上記室外機制御装置92には、エン
ジン2、四方弁41、リニア三方弁86、開閉弁58,
65,66,69,76,77、室外機側ファン88等
の制御対象要素が接続されるとともに、吸込み冷媒温度
センサー106、圧縮機温度センサ103、アキュムレ
ータ液面レベルセンサ(温度センサ)102、高圧側お
よび低圧側の各圧力センサ104,105、水温センサ
112、外気温センサ113、組成比検出器101,1
07等の制御入力要素が接続され、さらに、制御のため
の各種データ及びプログラム等を記憶する記憶装置96
が接続されている。
ジン2、四方弁41、リニア三方弁86、開閉弁58,
65,66,69,76,77、室外機側ファン88等
の制御対象要素が接続されるとともに、吸込み冷媒温度
センサー106、圧縮機温度センサ103、アキュムレ
ータ液面レベルセンサ(温度センサ)102、高圧側お
よび低圧側の各圧力センサ104,105、水温センサ
112、外気温センサ113、組成比検出器101,1
07等の制御入力要素が接続され、さらに、制御のため
の各種データ及びプログラム等を記憶する記憶装置96
が接続されている。
【0047】上記室外機制御装置92は、各室内機90
a〜90nの冷暖切換えに応じて冷媒回路30での冷媒
の循環方向を切換えるべく四方弁41を切替制御する。
さらに室外機制御装置92は、冷房時及び暖房時にそれ
ぞれ、例えば室内機運転台数やその他の運転状態によっ
て変化する負荷を調べ、その負荷に応じてエンジン2の
駆動を制御することにより圧縮機20の回転数を調節
し、負荷が低くなるほど圧縮機20の回転数を低下させ
るように制御する。
a〜90nの冷暖切換えに応じて冷媒回路30での冷媒
の循環方向を切換えるべく四方弁41を切替制御する。
さらに室外機制御装置92は、冷房時及び暖房時にそれ
ぞれ、例えば室内機運転台数やその他の運転状態によっ
て変化する負荷を調べ、その負荷に応じてエンジン2の
駆動を制御することにより圧縮機20の回転数を調節
し、負荷が低くなるほど圧縮機20の回転数を低下させ
るように制御する。
【0048】また、上記各制御装置91a〜91n,9
2は、暖房時にサブクール制御、冷房時にスーパーヒー
ト制御を実行するように、上記膨張弁43a〜43n等
を制御するとともに、暖房時はアキュムレータ45内の
液面レベル等に応じて熱交換器46の熱交換量を調節
し、冷房時は外気温度等に応じて熱交換器46の熱交換
量を調節するように、上記三方弁86を制御する。さら
に、サブクール制御を行なう暖房時には後述の高圧値と
その目標値との比較に応じた圧縮機回転数の制御、及び
後述の低圧値とその目標値との比較に応じたアキュムレ
ータ内の冷媒加熱量の制御を行ない、スーパーヒート制
御を行なう冷房時には後述の低圧値とその目標値との比
較に応じた圧縮機回転数、アキュムレータ内の冷媒加熱
量の制御を行なう。
2は、暖房時にサブクール制御、冷房時にスーパーヒー
ト制御を実行するように、上記膨張弁43a〜43n等
を制御するとともに、暖房時はアキュムレータ45内の
液面レベル等に応じて熱交換器46の熱交換量を調節
し、冷房時は外気温度等に応じて熱交換器46の熱交換
量を調節するように、上記三方弁86を制御する。さら
に、サブクール制御を行なう暖房時には後述の高圧値と
その目標値との比較に応じた圧縮機回転数の制御、及び
後述の低圧値とその目標値との比較に応じたアキュムレ
ータ内の冷媒加熱量の制御を行ない、スーパーヒート制
御を行なう冷房時には後述の低圧値とその目標値との比
較に応じた圧縮機回転数、アキュムレータ内の冷媒加熱
量の制御を行なう。
【0049】さらにまた、室外機制御装置92は、暖房
時と冷房時とに応じてレシーバタンク48内の液面レベ
ルを変更するように、液面制御弁50dを制御する。
時と冷房時とに応じてレシーバタンク48内の液面レベ
ルを変更するように、液面制御弁50dを制御する。
【0050】上記制御装置91a〜91n,92による
暖房時と冷房時とに応じた制御は、具体的には図6,図
7に示すように行なわれる。
暖房時と冷房時とに応じた制御は、具体的には図6,図
7に示すように行なわれる。
【0051】この制御では、先ず室内機の暖房運転か冷
房運転かの判別が行なわれ(ステップS1)、暖房時に
は、ステップS2〜S11のメインルーチン処理が行わ
れるとともに、メインルーチン中のステップS5のとき
に開始される並列ルーチン処理としてステップS13〜
S15の処理およびステップS16,S17の処理が行
なわれる。一方、冷房時には、ステップS21〜S30
のメインルーチン処理が行われるとともに、メインルー
チン中のステップS24のときに開始される並列ルーチ
ン処理としてステップS32〜S34の処理およびステ
ップS35,S36の処理が行なわれる。
房運転かの判別が行なわれ(ステップS1)、暖房時に
は、ステップS2〜S11のメインルーチン処理が行わ
れるとともに、メインルーチン中のステップS5のとき
に開始される並列ルーチン処理としてステップS13〜
S15の処理およびステップS16,S17の処理が行
なわれる。一方、冷房時には、ステップS21〜S30
のメインルーチン処理が行われるとともに、メインルー
チン中のステップS24のときに開始される並列ルーチ
ン処理としてステップS32〜S34の処理およびステ
ップS35,S36の処理が行なわれる。
【0052】暖房時には、室内機側の負荷(使用室内機
の数)及び温度条件が検出され、温度条件としては室内
温度が室内温度センサ111a〜111nにより、希望
温度が操作部94a〜94nの操作データにより、室外
温度が外気温センサ113によりそれぞれ検出される
(ステップS2)。この負荷及び温度条件に対する各室
内機の膨張弁開度、三方弁開度、圧縮機回転数、目標高
圧値、目標低圧値、目標SC値等の暖房運転時の好まし
い対応関係が予め記憶装置96内に記憶され、この対応
関係からそのときの負荷及び温度条件に応じた各室内機
の膨張弁開度、三方弁開度、圧縮機回転数、目標高圧
値、目標低圧値及び目標SC値等が求められ、膨張弁4
3a〜43n、三方弁86、圧縮機20がそれらの初期
設定値を取るように制御されるとともに、目標高圧値、
目標低圧値、目標SC値等が記憶装置96内にデータ保
持される(ステップS3)。
の数)及び温度条件が検出され、温度条件としては室内
温度が室内温度センサ111a〜111nにより、希望
温度が操作部94a〜94nの操作データにより、室外
温度が外気温センサ113によりそれぞれ検出される
(ステップS2)。この負荷及び温度条件に対する各室
内機の膨張弁開度、三方弁開度、圧縮機回転数、目標高
圧値、目標低圧値、目標SC値等の暖房運転時の好まし
い対応関係が予め記憶装置96内に記憶され、この対応
関係からそのときの負荷及び温度条件に応じた各室内機
の膨張弁開度、三方弁開度、圧縮機回転数、目標高圧
値、目標低圧値及び目標SC値等が求められ、膨張弁4
3a〜43n、三方弁86、圧縮機20がそれらの初期
設定値を取るように制御されるとともに、目標高圧値、
目標低圧値、目標SC値等が記憶装置96内にデータ保
持される(ステップS3)。
【0053】ここで、目標高圧値とは、圧縮機20の圧
縮室出口から膨張弁43a〜43nまでの高圧側回路内
の圧力である高圧側圧力の目標値をいう。また、目標低
圧値とは、膨張弁43a〜43nから蒸発器である室外
熱交換器44a,44bを経て圧縮機20の吸込み口に
至るまでの低圧側冷媒回路内の圧力である低圧側圧力の
目標値をいう。
縮室出口から膨張弁43a〜43nまでの高圧側回路内
の圧力である高圧側圧力の目標値をいう。また、目標低
圧値とは、膨張弁43a〜43nから蒸発器である室外
熱交換器44a,44bを経て圧縮機20の吸込み口に
至るまでの低圧側冷媒回路内の圧力である低圧側圧力の
目標値をいう。
【0054】次に、レシーバタンク48内の液面レベル
を暖房時に応じた高さ位置とするため、液面制御弁50
dが閉とされる(ステップS4)。
を暖房時に応じた高さ位置とするため、液面制御弁50
dが閉とされる(ステップS4)。
【0055】続いてメインルーチンと並列同時に処理さ
れるステップS13〜S15のルーチンおよびステップ
S16,17のルーチンを開始させる(ステップS
5)。また、メインルーチン側では引き続いて高圧側圧
力センサ104により高圧側圧力が検出され(ステップ
S6)、上記ステップS3にて設定されて記憶装置96
内にデータ保持されている目標高圧値との比較が行なわ
れる(ステップS7)。
れるステップS13〜S15のルーチンおよびステップ
S16,17のルーチンを開始させる(ステップS
5)。また、メインルーチン側では引き続いて高圧側圧
力センサ104により高圧側圧力が検出され(ステップ
S6)、上記ステップS3にて設定されて記憶装置96
内にデータ保持されている目標高圧値との比較が行なわ
れる(ステップS7)。
【0056】検出値の方が目標高圧値より所定値以上低
い場合には圧縮機20の回転数が増加補正され、検出値
の方が目標高圧値より所定値以上高い場合には圧縮機2
0の回転数が減少補正される(ステップS8)。この回
転数補正の実行後に再度高圧側圧力が検出されて上記目
標高圧値との比較が行なわれ、ここでまだ検出値と目標
高圧値との差の絶対値が所定値以上の場合はステップS
8による圧縮機回転数の補正が繰り返される。
い場合には圧縮機20の回転数が増加補正され、検出値
の方が目標高圧値より所定値以上高い場合には圧縮機2
0の回転数が減少補正される(ステップS8)。この回
転数補正の実行後に再度高圧側圧力が検出されて上記目
標高圧値との比較が行なわれ、ここでまだ検出値と目標
高圧値との差の絶対値が所定値以上の場合はステップS
8による圧縮機回転数の補正が繰り返される。
【0057】上記検出値と目標高圧値との差の絶対値が
所定値以下となった場合は、低圧側圧力センサ105に
より低圧側圧力が検出され(ステップS9)、この検出
値と上記目標低圧値との比較が行なわれる(ステップS
10)。ここで、検出値の方が目標低圧値より所定値以
上低い場合には、三方弁86の開度が増加補正されるこ
とにより低圧側冷媒への加熱量が増加され、また、検出
値の方が目標低圧値よりも所定値以上高い場合には、三
方弁86の開度が減少補正されることにより低圧側冷媒
への加熱量が減少される(ステップS11)。そして、
再度低圧側圧力が検出され、検出値と上記目標低圧値と
の差の絶対値が所定値以下でない場合はステップS11
の処理が繰り返される。ステップS10において検出値
と目標低圧値との差の絶対値が所定値以下となった場合
は、並列ルーチン処理の終了をまってステップS1に戻
る(ステップS12)。
所定値以下となった場合は、低圧側圧力センサ105に
より低圧側圧力が検出され(ステップS9)、この検出
値と上記目標低圧値との比較が行なわれる(ステップS
10)。ここで、検出値の方が目標低圧値より所定値以
上低い場合には、三方弁86の開度が増加補正されるこ
とにより低圧側冷媒への加熱量が増加され、また、検出
値の方が目標低圧値よりも所定値以上高い場合には、三
方弁86の開度が減少補正されることにより低圧側冷媒
への加熱量が減少される(ステップS11)。そして、
再度低圧側圧力が検出され、検出値と上記目標低圧値と
の差の絶対値が所定値以下でない場合はステップS11
の処理が繰り返される。ステップS10において検出値
と目標低圧値との差の絶対値が所定値以下となった場合
は、並列ルーチン処理の終了をまってステップS1に戻
る(ステップS12)。
【0058】また、ステップS5で開始される並列ルー
チンの一つにおいては、先ずSC(過冷却度)が検出さ
れる(ステップS13)。ここで、SCとは、高圧側圧
力(高圧側圧力センサ104にて検出)と冷媒組成(主
に組成比検出器にて検出)とに基づき算出される飽和液
温度と、膨張弁43a〜43nの上流側近傍の冷媒温度
(温度センサ110a〜110nにて検出)との差をい
う。このSC検出値が、上記ステップS3にて設定され
る目標SC値と比較される(ステップS14)。SC検
出値の方が目標SC値より所定値以上小さければ、膨張
弁開度を減少する補正が行なわれる。これにより凝縮器
である室内熱交換器42a〜42nに滞留する液冷媒量
が増加し、実際のSC値が上昇する。また、SC検出値
の方が目標SC値より所定値以上大きければ、膨張弁開
度を増加する補正が行なわれる(ステップS15)。
チンの一つにおいては、先ずSC(過冷却度)が検出さ
れる(ステップS13)。ここで、SCとは、高圧側圧
力(高圧側圧力センサ104にて検出)と冷媒組成(主
に組成比検出器にて検出)とに基づき算出される飽和液
温度と、膨張弁43a〜43nの上流側近傍の冷媒温度
(温度センサ110a〜110nにて検出)との差をい
う。このSC検出値が、上記ステップS3にて設定され
る目標SC値と比較される(ステップS14)。SC検
出値の方が目標SC値より所定値以上小さければ、膨張
弁開度を減少する補正が行なわれる。これにより凝縮器
である室内熱交換器42a〜42nに滞留する液冷媒量
が増加し、実際のSC値が上昇する。また、SC検出値
の方が目標SC値より所定値以上大きければ、膨張弁開
度を増加する補正が行なわれる(ステップS15)。
【0059】そして、再度SC検出値が求められてこれ
と目標SC値との比較が行なわれ、SC検出値と目標S
C値との差の絶対値が所定値以上であればステップS1
5の処理が繰り返され、上記差の絶対値が所定値以下と
なれば並列ルーチンの処理を終了し、メインルーチンの
ステップS12に戻る。
と目標SC値との比較が行なわれ、SC検出値と目標S
C値との差の絶対値が所定値以上であればステップS1
5の処理が繰り返され、上記差の絶対値が所定値以下と
なれば並列ルーチンの処理を終了し、メインルーチンの
ステップS12に戻る。
【0060】ステップS5で開始される別の並列ルーチ
ンにおいては、アキュムレータ液面レベルセンサ(温度
センサ)102からの信号によって液面検知が行われる
(ステップS16)。この場合、センサ102からアキ
ュムレータ45内の液面が所定レベルを越えたことを示
す信号が有ったときは異常とし、この信号がないときは
正常とする。そして、正常時にはそのままリターンされ
るが、アキュムレータ45内の液面が所定レベルを越え
る異常時には、図外のランプやブザー等による警告表示
が行われる(ステップS17)。
ンにおいては、アキュムレータ液面レベルセンサ(温度
センサ)102からの信号によって液面検知が行われる
(ステップS16)。この場合、センサ102からアキ
ュムレータ45内の液面が所定レベルを越えたことを示
す信号が有ったときは異常とし、この信号がないときは
正常とする。そして、正常時にはそのままリターンされ
るが、アキュムレータ45内の液面が所定レベルを越え
る異常時には、図外のランプやブザー等による警告表示
が行われる(ステップS17)。
【0061】一方、冷房時には、室内機側の負荷(使用
室内機の数)及び温度条件が検出され、温度条件として
は室内温度が室内温度センサ111a〜111nによ
り、希望温度が操作部94a〜94nの操作データによ
り、室外温度が外気温センサ113によりそれぞれ検出
される(ステップS21)。この負荷及び温度条件に対
する各室内機の膨張弁開度、三方弁開度、圧縮機回転
数、目標低圧値、目標SH値等の冷房運転時の好ましい
対応関係が予め記憶装置96内に記憶され、この対応関
係からそのときの負荷及び温度条件に応じた各室内機の
膨張弁開度、三方弁開度、圧縮機回転数、目標低圧値及
び目標SH値等が求められ、膨張弁43a〜43n、三
方弁86、圧縮機20がそれらの初期設定値を取るよう
に制御されるとともに、目標低圧値、目標SH値等が記
憶装置96内にデータ保持される(ステップS22)。
室内機の数)及び温度条件が検出され、温度条件として
は室内温度が室内温度センサ111a〜111nによ
り、希望温度が操作部94a〜94nの操作データによ
り、室外温度が外気温センサ113によりそれぞれ検出
される(ステップS21)。この負荷及び温度条件に対
する各室内機の膨張弁開度、三方弁開度、圧縮機回転
数、目標低圧値、目標SH値等の冷房運転時の好ましい
対応関係が予め記憶装置96内に記憶され、この対応関
係からそのときの負荷及び温度条件に応じた各室内機の
膨張弁開度、三方弁開度、圧縮機回転数、目標低圧値及
び目標SH値等が求められ、膨張弁43a〜43n、三
方弁86、圧縮機20がそれらの初期設定値を取るよう
に制御されるとともに、目標低圧値、目標SH値等が記
憶装置96内にデータ保持される(ステップS22)。
【0062】次に、レシーバタンク48内の液面レベル
を冷房時に応じた高さ位置とするため、液面制御弁50
dが開とされる(ステップS23)。
を冷房時に応じた高さ位置とするため、液面制御弁50
dが開とされる(ステップS23)。
【0063】続いてメインルーチンと並列同時に処理さ
れるステップS32〜S34のルーチンおよびステップ
S35,36のルーチンを開始させる(ステップS2
4)。また、メインルーチン側では引き続いて低圧側圧
力センサ105により低圧側圧力が検出され(ステップ
S25)、上記ステップS22にて設定されて記憶装置
96内にデータ保持されている目標低圧値との比較が行
なわれる(ステップS26)。検出値の方が目標低圧値
よりも所定値以上低い場合には圧縮機20の回転数が増
加補正され、検出値の方が目標低圧値よりも所定値以上
高い場合には圧縮機20の回転数が減少補正される(ス
テップS27)。この回転数補正の実行後に再度低圧側
圧力が検出され(ステップS28)、この検出値と上記
目標低圧値との比較が行なわれる(ステップS29)。
れるステップS32〜S34のルーチンおよびステップ
S35,36のルーチンを開始させる(ステップS2
4)。また、メインルーチン側では引き続いて低圧側圧
力センサ105により低圧側圧力が検出され(ステップ
S25)、上記ステップS22にて設定されて記憶装置
96内にデータ保持されている目標低圧値との比較が行
なわれる(ステップS26)。検出値の方が目標低圧値
よりも所定値以上低い場合には圧縮機20の回転数が増
加補正され、検出値の方が目標低圧値よりも所定値以上
高い場合には圧縮機20の回転数が減少補正される(ス
テップS27)。この回転数補正の実行後に再度低圧側
圧力が検出され(ステップS28)、この検出値と上記
目標低圧値との比較が行なわれる(ステップS29)。
【0064】ここでまだ検出値の方が目標低圧値より所
定値以上低い場合には、三方弁86の開度が増加補正さ
れることにより低圧側冷媒への加熱量が増加され、ま
た、検出値の方が目標低圧値よりも所定量以上高い場合
には、三方弁86の開度が減少補正されることにより低
圧側冷媒への加熱量が減少される(ステップS30)。
そして、再度低圧側圧力が検出され、検出値と上記目標
低圧値との差の絶対値が所定値以下でない場合はステッ
プS30の処理が繰り返される。ステップS26,S2
9において検出値と目標低圧値との差の絶対値が所定値
以下となった場合は、並列ルーチン処理の終了をまって
ステップS1に戻る(ステップS31)。
定値以上低い場合には、三方弁86の開度が増加補正さ
れることにより低圧側冷媒への加熱量が増加され、ま
た、検出値の方が目標低圧値よりも所定量以上高い場合
には、三方弁86の開度が減少補正されることにより低
圧側冷媒への加熱量が減少される(ステップS30)。
そして、再度低圧側圧力が検出され、検出値と上記目標
低圧値との差の絶対値が所定値以下でない場合はステッ
プS30の処理が繰り返される。ステップS26,S2
9において検出値と目標低圧値との差の絶対値が所定値
以下となった場合は、並列ルーチン処理の終了をまって
ステップS1に戻る(ステップS31)。
【0065】また、ステップS24で開始される並列ル
ーチンの一つにおいては、先ずSH(加熱度)が検出さ
れる(ステップS32)。ここで、SHとは、圧縮機入
口温度(吸込冷媒温度センサ106により検出)と、低
圧側圧力(低圧側圧力センサ105にて検出)と冷媒組
成(主に組成比検出器にて検出)とに基づき算出される
飽和蒸気温度との差をいう。このSH検出値と、上記ス
テップS22にて設定される目標SH値との比較がされ
る(ステップS33)。SH検出値の方が目標SH値よ
り所定値以上小さければ、膨張弁開度を減少する補正が
行なわれる。これにより蒸発器に流入する冷媒量が減少
し、その分、単位冷媒量当りの受熱量が増加し、実際の
SH値が上昇する。また、SH検出値の方が目標SH値
より所定値以上大きければ、膨張弁開度を増大する補正
が行なわれる(ステップS34)。そして、再度SH検
出値が求められてこれと目標SH値との比較が行なわ
れ、SH検出値と目標SH値との差の絶対値が所定値以
上であればステップS34の処理が繰り返され、上記差
の絶対値が所定値以下となれば並列ルーチンの処理を終
了し、メインルーチンのステップS31に戻る。
ーチンの一つにおいては、先ずSH(加熱度)が検出さ
れる(ステップS32)。ここで、SHとは、圧縮機入
口温度(吸込冷媒温度センサ106により検出)と、低
圧側圧力(低圧側圧力センサ105にて検出)と冷媒組
成(主に組成比検出器にて検出)とに基づき算出される
飽和蒸気温度との差をいう。このSH検出値と、上記ス
テップS22にて設定される目標SH値との比較がされ
る(ステップS33)。SH検出値の方が目標SH値よ
り所定値以上小さければ、膨張弁開度を減少する補正が
行なわれる。これにより蒸発器に流入する冷媒量が減少
し、その分、単位冷媒量当りの受熱量が増加し、実際の
SH値が上昇する。また、SH検出値の方が目標SH値
より所定値以上大きければ、膨張弁開度を増大する補正
が行なわれる(ステップS34)。そして、再度SH検
出値が求められてこれと目標SH値との比較が行なわ
れ、SH検出値と目標SH値との差の絶対値が所定値以
上であればステップS34の処理が繰り返され、上記差
の絶対値が所定値以下となれば並列ルーチンの処理を終
了し、メインルーチンのステップS31に戻る。
【0066】ステップS24で開始される別の並列ルー
チンにおいては、アキュムレータ液面レベルセンサ(温
度センサ)102からの信号によって液面検知が行われ
(ステップS35)、正常時にはそのままリターンされ
るが、アキュムレータ45内の液面が所定レベルを越え
る異常時には、図外のランプやブザー等による警告表示
が行われる(ステップS36)。
チンにおいては、アキュムレータ液面レベルセンサ(温
度センサ)102からの信号によって液面検知が行われ
(ステップS35)、正常時にはそのままリターンされ
るが、アキュムレータ45内の液面が所定レベルを越え
る異常時には、図外のランプやブザー等による警告表示
が行われる(ステップS36)。
【0067】以上のような当実施形態の空調装置の作用
を、次に説明する。
を、次に説明する。
【0068】空調装置が暖房運転される場合には、上記
四方弁41が第1ポート41aと第2ポート41bとを
連通するとともに第3ポート41cと第4ポート41d
とを連通する状態とされる。この状態では、図2中に実
線矢印で示すように、圧縮器20から吐出された冷媒が
四方弁41、室内熱交換器42a〜42n、膨張弁43
a〜43n、液ガス熱交換器47、レシーバタンク4
8、室外熱交換器44a,44b、四方弁41、液ガス
熱交換器47、アキュムレータ45をこの順に通って圧
縮器20に循環される。そして、室内熱交換器42a〜
42nが凝縮器として働いてここで放熱が行なわれるこ
とにより室内が暖房され、また室外熱交換器44a,4
4bが蒸発器として働いてここで吸熱が行なわれる。
四方弁41が第1ポート41aと第2ポート41bとを
連通するとともに第3ポート41cと第4ポート41d
とを連通する状態とされる。この状態では、図2中に実
線矢印で示すように、圧縮器20から吐出された冷媒が
四方弁41、室内熱交換器42a〜42n、膨張弁43
a〜43n、液ガス熱交換器47、レシーバタンク4
8、室外熱交換器44a,44b、四方弁41、液ガス
熱交換器47、アキュムレータ45をこの順に通って圧
縮器20に循環される。そして、室内熱交換器42a〜
42nが凝縮器として働いてここで放熱が行なわれるこ
とにより室内が暖房され、また室外熱交換器44a,4
4bが蒸発器として働いてここで吸熱が行なわれる。
【0069】この場合に、図6のフローチャートにおけ
るメインルーチン中のステップS6〜S8により目標高
圧値と検出値との比較に基づいて圧縮機回転数が制御さ
れるとともに、ステップS13〜S15の並列ルーチン
によって目標SC値とSC検出値との比較に基づいて膨
張弁開度が補正されることにより、サブクール(過冷
却)制御が行なわれる。ここで、サブクール制御とは、
高圧側の膨張弁近傍の冷媒温度を凝縮温度以下となるよ
うに冷却する制御である。具体的には、膨張弁上流側冷
媒温度の検出値に応じ、この温度を凝縮温度以下の所定
値にまで低下させるように膨張弁開度を拡げる方向に補
正することをいう。
るメインルーチン中のステップS6〜S8により目標高
圧値と検出値との比較に基づいて圧縮機回転数が制御さ
れるとともに、ステップS13〜S15の並列ルーチン
によって目標SC値とSC検出値との比較に基づいて膨
張弁開度が補正されることにより、サブクール(過冷
却)制御が行なわれる。ここで、サブクール制御とは、
高圧側の膨張弁近傍の冷媒温度を凝縮温度以下となるよ
うに冷却する制御である。具体的には、膨張弁上流側冷
媒温度の検出値に応じ、この温度を凝縮温度以下の所定
値にまで低下させるように膨張弁開度を拡げる方向に補
正することをいう。
【0070】このサブクール制御によると、冷凍サイク
ルのP−h線図が図8(a)のようになる。すなわち、
気相冷媒が圧縮器20で圧縮されて圧力P及びエンタル
ピhが上昇(a1→b1)した後、室内熱交換器42a
〜42nで凝縮、放熱されてエンタルピhが低下するに
伴い冷媒が気相から液相へと変化し(b1→c1)、こ
の際に飽和液温度を大きく下回るように冷媒が過冷却さ
れ、サブクール制御が行なわれる。次いで液相冷媒が膨
張弁43a〜43nで膨張されて低圧となり(c1→d
1)、さらに室外熱交換器44a,44bでの蒸発によ
りエンタルピhが上昇する(d1→a1)。なお、SC
iは過冷却によるエンタルピ変化分である。
ルのP−h線図が図8(a)のようになる。すなわち、
気相冷媒が圧縮器20で圧縮されて圧力P及びエンタル
ピhが上昇(a1→b1)した後、室内熱交換器42a
〜42nで凝縮、放熱されてエンタルピhが低下するに
伴い冷媒が気相から液相へと変化し(b1→c1)、こ
の際に飽和液温度を大きく下回るように冷媒が過冷却さ
れ、サブクール制御が行なわれる。次いで液相冷媒が膨
張弁43a〜43nで膨張されて低圧となり(c1→d
1)、さらに室外熱交換器44a,44bでの蒸発によ
りエンタルピhが上昇する(d1→a1)。なお、SC
iは過冷却によるエンタルピ変化分である。
【0071】このサブクール制御より、COP(成績係
数)が高められ、空調装置の性能が高められる。
数)が高められ、空調装置の性能が高められる。
【0072】すなわち、上記COPは、冷凍サイクルの
能率を表すものであって、圧縮機20での圧縮によるエ
ンタルピ上昇量をA、蒸発器での蒸発によるエンタルピ
上昇量をBとすると(図8参照)、暖房時と冷房時にお
いてそれぞれ次のようになる。
能率を表すものであって、圧縮機20での圧縮によるエ
ンタルピ上昇量をA、蒸発器での蒸発によるエンタルピ
上昇量をBとすると(図8参照)、暖房時と冷房時にお
いてそれぞれ次のようになる。
【0073】 (暖房時) COP=(A+B)/A … (冷房時) COP=B/A … そして、サブクール制御が行われると、過冷却によるエ
ンタルピ変化分SCiだけ上記式中のBの値が大きく
なるため、COPが向上されることとなる。
ンタルピ変化分SCiだけ上記式中のBの値が大きく
なるため、COPが向上されることとなる。
【0074】このサブクール制御状態では、膨張弁43
a〜43nと圧縮機20との間の低圧側回路に余剰冷媒
が多く生じ、アキュムレータ45内に液相の余剰冷媒が
滞留する。とくに非共沸冷媒が用いられている空調装置
においてサブクール制御が行われると、アキュムレータ
45内に、非共沸冷媒のうちで液化し易い高沸点成分
(例えばR134a)が時間経過とともに高い割合で滞
留することにより、圧縮機20に吸入される気相冷媒中
の低沸点成分(例えばR32、R125)の割合が初期
充填割合よりも増大する傾向が生じる。
a〜43nと圧縮機20との間の低圧側回路に余剰冷媒
が多く生じ、アキュムレータ45内に液相の余剰冷媒が
滞留する。とくに非共沸冷媒が用いられている空調装置
においてサブクール制御が行われると、アキュムレータ
45内に、非共沸冷媒のうちで液化し易い高沸点成分
(例えばR134a)が時間経過とともに高い割合で滞
留することにより、圧縮機20に吸入される気相冷媒中
の低沸点成分(例えばR32、R125)の割合が初期
充填割合よりも増大する傾向が生じる。
【0075】しかし、上記アキュムレータ45に温水熱
交換器46が設けられ、暖房時にアキュムレータ45に
滞留する液相冷媒が上記熱交換器46によって加熱され
るため、アキュムレータ45に滞留する高沸点成分が気
化され易くなり、上記傾向が是正されて、圧縮機20に
吸入され循環する冷媒の成分割合が初期充填割合に近付
けられる。従って、循環冷媒の組成比の変動(低沸点成
分の増大)によるCOPの低下が抑制される。
交換器46が設けられ、暖房時にアキュムレータ45に
滞留する液相冷媒が上記熱交換器46によって加熱され
るため、アキュムレータ45に滞留する高沸点成分が気
化され易くなり、上記傾向が是正されて、圧縮機20に
吸入され循環する冷媒の成分割合が初期充填割合に近付
けられる。従って、循環冷媒の組成比の変動(低沸点成
分の増大)によるCOPの低下が抑制される。
【0076】その上、上記アキュムレータ45内で熱交
換器46によって冷媒に熱が与えられるため、外気温度
が低くて室外熱交換器44a,44bでの吸熱が充分に
行われにくい場合でも、上記熱交換器46で吸熱が助成
され、暖房能力が向上される。
換器46によって冷媒に熱が与えられるため、外気温度
が低くて室外熱交換器44a,44bでの吸熱が充分に
行われにくい場合でも、上記熱交換器46で吸熱が助成
され、暖房能力が向上される。
【0077】さらに、低圧側圧力の検出値と目標低圧値
との比較に基づいて三方弁86の開度の制御が行なわれ
ることにより、アキュムレータ45内の冷媒に対する熱
交換器46からの供給熱量がコントロールされて、低圧
側圧力が低くなれば冷媒が加熱されることにより低圧側
圧力が高められるため、蒸発器となる室外熱交換器44
a,44bの入口側圧力が所定値以上となり、その分、
室外熱交換器44a,44bの入口部の冷媒温度が上昇
する。従って、室外熱交換器44a,44bを通過する
大気中の水蒸気の結露や水の凍結、着霜を防止する作用
も得られる。
との比較に基づいて三方弁86の開度の制御が行なわれ
ることにより、アキュムレータ45内の冷媒に対する熱
交換器46からの供給熱量がコントロールされて、低圧
側圧力が低くなれば冷媒が加熱されることにより低圧側
圧力が高められるため、蒸発器となる室外熱交換器44
a,44bの入口側圧力が所定値以上となり、その分、
室外熱交換器44a,44bの入口部の冷媒温度が上昇
する。従って、室外熱交換器44a,44bを通過する
大気中の水蒸気の結露や水の凍結、着霜を防止する作用
も得られる。
【0078】ところで、サブクール制御が行われる暖房
時には、膨張弁43a〜43nと圧縮機20との間の低
圧側回路に生じる余剰冷媒の量が多くなり、上記アキュ
ムレータ45内に多量の余剰冷媒が貯留されて液面レベ
ルが高くなると、上記熱交換器46で加熱されたときに
冷媒の沸騰に伴い液滴が下流側の回路に放出されて圧縮
機20に吸込まれる現象(液バック現象)が発生するお
それがある。
時には、膨張弁43a〜43nと圧縮機20との間の低
圧側回路に生じる余剰冷媒の量が多くなり、上記アキュ
ムレータ45内に多量の余剰冷媒が貯留されて液面レベ
ルが高くなると、上記熱交換器46で加熱されたときに
冷媒の沸騰に伴い液滴が下流側の回路に放出されて圧縮
機20に吸込まれる現象(液バック現象)が発生するお
それがある。
【0079】これに対し、当実施形態の装置では、暖房
時に低圧側回路となる位置で、かつアキュムレータ45
より上流にレシーバタンク48が配置され、低圧側回路
中の余剰冷媒の一部がレシーバタンク48に蓄えられる
ことにより、アキュムレータ45内の余剰冷媒の貯留量
が低減される。そして、このレシーバタンク48に設け
られた液面レベル調整手段50の液面制御弁50dが閉
じられることにより、アキュムレータ45内の余剰冷媒
の貯留量が充分に少なくなり、液バック現象が防止され
る。
時に低圧側回路となる位置で、かつアキュムレータ45
より上流にレシーバタンク48が配置され、低圧側回路
中の余剰冷媒の一部がレシーバタンク48に蓄えられる
ことにより、アキュムレータ45内の余剰冷媒の貯留量
が低減される。そして、このレシーバタンク48に設け
られた液面レベル調整手段50の液面制御弁50dが閉
じられることにより、アキュムレータ45内の余剰冷媒
の貯留量が充分に少なくなり、液バック現象が防止され
る。
【0080】すなわち、暖房時にはレシーバタンク48
に対して冷媒が膨張弁側のライン34から流入し、室外
熱交換器側のライン35に流出するが、この場合におい
てライン35に通じるパイプのうちの第2のパイプ50
bに設けられた液面制御弁50dが閉じられることによ
り、高位置に開口する第1のパイプ50aから冷媒が流
出することとなり、このパイプ50aの上端位置が暖房
時のレシーバタンク48内の液面の最低レベルL1とな
る(図3参照)。従って、上記液面制御弁50dが開か
れた場合や、パイプ50cから冷媒が流出する冷房時の
液面最低レベルL2(パイプ50b,50cの上端に相
当する位置)と比べ、レシーバタンク48内の冷媒貯留
量が多くなり、その分だけ上記アキュムレータ45内の
余剰冷媒の貯留量が減少し、熱交換器46で加熱されて
沸騰したときにも下流側回路への液滴の放出が阻止され
ることとなる。
に対して冷媒が膨張弁側のライン34から流入し、室外
熱交換器側のライン35に流出するが、この場合におい
てライン35に通じるパイプのうちの第2のパイプ50
bに設けられた液面制御弁50dが閉じられることによ
り、高位置に開口する第1のパイプ50aから冷媒が流
出することとなり、このパイプ50aの上端位置が暖房
時のレシーバタンク48内の液面の最低レベルL1とな
る(図3参照)。従って、上記液面制御弁50dが開か
れた場合や、パイプ50cから冷媒が流出する冷房時の
液面最低レベルL2(パイプ50b,50cの上端に相
当する位置)と比べ、レシーバタンク48内の冷媒貯留
量が多くなり、その分だけ上記アキュムレータ45内の
余剰冷媒の貯留量が減少し、熱交換器46で加熱されて
沸騰したときにも下流側回路への液滴の放出が阻止され
ることとなる。
【0081】また、このようにレシーバタンク48に冷
媒が貯留されることでアキュムレータ45内の余剰冷媒
の貯留量が減少されるが、それでもなお余剰冷媒が多く
なりすぎてアキュムレータ45内の液面が所定レベルを
越えるような異常が生じたときには、ステップS16,
S17の処理により警告表示がなされる。
媒が貯留されることでアキュムレータ45内の余剰冷媒
の貯留量が減少されるが、それでもなお余剰冷媒が多く
なりすぎてアキュムレータ45内の液面が所定レベルを
越えるような異常が生じたときには、ステップS16,
S17の処理により警告表示がなされる。
【0082】一方、空調装置が冷房運転される場合に
は、上記四方弁41が第1ポート41aと第3ポート4
1cとを連通するとともに第2ポート41bと第4ポー
ト41dとを連通する状態とされる。この状態では、図
2中に破線矢印で示すように、圧縮器20から吐出され
た冷媒が四方弁41、室外熱交換器44a,44b、レ
シーバタンク48、液ガス熱交換器47、膨張弁43a
〜43n、室内熱交換器42a〜42n、四方弁41、
液ガス熱交換器47、アキュムレータ45をこの順に通
って圧縮器20に循環される。そして、室外熱交換器4
4a,44bが凝縮器として働いてここで放熱が行なわ
れる一方、室内熱交換器42a〜42nが蒸発器として
働いてここで吸熱が行なわれることにより室内が冷房さ
れる。
は、上記四方弁41が第1ポート41aと第3ポート4
1cとを連通するとともに第2ポート41bと第4ポー
ト41dとを連通する状態とされる。この状態では、図
2中に破線矢印で示すように、圧縮器20から吐出され
た冷媒が四方弁41、室外熱交換器44a,44b、レ
シーバタンク48、液ガス熱交換器47、膨張弁43a
〜43n、室内熱交換器42a〜42n、四方弁41、
液ガス熱交換器47、アキュムレータ45をこの順に通
って圧縮器20に循環される。そして、室外熱交換器4
4a,44bが凝縮器として働いてここで放熱が行なわ
れる一方、室内熱交換器42a〜42nが蒸発器として
働いてここで吸熱が行なわれることにより室内が冷房さ
れる。
【0083】この場合、図7のフローチャートにおける
メインルーチン中のステップS25〜S27により低圧
側圧力の検出値と目標低圧値との比較に基づいて圧縮機
回転数の制御が行われるとともに、ステップS32〜S
34の並列ルーチンによって目標SH値とSH検出値と
の比較に基づいて膨張弁開度が補正されることにより、
スーパーヒート(加熱)制御が行なわれる。ここでスー
パーヒート制御とは、圧縮機吸込み部の冷媒温度を飽和
蒸気温度以上に加熱する制御である。具体的には、上記
吸込み冷媒温度あるいは圧縮機温度に応じ、この温度を
所定高温度にまで上昇させるように膨張弁開度を絞る方
向に補正することをいう。
メインルーチン中のステップS25〜S27により低圧
側圧力の検出値と目標低圧値との比較に基づいて圧縮機
回転数の制御が行われるとともに、ステップS32〜S
34の並列ルーチンによって目標SH値とSH検出値と
の比較に基づいて膨張弁開度が補正されることにより、
スーパーヒート(加熱)制御が行なわれる。ここでスー
パーヒート制御とは、圧縮機吸込み部の冷媒温度を飽和
蒸気温度以上に加熱する制御である。具体的には、上記
吸込み冷媒温度あるいは圧縮機温度に応じ、この温度を
所定高温度にまで上昇させるように膨張弁開度を絞る方
向に補正することをいう。
【0084】このスーパーヒート制御によると、冷凍サ
イクルのP−h線図が図8(b)のようになる。すなわ
ち、気相冷媒が圧縮器20で圧縮されて圧力P及びエン
タルピhが上昇(a2→b2)した後、室外熱交換器4
4a,44bで凝縮されてエンタルピhが低下するに伴
い冷媒が気相から気液混合ないし液相へと変化し(b2
→c2)、次いで液相冷媒が膨張弁43a〜43nで膨
張されて低圧となり(c2→d2)、さらに室内熱交換
器42a〜42nでの蒸発、吸熱によりエンタルピhが
上昇するが(d2→a2)、この際に飽和蒸気温度を大
きく上回るように過剰に冷媒が加熱され、スーパーヒー
ト制御が行なわれる。なお、SHiは過剰加熱によるエ
ンタルピ変化分である。
イクルのP−h線図が図8(b)のようになる。すなわ
ち、気相冷媒が圧縮器20で圧縮されて圧力P及びエン
タルピhが上昇(a2→b2)した後、室外熱交換器4
4a,44bで凝縮されてエンタルピhが低下するに伴
い冷媒が気相から気液混合ないし液相へと変化し(b2
→c2)、次いで液相冷媒が膨張弁43a〜43nで膨
張されて低圧となり(c2→d2)、さらに室内熱交換
器42a〜42nでの蒸発、吸熱によりエンタルピhが
上昇するが(d2→a2)、この際に飽和蒸気温度を大
きく上回るように過剰に冷媒が加熱され、スーパーヒー
ト制御が行なわれる。なお、SHiは過剰加熱によるエ
ンタルピ変化分である。
【0085】このスーパーヒート制御によっても、過剰
加熱によるエンタルピ変化分SHiだけ上記式中のB
の値が大きくなるため、COPが向上されることとな
る。
加熱によるエンタルピ変化分SHiだけ上記式中のB
の値が大きくなるため、COPが向上されることとな
る。
【0086】しかも、この制御によってアキュムレータ
45中での余剰冷媒の貯留量が冷房時の定常運転状態で
零とされることにより、アキュムレータ45に高沸点成
分が滞留することがなく、従って圧縮機20に吸入され
る気相冷媒中の低沸点成分の割合が増大してCOPの低
下を招くといった事態が生じることはない。
45中での余剰冷媒の貯留量が冷房時の定常運転状態で
零とされることにより、アキュムレータ45に高沸点成
分が滞留することがなく、従って圧縮機20に吸入され
る気相冷媒中の低沸点成分の割合が増大してCOPの低
下を招くといった事態が生じることはない。
【0087】また、負荷が減少したときに余剰冷媒が膨
張弁上流側のレシーバタンク48に滞留するが、気液を
分離するアキュムレータとは異なり、凝縮後の低沸点成
分と高沸点成分とがともに滞留し、順次膨張弁を通過す
るので、ここでの滞留により循環冷媒の組成比が変化す
ることはなく、従ってCOPの低下を招くことはない。
張弁上流側のレシーバタンク48に滞留するが、気液を
分離するアキュムレータとは異なり、凝縮後の低沸点成
分と高沸点成分とがともに滞留し、順次膨張弁を通過す
るので、ここでの滞留により循環冷媒の組成比が変化す
ることはなく、従ってCOPの低下を招くことはない。
【0088】さらにこのスーパーヒート制御状態におい
て、メインルーチン処理中のステップS28〜S30に
おいて、低圧側圧力の検出値と目標低圧値との比較に基
づき、三方弁86の開度が制御されることにより、アキ
ュムレータ45内の冷媒に対する熱交換器46からの供
給熱量がコントロールされ、低圧側回路中の冷媒が加熱
される。これにより、効果的にスーパーヒート制御がア
シストされる。また、この加熱により低圧側圧力が高め
られ、蒸発器となる室内熱交換器42a〜42nの入口
側圧力が所定値以上となって、その分、室内熱交換器4
2a〜42nの入口部の冷媒温度が上昇するため、室内
熱交換器42a〜42nを通過する大気中の水蒸気の結
露や水の凍結、着霜の防止にも有効となる。
て、メインルーチン処理中のステップS28〜S30に
おいて、低圧側圧力の検出値と目標低圧値との比較に基
づき、三方弁86の開度が制御されることにより、アキ
ュムレータ45内の冷媒に対する熱交換器46からの供
給熱量がコントロールされ、低圧側回路中の冷媒が加熱
される。これにより、効果的にスーパーヒート制御がア
シストされる。また、この加熱により低圧側圧力が高め
られ、蒸発器となる室内熱交換器42a〜42nの入口
側圧力が所定値以上となって、その分、室内熱交換器4
2a〜42nの入口部の冷媒温度が上昇するため、室内
熱交換器42a〜42nを通過する大気中の水蒸気の結
露や水の凍結、着霜の防止にも有効となる。
【0089】ところで、このスーパーヒート制御が行わ
れる冷房時には、上記レシーバタンク48が膨張弁上流
側の高圧側回路に位置し、このレシーバタンク48に対
して冷媒が室外熱交換器側のライン35から流入して膨
張弁側のライン34に流出する。そして、上記のように
負荷減少時等に余剰冷媒がレシーバタンク48に滞留す
るが、その滞留量は比較的少ないため、液面最低レベル
L2が暖房時と比べて低くなるようにパイプ50cの上
端開口位置が設定される。また、冷房時に液面制御弁5
0dが開かれる(ステップS23)。
れる冷房時には、上記レシーバタンク48が膨張弁上流
側の高圧側回路に位置し、このレシーバタンク48に対
して冷媒が室外熱交換器側のライン35から流入して膨
張弁側のライン34に流出する。そして、上記のように
負荷減少時等に余剰冷媒がレシーバタンク48に滞留す
るが、その滞留量は比較的少ないため、液面最低レベル
L2が暖房時と比べて低くなるようにパイプ50cの上
端開口位置が設定される。また、冷房時に液面制御弁5
0dが開かれる(ステップS23)。
【0090】また、上記のように冷房時はアキュムレー
タ45中での余剰冷媒の貯留量が定常運転状態で零とな
るが、過渡時にアキュムレータ45内に液相冷媒が溜る
ことがあるので、冷房時にもステップS35,S36
で、アキュムレータ45内の液面検知に基づいて液面が
所定レベルを越えるような異常が生じたときには警告表
示がなされる。
タ45中での余剰冷媒の貯留量が定常運転状態で零とな
るが、過渡時にアキュムレータ45内に液相冷媒が溜る
ことがあるので、冷房時にもステップS35,S36
で、アキュムレータ45内の液面検知に基づいて液面が
所定レベルを越えるような異常が生じたときには警告表
示がなされる。
【0091】なお、本発明の装置において、レシーバタ
ンク48に設けられる液面レベル調整手段は上記実施形
態に限定されず、例えば図9に示す構造、あるいは図1
0に示す構造としてもよい。
ンク48に設けられる液面レベル調整手段は上記実施形
態に限定されず、例えば図9に示す構造、あるいは図1
0に示す構造としてもよい。
【0092】図9に示す例は、レシーバタンク48内の
液面を暖房時と冷房時とに応じて所定高レベルと所定低
レベルとに変更可能とするための最も簡単な構造とし
て、室外熱交換器側のライン35に通じるパイプ120
aの上端がレシーバタンク48内の所定高レベル位置L
1に開口するとともに、膨張弁側のライン34に通じる
パイプ120bの上端がレシーバタンク48内の所定低
レベル位置L2に開口している。この構造によると、実
線矢印のように冷媒が流れる暖房時は冷媒流出側となる
パイプ120aの上端開口位置によって液面レベルが調
整され、破線矢印のように冷媒が流れる冷房時は冷媒流
出側となるパイプ120bの上端開口位置によって液面
レベルが調整されることとなる。
液面を暖房時と冷房時とに応じて所定高レベルと所定低
レベルとに変更可能とするための最も簡単な構造とし
て、室外熱交換器側のライン35に通じるパイプ120
aの上端がレシーバタンク48内の所定高レベル位置L
1に開口するとともに、膨張弁側のライン34に通じる
パイプ120bの上端がレシーバタンク48内の所定低
レベル位置L2に開口している。この構造によると、実
線矢印のように冷媒が流れる暖房時は冷媒流出側となる
パイプ120aの上端開口位置によって液面レベルが調
整され、破線矢印のように冷媒が流れる冷房時は冷媒流
出側となるパイプ120bの上端開口位置によって液面
レベルが調整されることとなる。
【0093】図10に示す例では、室外熱交換器44側
のライン35に接続された第1,第2のパイプ130
a,130bと、膨張弁43側のライン34に接続され
た第3のパイプ130cと、第2のパイプ130bを開
閉する液面制御弁130dとを備え、第1のパイプ13
0aの上端がレシーバタンク48内の所定高レベル位置
L1に開口し、第3のパイプ130cの上端がレシーバ
タンク48内の所定低レベル位置L2に開口するととも
に、第2のパイプ130bの上端が上記所定高レベル位
置L1と所定低レベル位置L2との間の中間高さ位置L
11に開口している。
のライン35に接続された第1,第2のパイプ130
a,130bと、膨張弁43側のライン34に接続され
た第3のパイプ130cと、第2のパイプ130bを開
閉する液面制御弁130dとを備え、第1のパイプ13
0aの上端がレシーバタンク48内の所定高レベル位置
L1に開口し、第3のパイプ130cの上端がレシーバ
タンク48内の所定低レベル位置L2に開口するととも
に、第2のパイプ130bの上端が上記所定高レベル位
置L1と所定低レベル位置L2との間の中間高さ位置L
11に開口している。
【0094】この構造による場合に、例えばアキュムレ
ータ45に液面下限レベルを検出するセンサ(図示せ
ず)を設けておき、暖房時に、通常は液面制御弁130
dを閉じておくことによりレシーバタンク48内の液面
レベルを高く保つが、上記アキュムレータ45内の液面
が上記液面下限レベルより低くなって熱交換器46が浸
からない程度にまで冷媒貯留量が減少しすぎたときに、
上記液面制御弁130dを開くことにより、レシーバタ
ンク48内の液面レベルを中間高さ位置L2にまで引下
げ、アキュムレータ45内の冷媒貯留量を増加させると
いうようにして、アキュムレータ45内の冷媒貯留量を
フィードバック的に制御することができる。
ータ45に液面下限レベルを検出するセンサ(図示せ
ず)を設けておき、暖房時に、通常は液面制御弁130
dを閉じておくことによりレシーバタンク48内の液面
レベルを高く保つが、上記アキュムレータ45内の液面
が上記液面下限レベルより低くなって熱交換器46が浸
からない程度にまで冷媒貯留量が減少しすぎたときに、
上記液面制御弁130dを開くことにより、レシーバタ
ンク48内の液面レベルを中間高さ位置L2にまで引下
げ、アキュムレータ45内の冷媒貯留量を増加させると
いうようにして、アキュムレータ45内の冷媒貯留量を
フィードバック的に制御することができる。
【0095】この他にも本発明の装置における各部の具
体的構造は種々変更可能であり、例えば、上記実施形態
では室内熱交換器42a〜42nを複数台設けるととも
に、室外熱交換器44a,44bを2台設けているが、
室内熱交換器及び室外熱交換器はそれぞれ1台ずつであ
ってもよい。
体的構造は種々変更可能であり、例えば、上記実施形態
では室内熱交換器42a〜42nを複数台設けるととも
に、室外熱交換器44a,44bを2台設けているが、
室内熱交換器及び室外熱交換器はそれぞれ1台ずつであ
ってもよい。
【0096】
【発明の効果】以上のように本発明は、冷暖房可能なヒ
ートポンプ式の空調装置において、冷媒が蒸発器から圧
縮機に戻る経路中にアキュムレータを配置し、このアキ
ュムレータ内に、加熱手段を設けるとともに、冷房時に
は高圧側回路となる位置で、かつ暖房時にアキュムレー
タ上流の低圧側回路となる位置にレシーバタンクを設
け、このレシーバタンクに液面レベル調整手段を設けて
いるため、上記アキュムレータおよびレシーバタンクに
より暖房時および冷房時に余剰冷媒を貯留させ、また、
上記加熱手段により暖房性能等を向上することができ
る。そして、上記レシーバタンクが、暖房時にアキュム
レータ上流で低圧側回路の余剰冷媒の一部を貯えること
により、アキュムレータ内の冷媒貯留量を低減させるた
め、アキュムレータの容量の増大を招かず、かつ、サブ
アキュムレータを必要としないものでありながら、アキ
ュムレータ内の冷媒が加熱されて沸騰しても液滴がアキ
ュムレータ下流に放出されることを避け、圧縮機への液
バック現象を防止することができる。
ートポンプ式の空調装置において、冷媒が蒸発器から圧
縮機に戻る経路中にアキュムレータを配置し、このアキ
ュムレータ内に、加熱手段を設けるとともに、冷房時に
は高圧側回路となる位置で、かつ暖房時にアキュムレー
タ上流の低圧側回路となる位置にレシーバタンクを設
け、このレシーバタンクに液面レベル調整手段を設けて
いるため、上記アキュムレータおよびレシーバタンクに
より暖房時および冷房時に余剰冷媒を貯留させ、また、
上記加熱手段により暖房性能等を向上することができ
る。そして、上記レシーバタンクが、暖房時にアキュム
レータ上流で低圧側回路の余剰冷媒の一部を貯えること
により、アキュムレータ内の冷媒貯留量を低減させるた
め、アキュムレータの容量の増大を招かず、かつ、サブ
アキュムレータを必要としないものでありながら、アキ
ュムレータ内の冷媒が加熱されて沸騰しても液滴がアキ
ュムレータ下流に放出されることを避け、圧縮機への液
バック現象を防止することができる。
【0097】この発明において、とくに、COP向上等
のため暖房時にサブクール制御、冷房時にスーパーヒー
ト制御を行なうようになっている場合、上記レシーバタ
ンクが、スーパーヒート制御が行われる冷房時にレシー
バタンク本来の機能を果す一方、サブクール制御が行わ
れて余剰冷媒が増加し易くなる暖房時に、アキュムレー
タ上流で低圧側回路中の余剰冷媒の一部を貯えることに
より、有効にアキュムレータ内の冷媒貯留量の増加を防
止することができる。
のため暖房時にサブクール制御、冷房時にスーパーヒー
ト制御を行なうようになっている場合、上記レシーバタ
ンクが、スーパーヒート制御が行われる冷房時にレシー
バタンク本来の機能を果す一方、サブクール制御が行わ
れて余剰冷媒が増加し易くなる暖房時に、アキュムレー
タ上流で低圧側回路中の余剰冷媒の一部を貯えることに
より、有効にアキュムレータ内の冷媒貯留量の増加を防
止することができる。
【図1】本発明の一実施形態による空調装置の基本的構
造を示す概略回路図である。
造を示す概略回路図である。
【図2】上記空調装置の具体的構造を示す詳細回路図で
ある。
ある。
【図3】レシーバタンクおよび液面レベル調整手段を示
す構造説明図である。
す構造説明図である。
【図4】上記空調装置の冷却水回路に組み込まれた三方
弁の作動特性を示す図である。
弁の作動特性を示す図である。
【図5】上記空調装置の制御系統を示す図である。
【図6】制御の一例を示すフローチャートの一部であ
る。
る。
【図7】上記フローチャートの残りの部分である。
【図8】(a)はサブクール制御時の冷凍サイクルのP
−h線図であり、また、(b)はスーパーヒート制御時
の冷凍サイクルのP−h線図である。
−h線図であり、また、(b)はスーパーヒート制御時
の冷凍サイクルのP−h線図である。
【図9】レシーバタンクおよび液面レベル調整手段の別
の実施形態を示す構造説明図である。
の実施形態を示す構造説明図である。
【図10】レシーバタンクおよび液面レベル調整手段の
さらに別の実施形態を示す構造説明図である。
さらに別の実施形態を示す構造説明図である。
1 空調装置 20 圧縮機 30 冷媒回路 41 四方弁 42 室内熱交換器 43 膨張弁 44 室外熱交換器 45 アキュムレータ 46 温水熱交換器 48 レシーバタンク 50 液面レベル調整手段
Claims (6)
- 【請求項1】 圧縮機と、暖房時に凝縮器、冷房時に蒸
発器となる室内熱交換器と、膨張弁と、暖房時に蒸発
器、冷房時に凝縮器となる室外熱交換器と、冷媒循環経
路を切替える手段とが冷媒回路に設けられ、暖房時には
冷媒が圧縮機から室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器
をこの順に通って圧縮機に戻され、冷房時には冷媒が圧
縮機から室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器をこの順
に通って圧縮機に戻されるように冷媒回路が構成されて
いる空調装置において、冷媒が蒸発器から圧縮機に戻る
経路中にアキュムレータを配置し、このアキュムレータ
内に、アキュムレータに貯留する液相の余剰冷媒を加熱
する加熱手段を設けるとともに、冷房時には凝縮器から
膨張弁までの間の高圧側回路となる位置で、かつ暖房時
に膨張弁から上記アキュムレータまでの間の低圧側回路
となる位置にレシーバタンクを設け、このレシーバタン
クに、レシーバタンク内の液面レベルを暖房時と冷房時
とに応じて調整する液面レベル調整手段を設けたことを
特徴とする空調装置。 - 【請求項2】 上記レシーバタンクを、室外熱交換器と
膨張弁との間の回路に介設したことを特徴とする請求項
1記載の空調装置。 - 【請求項3】 暖房時に膨張弁の開度調節により高圧側
の膨張弁近傍の冷媒温度を飽和液温度よりも低い温度と
するサブクール制御を行う一方、冷房時に膨張弁の開度
調節により圧縮機吸入側の冷媒温度を飽和蒸気温度より
も高い温度とするスーパーヒート制御を行なう制御手段
を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の空調
装置。 - 【請求項4】 冷媒として非共沸冷媒を用いたことを特
徴とする請求項3記載の空調装置。 - 【請求項5】 レシーバタンク内の液面レベルを暖房時
には冷房時よりも高くするように液面レベル調整手段を
構成したことを特徴とする請求項3または4記載の空調
装置。 - 【請求項6】 液面レベル調整手段は、レシーバタンク
内の液面レベルを複数段階に切換可能とする切換手段を
有し、アキュムレータ内の液面レベルに応じて上記切換
手段が作動されるようになっていることを特徴とする請
求項1乃至5のいずれかに記載の空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30978496A JPH10148407A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30978496A JPH10148407A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10148407A true JPH10148407A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17997211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30978496A Withdrawn JPH10148407A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 空調装置 |
Country Status (1)
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1996
- 1996-11-20 JP JP30978496A patent/JPH10148407A/ja not_active Withdrawn
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