JPH10148610A - 液中の微粒子数を計測する方法及びその方法を利用した限外ろ過膜モジュールの運転方法 - Google Patents
液中の微粒子数を計測する方法及びその方法を利用した限外ろ過膜モジュールの運転方法Info
- Publication number
- JPH10148610A JPH10148610A JP8323531A JP32353196A JPH10148610A JP H10148610 A JPH10148610 A JP H10148610A JP 8323531 A JP8323531 A JP 8323531A JP 32353196 A JP32353196 A JP 32353196A JP H10148610 A JPH10148610 A JP H10148610A
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- JP
- Japan
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- fine particles
- ultrafiltration membrane
- liquid
- membrane module
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Abstract
(57)【要約】
【課題】限外ろ過膜に供給される原水性状を連続的に管
理し安定した運転を行う。 【解決手段】限外ろ過膜モジュール装置において、運転
中に原水濁度を管理することにより、液中の微粒子数を
その液体の濁度に基づいて計測することを特徴とする。
理し安定した運転を行う。 【解決手段】限外ろ過膜モジュール装置において、運転
中に原水濁度を管理することにより、液中の微粒子数を
その液体の濁度に基づいて計測することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液中の微粒子数
を計測する方法及びその方法を利用した限外ろ過膜モジ
ュールの運転方法に属する。
を計測する方法及びその方法を利用した限外ろ過膜モジ
ュールの運転方法に属する。
【0002】
【従来の技術】限外ろ過膜モジュールの運転において、
処理原水中の0.4μm前後の微粒子が膜の目詰まりに
影響を与えることが知られている。これはケークろ過理
論でも確認されている。従って、限外ろ過膜の汚染を防
止するためには、処理原水中の微粒子数を計り、ケーク
ろ過理論などにより膜寿命や膜汚染を推測する必要があ
る。
処理原水中の0.4μm前後の微粒子が膜の目詰まりに
影響を与えることが知られている。これはケークろ過理
論でも確認されている。従って、限外ろ過膜の汚染を防
止するためには、処理原水中の微粒子数を計り、ケーク
ろ過理論などにより膜寿命や膜汚染を推測する必要があ
る。
【0003】従来、液中の微粒子の計数手段として、直
接検視法及びパーティクルカウンターによる機器分析法
の2つが知られていた。直接検視法は、分離粒径0.2
μmの精密ろ過膜(MF)に限外ろ過膜の処理原水を通
し、顕微鏡視野下でMFの膜面に捕捉された微粒子を計
数する方法である。パーティクルカウンターによる機器
分析法は、例えば現在市販のレーザー散乱式の場合、処
理原水にレーザーを照射し、一定長さのレーザー光線上
の微粒子数を数える方法である。
接検視法及びパーティクルカウンターによる機器分析法
の2つが知られていた。直接検視法は、分離粒径0.2
μmの精密ろ過膜(MF)に限外ろ過膜の処理原水を通
し、顕微鏡視野下でMFの膜面に捕捉された微粒子を計
数する方法である。パーティクルカウンターによる機器
分析法は、例えば現在市販のレーザー散乱式の場合、処
理原水にレーザーを照射し、一定長さのレーザー光線上
の微粒子数を数える方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、直接検視法
は、バッチサンプリングによる分析であるから、そのサ
ンプリングした時点での原水性状しか把握できない。即
ち、サンプリングしていないときに生ずる変動や非定常
的な変動を把握することはできない。従って、サンプリ
ングした水の性状が良好でも、急激に限外ろ過膜の処理
性能が劣化する場合がある。また、直接検視法は作業者
の熟練度を要する。
は、バッチサンプリングによる分析であるから、そのサ
ンプリングした時点での原水性状しか把握できない。即
ち、サンプリングしていないときに生ずる変動や非定常
的な変動を把握することはできない。従って、サンプリ
ングした水の性状が良好でも、急激に限外ろ過膜の処理
性能が劣化する場合がある。また、直接検視法は作業者
の熟練度を要する。
【0005】他方、レーザー散乱式のパーティクルカウ
ンターでは4×103個/ml程度が測定個数の上限で
ある。これ以上微粒子の多い原水サンプルを分析して
も、重複して検出したり実際と異なるサイズとして検出
されるなど精度に信頼性が無くなることが分かってい
る。従って、微粒子数の多い原水、例えば水道水(微粒
子数=104−105個/ml)の場合、サンプリングし
た後、微粒子のほとんど含まれない超純水で希釈して分
析する必要があった。
ンターでは4×103個/ml程度が測定個数の上限で
ある。これ以上微粒子の多い原水サンプルを分析して
も、重複して検出したり実際と異なるサイズとして検出
されるなど精度に信頼性が無くなることが分かってい
る。従って、微粒子数の多い原水、例えば水道水(微粒
子数=104−105個/ml)の場合、サンプリングし
た後、微粒子のほとんど含まれない超純水で希釈して分
析する必要があった。
【0006】更に、上記2つの方法ではいずれもリアル
タイムで精度の良い分析は不可能乃至困難であるから、
原水の予測できない性状変化などにより、限外ろ過膜が
酷く汚れて、多大の負荷が加わり、洗浄しても性能が回
復しない状態、あるいは膜破損に至ることがあった。
タイムで精度の良い分析は不可能乃至困難であるから、
原水の予測できない性状変化などにより、限外ろ過膜が
酷く汚れて、多大の負荷が加わり、洗浄しても性能が回
復しない状態、あるいは膜破損に至ることがあった。
【0007】この発明は、これらの課題を解決するため
になされたもので、その一つの目的は従来方法と全く相
違する微粒子数計測方法を提供することである。他の目
的は、限外ろ過膜に供給される原水性状を連続的に管理
し安定した運転を行うことにある。
になされたもので、その一つの目的は従来方法と全く相
違する微粒子数計測方法を提供することである。他の目
的は、限外ろ過膜に供給される原水性状を連続的に管理
し安定した運転を行うことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する微粒
子数計測方法は、液中の微粒子数をその液体の濁度に基
づいて計測することを特徴とする。これは、液中の微粒
子数と高感度濁度計によって測定される濁度に相関関係
があるという発明者らの知見に基づく。この相関関係
は、微粒子数が既知の液体の濁度を測定することにより
容易に求めることができ、図1のように対数グラフで表
すことができる。従って、微粒子数が未知の液体の濁度
を測定し、その濁度に対応する微粒子数の値をもって液
中の微粒子数であると決定できる。濁度の測定手段は限
定されないが、光学的手段を採用することができるの
で、この方法によれば、液体が静水でも流水でも計測で
きる。
子数計測方法は、液中の微粒子数をその液体の濁度に基
づいて計測することを特徴とする。これは、液中の微粒
子数と高感度濁度計によって測定される濁度に相関関係
があるという発明者らの知見に基づく。この相関関係
は、微粒子数が既知の液体の濁度を測定することにより
容易に求めることができ、図1のように対数グラフで表
すことができる。従って、微粒子数が未知の液体の濁度
を測定し、その濁度に対応する微粒子数の値をもって液
中の微粒子数であると決定できる。濁度の測定手段は限
定されないが、光学的手段を採用することができるの
で、この方法によれば、液体が静水でも流水でも計測で
きる。
【0009】上記目的を達成する限外ろ過膜モジュール
の運転方法は、限外ろ過膜モジュール装置において、運
転中に原水濁度を管理することを特徴とする。この方法
によれば、原水供給ラインに濁度計を配置するだけで、
微粒子数を計測することができる。特に管理をオンライ
ンで行うときは、原水性状の変化に即応して微粒子数を
リアルタイムで計測することができる。
の運転方法は、限外ろ過膜モジュール装置において、運
転中に原水濁度を管理することを特徴とする。この方法
によれば、原水供給ラインに濁度計を配置するだけで、
微粒子数を計測することができる。特に管理をオンライ
ンで行うときは、原水性状の変化に即応して微粒子数を
リアルタイムで計測することができる。
【0010】
【実施例】下記の仕様の水処理装置を準備し、イオン交
換樹脂の透過側と限外ろ過膜モジュールの供給側を連結
して、下記の条件で運転し、一定時間経過後にイオン交
換樹脂を再生した。運転中、定期的に原水をサンプリン
グし、濁度計で濁度を測定し、モニターに表示した。
換樹脂の透過側と限外ろ過膜モジュールの供給側を連結
して、下記の条件で運転し、一定時間経過後にイオン交
換樹脂を再生した。運転中、定期的に原水をサンプリン
グし、濁度計で濁度を測定し、モニターに表示した。
【0011】[装置の仕様] イオン交換樹脂:再生式ミックスベッドイオン交換樹脂 限外ろ過膜モジュール:キャピラリー型(日東電工株式
会社製 NTU-3050-C3H) 濁度計:ハック(HACH)社製低レンジ濁度計Rat
io/XR
会社製 NTU-3050-C3H) 濁度計:ハック(HACH)社製低レンジ濁度計Rat
io/XR
【0012】[限外ろ過膜モジュールの運転条件] 入口圧力:1Kg/cm2 回収率:90% 水温:20℃ 原水:イオン交換水(再生前の微粒子数2×104個/
ml>0.2μm)
ml>0.2μm)
【0013】その結果、通常0.02前後であった濁度
がイオン交換樹脂再生直後、放流しているにもかかわら
ず0.05に増加するとともに、透過水量が低下した。
このときの原水を100倍に希釈して液中の微粒子数を
パーティクルカウンターで計測したところ、5×105
個/mlであった。これは、再生時に脱落したイオン交
換樹脂が限外ろ過膜に付着したことによると考えられ
る。そこで、限外ろ過膜モジュールの透過側を閉、濃縮
側を全開にし、入口流量3m3/hで流通させる、いわ
ゆるフラッシングを行った後、運転を再開したところ、
濁度が0.02前後に復帰するとともに透過水量も回復
した。
がイオン交換樹脂再生直後、放流しているにもかかわら
ず0.05に増加するとともに、透過水量が低下した。
このときの原水を100倍に希釈して液中の微粒子数を
パーティクルカウンターで計測したところ、5×105
個/mlであった。これは、再生時に脱落したイオン交
換樹脂が限外ろ過膜に付着したことによると考えられ
る。そこで、限外ろ過膜モジュールの透過側を閉、濃縮
側を全開にし、入口流量3m3/hで流通させる、いわ
ゆるフラッシングを行った後、運転を再開したところ、
濁度が0.02前後に復帰するとともに透過水量も回復
した。
【0014】
【発明の効果】この発明の微粒子計測方法によれば、液
体をサンプリングすることなく、リアルタイムで計測す
ることができる。この発明の限外ろ過膜モジュール運転
方法によれば、作業者の熟練度や原水の微粒子濃度に依
存することなく、原水中の微粒子数を計測することがで
きるので、原水をリアルタイムで精度良く管理し、膜洗
浄あるいはフラッシング等の時期を正確に判断すること
ができる。また、管理をオンラインで行うことにより、
原水の異常な変動に対して、自動停止、自動警告あるい
は運転条件の自動変更などの措置を採りうる。
体をサンプリングすることなく、リアルタイムで計測す
ることができる。この発明の限外ろ過膜モジュール運転
方法によれば、作業者の熟練度や原水の微粒子濃度に依
存することなく、原水中の微粒子数を計測することがで
きるので、原水をリアルタイムで精度良く管理し、膜洗
浄あるいはフラッシング等の時期を正確に判断すること
ができる。また、管理をオンラインで行うことにより、
原水の異常な変動に対して、自動停止、自動警告あるい
は運転条件の自動変更などの措置を採りうる。
【図1】水中の濁度と微粒子数の相関を示すグラフであ
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】液中の微粒子数をその液体の濁度に基づい
て計測することを特徴とする液中の微粒子数計測方法。 - 【請求項2】限外ろ過膜モジュール装置において、運転
中に原水濁度を管理することを特徴とする限外ろ過膜モ
ジュールの運転方法。 - 【請求項3】前記管理がオンラインでなされる請求項2
に記載の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323531A JPH10148610A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 液中の微粒子数を計測する方法及びその方法を利用した限外ろ過膜モジュールの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323531A JPH10148610A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 液中の微粒子数を計測する方法及びその方法を利用した限外ろ過膜モジュールの運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10148610A true JPH10148610A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18155746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8323531A Pending JPH10148610A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 液中の微粒子数を計測する方法及びその方法を利用した限外ろ過膜モジュールの運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10148610A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009222566A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Metawater Co Ltd | 微生物計測方法およびシステム |
| CN102221517A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-10-19 | 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 | 生态清淤扩散测量装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535250A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-12 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | Turbidimeter |
| JPH07203945A (ja) * | 1994-01-12 | 1995-08-08 | Hitachi Ltd | 生体の細胞の培養装置 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP8323531A patent/JPH10148610A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535250A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-12 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | Turbidimeter |
| JPH07203945A (ja) * | 1994-01-12 | 1995-08-08 | Hitachi Ltd | 生体の細胞の培養装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009222566A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Metawater Co Ltd | 微生物計測方法およびシステム |
| CN102221517A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-10-19 | 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 | 生态清淤扩散测量装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040609 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040614 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |