JPH10148755A - 走査光学装置及び走査光学装置用の走査光学レンズ - Google Patents

走査光学装置及び走査光学装置用の走査光学レンズ

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JPH10148755A
JPH10148755A JP29512696A JP29512696A JPH10148755A JP H10148755 A JPH10148755 A JP H10148755A JP 29512696 A JP29512696 A JP 29512696A JP 29512696 A JP29512696 A JP 29512696A JP H10148755 A JPH10148755 A JP H10148755A
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scanning optical
axis
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源からの光束を回転多面鏡等の偏向手段に
よって偏向した後、fθ特性を有する走査光学素子によ
って走査面上に結像させ、等速走査させるレーザープリ
ンター等の光走査光学系において、結像性能、特に像面
湾曲性能、及び、走査速度の等速度性を十分に補正でき
る走査光学系を提供することを目的としたものである。 【解決手段】 走査光学素子30中のレンズは、光軸近
傍の副走査方向断面が両凸形状であり、かつ、少なくと
も一つの光学面は、副走査方向断面の曲率半径を縦軸に
光軸からの距離を横軸にとったときに、複数の極値を有
することにより、副走査方向の像面湾曲を良好に補正す
る。或いは、走査光学素子の少なくとも一つの光学面
は、主走査方向断面の面形状が光軸に対して非対称であ
ることにより、主走査方向の像面湾曲を良好に補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光源から
の光を回転多面鏡で偏向し、前記偏向光を被走査面上に
結像させる光走査光学装置、及び、その走査光学レンズ
に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンター等の光走査光学系に
おいては、光源からの光束を、コリメータ等を介して略
平行光とし、回転多面鏡等の偏向手段によって偏向した
後、fθ特性を有する走査光学素子によって被走査面上
に結像させ、等速走査させる。また、偏向手段に回転多
面鏡を用いる場合には、入射させる略平行光束を副走査
方向のみに屈折力を有するシリンドリカルレンズにより
収束光束とし、回転多面鏡と被走査面を幾何光学的にほ
ぼ共役とすることで回転多面鏡の面倒れ誤差を軽減させ
るのが一般的である。
【0003】走査光学素子に関しては非球面形状を用
い、樹脂により形成されたレンズが広く使用されている
が、レーザープリンター等の光学機器の普及に伴い、そ
の光学素子は低コスト化とコンパクト化が強く求められ
ている。
【0004】この要求を実用的なレベルで提案している
例として、特開平4−50908号公報、特開平8−7
6011号公報がある。これら公報に記載された走査光
学装置では、偏向手段として回転多面鏡を用いた場合
は、回転に伴い回転多面鏡反射面の位置が移動する結
果、回転多面鏡と走査面との幾何光学的な共役関係が崩
れ、これによって生じる像面湾曲を補正するため、走査
光学レンズを傾けて配置するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平4−5
0908号公報、特開平8−76011号公報に記載さ
れた走査光学レンズでは、走査光学レンズを設計時とは
異なる仕様で配置、即ち傾けて配置するために、fθ特
性に悪影響を及ぼす。また、この補正方法では補正効果
に限界があり、十分に像面湾曲を補正することができな
い。
【0006】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものである。即ち、光源からの光束を回転多面鏡等
の偏向手段によって偏向した後、fθ特性を有する走査
光学素子によって走査面上に結像させ、等速走査させる
レーザープリンター等の光走査光学系において、結像性
能、特に像面湾曲性能、及び、走査速度の等速度性を十
分に補正できる走査光学装置及びそのレンズを提供する
ことを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成を採ることによって達成される。
【0008】(1) 光源と、前記光源からの光束を収
束光束に変換する光学素子と、所定の方向に光束を偏向
する偏向手段と、前記偏向手段と走査面との間に配置さ
れた走査光学素子とを備える走査光学装置において、前
記走査光学素子は、光軸近傍の副走査方向断面が両凸形
状であり、かつ、前記走査光学素子の少なくとも一つの
光学面が、副走査方向断面の曲率半径を縦軸に光軸から
の距離を横軸にとったときに複数の極値を有することを
特徴とする走査光学装置。
【0009】(2) 光源と、前記光源からの光束を収
束光束に変換する光学素子と、所定の方向に光束を偏向
する偏向手段と、前記偏向手段と走査面との間に配置さ
れた走査光学素子とを備える走査光学装置において、前
記走査光学素子の少なくとも一つの光学面は、主走査方
向断面の面形状が光軸に対して非対称であることを特徴
とする走査光学装置。
【0010】(3) 主走査方向断面でみたとき、光軸
に対して光源側であって光軸から所定の距離にある前記
走査光学素子の厚さが、光軸に対して反光源側であって
光軸から前記所定の距離と等距離にある前記走査光学素
子の厚さより厚いことを特徴とする(2)に記載の走査
光学装置。
【0011】(4) 前記走査光学素子の少なくとも一
つの光学面は、副走査方向断面の曲率半径を縦軸に光軸
からの距離を横軸にとったときに、複数の極値を有する
とともに、光軸に対して非対称であることを特徴とする
(2)又は(3)に記載の走査光学装置。
【0012】(5) 前記副走査方向断面の曲率半径の
極値が、光軸の外にあることを特徴とする(1)又は
(4)に記載の走査光学装置。
【0013】(6) 前記少なくとも一つの光学面の主
走査方向断面の形状が、光軸に対して光源側、反光源側
ともに非球面形状であることを特徴とする(1)〜
(4)の何れか1項に記載の走査光学装置。
【0014】(7) 前記走査光学素子は樹脂により形
成されたレンズを含むことを特徴とする(1)〜(6)
の何れか1項に記載の走査光学装置。
【0015】(8) 前記走査光学素子は単レンズより
成ることを特徴とする(1)〜(7)の何れか1項に記
載の走査光学装置。
【0016】(9) 前記走査光学素子の少なくとも一
つの光学面が、回転対称非球面であることを特徴とする
(1)〜(8)の何れか1項に記載の走査光学装置。
【0017】(10) 以下の条件を満たすことを特徴
とする(1)〜(9)の何れか1項に記載の走査光学装
置。
【0018】D/f<0.1 但し、 D:走査光学素子の光軸上の厚み f:走査係数 (11) 偏向手段によって偏向された収束光束を走査
面に結像させる走査光学装置用の走査光学レンズにおい
て、光軸近傍の副走査方向断面が両凸形状であり、か
つ、少なくとも一つの光学面が、副走査方向断面の曲率
半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとったときに、複
数の極値を有することを特徴とする走査光学装置用の走
査光学レンズ。
【0019】(12) 偏向手段によって偏向された収
束光束を走査面に結像させる走査光学装置用の走査光学
レンズにおいて、少なくとも一つの光学面は、主走査方
向断面の面形状が光軸に対して非対称であることを特徴
とする走査光学装置用の走査光学レンズ。
【0020】(13) 少なくとも一つの光学面は、副
走査方向断面の曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸
にとったときに、複数の極値を有するとともに、光軸に
対して非対称であることを特徴とする(12)に記載の
走査光学装置用の走査光学レンズ。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。図1は、走査光学装置を示
した主走査断面の概略構成図である。半導体レーザーな
どからなる光源(図示せず)から出射された光束は、光
学素子10により発散角が変換(収束光束に変換)され
る。変換された光束は、回転する回転多面鏡である偏向
手段20によって、偏向される。偏向された光束は、f
θ特性を有する走査光学素子である走査光学レンズ30
によって、走査面40に結像する。
【0022】本実施の形態では、走査光学系に主走査方
向に対し収束光束を入射させることで、走査光学レンズ
30の屈折力を弱くすることができ、温度、湿度といっ
た環境変化による影響を軽減できるとともに、レンズ厚
を薄くすることが可能となるためコスト面でも有利であ
る。なお、走査光学素子である走査光学レンズ30と、
それに入射する光束の収束度を含めた合成焦点距離f
(走査係数)をもってfθ特性を満足させる。
【0023】なお、副走査方向については、従来と同
様、回転多面鏡の反射面と走査面40とを幾何光学的に
ほぼ共役とするため、光学素子10により収束光束に変
換された光束が回転多面鏡の反射面の近傍に集光するよ
うになっている。
【0024】このような走査光装置において、偏向手段
20による偏向(本実施の形態では回転多面鏡の回転に
よる偏向)に伴い、偏向位置(本実施の形態では回転多
面鏡の反射面の位置)が移動する。この移動の結果、偏
向手段20(回転多面鏡)と走査面との幾何光学的な共
役関係が崩れ、主走査方向(偏向方向)及び主走査方向
に垂直な方向である副走査方向において、像面湾曲が生
じる。
【0025】そこで、本実施の形態では、まず影響の大
きい副走査方向の像面湾曲を補正するように、走査光学
レンズ30の少なくとも一つの光学面を、副走査方向断
面の曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとったと
きに、複数の極値を有するように構成する。これによ
り、走査面40において有効な走査を行う領域(画像形
成領域)全域にわたって、副走査方向の像面湾曲を良好
に補正することができる。また、この補正は、走査光学
レンズ30の光軸近傍の副走査方向断面を両凸形状とす
ることにより、走査光学レンズの副走査方向で必要な正
の屈折力を分散させることで、各面の曲率を緩くし、加
工を容易にする。更に、この極値が光軸の外にあること
により、光軸にこだわらず副走査断面を設けることがで
き、副走査方向の像面湾曲の補正の自由度が上がる。
【0026】なお、本発明で言う「光軸」とは、走査光
学レンズ30の2つの光学面の法線が互いに共通する線
を光軸とする。
【0027】また、本実施の形態では、主走査方向の像
面湾曲を補正するように、走査光学レンズ30の少なく
とも一つの光学面は、主走査方向断面の面形状が光軸に
対して非対称となるように構成する。これにより、走査
面40において有効な走査を行う領域(画像形成領域)
全域にわたって、主走査方向の像面湾曲を良好に補正す
ることができる。更に、少なくとも一つの光学面の主走
査断面の面形状を、光軸に対して光源側、反光源側とも
に非球面形状とすることで、良好に主走査方向の像面湾
曲を補正することができる。
【0028】このとき、主走査方向断面でみたとき、光
軸に対して光源側であって光軸から所定の距離にある走
査光学レンズ30の厚さが、光軸に対して反光源側であ
って光軸から前記所定距離と等距離にある走査光学レン
ズ30の厚さより厚くすることが好ましい。これにより
像面湾曲の補正を容易にしており、逆の場合は、像面湾
曲を補正するためにより複雑な面形状が必要となり、補
正が困難となる。更に、像面湾曲の補正を更に容易とす
るために、この光源側の厚さが反光源側の厚さより厚く
するとき、画像形成領域の全ての領域(但し、光軸上、
及び、走査光学レンズ30で走査を行わない領域即ち画
像領域外は除く)で厚くする、又は/及び、光軸から離
れるほど、光源側の厚さと反光源側の厚さとの差を大き
くするとよい。
【0029】なお、本発明で言う「光軸に対して光源
側」とは、光軸を境にして光源から出射した光束が偏向
装置20に入射する側(図1参照)であり、「光軸に対
して反光源側」とは、光軸を境にして光源から出射した
光束が偏向装置20に入射する側とは反対側(図1参
照)である。
【0030】また、本実施の形態では、低価格化、コン
パクト化の両面で有利にするために走査光学素子を走査
光学レンズ30として単玉のレンズとしたが、これに限
られず、走査光学素子を複数枚のレンズで構成してもよ
い。このとき、上述した光学面は、複数枚のレンズのう
ちの何れかのレンズの光学面に設ければよい。
【0031】また、走査光学レンズ30には樹脂によっ
て形成されたレンズを用いる(走査光学素子を複数枚の
レンズで構成する場合には、少なくとも一つのレンズを
樹脂によって形成する)ことによって加工性に有利な性
格を活かし、低価格化も同時にはかることができる。
【0032】また、走査光学レンズ30の一方の光学面
に回転対称面を用いることで、加工性において有利な構
成とすることができる。
【0033】更に、走査光学レンズ30の光軸上の厚み
をD、走査光学レンズ30とそれに入射する光束の収束
度を含めた合成焦点距離である走査係数をfとすると、
D/F<0.1の式を満足することが好ましい。式の上
限を越える場合は、レンズの加工時間が長くなるためコ
スト面での利点が活かせないことや、レンズの材料に樹
脂を用いる場合その一般的な性質として温度、湿度とい
った環境変化に敏感なことから結像性能の変化が大きく
なりやすく好ましくない。この上限は、0.07とする
ことが更に好ましい。また、この式は、小さければ小さ
いほどよいが、加工成形上を考慮して下限が決まる。
【0034】
【実施例】以下に本発明の走査光学系の実施例を示す。
実施例1及び実施例2における記号は下記の通りであ
る。
【0035】r :曲率半径 d :次面までの光軸上の厚み N :次面までの間の媒質の使用波長での屈折率 fB:バックフォーカス(図1参照) XO:回転多面鏡の回転中心X座標(図1参照) YO:回転多面鏡の回転中心Y座標(図1参照) L :走査光学系レンズに入射する収束光束の、レンズ
が無かった場合の焦点位置から偏向点までの距離 非球面形状は面の頂点を原点とし、光軸方向をX軸とし
た直交座標系において、 C:頂点曲率 κ:円錐係数 Ai:非球面係数(i=1,2,3,4) Pi:非球面のべき数 とするとき、
【0036】
【数1】
【0037】で表される。
【0038】また、R0を光軸上の副走査方向断面の曲
率半径、CCj(j=1,2,…,10)を副走査方向
断面の曲率半径決定係数、Yを主走査方における光軸か
らの距離とすると、副走査方向断面の曲率半径Rは、
【0039】
【数2】
【0040】で表される。但し、上式で表していない面
は、光軸を中心とした回転対称非球面である。
【0041】(実施例1) 実施例1は、走査光学素子
として単玉のレンズを用い、副走査方向の像面湾曲を補
正したものである。表1に走査光学素子である走査光学
レンズ30の光軸上の光学データを、表2に光束が入射
する側(光軸方向の光源側)である第1面と光束が出射
する側(走査面40側)である第2面の走査光学レンズ
30の主走査方向断面の非球面データを、表3に第2面
の副走査方向の曲率半径データを示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】この走査光学レンズ30の主走査方向断面
の形状を図2に示す。また、この走査光学レンズ30を
下記の条件の走査光学系に用いたときの副走査方向断面
の曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとったとき
グラフを図3に示す。なお、図3において、極値は、光
軸からの距離が−30.2mmのところで副走査断面の
曲率半径が−20.93mm、同様に−1.2mmのと
ころで−18.89mm、30.8mmのところで−2
3.31mmである。
【0046】f=150mm XO=47.77mm,YO=10.49mm fB=123.56mm,L=334.41mm 回転多面鏡:面数=6、外接円径=40mm、入射角=
90゜ 画像形成領域:±105mm このときの、主走査方向の像面を図4(a)に、副走査
方向の像面を図4(b)に、fθ特性を図5に示す。
【0047】これより、本実施例においては、副走査方
向の像面湾曲が良好に補正されていることがわかる。
【0048】(実施例2) 実施例2は、実施例1と同
様に、走査光学素子として単玉のレンズを用い、副走査
方向の像面湾曲を補正したものである。表4に走査光学
素子である走査光学レンズ30の光軸上の光学データ
を、表5に光束が入射する側(光軸方向の光源側)であ
る第1面と光束が出射する側(走査面40側)である第
2面の走査光学レンズ30の主走査方向断面の非球面デ
ータを、表6に第2面の副走査方向の曲率半径データを
示す。
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】
【表6】
【0052】この走査光学レンズ30の主走査方向断面
の形状を図6に示す。また、この走査光学レンズ30を
下記の条件の走査光学系に用いたときの副走査方向断面
の曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとったとき
グラフを図7に示す。なお、図7において、極値は、光
軸からの距離が−35.2mmのところで副走査断面の
曲率半径が−25.87mm、同様に−1.2mmのと
ころで−22.19mm、35.8mmのところで−2
7.24mmである。
【0053】f=175mm XO=53.68mm,YO=10.49mm fB=144.15mm,L=390.44mm 回転多面鏡:面数=6、外接円径=40mm、入射角=
90゜ 画像形成領域:±120mm このときの、主走査方向の像面を図8(a)に、副走査
方向の像面を図8(b)に、fθ特性を図9に示す。
【0054】これより、本実施例においては、副走査方
向の像面湾曲が良好に補正されていることがわかる。
【0055】(実施例3) 実施例3は、走査光学素子
として単玉のレンズを用い、副走査方向及び主走査方向
の像面湾曲を補正したものである。表7に走査光学素子
である走査光学レンズ30の光軸上の光学データを、表
8に光束が入射する側(光軸方向の光源側)である第1
面と光束が出射する側(走査面40側)である第2面の
走査光学レンズ30の主走査方向断面の非球面データ
を、表9に第2面の副走査方向の曲率半径データを示
す。
【0056】
【表7】
【0057】
【表8】
【0058】
【表9】
【0059】なお、非球面形状及び副走査断面の曲率半
径Rは、上述した実施例1及び実施例2と同様に、数1
及び数2で表される。但し、表中の各記号において付し
ているlとrは、走査光学レンズ30を主走査断面でみ
たときに、光軸に対して光源側(光束が偏向装置20に
入射する側)をl、反光源側をrとする(図1参照)。
【0060】この走査光学レンズ30の主走査方向断面
の形状を図10に示す。また、この走査光学レンズ30
を下記の条件の走査光学系に用いたときの副走査方向断
面の曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとったと
きグラフを図11に示す。また、この走査光学レンズ3
0の光軸に対して光源側のレンズ厚と光源に対して反光
源側のレンズ厚との差を図12に示す。なお、図12に
おいて縦軸の光源側のレンズ厚と反光源側のレンズ厚の
差が正である場合は、光源側のレンズ厚の方が反光源側
のレンズ厚よりも厚いことを示している。また、図12
において、極値は、光軸からの距離が−30.2mmの
ところで副走査断面の曲率半径が−20.93mm、同
様に−1.2mmのところで−18.89mm、31.
2mmのところで−23.44mmである。
【0061】f=150mm XO=47.77mm,YO=10.49mm fB=123.56mm,L=334.41mm 回転多面鏡:面数=6、外接円径=40mm、入射角=
90゜ 画像形成領域:±105mm このときの、主走査方向の像面を図13(a)に、副走
査方向の像面を図13(b)に、fθ特性を図14に示
す。
【0062】これより、本実施例においては、副走査方
向及び主走査方向の像面湾曲が良好に補正されているこ
とがわかる。
【0063】
【発明の効果】光源からの光束を回転多面鏡等の偏向手
段によって偏向した後、fθ特性を有する走査光学素子
によって走査面上に結像させ、等速走査させるレーザー
プリンター等の光走査光学系において、結像性能、特に
像面湾曲性能(請求項1,10においては副走査方向の
像面湾曲、請求項2,11においては主走査方向の像面
湾曲)、及び、走査速度の等速度性を十分に補正できる
【図面の簡単な説明】
【図1】走査光学装置の光学系を示した主走査断面の概
略構成図である。
【図2】実施例1の走査光学レンズの主走査方向断面の
形状である。
【図3】実施例1の走査光学レンズの副走査方向断面の
曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとったときグ
ラフである。
【図4】実施例1の走査光学系の(a)は主走査方向の
像面、(b)は副走査方向の像面を表す図である。
【図5】実施例1の走査光学系のfθ特性を表す図であ
る。
【図6】実施例2の走査光学レンズの主走査方向断面の
形状である。
【図7】実施例2の走査光学レンズの副走査方向断面の
曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとったときグ
ラフである。
【図8】実施例2の走査光学系の(a)は主走査方向の
像面、(b)は副走査方向の像面を表す図である。
【図9】実施例2の走査光学系のfθ特性を表す図であ
る。
【図10】実施例3の走査光学レンズの主走査方向断面
の形状である。
【図11】実施例3の走査光学レンズの副走査方向断面
の曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとったとき
グラフである。
【図12】実施例3の走査光学レンズの光軸に対して光
源側のレンズ厚と光源に対して反光源側のレンズ厚との
差を示す図である。
【図13】実施例3の走査光学系の(a)は主走査方向
の像面、(b)は副走査方向の像面を表す図である。
【図14】実施例3の走査光学系のfθ特性を表す図で
ある。
【符号の説明】
10 光学素子 20 偏向手段 30 走査光学素子(走査光学レンズ) 40 走査面

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源からの光束を収束光束
    に変換する光学素子と、所定の方向に光束を偏向する偏
    向手段と、前記偏向手段と走査面との間に配置された走
    査光学素子とを備える走査光学装置において、 前記走査光学素子は、光軸近傍の副走査方向断面が両凸
    形状であり、かつ、前記走査光学素子の少なくとも一つ
    の光学面が、副走査方向断面の曲率半径を縦軸に光軸か
    らの距離を横軸にとったときに複数の極値を有すること
    を特徴とする走査光学装置。
  2. 【請求項2】 光源と、前記光源からの光束を収束光束
    に変換する光学素子と、所定の方向に光束を偏向する偏
    向手段と、前記偏向手段と走査面との間に配置された走
    査光学素子とを備える走査光学装置において、 前記走査光学素子の少なくとも一つの光学面は、主走査
    方向断面の面形状が光軸に対して非対称であることを特
    徴とする走査光学装置。
  3. 【請求項3】 主走査方向断面でみたとき、光軸に対し
    て光源側であって光軸から所定の距離にある前記走査光
    学素子の厚さが、光軸に対して反光源側であって光軸か
    ら前記所定の距離と等距離にある前記走査光学素子の厚
    さより厚いことを特徴とする請求項2に記載の走査光学
    装置。
  4. 【請求項4】 前記走査光学素子の少なくとも一つの光
    学面は、副走査方向断面の曲率半径を縦軸に光軸からの
    距離を横軸にとったときに、複数の極値を有するととも
    に、光軸に対して非対称であることを特徴とする請求項
    2又は3に記載の走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記副走査方向断面の曲率半径の極値
    が、光軸の外にあることを特徴とする請求項1又は4に
    記載の走査光学装置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも一つの光学面の主走査方
    向断面の形状が、光軸に対して光源側、反光源側ともに
    非球面形状であることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    か1項に記載の走査光学装置。
  7. 【請求項7】 前記走査光学素子は樹脂により形成され
    たレンズを含むことを特徴とする請求項1〜6の何れか
    1項に記載の走査光学装置。
  8. 【請求項8】 前記走査光学素子は単レンズより成るこ
    とを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の走査
    光学装置。
  9. 【請求項9】 前記走査光学素子の少なくとも一つの光
    学面が、回転対称非球面であることを特徴とする請求項
    1〜8の何れか1項に記載の走査光学装置。
  10. 【請求項10】 以下の条件を満たすことを特徴とする
    請求項1〜9の何れか1項に記載の走査光学装置。 D/f<0.1 但し、 D:走査光学素子の光軸上の厚み f:走査係数
  11. 【請求項11】 偏向手段によって偏向された収束光束
    を走査面に結像させる走査光学装置用の走査光学レンズ
    において、 光軸近傍の副走査方向断面が両凸形状であり、かつ、少
    なくとも一つの光学面が、副走査方向断面の曲率半径を
    縦軸に光軸からの距離を横軸にとったときに、複数の極
    値を有することを特徴とする走査光学装置用の走査光学
    レンズ。
  12. 【請求項12】 偏向手段によって偏向された収束光束
    を走査面に結像させる走査光学装置用の走査光学レンズ
    において、 少なくとも一つの光学面は、主走査方向断面の面形状が
    光軸に対して非対称であることを特徴とする走査光学装
    置用の走査光学レンズ。
  13. 【請求項13】 少なくとも一つの光学面は、副走査方
    向断面の曲率半径を縦軸に光軸からの距離を横軸にとっ
    たときに、複数の極値を有するとともに、光軸に対して
    非対称であることを特徴とする請求項12に記載の走査
    光学装置用の走査光学レンズ。
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