JPH10148984A - 駆動伝達機構及び画像形成装置 - Google Patents

駆動伝達機構及び画像形成装置

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JPH10148984A
JPH10148984A JP8306842A JP30684296A JPH10148984A JP H10148984 A JPH10148984 A JP H10148984A JP 8306842 A JP8306842 A JP 8306842A JP 30684296 A JP30684296 A JP 30684296A JP H10148984 A JPH10148984 A JP H10148984A
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JP
Japan
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gear
forming apparatus
image forming
drive
main body
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JP8306842A
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English (en)
Inventor
Jun Nakagaki
潤 中垣
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1) 画像形成装置本体を小型化し易くする。
(2) 給紙ユニットを画像形成装置本体に取り付ける際
に、給紙ユニット側のギヤと画像形成装置本体側のギヤ
の歯先同士が干渉しないようにする。(3) 両ギヤのバッ
クラッシュを小さくして大きな騒音や振動が発生しない
ようにする。 【解決手段】 画像形成装置本体側には駆動伝達要素と
しての駆動ギヤ100Cが設置されている。この駆動ギ
ヤ100Cは全周に歯を有している全歯ギヤである。画
像形成装置本体に対して着脱可能に取り付けられている
給紙ユニット側には駆動伝達要素である従動ギヤ200
Cが設置されている。この従動ギヤ200Cは外周の1
箇所の複数歯を取り除いた欠歯ギヤである。メインモー
タ(不図示)の駆動が駆動ギヤ100Cを介して、給紙
ローラ軸201C上に固定されている従動ギヤ200C
に伝えられる。給紙ユニットが画像形成装置本体の所定
位置に取り付けられた時点(図2の状態)では、従動ギ
ヤ200Cの歯欠部分202は駆動ギヤ100Cに対向
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動源を備えた機
械本体側から同機械本体に対して着脱可能に取り付けら
れた機械部品ユニット側へ回転駆動を伝達するための駆
動伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置の場合、複数の部品をユニット化した機械部
品ユニットが画像形成装置本体(機械本体)内に着脱可
能な状態で組み込まれている。このようにしているの
は、例えば、ジャム処理や部品交換、メンテナンス等を
行ない易くするためである。また、このような機械部品
ユニットの代表的なものとしては、例えば、給紙ローラ
を含む給紙ユニット等がある。
【0003】画像形成装置本体に対して着脱可能に取り
付けられた機械部品ユニットの中には自ら駆動源を備え
ているものもあるが、一般的には、画像形成装置本体側
の駆動源(メインモータ等)からの回転駆動が駆動伝達
機構を介して伝えられるようになっている。
【0004】図9に、従来例の給紙ユニット用の駆動伝
達機構の構成を示す(従来例1)。
【0005】図9は給紙ユニット(不図示)が画像形成
装置本体(不図示)の所定位置にセットされた状態を示
している。この場合、給紙ユニットを矢印X方向に移動
させる。給紙ユニットが画像形成装置本体の所定位置ま
で移動すると、給紙ユニット側に備えられている従動ギ
ヤ200Aが画像形成装置本体側に備えられている駆動
ギヤ100Aに噛み合う。ここでは、画像形成装置本体
側の駆動ギヤ100Aと給紙ユニット側の従動ギヤ20
0Aが噛み合い易くするために、通常のギヤの噛み合い
よりもバックラッシュを大きくとっている。
【0006】駆動ギヤ100Aには、画像形成装置本体
に備えられているメインモータ(不図示)からの駆動が
伝えられる。また、駆動ギヤ100Aから駆動が伝えら
れる従動ギヤ200Aは給紙ローラ軸201A上に固定
されている。
【0007】ジャム処理や摩耗した給紙ローラの交換等
で給紙ユニットを画像形成装置本体から取り外す際に
は、給紙ユニットのロック解除をした後に、給紙ユニッ
トを取付け時とは逆の方向に移動させる。このようにす
ると、画像形成装置本体側の駆動ギヤ100Aと給紙ユ
ニット側の従動ギヤ200Aの噛み合いも解除する。
【0008】図10に、別の従来例の給紙ユニット用の
駆動伝達機構の構成を示す(従来例2)。
【0009】図10は給紙ユニット(不図示)が画像形
成装置本体(不図示)の所定位置にセットされた状態を
示している。この場合、給紙ユニットを矢印X方向に移
動させる。給紙ユニットが画像形成装置本体の所定位置
まで移動すると、給紙ユニット側に備えられている従動
ギヤ200Bが画像形成装置本体側に備えられている駆
動ギヤ100Bに揺動ギヤ101を介して噛み合う。
【0010】揺動ギヤ101は、駆動ギヤ100Bのギ
ヤ軸102A上に回動可能に取り付けられている揺動ア
ーム103の先端側に回転可能に装着されており、駆動
ギヤ100Bに噛み合っている。揺動アーム103はギ
ヤ軸102A上に取り付けられている捩ればね104の
付勢力で時計回り方向に付勢されている。
【0011】給紙ユニットが画像形成装置本体に取り付
けられる前には、揺動アーム103は図10の位置(ギ
ヤ101、200Bの噛み合い位置)よりも若干時計回
り方向に回動した位置にある。しかし、給紙ユニットを
矢印X方向に移動させて行くと従動ギヤ200Bが揺動
ギヤ101を押し上げることにより、揺動アーム103
は捩ればね104の付勢力に抗して図10の位置まで反
時計回り方向に回動する。そして、所定位置にセットさ
れた従動ギヤ200Bと時計回り方向に付勢されている
揺動ギヤ101とが、通常のギヤの噛み合いのバックラ
ッシュで噛み合う。
【0012】このように、揺動ギヤ101を介して画像
形成装置本体側の駆動ギヤ100Bと給紙ユニット側の
従動ギヤ200Bを噛み合わせるようにすれば、駆動ギ
ヤ100Bと従動ギヤ200Bが噛み合い易くなる。
【0013】駆動ギヤ100Bには、画像形成装置本体
に備えられているメインモータ(不図示)からの駆動が
伝えられる。また、揺動ギヤ101を介して駆動ギヤ1
00Bから駆動が伝えられる従動ギヤ100Bは給紙ロ
ーラ軸201上に固定されている。
【0014】ジャム処理や摩耗した給紙ローラの交換等
で給紙ユニットを画像形成装置本体から取り外す際に
は、給紙ユニットのロック解除をした後に、給紙ユニッ
トを取付け時とは逆の方向に移動させる。このようにす
ると、画像形成装置本体側の駆動ギヤ100B(揺動ギ
ヤ101)と給紙ユニット側の従動ギヤ200Bの噛み
合いも解除する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例
1、2の駆動伝達機構を採用した場合には、次のような
問題点があった。
【0016】すなわち、従来例1の駆動伝達機構の場
合、噛み合っている駆動ギヤ100Aと従動ギヤ200
Aのバックラッシュが大きいので、大きな騒音や振動が
発生する。また、駆動伝達効率も低下する。更に、駆動
ギヤ100A側の負荷トルクと従動ギヤ200A側の負
荷トルクが何れも大きい場合には、両ギヤ100A、2
00Aを噛み合わせる際に歯先同士が当たってしまうと
噛み合わせが難しくなってしまう。
【0017】また、従来例2の駆動伝達機構の場合、駆
動ギヤ100Bと従動ギヤ200Bの間に揺動ギヤ10
1が介在するので、駆動ギヤ100Bと従動ギヤ200
Bの軸間距離Lが大きくなってしまい、画像形成装置本
体(機械本体)の小型化を難しくしている。また、揺動
ギヤ101が介在することにより従動ギヤ200Bの駆
動方向が逆になってしまう場合には、更に駆動ギヤ10
0Bと従動ギヤ200Bの間にアイドラギヤを介在させ
なければならず、駆動ギヤ100Bと従動ギヤ200B
の軸間距離Lは一層大きくなってしまう。
【0018】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、(1) 機械本体側のギヤと機械部品ユニ
ット側のギヤの軸間距離が大きくならない、(2) 機械本
体側のギヤと機械部品ユニット側のギヤが噛み合い易
い、(3) 大きな騒音や振動を発生しない、(4) 駆動伝達
効率が低下しない等の利点のある駆動伝達機構を提供す
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、機械本体側に
設置されている第1のギヤと、前記機械本体に対して着
脱可能に取付けられた機械部品ユニット側に設置されて
いると共に前記第1のギヤと噛み合う第2のギヤとを有
しており、前記機械本体に備えられている駆動源の駆動
を前記第1のギヤと前記第2のギヤを介して前記機械部
品ユニットに伝える駆動伝達機構に係る。
【0020】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方
を全周に歯を有している全歯ギヤとし、他方を外周の1
箇所の複数歯を取り除いた欠歯ギヤとすると共に、前記
欠歯ギヤを歯欠部分が前記全歯ギヤと対向する位置で回
転停止させる回転停止手段とを有することを特徴とす
る。
【0021】また、一般的には、前記回転停止手段によ
って回転停止している前記欠歯ギヤを回転方向に付勢す
る付勢手段も必要である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は本発明が適用された画像形
成装置(電子写真複写機)の全体的な構成を示す。ま
た、図2、図3及び図5は本発明の駆動伝達機構の構成
を示す。
【0023】まず、図1に示す画像形成装置の全体的な
構成について説明する。
【0024】コピーボタン(不図示)を押すと、走査ユ
ニット300が矢印a方向に移動して、原稿台ガラス3
01上にセットされている原稿(不図示)の画像を読み
取って行く。
【0025】すなわち、走査ユニット300は照明ラン
プ302の光を原稿に照射しながら矢印a方向の所定位
置まで移動する。そして、走査ユニット300は、所定
位置まで移動すると照明ランプ302が消灯された状態
で矢印b方向に移動してホームポジションに戻る。
【0026】走査ユニット300が矢印a方向に移動し
て行く時、原稿面で反射した光(光像)Lは想像線で図
示するように、走査ユニット300の反射ミラー303
で反射し、第1の反射ユニット304の反射ミラー30
5、306で反射し、レンズユニット307を通り、第
2の反射ユニット308の反射ミラー309、310で
反射し、最終反射ミラー311で反射して、時計回り方
向に回転している感光ドラム312上に投影される。
【0027】これにより、感光ドラム312上には順次
静電潜像が形成されて行き、同静電潜像は現像器(不図
示)から供給されるトナーによって顕画化(トナー像)
され、感光ドラム312と転写ローラ313の間の転写
部へ搬送される。
【0028】このようにして感光ドラム312上にトナ
ー像が形成される一方で、転写材としてのシートSが給
紙カセット314内または手差しトレイ315上から1
枚ずつ給紙されて行く。
【0029】給紙カセット314内に積載されているシ
ートSは、図示の位置(ホームポジション)から反時計
回り方向に1回転して停止する給紙ローラ316によっ
て最上位のシートから1枚ずつ繰り出され、回転停止状
態のレジストローラ対317まで送られる。
【0030】手差しトレイ315上に積載されているシ
ート(不図示)は、時計回り方向に回転する給紙ローラ
318によって最上位のシートから1枚ずつ繰り出さ
れ、回転停止状態のレジストローラ対317まで送られ
る。
【0031】給紙カセット314内から給紙されたシー
トSも、手差しトレイ315上から給紙されたシート
も、シート先端がレジストローラ対317のニップに突
き当たって所定量のループを形成すると移動停止するよ
うになっている。このループの形成によってシートSの
斜行状態が矯正され、正しい姿勢のシートSが転写部へ
送られるようになる。
【0032】斜行状態が矯正されたシートSは、感光ド
ラム312上のトナー像とシート先端との位置を合わせ
るタイミングをとって回転を開始するレジストローラ対
317によって転写部へ送り込まれる。そして、転写部
を通過中のシートSには、感光ドラム312上のトナー
像が転写ローラ313によって順次転写されて行く。
【0033】転写部を通過したシートSは搬送ベルト3
19によって定着装置320へ送られる。そして、同シ
ートSは定着装置320のニップを通過中に加熱及び加
圧され、転写されているトナー像がシート面に定着され
る。
【0034】定着装置320を通過したシートSは排紙
ローラ対321によって機外の排紙トレイ322上へ排
紙される。
【0035】本画像形成装置の場合、回転駆動するすべ
ての機械部品(給紙ローラ316、318、レジストロ
ーラ対317、感光ドラム312、搬送ベルト319、
定着装置320、排紙ローラ対321等)には、画像形
成装置本体323内に設置されているメインモータ(駆
動源)324からの駆動が伝達されるようになってい
る。
【0036】また、本画像形成装置の場合、給紙ローラ
316を含む給紙ユニット325は、ジャム処理や摩耗
した給紙ローラ316の交換を行ない易くするために、
画像形成装置本体323に対して着脱可能に取り付けら
れている。感光ドラム312や現像器(不図示)を含む
プロセスカートリッジ326も、現像剤(トナー)の補
充やプロセス部品の交換を行うために、画像形成装置本
体323に対して着脱可能に取り付けられている。
【0037】ここで、図2、図3及び図5に示す本発明
の駆動伝達機構の構成について説明する。なお、本駆動
伝達機構は、メインモータ324の駆動を給紙ローラ3
16に伝える。
【0038】図2(及び図5)は、給紙ユニット325
が画像形成装置本体323の所定位置にセットされた時
点の状態を示している。この場合、給紙ユニット325
を矢印X方向に移動させる。
【0039】画像形成装置本体323側には駆動伝達要
素である駆動ギヤ100Cが設置されている。この駆動
ギヤ100Cには、メインモータ324からの駆動が伝
えられる。また、この駆動ギヤ100Cは全周に歯を有
している全歯ギヤである。
【0040】給紙ユニット325側には駆動伝達要素で
ある従動ギヤ200Cが設置されている。この従動ギヤ
200Cは、給紙ローラ軸201C上に固定されてい
る。また、この従動ギヤ200Cは外周の1箇所から複
数の歯を取り除いた欠歯ギヤである。
【0041】給紙ユニット325が画像形成装置本体3
23の所定位置にセットされると、画像形成装置本体3
23側の駆動ギヤ100Cと給紙ユニット325側の従
動ギヤ200Cは噛み合い可能な位置関係になるが、給
紙ユニット325が画像形成装置本体323の所定位置
にセットされた時点では、従動ギヤ200Cの歯欠部分
202が駆動ギヤ100Cに対向しているために、従動
ギヤ200Cは駆動ギヤ100Cに噛み合っていない。
【0042】給紙ローラ316は図1に示すホームポジ
ション(回転開始位置)から反時計回り方向に1回転し
て回転停止するが、給紙ローラ316がホームポジショ
ンにあるとき、給紙ローラ316を1回転させる従動ギ
ヤ200Cの歯欠部分202は駆動ギヤ100Cに対向
する位置にある。すなわち、歯欠部分202が駆動ギヤ
100Cに対向している位置が従動ギヤ100Cのホー
ムポジションである。
【0043】従動ギヤ100Cがホームポジションから
反時計回り方向に1回転すると、ソレノイド203のア
マチュア204の先端の爪205が、従動ギヤ100C
の側面に一体的に形成されているカム206のストッパ
部207に係止する。これにより、従動ギヤ100C
は、歯欠部分202が駆動ギヤ100Cに対向する位置
で回転停止する。この回転停止時、従動ギヤ100C
は、コイルばね208の付勢力によって反時計回り方向
に付勢されている。
【0044】コイルばね208の一端はカム206の側
面に設けられている軸209に回転可能に装着されてい
るフック部材210に引っ掛けられており、他端は給紙
ユニット325に設けられている軸211に引っ掛けら
れている。コイルばね208の一端が引っ掛けられてい
るフック部材210は、給紙ローラ軸201Cの回りを
従動ギヤ100Cと一体的に回転する。
【0045】画像形成装置のコピーボタンが押される
と、メインモータ324がオンになり、駆動ギヤ100
Cが時計回り方向に回転駆動する。また、ソレノイド2
03が所定時間(数秒)オンになり、アマチュア204
が吸引され、爪205がカム206のストッパ部207
から外れる。図3に示すように、爪205がストッパ部
207から外れて反時計回り方向の回転規制が解除され
た従動ギヤ200Cは、コイルばね208の付勢力によ
って反時計回り方向に回転して行き、時計回り方向に回
転している駆動ギヤ100Cと噛み合うようになる。
【0046】駆動ギヤ100Cと噛み合った従動ギヤ2
00Cは反時計回り方向に回転を続け、ソレノイドオフ
でコイルばね212の付勢力によって付勢されてカム2
06の外周面を摺接している爪205がカム206のス
トッパ部207に係止した時点で回転停止する。この従
動ギヤ200Cの回転駆動によって給紙ローラ316は
1回転し、給紙カセット314内のシートSを繰り出
す。
【0047】なお、従動ギヤ200Cの歯欠部分202
の回転始端側には、図4に示すように、噛み合い時の衝
撃を吸収するための溝213が設けられている。また、
回転始端側のいくつかの歯には、歯先同士が干渉しても
噛み合い易くするためのカット214がなされている。
【0048】次に、画像形成装置本体323に対し給紙
ユニット325を着脱する際の、駆動ギヤ100Cと従
動ギヤ200Cの関係について説明する。
【0049】通常、画像形成装置本体323の停止時
は、給紙ローラ316は図1に示すホームポジションで
回転停止している。従って、摩耗した給紙ローラ316
を交換するため等に給紙ユニット325を画像形成装置
本体323から取り外す時には、駆動ギヤ100Cと従
動ギヤ200Cは図2に示す関係にある。すなわち、従
動ギヤ200Cの歯欠部分202が駆動ギヤ100Cに
対向しており、両ギヤ100C、200Cは噛み合って
いない状態にある。
【0050】この従動ギヤ200Cの位置状態は、爪2
05による従動ギヤ200Cの回転規制とコイルばね2
08による付勢力の付与が引き続きなされているため
に、給紙ローラ316の交換等を済ませた給紙ユニット
325を再び画像形成装置本体323に取り付ける際に
も維持されている。従って、給紙ユニット325を画像
形成装置本体323に取り付ける際に、駆動ギヤ100
Cと従動ギヤ200Cの歯先同士が干渉するようなこと
はない。
【0051】また、給紙ユニット325内においてジャ
ムが生じて画像形成装置本体323が停止した場合に
は、給紙ローラ316は図1に示すホームポジションに
戻る途中で回転停止している。従って、ジャム処理のた
めに給紙ユニット325を画像形成装置本体323から
取り外す時には、従動ギヤ200Cの歯欠部分202は
図3に示す位置よりも更に反時計回り方向に移動してい
るので、駆動ギヤ100Cと従動ギヤ200Cは噛み合
っている状態にある。この状態では、ソレノイド203
はオフになっており、コイルばね212によって付勢さ
れているアマチュア204の爪205はカム206の外
周面に接している。
【0052】ジャム処理のために給紙ユニット325を
画像形成装置本体323から取り外した場合には、上述
のように従動ギヤ200Cの歯欠部分202は駆動ギヤ
100Cと対向する位置にないので、ジャムシートを取
り除いた後、オペレータの手で従動ギヤ200Cを反時
計回り方向に回転させて、爪205をカム206のスト
ッパ部207に係止させる。このようにすると、従動ギ
ヤ200Cは図2に示すホームポジションに位置してい
るようになるので、ジャム処理後の給紙ユニット325
を画像形成装置本体323に取り付ける際に、駆動ギヤ
100Cと従動ギヤ200Cの歯先同士が干渉するよう
なことはない。 〈第2の実施の形態〉図6ないし図8に、メインモータ
324の駆動を給紙ローラ316に伝える駆動伝達機構
の別の構成例を示す。
【0053】図6(及び図8)は、給紙ユニット325
が画像形成装置本体323の所定位置にセットされた時
点の状態を示している。この場合、給紙ユニット325
を矢印X方向に移動させる。
【0054】画像形成装置本体323側には駆動伝達要
素である第1、第2、第3の駆動ギヤ100D、100
E、100Fが設置されている。第1の駆動ギヤ100
Dはギヤ軸101上に固定されており、第2の駆動ギヤ
100Eと第3の駆動ギヤ100Fはギヤ軸102上に
固定されている。第1の駆動ギヤ100Dは第2の駆動
ギヤ100Eと噛み合い、第3の駆動ギヤ100Fは給
紙ユニット側に設置されている従動ギヤ200Dに噛み
合う。メインモータ324からの駆動は第1の駆動ギヤ
100Dに伝えられる。
【0055】第1の駆動ギヤ100Dと従動ギヤ200
Dは小径のギヤであり、かつ、全周に歯を有している全
歯ギヤである。第2の駆動ギヤ100Eと第3の駆動ギ
ヤ100Fは大径のギヤであり、かつ、外周の1箇所の
複数歯を取り除いた欠歯ギヤである。ここで、第3の駆
動ギヤ100Fの歯数は従動ギヤ200Dの歯数よりも
1歯程度多目になっていると共に、第2の駆動ギヤ10
0Eの歯数より少ない。つまり、ギヤ100Fの歯欠部
分104はギヤ100Eの歯欠部分103よりも大き
い。
【0056】給紙ユニット325が画像形成装置本体3
23の所定位置にセットされると、画像形成装置本体3
23側の駆動ギヤ100Fと給紙ユニット325側の従
動ギヤ200Dは噛み合い可能な位置関係になるが、給
紙ユニット325が画像形成装置本体323の所定位置
にセットされた時点では、駆動ギヤ100Fの歯欠部分
104が従動ギヤ200Dに対向しているために、従動
ギヤ200Dは駆動ギヤ100Fに噛み合っていない。
また、駆動ギヤ100Eの歯欠部分103が駆動ギヤ1
00Dに対向しているために、駆動ギヤ100Eは駆動
ギヤ100Dに噛み合っていない。
【0057】給紙ローラ316は図1に示すホームポジ
ション(回転停止位置)から反時計回り方向に1回転し
て回転停止するが、給紙ローラ316がホームポジショ
ンにあるとき、給紙ローラ316を1回転させる従動ギ
ヤ200Dと噛み合う駆動ギヤ100Fの歯欠部分10
4は従動ギヤ200Dに対向する位置にある。すなわ
ち、歯欠部分104が従動ギヤ200Dに対向している
位置が駆動ギヤ100Fのホームポジションである。こ
の時、駆動ギヤ100Eの歯欠部分103も駆動ギヤ1
00Dに対向している。
【0058】駆動ギヤ100Fがホームポジションから
時計回り方向に1回転すると、ソレノイド105のアマ
チュア106の先端の爪107が、駆動ギヤ100Eの
側面に一体的に形成されているカム108のストッパ部
109に係止する。これにより、駆動ギヤ100Fは、
歯欠部分104が従動ギヤ200Dに対向する位置で回
転停止する。また、駆動ギヤ100Eは、歯欠部分10
3が駆動ギヤ100Dに対向する位置で回転停止する。
この回転停止時、駆動ギヤ100E、100Fは、コイ
ルばね110の付勢力によって時計回り方向に付勢され
ている。
【0059】コイルばね110の一端はカム108の側
面に設けられている軸111に回転可能に装着されてい
るフック部材112に引っ掛けられており、他端は画像
形成装置本体323に設けられている軸113に引っ掛
けられている。コイルばね110の一端が引っ掛けられ
ているフック部材112は、ギヤ軸102の回りを駆動
ギヤ100E、100Fと一体的に回転する。
【0060】画像形成装置のコピーボタンが押される
と、メインモータ324がオンになり、駆動ギヤ100
Dが反時計回り方向に駆動する。また、ソレノイド10
5が所定時間(数秒)オンになり、アマチュア106が
吸引され、爪107がカム108のストッパ部109か
ら外れる。図7に示すように、爪107がストッパ部1
09から外れて時計回り方向の回転規制が解除された駆
動ギヤ100E、100Fは、コイルばね110の付勢
力によって時計回り方向に回転して行き、駆動ギヤ10
0Eが反時計回り方向に回転している駆動ギヤ100D
と噛み合うようになる。
【0061】駆動ギヤ100Dに噛み合った駆動ギヤ1
00Eが時計方向に回転を開始して数秒後、駆動ギヤ1
00Fが従動ギヤ200Dに噛み合い、従動ギヤ200
Dが反時計回り方向に回転を開始する。そして、ソレノ
イドオフでコイルばね116の付勢力によって付勢され
てカム108の外周面を摺接している爪107がカム1
08のストッパ部109に係止した時点で、駆動ギヤ1
00E、100Fは回転停止する。この間に給紙ローラ
316は1回転し、給紙カセット314内のシートSを
繰り出す。
【0062】なお、駆動ギヤ100E、100Fの歯欠
部分103、104の回転始端側には、噛み合い時の衝
撃を吸収するための溝114、115が設けられてい
る。また、回転始端側のいくつかの歯には、歯先同士が
干渉しても噛み合い易くするためのカット(不図示)が
なされている。
【0063】次に、画像形成装置本体323に対し給紙
ユニット325を着脱する際の、駆動ギヤ100Fと従
動ギヤ200Dの関係について説明する。
【0064】通常、画像形成装置本体323の停止時
は、給紙ローラ316は図1に示すホームポジションで
回転停止している。従って、摩耗した給紙ローラ316
を交換するため等に給紙ユニット325を画像形成装置
本体323から取り外す時には、駆動ギヤ100Fと従
動ギヤ200Dは図6に示す関係にある。すなわち、駆
動ギヤ100Fの歯欠部分104が従動ギヤ200Dに
対向しており、両ギヤ100F、200Dは噛み合って
いない状態にある。
【0065】この駆動ギヤ100Fの位置状態は、爪1
07による駆動ギヤ100Fの回転規制とコイルばね1
10による付勢力の付与が引き続きなされているため
に、給紙ローラ316の交換等を済ませた給紙ユニット
325を再び画像形成装置本体323に取り付ける際に
も維持されている。従って、給紙ユニット325を画像
形成装置本体323に取り付ける際に、駆動ギヤ100
Fと従動ギヤ200Dの歯先同士が干渉するようなこと
はない。
【0066】また、給紙ユニット325内においてジャ
ムが生じて画像形成装置本体323が停止した場合に
は、給紙ローラ316は図1に示すホームポジションに
戻る途中で回転停止している。従って、ジャム処理のた
めに給紙ユニット325を画像形成装置本体323から
取り外す時には、駆動ギヤ100Fの歯欠部分104は
図7に示す位置よりも更に時計回り方向に移動している
ので、駆動ギヤ100Fと従動ギヤ200Dは噛み合っ
ている状態にある。この状態では、ソレノイド105は
オフになっており、コイルばね116によって付勢され
ているアマチュア106の爪107はカム108の外周
面に接している。
【0067】本構成例の場合、ジャム処理のために給紙
ユニット325を画像形成装置本体323から取り外す
場合には、給紙ユニット325が画像形成装置本体32
3から取り外された時点で、メインモータ324を所定
時間駆動させるようにしている。これにより、回転途中
の駆動ギヤ100Fを時計回り方向に回転させて、爪1
07をカム108のストッパ部109に係止させ、歯欠
部分104が従動ギヤ200Dと対向する位置で駆動ギ
ヤ100Fを回転停止させる。
【0068】このようにすると、ジャム処理後の給紙ユ
ニット315を画像形成装置本体323に取り付ける際
には、駆動ギヤ100Fは図6に示すホームポジション
に位置しているようになるので、駆動ギヤ100Fと従
動ギヤ200Dの歯先同士が干渉するようなことはな
い。
【0069】本構成例のように、欠歯ギヤ(駆動ギヤ1
00F)を画像形成装置本体323側に設置し、全歯ギ
ヤ(従動ギヤ200D)を給紙ユニット325側に設置
した場合には、欠歯ギヤの回転停止手段として使用され
ている電気部品(ソレノイド105)を画像形成装置本
体323側に設置できる。このため、画像形成装置本体
323と給紙ユニット325の間(CPUと電気部品の
間)を信号線を介して接続する必要がなく、給紙ユニッ
ト325の着脱の際のコネクタ部の接触不良等を防ぐこ
とができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の駆動伝達
機構においては、機械本体側に設置されている第1のギ
ヤと機械本体に対して着脱可能に取り付けられた機械部
品ユニット側に設置されている第2のギヤとを噛み合わ
せ、第1のギヤから第2のギヤへ駆動が伝えられるよう
にしたので、第1のギヤと第2のギヤの軸間距離が大き
くならず、機械本体を小型化し易くなる。
【0071】また、第1のギヤ又は第2のギヤのいずれ
か一方を全周に歯を有している全歯ギヤとし、他方を外
周の1箇所の複数歯を取り除いた欠歯ギヤとして、機械
部品ユニットを機械本体に取り付ける際には欠歯ギヤの
歯欠部分が全歯ギヤに対向しているようにしたので、機
械部品ユニットを機械本体に取り付ける際に第1のギヤ
と第2のギヤの歯先同士が干渉しない。このため、第1
のギヤと第2のギヤのバックラッシュを小さくすること
ができ、騒音や振動が小さくなり、駆動伝達効率も向上
する。
【0072】また、欠歯ギヤを1回転クラッチとして使
用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された画像形成装置(電子写真複
写機)の全体構成を示す縦断側面図。
【図2】本発明の駆動伝達機構の構成例(1) を示す側面
図。
【図3】本発明の駆動伝達機構の構成例(1) を示す側面
図。
【図4】同駆動伝達機構の従動ギヤの一部を拡大して示
した側面図。
【図5】本発明の駆動伝達機構の構成例(1) を示す斜視
図。
【図6】本発明の駆動伝達機構の構成例(2) を示す側面
図。
【図7】本発明の駆動伝達機構の構成例(2) を示す側面
図。
【図8】本発明の駆動伝達機構の構成例(2) を示す斜視
図。
【図9】従来例(1) の駆動伝達機構の構成を示す側面
図。
【図10】従来例(2) の駆動伝達機構の構成を示す側面
図。
【符号の説明】
100C、100F 駆動ギヤ(第1のギヤ) 105、203 ソレノイド(回転停止手
段) 107、205 爪 108、206 カム(回転停止手段) 200C、200D 従動ギヤ(第2のギヤ) 110、208 コイルばね(付勢手段) 323 画像形成装置本体(機械本体) 324 メインモータ(駆動源) 325 給紙ユニット(機械部品)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械本体側に設置されている第1のギヤ
    と、前記機械本体に対して着脱可能に取付けられた機械
    部品ユニット側に設置されていると共に前記第1のギヤ
    と噛み合う第2のギヤとを有しており、前記機械本体に
    備えられている駆動源の駆動を前記第1のギヤと前記第
    2のギヤを介して前記機械部品ユニットに伝える駆動伝
    達機構において、 前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方を全
    周に歯を有している全歯ギヤとし、他方を外周の1箇所
    の複数歯を取り除いた欠歯ギヤとすると共に、前記欠歯
    ギヤを歯欠部分が前記全歯ギヤと対向する位置で回転停
    止させる回転停止手段を有することを特徴とする駆動伝
    達機構。
  2. 【請求項2】 前記機械本体側の前記第1のギヤが全歯
    ギヤであり、前記機械部品ユニット側の前記第2のギヤ
    が欠歯ギヤであることを特徴とする請求項1に記載の駆
    動伝達機構。
  3. 【請求項3】 前記機械本体側の前記第1のギヤが欠歯
    ギヤであり、前記機械部品ユニット側の前記第2のギヤ
    が全歯ギヤであることを特徴とする請求項1に記載の駆
    動伝達機構。
  4. 【請求項4】 前記回転停止手段として、前記欠歯ギヤ
    と一体的に回転する1回転カムと、1回転した前記1回
    転カムのストッパ部に爪部が係止して前記欠歯ギヤの回
    転を停止させるソレノイドと、が用いられていることを
    特徴とする請求項1に記載の駆動伝達機構。
  5. 【請求項5】 前記回転停止手段によって回転停止して
    いる前記欠歯ギヤを回転方向に付勢する付勢手段を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達機構。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段として、コイルばねが用い
    られていることを特徴とする請求項5に記載の駆動伝達
    機構。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体と、前記画像形成装置
    本体に対して着脱可能に取り付けられた部品ユニット
    と、前記画像形成装置本体に設置されている駆動源と、
    前記画像形成装置本体側に設置されている第1のギヤ
    と、前記部品ユニット側に設置されていると共に前記第
    1のギヤと噛み合う第2のギヤとを有しており、前記駆
    動源の駆動を前記第1のギヤと前記第2のギヤを介して
    前記部品ユニットに伝えている画像形成装置において、 前記第1のギヤ又は前記第2のギヤのいずれか一方を全
    周に歯を有している全歯ギヤとし、他方を外周の1箇所
    の複数歯を取り除いた欠歯ギヤとすると共に、前記欠歯
    ギヤを歯欠部分が前記全歯ギヤと対向する位置で回転停
    止させる回転停止手段と、前記回転停止手段によって回
    転停止している前記欠歯ギヤを回転方向に付勢する付勢
    手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
JP8306842A 1996-11-18 1996-11-18 駆動伝達機構及び画像形成装置 Pending JPH10148984A (ja)

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