JPH10149873A - 正特性サーミスタ発熱体 - Google Patents
正特性サーミスタ発熱体Info
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- JPH10149873A JPH10149873A JP32595496A JP32595496A JPH10149873A JP H10149873 A JPH10149873 A JP H10149873A JP 32595496 A JP32595496 A JP 32595496A JP 32595496 A JP32595496 A JP 32595496A JP H10149873 A JPH10149873 A JP H10149873A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトかつ軽量で発熱効率がよく、放熱
効果にも優れた、自動車用ヒータに好適な正特性サーミ
スタ発熱体の提供。 【解決手段】 多数の貫通孔2を備えた一定厚さの円板
状又は角板状のチタン酸バリウム系半導体磁器の両面に
電極を付与した正特性サーミスタ素子1の外周部を、多
数の通気兼放熱孔6を備えた2枚の枠状端子板3の中央
開口縁部にてサンドイッチ状に挟持し、該2枚の枠状端
子板3の外周部を絶縁性の挟持体12にて圧接挟持した
ことを特徴とする正特性サーミスタ発熱体。
効果にも優れた、自動車用ヒータに好適な正特性サーミ
スタ発熱体の提供。 【解決手段】 多数の貫通孔2を備えた一定厚さの円板
状又は角板状のチタン酸バリウム系半導体磁器の両面に
電極を付与した正特性サーミスタ素子1の外周部を、多
数の通気兼放熱孔6を備えた2枚の枠状端子板3の中央
開口縁部にてサンドイッチ状に挟持し、該2枚の枠状端
子板3の外周部を絶縁性の挟持体12にて圧接挟持した
ことを特徴とする正特性サーミスタ発熱体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトかつ軽
量であって、発熱効率が良く、放熱効果にも優れ、自動
車用ヒータに好適な正特性サーミスタ発熱体に係るもの
である。
量であって、発熱効率が良く、放熱効果にも優れ、自動
車用ヒータに好適な正特性サーミスタ発熱体に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、正特性サーミスタ(以下「PT
C」という)素子を用いた発熱体としては、特開昭57
−121185号公報や実開昭58−101490号公
報に開示されているものが存在する。
C」という)素子を用いた発熱体としては、特開昭57
−121185号公報や実開昭58−101490号公
報に開示されているものが存在する。
【0003】特開昭57−121185号公報に開示の
ものは、薄板状(短冊状)PTC素子の相対向する最大
面にアルミニウム溶射等の電極が設けられ、この電極面
にアルミニウムで形成された放熱フィンが導電性接着剤
により固着されており、放熱フィンの一部に銅線を溶接
や半田付等によって接続した後、この接続部の周囲を覆
うようにしながら全体を不飽和ポリエステル樹脂等で覆
い、放熱フィンの保護ケースを兼ねる絶縁保護ケースを
一体成形したものである。
ものは、薄板状(短冊状)PTC素子の相対向する最大
面にアルミニウム溶射等の電極が設けられ、この電極面
にアルミニウムで形成された放熱フィンが導電性接着剤
により固着されており、放熱フィンの一部に銅線を溶接
や半田付等によって接続した後、この接続部の周囲を覆
うようにしながら全体を不飽和ポリエステル樹脂等で覆
い、放熱フィンの保護ケースを兼ねる絶縁保護ケースを
一体成形したものである。
【0004】また、実開昭58−101490号公報に
開示のものは、多数の貫通孔を有するPTC素子の両面
に、その貫通孔と同じ形状の貫通孔を有する電極を兼ね
備えた放熱フィンを、それらの貫通孔の位置が一致する
ように密着固定したものである。
開示のものは、多数の貫通孔を有するPTC素子の両面
に、その貫通孔と同じ形状の貫通孔を有する電極を兼ね
備えた放熱フィンを、それらの貫通孔の位置が一致する
ように密着固定したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭57−1211
85号公報に開示のものは、PTC素子により発した熱
をその両側に設けられた放熱フィンに伝達した後、温風
として利用するもので、PTC素子と放熱フィンとの電
気的接続に導電性の接着剤を必要とする他、銅線の接続
端子間を含めてアルミニウムの放熱フィンの周囲全体を
不飽和ポリエステル樹脂にて気密的に覆う必要がある。
85号公報に開示のものは、PTC素子により発した熱
をその両側に設けられた放熱フィンに伝達した後、温風
として利用するもので、PTC素子と放熱フィンとの電
気的接続に導電性の接着剤を必要とする他、銅線の接続
端子間を含めてアルミニウムの放熱フィンの周囲全体を
不飽和ポリエステル樹脂にて気密的に覆う必要がある。
【0006】また、実開昭58−101490号に開示
のものは、PTC素子自体に多数の貫通孔を設け、同じ
位置に同じ大きさの貫通孔を有する電極を兼ねた2枚の
放熱フィンにより前記PTC素子をサンドイッチ状に密
着固定するものである。従って、効率は良いが放熱効果
は良いとは思われず、又PTC素子と両放熱フィンとの
密着固定に際しては、PTC素子が焼結体であるため面
相互の合致は難しくて、浮きが生じやすく、安定した導
通状態が得られない可能性があり、その上、前記密着に
は導電性の接着剤を必要とするなど、面倒な工程を要す
るものであった。
のものは、PTC素子自体に多数の貫通孔を設け、同じ
位置に同じ大きさの貫通孔を有する電極を兼ねた2枚の
放熱フィンにより前記PTC素子をサンドイッチ状に密
着固定するものである。従って、効率は良いが放熱効果
は良いとは思われず、又PTC素子と両放熱フィンとの
密着固定に際しては、PTC素子が焼結体であるため面
相互の合致は難しくて、浮きが生じやすく、安定した導
通状態が得られない可能性があり、その上、前記密着に
は導電性の接着剤を必要とするなど、面倒な工程を要す
るものであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来品に
おける前記諸問題を解決したもので、多数の貫通孔を備
えたPTC素子の両面には直接電極板や放熱板を密着さ
せることなく、該PTC素子の外周部を放熱用の多数の
通気孔を備えた端子板を兼ねた導電板により、サンドイ
ッチ状に挟持することにより、コンパクトかつ軽量であ
って、発熱効率が良く、放熱効果にも優れたPTC素子
を用いた発熱体を提供するものである。
おける前記諸問題を解決したもので、多数の貫通孔を備
えたPTC素子の両面には直接電極板や放熱板を密着さ
せることなく、該PTC素子の外周部を放熱用の多数の
通気孔を備えた端子板を兼ねた導電板により、サンドイ
ッチ状に挟持することにより、コンパクトかつ軽量であ
って、発熱効率が良く、放熱効果にも優れたPTC素子
を用いた発熱体を提供するものである。
【0008】すなわち、本発明の第1は、多数の貫通孔
2を備えた一定厚さの円板状又は角板状のチタン酸バリ
ウム系半導体磁器の両面に電極を付与したPTC素子1
の外周部を、多数の通気兼放熱孔6を備えた枠状の2枚
の端子板3の中央開口縁部にてサンドイッチ状に挟持
し、該2枚の端子板3の外周部を絶縁性の挟持具12に
て圧接挟持したことを特徴とする正特性サーミスタ発熱
体である。
2を備えた一定厚さの円板状又は角板状のチタン酸バリ
ウム系半導体磁器の両面に電極を付与したPTC素子1
の外周部を、多数の通気兼放熱孔6を備えた枠状の2枚
の端子板3の中央開口縁部にてサンドイッチ状に挟持
し、該2枚の端子板3の外周部を絶縁性の挟持具12に
て圧接挟持したことを特徴とする正特性サーミスタ発熱
体である。
【0009】本発明の第2は、前記第1の発明におい
て、通気兼放熱孔6が枠状端子板3の中央開口縁の全外
周にわたって設けられている正特性サーミスタ発熱体で
ある。
て、通気兼放熱孔6が枠状端子板3の中央開口縁の全外
周にわたって設けられている正特性サーミスタ発熱体で
ある。
【0010】本発明の第3は、前記第1の発明におい
て、通気兼放熱孔6が枠状端子板3の中央開口縁の上下
部又は中央開口縁の左右部に設けられている正特性サー
ミスタ発熱体である。
て、通気兼放熱孔6が枠状端子板3の中央開口縁の上下
部又は中央開口縁の左右部に設けられている正特性サー
ミスタ発熱体である。
【0011】本発明の第4は、前記第1ないし第3の発
明において、PTC素子1の外周部と枠状端子板3との
挟持接触部に、複数の波形弾性部19を有する枠状ばね
17を介在させた正特性サーミスタ発熱体である。
明において、PTC素子1の外周部と枠状端子板3との
挟持接触部に、複数の波形弾性部19を有する枠状ばね
17を介在させた正特性サーミスタ発熱体である。
【0012】本発明の第5は、前記第4の発明におい
て、枠状ばね17が角板状PTC素子1の外周部と同形
の方形状枠で、各辺の中央部に波形弾性部19を備え四
隅の内部にスリット状の切欠18を方形状枠の外周角部
に向けて設けた正特性サーミスタ発熱体である。
て、枠状ばね17が角板状PTC素子1の外周部と同形
の方形状枠で、各辺の中央部に波形弾性部19を備え四
隅の内部にスリット状の切欠18を方形状枠の外周角部
に向けて設けた正特性サーミスタ発熱体である。
【0013】本発明の第6は、前記第1の発明において
絶縁性の挟持体12が、横断面ヨの字状で少なくとも2
つ以上に分割された分割枠状の挟持具8、9を接合して
枠状に組み合わせ一体化された正特性サーミスタ発熱体
である。
絶縁性の挟持体12が、横断面ヨの字状で少なくとも2
つ以上に分割された分割枠状の挟持具8、9を接合して
枠状に組み合わせ一体化された正特性サーミスタ発熱体
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づき説明する。図1は本発明の正面図、図2は図1の
A−A拡大断面図、図3は図1のB−B拡大断面図であ
る。
基づき説明する。図1は本発明の正面図、図2は図1の
A−A拡大断面図、図3は図1のB−B拡大断面図であ
る。
【0015】図中1は、ほぼ全面に多数の貫通孔2を備
えた、厚さ約5mmの焼結体からなる、幅約35mm、
高さ約30mmの角板状のチタン酸バリウム系半導体磁
器の両面に電極を印刷により付与したPTC素子であ
る。
えた、厚さ約5mmの焼結体からなる、幅約35mm、
高さ約30mmの角板状のチタン酸バリウム系半導体磁
器の両面に電極を印刷により付与したPTC素子であ
る。
【0016】3は、プレスにより打ち抜き成型された、
厚さ0.8mmの黄銅製からなる幅約70mm、高さ約
52mmの枠状端子板で、中央開口縁として中央部にP
TC素子1の外形よりやや小さい角窓4を有すると共
に、この角窓4の周囲に浅い凹部5が形成され、該端子
板3の周囲に多数の通気兼放熱孔(以下単に「放熱孔」
という)6を設けると共に外周縁の一部に端子7を突出
状に形成したものである。
厚さ0.8mmの黄銅製からなる幅約70mm、高さ約
52mmの枠状端子板で、中央開口縁として中央部にP
TC素子1の外形よりやや小さい角窓4を有すると共
に、この角窓4の周囲に浅い凹部5が形成され、該端子
板3の周囲に多数の通気兼放熱孔(以下単に「放熱孔」
という)6を設けると共に外周縁の一部に端子7を突出
状に形成したものである。
【0017】8、9は、横断面ヨの字状の左右に分割さ
れた分割枠状の挟持具で、絶縁性材料にて形成され、対
向する上下の先端部に形成された係止部10と係止爪1
1を突き合わせて係合することにより全体として枠状の
挟持体12を構成するものであり、下方の係合部は電線
接続部の保護ケース13を兼ねた形態となっている。な
お、この分割枠状の挟持具8、9の係合手段は、図示の
形態に限定されるものではない。
れた分割枠状の挟持具で、絶縁性材料にて形成され、対
向する上下の先端部に形成された係止部10と係止爪1
1を突き合わせて係合することにより全体として枠状の
挟持体12を構成するものであり、下方の係合部は電線
接続部の保護ケース13を兼ねた形態となっている。な
お、この分割枠状の挟持具8、9の係合手段は、図示の
形態に限定されるものではない。
【0018】保護ケース13は、挟持体12の下部中央
に張出し状に形成され、この保護ケース13内にて端子
7に電線14が接続され、その先端にコネクタ15が設
けられる。なお、16はPTC発熱体の取付足である。
に張出し状に形成され、この保護ケース13内にて端子
7に電線14が接続され、その先端にコネクタ15が設
けられる。なお、16はPTC発熱体の取付足である。
【0019】図4は本発明に用いる銅合金製の枠状ばね
17の展開図で、この枠状ばね17はプレスの打ち抜き
により四隅の内部にスリット状の切欠18を方形枠状の
外周角部に向けて設けると同時に、図5に示すように、
各辺の中央部に波形弾性部19を一体的に形成したもの
である。
17の展開図で、この枠状ばね17はプレスの打ち抜き
により四隅の内部にスリット状の切欠18を方形枠状の
外周角部に向けて設けると同時に、図5に示すように、
各辺の中央部に波形弾性部19を一体的に形成したもの
である。
【0020】そして、枠状ばね17の枠の幅は、前記P
TC素子1の外周部と端子板3中央の凹部5とが挟持接
触する幅とほぼ同じ約3mmで、厚さは約0.3mmの
ものである。
TC素子1の外周部と端子板3中央の凹部5とが挟持接
触する幅とほぼ同じ約3mmで、厚さは約0.3mmの
ものである。
【0021】枠状ばね17は分割されずに1つの枠状を
呈していることが重要であり、単なる枠状のもので各辺
に波形弾性部19を形成しただけのものでは、波形弾性
部19が押圧された際、四隅の部分が浮き上がるためば
ねとして充分な機能を果たさないので、四隅内部に比較
的深いスリット状の切欠18を設けることにより、枠状
ばね17における四隅の浮き上がり現象を吸収してい
る。
呈していることが重要であり、単なる枠状のもので各辺
に波形弾性部19を形成しただけのものでは、波形弾性
部19が押圧された際、四隅の部分が浮き上がるためば
ねとして充分な機能を果たさないので、四隅内部に比較
的深いスリット状の切欠18を設けることにより、枠状
ばね17における四隅の浮き上がり現象を吸収してい
る。
【0022】図中20は位置決めのための突起部で、こ
の突起部20を端子板3の対応する位置に予め設けられ
た溝(図示せず)に嵌め込んで組み込むことにより、枠
状ばね17の位置ずれを防止するものである。なお、こ
の突起20や端子板3側の溝については必ずしも必要と
するものではない。
の突起部20を端子板3の対応する位置に予め設けられ
た溝(図示せず)に嵌め込んで組み込むことにより、枠
状ばね17の位置ずれを防止するものである。なお、こ
の突起20や端子板3側の溝については必ずしも必要と
するものではない。
【0023】本発明に係る発熱体の組み立てに際して
は、対向配置した2枚の端子板3中央の角窓4の内周縁
部に形成した両凹部5間にPTC素子1をサンドイッチ
状に挟み込み、この端子板3の外周部に横断面ヨの字状
で分割枠状の挟持具8、9を左右から突き合わせるよう
にして嵌め込み、それぞれ挟持具8、9の上下の先端部
に形成された係止部10と係止爪11とを係合すること
により、2枚の端子板3の全外周部を額縁状態に挟圧固
定する。
は、対向配置した2枚の端子板3中央の角窓4の内周縁
部に形成した両凹部5間にPTC素子1をサンドイッチ
状に挟み込み、この端子板3の外周部に横断面ヨの字状
で分割枠状の挟持具8、9を左右から突き合わせるよう
にして嵌め込み、それぞれ挟持具8、9の上下の先端部
に形成された係止部10と係止爪11とを係合すること
により、2枚の端子板3の全外周部を額縁状態に挟圧固
定する。
【0024】この状態において、PTC素子1の外周部
両面と両端子板3の凹部5の周囲との接合は均一に密着
状態となるように設計されているためほとんどの製品に
おいて性能上の問題はないが、端子板3は黄銅製の板材
をプレスにより打ち抜き成型されているため取り扱い時
や組み付け時に歪が生じやすく、また、PTC素子1自
体においても焼成品であるため寸法精度に多少のバラツ
キがあって、製品として組み立てた場合、PTC素子1
と端子板3との密着度合は必ずしも均一なものとなら
ず、熱バランスがくずれて熱歪が生じ、性能テストにお
いて不適合となる場合も時々あった。
両面と両端子板3の凹部5の周囲との接合は均一に密着
状態となるように設計されているためほとんどの製品に
おいて性能上の問題はないが、端子板3は黄銅製の板材
をプレスにより打ち抜き成型されているため取り扱い時
や組み付け時に歪が生じやすく、また、PTC素子1自
体においても焼成品であるため寸法精度に多少のバラツ
キがあって、製品として組み立てた場合、PTC素子1
と端子板3との密着度合は必ずしも均一なものとなら
ず、熱バランスがくずれて熱歪が生じ、性能テストにお
いて不適合となる場合も時々あった。
【0025】このため、本発明においては、図2、図3
に示すように、PTC素子1と端子板3との圧接部、す
なわち、PTC素子1の外周部片面と、端子板3中央の
角窓4内周縁部に形成された凹部5との間に、図4、図
5に示すような、薄い枠状ばね17を介在させた状態に
てPTC素子1とその両面の端子板3とをサンドイッチ
状に組み合わせて圧接することにより、安定した圧接状
態を得ている。
に示すように、PTC素子1と端子板3との圧接部、す
なわち、PTC素子1の外周部片面と、端子板3中央の
角窓4内周縁部に形成された凹部5との間に、図4、図
5に示すような、薄い枠状ばね17を介在させた状態に
てPTC素子1とその両面の端子板3とをサンドイッチ
状に組み合わせて圧接することにより、安定した圧接状
態を得ている。
【0026】すなわち、PTC素子1と端子板3との間
に枠状ばね17を介在させることにより、前記した各部
品のバラツキによる影響を吸収することができるため、
安定した接触圧力が得られ、均一な熱交換が可能なもの
となる。
に枠状ばね17を介在させることにより、前記した各部
品のバラツキによる影響を吸収することができるため、
安定した接触圧力が得られ、均一な熱交換が可能なもの
となる。
【0027】なお、前記枠状ばね17は、PTC素子1
の両面において端子板3との間に配置してもよいが、実
験の結果、片面でも十分な効果が得られることを確認し
ている。
の両面において端子板3との間に配置してもよいが、実
験の結果、片面でも十分な効果が得られることを確認し
ている。
【0028】また、PTC素子1と端子板3の間に介在
させるばねは複数のものを各辺に配置してもよいが、1
つの枠状ばねとすることにより、製作も容易で、組み付
けに際しても扱いやすく、位置決めも容易となるため作
業効率も向上する。
させるばねは複数のものを各辺に配置してもよいが、1
つの枠状ばねとすることにより、製作も容易で、組み付
けに際しても扱いやすく、位置決めも容易となるため作
業効率も向上する。
【0029】前記実施の形態においては、PTC素子1
を端子板3の中央に1つ設けたものについて説明した
が、このPTC素子1は、図8に示すように、2つ並列
に配置し、この2つのPTC素子1を囲うように端子板
3に2つの角窓4を設けると共にその周囲に凹部5を設
け、前記と同様の要領にて発熱体を組み立ててもよい。
を端子板3の中央に1つ設けたものについて説明した
が、このPTC素子1は、図8に示すように、2つ並列
に配置し、この2つのPTC素子1を囲うように端子板
3に2つの角窓4を設けると共にその周囲に凹部5を設
け、前記と同様の要領にて発熱体を組み立ててもよい。
【0030】なお、前記いずれの場合においても、枠状
端子板3に設ける放熱孔6は、図1に示すように、枠状
端子板3の全周囲を囲うように設けてもよいし、図8に
示すように、角窓4の上下部のみでも、又、図示しない
が、角窓4の左右部のみに設けてもよく、これらは各発
熱体に要求される性能により決定されるものである。
端子板3に設ける放熱孔6は、図1に示すように、枠状
端子板3の全周囲を囲うように設けてもよいし、図8に
示すように、角窓4の上下部のみでも、又、図示しない
が、角窓4の左右部のみに設けてもよく、これらは各発
熱体に要求される性能により決定されるものである。
【0031】
【作用】本発明に係るPCT発熱体においては、2枚の
端子板3に通電することにより、中央のPTC素子1が
発熱するのでPTC素子1の多数の貫通孔2に送風すれ
ば、空気は熱交換され熱風となって出てくる。
端子板3に通電することにより、中央のPTC素子1が
発熱するのでPTC素子1の多数の貫通孔2に送風すれ
ば、空気は熱交換され熱風となって出てくる。
【0032】この際、加熱されたPTC素子1の熱は端
子板3にも伝わるため、端子板3の多数の通気兼放熱孔
6を通過する空気も加熱され、大きな風量が得られる。
子板3にも伝わるため、端子板3の多数の通気兼放熱孔
6を通過する空気も加熱され、大きな風量が得られる。
【0033】逆に端子板3への通電を遮断して発熱を停
止させる場合には、端子板外周部の通気兼放熱孔6の存
在により放熱効率が促進される。
止させる場合には、端子板外周部の通気兼放熱孔6の存
在により放熱効率が促進される。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る発熱体は、端子板の形態を
PTC素子を取り巻く枠状とすると共にその周囲に多数
の通気兼放熱孔を形成しているので、コンパクト(薄
型)かつ軽量であって発熱効率がよく(送風量大)、放
熱効率もよいものである。
PTC素子を取り巻く枠状とすると共にその周囲に多数
の通気兼放熱孔を形成しているので、コンパクト(薄
型)かつ軽量であって発熱効率がよく(送風量大)、放
熱効率もよいものである。
【0035】また、本発明においては、PTC素子と端
子板との接合に際し、枠状ばねを介在させて圧接挟持さ
せているから、各部材におけるバラツキが吸収されて均
一な圧接状態となるので、均一な品質の発熱体が製造で
きる。
子板との接合に際し、枠状ばねを介在させて圧接挟持さ
せているから、各部材におけるバラツキが吸収されて均
一な圧接状態となるので、均一な品質の発熱体が製造で
きる。
【0036】従って、本発明に係る発熱体は、コンパク
トかつ軽量であることが要求される自動車用ヒータに好
適なものといえる。
トかつ軽量であることが要求される自動車用ヒータに好
適なものといえる。
【図1】本発明の正面図。
【図2】図1のA−A拡大断面図。
【図3】図1のB−B拡大断面図。
【図4】枠状ばねの正面図。
【図5】枠状ばねの側面図。
【図6】図1の平面図。
【図7】図1の底面図。
【図8】本発明の他の実施例の正面図。
1 正特性サーミスタ素子 2 貫通孔 3 枠状端子板 4 角窓 5 凹部 6 通気兼放熱孔 7 端子 8.9 挟持具 10 係止部 11 係止爪 12 挟持体 13 保護ケース 17 枠状ばね 18 切欠 19 波形弾性部 20 突起部
Claims (6)
- 【請求項1】 多数の貫通孔2を備えた一定厚さの円板
状又は角板状のチタン酸バリウム系半導体磁器の両面に
電極を付与した正特性サーミスタ素子1の外周部を、多
数の通気兼放熱孔6を備えた2枚の枠状端子板3の中央
開口縁部にてサンドイッチ状に挟持し、該2枚の枠状端
子板3の外周部を絶縁性の挟持体12にて圧接挟持した
ことを特徴とする正特性サーミスタ発熱体。 - 【請求項2】 通気兼放熱孔6が枠状端子板3の中央開
口縁の全外周にわたって設けられている請求項1記載の
正特性サーミスタ発熱体。 - 【請求項3】 通気兼放熱孔6が枠状端子板3の中央開
口縁の上下部又は中央開口縁の左右部に設けられている
請求項1記載の正特性サーミスタ発熱体。 - 【請求項4】 正特性サーミスタ素子1の外周部と枠状
端子板3との挟持部間に、複数の波形弾性部19を有す
る薄い枠状ばね17を介在させた請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の正特性サーミスタ発熱体。 - 【請求項5】 枠状ばね17が、角板状正特性サーミス
タ素子1の外周部と同形の方形状枠で、各辺の中央部に
波形弾性部19を備え、四隅の内部にスリット状の切欠
18を方形状枠の外周角部に向けて設けた請求項4記載
の正特性サーミスタ発熱体。 - 【請求項6】 絶縁性の挟持体12が、横断面ヨの字状
で少なくとも2つ以上に分割された分割枠状の挟持具
8、9を接合して枠状に組み合わせ一体化したものであ
る請求項1記載の正特性サーミスタ発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32595496A JPH10149873A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 正特性サーミスタ発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32595496A JPH10149873A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 正特性サーミスタ発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10149873A true JPH10149873A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18182468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32595496A Withdrawn JPH10149873A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 正特性サーミスタ発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10149873A (ja) |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP32595496A patent/JPH10149873A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |