JPH10150037A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH10150037A
JPH10150037A JP8306267A JP30626796A JPH10150037A JP H10150037 A JPH10150037 A JP H10150037A JP 8306267 A JP8306267 A JP 8306267A JP 30626796 A JP30626796 A JP 30626796A JP H10150037 A JPH10150037 A JP H10150037A
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JP
Japan
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wiring
base metal
forming
film
semiconductor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8306267A
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English (en)
Inventor
Masaki Yamada
雅基 山田
B Anando M
エム・ビー・アナンド
Hideki Shibata
英毅 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to TW086117002A priority patent/TW359889B/zh
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Priority to KR1019970060366A priority patent/KR100269928B1/ko
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P14/00Formation of materials, e.g. in the shape of layers or pillars
    • H10P14/40Formation of materials, e.g. in the shape of layers or pillars of conductive or resistive materials
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W20/00Interconnections in chips, wafers or substrates
    • H10W20/40Interconnections external to wafers or substrates, e.g. back-end-of-line [BEOL] metallisations or vias connecting to gate electrodes
    • H10W20/41Interconnections external to wafers or substrates, e.g. back-end-of-line [BEOL] metallisations or vias connecting to gate electrodes characterised by their conductive parts
    • H10W20/44Conductive materials thereof
    • H10W20/4403Conductive materials thereof based on metals, e.g. alloys, metal silicides
    • H10W20/4405Conductive materials thereof based on metals, e.g. alloys, metal silicides the principal metal being aluminium

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層配線を構成した半導体装置において、ボ
イドの発生等による配線の信頼性の低下を防止する。 【解決手段】 半導体基板11の主面側に多層配線を構
成した半導体装置において、多層配線を構成する各配線
15、19の配線材料に同一のベース金属を用い、少な
くとも2層以上の配線においてベース金属に異なった種
類又は異なった濃度の添加元素を含有させることによ
り、多層配線を構成する各配線をその上層側ほど融解温
度の低い配線材料で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法、特に多層配線構造を有する半導体装置及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータや通信機器の重要部
には多くのLSIが用いられており、これらの機器の性
能はLSI単体の性能と大きく結びついている。LSI
単体の性能向上は、集積度を高めること、すなわち素子
の微細化により実現することができる。
【0003】素子の微細化が進むとコンタルトホールの
アスペクト比が増加するため、これまでのスパッタ法に
よって配線金属を形成した場合には、プラグ内で配線金
属が段線するいわゆる段切れによってプラグ内での導通
をとることが困難になる。そこで、プラグ内にタングス
テンを埋込み、その上に配線金属(多くはアルミニウム
合金)を形成する方法が用いられるようになってきてい
る。しかしながら、この方法では、プラグ内に埋め込ま
れた金属と配線金属とが異なるために信頼性の低下を引
き起こすことや、プラグへの埋込みと配線の形成とに別
々の装置が必要で工程数も増加するといった問題点があ
る。
【0004】そこで、プラグと配線とを同時に形成する
リフロー技術が検討されるようになってきている。これ
は、高温スパッタ法等により金属を流動させるものであ
るが、現在検討されているほとんどのものは、同じリフ
ロー温度で幾層もの配線を形成するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リフロースパッタを用
いて同じ温度で金属配線を何層も形成した場合、下層側
の金属配線は何回も同じ熱工程を経ることになり、ボイ
ドの発生等によって配線の信頼性が低下するという問題
点がある。
【0006】本発明の目的は、多層配線を構成した半導
体装置において、ボイドの発生等による配線の信頼性の
低下を防止することが可能な半導体装置及びその製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板の
主面側に多層配線を構成した半導体装置において、前記
多層配線を構成する各配線をその上層側ほど融解温度の
低い配線材料で構成したことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、半導体基板の主面側に多
層配線を構成した半導体装置において、前記多層配線を
構成する各配線の配線材料に同一のベース金属を用い、
少なくとも1層以上の配線において前記ベース金属に添
加元素を含有させることにより、前記多層配線を構成す
る各配線をその上層側ほど融解温度の低い配線材料で構
成したことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、半導体基板の主面側に多
層配線を構成した半導体装置において、前記多層配線を
構成する各配線の配線材料に同一のベース金属を用い、
少なくとも2層以上の配線において前記ベース金属に異
なった種類の添加元素を含有させることにより、前記多
層配線を構成する各配線をその上層側ほど融解温度の低
い配線材料で構成したことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、半導体基板の主面側に多
層配線を構成した半導体装置において、前記多層配線を
構成する各配線の配線材料に同一のベース金属を用い、
少なくとも2層以上の配線において前記ベース金属に異
なった濃度の添加元素を含有させることにより、前記多
層配線を構成する各配線をその上層側ほど融解温度の低
い配線材料で構成したことを特徴とする。
【0011】上記半導体装置によれば、多層配線を構成
する各配線をその上層側ほど融解温度の低い配線材料で
構成するので、下層側から上層側に向かって各配線の成
膜温度を順次低くすることができる。したがって、上層
側の配線を形成する際の熱工程によって下層側の配線が
受ける影響を低減することができ、ボイド等が低減され
た信頼性の高い配線を構成することができる。また、各
配線を同一のベース金属からなる配線材料で構成するこ
とにより、各配線間の接続部におけるボイド等の発生を
抑えることができ、信頼性の高い配線を構成することが
できる。
【0012】上記半導体装置において、前記ベース金属
には例えばアルミニウムを用いることができる。また、
上記半導体装置において、前記各配線は通常、前記半導
体基板の主面側に積層された凹部を有する複数の絶縁膜
の各凹部に形成される。
【0013】また、前記絶縁膜には、無機材料の他に誘
電率の低い有機材料を用いることもできる。一般的に有
機材料は耐熱性が低いが、上記半導体装置では、上層側
の配線を比較的低い温度で形成することができるので、
このような耐熱性の低い有機材料を用いることも可能と
なる。
【0014】また、本発明は、半導体基板の主面側に多
層配線を形成する半導体装置の製造方法において、前記
多層配線を構成する各配線の配線材料の融解温度を上層
側ほど低くし、下層側から上層側に向かって各配線の成
膜温度を順次低くして前記多層配線を形成することを特
徴とする。
【0015】また、本発明は、半導体基板の主面側に多
層配線を形成する半導体装置の製造方法において、前記
多層配線を構成する各配線の配線材料に同一のベース金
属を用い、少なくとも1層以上の配線において前記ベー
ス金属に添加元素を含有させることにより、各配線の配
線材料の融解温度を上層側ほど低くし、下層側から上層
側に向かって各配線の成膜温度を順次低くして前記多層
配線を形成することを特徴とする。
【0016】また、本発明は、半導体基板の主面側に多
層配線を形成する半導体装置の製造方法において、前記
多層配線を構成する各配線の配線材料に同一のベース金
属を用い、少なくとも2層以上の配線において前記ベー
ス金属に異なった種類の添加元素を含有させることによ
り、各配線の配線材料の融解温度を上層側ほど低くし、
下層側から上層側に向かって各配線の成膜温度を順次低
くして前記多層配線を形成することを特徴とする。
【0017】また、本発明は、半導体基板の主面側に多
層配線を形成する半導体装置の製造方法において、前記
多層配線を構成する各配線の配線材料に同一のベース金
属を用い、少なくとも2層以上の配線において前記ベー
ス金属に異なった濃度の添加元素を含有させることによ
り、各配線の配線材料の融解温度を上層側ほど低くし、
下層側から上層側に向かって各配線の成膜温度を順次低
くして前記多層配線を形成することを特徴とする。
【0018】上記製造方法によれば、多層配線を構成す
る各配線の配線材料の融解温度を上層側ほど低くし、下
層側から上層側に向かって各配線の成膜温度を順次低く
して多層配線を形成するので、上層側の配線を形成する
際の熱工程によって下層側の配線が受ける影響を低減す
ることができる。したがって、ボイドの発生等を防止す
ることができ、信頼性の高い配線を形成することができ
る。また、各配線を同一のベース金属からなる配線材料
で形成することにより、各配線の接続部におけるボイド
等の発生を抑えることができ、信頼性の高い配線を形成
することができる。
【0019】上記製造方法において、例えば、前記ベー
ス金属に前記添加元素を含有させたターゲットを用いて
スパッタリングを行うことにより、前記ベース金属に前
記添加元素を含有させた配線を形成することができる。
【0020】また、上記製造方法において、例えば、前
記添加元素を含むガス雰囲気中で前記ベース金属をスパ
ッタリングすることにより、前記ベース金属に前記添加
元素を含有させた配線を形成することができる。
【0021】また、上記製造方法において、例えば、前
記ベース金属からなる膜と前記添加元素からなる膜との
積層膜を形成した後に前記ベース金属をスパッタリング
することにより、前記ベース金属に前記添加元素を含有
させた配線を形成することができる。
【0022】また、上記製造方法において、前記ベース
金属には例えばアルミニウムを用いることができる。ま
た、上記製造方法において、前記各配線は通常、前記半
導体基板の主面側に積層された凹部を有する複数の絶縁
膜の各凹部に形成する。
【0023】また、前記絶縁膜には、無機材料の他に誘
電率の低い有機材料を用いることもできる。一般的に有
機材料は耐熱性が低いが、上記半導体装置では、上層側
の配線を比較的低い温度で形成することができるので、
このような耐熱性の低い有機材料を用いることも可能と
なる。
【0024】また、前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成
する工程は、例えば、前記凹部内及び前記絶縁膜上に前
記ベース金属に前記添加元素を含有させた第1合金膜を
形成する工程と、前記半導体基板を前記第1合金膜を形
成したときの温度より高い温度に保持した状態で前記ベ
ース金属に前記添加元素を含有させたターゲットを用い
てスパッタリングを行うことにより、前記第1合金膜を
流動状態にして前記ベース金属及び前記添加元素からな
る第2合金膜を形成する工程と、前記第2合金膜で前記
凹部内を充填する工程とを有する。
【0025】また、前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成
する工程は、例えば、前記凹部内及び前記絶縁膜上に前
記ベース金属に前記添加元素を含有させた第1合金膜を
形成する工程と、前記半導体基板を前記第1合金膜を形
成したときの温度より高い温度に保持した状態で前記添
加元素を含むガス雰囲気中で前記ベース金属をスパッタ
リングすることにより、前記第1合金膜を流動状態にし
て前記ベース金属及び前記添加元素からなる第2合金膜
を形成する工程と、前記第2合金膜で前記凹部内を充填
する工程とを有する。
【0026】また、前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成
する工程は、例えば、前記凹部内及び前記絶縁膜上に前
記ベース金属からなる膜と前記添加元素からなる膜との
積層膜を形成する工程と、前記半導体基板を前記積層膜
を形成したときの温度より高い温度に保持した状態で前
記ベース金属をスパッタリングすることにより、前記積
層膜を流動状態にして前記ベース金属及び前記添加元素
からなる合金膜を形成する工程と、前記合金膜で前記凹
部内を充填する工程とを有する。
【0027】また、前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成
する工程は、例えば、前記半導体基板を高温に保持した
状態で前記ベース金属に前記添加元素を含有させたター
ゲットを用いてスパッタリングを行うことにより、前記
凹部内及び前記絶縁膜上に前記ベース金属及び前記添加
元素を流動状態で付着させて前記ベース金属及び前記添
加元素からなる合金膜を形成する工程と、前記合金膜で
前記凹部内を充填する工程とを有する。
【0028】また、前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成
する工程は、例えば、前記半導体基板を高温に保持した
状態で前記添加元素を含むガス雰囲気中で前記ベース金
属をスパッタリングすることにより、前記凹部内及び前
記絶縁膜上に前記ベース金属及び前記添加元素を流動状
態で付着させて前記ベース金属及び前記添加元素からな
る合金膜を形成する工程と、前記合金膜で前記凹部内を
充填する工程とを有する。
【0029】なお、「融解温度」に類似する概念に「融
点」があり、上記半導体装置及びその製造方法におい
て、「融解温度」に代えて「融点」としてもよい。ただ
し、「融点」はどちらかというと構成材料が単一である
場合に用いられるものであり、金属に添加元素を含有し
たものに対しては「融解温度」を用いた方がより適切で
あるため、本発明では「融解温度」としている。
【0030】
【発明の実施の形態】まず、各実施形態の説明を行う前
に、金属に異なる種類の元素及び異なる濃度の元素を添
加して形成された合金に関し、添加元素の種類及び添加
元素の濃度に対する合金の融解温度(共晶温度)につい
て説明する。
【0031】図3は、ベース金属にAlを用い、これに
各種元素を添加した場合の共晶温度(共晶温度と融解温
度とはほぼ相関するものとしてとらえることができ
る。)を示したものである。なお、Alに対する添加元
素の共晶比及び固溶度、元素を添加したことによるAl
合金の抵抗の上昇の程度、元素を添加したことによる効
果についても、合わせて示してある。このように、添加
元素の種類によってAl合金の共晶温度が変化すること
がわかる。
【0032】図4は、ベース金属にAlを用い、これに
添加元素としてGaを添加した場合の融解温度を示した
ものである。このように、添加元素の濃度によってもA
l合金の共晶温度が変化することがわかる。
【0033】以下、図面を参照しながら、本発明の各実
施形態について説明する。まず、第1実施形態につい
て、図1に示した製造工程(MOSトランジスタを用い
た集積回路の製造工程の一部)にしたがって説明する。
【0034】まず、シリコン基板11上にシリコン酸化
膜等を用いた1層目の層間絶縁膜12をCVD法により
堆積する。続いて、フォトリソグラフィとドライエッチ
ングを用いて、層間絶縁膜12に素子領域に接続する接
続孔13及び配線材料を埋め込むための配線溝14を形
成する(工程a)。
【0035】つぎに、層間絶縁膜12上並びに接続孔1
3及び配線溝14内に金属合金膜15bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここでは、合金のベース
金属にアルミニウムを用い、添加元素にシリコンを用い
るものとする。
【0036】まず、スパッタリング装置内にAl−Si
合金膜ターゲットを設置し、無加熱状態でスパッタリン
グを行い、膜厚400nm程度のAl−Si合金膜15
aを形成する(工程b)。
【0037】つぎに、基板温度を500℃にして、工程
bと同一のAl−Si合金膜ターゲットを用いてスパッ
タリングを行い、総膜厚800nm程度のAl−Si合
金膜15bを形成する。基板を加熱状態にしてスパッタ
リングを行うため、Al−Si合金は流動状態となり、
接続孔13及び配線溝14内はAl−Si合金膜15b
によって完全に充填される(工程c)。
【0038】つぎに、化学的機械的研磨法(CMP法)
を用いて全面研磨を行い、接続孔13及び配線溝14内
にのみAl−Si合金膜15を残置させ、第1層目の配
線を形成する。続いて、シリコン酸化膜等を用いた2層
目の層間絶縁膜16をCVD法により堆積する。続い
て、フォトリソグラフィとドライエッチングを用いて、
層間絶縁膜16に合金膜15(配線)に接続する接続孔
17及び2層目の配線材料を埋め込むための配線溝18
を形成する(工程d)。
【0039】つぎに、層間絶縁膜16上並びに接続孔1
7及び配線溝18内に金属合金膜19bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここで形成する合金膜1
9bには、先に形成した合金膜15bよりも共晶温度が
低くなるものを選択する。ここでは、合金のベース金属
にアルミニウムを用い、添加元素に銅を用いるものとす
る。
【0040】まず、スパッタリング装置内にAl−Cu
合金膜ターゲットを設置し、無加熱状態でスパッタリン
グを行い、膜厚400nm程度のAl−Cu合金膜19
aを形成する(工程e)。
【0041】つぎに、基板温度を460℃すなわち工程
cの基板温度500℃よりも低い温度に設定して、工程
eと同一のAl−Cu合金膜ターゲットを用いてスパッ
タリングを行い、総膜厚800nm程度のAl−Cu合
金膜19bを形成する。基板を加熱状態にしてスパッタ
リングを行うため、Al−Cu合金は流動状態となり、
接続孔17及び配線溝18内はAl−Cu合金膜19b
によって完全に充填される(工程f)。
【0042】つぎに、CMP法を用いて全面研磨を行
い、接続孔17及び配線溝18内にのみAl−Cu合金
膜19を残置させ、第2層目の配線を形成する(工程
g)。なお、さらに第3層目の配線を形成する場合に
も、上記工程と同様にして配線を形成すればよい。すな
わち、2層目の合金膜よりも共晶温度が低くなるように
添加元素を選択するとともに、2層目の合金膜を形成す
るときよりも低い成膜温度(リフロー温度)で3層目の
配線を形成すればよい。第4層目以降の配線を形成する
場合も同様である。
【0043】以上のように、各配線層で合金膜を構成す
る添加元素の種類を変えることにより、共晶温度の違い
を利用して、下層側から上層側に向かって順次低い温度
で配線を形成することができる。
【0044】つぎに、第2実施形態について説明する
が、図面については図1を流用できるため、図1に示し
た製造工程にしたがって説明するものとする。また、い
くつかの工程については、第1実施形態で説明した工程
と実質的に同様であるため、これらの工程については第
1実施形態の対応する説明を参照するものとし、詳細な
説明は省略する。
【0045】まず、第1実施形態と同様にして、シリコ
ン基板11上に1層目の層間絶縁膜12を堆積し、この
層間絶縁膜12に接続孔13及び配線溝14を形成する
(工程a)。
【0046】つぎに、層間絶縁膜12上並びに接続孔1
3及び配線溝14内に金属合金膜15bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここでは、合金のベース
金属にアルミニウムを用い、添加元素にシリコンを用い
るものとする。
【0047】まず、スパッタリング装置内にAlターゲ
ットを設置し、例えばSiH4 等のSiを含むガスをス
パッタ室内に導入し、無加熱状態で反応性スパッタリン
グを行い、膜厚400nm程度のAl−Si合金膜15
aを形成する(工程b)。
【0048】つぎに、基板温度を500℃にして、工程
bと同様にして反応性スパッタリングを行い、総膜厚8
00nm程度のAl−Si合金膜15bを形成する。基
板を加熱状態にしてスパッタリングを行うため、Al−
Si合金は流動状態となり、接続孔13及び配線溝14
内はAl−Si合金膜15bによって完全に充填される
(工程c)。
【0049】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔13及び配線溝14内にAl−Si合金膜15を埋込
んで第1層目の配線を形成し、続いて、2層目の層間絶
縁膜16を堆積し、この層間絶縁膜16に接続孔17及
び配線溝18を形成する(工程d)。
【0050】つぎに、層間絶縁膜16上並びに接続孔1
7及び配線溝18内に金属合金膜19bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここで形成する合金膜1
9bには、先に形成した合金膜15bよりも共晶温度が
低くなるものを選択する。ここでは、合金のベース金属
にアルミニウムを用い、添加元素にゲルマニウムを用い
るものとする。
【0051】まず、スパッタリング装置内にAlターゲ
ットを設置し、例えばGeH4 等のGeを含むガスをス
パッタ室内に導入し、無加熱状態で反応性スパッタリン
グを行い、膜厚400nm程度のAl−Ge合金膜19
aを形成する(工程e)。
【0052】つぎに、基板温度を400℃すなわち工程
cの基板温度500℃よりも低い温度に設定して、工程
eと同様にして反応性スパッタリングを行い、総膜厚8
00nm程度のAl−Ge合金膜19bを形成する。基
板を加熱状態にしてスパッタリングを行うため、Al−
Ge合金は流動状態となり、接続孔17及び配線溝18
内はAl−Ge合金膜19bによって完全に充填される
(工程f)。
【0053】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔17及び配線溝18内にのみAl−Ge合金膜19を
埋込み、第2層目の配線を形成する(工程g)。なお、
さらに第3層目の配線を形成する場合にも、上記工程と
同様にして配線を形成すればよい。すなわち、2層目の
合金膜よりも共晶温度が低くなるように添加元素を選択
するとともに、2層目の合金膜を形成するときよりも低
い成膜温度(リフロー温度)で3層目の配線を形成すれ
ばよい。第4層目以降の配線を形成する場合も同様であ
る。
【0054】以上のように、各配線層で合金膜を構成す
る添加元素の種類を変えることにより、共晶温度の違い
を利用して、下層側から上層側に向かって順次低い温度
で配線を形成することができる。また、本実施形態では
反応性スパッタリングによって各配線を形成するので、
第1実施形態のように添加元素に応じてスパッタターゲ
ットを変える必要がない。
【0055】つぎに、第3実施形態について説明する
が、図面については図1を流用できるため、図1に示し
た製造工程にしたがって説明するものとする。また、い
くつかの工程については、第1実施形態で説明した工程
と実質的に同様であるため、これらの工程については第
1実施形態の対応する説明を参照するものとし、詳細な
説明は省略する。
【0056】まず、第1実施形態と同様にして、シリコ
ン基板11上に1層目の層間絶縁膜12を堆積し、この
層間絶縁膜12に接続孔13及び配線溝14を形成する
(工程a)。
【0057】つぎに、層間絶縁膜12上並びに接続孔1
3及び配線溝14内に金属合金膜15bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここでは、合金のベース
金属にアルミニウムを用い、添加元素にガリウムを用い
るものとする。
【0058】まず、スパッタリング装置内にAl−Ga
(ガリウム5%)合金膜ターゲットを設置し、無加熱状
態でスパッタリングを行い、膜厚400nm程度のAl
−Ga(ガリウム5%)合金膜15aを形成する(工程
b)。
【0059】つぎに、基板温度を450℃にして、工程
bと同一のAl−Ga合金膜ターゲットを用いてスパッ
タリングを行い、総膜厚800nm程度のAl−Ga合
金膜15bを形成する。基板を加熱状態にしてスパッタ
リングを行うため、Al−Ga合金は流動状態となり、
接続孔13及び配線溝14内はAl−Ga合金膜15b
によって完全に充填される(工程c)。
【0060】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔13及び配線溝14内にAl−Ga合金膜15を埋込
んで第1層目の配線を形成し、続いて、2層目の層間絶
縁膜16を堆積し、この層間絶縁膜16に接続孔17及
び配線溝18を形成する(工程d)。
【0061】つぎに、層間絶縁膜16上並びに接続孔1
7及び配線溝18内に金属合金膜19bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここで形成する合金膜1
9bのベース金属はAlで添加元素はGaであり、先に
形成した合金膜15bと同様であるが、先に形成した合
金膜15bよりも融解温度が低くなるように、Alに対
するGaの濃度を変える。
【0062】まず、スパッタリング装置内にAl−Ga
(ガリウム10%)合金膜ターゲットを設置し、無加熱
状態でスパッタリングを行い、膜厚400nm程度のA
l−Ga(ガリウム10%)合金膜19aを形成する
(工程e)。
【0063】つぎに、基板温度を400℃すなわち工程
cの基板温度450℃よりも低い温度に設定して、工程
eと同一のAl−Ga合金膜ターゲットを用いてスパッ
タリングを行い、総膜厚800nm程度のAl−Ga合
金膜15bを形成する。基板を加熱状態にしてスパッタ
リングを行うため、Al−Ga合金は流動状態となり、
接続孔17及び配線溝18内はAl−Ga合金膜19b
によって完全に充填される(工程f)。
【0064】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔17及び配線溝18内にのみAl−Ga合金膜19を
埋込み、第2層目の配線を形成する(工程g)。なお、
さらに第3層目の配線を形成する場合にも、上記工程と
同様にして配線を形成すればよい。すなわち、2層目の
合金膜よりも融解温度が低くなるように添加元素の濃度
を変えるとともに、2層目の合金膜を形成するときより
も低い成膜温度(リフロー温度)で3層目の配線を形成
すればよい。第4層目以降の配線を形成する場合も同様
である。
【0065】以上のように、各配線層で合金膜を構成す
る添加元素の濃度を変えることにより、融解温度の違い
を利用して、下層側から上層側に向かって順次低い温度
で配線を形成することができる。
【0066】つぎに、第4実施形態について説明する
が、図面については図1を流用できるため、図1に示し
た製造工程にしたがって説明するものとする。また、い
くつかの工程については、第1実施形態で説明した工程
と実質的に同様であるため、これらの工程については第
1実施形態の対応する説明を参照するものとし、詳細な
説明は省略する。
【0067】まず、第1実施形態と同様にして、シリコ
ン基板11上に1層目の層間絶縁膜12を堆積し、この
層間絶縁膜12に接続孔13及び配線溝14を形成する
(工程a)。
【0068】つぎに、層間絶縁膜12上並びに接続孔1
3及び配線溝14内に金属合金膜15bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここでは、合金のベース
金属にアルミニウムを用い、添加元素にゲルマニウムを
用いるものとする。
【0069】まず、スパッタリング装置内にAlターゲ
ットを設置し、例えばGeH4 等のGeを含むガスをス
パッタ室内に導入し、無加熱状態で反応性スパッタリン
グを行い、膜厚400nm程度のAl−Ge(ゲルマニ
ウム1%)合金膜15aを形成する(工程b)。
【0070】つぎに、基板温度を450℃にして、工程
bと同様にして反応性スパッタリングを行い、総膜厚8
00nm程度のAl−Ge(ゲルマニウム1%)合金膜
15bを形成する。基板を加熱状態にしてスパッタリン
グを行うため、Al−Ge合金は流動状態となり、接続
孔13及び配線溝14内はAl−Ge合金膜15bによ
って完全に充填される(工程c)。
【0071】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔13及び配線溝14内にAl−Ge合金膜15を埋込
んで第1層目の配線を形成し、続いて、2層目の層間絶
縁膜16を堆積し、この層間絶縁膜16に接続孔17及
び配線溝18を形成する(工程d)。
【0072】つぎに、層間絶縁膜16上並びに接続孔1
7及び配線溝18内に金属合金膜19bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここで形成する合金膜1
9bのベース金属はAlで添加元素はGeであり、先に
形成した合金膜15bと同様であるが、先に形成した合
金膜15bよりも融解温度が低くなるように、Alに対
するGeの濃度を変える。
【0073】まず、スパッタリング装置内にAlターゲ
ットを設置し、例えばGeH4 等のGeを含むガスをス
パッタ室内に導入し、無加熱状態で反応性スパッタリン
グを行い、膜厚400nm程度のAl−Ge(ゲルマニ
ウム4%)合金膜19aを形成する(工程e)。
【0074】つぎに、基板温度を400℃すなわち工程
cの基板温度450℃よりも低い温度に設定して、工程
eと同様にして反応性スパッタリングを行い、総膜厚8
00nm程度のAl−Ge(ゲルマニウム4%)合金膜
19bを形成する。基板を加熱状態にしてスパッタリン
グを行うため、Al−Ge合金は流動状態となり、接続
孔17及び配線溝18内はAl−Ge合金膜19bによ
って完全に充填される(工程f)。
【0075】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔17及び配線溝18内にのみAl−Ge合金膜19を
埋込み、第2層目の配線を形成する(工程g)。なお、
さらに第3層目の配線を形成する場合にも、上記工程と
同様にして配線を形成すればよい。すなわち、2層目の
合金膜よりも融解温度が低くなるように添加元素の濃度
を変えるとともに、2層目の合金膜を形成するときより
も低い成膜温度(リフロー温度)で3層目の配線を形成
すればよい。第4層目以降の配線を形成する場合も同様
である。
【0076】以上のように、各配線層で合金膜を構成す
る添加元素の濃度を変えることにより、融解温度の違い
を利用して、下層側から上層側に向かって順次低い温度
で配線を形成することができる。また、本実施形態では
反応性スパッタリングによって各配線を形成するので、
第3実施形態のように添加元素の濃度に応じてスパッタ
ターゲットを変える必要がない。
【0077】つぎに、第5実施形態について、図2に示
した製造工程(MOSトランジスタを用いた集積回路の
製造工程の一部)にしたがって説明する。なお、いくつ
かの工程については、第1実施形態で説明した工程と実
質的に同様であるため、これらの工程については第1実
施形態の対応する説明を参照するものとし、詳細な説明
は省略する。
【0078】まず、第1実施形態と同様にして、シリコ
ン基板11上に1層目の層間絶縁膜12を堆積し、この
層間絶縁膜12に接続孔13及び配線溝14を形成する
(工程a)。
【0079】つぎに、層間絶縁膜12上並びに接続孔1
3及び配線溝14内に金属合金膜15bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここでは、合金のベース
金属にアルミニウムを用い、添加元素にガリウムを用い
るものとする。
【0080】まず、スパッタリング装置内にAlターゲ
ットを設置し、無加熱状態でスパッタリングを行い、膜
厚400nm程度のAl膜15cを形成する。続いて、
スパッタ室を変えて無加熱状態でスパッタリングを行
い、膜厚16nm程度のGa膜15dを形成し、Al膜
15c及びGa膜15dからなる積層膜15eを形成す
る(工程b)。
【0081】つぎに、基板温度を450℃にして、Al
のスパッタリングを行い、総膜厚800nm程度のAl
−Ga(ガリウム5%)合金膜15bを形成する。基板
を加熱状態にしてスパッタリングを行うため、Al−G
a合金は流動状態となり(すなわち、工程bで形成され
た積層膜15e及び本工程でスパッタリングしたAlが
一体となって流動状態となり)、接続孔13及び配線溝
14内はAl−Ga合金膜15bによって完全に充填さ
れる(工程c)。
【0082】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔13及び配線溝14内にAl−Ga合金膜15を埋込
んで第1層目の配線を形成し、続いて、2層目の層間絶
縁膜16を堆積し、この層間絶縁膜16に接続孔17及
び配線溝18を形成する(工程d)。
【0083】つぎに、層間絶縁膜16上並びに接続孔1
7及び配線溝18内に金属合金膜19bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここで形成する合金膜1
9bのベース金属はAlで添加元素はGaであり、先に
形成した合金膜15bと同様であるが、先に形成した合
金膜15bよりも融解温度が低くなるように、Alに対
するGaの濃度を変える。
【0084】まず、スパッタリング装置内にAlターゲ
ットを設置し、無加熱状態でスパッタリングを行い、膜
厚400nm程度のAl膜19cを形成する。続いて、
スパッタ室を変えて無加熱状態でスパッタリングを行
い、膜厚32nm程度のGa膜19dを形成し、Al膜
19c及びGa膜19dからなる積層膜19eを形成す
る(工程e)。
【0085】つぎに、基板温度を400℃すなわち工程
cの基板温度450℃よりも低い温度に設定して、Al
のスパッタリングを行い、総膜厚800nm程度のAl
−Ga(ガリウム10%)合金膜19bを形成する。基
板を加熱状態にしてスパッタリングを行うため、Al−
Ga合金は流動状態となり(すなわち、工程eで形成さ
れた積層膜19e及び本工程でスパッタリングしたAl
が一体となって流動状態となり)、接続孔17及び配線
溝18内はAl−Ga合金膜19bによって完全に充填
される(工程f)。
【0086】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔17及び配線溝18内にのみAl−Ga合金膜19を
埋込み、第2層目の配線を形成する(工程g)。なお、
さらに第3層目の配線を形成する場合にも、上記工程と
同様にして配線を形成すればよい。すなわち、2層目の
合金膜よりも融解温度が低くなるように添加元素の濃度
を変えるとともに、2層目の合金膜を形成するときより
も低い成膜温度(リフロー温度)で3層目の配線を形成
すればよい。第4層目以降の配線を形成する場合も同様
である。
【0087】以上のように、各配線層で合金膜を構成す
る添加元素の濃度を変えることにより、融解温度の違い
を利用して、下層側から上層側に向かって順次低い温度
で配線を形成することができる。
【0088】つぎに、第6実施形態について、図2に示
した製造工程(MOSトランジスタを用いた集積回路の
製造工程の一部)にしたがって説明する。なお、いくつ
かの工程については、第1実施形態で説明した工程と実
質的に同様であるため、これらの工程については第1実
施形態の対応する説明を参照するものとし、詳細な説明
は省略する。
【0089】まず、第1実施形態と同様にして、シリコ
ン基板11上に1層目の層間絶縁膜12を堆積し、この
層間絶縁膜12に接続孔13及び配線溝14を形成する
(工程a)。
【0090】つぎに、層間絶縁膜12上並びに接続孔1
3及び配線溝14内に金属合金膜15bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここでは、合金のベース
金属にアルミニウムを用い、添加元素にシリコンを用い
るものとする。
【0091】まず、スパッタリング装置内にAlターゲ
ットを設置し、無加熱状態でスパッタリングを行い、膜
厚400nm程度のAl膜15cを形成する。続いて、
スパッタ室を変えて無加熱状態でスパッタリングを行
い、膜厚16nm程度のSi膜15dを形成し、Al膜
15c及びSi膜15dからなる積層膜15eを形成す
る(工程b)。
【0092】つぎに、基板温度を500℃にして、Al
のスパッタリングを行い、総膜厚800nm程度のAl
−Si合金膜15bを形成する。基板を加熱状態にして
スパッタリングを行うため、Al−Si合金は流動状態
となり(すなわち、工程bで形成された積層膜15e及
び本工程でスパッタリングしたAlが一体となって流動
状態となり)、接続孔13及び配線溝14内はAl−S
i合金膜15bによって完全に充填される(工程c)。
【0093】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔13及び配線溝14内にAl−Si合金膜15を埋込
んで第1層目の配線を形成し、続いて、2層目の層間絶
縁膜16を堆積し、この層間絶縁膜16に接続孔17及
び配線溝18を形成する(工程d)。
【0094】つぎに、層間絶縁膜16上並びに接続孔1
7及び配線溝18内に金属合金膜19bを以下の2段階
のステップによって形成する。ここで形成する合金膜1
9bには、先に形成した合金膜15bよりも共晶温度が
低くなるものを選択する。ここでは、合金のベース金属
にアルミニウムを用い、添加元素にゲルマニウムを用い
るものとする。
【0095】まず、スパッタリング装置内にAlターゲ
ットを設置し、無加熱状態でスパッタリングを行い、膜
厚400nm程度のAl膜19cを形成する。続いて、
スパッタ室を変えて無加熱状態でスパッタリングを行
い、膜厚16nm程度のGe膜19dを形成し、Al膜
19c及びGe膜19dからなる積層膜19eを形成す
る(工程e)。
【0096】つぎに、基板温度を400℃すなわち工程
cの基板温度500℃よりも低い温度に設定して、Al
のスパッタリングを行い、総膜厚800nm程度のAl
−Ge合金膜19bを形成する。基板を加熱状態にして
スパッタリングを行うため、Al−Ge合金は流動状態
となり(すなわち、工程eで形成された積層膜19e及
び本工程でスパッタリングしたAlが一体となって流動
状態となり)、接続孔17及び配線溝18内はAl−G
e合金膜19bによって完全に充填される(工程f)。
【0097】つぎに、第1実施形態と同様にして、接続
孔17及び配線溝18内にのみAl−Ge合金膜19を
埋込み、第2層目の配線を形成する(工程g)。なお、
さらに第3層目の配線を形成する場合にも、上記工程と
同様にして配線を形成すればよい。すなわち、2層目の
合金膜よりも共晶温度が低くなるように添加元素を選択
するとともに、2層目の合金膜を形成するときよりも低
い成膜温度(リフロー温度)で3層目の配線を形成すれ
ばよい。第4層目以降の配線を形成する場合も同様であ
る。
【0098】以上のように、各配線層で合金膜を構成す
る添加元素の種類を変えることにより、共晶温度の違い
を利用して、下層側から上層側に向かって順次低い温度
で配線を形成することができる。
【0099】なお、上記第1〜第4実施形態では、工程
b及びc並びに工程e及びfにおいて、それぞれ2段階
のステップで合金膜15b及び合金膜19bを形成した
が、工程b及び工程eを省略して工程c及び工程fのみ
によって合金膜15b及び合金膜19bを形成するよう
にしてもよい。
【0100】また、上記各実施形態では、各配線として
アルミニウム合金膜を用いたが、アルミニウム以外の金
属、例えば銅をベース金属とした合金膜を各配線に用い
るようにしてもよい。
【0101】また、上記第1及び第2実施形態並びに第
6実施形態では添加元素の種類を変えることによって下
層側から上層側に向かって順次低い温度で配線を形成
し、上記第3、第4及び第5実施形態では添加元素の濃
度を変えることによって下層側から上層側に向かって順
次低い温度で配線を形成したが、両者を組み合わせるこ
とによって下層側から上層側に向かって順次低い温度で
配線を形成するようにしてもよい。
【0102】また、上記各実施形態では2成分の合金膜
であったが、3成分以上の合金膜でもよい。また、配線
の信頼性を向上させるための元素を含有するようにして
もよい。
【0103】また、上記各実施形態では、全ての配線に
対して添加元素を含有するようにしたが、例えば最下層
の配線には添加元素を含有しないようにし、2層目以降
の配線に対して添加元素を含有させるようにしてもよ
い。
【0104】さらに、上記各実施形態では、各層間絶縁
膜にシリコン酸化膜等の無機絶縁材料を用いたが、ポリ
イミド等の誘電率の低い有機絶縁材料を用いるようにし
てもよい。一般的に有機材料は耐熱性が低いが、上層側
の配線を比較的低い温度で形成することができるので、
このような耐熱性の低い有機材料を用いることも可能で
ある。その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変形して実施可能である。
【0105】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置では、多層配線
を構成する各配線をその上層側ほど融解温度の低い配線
材料で構成するので、下層側から上層側に向かって各配
線の成膜温度を順次低くすることができる。したがっ
て、上層側の配線を形成する際の熱工程によって下層側
の配線が受ける影響を低減することができ、ボイド等が
低減された信頼性の高い配線を構成することができる。
【0106】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
では、多層配線を構成する各配線の配線材料の融解温度
を上層側ほど低くし、下層側から上層側に向かって各配
線の成膜温度を順次低くして多層配線を形成するので、
上層側の配線を形成する際の熱工程によって下層側の配
線が受ける影響を低減することができる。したがって、
ボイドの発生等を防止することができ、信頼性の高い配
線を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第4実施形態に係る製造方法の
一例を示した図。
【図2】本発明の第5及び第6実施形態に係る製造方法
の一例を示した図。
【図3】アルミニウムに添加する元素の種類を変えた場
合の共晶温度を示した図。
【図4】アルミニウムに添加する元素の濃度を変えた場
合の融解温度を示した図。
【符号の説明】
11…半導体基板 12…層間絶縁膜 13…接続孔(凹部) 14…配線溝(凹部) 15…配線 16…層間絶縁膜 17…接続孔(凹部) 18…配線溝(凹部) 19…配線

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面側に多層配線を構成し
    た半導体装置において、前記多層配線を構成する各配線
    をその上層側ほど融解温度の低い配線材料で構成したこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板の主面側に多層配線を構成し
    た半導体装置において、前記多層配線を構成する各配線
    の配線材料に同一のベース金属を用い、少なくとも1層
    以上の配線において前記ベース金属に添加元素を含有さ
    せることにより、前記多層配線を構成する各配線をその
    上層側ほど融解温度の低い配線材料で構成したことを特
    徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板の主面側に多層配線を構成し
    た半導体装置において、前記多層配線を構成する各配線
    の配線材料に同一のベース金属を用い、少なくとも2層
    以上の配線において前記ベース金属に異なった種類の添
    加元素を含有させることにより、前記多層配線を構成す
    る各配線をその上層側ほど融解温度の低い配線材料で構
    成したことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の主面側に多層配線を構成し
    た半導体装置において、前記多層配線を構成する各配線
    の配線材料に同一のベース金属を用い、少なくとも2層
    以上の配線において前記ベース金属に異なった濃度の添
    加元素を含有させることにより、前記多層配線を構成す
    る各配線をその上層側ほど融解温度の低い配線材料で構
    成したことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記ベース金属はアルミニウムであるこ
    とを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 前記各配線は前記半導体基板の主面側に
    積層された凹部を有する複数の絶縁膜の各凹部に形成さ
    れものであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれ
    かに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板の主面側に多層配線を形成す
    る半導体装置の製造方法において、前記多層配線を構成
    する各配線の配線材料の融解温度を上層側ほど低くし、
    下層側から上層側に向かって各配線の成膜温度を順次低
    くして前記多層配線を形成することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板の主面側に多層配線を形成す
    る半導体装置の製造方法において、前記多層配線を構成
    する各配線の配線材料に同一のベース金属を用い、少な
    くとも1層以上の配線において前記ベース金属に添加元
    素を含有させることにより、各配線の配線材料の融解温
    度を上層側ほど低くし、下層側から上層側に向かって各
    配線の成膜温度を順次低くして前記多層配線を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板の主面側に多層配線を形成す
    る半導体装置の製造方法において、前記多層配線を構成
    する各配線の配線材料に同一のベース金属を用い、少な
    くとも2層以上の配線において前記ベース金属に異なっ
    た種類の添加元素を含有させることにより、各配線の配
    線材料の融解温度を上層側ほど低くし、下層側から上層
    側に向かって各配線の成膜温度を順次低くして前記多層
    配線を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 半導体基板の主面側に多層配線を形成
    する半導体装置の製造方法において、前記多層配線を構
    成する各配線の配線材料に同一のベース金属を用い、少
    なくとも2層以上の配線において前記ベース金属に異な
    った濃度の添加元素を含有させることにより、各配線の
    配線材料の融解温度を上層側ほど低くし、下層側から上
    層側に向かって各配線の成膜温度を順次低くして前記多
    層配線を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 前記ベース金属に前記添加元素を含有
    させたターゲットを用いてスパッタリングを行うことに
    より、前記ベース金属に前記添加元素を含有させた配線
    を形成することを特徴とする請求項8乃至10のいずれ
    かに記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記添加元素を含むガス雰囲気中で前
    記ベース金属をスパッタリングすることにより、前記ベ
    ース金属に前記添加元素を含有させた配線を形成するこ
    とを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記ベース金属からなる膜と前記添加
    元素からなる膜との積層膜を形成した後に前記ベース金
    属をスパッタリングすることにより、前記ベース金属に
    前記添加元素を含有させた配線を形成することを特徴と
    する請求項8乃至10のいずれかに記載の半導体装置の
    製造方法。
  14. 【請求項14】 前記ベース金属はアルミニウムである
    ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載の
    半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記各配線を前記半導体基板の主面側
    に積層された凹部を有する複数の絶縁膜の各凹部に形成
    することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成す
    る工程は、前記凹部内及び前記絶縁膜上に前記ベース金
    属に前記添加元素を含有させた第1合金膜を形成する工
    程と、前記半導体基板を前記第1合金膜を形成したとき
    の温度より高い温度に保持した状態で前記ベース金属に
    前記添加元素を含有させたターゲットを用いてスパッタ
    リングを行うことにより、前記第1合金膜を流動状態に
    して前記ベース金属及び前記添加元素からなる第2合金
    膜を形成する工程と、前記第2合金膜で前記凹部内を充
    填する工程とを有することを特徴とする請求項15に記
    載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成す
    る工程は、前記凹部内及び前記絶縁膜上に前記ベース金
    属に前記添加元素を含有させた第1合金膜を形成する工
    程と、前記半導体基板を前記第1合金膜を形成したとき
    の温度より高い温度に保持した状態で前記添加元素を含
    むガス雰囲気中で前記ベース金属をスパッタリングする
    ことにより、前記第1合金膜を流動状態にして前記ベー
    ス金属及び前記添加元素からなる第2合金膜を形成する
    工程と、前記第2合金膜で前記凹部内を充填する工程と
    を有することを特徴とする請求項15に記載の半導体装
    置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成す
    る工程は、前記凹部内及び前記絶縁膜上に前記ベース金
    属からなる膜と前記添加元素からなる膜との積層膜を形
    成する工程と、前記半導体基板を前記積層膜を形成した
    ときの温度より高い温度に保持した状態で前記ベース金
    属をスパッタリングすることにより、前記積層膜を流動
    状態にして前記ベース金属及び前記添加元素からなる合
    金膜を形成する工程と、前記合金膜で前記凹部内を充填
    する工程とを有することを特徴とする請求項15に記載
    の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成す
    る工程は、前記半導体基板を高温に保持した状態で前記
    ベース金属に前記添加元素を含有させたターゲットを用
    いてスパッタリングを行うことにより、前記凹部内及び
    前記絶縁膜上に前記ベース金属及び前記添加元素を流動
    状態で付着させて前記ベース金属及び前記添加元素から
    なる合金膜を形成する工程と、前記合金膜で前記凹部内
    を充填する工程とを有することを特徴とする請求項15
    に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記絶縁膜の凹部に前記配線を形成す
    る工程は、前記半導体基板を高温に保持した状態で前記
    添加元素を含むガス雰囲気中で前記ベース金属をスパッ
    タリングすることにより、前記凹部内及び前記絶縁膜上
    に前記ベース金属及び前記添加元素を流動状態で付着さ
    せて前記ベース金属及び前記添加元素からなる合金膜を
    形成する工程と、前記合金膜で前記凹部内を充填する工
    程とを有することを特徴とする請求項15に記載の半導
    体装置の製造方法。
JP8306267A 1996-11-18 1996-11-18 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH10150037A (ja)

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