JPH10150285A - 電子回路のシールド装置 - Google Patents
電子回路のシールド装置Info
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- JPH10150285A JPH10150285A JP30935896A JP30935896A JPH10150285A JP H10150285 A JPH10150285 A JP H10150285A JP 30935896 A JP30935896 A JP 30935896A JP 30935896 A JP30935896 A JP 30935896A JP H10150285 A JPH10150285 A JP H10150285A
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- electronic circuit
- case
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子回路のシールド装置は、樹脂成形された
ケースに導体5を無電解メッキし、その上に腐食防止用
の金属6を電気メッキしているが、メッキには厚みにバ
ラツキができ、ケース全体に所定以上の厚みが得られる
ようにすると、腐食防止用の金属6の厚みが増し、シー
ルドによる高周波電流が表皮効果で腐食防止用の金属6
に集中して充分なシールド効果が得られない。 【解決手段】 腐食防止用の金属を均一な厚みの金属箔
61とし、導体61の上に熱転写により張り付ける。金
属箔61は0.1ミクロンあるいはそれ以下にでき、導
体51を腐食防止でき、かつ、薄いので高周波電流の殆
どを導体51に分布させることができ、シールド効果を
十分に発揮する。
ケースに導体5を無電解メッキし、その上に腐食防止用
の金属6を電気メッキしているが、メッキには厚みにバ
ラツキができ、ケース全体に所定以上の厚みが得られる
ようにすると、腐食防止用の金属6の厚みが増し、シー
ルドによる高周波電流が表皮効果で腐食防止用の金属6
に集中して充分なシールド効果が得られない。 【解決手段】 腐食防止用の金属を均一な厚みの金属箔
61とし、導体61の上に熱転写により張り付ける。金
属箔61は0.1ミクロンあるいはそれ以下にでき、導
体51を腐食防止でき、かつ、薄いので高周波電流の殆
どを導体51に分布させることができ、シールド効果を
十分に発揮する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等を
構成する電子回路が電磁波等から影響を受けないように
シールドする電子回路のシールド装置に関する。
構成する電子回路が電磁波等から影響を受けないように
シールドする電子回路のシールド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI等の電子技術の進展が目覚
ましく、これにより電子技術を駆使した電子機器も急速
に技術が進展している。特に、携帯電話機にあっては、
技術の進展と相まって広く普及してきた。ところで、携
帯電話機等の高周波を取り扱う無線装置は、音声等のア
ナログ信号、及びデジタル信号からなる低周波信号をロ
ーカル周波数でミキシングし、高周波信号に変換してア
ンテナから送信する。逆に、アンテナから高周波信号を
受信し、所定の信号処理をして低周波信号を取り出して
いる。このような装置は、1回路以上の増幅回路を含む
複数の回路で構成されており、これらの各回路ブロック
は、互いの回路ブロックから発生する電磁波の干渉、外
部電磁波の影響を避けるため、その回路ブロックをシー
ルド効果を持つ導体で囲み、該導体をアースすることに
より、各回路ブロック間を電気的に分離している。
ましく、これにより電子技術を駆使した電子機器も急速
に技術が進展している。特に、携帯電話機にあっては、
技術の進展と相まって広く普及してきた。ところで、携
帯電話機等の高周波を取り扱う無線装置は、音声等のア
ナログ信号、及びデジタル信号からなる低周波信号をロ
ーカル周波数でミキシングし、高周波信号に変換してア
ンテナから送信する。逆に、アンテナから高周波信号を
受信し、所定の信号処理をして低周波信号を取り出して
いる。このような装置は、1回路以上の増幅回路を含む
複数の回路で構成されており、これらの各回路ブロック
は、互いの回路ブロックから発生する電磁波の干渉、外
部電磁波の影響を避けるため、その回路ブロックをシー
ルド効果を持つ導体で囲み、該導体をアースすることに
より、各回路ブロック間を電気的に分離している。
【0003】図5は、携帯電話機の電子回路を収納する
シールドケースを示す分解図であり、1はシールドケー
スの蓋、2はシールドケース内に収納されるプリント基
板で、電子回路が印刷配線されている。3はシールドケ
ースの底箱であり、上記蓋1と合わさってシールドケー
スを構成する。底箱3は図示したA、B、Cの3つの部
分に仕切られており、プリント基板2を挟んで蓋1と合
わさり、取り付けられたとき、プリント基板2に印刷配
線した3つの回路ブロックがA、B、Cの各部分に位置
するようになっている。そして、蓋1及び底箱3は、以
下述べる通りに導体でシールドされているので、プリン
ト基板に印刷配線された各回路ブロックを電気的に分離
し、シールドしている。図6は、図5に示した蓋1及び
底箱3の縁部断面を示す図であり、従来のシールド構造
を現している。図6において、4は樹脂等を成形した絶
縁物材料、5はこの絶縁物材料に無電解メッキした銅、
アルミなどの比較的導電率の高い導体、6は導体5の上
に電気メッキしたニッケルなどの比較的耐腐食性のある
導体である。
シールドケースを示す分解図であり、1はシールドケー
スの蓋、2はシールドケース内に収納されるプリント基
板で、電子回路が印刷配線されている。3はシールドケ
ースの底箱であり、上記蓋1と合わさってシールドケー
スを構成する。底箱3は図示したA、B、Cの3つの部
分に仕切られており、プリント基板2を挟んで蓋1と合
わさり、取り付けられたとき、プリント基板2に印刷配
線した3つの回路ブロックがA、B、Cの各部分に位置
するようになっている。そして、蓋1及び底箱3は、以
下述べる通りに導体でシールドされているので、プリン
ト基板に印刷配線された各回路ブロックを電気的に分離
し、シールドしている。図6は、図5に示した蓋1及び
底箱3の縁部断面を示す図であり、従来のシールド構造
を現している。図6において、4は樹脂等を成形した絶
縁物材料、5はこの絶縁物材料に無電解メッキした銅、
アルミなどの比較的導電率の高い導体、6は導体5の上
に電気メッキしたニッケルなどの比較的耐腐食性のある
導体である。
【0004】次に、図5及び図6に示すシールドケース
の製作手順について述べる。即ち、樹脂を所定の形状に
成形して絶縁物材料4からなる蓋1及び底箱3を得る。
この絶縁物材料4上にシールドのための導体5を無電解
メッキするのであるが、全面に最小10ミクロンの厚み
のメッキを施す場合、バラツキが生じメッキ厚の厚い部
分では、30ミクロン程度になる。特にコーナのくぼみ
部でのバラツキが著しい。次いで、導体5の上に該導体
の腐食を防ぐため、あるいは半田付けを容易にするため
にニッケルを電気メッキする。このようにして、シール
ドケースが得られるが、高周波を取り扱うシールドケー
スは、高周波電流を導体5の部分に流してシールド効果
を得ている。しかし、現実に高周波電流は表皮効果で表
面を流れようとする性質があるので、耐腐食性には優る
ものの導電性に劣るニッケルなどの導体6を介して高周
波電流が流れようとする。このため、導体6の厚みを
0.1ミクロン程度の薄い厚みにすることのより、高周
波電流が導体5を流れるようにし、もってシールド効果
を上げたいが、均一で薄い厚みに導体6を電気メッキす
ることは容易なものでない。
の製作手順について述べる。即ち、樹脂を所定の形状に
成形して絶縁物材料4からなる蓋1及び底箱3を得る。
この絶縁物材料4上にシールドのための導体5を無電解
メッキするのであるが、全面に最小10ミクロンの厚み
のメッキを施す場合、バラツキが生じメッキ厚の厚い部
分では、30ミクロン程度になる。特にコーナのくぼみ
部でのバラツキが著しい。次いで、導体5の上に該導体
の腐食を防ぐため、あるいは半田付けを容易にするため
にニッケルを電気メッキする。このようにして、シール
ドケースが得られるが、高周波を取り扱うシールドケー
スは、高周波電流を導体5の部分に流してシールド効果
を得ている。しかし、現実に高周波電流は表皮効果で表
面を流れようとする性質があるので、耐腐食性には優る
ものの導電性に劣るニッケルなどの導体6を介して高周
波電流が流れようとする。このため、導体6の厚みを
0.1ミクロン程度の薄い厚みにすることのより、高周
波電流が導体5を流れるようにし、もってシールド効果
を上げたいが、均一で薄い厚みに導体6を電気メッキす
ることは容易なものでない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシールド装置
は、以上述べたようにバラツキを考慮してメッキする必
要があり、またメッキ厚を充分に薄くできず、シールド
効果を充分なものにできない問題点があった。
は、以上述べたようにバラツキを考慮してメッキする必
要があり、またメッキ厚を充分に薄くできず、シールド
効果を充分なものにできない問題点があった。
【0006】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、所望のシールド効果が得られる電子回路
のシールド装置を得ることを目的としている。
たものであり、所望のシールド効果が得られる電子回路
のシールド装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電子回路のシールド装置は、電子回路を収納するケー
ス表面を金属箔で覆うようにしたものである。
る電子回路のシールド装置は、電子回路を収納するケー
ス表面を金属箔で覆うようにしたものである。
【0008】また、この発明の請求項2に係る電子回路
のシールド装置は、ケースが複数の電子回路ブロックを
収納するものであり、複数の電子回路ブロックは、ケー
スによってブロック毎に仕切られており、且つ、上記ケ
ース表面を金属箔で覆い、上記複数の電子回路ブロック
をブロック毎に電気的に分離するようにしたものであ
る。
のシールド装置は、ケースが複数の電子回路ブロックを
収納するものであり、複数の電子回路ブロックは、ケー
スによってブロック毎に仕切られており、且つ、上記ケ
ース表面を金属箔で覆い、上記複数の電子回路ブロック
をブロック毎に電気的に分離するようにしたものであ
る。
【0009】また、この発明の請求項3に係る電子回路
のシールド装置は、絶縁物からなるケース表面には良導
体からなる導体が設けられており、且つ、上記導体上を
該導体よりは導電性が低く、耐腐食性のある金属箔で覆
うようにしたものである。
のシールド装置は、絶縁物からなるケース表面には良導
体からなる導体が設けられており、且つ、上記導体上を
該導体よりは導電性が低く、耐腐食性のある金属箔で覆
うようにしたものである。
【0010】また、この発明の請求項4に係る電子回路
のシールド装置は、絶縁物からなるケース表面には導電
性接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接着剤上
を金属箔で覆うようにしたものである。
のシールド装置は、絶縁物からなるケース表面には導電
性接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接着剤上
を金属箔で覆うようにしたものである。
【0011】また、この発明の請求項5に係る電子回路
のシールド装置は、絶縁物からなるケース表面には導体
が設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁物を介
して金属箔で覆うようにしたものである。
のシールド装置は、絶縁物からなるケース表面には導体
が設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁物を介
して金属箔で覆うようにしたものである。
【0012】また、この発明の請求項6に係る電子回路
のシールド装置は、絶縁物からなるケース表面には導体
が設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁物を介
して金属箔で覆うと共に上記導体と金属箔とが一部の領
域で導通するように構成したものである。
のシールド装置は、絶縁物からなるケース表面には導体
が設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁物を介
して金属箔で覆うと共に上記導体と金属箔とが一部の領
域で導通するように構成したものである。
【0013】また、この発明の請求項7に係る電子回路
のシールド装置は、良導体からなるケース表面をケース
を構成する良導体よりは導電性が低く、耐腐食性のある
金属箔で覆うようにしたものである。
のシールド装置は、良導体からなるケース表面をケース
を構成する良導体よりは導電性が低く、耐腐食性のある
金属箔で覆うようにしたものである。
【0014】また、この発明の請求項8に係る電子回路
のシールド装置は、導体からなるケース表面には導電性
接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接着剤上を
金属箔で覆うようにしたものである。
のシールド装置は、導体からなるケース表面には導電性
接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接着剤上を
金属箔で覆うようにしたものである。
【0015】また、この発明の請求項9に係る電子回路
のシールド装置は、請求項1乃至6の何れかに記載の電
子回路のシールド装置であって、ケースを樹脂、紙、ベ
ークライトの何れかの絶縁物で構成したものである。
のシールド装置は、請求項1乃至6の何れかに記載の電
子回路のシールド装置であって、ケースを樹脂、紙、ベ
ークライトの何れかの絶縁物で構成したものである。
【0016】また、この発明の請求項10に係る電子回
路のシールド装置は、請求項1、2、7、8の何れかに
記載の電子回路のシールド装置であって、ケースを銅、
鉄、アルミ、ニッケルの何れか若しくはこれらの混合物
で構成したものである。
路のシールド装置は、請求項1、2、7、8の何れかに
記載の電子回路のシールド装置であって、ケースを銅、
鉄、アルミ、ニッケルの何れか若しくはこれらの混合物
で構成したものである。
【0017】また、この発明の請求項11に係る電子回
路のシールド装置は、請求項1乃至8の何れかに記載の
電子回路のシールド装置であって、金属箔を熱転写で張
り付けることによって覆うようにしたものである。
路のシールド装置は、請求項1乃至8の何れかに記載の
電子回路のシールド装置であって、金属箔を熱転写で張
り付けることによって覆うようにしたものである。
【0018】また、この発明の請求項12に係る電子回
路のシールド装置は、請求項1、2、3、5、6、7の
何れかに記載の電子回路のシールド装置であって、金属
箔を接着剤で張り付けることによって覆うようにしたも
のである。
路のシールド装置は、請求項1、2、3、5、6、7の
何れかに記載の電子回路のシールド装置であって、金属
箔を接着剤で張り付けることによって覆うようにしたも
のである。
【0019】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1aは、この発明の実施の形態1に
係るシールドケースの蓋1及び底箱3の縁部断面を示す
図であり、従来技術の相当部分を示す図1bと対比して
示している。図において、41は樹脂等を成形した絶縁
物材料、51はこの絶縁物材料に無電解メッキした銅、
アルミなどの比較的導電率の高い導体、61は熱転写に
より導体51上を覆うように張り付けた金属箔である。
また、図中の・印が高周波電流の流れている箇所を示し
ている。即ち、図1bに示す従来のシールドケースは、
絶縁物材料4に銅などの導体5を無電解メッキし、さら
にその上にニッケルなどの耐腐食性導体6を電気メッキ
したものであるため、電気メッキした導体6は厚みにバ
ラツキがあり、最小の厚みを0.1ミクロンに電気メッ
キしようとすれば、最大の厚みが10ミクロン程度にな
る場合もあった。従って、導体6の厚みが大きくならざ
るを得ず、高周波電流の分布は・印で示すように表皮効
果で導体6に集中する。導体6は耐腐食性であるが導電
率がそれほど高くなく導体5に比べて抵抗値が高い。こ
のため、図1bのように高周波電流が抵抗値の高い導体
6に集中すると、電流が流れにくく、充分なシールド効
果が得られない。一方、図1aのように金属箔61を熱
転写により導体51上に張り付けて覆うようにすれば、
均一な厚みで薄いものにできる。金属箔6の厚みは0.
1ミクロンあるいはそれ以下の厚みにすることもでき
る。従って、高周波電流は・印で示すように導電率の高
い導体51に殆どが分布することになり、シールド効果
を充分に発揮することができる。
づいて説明する。図1aは、この発明の実施の形態1に
係るシールドケースの蓋1及び底箱3の縁部断面を示す
図であり、従来技術の相当部分を示す図1bと対比して
示している。図において、41は樹脂等を成形した絶縁
物材料、51はこの絶縁物材料に無電解メッキした銅、
アルミなどの比較的導電率の高い導体、61は熱転写に
より導体51上を覆うように張り付けた金属箔である。
また、図中の・印が高周波電流の流れている箇所を示し
ている。即ち、図1bに示す従来のシールドケースは、
絶縁物材料4に銅などの導体5を無電解メッキし、さら
にその上にニッケルなどの耐腐食性導体6を電気メッキ
したものであるため、電気メッキした導体6は厚みにバ
ラツキがあり、最小の厚みを0.1ミクロンに電気メッ
キしようとすれば、最大の厚みが10ミクロン程度にな
る場合もあった。従って、導体6の厚みが大きくならざ
るを得ず、高周波電流の分布は・印で示すように表皮効
果で導体6に集中する。導体6は耐腐食性であるが導電
率がそれほど高くなく導体5に比べて抵抗値が高い。こ
のため、図1bのように高周波電流が抵抗値の高い導体
6に集中すると、電流が流れにくく、充分なシールド効
果が得られない。一方、図1aのように金属箔61を熱
転写により導体51上に張り付けて覆うようにすれば、
均一な厚みで薄いものにできる。金属箔6の厚みは0.
1ミクロンあるいはそれ以下の厚みにすることもでき
る。従って、高周波電流は・印で示すように導電率の高
い導体51に殆どが分布することになり、シールド効果
を充分に発揮することができる。
【0020】ここで、金属箔61を導体51に熱転写す
る作業工程について説明する。図2は熱転写作業工程を
示す図であり、7は図示しない取付部材に固定されたシ
ールドケースの蓋、底箱などの被熱転写部材、8はフィ
ルム上に熱転写するニッケル、アルミなどの金属箔を張
り付けた転写フィルム、91は転写フィルム8を巻き戻
す巻き戻しローラ、92は転写フィルム8を巻き取る巻
き取りローラ、10は転写フィルム8を被転写部材7に
押圧して加熱することにより転写フィルム8の金属箔を
被転写部材7に熱転写するワーク部材である。
る作業工程について説明する。図2は熱転写作業工程を
示す図であり、7は図示しない取付部材に固定されたシ
ールドケースの蓋、底箱などの被熱転写部材、8はフィ
ルム上に熱転写するニッケル、アルミなどの金属箔を張
り付けた転写フィルム、91は転写フィルム8を巻き戻
す巻き戻しローラ、92は転写フィルム8を巻き取る巻
き取りローラ、10は転写フィルム8を被転写部材7に
押圧して加熱することにより転写フィルム8の金属箔を
被転写部材7に熱転写するワーク部材である。
【0021】即ち、ワーク部材10に対向させて被転写
部材7を取付部材に固定する。転写フィルム8は巻き戻
しローラ91に巻き取られており、巻き取りローラ92
で巻き取っていくことにより、順次被転写部材7とワー
ク部材10との間に供給される。ワーク部材10は、供
給されてきた転写フィルム8を被転写部材7に押し付
け、加熱することにより金属箔を被転写部材7に熱転写
する。なお、熱転写は金属箔のみを転写するものとして
もよいが、金属箔上に接着剤を付け、被転写部材7と金
属箔との間に接着剤を介して転写するものとしてもよ
い。この場合、接着剤は絶縁物とするばあいと導電性接
着剤とするばあいとが考えられるが、適宜選択使用すれ
ばよい。なお、上記実施の形態1では絶縁物材料でシー
ルドケースの蓋、底箱を成形するものとしているが導体
で構成したものであってもよい。
部材7を取付部材に固定する。転写フィルム8は巻き戻
しローラ91に巻き取られており、巻き取りローラ92
で巻き取っていくことにより、順次被転写部材7とワー
ク部材10との間に供給される。ワーク部材10は、供
給されてきた転写フィルム8を被転写部材7に押し付
け、加熱することにより金属箔を被転写部材7に熱転写
する。なお、熱転写は金属箔のみを転写するものとして
もよいが、金属箔上に接着剤を付け、被転写部材7と金
属箔との間に接着剤を介して転写するものとしてもよ
い。この場合、接着剤は絶縁物とするばあいと導電性接
着剤とするばあいとが考えられるが、適宜選択使用すれ
ばよい。なお、上記実施の形態1では絶縁物材料でシー
ルドケースの蓋、底箱を成形するものとしているが導体
で構成したものであってもよい。
【0022】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す断面図である。図において、41は樹脂等を
成形した絶縁物材料、62はこの絶縁物材料に熱転写し
た金属箔である。この実施の形態では絶縁物材料41に
直接金属箔62を熱転写したものである。従って、メッ
キに比べて均一な厚みとなる。この場合、高周波電流は
金属箔62を流れることになり、安価に電気性能の良い
シールド装置が得られる。また、高周波電流を流すため
に金属箔62は導電率の高いものを使用するとよい。な
お、上記実施の形態2では絶縁物材料でシールドケース
の蓋、底箱を成形するものとしているが導体で構成した
ものであってもよい。この場合、良導体でケースの蓋、
底箱を構成し、耐腐食性のある金属箔を熱転写するもの
とすれば充分なシールド効果が得られると共に良導体の
腐食を防止できる。
態2を示す断面図である。図において、41は樹脂等を
成形した絶縁物材料、62はこの絶縁物材料に熱転写し
た金属箔である。この実施の形態では絶縁物材料41に
直接金属箔62を熱転写したものである。従って、メッ
キに比べて均一な厚みとなる。この場合、高周波電流は
金属箔62を流れることになり、安価に電気性能の良い
シールド装置が得られる。また、高周波電流を流すため
に金属箔62は導電率の高いものを使用するとよい。な
お、上記実施の形態2では絶縁物材料でシールドケース
の蓋、底箱を成形するものとしているが導体で構成した
ものであってもよい。この場合、良導体でケースの蓋、
底箱を構成し、耐腐食性のある金属箔を熱転写するもの
とすれば充分なシールド効果が得られると共に良導体の
腐食を防止できる。
【0023】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す断面図である。図において、41は樹脂等を
成形した絶縁物材料、52はこの絶縁物材料に無電解メ
ッキした銅、アルミなどの比較的導電率の高い導体、2
0はこの導体上に転写した絶縁物の接着剤、63はこの
接着剤上に熱転写した金属箔である。即ち、接着剤20
は絶縁物であり、導体52と金属箔63との間を絶縁し
ているから、導体52、接着剤20、金属箔63でコン
デンサが構成されている。高周波電流は主として導体5
2に流れることになるが、高周波であるから導体52、
接着剤20、金属箔63でなるコンデンサは非常に低い
インピーダンスとなり、シールド効果を有効に発揮す
る。なお、上記実施の形態3では、接着剤20を絶縁物
としているが、導電性接着剤としてもよい。この場合、
コンデンサの機能は得られないが、接着剤が導電性であ
るので、同様に充分なシールド効果が期待できる。ま
た、接着剤を介して導体52と金属箔63を張り付けて
いるが、一部の領域でこれらが導通するように構成して
も同様なシールド効果が期待できる。また、上記実施の
形態3では絶縁物材料でシールドケースの蓋、底箱を成
形するものとしているが導体で構成したものであっても
よい。
態3を示す断面図である。図において、41は樹脂等を
成形した絶縁物材料、52はこの絶縁物材料に無電解メ
ッキした銅、アルミなどの比較的導電率の高い導体、2
0はこの導体上に転写した絶縁物の接着剤、63はこの
接着剤上に熱転写した金属箔である。即ち、接着剤20
は絶縁物であり、導体52と金属箔63との間を絶縁し
ているから、導体52、接着剤20、金属箔63でコン
デンサが構成されている。高周波電流は主として導体5
2に流れることになるが、高周波であるから導体52、
接着剤20、金属箔63でなるコンデンサは非常に低い
インピーダンスとなり、シールド効果を有効に発揮す
る。なお、上記実施の形態3では、接着剤20を絶縁物
としているが、導電性接着剤としてもよい。この場合、
コンデンサの機能は得られないが、接着剤が導電性であ
るので、同様に充分なシールド効果が期待できる。ま
た、接着剤を介して導体52と金属箔63を張り付けて
いるが、一部の領域でこれらが導通するように構成して
も同様なシールド効果が期待できる。また、上記実施の
形態3では絶縁物材料でシールドケースの蓋、底箱を成
形するものとしているが導体で構成したものであっても
よい。
【0024】また、上記各実施の形態では、金属箔を適
宜、熱転写あるいは接着剤で張り付けて導体などを覆う
ものとしているが、熱転写による張り付けは導電性又は
絶縁物の接着剤によって行うものとしても差し支えな
い。また、上記各実施の形態ではシールドケースの形状
について述べていないが、図5に示す従来装置のように
幾つかの部分に仕切られおり、収納する電子回路の回路
ブロック毎に電気的に分離する形状のものであってもよ
い。
宜、熱転写あるいは接着剤で張り付けて導体などを覆う
ものとしているが、熱転写による張り付けは導電性又は
絶縁物の接着剤によって行うものとしても差し支えな
い。また、上記各実施の形態ではシールドケースの形状
について述べていないが、図5に示す従来装置のように
幾つかの部分に仕切られおり、収納する電子回路の回路
ブロック毎に電気的に分離する形状のものであってもよ
い。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の請求項1
に係る電子回路のシールド装置によれば、電子回路を収
納するケース表面を金属箔で覆うようにしたので、均一
な厚みの金属箔でケース表面を覆うことができ、安価で
電気的性能がよいシールド装置が得られる効果がある。
に係る電子回路のシールド装置によれば、電子回路を収
納するケース表面を金属箔で覆うようにしたので、均一
な厚みの金属箔でケース表面を覆うことができ、安価で
電気的性能がよいシールド装置が得られる効果がある。
【0026】また、この発明の請求項2に係る電子回路
のシールド装置によれば、ケースが複数の電子回路ブロ
ックを収納するものであり、複数の電子回路ブロック
は、ケースによってブロック毎に仕切られており、且
つ、上記ケース表面を金属箔で覆い、上記複数の電子回
路ブロックをブロック毎に電気的に分離するようにした
ので、電子回路ブロック毎に電気的に分離したシールド
ができ、安価で電気的性能がよいシールド装置が得られ
る効果がある。
のシールド装置によれば、ケースが複数の電子回路ブロ
ックを収納するものであり、複数の電子回路ブロック
は、ケースによってブロック毎に仕切られており、且
つ、上記ケース表面を金属箔で覆い、上記複数の電子回
路ブロックをブロック毎に電気的に分離するようにした
ので、電子回路ブロック毎に電気的に分離したシールド
ができ、安価で電気的性能がよいシールド装置が得られ
る効果がある。
【0027】また、この発明の請求項3に係る電子回路
のシールド装置によれば、絶縁物からなるケース表面に
は良導体からなる導体が設けられており、且つ、上記導
体上を該導体よりは導電性が低く、耐腐食性のある金属
箔で覆うようにしたので、導体の腐食を防止でき、安価
で電気的性能がよいシールド装置が得られる効果があ
る。
のシールド装置によれば、絶縁物からなるケース表面に
は良導体からなる導体が設けられており、且つ、上記導
体上を該導体よりは導電性が低く、耐腐食性のある金属
箔で覆うようにしたので、導体の腐食を防止でき、安価
で電気的性能がよいシールド装置が得られる効果があ
る。
【0028】また、この発明の請求項4に係る電子回路
のシールド装置によれば、絶縁物からなるケース表面に
は導電性接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接
着剤上を金属箔で覆うようにしたので、ケース表面と金
属箔との張り付けが導電性接着剤で強力に行え、安価で
電気的性能がよいシールド装置が得られる効果がある。
のシールド装置によれば、絶縁物からなるケース表面に
は導電性接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接
着剤上を金属箔で覆うようにしたので、ケース表面と金
属箔との張り付けが導電性接着剤で強力に行え、安価で
電気的性能がよいシールド装置が得られる効果がある。
【0029】また、この発明の請求項5に係る電子回路
のシールド装置によれば、絶縁物からなるケース表面に
は導体が設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁
物を介して金属箔で覆うようにしたので、導体、絶縁
物、金属箔がコンデンサを構成し、シールド効果を有効
に発揮でき、安価で電気的性能がよいシールド装置が得
られる効果がある。
のシールド装置によれば、絶縁物からなるケース表面に
は導体が設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁
物を介して金属箔で覆うようにしたので、導体、絶縁
物、金属箔がコンデンサを構成し、シールド効果を有効
に発揮でき、安価で電気的性能がよいシールド装置が得
られる効果がある。
【0030】また、この発明の請求項6に係る電子回路
のシールド装置によれば、絶縁物からなるケース表面に
は導体が設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁
物を介して金属箔で覆うと共に上記導体と金属箔とが一
部の領域で導通するように構成したので、確実なシール
ドができ、安価で電気的性能がよいシールド装置が得ら
れる効果がある。
のシールド装置によれば、絶縁物からなるケース表面に
は導体が設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁
物を介して金属箔で覆うと共に上記導体と金属箔とが一
部の領域で導通するように構成したので、確実なシール
ドができ、安価で電気的性能がよいシールド装置が得ら
れる効果がある。
【0031】また、この発明の請求項7に係る電子回路
のシールド装置によれば、良導体からなるケース表面を
ケースを構成する良導体よりは導電性が低く、耐腐食性
のある金属箔で覆うようにしたので、ケースを構成する
良導体の腐食を防止し、安価で電気的性能がよいシール
ド装置が得られる効果がある。
のシールド装置によれば、良導体からなるケース表面を
ケースを構成する良導体よりは導電性が低く、耐腐食性
のある金属箔で覆うようにしたので、ケースを構成する
良導体の腐食を防止し、安価で電気的性能がよいシール
ド装置が得られる効果がある。
【0032】また、この発明の請求項8に係る電子回路
のシールド装置によれば、導体からなるケース表面には
導電性接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接着
剤上を金属箔で覆うようにしたので、ケース表面と金属
箔との張り付けが導電性接着剤で強力に行え、安価で電
気的性能がよいシールド装置が得られる効果がある。
のシールド装置によれば、導体からなるケース表面には
導電性接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接着
剤上を金属箔で覆うようにしたので、ケース表面と金属
箔との張り付けが導電性接着剤で強力に行え、安価で電
気的性能がよいシールド装置が得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1に係るケース縁部断
面を従来装置と対比して示した断面図である。
面を従来装置と対比して示した断面図である。
【図2】 この発明に係る金属箔を熱転写する作業工程
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係るケース縁部断
面を示した断面図である。
面を示した断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係るケース縁部断
面を示した断面図である。
面を示した断面図である。
【図5】 従来のシールドケースを示した分解図であ
る。
る。
【図6】 従来のシールドケース縁部断面を示した断面
図である。
図である。
4、41、 絶縁物材料、 5、51、52 導体、
61、62、63 金属箔、 20 接着剤。
61、62、63 金属箔、 20 接着剤。
Claims (12)
- 【請求項1】 電子回路を収納するケースをシールドす
るものにおいて、ケース表面を金属箔で覆うようにした
ことを特徴とする電子回路のシールド装置。 - 【請求項2】 複数の電子回路ブロックを収納するケー
スをシールドするものにおいて、上記複数の電子回路ブ
ロックは、上記ケースによってブロック毎に仕切られて
おり、且つ、上記ケース表面を金属箔で覆い、上記複数
の電子回路ブロックをブロック毎に電気的に分離したこ
とを特徴とする電子回路のシールド装置。 - 【請求項3】 電子回路を収納する絶縁物からなるケー
スをシールドするものにおいて、ケース表面には良導体
からなる導体が設けられており、且つ、上記導体上を該
導体よりは導電性が低く、耐腐食性のある金属箔で覆う
ようにしたことを特徴とする電子回路のシールド装置。 - 【請求項4】 電子回路を収納する絶縁物からなるケー
スをシールドするものにおいて、ケース表面には導電性
接着剤が設けられており、且つ、上記導電性接着剤上を
金属箔で覆うようにしたことを特徴とする電子回路のシ
ールド装置。 - 【請求項5】 電子回路を収納する絶縁物からなるケー
スをシールドするものにおいて、ケース表面には導体が
設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁物を介し
て金属箔で覆うようにしたことを特徴とする電子回路の
シールド装置。 - 【請求項6】 電子回路を収納する絶縁物からなるケー
スをシールドするものにおいて、ケース表面には導体が
設けられており、且つ、上記導体上を薄い絶縁物を介し
て金属箔で覆うと共に上記導体と金属箔とが一部の領域
で導通するように構成したことを特徴とする電子回路の
シールド装置。 - 【請求項7】 電子回路を収納する良導体からなるケー
スをシールドするものにおいて、ケース表面をケースを
構成する良導体よりは導電性が低く、耐腐食性のある金
属箔で覆うようにしたことを特徴とする電子回路のシー
ルド装置。 - 【請求項8】 電子回路を収納する導体からなるケース
をシールドするものにおいて、ケース表面には導電性接
着剤が設けられており、且つ、上記導電性接着剤上を金
属箔で覆うようにしたことを特徴とする電子回路のシー
ルド装置。 - 【請求項9】 ケースが樹脂、紙、ベークライトの何れ
かの絶縁物で構成されていることを特徴とする請求項1
乃至6の何れかに記載の電子回路のシールド装置。 - 【請求項10】 ケースが銅、鉄、アルミ、ニッケルの
何れか若しくはこれらの混合物で構成されていることを
特徴とする請求項1、2、7、8の何れかに記載の電子
回路のシールド装置。 - 【請求項11】 金属箔を熱転写で張り付けることによ
って覆うようにしたことを特徴とする請求項1乃至8の
何れかに記載の電子回路のシールド装置。 - 【請求項12】 金属箔を接着剤で張り付けることによ
って覆うようにしたことを特徴とする請求項1、2、
3、5、6、7の何れかに記載の電子回路のシールド装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30935896A JPH10150285A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 電子回路のシールド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30935896A JPH10150285A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 電子回路のシールド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10150285A true JPH10150285A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17992047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30935896A Pending JPH10150285A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 電子回路のシールド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10150285A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7541986B2 (en) | 2003-07-23 | 2009-06-02 | Lg Electronics Inc. | Internal antenna and mobile terminal having the internal antenna |
| WO2013137375A1 (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | ユーエムジー・エービーエス株式会社 | めっき加工されたプラスチックシャーシ |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP30935896A patent/JPH10150285A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7541986B2 (en) | 2003-07-23 | 2009-06-02 | Lg Electronics Inc. | Internal antenna and mobile terminal having the internal antenna |
| WO2013137375A1 (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | ユーエムジー・エービーエス株式会社 | めっき加工されたプラスチックシャーシ |
| JP2013189690A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Umg Abs Ltd | めっき加工されたプラスチックシャーシ |
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