JPH10150518A - ファクシミリ送信システム - Google Patents

ファクシミリ送信システム

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JPH10150518A
JPH10150518A JP8305354A JP30535496A JPH10150518A JP H10150518 A JPH10150518 A JP H10150518A JP 8305354 A JP8305354 A JP 8305354A JP 30535496 A JP30535496 A JP 30535496A JP H10150518 A JPH10150518 A JP H10150518A
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JP8305354A
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Takeshi Morimoto
健 森本
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ送信システムにおいて、処理の
効率又は処理の確実性のいずれかが犠牲になり、異なる
性質のジョブのそれぞれに対して適切な処理がされな
い。 【解決手段】 制御コンピュータ20(制御部)では、
モード切替部34がジョブ管制部36に、ジョブ属性に
基づきジョブごとに終了ステータスを設定する。ジョブ
管制部36はファクシミリアダプタ(送信部)の状態が
終了ステータスであることを検知すると、制御部でのジ
ョブが処理終了したと認定し、次のジョブの処理を開始
する。この終了ステータスは、例えば送信部へのデータ
転送完了や相手先へのファクシミリ送信終了である。処
理効率を高めるには前者が、また確実な送信を要するジ
ョブでは後者が、それぞれ終了ステータスに設定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信部とこれにデ
ータを転送する制御部とを含むファクシミリ送信システ
ムに関し、特に制御部による送信処理の監視に関する。
【0002】
【従来の技術】小型コンピュータの普及に伴い、文書、
図表等のドキュメントをコンピュータを用いて作成する
ことは、今や一般的なこととなった。近年では、コンピ
ュータに電話回線を接続して直接、ファクシミリ送信を
行うシステムもよく用いられている。
【0003】図13は、このファクシミリ送信システム
の概略構成を示す模式図である。このファクシミリ送信
システム2は、大きくは、制御コンピュータ4、ファク
シミリアダプタ6からなる。制御コンピュータ4は、ド
キュメントの作成にも用いられる一般的なコンピュータ
の場合もあるし、図に示すようにネットワーク8を介し
て他のコンピュータに接続され、専らファクシミリアダ
プタ6の制御を担う処理装置の場合もある。いずれの場
合も制御コンピュータ4は制御部を有し、この制御部が
通信線10を介してファクシミリアダプタ6の送信部に
接続され、ファクシミリアダプタ6へのファクシミリ送
信ジョブの投入などの制御を行う。ファクシミリアダプ
タ6の送信部は、電話回線12を介して接続される相手
先ファクシミリ14へファクシミリ送信を行う。なお、
ここでは上記ネットワーク接続の形態における制御コン
ピュータ4をサーバ、これにネットワーク接続された他
のコンピュータをクライアント16と呼び、両コンピュ
ータの区別を明らかにするよう努める。
【0004】また、ファクシミリアダプタ6の代わり
に、ファクシミリ送信機能に加えて、プリント出力機能
など他の機能を有する出力ユニットを備えたシステムも
存在する。そのようなシステムとして、複写機から進化
した装置、いわゆる複合機が注目されている。
【0005】制御コンピュータ4の制御部は、ファクシ
ミリ送信を要求する複数の入力ジョブを受け付け、これ
らを順次処理する。図14は、従来技術における送信ジ
ョブ処理の手順を示すタイミングチャートである。
【0006】この手順では、まず制御部は、入力ジョブ
に含まれる、例えばページ記述言語(PDL:Page Des
cription Language)で記述された送信データを、ラス
タデータに展開する(S100)。そしてこの展開され
た送信データをファクシミリアダプタ6へ転送開始し
(S102)、これを完了すると(S104)ファクシ
ミリアダプタ6におけるデータの送信処理を監視する
(S106)。
【0007】送信部は、制御部からのデータの受信開始
とともに、そのデータの送信処理を開始する(S10
8)。このデータの送信処理が終了(S110)する
と、相手先ファクシミリはその終了を確認した旨の応答
信号を返す(S112)。
【0008】送信部は、送信処理の段階に応じて処理ス
テータス情報を変更する。処理ステータスとしては、例
えば初期化、送信中、送信終了といった状態がある。こ
のうち、送信終了のステータスへの遷移は、送信部が上
記応答信号S112を受信したときに起こる。
【0009】制御部は、この処理ステータスによって送
信処理を監視する(S106)。この監視は、制御部が
送信部にステータスを問い合わせ、送信部がこれに対し
てステータスを返答するという形で行われる。制御部
は、送信終了ステータスを検知すると(S114)、入
力ジョブの処理終了を認定して、次の入力ジョブの送信
処理を可能な状態となる。
【0010】ここで、送信部からのデータの送信処理
は、電話回線12の通信速度で律速されるため、制御部
からのデータ転送時間に比べて長い。そのため、この従
来の手順では、制御部は長時間、次の入力ジョブの処理
を開始することができず、ファクシミリ送信処理の効率
が低いという問題があった。また、制御部の主要部は、
制御コンピュータ4のRAM(Random Access Memory)
上に展開され、中央処理装置(CPU)により実行され
るプログラムであり、監視処理による負荷の増大によっ
て、同一CPU上で並行して実行される他の処理が遅く
なるという問題もあった。
【0011】これらの問題は、入力ジョブにファクシミ
リ送信ジョブとプリントジョブとが混在し得る上記複合
機において特に問題となる。つまり、プリントジョブは
電話回線の上記律速を受けないため、ファクシミリ送信
ジョブに比べて一般には高速に処理されるはずである
が、上記問題のため、例えばファクシミリ送信が終了す
るまでプリントジョブが受け付けられないといった事態
が生じるおそれがあった。
【0012】このような問題の回避策として提案された
手法に、特開平4−7952号公報に開示される装置が
ある。図15は、この第2の従来技術における送信ジョ
ブ処理の手順を示すタイミングチャートである。図にお
いて、図14と同様の手順には同一の符号を付し説明を
省略する。
【0013】この装置はファクシミリアダプタ6側に磁
気ディスクなどの記憶装置を有し、これに入力ジョブの
データを格納する。制御部は、この記憶装置へのデータ
転送完了(S104)に対し、送信部から返される応答
信号(S130)を以て、自身における入力ジョブの処
理終了を認定する。これにより、送信部からの、長時間
を要するファクシミリ送信処理を待つ必要、及び制御部
が送信部を監視する必要がない。すなわち、この手順で
は、制御部は次の入力ジョブの送信処理を図14に示す
第1の従来技術に比べて早期に開始することができる。
つまり、送信部がデータを送信中であっても、上記記憶
装置の容量が許す限り、次々と入力ジョブを送信部へ発
行することができる。また、この手順では、制御部は監
視負荷を免れる。これらのことにより、この装置の制御
部では処理効率の改善が図られる。
【0014】ちなみに、この装置では、このようにラス
タデータを磁気ディスクなど不揮発性の記憶装置に格納
することにより、停電などの障害によるデータの破壊・
喪失を防止でき、保守性も向上するとされている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この第2の従
来技術による制御部側での入力ジョブの処理終了の認定
方法では、データ転送完了後の送信部での送信処理のス
テータスは、制御部にて把握されない。すなわち制御部
は、記憶装置に転送・格納されたデータが実際に送信部
から通信相手先にファクシミリ送信がなされたかどうか
の保証を得ることができず、制御コンピュータ4を使用
するユーザ又はクライアント16から入力ジョブを投入
したユーザは、例えば、機密書類のファクシミリ送信な
どが確実に相手先に届いたどうかの確認を得ることがで
きないという問題があった。
【0016】一方、上記第1の従来技術のように通信相
手先への送信終了の完了を以て入力ジョブの処理終了と
することには、既に述べたように制御部の処理効率が低
下するという問題があった。
【0017】一般に入力ジョブには、上記機密書類など
確実に送信部における送信処理の終了ステータスを把握
することが必要な場合やそうでない場合、また複合機に
おけるファクシミリ送信ジョブやプリントジョブなど、
幾つかの性格の異なるものが混在する。特にこのような
場合に、上記各従来技術では、処理の効率又は処理の確
実性のいずれかが犠牲になるという問題があった。
【0018】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、転送効率が優先されるジョブや送信の確認
が優先されるジョブなど異なる性格の複数のジョブを適
切に処理するファクシミリ送信システムを提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リ送信システムは、ファクシミリ送信処理を行う送信部
と、入力ジョブのデータを前記送信部に転送する制御部
とを含むファクシミリ送信システムであって、前記送信
部は、当該送信部での前記入力ジョブの処理ステータス
を前記制御部へ通知するステータス通知手段を有し、前
記制御部は、前記処理ステータスのうちで予め設定され
た終了ステータスを検知する終了ステータス検知手段
と、前記終了ステータスを検知すると当該制御部での前
記入力ジョブの処理終了とみなして、当該制御部を次の
入力ジョブの処理を可能な状態とするジョブ終了処理手
段と、前記終了ステータスを設定条件に応じて切り替え
る終了モード切替手段とを有することを特徴とする。
【0020】本発明によれば、終了モード切替手段は、
送信部における一連の処理ステータス、例えば初期化
中、入力ジョブの受信中、その終了、ファクシミリ送信
先への発呼、その送信先との回線確立、送信開始、送信
中及び送信終了などのうちのいずれかを、入力ジョブ終
了条件である終了ステータスとして制御部に設定する。
ステータス通知手段は、制御部からの問い合わせに対し
て、又は送信部の処理に予定された状況において、処理
ステータスを制御部に通知する。制御部の終了ステータ
ス検知手段は、この通知される処理ステータスが、終了
モード切替手段により設定された終了ステータスと同一
であるかどうかを調べる。そして、処理ステータスが終
了ステータスに一致したならば、ジョブ終了処理手段
は、それまで処理していた入力ジョブに関して、制御部
における処理が終了したと認定して、制御部を次の入力
ジョブの処理可能な状態に設定する。
【0021】本発明に係るファクシミリ送信システムに
おいては、前記制御部は、前記ステータス通知手段に対
して前記処理ステータスの通知を要求する通知要求手段
を有することを特徴とする。本発明によれば、ステータ
ス通知手段は、制御部からの通知要求を受けて、処理ス
テータスの通知を行う。
【0022】本発明に係るファクシミリ送信システムの
好適な態様では、前記終了モード切替手段は、前記入力
ジョブに指定される終了属性を読み取る終了属性読取り
手段を有し、前記終了属性に応じて前記終了ステータス
を切り替える。
【0023】また、本発明に係るファクシミリ送信シス
テムの好適な態様では、前記終了モード切替手段は、選
択可能な前記終了ステータスとして、前記入力ジョブの
転送の処理終了を少なくとも含む。
【0024】また、本発明に係るファクシミリ送信シス
テムの好適な態様では、前記終了モード切替手段は、選
択可能な前記終了ステータスとして、前記ファクシミリ
送信処理終了を少なくとも含む。
【0025】また、本発明に係るファクシミリ送信シス
テムの好適な態様では、前記終了モード切替手段は、選
択可能な前記終了ステータスとして、前記送信部とファ
クシミリ送信先との回線確立を少なくとも含む。
【0026】また、本発明に係るファクシミリ送信シス
テムの好適な態様では、前記制御部は、前記ステータス
通知手段から通知された処理ステータスを表示するステ
ータス表示手段を有する。
【0027】本発明に係るファクシミリ送信システムに
おいては、前記制御部は、前記ステータス通知手段から
通知された処理ステータスを、前記入力ジョブの処理要
求元へ通知するステータス通知手段を有することを特徴
とする。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態であるフ
ァクシミリ送信システムについて図面を参照して説明す
る。以下、すでに説明した構成要素、手順等と同一の構
成要素、手順等には同一の符号を付し、その説明を省略
することがある。
【0029】図1は、本システムの構成を示す機能ブロ
ック図である。本システムの概略構成は、図13に示す
従来システムと同様であり、制御コンピュータ20とフ
ァクシミリアダプタとを含み、制御コンピュータ20は
ネットワーク8を介して接続されたクライアント16に
対してサーバとして機能する。つまり制御コンピュータ
20はクライアント16から指示された入力ジョブを処
理し、これをファクシミリアダプタへ転送する。なお、
制御コンピュータ20は、ファクシミリアダプタへ投入
した入力ジョブのキャンセル、一時停止を行う機能、及
びファクシミリアダプタでの処理状況を表示する機能も
有する。
【0030】また、本システムはファクシミリアダプタ
(送信部)を2種類備えている。ファクシミリアダプタ
22は磁気ディスク装置などの記憶装置を内蔵したもの
であり、一方、ファクシミリアダプタ24は、そのよう
な記憶装置を内蔵していないものである。図1には示し
ていないが、ファクシミリアダプタ22、24は従来シ
ステム同様、それぞれ電話回線12に接続され、これを
介して相手先ファクシミリ14に接続される。
【0031】制御コンピュータ20(制御部)の各機能
を説明する。ネットワーク通信部26は、ネットワーク
8に対する通信制御機能を有する。データ変換部28
は、クライアント16から投入されたPDL形式などの
入力ジョブをラスタデータ(イメージデータ)形式に展
開する。データ記憶部30は、このラスタデータを格納
する。
【0032】モード検知部32は、入力ジョブに指定さ
れた各種の属性(ジョブ属性)から、入力ジョブの処理
終了の仕方に関する属性(終了属性)を読み取る終了属
性読取り手段である。モード切替部34は、モード検知
部32により入力ジョブから取り出された終了属性に基
づいて、入力ジョブの処理を終了する条件(モード)の
設定・変更を行う。このようにモード検知部32とモー
ド切替部34とによって終了モード切替手段が実現され
る。
【0033】ジョブ管制部36は、モード切替部34に
て設定されたモードに応じて、ジョブの監視などを行っ
て、制御コンピュータ20における入力ジョブ処理を終
了すべきファクシミリアダプタ側の状態(終了ステータ
ス)を検知し、ジョブの終了処理を実行する制御手段で
ある。すなわち、ジョブ管制部36は、終了ステータス
検知手段かつジョブ終了処理手段としての機能を有し、
またジョブ監視を行うためファクシミリアダプタ側にス
テータスの問い合わせを行う通知要求手段の機能も有し
ている。さらに後述するようにクライアント16へのス
テータス通知を行うステータス通知機能も有している。
【0034】ジョブ操作部38は、ジョブのキャンセル
や一時停止などの操作を行う機能を有する。また、ジョ
ブ状態表示部40は、制御コンピュータ20において処
理待ちのジョブ、ファクシミリアダプタへ依頼済みのジ
ョブを表示し、ファクシミリアダプタに転送済みのジョ
ブについてジョブ監視などによって得られたジョブの状
態についても表示する。
【0035】通信制御部42は、ファクシミリアダプタ
22、24に対するデータ送信や制御コードなどの通信
に関しての制御機能を有する。
【0036】次に、制御コンピュータ20における基本
動作を説明する。図2は、制御コンピュータ20におけ
る処理を説明するフロー図である。図2には、クライア
ント16での処理も示されている。まずクライアント1
6からのファクシミリ送信は、アプリケーションなどを
用いて行われ、この際、ドキュメントの指定(S15
0)、ファクシミリ送信に必要な相手先電話番号、画
質、文書サイズ、ジョブの優先度、及びジョブ監視の要
不要などの属性の指定(S152)が行われる。これら
の指定がなされた後、制御コンピュータ20への入力ジ
ョブの発行が行われる(S154)。
【0037】制御コンピュータ20は、クライアント1
6から入力ジョブを受け付けると、一旦ジョブキューに
蓄積する。制御コンピュータ20は、CPU等の資源が
空いていることを確認した上で、ジョブキューから順
次、入力ジョブを取り出しジョブ処理を開始する(S1
56)。処理として、まず入力ジョブの上記属性の解析
(S158)と入力ジョブ中のPDL等で記述されたデ
ータのラスタデータへの展開(S160)が行われる。
これらの属性から生成されたファクシミリアダプタに対
する制御コード、及びラスタデータは、通信制御部42
を介してファクシミリアダプタへ転送される(S16
2)。
【0038】ここで、属性に指定されたジョブ監視の要
不要を確認して処理(S164)、ジョブ監視を要求さ
れている場合には、後述するジョブ監視処理を行い(S
166)、終了ステータスを検知したら制御コンピュー
タ20側での入力ジョブの処理を終了する(S16
8)。一方、不要とされている場合には、ファクシミリ
アダプタからのデータ転送完了確認の通知受信とともに
入力ジョブの処理を終了する(S168)。制御コンピ
ュータ20は、入力ジョブの終了をその処理を依頼した
クライアント16へ通知する(S170)。クライアン
ト16は、この通知によりファクシミリ送信に関する処
理を終了し、それまで占有していた通信関係の資源を開
放し、他の処理を実行可能な状態とする(S172)。
【0039】図3は、ジョブ処理終了に関する処理の一
例を示すフロー図である。ジョブ管制部36は、ジョブ
キューからジョブを受け付けると処理を開始する(S1
90)。モード検知部32は、入力ジョブに指定された
属性のうちジョブ処理終了に関係するものを検知する
(S192)。処理終了モードに関係する属性として
は、例えば、図3に示す場合では、ジョブ監視の要不要
や、終了モードのユーザ設定又は自動の区別や、自動設
定時の基準とする属性として画質、ドキュメントのペー
ジ数が用いられる。ちなみに、画質が高画質か標準か、
またドキュメントのページ数が多いか少ないかは、ファ
クシミリアダプタから相手先への送信時間に影響し、ひ
いてはジョブ管制部36におけるジョブ監視の負担の大
小に影響する。
【0040】さて、例えばモード切替部34は、属性に
終了モードの自動切替を指定されると(S194)、ジ
ョブ管制部36の通知要求機能を起動するジョブ監視モ
ードとする(S196)。次に、例えば、画質属性が高
画質か標準かを調べ(S198)、高画質の場合には、
監視対象とする終了ステータスにファクシミリ送信シス
テム側の所定の処理ステータスを設定する(S20
0)。また、例えば、画質属性が標準である場合には、
ページ属性を調べ(S202)、送信データのページ数
が所定枚数を超える場合には、監視対象とする終了ステ
ータスにファクシミリ送信システム側の所定の処理ステ
ータスを設定する(S204)。画質属性が標準で、か
つページ属性が所定枚数以下である場合にも、終了ステ
ータスに所定の処理ステータスが設定される(S20
6)。なお、処理S200とS204とでそれぞれ設定
される終了ステータスは、同一のものであっても、互い
に異なるものであってもよい。また、処理S200、S
204、S206では、ジョブ監視の負担を考慮して、
例えば、高画質や大量ページ数の場合には、監視の時間
間隔を広くとって、その負担を軽減するような設定を行
ってもよい。
【0041】終了ステータスが設定されると、ジョブ管
制部36はジョブ監視を開始し(S208)、ジョブ状
態表示部40にステータスを表示するとともに、クライ
アント16からの問い合わせに対してステータスを通知
する(S210)。
【0042】属性に終了モードの設定は自動設定ではな
くユーザ設定に基づくよう指定することもできる。この
場合にはモード切替部34は、ジョブ監視の要不要を示
す属性に基づいて分岐する(S194)。監視を要求さ
れている場合には、ユーザにより属性中に指定される処
理ステータスが終了ステータスに設定され、ジョブ管制
部36によるジョブ監視等が開始される(S208、S
210)。一方、監視が不要の場合には、ジョブ管制部
36は、例えば、制御コンピュータ20からファクシミ
リアダプタへのデータ転送の完了によって入力ジョブの
処理終了と認定する(S212)。
【0043】ジョブ管制部36は、入力ジョブの処理終
了を認定すると、これをクライアント16へ通知する
(S214)。また、クライアント16から通信レポー
トの要求があった場合には(S216)、それを発行し
た上で(S218)、また要求がない場合にはそのま
ま、1つの入力ジョブの処理に対する監視等のコントロ
ール処理を終了する。
【0044】図4は、本システムにおける送信ジョブ処
理の手順の一例を示すタイミングチャートである。この
図は、本システムにおいては入力ジョブごとに、制御コ
ンピュータ20側での処理終了の認定の仕方を変更でき
ることを示しており、この点は従来技術にない特徴であ
る。なお、図に示す2つの入力ジョブの処理手順は、そ
れぞれ上記第1、第2の従来技術であるので詳細な説明
は省略するが、ちなみに1つ目の入力ジョブに関する処
理手順は、ファクシミリアダプタから相手先への送信終
了を以て、制御コンピュータ20でのジョブ処理終了を
認定するものであり、一方、2つ目の入力ジョブに関す
る処理手順は、ファクシミリアダプタへのデータ転送完
了を以て、ジョブ処理終了を認定するものである。
【0045】このジョブ処理終了の認定の仕方の例を図
5から図8に示す。
【0046】図5は、制御コンピュータ20からファク
シミリ送信完了を監視するジョブ終了検知のタイミング
チャートである。これは、上記第1の従来技術で述べた
処理手順である。この手順では、制御コンピュータ20
に設定される終了ステータスは、ファクシミリアダプタ
が相手先へのファクシミリ送信終了を確認した(S11
2)という処理ステータスである。制御コンピュータ2
0はジョブ管制部36によってファクシミリアダプタに
ステータスの問い合わせを繰り返し、この応答として上
記処理ステータスの通知(S114)を得ると入力ジョ
ブの処理終了を認定する。
【0047】図6は、制御コンピュータ20からのデー
タ転送完了を以てジョブ終了とするジョブ終了検知のタ
イミングチャートである。これは、上記第2の従来技術
で述べた処理手順である。この手順では、制御コンピュ
ータ20に設定される終了ステータスは、ファクシミリ
アダプタが制御コンピュータ20からのデータ転送の完
了を確認したという処理ステータスである。この場合
は、制御コンピュータ20はファクシミリアダプタにス
テータスの問い合わせを行わない。すなわち監視を行わ
ない。ファクシミリアダプタは、データ転送の完了を確
認すると、制御コンピュータ20へ応答S130を返す
ので、制御コンピュータ20はこれを以て入力ジョブの
処理終了を認定する。
【0048】図7は、制御コンピュータからバックグラ
ウンド処理でファクシミリ送信完了を監視するジョブ終
了検知のタイミングチャートである。この手順は、上記
図5、図6で説明した両手法の特徴を併せ持つ。この方
法では、制御コンピュータ20は、図6の方法と同様、
ファクシミリアダプタへのデータ転送完了(S130)
を以て、入力ジョブの処理終了を認定するが、一方でバ
ックグラウンド処理によるジョブ監視も行う。このバッ
クグラウンド処理でのジョブ監視では、制御コンピュー
タ20のCPUの空き時間などを利用して定期的にファ
クシミリアダプタとの通信が行われ、ファクシミリアダ
プタは処理ステータスが変化した場合のみ制御コンピュ
ータ20にその処理ステータスを通知する。制御コンピ
ュータ20ではそのステータスをジョブ状態表示部40
によって表示装置に表示させる。このような処理によ
り、制御コンピュータ20は、データ転送完了により早
期に次の入力ジョブを開始することができ、一方、空き
時間を利用するなどによって制御コンピュータ20の負
荷をあまり増加させずに、ユーザに対しジョブの状況を
知らせることができる。ユーザはこれによって、データ
転送の完了、回線の話し中(ビジー)、データ送信中、
送信終了、又は通信障害の発生による再送要求などの状
況を把握することができ、必要に応じた対処をとること
ができるのでファクシミリ送信の確実性が向上する。
【0049】図8は、ファクシミリアダプタからのファ
クシミリ送信完了通知を以てジョブ送信処理の終了を確
認する手順のタイミングチャートである。この処理で
は、制御コンピュータ20側での入力ジョブの処理終了
は、制御コンピュータ20からのデータ転送完了(S1
30)を以て認定され、早期に次の入力ジョブの処理を
開始することができる。加えて、この手順では、ファク
シミリアダプタは送信完了を確認すると、制御コンピュ
ータ20へ自発的に通知(S230)を行うように設定
されている。よって、制御コンピュータ20の負荷を増
加させることなく、ファクシミリ送信が行われたこと確
認することができる。もし、この通知がない場合には、
例えば障害等によりファクシミリ送信が正常に終了しな
かったと判定して、制御コンピュータ20から再送等の
必要な処理をとることができる。
【0050】また再送の処理は一般にファクシミリアダ
プタ本体の機能としても実現されている。つまり、ファ
クシミリアダプタは、通信相手先が話し中の場合などに
再送処理を行う構成となっており、ファクシミリアダプ
タにはこの再送処理に関して、再送回数やその間隔を設
定することができる。話し中では設定に応じて再送が行
われ、多くの場合、確実に指定した相手先に送信が行わ
れる。しかし、設定された回数の再送によっても送信が
成功しない、すなわち、未送信のままジョブが終了して
しまう場合もある。このような場合は、その旨を記載し
た通信レポートが発行される。本システムのジョブ管制
部36は、図3の説明で述べたようにクライアント16
への通信レポートを発行する機能を有している(S21
8)。
【0051】図9、図10は、その通信レポート処理を
説明するものである。図9は、クライアント16への通
信レポート送付処理の手順の一例を示すタイミングチャ
ートである。これは、ファクシミリアダプタ本体の再送
機能により、設定された再送回数内にファクシミリ送信
が完了した場合を示している。この場合は、ユーザの選
択設定により、ファクシミリ送信完了時に通信レポート
がクライアント16に送信される。
【0052】図10は、クライアントへの通信レポート
送付処理の手順の他の例を示すタイミングチャートであ
る。これは、ファクシミリアダプタ本体の再送機能によ
り、設定された再送回数内にファクシミリ送信が完了し
ない場合を示している。この場合は、未送信を示す通信
レポートがクライアント16に送信される。従来は、フ
ァクシミリ送信システム2においては、通信レポートが
例えば印字出力されていたが、本システムのようにクラ
イアント16にも通知することにより、クライアント1
6側で例えばデータが相手先に送信されなかった場合に
対処をすることができ、通信の確実性が向上する。
【0053】以上の本ファクシミリ送信システムは、フ
ァクシミリ送信機能に加えてプリント出力機能などの他
の機能を備えた複合機であってもよい。その場合には、
制御コンピュータ20に接続されるユニットは、単なる
ファクシミリアダプタではなく、ファクシミリアダプタ
とプリント出力部とを含んだ出力ユニットとなる。複合
機ではファクシミリ送信ジョブとその他の種類のジョ
ブ、例えばプリントジョブが混在された状態で処理され
る。既に述べたように、ファクシミリ送信ジョブは、電
話回線の通信速度で律速され、ファクシミリアダプタに
おける送信完了までの時間が、プリント出力部での印刷
出力に比べて遥かに遅い。そのため、複合機におけるプ
リント出力は、ファクシミリ送信による処理効率の低下
が生じると、その影響を受け、特にその遅れが顕著にユ
ーザに認識されることとなるので具合が悪い。
【0054】しかし、本発明を用いた複合機では、処理
終了を認定するタイミングをジョブ単位で指定できるた
め、上記混在ジョブの処理をも効率的に行うことができ
る。
【0055】図11は、ファクシミリ送信機能とプリン
タ機能とを併せ持つ複合機によるジョブ処理の一例を示
すタイミングチャートである。この図では、複合機にお
いてジョブ監視が行われず、出力ユニットへのデータ転
送完了を以てジョブの処理終了を認定する。各クライア
ントは展開処理を行ったデータを複合機に投入する。例
えば、クライアントAからはファクシミリ送信ジョブa
1、a2が投入され、クライアントBからはプリントジ
ョブbが投入される。複合機への投入順序から、プリン
トジョブbは、ファクシミリ送信ジョブa1の後に行わ
れることになるが、本システムでは、ジョブ監視を行わ
ないので、ファクシミリ送信ジョブa1の処理のために
プリントジョブbが待たされることがない。
【0056】図12は、複合機によるジョブ処理の他の
例を示すタイミングチャートである。この図に示す例
は、図8に示したようにジョブ監視を行わずに送信完了
報告又はプリントアウト完了報告が行われる設定がされ
た場合である。この場合においてもプリントジョブbは
速やかに処理され、しかも、各ジョブ、特にファクシミ
リ送信ジョブに対して完了報告が得られるため、出力の
確実性を向上させることができる。
【0057】
【発明の効果】本発明のファクシミリ送信システムによ
れば、ジョブの性質やシステムの負荷状況に応じて、ジ
ョブの制御部での処理終了の認定の仕方を、ジョブ単位
で切り換えることができるので、転送効率が優先される
ジョブや送信の確認が優先されるジョブなど異なる性格
の複数のジョブを適切に処理することができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るファクシミリ送信シ
ステムの構成を示す機能ブロック図である。
【図2】 制御コンピュータにおける処理を説明するフ
ロー図である。
【図3】 ジョブ処理終了に関する処理の一例を示すフ
ロー図である。
【図4】 本システムにおける送信ジョブ処理の手順の
一例を示すタイミングチャートである。
【図5】 制御コンピュータからファクシミリ送信完了
を監視するジョブ終了検知のタイミングチャートであ
る。
【図6】 制御コンピュータからのデータ転送完了を以
てジョブ終了とするジョブ終了検知のタイミングチャー
トである。
【図7】 制御コンピュータからバックグラウンド処理
でファクシミリ送信完了を監視するジョブ終了検知のタ
イミングチャートである。
【図8】 ファクシミリアダプタからの送信完了通知を
以てジョブ終了とするジョブ終了検知のタイミングチャ
ートである。
【図9】 クライアントへの通信レポート送付処理の手
順の一例を示すタイミングチャートである。
【図10】 クライアントへの通信レポート送付処理の
手順の他の例を示すタイミングチャートである。
【図11】 複合機によるジョブ処理の一例を示すタイ
ミングチャートである。
【図12】 複合機によるジョブ処理の他の例を示すタ
イミングチャートである。
【図13】 従来のファクシミリ送信システムの概略構
成を示す模式図である。
【図14】 従来技術における送信ジョブ処理の手順を
示すタイミングチャートである。
【図15】 従来技術における送信ジョブ処理の他の手
順を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
20 制御コンピュータ、22,24 ファクシミリア
ダプタ、32 モード検知部、34 モード切替部、3
6 ジョブ管制部、38 ジョブ操作部、40ジョブ状
態表示部、42 通信制御部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ送信処理を行う送信部と、
    入力ジョブのデータを前記送信部に転送する制御部とを
    含むファクシミリ送信システムであって、前記送信部
    は、当該送信部での前記入力ジョブの処理ステータスを
    前記制御部へ通知するステータス通知手段を有し、 前記制御部は、 前記処理ステータスのうちで予め設定された終了ステー
    タスを検知する終了ステータス検知手段と、 前記終了ステータスを検知すると当該制御部での前記入
    力ジョブの処理終了とみなして、当該制御部を次の入力
    ジョブの処理を可能な状態とするジョブ終了処理手段
    と、 前記終了ステータスを設定条件に応じて切り替える終了
    モード切替手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ送信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ送信システ
    ムにおいて、 前記制御部は、前記ステータス通知手段に対して、前記
    処理ステータスの通知を要求する通知要求手段を有する
    ことを特徴とするファクシミリ送信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ送信システ
    ムにおいて、 前記終了モード切替手段は、前記入力ジョブに指定され
    る終了属性を読み取る終了属性読取り手段を有し、前記
    終了属性に応じて前記終了ステータスを切り替えること
    を特徴とするファクシミリ送信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載のファクシミ
    リ送信システムにおいて、 前記終了モード切替手段は、選択可能な前記終了ステー
    タスとして、前記入力ジョブの転送の処理終了を少なく
    とも含むことを特徴とするファクシミリ送信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載のファクシミ
    リ送信システムにおいて、 前記終了モード切替手段は、選択可能な前記終了ステー
    タスとして、前記ファクシミリ送信処理終了を少なくと
    も含むことを特徴とするファクシミリ送信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2記載のファクシミ
    リ送信システムにおいて、 前記終了モード切替手段は、選択可能な前記終了ステー
    タスとして、前記送信部とファクシミリ送信先との回線
    確立を少なくとも含むことを特徴とするファクシミリ送
    信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2記載のファクシミ
    リ送信システムにおいて、 前記制御部は、前記ステータス通知手段から通知された
    処理ステータスを表示するステータス表示手段を有する
    ことを特徴とするファクシミリ送信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項2記載のファクシミ
    リ送信システムにおいて、 前記制御部は、前記ステータス通知手段から通知された
    処理ステータスを、前記入力ジョブの処理要求元へ通知
    するステータス通知手段を有することを特徴とするファ
    クシミリ送信システム。
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