JPH10150972A - 振盪培養用容器 - Google Patents
振盪培養用容器Info
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- JPH10150972A JPH10150972A JP8308358A JP30835896A JPH10150972A JP H10150972 A JPH10150972 A JP H10150972A JP 8308358 A JP8308358 A JP 8308358A JP 30835896 A JP30835896 A JP 30835896A JP H10150972 A JPH10150972 A JP H10150972A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/14—Bags
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/20—Material Coatings
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/38—Caps; Covers; Plugs; Pouring means
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は注出口部材を有する振盪培養用の容
器であって、さらに詳しくは、容器の内外部または培養
液と容器内気体とのガス交換能が優れ培養効率のよく、
作業性の良好な振盪培養容器を提供することを目的とす
る。 【構成】 内層に熱接着性合成樹脂層を有する包装材で
構成され、開口部に注出口部材を突設したガゼット袋よ
りなる振盪培養用容器であって、該ガゼット袋の開口部
の長さが、ガゼット袋の襞部の長さと前記注出口部材の
基部の長さの和に等しく、且つ、該ガゼット袋の上部に
少なくとも1か所に貫通孔を穿設して、該部分にフィル
ター材料を貼着したことを特徴とする振盪培養用容器で
ある。
器であって、さらに詳しくは、容器の内外部または培養
液と容器内気体とのガス交換能が優れ培養効率のよく、
作業性の良好な振盪培養容器を提供することを目的とす
る。 【構成】 内層に熱接着性合成樹脂層を有する包装材で
構成され、開口部に注出口部材を突設したガゼット袋よ
りなる振盪培養用容器であって、該ガゼット袋の開口部
の長さが、ガゼット袋の襞部の長さと前記注出口部材の
基部の長さの和に等しく、且つ、該ガゼット袋の上部に
少なくとも1か所に貫通孔を穿設して、該部分にフィル
ター材料を貼着したことを特徴とする振盪培養用容器で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は注出口部材を有する
振盪培養用の容器に関し、さらに詳しくは、容器の内外
部または培養液と容器内気体とのガス交換能が優れ培養
効率がよく、作業性の良好な振盪培養容器に関する。
振盪培養用の容器に関し、さらに詳しくは、容器の内外
部または培養液と容器内気体とのガス交換能が優れ培養
効率がよく、作業性の良好な振盪培養容器に関する。
【0002】
【従来技術】従来より微生物、植物組織の振盪培養を行
うに際しては、培養液中に細胞(組織)を入れ振盪させ
て気体と培養液との接触を良くして行っている。そし
て、この培養を行う容器としては、三角フラスコ、試験
管、ビーカー等のガラス容器や硬質プラスチック製容器
が使用されている。しかし、ガラス容器は破損の恐れが
あり、また、これらの容器を反復使用する場合、菌の混
ざり合いを防止するため十分な洗滌或は殺菌を行う必要
があったが、この洗滌操作は手間がかかり、殊に試験管
や三角フラスコのような開口部の狭い容器の場合は洗浄
ばかりではなく、内容物の出し入れが不便であった。そ
こで、本発明者らは先にこの点を改良して作業性の良好
な植物培養用容器を提案した(実開平3−126850
号公報参照)。この容器は、図4に示すように、内面に
熱接着性合成樹脂層を有する2枚のシート状の表裏面材
3、4及びこれらの表裏面材3、4の間にあって、それ
ぞれの下縁部に接続した内方につつ折り状にした底面材
5とからなり、前記表裏面材の少なくとも一方に透孔1
1を設け、この透孔にはフィルターを貼着し、底面材5
を開くと図4に示したような形状をし、使用に際しては
上方の開口部を封口治具12によって封じていた。この
容器により先に述べた作業性は大いに改善されたが、こ
の容器は、未使用時には底面材がつつ折り状になって折
り畳んであるため使用時には底面を開いて容器を形成し
なければならず、また、容器の上方になるにしたがって
表面材3と裏面材4との間隔がせばまり、開口部8は封
口治具12によって封じられているので容器内の空間が
狭く、培養に必要な換気は単に面材に設けた透孔11に
よって行われるだけであるため培養細胞が縊死したり、
或は培養代謝ガスの発生のため容器が膨張し破袋を生ず
るおそれがあった。
うに際しては、培養液中に細胞(組織)を入れ振盪させ
て気体と培養液との接触を良くして行っている。そし
て、この培養を行う容器としては、三角フラスコ、試験
管、ビーカー等のガラス容器や硬質プラスチック製容器
が使用されている。しかし、ガラス容器は破損の恐れが
あり、また、これらの容器を反復使用する場合、菌の混
ざり合いを防止するため十分な洗滌或は殺菌を行う必要
があったが、この洗滌操作は手間がかかり、殊に試験管
や三角フラスコのような開口部の狭い容器の場合は洗浄
ばかりではなく、内容物の出し入れが不便であった。そ
こで、本発明者らは先にこの点を改良して作業性の良好
な植物培養用容器を提案した(実開平3−126850
号公報参照)。この容器は、図4に示すように、内面に
熱接着性合成樹脂層を有する2枚のシート状の表裏面材
3、4及びこれらの表裏面材3、4の間にあって、それ
ぞれの下縁部に接続した内方につつ折り状にした底面材
5とからなり、前記表裏面材の少なくとも一方に透孔1
1を設け、この透孔にはフィルターを貼着し、底面材5
を開くと図4に示したような形状をし、使用に際しては
上方の開口部を封口治具12によって封じていた。この
容器により先に述べた作業性は大いに改善されたが、こ
の容器は、未使用時には底面材がつつ折り状になって折
り畳んであるため使用時には底面を開いて容器を形成し
なければならず、また、容器の上方になるにしたがって
表面材3と裏面材4との間隔がせばまり、開口部8は封
口治具12によって封じられているので容器内の空間が
狭く、培養に必要な換気は単に面材に設けた透孔11に
よって行われるだけであるため培養細胞が縊死したり、
或は培養代謝ガスの発生のため容器が膨張し破袋を生ず
るおそれがあった。
【0003】しかして、振盪培養用容器としては容器内
の空間が広く、培養に必要な換気が十分に行えるように
培養液を攪拌して円流を生じさせることが好ましい。そ
のためには、容器の形状としては底面が正方形状の直方
体が好ましいのであるが、底面が正方形状をしたガゼッ
ト容器の場合、ガゼットの襞部分が袋の中央部まで食込
むので、培養液を注入や注出を行うための注出口部材が
取付けにくく、また、一辺を開口したオープンマウス袋
の場合は培養液の出し入れ、植菌等の取扱いは容易であ
るが、雑菌が混入するおそれがある。
の空間が広く、培養に必要な換気が十分に行えるように
培養液を攪拌して円流を生じさせることが好ましい。そ
のためには、容器の形状としては底面が正方形状の直方
体が好ましいのであるが、底面が正方形状をしたガゼッ
ト容器の場合、ガゼットの襞部分が袋の中央部まで食込
むので、培養液を注入や注出を行うための注出口部材が
取付けにくく、また、一辺を開口したオープンマウス袋
の場合は培養液の出し入れ、植菌等の取扱いは容易であ
るが、雑菌が混入するおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は上
記の欠点を改良し、培養液の攪拌を容易にして十分換気
を行えるようにすると共に、容器内の容積を広くし、容
器内の気体と培養液内の気体とのガス交換が十分行える
ような容器について種々検討した結果、本発明を完成し
たもので、本発明の目的は、容易に培養液を攪拌するこ
とが出来、培養液と容器内気体とのガスとのガス交換能
にすぐれた培養効率のよく、作業性の良好な振盪培養容
器を提供することである。
記の欠点を改良し、培養液の攪拌を容易にして十分換気
を行えるようにすると共に、容器内の容積を広くし、容
器内の気体と培養液内の気体とのガス交換が十分行える
ような容器について種々検討した結果、本発明を完成し
たもので、本発明の目的は、容易に培養液を攪拌するこ
とが出来、培養液と容器内気体とのガスとのガス交換能
にすぐれた培養効率のよく、作業性の良好な振盪培養容
器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、内層に
熱接着性合成樹脂層を有する包装材で構成され、開口部
に注出口部材を突設したガゼット袋よりなる振盪培養用
容器であって、該ガゼット袋の開口部の長さが、ガゼッ
ト袋の襞部の長さと前記注出口部材の基部の長さの和に
等しく、且つ、該ガゼット袋の上部に少なくとも1か所
に貫通孔を穿設して、該部分にフィルター材料を貼着し
たことを特徴とする振盪培養用容器である。即ち、本発
明に係る培養容器おいては、容器の底面より上方の開口
部に到るまでの表面と裏面及び両側壁面は同形の直方体
であるため容器内の空間は広がり、また、ガゼット袋の
開口部の長さが襞部の長さと前記注出口部材の熱接着部
の長さの和に等しいので、この容器の底面の形状はほぼ
正四方形の形状に近く、従って、撹拌時の培養液の流れ
を円流に近い流れとすることができるので振盪培養効率
を向上させることができると共に、開口部には注出口部
材を突設してあるので、培養液の出し入れや植菌等の操
作が容易に行なえるのである。更に、フィルター材料の
みによる換気では不十分は場合には開口部に突設した注
出口部材に例えば特公昭59−34585号に示されて
いるような弁を取付けることが好ましく、かかる弁を設
けることによって、容器内の換気を十分行うことがで
き、また、培養中に外部からの雑菌の混入を防止するこ
とが出来る。
熱接着性合成樹脂層を有する包装材で構成され、開口部
に注出口部材を突設したガゼット袋よりなる振盪培養用
容器であって、該ガゼット袋の開口部の長さが、ガゼッ
ト袋の襞部の長さと前記注出口部材の基部の長さの和に
等しく、且つ、該ガゼット袋の上部に少なくとも1か所
に貫通孔を穿設して、該部分にフィルター材料を貼着し
たことを特徴とする振盪培養用容器である。即ち、本発
明に係る培養容器おいては、容器の底面より上方の開口
部に到るまでの表面と裏面及び両側壁面は同形の直方体
であるため容器内の空間は広がり、また、ガゼット袋の
開口部の長さが襞部の長さと前記注出口部材の熱接着部
の長さの和に等しいので、この容器の底面の形状はほぼ
正四方形の形状に近く、従って、撹拌時の培養液の流れ
を円流に近い流れとすることができるので振盪培養効率
を向上させることができると共に、開口部には注出口部
材を突設してあるので、培養液の出し入れや植菌等の操
作が容易に行なえるのである。更に、フィルター材料の
みによる換気では不十分は場合には開口部に突設した注
出口部材に例えば特公昭59−34585号に示されて
いるような弁を取付けることが好ましく、かかる弁を設
けることによって、容器内の換気を十分行うことがで
き、また、培養中に外部からの雑菌の混入を防止するこ
とが出来る。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明について更に詳細に説明す
る。本発明において使用する内層に熱接着性合成樹脂層
を有する包装材とは一方の面に熱融着性合成樹脂層を有
する耐熱性及び耐水性のある合成樹脂シートであって、
例えばポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオ
レフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂など
の耐熱性及び耐水性を有する合成樹脂シートの一方の面
にポリエチレンなどの熱接着性樹脂層を積層したもの
で、熱接着性樹脂層を内面として培養用容器が形成され
ている。
る。本発明において使用する内層に熱接着性合成樹脂層
を有する包装材とは一方の面に熱融着性合成樹脂層を有
する耐熱性及び耐水性のある合成樹脂シートであって、
例えばポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオ
レフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂など
の耐熱性及び耐水性を有する合成樹脂シートの一方の面
にポリエチレンなどの熱接着性樹脂層を積層したもの
で、熱接着性樹脂層を内面として培養用容器が形成され
ている。
【0007】本発明では上記の包装材をもってガゼット
袋を構成するのであるが、開口部に注出口部材を突設す
るため、ガゼット袋の襞部の長さと注出口部材の熱接着
部分の長さの和が開口部の長さにほぼ等しくする。開口
部の長さ、襞部の長さ及び注出口部材の熱接着部分の長
さの三者をこのような関係にすることによって、開底し
た容器の底面の形状はほぼ正方形に近い形状とすること
ができる。本発明で使用する注出口部材としては、特に
限定は無く、通常の包装容器に取り付けられている注出
口部材で良く、例えば、熱接着性樹脂を成形したもの
で、形状としては舟型をした基部の中央部に、注出口を
形成する垂直に管を突設したものが使用できる。そし
て、突設した管の口部には綿をつめて外部からの雑菌の
混入を防止する。或いは、注出口に容器の内部より外部
へのみの換気が行なえる弁を取付けても良く、例えば特
公昭59−34585号公報に記載されているような弁
を使用することによって、培養中外部からの雑菌の混入
を防止することが出来る。注出口部材を容器に取り付け
るに際しては、注出口部材の基部を表面材と後面材との
間に挟持し、両面材と熱圧着して接着しても良いが、再
使用ができるようにクリップ等を用いて挟着しても良
い。容器に取り付けた注出口部材の注出口にはスポンジ
等の多孔体で通気性を保持しながら外部からのごみ、雑
菌等の侵入を防止する。
袋を構成するのであるが、開口部に注出口部材を突設す
るため、ガゼット袋の襞部の長さと注出口部材の熱接着
部分の長さの和が開口部の長さにほぼ等しくする。開口
部の長さ、襞部の長さ及び注出口部材の熱接着部分の長
さの三者をこのような関係にすることによって、開底し
た容器の底面の形状はほぼ正方形に近い形状とすること
ができる。本発明で使用する注出口部材としては、特に
限定は無く、通常の包装容器に取り付けられている注出
口部材で良く、例えば、熱接着性樹脂を成形したもの
で、形状としては舟型をした基部の中央部に、注出口を
形成する垂直に管を突設したものが使用できる。そし
て、突設した管の口部には綿をつめて外部からの雑菌の
混入を防止する。或いは、注出口に容器の内部より外部
へのみの換気が行なえる弁を取付けても良く、例えば特
公昭59−34585号公報に記載されているような弁
を使用することによって、培養中外部からの雑菌の混入
を防止することが出来る。注出口部材を容器に取り付け
るに際しては、注出口部材の基部を表面材と後面材との
間に挟持し、両面材と熱圧着して接着しても良いが、再
使用ができるようにクリップ等を用いて挟着しても良
い。容器に取り付けた注出口部材の注出口にはスポンジ
等の多孔体で通気性を保持しながら外部からのごみ、雑
菌等の侵入を防止する。
【0008】本発明の培養用容器の表面材又は裏面材の
少なくとも一方の面材の上部に少なくとも1か所貫通孔
を穿設し、この貫通孔の内面又は外面から通気性を有す
るが菌の混入を防止するフィルターを貼着する。貫通孔
の大きさとしては、容器の大きさによって適宜に決定す
れば良いが、通常タテ約30mm程度、ヨコ約60mm
程度であり、また、フィルターとしてはポリエステル系
繊維、ポリエチレン系繊維、ポリプロピレン系繊維等か
らなる不織布を使用する。フィルターの貼着手段として
は熱融着や接着剤等を使用する。本発明の培養用容器の
内容積(培養液の容積)としては、200ml〜200
0ml程度として、振盪培養効率を考慮して、底面の形
状としては長辺が100〜250mm、短辺50〜15
0mm、高さ150〜300mm程度が良く、ガゼット
の襞のない部分を、即ち、ガゼット袋の表面材と裏面材
の2枚の部分の幅を30〜50mm程度あけて、この部
分に注出口部材の基部を取り付ける。注出部を形成する
突設部の長さは、特に制限はない培養液、植菌等に不都
合のない長さ、10〜50mm程度で注出口の内径は1
0〜20mm程度である。
少なくとも一方の面材の上部に少なくとも1か所貫通孔
を穿設し、この貫通孔の内面又は外面から通気性を有す
るが菌の混入を防止するフィルターを貼着する。貫通孔
の大きさとしては、容器の大きさによって適宜に決定す
れば良いが、通常タテ約30mm程度、ヨコ約60mm
程度であり、また、フィルターとしてはポリエステル系
繊維、ポリエチレン系繊維、ポリプロピレン系繊維等か
らなる不織布を使用する。フィルターの貼着手段として
は熱融着や接着剤等を使用する。本発明の培養用容器の
内容積(培養液の容積)としては、200ml〜200
0ml程度として、振盪培養効率を考慮して、底面の形
状としては長辺が100〜250mm、短辺50〜15
0mm、高さ150〜300mm程度が良く、ガゼット
の襞のない部分を、即ち、ガゼット袋の表面材と裏面材
の2枚の部分の幅を30〜50mm程度あけて、この部
分に注出口部材の基部を取り付ける。注出部を形成する
突設部の長さは、特に制限はない培養液、植菌等に不都
合のない長さ、10〜50mm程度で注出口の内径は1
0〜20mm程度である。
【0009】次に図をもって本発明を説明する。図1は
本発明にかかる振盪培養用容器の斜視図であり、図2は
その容器を折り畳たんだ状態の平面図であり、図4は先
に提案した培養容器である。図において、容器1を構成
する包装材2は、振盪培養用容器のガゼット包装袋を構
成するように、二つ折りにした側面材5を表面材3と裏
面材4との間に介在させ、側縁部6及び底辺部7を融着
する。上部の開口部には表面材3と裏面材4との間に注
出口部材9の基部を挟み熱圧着して上部融着部8を形成
して注出口部材9を接着し、下部はガゼット袋の底辺7
と襞部の折り込み線10との交点より側縁部6に対して
約45度の角度をもって融着し、開底した場合、底面を
構成するようにする。そして、本発明においては、上下
辺の長さは側縁部6から襞部の折り込み線10までの長
さa及び注出口部材の基部に長さbにほぼ等しい。また
表面材3及び裏面材4の何れか一方に貫通孔11を設
け、これにフィルターを貼着する。このような振盪培養
用容器の注出口部材の注出口から培養液を注入すると、
容器は直ちに開底して図1の状態になり、底面はほぼ正
方形に近似した形状となり、撹拌すると円流を生じる。
本発明にかかる振盪培養用容器の斜視図であり、図2は
その容器を折り畳たんだ状態の平面図であり、図4は先
に提案した培養容器である。図において、容器1を構成
する包装材2は、振盪培養用容器のガゼット包装袋を構
成するように、二つ折りにした側面材5を表面材3と裏
面材4との間に介在させ、側縁部6及び底辺部7を融着
する。上部の開口部には表面材3と裏面材4との間に注
出口部材9の基部を挟み熱圧着して上部融着部8を形成
して注出口部材9を接着し、下部はガゼット袋の底辺7
と襞部の折り込み線10との交点より側縁部6に対して
約45度の角度をもって融着し、開底した場合、底面を
構成するようにする。そして、本発明においては、上下
辺の長さは側縁部6から襞部の折り込み線10までの長
さa及び注出口部材の基部に長さbにほぼ等しい。また
表面材3及び裏面材4の何れか一方に貫通孔11を設
け、これにフィルターを貼着する。このような振盪培養
用容器の注出口部材の注出口から培養液を注入すると、
容器は直ちに開底して図1の状態になり、底面はほぼ正
方形に近似した形状となり、撹拌すると円流を生じる。
【0010】
実施例1 幅130mm、奥行き100mmの底面で高さが160
mmの直方体の開口部に内径15mmの注出口部材を熱
接着により取り付けた。そして、前面及び後面の2か所
に横60mm,縦30mmの透孔を設け、この透孔にポ
アサイズ0.2〜0.7μmを有するポリプロピレン不
織布よりなるフィルターを貼着した本発明にかかる培養
用容器を用いてパン酵母(S.cerevisiae)
を振盪培養した。即ち、市販のペースト状パン酵母より
分離したパン酵母(S.cerevisiae)を使用
し、Y−M寒天斜面培地上で、30℃、24時間培養し
た後に、2白金の菌体を酵母増殖用培地200mlに接
種し、本発明の培養容器を用いて30℃、18時間、2
20rpmの回転で培養した。酵母増殖用培地には、
0.2%MgSO4・7H2O、0.4%(NH4)2SO
4、0.8%KH2SO4、0.8%yeast ext
ract、3%glucoseからなる液体培養池(P
H 6)を用いた。本培養は酵母増殖用培地に対して5
%(V/V)の前培養液を加えた後、培養温度30℃で
行なった。培養の結果を図3に示した。なお、比較例と
して500ml容の三角フラスコを使用して同様に行な
った。その結果を図3に示した。図3における分析方法
は次の方法で測定した。U.O.D.(unit op
tical dennsity)単位菌体濃度は、波長
580nmを用いてで分光分析計(島津ボシュロム分光
分析計スペクロニック20A)で定量した。エタノール
(g/l)定量は、Chromosorb 105(6
0−80メッシュ)を充填した内径5mm、長さ2mガ
ラスカラムを使用した。Glucose(g/l)は、
ムスロターゼ・GOG(和光純薬グルコース−CII−テ
ストワコー)を用いて定量した。
mmの直方体の開口部に内径15mmの注出口部材を熱
接着により取り付けた。そして、前面及び後面の2か所
に横60mm,縦30mmの透孔を設け、この透孔にポ
アサイズ0.2〜0.7μmを有するポリプロピレン不
織布よりなるフィルターを貼着した本発明にかかる培養
用容器を用いてパン酵母(S.cerevisiae)
を振盪培養した。即ち、市販のペースト状パン酵母より
分離したパン酵母(S.cerevisiae)を使用
し、Y−M寒天斜面培地上で、30℃、24時間培養し
た後に、2白金の菌体を酵母増殖用培地200mlに接
種し、本発明の培養容器を用いて30℃、18時間、2
20rpmの回転で培養した。酵母増殖用培地には、
0.2%MgSO4・7H2O、0.4%(NH4)2SO
4、0.8%KH2SO4、0.8%yeast ext
ract、3%glucoseからなる液体培養池(P
H 6)を用いた。本培養は酵母増殖用培地に対して5
%(V/V)の前培養液を加えた後、培養温度30℃で
行なった。培養の結果を図3に示した。なお、比較例と
して500ml容の三角フラスコを使用して同様に行な
った。その結果を図3に示した。図3における分析方法
は次の方法で測定した。U.O.D.(unit op
tical dennsity)単位菌体濃度は、波長
580nmを用いてで分光分析計(島津ボシュロム分光
分析計スペクロニック20A)で定量した。エタノール
(g/l)定量は、Chromosorb 105(6
0−80メッシュ)を充填した内径5mm、長さ2mガ
ラスカラムを使用した。Glucose(g/l)は、
ムスロターゼ・GOG(和光純薬グルコース−CII−テ
ストワコー)を用いて定量した。
【0011】
【発明の効果】本発明においては、以上述べたような構
成をしたので振盪中に培養液がほぼ円流となり、培養効
率は良く、しかも注出口部材を取り付けてあるので、容
器の取扱も簡便で植菌時の取扱性も良く、さらにガス抜
き用弁を使用した場合は容器の内部から外部へのみガス
が流出して、外部の雑菌の侵入が無く培養容器として優
れた効果を奏する。
成をしたので振盪中に培養液がほぼ円流となり、培養効
率は良く、しかも注出口部材を取り付けてあるので、容
器の取扱も簡便で植菌時の取扱性も良く、さらにガス抜
き用弁を使用した場合は容器の内部から外部へのみガス
が流出して、外部の雑菌の侵入が無く培養容器として優
れた効果を奏する。
【図1】本発明にかかる培養用容器の斜視図
【図2】折り畳んだ状態の本発明にかかる培養用容器の
平面図
平面図
【図3】実施例(A)及び比較例(B)の培養結果を示
した図
した図
【図4】先に提案された容器の斜視図
1 容器 2 包装材 3 表面材 4
裏面材 5 側面面材 6 側縁融着部 7 底辺融着部 8
上部融着部 9 注出口部材 10 折込み線 11 貫通孔 1
2 封口治具
裏面材 5 側面面材 6 側縁融着部 7 底辺融着部 8
上部融着部 9 注出口部材 10 折込み線 11 貫通孔 1
2 封口治具
フロントページの続き (72)発明者 須藤 禎子 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号 藤森工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 内層に熱接着性合成樹脂層を有する包装
材で構成され、開口部に注出口部材を突設したガゼット
袋よりなる振盪培養用容器であって、該ガゼット袋の開
口部の長さが、ガゼット袋の襞部の長さと前記注出口部
材の基部の長さの和に等しく、且つ、該ガゼット袋の上
部に少なくとも1か所に貫通孔を穿設して、該部分にフ
ィルター材料を貼着したことを特徴とする振盪培養用容
器。 - 【請求項2】 開口部に突設した注出口部材に弁を取付
けた請求項1記載の振盪培養用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8308358A JPH10150972A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 振盪培養用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8308358A JPH10150972A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 振盪培養用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10150972A true JPH10150972A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=17980111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8308358A Pending JPH10150972A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 振盪培養用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10150972A (ja) |
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-
1996
- 1996-11-19 JP JP8308358A patent/JPH10150972A/ja active Pending
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