JPH10151938A - 車両用暖房装置 - Google Patents
車両用暖房装置Info
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- JPH10151938A JPH10151938A JP31073596A JP31073596A JPH10151938A JP H10151938 A JPH10151938 A JP H10151938A JP 31073596 A JP31073596 A JP 31073596A JP 31073596 A JP31073596 A JP 31073596A JP H10151938 A JPH10151938 A JP H10151938A
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 暖房の立ち上がり性能を向上できるととも
に、エアコンプレッサの耐久性を確保でき、かつ動力損
失の少ない車両用暖房装置を提供する。 【解決手段】 エアコンプレッサ11の圧縮室内に空気
を導く吸入通路20にエアクリーナ21を接続する。そ
のエアクリーナ21の空気取入口は、車両エンジン16
への吸気通路22と共用する。エアコンプレッサ11に
は、車両エンジン16を冷却するための冷却水が流通さ
れるジャケット34を設ける。そして、エアコンプレッ
サ11から吐出される高温の圧縮空気を車室内に供給す
る。さらに、車両エンジン16及びエアコンプレッサ1
1のジャケット16a、34にて加温された冷却水をヒ
ータコア27に導いて、車室内に吹き出される空気との
間で熱交換を行う。
に、エアコンプレッサの耐久性を確保でき、かつ動力損
失の少ない車両用暖房装置を提供する。 【解決手段】 エアコンプレッサ11の圧縮室内に空気
を導く吸入通路20にエアクリーナ21を接続する。そ
のエアクリーナ21の空気取入口は、車両エンジン16
への吸気通路22と共用する。エアコンプレッサ11に
は、車両エンジン16を冷却するための冷却水が流通さ
れるジャケット34を設ける。そして、エアコンプレッ
サ11から吐出される高温の圧縮空気を車室内に供給す
る。さらに、車両エンジン16及びエアコンプレッサ1
1のジャケット16a、34にて加温された冷却水をヒ
ータコア27に導いて、車室内に吹き出される空気との
間で熱交換を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、自動車
等の車両において、その車室内を暖房するための車両用
暖房装置に関するものである。
等の車両において、その車室内を暖房するための車両用
暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用暖房装置としては、車両
エンジンの廃熱を利用するものが知られている。すなわ
ち、車両エンジンを冷却するための冷却水を、その冷却
水の循環通路内に接続されたヒータコアに供給し、この
ヒータコアにおいて冷却水と車室内に吹き出される空気
との間で熱交換して、車室内の暖房を行うものである。
エンジンの廃熱を利用するものが知られている。すなわ
ち、車両エンジンを冷却するための冷却水を、その冷却
水の循環通路内に接続されたヒータコアに供給し、この
ヒータコアにおいて冷却水と車室内に吹き出される空気
との間で熱交換して、車室内の暖房を行うものである。
【0003】ところが、近年の車両エンジンの効率向上
に伴って、冷却水温度が低下する傾向にある。また、例
えば冬場の起動時等においては、車両エンジン全体を十
分に暖めるのに長時間を要し、その暖機運転中には車両
エンジンから冷却水に対してもたらされる熱量が小さい
状態となる。このため、ヒータコアにおいて、冷却水か
ら車室内に供給される空気に熱交換される熱量も小さ
く、その空気が十分に暖められることなく冷たいまま車
室内に吹き出されることになる。言い換えると、車室内
に供給される空気の温度の立ち上がりが遅く、車室内が
十分に暖房されるまでに長時間を要するという問題があ
った。特に、寒冷地おいては、外気への放熱量が大きい
とともに、吸入空気の温度が低いため、さらに暖房装置
の暖房能力が低下しやすく、暖房能力の不足が重大な問
題となる。
に伴って、冷却水温度が低下する傾向にある。また、例
えば冬場の起動時等においては、車両エンジン全体を十
分に暖めるのに長時間を要し、その暖機運転中には車両
エンジンから冷却水に対してもたらされる熱量が小さい
状態となる。このため、ヒータコアにおいて、冷却水か
ら車室内に供給される空気に熱交換される熱量も小さ
く、その空気が十分に暖められることなく冷たいまま車
室内に吹き出されることになる。言い換えると、車室内
に供給される空気の温度の立ち上がりが遅く、車室内が
十分に暖房されるまでに長時間を要するという問題があ
った。特に、寒冷地おいては、外気への放熱量が大きい
とともに、吸入空気の温度が低いため、さらに暖房装置
の暖房能力が低下しやすく、暖房能力の不足が重大な問
題となる。
【0004】この問題を解決するために、例えば特開昭
60−110521号公報には、エアコンプレッサによ
って圧縮された高温の圧縮空気を車室内に供給して暖房
を行う車両用暖房装置が開示されている。この暖房装置
には、圧縮空気を車室内に導く吐出通路に、その通路面
積を可変にして圧縮空気の温度を調節するための可変絞
り弁が設けられている。また、コンプレッサから一旦吐
出された圧縮空気を、コンプレッサに還流させるリター
ン通路が設けられている。この暖房装置では、車室内の
温度が低いときには可変絞り弁の絞り開度を縮小調整
し、車室内の温度が高いときには可変絞り弁の絞り開度
を拡大調整するようになっている。そして、車室内に供
給される圧縮空気の温度を調節して、暖房能力を調節す
るようになっている。
60−110521号公報には、エアコンプレッサによ
って圧縮された高温の圧縮空気を車室内に供給して暖房
を行う車両用暖房装置が開示されている。この暖房装置
には、圧縮空気を車室内に導く吐出通路に、その通路面
積を可変にして圧縮空気の温度を調節するための可変絞
り弁が設けられている。また、コンプレッサから一旦吐
出された圧縮空気を、コンプレッサに還流させるリター
ン通路が設けられている。この暖房装置では、車室内の
温度が低いときには可変絞り弁の絞り開度を縮小調整
し、車室内の温度が高いときには可変絞り弁の絞り開度
を拡大調整するようになっている。そして、車室内に供
給される圧縮空気の温度を調節して、暖房能力を調節す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報に
記載の暖房装置では、前述のように、エアコンプレッサ
から車室内への吐出通路に可変絞り弁が設けられてい
る。このため、大きな暖房能力を必要とする場合には、
その可変絞り弁の絞り開度が縮小調整された状態でコン
プレッサの圧縮運転が継続されることになる。これによ
り、可変絞り部の上流側の圧力及び温度が大きく上昇
し、コンプレッサの作動環境が非常に過酷なものとな
る。また、高温の圧縮空気が、リターン通路を介してコ
ンプレッサに還流される場合には、コンプレッサがさら
に高温状態となる。このように、コンプレッサが過酷な
条件下で運転されることがあって、コンプレッサの耐久
性が低下するおそれがあるという問題点があった。
記載の暖房装置では、前述のように、エアコンプレッサ
から車室内への吐出通路に可変絞り弁が設けられてい
る。このため、大きな暖房能力を必要とする場合には、
その可変絞り弁の絞り開度が縮小調整された状態でコン
プレッサの圧縮運転が継続されることになる。これによ
り、可変絞り部の上流側の圧力及び温度が大きく上昇
し、コンプレッサの作動環境が非常に過酷なものとな
る。また、高温の圧縮空気が、リターン通路を介してコ
ンプレッサに還流される場合には、コンプレッサがさら
に高温状態となる。このように、コンプレッサが過酷な
条件下で運転されることがあって、コンプレッサの耐久
性が低下するおそれがあるという問題点があった。
【0006】また、コンプレッサのなす仕事は、吐出さ
れる圧縮空気の吐出圧力と吐出流量との積で表される。
ここで、前記公報に記載の暖房装置では、コンプレッサ
に還流される圧縮空気の熱量は、その多くがコンプレッ
サ本体への伝熱等により消費されるおそれがある。つま
り、コンプレッサに還流される圧縮空気の流量分に相当
する仕事のうちで、車室内の暖房に供される割合が低下
して、コンプレッサにおける動力損失が大きくなるとい
う問題があった。
れる圧縮空気の吐出圧力と吐出流量との積で表される。
ここで、前記公報に記載の暖房装置では、コンプレッサ
に還流される圧縮空気の熱量は、その多くがコンプレッ
サ本体への伝熱等により消費されるおそれがある。つま
り、コンプレッサに還流される圧縮空気の流量分に相当
する仕事のうちで、車室内の暖房に供される割合が低下
して、コンプレッサにおける動力損失が大きくなるとい
う問題があった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
しては、暖房の立ち上がり性能を向上できるとともに、
コンプレッサの耐久性を確保でき、かつ動力損失の少な
い車両用暖房装置を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
しては、暖房の立ち上がり性能を向上できるとともに、
コンプレッサの耐久性を確保でき、かつ動力損失の少な
い車両用暖房装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、エアコンプレッサによ
り圧縮された空気を車室内に供給して、車室内の暖房を
行うようにした車両用暖房装置において、前記エアコン
プレッサの圧縮室内に空気を導く吸入通路に、その圧縮
室への空気の吸入量を変更するための可変絞り部を設け
たことを特徴とするものである。
に、請求項1に記載の発明では、エアコンプレッサによ
り圧縮された空気を車室内に供給して、車室内の暖房を
行うようにした車両用暖房装置において、前記エアコン
プレッサの圧縮室内に空気を導く吸入通路に、その圧縮
室への空気の吸入量を変更するための可変絞り部を設け
たことを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の車両用暖房装置において、前記エアコンプレッサ
が、可変容量型コンプレッサであることを特徴とするも
のである。
載の車両用暖房装置において、前記エアコンプレッサ
が、可変容量型コンプレッサであることを特徴とするも
のである。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の車両用暖房装置において、前記エアコンプ
レッサにジャケットを設け、そのジャケットが車両エン
ジンを冷却するための冷却水の循環通路の一部を構成す
るようにしたことを特徴とするものである。
は2に記載の車両用暖房装置において、前記エアコンプ
レッサにジャケットを設け、そのジャケットが車両エン
ジンを冷却するための冷却水の循環通路の一部を構成す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の車両用暖房装置において、前記冷却水の循環通路に
は、前記ジャケットを回避するバイパスを設けたことを
特徴とするものである。
載の車両用暖房装置において、前記冷却水の循環通路に
は、前記ジャケットを回避するバイパスを設けたことを
特徴とするものである。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれかに記載の車両用暖房装置において、前記エア
コンプレッサと車両エンジンとを作動連結し、そのエア
コンプレッサの吐出流量と吐出圧力との積の値が、ほぼ
一定となるようにしたことを特徴とするものである。
のいずれかに記載の車両用暖房装置において、前記エア
コンプレッサと車両エンジンとを作動連結し、そのエア
コンプレッサの吐出流量と吐出圧力との積の値が、ほぼ
一定となるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
のいずれかに記載の車両用暖房装置において、前記吸入
通路にエアクリーナを接続し、空気の取入口を車両エン
ジンへの吸気通路と、エアコンプレッサの吸入通路とが
共用するようにしたことを特徴とするものである。
のいずれかに記載の車両用暖房装置において、前記吸入
通路にエアクリーナを接続し、空気の取入口を車両エン
ジンへの吸気通路と、エアコンプレッサの吸入通路とが
共用するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】請求項7に記載の発明では、請求項1〜6
のいずれかに記載の車両用暖房装置において、前記エア
コンプレッサは、他の補機と共用するようにしたことを
特徴とするものである。
のいずれかに記載の車両用暖房装置において、前記エア
コンプレッサは、他の補機と共用するようにしたことを
特徴とするものである。
【0015】さて、請求項1に記載の車両用暖房装置に
おいては、吸入通路上の可変絞り部の絞り開度を変更す
ることにより、エアコンプレッサの圧縮室への空気の吸
入量が変更される。そして、この吸入された空気が、コ
ンプレッサの圧縮動作により圧縮されて、高温の圧縮空
気として車室内に供給される。このエアコンプレッサの
圧縮動作に伴う発熱量は、そのエアコンプレッサのなす
仕事、つまりコンプレッサから吐出される圧縮空気の吐
出流量と吐出圧力との積にほぼ等しくなる。
おいては、吸入通路上の可変絞り部の絞り開度を変更す
ることにより、エアコンプレッサの圧縮室への空気の吸
入量が変更される。そして、この吸入された空気が、コ
ンプレッサの圧縮動作により圧縮されて、高温の圧縮空
気として車室内に供給される。このエアコンプレッサの
圧縮動作に伴う発熱量は、そのエアコンプレッサのなす
仕事、つまりコンプレッサから吐出される圧縮空気の吐
出流量と吐出圧力との積にほぼ等しくなる。
【0016】ここで、吐出流量は、コンプレッサの回転
数、つまり車両エンジンの回転数により決まる。これに
対して、吐出圧力は、可変絞り部により、圧縮室への空
気の吸入量が増大されると上昇し、圧縮室への空気の吸
入量が低減されると低下する。つまり、前記可変絞り部
により圧縮空気の吐出圧力の昇降され、圧縮空気の温度
が変更されて、そして暖房装置の暖房能力が変更され
る。
数、つまり車両エンジンの回転数により決まる。これに
対して、吐出圧力は、可変絞り部により、圧縮室への空
気の吸入量が増大されると上昇し、圧縮室への空気の吸
入量が低減されると低下する。つまり、前記可変絞り部
により圧縮空気の吐出圧力の昇降され、圧縮空気の温度
が変更されて、そして暖房装置の暖房能力が変更され
る。
【0017】このため、コンプレッサからの吐出通路に
可変絞り部を設けて暖房能力の変更を行う場合のよう
に、大きな暖房能力が要求されるときにも可変絞り部の
上流側の圧力及び温度が大きく上昇することがほとんど
ない。そして、コンプレッサが非常に高い温度、圧力下
といった過酷な作動環境下で圧縮動作を強いられること
がほとんどなく、コンプレッサの耐久性が向上される。
可変絞り部を設けて暖房能力の変更を行う場合のよう
に、大きな暖房能力が要求されるときにも可変絞り部の
上流側の圧力及び温度が大きく上昇することがほとんど
ない。そして、コンプレッサが非常に高い温度、圧力下
といった過酷な作動環境下で圧縮動作を強いられること
がほとんどなく、コンプレッサの耐久性が向上される。
【0018】また、コンプレッサの圧縮動作により昇温
された圧縮空気は、そのまま車室内に供給されるため、
前記圧縮動作に基づいて発生した熱量において機壁等へ
の放熱等で消費される割合が低減される。そして、コン
プレッサにおける動力損失が低減される。
された圧縮空気は、そのまま車室内に供給されるため、
前記圧縮動作に基づいて発生した熱量において機壁等へ
の放熱等で消費される割合が低減される。そして、コン
プレッサにおける動力損失が低減される。
【0019】請求項2に記載の車両用暖房装置において
は、その暖房装置のエアコンプレッサとして、可変容量
型のコンプレッサが採用されている。このため、吸入通
路上の可変絞り部をコンプレッサ本体内に組み込むこと
ができる。このため、暖房装置に、可変絞り部を別途設
ける必要がなく、部品点数を削減できるとともに、装置
全体の小型化を図ることができる。
は、その暖房装置のエアコンプレッサとして、可変容量
型のコンプレッサが採用されている。このため、吸入通
路上の可変絞り部をコンプレッサ本体内に組み込むこと
ができる。このため、暖房装置に、可変絞り部を別途設
ける必要がなく、部品点数を削減できるとともに、装置
全体の小型化を図ることができる。
【0020】請求項3に記載の車両用暖房装置において
は、車両エンジン冷却用の冷却水が流通するジャケット
がエアコンプレッサに設けられている。このため、圧縮
室内で発生した圧縮熱のうちでコンプレッサの機壁に伝
達される熱、及び、コンプレッサの摺動部で発生する摩
擦熱が、ジャケット内の冷却水により回収される。この
熱回収により、冷却水が暖められるとともに、コンプレ
ッサ本体が冷却される。
は、車両エンジン冷却用の冷却水が流通するジャケット
がエアコンプレッサに設けられている。このため、圧縮
室内で発生した圧縮熱のうちでコンプレッサの機壁に伝
達される熱、及び、コンプレッサの摺動部で発生する摩
擦熱が、ジャケット内の冷却水により回収される。この
熱回収により、冷却水が暖められるとともに、コンプレ
ッサ本体が冷却される。
【0021】そして、例えば冷却水の温度が低い場合に
おいて、冷却水の温度の立ち上がりを速めることができ
て、車両エンジンの暖機性能を向上することができる。
また、この回収された熱量は、冷却水の循環通路内のヒ
ータコアにおいて、冷却水から車室内に吹き出される空
気へと熱交換される。このように、車室内の温度の立ち
上がりを速めることができて、暖房性能が一層向上され
るとともに、コンプレッサにおける動力損失が一層低減
される。
おいて、冷却水の温度の立ち上がりを速めることができ
て、車両エンジンの暖機性能を向上することができる。
また、この回収された熱量は、冷却水の循環通路内のヒ
ータコアにおいて、冷却水から車室内に吹き出される空
気へと熱交換される。このように、車室内の温度の立ち
上がりを速めることができて、暖房性能が一層向上され
るとともに、コンプレッサにおける動力損失が一層低減
される。
【0022】しかも、コンプレッサ本体が冷却されるこ
とで、そのコンプレッサの作動条件を一層緩和すること
ができて、その内部の摺動部の耐久性を向上することが
できる。
とで、そのコンプレッサの作動条件を一層緩和すること
ができて、その内部の摺動部の耐久性を向上することが
できる。
【0023】請求項4に記載の車両用暖房装置において
は、冷却水の循環通路にコンプレッサのジャケットを回
避するバイパスが設けられている。このため、車室内の
暖房要求に応じて冷却水への熱交換量を調節することが
できて、車室内が過剰に暖房されたり、車両エンジンの
冷却が不足がちになったりするのが抑制される。
は、冷却水の循環通路にコンプレッサのジャケットを回
避するバイパスが設けられている。このため、車室内の
暖房要求に応じて冷却水への熱交換量を調節することが
できて、車室内が過剰に暖房されたり、車両エンジンの
冷却が不足がちになったりするのが抑制される。
【0024】請求項5に記載の車両用暖房装置において
は、エアコンプレッサの圧縮空気の吐出流量と吐出圧力
との積の値がほぼ一定となるように構成されている。こ
のため、例えば車両エンジンの高回転時のように、コン
プレッサの回転数が高くコンプレッサの吐出流量が大き
いときには、吐出圧力がその吐出流量にほぼ反比例する
ように低下される。このため、コンプレッサの回転数に
かかわらず、コンプレッサのなす仕事量がほぼ一定に保
たれて、車室内が過剰に暖房されたりするのが抑制され
る。
は、エアコンプレッサの圧縮空気の吐出流量と吐出圧力
との積の値がほぼ一定となるように構成されている。こ
のため、例えば車両エンジンの高回転時のように、コン
プレッサの回転数が高くコンプレッサの吐出流量が大き
いときには、吐出圧力がその吐出流量にほぼ反比例する
ように低下される。このため、コンプレッサの回転数に
かかわらず、コンプレッサのなす仕事量がほぼ一定に保
たれて、車室内が過剰に暖房されたりするのが抑制され
る。
【0025】請求項6に記載の車両用暖房装置において
は、エアコンプレッサへの吸入通路にエアクリーナが接
続され、そのコンプレッサへの吸入空気の取入口が、車
両エンジンへの吸気のための空気の取入口と共用されて
いる。このため、車両エンジンが高回転で運転される場
合には、車両エンジン側の負圧が大きくなって、エアク
リーナ内の空気は車両エンジン側へ多く供給される。こ
れにより、コンプレッサ側への空気の供給量が低減され
て、前記請求項5に記載の車両用暖房装置と同様に、車
両エンジンの高回転時における車室内が過剰に暖房され
たりするのが抑制される。
は、エアコンプレッサへの吸入通路にエアクリーナが接
続され、そのコンプレッサへの吸入空気の取入口が、車
両エンジンへの吸気のための空気の取入口と共用されて
いる。このため、車両エンジンが高回転で運転される場
合には、車両エンジン側の負圧が大きくなって、エアク
リーナ内の空気は車両エンジン側へ多く供給される。こ
れにより、コンプレッサ側への空気の供給量が低減され
て、前記請求項5に記載の車両用暖房装置と同様に、車
両エンジンの高回転時における車室内が過剰に暖房され
たりするのが抑制される。
【0026】請求項7に記載の車両用暖房装置において
は、エアコンプレッサが、他の補機、例えばエアサスペ
ンションに圧縮空気を供給するためのコンプレッサと共
用されるようになっている。このため、コンプレッサを
暖房装置用に別途設ける必要がなく、部品点数を削減で
きるとともに、搭載スペースの限られたエンジンルーム
内への暖房装置の搭載における自由度が向上される。
は、エアコンプレッサが、他の補機、例えばエアサスペ
ンションに圧縮空気を供給するためのコンプレッサと共
用されるようになっている。このため、コンプレッサを
暖房装置用に別途設ける必要がなく、部品点数を削減で
きるとともに、搭載スペースの限られたエンジンルーム
内への暖房装置の搭載における自由度が向上される。
【0027】
(第1の実施形態)以下に、この発明の車両用暖房装置
の第1の実施形態について図1〜図3に基づいて説明す
る。
の第1の実施形態について図1〜図3に基づいて説明す
る。
【0028】図1に示すように、エアコンプレッサ11
は、その駆動シャフト12がプーリ13、ベルト14、
エンジンプーリ15を介して、車両エンジン16のクラ
ンクシャフト17に作動連結されている。エアコンプレ
ッサ11の駆動シャフト12とプーリ13との間には、
クラッチ18が介在されており、エアコンプレッサ11
と車両エンジン16との間の作動連結は断続可能なもの
となっている。
は、その駆動シャフト12がプーリ13、ベルト14、
エンジンプーリ15を介して、車両エンジン16のクラ
ンクシャフト17に作動連結されている。エアコンプレ
ッサ11の駆動シャフト12とプーリ13との間には、
クラッチ18が介在されており、エアコンプレッサ11
と車両エンジン16との間の作動連結は断続可能なもの
となっている。
【0029】エアコンプレッサ11の吸入口19には、
吸入通路の一部を構成する吸入管路20を介して、同じ
く吸入通路の一部をなすとともに可変絞り部を構成する
エアクリーナ21に接続されている。このエアクリーナ
21には、車両エンジン16の吸気通路22も接続され
ている。エアクリーナ21は大気に開口されており、エ
アコンプレッサ11と車両エンジン16とは、その空気
の取入口を共用している。
吸入通路の一部を構成する吸入管路20を介して、同じ
く吸入通路の一部をなすとともに可変絞り部を構成する
エアクリーナ21に接続されている。このエアクリーナ
21には、車両エンジン16の吸気通路22も接続され
ている。エアクリーナ21は大気に開口されており、エ
アコンプレッサ11と車両エンジン16とは、その空気
の取入口を共用している。
【0030】エアコンプレッサ11の吐出口23は、吐
出管路24を介して車室内に開口された温風吹き出しユ
ニット25に接続されている。この温風吹き出しユニッ
ト25内には、後述する冷却水循環通路26に接続され
たヒータコア27、及び、車室内あるいは車室外の空気
をそのヒータコア27の表面に接触させるための通風器
28が配設されている。
出管路24を介して車室内に開口された温風吹き出しユ
ニット25に接続されている。この温風吹き出しユニッ
ト25内には、後述する冷却水循環通路26に接続され
たヒータコア27、及び、車室内あるいは車室外の空気
をそのヒータコア27の表面に接触させるための通風器
28が配設されている。
【0031】前記車両エンジン16を冷却するための冷
却水循環通路26は、車両エンジン16のジャケット1
6aを通るように形成され、冷却回路29と暖房回路3
0とからなっている。この冷却回路29中にはラジエー
タ31が接続され、そのラジエータ31の入口側には第
1サーモスタットバルブ32が配設されている。この第
1サーモスタットバルブ32は、冷却水の温度が所定値
より低いとき、冷却回路29を閉じてラジエータ31へ
の冷却水の循環を停止させる。
却水循環通路26は、車両エンジン16のジャケット1
6aを通るように形成され、冷却回路29と暖房回路3
0とからなっている。この冷却回路29中にはラジエー
タ31が接続され、そのラジエータ31の入口側には第
1サーモスタットバルブ32が配設されている。この第
1サーモスタットバルブ32は、冷却水の温度が所定値
より低いとき、冷却回路29を閉じてラジエータ31へ
の冷却水の循環を停止させる。
【0032】暖房回路30は前記冷却回路29と並列を
なすとともに、その暖房回路30には前記温風吹き出し
ユニット25内のヒータコア27が接続されている。そ
のヒータコア27の入口側の暖房回路30中には、ウォ
ータバルブ33が接続され、図示しない暖房用スイッチ
のオンオフに連動して暖房回路30を断続する。
なすとともに、その暖房回路30には前記温風吹き出し
ユニット25内のヒータコア27が接続されている。そ
のヒータコア27の入口側の暖房回路30中には、ウォ
ータバルブ33が接続され、図示しない暖房用スイッチ
のオンオフに連動して暖房回路30を断続する。
【0033】暖房回路30の車両エンジン16のジャケ
ット16aとヒータコア27との間には、エアコンプレ
ッサ11のジャケット34を通る第1通路35と、その
ジャケット34を回避するバイパスとしての第2通路3
6とが形成されている。この第1通路35中には、冷却
水が所定の温度以上になると閉止される第2サーモスタ
ットバルブ37が接続されている。前記第2通路36中
には、冷却水が所定の温度以上になると開放される第3
サーモスタットバルブ38が接続されている。つまり、
冷却水の温度に応じて、第1の通路35と第2の通路3
6とが切り換えられるようになっている。
ット16aとヒータコア27との間には、エアコンプレ
ッサ11のジャケット34を通る第1通路35と、その
ジャケット34を回避するバイパスとしての第2通路3
6とが形成されている。この第1通路35中には、冷却
水が所定の温度以上になると閉止される第2サーモスタ
ットバルブ37が接続されている。前記第2通路36中
には、冷却水が所定の温度以上になると開放される第3
サーモスタットバルブ38が接続されている。つまり、
冷却水の温度に応じて、第1の通路35と第2の通路3
6とが切り換えられるようになっている。
【0034】前記エアコンプレッサ11としては、図2
及び図3に示すように、例えばスクロール型圧縮機を採
用することができる。図2に示すように、ハウジングを
兼ねるアルミニウム合金製の固定スクロール部材41に
は、アルミニウム合金製のフロントハウジング42、ジ
ャケットプレート43及びリヤハウジング44が接合固
定されている。フロントハウジング42内には、駆動シ
ャフト12がベアリング45を介して回転可能に支持さ
れている。また、駆動シャフト12の前端部とフロント
ハウジング42との間には、リップシール46が介装さ
れている。
及び図3に示すように、例えばスクロール型圧縮機を採
用することができる。図2に示すように、ハウジングを
兼ねるアルミニウム合金製の固定スクロール部材41に
は、アルミニウム合金製のフロントハウジング42、ジ
ャケットプレート43及びリヤハウジング44が接合固
定されている。フロントハウジング42内には、駆動シ
ャフト12がベアリング45を介して回転可能に支持さ
れている。また、駆動シャフト12の前端部とフロント
ハウジング42との間には、リップシール46が介装さ
れている。
【0035】駆動シャフト12の後端部には、駆動突起
47が一体形成されている。駆動突起47にはブッシュ
48が支持されており、ブッシュ48にはバランスウェ
イト部49が形成されている。このブッシュ48には、
可動スクロール部材50がベアリング51を介して回転
可能、かつ前記固定スクロール部材41と対向するよう
に支持されている。対向する両スクロール部材41、5
0のスクロール基板41a、50aと、渦巻壁41b、
50bとは、例えばフッ素樹脂製のチップシール52を
介して接合されている。つまり、対向するスクロール基
板41a、50aと、渦巻壁41b、50bの端面と
が、直接接触しないようになっている。
47が一体形成されている。駆動突起47にはブッシュ
48が支持されており、ブッシュ48にはバランスウェ
イト部49が形成されている。このブッシュ48には、
可動スクロール部材50がベアリング51を介して回転
可能、かつ前記固定スクロール部材41と対向するよう
に支持されている。対向する両スクロール部材41、5
0のスクロール基板41a、50aと、渦巻壁41b、
50bとは、例えばフッ素樹脂製のチップシール52を
介して接合されている。つまり、対向するスクロール基
板41a、50aと、渦巻壁41b、50bの端面と
が、直接接触しないようになっている。
【0036】ここで、図2及び図3に示すように、ブッ
シュ48の中心軸線は、駆動シャフト12の中心軸線に
対して偏心しており、両スクロール部材41、50のス
クロール基板41a、50a及び渦巻壁41b,50b
により密閉空間Sが形成される。可動スクロール部材5
0は駆動シャフト12の回転に伴って公転し、密閉空間
Sが渦巻壁41b,50bの内側終端部間に向けて収束
してゆく。バランスウェイト部49は、可動スクロール
部材50の公転運動に伴う遠心力を相殺する。
シュ48の中心軸線は、駆動シャフト12の中心軸線に
対して偏心しており、両スクロール部材41、50のス
クロール基板41a、50a及び渦巻壁41b,50b
により密閉空間Sが形成される。可動スクロール部材5
0は駆動シャフト12の回転に伴って公転し、密閉空間
Sが渦巻壁41b,50bの内側終端部間に向けて収束
してゆく。バランスウェイト部49は、可動スクロール
部材50の公転運動に伴う遠心力を相殺する。
【0037】可動スクロール部材50のスクロール基板
50aとフロントハウジング42の受圧壁42aと間に
は、アルミニウム合金製の旋回リング53及び摩耗防止
用の鉄製のプレート54が介在されている。旋回リング
53の両面には、複数の受圧突部53aが周方向に配列
形成されている。その受圧突部53aの複数対(3対以
上)には、円柱形状の鉄製の自転阻止ピン55が回転可
能に貫通支持されている。自転阻止ピン55は旋回リン
グ53の周方向に等間隔に配列されており、自転阻止ピ
ン55の両端は受圧突部53aの先端面から突出してい
る。
50aとフロントハウジング42の受圧壁42aと間に
は、アルミニウム合金製の旋回リング53及び摩耗防止
用の鉄製のプレート54が介在されている。旋回リング
53の両面には、複数の受圧突部53aが周方向に配列
形成されている。その受圧突部53aの複数対(3対以
上)には、円柱形状の鉄製の自転阻止ピン55が回転可
能に貫通支持されている。自転阻止ピン55は旋回リン
グ53の周方向に等間隔に配列されており、自転阻止ピ
ン55の両端は受圧突部53aの先端面から突出してい
る。
【0038】受圧壁42aには、自転阻止ピン55と同
数の自転阻止孔42bが周方向に配列されている。可動
スクロール部材50のスクロール基板50aには、自転
阻止ピン55と同数の自転阻止孔50cが周方向に配列
されている。自転阻止孔42b、50cはいずれも等間
隔角度位置に配置されている。自転阻止孔42b、50
cには、自転阻止ピン55の端部が自転阻止孔42b、
50cの底面から離間するように挿入されている。
数の自転阻止孔42bが周方向に配列されている。可動
スクロール部材50のスクロール基板50aには、自転
阻止ピン55と同数の自転阻止孔50cが周方向に配列
されている。自転阻止孔42b、50cはいずれも等間
隔角度位置に配置されている。自転阻止孔42b、50
cには、自転阻止ピン55の端部が自転阻止孔42b、
50cの底面から離間するように挿入されている。
【0039】前記駆動シャフト12が回転されると、可
動スクロール部材50が駆動シャフト12の回りを公転
する。この公転により、フロントハウジング42上の吸
入口19から導入された空気が、固定スクロール部材4
1の外周側の吸入室56を介して、両スクロール部材4
1、50間の密閉空間S1、S2へ流入する。密閉空間
S0、S1、S2は、可動スクロール部材41の公転に
伴って容積減少しつつ両スクロール41、50の渦巻壁
41b、50bの内側終端部間に向けて収束して行く。
つまり、密閉空間S0、S1、S2は、圧縮室をなして
いる。密閉空間S0の容積減少によって圧縮された空気
は、スクロール基板41a及びジャケットプレート43
上の吐出ポート57から吐出弁58を押し退けてリヤハ
ウジング44内の吐出室59へ吐出される。吐出弁58
の開度は、リテーナ60によって規制される。可動スク
ロール50のスクロール基板50aに作用する密閉空間
S0、S1、S2内の圧縮反力は、受圧突部53a及び
プレート54を介してフロントハウジング42の受圧壁
42aで受け止められる。吐出室59に吐出された圧縮
空気は、リヤハウジング44に形成された吐出口23及
び図1に示す吐出管路24を介して、前記温風吹き出し
ユニット25に供給される。
動スクロール部材50が駆動シャフト12の回りを公転
する。この公転により、フロントハウジング42上の吸
入口19から導入された空気が、固定スクロール部材4
1の外周側の吸入室56を介して、両スクロール部材4
1、50間の密閉空間S1、S2へ流入する。密閉空間
S0、S1、S2は、可動スクロール部材41の公転に
伴って容積減少しつつ両スクロール41、50の渦巻壁
41b、50bの内側終端部間に向けて収束して行く。
つまり、密閉空間S0、S1、S2は、圧縮室をなして
いる。密閉空間S0の容積減少によって圧縮された空気
は、スクロール基板41a及びジャケットプレート43
上の吐出ポート57から吐出弁58を押し退けてリヤハ
ウジング44内の吐出室59へ吐出される。吐出弁58
の開度は、リテーナ60によって規制される。可動スク
ロール50のスクロール基板50aに作用する密閉空間
S0、S1、S2内の圧縮反力は、受圧突部53a及び
プレート54を介してフロントハウジング42の受圧壁
42aで受け止められる。吐出室59に吐出された圧縮
空気は、リヤハウジング44に形成された吐出口23及
び図1に示す吐出管路24を介して、前記温風吹き出し
ユニット25に供給される。
【0040】さて、このエアコンプレッサ11において
は、固定スクロール部材41のほぼ全外周にわたって第
1のジャケット34aが形成されている。また、固定ス
クロール部材41のスクロール基板41aの後側面と、
ジャケットプレート43の前側面との間にも、第2のジ
ャケット34bが形成されている。これらのジャケット
34a、34bは連通孔61により連通されており、第
1のジャケット34aには給水口62が、第2のジャケ
ット34bには排水口63がそれぞれ開口されている。
そして、この給水口62には、図1に示す前記冷却水循
環通路26における暖房回路30の第1の通路35の上
流側が接続されている。一方、排水口63には、その第
1の通路35の下流側が接続されている。
は、固定スクロール部材41のほぼ全外周にわたって第
1のジャケット34aが形成されている。また、固定ス
クロール部材41のスクロール基板41aの後側面と、
ジャケットプレート43の前側面との間にも、第2のジ
ャケット34bが形成されている。これらのジャケット
34a、34bは連通孔61により連通されており、第
1のジャケット34aには給水口62が、第2のジャケ
ット34bには排水口63がそれぞれ開口されている。
そして、この給水口62には、図1に示す前記冷却水循
環通路26における暖房回路30の第1の通路35の上
流側が接続されている。一方、排水口63には、その第
1の通路35の下流側が接続されている。
【0041】次に、この第1の実施形態の車両用暖房装
置の動作について説明する。車室内に暖房要求が存在す
るときには、図示しない暖房用スイッチがオンされて、
ウォータバルブ33が開放される。ここで、冷却水の温
度が所定の温度以下の場合には、冷却回路29内の第1
サーモスタットバルブ32が閉止されて、冷却水はもっ
ぱら暖房回路30内を流通される。また、この状態で
は、第1通路35中の第2サーモスタットバルブ37が
開放されるとともに、第2通路36中の第3サーモスタ
ットバルブ38が閉止される。そして、車両エンジン1
6のジャケット16aから流出された冷却水は、エアコ
ンプレッサ11のジャケット34を通ってヒータコア2
7に供給され、車両エンジン16のジャケット16aに
還流される。
置の動作について説明する。車室内に暖房要求が存在す
るときには、図示しない暖房用スイッチがオンされて、
ウォータバルブ33が開放される。ここで、冷却水の温
度が所定の温度以下の場合には、冷却回路29内の第1
サーモスタットバルブ32が閉止されて、冷却水はもっ
ぱら暖房回路30内を流通される。また、この状態で
は、第1通路35中の第2サーモスタットバルブ37が
開放されるとともに、第2通路36中の第3サーモスタ
ットバルブ38が閉止される。そして、車両エンジン1
6のジャケット16aから流出された冷却水は、エアコ
ンプレッサ11のジャケット34を通ってヒータコア2
7に供給され、車両エンジン16のジャケット16aに
還流される。
【0042】この状態では、車両エンジン16のジャケ
ット16aで加温された冷却水がヒータコア27を通し
て循環される。この状態で、車室内あるいは車室外の空
気が、温風吹き出しユニット25内に配置された通風機
28によりヒータコア27の表面に接触され、冷却水と
の間で熱交換されて暖められる。
ット16aで加温された冷却水がヒータコア27を通し
て循環される。この状態で、車室内あるいは車室外の空
気が、温風吹き出しユニット25内に配置された通風機
28によりヒータコア27の表面に接触され、冷却水と
の間で熱交換されて暖められる。
【0043】また、この冷却水の低温状態では、クラッ
チ18が接続状態となって車両エンジン16とエアコン
プレッサ11とが作動連結される。これにより、エアコ
ンプレッサ11の駆動シャフト12が回転されて、前述
したエアコンプレッサ11の圧縮動作がなされる。この
圧縮動作により、外気はエアクリーナ21及び吸入管路
20を介してエアコンプレッサ11内に吸入されるとと
もに、断熱圧縮により高温の圧縮空気となって吐出管路
24を介して温風吹き出しユニット25内に吐出され
る。そして、この圧縮空気が前記ヒータコア27におい
て暖められた空気とともに車室内に吹き出されて、車室
内が暖房される。このため、冷却水の低温状態における
車室内への冷風の吹き出しが抑制されて、車室内の暖房
性能を向上することができる。
チ18が接続状態となって車両エンジン16とエアコン
プレッサ11とが作動連結される。これにより、エアコ
ンプレッサ11の駆動シャフト12が回転されて、前述
したエアコンプレッサ11の圧縮動作がなされる。この
圧縮動作により、外気はエアクリーナ21及び吸入管路
20を介してエアコンプレッサ11内に吸入されるとと
もに、断熱圧縮により高温の圧縮空気となって吐出管路
24を介して温風吹き出しユニット25内に吐出され
る。そして、この圧縮空気が前記ヒータコア27におい
て暖められた空気とともに車室内に吹き出されて、車室
内が暖房される。このため、冷却水の低温状態における
車室内への冷風の吹き出しが抑制されて、車室内の暖房
性能を向上することができる。
【0044】ところで、エアコンプレッサ11の圧縮動
作に伴う圧縮熱の一部は、両スクロール部材41、50
に伝達される。また、エアコンプレッサ11内の摺動部
(例えば、チップシール52と両スクロール基板41
a、50aとの間、ベアリング45、51等)におい
て、摩擦熱が発生する。これらの熱は、ジャケット34
内を流通する冷却水に対して熱交換され、さらに冷却水
を介してヒータコア27において車室内に吹き出される
空気に熱交換されて車室内の暖房に供される。
作に伴う圧縮熱の一部は、両スクロール部材41、50
に伝達される。また、エアコンプレッサ11内の摺動部
(例えば、チップシール52と両スクロール基板41
a、50aとの間、ベアリング45、51等)におい
て、摩擦熱が発生する。これらの熱は、ジャケット34
内を流通する冷却水に対して熱交換され、さらに冷却水
を介してヒータコア27において車室内に吹き出される
空気に熱交換されて車室内の暖房に供される。
【0045】また、ヒータコア27において熱交換され
た冷却水は、車両エンジン16のジャケット16aに還
流される。このとき、ヒータコア27における熱交換時
の余熱が車両エンジン16に伝達されて、車両エンジン
16の暖機性能が向上される。これらのため、冷却水の
温度の立ち上がりが速められて、車室内の暖房性能が一
層向上される。
た冷却水は、車両エンジン16のジャケット16aに還
流される。このとき、ヒータコア27における熱交換時
の余熱が車両エンジン16に伝達されて、車両エンジン
16の暖機性能が向上される。これらのため、冷却水の
温度の立ち上がりが速められて、車室内の暖房性能が一
層向上される。
【0046】さて、エアコンプレッサ11の吸入口19
は、吸入管路20を介してエアクリーナ21に接続され
ており、空気の取入口が車両エンジン16への吸気通路
22と共用になっている。ここで、車両エンジン16の
回転数が増大すると、車両エンジン16側の負圧が大き
くなって、エアクリーナ21内の空気は車両エンジン1
6側への多く供給される。これに伴って、エアコンプレ
ッサ11側への空気の供給量が低減される。つまり、エ
アクリーナ21が、エアコンプレッサ11の吸入通路に
おける可変絞りの役割を果たしている。
は、吸入管路20を介してエアクリーナ21に接続され
ており、空気の取入口が車両エンジン16への吸気通路
22と共用になっている。ここで、車両エンジン16の
回転数が増大すると、車両エンジン16側の負圧が大き
くなって、エアクリーナ21内の空気は車両エンジン1
6側への多く供給される。これに伴って、エアコンプレ
ッサ11側への空気の供給量が低減される。つまり、エ
アクリーナ21が、エアコンプレッサ11の吸入通路に
おける可変絞りの役割を果たしている。
【0047】ところで、エアコンプレッサ11は、その
回転数が大きいほど吐出流量が増大する。これに対し
て、前述のようにエアクリーナ21の吸入絞り効果によ
って、エアコンプレッサ11の回転数が大きいほど、そ
のエアコンプレッサ11への空気の供給量が低減され
て、圧縮空気の吐出圧力も低下される。そして、エアコ
ンプレッサ11の回転数を問わず、エアコンプレッサの
圧縮空気の吐出流量と吐出圧力との積の値がほぼ一定と
なる。このため、エアコンプレッサ11の回転数にかか
わらず、エアコンプレッサ11のなす圧縮動作における
仕事量がほぼ一定に保たれる。つまり、エアコンプレッ
サ11の圧縮動作に伴う発熱量が常にほぼ一定に保たれ
て、高回転時に車室内が過剰に暖房されたりするのが抑
制される。
回転数が大きいほど吐出流量が増大する。これに対し
て、前述のようにエアクリーナ21の吸入絞り効果によ
って、エアコンプレッサ11の回転数が大きいほど、そ
のエアコンプレッサ11への空気の供給量が低減され
て、圧縮空気の吐出圧力も低下される。そして、エアコ
ンプレッサ11の回転数を問わず、エアコンプレッサの
圧縮空気の吐出流量と吐出圧力との積の値がほぼ一定と
なる。このため、エアコンプレッサ11の回転数にかか
わらず、エアコンプレッサ11のなす圧縮動作における
仕事量がほぼ一定に保たれる。つまり、エアコンプレッ
サ11の圧縮動作に伴う発熱量が常にほぼ一定に保たれ
て、高回転時に車室内が過剰に暖房されたりするのが抑
制される。
【0048】さて、車両エンジン16が十分に暖機され
て、冷却水の温度が上昇してくると、クラッチ18が遮
断状態となって車両エンジン16とエアコンプレッサ1
1との作動連結が解除される。このため、温風吹き出し
ユニット25への高温の圧縮空気の供給が停止される。
この状態では、車室内の暖房は、もっぱら冷却水から車
室内に吹き出される空気への熱交換によってなされる。
また、第1通路35中の第2サーモスタットバルブ37
が閉止されるとともに、第2通路36中の第3サーモス
タットバルブ38が開放される。そして、車両エンジン
16のジャケット16aから流出された冷却水は、エア
コンプレッサ11のジャケット34を回避してヒータコ
ア27に供給され、車両エンジン16のジャケット16
aに還流される。このため、冷却水が過剰に暖められる
ことがなく、車室内の過剰な暖房及び車両エンジン16
の過熱の発生が抑制される。
て、冷却水の温度が上昇してくると、クラッチ18が遮
断状態となって車両エンジン16とエアコンプレッサ1
1との作動連結が解除される。このため、温風吹き出し
ユニット25への高温の圧縮空気の供給が停止される。
この状態では、車室内の暖房は、もっぱら冷却水から車
室内に吹き出される空気への熱交換によってなされる。
また、第1通路35中の第2サーモスタットバルブ37
が閉止されるとともに、第2通路36中の第3サーモス
タットバルブ38が開放される。そして、車両エンジン
16のジャケット16aから流出された冷却水は、エア
コンプレッサ11のジャケット34を回避してヒータコ
ア27に供給され、車両エンジン16のジャケット16
aに還流される。このため、冷却水が過剰に暖められる
ことがなく、車室内の過剰な暖房及び車両エンジン16
の過熱の発生が抑制される。
【0049】そして、車室内に暖房要求が存在しないと
きには、冷却水循環通路26の暖房回路30内のウォー
タバルブ33が閉止されるとともに、冷却回路29内の
第1サーモスタットバルブ32が開放される。そして、
車両エンジン16から流出された冷却水は、もっぱら冷
却回路29内を流通し、ラジエータ31で冷却されて車
両エンジン16のジャケット16aに還流される。
きには、冷却水循環通路26の暖房回路30内のウォー
タバルブ33が閉止されるとともに、冷却回路29内の
第1サーモスタットバルブ32が開放される。そして、
車両エンジン16から流出された冷却水は、もっぱら冷
却回路29内を流通し、ラジエータ31で冷却されて車
両エンジン16のジャケット16aに還流される。
【0050】以上のように構成されたこの実施形態によ
れば、以下の効果を奏する。 (a) この第1の実施形態の暖房装置においては、エ
アコンプレッサ11に空気を導く吸入管路20にエアク
リーナ21が接続されている。このエアクリーナ21
は、車両エンジン16の回転数に応じて、エアコンプレ
ッサ11への吸入空気量を調節する可変絞り部となって
いる。そして、この吸入空気量の増減により、暖房能力
の変更がなされる。このため、暖房能力の変更をエアコ
ンプレッサ11からの吐出通路に可変絞り部を設けて行
う場合のように、大きな暖房能力の要求時において、そ
のエアコンプレッサ11が高温、高圧環境下での圧縮動
作を強いられることがほとんどない。従って、エアコン
プレッサ11の作動環境を緩和することができて、コン
プレッサ11の耐久性を向上することができる。
れば、以下の効果を奏する。 (a) この第1の実施形態の暖房装置においては、エ
アコンプレッサ11に空気を導く吸入管路20にエアク
リーナ21が接続されている。このエアクリーナ21
は、車両エンジン16の回転数に応じて、エアコンプレ
ッサ11への吸入空気量を調節する可変絞り部となって
いる。そして、この吸入空気量の増減により、暖房能力
の変更がなされる。このため、暖房能力の変更をエアコ
ンプレッサ11からの吐出通路に可変絞り部を設けて行
う場合のように、大きな暖房能力の要求時において、そ
のエアコンプレッサ11が高温、高圧環境下での圧縮動
作を強いられることがほとんどない。従って、エアコン
プレッサ11の作動環境を緩和することができて、コン
プレッサ11の耐久性を向上することができる。
【0051】(b) また、エアコンプレッサ11の圧
縮動作により昇温された圧縮空気はそのまま車室内に供
給されるため、前記圧縮動作に基づいて発生した熱量に
おいて放熱等で消費される割合が低減される。従って、
エアコンプレッサ11における動力損失が低減されて、
より効率的に車室内が暖房される。
縮動作により昇温された圧縮空気はそのまま車室内に供
給されるため、前記圧縮動作に基づいて発生した熱量に
おいて放熱等で消費される割合が低減される。従って、
エアコンプレッサ11における動力損失が低減されて、
より効率的に車室内が暖房される。
【0052】(c) この第1の実施形態の暖房装置に
おいては、エアコンプレッサ11に車両エンジン16冷
却用の冷却水が流通するジャケット34が設けられてい
る。さて、エアコンプレッサ11においては、その圧縮
運転に伴って発生する圧縮熱のうちの一部は固定スクロ
ール部材41等に伝達される。また、エアコンプレッサ
11の摺動部では、摩擦熱が発生する。この固定スクロ
ール部材41に伝達された圧縮熱の一部及び摩擦熱は、
ジャケット34内の冷却水に熱交換されて回収される。
この熱回収により、冷却水が暖められるとともに、エア
コンプレッサ11の本体が冷却される。このため、例え
ば冷却水の温度が低い場合において、冷却水の温度の立
ち上がりを速めることができて、車両エンジン16の暖
機性能を向上することができる。また、冷却水循環通路
26の暖房回路30内のヒータコア27において、この
回収された熱量が冷却水から車室内に吹き出される空気
へと熱交換されて、車室内の温度の立ち上がりを速める
ことができる。従って、暖房装置の暖房性能を一層向上
することができるとともに、エアコンプレッサ11にお
ける動力損失を一層低減することができる。
おいては、エアコンプレッサ11に車両エンジン16冷
却用の冷却水が流通するジャケット34が設けられてい
る。さて、エアコンプレッサ11においては、その圧縮
運転に伴って発生する圧縮熱のうちの一部は固定スクロ
ール部材41等に伝達される。また、エアコンプレッサ
11の摺動部では、摩擦熱が発生する。この固定スクロ
ール部材41に伝達された圧縮熱の一部及び摩擦熱は、
ジャケット34内の冷却水に熱交換されて回収される。
この熱回収により、冷却水が暖められるとともに、エア
コンプレッサ11の本体が冷却される。このため、例え
ば冷却水の温度が低い場合において、冷却水の温度の立
ち上がりを速めることができて、車両エンジン16の暖
機性能を向上することができる。また、冷却水循環通路
26の暖房回路30内のヒータコア27において、この
回収された熱量が冷却水から車室内に吹き出される空気
へと熱交換されて、車室内の温度の立ち上がりを速める
ことができる。従って、暖房装置の暖房性能を一層向上
することができるとともに、エアコンプレッサ11にお
ける動力損失を一層低減することができる。
【0053】(d) しかも、エアコンプレッサ11の
本体が冷却されることで、そのコンプレッサ11の作動
条件を一層緩和することができて、その内部の摺動部の
耐久性を向上することができる。
本体が冷却されることで、そのコンプレッサ11の作動
条件を一層緩和することができて、その内部の摺動部の
耐久性を向上することができる。
【0054】(e) この第1の実施形態の暖房装置に
おいては、冷却水循環通路26にエアコンプレッサ11
のジャケット34を必要に応じて回避する第2通路36
が設けられている。このため、車室内の暖房要求に応じ
て、エアコンプレッサ11における冷却水への熱交換量
を調節することができる。従って、車室内が過剰に暖房
されたり、車両エンジン16の冷却が不足がちになった
りするのを抑制することができる。
おいては、冷却水循環通路26にエアコンプレッサ11
のジャケット34を必要に応じて回避する第2通路36
が設けられている。このため、車室内の暖房要求に応じ
て、エアコンプレッサ11における冷却水への熱交換量
を調節することができる。従って、車室内が過剰に暖房
されたり、車両エンジン16の冷却が不足がちになった
りするのを抑制することができる。
【0055】(第2の実施形態)つぎに、この発明の第
2の実施形態について、図4〜図8に基づいて前記第1
の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
2の実施形態について、図4〜図8に基づいて前記第1
の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0056】この第2の実施形態においては、エアコン
プレッサ11が可変容量型のものとなっており、吸入通
路上の可変絞り部がエアコンプレッサ11の内部に設け
られている。また、図4に示すように、そのエアコンプ
レッサ11の吐出容量、すなわち吐出流量が、車室内の
暖房スイッチ70のオンオフ切り替えに連動されるよう
になっている。また、エアコンプレッサ11の吸入口1
9に接続された吸入管路20は、可変絞り機能を持たな
いフィルタ71を介して大気中に開放されている。
プレッサ11が可変容量型のものとなっており、吸入通
路上の可変絞り部がエアコンプレッサ11の内部に設け
られている。また、図4に示すように、そのエアコンプ
レッサ11の吐出容量、すなわち吐出流量が、車室内の
暖房スイッチ70のオンオフ切り替えに連動されるよう
になっている。また、エアコンプレッサ11の吸入口1
9に接続された吸入管路20は、可変絞り機能を持たな
いフィルタ71を介して大気中に開放されている。
【0057】さて、この第2の実施形態のエアコンプレ
ッサ11としては、例えば図5〜図8に示すようなスク
ロール型の可変容量型圧縮機を採用することができ、そ
の容量可変機構72について以下に説明する。
ッサ11としては、例えば図5〜図8に示すようなスク
ロール型の可変容量型圧縮機を採用することができ、そ
の容量可変機構72について以下に説明する。
【0058】この容量可変機構72は、エアコンプレッ
サ11の圧縮室をなす密閉空間S1、S2への空気の吸
入量を変更するための可変絞り部となっている。つま
り、図5に示すように、固定スクロール部材41のスク
ロール基板41a内には、円柱形状のロータ室73が形
成されており、ロータ室73内には略円筒状をなす開閉
ロータ74が回動可能に収容されている。開閉ロータ7
4は、ロータリアクチュエータ75により図5に示す位
置と図8に示す位置との間で回動切換される。
サ11の圧縮室をなす密閉空間S1、S2への空気の吸
入量を変更するための可変絞り部となっている。つま
り、図5に示すように、固定スクロール部材41のスク
ロール基板41a内には、円柱形状のロータ室73が形
成されており、ロータ室73内には略円筒状をなす開閉
ロータ74が回動可能に収容されている。開閉ロータ7
4は、ロータリアクチュエータ75により図5に示す位
置と図8に示す位置との間で回動切換される。
【0059】図6及び図7に示すように、開閉ロータ7
4は吐出ポート57に接近して配置されている。図5及
び図6に示すように、開閉ロータ74内には還流通路7
6が形成されている。開閉ロータ74の周面には、複数
の導入口74aが還流通路76に連通するように、開閉
ロータ74の軸方向に列設されている。開閉ロータ74
の基端部には、出口77がロータ室73に連通するよう
に形成されている。
4は吐出ポート57に接近して配置されている。図5及
び図6に示すように、開閉ロータ74内には還流通路7
6が形成されている。開閉ロータ74の周面には、複数
の導入口74aが還流通路76に連通するように、開閉
ロータ74の軸方向に列設されている。開閉ロータ74
の基端部には、出口77がロータ室73に連通するよう
に形成されている。
【0060】図5に示すように、固定スクロール基板4
1aの密閉空間S2側の端面下部には、戻り口78がロ
ータ室73に連通するように形成されている。戻り口7
8は、固定スクロール部材41の外周側の吸入室56と
ロータ室73とを連通する。
1aの密閉空間S2側の端面下部には、戻り口78がロ
ータ室73に連通するように形成されている。戻り口7
8は、固定スクロール部材41の外周側の吸入室56と
ロータ室73とを連通する。
【0061】図5〜図7に示すように、容積減少途上に
ある圧縮室をなす密閉空間S1、S2側の固定スクロー
ル基板41aの端面には、複数の入口79がロータ室7
3に連通するように形成されている。これら入口79
は、前記各導入口74aにそれぞれ対応するようになっ
ている。
ある圧縮室をなす密閉空間S1、S2側の固定スクロー
ル基板41aの端面には、複数の入口79がロータ室7
3に連通するように形成されている。これら入口79
は、前記各導入口74aにそれぞれ対応するようになっ
ている。
【0062】ここで、開閉ロータ74が図8に示す位置
に回動配置された状態では、入口79と導入口74aと
がそれぞれ重合され、密閉空間S1、S2と還流通路7
6とが入口79と導入口74aとを介して連通される。
この状態では、入口79に接続する密閉空間S1、S2
内の空気の一部が、還流通路76及び戻り口78を介し
て吸入室56に還流される。つまり、密閉空間S1、S
2内に吸入された空気の量が変更されて、エアコンプレ
ッサ11は100%容量に満たない吐出作用を行なう。
に回動配置された状態では、入口79と導入口74aと
がそれぞれ重合され、密閉空間S1、S2と還流通路7
6とが入口79と導入口74aとを介して連通される。
この状態では、入口79に接続する密閉空間S1、S2
内の空気の一部が、還流通路76及び戻り口78を介し
て吸入室56に還流される。つまり、密閉空間S1、S
2内に吸入された空気の量が変更されて、エアコンプレ
ッサ11は100%容量に満たない吐出作用を行なう。
【0063】一方、開閉ロータ74が図5に示す位置に
回動配置された状態では、入口79と導入口74aとが
開閉ロータ74の周方向に外れて、密閉空間S1、S2
と還流通路76との連通が遮断される。従って、密閉空
間S1、S2内に吸入され閉じこめられた空気は、還流
通路76及び戻り口78を介して吸入室56に還流され
ることなく、エアコンプレッサ11は100%容量の吐
出作用を行なう。
回動配置された状態では、入口79と導入口74aとが
開閉ロータ74の周方向に外れて、密閉空間S1、S2
と還流通路76との連通が遮断される。従って、密閉空
間S1、S2内に吸入され閉じこめられた空気は、還流
通路76及び戻り口78を介して吸入室56に還流され
ることなく、エアコンプレッサ11は100%容量の吐
出作用を行なう。
【0064】ところで、容積減少途上にある密閉空間S
1、S2は、180°回転対称位置にあり、密閉空間S
1、S2内の圧力がバランスしている。容量可変制御
は、圧力バランスした状態で行なうことが望ましく、そ
のためには180°回転対称位置にあって周方向へ移動
する密閉空間S1、S2と還流通路76との連通を同期
させなければならない。図7では、可動スクロール部材
50の180°間隔の公転位置が実線及び鎖線で示され
ているが、入口79の位置を適正選択することにより略
180°回転対称位置にある密閉空間S1、S2と還流
通路76との連通を同期させることができる。
1、S2は、180°回転対称位置にあり、密閉空間S
1、S2内の圧力がバランスしている。容量可変制御
は、圧力バランスした状態で行なうことが望ましく、そ
のためには180°回転対称位置にあって周方向へ移動
する密閉空間S1、S2と還流通路76との連通を同期
させなければならない。図7では、可動スクロール部材
50の180°間隔の公転位置が実線及び鎖線で示され
ているが、入口79の位置を適正選択することにより略
180°回転対称位置にある密閉空間S1、S2と還流
通路76との連通を同期させることができる。
【0065】また、前記ロータリアクチュエータ75
は、制御コンピュータ80からの入力信号に基づいて、
開閉ロータ74の回動角度を変更するように構成されて
いる。これにより、開閉ロータ74の導入口74aと、
スクロール基板41の入口79との重合面積が変更され
る。この重合面積が小さいときには、密閉空間S1、S
2と還流通路76との間の通路が絞られた状態となっ
て、密閉空間S1、S2から還流通路76を介して吸入
室56に還流される空気の量が少なくなる。そして、エ
アコンプレッサ11の密閉空間S1、S2に閉じこめら
れる空気の量が多くなって、エアコンプレッサ11の吐
出圧力が比較的大きなものとなる。
は、制御コンピュータ80からの入力信号に基づいて、
開閉ロータ74の回動角度を変更するように構成されて
いる。これにより、開閉ロータ74の導入口74aと、
スクロール基板41の入口79との重合面積が変更され
る。この重合面積が小さいときには、密閉空間S1、S
2と還流通路76との間の通路が絞られた状態となっ
て、密閉空間S1、S2から還流通路76を介して吸入
室56に還流される空気の量が少なくなる。そして、エ
アコンプレッサ11の密閉空間S1、S2に閉じこめら
れる空気の量が多くなって、エアコンプレッサ11の吐
出圧力が比較的大きなものとなる。
【0066】これに対して、この重合面積が大きくなる
と、密閉空間S1、S2と還流通路76との間の通路の
開口面積が大きくなって、密閉空間S1、S2から還流
通路76を介して吸入室56に還流される空気の量が多
くなる。そして、エアコンプレッサ11の密閉空間S
1、S2に閉じこめられる空気の量が少なくなって、エ
アコンプレッサ11の吐出圧力が比較的小さなものとな
る。
と、密閉空間S1、S2と還流通路76との間の通路の
開口面積が大きくなって、密閉空間S1、S2から還流
通路76を介して吸入室56に還流される空気の量が多
くなる。そして、エアコンプレッサ11の密閉空間S
1、S2に閉じこめられる空気の量が少なくなって、エ
アコンプレッサ11の吐出圧力が比較的小さなものとな
る。
【0067】ここで、車室内の暖房スイッチ70がオン
の状態で、車両エンジン16の回転数が大きいときに
は、エアコンプレッサ11の回転数も大きくなる。この
状態では、開閉ロータ74が導入口74aと入口79と
の重合面積が大きくなるような回動位置に配置される。
そして、エアコンプレッサ11の吐出圧力が低減され
て、エアコンプレッサ11の圧縮動作に伴う発熱量が不
必要に増大するがことなく、高回転時に車室内が過剰に
暖房されたりするのが抑制される。
の状態で、車両エンジン16の回転数が大きいときに
は、エアコンプレッサ11の回転数も大きくなる。この
状態では、開閉ロータ74が導入口74aと入口79と
の重合面積が大きくなるような回動位置に配置される。
そして、エアコンプレッサ11の吐出圧力が低減され
て、エアコンプレッサ11の圧縮動作に伴う発熱量が不
必要に増大するがことなく、高回転時に車室内が過剰に
暖房されたりするのが抑制される。
【0068】また、車室内の暖房スイッチ70がオフの
状態では、前述の第1の実施形態と同様にクラッチ18
が遮断状態となって、車室内への高温の圧縮空気の供給
が停止される。
状態では、前述の第1の実施形態と同様にクラッチ18
が遮断状態となって、車室内への高温の圧縮空気の供給
が停止される。
【0069】以上のように構成されたこの実施形態によ
れば、以下の効果が期待される。 (a) この第2の実施形態の暖房装置においても、前
述の第1の実施形態の暖房装置とほぼ同様の効果が期待
される。
れば、以下の効果が期待される。 (a) この第2の実施形態の暖房装置においても、前
述の第1の実施形態の暖房装置とほぼ同様の効果が期待
される。
【0070】(b) この第2の実施形態の暖房装置に
おいては、エアコンプレッサ11として、可変容量型の
コンプレッサが採用されている。このため、吸入通路上
の可変絞り部をコンプレッサ11の本体内に組み込むこ
とができる。従って、暖房装置に可変絞り部を別途設け
る必要がなく、部品点数を削減できるとともに、装置全
体の小型化を図ることができる。
おいては、エアコンプレッサ11として、可変容量型の
コンプレッサが採用されている。このため、吸入通路上
の可変絞り部をコンプレッサ11の本体内に組み込むこ
とができる。従って、暖房装置に可変絞り部を別途設け
る必要がなく、部品点数を削減できるとともに、装置全
体の小型化を図ることができる。
【0071】(第3の実施形態)つぎに、この発明の第
3の実施形態について、図9に基づいて前記第1の実施
形態と異なる部分を中心に説明する。
3の実施形態について、図9に基づいて前記第1の実施
形態と異なる部分を中心に説明する。
【0072】この第3の実施形態においては、図9に示
すように、エアコンプレッサ11が他の補機、例えばエ
アサスペンション91に圧縮空気を供給するためのコン
プレッサと共用したものとなっている。エアコンプレッ
サ11で圧縮された空気の一部は、エアサスペンション
91に接続されたエアタンク92に分岐路93を介して
供給される。エアコンプレッサ11で圧縮された空気の
他の一部は、必要に応じて車室内に吐出管路24を介し
て供給される。前記分岐路93には、エアタンク92内
での貯留によって放熱冷却された圧縮空気が、吐出管路
24に逆流しないように逆止弁94が配設されている。
すように、エアコンプレッサ11が他の補機、例えばエ
アサスペンション91に圧縮空気を供給するためのコン
プレッサと共用したものとなっている。エアコンプレッ
サ11で圧縮された空気の一部は、エアサスペンション
91に接続されたエアタンク92に分岐路93を介して
供給される。エアコンプレッサ11で圧縮された空気の
他の一部は、必要に応じて車室内に吐出管路24を介し
て供給される。前記分岐路93には、エアタンク92内
での貯留によって放熱冷却された圧縮空気が、吐出管路
24に逆流しないように逆止弁94が配設されている。
【0073】以上のように構成されたこの実施形態によ
れば、以下の効果が期待される。 (a) この第3の実施形態の暖房装置においても、前
述の第1の実施形態の暖房装置とほぼ同様の効果が期待
される。
れば、以下の効果が期待される。 (a) この第3の実施形態の暖房装置においても、前
述の第1の実施形態の暖房装置とほぼ同様の効果が期待
される。
【0074】(b) この第3の実施形態の暖房装置に
おいては、エアコンプレッサ11が、例えばエアサスペ
ンション91に圧縮空気を供給するためのコンプレッサ
と共用されている。このため、エアコンプレッサ11を
暖房装置用に別途設ける必要がなくて、部品点数を削減
できるとともに、搭載スペースの限られたエンジンルー
ム内への暖房装置の搭載における自由度が向上される。
おいては、エアコンプレッサ11が、例えばエアサスペ
ンション91に圧縮空気を供給するためのコンプレッサ
と共用されている。このため、エアコンプレッサ11を
暖房装置用に別途設ける必要がなくて、部品点数を削減
できるとともに、搭載スペースの限られたエンジンルー
ム内への暖房装置の搭載における自由度が向上される。
【0075】なお、この発明は以下のように変更して具
体化することもできる。 (1) 前記第1の実施形態において、エアコンプレッ
サ11としてスクロール型のコンプレッサ以外のもの、
例えばカムプレート型、ワブル型、ベーン型等のコンプ
レッサを採用すること。
体化することもできる。 (1) 前記第1の実施形態において、エアコンプレッ
サ11としてスクロール型のコンプレッサ以外のもの、
例えばカムプレート型、ワブル型、ベーン型等のコンプ
レッサを採用すること。
【0076】(2) 前記第2の実施形態において、エ
アコンプレッサ11としてスクロール型の可変容量型コ
ンプレッサ以外のもの、例えばカムプレート型、ワブル
型、ベーン型等の可変容量型コンプレッサを採用するこ
と。
アコンプレッサ11としてスクロール型の可変容量型コ
ンプレッサ以外のもの、例えばカムプレート型、ワブル
型、ベーン型等の可変容量型コンプレッサを採用するこ
と。
【0077】(3) 前記第2の実施形態において、エ
アコンプレッサ11の容量可変機構72を複数の吐出容
量に段階的に変更するようにすること。 (4) 前記第2の実施形態において、エアコンプレッ
サ11の容量可変機構72として、ロータ室73内で開
閉ロータ74を回動させる代わりに、例えばそのロータ
室73内にスライド移動可能にピストンを嵌入し、その
ピストンによりスクロール基板41a上の入口79を開
閉し、ピストンが入口79を開放している状態では容積
減少途上にある密閉空間S1、S2が吸入室56に連通
し、ピストンが入口79を閉鎖している状態では前記密
閉空間S1、S2と吸入室56との連通を遮断するよう
に構成すること。
アコンプレッサ11の容量可変機構72を複数の吐出容
量に段階的に変更するようにすること。 (4) 前記第2の実施形態において、エアコンプレッ
サ11の容量可変機構72として、ロータ室73内で開
閉ロータ74を回動させる代わりに、例えばそのロータ
室73内にスライド移動可能にピストンを嵌入し、その
ピストンによりスクロール基板41a上の入口79を開
閉し、ピストンが入口79を開放している状態では容積
減少途上にある密閉空間S1、S2が吸入室56に連通
し、ピストンが入口79を閉鎖している状態では前記密
閉空間S1、S2と吸入室56との連通を遮断するよう
に構成すること。
【0078】これらのように構成しても、前述した各実
施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
以下の優れた効果を奏する。請求項1に記載の発明によ
れば、エアコンプレッサが非常に高い温度、圧力下とい
った過酷な作動環境下で圧縮動作を強いられることがほ
とんどなく、コンプレッサの耐久性を向上することがで
きる。また、コンプレッサの圧縮動作に基づいて発生し
た熱量において放熱等で消費される割合が低減されて、
コンプレッサにおける動力損失を低減することができ
る。
以下の優れた効果を奏する。請求項1に記載の発明によ
れば、エアコンプレッサが非常に高い温度、圧力下とい
った過酷な作動環境下で圧縮動作を強いられることがほ
とんどなく、コンプレッサの耐久性を向上することがで
きる。また、コンプレッサの圧縮動作に基づいて発生し
た熱量において放熱等で消費される割合が低減されて、
コンプレッサにおける動力損失を低減することができ
る。
【0080】請求項2に記載の発明によれば、暖房装置
に、可変絞り部を別途設ける必要がなく、部品点数を削
減できるとともに、装置全体の小型化を図ることができ
る。請求項3に記載の発明によれば、エアコンプレッサ
の圧縮動作に伴って発生した熱のうち、コンプレッサの
機壁に伝達される熱が冷却水により回収される。このた
め、冷却水の温度が低い場合において、冷却水の温度の
立ち上がりを速めることができて、車両エンジンの暖機
性能を向上することができる。また、回収された熱を、
車室内の暖房に供することができて、暖房性能が一層向
上されるとともに、コンプレッサにおける動力損失を一
層低減される。しかも、この熱回収によりコンプレッサ
本体が冷却されて、そのコンプレッサの作動条件を一層
緩和することができて、その内部の摺動部の耐久性を向
上することができる。
に、可変絞り部を別途設ける必要がなく、部品点数を削
減できるとともに、装置全体の小型化を図ることができ
る。請求項3に記載の発明によれば、エアコンプレッサ
の圧縮動作に伴って発生した熱のうち、コンプレッサの
機壁に伝達される熱が冷却水により回収される。このた
め、冷却水の温度が低い場合において、冷却水の温度の
立ち上がりを速めることができて、車両エンジンの暖機
性能を向上することができる。また、回収された熱を、
車室内の暖房に供することができて、暖房性能が一層向
上されるとともに、コンプレッサにおける動力損失を一
層低減される。しかも、この熱回収によりコンプレッサ
本体が冷却されて、そのコンプレッサの作動条件を一層
緩和することができて、その内部の摺動部の耐久性を向
上することができる。
【0081】請求項4に記載の発明によれば、車室内の
暖房要求に応じて冷却水への熱交換量を調節することが
できて、車室内が過剰に暖房されたり、車両エンジンの
冷却が不足がちになったりするのが抑制される。
暖房要求に応じて冷却水への熱交換量を調節することが
できて、車室内が過剰に暖房されたり、車両エンジンの
冷却が不足がちになったりするのが抑制される。
【0082】請求項5及び6に記載の発明によれば、コ
ンプレッサの回転数にかかわらず、コンプレッサのなす
仕事量をほぼ一定に保たれて、車室内が過剰に暖房され
たりするのが抑制される。
ンプレッサの回転数にかかわらず、コンプレッサのなす
仕事量をほぼ一定に保たれて、車室内が過剰に暖房され
たりするのが抑制される。
【0083】請求項7に記載の発明によれば、コンプレ
ッサを暖房装置用に別途設ける必要がなくて、部品点数
を削減できるとともに、搭載スペースの限られたエンジ
ンルーム内への暖房装置の搭載における自由度が向上さ
れる。
ッサを暖房装置用に別途設ける必要がなくて、部品点数
を削減できるとともに、搭載スペースの限られたエンジ
ンルーム内への暖房装置の搭載における自由度が向上さ
れる。
【図1】 第1の実施形態の車両用暖房装置を示す回路
図。
図。
【図2】 第1の実施形態のエアコンプレッサを示す断
面図。
面図。
【図3】 図2の3−3線における断面図。
【図4】 第2の実施形態の車両用暖房装置を示す回路
図。
図。
【図5】 第2の実施形態のエアコンプレッサを示す断
面図。
面図。
【図6】 図5の6−6線における断面図。
【図7】 図5の7−7線における断面図。
【図8】 図5のエアコンプレッサの小容量状態を示す
断面図。
断面図。
【図9】 第3の実施形態の車両用暖房装置を示す回路
図。
図。
11…エアコンプレッサ、20…吸入通路の一部を構成
する吸入管路、16…車両エンジン、21…吸入通路の
一部を構成するとともに可変絞り部を構成するエアクリ
ーナ、22…吸気通路、26…冷却水循環通路、34…
ジャケット、34a…第1のジャケット、34b…第2
のジャケット、36…バイパスとしての第2の通路、7
2…可変絞り部を構成する容量可変機構、91…他の補
機としてのエアサスペンション、S0、S1、S2…圧
縮室をなす密閉空間。
する吸入管路、16…車両エンジン、21…吸入通路の
一部を構成するとともに可変絞り部を構成するエアクリ
ーナ、22…吸気通路、26…冷却水循環通路、34…
ジャケット、34a…第1のジャケット、34b…第2
のジャケット、36…バイパスとしての第2の通路、7
2…可変絞り部を構成する容量可変機構、91…他の補
機としてのエアサスペンション、S0、S1、S2…圧
縮室をなす密閉空間。
フロントページの続き (72)発明者 三浦 慎太郎 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (7)
- 【請求項1】 エアコンプレッサにより圧縮された空気
を車室内に供給して、車室内の暖房を行うようにした車
両用暖房装置において、 前記エアコンプレッサの圧縮室内に空気を導く吸入通路
に、その圧縮室への空気の吸入量を変更するための可変
絞り部を設けたことを特徴とする車両用暖房装置。 - 【請求項2】 前記エアコンプレッサが、可変容量型コ
ンプレッサであることを特徴とする請求項1に記載の車
両用暖房装置。 - 【請求項3】 前記エアコンプレッサにジャケットを設
け、そのジャケットが車両エンジンを冷却するための冷
却水の循環通路の一部を構成するようにしたことを特徴
とする請求項1または2に記載の車両用暖房装置。 - 【請求項4】 前記冷却水の循環通路には、前記ジャケ
ットを回避するバイパスを設けたことを特徴とする請求
項3に記載の車両用暖房装置。 - 【請求項5】 前記エアコンプレッサと車両エンジンと
を作動連結し、そのエアコンプレッサの吐出流量と吐出
圧力との積の値が、ほぼ一定となるようにしたことを特
徴とする請求項1〜4のいずれか記載の車両用暖房装
置。 - 【請求項6】 前記吸入通路にエアクリーナを接続し、
空気の取入口を車両エンジンへの吸気通路と、エアコン
プレッサの吸入通路とが共用するようにしたことを特徴
とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用暖房装
置。 - 【請求項7】 前記エアコンプレッサは、他の補機と共
用するようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいず
れかに記載の車両用暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31073596A JPH10151938A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 車両用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31073596A JPH10151938A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 車両用暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10151938A true JPH10151938A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18008863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31073596A Pending JPH10151938A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 車両用暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10151938A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013095282A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両、空調装置、および空調方法 |
| JP2020203615A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 株式会社Subaru | 車両の空調装置 |
| JP2021049850A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 三輪精機株式会社 | 車両用空気調和装置 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP31073596A patent/JPH10151938A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013095282A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両、空調装置、および空調方法 |
| JP2020203615A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 株式会社Subaru | 車両の空調装置 |
| JP2021049850A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 三輪精機株式会社 | 車両用空気調和装置 |
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