JPH10152656A - 再剥離性粘着シート - Google Patents
再剥離性粘着シートInfo
- Publication number
- JPH10152656A JPH10152656A JP31486396A JP31486396A JPH10152656A JP H10152656 A JPH10152656 A JP H10152656A JP 31486396 A JP31486396 A JP 31486396A JP 31486396 A JP31486396 A JP 31486396A JP H10152656 A JPH10152656 A JP H10152656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- sensitive adhesive
- peeling
- adherend
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】経時での粘着力上昇による被着体への糊残りや
ラベル破れがなく、被着体から剥離する際の剥離音が小
さく剥離感が良好、かつ環境への無公害性に優れる粘着
シートを提供することを目的としている。 【解決手段】基材/粘着剤層/剥離シートの順に積層し
てなる粘着シートにおいて、基材が軟質ポリプロピレン
または軟質ポリプロピレンとゴムとの共重合体または軟
質ポリプロピレンとゴムとのブレンド体であり、該粘着
剤層が粘着剤中に、可塑剤を含有し、ポリエステル系フ
ィルム被着体に圧着荷重 500g/cm2貼付け、65
℃、80%RHに3日間経時後の粘着力が、剥離速度
0.3m/分で1500gf/25mm以下で、かつ、
剥離速度100m/分で5000gf/25mm以下で
あることを特徴とする再剥離性粘着シート。
ラベル破れがなく、被着体から剥離する際の剥離音が小
さく剥離感が良好、かつ環境への無公害性に優れる粘着
シートを提供することを目的としている。 【解決手段】基材/粘着剤層/剥離シートの順に積層し
てなる粘着シートにおいて、基材が軟質ポリプロピレン
または軟質ポリプロピレンとゴムとの共重合体または軟
質ポリプロピレンとゴムとのブレンド体であり、該粘着
剤層が粘着剤中に、可塑剤を含有し、ポリエステル系フ
ィルム被着体に圧着荷重 500g/cm2貼付け、65
℃、80%RHに3日間経時後の粘着力が、剥離速度
0.3m/分で1500gf/25mm以下で、かつ、
剥離速度100m/分で5000gf/25mm以下で
あることを特徴とする再剥離性粘着シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、近年、医療用、
衛生用など、用途の広がるウエットティッシュの携帯用
や詰替え用の包装仕様であるポリエステル系フィルム包
装材で使用する蓋用ラベルに関し、さらに詳しくは、経
時での粘着力上昇によるラベル再剥離時のラベル破れが
なく、剥離音の小さい剥離感の良好な再剥離性粘着シー
トに関する。
衛生用など、用途の広がるウエットティッシュの携帯用
や詰替え用の包装仕様であるポリエステル系フィルム包
装材で使用する蓋用ラベルに関し、さらに詳しくは、経
時での粘着力上昇によるラベル再剥離時のラベル破れが
なく、剥離音の小さい剥離感の良好な再剥離性粘着シー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、ウエットティッシュの携帯用や
詰替え用の蓋用ラベルで使用されるフィルム系基材の粘
着シ−トは、耐薬品性などに優れ、ウエットティッシュ
を取り出す際に、繰返し剥離と付着を行うための耐久性
に優れる半硬質ポリ塩化ビニル(以下、塩ビと記す)ベ
ースの粘着シートが使用されていた。
詰替え用の蓋用ラベルで使用されるフィルム系基材の粘
着シ−トは、耐薬品性などに優れ、ウエットティッシュ
を取り出す際に、繰返し剥離と付着を行うための耐久性
に優れる半硬質ポリ塩化ビニル(以下、塩ビと記す)ベ
ースの粘着シートが使用されていた。
【0003】しかし、塩ビベースの粘着シートは、基材
に塩ビからなる組成物を使用しているため、廃棄、焼却
されるときに塩素ガスやダイオキシンなどが発生すると
され、環境上問題があった。さらに、塩ビ基材に配合の
可塑剤の影響により、粘着剤の経時変化が懸念されるた
め、可塑剤に対する耐性のある、架橋密度の高い、硬い
粘着剤処方が必要であり、このような制約からウエット
ティッシュ用の包装材であるポリエステル系フィルム包
装材からラベルを引剥がす際にジッピングが発生し、剥
離音が大きく、剥離感が悪かった。
に塩ビからなる組成物を使用しているため、廃棄、焼却
されるときに塩素ガスやダイオキシンなどが発生すると
され、環境上問題があった。さらに、塩ビ基材に配合の
可塑剤の影響により、粘着剤の経時変化が懸念されるた
め、可塑剤に対する耐性のある、架橋密度の高い、硬い
粘着剤処方が必要であり、このような制約からウエット
ティッシュ用の包装材であるポリエステル系フィルム包
装材からラベルを引剥がす際にジッピングが発生し、剥
離音が大きく、剥離感が悪かった。
【0004】このような問題点を解決するため、従来
は、基材にポリプロピレン系合成紙を使用し、粘着剤に
Tg−50℃以下の柔らかいポリマーを主成分としたも
のを積層することで、被着体であるポリエステル系フィ
ルム包装材からラベルを剥離する際に、剥離音が小さ
く、剥離感の良好な粘着シートが用いられていた。
は、基材にポリプロピレン系合成紙を使用し、粘着剤に
Tg−50℃以下の柔らかいポリマーを主成分としたも
のを積層することで、被着体であるポリエステル系フィ
ルム包装材からラベルを剥離する際に、剥離音が小さ
く、剥離感の良好な粘着シートが用いられていた。
【0005】しかしながら、このようなポリプロピレン
系合成紙基材にTg−50℃以下の柔らかいポリマーを
主成分とする粘着剤層を積層した粘着シートは、初期は
良好な性能を示すが、経時と共に被着体であるポリエス
テル系フィルム包装材に対する粘着力が上昇し、ラベル
剥離時に被着体への糊残りを発生するばかりか、素早
く、ラベルを引剥がした際にラベル破れが発生する問題
があった。
系合成紙基材にTg−50℃以下の柔らかいポリマーを
主成分とする粘着剤層を積層した粘着シートは、初期は
良好な性能を示すが、経時と共に被着体であるポリエス
テル系フィルム包装材に対する粘着力が上昇し、ラベル
剥離時に被着体への糊残りを発生するばかりか、素早
く、ラベルを引剥がした際にラベル破れが発生する問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、従来の基
材にポリプロピレン系合成紙を使用し、Tg−50℃以
下のポリマーを主成分とした粘着剤を積層した粘着シー
トの欠点を解消し、経時での粘着力上昇による被着体へ
の糊残りやラベル破れがなく、被着体から剥離する際の
剥離音が小さく剥離感が良好、かつ環境への無公害性に
優れる粘着シートを提供することを目的としている。
材にポリプロピレン系合成紙を使用し、Tg−50℃以
下のポリマーを主成分とした粘着剤を積層した粘着シー
トの欠点を解消し、経時での粘着力上昇による被着体へ
の糊残りやラベル破れがなく、被着体から剥離する際の
剥離音が小さく剥離感が良好、かつ環境への無公害性に
優れる粘着シートを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明者等は、上記課
題を解決すべく鋭意検討の結果、基材/粘着剤層/剥離
シートの順に積層してなる粘着シートにおいて、基材に
軟質ポリプロピレンおよびまたは軟質ポリプロピレンと
ゴムとの共重合体または軟質ポリプロピレンとゴムとの
ブレンド体からなるフイルムを用い、粘着剤層の主成分
である(メタ)アクリル酸エステルに可塑剤を配合し、
ポリエステル系フィルム被着体に圧着荷重 500g/c
m2貼付け、65℃、80%RHに3日間経時後の粘着
力が、剥離速度0.3m/分で1500gf/25mm
以下で、かつ、剥離速度100m/分で5000gf/
25mm以下とすることで、通常の保存条件に長期間
(夏場で4カ月、冬場で半年程度)放置しても、経時で
の粘着力上昇による被着体への糊残りやラベル破れがな
く、被着体から剥離する際の剥離音が小さく剥離感が良
好、かつ環境への無公害性に優れる目的とする再剥離性
粘着シートが得られることを見いだして本発明を完成し
たものである。
題を解決すべく鋭意検討の結果、基材/粘着剤層/剥離
シートの順に積層してなる粘着シートにおいて、基材に
軟質ポリプロピレンおよびまたは軟質ポリプロピレンと
ゴムとの共重合体または軟質ポリプロピレンとゴムとの
ブレンド体からなるフイルムを用い、粘着剤層の主成分
である(メタ)アクリル酸エステルに可塑剤を配合し、
ポリエステル系フィルム被着体に圧着荷重 500g/c
m2貼付け、65℃、80%RHに3日間経時後の粘着
力が、剥離速度0.3m/分で1500gf/25mm
以下で、かつ、剥離速度100m/分で5000gf/
25mm以下とすることで、通常の保存条件に長期間
(夏場で4カ月、冬場で半年程度)放置しても、経時で
の粘着力上昇による被着体への糊残りやラベル破れがな
く、被着体から剥離する際の剥離音が小さく剥離感が良
好、かつ環境への無公害性に優れる目的とする再剥離性
粘着シートが得られることを見いだして本発明を完成し
たものである。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を詳細に説明す
る。本発明で使用できる基材としては、耐薬品性、ラベ
ルを繰返し付着と剥離をする際の耐久性の面から、軟質
ポリプロピレンまたは軟質ポリプロピレンとゴムとの共
重合体または軟質ポリプロピレンとゴムとのブレンド体
からなるフイルムが採用され、軟質ポリプロピレンとし
ては、比重:0.8〜1.0のものが好ましく、特に比
重:0.88〜0.9のものが好適である。
る。本発明で使用できる基材としては、耐薬品性、ラベ
ルを繰返し付着と剥離をする際の耐久性の面から、軟質
ポリプロピレンまたは軟質ポリプロピレンとゴムとの共
重合体または軟質ポリプロピレンとゴムとのブレンド体
からなるフイルムが採用され、軟質ポリプロピレンとし
ては、比重:0.8〜1.0のものが好ましく、特に比
重:0.88〜0.9のものが好適である。
【0009】ここで言う軟質ポリプロピレンとは、特定
の分子量と分子量分布を有するアタクチックポリプロピ
レンと、特定のメルトインデックスを有する結晶性のア
イソタクチックポリプロピレンとを、所定の割合で含有
してなるポリプロピレン樹脂組成物であり、具体的には
出光石油化学(株)より、出光TPOという名称で市販
されている樹脂の中から適宜選択して用いることができ
る。また、その製法は、特公平6−23278号公報な
どに開示されている。
の分子量と分子量分布を有するアタクチックポリプロピ
レンと、特定のメルトインデックスを有する結晶性のア
イソタクチックポリプロピレンとを、所定の割合で含有
してなるポリプロピレン樹脂組成物であり、具体的には
出光石油化学(株)より、出光TPOという名称で市販
されている樹脂の中から適宜選択して用いることができ
る。また、その製法は、特公平6−23278号公報な
どに開示されている。
【0010】配合するゴムとしては、天然ゴム、イソプ
レンゴム、スチレンブタジエンゴム、スチレンブタジエ
ンブロツク共重合体、スチレンイソプレンブロック共重
合体、スチレンエチレンブタジエンブロック共重合体な
どが例示できる。
レンゴム、スチレンブタジエンゴム、スチレンブタジエ
ンブロツク共重合体、スチレンイソプレンブロック共重
合体、スチレンエチレンブタジエンブロック共重合体な
どが例示できる。
【0011】軟質ポリプロピレンとゴムとの配合比は、
軟質ポリプロピレン100重量部に対してゴム1〜10
0重量部を配合すれば良い。好ましくは、軟質ポリプロ
ピレン100重量部に対してゴム50〜80重量部とす
る。軟質ポリプロピレンとゴムとの配合方法は、リアク
ターを使用して重合する方法と溶融混合する方法があ
り、いずれも採用できる。
軟質ポリプロピレン100重量部に対してゴム1〜10
0重量部を配合すれば良い。好ましくは、軟質ポリプロ
ピレン100重量部に対してゴム50〜80重量部とす
る。軟質ポリプロピレンとゴムとの配合方法は、リアク
ターを使用して重合する方法と溶融混合する方法があ
り、いずれも採用できる。
【0012】基材をフィルム化する方法としては、押出
成形法、カレンダー法がある。フィルムの厚さとして
は、0.01〜0.5mm、好ましくは、0.05〜
0.1mmとすればよい。また、基材の最大こわさ(J
IS P−8143に準ずる)は、15cm3/100
以下が好ましく、特には、3cm3/100以下とする
のが良い。
成形法、カレンダー法がある。フィルムの厚さとして
は、0.01〜0.5mm、好ましくは、0.05〜
0.1mmとすればよい。また、基材の最大こわさ(J
IS P−8143に準ずる)は、15cm3/100
以下が好ましく、特には、3cm3/100以下とする
のが良い。
【0013】本発明で言う油性ゲル粘着剤層とは、アク
リル系粘着剤に可塑剤を添加し、架橋処理を施して、粘
着性、接着性、剥離性のバランスを制御したものを言
う。
リル系粘着剤に可塑剤を添加し、架橋処理を施して、粘
着性、接着性、剥離性のバランスを制御したものを言
う。
【0014】アクリル系粘着剤としては、主成分に2−
エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、エ
チルアクリレート、酢酸ビニル、メタクリル酸メチルな
どのビニルモノマーの(共)重合体からなるものを例示
できる。
エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、エ
チルアクリレート、酢酸ビニル、メタクリル酸メチルな
どのビニルモノマーの(共)重合体からなるものを例示
できる。
【0015】粘着剤層に配合する可塑剤としては、パル
ミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリ
スチン酸イソプロピルが例示できる。上記可塑剤と粘着
剤との配合比は、粘着剤100重量部に対して、可塑剤
5〜100重量部とするのが好ましく、より好ましく
は、10〜50重量部である。
ミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリ
スチン酸イソプロピルが例示できる。上記可塑剤と粘着
剤との配合比は、粘着剤100重量部に対して、可塑剤
5〜100重量部とするのが好ましく、より好ましく
は、10〜50重量部である。
【0016】このようにして調整された油性ゲル粘着剤
層は、架橋構造によりゴム弾性を示すが、小さい応力で
瞬時に大きな変形を示し、かつ破壊しない。これに対し
て、従来の粘着剤は、凝集破壊を伴うゆっくりした変形
を示す。このことにより、油性ゲル粘着剤では、ラベル
基材および被着体への負担が小さくなるため、ラベル基
材破れや被着体への糊残りがない。また、実用試験の結
果、油性ゲル粘着剤中のゲル分率は50〜100%が好
ましく、より好ましくは60〜90%である。
層は、架橋構造によりゴム弾性を示すが、小さい応力で
瞬時に大きな変形を示し、かつ破壊しない。これに対し
て、従来の粘着剤は、凝集破壊を伴うゆっくりした変形
を示す。このことにより、油性ゲル粘着剤では、ラベル
基材および被着体への負担が小さくなるため、ラベル基
材破れや被着体への糊残りがない。また、実用試験の結
果、油性ゲル粘着剤中のゲル分率は50〜100%が好
ましく、より好ましくは60〜90%である。
【0017】また、本発明に使用の粘着剤は、主剤に対
し、必要に応じて、粘着付与剤樹脂、軟化剤、各種顔
料、粘度調整剤などの助剤を添加して得られる。粘着付
与剤としては、例えば、一般に粘着剤に使用されている
公知の軟化点75℃以上のロジンエステル樹脂、ポリテ
ルペン樹脂、石油樹脂の一種などが例示できる。
し、必要に応じて、粘着付与剤樹脂、軟化剤、各種顔
料、粘度調整剤などの助剤を添加して得られる。粘着付
与剤としては、例えば、一般に粘着剤に使用されている
公知の軟化点75℃以上のロジンエステル樹脂、ポリテ
ルペン樹脂、石油樹脂の一種などが例示できる。
【0018】軟化剤としては、粘着剤のぬれ性、柔軟性
を調整するものであり、例えば、ポリブテン、液状ポリ
イソブチレン、パラフィン系あるいは芳香族系のプロセ
スオイルが使用できる。
を調整するものであり、例えば、ポリブテン、液状ポリ
イソブチレン、パラフィン系あるいは芳香族系のプロセ
スオイルが使用できる。
【0019】本発明の粘着剤の凝集力アップや基材との
投錨性アップの目的で配合する架橋剤としては、芳香族
系イソシアネート、脂肪族系イソシアネート、金属キレ
ートなどが使用できる。
投錨性アップの目的で配合する架橋剤としては、芳香族
系イソシアネート、脂肪族系イソシアネート、金属キレ
ートなどが使用できる。
【0020】上記粘着剤を使用した粘着シートの再剥離
性を制御する特性として、粘着シートをポリエステル系
フィルム包装材に圧着荷重 500g/cm2貼付け、6
5℃、80%RHに3日間経時後での粘着力が、剥離速
度0.3m/分で測定したとき1500gf/25mm
以下、好ましくは、850gf/25mm以下であり、
さらに、剥離速度100m/分で測定したとき5000
gf/25mm以下、好ましくは、3500gf/25
mm以下であるようにする必要がある。ここで言う経時
の条件については実施例の中で説明する。
性を制御する特性として、粘着シートをポリエステル系
フィルム包装材に圧着荷重 500g/cm2貼付け、6
5℃、80%RHに3日間経時後での粘着力が、剥離速
度0.3m/分で測定したとき1500gf/25mm
以下、好ましくは、850gf/25mm以下であり、
さらに、剥離速度100m/分で測定したとき5000
gf/25mm以下、好ましくは、3500gf/25
mm以下であるようにする必要がある。ここで言う経時
の条件については実施例の中で説明する。
【0021】因みに、粘着力が、剥離速度0.3m/分
で1500gf/25mmを越え、かつ、剥離速度10
0m/分で、5000gf/25mmを越える場合に
は、ポリエステル系フィルム包装材からラベルを引剥が
す際、被着体への糊残りが発生するばかりか、特に、剥
離速度30m/分以上の高速でラベルを剥離するとラベ
ル(基材)破れが発生する。
で1500gf/25mmを越え、かつ、剥離速度10
0m/分で、5000gf/25mmを越える場合に
は、ポリエステル系フィルム包装材からラベルを引剥が
す際、被着体への糊残りが発生するばかりか、特に、剥
離速度30m/分以上の高速でラベルを剥離するとラベ
ル(基材)破れが発生する。
【0022】剥離シートとしては、ベースにプラスチッ
クフィルムとして、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどを使用したものと、紙系として、上質
紙、ポリラミ紙、グラシン紙などを使用したものが使用
できる。
クフィルムとして、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどを使用したものと、紙系として、上質
紙、ポリラミ紙、グラシン紙などを使用したものが使用
できる。
【0023】特に、紙ベースの剥離シートは、表面の平
滑性を向上させるため、表面にポリエチレンラミネート
層を形成したものを使用し、より好ましくは、ポリラミ
剥離シートのベースにグラシン紙を使用する。さらに、
剥離面の平滑度は、600秒以上が好ましく、より好ま
しくは800秒以上である。剥離面の平滑度は、旭精工
株式会社製の王研式透気度平滑度試験機を使用し、王研
式平滑度測定法(JAPAN TAPPI No.5)
により測定した数値である。
滑性を向上させるため、表面にポリエチレンラミネート
層を形成したものを使用し、より好ましくは、ポリラミ
剥離シートのベースにグラシン紙を使用する。さらに、
剥離面の平滑度は、600秒以上が好ましく、より好ま
しくは800秒以上である。剥離面の平滑度は、旭精工
株式会社製の王研式透気度平滑度試験機を使用し、王研
式平滑度測定法(JAPAN TAPPI No.5)
により測定した数値である。
【0024】剥離シートに塗工する剥離剤としては、例
えば、シリコーン系剥離剤や非シリコーン系剥離剤を例
示できる。剥離剤の塗工方法としては、通常の塗工機、
例えば、バーコーター、ロールコーター、グラビヤコー
ター等によって塗工することができる。
えば、シリコーン系剥離剤や非シリコーン系剥離剤を例
示できる。剥離剤の塗工方法としては、通常の塗工機、
例えば、バーコーター、ロールコーター、グラビヤコー
ター等によって塗工することができる。
【0025】剥離剤の塗工量としては、乾燥重量で0.
05〜3g/m2、好ましくは、0.2〜1.5g/m2
が適当である。因みに、0.05g/m2未満では剥離
層としての効果に乏しく、また、3g/m2をこえるこ
とは経済性の面から必要性に乏しく、また、特に、剥離
力に制限のない場合には、ポリラミ原紙のみでも使用可
能である。
05〜3g/m2、好ましくは、0.2〜1.5g/m2
が適当である。因みに、0.05g/m2未満では剥離
層としての効果に乏しく、また、3g/m2をこえるこ
とは経済性の面から必要性に乏しく、また、特に、剥離
力に制限のない場合には、ポリラミ原紙のみでも使用可
能である。
【0026】本発明の粘着剤の上記基材への加工法とし
ては、その各成分を溶剤、例えば、酢酸エチル、トルエ
ン、n−ヘキサンに混合、撹拌溶解させ、固形分含有量
10〜70重量%の粘着液として調整する。このように
調整した粘着剤組成物を剥離シート上に乾燥厚:0.0
1〜0.2mmに塗布し、乾燥後、基材と貼合せ巻取る
ことにより製造する。
ては、その各成分を溶剤、例えば、酢酸エチル、トルエ
ン、n−ヘキサンに混合、撹拌溶解させ、固形分含有量
10〜70重量%の粘着液として調整する。このように
調整した粘着剤組成物を剥離シート上に乾燥厚:0.0
1〜0.2mmに塗布し、乾燥後、基材と貼合せ巻取る
ことにより製造する。
【0027】粘着剤層の塗工装置としては、通常の塗工
機、例えばナイフコーター、ロールコーター、コンマコ
ーター、バーコーター、グラビヤコーター、リップコー
ター、ダイコーターおよびスクリーン印刷機などによっ
て塗工することができる。
機、例えばナイフコーター、ロールコーター、コンマコ
ーター、バーコーター、グラビヤコーター、リップコー
ター、ダイコーターおよびスクリーン印刷機などによっ
て塗工することができる。
【0028】本発明は、基材/粘着剤層/剥離シートの
順に積層してなる粘着シートにおいて、基材に軟質ポリ
プロピレンまたは軟質ポリプロピレンとゴムとの共重合
体または軟質ポリプロピレンとゴムとのブレンド体から
得たフイルムを用い、(メタ)アクリル酸エステルを主
成分とする粘着剤層に可塑剤を配合して剥離力を特定範
囲に保って、剥離シートを組合せることにより、経時で
の粘着力上昇による被着体への糊残りやラベル破れがな
く、被着体から剥離する際の剥離音が小さく剥離感が良
好、かつ環境への無公害性に優れる粘着シートとなるも
のである。
順に積層してなる粘着シートにおいて、基材に軟質ポリ
プロピレンまたは軟質ポリプロピレンとゴムとの共重合
体または軟質ポリプロピレンとゴムとのブレンド体から
得たフイルムを用い、(メタ)アクリル酸エステルを主
成分とする粘着剤層に可塑剤を配合して剥離力を特定範
囲に保って、剥離シートを組合せることにより、経時で
の粘着力上昇による被着体への糊残りやラベル破れがな
く、被着体から剥離する際の剥離音が小さく剥離感が良
好、かつ環境への無公害性に優れる粘着シートとなるも
のである。
【0029】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、もちろん本発明は、この実施例によって制
限されるものではない。
説明するが、もちろん本発明は、この実施例によって制
限されるものではない。
【0030】実施例1 基材に軟質ポリプロピレンとゴムの共重合体として出光
化学株式会社製、商品名:TPO(E2640)厚さ:
100μm(基材こわさ:2.6cm3/100)を使
用。粘着剤に主成分として2−エチルヘキシルアクリレ
ートとブチルアクリレート、混合比50/50のもの1
00重量部に可塑剤として、ミリスチン酸イソプロピル
を10重量部配合したものを、乾燥厚:0.02mmに
なるように剥離紙上に塗布し、乾燥後、上記基材上に形
成した。なお、剥離紙としては、ポリエチレンラミグラ
シン紙、剥離面平滑度:800秒のものを使用。
化学株式会社製、商品名:TPO(E2640)厚さ:
100μm(基材こわさ:2.6cm3/100)を使
用。粘着剤に主成分として2−エチルヘキシルアクリレ
ートとブチルアクリレート、混合比50/50のもの1
00重量部に可塑剤として、ミリスチン酸イソプロピル
を10重量部配合したものを、乾燥厚:0.02mmに
なるように剥離紙上に塗布し、乾燥後、上記基材上に形
成した。なお、剥離紙としては、ポリエチレンラミグラ
シン紙、剥離面平滑度:800秒のものを使用。
【0031】実施例2 基材に軟質ポリプロピレンとゴムの共重合体として出光
化学株式会社製、商品名:TPO(E2640)厚さ:
100μm(基材こわさ:2.6cm3/100)を使
用。粘着剤に主成分として2−エチルヘキシルアクリレ
ートとブチルアクリレート、混合比50/50のもの1
00重量部に可塑剤として、ミリスチン酸イソプロピル
を20重量部配合したものを、乾燥厚:0.02mmに
なるように剥離紙上に塗布し、乾燥後、上記基材上に形
成した。なお、剥離紙としては、ポリエチレンラミグラ
シン紙、剥離面平滑度:800秒のものを使用。
化学株式会社製、商品名:TPO(E2640)厚さ:
100μm(基材こわさ:2.6cm3/100)を使
用。粘着剤に主成分として2−エチルヘキシルアクリレ
ートとブチルアクリレート、混合比50/50のもの1
00重量部に可塑剤として、ミリスチン酸イソプロピル
を20重量部配合したものを、乾燥厚:0.02mmに
なるように剥離紙上に塗布し、乾燥後、上記基材上に形
成した。なお、剥離紙としては、ポリエチレンラミグラ
シン紙、剥離面平滑度:800秒のものを使用。
【0032】比較例1 基材にポリプロピレン系合成紙として王子油化合成紙株
式会社製、商品名:ユポ(SGS80)厚さ:80μm
(基材こわさ:18.5cm3/100)を使用。粘着
剤に主成分として2−エチルヘキシルアクリレートを配
合したものを、乾燥厚:0.02mmになるように剥離
紙上に塗布し、乾燥後、上記基材上に形成した。なお、
剥離紙としては、ポリエチレンラミグラシン紙、剥離面
平滑度:800秒のものを使用。
式会社製、商品名:ユポ(SGS80)厚さ:80μm
(基材こわさ:18.5cm3/100)を使用。粘着
剤に主成分として2−エチルヘキシルアクリレートを配
合したものを、乾燥厚:0.02mmになるように剥離
紙上に塗布し、乾燥後、上記基材上に形成した。なお、
剥離紙としては、ポリエチレンラミグラシン紙、剥離面
平滑度:800秒のものを使用。
【0033】比較例2 基材に塩ビフィルムとして理研ビニル株式会社製、商品
名:FC1174厚さ:80μm(基材こわさ:5.5
cm3/100)を使用。粘着剤に主成分としてブチル
アクリレートを配合したものを、乾燥厚:0.03mm
になるように剥離紙上に塗布し、乾燥後、上記基材上に
形成した。なお、剥離紙としては、ポリエチレンラミグ
ラシン紙、剥離面平滑度:800秒のものを使用。
名:FC1174厚さ:80μm(基材こわさ:5.5
cm3/100)を使用。粘着剤に主成分としてブチル
アクリレートを配合したものを、乾燥厚:0.03mm
になるように剥離紙上に塗布し、乾燥後、上記基材上に
形成した。なお、剥離紙としては、ポリエチレンラミグ
ラシン紙、剥離面平滑度:800秒のものを使用。
【0034】
【実験】実施例1、2、および比較例1、2の各粘着シ
ートから剥離紙を取り除いた後、ポリエステル系フィル
ム包装材(株式会社ネピア製ウエットティッシュ、商品
名:おしりふき用包装材)に貼付け、65℃、80%R
Hの環境に荷重:500g/cm2で3日間処理後の粘
着剤層の粘着力をJIS Z−0237に準じ、剥離速
度0.3m/分および100m/分で測定した。なお、
単位は、gf/25mmである。
ートから剥離紙を取り除いた後、ポリエステル系フィル
ム包装材(株式会社ネピア製ウエットティッシュ、商品
名:おしりふき用包装材)に貼付け、65℃、80%R
Hの環境に荷重:500g/cm2で3日間処理後の粘
着剤層の粘着力をJIS Z−0237に準じ、剥離速
度0.3m/分および100m/分で測定した。なお、
単位は、gf/25mmである。
【0035】また、剥離速度100m/分で粘着力測定
時にラベル破れおよび被着体面への糊残りを目視判定し
た。さらに、ポリエステル系フィルム包装材にサイズ:
50mm×100mmのラベルを荷重200gのゴムロ
ールで1往復して貼り、直ちにラベルを剥離速度30m
/分で引剥がした時の剥離音をリオン株式会社製、騒音
計:NL−04で測定物との距離を20cmとして測定
した(測定環境:22℃、65%RH)。なお、単位
は、dbである。これら結果を[表1]に示す。
時にラベル破れおよび被着体面への糊残りを目視判定し
た。さらに、ポリエステル系フィルム包装材にサイズ:
50mm×100mmのラベルを荷重200gのゴムロ
ールで1往復して貼り、直ちにラベルを剥離速度30m
/分で引剥がした時の剥離音をリオン株式会社製、騒音
計:NL−04で測定物との距離を20cmとして測定
した(測定環境:22℃、65%RH)。なお、単位
は、dbである。これら結果を[表1]に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【0038】
【発明の効果】以上、詳しく説明した通り、この発明に
よって、経時での粘着力上昇による被着体への糊残りや
ラベル破れがなく、被着体から剥離する際の剥離音が小
さく剥離感が良好、かつ、廃棄、焼却時の無公害性に優
れた粘着シートが得られる。
よって、経時での粘着力上昇による被着体への糊残りや
ラベル破れがなく、被着体から剥離する際の剥離音が小
さく剥離感が良好、かつ、廃棄、焼却時の無公害性に優
れた粘着シートが得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材/粘着剤層/剥離シートの順に積層
してなる粘着シートにおいて、基材が軟質ポリプロピレ
ンまたは軟質ポリプロピレンとゴムとの共重合体または
軟質ポリプロピレンとゴムとのブレンド体であり、該粘
着剤層が粘着剤中に、可塑剤を含有し、ポリエステル系
フィルム被着体に圧着荷重 500g/cm2貼付け、6
5℃、80%RHに3日間経時後の粘着力が、剥離速度
0.3m/分で1500gf/25mm以下で、かつ、
剥離速度100m/分で5000gf/25mm以下で
あることを特徴とする再剥離性粘着シート。 - 【請求項2】 粘着剤層が可塑剤により油性ゲルを形成
してなる請求項第1項記載の再剥離性粘着シート。 - 【請求項3】 基材/粘着剤層/剥離シートの順に積層
してなる粘着シートにおいて、ポリエステル系フィルム
被着体から剥離時の剥離音が、90db以下である請求
項1または2記載の再剥離性粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31486396A JPH10152656A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 再剥離性粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31486396A JPH10152656A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 再剥離性粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10152656A true JPH10152656A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18058534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31486396A Pending JPH10152656A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 再剥離性粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10152656A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000227761A (ja) * | 1999-02-05 | 2000-08-15 | Toyobo Co Ltd | ラベル用複合フィルム |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31486396A patent/JPH10152656A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000227761A (ja) * | 1999-02-05 | 2000-08-15 | Toyobo Co Ltd | ラベル用複合フィルム |
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