JPH10152694A - 車両に起因する汚染面の洗浄剤 - Google Patents

車両に起因する汚染面の洗浄剤

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JPH10152694A
JPH10152694A JP31488396A JP31488396A JPH10152694A JP H10152694 A JPH10152694 A JP H10152694A JP 31488396 A JP31488396 A JP 31488396A JP 31488396 A JP31488396 A JP 31488396A JP H10152694 A JPH10152694 A JP H10152694A
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same meaning
contaminated
caused
particularly preferably
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JP31488396A
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English (en)
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Shogo Shinohara
生悟 篠原
Atsushi Ikeda
厚 池田
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Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガードレールに付着した自動車排気ガス等の
汚れを落とすのに十分な洗浄力を有し、且つ洗浄後はガ
ードレールの発錆を抑制でき、植物にほとんど影響を及
ぼさない車両に起因する汚染面の洗浄剤を提供する。 【解決手段】 アニオン系界面活性剤、非イオン系界面
活性剤、及び両性界面活性剤の内、1種以上の界面活性
剤を含有し、且つ7〜11の範囲のpHを有している車
両に起因する汚染面の洗浄剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に起因する汚
染面の洗浄剤に関し、更に詳しくは、塗装、合成樹脂フ
ィルム貼付、又はメッキによって金属の表面を被覆する
表面処理のされた被覆金属面、又は前記表面処理のされ
ていない金属面に付着した車両に起因する汚れを好適に
除去することができる洗浄剤、特に、車両運行領域たと
えば道路、駐車場等に設置された構造物たとえば、ガー
ドレール、道路標識、又は看板の表面に付着したところ
の、車両に起因する汚れを、好適に除去することができ
る洗浄剤、中でもガードレールの表面に付着した車両に
起因する汚れを好適に除去することができる洗浄剤に関
する。
【0002】更に、本発明は、車両に起因する汚れを好
適に除去することができるだけでなく、植物に対する影
響が極めて少なく、且つ洗浄後の表面が錆びるのを効果
的に防止できる洗浄剤に関する。
【0003】
【従来の技術】ガードレール、道路標識、及び看板等の
表面は、自動車等の排出される排気ガス及び未燃焼カー
ボン粒子、酸性雨、並びに泥汚れ等の車両に起因する有
害物に曝されている。
【0004】これらの有害物からガードレール、道路標
識、及び看板等の表面を保護することを目的として、金
属製の下地に、塗装、合成樹脂層の形成、又はメッキを
施した被覆金属板が現在広く用いられている。
【0005】しかし、前記車両に起因する汚れが付着し
た状態でガードレール、道路標識、及び看板等を放置す
ると、ガードレール、道路標識、及び看板等の美観が損
なわれるとともに、腐食が促進されるという問題があ
る。
【0006】よって、定期的にガードレール、道路標
識、及び看板等を洗浄してこれらの汚れを除去すること
が広く行われてきた。
【0007】金属表面に特に表面処理がなされずにむき
出しになったままの金属面を有する構造物が車両運行領
域にあると、前述した汚れにより金属の腐食がますます
促進される。
【0008】
【発明の解決すべき課題】しかし、洗浄剤の種類によっ
ては、ガードレール、道路標識、及び看板等の被覆金属
面あるいはむき出しの金属面の腐食を却って促進した
り、前記の被覆金属面を覆っている被覆を侵したりする
場合があった。又、洗浄中に洗浄剤が飛散して道路脇の
植え込み等にかかって、植え込みとして植えられた植物
が弱ったり枯れたりすることがあった。更に、洗浄剤に
よっては、洗浄力が弱過ぎ、被覆金属面に付着した汚れ
を十分に落とせない場合があった。
【0009】本発明は、むき出しの金属面あるいは前記
被覆金属面、中でもガードレール、道路標識、及び看板
等の面、特にガードレールの表面に付着した、自動車等
の車両からの排気ガス及び未燃焼カーボン粒子、粉塵、
砂塵等、車両に起因する汚れを落とすのに十分な洗浄力
を有し、且つ洗浄後はこれらの被覆金属面又はむき出し
の金属面が錆びるのを長期間抑制でき、更に植物にかか
った場合であっても植物にほとんど悪影響を及ぼさない
洗浄剤を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的とする洗浄剤は、(1)アニオン系界面活性剤、
非イオン系界面活性剤、及び両性界面活性剤から選択さ
れる1種以上の界面活性剤を含有し、且つ7〜11の範
囲のpHを有していることを特徴とする車両に起因する
汚染面の洗浄剤、(2)防錆剤を含有してなる上記
(1)に記載の車両に起因する汚染面の洗浄剤、(3)
植物栄養剤を含有してなる情(1)又は(2)に記載の
車両に起因する汚染面の洗浄剤、(4)艶出し剤を含有
してなる上記(1)〜(3)のいずれかに記載の車両に
起因する汚染面の洗浄剤、(5)研磨剤を含有してなる
上記(1)〜(4)のいずれかに記載の車両に起因する
汚染面の洗浄剤、(6)前記車両に起因する汚染面は、
塗装、合成樹脂層の形成、又はメッキによって金属の表
面を被覆する表面処理のされた被覆金属面、又は前記表
面処理のされていない金属面である、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の車両に起因する汚染面の洗浄剤、及
び(7)金属塗装面が道路のガードレールの面である請
求項1〜5のいずれか1項に記載の車両に起因する汚染
面の洗浄剤、である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る、車両に起因する汚
染面の洗浄剤(単に、本発明に係る洗浄剤と称すること
がある。)は、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面
活性剤、及び両性界面活性剤から選択される1種以上の
界面活性剤を含有し、且つ7〜11の範囲のpHを有す
る。
【0012】アニオン系界面活性剤としては、(イ)脂肪
酸石鹸(RCOOM1 で示すことができる。但し、この
式において、Rは、炭化水素基を示し、特に好ましくは
アルキル基である。M1 は、金属及び有機塩基を示し、
特に好ましくはナトリウム、カリウム、アンモニウム、
アミン、トリエタノールアミン等である。)、エーテル
カルボン酸及びその塩(R(OCH2 CH2n OCH
2 COOM2 で示すことができる。但し、この式におい
て、Rは前記と同様の意味を示し、特に好ましくはアル
キル基である。M2 は、水素、金属及び有機塩基を示
し、特に好ましくは水素、ナトリウム、カリウム、アン
モニウム、アミン、トリエタノールアミン等である。n
は1以上の整数を示す。)、N−アシルサルコシン塩
(RCON(CH3 )CH2 COOM1 で示すことがで
きる。但し、この式において、Rは前記と同様の意味を
示し、特に好ましくはアルキル基である。M1 は前記と
同様の意味を示し、特に好ましくはナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、アミン、トリエタノールアミン等を
である。)、N−アシルグルタミン酸塩(RCONHC
H(CH2 CH2 COOM1 )COOMで示すことがで
きる。但し、この式において、Rは前記と同様の意味を
示し、特に好ましくはアルキル基である。M1 は前記と
同様の意味を示し、特に好ましくはナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、アミン、トリエタノールアミン等で
ある。)などのカルボン酸塩、(ロ)高級アルキルスルホ
ン酸塩(RSO3 Mで示すことができる。但し、この式
において、Rは前記と同様の意味を示し、特に好ましく
はアルキル基である。M1 は前記と同様の意味を示し、
特に好ましくはナトリウム、カリウム、アンモニウム、
アミン、トリエタノールアミン等である。)、α−オレ
フィンスルホン酸塩(RCH=CHSO31 で示すこ
とができる。但し、この式において、Rは前記と同様の
意味示し、特に好ましくはアルキル基である。M1 は前
記と同様の意味を示し、特に好ましくはナトリウム、カ
リウム、アンモニウム、アミン、トリエタノールアミン
等をである。)、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩
(RCOO(CH2n SO31 で示すことができ
る。但し、この式において、Rは前記と同様の意味を示
し、特に好ましくはアルキル基である。M1 は前記と同
様の意味を示し、特に好ましくはナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、アミン、トリエタノールアミン等で
ある。nは前記と同様の意味を示す。)、ジアルキルス
ルホ琥珀酸塩(M13 SCH(CH2 COOR1 )C
OOR2 で示すことができる。但し、この式において、
1 、R2 は、何れも炭化水素基を示し、特に好ましく
はアルキル基である。R1 及びR2 は同一であっても相
違していても良い。M1 は前記と同様の意味を示し、特
に好ましくはナトリウム、カリウム、アンモニウム、ア
ミン、トリエタノールアミン等である。)、高級脂肪酸
アミドのスルホン酸塩(RCON(CH3 )(CH2
n SO31 で示すことができる。但し、この式におい
て、Rは前記と同様の意味を示し、特に好ましくはアル
キル基である。M1 は前記と同様の意味を示し、特に好
ましくはナトリウム、カリウム、アンモニウム、アミ
ン、トリエタノールアミン等である。nは前記と同様の
意味を示す。)、アルキルベンゼンスルホン酸塩(R−
Ph−SO31 で示すことができる。但し、Rは前記
と同様の意味を示し、特に好ましくはアルキル基であ
る。M1 は前記と同様の意味を示し、特に好ましくはナ
トリウム、カリウム、アンモニウム、アミン、トリエタ
ノールアミン等である。)、アルキルアリールスルホン
酸塩のホルマリン縮合物(下記の化学式
【0013】
【化1】
【0014】で示すことができる。式中、Rは前記と同
様の意味を示し、特に好ましくはアルキル基である。M
1 は前記と同様の意味を示し、特に好ましくはナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、アミン、トリエタノール
アミン等である。)等のスルホン酸塩、(ハ)高級アルコ
ール硫酸エステル塩(ROSO31 で示すことができ
る。式中、Rは前記と同様の意味を示し、特に好ましく
はアルキル基である。M1 は前記と同様の意味を示し、
特に好ましくはナトリウム、カリウム、アンモニウム、
アミン、トリエタノールアミン等である。)、二級高級
アルコール硫酸エステル塩(R12 CHOSO31
で示すことができる。R1 及びR2 は前記と同様の意味
を示し、特に好ましくはアルキル基である。M1 は前記
と同様の意味を示し、特に好ましくはナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム、アミン、トリエタノールアミン等
である。)、アルキル又はアルキルアリールエーテル硫
酸エステル塩(R(OCH2 CH2n OSO31
示すことができる。式中、Rは前記と同様の意味を示
し、特に好ましくはアルキル基及びアルキルアリール基
である。M1 は前記と同様の意味を示し、特に好ましく
はナトリウム、カリウム、アンモニウム、アミン、トリ
エタノールアミン等である。nは前記と同様の意味を示
す。)、高級脂肪酸エステルの硫酸エステル塩(CH
(CH2 OCOR)(CH2OSO31 )OHで示す
ことができる。この式において、Rは前記と同様の意味
を示し、特に好ましくはアルキル基である。M1 は前記
と同様の意味を示し、特に好ましくはナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム、アミン、トリエタノールアミン等
である。)、高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エス
テル塩(RCONHCH2 CH2 OSO31 で示すこ
とができる。この式において、Rは前記と同様の意味を
示し、特に好ましくはアルキル基である。M1 は前記と
同様の意味を示し、特に好ましくはナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、アミン、トリエタノールアミン等で
ある。)、及び硫酸化油等の硫酸エステル塩、並びに
(ニ)燐酸モノエステル塩(下記の化学式
【0015】
【化2】
【0016】で示すことができる。この式において、R
は前記と同様の意味を示し、特に好ましくはアルキル基
である。M1 は前記と同様の意味を示し、M3 は金属及
び有機塩基を示し、特に好ましくはナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、アミン、トリエタノールアミン等で
ある。M1 及びM3 は同一であっても相違していても良
い。)、及び燐酸ジエステル塩(下記の化学式
【0017】
【化3】
【0018】で示すことができる。この式において、R
1 及びR2 は前記と同様の意味を示し、特に好ましくは
アルキル基である。M1 は前記と同様の意味を示し、特
に好ましくはナトリウム、カリウム、アンモニウム、ア
ミン、トリエタノールアミン等である。)、ポリオキシ
エチレンアルキル、アルキルアリール、又はアリールエ
ーテル燐酸エステル([RO(CH2 CH2 O)n ]P
O(OM1 )(OM2 )で示すことができる。この式に
おいて、Rは前記と同様の意味を示し、特に好ましくは
アルキル基、アルキルアリール基、及びアリール基であ
る。M1 及びM2は前記と同様の意味を示し、特に好ま
しくはナトリウム、カリウム、アンモニウム、アミン、
トリエタノールアミン等である。nは前記と同様の意味
を示す。)等の燐酸エステル塩等が挙げられる。
【0019】非イオン系界面活性剤としては、(イ)ポリ
オキシエチレンアルキル、アルキルアリール、又はアリ
ールエーテル(RO(CH2 CH2 O)n Hで示すこと
ができる。Rは前記と同様の意味を示し、特にアルキル
基、アルキルアリール基、及びアリール基が好ましい。
nは前記と同様の意味を示す。)、アルキルフェノール
ホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体(下記の化学式
【0020】
【化4】
【0021】で示すことができる。この式において、R
は前記と同様の意味を示し、中でもアルキル基及びアル
キルアリール基が好ましい。nは前記と同様の意味を示
す。xは1以上の整数を示す。)、及びポリオキシエチ
レンアルキルチオエーテル(RS(CH2 CH2 O)n
Hで示すことができる。この式において、Rは前記と同
様の意味を示し、中でもアルキル基及びアルキルアリー
ル基が好ましい。nは前記と同様の意味を示す。)等の
エーテル型非イオン界面活性剤、(ロ)ポリオキシモノグ
リセリルモノ脂肪酸エステル(下記の化学式
【0022】
【化5】
【0023】で示すことができる。この式において、R
は、炭化水素基を示し、中でもアルキル基又はアルキル
アリール基が好ましい。n及びmは1以上の整数を示
す。)、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
(下記の化学式
【0024】
【化6】
【0025】で示すことができる。この式において、R
は前記と同様の意味を示し、中でもアルキル基又はアル
キルアリール基が好ましい。nは前記と同様の意味を示
す。)、ポリオキシエチレンプロピレングリコールモノ
脂肪酸エステル(RCOOCH2 CHO(CH3 )(C
2 CH 2O)Hで示すことができる。この式におい
て、Rは前記と同様の意味を示し、中でもアルキル基が
好ましい。)、及びポリオキシエチレンソルビトール脂
肪酸エステル(下記の化学式
【0026】
【化7】
【0027】で示すことができる。この式において、R
は前記と同様の意味を示し、中でもアルキル基又はアル
キルアリール基が好ましい。h、i、j、k、n、mは
何れも1以上の整数を示す)等のエーテルエステル型非
イオン界面活性剤(ハ)ヒマシ油のポリオキシエチレン誘
導体、硬化ヒマシ油のポリオキシエチレン誘導体、及び
ラノリンのポリオキシエチレン誘導体等の天然油脂又は
蝋類のポリオキシエチレン誘導体、(ニ)ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル(RCOO(CH2 CH2 O)n
で示すことができる。この式において、Rは前記と同様
の意味を示し、中でもアルキル基が好ましい。nは前記
と同様の意味を示す。)、高級脂肪酸グリセリンエステ
ル、高級脂肪酸ジグリセリンエステル、高級脂肪酸ポリ
グリセリンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル(下記
の化学式
【0028】
【化8】
【0029】で示すことができる。この式において、R
は前記と同様の意味を示し、中でもアルキル基が好まし
い。)、高級脂肪酸蔗糖エステル、高級脂肪酸のペンタ
エリトリトールモノ、ジ、トリ、テトラエステル、及び
高級脂肪酸グリコールエステル等のエステル型非イオン
界面活性剤、(ホ)米国Wyandotte Chemical Co.からプル
ロニックの商品名で市販されているポリプロピレングリ
コールの両端に酸化エチレンを付加重合させてなるブロ
ックポリマー、及び同じく米国Wyandotte Chemical Co.
からテトロニックの商品名で市販されているエチレンジ
アミンの4個の活性水素に酸化プロピレンを重合させ、
次いで酸化エチレンを付加重合させてなるブロックポリ
マー等のブロックポリマー型非イオン界面活性剤、並び
に(ヘ)ポリオキシエチレン脂肪酸アミド(下記の化学式
【0030】
【化9】
【0031】で示すことができる。この式において、R
は前記と同様の意味を示し、特にアルキル基が好まし
い。n及びmは1以上の整数を示す。)、及びアルカノ
ールアミド(下記の化学式
【0032】
【化10】
【0033】で示すことができる。この式において、R
は前記と同様の意味を示し、特にアルキル基が好まし
い。)等の含窒素型非イオン界面活性剤等が挙げられ
る。
【0034】両性界面活性剤としては、(イ)N−アルキ
ルグリシン、N,N−ジアルキルグリシン、N−アルキ
ルアラニン、及びN,N−ジアルキルアラニン等のアミ
ノ酸型両性界面活性剤、並びにN,N,N−トリアルキ
ルアミノ酢酸、N−ヒドロキシアルキル−N,N−ジア
ルキルアミノ酢酸、N−アルキル−N,N−ジヒドロキ
シアルキルアミノ酢酸、N,N,N−トリヒドロキシア
ルキルアミノ酢酸、N,N,N−トリアルキルアミノプ
ロピオン酸、N−ヒドロキシアルキルN,N−ジアルキ
ルアミノプロピオン酸、N−アルキルN,N−ジヒドロ
キシアルキルアミノプロピオン酸、N,N,N−トリヒ
ドロキシアルキルアミノプロピオン酸、1−(2−カル
ボキシアルキル)ピリジニウムベタイン、1−(2−カ
ルボキシアルキル)−α−ピコリニウムベタイン、及び
アルキルイミダゾリニウムベタイン等のベタイン型両性
界面活性剤等のカルボン酸型両性界面活性剤、(ロ)N−
アルキルアミノエチル硫酸、N,N−ジアルキルアミノ
エチル硫酸、N,N,N−トリアルキルアミノエチル硫
酸、N−アルキルアミノプロピル硫酸、N,N−ジアル
キルアミノプロピル硫酸、N,N,N−トリアルキルア
ミノプロピル硫酸、及びアルキルイミダゾリニウム硫酸
等の硫酸エステル型両性界面活性剤、及び(ハ)N−アル
キルアミノエチルスルホン酸、N,N−ジアルキルアミ
ノスルホン酸、N,N,N−トリアルキルアミノエチル
スルホン酸、N−アルキルアミノプロピルスルホン酸、
N,N−ジアルキルアミノプロピルスルホン酸、及び
N,N,N−トリアルキルアミノプロピルスルホン酸、
及びアルキルイミダゾリニウムスルホン酸等のスルホン
酸型両性界面活性剤等が挙げられる。
【0035】これらの界面活性剤は、1種類のみを用い
ることもできるし、2種類以上を併用することもでき
る。好ましい組み合わせとしては、アニオン系界面活性
剤と非イオン系界面活性剤との組み合わせが挙げられ、
中でも、脂肪酸石鹸、高級アルキルスルホン酸塩、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、又はジアルキルスルホ琥珀
酸塩の何れか1つ以上と、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアリールエーテル、又はアルカ
ノールアミドの何れか1つ以上との組み合わせが、特に
好ましい組み合わせとして挙げられる。
【0036】本発明に係る車両に起因する汚染面の洗浄
剤は、pHを7〜11の範囲に調節するpH調節剤を含
有していてもよい。
【0037】pH調節剤としては、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、及びトリモノエタノールアミ
ン等のアルカノールアミン類、アンモニア水、珪酸一水
素ナトリウム、珪酸ナトリウム及び珪酸カリウム等の珪
酸のアルカリ金属塩、燐酸ナトリウム、燐酸水素ナトリ
ウム及び燐酸カリウム等の燐酸アルカリ金属塩、アルミ
ン酸ナトリウム等のアルミン酸アルカリ金属塩、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、及び炭
酸水素カリウム等の炭酸アルカリ金属塩、並びに、水酸
化ナトリウム及び水酸化カリウム等の苛性アルカリ等が
ある。これらのpH調節剤のうち特に好ましい化合物と
しては、珪酸のアルカリ金属塩及びアルカノールアミン
類が挙げられる。これらのpH調節剤は、1種のみを使
用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0038】本発明に係る車両に起因する汚染面の洗浄
剤は、更に、必要に応じて防錆剤、植物栄養剤、艶出し
剤、及び/又は研摩剤を含有していてもよい。
【0039】防錆剤としては、亜硝酸ナトリウム、アル
カノールアミン類、縮合燐酸塩、燐酸エステル塩、ホス
ホン酸塩、ホスホン酸エステル塩、アルキルサルコシン
塩、安息香酸塩、及びサリチル酸塩等が使用できる。こ
れらの防錆剤は、1種のみを使用してもよいし、2種以
上を併用してもよい。
【0040】植物の栄養剤としては、尿素、燐酸アンモ
ニウム、燐酸カリウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモ
ニウム、及び硫酸アンモニウム等が用いられる。これら
の栄養剤も、1種のみを使用してもよいし、2種以上を
併用してもよい。
【0041】研摩剤としては、アルミナ、珪藻土、シリ
カ、及び酸化チタン等が用いられる。
【0042】艶出し剤としては、ジメチルシリコンオイ
ル、アルキル変性シリコンオイル、アミノ変性シリコン
オイル、ポリオキシアルキレン変性シリコンオイル等の
シリコンオイル類、流動パラフィン、ポリブテン及びポ
リブタジエン等の炭化水素油、並びにエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、グリセリン、及びポリグリ
セリン等の多価アルコール類等を用いることができる。
これらの艶出し剤も1種のみ使用しても2種以上を併用
してもよい。
【0043】本発明に係る車両に起因する汚染面の洗浄
剤において、界面活性剤の含有量は、洗浄剤に対して
0.1重量%〜10重量%未満の範囲が好ましく、0.
5重量%〜5重量%の範囲が特に好ましい。但し、ここ
で界面活性剤の含有量は、洗浄剤に含まれる界面活性剤
のうち、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性
剤、又は両性界面活性剤の何れかに含まれる全ての界面
活性剤の含有量の合計量である。界面活性剤の含有量が
0.1重量%〜10重量%未満の範囲である洗浄剤が好
ましいのは、このような洗浄剤は、ガードレール上に付
着した汚れを落とすのに十分な洗浄力を有しているだけ
でなく、植え込み等にかかった場合であっても植物への
影響が殆どないからである。
【0044】pH調節剤の添加量は、洗浄剤に対して
0.1重量%〜5重量%未満の範囲が好ましく、0.2
〜2重量%の範囲が特に好ましい。但し、ここでpH調
節剤の含有量は、洗浄剤に含まれる全てのpH調節剤の
合計量である。pH調節剤の含有量が0.1重量%〜5
重量%未満の範囲である洗浄剤が好ましいのは、このよ
うな洗浄剤が植え込み等にかかった場合であっても植物
への影響が殆どないからである。
【0045】洗浄剤が、更に、防錆剤、植物栄養剤、艶
出し剤、及び/又は研摩剤を含有する場合には、防錆剤
の含有量は、洗浄剤に対して0.1〜3重量%の範囲が
好ましく、植物の栄養剤の含有量は、洗浄剤に対して
0.5〜5重量%の範囲が好ましい。そして、艶出し剤
及び研摩剤は、それぞれ洗浄剤に対して1.0〜10重
量%、及び0.5〜5重量%の範囲が好ましい。
【0046】本発明に係る車両に起因する汚染面の洗浄
剤を用いて効果的に除去できる汚れとしては、塗装、樹
脂フィルム層の形成、又はメッキによって金属の表面を
被覆する表面処理をしてなる被覆金属面又は前記表面処
理を行っていないむき出しの金属面に付着した、自動車
等の排出される排気ガス及び未燃焼カーボン粒子、酸性
雨、並びに泥汚れ等の車両に起因する汚れが挙げられ
る。そして、前記被覆金属面としては、道路上又は道路
近辺に設置された、ガードレール、道路標識、及び看板
等を例示することができる。
【0047】本発明に係る車両に起因する汚染面の洗浄
剤でガードレール等を洗浄するときは、例えば次のよう
にして洗浄を行うことができる。
【0048】先ず、洗浄しようとするガードレールに、
コンプレッサー等を用いて、前記の洗浄剤を圧力散布す
る。このときコンプレッサーを用いる代わりに、後述す
るように前記洗浄剤をエアゾールとし、これを、洗浄し
ようとするガードレールに吹き付けてもよい。
【0049】次いで、このガードレールを、ブラシ、ス
ポンジ、又は雑巾等で擦り、最後に水で洗浄剤を洗い落
とす。但し、最後に洗浄剤を水で洗い落とす代わりに、
乾いた雑巾等で乾拭きしてもよい。
【0050】又、コンプレッサー又はエアゾールを用い
て洗浄剤をガードレールに吹き付ける代わりに、洗浄剤
を直接布又はスポンジに含ませ、これらの布又はスポン
ジでガードレールを擦って汚れを拭き取ってもよい。
【0051】更に、ガードレール上を自走しつつ洗浄す
る自走式ガードレール洗浄装置を用いてガードレールを
洗浄する場合にも、本発明の金属塗装面の洗浄剤を用い
ることができる。このような自走式ガードレール洗浄装
置としては、例えば特開平8−209649号公報に記
載されたガードレール清掃機を挙げることができる。
【0052】本発明の車両に起因する汚染面の洗浄剤
は、上述のようにエアゾール製品の形態も採用すること
ができる。前記の洗浄剤をエアゾール製品とするには、
エタン、LPG、プロパン、ブタン、及びペンタン等の
低沸点炭化水素、塩化メチル、塩化メチレン、及び塩化
エチル等の低沸点ハロゲン化炭化水素、並びにパーフル
オロメタン、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフ
ルオロメタン、1,2−ジクロロ−1,1,2,2−テ
トラフルオロエタン、1,1,2−トリクロロ−1,
2,2−トリフルオロエタン、1,1,2,2,−テト
ラクロロ−1,2−ジフルオロエタン、及びパーフルオ
ロエタン等のフロン類等から選択される噴射剤と本発明
の洗浄剤とをスプレー容器に封入すればよい。
【0053】上記エアゾール製品において、洗浄剤と噴
射剤との比率は、洗浄剤:噴射剤=95/5〜60/4
0(重量部/重量部)、特に90/10〜80/20
(重量部/重量部)の範囲が好ましい。
【0054】上に挙げた噴射剤のうち、低沸点炭化水
素、低沸点ハロゲン化炭化水素、フロン類、及び不活性
ガスは、いずれも洗浄剤とともに一つのスプレー容器に
封入することができる。スプレー容器としては、金属製
のスプレー容器の他、各種合成樹脂製のスプレー容器も
用いることができる。かかるスプレー容器において噴射
ボタンを押すと、洗浄剤は、噴射剤の圧力により、スプ
レー容器頭部に取り付けられた噴射ノズルから噴出す
る。
【0055】更に、洗浄剤と噴射剤とを気密な内袋に充
填しておき、この内袋を噴射剤とともにスプレー容器に
封入してもよい。ただし、この内袋は、当該スプレー容
器頭部に取り付けられた噴射ノズルに接続されている。
この内袋に充填された噴射剤と、スプレー容器とこの内
袋との間に封入された噴射剤とは、同一の噴射剤であっ
ても異なった噴射剤であってもよい。このスプレー容器
において噴射ノズルを押すと、内袋とスプレー容器との
間に封入された噴射剤の圧力によって、内袋に充填され
た洗浄剤が噴射ノズルから噴出する。
【0056】エアゾール製品としては、噴射剤と本発明
の洗浄剤とをスプレー容器に充填した製品の他、本発明
の洗浄剤をポンプ式噴霧容器に充填した製品も好まし
い。
【0057】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明について具体的
に説明する。
【0058】(実施例1〜10)界面活性剤、pH調整
剤等を、表1〜表3に示すように配合して洗浄剤を調整
した。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】これらの洗浄剤について、洗浄力、植物へ
の影響、及び発錆抑制効果を下記のようにして評価し
た。
【0063】洗浄力 白色に塗装された乗用車を3ケ月間屋外に放置した。こ
の乗用車を屋外に放置後、スポンジに洗浄剤を5g含ま
せ、これを用いて、この乗用車のボンネットを前後に5
回擦り、その後、タオルで洗浄剤を拭き取った。そし
て、タオルで洗浄剤を拭き取った後のボンネットの白色
の程度を目視し、洗浄力を評価した。結果を表4に示
す。表4中、◎は、洗浄力が非常に優れていたことを示
し、○は、洗浄力が優れていたことを示し、△は、洗浄
力がやや弱かったことを示し、×は、洗浄力が弱かった
ことを示す。
【0064】植物への影響 植物としてヤマモモ及び芝を用いた。スプレーを用いて
それぞれの洗浄剤をこれらの植物の葉に1週間に1回散
布し、これを1カ月間継続した。そして植物の葉におけ
る変色の有無を観察し、植物への影響を評価した。結果
を表4に示す。表4中、◎は、1カ月継続後も葉の変色
が全く見られなかったことを示し、○は、3週間で葉の
一部に変色が見られたことを示し、△は、1週間で葉に
変色が見られたことを示し、×は、1日で葉に変色が見
られたことを示す。
【0065】発錆抑制効果 発錆抑制効果については、JIS G−3141(SP
CC,5B)に規定された1.0mm×70mm×150mm
のテストピースを用い、それぞれの洗浄液をこのテスト
ピース上に1日1回スプレーし、1週間室内に放置し発
錆の有無を調べた。結果を表4に示す。表4中、◎は、
1週間放置後も全く発錆が見られなかったことを示し、
○は、1週間放置後の錆の発生率が10%以内であった
ことを示す。△は、1週間放置後の錆の発生率が50%
以内であったことを示し、×は、1週間放置後の錆の発
生率が80%以上であったことを示す。
【0066】
【表4】
【0067】(比較例1〜9)界面活性剤、pH調整剤
等を、表5及び表6に示すように配合して洗浄剤を調整
した。
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】これらの洗浄剤について、実施例1〜10
と同様にして洗浄力、植物への影響、及び防錆力を下記
のようにして評価した。結果を表4に示す。
【0071】(実施例11)特開平8−209649号
公報に記載された構成を有する、広栄興業株式会社製の
自走式ガードレール清掃装置を用いてガードレールの洗
浄試験を行った。試験の対象となったガードレールは、
富士宮道路西側における50mの区間のガードレールで
あった。洗浄剤として、実施例10で調製された洗浄剤
を用いた。洗浄速度は、2m/分とした。又、ガードレ
ール下の植物にも殆ど影響が見られなかった。
【0072】
【発明の効果】本発明の洗浄剤を、ガードレール、道路
標識、及び看板等の被覆金属面又はむき出しの金属面の
洗浄に使用すれば、これらの被覆金属面に付着した、車
両に起因する排気ガス及び未燃焼カーボン粒子等の汚れ
は、容易に落とすことができる。そして、洗浄後、被覆
金属面の発錆が長期間抑制される。更に、ガードレール
脇の植え込み等にこの洗浄剤がかかった場合であって
も、植え込みの植物にほとんど影響が及ばない。
【0073】本発明の洗浄剤は、ガードレール等の洗浄
だけでなく、自動車の外板等を洗浄するのにも好ましく
用いることができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アニオン系界面活性剤、非イオン系界面
    活性剤、及び両性界面活性剤から選択される1種以上の
    界面活性剤を含有し、且つ7〜11の範囲のpHを有す
    ることを特徴とする車両に起因する汚染面の洗浄剤。
  2. 【請求項2】 防錆剤を含有してなる請求項1に記載の
    車両に起因する汚染面の洗浄剤。
  3. 【請求項3】 植物栄養剤を含有してなる請求項1又は
    2に記載の車両に起因する汚染面の洗浄剤。
  4. 【請求項4】 艶出し剤を含有してなる請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の車両に起因する汚染面の洗浄剤。
  5. 【請求項5】 研磨剤を含有してなる請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の車両に起因する汚染面の洗浄剤。
  6. 【請求項6】 前記車両に起因する汚染面は、塗装、合
    成樹脂層の形成、又はメッキによって金属の表面を被覆
    する表面処理のされた被覆金属面、又は前記表面処理の
    されていない金属面である、請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の車両に起因する汚染面の洗浄剤。
  7. 【請求項7】 前記車両に起因する汚染面は、ガードレ
    ール、道路標識、又は看板の面である請求項1〜5のい
    ずれか1項に記載の車両に起因する汚染面の洗浄剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999019446A1 (fr) * 1997-10-10 1999-04-22 Taiho Industries Co., Ltd. Detergent et procede de nettoyage a l'aide de celui-ci
WO2000042163A1 (fr) * 1999-01-13 2000-07-20 Nissin Medico Co., Ltd. Detergent pour pulverisateur
JP2001294892A (ja) * 2000-04-14 2001-10-23 Yokohama Yushi Kogyo Kk 自動車表面処理用の洗浄剤及びコーティング剤

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WO2000042163A1 (fr) * 1999-01-13 2000-07-20 Nissin Medico Co., Ltd. Detergent pour pulverisateur
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