JPH10153531A - 液体サンプルの採取方法及び装置 - Google Patents

液体サンプルの採取方法及び装置

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JPH10153531A
JPH10153531A JP31175496A JP31175496A JPH10153531A JP H10153531 A JPH10153531 A JP H10153531A JP 31175496 A JP31175496 A JP 31175496A JP 31175496 A JP31175496 A JP 31175496A JP H10153531 A JPH10153531 A JP H10153531A
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JP
Japan
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liquid
partition wall
sample
rubber
bypass
Prior art date
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Pending
Application number
JP31175496A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Baba
憲夫 馬場
Kiyonori Miura
清徳 三浦
Ryoji Baba
良治 馬場
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DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状の危険物質、有毒物質或いは危険物質、
有毒物質などを含む液体を内蔵する装置系からサンプル
を安全かつ効率良く採取することを可能にした液体サン
プルの採取方法及び装置を提供する。 【解決手段】 被採取液体を内蔵するパイプライン1に
バイパス4を分設し、バイパス4にバルブ5a,5bを
介して分離可能にすると共に、外部に対する隔壁8の一
部をゴムで構成した採取室6を設けた採取装置を使用
し、採取室6に被採取液体を隔離状態で分取したのち、
この被採取液体を隔壁8に注射針12aを突き刺して注
射器12内に抜き取るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体サンプルを採
取する方法及び装置に関し、さらに詳しくは、液状の危
険物質又は有毒物質、或いは危険物質又は有毒物質など
を含む液体のサンプルを安全かつ効率良く採取する方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】化学物質の製造プロセスにおいては、原
料、製品、中間体、副生物などの種々の液体がタンクに
貯留されていたり、パイプラインを流れており、これら
タンクやパイプラインから分析用のサンプルを定期的に
採取し、このサンプルをガスクロマトグラフィ分析、赤
外吸収スペクトル分析等の分析機器を使用して検査する
ことにより品質管理を行っている。
【0003】従来、上記タンクやパイプライン等の液体
内蔵装置系からサンプルを採取する場合、その装置系に
サンプルの採取口を設け、この採取口からガラス瓶やポ
リ容器にサンプルを採取し、これを分析に供していた。
しかしながら、上述のサンプルの採取方法では、サンプ
ルが外気に曝されるため、液体が危険物質又は有害物質
である場合、或いは、これら物質を含む場合には、人体
に有害であり、環境が汚染されると共に、その取り扱い
が煩雑になって作業効率が低下するという問題があっ
た。例えば、サンプルがクロロシラン類やオルガノクロ
ロシラン類である場合、クロロシラン類やオルガノクロ
ロシラン類は強酸性を呈する腐食性の危険物質であり、
ここから発散した塩化水素ガスが大気中の水分と反応し
て塩酸となって強い刺激臭を発する。この塩化水素ガス
や塩酸は人体に悪影響を及ぼすため、作業者が保護具を
着用する必要があると共に、ドラフト装置等の換気設備
を充実させる必要があり、しかも塩化水素ガスや塩酸に
よってプラントの液体内蔵装置系の外部設備に腐食を生
じやすくなる。また、このような危険物質である液体の
採取に使用した器具はその都度十分に洗浄する必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、液状
の危険物質又は有毒物質、或いは、これら物質などを含
む液体を内蔵する装置系からサンプルを安全かつ効率良
く採取することを可能にした液体サンプルの採取方法及
び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の液体サンプルの採取方法は、被採取液体を内蔵する
装置系にバイパスを分設し、該バイパスに開閉弁を介し
て隔離可能にすると共に、外部に対する隔壁の一部をゴ
ムで構成した採取室を設けた採取装置を使用し、前記採
取室に前記被採取液体を隔離状態に分取したのち、該被
採取液体を前記隔壁に注射針を突き刺して注射器内に抜
き取るようにすることを特徴とするものである。
【0006】このように被採取液体をバイパスから採取
室へ隔離状態に分取し、この採取室の一部を構成するゴ
ムからなる隔壁に注射針を突き刺して採取室内からサン
プルを抜き取ることにより、注射針を抜き取った後の隔
壁はゴムの弾性力によって注射痕を自動的に閉止するの
で、サンプルを外気に曝すことなく採取することができ
る。従って、危険物質又は有毒物質などを含む液体を安
全にサンプル採取することができると共に、採取後は注
射器内に採取したサンプルを分析にそのまま供すること
ができるため作業効率を向上させることができる。
【0007】また、上記目的を達成する本発明の液体サ
ンプルの採取装置は、被採取液体を内蔵する装置系にバ
イパスを分設し、該バイパスに開閉弁を介して隔離可能
にすると共に、外部に対する隔壁の一部をゴムで構成し
た採取室を設け、前記隔壁に注射器に取り付けた注射針
を突き刺して前記被採取液体を抜き取るように構成した
ことを特徴とするものである。
【0008】このように構成されたサンプルの採取装置
によれば、上記採取方法を実施することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の液体サンプルの採
取装置の一例を示すものである。図において、パイプラ
イン1には、バルブ2a〜2dが互いに間隔をおいて挿
入されていると共に、バルブ2b,2c間にポンプ3が
挿入されており、これらバルブ2a〜2d及びポンプ3
によってパイプライン1内における液体の流動が制御さ
れるようになっている。
【0010】一方、バイパス4は、バルブ2bの上流側
を分岐点とし、バルブ2bの下流側を戻り点としてパイ
プライン1に並列に設けられている。このバイパス4
は、その経路にバルブ5a,5bが設けられており、こ
れらバルブ5a,5bを閉じることによってパイプライ
ン1から遮断可能な採取室6と、バイパス4の分岐点と
戻り点とをバルブ5a,5bの直前でバルブ5cを介し
て連結する連結部7とを有している。また、採取室6の
一端にはガス抜き用のバルブ5dが設けられており、他
端にはドレン抜き用のバルブ5eが設けられている。
【0011】図2〜図4に示すように、採取室6の中央
には、採取室6に連通する採取口6aが突設されてお
り、この採取口6aの開放端にゴムからなる隔壁8が配
置されている。隔壁8は、採取口6aの外端部に置換可
能に着脱自在になっており、この外端部に螺合する蓋9
に押圧されて採取口6aの開放端を液密的に閉塞するよ
うに保持されている。蓋9は隔壁8との当接面の中央に
孔9aが貫通しており、この孔9aを通して注射器12
の注射針12aが挿入されるようになっている。注射針
12aはゴムからなる隔壁8を貫通して採取室6内に到
達するようになっいる。
【0012】蓋9の外周面には一対のハンドル9bが蓋
9の回転軸方向と直角に設けられており、これら一対の
ハンドル9bにより蓋9を回転させて強固に締め付ける
ことが可能になっている。また、蓋9の外端部には、弾
性体からなるOリング10を挟んで蓋11が螺合するよ
うになっている。次に、上述の採取装置を使用してパイ
プライン1を流れる液体からサンプルを採取する方法に
ついて説明する。
【0013】パイプライン1を含むプロセスが通常の運
転状態にあるときは、バイパス4のバルブ5cを開にす
ると共に、バルブ5a,5b,5d,5eを閉にし、パ
イプライン1を流れる液体がバイパス4の連結部7を流
れるようにする。そして、サンプルの採取を行うとき、
バイパス4のバルブ5cを閉にすると共に、バルブ5
a,5bを開にすることにより、液体をバイパス4の採
取室6に導入する。
【0014】所定の時間が経過して採取室6内の液体が
ほぼ完全に入れ替わった後、バイパス4のバルブ5cを
再び開にすると共に、バルブ5a,5bを閉にする。こ
れにより、バイパス4の採取室6はパイプライン1から
遮断され、その内部に最新の状態の液体を貯留すること
になる。なお、採取室6内の液体の入れ替えに要する時
間は、採取室6内の液体の流速及び採取室6の長さ等に
基づいて知見することが可能であり、或いは採取室6の
温度変化から知見することも可能である。
【0015】次に、図4に示すように、蓋11を取り外
し、注射器12の注射針12aを蓋9の孔9aを通して
ゴムからなる隔壁8に突き刺し、注射針12aの先端部
を採取室6内に侵入させる。そして、採取室6内の液体
を注射器12内に抜き取った後、注射針12aを隔壁8
から抜き取ることによりサンプリングを完了する。隔壁
8の注射痕はゴムの弾性力によって注射針12aの抜去
とほぼ同時に自発的に閉止される。サンプルの採取後
は、注射針12aの先端にゴム栓をし、サンプルが大気
に触れないようにして搬送し、注射器12からガスクロ
マトグラフィ等の分析機器にサンプルを直接注入する。
【0016】上述したサンプルの採取装置を使用した採
取方法によれば、ゴムからなる隔壁8に注射針12aを
突き刺して採取室6内からサンプルを抜き取り、ゴムの
弾性力によって隔壁8の注射痕を閉止することが可能で
あるので、パイプライン1を流れる液体からサンプルを
外気に曝すことなく採取することができる。従って、パ
イプライン1を流れる液体がクロロシラン類、オルガノ
クロロシラン類等の危険物質や、これらを含む液体であ
っても、このパイプライン1からサンプルを安全に採取
することができる。また、サンプルの採取後は注射器1
2内に採取したサンプルを分析にそのまま供することが
できるため、従来のように採取容器の洗浄や過剰に採取
したサンプルの回収を行う必要がなく、作業効率を向上
させることができる。さらに、パイプライン1の液体が
腐食性液体である場合は、腐食性ガスの発生を防止する
ことができるので、パイプライン1を含む外部設備に腐
食を生じにくくなる。
【0017】ゴムからなる隔壁8は、繰り返し使用する
ことが可能であるが、注射針12aを繰り返し突き刺す
ことにより物理的に劣化したり、或いはパイプライン1
の液体と反応して化学的に劣化するので、その使用頻度
に応じて定期的に交換する必要がある。上述の採取装置
において隔壁8を交換する場合、バイパス4のバルブ5
a,5bを閉にして採取室6をパイプライン1から遮断
した状態で、ガス抜き用のバルブ5dとドレン抜き用の
バルブ5eを開にし、採取室6内の液体を排出する。そ
の後、蓋9を取り外すことにより隔壁8が交換可能とな
る。
【0018】本発明において、隔壁8を構成するゴムの
種類はパイプライン1を流れる液体の性質に対応して耐
腐食性の高いものを適宜選択する。特に、塩酸、硫酸、
硝酸、クロロシラン類、オルガノクロロシラン類等自体
や、これらを含む腐食性液体に対しては、6フッ化プロ
ピレン・フッ化ビニリデン共重合体等のフッ素系ゴム、
ポリエピクロルヒドリンゴム、クロロスルフォン化ポリ
エチレン、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム等の
耐酸性ゴムを使用することが好ましい。これらの中で
も、6フッ化プロピレン・フッ化ビニリデン共重合体が
好ましい。上述の耐酸性ゴムを腐食性液体に対して使用
して隔壁8を長寿命化することにより作業性がより一層
向上する。
【0019】図5は本発明のサンプル採取装置の他の態
様を示すものである。図5において、採取口6aの開放
端は壁部13によって閉塞され、この壁部13の中央す
なわち蓋9の孔9aと対向する位置に孔13aが設けら
れている。蓋9の孔9a及び壁部13の孔13aはそれ
ぞれ内側の直径が外側の直径よりも小さく、内側から外
側に向けて拡開するように形成されている。また、隔壁
8は壁部13の孔13aに対応する位置に凸部8aが形
成されており、この凸部8aを孔13aに整合させて壁
部13と蓋9との間に挟まれるように保持されている。
【0020】上述の実施態様においては、隔壁8を壁部
13と蓋9との間に挟み込むように保持し、注射針12
aの刺入時における隔壁8の変形を規制しているので、
隔壁8の屈曲疲労を低減すると共に液密性を向上させる
ことができる。また、凸部8aを有する隔壁8は孔13
aに対応する位置が選択的に肉厚になっているので、そ
の液密性を効果的に向上させることができる。更に、蓋
9の孔9a及び壁部13の孔13aは内側から外側に向
けて拡開するように形成されているので、高圧側となる
内側の直径を小さくしても、大径の外側から注射針12
aを隔壁8に容易に突き刺すことができ、また先端を採
取室6内に容易に導くことができる。
【0021】なお、上述した実施形態では、パイプライ
ンから液体サンプルを採取する場合について例示した
が、本発明はタンク内に貯留される液体についても同様
に実施することができる。以上のような本発明の採取方
法は、液状の危険物質、有害物質などを含む液体を内蔵
する装置系からサンプルを安全かつ効率よく採取するこ
とが可能であり、特にモノクロロシラン、ジクロロシラ
ン、トリクロロシラン、テトラクロロシラン等のクロロ
シラン類、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロ
シラン、トリメチルモノクロロシラン、ビニルトリクロ
ロシラン、フェニルトリクロロシラン、メチルフェニル
クロロシラン等のオルガノクロロシラン類を内蔵する装
置系からサンプルを採取する方法として好適に使用され
る。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明の液体サンプル
の採取方法及び装置によれば、液体内蔵の装置系からバ
イパスを介して採取室に隔離状態に被採取液体を分取
し、採取室の一部を構成するゴムからなる隔壁に注射針
を突き刺して注射器内にサンプルを抜き取ることによ
り、注射針を抜き取った後の隔壁はゴムの弾性力によっ
て自動的に注射痕を閉止するから、液状の危険物質又は
有毒物質など、或いは、これらを含む液体からサンプル
を安全に採取することができる。また、採取後において
は注射器内に採取したサンプルを分析にそのまま供する
ことができるため作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様からなる液体サンプルの採取
装置を示す概要図である。
【図2】図1のA部の拡大斜視図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】図3のサンプル採取時を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施態様からなる液体サンプルの
採取装置の要部を示す概要図である。
【符号の説明】
1 パイプライン 4 バイパス 5a〜5e バルブ 6 採取室 8 隔壁 12 注射器 12a 注射針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 良治 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社千葉工場 内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被採取液体を内蔵する装置系にバイパス
    を分設し、該バイパスに開閉弁を介して隔離可能にする
    と共に、外部に対する隔壁の一部をゴムで構成した採取
    室を設けた採取装置を使用し、前記採取室に前記被採取
    液体を隔離状態に分取したのち、該被採取液体を前記隔
    壁に注射針を突き刺して注射器内に抜き取るようにする
    液体サンプルの採取方法。
  2. 【請求項2】 前記被採取液体がオルガノクロロシラン
    類である請求項1に記載の液体サンプルの採取方法。
  3. 【請求項3】 前記ゴムが6フッ化プロピレン・フッ化
    ビニリデン共重合体である請求項1に記載の液体サンプ
    ルの採取方法。
  4. 【請求項4】 被採取液体を内蔵する装置系にバイパス
    を分設し、該バイパスに開閉弁を介して隔離可能にする
    と共に、外部に対する隔壁の一部をゴムで構成した採取
    室を設け、前記隔壁に注射器に取り付けた注射針を突き
    刺して前記被採取液体を抜き取るように構成した液体サ
    ンプルの採取装置。
  5. 【請求項5】 前記被採取液体がオルガノクロロシラン
    類である請求項4に記載の液体サンプルの採取装置。
  6. 【請求項6】 前記ゴムが6フッ化プロピレン・フッ化
    ビニリデン共重合体である請求項4に記載の液体サンプ
    ルの採取装置。
JP31175496A 1996-11-22 1996-11-22 液体サンプルの採取方法及び装置 Pending JPH10153531A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005061897A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Ra Systems:Kk 液体試料用保存容器
CN110926873A (zh) * 2019-12-25 2020-03-27 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 一种异型腔室取样结构
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US12576204B2 (en) 2012-10-11 2026-03-17 Magnolia Medical Technologies, Inc. Systems and methods for delivering a fluid to a patient with reduced contamination

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