JPH10155730A - Mri観察用チューブ - Google Patents

Mri観察用チューブ

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JPH10155730A
JPH10155730A JP8318137A JP31813796A JPH10155730A JP H10155730 A JPH10155730 A JP H10155730A JP 8318137 A JP8318137 A JP 8318137A JP 31813796 A JP31813796 A JP 31813796A JP H10155730 A JPH10155730 A JP H10155730A
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JP
Japan
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endoscope
tubular member
mri
tube
loop antenna
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JP8318137A
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Shoichi Gotanda
正一 五反田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡による光学的な観察とMRIによる断
層像の診断とを行いながら容易かつ確実で安全な治療処
置を行えるようにする。 【解決手段】 MRI観察用チューブは、非磁性体の材
料で形成された管状部材1によって基部が構成され、管
状部材1の内腔に内視鏡4を挿通可能となっている。管
状部材1の先端部には、MRI用アンテナとしてループ
アンテナ2が設けられ、このループアンテナ2には同軸
ケーブル3が接続されており、管状部材1の手元端部よ
り延出してMRI装置へと電気的に接続されている。ル
ープアンテナ2の内側部分は、開口部5が形成されて内
腔と連通しており、この開口部5を通じて、内視鏡4の
対物レンズ7による光学的な観察と、チャンネル開口部
8から突出させた処置具9による治療処置とを行えるよ
うになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡と共に体腔
内に挿入してMRIによる生体の診断画像を得るための
MRI観察用チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、核磁気共鳴(以下、NMRと略記
する。)現象を利用した非侵襲的な人体の診断方法が発
展してきた。例えば、前記NMR現象を利用した核磁気
共鳴映像法(以下、MRIと略記する。)では、人体を
磁場中に置き、所定の周波数の高周波(磁場)を与え、
人体内のスピンを持つ核を励起し、この励起した核から
の所定の周波数のNMR信号を検出してコンピュータで
処理することにより人体の断層像を得ている。このMR
Iによって得られる断層像は癌等の診断に対して極めて
有用である。すなわち、一般に、癌細胞と正常細胞とか
ら得られるNMR信号は、互いに緩和時間が異なること
が知られており、この緩和時間を計測することにより癌
か否かの診断が可能になる。
【0003】従来より、内視鏡観察時において視覚的に
異変箇所を発見した際に、この異変箇所が例えば悪性の
ものであるか否かをある程度判断したいという要望があ
るが、このような要望に対して、前記MRIを併用した
場合には視覚的に異常と認められた箇所と断層像との対
応づけが難しいという問題点がある。
【0004】上記問題点に対処するため、例えば特開平
3−228742号公報に示されるような内視鏡挿入部
を挿通可能な中空路を有するスライディングチューブに
NMR用コイルを設けたものとか、特開昭64−495
48号公報に示されるような医療用の留置チューブにN
MR計測用アンテナコイルを設けたものなどが提案され
ている。このようなMRI観察用のアンテナを備えたチ
ューブを用いて内視鏡と共に体腔内に挿入することによ
り、内視鏡による光学的な観察とMRIによる断層像の
診断とを行って体腔内の粘膜表面及び粘膜下深部におけ
る異常部位の検出診断が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開平3−2
28742号公報のスライディングチューブなどの従来
のMRI観察用チューブでは、内視鏡による光学像とM
RIによる断層像とを関連付けるためには、NMR用コ
イルの位置に合わせて内視鏡挿入部を湾曲させて先端部
の観察光学系を向ける等の煩雑な操作が必要であり、両
者の診断像の検出位置を一致させることは必ずしも容易
ではなかった。また、異常部位を検出するだけで治療に
ついてはあまり考慮されていないため、粘膜下の状態を
診断することはできても患部に直接アクセスして治療行
為を行うことは困難である。
【0006】例えば、特開平3−228742号公報の
スライディングチューブにおいて、NMR用コイルを用
いて粘膜下に病変を見つけた場合、確定診断のための生
検をしようとしても、内視鏡の先端部はNMR用コイル
とは離れた位置にあり、また病変部表層の粘膜はNMR
用コイルで塞がれているため、内視鏡のチャンネルを介
して処置具を用いて生検を行うことは極めて難しい。
【0007】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、内視鏡による光学的な観察とMRIによる断層
像の診断とを行いながら、容易かつ確実で安全な治療処
置を行うことが可能なMRI観察用チューブを提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるMRI観察
用チューブは、内視鏡の挿入部の少なくとも一部を覆う
管状部材と、前記管状部材に内蔵されたMRI用のアン
テナと、前記管状部材に設けられ、前記アンテナの指向
特性と略一致する方向に電磁エネルギーを透過可能な開
口と、を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図6は本発明の第1の
実施形態に係り、図1はMRI観察用チューブと内視鏡
とを組み合わせた使用時の構成を示す斜視図、図2は図
1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図、図
4はMRIアンテナの指向性を説明するための作用説明
図、図5は図4をC方向斜め上から俯瞰した矢視図、図
6は図4をD方向正面から見た矢視図である。
【0010】図1ないし図3に示すように、本実施形態
のMRI観察用チューブは、非磁性体の材料で形成され
た管状部材1によって基部が構成され、管状部材1の内
腔に内視鏡4を挿通可能となっている。管状部材1は、
シリコンチューブや樹脂チューブ等の高分子材料で形成
された薄手のチューブからなる外側チューブ1aと内側
チューブ1bの二つのチューブを重ねたものにより構成
されている。管状部材1は透明部材、不透明部材のいず
れであっても良い。
【0011】管状部材1の先端部には、MRI用アンテ
ナとして略方形状に形成されたループアンテナ2が設け
られている。ループアンテナ2は、例えばフレキシブル
基板に形成された薄膜状導電体(銅箔など)からなり、
外側チューブ1aと内側チューブ1bとの間に挟まれて
配設されている。ループアンテナ2には、同軸ケーブル
3が接続されており、この同軸ケーブル3は管状部材1
の内側に接着剤6で固着され、管状部材1の手元端部よ
り延出して図示しないMRI装置へと電気的に接続され
ている。
【0012】前記ループアンテナ2の内側部分は、開口
部5が形成されて内腔と連通しており、管状部材1の内
腔に挿通した内視鏡4が露呈するようになっている。本
実施形態では、内視鏡4としては側視型のものが用いら
れ、内視鏡4の先端部側部には対物光学系の対物レンズ
7とチャンネル開口部8とが設けられている。このチャ
ンネル開口部8からはチャンネル内を挿通した処置具9
を突出させて開口部5を通じて治療処置を行えるように
なっている。処置具9としては、例えば、バイオプシー
用ニードル(生検鉗子)、マイクロ波治療用プローブ、
高周波スネア(電気メス用のループ電極)などが用いら
れる。
【0013】上記のように構成されたMRI観察用チュ
ーブを用いて診断及び治療処置を行う際には、まず管状
部材1の内腔に内視鏡4の挿入部を挿通して管状部材1
と内視鏡4とを一緒にした状態で、内視鏡4により観察
しながら体腔内の目的部位へと導入していく。そして、
内視鏡4で得られた光学像によって観察しながらループ
アンテナ2の位置を確認し、ループアンテナ2より所定
の周波数の高周波磁場を送出して励起した生体の核から
の所定の周波数のNMR信号を再びループアンテナ2で
受信し、このNMR信号を同軸ケーブル3を介して外部
のMRI装置へ送って演算処理することにより、断層像
を得る。これにより、内視鏡による光学的な観察とMR
Iによる断層像の診断とを行うことができる。
【0014】ここで、MRIによる断層像の生成は、特
開平3−228742号公報や特開昭64−49548
号公報に示されたものと同様の手段で行うことができ
る。すなわち、被検体をMRI装置によって生じる静磁
場内に置き、被検体の体腔内に挿入した管状部材1のル
ープアンテナ2にMRI装置より所定の周波数の高周波
信号を送出し、ループアンテナ2から被検体に高周波磁
場を出力する。なお、この高周波磁場の方向は静磁場の
方向と直交していることが望ましい。そして、被検体か
らのNMR信号をループアンテナ2で受信し、同軸ケー
ブル3を介してMRI装置へ送る。MRI装置では、前
記NMR信号を演算処理することによって緩和時間等の
情報(NMRパラメータ)を検出し、断層像を生成す
る。正常組織と癌等の異常組織とでは得られるNMR信
号の緩和時間が異なるため、断層像を基に粘膜下深部の
異常部位を検出することができる。
【0015】次に、MRI用のアンテナの指向性につい
て図4ないし図6を基に説明する。本実施形態では、ア
ンテナとして図1に示すようなループアンテナ2が用い
られており、これを簡略化して示すと図4のようにな
る。このようなループアンテナ2では、ある点から放射
された電波がこのループの内側を横切ったとき、ループ
に電流が誘起されることによりアンテナとして働く。ま
た、ループを横切らない方向から来た電波は検知されな
いことが良く知られている。
【0016】このループアンテナ2の指向特性を図5及
び図6において矢印で示す。図5は図4のC方向斜め上
から俯瞰した図であり、図6は図4のD方向正面から見
た図である。このように、ループアンテナ2はループに
対して垂直に近い方向(実線の矢印)において強い感度
を持ち、ループに対して平行に近い方向(破線で表した
矢印)においては感度がないような指向特性となってい
る。
【0017】なお、前記ループアンテナ2は、管状部材
1の外側チューブ1aと内側チューブ1bとに挟まれて
電気的及び機械的に保護されているため、体液等によっ
て劣化することはなく、耐久性の向上をはかることがで
きる。
【0018】一方、管状部材1に挿通した内視鏡4にお
いて、開口部5を通じて対物レンズ7を介して生体組織
の光学像を観察すると同時に、開口部5を通じてチャン
ネル開口部8より突出させた処置具9による生体組織へ
のアクセス、例えば生検鉗子によるバイオプシー、高周
波スネアによる焼灼治療等を行うことが可能である。
【0019】すなわち、術者は、ループアンテナ2によ
るMR断層像と内視鏡4による内視鏡光学像との二つの
異なるリアルタイムな画像情報を基に、患部へ直接アク
セスして治療処置を行うことができる。
【0020】本実施形態の構成では、ループアンテナ2
(管状部材1)と内視鏡4とは別体に設けられ、管状部
材1に内視鏡4を挿通しただけのものであるため、術者
は必要に応じて自由に両者の相対的な位置調整を行うこ
とができる。またこのとき、ループアンテナ2の指向特
性と略一致する方向に設けられた開口部5を通じて、内
視鏡4による光学的観察と処置具9による治療処置とを
行えるようになっているため、内視鏡による光学像とM
RIによる断層像との関連付けが容易であり、治療処置
を行う部位の判断も迅速かつ正確に行うことができる。
【0021】以上説明したように本実施形態によれば、
内視鏡による光学像とMRIによる断層像とに基づき、
より安全で確実な診断・治療を行うことが可能となる。
【0022】図7は本発明の第2の実施形態に係るMR
I観察用チューブと内視鏡とを組み合わせた使用時の構
成を示す斜視図である。
【0023】第2の実施形態のMRI観察用チューブ
は、第1の実施形態と同様に管状部材11の先端部にル
ープアンテナ2及び開口部5が設けられて構成され、こ
の管状部材11の内腔に内視鏡4を挿通可能となってい
る。ループアンテナ2と電気的に接続された同軸ケーブ
ル3は、管状部材11の手元端部より延出してプリアン
プ12に接続され、このプリアンプ12を介して図示し
ないMRI装置へと接続されている。
【0024】管状部材11の先端には、該管状部材11
を内視鏡4に固定するための固定部材13が巻回されて
取り付けられている。この固定部材13としては、収縮
性を有する固定用バンドやチューブ、粘着性の固定用テ
ープ、縛り固定するための締結糸などが用いられる。
【0025】基本的な作用は第1の実施形態と同様であ
り、内視鏡4によりループアンテナ2の位置を確認しな
がら、ループアンテナ2を用いてMRIによる断層像を
得て診断を行うと同時に、開口部5を通じて内視鏡4の
対物光学系により生体組織の光学像を観察することがで
き、さらに、開口部5を通じてチャンネル開口部より処
置具を突出させて生体組織に対して治療処置を行うこと
が可能である。
【0026】第2の実施形態では、MRIによる断層像
の診断の際、プリアンプ12によって公知のインピーダ
ンスマッチングや信号増幅等を行うようになっているた
め、受信信号のSN比の向上をはかることができる。
【0027】また、管状部材11を内視鏡4の挿入部に
対して固定するようにしているため、体腔内への挿入時
の操作性が良好であると共に、内視鏡4の観察光学系と
ループアンテナ2との位置関係が固定されるので内視鏡
による光学像とMRIによる断層像との対応関係が明確
化される。
【0028】このように第2の実施形態によれば、第1
の実施形態の効果に加えて、術者はMRI観察用チュー
ブ及び内視鏡を体腔内へ導く際の挿入等の操作を容易に
行うことができる。また、内視鏡光学像とMR断層像と
の相対的な位置関係が決まっているので、画像診断の際
に両画像の対比をより容易に行うことが可能となる。
【0029】図8ないし図10は本発明の第3の実施形
態に係り、図8はMRI観察用チューブと内視鏡とを組
み合わせた使用時の構成を示す斜視図、図9は図8のA
−A線断面図、図10は図8のB−B線断面図である。
【0030】第3の実施形態のMRI観察用チューブ
は、少なくとも先端部がガラス等の透明な素材で形成さ
れた管状部材21によって基部が構成され、ループアン
テナ2と同軸ケーブル3が設けられている。管状部材2
1は、第1の実施形態と同様に外側チューブ21aと内
側チューブ21bとから構成され、ループアンテナ2が
これらのチューブの間に挟まれて配設されている。すな
わち、機械的な開口部を設ける代わりに、透明な素材で
管状部材21を構成してループアンテナ2の内側に光学
的な開口を設けるようにした以外は、第1の実施形態と
同様に構成されている。なお、管状部材21の先端部の
透明な素材は、硬性のものであっても良い。
【0031】このように、管状部材21におけるループ
アンテナ2の内側部分は透明であるため、この光学的な
開口を通じて、内視鏡4による観察を行えると共に、治
療用の電磁エネルギーとしてレーザ光線や放射線などを
透過して観察部位へ照射できるようになっている。
【0032】第3の実施形態では、管状部材21の内腔
に内視鏡4の挿入部を挿通して管状部材21及び内視鏡
4を体腔内の目的部位へと導入し、内視鏡による光学像
とMRIによる断層像の診断を行いながら、管状部材2
1内で内視鏡4のチャンネル開口部8より処置具22を
若干突出させて生体組織に対して非接触にアクセスし、
光学的な治療処置を行うことが可能である。
【0033】処置具22としては、例えば、レーザプロ
ーブ、小線源(イリジウム)カテーテルなどの光学的手
段が用いられる。レーザプローブを用いた場合はレーザ
光線を、小線源カテーテルを用いた場合はγ線を、それ
ぞれ生体組織に照射して焼灼治療等を行う。
【0034】また、診断・治療時において、管状部材2
1の先端部が透明であるため、ループアンテナ近傍の内
視鏡光学像の検索が容易である。その他の作用について
は第1の実施形態と同様である。
【0035】このように第3の実施形態によれば、内視
鏡光学像及びMR断層像による診断と同時に光学的な治
療処置を行うことができ、第1の実施形態と同様により
安全で確実な診断・治療を行うことが可能となる。
【0036】図11及び図12は本発明の第4の実施形
態に係り、図11はMRI観察用チューブと内視鏡とを
組み合わせた使用時の構成を示す斜視図、図12は処置
具による治療時の様子を示す断面図である。
【0037】第4の実施形態では、前記第1ないし第3
の実施形態のように開口部を管状部材の側方に設けたも
のとは異なり、管状部材31の前方に開口部32を設け
たMRI観察用チューブの構成例を示す。
【0038】管状部材31は、ガラス、樹脂等の透明な
素材からなる短い円筒部材で構成され、先端に開口部3
2を有し、直視型の内視鏡33の先端部にフード状に取
り付けられるようになっている。管状部材31には周方
向に円形状のループアンテナ34が設けられ、ループア
ンテナ34に同軸ケーブル3が電気的に接続されて後方
に延出しており、図示しないMRI装置と接続されるよ
うになっている。
【0039】なお、詳しくは図示しないが、管状部材3
1と内視鏡33の先端部とには嵌合部等による固定手段
が設けられ、管状部材31が容易には脱落しないように
なっている。また、同軸ケーブル3は、内視鏡33の挿
入部の外側に沿って配設され、糸やテープ等によって挿
入部に縛り固定されている。
【0040】第4の実施形態では、管状部材31を内視
鏡33の先端部に取り付けて管状部材31及び内視鏡3
3を体腔内の目的部位へと導入し、管状部材31の開口
部32の前方の組織について、ループアンテナ34でM
RIによる断層像の診断を行うと同時に内視鏡33によ
って光学像の観察を行うことができる。またこれと共
に、内視鏡33のチャンネル開口部を通じて管状部材3
1の開口部32より処置具35を突出させて生体組織に
対してアクセスし、内視鏡的な治療処置を行うことが可
能である。
【0041】図12は治療処置の一例として処置具35
にマイクロ波放射針を用いて臓器等の生体組織36を焼
灼治療している様子を示したものである。図12のよう
に、内視鏡33によって得られる生体組織36表面の粘
膜の光学像と、ループアンテナ34によって得られる生
体組織36の深部に至る断層像とを同時に診断できるの
で、治療の深達度範囲を比較的容易に観察することが可
能となる。
【0042】このように第4の実施形態によれば、第1
の実施形態と同様に内視鏡光学像及びMR断層像による
診断と同時に治療処置が可能であり、より安全で確実に
直視診断と治療処置とを行うことができる。また、管状
部材31は一般の内視鏡と容易に組み合わせることがで
きるため、MRI観察用チューブを安価に構成できる。
【0043】なお、上記各実施形態のMRI観察用チュ
ーブと組み合わせて使用する内視鏡については、軟性内
視鏡、硬性内視鏡のいずれでも良く、非磁性体のもので
あればどのようなものでも用いることができる。
【0044】[付記] (1) 内視鏡の挿入部の少なくとも一部を覆う管状部
材と、前記管状部材に内蔵されたMRI用のアンテナ
と、前記管状部材に設けられ、前記アンテナの指向特性
と略一致する方向に電磁エネルギーを透過可能な開口
と、を備えたことを特徴とするMRI観察用チューブ。
【0045】(2) 内視鏡の挿入部を覆うもので、該
挿入部を挿通可能な内腔を有する管状部材と、前記管状
部材の側壁部に内蔵されたMRI用のアンテナと、前記
管状部材に設けられ、前記アンテナの指向特性と略一致
する方向に電磁エネルギーを透過可能な開口と、を備え
たことを特徴とするMRI観察用チューブ。
【0046】(3) 前記管状部材は、前記内視鏡の挿
入部を挿通可能な内腔を有し、前記挿入部を手元側近傍
まで覆う細長の管状部材である付記1に記載のMRI観
察用チューブ。
【0047】(4) 前記管状部材は、前記内視鏡の挿
入部先端部に装着可能な固定部を有し、前記挿入部先端
部をフード状に覆う短い円筒部材である付記1に記載の
MRI観察用チューブ。
【0048】(5) 前記アンテナはループアンテナか
らなり、このループアンテナの内側部分に前記開口を有
する付記1に記載のMRI観察用チューブ。
【0049】(6) 前記開口は、前記管状部材におい
て前記アンテナの指向特性と略一致する方向の部分に機
械的な孔を形成してなる開口であり、前記内視鏡を介し
て導入した処置具を通過可能である付記1に記載のMR
I観察用チューブ。
【0050】(7) 前記開口は、前記管状部材におい
て少なくとも前記アンテナの指向特性と略一致する方向
の部分を透明部材で形成してなる開口であり、前記内視
鏡を介して導入した処置具からの治療用の電磁エネルギ
ーを透過可能である付記1に記載のMRI観察用チュー
ブ。
【0051】(8) 被検体の光学像を得る内視鏡と、
前記内視鏡の挿入部の少なくとも一部を覆う管状部材か
らなり、この管状部材にMRI用のアンテナを内蔵し、
このアンテナの指向特性と略一致する方向に電磁エネル
ギーを透過可能な開口を有するMRI観察用チューブ
と、を備えたことを特徴とするMR内視鏡装置。
【0052】(9) 前記内視鏡は側視型の内視鏡であ
り、前記MRI観察用チューブは前記内視鏡の挿入部を
挿通可能な内腔を有する細長の管状部材からなり、側方
に向かって前記開口を有する付記8に記載のMR内視鏡
装置。
【0053】(10) 前記内視鏡は直視型の内視鏡で
あり、前記MRI観察用チューブは前記内視鏡の挿入部
先端部に装着可能な固定部を有する短い円筒状の管状部
材からなり、前方に向かって前記開口を有する付記8に
記載のMR内視鏡装置。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡による光学的な観察とMRIによる断層像の診断と
を行いながら、容易かつ確実で安全な治療処置を行うこ
とが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るMRI観察用チ
ューブと内視鏡とを組み合わせた使用時の構成を示す斜
視図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図1のB−B線断面図
【図4】MRIアンテナの指向性を説明するための作用
説明図
【図5】図4をC方向斜め上から俯瞰した矢視図
【図6】図4をD方向正面から見た矢視図
【図7】本発明の第2の実施形態に係るMRI観察用チ
ューブと内視鏡とを組み合わせた使用時の構成を示す斜
視図
【図8】本発明の第3の実施形態に係るMRI観察用チ
ューブと内視鏡とを組み合わせた使用時の構成を示す斜
視図
【図9】図8のA−A線断面図
【図10】図8のB−B線断面図
【図11】本発明の第4の実施形態に係るMRI観察用
チューブと内視鏡とを組み合わせた使用時の構成を示す
斜視図
【図12】第4の実施形態における処置具による治療時
の様子を示す断面図
【符号の説明】
1…管状部材 2…ループアンテナ 3…同軸ケーブル 4…内視鏡 5…開口部 7…対物レンズ 8…チャンネル開口部 9…処置具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部の少なくとも一部を覆う
    管状部材と、 前記管状部材に内蔵されたMRI用のアンテナと、 前記管状部材に設けられ、前記アンテナの指向特性と略
    一致する方向に電磁エネルギーを透過可能な開口と、 を備えたことを特徴とするMRI観察用チューブ。
JP8318137A 1996-11-28 1996-11-28 Mri観察用チューブ Withdrawn JPH10155730A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019528851A (ja) * 2016-09-01 2019-10-17 オレゴン ヘルス アンド サイエンス ユニバーシティ 解剖学的検出システム誘導直腸内前立腺生検デバイス

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JP2019528851A (ja) * 2016-09-01 2019-10-17 オレゴン ヘルス アンド サイエンス ユニバーシティ 解剖学的検出システム誘導直腸内前立腺生検デバイス

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