JPH10156108A - スラリー濃縮方法及び装置 - Google Patents

スラリー濃縮方法及び装置

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JPH10156108A
JPH10156108A JP8318374A JP31837496A JPH10156108A JP H10156108 A JPH10156108 A JP H10156108A JP 8318374 A JP8318374 A JP 8318374A JP 31837496 A JP31837496 A JP 31837496A JP H10156108 A JPH10156108 A JP H10156108A
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JP
Japan
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slurry
weight
concentration
volume
density
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Pending
Application number
JP8318374A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Mikamoto
司 三家本
Kensuke Sasaki
研介 佐々木
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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Publication of JPH10156108A publication Critical patent/JPH10156108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラリーを精度良くかつ小ロットにも対応可
能に濃縮する。 【解決手段】 スラリーを構成する固体材の密度と液体
の密度と、濃縮前スラリーの重量と体積と、目標スラリ
ー濃度とをもとに脱液重量を算出し、算出した脱液重量
分だけスラリーから液体を排出するようにスラリーを加
圧することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスラリーを高精度に
濃縮する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スラリーは工業上の使用目的、対象等で
色々な種類があり、その濃縮目的、仕様も千差万別であ
るが、スラリーに近い性状の汚泥等を濃縮する方法とし
て加圧・圧搾式脱水法が知られており、例えば特開平5
−49818には、所定のケーキ含水率を得ることを目
的としたフィルタプレスにおける運転制御方法が開示さ
れている。これは、一定容積のろ過室に圧入ろ過した原
液を、加圧・圧搾して固液分離を行うようにしたフィル
タプレスにおいて、原液の圧入タンクに設けたレベル計
と濃度計をもとに設定量の原液をろ過室に圧入して濃縮
汚泥濃度を演算し、次にダイヤフラムを膨張させてろ過
室内の濃縮汚泥をさらに圧搾してろ液量を計量し、ろ過
室容量と前記圧入時の濃縮汚泥濃度とろ液量とから圧搾
中の濃縮汚泥濃度を計算し、設定した濃縮汚泥濃度を得
ようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スラリー状
の材料を成形機に供給して製品を成形するような場合、
スラリー密度の均一性及び供給性等を考慮して、成形前
のスラリーを収納した容器内で所定濃度に精度良く濃縮
することが求められる。この点で、フィルタプレスを用
いてスラリーを濃縮する方法では、濃縮されたスラリー
を移し替えなければならないという基本的問題がある。
さらに前記公知例においては、原液圧入量の設定値は、
処理原液の過去のろ過速度と全ろ過室のろ過面積と濃度
計で測定した原液濃度とから計算しなければならない。
このため、予め使用するフィルタプレスに対して種々の
原液濃度のろ過に関わる正確なデータを収集してデータ
ベース化しておかなければならず、小ロットで頻繁にス
ラリー濃度を調整するような使い方に対しては適用が難
しい。本発明は、スラリーを精度良くかつ小ロットにも
対応可能なスラリー濃縮方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、スラリーを構
成する固体材の密度と液体の密度と、濃縮前スラリーの
重量と体積と、目標スラリー濃度とをもとに脱液重量を
算出し、算出した脱液重量分だけスラリーから液体を排
出するようにスラリーを加圧することを特徴としてい
る。より詳しくは、スラリーを収納するスラリータンク
の空重量と、スラリーを収納した時のスラリー高さに対
するスラリー体積の関係を予め求めておき、濃縮前スラ
リーを収納したスラリータンクの全重量を測定して濃縮
前スラリー重量を計算し、スラリー液面位置を計測する
ことで濃縮前スラリーの体積を求めるような手段を用い
る発明でもある。さらに別の発明として、スラリーを収
納するスラリータンクと、スラリータンク内のスラリー
の重量を計測する手段と、体積を計測する手段と、スラ
リータンク開口部に密接して往復するスラリーを加圧す
る濃縮ヘッドと、濃縮ヘッドがスラリーを押圧したとき
の脱液重量を計測する手段と、前記計測したスラリーの
重量、体積、脱液重量、およびスラリーを構成する固体
材の密度と液体の密度、さらに目標スラリー濃度が入力
されると脱液重量を算出する制御部とを有することを特
徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、磁石を湿式成形するときに
用いる磁性粉末と溶剤からなるスラリーを例に本発明を
説明する。スラリーは、固体分として磁性微粉(以下微
粉と略す)と、液体分として鉱物油又は合成油等の油性
溶媒(以下溶媒と略す)からなる。図1において、スラ
リータンク1に濃縮前のスラリー2を入れ、ロードセル
11に載せる。ロードセル11の信号は制御部4に入力
される。スラリータンク1の上方には、エアシリンダ又
は油圧シリンダ等のアクチュエータ12に連結されて昇
降自在な濃縮ヘッド14を設ける。アクチュエータ12
は、制御部4からの指令により圧力又は速度が制御可能
になっている。濃縮ヘッド14は、底面に多数の穴を有
するパンチングメタルを設けた中空ピストンであり、外
側面のパッキン15でスラリータンク1の内径と摺動し
て往復移動する。パンチングメタル表面には濾紙16を
セットする。濃縮ヘッド14に配管17を貫装し、内部
に一端を解放するとともに、他端はスラリータンク1近
傍に設けた油タンク22に入るようにする。油タンク2
2はロードセル21に載せ、ロードセル21の信号も制
御部4に入れる。制御部4はコンピュータを有し、後述
する各種計算と濃縮ヘッドの動作の制御を行う。
【0006】次に作用について説明する。スラリー2の
濃縮はアクチュエータ12を作動し、濃縮ヘッド14を
下降させ、スラリー2を圧縮することで行う。この時、
濃縮ヘッド14の側面には、パッキン15が設けてある
ため、スラリー2は吹き出すことなく加圧され、スラリ
ー2中の溶媒のみが濾紙及びパンチングメタルの穴を通
過し、濃縮ヘッドの内部に浸入し、加圧力で配管17を
通じて油タンク22に排出される。この排出される溶媒
量を制御することで、スラリー2を目標の濃度に圧縮す
ることができる。以下、溶媒量の制御方法について説明
する。
【0007】濃縮後の目標スラリー濃度をK(wt%)
とすると、これは濃縮後のスラリー密度ρsと、微粉の
固有密度ρg及び溶媒の固有密度ρoを用いて表すこと
ができる。ここで、スラリー中の微粉の重量と体積、及
び溶媒の重量と体積を次のように表す。 スラリー中の微粉重量:Wg スラリー中の微粉体積:Vg スラリー中の溶媒重量:Wy スラリー中の溶媒体積:Vy
【0008】スラリー濃度Kは下記で表される。 K=Wg/(Wg+Wy)×100% ・・・・・・・ スラリー密度ρsは下記の様に書くことができる。 ρs=(Wg+Wy)/(Vg+Vy) ・・・・・・・ 微粉密度ρg及び溶媒密度ρoは下式で表される。 ρg=Wg/Vg ・・・・・・・ ρo=Wy/Vy ・・・・・・・ 上記式、、、より下記の関係が求められる。 ρs=ρg×ρo/(ρg−K(ρg−ρo))・・・・
【0009】次に、濃縮後のスラリー濃度ρsと、濃縮
するに必要な脱溶媒重量Woの関係を求める。濃縮前後
のスラリーの重量と体積を各々次のように表す。 濃縮前スラリー重量:W 濃縮前スラリー体積:V 濃縮後スラリー重量:Wd 濃縮後スラリー体積:Vd ここで、濃縮前スラリーの重量W及び体積Vは、スラリ
ー2をスラリータンク1に収納するときに別途測定手段
等で知ることができるが、その他の手段でも可能であ
る。例えば、重量Wについては、収納するスラリータン
ク1の重量を予め計測しておくことでロードセル11か
らの計測値で算出できる。また体積Vについては、予め
スラリータンク1に対するスラリー液面高さと体積の関
係を求めておけば、下記に示すような方法でスラリー液
面高さを算出すれば体積Vを知ることができる。即ち、
スラリータンク1の内面に目盛りを付けてそれを読んだ
り、スラリータンク1の上面からスラリー液面までの高
さを測ったり、またスラリー液面高さを測定できる距離
センサ13を設けその測定値を用いる等でスラリー液面
高さを算出できる。
【0010】一方、濃縮後のスラリー密度ρsは下式で
表される。 ρs=Wd/Vd ・・・・・・・・ ここで脱溶媒重量をWoとすると、これは濃縮前後の重
量差であり下式となる。 Wo=W−Wd ・・・・・・・・ これを濃縮前後の体積差として表すと下式のようにな
る。 Wo/ρo=V−Vd ・・・・・・・・ 上記式、、より脱溶媒重量Woを求めると、下記
で表される。 Wo=(ρs×V−W)/(ρs/ρo−1) ・・
【0011】前記式を上記式に代入すれば、濃縮後
のスラリー濃度をKにするための脱溶媒重量Woは、既
知の微粉密度ρgと溶媒密度ρo、及び当初計測した濃
縮前のスラリー重量Wと体積Vで予め計算で求めること
がことができる。これより、濃縮ヘッド14でスラリー
2を圧縮しながら、配管17を通じて排出される溶媒重
量をロードセル21からの計測値をもとに算出し、前記
計算した値Woになるように濃縮ヘッド14の作動を制
御すればよい。
【0012】上記説明したように、脱溶媒重量は正確に
算出でき、かつその重量もロードセルにより厳密に計測
できるので、スラリー濃度を精度よく制御することがで
きる。ここで、ロードセル21での計測値が計算値Wo
に一致した時に配管17内に残存する溶媒は誤差要因に
なる。これに対しては、配管の長さ、形状等を考慮する
とともに、濃縮ヘッド14の押し付け速度、圧力、停止
タイミング及び後退動作等を適宜決めることによって小
さくすることができる。また、スラリータンク1は1個
に固定せず多数個用いることもできる。この場合、予め
個々のスラリータンクの重量とスラリー高さに対する体
積の関係を計測しておけば、スラリータンク個別で濃度
設定することができ、小ロットで多種類の成形仕様に対
応することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、スラリーを構成する固
体の密度と液体の密度、及び濃縮前のスラリーの重量と
体積がわかれば、目標濃度に濃縮するための脱溶媒重量
を算出することができ、脱溶媒量を計測することにより
合理的にスラリーを目標濃度に濃縮することができる。
また、スラリーを収納するスラリータンク毎に濃度調整
が可能なので、濃度仕様が多種類にわたる製品を小さい
ロットで生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための概念図
【符号の説明】
1 スラリータンク 2 スラリー 4 制御部 11 ロードセル 14 濃縮ヘッド 16 濾紙 17 配管 21 ロードセル 22 油タンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラリーを構成する固体材の密度と液体
    の密度と、濃縮前スラリーの重量と体積と、目標スラリ
    ー濃度とをもとに脱液重量を算出し、算出した脱液重量
    分だけスラリーから液体を排出するようにスラリーを加
    圧することを特徴とするスラリー濃縮方法。
  2. 【請求項2】 スラリーを収納するスラリータンクの空
    重量と、スラリーを収納した時のスラリー高さに対する
    スラリー体積の関係を予め求めておき、濃縮前スラリー
    を収納したスラリータンクの全重量を測定して濃縮前ス
    ラリー重量を計算し、スラリー液面位置を計測すること
    で濃縮前スラリーの体積を求める請求項1記載のスラリ
    ー濃縮方法。
  3. 【請求項3】 スラリーを収納するスラリータンクと、
    スラリータンク内のスラリーの重量を計測する手段と、
    体積を計測する手段と、スラリータンク開口部に密接し
    て往復するスラリーを加圧する濃縮ヘッドと、濃縮ヘッ
    ドがスラリーを押圧したときの脱液重量を計測する手段
    と、前記計測したスラリーの重量、体積、脱液重量、お
    よびスラリーを構成する固体材の密度と液体の密度、さ
    らに目標スラリー濃度が入力されると脱液重量を算出す
    る制御部とを有することを特徴とするスラリー濃縮装
    置。
JP8318374A 1996-11-28 1996-11-28 スラリー濃縮方法及び装置 Pending JPH10156108A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509676A (ja) * 1999-09-10 2003-03-11 スターデイル・リミテッド 液体を計量する装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509676A (ja) * 1999-09-10 2003-03-11 スターデイル・リミテッド 液体を計量する装置および方法

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